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平成17年 第1回定例会(第3号) 名簿 2005年03月09日
平成17年 第1回定例会(第3号) 本文 2005年03月09日

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  1. 六ヶ所村議会 2005-03-09
    平成17年 第1回定例会(第3号) 本文 2005年03月09日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 議長(大湊 茂君) 皆様おはようございます。定刻になりました。  只今の議員数は、19名であります。  4番、小泉勉議員からは欠席の通告がなされております。  定足数に達しておりますので、会議は成立します。  日程の変更について、お諮りいたします。  本日、総務教育常任委員長農林水産常任委員長建設常任委員長むつ小川原開発対策特別委員長及び環境保全対策特別委員長より閉会中の継続調査申出書が提出されております。  お諮り致します。  これを日程に追加し、議案第32号の後に審議することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認め、閉会中の継続調査申出書を日程に追加し審議することに決しました。  それでは日程に従いまして議案審議を行います。  報告第1号から報告第9号までを一括議題といたします。  担当課長の説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(大湊 茂君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。  発言を許します。7番。 7番(松本光明君) この報告書については、異議はございませんが、私は例規集について触れさせて頂きます。質問させて頂きます。  この例規集の中にこういうふうに制定されて、我々に配布されているわけですけれども、これについて、私は、例規集の中から沿岸構造改善についてこのように載っていますけども、漁民の方にも説明しましたけれども、組合の人から私は、私の言っていることは嘘だと、あの人が言ってる事は嘘ばかり言っているから、聞かない方がいいよと、名指しで言われておりますので、そこで村長さんから、今でもこういうふうに載ってるわけです。これが本当に嘘なのか、俺の言うことを聞くなと。そういう噂が飛んだものだから、今日、私は、村長さんから確かめたいと思います。
    議長(大湊 茂君) 7番議員に伺います。村長ですか。  村長。 村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げますが、最初に具体的な内容等については、助役の方から答弁させた後に自分の答えを申し上げたいと思います。  助役、お願いします。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 確認いたしますが、例規集の何ページのところでございますでしょう。ナンバー2の方ですか。2の方ですね。4,951ページでございますでしょうか。  この内容でございますが、これは沿岸漁業構造改善対策事業費の補助金の交付規程でございまして、この規程はご承知のとおり色々と改正を重ねて参りましたが、昭和39年に制定されておりますけれども、昭和48年に改正の最終年でございますが、この規程そのものにはですね、おそらく私、ご質問の趣旨は改善事業の内容について様々な事業が掲載されておりますが、その中での漁業関係イカ釣り等々の事業費の補助規程だと思いますけれども。全体のことでございますか。その中でですね、この当時、この規程という考え方につきましては、国あるいは県がこの補助金交付につきまして、村自体が内容を詳細に規程を作るという考え方で制定しております。その中で今は、当時は、例を申し上げますと沿岸構造改善事業等々の中で、事案等々で当時から補助金事業につきまして交付されてる関係がございますけれども、今現段階では国や県に基づいた補助金が廃止されておりまして、この規程そのものも今後、見直さなければならなかったんですけれども、これまでこのような内容については、国、県の補助金交付要綱に基づいて規程を制定したという考え方でございますので、確かにこの内容そのものはまだ例規集の方に掲げられておりますから、このものは今後私どもは見直しをしなさいと、担当課の方には申し付けておりますけども、今、その規程の適用というのは、その事案、事業によってないものもございますので、ご理解頂きたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 当時、この交付規程を作ったときは、今考えてみますと村長さんも、兄貴達の進水式に行って、今の漁船の現状みれば、やはり設備は昔であればイカ釣りの人を雇ってやったわけですけれども、現在の漁船の姿を見れば歴史の中のそのものを、今が、それこそやるべきと私は思っています。廃止するということですけれども、県の貸付ですけれども、沿岸漁業構造改善対策事業費の貸付の場合、これは権利、リース補給しているわけです。青森県では無利子で漁民に使わせてるわけです。やはり廃止するのだということではなくて、青森県のように現在に合わせたメニューにして頂きたいと、私はそのように。全部廃止、廃止というので、今度、廃止になって、廃止になったのであれば、これを確認する意味で質問していますが、予算の中でも廃止になったのに、村では予算をつけていると、その次に、触れていきますけれども。これは、直接会って嘘だと言われているので、まだ廃止になったわけではない、載ってるから私は言ってるのであって、役場でも勘違いをしないように説明をして頂きたい。私は、今見てもちゃんと載っている、だから、これを抜粋して持って行って、言ってることであって、私は嘘も何もついていません。そこを役員の方々に報告して、私は名指しで嘘だと指摘されていますので。何も私は嘘を言ったのでない。まだ、現在あるものですから、私は言ってるのです。その点を十分理解するように説明をして頂きたいと思います。  あとのことは、予算関係で触れていきたいと思います。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 先ほど私が申し上げましたのは、この国、県等々の補助事業の関係が廃止するという言葉を申し上げましたので、決してこの規程を廃止ということではございません。私は見直しということを先ほど申し上げましたので、この点はですね、現在も先ほどおっしゃいました通り、この点を今のそういう補助金制度等々に則した規程等々を整備するということは、担当課の方に申し上げておりますので、よろしくご理解願いたいと思います。  それからもう1点、先ほどこの組合関係者と行政側との補助金等々の取扱いにつきまして、見解の相違があるという考え方をお示し頂きましたけども、この点については私どもも、そういう誤解を招く考え方等々はきちんと説明、理解できるように説明するよう私どもの方でも担当課の方とも話し合いをしたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。7番。 7番(松本光明君) この件について私は県の方に確かめたところ、これは廃止という言葉を使ってますけども、やはり青森県は全般的にイカ釣り船が多いので、予算の対応がしきれないと。廃止ではなくて、やはりこのメニューからそういうものは、対応しきれないから外してるという解釈で国、県は廃止したということで、私は、そのように聞いておりませんので、是非ともこういうメニューでやるときは、やはり青森県であれば主体的に船が多くても、こっちはやる人がいるかもわかりませんけども、限られた隻数でありますので、それなりに廃止でなく、六ヶ所村はそういうものを考えながら、廃止ではなく、それこそ、当時作ったものは今はこれをやるべきだと、この時代になってきてるのだから、そこをきちっとして現行の青森県の新しいメニューに使えるようにして頂きたいと、せっかくあるものでありますので、ひとつそのようにご要望いたします。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。  質疑なしと認め、質疑を終了し、討論に入ります。  発言を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論なしと認め、討論を終了し、採決に入ります。  お諮りします。  報告第1号小川原湖広域水道企業団を組織する地方公共団体の増減の専決について、報告第2号青森県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約の専決について、報告第3号下北地域広域行政事務組合規約の一部を変更する規約の専決について、報告第4号青森県消防補償等組合規約の一部を変更する規約の専決について、報告第5号青森県自治会館管理組合の一部を変更する規約の専決について、報告第6号青森県市町村等非常勤職員公務災害補償等組合規約の一部を変更する規約の専決について、報告第7号青森県市町村税滞納整理組合規約の一部を変更する規約の専決について、報告第8号十和田地区食肉処理事務組合規約の一部を変更する規約の専決について、報告第9号小川原湖広域水道企業団を組織する地方公共団体数の増減及び小川原湖広域水道企業団規約の変更の専決について原案どおり承認することについて、ご異議ありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  従って、報告第1号から報告第9号までは原案どおり承認されました。  次に、議案第1号を議題と致します。  担当課長の説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(大湊 茂君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  説明を省略し、質疑に入ります。  発言を許します。  8番。 8番(橋本 勲君) これは誰から聞いたらいいのかな。教育費の泊小学校のところの変更の継続費補正のところです。36ページかな。私は名指ししませんけど、どなたかもし答えられる人はお願いします。簡単な質問です。  補正前が5億3,636万1,000円ですね、泊小学校の場合、これは継続費として16年、5億2,100万。あと端数は読みませんが、17年が1,500万と、これぐらいに見ていたが、補正でですね、5億100万ですからここで4,400万くらいずれて翌年度へ持ってきたという格好になっているけども、これはどんな内容ですか。そこをひとつ説明してください。 議長(大湊 茂君) 建設課長建設課長(桜井政美君) 事業費の16年度と17年度の増減でございますけれど、16年度事業分を17年度事業に組替えしたということでございます。  外構工事が主なものでございます。この雪があったものですから、いつも17年の6月30日まで契約工期がございますので、その分外構工事を振り分けしたということでございます。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) それから42ページと43ページ。これ企画の理事になるかな。ここで、原子力発電所等立地地域長期発展対策交付金、8,000万減額しています。泊小学校の分で。その下43ページですが、泊小学校整備交付金8,000万増となっていますが、これはただの入替えですか。そう理解すればいいですか、その辺。 議長(大湊 茂君) 企画調整課長企画調整課長(橋本 晋君) 交付金の関係ですので企画調整課からお答えします。  長期発展交付金、これは当初予算で8,000万多くみていましたけども、これは15年度の各発電施設の支援ということで、15年度8,000万多く来てたのですが、実績で計上しましたけれども、結果的に16年度の8,000万の交付金が来なかったと言う事で減になっております。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) そうすると見積もりもちょっと過ちだったということなのか。  例えば、1目が2目にたまたま8,000万がこっちの2目の方に来てるもんだから、その辺の操作の違い、判断の違いだったのかと聞いているのですが、そこをちょっとお願いします。 議長(大湊 茂君) 企画調整課長企画調整課長(橋本 晋君) 説明が足りなくて申し訳ありません。  8,000万の長期発展交付金が減になったため、促進の方に組み替えです。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 60ページ。これは簡単でいいですから教えて下さい。ここでは二又地区農業排水路整備事業が2,000万。国、県の補助金が2,000万減額になっている。一般財源も34万が減額になっているけれども、入札をしたその設計上に変更があってこれだけまた減額になったのか、あるいは補助金の過大見積もりして変更になったのか。そして更にお聞きしたいのは、これだけ事業費が2,000万減額したら二又地区整備事業そのものが、当初目論んでいたとおり良いものが正確に出来たのかどうか。その辺ちょっと説明して下さい。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) 全体の事業費はかなり下がりまして、当初5,600万で計上したわけですけども。その主な下がった原因ですけども、特にあそこは傾斜がありまして、落差桝を整備したわけでありましたけども、それが当初5ヶ所で整備したのですが、その中で堰が出来た段階で検査作業の中で、その桝の大きさ等がかなり過大ではないかなという指摘もされまして、枡の角度、それから枡の勾配ですね色々協議した結果、3ヶ所で整備できるということになりまして、その関係で2,000万ですけども下りた関係上、あと入札の結果ですね、かなり下がった関係上、それと合わせて全体で事業費が下がってるということになります。以上であります。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) これはね、特に私の生まれたところですから、あまり二又地区は減額しないで良い物作って、よその方は削ってもいいけど二又は削らないようにひとつ努力してください。終わります。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) この60ページの漁業強風被害対策助成金に3,840万とありますけども、この強風被害ってどういう被害があったのか、ひとつお聞かせ願います。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) 60ページの件ですけど、漁業関係ですけども、これにつきましては、昨年の12月4日、5日の強い強風に伴いまして、沿岸漁業の網それから、そういう漁船等の被害が相当あったわけであります。泊関係については泊の荷捌場も屋根が破損したわけでありまして。その中で特に、定置網の関係ですけども、それについては泊の2漁業者分。それから尾駮の定置関係、海水の方はそんなに無かったのですが、定置部会の方ですね。それから六ヶ所村漁業組合の関係の被害ということで、村長に対して被害対策の要望が、昨年の12月27日に見えまして、その協議の中で助成を検討したところ、組合なり漁業者等の今後の漁業の再生産上、どうしてもその網、特に大きいみち網というか、岸の部分がかなり全体的に破損したということで、それが無いと漁業がほとんど出来ないという状態ですので、それで再生産のための漁業被害対策ということで、基本的に被害総額再生産する対策分の3分の2を助成するということで、予算を計上したわけですので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 漁民にとっては良い事だと思いますけど、これはちょっと一部の人であって。そこで私は聞きたいのは、今言った定置網とか出て来ましたけども、泊の荷捌場の屋根も壊れて、私も船のロープを取らなければいけないのに、息子が行ったあとに私も行って見ましたら、市場の屋根が飛んで倉庫のシャッターも飛んでいたのを私は知ってました。ところが、泊の漁協であればそれは保険でやったと、あの施設は、漁協関係。だからこの被害の状況を、施設はいいだろうと。今聞けばこの網だと。こういうふうになってますが、そういうのであれば結局、気象が悪いのだということで。漁船漁業であれば、晩、これはだめだなということになれば自分のものは、電気つけてまで取りにいくわけです。夫婦でそれこそ危険を冒してね。自分がそれだけ守るんだと。今、私が先に聞きたいのは、どういう被害の状況で、予算をこのように取ったのか振り分けしたのか、業種別に先に聞きたいんですけど。どこの業務が一番予算を取ったのか。 議長(大湊 茂君) 農水課長。 農林水産課長橋本政信君) 泊関係ですけども、泊は2漁業者がやってまして、その中で1ヶ所目は置みち網、それがかなり被害を被ったということで、それが主なものであります。  もう1ヶ所分については置みち網と運動場、天井網、障子網ということが主な被害であります。それから、海水漁業関係定置部会ですけども、それは被害の程度はかなり大きいですけども、それは定置網それから手網ということですけれども。それと浮き網とか底網、天井網、障子網ということで、それがかなり被害を受けたことを報告受けております。  六ヶ所漁港につきましては、被害程度が2,000万強なんですけども、これも置みち網、手網ということですけど、それとなかみち網、それの中間の網ということで報告を受けておりまして、それ等については一応見積と、写真、現地等の被害の程度を、私たち担当並びに私も確認しておりますし、区外もそういうことで確認している状況でありますのでご理解願いたいと思います。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) こういう状況になれば、当然写真もいりますけど、事故であれば道路、陸であれば現場を写真撮るわけです。そこで、写真を撮ったんだということですけれども、従来であればやはりこの定置は、私たちが組合で、例を言えば、泊漁協であれば、この定置は協同漁業権に対して、青森県から10年で4ヶ所買えるわけですね。それを組合で1年規則に基づいて、資料を取って4ヶ所、場所はここだよ、ここだよと全部指定して配置されるわけです。そこで、ここの何処が、状況がこうなんだと。7番に被害があったんだ、8番に被害があったんだということで、当然、役場は現場に行って、現場を撮って被害状況を調べるのがあたりまえと思いますけども。その写真は現場を撮ったのか、どういう写真を撮ったのか教えてください。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) 被害の確認ですけども、それについては4日、5日と被害報告が来てまして、それでうちの方も早急に、5日の日には出てなかったんですけども、海では確認出来ておりません。現場にその網を上げた状態を確認して、あと写真等を全部漁港等を確認しております。そういうことで、海では確認しておりません。陸で確認しております。以上であります。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) だから私は良い事だって。だから、これ以上は触れませんけれども、やはりきちっとしてやらなければ。交通事故で道路で事件が起きるんだと、ひき逃げして逃げたんだと。そこで目撃者もいる可能性もあるわけです。だから現場をしければ、特に泊の漁師は夜、刺網取って来てもなぎれば次の日すぐ行ってやるんだから。夜が明けるのを待ってね。やはり見ている人たちものるので、やはりその辺は、こういうものは後できちっとして、やってやらなければないのは、さっきも言った通り、振興対策としてきちっとした形でやるべきだと私は思います。いろいろな事情で様々人が操業してるものだから、皆見てるんだからその辺をきちっとしてやらなければ、今度大変だと思いますので。私はこれ以上言いませんけれども。こういうものであったら、きちっとした計画立ててやるべきだと、私はそのように思います。以上です。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) これ確認ですけども、ページにして37ページ。これ全体的なものだから助役の方が今から、債務負担行為、これ3月に事務的に全般出てくることで、ほとんどが委託で、という事で出てきているのですけれども、16年から17年、特別会計の国保を見れば、16年から先の方へ入りますけれども、19年まで出て、4年スパンで出てきています。私はそれなりに、理解しています。例えば事務機とかごみ収集、車下請けしました、こっちは予算が有りませんよと、こういうスタンスではいけませんから、債務負担行為を起こしていると、16年から17年という事になって、2年にまたがって出てきているですが、先般、私、一般質問でもなされた通り、後に5年契約の書類が出てきたんですが、こういう類のものもありますから、16年から17年、要するに2年のスパンでやってるんですけれども、それ以上の3年とか5年の契約がなされてるものが有るのか無いのか、確認して教えて下さい。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) この債務負担行為等々の事案につきましては、単年度契約の中では事前に、年度前に委託契約を結ぶというのは、ご承知かと思います。ひとつは賃借料等々がございまして、特にリース等々につきましては、5年契約等々が特に備品関係では5年契約等々なっておりますが、その類のものもございます。それぞれによって、例えば事務機器の賃借料は18年度まで、という流れの中の契約もございますけれども、そういう事案事案によって、債務負担行為を締結してる事でございますので、ご理解願いたいと思っております。なお、ここは債務負担行為の補正でございますので、こういう内容につきましては、逐次事案に基づきまして債務負担の契約、事前に契約しなければならない事ですから、お願いをしているところでございますのでご理解願いたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) 理解しました。ですから私さっき振りました通り、特別会計の方では16年から19年までとなっている医療機器の場合。その結びからの違い判断というのはどういうことなのか。こっちは2年。助役の答弁ですと5年、これは私の契約してるスパンについては問いません。設備をした、ごみ収集車を買いました、その年契約をしませんよ、そういう事案もあります。片方では16年から19年のスパンで債務負担行為、その違いの事を聞いています。ですから、その契約との係わり、その食い違いは今、助役の答弁と行為の起こし方と多少違うなと思っているものですから、中身は悪いわけではないですけれども、確認してるわけです。もう一度お答えをお願いいたします。 議長(大湊 茂君) 財政課長。 財政課長(佐藤里志君) お答えを申し上げます。ただ今の3番さんのご質問の中で、事務機器等の賃借の関係かと思うのですが、16年度から18年度の3年と、普通であれば5年又は6年が通常の賃借料の期間と言いますか、そういう風になっている訳ですが、実はここの部分がですね、農林水産課の車等の関係なんですが、この関係が本来であれば5年あるいは6年で賃借をやるべきだったのですが、こちらで調査した結果この債務負担行為を起こさないままに2年間過ごして実質18年度で終わるわけですが、そういう事で本来の期間でないという事で、途中から今回提案した訳ですけれども、そういう関係で年度の期間が合わないという事になりましたけれども、よろしくご理解の程をお願い致します。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) その部分は、表現に出さないで、素直にやってなかった部分は認めてくだされば、私理解するんですけれども、財政課長が素直にその部分は、していなかったと、それを補充するためにやったみたいなものですから、理解しました。 議長(大湊 茂君) 13番。 13番(相内宏一君) 60ページの、先ほども質問がありましたけれども、水産業関係の事についてお伺いしたいと思います。昨年の12月4日、5日の強風で、定置網の被害があった事に対する助成金、非常にこれについては各組合とも、又、定置の部会の方々も、非常に助かる助成金だと、非常に結構な事だと思います。実は私、平沼六ヶ所村漁業協同組合の事について、要望したいわけですけれども、平沼の場合も確かにこの被害を受けて、それなりの1千何百万かの補助金を貰うわけですが、実は平沼の漁協の関係については、海区それから内水面の関係で、漁業損失補償金というのが、ここ40数年の間、防衛の方から補償金を貰っている訳ですけれども、この補償金の配分について、10年の補償契約をしなければならないと言う事で、15年度にその契約が新たな積算方法で、国の指導のもとに、積算方法を少し変えて積算して、補償金を約6,000万位、ずっと貰っている訳です。補償金の配分について、組合の方では、色々と今までの配分方法で、配分している訳ですが、ただ、この組合が180数人いる訳ですけれども、この中で、まったく補償金の交付を受けていない組合員が約27名位います。今回の10年の更新を契機に、実は貰っていない、受けていない組合員にも当然配分すべきだ、という事でいろいろと組合の方では、検討委員会を設けて、再三4、5回も検討委員会を開いた訳です。従来貰っているその交付の色々と漁具によって金額が違うわけです。数百万から数十万まであるわけですけれども、その決まった事項は約6,000万きた、交付された金額から組合の運営資金として特に定置の事業やっている訳ですから、自営事業に対して30%を事務費として組合の運営資金として貰うと決まったのですが、20数名の貰っていない人については前向きな理事会、又、検討委員会もいろいろとやるべきだという委員の方もあれば、全くそれは駄目だと我々の既存権だということで、譲らない多く貰っている方々、意見が往々としてある訳です。私がここで言いたいのは、6,000万きている訳ですから当然定置の場所にもきている訳です。緊急的なものでこういった被害がある訳ですが、きている保証金からあてるべきではないのかと、もっと、30%はあるのですが、それ以上に、もう少し貰っている受けている方々も賛同するべきじゃないかという考えで私も検討委員の中に入って、意見を述べているのですが、私も貰っていない側で、何とかそれを賦課金だ、組合費だ、いろいろ出すのは出して全くないのは何だと、多分農林の担当の課長さんは、その組織を見て、いろいろと補助の根拠にしてやっているとは思いますけれども、やっぱり、貰うものは自分たちで全部分けてしまって、役場からは、例えば設備の補助も受けていますけれども、それは行政の方にお願いすると、あまりにも虫のいい話なわけです。だから交付するにあたっても、組合長に対して、又、組合の役員に対してよく指導して、その辺もこれは陳情書を農林の方にも出して、もちろん組合にも20数名の人が出して、そういった構造ですので、交付にあたってよく指導してもらいたい、という要望なのですがどうでしょう。これは組合の問題ですけれど、補助金の関係があって理事なり課長の方から一言お願いしたいです。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) 相内先生のお話もごもっともだと思います。組合の事業計画、それに伴う収支決算等あるわけでありますけれども、その中では自営事業ということで、それなりに昨年そういう被害があったという事で、総額では網の被害が、2,100万余りなんですけれども、それに伴いまして、村は3分の2を助成する事になる予定でありますので、残りの約600万程、組合では負担が必要だという事になります。あと運営振興対策助成の絡みも、負担金の3分の1が必要であるという事でありまして、全体的にみれば、いろんな収支決算等から見て、助成方も検討すべきだと言う事がある、そういうご意見が、それなりの良いご意見だと思いますけれども、今後そういう補助金等の、助成金等交付にあたっては、相内先生のご意見等を踏まえながら、検討して参りたいと思いますので、ご理解の程お願い申し上げます。以上であります。 議長(大湊 茂君) 13番。 13番(相内宏一君) 課長の説明よく解ります、それに基づいて交付する、という事で、それはその通りだと思いますが、損失補償金については、防衛の方の内容みますと、配分も当然の話です、いろいろ事業に使ったり、いろいろ使い道が配分の方法が示されているんですが、先程申し上げた通りの事でありますので、その点を改善開拓する様な方向で、村当局の方からも、一言、組合長に対して申し上げてもらいたいと、要望して終わります。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、討論に入ります。  発言を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論なしと認め、討論を終了し、採決に入ります。  お諮りします。  議案第1号、平成16年度六ヶ所村一般会計補正予算(第5号)について、原案どおり可決することにご異議ありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  従って、議案第1号は原案どおり可決されました。  次に議案第2号から議案第8号までを一括議題と致します。
     順次担当課長の説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(大湊 茂君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます、説明を省略し、質疑に入ります。  発言を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、討論に入ります。  発言を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論なしと認め、討論を終了し、採決に入ります。  お諮りします。  議案第2号平成16年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算(事業勘定第4号)、議案第3号平成16年度六ヶ所村老人保健特別会計補正予算(第3号)、議案第4号平成16年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算(尾駮施設勘定第4号)、議案第5号平成16年度六ヶ所村農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)、議案第6号平成16年度六ヶ所村下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第7号平成16年度六ヶ所村介護保険特別会計補正予算(保険事業勘定第4号)及び議案第8号平成16年度六ヶ所村水道事業会計補正予算(第4号)について、原案どおり可決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  従って、議案第2号から議案第8号までは、原案どおり可決されました。  次に、議案第9号を議題と致します。  説明は先日の全員協議会で終わっておりますので、省略します。  直ちに質疑に入ります。  発言を許します。8番。 8番(橋本 勲君) 121ページを開いて頂けませんか。一番表の表紙。  昨日、ご承知の通り、ペイオフという非常に次元の高い、2番議員からの一般質問があった。それらが勘案して見ますというと、質問して聞いてみたいなと思います。その内容というのは、どうしてもその辺を聞いてると、収入役の答弁も非常にはっきりしていて良かったと思っているわけでありますが、どうも収支のバランスが今ひとつ。これだけの大規模な予算を持ち、歳入も確たるものがありつつ、答弁を聞いてると、時には職員の給料を支払うときにも借入れをしなければいけない。ということは、おそらく資金調達がまずい。その配分をどうしてるんだ。再三再四私は、そういうことを案じて、特に財政課長、前財政課長、またその前の財政課長にもこの四半期ごとの収支の調達というものを、極めて収入役なりあるいは担当理事、あるいは総務課長など辺りとも協議しながら、早い機会に運用のことを考えるべきだということを述べてきているわけでありますが、そこでもう一回お聞きしたい。結局は、ここに一時借入金、これはしょっちゅう私聞きますけども、20億ほどみている。これを借りるというと、大枚の利息が付く。これはそう思うのです。収入役、間違ってたらそうでないと答えてもいいです。ところが、ペイオフの関係があって、村も預金が数十億あるけれども、あるいは預託しているのもあるけども、その辺が利息を取るというとなんだか、極端に言えば、銀行は責任を持てないということもあったり、そうすると、その運用方法としては、利息をいらないという結果になるのかどうか。そうするとですね、ますます私は、この財政運用というものは、厳しい状況になってくるのではないか。それで財政課長に聞きたいのですが、昨日全員協議会でどの位の固定資産が原燃から入ってるか聞いたが、それが故なんです。大体54億位入ってると。自由財源依存度をみますというと、私の計算では大体、60パーセント位いっているのではないかと、計算して述べてるのも、それが故です。そうなった場合に、他の自治体をみますというと、54億も入ってくる原燃が滞納することは有り得ないと考えております。これも間違っていたら、税務課長が否定していいです。よその税、例えば隣接の野辺地町をとるというと、野辺地町の1年の予算ですからこの歳入は。完全にですね、滞納がなくて入ってくる原燃を控えていながら、そういうその言わば、払えない状態が出てくる、この辺がどうしても私は理解が出来ない。悪く言えばですよ。しかも、財政課長どうもその配分方法なり、使う方法がどうもまずいのではないかなという思いがするのです。これはいつも言ってる通り、今、暫時休憩もありますから多少のジョークも交えながら言いますけども。とにかくあなたを非常に目をかけて、再三再四、手を取り足を取りと言えばなんですけども、そういう思いで援護して、指導しているのにどうしてそうなのか。どうも今に至って、その辺がぱっとしない。口は悪いけども、何回いってもその辺が、良知がいかないというのはどういうことか。そこをちょっと教えてください。 議長(大湊 茂君) 8番議員に、暫時休憩はしておりませんので。  財政課長。 財政課長(佐藤里志君) お答え申し上げます。  今、借入金の関係等からのご質問ということですね。実はですね六ヶ所村の財源的なものは色々8番さんが申し上げた通りでございますけれども、その中で建設事業、特に大きなものはそういう関係があるわけですが、この関係については、ほとんどが三法交付金絡みの補助事業ということで実施しているわけです。その関係で、今、国も大変財政状況がよろしくないということで、その補助金なり交付金について、例えば16年度につきましては、17年度の5月あるいは6月に入ってくるのが大部分なわけです。当然、村は16年度中に発注してほとんどは工事が終わるわけですが、支払いの関係、あるいは出来高払いとかの関係で、交付金が入らないのに対して、大部分の何十億という金額を支払いしなければならない。その辺の関係で、非常に収入役の方には、大変ご足労をかけていると。そういう工事関係の借り入れの関係でですね。そういう状況でありますので、予算的な配分はともかくとして、そういうふうな事で非常にやりくりが大変だと言う事をご理解してもらえばと思います。  以上でございます。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 財政課長の答えは正直言ってその通りだと思います。  そこで、こういう事は前の村長の辺りは無かったですよ。故村長、前の古川村長ですよ。それだけ有力な財政持ってますから。ですから、財政計画というのは、弾力性を持って運用しないと、目一杯見てるとやっぱりこういう状態になると思います。財政運用については、これでは我が村が財政豊かだとは言えない。私はそういうことを指摘したいんですよ。ですから、これから理事とも総務課長とも、あるいは収入役とも相談をして、これはどうしたって業者だって人夫使ってるし、生活がかかってるもんですから。これは発注したら、前払い金、あるいは部分払いをやらなくちゃならない。けれどもその辺の発注の仕方も考えながら運用していくのが、財政改革なり財政運用じゃないかなと思う。これは私は口が悪いけれども、どうも今、無法地帯のような気がしてならない。再三再四言ってるけれども、そういうことでこれからまた、収入役とも協議しながらいい運用をしてほしいなという事を求めておきます。  それから213ページ。商工に関連してちょっと聞いてみたいです。商工観光課長どうです。我が村の商工会は。建築屋も土木屋も全部入れてですよ、質問してるのは。そういうことを入れて、本当に活性化に富んでいるのか。例えば、経営状況がどうなのか。しかもそれに追い討ちをかけて何か購買力の関係あるいは発注の関係で原燃や周辺の諸々の関係している方々との入札の方法とか、そういった関係にかなり不満の声が高まっている。その辺は商工観光課長担当なのか分からないけども、その辺は耳にしていないかどうか。 議長(大湊 茂君) 商工観光課長。 商工観光課長(久保勝廣君) お答えをさせて頂きます。  今の、村の商工事業関係ですけども、現状の状況としては、決して良いような状況の声は聞こえて来てはおりません。色々と方策はあるかと思いますけども、今年は予算的にちょっと少ないですけども、今回も商工関係のですね補助金の中にちょっとと言えば失礼ですけども、予算を計上させて活性化事業ということでの予算を計上させて頂いておりますので、よろしくお願い致します。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 商工課長も聞いてるということですから。  さて、助役の方から答弁してもらいたいですが。MOXの説明会、あるいは全員協議会それから我がむつ小川原の特別委員会、非常に不満の声が高まっています。会社の名前は申さなくても。とにかく、安く入れれば良いんだという発注の方法のような声が非常に頻繁に聞こえています。これは私はその通りではないかなと思ってます。ご承知の通り、地方自治の施行令では2割を切った場合には、やっぱり良い物が出来ない。受注された業者も経営上困ると。そういう法律もあるわけですから。これはやっぱり我が村の業者だけ良ければいいということではなくて、発注サイドの方も受注サイドの方もルールを作って。この辺で良いだろうというルートというか、基盤体制を作らないとせっかくこれだけ村民が苦労して、あるいは議員の先生方も苦労して今日に至ってるわけですけれども、不満たらたらでは良くない。  そこで、これから意見のまとめがある、集約があるということで、ということが大体24日頃ということで聞いておりますけども、そういうことを、あるいはMOXの説明会、特別委員会、それからこの全員協議会であること。意見集約をきちんとしてこれは締結と別問題ですよ、そういう説明の中で、そういう声が大変多くあったという事を集約文書にまとめて、原燃なりあるいはそこの会社辺りにきちっと文書で提出して、緩和策を取るべきだと。是非ともそうしてもらいたいと思っておりますけども助役はどう考えていますか。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 名前は控えさせて頂きますけども、その企業との関係、特に地元企業の方々はその企業との様々な関係での関わりが多いということは、私も承知しておりますし、その中で先程ご指摘の例えばそういう受注額に対しましての地元企業の不満というものも、私も承知しております。こういう流れの中でございますので、今後MOX加工工場等々の締結または、そういう協議にあたっては今ご意見がございましたことを様々な形で、例えば文書化が必要であるならを文書化致しまして、それを活かしたいと、このように考えております。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 助役の答弁を聞いて非常にうれしく思っております。決して、MOX締結の条件とするということではなくて、別個に実際、意見集約の中に、村長出ているわけですから。それを不問にしてはいけないと思う。きちっと意見集約にまとめて、MOXの説明会の過程にこういうことがあったということをきちっと伝えるべきだと思っています。60年の1月の18日ですか、3月の18日ですか、立地協定やった時にも、きちっと全員協議会等の意見の集約文書を添付してあるのです。国の大臣まで出してくれと、今見れば分かるはずです。そういうことをきちっと歴史はやっているわけですから。今日においてもそういう議員の先生方や、あるいは商工会の方々の声をきちっと伝えるのが私は政治であり行政であると思っていますので、その辺はひとつよろしくお願いを申し上げたいと思っております。  それから、この230ページは教育の方であります。  教育長と助役にも関連するかもわからないけれども、全協議会の説明の六ヶ所高校。5番議員からも非常にいい意見が出て心配されたと。デーリー東北にも載ってましたけども、これは本当にその通りだと思います。そこで、もし閉校することになるというと我が村に対してもダメージ、あるいは村民もかなりのショックを受けると思う。ましてや、村長は村を県下一の教育の村にすると言ってるわけですから、その辺が極めて私は寂しい状態だと思って質問を受けてるわけでありますが、どうですか。この原因は、と言えば、これは私の考えですが、おそらく生徒さん方が興味を持ってない。そこに行きたいと言えば、親がなんと言ったって行くわけですから。これだけ行政が金銭的に支援しているわけですから。ところがの生徒達が、中学校の生徒達が行きたくないから、よそへ行ってるのではないかなと私は思う。  それともう1点。子供だけを言われないけども、私を含めて親御さん方が、大学などを考えれば、進学や就職を考えれば、もう少し良い高等学校に金を掛けてもやりたいと言うのが心情ではないでしょうか。  そこで結論を言えば、私は学力が低い、これが一番の原因だと思います。そこで教育長、これは県立高校ですから、ひとつの提言するとか、あるいは中に入ってやることも大変でしょう。大変でしょうけども、やっぱり地元の教育の核になってるわけですから、その辺は英断、勇気を持って強く話してみるべきだと思います。本当に、今の教員になってる先生は、これもまた失礼なことだけれども、子供をどうしようという意欲があるのか無いのか。結論は、何故子供たちが目を向けないのかどうなのか、その辺をもう少し、原点に返って検討する必要があると思いますが、教育長これをどう思いますか。 議長(大湊 茂君) 教育長。 教育長(高橋隆二君) お答えさせて頂きます。  子供達が、生徒達が行きたくない、そう思っているだろう。そういうところもあると私は認めます。そういうことから存続対策協議会では、補助する事も大事だけども、中身をもっと検討してもらわなければならないということで、この次からの話し合いでどうすればその辺りを改革出来るのか、というところまで突っ込んで話し合いをしたいと思っております。  それからもうひとつの、是非進学校、就職の面でも非常に六ヶ所高校を卒業すれば、進学も出来るし、就職も良い方向に向かっていける。そういう学校にしたいと思いまして、私個人一人の考え方ではなくて、協議会でいろいろ協議した上で、高等学校と連携してそのような高等学校に変えて行きたいと考えておるところでございます。以上です。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 教育長に、非常に元気が良くて、是非ともそういう熱いお考えを持っている様でありますから、是非とも汗を流してほしいなと思っております。  それから教育に関して、今正に青少年犯罪が非常に多い。私機会がある時、教育長にその事をお話した記憶もあるけども。そういう中で、我が村にはそういった危険性がですよ、例えば学校へ押しかけて来て、入っていって、用務員が速攻で殺されるような事件が本当に心配がない状況なのかどうか、これが1点。  それから会社辺りからも聞いていましたけれども、非常に礼儀が悪い。その青少年犯罪というのは全国的に、相手のことは構わず、自分さえよければ良いんだ。人を思う、人の立場を考える心が非常に失われるということを深夜放送のテレビなどを見ていると非常に議論されているようでありますけども。その事についてはどう思いますか。教育長。 議長(大湊 茂君) 教育長。 教育長(高橋隆二君) 今おっしゃった通り私も危機感を感じております。そういうことから、例えば不審者が侵入した場合、子供達の命を守るために特別予算で警備員を配置するとか、あるいは今考えているのは、今年度から実施しておりますスクール応援隊もその通りでございます。そういうことで、出来るだけ地域の方々からも学校の安全を見ていただけるようにということを考えながら、進めているところでありますが、何せあのような大きな事件が連発しますので、非常に危機感を感じて、覚えております。今、考えていることは、そういう不審者がどこからも侵入出来ないような方法があればいいなと模索しているところでございます。それから、青少年の犯罪・非行のことなんですが、本村の子供達もそういう子供達が何人か居ります。非常に心配な子供達が居りますが、これは学校だけではとても出来るものではないと考えて、いろんな立場の方々、あるいは大学の教授さん方とも相談しながら、どういうふうにして指導して行けば良いのかという辺りまで考えて、そういう方々にもご協力願って指導して頂くように進めている最中でございます。今すぐ安心、安全だというところまでは行かないかも知れません。日々努力をして参りたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 教育長、もう1回同じこと繰り返しますが、最後に2つ。やっぱりこれからは心の教育、人を思う教育というのは大変大事だと思っているけども、その辺は教育長どうですか。 教育長(高橋隆二君) どうすれば子供の心を育てる教育が出来るのか、家庭も含めて色々考えて行かなければならないと思っておりますし、子供自身にはやっぱり小さい時から読書に親しむということが大事だろう、そういうことから豊かな心も育って行くと思いますし、そういうことがまた、学習習慣にも繋がっていくのかな、そう思ってこれからもまた、補助金を頂いておりますけども、出来れば更に、増額をして頂いて子供達のために図書の整理をして行きたい、そんな事を考えています。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 同じ質問になるからこの件については、1回だけでやめたいなと思います。  これ村長に同じこと言います。教育長、本当に大切なことだけ言った。例えば、ご承知の通り村長の提案理由の中では、再三再四、去年辺りも豊かな政治社会を作りたい、村を作りたいと言っている関係上、私は教育長に今聞きました。やっぱり子供達からそういう人の思いやり、人を思う心というものを育んでいかないと、果たして豊かな地域社会というのは出来るでしょうか。金があるだけではいけない、そういう思いで聞いているわけでありますから、今村長からも1点聞いてみたい。私は何故こういうことを常日頃から考えているかというと、ご承知の通り、私はテレビが好きでよく見ますが、ラストエンペラーというやつですが、満州の最後のつくられた皇帝ですか。その弟で溥傑という人が日本の佐賀公爵の娘浩さんと政略結婚させられた。このときに溥傑さんが、私が大変感激することを言っているのを今でも記憶してる。そのことを今オーバーラップしていますから。どんな事を言ったかと言うと、浩さんは、私たちが結婚して本当に満州と日本国との友好の掛け橋になれるのだろうかと言う事を、溥傑さんに言ったわけですよ。そうしたら彼はこう答えているのです。いや、正しい知識と人を思いやる心があれば、たとえ国境を越えていたとしても、理解し合えるという事を言った、という事を記憶しております。そういう事を思って、特に今心の支えというか、人を思う心が大切じゃないのという事を言ってるわけであります。あの村長、教育長は非常に大切な事だと言ったけれども、村長はどう思っていますか。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) ただ今のご質問にお答えをさせて頂きますが、教育の基本は人格の完成にあると教育基本法に謳ってますから、その基本はこれは心の部分ですので、心の教育というのは教育上最も大事だと、こう思っています。しかし、心を育てると同時に、その発達段階に合った知識、知恵等も育てていく事も当然大事だとこう思っています。特に行政は条件整備、環境を含めた条件整備、こどもが喜んで学力を高めるために勉強する。そして、親も地域も子ども自身も安心して学習できる環境、これはもう安全の部分に繋がるだろうと思っています。ですからそういう意味では、総合的に発達段階に即応した指導というのはとても大事だし、これからも道徳等を含めた、あるいは地域を含めた、学校を含めた人間社会における最も大事な部分は、心であるだろうと。自分も現場にいた時には、素心という言葉をよく使いました。何をするにも心が素でありますよと。こういう事を言っています。今一度その部分思い出して、教育委員会とも協力しながら心を育てる教育。不足あるとすれば、条件整備で考えて参りたいとこう思っております。以上です。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 村長の言う事も非常に大切だ、教育長も非常に大切だということを聞きましたのでそれは終わります。  それから260ページです。これは助役に聞きたいというかお答えしてもらった方がいいかと思います。260ページ。定かでないが、全員協議会の中でも北団地、言わば快適な団地を作ると。これはこれで別に私は反対しません。非常に苦慮されているようでありますから。ここを中心として村が大いに活性化して発展すればこれは非常に良い事でありますから。  ただ助役、いろんな繰上金とかいろんなのを見てるというと、なんか無理してるような気がしてならない。単独事業は芋焼酎も5億でしたか。それから北第2は6億でしたか。こういう事があるわけですから、冒頭に申し上げたペイオフとの関係もありですね。こういう具合に単独を切羽詰まってやらなければならないというのは、その心中は察するとしても、ここでひとつだけ参考のために申し上げて、しっかりやってほしいということを提言しておきたい。  ご承知のとおり、百石の洋光台。ここが、数十年経っても非常に捌けていない。非常に抱えている問題が多い。それから六戸の金谷団地。ここもほとんど1つか2つ位の企業が張り付いたまま非常に悪い状態でいる。これも抱えて非常に苦慮している。それから、加えて申し上げれば、小佐野さんの国際興業が実際管理している、私も息子が造った住宅、今小松ヶ岡団地2,000世帯の構想を持って、あそこに造ったわけですけども、実際、500くらいしか入ってない。これは20数年経ちました。かつまた、電柱の維持費も掛かるということで、ほとんど電柱など取っているという状況にあります。  それからまた、今、昨日もお話にあった小売を進めている、東通についてもはたしてどうなのか。私は的確な情報を得ておりませんけれども、なかなか遅々としてはかどらない状況にあるという事を聞いております。加えて、この後者というのは、皆さんご承知の通り、あそこの温泉、津軽のスキー場の問題等々。町が倒産する、破産するような借入れを抱えて、大変だということはご承知の通り村長も助役も知っていると思いますが。  そういう状況なものですから、我が快適な住宅を造るのは大いに賛成でありますが、その辺を十分配慮して、そしてこの対応にあたってほしいと思います。  助役、その辺もし答えられる事があったら、ひとつお聞かせ下さい。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまのレイクタウン開発の構想の部分で、議員から様々な例を引いて頂いて、心配のご助言かとこう思っています。自分も様々な資料それから情報等を得ていると、自治体が非常に大変な状況になっている部分のひとつには、第3セクターのこと、もうひとつは百石とか六戸とか東通の部分、これも8割位残っているような状況かと、自分では思っております。非常に心配しての事だと思っています。  自分も開発についてはそういう部分も踏まえて、村にとってそれが重荷にならないような開発を計画的に進めなければならない。それを肝に銘じて計画を細かに立てて行きたいとこう思っています。これからも様々な情報を得て、将来、なるほど良かったと後世に喜ばれるような形でこの開発を進めたい。  その第1番目が学校、尾駮小学校等を含めた一種の教育中央エリアゾーンを造りたいのですよと、3年前の時、自分は役場の前で第一声にこの部分を言いましたので、この部分は是非第1期目にやりたい。あとは様々な宅地分譲の部分がありますが、その部分については、自分もよく言葉分からないのですが、様々な全国的にも塩漬けになって大変になっている状況だ、というのも知っていますので、今、経済がこういう状況ですので、前みたいなことはないということは十分心得て長期的な計画を立てて、何十年か後には中心街が出来て、なるほど良かったという開発にして行きたいと、こう思っていますのでご理解を頂いてご指導賜ればと思っています。以上です。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 是非そういう意気込みで取り組んでほしいと思います。  そこで同じ事を聞きます。  助役。村長の答弁したことで、異論がなくてその通りやりたいという、助役も同じ意見を持って取り組んでいるという具合に理解していいですな。助役、その辺どうだ。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 村長の考え方と同じでございますので、よろしくお願い致します。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) あと1点で、私、終わりたいと思います。  145ページの財政課の方に行くかな。ちょっと戻ったけれども。145ページだと繰入金のところだから、145ページで間違いないです。  財政調整基金で基金が5億、減債基金がこの6億。これを今度は、積立金の方にいくというと5億積み立てしたいとあるけれども、これは例えば今、議決予算措置になって、北台地を、もう雪が融けると直ちに着工出来る状況になれば、工事に掛かりたいという事で、公共施設としての積立金に振り替えて、やろうとしているのか。  その辺を、財政課長でも助役でもいいです。せっかく足りないという事で、5億と6億を繰り入れしているのです。ところがまた切羽詰まって、積立金に5億持っていっているという事は、何か。今終わって、雪融けがあればそこからでないと取り崩せないよと。  例えば異論がちょっとあるんですよ。これは法律に触れるかどうか分からないけれども、結局、5億の11億、これ財政調整基金でも一時金でもいいけれども、今、北台地に充当するとすれば、これ私は目的基金だと思います。ただ、そっけないものですから、公共施設にもっていこうとしているが、本来なら、一般的に使えるのが財政調整基金であって、それをターゲットを絞ってそこにやるということは、本当に、さっきも指摘した通り財政運用上、問題がないのかなという思いで聞いているのです。それはいいが、5億積んで、6億積んで繰り入れして、今度、5億また積立金するというのは、どういう意図なのか、その辺が分かれば、それでいいのです。 議長(大湊 茂君) 財政課長。 財政課長(佐藤里志君) お答えを申し上げます。  今の5億円の積立金の関係ですが、これは将来的に、尾駮の小学校が1点で建設ということになるのですが、その関係で今から積立して、その時一般財源をあまり使わないと言いますか、予算化しないように積立て金の方である程度建設をして完成させたいということで、16年度から積立しております。よろしくお願いします。 議長(大湊 茂君) 8番。 8番(橋本 勲君) 1回で終わります。  そこで、紙には記しがないものですから、何とも言えないけれども、ただやり繰りを見ていると、目的基金にするために、今、繰入れしたと判断しているわけですよ。金にはもちろん差がないですよ。別なものに使っていると、それまでですけれど。ただこういった資金のやり取りでいいのかどうなのか。これからもそういう思いで、一向に構わないということで、予算上の計画を持っていくのか、そこをひとつ財政課長答えてください。いいと言えば、財政課長がいいって言うのだから、しょうがないけれども。その辺も研究をして速やかにそういう目的は目的、基金なり、あるいは財政調整基金は財政調整基金ということで運用すべきではないのかなという気がして、言ってるわけです。 議長(大湊 茂君) 財政課長。 財政課長(佐藤里志君) お答えを申し上げます。  予算編成に対しましては、限られた歳入で、その範囲以内で編成することが基本ということは、ご承知のことと思います。そういうことで極力、そういう村民の要望、あるいは年度年度での色々な事業等を、どうしても足りない場合は財源の確保ということですね、財政調整基金の取り崩しも止む無しという考えではおります。  ただ、今ご質問の通り、将来的にはそういうふうなあれで、極力、財政調整基金を積立し、更に今言った5億円の関係については、積むのは積んで、目的に添ったあれで積んで、たまたま、今のご質問で崩して更に積むのはどうかという考えもあるわけですが、今後、そういうことが無いようにしたい考えではおりますけれども、今の関係については、目的の基金は積んで、どうしても今、言った事業を17年度起こすという事で、今回はやむを得ず、財政調整基金を取り崩さずということで、ご理解を賜りたいと思います。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 3点から4点ありますので。
     まず、国庫支出金のことですが。2番の保育所運営負担金。これは今年は1,063万です。前年度が7,900万。6,800万強の減額であります。そして、県負担金。これもまた保育所運営負担金で去年が3,900万強。今年が531万。約3,400万減っていると。それからへき地、これは県の補助金ですね。へき地保育所運営補助金、これも去年から比較しますと、約700万減っています。でも保育所運営には、当然同じだけの経費が掛かるわけで、そうしますと今年予算組む段階では、多分自主財源を活用したのかなと思いますけども。自治体における保育所の児童福祉法ですか、これは1997年に制定されています。  これは結局、改正で保育所措置制度が廃止になったはずです。これにより保育所は、今まで措置型から選択利用型に変更されたはずです。このことは、国が進める行財政改革であり、措置費の補助金の減額を意味するものだと思います。これは、この流れからにすれば、当然今年の補助金は減額されると予想されていたと思います。多分そうだと思います。多分、他町村聞いている範囲でありますと、減額されると予想されているわけですから、民間委託とかいろんな動きが出ているのも承知しております。この状況の中で村はこれを踏まえて今までにどのような議論して来たのか。  それから、これまでももししてないのでしたら、また自主財源でそういう分を確保していかなければならないのか。この辺を担当理事から聞いて見たいと思います。お願いします。 議長(大湊 茂君) 福祉部門理事。 福祉部門理事(目時昌弘君) 2番議員にお答え致します。  まず、保育所の問題についてですけども、村長も提案理由で申し上げましたように、ここ数年間出生数の伸びが顕著な事から、5ヶ所ある保育所につきましては定員の確保が当分の間できるものと考えております。それから財源の事ですけれども、平成16年度から補助金から補助金が一般財源化されまして、16年度から財政の負担が大きくなったのも事実であります。どういう事を話したかという事ですけれども、今後についてはこれを踏まえまして、昨年から保育所の所長さん方を中心に近隣の町村の調査、研修をまず行っております。それからまた、村のサイドでも行政改革委員会等で民間の移譲や統合、それと確か昨年度だったと思いますが、自治法の改正によりまして指定管理者制度が出来ておりますので、これらも踏まえて、移譲や統合を踏まえて今委員会の立ち上げに検討中であります。以上です。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 問題意識をもって委員会立ち上げて検討中というお答えですが、それはいつまでに、結論を出すつもりで委員会をセッティングしているのか、ちょっと教えて下さい。 議長(大湊 茂君) 福祉部門理事。 福祉部門理事(目時昌弘君) 先程言いました様に、所長を中心に調査、研修は行っていますけども、この行政改革の委員会につきましては第1部会の方で検討するということで、まだその期限とかそういう具体的なものは出ておりません。仮にこの行革の委員会で結論が出れば、並行して保育所の所長を中心に勉強しておりますので、ある程度スムーズに立ち上げ出来るのでないかと考えております。以上です。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 既に何年前かは記憶はないのですが、この状況は予想されているわけです。それにも関わらず、今これから対策をしようとしていますということであれば、どういうふうに捉えればいいですか。もう既に、こういう状況が予想されているので、対策委員会でこういう方向付けをしたいと。議論しているのだというのであれば、そうかと納得は出来ますけども、先程確か、六ヶ所村は予算はあるかもしれないけども、あるけども中々厳しい財政運営をやっているわけです。もう当事者、担当者としては既にこういったのが予想されて、3年、4年前からですね。これに向けて検討すべきだと考えますが、それについては理事どの様に考えますか。 議長(大湊 茂君) 福祉部門理事。 福祉部門理事(目時昌弘君) 民間移譲とか統合については時代の流れで大部分の町村が前へ進んでいますので、それを踏まえて考えております。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) それは分かりますが、けれども今からという事でしょ。だけど、これは何年も前から予想されているわけです。だから何故もっと早くにそういう事に手を付けなかったのか。それについて再度お願いします。もしくは、理事、詰まるんであれば、助役でもいいです。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) この保育所の運営費の予算に触れましての、この民間移譲の考え方でございますけれども。いろいろと行政側としましても、この保育所の民間移譲の件につきましては、もう既に数年前から行政革委員会の方で検討、協議をされまして、実際、今のところ戸鎖保育所も倉内保育所もへき地保育所に自治会の方へ移譲委託をお願いして、そういう行革委員会の中での方向性を打ち出して、今ひとつの民間委託という考え方を進めているのですが、ただひとつは、今後、あと5ヶ所ございますけれども。この民間移譲の考え方につきましては、様々、期限を付けまして、いつここを統合民間移譲しますよということは申し上げることはまだ言えません。例えばひとつは様々な課題がございまして、職員の身分の問題、処遇の問題あるいは委託するときの地域との課題等々がございますので、これらも十分に協議してから決してこれからこの民間移譲を進めないという考え方ではございませんので、今ひとつここでこの5ヶ所、先程も目時理事が申し上げました通り今の現代のところは入所児童の保育児は定員は確保されておりますので、これらも踏まえまして、いろいろと総合的に検討して参りまして実施するということは、行革委員会の方でも体制を組んでおりますのでご理解頂きたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 分かりました。ただ、ちょっと時間が掛かりすぎているのではないのかなと、私自身はそう思っています。もっと早くにいろんな改革をすることにより、去年まで1億数千万の補助金、負担金ですか、がきていたものを、今年は自主財源であった。これをもう少し下げることも可能であったのではないのか。  これはこれで終わりますが、要望をひとつさせて下さい。  やはりこういった問題が出た時には委員会立ち上げるのも早く、それから議論を検討するのもどんどん早くやって早めに結論を出すというふうな機能的な運営といいますか、そういう方向でひとつ理事、皆さんそれから担当課長にもお願いしてこれについては、終わらせて頂きます。  それから続けて、農林水産課についてお願いしたいというか聞きたいです。  今年は異常天候、これだけの大雪で非常に、春の畑作の開始が遅れることが懸念されていると思います。当然、除雪対策、農土の確保等はやってると聞いておりますが、実際の畑の消雪を、なんかの形で早めにしないと、多分2週間とか3週間くらい多少遅れるかと思います。それについて何か手立てをしているのか、計画があるものかあれば教えて頂きたい。 議長(大湊 茂君) 産業建設部門理事。 産業・建設部門理事(海津清美君) 先生はご承知の通り、今年は大変な豪雪ということで、私どもと致しましても生活道路の確保と除雪体制、万全の除雪体制を取って来たところでございます。ただいまご質問がございました農業関係、これにつきましても今後除雪体制の中で農道等の、特に幹線道路と申しますか、そういったものも含めて、春先の農作業等に支障が出ないような形で、体制を図って参りたいと思っております。それからいろいろと今農協さんの方から要望を頂いておりますけれども、消雪剤と申しますか、そういったものの要望も参っておりますので、この事につきましても今検討いたしているところでございますので、なんとかその辺十分対応して参りたいというふうに考えております。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) はい。分かりました。出来る方向で検討していると理解してよろしいですか。はい。分かりました。有難うございます。是非とも農家の要望に応えて早期の農作業の開始が出来るような政策をしてほしいなと思います。  次に、情報政策課ですか。これについてお尋ねします。去年、コンピュータを改定、リニューアルして、村のホームページが非常に新しくなりました。前から比較すれば良くはなったのですが、まだ予算を掛けてる割に、他町村に比べて見劣りすると思います。  それから情報の出てくるもの、リニューアル、更新ですね。どういうふうになっているのか。今役場内で新しい情報をどういう方向で入れるようになってるのか。これも担当理事にひとつお聞きしたいです。 議長(大湊 茂君) 企画防災部門理事。 企画・防災部門理事(久保 源君) お答えをいたします。  まず、このホームページについてでございますが。先生の方からいろいろと指導を受けまして、一応、担当課の方では早急にそういう指導を受けながら、最近行ったわけでございます。  ただ、私もホームページの内容を見たのですが、いずれにしても、まだまだよその町村と比較した場合には、非常に見劣りするような内容でございます。その通りです。それで私は、課長の方には、庁内の中でいろいろそういう知識、経験の豊富な方々を集めまして、果たして将来的にどういうものをホームページとして作った方がいいのか。そういう検討会を早急に立ち上げをして、その中で早急にホームページを改正して変更して入力するようにというふうな事を指示していましたので、もうちょっとお時間を貸して頂ければと思います。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 去年後半に確か実行されていますので、結構新しくはなってます。私が聞きたいのは、新しい情報をどういう方法で、各担当課が直接やるのか、情報政策課に持っていってやるのか、または、そういった組織がもう既に出来ているのか。と言うよりも、直した瞬間に動かなければならないはずです。今やっていました、検討していましたでは、もう3月ですよ。その辺もう一度お願いします。 議長(大湊 茂君) 企画防災部門理事。 企画・防災部門理事(久保 源君) お答えをいたします。  まず、非常に情報をあらゆる角度から入手することが必要なわけでございます。中々、一課におりましても、その一過性の情報だけより分からない。そうしますと、各課の持っている庁内の情報を、ある程度村民の方々、あるいは村外の方々に情報を公開する意味でも、広く各課から集めて、これはまだそういう組織は作っていません。これも、この前そういう話が出たものですから、私の方から今、指示していますので。出来れば年度内の中でそういう担当者を集めて、早急にどういう方法で入れればいいのか。更新の時期も直ちに出来るようなひとつの方法がないのか。その辺を含めて、早急に委員会を立ち上げしたいという考え方でございます。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 分かりました。ただですね課長、課長にも去年私言ってましたよね。早急にそういった仕組みを作って、随時変えていくべきでないの。まあ、理事から返事が出ましたので、なんとか年度内に、常に新しくなるような仕組みを是非とも作って頂いて、最新の情報を出してく。  因みに、これ企画担当なんで、ちょっと意地悪ですけども、ウィンドファン、エコパワーが22基ですか。六ヶ所風力開発、いま20基になっています。実際に去年の後半で22基になっているのですよ。ですから担当、直接自分とすぐ隣だと思うのですが、これも現実問題そういう状況があるのですよ。ですから常に新しい情報を入れるのに、やっぱり即実践、即行動だと思いますので、どうかよろしくここはお願いしてこれは終わらせて頂きます。  それから、去年私担当にお願いしたのですが、図書館の閉館時間ですね、先程村長も言いました。読書は人格にとって非常に大事なものだということ。いままでの時間が果たして本当に良かったのかどうか。そうしたら暫定的に試験、思考錯誤を繰り返してみようよという答えもらっていたのですが、どういうふうになったのか教えて頂ければと思います。 議長(大湊 茂君) 社会教育課長。 社会教育課長(木村豊治君) 2番議員の質問にお答えします。  昨年10月から平日、火曜日から金曜日、従来ですと6時までの会館時間を1時間ずつ延長しました。7時まで延長してやったところです。そして、土曜日、日曜日、祝日。祝日は閉館していたところも開館して、そこの土曜日、日曜日、祝日に関しましては、6時まで開館していたところも、そこは短縮して5時までとしました。そして10月から12月までやった結果、1日につき1時間延長した分に関しましては、10名くらいの増があったと図書館の方から伺っております。ですので、今後4月以降もそういった形で開館する時間、また開館する日を増やして行きたいなと考えておりますので理解して頂きたいと思います。 議長(大湊 茂君) 2番。 2番(岡山勝廣君) 分かりました。今まではどっちかというと行政の都合で時間を決めたような印象を、村民自体が受けていたのも事実です。それでも相当改革されているみたいです。どうか村民が利用し易い状況を図書館に限らず作って、各施設対応をして頂ければと思います。これで終わります。大変色んなこと聞いて時間掛けましたけども、これで終わらせて頂きます。有難うございました。 議長(大湊 茂君) 昼食のため1時半まで休憩とします。                (休憩) 議長(大湊 茂君) それでは休憩を取り消し会議を再開致します。  3番議員。 3番(高橋源藏君) 161ページ。第三次六ヶ所村総合振興計画策定委託料とあるが、これは議会からも委員の方が選出されているかと思うが、また村長も提案理由の中で一部触れているところもあると思うが、我々にとっては、かなり解らない部分があるものですから、計画なるものを知り得る方法を考えているのかどうかについて、中身についてどうこうというのではありませんので、ひとつお願いしたい。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) この第三次の村の総合振興計画の策定等々につきましては、これまでも全協等で概要についてはご説明申し上げたかと記憶をしておりますけれど、これまで、この内容詳細については、これが案が出来上がりますと、その内容等々については、何かの機会を捉えてご説明申し上げたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) 分かりました。次の事に移ります。  それから165ページ。これは防災課かな。無線サイレン吹鳴装置購入費、5,500万とあるが、この内容見ますと国庫支出金が89.75パーセント占めて、村の一般財源からは約10パーセントちょっとという事で非常に良い事だなと思っています。これは今の物が悪くて購入するという事なのか、それとも新たにそれとは別の音楽でも流すために購入するのか。  また、これを付けた場合の耐用年数。正直言って恥ずかしい話だけれども、もうひとつ確認ですが、課長、サイレンの鳴り方によって異なる合図があるのかどうか。例えば近隣の火事だとこう鳴りますとか、遠くの火事だとこう鳴りますとか、そういう話しらないものですから、消防長の経験のあるあなたがもし分かってるなら、大まかでもいいので、教えて貰えますか。 議長(大湊 茂君) 防災環境課長。 防災環境課長(寺下和光君) ただ今のご質問にお答えいたします。  予算計上してございます、無線サイレン吹鳴装置購入事業でございますけども、これについては平成3年度に、同じく石油貯蔵施設立地対策事業で購入し、現在運用してございます。  その運用の仕方と致しまして、サイレン吹鳴装置の制御をする親局を六ヶ所消防署に設置をしてございまして、各消防団屯所15ヶ所存在していますが、15ヶ所にサイレン吹鳴装置子局と通称呼んでございます。これを設置しまして、六ヶ所消防署が火災等を確視いたしますと、専用の無線波がございまして、それを用いて火災発生地区を管轄する消防団屯所及び近隣の消防団屯所のサイレンを吹鳴させて、火災発生をお知らせすると共に、消防団屯所に設置されております録音装置というものがございまして、これにも消防署の方から発生場所等について無線で送りますと、この録音装置の方に発生場所、火災の種別等が録音されまして、参集いたしました消防団員がその装置のスイッチボタンを押すことによりまして、テープが再生されて発生場所、あるいは火災の種別等について聞くことが出来るような装置でございます。  これまで村と致しまして年2回の保守点検を委託をして対応してございましたが、設置後14年が経過しておりまして、老朽化によりましてバッテリーの故障、あるいはそのサイレンの故障等々が発生をしているものですから、新たに購入して設置をしたいということでございます。  この装置につきましては基本的に運用は変わらないものでございますが、六ヶ所消防署の方で今年度緊急指令装置というものを購入いたしまして、今設置をしているところでございますけども、この装置と連動させる事よって、より運用がスムーズになります事から、サイレン吹鳴装置を更新して設置をしたいと言うことでございます。  次に、お尋ねのサイレンの吹鳴の方法で、何か取り決めがあるのかと言うことでございますけども。これにつきましても、消防組織法の方で、例えば、仮のお話でございますけども、3秒鳴らして1秒休んで、3秒鳴らして1秒鳴ればそれはすぐ近くで火災がございますよと。あるいは、例えば9秒鳴らして2秒休んで、9秒鳴らして2秒ということであれば、例えば遠い地区で火災がありますよと等々の細かい規定が成されて運用しているところでございます。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) はい、理解しました。  それでは次のページに移ります。170ページ。  ITERの関係でございます。これ見ますと、昨年度は2,500万、今年は2,787万2,000円予算を計上していますけれども、これの中身を見ると、一般財源が100パーセント。こういう盛り方をしています。  担当に聞きますけども今までは、つい先日までは国と国ではなくて、村と村同士が、いわゆる誘致合戦をしました。東海村と我が村と、六ヶ所だ、東海村だと。ですからこの計上の仕方を、私なりに理解しているのです。村が一生懸命やって六ヶ所に持って来たいと、こういう事で計上しているのは分かります。  ところが近々はどうですか、国と国とが今、EUと欧州と日本とが、あちらの新聞で見てもいいけれども、裏では1兆円積めばどうだとかみたいな金の話になっていますが、国と国とが争奪戦をしている、それにも関わらず一般財源で、うちの方がより増した予算を計上している。これ1点まず聞きますけども。これ突発的に、村長もご承知の通り、先日、海外へ行って来ましたね。ところがこれは、ここの予算の中には計上されないで、別の部門から、多分、出張旅費として出てると思う。その分も加えなくてもいいですから、今までこの誘致に掛かった費用がどの位掛かっているのか、それが分かりましたらそれを1点。  それからまた、国と国とやっていても、単独の事業で、いわゆる国から全然お金を取らないで、国と国との引き合いに六ヶ所のスタッフをこういう具合に向けて、この位の予算を計上して行くのかどうか。  最後に村長に聞きますけども、もし、17年度に決まらなくても、これ非常に良い事ですよ。我々も一緒になって誘致しなければならない事なのですけども、村単独で、こういう計上の仕方で国と国の奪い合いに計上して、村がこういうスタンスで、全然変わらないで取っていくのが、どうも私から見れば不自然だ。当然国も補助するなりして、国と国との争奪戦、誘致合戦をするのならば理解しますが。  村単独の予算を計上して、国と国の奪い合いに、村が行って、その裏付けとして村長は県も行きたいから、それなりの経費を掛けて行くのか。だからこの部分は計算しなくても、これは県の事情もあるし、裏の事情もあるだろうから、私理解しますが、ただ村がこの後の村の計画事業として予算を盛り込んでいるわけですから、これはその辺の認識がどう変わったのかどうか。変わらないでそのままやっているのか。東海村と誘致合戦した場合と、今の国と誘致合戦しているのをそのままやっているのか。しかもこれはさっきの吹鳴装置は90パーセントなんて、私言いましたけども、100パーセント一般財源ですよ。そうですね。その辺を一応答えてみてください。 議長(大湊 茂君) 企画調整課長企画調整課長(橋本 晋君) まず、これまで掛かった経費でありますけども、平成7年に核融合の民間団体が組織を設立して、これからの補助金から始まっていますけれども、今までで大体1億3,000万位の経費が掛かっております。それと、どうして単費で負担しなければならないかというお話ですけれども、あくまでもこれは国際のプロジェクトとして、国際化の協議になっているわけですので、当然、村、青森県は六ヶ所サイトに誘致すべく、その誘致の運動、その展開をしているわけですので、当然その部分については単費で支出すべきものと考えております。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) あなたの言っている事は、ちょっと私には理解出来ない。国が関わらないで、村がEUと相対して誘致するという事ですか。そういう意味ですか。単費でもっているから村がやっているという事ですか。 議長(大湊 茂君) 企画防災部門理事。 企画・防災部門理事(久保 源君) それでは予算の計上の件について、私の方からお答えさせて頂きます。  まず、確かにこの国際間の取り決めの中で、今現在誘致合戦が行われているわけでございまして。その中で村の関わる費用負担、あるいは県の関わる費用負担、それから国の関わる費用負担がそれぞれこの国、県、村の立場でそれぞれ掛かった経費についてはそれぞれ負担しているわけでございます。  ただ今後そういう膨大な予算が掛かるとすれば、村の予算そして県の補助なり国の制度的な補助があるとすれば、それらについて十分に活用を図りながら今後対応して参りたいと、そういうふうに考えておりますので、どうぞご理解頂きたいと思います。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) はい。その通りなら理解はしますよ。当然国なりの負担がある、村が単独でこのまま続けてはね。村と国とこれ相対して無理な話です。はい、理解しました。  村長。さっき言いました、これ何年続くか分からないけれども。村長、現実に行って見たりなんかして、その心構えをひとつ聞かせて下さい。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまの、ITERに関わる部分について、自分の考えはということですが。  自分も詳しい情報は余り持ってないですが、様々これから得た状況からいくと、今年の6月がひとつの大きな山場になるのではないかという事であります。これまでも国際間で協力したりして対応しています。  村としては平成7年に誘致推進会議等立ち上げて、そういう会議、行政、村民あげて対応してきました。村民の熱い熱意も非常に六ヶ所村、青森県も含めて、我が国も含めて非常に大きいと。こういう部分も非常に大きく評価されています。これまでそういう部分が評価されて、今予断を許さない拮抗した状況で、今朝の新聞等でもEUは6月に云々とという部分もあったりしていますが、自分としては村揚げて対応していくという強い姿勢で、今後とも行きたいと思っています。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) この件については、久保理事の答弁、村長の答弁理解しました。  次は、211ページ。農林水産業費。そこでちょっと伺います。211ページの湖沼水質浄化委託料、150万。これは、なんの事かよく分かりませんけども。これは補正の方で、聞いたらいいかと思いましたけれども、16年度に補正で減額していますね。16年度は必要でなくて17年度では必要になったと私は受け取るんですけども、16年度でも必要で計上したけれども、現実には減額した、そうですよね。これ見ますと明らかに出ています。それで17年度でまた計上しています。その不必要になった経緯、また今後必要な経緯、それを説明して下さい。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) 補正で減額、新年度予算で増額計上という形ですけれども、これにつきましては田面木沼の環境状況のための調査委託ということで、予算計上、16年度予算で計上したわけでありますけれども、その中で関係者特に環境研等とか県等々と詰めた結果、その中で環境研の方で私たちがやろうとする内容、それを今調査しているわけでありまして、調査がだぶるという形がありましたので、その結果を踏まえて、17年度の調査委託に反映させたいという事で、環境研等すべて、その資料、データを蓄積したのを使って、同じ調査をしても、経費が無駄になる関係がありますので、いろいろと財政当局と協議した結果、それを繰り延べして活用して次に繋げたいということでの予算計上で、17年度予算に計上したわけであります。ご理解願いたいと思います。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) ご理解して下さいと言っていましたけれども、その環境研では17年度はやらない、村でやる。16年度は、環境研でやったものを利用するという事なんでしょ。事務的に、それはどっちが責任があって、どっちに責任がないのか、事務的に。場合によっては、環境研にまたやらせてもいいって事なのですか。その辺ちゃんと。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) 16年度予算の中で、そういう予算計上して議会の皆様にご承認頂いたわけですが、基本的に村でやるべき調査でありました。そうですが、今現状の田面木沼は、かなり夏ですと青子等が発生してまして、予算の執行をする予定でしたが、環境研の方でもそれと同じような調査も結構多いものですから、データを付けさせた、調査の方法等をつき合わせた結果ですね、同じような取り組みが交互に交差するという事でありましたので、だとすれば、うまくそのデータを上手く使ってやった方が、同じような答えになりますが、出来るだけ無駄な経費を省くという事で予算計上したわけであります。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 3番。
    3番(高橋源藏君) 大変良い答えだ。その通りだ、今年もやりなさい。環境研、無駄な経費150万掛けるな。だから明確にすれば、環境研は何年までやって、うちの方は何年までやるのか。環境研が続けてそれが参考になったから不用額に下ろしたのでしょう。そういう事ですね。訳を教えてください。  今年もまた環境研でやったらこれ必要ないでしょ。それ、あなたが環境研と打ち合わせして、今年は村の方でやります。また来年は環境研で。そういう話なのか。環境研が今年もやったらこれ不必要なことでしょ。16年度がそれで不必要であって不用額に下ろして全部が認めたわけですから。認めたわけでしょ。そうしたら、全く150万は不用になる。それやって利用すれば。良い方法だ。良い事やっている。またそれやる事出来ないのですか。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) そういう調査の中で、今色いろいろうちの方としても田面木沼の、15年、16年、かなり汚れて、夏ですと基準の10倍位の汚染がされていまして、その対策等については今関係者等々から色々資料収集してやっているわけですけれども。  その中でやはり環境研でやっているデータを使ったとすれば、かなり専門的なデータですのでそれを使ってやれば、より良いやるって事ですけれども。基本的にそのデータを、それを参考にして、それで新しい考え方、新しい方策等を探るための調査も兼ねているわけでありまして、環境研がやったものをそのまま認めるというわけではなくて、そのデータ等を参考にして新しい方策等を考慮して調査委託をするという事ですので、同じ様な事ではないですので、ご理解願います。以上であります。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) 環境研がより良いことをやってるというから別に予算取らなくてもいいのか、環境研が必要にすれば半分で良いんだね、そういう部分を調査すればいいわけだから。ただし、その辺は詰めてないみたいで、とにかくただ横流しでそのまま100万取ったりだから。かなり苦しそうだからもういいです。  本来なればはっきり言って、こういうのは無駄になる。だぶっている部分の調査があれば無駄になるって事だから、利用すれば資源だから。全く無駄でしょ。それ同じこと言っているわけだ。もう分かった。次のページ。  これは土木、建設課だな、除雪対策員費。この中で大した面倒くさいものでない真剣に考えなくていいですが、これは土木の用語か分かりませんけれども。石拾いの人夫賃金とありますが、除雪の中で石拾い。これどういう事か、私分かりませんけども。例えば石拾いと言えば、単純に子供達のイメージもあるし、ただし土木では専門的に使ってる言葉かも分かんないし、だから内容は分からない。障害物なんかは関係ないよと。石ばかり拾えばいいのかどうかわからないけれども。この人夫賃についての説明と、またこの名前を、例えば石に限らず別な物は片付けなくていいのかという感じもあるけども、それどういう仕方をしているのか。今ひとつ。 議長(大湊 茂君) 建設課長建設課長(桜井政美君) お答えいたします。  冬期間村道を除雪してるわけですが、ロータリー車で飛ばしたり、グレーダーで除雪してるわけでございますけれど、春先になりますとどうしても石が畑、造林地、庭先などに石が飛ぶものですから、春先その石を拾ってる状態でございます。それで単純に石拾いと明示しております。これについては、今後改めて行きたいと思っております。春先そのような状況が多々出て来るものですから、単純に石拾い作業ということで計上させて頂きました。これについては、今後整理して行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。 議長(大湊 茂君) 3番。 3番(高橋源藏君) 明確だと、その通りだと思います。石拾いというと子供の遊びかなとも受け取られるしね。その障害物がいれば、機械なんかも必要がないのかという議論になるのかと思ったりして、今明解な言葉が聞けましたので。またどこかの専門的な用語かと思ってましたが。今そういう答弁でございますので、議長、理解しました。どうも有難うございました。以上です。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) まず、この間の全協の綴りの方から先に。財政課長この自主財源の85億6,500万、これは税金の方の関係に入りますが、9月議会でも税の滞納の事を前にも質問していますけれども、確か私の記憶だと9月決算の時で3億5,000万円位かな。この自主財源の85億。これは全部入っての85億ですか。まず先にそこら辺りからスタートしてください。 議長(大湊 茂君) 財政課長。 財政課長(佐藤里志君) お答えいたします。  一応村民税についてはですね、税務課の方で、例えば99パーセントとか95パーセントという固定資産で立てているのですが、収入見込みですね。その収入見込みが全部入っての85億という事ございます。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 分かりました。それでは税務課長の方へ尋ねますけれども、私の先程言った記憶でいくと、去年は3億5,000万位かな。今年、大体どの位の滞納があるのか。9月まででなくてもいいから、2月現在でも2月末現在でもいいですが、どれ位あるのか。それと滞納整理班ですか、1人いると思いますが、どれ位の収納率があったのか。そこら辺を聞きます。 議長(大湊 茂君) 税務課長。 税務課長(中村嘉悦君) 種市議員の質問にお答えいたしたいと思います。  現在の滞納繰越調停額が、村税が1億2,600万余り、国民健康保険税が2億2,700万余り。3億5,000万以上はありますね。そして、今年度2月末までに入った額が、村税で2,380万。これ、収納率が滞納繰越分に対して18.9パーセント、現在で。  それから、国民健康保険税が4,200万。これも滞納繰越額の収納率で18.6パーセント。ほぼ前年度と同じ。収納率では推移しています。収納額では若干上積みされております。  それで、滞納の収納については、自主納付と強制処分という形で、今2通りの方法で収納していますが、滞納処分については所得税の申告を今していますが、それからの還付金の差し押さえ、あと医療費等の差し押さえ。あと水田農業対策事業調整補助金等の差し押さえ、三沢対射爆撃場、あと不動産の差し押さえをしています。未だ3ヶ所分まではしていませんけど、今7件しています。それから交付要求。今年は給与照会も40件位しておりまして、現在7人で延べ330万位差し押さえしています。  2月末現在で190件余りの1,160万位強制処分で執行しています。以上です。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 課長、1つ1つ面倒くさく言えば、私も1つ1つ面倒くさく覚えているのに大変だから、私が聞いているのは2月末で六ヶ所の国保税から村民税から全部入れてどれ位の滞納があるのかと聞いているのです。大体、おそらく年間5,000万強位は、いってると思います。その欠損に下ろしているのが大体、4,000万から5,000万いっているのかな。2,000万位か。だから例えば、滞納徴収の人が1人いると、その人1人で大体その位の徴収額があった、集めたという事なのですか。そうではないでしょ。それを聞いていたのですが。 議長(大湊 茂君) 税務課長。 税務課長(中村嘉悦君) 滞納繰越額の2月末現在の決算見込みからですが、年当初は3億5,000万。村税と国保税合わせて、そういう形で残っていたと。更に、決算見込みで多分現年度分からも5,000万位残るんじゃないかと。それと不能欠損が1,5、600万同じように残るかと思います。そしてまた、17年度当初では滞納見込み額が国保税、村民税合わせて4億を上回ることが予想されます。  それと徴収員ですが、1人嘱託徴収員として1人採用してますが、1人だと単独で徴収に行かせるわけにはいきませんので、職員の中で滞納班今3人で対応してますが、その滞納班の正規の職員と合わせた形で、約束した毎月の定期の納入を約束している滞納者を中心に収納に当たっております。よろしいですか。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 例えば、それは1人だと歩かせられない。2人、3人で歩かせなければだめだと思う。取れる方から先に取って行く。欠損に下ろす前にその人達の分を。  例えば私も選挙で当選して議会に出ていますけれども、税をちゃんと完全に納めた人もいるし納めていない人もいると思う。毎年1,500万なり2,000万の金が欠損に下ろされていったりして、今約4億いくと。村が一般財源持ち出しして、基金取り崩ししてまでも北開発しなければならないという事態に、4億という金ですよ。9月にも言った通りに、4億と言ったら補助金入れて10億ぐらいの仕事が出来るのではないですか。助成貰ったら。私はこれ莫大な金だと思います。そこで聞きたいのが、庁舎内会議というのがよくやられているみたいですが。理事が5人居ますが、1人ずつ5人の皆さんから聞きたい。これをやった事あるのか無いのか。その対策を考えているのか。出来れば総務部門の理事から、皆さんから1人づつ聞いてみたいと思います。 議長(大湊 茂君) 総務部門の佐藤理事。 総務部門理事(佐藤 健君) お答え申し上げます。  税を始め使用料等の滞納、またそれに対する収納対策について、前からもいろいろ問題になっており、頭を悩ませる問題ですけれども。監査委員からの指摘等も毎年出ておりますので、それに対してどういう対策、手立てを講じればいいのかという事で、いろいろ内部では検討してます。  はっきり申し上げまして、これといった決定打というものが無いというのが現状であるという基本的な認識を持ってます。しかしながら何らかの対策を講じないわけには行きませんので、昨年も多分今まで例が無かったと思いますけども、税務課とか保育所の使用料それから給食の学務と、関係の各課を集めまして、その収納対策の対策会議を開催しております。その中で税金、税金はわりと法律等で色んな取り決めとか決まりがありますけども、中には使用料で、例えば何年で時効になるとか、そういった部分がなかなか理解できないような部分もありますので、改めてそういった部分を法律の根拠とか明確にした上で、対策を講じる必要があるということで、職員も担当の職員と課長も集まってもらって、そういった部分を改めてきちっと勉強し直すという事。まずそれをやった上で、対策を講じましょうという事で会議等もやっております。ですから、今後更に特に税務は現在16年度に滞納管理システムというパソコンのシステムを導入して、その中に滞納世帯の色んな情報、資産状況とか就労状況とかそういった滞納世帯の正確な状況を把握する必要がありますので、まずそれをきちっと把握した上で対策を講ずるという事で、現在そのデータの打ち込み等の整理をしてますので、それを踏まえた上で今後具体的にどうするかという事をやって行きたいというふうに考えております。以上です。 議長(大湊 茂君) 企画防災部門の久保理事。 企画・防災部門理事(久保 源君) 徴収対策の一環としての意見を述べろというふうなことでございますが、我々は所管していませんので、自分のコメントを述べさせて頂きたいと思いますが。  まず、何と言ってもこういう国民の3大義務のひとつの納税、これは当然我々国民は、課税された場合、義務的にそれなりの税金を納めなければならない。歴代の税務課、特に徴収担当はそれぞれの方法で努力したとしても、先程、税務課長の方に約4億円位の滞納がありますよと。それでやっぱり何と言っても滞納システムの早期整備、要するにリストですが、毎回我々も税務課に居た時には各個人の調査個票って言いますか、例えば久保源だったら久保源の家庭の状況、人数が何人いて資産がどれ位あって、給料どれ位貰っているのか。それを村内の各世帯滞納リストを作って、常に情報を持って、そこの家庭に例えば1年間に3回、4回徴収に行きました。そういう記録きちっと整備しておかなければ、その徴収対策も不完全になりますよと。さっき総務の理事も話ししたように、今の情報政策課と税務課の方をタイアップいたしまして、その滞納の情報システムという個々の管理をきちっとやっている様でございます。それが整理されますと、そこに従事した職員はすぐその個票を見ますと、そういう対策は講ずる事が出来るわけです。今までだと、その個票が無いものですから、それを作成するのに2年掛かりますよと。そうしますとまた、そのうちに人事配置しますとまた個票作りますよと。そういうひとつの苦い経験がございましたので、今後そういう管理システムをきちっと作成しながら、滞納整理を今後進めて行くべきだなと思います。以上でございます。 議長(大湊 茂君) 産業建設部門、海津理事。 産業・建設部門理事(海津清美君) 会議等は先程、総務の理事が申し上げました通り、私ども関係課によります対策会議等に、私も出席しております。私の部門の方では、公営住宅の使用料の関係の担当を致しておるところでございますけれども、これまでもいろいろと職員による徴収体制、あるいは分割納付等々を、いろいろ納入指導等も行っておりますし、また連帯保証人に対する支払いの要請も致してきておるところでございまして、現在のところ平成16年度では約1,200万ほどの使用料の滞納額がございますけれども、先程申し上げました取組みによりまして、大分滞納額の減少に繋がっている部分もございます。16年度でこれまで約240万円ほど歳入が成されておりまして、滞納額の約20パーセントほどの収納になってございます。  今後も先程も申し上げておりますように、滞納者の管理システムと申しますかそういったコンピュータ管理のシステムを今導入しておりますし、先程の個票等の関係もございますけれども、そういったものの整理を進めて、なお滞納の対策を充実させて参りたいと考えておりまして、例えば支払いの能力があるにも関わらず長期滞納している方々、そういった方もいらっしゃるわけでございますので、そういった方に対しましても今後解決出来ないで長期間来ている部分もございますので、今後は法的な部分での措置も検討していかなければならないのかなと考えておるところでございます。 議長(大湊 茂君) 次に、福祉部門理事。 福祉部門理事(目時昌弘君) 各部門の対策についてということですけども、まず、1回目は職員そのものに滞納に対する意識を持たせるという意味で、全体会議、そういった事務を担当する担当者と課長と理事を入れて全体の会議を、まず1回もっております。  それから、保育所と介護保険ですけれども、保育所につきましては、去年辺りから所長会議を頻繁に開きまして、徴収対策を強化して今では、確か去年の実績ですと現年度分については99近く徴収率がいっていると思います。もうひとつ介護保険ですけども、介護保険を滞納すれば給付制限が掛かりますので、滞納すればどうなるのかという事は、滞納者に名簿を作らせて、個人に、滞納した場合は将来こうなりますよという事を徹底していますし、徴収も出来るだけ歩くように調整しています。以上です。 議長(大湊 茂君) 次、公営企業部門理事。 公営企業部門理事(服部栄一君) 私の方は水道料の滞納があったわけでございます。一応、水道法の中では、3ヶ月を上限として水道を止めることが出来るという条項があるわけです。ですから、そこのところを利用致しまして、利用してと言ったらなんですけども。まず正直なところ悪質な者については水道を止めています。何件か止められた方々も居ります。現実に泊の方で何日間か止められた件がございます。それで、入ってきているのがどうなのかという事でいますけれども、大体今うちの方で入ってきているのが、1,000万超えていると思います。水道を止めていますので、どうしても水を飲まなければなりませんから、うちの方は他の方よりも強いわけです。ですから、そういう事で水を止められれば大変ですから、払っていると思います。  それから、ただし民法上の考え方からいきますと、昨年度の11月頃でありましたか結局司法的なあれがありまして、結局2年しか出来ないという制度に変わったわけです。その前に、今まで5年やっていました。5年やっていたものが2年間の滞納に変わりましたので、その部分については若干不用額が出て来るかと思います。  ただ、正直なところ5年前の方から取っていますので、現年度分が滞納になります。ですから、そういう意味では出来得る限り、古いものから取りたいという事で努力していますけれども、ただ工事の合間の時に水道を止めて歩いたり、様々しておりますのでね。なかなか、万端そういうものでは、各泊地区、尾駮地区とか各地区を定めてやっているのが現状でありまして。入っているのが1,000万以上、入ってございます。それは、監査委員の方でもある程度分かっていると思いますけどれどもですね、一応そういうふうな状況です。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 聞いていると、各部門的には自分たちのところは、やっている。  ただ4億という金の滞納があるわけです。私はやっぱり、5人も優秀な人達が理事やっているんだから、5人で協議して、総務担当部門の理事どうなの、やれなかったのか。聞いていると、例えば企画は企画で税務課長もやった経験がある人。そうすれば、下水道課長、理事みたいに、うちの方はこうして止めてもいいからやっているよ、皆それぞれ案があると思いますが。その辺どうなの。やっぱり出来ないものなのか。  理事で、例えば庁舎内会議、庁舎内会議と言っていますが、どういう庁舎内会議やっているか我々には分からない。何も分からないけれども、やはり私はこれが一番大事じゃないかなと思いますが。その辺どうですか。 議長(大湊 茂君) 総務部門理事。 総務部門理事(佐藤 健君) お答えいたします。先程も冒頭、なかなか決定打がないという事を申し上げましたけれども。  勿論、自治体にはそれを収納するための、法律上きちっとした権限もあるわけです。例えば、さっき税務課長が強制処分をしているという事を言いましたけれども、強制処分の権限も与えているわけです。ですから、ある程度悪質なって言いましたけれども、そういった資力。資産があるにも関わらず払わないという者については、それを調査した上で強制処分を、差し押さえとかをするという事も出来ます。ですから、一部はそういう事もやっていますけれども、ただ、中にはやはり、どうしても、本当に困って払えないという人も、実態としてはあるわけです。ですから、そういった部分はなかなか現実論としては、収納出来ないという部分もありますので。  ただ、基本的な考え方としては、先程から言います悪質な部分ですね。資力があってなおかつ納めないという部分については、やはり法的な与えられた権限、最終的には強制処分とかそういった事は、やはりやっていかなければならないだろうという事で、税務課の方にも出来るものについては、強制処分をやるという事で現在は対応しています。それ以外の部分については、先程言いましたようにやはり、正確な滞納者の実態が現状では中々把握出来てない部分がありますので、そこの部分を先にきちっと整理した上で、そういった部分を出来るのかどうかを考えて行きたいと考えております。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) この問題は1回位で終わりにしたいと思っていますけれども。私が聞いていることと、今理事が話しているのと、私は納得していない部分があるのですが。  私が言っているのは、理事5人も居るのだから5人で1回位こういう庁舎内会議の中で相談して話して、それは強制執行であり何であり、それは決められていることですから。私、2年でしたけれども監査やって、当時確か1億5,000万しか無かったものが、今もう3年半位でこんなに増えてるわけです。  やはり、理事5人居て、1人の知恵より5人の知恵出し合えばなにかしら出来るのではないかと思いますが。  そこで、村長どうなのこれ。最後に村長から1つ聞いて終わります。こういうのはやっぱり会議を持って対策考える必要があるのではないですか。例えば2期で払わなければ駄目なものを、年内に、10月に1回で払おうとすれば、2回も3回も、まあ電話も来た時もあるし、葉書きが来るわけですよ。それは払わない人にしてみると、競売に取られるとテレビでも取られる。取られれば見たいからまた買って来るわけ。中にはその繰り返しやっている人もいるわけです。そこら辺り村長どうですか。5人で、例えば私は検討してもいいと思いますよ。課長と部門の理事だけで話しても詰めていけないと思いますが、その辺どうですか。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) ただ今の質問にお答えを申し上げますが、税に関わる部分は皆村の自治体の存立に関わる基盤を作る部分ですから、公平公正でなければならないし、一生懸命働いて納めてる人が損をしたりとか、あるいは不公平な部分を味わうとか、そういう部分があってはならないわけですので、決定打は無くても決定打を工夫する努力はしたいと。ですから今提案ありました様に、実態把握のためにソフトなどを作って今、資料を1年間、管理できるような方法も作ったりしていましたので、そういう方法を一つずつ詰めて、知恵を集める。3人よりは5人がいいとすれば、今の5人の部分で対応策を検討して行きたい。これはもう4億という事になれば、自分も含めて、職員、危機感を持ってこの部分は対応しないといけないだろうと、こう思っていますので、一つずつ工夫して対応して行きたい。その部分は検討させたいと、こう思っています。以上です。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) この頃テレビでは、空手形言えば口が悪いけれども、空予算組んでみたり、財政難て言われてる。六ヶ所はまだあるって言うから4億はいいのではないかと思っている可能性もあると思う。けれども、やはり危機感を持ってやってもらえば、1億でも減らせるのではないか。目標を、例えば年間5,000万だったら5,000万に目標を持って、やっていけば何とかなるのではないかと私は思います。それで頑張ってもらいたいと思います。  次に、161ページ。企画かな、海浜高規格道路の負担金。15万取られているけれども。これは私の記憶だと、百石からむつの道路だと思いますが、これはどうなっているのですか。やっているの。15万負担して。どういう運動しているの。 議長(大湊 茂君) 企画調整課長企画調整課長(橋本 晋君) お答え致します。  海浜高規格道路でありますけれども、これは1年に1回、総会を開いてその年度の事業計画を決めまして事業をやっていますけれども、作年度については、八戸の工業大学の先生又は学生から、より良い単価で効率的な高規格道路のルート、この選定などの調査を進めております。今年度は大きな事業はございませんけれども、当然それ以外にも村として、むつ小川原委員会で県、国に要望していますし、当然三沢の方でもそういう形で要望してると聞いております。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) そのむつ小川原特別委員会で国、県に要望するのは、それは村の予算でしょ。これ15万負担して何町村が加盟しているのか。恐らく百石から東通、むつまでも入るか分からない。ただこの間も我々、委員長、副委員長が昼食を知事さんととった時の話もちょっとあるんだけれども。この百石から北は全然進んで来ないわけです。どの位の活動しているか分からないけれども。むつ小川原特別委員会は特別の委員会ですからやっていると思うんだけれども。何か負担金の割には中身が見えて来ない。  私もこの間建設委員長として、要望はして来たのですが。ルート変更してもいいから、六ヶ所と新幹線、高速道路に結ぶ道路を何とかお願いしますという事でお願いはしていますけれども、分かりました。そういう事ですから、それはもういいです。  次、181ページ。介護予防について、4,600万。いっぱい書いてるんだなこれ。予算が数え切れない位あるんだよな。そこで、今この移送サービス。4月からやらなければならないんだけども、私は中身はあんまり分からない。この4千何百万の中に、これが入っているのか先にそれ1つ。 議長(大湊 茂君) 健康福祉課長。 健康福祉課長(佐々木久雄君) お答えいたします。181ページ、4,605万1,000円の中の2つ目の介護予防生活支援委託料の3,651万4,000の中に外出支援サービスという形で含まれております。以上です。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) それではこの3,600万の中に含まれているということですが、対象者に大体どれ位の助成金出すのか、移送サービスに対して。 議長(大湊 茂君) 健康福祉課長。 健康福祉課長(佐々木久雄君) お答えいたします。助成金でなく、村からの歳出予算だと思うんですけれども。村内と村外ありまして、村内は1回4,500円、村外に関しては、1回6,300円で大体、40件。月40件を目途に、1年分を積算し、大体254万円程度を計上いたしております。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 年間240万か250万で出来るの。4月から全面でしょ。その辺どうなのかな。 議長(大湊 茂君) 健康福祉課長。 健康福祉課長(佐々木久雄君) お答えいたします。  介護保険法の部分と、これは別な形の、国が示している外出支援サービスというのは、在宅の方で特殊車両を必要とする高齢者、障害者が医療機関に通院したり、老人福祉施設に入所したりする場合を想定しているわけです。ですから、施設入所の方は今までの施設から病院に来る形に関しては、今のところまだ18年3月までは、制約ないと伺っております。以上です。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) そうすると課長、例えば私が言っているのは移送だから。一般家庭から診療所へ行く部分。これに対しての助成が1人1日6,300円か。野辺地病院に行ったとして、250万なにがしの助成が出ているんだと、出るんだと。施設、ホームに入っている人たちは、そこでまだやれる部分もあるわけでしょ。だからその250万か何ぼで40人を対象にして、どうなのかな。分からないから聞きます。 議長(大湊 茂君) 健康福祉課長。 健康福祉課長(佐々木久雄君) お答えいたします。昨年度1年間の実績後、平均いたしまして、計上させて頂きました。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) はい。分かったような分かんないような。後でもう1回自分でも勉強して、また再度質問したいと思います。  ところで村長、この予算には関係ないんですけども。実は前村長の時に私、3人50万の、100歳100万じゃないけども。3人50万位の助成がどうなのかという事を質問した事があるんですけども、検討しますと言う事でそれっきりなしのつぶてで終わっているんですけれども。その辺、村長どうなのかな。やっぱり3人50万とか100歳100万よりは、私は、やるのだったらそっちの方が、すごく魅力あると思いますが。その辺、村長どう思いますか。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) 今の質問にお答えします。  1つの提案だと思って、自分も聞いていました。子育て支援の部分っていうのは、現段階、これからの社会にとっては、とても大事な部分だと思って、自分も様々な自治体の子育て支援に対する補助金みたいな部分、調べたりなどして、担当にも工夫してみてほしいという部分も言ったりしています。これからもそういう部分を、資料集めたりして何が村にとって最も大事な子育て支援になるにか等々を検討して参りたいとこう思っています。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) さっき税の話、滞納の話をしましたけれども。やはりあったとすれば、私は、3人50万。今、少なくても、1人産むためには4~50万かかるわけでしょ。確かにもう、野辺地病院には産婦人科も無くなる。三沢も2人が1人減るとか、色々ありますけれどもね。
     ただ、やはり私は今この、少子高齢化と言いますか、村長が子育てのあれをやったりもしていますのでね。やはりそれは前向きにやってもらいたいなと。福祉の方に関係した部分で、関連みたいに話ししましたけども、是非前向きに検討してもらいたいと思います。  最後に、全員協議会で配布された学務課。学校生徒指導員配置事業、140万。泊中、第二中、千歳、各1名とありますけども。生活相談員の配置事業ってありますが、どのような事をやって140万で賄えるのか。学務課長でもいいし、教育長でもいいです。 議長(大湊 茂君) 学務課長。 学務課長(三戸 明君) お答えいたします。  中学校5校あるんですけれども、そのうち3校に配置しております。それで、まず1人辺りですね、週3日、1日4時間。年間120時間。そういう部分のお願いはしていました。内容的には、例えば教室内で勉強される子供さんの生活支援、それからいろんな心の相談にあたって頂いております。そういう部分で、三沢市と、村内の人、それに隣接の町村の方1名で、それぞれの学校の生徒さんを対象に支援しております。以上です。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 私も知っている人の子供が登校拒否をして、七戸の施設、もみの木学園に週2回通っている子供がいるけれども、その子供は、向こうだとすごく勉強もして、いいんだけれども、親が送り迎えが大変だという事で。学校入るのに六ヶ所でなくてもいいのかと。本人は淋代辺りでも行きたいと言ってるんだけれども。私は、六ヶ所の子供だからといって、六ヶ所にいなくてもよいのではないかというような話をしたんですけれども、その辺り教育長どうなの。 議長(大湊 茂君) 教育長。 教育長(高橋隆二君) お答えいたします。  特にここでなければならないという事ではないですけれども、今のところうちの方からは、七戸町の中部上北の教育委員会でやっている指導室へ通っている子供達がいます。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 私も学校等に出て歩いてその話聞いて、二中にも大分居る、泊にも大分居るという話聞いてね、やはりそういう人たちが六ヶ所に居たくなければ、まあ親としては、バスの通りのいい所で学校に、子供が望む所にやりたいとう話もしていますのでね。通学に良い所だったら是非そっちの方に向けてやってもらいたいと思います。  これ、もうひとつ聞いて終わりと思っていますけども。今、例えば泊中、二中の場合の学校の生徒の状況はどうなんですか。 議長(大湊 茂君) 教育長。 教育長(高橋隆二君) お答え致します。  完全に落ち着いたとは申し上げません。ただ、泊中学校の場合ですけれども、先生の話を聞ける様になってきた。1年がかりで、今ここまで進んできました。  それから二中の場合には、ほんの一部の子供、その子供が関わる、例えば校内暴力等でもその子供達だけなんだ。そういう事を聞きましたので、今考えている事は、家庭教育カウンセラーによる家庭の指導も必要かなと、そう思って今考えながら次の段階、指導どうするかという事を考えているところです。  近いうちに家庭教育カウンセラーとも相談しながら、良い方向へ向けれるように努力して行きたいと思います。 議長(大湊 茂君) 11番。 11番(種市敏美君) 先ほどの登校拒否の話でないんですけれど、小学校の時に部活でこれやったんだけども、中学校に行ったら先生が駄目だと言ったと。だからもう行きたくないんだと言う子供もいると聞きました。例えば、私が野球出来なくても野球好きだから野球と言えば、やはり私はやらせていいと思うんですよ。やはり先生に決められるのは、私は小学校のPTA会長もやりましたけども、尾駮小学校の前の校長先生に言ったのが、部活の先生はサッカーだったらサッカーやれと、野球やるな相撲やるなって、子供にも言ったってわけです。私はおかしいと思うんだよ。  やはり中学校までは、のびのびとやらせるべきだと思う。こう小学校から特定してしまうと、やっぱり子供もやりたいのもやりたくなくなって来ると思う。私は今、登校拒否している人、1人2人の話聞いて、私言っていますけれどね。やはりバレーやったらバレーやりたいんだと。人数多くなったからお前やっぱり仲間外れだというのだったら、子供としてはやりたいのもやれないと、大変だなと思って登校拒否していったんじゃないかなと、私は考えていました。1年にしろそこら辺りも、もうそろそろ卒業式も終わり新学期に入っていく、また先生方も変わると思います。教育長さんにはお願いして、とにかく先生方にその辺を。こっちでケアの専門家の人頼んでやるのも良し、やはり先生方もそういう事やらないと、さきほど言うように、泊の中学校が先生の話をよく聞くようになってきたと。大変、その辺から見るとただでない伸びだと思うんだけども。ひとつその辺、教育長にお願いして、私の質問は終わります。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 全員協議会で説明を受けました案の件で私は質問したいと思います。  11ページの家畜糞尿処理促進事業助成金ですけれども、このショベルローダ購入に対する助成とありますが、この使用目的はどういう目的なのかひとつお伺い致します。 議長(大湊 茂君) 農水課長。 農林水産課長橋本政信君) 全員協議会資料の4の11ページの関係だと思います。番号の5番。家畜糞尿処理促進事業助成金、2,500万ということで、これはショベルローダ購入に対する助成でありますけれども。これにつきましては、堆肥の攪拌、切り回し等に対するショベルローターの助成ということであります。以上です。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 私が聞いているのは、自分の経営する所をやるのか、それを聞いてるわけです。 議長(大湊 茂君) 農水課長。 農林水産課長橋本政信君) これにつきましては、酪農協等を通すんですけども、最終的には農家個々がそれを利用するという事になっています。以上であります。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 今の時代に大変、一次産業には有難い良い事だなと思います。そこで今朝、私が触れました交付規程ですけれど、やはり国は16年から補助は無いんだと。それを村は今やるんだとこの予算を取ってるわけですけれども。やはりこういうものは、さっきも言った門前払いでなく、やはり平等に扱うべきだと私はそのように思います。同じ廃止になった、今朝の答弁であればね。私はそのように考えるわけですけども。考えは違いますか。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 助成事業等々に対しましては、これは漁業振興、あるいは酪農振興、農業振興等々の考え方には違いはございません。その要望、要望につきましては、その必要性、あるいは出来る限り補助制度に採択になるような考え方を取りまして、どうしてもその補助制度に村等々が困難な事であれば、一般財源等々の活用も止むを得ないという判断をいたしまして、それぞれに助成事業等々を実施している考え方を取っております。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 私が聞いているのは、こういう事業が、やはり活力ある産業づくり、片方ばかりこういうふうに補助頂いて活力出ても、片方の漁船漁業のように、北であればこれ一次産業、泊漁協であれば、漁協を運営して行くためには7割の、事業計画の運営をしていくため7割の予算を見込んでいるわけです。それであるので、こういう漁船にもイカ釣り機械、また通信機械、やはり全部こういう時代、こういうショベルローダがなければならない時代なわけです。ですので、一般財源、そのようにもう少し活力ある産業づくりと謳ってるので、そういうところまで目を向けるべきだなと思いますが、その点についてどうですか。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 漁業振興につきましては、これまでも様々な、漁協等々また漁業経営者の方々からのご要望に基づきまして、出来る限り助成制度を実施しているところでございます。  例えば、泊漁協管内に対しましても、これまでは船の漁船修理施設、あるいはこれから荷捌場の計画また県事業でもございますけれども、県の方に消波堤等々の要望に対しましても行政としてもいろいろと力を入れて、実現を図って参ってるところでございますので、決して漁業振興のためそういう事業展開を私どもは考慮しないという考え方持っておりませんので、その点はご理解して頂きたい。  ただ今、先ほど具体的にイカ釣り機械等々の購入事業という考え方を話されましたけども、実はこの点につきまして、組合の方から様々な方法等々がありますので、行政の方でも考慮して頂きたいと、組合長の方からはお話はございました。  ただ1つは、機種の関係で我々行政側としては、そういう機械の性質といいますか、器具の種類があるものですから、それらが自由に展開出来れば、購入出来ればよろしいんですが、今のところ特許のあるイカ釣り機械等々の機械器具の購入事業のお話があってるものですから、それらについて、果たして機能がどうなのか。それらをきちんとですね、やはり伺ったところによりますと、県内のある関係の機関が開発したとかという事は伺っておりますけども、それらが果たして設置する漁業者の方々が馴染むのかどうかという事も考え合わせて、これからこういうお話が出て来た段階で、様々な形を検討しなければならないものでございますから、これは私どもは伺っております。組合の方からは。そういう関係で実現を図ってくれないかという要望は承っておりますけども。様々な課題、あるいは解決しなければならない点もありますので、決してそれは、機械導入事業については村が対応しないという考え方は、もっておりませんので、ご理解頂きたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) やはり、現行であればこの40年から、マツケンサンバでなくて今、サンバだけれども、一番先に流行ったのは、泊の人はイカ釣り船サンパということで、ずっとこの機械の会社もあったわけですけれども、全部無くなって、今2社だけ。ハマデーのイカ釣りの機械、サンメイと2社だけ。青森で地元のイカ釣り機械をやっていますけれど、それは技術的にもまだ掛かるということですので、実績のあるものを考えながら、早く進めて参りたいと。組合が、きたら対応して頂きたいと、私はそのように進言したいと思いますが、いかがですか。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 先ほども申し上げました通りに、先ほど、機械にも様々な機種等々の関係が、今狭まれて来ているという考え方もありますので、今の所はどうしても、お話を伺ってるのは、その新しい機械を開発したという考え方を伺っておりますので、その点の実用性がどうなのか、漁業協同組合からも意見を伺わなければならないし、そういう点をこれから協議に入って、前向きに検討したいと思っております。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) やはり先ほどの税金の滞納の問題も出ました。これに対して、泊であれば、ただ真面目に漁船漁業者が税金払っても、何一つやって貰えないと。さっきも強風の被害出ましたけれども、そういう観点から不公平のないように、税金を皆でやっぱり平等に払った者がね、もう少し皆に還元して、また納めて貰うのが筋だと思いますので、是非とも平等に近いような対応、対策を講じて頂きたいと、このようにご要望致します。  そこで戻って、201ページ。やはり村では下水道も着々と整備されているわけですけれども、下水道の普及率。それをひとつ先にお伺い致します。 議長(大湊 茂君) 公営企業理事。 公営企業部門理事(服部栄一君) 北部の方でよろしいですか。北部の方については、一応40.7パーセント。中部、尾駮の方は42.1パーセントの加入率でございます。一応ですね、この後に単考案で補助金の方等についても、また継続させて頂きたいという事で、ご提案してございますけれども。そういうふうな事では、やはり大分の普及率を上げて行かなければ中々出来ませんので、やっぱりそこの所については出来得る限り、まず加入して頂くというふうな事で考えてございます。  農業集落排水については一応、新城平については100パーセントです。それから二又については75.41パーセント。それから出戸については71.6パーセント。それから千樽については92.31パーセント。それから戸鎖については65.87パーセントの加入率でございます。以上です。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) そこで、下水道、農業集落排水の普及が進められてるわけですけれども、この6,963万8,000円。これは前の下水道を整備しない時のこの負担金だと、多くなってるような感じがするわけですけども。この数量は負担金の数量に対して正しい数量ですか。 議長(大湊 茂君) 公営企業の理事。 公営企業部門理事(服部栄一君) あの6,963万8,000円の金額でございますけれども、これは今の新しく建設をしているごみのですね、そういうふうなものも含まれてございます。その部分で金額が多少上がっております。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) この六ヶ所であれば間はいいですね。し尿だけですよね。下行に行ってるのは。 議長(大湊 茂君) 公営企業理事。 公営企業部門理事(服部栄一君) し尿処理の関係で、その部分については一応負担金が増えているのは、そういう形で増えてございます。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) どうも下水道の方やっている割には、こっちが多くなるというのはちょっとおかしいような気がするわけですけれども。今度この債務負担行為の、運搬管理費の方にマルが増えますので、この数字をきちんとしてもらいたいなと思っています。 議長(大湊 茂君) 公営企業部門理事。 公営企業部門理事(服部栄一君) し尿の方の負担金が3,361万9,000円。それから、し尿の処理の関係で建設している部分のものが2,582万3,000円。それが合算になっておりまして。それから公債費。公債費というのは起債の関係です。そういうふうなものが、合算になりましてこの金額になっているのが現状でございます。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 分かりました。  224ページ馬門川観光公園の管理が廃目になった経緯を、お尋ねいたします。 議長(大湊 茂君) 企画調整課長企画調整課長(橋本 晋君) 今回課の設置条例の中でも、条例案が提案されていますけれども16年の4月1日から都市計画業務と公園が、企画調整課の方に移行されました。従来、馬門川は企画で管理していましたけれども、都市公園であります熊野公園とか千歳平のはるき公園これらのものを一本に公園費で管理するため、馬門川公園の方は廃目にしました。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) これはどこに委託するのか分かりませんけれども、今地元でやっても良い具合にいっていないようで、公園ですので、誰が来てもきれいだなと言われるような管理をしていただきたいとご要望いたします。 議長(大湊 茂君) 終わりですか。 7番(松本光明君) この件はいいです。次、225ページです。住宅管理費とありますが、家賃をもらっても足りなくて管理費として予算をとるわけですか。 議長(大湊 茂君) 建設課長建設課長(桜井政美君) はい、お答えいたします。  家賃は家賃として別個になりますけれども、管理費ですけれど、大規模な改修がでてきます。備品等の修繕とかいろいろな作業がでてきますので、補修費として600万円計上させて頂いております。浄化槽の管理の委託料でございますけれども、83万5千円も計上しておりますけれども、一応幾分かの負担は頂いておりますけれども、大まかな修繕は村の方で実施しておりますので、このような管理費が必要ということで計上させていただいておりました。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 271ページですけれども。先ほど触れましたし尿運搬委託ですけれども、2つの数字が出たけれども2,907万1千円が、もとからの半分ぐらいの数量に対して、従来からみれば、この運搬費がものすごく高くなっているわけですけれども、これは半分ぐらいにならなければならないのに、逆に高くなっているわけです。運搬費が数量の割に、今までは6,500万ぐらいのもの運んだものが、今は3千いくらのもの運んでも、し尿運搬委託料が高いわけです。これはどういうわけですか。 議長(大湊 茂君) 公営企業部門の服部理事。 公営企業部門理事(服部栄一君) ここの所については、1箇所ではないです。六戸の方と下行の方と二箇所に持って行っている訳です。それが6,000トンと1,050トンの7,050トンを運搬しているということでそこの部分は、理解を得てもらいたいと思います。と言いますのは、従来は十和田の方に持って行ったのですが、今は、下行の方と六戸の方に持っていっているというものであります。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) もとから2箇所に持って行っているわけです。ただ十和田が六戸に変わっただけでしょう。前に比較すると15年でも16年でもこの数字は合わないでしょう。今、こういうふうに下行の方は、下水道の普及で運ぶ量が少なくなっているわけです。 議長(大湊 茂君) 公営企業部門。 公営企業部門理事(服部栄一君) 詳細については、課長の方から説明させます。 議長(大湊 茂君) 上下水道課長。 上下水道課長(小泉幹雄君) お答えいたします。し尿の運搬の推移でございますけれども、平成14年度では、下行の方に7,455トン、十和田地区には1,047トン、平成15年度では下行の方に7,418トン、十和田地区には1,076トン合計で8,494トン。平成16年度では、まだ途中でございますけれども、大方7,500トンぐらいに落ち着くのではないかと思っておりました。14年、15年においては、8,500トンそれから8,400トンで超過分を下行の方に兼ねてきたわけです。これからいけば16年度においては、超過分においては、そんなに出ないのではないかと思っていました。以上です。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) 説明がおかしくないかな。私は、さっき、負担金はその数量で割り当てられると言っていますよね、下行場合は。今、この数字は半分になっているわけですよね。今、新しくやる建設費が2,500なんぼ入っている訳ですよね。そういう少なくなっているものだから、こっちの方も金額が少なくならなければならないのが、本来の姿ではないのかなと、私はそれを言っているのです。 議長(大湊 茂君) 上下水道課長。 上下水道課長(小泉幹雄君) お答えします。下行の関係ですけれども、建設費の部分とそれからし尿の運搬、それから超過分も予算の中には盛り込んでおります。以上です。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) このくらいは下水に入っている、普及していると言っているわけです。その割に運ぶのが数量が高くないかと、言っているわけです。こんなに下水道に入っているのに、それなのに昔のことを言っているのは、おかしくないのではないかと私は言っているのです。 議長(大湊 茂君) 上下水道課長。 上下水道課長(小泉幹雄君) お答え申し上げます。量的に多いのではないか、ということですね。そのことに関しては、徐々には減ってきております。  ただ、下水を通す時においては、合併浄化槽とか接続する時にはその合併浄化槽等も、きれいに水をかなり出して掃除するわけですね。それらの水が、かなりの量で大半で、かなり多いわけです。年間接続してもらっているのが、公共ですけれども150件ぐらいですか。その量はかなりの量があるはずです。  それから今、郊外型の大型施設といいますか、それとの合併浄化槽。例えばろっかぽっかとかですね。あそこは4000人規模の大型の合併浄化槽ですけども、それらの合併浄化槽等も相当な量でございますけれども、一概に量は、急に量は落ちてこないものと思っておりました。そういうことで理解していただきたいと思います。 議長(大湊 茂君) 7番。 7番(松本光明君) これは後で聞きたいと思いますけれども、これは六ヶ所ばかりではなく、野辺地とか他と比べてみなければ、六ヶ所は高いので、その辺の入札のことを、委託するときに、調べた方がいいと思います。訳も分からなくただ数字ばかり載せるのではなく、下水工のようにやっている割に、揃えた揃えたといっている割に、こんどは水だって、そういうものがでてくるものだから、わけの分からない数量の計算になってくるわけです。全部数量・資料把握をして委託を、設計してほしいとご要望いたします。 議長(大湊 茂君) 7番、分かりましたか。 7番(松本光明君) 分からないので、また、後から聞きます。 議長(大湊 茂君) それでは20分まで、休憩します。
                   (休憩) 議長(大湊 茂君) 休憩を取り消し会議を再開いたします。  次、1番。 1番(高橋文雄君) 私は2点について聞きたいと思います。  まず、1点目は2款の総務費・負担金補助及び交付金です。村議行政連絡委員協議会及び156ページ行政連絡委員協議会の活動費補助金、また自治会運営費補助金というふうな形で、総務の方から村内自治会に、補助金が出ているわけですが町内の会長を村長から委嘱を受けまして、行政連絡委員として、その責務にあたっているわけであります。その際確認したいのは、町内の会費とですね、行政区画の人数ということは、我々町内会町民に配布になる、いわゆるチラシとか行政からの連絡事項については、行政区画に応じた人数配分で来ているから、かたや町内会にもどりますと町内会の会員以外には、なかなか配布しづらいという経過がございます。そのことについて、行政の対応を、やはりいろいろな重要な問題等もあるわけで、このあたりの対応、考え方について、お聞かせください。 議長(大湊 茂君) 総務部門理事。 総務部門理事(佐藤 健君) お答えいたします。村の方からは、今ご指摘のように、協議会の方と自治会の運営補助金という形で、各自治会に人数に応じた割合で補助金を流しております。これはいろいろな業務を、例えば先生ご指摘のようにチラシとかそういった物を配布してもらうというようなことで、それも含めて補助金を流しておりますので、基本的に村の方としては、自治会に加入している、いないではなくて、行政区画にいる住民に対してサービスをしていただきたいということで、補助金を流しているというのが現状でありますので、今ご指摘のような点は、以前からもたびたび問題になっているわけですけれども、行政連絡協議会の中でも総会の中でも、その辺の部分は議論になりまして、そういうことのないようにお願いをしたいという旨を依頼はしておりますけれども、また最近そういうことが徹底できない、加入がなされないということも聞いておりますので、そういう機会を捉えて再度総会で話をしたいと思います。村の基本的な考え方としては、その自治会の加入云々に関係なく区域の住民にチラシも配布して頂きたいということで、お願いはしております。 議長(大湊 茂君) 1番。 1番(高橋文雄君) 村の考え方はよく分かりました。しかしながら、町内会になりますといろいろな問題が出てくるわけです。行政から委託されております例えばゴミの問題とか、いろいろな行政からの委託事業があるわけです。例えば村内で行われる村のイベント等についても、あらゆるものを町内会あてにやるわけです。そうしますと住民であるにもかかわらず町内会に加入しない、いわゆる住宅等に入っている方については、一切町内会とは関係なく生活をしている、いろいろな弊害がでているのは、ご存知だと思うのです。  確かに行政側としては、あくまでも自治会とは関係ないと言いますけれども、自治会の運営そのものに、今、非常に会費の問題とか、それから特にゴミの問題等については、いろんなトラブルが発生しているわけです。町内会の活動そのものには一切参加しない、だけれどもその町内会の区画にいる。入らなくても村民であるからいいんだということになれば、町内会の運営そのものにも支障をきたしている、というのが実情なわけです。  そういうことを含めて、行政としてその人たちにどういう指導をするか、それはなかなか難しいと思いますけれども、そのままにしているわけにはいかない問題だと思うわけです。  その辺を再度、理事の方から考えていただきたいなと思います。 議長(大湊 茂君) 総務理事。 総務部門理事(佐藤 健君) お答いたします。先生ご指摘の点、まさにその通りだと思います。  村でも転入してきた住民、村に入ってきた場合に、当然窓口の住民課の方にきますので、自分の居住する地域の自治会に加入することになっていますと、これは強制は出来ないと思いますが、そういう仕組みになっていますよ、ということは最低周知をするとか、そのくらいは村としても対応はできると思います。その辺も含めて村内で検討して、なんらかの方策は講じたいと思います。よろしくご理解の方をお願いします。 議長(大湊 茂君) 1番。 1番(高橋文雄君) よく分かりました。特に、町内にある村営住宅に入っている人とか、農家の二男が、仕事の関係で自分の自宅から出ていて、住宅を借りなければならない。そういう人たちが、私の実家は、町内会に入っているから、自分は入らなくても良いのではないか、そういうことを言う人たちもいるわけです。今言ったみたいに結局、町内会としては、拘束力がないものだから、致し方ない部分があるのですが。行政がやっている住宅に入る人だけでも、ある程度の拘束力を持って、町内会に加入させるとか、それからまた別になりますけれども、会費をきちっと払わなければならないということの指導を含めて、今後、よろしくお願いしたいと思います。  二つ目は、北側レイクタウン構想のことです。260ページです。午前中にも質問で、村長、助役から、この事業に対しての決意を伺いまして、非常に心強いと思っているわけです。  そこで、私は、経過をお聞きしたいと思います。この事業については、県とのいろいろなセクションとの協議が必要だということをお聞きしております。もう既に、資料によりますと6回ほどの事前協議が行われているということも聞いております。このスケジュールに則って事業申請、事業認可を受けるために、まだまだそれだけの協議が必要だと思いますが、今までの事前協議の中でセクションごとの六ヶ所村のこの計画に対する感触といいますか、その辺のことについてお聞きしたいと思います。 議長(大湊 茂君) 北地区整備推進室長 尾駮北地区整備推進室長(中村豊彦君) お答えいたします。今まで、6月と昨年11月の全員協議会におきまして、この基本構想に基づく基本計画を提示したわけです。それに基づきまして、今年の3月の28日までに基本設計が、できる予定でございます。それに基づきまして、これから各セクションと、事前の協議又は本協議に入っていくわけですけれども、本協議は今年の6月をめどとしております。そのためには特別会計の方でお願いしております計画書等を作成して、県の方と調整させていただきます。その内容につきましては、都市計画に関わる事務でございます。  もう一つは区画整理事業を進める上で、一番大事になります農業農振の解除、農地法の転用、農地転用の事務の手続きでございます。これら等を含めまして都市計画の審議会を経まして、一応10月をめどにしてこの区画整理事業の認可を頂きたい、そしてこの事業を進めていきたいということが、大筋の事業内容でございます。 議長(大湊 茂君) 1番。 1番(高橋文雄君) 今後の予定については、このスケジュールにありますので、だいだい分かるのですが、今までの尾駮レイクタウンの土地区画整備事業に関わる用地取得地権者説明会の中で、資料の中で配布されているものですから、この中で協議を6回ほどやったと書いてあるのですが、その内容をお聞きしたい。六ヶ所村のこの開発計画に対して、県が、5つほどのセクションがあるのですが、そのセクション毎に本当に県が六ヶ所村のこの開発について理解を示しているのか、その辺を聞きたかったのですが。 議長(大湊 茂君) 久保理事。 企画・防災部門理事(久保 源君) 私の方からご説明申しあげます。まず、地権者に関わる説明会の際の今までの経過ですが、この6回は庁内を含めて庁内の関係課とのいろいろな公共下水道とか、あるいは道路とか、事業の内容の周知等も含めて、それから県の関係課、当然都市計画課とか、区画整理課とか、そういうものを含めて6回ほど行ったということでございます。  その感触ですけれども、いろいろと細部にわたっての詰めはこれからの部分があるとしてもほぼ計画どおりいけそうだなという実感がします。  それから今までの経過の中で今の状況がどうなっているのか申し上げますと、まず土地買収に関しては、一昨年行われた共有地の買収については地権者が1名、まだ未契約でございますが、この3月末までには一応契約をして移転登記完了予定でございます。  それから先般地権者に対して説明会を行いましたが、これは地権者が52名中、そのうちの51名から事業の同意書を頂いております。ただ、土地の契約についてはまだ予算議決しておりませんので、新年度になってから区画整理事業の認可が下りた後に、地権者に対して用地交渉をして参りたい。それから残りの1名の方についても、3月中に同意が得られる見通しとなっているわけでございますので、地権者の用地関係につきましては、同意が得られそうだということでございます。以上です。 議長(大湊 茂君) 1番。 1番(高橋文雄君) 分かりました。ほんとにその様な状況で、県の方の形としても異論が無く進められれば、大変喜ばしいことだと思います。  そこで一つだけお願いしたいのですが、どうしてもこの開発については、地権者の同意が一番必要だということで、今、理事の方から、99%くらい同意を得ていると、これは非常にいいことだと思うのですが、先ほど税のお話になりました。先般、平成16年の税金の確定申告が最中執り行われているのですが、去年の共有地の分の関係で、税金の申告がなされている最中で、その関係で税法の改正もあったわけですから、これはやむを得ないことですが、説明と若干内容が違うということで、苦言をいただいているかと思います。そのことについては、今後、これからも大きい金額が出てくると想像されるわけですので、地権者にとって、優遇税制は絶対条件だろうと考えるわけで、その点も含めて、前回の共有地の税金の対策等について、もし誤りがあったとすれば、それなりに個々に説明を、再度していただくようにお願いをして、私の質問を終わります。以上です。 議長(大湊 茂君) 12番。 12番(附田義美君) 私から、長芋焼酎工場のことについてお伺いしたいと思います。観光課長の方の担当ですから、お伺いしたいです。  この長芋焼酎が、13年という年月を経てブランド化し、私としては六ヶ所村の宝物になったと、宝だと言っても過言ではないと思っております。  しかしながら、宝というだけに、焼酎愛好者がほしいという分を供給ができないということで、工場を作るんだということになったわけですけれども、これは大変喜ばしいことだと思います。  しかしながら、工場を建ててその採算性ということになりますと、半端でない数を販売しないと、採算が合わないのではないかと思っております。  そこで課長から聞きたいのですけれども、どの位のスペシャル並びにノーマルの販売、販売エリアを考えているのか、お聞きします。 議長(大湊 茂君) 商工観光課長。 商工観光課長(久保勝廣君) お答えをさせていただきます。  まず長芋焼酎でございますけれども、先ほど先生の方から、村の宝となっているということでございます。まさに、その通りだと感じております。これまで携ってきた方々のお力添えによるものだと、私も思っております。  またこの六趣の製造につきましては、先般の協議会の中で資料を配布させて頂いておりますけれども、生産規模としてはレギュラーは6万本、スペシャルにつきましては8千本を生産できますということで明記しております。ただし生産規模はこの規模ですけれども状況をみながら、誘客を図るという意味からいたしますと、村内で販売するような、お客さんが来て買って頂くということを基本としていきたいと、私は考えていますので、当初から6万本とか8千本とかという生産にはならないと考えております。販売エリアについては、基本的に村内で販売をするということで、今のところ私としては考えております。  以上です。 議長(大湊 茂君) 12番。 12番(附田義美君) 村内のエリアを考えているということで、私もほっとしたところでございます。  そこで、販売または販売状況をみながら製造していく考えみたいですけれども、これはその通りで良いと思います。  そこで一つ懸念される問題点は、村が施設を作って第3セクターである六ヶ所地域振興開発株式会社、そこに製造部門を委託するわけですけれども、当然損益計算がされてくるわけで、議会に報告する、その中でなぜ赤字なんだと言われない様にするには、なんとしても増産していかなければならない。しかし、この数字でノーマルで6万本スペシャルで8千本を一挙に売り出した場合には、一時的にはかなりお客さんは飛びつくでしょうけれども、必要に応じていつでも手に入るとなれば、私は価値が下がってくるのではないかなと思います。欲しいときに無くて、探して手に入れて初めて価値があるのではないかなと思います。その辺の度合いは、かなり難しいと思っております。  従ってこの宝物を守るためには、村からの支援金がないと守りきれないのではないかと思います。頭から支援するということを考えておかないと、私は宝物ではなく、もうどこにでもある焼酎になってしまうのではないかと、懸念をしている1人でございます。  従って今度は村長にお聞きしたいのですが、この宝物を守るため、村としてこの会社の状況を随時みながら、議会と相談しながら補助金を支援していくということがないと、私は、この担当課もまた承った会社も大変ではないのかなと思うので、その辺のところをお聞きします。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) ただ今の長芋焼酎に関わる部分について、お答えを申し上げます。  議員からもありましたように、非常に価値のある一種のブランド化されて、宝物ですよと言われているのは、村内だけでなく周辺市町村、それから六ヶ所村で働いて東京の方に行ったり、それこそ遠くに行った人からも言われています。一昨年、講演に来たある講師もあの焼酎は良いと、そして何回かどういう状況か聞かれたりもします。まさに六ヶ所村のひとつの宝物と言っても良い、その部分の価値を下げないようにいかなければならないと、自分も思っております。極端にいえば、会社が赤字になるような心配がないですかということですが、多分相当の年月を経ないとなかなかペイする状況にはいかないのではないかと、自分でも思っております。そこで自分としては、その間議会と相談しながら、何かしらの支援策を考えざるをえないのかとは思っております。  いずれにしても、これだけの宝物になったブランド化されたものをできるだけその価値を下げないように、今後ずっと5年や3年でいいのであればいいのですが、これから何十年ということを考えると、農業の活性化の部分にも弾みがつくでしょうし、観光面の資源にもなるでしょうし、そういう部分も総合的に考えて、この工場の件については考えていきたいと思っておりますので、ご理解いただければと思っております。 議長(大湊 茂君) 12番。 12番(附田義美君) 村長、是非これを守ってほしい、支援してほしいということをお願いいたします。  それでもう一回課長から、お聞きします。村内のエリアの中で、現在の本数を卸している酒店、店舗数が、何店舗ぐらいあるのかお尋ねします。 議長(大湊 茂君) 商工観光課長。 商工観光課長(久保勝廣君) お答えいたします。先般の税務署からの資料をいただきましたところ、小売の関係で店舗をもっているところが31だったと、記憶しております。 議長(大湊 茂君) 12番。 12番(附田義美君) この31店舗の酒店に、卸しをしているわけですけれども、この卸の中で、どういう基準で本数を決めているのか、その辺を聞きたいと思います。 議長(大湊 茂君) 商工観光課長。 商工観光課長(久保勝廣君) お答えいたします。各小売店についての卸しの部分については、店舗店舗と関係、卸し問屋との取引がある関係上、私の方としては、どこに何本ということの本数は押さえておりません。以上です。 議長(大湊 茂君) 12番。 12番(附田義美君) 何故この店舗を聞いたかというと、これからビール会社の方で卸業又は鳩正宗の方と2社で卸すことになると思いますけれども、現在のところは我々の聞いている状況の中では、どんどんスーパーができれば当然店舗数が増える、その分減っていく、小さい店舗だけが量を減らされていく、スーパーの方は減らない、逆にそちらの方に優先的にそちらの方ばかりにいく。何故そうなるかその原因が、会社名出して悪いですが鳩正宗の他の商品を多く買った酒店に多く割り当てているという話があるわけです。ブランド化になる前は、最初全然人気がなかったわけです。しかしそれをみんなが無理をして在庫を抱えながら仕入れて、ようやく今欲しくても手に入らないくらいになってきたと、こうなったら今度は自分の会社の商品を多く仕入れるところに多く割り当てると、こんな不公平なことはないと思っています。でも私も確たることをつかんでいるわけではございません。一般の話を聞いただけですから。  従って支援をお願いしたいのは、長芋作っている人たち、一次産業の人たちの普及にもなるだろうと、村長はおっしゃっているわけですので、これをベースに六ヶ所の酒店、商店の方々に公平に販売するべきだと思います。A店が品切れしたらB店にあるではないかと、またはC店にあるではないかというように公平に卸すことで、宝のスペシャル、ノーマルが回っていくことで、他の商店が潤うし、そこにはスペシャルだけを買いにいくわけではない。行けばやはり別の物も買うのではないかと、そういう活性化にも繋がるのではないかという方策も必要ではないかと思っています。もう一回お聞きします。 議長(大湊 茂君) 商工観光課長。 商工観光課長(久保勝廣君) お答えをさせていただきます。各酒の小売店に対して公平に配付するようにとのご要望ですが、従来からの卸問屋さんが、今一つありますけれども、そこの部分につきましては、従来どおりにやらせたいと私は考えております。  また、増える部分につきましては、製造工場の部分で免許が付与されるということで、卸しの部分、販売の部分の免許が一緒についてきますので、そこで調整ができるのかなと、私は考えていますので、今後検討していきたいと考えております。 議長(大湊 茂君) 12番。 12番(附田義美君) 議長、是非これは守ってほしいし、指導してほしい。今現在卸問屋さんの方にこれから指導をして、アンバランスのない様にしてほしいとお願いして、この件については終わりたいと思います。  次に、村長の公約の中であったのですが、シルバー人材センターを立ち上げるという話も上がってきましたが、今回の予算の中に盛られていないし、今後いつ頃立ち上げを考えているのか、理事でもいいですし課長でもいいですしお聞かせ願います。 議長(大湊 茂君) 福祉理事。 福祉部門理事(目時昌弘君) ご質問にお答えいたします。シルバー人材センターということで村長からも指示を受けて検討しておりましたが、名称がそのシルバーを使うかは別といたしまして、その業務の委託に向けて今福祉協議会の方と詰めをしています。実際に3月中になんらかのアクションを起こして、予算は計上していないのですが、今既存のものでとりあえず対応して、実際に事業で動くのが6月ぐらいになるのかなと。4月からは事業に入りたいと考えております。 議長(大湊 茂君) 12番。 12番(附田義美君) 何故今この問題を、お聞きするかというと、各家庭の方でも企業の方でもやはりシルバー人材でも、自分が行ける部門はいっぱいあると思います。それを活用させていくためにも、行政が先頭に立って早く立ち上げてほしいと思っているひとりですので、今あれっと思って聞いているところです。6月頃が目途と言うことであれば、そこまでに立ち上げてもらえばいいと思っています。  これで、私の質問を終わります。ありがとうございました。 議長(大湊 茂君) 次に13番。 13番(相内宏一君) EM菌について質問したいと思います。  EM菌使用については、ここ3年ぐらい六ヶ所村の方でも予算を盛ってそれを湖沼に使っているわけです。小川原湖関係市町村もそれぞれの地でEM菌の使用をしているわけです。小川原湖周辺の市町村との連絡協議会と申しますか、それとの連絡はどうなっているのか先にお伺いしたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) お答えいたします。  EM菌関係の連絡協議会ですけれども、これは三沢市長が会長になっています。村長も会員になっています。事務局が上北町で実施されています。その主な業務、事業活動につきましては、各市町村が連携した取組み、有機の勉強会とあわせて水質検査をやっておりまして、お互いに情報を共有しながら、一緒に取り組むということで、今現在は4市町村でやっているのですけれども、将来的には県、国を巻き込んだ形の小川原湖の環境浄化ということを最終的には考えております。以上です。 議長(大湊 茂君) 13番。 13番(相内宏一君) EM菌の効果については、ここで申し上げるまでもないわけですが、農業、酪農等が非常にこの菌について理解を得て、かなり使用している段階であります。  私がこのことを質問するのは、小川原湖の漁港が主体ですけれども、小川原湖に生息している白魚、ワカサギ、しじみですが、昨年度、16年度においては死貝がでたと、白魚、ワカサギ等については、生育が非常に遅いという結果が実は昨年度でているわけです。現在に至っても、つりで釣られるワカサギ等も非常に小さいということで、その結果をどういう影響があって、何故そうなのか、小川原湖漁港では、県の内水面に依頼をしてその調査をし、また内水面の方ではそれぞれの専門の大学の教授に頼んでEM菌についての効果等を依頼しているわけです。昨年度は特に猛暑でありまして、色々とプランクトンの成長に猛暑がどう影響するのか、もうひとつは今申し上げているEM菌の関係がどうなのかという、EM菌に対する効果の追跡と申しますか、それがもうひとつ小川原湖の漁師間で懸念されている、特にしじみは年間の水揚げ高が10億以上でありまして、皆さんもご承知のとおり、大変な猛暑の関係でそうなったということで、その関係町村でEM菌を使用した結果を、それなりにきちっと調査をしているのかと、漁民の方からも六ヶ所村の方の行政はどうなのと、上北町からも聞いているようでありますが、協議会の中で意見をひとつにして取りまとめをした調査書を作っているのかどうか、お伺いしたいです。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) お答えいたします。その水質調査関係ですが、4箇町村で実施しているわけでありまして、毎月1回日を決めて同時に実施しているわけでありますけれども、六ヶ所村については中志、内沼地区と平沼の田面木沼の2箇所でそれをしております。三沢は1箇所です。それから東北町は2箇所で、上北町については3箇所で調査して、お互いに情報を共有しながら対策等をやっております。  今後EM菌の関係については、もう少し勉強をしながら普及啓蒙をさせていかなければならないものと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。 議長(大湊 茂君) 13番。 13番(相内宏一君) その漁師間で意見が分かれておりまして、やはり協議会としてもひとつの方向性を出して、現段階で説明ができるような資料の作成が必要なのかと考えております。  まずこのEM菌については、現在のところ意見が二つに分かれて、まったく結果が分からない議論がなされているわけで、私もこのEM菌については、農業部門酪農部門においては絶対効果があるということで、これは現実にも見ていますし、本当に良いものだということは認識はしているのですが、たまたま漁師の間で何故そうなのかと去年は猛暑だったこともあるが、議論がなされている最中ですが、少し勉強をしたいと思って質問したわけです。  特に青子等については、霞ヶ浦でかなり青子が発生して、そこは鯉の養殖が盛んですが、青子が出た時にEM菌を投与したら青子が消滅したという、効果が現れた例もその大学の教授がいろいろ効果があると、漁協の方に言っている。今までは、いろいろ効果等については説明しているわけですけれども、今、逆の考え方がちょっと出てきているわけですから質問したわけでございます。  この件については、予算等もありますから、今後とも継続して調査等を実施してほしいとご要望しておきます。  それから、さっきの211ページの湖沼水質浄化調査というのは、このEM菌の関係でもう既に完了しているものですか。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) これは午前中でも、3番議員にお答したことですけれども、これにつきましては16年度予算に計上し不用額ということで減額させていただきましたけれども、田面木沼の関係の水質検査、今後の水質浄化の対策等を検討をするための調査検討でありまして、お答したとおりできるだけ費用を最大限使って、それで最大限の効果を上げたいという考え方で計上しております。それでご理解してください。 議長(大湊 茂君) 13番。 13番(相内宏一君) 分かりました。  それから次に、全協でも申し上げましたけれども、時間がないということで質問を控えましたけれども、農家の皆さんが農地の規模の拡大ということで、JAと天間、六ヶ所村支所の係の者と、いろいろその規模調査を取ったところ、約80ヘクタールぐらいの要望があるということで、農家も10町歩か15町歩の規模ぐらいなければ、大型機械等を使って採算性からみても、それぐらいの規模拡大をしなければならないと、また大きいほ場でなければならないということでお願いをして、希望を取ったところ80ぐらいあるということです。  この前も申し上げたと思いますが、むつ会社の所有している土地、B住区があるわけですが、そのことについて、むつ会社の担当の職員の方と村の方の担当も中に入って、いろいろと協議してきたと思います。
     ここで言いたいことは、むつ会社の土地を借りてもらいたいというのは、ひとつあります。今度、長いも焼酎が始まるわけですから、その長芋の試験ほ場を周辺に作って、農業と観光が盛んになるようなルートを作れば、観光客も愛用者も、非常に分かり易いブランド品の開発についての理解が深まると思いますので、是非むつ会社の土地を借用して、農家の規模拡大と合わせて実施していただきたいということが質問の主旨ですけれども、協議会の方では、再三担当課とむつ会社と農協と協議したようでありましたが、その辺のところは課長から答弁をもらいたいですけれども、まず経過について課長の方から答弁をお願いします。 議長(大湊 茂君) 産業・建設部門理事。 産業・建設部門理事(海津清美君) お答えいたします。むつ会社の所有地の活用につきましては、村長からもむつ会社さんの方へそういった要請をしているところでありまして、これまでご指摘のように、関係課あるいは農協さん、会社の方といろいろと協議をしている段階であります。その中で一応、これは県の方も調整をしているわけでございますけれども、B住区の東側の面積128ヘクタールありますけれども、そこの部分とその他に候補地といいますか希望されている場所があるわけですけれども、いろいろな問題点があるわけです。  例えば一点目としては、借りるのはやはり公的な機関ということになるわけです。例えば農協とか、そういったことの検討も必要であるということ、あるいは暫定的な利用の形と、例えば貸者の期間をどの程度にすれば良いのか、あくまでも、先程先生がおっしゃったように、長芋焼酎工場への原料の供給といいますか、地域振興に資するとかそういったいろいろな検討課題があり、今検討しているところで、雪解けを待ちまして現地の方も調査したいと調整を図っています。 議長(大湊 茂君) 13番。 13番(相内宏一君) 課長が最後におっしゃった雪解けを待って調査したいと、農協もそういう結論であります。実際経費がどのくらい掛かるのか、農道の関係もあると思うし、抜根したり農道に砕石したりする経費が最終的には掛かるわけですから、村長さんもこのことについては、前向きに取り組んで進めてもらいたいと、予算は農協も受益者も当然出さなければならないですし、村の方としても長くない時期に決断して進めてもらいたいと思います。  長芋工場の進捗率に沿って進めてもらいたいと、大きな要望があります。期待もありますので、その考えがありましたら、助役さん。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 恐らく相内議員は、農協の理事も兼ねておりますので、その内容等々については、詳しく承知していることと思いますが、長芋の関係等々につきまして、いろいろとむつ会社とその地点を示されましたが、B住区のところを活用できないかという点につきましては、担当課等々が農協等々とまた県とあるいはむつ会社等々とも協議しているということで、現在その結論はまだでておりませんけれども、課題はあると思います。先程相内議員が申しましたが、例えば抜根の経費あるいは農道等々の整備、そういう関係をどう負担をしていくのか等々の大きな課題があると私は考えていますが、今のところこれを全て行政でという考え方は持っていないので、ご理解いただきたいと思っています。  それからもう1点は、長芋の研究施設という考え方等々と今の焼酎との一体的な考え方をとっていますが、今ご承知のとおりニンジンの選別機等々の要望が出ております。この中でまた、長いもの研究施設等々となりますと、私共としましては、やっぱり農協側としてもきちっとした考え方を村に伝えていただかないと、全てなにもかも出てきてすぐそれに沿う採択する実施するということは、今の財政状況からすると、できるならば農協の理事さんとしてそういう点を、行政側がこういう考え方をもっているということを伝えていただければと思っております。 議長(大湊 茂君) 13番。 13番(相内宏一君) 助役さんの現段階の考え方は、最もだと思います。長芋生産向上の進捗率に従って、是非とも農家の規模拡大のためにも、考えてもらいたいと要望しておきます。  以上で終わります。 議長(大湊 茂君) 6番。 6番(橋本喜代二君) 114ページ商工観光課長にお聞きします。村商工会補助金として、816万、この内訳をみますと、村商工会補助事業616万、新規事業として商工活性化促進事業200万とあるのですが、この内容についてもっと詳しくお願いします。  最初の村商工会補助事業というのは、商工会の補助金なのか、またはこれに関する事業があるのか、お聞きします。 議長(大湊 茂君) 商工観光課長。 商工観光課長(久保勝廣君)お答えをさせていただきます。  ただ今の村商工補助金の816万円の内訳ということですけれども、この816万円の内訳としましては、従来からの商工会への補助金というものは616万円を予定しております。後の200万円につきましては午前中にもお答え申し上げましたが、今年から村商工業活性化促進事業の補助金という名目で200万円の補助ということで計上させていただき、合計で816万円という予算となっております。以上です。 議長(大湊 茂君) 6番。 6番(橋本喜代二君) 課長、商工業活性化促進事業の200万円の内訳は、極端に言いますと1店舗いくらぐらいの補助をするとか、詳しいことをお願いします。 議長(大湊 茂君) 商工観光課長。 商工観光課長(久保勝廣君) お答えをさせていただきます。  商工会さんからのご要望でございますけれども、これにつきましては商工業の活性化事業ということで、この200万円は、1店舗当たりの修繕及び備品の購入ということで、限度額を50万円を予定しておりまして、事業費の2分の1補助という要望がなされておりまして、今年は200万円の予算計上でございます。以上です。 議長(大湊 茂君) 6番。 6番(橋本喜代二君) 分かりました。  それからこの前の全協の時期に、相内議員から南地区の学校の統合、新築工事について、教育長から答弁があったのですが、それと関連するのですが、私からもお聞きしたいと思います。実はわたしは平沼出身ですが、平沼の自治会長とこの間お話する機会がありまして、どうも今の小学校の入学数からいくと今の小学校でも既に複式がでている。資料に基づき集計をとったのですが、平成17年度平沼小学校12人、倉内6人、それから18年度が平沼10人、倉内10人、19年度をみますと平沼9人、倉内8人、大体20人程度で推移しております。そしてですね、父兄の中で一番問題視される事は、要するに平沼小学校の場合、小学校のクラブ活動はミニバスである。また倉内小学校はバレー部である。  そして二中に進学した場合に、要するにバレー部しかない。ミニバスは無い。こういうことを考えますと、やっぱり早期に統合するべきではないのか、この様に私は考えますが、教育長、いかがでしょうか。お答えをお願いします。 議長(大湊 茂君) 教育長。 教育長(高橋隆二君) お答えします。これは聞いていることですが、前教育長が生徒数が一桁になったら、統合を考えましょうということで、今まで統合事業を進めてきたようです。地域からそういうお声が、ちらほら聞こえるようになって参りました。そういうことから、自分でももしできることであれば早く統合をして、今問題になっている小学校の時はこういう部活動をやっているが、中学校では自分が入りたい所属する部活がないという子供さんのことも聞いていますし、こういうことの中で問題が色々と発生する。  考えていかなければならない。ただ部活動をこちらの方で簡単にひとつにするとか、この部をやめてこちらの方へ変更させるとかということについては、差し控えさせていただきたいと思います。というのは、施設設備のこともありますし、指導者のこともありますので。おそらく各学校には後援会みたいなものを作っていると思います。それもありますので、簡単にはいかないと思っております。  いずれにしても社会体育を中心とした部活動、活動と言って良いかどうかわからないが、社会体育の方では地域総合スポーツクラブを作って、そこで希望するようなスポーツをやらせるようにクラブを考えていますけれども、六ヶ所村の場合には、先ほどから問題になっております人数の関係で、それはなかなか難しいだろうと思っております。いずれにしても今の様な問題を早期に解決していかなければ、これから学校がどんどん小規模化していきますので、大変な大きな問題になっていくのではないかと思っております。これから校長たちと相談して考えていきたいと思っております。 議長(大湊 茂君) 6番。 6番(橋本喜代二君) 教育長からこの件につきまして、重要なご説明がありました。私も理解したところでございます。  一番大事なことは、村長も公約の中で、教育青森県一を掲げているわけですから、なんとか行政側にも各部落に働きかけまして、早期に統合が成されるよう希望して終わります。 議長(大湊 茂君) 5番。 5番(木村常紀君) 北部上北広域事務組合負担金についてですが、クリンペアはまなす、野辺地病院、火葬場等毎年相当な金額が出ていっております。そこで、六ヶ所出身の方で、北部上北広域事務組合で働いている方、例えばクリンペアはまなすでは何人中の何人、野辺地病院では何人中の何人とか、回答をここでできますでしょうか。 議長(大湊 茂君) 総務理事。 総務部門理事(佐藤 健君) 大変申しわけございません。現在人員の把握ができておりませんので、後で調べてお答えします。 議長(大湊 茂君) 5番。 5番(木村常紀君) 分からなければ結構です。私の聞いているところによりますと、特に野辺地病院の看護、事務で働いている方が、非常に六ヶ所村の出身者が少ないと聞いています。できればこれだけの大分の負担をされていますから、やはり今、雇用が大変ですので、雇用の拡大も図りまして、是非北部上北事務組合にも、六ヶ所村出身者を送り込んで欲しいと村長にお願いして、この問題については終わりたいと思います。  それと、大変なことを忘れていました。野辺地病院、組合病院の産婦人科が無くなるということで、普通の六ヶ所村の診療所には外科とか内科の先生は居るとは思いますが、六ヶ所村の診療所にも産婦人科の先生はいないと思います。その中で、子育て支援とか少子化を向かえている中で、安心して子供を生める環境ではないのではないかという気がしています。その辺を村はどういう考え方なのか、その点をお聞きしたいと思います。 議長(大湊 茂君) 助役。 助役(戸田 衛君) 野辺地病院からの産婦人科医の引き揚げについては、報道等々でも報道されておりまして、野辺地病院の方からは産婦人科医が引き揚げたという報告は受けております。  ひとつは青森県内の医師確保全体の問題でありまして、特に産婦人科医あるいは小児科医の医師不足は、県全体の深刻な問題であります。これについても昨年一昨年、私共北部上北管内の首長、野辺地町長が先頭に立ちまして、県の方にもこのことについて強く要望した経緯がございますが、なかなか実現できない。小児科の関係では、要望したところ実現したということになっておりますが、現在のこの産婦人科医の確保に向けては、この管内この地域では、産婦人科のお医者さんがいない三沢市に居るだけという環境になっておりますので、この点についてもまた北部上北管内の行政の側としても、県の方にも強く働きかけて行きたいと考えております。 議長(大湊 茂君) 5番。 5番(木村常紀君) 是非この産婦人科は必要だという気がしていますので、ますますこの少子化に追い討ちを掛けないように、原燃の病院もあることですし、原燃と診療所と一体の考え方を持ちまして、実現方、先生を確保できるように頑張っていただきたいと思います。これはお願いです。  それからひとつ、これはお聞きするだけですけれども、市柳沼の、224ページの市柳総合公園整備事業費の中に6,400万円工事請負費とありますが、これは何の工事ですか。 議長(大湊 茂君) 企画調整課長企画調整課長(橋本 晋君) 企画調整課からお答えいたします。  実は市柳のろっかぽっかの下の方に市柳公園がありますけれども、平成3年から整備を進めております。すでに十数年たっておりますが、今年度の予算において、従来の整備が終わった分これらのものを活用して供用開始をする方向で、今事業の内容を考えております。本来であれば19年度までの計画でありますけれども、後5億ぐらいかかりますので、事業内容を変更しまして、従来整備したその中で供用開始できないかという事業内容は検討中であります。 議長(大湊 茂君) 5番。 5番(木村常紀君) 分かりました。特に課長にお願いしておきたいことは、何を造っても、何をやっても良いですけれども、半端なものを作ることだけは止めてほしいと思います。  あそこは非常に立派な人工芝を作って、ライト設備照明設備もありますよね。無かったですか。私、あると思っていました。勘違いしていました。そういう立派なものを作って、サッカーができない半端な広さのものを作ってですね、きちっとしたことができるような、どうせお金かけるのなら、中途半端な金をかけたって、人は使わないですよ。まして、あそこは村の中にあるのではなくて、わざわざバスとかを使っていかなければならないのです。そういう中で、半端な8,000万とか1億何千万かけたといっても、私は無駄だと思います。ですから公式の一面をとれるような設計と金をかけるのであれば、私たちもそれはそれでスポーツ振興に結構なことだと思いますので、中途半端なことは止めてほしいと思います。  それとあそこの遊歩道、薪を切った、チップですか、あれを敷いているのですが、あれ、課長どうなっているのか、分かっていますか。風で飛ばされて、まったく意味をなさない。そして美化を損ねている。周りにちらかっているのです。どうせやるのなら、アスファルトでも石でも何でもいいですから、飛ばない様な素材の物を使ってやってほしいと思うのですが。その辺いかがですか。 議長(大湊 茂君) 農林水産課長農林水産課長橋本政信君) 途中から、内子内広場の関係に話はきていますけれども、木村議員のご指摘のとおりですで、あそこはウッドチップということで、木の木屑を使って散策道を造っておりまして、一部そういう所、風で飛ばされている所があります。このことを踏まえて今、会検等がありますけれども、今後飛ばない施設、もう少し活用できるような施設に改造する方向で検討していきたいと思います。 議長(大湊 茂君) 5番。 5番(木村常紀君) 風の弱い六ヶ所ならばいいのですが、これだけ風の強い六ケ所村において、あなたも六ヶ所村の出身でしょうし、私たちも六ヶ所の出身ですが、最初から飛ぶということを頭に入れてそのような設計をしてもらわないというと、ただただお金を捨てるだけで、何も意味をなさないと思います。  当然そういうことであるならば、事前にこのことは分かるはずです。ですからその対策等を相手、設計者に話しをして、いま後の方でも言いましたが、これは例えばセメダインでもボンドでも何でもいいですから、くっ付けて敷いて飛ばないような対策をやって、なおかつ何年かしたら飛んだというのでしたら分かりますけれども、敷いた傍らから、風が強いと飛んでいくのですよ、非常に残念だ。せっかく良いもの造っていながら批判されることは、誠に遺憾なことだと思って、大変憂慮すべきことだなと、私自身も考えております。答弁はいいです。これは仕方のないことですから。もう済んでしまったことですから。これから今後こういうことのないように、みんなと検討しながらやっていく、なんのために体育指導員がいるのですかと、私はいつも言っています。ずっと昔の話に戻りますけれど、あの体育館10何億もかけながら、今改修するということですが、あれだって光が入って公認はとれない。その当時も、バスケットの選手とかバレーの選手が体育指導員の中にもいたと思いますが、そういう方々から聞いて、やはりきちっとしたものを作る。みんなとの縦横との繋がり、理事・課長・部局との話し合い、そういうものを是非活用していただきたい。ただ名前だけで置いておくというのは、活用しなければ損です。そういった方々がおりますから。それはお願いにしておきます。答弁は別に要りません。  それからこの前の当初予算の説明で、今六ヶ所高校が存続の危機にある中で、子供たち中学生が行きたい魅力のある高校つくりをしなければならない。ただただ金の支援だけでは、親御さんたちは良いでしょうけれども、子供たちが行きたいという気持ちにならなければ、よその高校に逃げていくのではないかと思います。特にこの尾駮地区はゼロだということを聞いて、私尾駮出身であるので、非常に残念だと思っているので、そういった存続の危機にありますので、先程8番議員がお話ししたように、そこまで深くいきませんけれども、少しお聞きしたいのですが、16年度の職員の採用それから17年度の職員の採用、どこの高校どこの大学と、それからどこ出身、その辺まで2ヵ年の採用した方達の名簿を、お知らせいただきたいと思います。 議長(大湊 茂君) 総務理事。 総務部門理事(佐藤 健君) お答えします。今、手元に正確な資料がございませんので、答弁できませんけれども、ただ16年度、17年度は8人ですけれども、ほとんど大卒で、今年高卒は1人です。村内が16年度は2人、17年度は2人で、2人ずつです。8人の内半分が村内ということになります。正確な資料は後で。 議長(大湊 茂君) 5番。 5番(木村常紀君) 分かりましたけれども、魅力ある六高出身者で、あるいは地元出身者で、高校から大学いって、そして地元に帰って来たいと、そういった魅力あるというのは、私はその辺もあるかと思います。ただ単に頭が良い者、良い者採用で、いわゆる体力とかやる気とか根性を見ないで、ただ学力だけで判断して採用して、しかも地元ではない方を採用して、地元ではない方もそれは仕方がないでしょう、特殊なものに関しては。けれどもできれば地元出身者を採用していただきたいと思います。  なぜかといいますと、私ども常々口酸っぱくなるぐらいAISですか、あそこにも地元出身者を入れてください、原燃にもできたら地元採用してください、そして六ヶ所高校出身者をとってくださいと口がすっぱくなるぐらい言って、私共が議会が要望し、村長も先頭に立ってやっている中で、その自治体が村長が地元出身者でない方を採用するということは、私はいかがなものかなと思いますが、このへんで魅力がない、六高も特に魅力がないのではないかという気がしますが、一体そのへんどういう考えですか。もう一回そのことについて答弁願います。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) ただ今の5番議員に、お答え申し上げます。  まず、六高の部分については、第一に愛される学校となれば、子供に愛される魅力ある学校になるように内容を工夫してほしい。これは存続協議会にも、魅力ある学校を創るためにどうするのかという課題を投げかけて、お願いしてあります。今年は緊急的に保護者の声もありましたので、授業料の部分を支援しようと、そして次は中身を濃くして対応していきたいということになりました。  さて、村の職員の部分ですが、企業にはできるだけ地元を採用しなさい、村の部分では今ありましたが、16年、17年度は4人採用し半分ずつと、自分も基本的には村出身者を採用したいと、これはどうしたらいいのかも含めて毎年対応させています。でもなかなかここのところは難しい部分があって、テストは最低の部分、基本を決めて、その範囲の中で総合的に、今度は面接したり、作文書いたり体力とか気力とか、将来のビジョンとか総合的にして採用していますが、村の出身者ということで限定することは、自治体上の性質上できないという制約があるので、そのへんのところで問題がでてきて工夫してはしているが、基本的には村の人を職員に採用したいということには、変わりありません。できるだけやれることがあれば工夫しながら対応していきたいと思っています。 議長(大湊 茂君) 5番。 5番(木村常紀君) 確かにそういった事も分かるのですが、苦しい答弁ではないのかなと思います。村長からお聞きします。今ここにいる課長さん方はおそらく大学出た方は何人かしかいないと思います。ほとんど高校を出て、そしていったん東京の方に勤めて、それから帰ってUターンしてきた課長も何名かいると思います。そして採用試験はしたかどうかは分かりませんが、当時はあまりしてないのではないかな。ある程度、上の頼みだからと入れたのではないのかなという記憶があるのですが。そういう中でも優秀に六ヶ所村を支えてきているわけです。ほんとに優秀な人材ばかりでしょう。我々が答弁すれば、きちっと答えてくれるし。やる気のある課長さんばかりですから。その中でなんで試験、試験、ペーパー試験。ペーパー試験だったら原燃でもうたくさんでしょう。原燃は六高なんか見向きもしないわけでしょう、はっきり言えば。その中で六高をどうしましょう、六高をどうしましょうと言ったところで、それは根本から、村長の考え方は間違っていると思います。どうしても、頭の部分は頭の部分でやるにしても、ハートの部分もあるでしょうし、やる気があればできるのです。どんなペーパー試験やったって、原燃だって自殺者もいるし、かなりの自殺者がいますよ、ついていけないでね。いくら学力で採用したところで、仕事というのは、そんな学力だけでは物事は持っていけるものではない。やっぱり、その人の適材適所、適応能力というものがありますから。私は試験、試験っていうのもあんまり好きではないのです。かと言って、縁故採用も好きではないですが。やはりある程度読み書きができて、高校を出るくらいの方たちでしょうから、例えば六ヶ所出身者を集めて試験させて、その中でそこそこにできたら、あるいは面接でこの子はやる気がある、私は村のために一生懸命頑張りたいと思い役場を選びました、という元気のある子供もいるかも分かりません。そういう中で人材発掘の意味からもペーパー試験だけにあまりこだわらないで、全般を見て地元に魅力あるそういった高校、それからやる気のある者は部活を真面目にやったり、やる気のある者は採用されるのだというようなことも、ひとつ頭の中に入れておいて、これからの採用を地元優先でやっていただきたいと、何のために原燃興産・商工業、地元、地元にお願いしますと言っているのか、そうなると私は非常にむなしくなるのです。なんで、口酸っぱくなるまで、言っているのか。原燃とかAISさんにやっているのか、その村がですね、そういうことでこうですと言ったら、まるっきり原燃さんと同じような採用の仕方ではないですか。  今一度、お願いします。答弁だけでいいですので、これで、私は終わりたいと思います。 議長(大湊 茂君) 村長。 村長(古川健治君) もう一度5番議員からのご質問に、お答えさせていただきます。  過去の部分については、自分もよく分からないのですが、先程言いましたように、過去は過去でそれなりに優秀な人材を集めるために工夫して対応してきて、今、褒められたようにみんな優秀な人材として活躍してきて、村民のために働いているわけですから、しかし、自分がなったその前の時から、採用の部分のひとつの条件の中には法律的な規制もあるし、より透明性を高めなければならない、公正公平な部分も作らなければならない。そして自治体としてもひとつの制約もあって、募集に六ヶ所出身者だけを募集します、他は排除しますということは、制度上問題がありますので、規制されてできないわけですので、基本的にはできるだけ村の出身者を採用するということは、心に決めて対応していますが、あまりにも差があったとき、あまりにも極端に意欲が無かったり、その姿勢がなかったりした場合は、どうしても村民にサービスする公務員としての資質上問題があれば、これいかに村出身といえども、難しい部分があります。この採用については間違っているという言葉はちょっと強いのかなと、より公平に透明性を高めて法に沿って対応しているつもりですので、さっき言ったような、首傾げればいいとか、縁故とかいうことをできるだけ排除して公平にということになれば、今のようなことしかできないだろうと思います。これは、自分がなる前の村長の時から、こういう透明性をより高めて公正に採用していきたいという部分を自分も踏襲して対応していますので、ご理解していただきたいと思います。  基本は、できれば六ヶ所村地元出身を採用したい。これは常に念頭において、自分も3回これに対応してきましたが、新年度の対応の部分で、できるだけ六ヶ所村出身者を採用するためにどういう工夫があるのか、その部分は常に要項を作るために討議して対応していますが、なかなか妙案というものがなくてこういう格好になっていますから、その辺の部分は事情も察していただければと思っています。 議長(大湊 茂君) 皆さんに、お諮りいたします。  会議規則の第9条に、午前10時から午後5時までと時間を指定してありますが、会議時間を1時間延長したと思いますが、ご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) それでは、会議時間を1時間延長いたします。  次に9番。 9番(橋本隆春君) ページ219の蒼前堂線について、お伺いします。  今回100万と調査費がついたわけでございますけれども、土田村長の時代からまた前橋本村長の時から、そして古川村長の時代の中で、前々からこの道路については地域の方々から要望がありまして今日まできたわけでございますが、あの地域の利便性ということを考えますと、非常に重要な道路ではないかと思っておりますが、今日まで、やっと今ここで調査費100万と予算がついたわけですけれども、いささか行政としては、対応が遅かったのではないかという気がしますが、このことについて一言お願いします。 議長(大湊 茂君) 建設課長建設課長(桜井政美君) お答えします。私は15年度から建設課長に配置されていますけれども、過去にも色々問題がございまして、取りかかれなかったということはお聞きしておりました。昨年地区説明会を開催し、何人か反対している方もございましたけれども、この度反対している地権者の方からも同意が得られましたということで、調査設計料を計上した次第でございます。たった100万円の小額ではないか、私も額が少ないのではないかと考えておりますけれども、一応今回調査いたしまして、地権者が承諾いたしましても、中にはいりますと色々相続関係とかいうものもあります。それらをきちっと精査して事業にのせていきたいと考えておりますので、先に調査設計をしたいということで100万円計上させていただきました。以上です。 議長(大湊 茂君) 9番。 9番(橋本隆春君) 諸々の問題等々はあったかと思いますが、それでも自治会の方々が一生懸命集まって会議しながら、色々な問題等々もクリアしようと努力しているみたいですし、そういう意味ではこれから早急に調査しながらできれば早くに工事が着工できるように予算計上をしていただきたいと思います。  それからもう一つ公営住宅、225ページですが、定住促進住宅等々と建設費として盛り込まれていますが、これまで住宅として計画しながら、最後までいかれなかったという場所、地域はありますか。 議長(大湊 茂君) 建設課長建設課長(桜井政美君) 私の知っている範囲では、老部川の南、原燃の野附の寮のところですか、そちらの方に30戸区画で予定しておりましたけれども、戸数は今把握しておりませんけれども何戸か。村長の方からもありましたけれども、塩漬けという言葉を使わせてもらいますけれども、塩漬けになっている場所が1箇所ございます。 議長(大湊 茂君) 9番。 9番(橋本隆春君) ここに定住促進住宅等々の予算としてありますが、十数年来その計画がありながら、今だにその地権者とのきちっとした話合いがないままに頓挫し、今日まで来ている。やはり行政と地権者等々との信頼関係という関係を損なうのではないかと、地権者も行政に対して協力するということで提供したにもかかわらず、途中で頓挫させておくことに対していささか行政が怠慢なところがあるのではないかと考えますが、そのへんのところ説明をしていただきたいと思います。 議長(大湊 茂君) 建設課長建設課長(桜井政美君) 猿子沢住宅と老部川住宅になると思いますけれども、雇用住宅の10ヵ年の取得計画を作成しております。その中で先程申し上げました地区で10戸予定してございます。取得計画の中では18年度に用地買収して、19年度設計して20年度に建設したいということで計画しておりました。  猿子沢住宅につきましては、30戸ございますけれど、20年度から10戸ずつの計画で更新していきたいという計画でおります。 議長(大湊 茂君) 9番。 9番(橋本隆春君) 計画があるということでございますが、いずれにしてもいささか時間がかかりすぎるのではないかと思います。地権者等もせっかく協力していながらそういうふうに投げられると、心配等々も出できます。その辺のところは行政側としてもっと説明しながら進めていただきたいと思います。  以上で終わります。 議長(大湊 茂君) 8番。
    8番(橋本 勲君) 最後にまた質問して申し訳ありませんが、今9番が倉内の蒼前堂の事を強く要請したわけですが、これは村長も助役もあるいは収入役もあそこの地域は悲願中の悲願だということは、重々承知しているかと思うのですが、ですから調査設計をやるという課長の答弁ですけれども、できたら速やかにやって、そこから直ちに着工することを強くお願いを申し上げたいと思います。  建設課長、あなたは実に良い青年だと思っています。しかしこの頃は泊にだけ集中しているような嫌いがある。倉内も少し公平に、一生懸命に努力してほしいと思います。終わります。 議長(大湊 茂君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑なしと認め、質疑を終了し討論に入ります。  発言を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論なしと認め、討論を終了し、採決に入ります。  お諮りいたします。  議案第9号平成17年度六ヶ所村一般会計予算について、原案どおり可決することに、ご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君) 異議なしと認めます。  従って議案第9号は原案どおり可決されました。  次に、議案第10号から議案第19号までを一括議題と致します。  これらの議案についても全員協議会において説明が終わっておりますので、説明を省略し、質疑に入ります。発言を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 質疑なしと認め、質疑を終了し討論に入ります。  発言を許します。                (なしの声) 議長(大湊 茂君) 討論なしと認め、討論を終了し、採決に入ります。  お諮りいたします。  議案第10号平成17年度六ヶ所村国民健康保険特別会計予算(事業勘定)、議案第11号平成17年度六ヶ所村老人保健特別会計予算、議案第12号平成17年度六ヶ所村国民健康保険特別会計予算(尾駮施設勘定)、議案第13号平成17年度六ヶ所村国民健康保険特別会計予算(千歳平施設勘定)、議案第14号平成17年度六ヶ所村農業集落排水事業特別会計予算、議案第15号平成17年度六ヶ所村下水道事業特別会計予算、議案第16号平成17年度六ヶ所村介護保険特別会計予算(保険事業勘定)、議案第17号平成17年度六ヶ所村定住促進特別会計予算、議案第18号平成17年度六ヶ所村土地区画整理特別会計予算及び議案第19号平成17年度六ヶ所村水道事業会計予算について、原案どおり可決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(大湊 茂君)異議なしと認めます。  従って、議案第10号から議案第19号までは原案どおり可決されました。  以上で本日の日程が全て終了致しました。本日はこれにて散会いたします。  ご苦労様でした。 議事録の顛末を証するためここに署名する。 平成17年 6月 2日     六ヶ所村議会議長  大 湊   茂     議事録署名者    松 本 光 明     議事録署名者    鳥 山 和一郎     議事録作成者    議会事務局長   種 市 悦 夫               議会事務局次長  野 坂 純 子               臨 時 職 員  高 梨 富久美 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....