△
追加日程第2 議長の選挙
○副議長(
野月一博)
追加日程第2、議長の選挙を行います。 選挙の方法は、投票により行います。 議場の出入口を閉めます。 (議場閉鎖)
○副議長(
野月一博) ただいまの
出席議員数は21人です。 念のため申し上げます。
議長選挙においては
所信表明者以外の議員に対する投票も有効でありますので、ご承知を願います。投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
投票用紙を配付します。 (
投票用紙配付)
○副議長(
野月一博)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
野月一博)
配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。 (
投票箱点検)
○副議長(
野月一博) 異状なしと認めます。 点呼を命じます。 (
議会事務局次長氏名点呼) (各
議員投票)
○副議長(
野月一博)
投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
野月一博)
投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の出入口を開きます。 (
議場開鎖)
○副議長(
野月一博) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により立会人に14番
石橋義雄議員、21番
戸来伝議員を指名します。 両議員の立会いをお願いします。 (開 票)
○副議長(
野月一博) 選挙の結果を報告します。
投票総数21票、これは先ほどの
出席議員数に符合しております。 そのうち
有効投票 21票
無効投票 0票
有効投票中
畑山親弘議員 11票
堰野端展雄議員 9票
小笠原良子議員 1票 以上のとおりです。 この選挙の
法定得票数は5.25票です。 したがって、
畑山親弘議員が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました
畑山親弘議員が議場におりますので、この席から
会議規則第32条第2項の規定により告知します。 議長に当選されました
畑山親弘議員の発言を許します。 18番
畑山親弘議員 (18番
畑山親弘 登壇)
○議長(
畑山親弘) このたびは、
議員各位の推挙により議長に選任されましたこと、身の引き締まる思いであります。私は、もとより浅学非才の身でありますので、皆々様の温かいご協力とご指導をよろしくお願いを申し上げ、就任のご挨拶といたします。ありがとうございました。
○副議長(
野月一博)
畑山議長、議長席にお着き願います。 暫時休憩します。 午前10時37分 休憩 午前10時39分 開議
○議長(
畑山親弘) 休憩を解いて会議を開きます。
△
追加日程の件
○議長(
畑山親弘) ただいまの議長の選挙に伴い、議席の一部変更の件を日程に追加し、議席の変更をしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、議席の一部変更の件を日程に追加することに決定しました。
△
追加日程第3 議席の一部変更の件
○議長(
畑山親弘)
追加日程第3、議席の一部変更の件を議題とします。 先ほどの議長の選挙に伴い、
会議規則第4条第3項の規定により議席の一部を変更したいと思います。 その
議席番号及び氏名を職員に朗読させます。 (
議会事務局次長議席番号・
氏名朗読) 議長が指定した議席は次のとおり。 18番 織 川 貴 司 19番 野 月 一 博 20番 戸 来 伝 21番 竹 島 勝 昭 22番 畑 山 親 弘
○議長(
畑山親弘) それでは、変更しました議席にそれぞれお着き願います。 暫時休憩します。 午前10時40分 休憩 午前10時50分 開議
○議長(
畑山親弘) 休憩を解いて会議を開きます。
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(
畑山親弘) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、15番
小川洋平議員、16番
赤石継美議員を指名します。
△日程第3 会期の決定
○議長(
畑山親弘) 日程第3、会期の決定を議題とします。 お諮りします。今定例会の会期は、本日から3月18日までの22日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、会期は22日間と決定しました。
△
追加日程の件
○議長(
畑山親弘) 先ほどの議長の選挙に伴い、
総務文教常任委員会委員が1名欠員となり、また
議会運営委員会委員の辞任願を私が提出いたしましたので、
議会運営委員会委員も1名欠員となりました。
委員会条例第8条に、委員の選任は議長の指名によること、委員の選任事由が生じたときは速やかに選任することと規定されております。 よって、
常任委員会委員の選任及び
議会運営委員会委員の選任を日程に追加し、
一括議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、
常任委員会委員の選任及び
議会運営委員会委員の選任を日程に追加し、
一括議題とすることに決定しました。
△
追加日程第4
常任委員会委員の選任及び
追加日程第5
議会運営委員会委員の選任
○議長(
畑山親弘)
追加日程第4、
常任委員会委員の選任及び
追加日程第5、
議会運営委員会委員の選任を
一括議題とします。
総務文教常任委員会委員及び
議会運営委員会委員の選任については、
委員会条例第8条第1項の規定により、
総務文教常任委員会委員には21番
竹島勝昭議員、
議会運営委員会委員には13番
工藤正廣議員を議長において指名します。
総務文教常任委員会は、委員長が欠員となっておりますので、
総務文教常任委員会委員は次の休憩中に委員会を開き、委員長を互選して、その結果を議長に報告願います。 暫時休憩します。 午前10時53分 休憩 午前11時00分 開議
○議長(
畑山親弘) 休憩を解いて会議を開きます。
総務文教常任委員会の委員長の互選の結果について報告がありましたので、お知らせいたします。
総務文教常任委員長に13番
工藤正廣議員、以上の報告がありました。
△日程第4 諸般の報告
○議長(
畑山親弘) 日程第4、諸般の報告を行います。 議長の処理事項及び
議員派遣の報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりですので、ご了承願います。
△日程第5 請願第1―7号
十和田市道見世糠森線(
路線番号1098)拡張及び
舗装工事に関する請願の
委員長報告
○議長(
畑山親弘) 日程第5、請願第1―7号
十和田市道見世糠森線(
路線番号1098)拡張及び
舗装工事に関する請願の
委員長報告を議題とします。 本請願に関し、委員長の報告を求めます。
観光建設常任委員長 14番
石橋義雄議員
△
観光建設常任委員長報告 (14番
石橋義雄 登壇)
◆14番(
石橋義雄) おはようございます。令和元年11月29日の本会議において当委員会に付託されました請願第1―7号
十和田市道見世糠森線(
路線番号1098)拡張及び
舗装工事に関する請願について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。 本請願の趣旨は、本道の永年による拡張及び舗装道路整備をしていただきたいというものです。 当委員会では、2回にわたり委員会を開催し、その中で理事者から説明を受けるとともに、現地を視察し、審査を行いました。 理事者側からは、この路線は平成23年3月17日に市道認定しており、延長は909メートル、幅員は3.6から9メートルの砂利砕石の道となっていること、道路沿いに住宅も少なく、また見世の集落の方々が農道のように利用しているもので、利用者がほぼ限定されていると認識していることなどの説明を受けました。 審査に当たり、委員からは、生活道路として困っているということで住民から繰り返し請願が出されていることから、住民の強い思いがある。当路線を利用する人がいる以上は、土砂崩れなどに対する安全策を行い、沿線に軒数が少ないだけであるその状況であっても市からのサービスを受けるべきだと思うとの意見が出され、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。 以上、当委員会に付託となりました請願の審査の経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定どおり
議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げて、
委員長報告とします。
○議長(
畑山親弘) ただいまの
委員長報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより採決を行います。 お諮りします。本請願は
委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、請願第1―7号は
委員長報告のとおり採択することに決定しました。
△日程第6 請願第1―8号
免税軽油制度の継続に関する請願の
委員長報告
○議長(
畑山親弘) 日程第6、請願第1―8号
免税軽油制度の継続に関する請願の
委員長報告を議題とします。 本請願に関し、委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員長 13番
工藤正廣議員
△
総務文教常任委員長報告 (13番 工藤正廣 登壇)
◆13番(工藤正廣)
委員長報告を申し上げます。 令和元年11月29日の本会議において当委員会に付託されました請願第1―8号
免税軽油制度の継続に関する請願について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。 本請願の趣旨は、
免税軽油制度を継続することを求める意見書を政府関係機関に提出していただきたいというものです。 当委員会では、2回にわたり委員会を開催し、請願紹介議員から説明を受けるなど、慎重に審査を進めてまいりました。 請願紹介議員からは、
免税軽油制度により索道事業者がスキー場において使用するゲレンデ整備車、降雪機等の動力源に供する軽油等の引取りについて、軽油引取税の課税免除が行われていること、免税額は1リットル当たり32円10銭であること、十和田湖温泉スキー場における免税額の実績は、平成28年から平成30年にかけて毎年30万円から40万円程度であること、平成29年度の全国の索道事業の旅客数は、ピークであった平成4年度の36%にまで落ち込んでおり、こうした状況の中で
免税軽油制度がなくなると経済的に大変厳しいことになることなどの説明を受けました。 質疑において、
免税軽油制度は、船舶、鉄道、農業、林業、製造業などの特定の動力源の用途に認められてきたと言うが、それらの業界から
制度の継続を望む声が上がっているのかとの委員からの質問に対し、請願紹介議員からは全国でそういう動きが見られるとの答弁がありました。 当委員会で協議をした結果、索道事業者だけでなく農業者など、様々な業界で使用されている軽油の引取りについては、ぜひ従来どおり免税措置をしていただきたいとの意見が出され、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。 以上、当委員会に付託となりました請願の審査の経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定どおり
議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告といたします。
○議長(
畑山親弘) ただいまの
委員長報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより採決を行います。 お諮りします。本請願は
委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、請願第1―8号は
委員長報告のとおり採択することに決定しました。
△日程第7
総務文教常任委員会所管事務調査の報告
○議長(
畑山親弘) 日程第7、
総務文教常任委員会所管事務調査の報告を議題とします。
総務文教常任委員長から所管事務調査の報告の申出がありますので、発言を許します。
総務文教常任委員長 13番
工藤正廣議員
△
総務文教常任委員長報告 (13番 工藤正廣 登壇)
◆13番(工藤正廣) 令和2年2月4日の
総務文教常任委員会で調査した市民文化センター休館に伴う対応についての調査の経過と結果をご報告申し上げます。 本件は、市民文化センターが長寿命化改修工事のため1年間休館されることに伴い、調査を行ったものです。 理事者側からは、休館による課題として、文化団体等の活動場所の不足及び他の施設を利用する場合の施設利用料等の発生等が想定されること、この課題への対策として、文化団体等の活動場所の確保のため、市及び近隣の
公共施設や民間団体等が特別料金で貸し出す施設の情報提供、利用の集中が見込まれるコミュニティセンターについて予約抽選会の実施や、予約受付開始時期の条件付の前倒し、施設利用料について、市の施設の減免
制度についての情報提供、令和2年度の特別措置として志道館の和室等を
社会教育関係団体が利用する場合における減免の実施を行うこと、昨年12月24日に十和田市文化協会から、
社会教育関係団体が民間の有料施設を利用する場合等における助成等の実施、市民文化センターの改修内容についての要望について陳情が出されたこと、この陳情については、民間施設を利用する場合の助成の実施は困難であり、また市民文化センターの改修内容についての要望は長寿命化改修工事の設計の中で検討することにしたことなどの説明を受けました。 質疑において、利用料の減免を受けて市民文化センターを使ってきた団体にとって、民間施設を有料で借りなければならなくなると活動が厳しくなると思うが、助成は全く考えていないのかとの委員からの質問に対し、理事者側からは、検討した結果、助成することはできないとの答弁がありました。 当委員会といたしましては、利用者の立場に立ち、代替施設の利用に対する助成を検討してほしい、また市民文化センターの改修内容に市民の声を反映してほしいと意見集約しました。 以上、当委員会での所管事務調査の経過と結果についてご報告申し上げます。
○議長(
畑山親弘) ただいまの
委員長報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 以上で
総務文教常任委員会所管事務調査の報告を終わります。
△日程第8
民生福祉常任委員会所管事務調査の報告
○議長(
畑山親弘) 日程第8、
民生福祉常任委員会所管事務調査の報告を議題とします。 民生福祉常任委員長から所管事務調査の報告の申出がありますので、発言を許します。 民生福祉常任委員長 18番 織川貴司議員
△民生福祉常任
委員長報告 (18番 織川貴司 登壇)
◆18番(織川貴司) 皆さん、おはようございます。令和2年2月6日の民生福祉常任委員会において調査したセーフコミュニティ3回目の認証取得へ向けた取組状況について、調査の経過と結果をご報告申し上げます。 本件は、セーフコミュニティ3回目の認証取得に向けたこれまでの具体的な取組状況等を確認するため調査を行ったものです。 理事者側からは、セーフコミュニティはWHO(世界保健機関)が推奨し、セーフコミュニティ認証センターが認証する国際認証
制度で、認証取得後は5年ごとに取組の再審査があること、当市のセーフコミュニティの組織は、市長ほか行政関係団体、市民団体など34人で構成され、全体のかじ取りの役割を担う十和田市セーフコミュニティ推進懇談会、
中央病院院長など、高い専門性を有する者5人で構成され、収集した外傷データの分析や、各対策部会の取組に対する評価を行い、適切な助言や情報提供をする外傷サーベイランス懇談会、行政関係団体、市民団体など69人で構成され、市の課題を8分野に分けて実際の予防対策プログラムを実施する領域別対策部会の、主に3つの組織で構成されていること、当市の長年の課題となっている自殺死亡率の高さに対しては、こころの健康講座の開催や、相談窓口の周知等、また交通事故の発生割合の高さに対しては高齢者世帯を訪問しての注意喚起や、反射材の配布、貼付け等により予防に努めていること、当市の特徴として市民ボランティア団体の積極的な活動参加が挙げられ、認証取得以前から関わっているとわだセーフコミュニティをみんなですすめ隊が十和田西高校にて講座を実施し、同校の生徒が講師として小学生にその内容を伝えるといった啓発活動の輪が広がっていることなどの説明を受けました。 質疑において、認証取得のために要する経費はどのくらいかとの委員からの質問に対し、理事者側からは、発表資料の英訳の委託や、審査員の旅費等を含め、平成30年度は約400万円、令和元年度は約510万円かかっており、他の自治体と審査日程を同じくして経費を抑える取組をしているとの答弁がありました。 委員からは、十和田西高校の再編後も取組が継続するよう市でも対応し、市内の他の高校でも講座等を実施してほしいとの意見が出されました。 当委員会といたしましては、事業実績として効果が出ていることからも、セーフコミュニティについてより一層市民へ周知してほしいと意見集約をしました。 以上、当委員会での所管事務調査の経過と結果についてご報告申し上げます。
○議長(
畑山親弘) ただいまの
委員長報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 以上で
民生福祉常任委員会所管事務調査の報告を終わります。
△日程第9 報告第1号
専決処分の報告について~日程第26 議案第16号 財産の取得について及び日程第28 議案第18号 青森県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び青森県
市町村総合事務組合規約の変更について~日程第49 同意第4号 十和田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(
畑山親弘) 日程第9、報告第1号
専決処分の報告についてから日程第26、議案第16号 財産の取得について及び日程第28、議案第18号 青森県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び青森県
市町村総合事務組合規約の変更についてから日程第49、同意第4号 十和田市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてまでの報告2件、議案34件、同意4件を一括上程します。 この際、理事者から提案理由の説明を求めます。 市長 (市長 小山田 久 登壇)
◎市長(小山田久) 令和2年第1回十
和田市議会定例会の開会に当たり、所信の一端並びに市政運営の基本方針を申し述べます。 昨年は、元号が「平成」から「令和」へと替わり、新たな時代の幕開けの年となりました。この新時代のスタートとともに、市役所新庁舎が完成し、7月1日から業務を開始しております。 国においては、昨年12月に第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、地方創生の目指すべき未来として、「将来にわたって「活力ある地域
社会」の実現」と、「「東京圏への一極集中」の是正」を共に目指すことを掲げ、
人口減少、少子化、地域経済の縮小に対して、様々な取組を行うこととしております。 本市におきましても、第1期「十和田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実績、効果検証や国等の取組を踏まえ、本年3月に第2期総合戦略を策定し、地方創生に係る取組をより一層充実強化してまいります。 また、令和2年度は、「第2次十和田市総合計画第1期実施計画」の最終年度となっており、4年間の成果が求められるとともに第2期実施計画へつなぐ重要な年度となっておりますことから、引き続き、
議員各位はじめ、市民の皆様と連携・協働し、各施策を積極的に展開して、「元気な十和田市づくり」に邁進してまいる所存であります。 こうした思いの下、令和2年度の市の諸施策の中で特に申し述べたい事項についてご説明いたします。 1点目は、地域共生
社会の実現であります。 いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年の超高齢
社会の到来を見据え、長年住み慣れた地域で安心して生活を送ることのできる地域共生
社会の実現に向けた取組を引き続き展開してまいります。 まず、高齢者等が安心して利用できる交通手段の確保として、試験的に実施している市街地循環バスやシャトルバスについては、実証運行のデータを踏まえて、本年4月から本格運行を行います。 さらに、多様化・複雑化する地域課題に対応するため、おおむね小学校区を単位とした広域コミュニティー活動の活性化を図るとともに、新たな地域での組織化を一層進めてまいります。加えて、市民が安心して
まちづくり活動に参加できる環境を整えるため、市民活動保険
制度を導入し、活動中の事故等への補償を確保いたします。 2点目は、中心市街地の活性化であります。 中心市街地においては、アートの感動を共有し、にぎわいと暮らしが共鳴するまちを基本理念として策定した「中心市街地活性化基本計画」に基づき、(仮称)地域交流センターや(仮称)公共交通拠点などの整備を進め、市民の暮らしを支え、人々が集い活動する中心市街地づくりに取り組んでまいります。 3点目は、観光振興であります。 国立公園満喫プロジェクトのモデル地区として、「十和田八幡平国立公園ステップアッププログラム2020」に基づき進めてまいりました取組もいよいよ最終年度を迎えます。これまでの総仕上げとして、自然の魅力の発信や観光客の受入れ環境整備等に係る事業を着実に実施することで、訪日外国人旅行客のさらなる誘客促進を図ってまいります。 また、本年は、アーツ・トワダのグランドオープン10周年を迎えます。これを機に、現代美術館において大規模な記念企画展や常設作品の一部入替え等を実施し、アートによる
まちづくりの魅力を改めて発信してまいります。 さらに、「焼山地区活性化計画」に基づき、新名称となる奥入瀬渓流温泉のまちなみ再整備や奥入瀬渓流館の改修を行い、地域資源を生かした観光振興に取り組んでまいります。 4点目は、
公共施設の整備についてであります。 市民が安全・安心で快適に
公共施設を利用できる環境を確保するため、「
公共施設等総合管理計画」に基づき、施設の耐震化・改修及び更新・統廃合、解体などを計画的に進めてまいります。 まず、防災機能を兼ね備えたスポーツ等運動施設となる(仮称)屋内グラウンドについては、本年9月のオープンに向け、引き続き建設工事を進めてまいります。また、(新)志道館については、令和4年3月の完成を目指し、建設工事を実施してまいります。 さらに、市民文化センターの長寿命化に向け、必要な改修工事を行ってまいります。 また、老朽化が進んでいる金崎A団地及びB団地並びに上平団地については、民間資金等を活用したPFIによる整備に向け取り組んでまいります。 以上、主要な施策について申し述べましたが、その他の施策につきましては、「第2次十和田市総合計画」に掲げる基本目標に沿ってご説明いたします。 まず、基本目標1「市内外からより多くの人々や消費を呼び込めるまち」に関してであります。 農業の振興については、新規就農者等及び移住者への支援や、農業後継者の結婚支援など、農業の担い手の育成・確保に努めます。また、市の主要4野菜の価格の下落が続いていることから、生産農家へ再生産のための支援を行います。 とわだ産品の販売促進については、本市の豊富で魅力的な農産物の特徴を生かした付加価値の高い商品づくりや、地域内連携による6次産業化を推進するとともに、令和3年の義務化に直面する食品衛生の国際基準「HACCP(ハサップ)」について、引き続き加工事業者に対する導入支援に努めてまいります。 また、主要4野菜や十和田湖ひめますなどのブランドイメージの保全・強化のほか、市内飲食店と連携した地産地消の推進を通して販路拡大を図ってまいります。 畜産の振興については、肉用牛の主産地づくりを強化するため、計画的な県外からの優良雌牛の導入に対し支援を行うとともに、家畜防疫対策の推進に努め、生産基盤の強化を推進してまいります。 観光力の強化と充実については、一般社団法人十和田奥入瀬観光機構と連携し、戦略に基づいた情報発信、効果的なプロモーション、新たな観光メニューの開発、事業者支援等に取り組んでまいります。 商業・サービス業の振興については、商店街や民間事業者による意欲的な取組を支援するとともに、創業希望者に対する包括的支援体制の充実を図ってまいります。 産業力の強化については、企業誘致支援大使と連携し、地域資源を生かした誘致活動を積極的に展開するととも、中小企業の人材確保や生産性向上を図るための取組を支援してまいります。 雇用の安定については、UIJターン就職者に対する奨励金の交付をはじめ、若年者の資格取得、女性や高齢者の就業等を支援するほか、ワーク・ライフ・バランスを推進することにより、安心して働くことのできる環境づくりに取り組んでまいります。 次に、基本目標2「地域全体で子育て・子育ちをしっかりと支えるまち」に関してであります。 子育て支援の充実については、幼児教育・保育の無償化や保育料の軽減、医療費の助成などを通じ、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るとともに、乳幼児健診などの充実を図り、安心して子供を産み育てられる環境づくりに努めてまいります。 また、「子育て世代親子支援センター」を設置し、「こども家庭相談センター」と一体的に支援することで、児童虐待の未然防止や妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援の強化を図ってまいります。 さらに、子供が健やかに成長できる環境を整えるため、放課後児童クラブに冷房設備を設置するほか、老朽化が著しく、緊急性の高い保育所等の施設整備を支援してまいります。 学校教育の充実については、新学習指導要領の全面実施に向け、重点課題として「授業」「心の教育」「キャリア教育」の充実に努めてまいります。 そのために、主として、外国語指導助手(ALT)や外国語教育コーディネーターの活用、アシスタントティーチャーの学校派遣による教科指導支援、
社会科と道徳科の地域教材や新聞の活用、いじめ・不登校等への対応、特色ある学校づくりの推進に取り組んでまいります。 学校施設の整備については、教育のICT化や保健室へ冷房設備を設置するなど、充実した教育環境の整備に努めるほか、令和5年4月に開校予定の洞内・松陽地区統合小中学校建設に係る実施設計に取り組んでまいります。 次に、基本目標3「すべての市民が健やかに暮らせるまち」に関してであります。 健康づくりの推進については、満50歳の大腸がん検診を無料化し、市民がより検診等を受けやすい体制づくりを行うとともに、糖尿病予防対策に取り組んでまいります。また、健康増進法に基づき、「青森県空気クリーン施設登録」をさらに推進するなど禁煙及び受動喫煙対策に一層取り組んでまいります。 自殺の予防については、中学生を対象にSOSの出し方や命の大切さについての健康教育を継続してまいります。また、市民や市職員等が、様々な悩みを持つ人に気づき、支援できるよう、人材の育成に取り組んでまいります。 地域医療の推進については、「十和田市立
中央病院新改革プラン」に基づき、医療の質の向上、病院経営の安定化を図ってまいります。 また、地域医療支援病院として、かかりつけ医、訪問看護事業者等と連携し、地域医療の確保、在宅療養の支援に努めてまいります。 高齢者福祉の充実については、住み慣れた地域で日常生活が営めるよう、関係機関との連携により、高齢者の自立支援と介護予防、要介護状態の重度化防止の推進に取り組むとともに、救急事案が発生した際に迅速な救急活動が行われるよう、緊急連絡先や医療情報を保管する救急医療情報キットを配付してまいります。 また、高齢者が生きがいを持ち活躍できるよう、
社会への参加を促進し、地域における、支え合い、見守り体制の充実に努めてまいります。 さらに、令和3年度から5年度までの高齢者福祉施策の指針となる「第8期十和田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」を策定してまいります。 障害者福祉の充実については、地域が共に支え合う共生
社会となるよう、障害のある方への日常生活や
社会生活を支援するとともに、状況に合わせた福祉サービスの提供に努めてまいります。また、昨年制定しました「十和田市手話言語条例」に基づき、市民への手話の普及啓発活動や、聾者の
社会参加の促進に努めてまいります。 さらに、地域福祉の推進のため、「第2期十和田市地域福祉計画」を策定してまいります。 低所得者の自立支援については、生活困窮者の早期自立に向けて、一人一人に寄り添った相談支援、就労支援に努めてまいります。 また、生活保護
制度を適正に実施し、就労支援、生活支援などにより、受給者の自立の助長に努めてまいります。 国民健康保険事業の健全運営については、糖尿病性腎症重症化予防をはじめとする疾病予防事業の取組を継続するとともに、保険税の収納率向上等による収入の確保に努め、安定的な運営を図ってまいります。 また、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施を推進することにより、高齢者の健康的な生活の実現と医療費支出の適正化を図ってまいります。 次に、基本目標4「だれもが楽しく学び、豊かな心と文化が息づくまち」に関してであります。 生涯学習の推進については、市民のライフステージに応じ、多様な「学び」を支援する取組の充実に努め、活力ある地域
社会の創造を目指してまいります。 また、市民図書館においては、読書活動の推進に積極的に取り組むとともに、地域を支える情報拠点としての役割を果たしてまいります。 スポーツ活動の充実については、年齢層に応じたスポーツの機会を提供するなど、市民が暮らしの一部としてスポーツに親しむことのできる環境の整備に努めてまいります。 次に、基本目標5「地域で助け合い、災害に強く犯罪のない、安全・安心なまち」に関してであります。 防災体制の整備については、八甲田山火山防災マップを作成し、火山に対する防災知識の周知に努めるとともに、市内全域を対象とする新たな同報系防災行政無線の整備に引き続き取り組み、緊急時に適切に対応できる情報伝達体制の充実強化を図ってまいります。また、自主防災組織の設立を促進し、地域防災力の強化を図ってまいります。 消防・救急体制の整備については、消防屯所、消防団車両などの計画的な更新、整備を行うとともに、十和田地域広域事務組合が取り組む十和田湖消防署の建て替えや、はしごつき消防車両の更新に対応してまいります。 安全・安心な暮らしの確保については、今月に3回目の認証を取得したセーフコミュニティに継続して取り組むとともに、
公共施設等への防犯カメラの設置に取り組んでまいります。 空き家対策の推進については、「空家等対策計画」に基づき、空き家等の適正管理、利活用について、総合的かつ計画的に施策を展開してまいります。 消費生活の安全・安心の確保については、消費生活センターを活用し、増加している特殊詐欺被害の未然防止や消費者意識の醸成・向上を図ってまいります。 次に、基本目標6「ゆとりと潤いあふれる暮らしを実感できるまち」に関してであります。 自然環境の保全・活用については、自然環境・景観づくりを推進するため、稲生川ふれあい公園の補修や旧十和田市駅から一本木沢ビオトープまでの線路跡地の利活用に係る調査を行います。 生活環境の充実については、「みどりの管理計画」に基づき、公園、保全地区等の適正な管理に努めてまいります。 ごみ処理の適正化については、「第4次ごみ減量行動計画」を策定し、市民・事業者・行政が協働で、ごみ発生の抑制などに取り組み、循環型
社会の形成に努めてまいります。 次に、基本目標7「快適な暮らしや活発な経済活動を支える都市基盤が整ったまち」に関してであります。 都市基盤の形成については、「立地適正化計画」等に基づき、持続可能でコンパクトなまちを目指してまいります。 道路及び橋梁の整備については、計画的な整備を進めるとともに、適正な維持管理に努め、長寿命化を図ってまいります。 また、主要地方道三沢十和田線の渋滞解消や地域高規格道路等の整備促進について、引き続き、関係機関に要望してまいります。 上下水道の整備については、水道事業においては、「十和田市水道事業ビジョン2019」に基づき、水道施設の老朽化対策を図るとともに、安全で安心な水道水の安定供給に努めてまいります。 また、下水道事業においては、管渠や浄化槽整備を実施するとともに、令和4年度から8年度までを計画期間とする十和田市下水道ストックマネジメント計画の策定に取り組み、持続的な下水道機能の確保とコストの低減に努めてまいります。 最後に、基本目標8「地域経済
社会の持続的な発展を支える強固な経営基盤が確立したまち」に関してであります。 女と男がともに輝く
まちづくりの推進については「第2次十和田市男女共同参画
社会推進計画」に基づき、誰もが性別・年齢に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮することができるよう男女共同参画や女性活躍推進に向けた取組を進めるとともに、働き方改革を踏まえ、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた環境づくりに努めてまいります。 行政改革の推進については、現在策定中の令和2年度を初年度とする「第4次行政改革大綱」により、RPAをはじめとするICTを活用した業務の効率化や、多様化・高度化する市民ニーズに対応できるよう行政組織の見直しと職員の資質向上を図り、より効果的かつ効率的な行政運営に努めてまいります。 また、外部評価を含めた事務事業評価の実施により、成果重視の市政運営に努めてまいります。 市の諸施策についての説明は以上となりますが、本年は東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、本市におきましても、6月12日に、市民交流プラザ「トワーレ」から現代美術館アート広場までの市街地におけるコースと、十和田湖観光交流センター「ぷらっと」から乙女の像までの十和田湖畔におけるコースの、県内では唯一2ルートでオリンピック聖火リレーが行われます。また、パラリンピック聖火フェスティバルとして、8月16日には、十和田市役所前広場において採火式が行われ、翌17日には、市内の障害者福祉施設に聖火が訪れる聖火ビジットが実施されます。 この聖火リレーなどの行事は、本市の魅力を広く発信できる絶好の機会でありますことから、市民の皆様と協力し、オリンピック・パラリンピックを盛り上げていきたいと考えております。 次に、令和2年度の財政見通しについてであります。 令和2年度の予算編成に当たっては、
人口減少対策、
公共施設等の老朽化対策などの課題に対応し、将来にわたって健全で持続可能な行財政運営をしていくため、主要な政策的事業の重点化を図るなど、積極的に取り組むことといたしました。 この結果、
一般会計予算の歳入歳出総額は、前年度比0.7%増の357億3,000万円となり、財政調整基金からの繰入額は前年度から2億30万2,000円減の11億8,154万7,000円となりました。 また、地方債残高は令和2年度末においては、前年度から48億7,475万3,000円増の388億6,491万9,000円の見込みとなっております。 今後も、
人口減少や少子高齢化の進行による市税等の伸び悩み、さらには
社会保障関連経費の増大が見込まれますが、本市の多彩な地域資源を存分に生かしながら、市民との協働による
まちづくりに取り組み、多くの方々に「住みたい」、「住み続けたい」、「訪れたい」まちとして強く支持されるよう、未来への希望に満ちあふれる
まちづくりを力強く進めてまいります。 次に、ただいま提案いたしました議案について、その概要をご説明申し上げます。 報告第1号の令和元
年度十和田市
一般会計補正予算第7号の
専決処分は、旧十和田市立新渡戸記念館に係る調停の申立てがされたことに伴い、当該調停事件に係る弁護士費用について補正する必要が生じ、この補正に急を要したため
専決処分したものであります。 報告第2号の
草刈り作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についての
専決処分は、令和元年10月8日に発生した
草刈り作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定をしたものであります。 議案第1号の十和田市の議会の議員及び長の選挙における
選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定については、十和田市の議会の議員及び長の選挙における候補者の
選挙運動のためのビラの作成に係る費用を公費で負担するためのものであります。 議案第2号の十和田市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定については、固定資産評価審査委員会に1人以上の書記を置くことができるようにするほか、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、引用条文を整理するためのものであります。 議案第3号の十和田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定については、会計年度任用職員の服務の宣誓に関し必要な事項を定めるためのものであります。 議案第4号の十和田市
非常勤職員の報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例の制定については、地域審議会の設置が令和2年3月31日をもって終了することに伴い、所要の改正を行うとともに、専門委員等の
非常勤職員に対して支給する報酬の額の整理を行うためのものであります。 議案第5号の十和田市
特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定については、特別職報酬等審議会からの答申の附帯意見等を踏まえ、審議会への諮問条件を拡大するためのものであります。 議案第6号の十和田市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、家畜伝染病防疫に従事した場合等に
特殊勤務手当を支給するためのものであります。 議案第7号の十和田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、児童福祉法の一部改正に伴い、放課後児童支援員に関する基準について定めるためのものであります。 議案第8号の十和田市
十和田湖温泉スキー場条例の一部を改正する条例の制定については、十和田湖温泉スキー場を奥入瀬渓流温泉スキー場に改称するためのものであります。 議案第9号の
十和田市営住宅条例及び十和田市
特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例の制定については、民法の一部改正に伴い、入居者の連帯保証人が保証する極度額を定める等所要の改正をするためのものであります。 議案第10号の十和田市
水道事業等の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、地方自治法の一部改正に伴い、関係する条例3件について、引用条文の整理をするためのものであります。 議案第11号の十和田市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、十和田市立
中央病院の一般病床数を10床削減するためのものであります。 議案第12号の(新)
志道館建設敷地内施設解体工事請負契約の締結については、この工事を2億4,530万円で、丸井・川村特定建設工事共同企業体と請負契約を締結するためのものであります。 議案第13号の
十和田市庁舎新館改修他
建築工事請負契約の一部
変更契約の締結については、旧十和田市庁舎本館における天井の吹きつけアスベスト除去工事の増工により工期内の完成が困難となったことから、
十和田市庁舎新館改修他建築工事の工期を変更する契約を締結するためのものであります。 議案第14号の(仮称)十和田市
屋内グラウンド建築工事請負契約の一部
変更契約の締結について及び議案第15号の(仮称)十和田市
屋内グラウンド電気設備工事請負契約の一部
変更契約の締結については、高力ボルトの納期が長期化したことにより(仮称)十和田市屋内グラウンド建築工事の工期内の完成が困難となったことから、(仮称)十和田市屋内グラウンド建築工事及び(仮称)十和田市屋内グラウンド電気設備工事の工期を変更する契約を締結するためのものであります。 議案第16号の財産の取得については、奥入瀬ビジョンに基づき、焼山地区に交通拠点の整備を予定していることから、土地開発基金により、駐車場用地として先行取得するためのものであります。 議案第18号の青森県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び青森県
市町村総合事務組合規約の変更については、構成団体である三戸郡福祉事務組合が令和2年3月31日をもって解散することに伴い、青森県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について協議するためのものであります。 議案第19号の青森県新
産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議については、同事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更について協議するためのものであります。 議案第20号の
市道路線の廃止については、市道小下内鍋久保線を廃止するためのものであります。 議案第21号の
市道路線の認定については、
市道路線として小下内鍋久保線を認定するためのものであります。 議案第22号の令和2
年度十和田市
一般会計予算について申し上げます。 歳入歳出予算それぞれの総額は、357億3,000万円となっております。 歳入については、その大宗を占める市税及び地方交付税のほか、国・県支出金及び市債などを計上いたしました。 歳出の主なものについては、先ほど市政運営の基本方針の中で主要事業としてご紹介したとおりであります。 継続費、債務負担行為及び地方債については、それぞれ見込額を計上いたしました。 次に、議案第23号から議案第26号までの令和2年度各特別会計予算について申し上げます。
国民健康保険事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ65億9,187万7,000円となっております。
後期高齢者医療特別会計予算については、歳入歳出それぞれ7億7,498万円となっております。
介護保険事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ71億5,630万1,000円となっております。
温泉事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ4,317万8,000円となっております。 議案第27号の令和2
年度十和田市
水道事業会計予算については、上水道事業及び簡易水道事業を併せて申し上げます。 収益的収入及び支出については、収入に16億9,105万5,000円を、支出に16億5,573万2,000円を計上いたしました。 資本的収入及び支出については、収入に1億1,419万3,000円を、支出に9億3,585万8,000円を計上いたしました。 債務負担行為及び他会計からの補助金については、それぞれ見込額を計上いたしました。 議案第28号の令和2
年度十和田市
下水道事業会計予算については、公共下水道事業、農業集落排水事業、小規模集合排水処理事業、特定環境保全公共下水道事業及び浄化槽整備事業を併せて申し上げます。 収益的収入及び支出については、収入に25億7,782万9,000円を、支出に25億3,873万6,000円を計上いたしました。 資本的収入及び支出については、収入に14億605万5,000円を、支出に23億5,432万6,000円を計上いたしました。 債務負担行為及び企業債については、それぞれ見込額を計上いたしました。 議案第29号の令和2
年度十和田市
病院事業会計予算について申し上げます。 収益的収入及び支出については、収入に89億2,714万4,000円を、支出に96億219万1,000円を計上いたしました。 資本的収入及び支出については、収入に7億1,297万6,000円を、支出に9億5,972万4,000円を計上いたしました。 債務負担行為、企業債及び他会計からの補助金については、それぞれ見込額を計上いたしました。 議案第30号の令和元
年度十和田市
一般会計補正予算第8号について申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2億7,402万3,000円を追加いたしました。 この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、363億8,445万4,000円となりました。 歳出の主なものについては、国庫補助事業の採択に伴う林業・木材産業等振興施設整備事業、学校施設耐震改修事業及び東小学校大規模改修事業に要する経費のほか、寄附による子ども夢チャレンジ基金の積立金、幼児の発達支援事業に係る備品購入費、図書購入費の追加であります。 次に、歳入の主なものについては、市債2億2,210万円及び国庫支出金2億1,088万9,000円の追加並びに基金繰入金1億7,726万9,000円の減額であります。 継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正については、それぞれ見込額を計上いたしました。 議案第31号の令和元
年度十和田市
国民健康保険事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ16万円を追加いたしました。 この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、66億1,790万4,000円となりました。 議案第32号の令和元
年度十和田市
後期高齢者医療特別会計補正予算第3号について申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,401万7,000円を追加いたしました。 この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、6億8,059万2,000円となりました。 議案第33号の令和元
年度十和田市
介護保険事業特別会計補正予算第4号について申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ3億1,705万5,000円を減額いたしました。 この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、71億7,648万8,000円となりました。 議案第34号の令和元
年度十和田市
下水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。 今回の補正は、事業費の確定見込みに伴う経費等について補正いたしました。 企業債については、見込額を計上いたしました。 議案第35号の令和元
年度十和田市
病院事業会計補正予算第2号について申し上げます。 今回の補正は、診療に係る示談が成立したことに伴う和解金及び保険金について補正いたしました。 同意第1号の十和田市
教育委員会委員の任命については、令和2年3月28日をもって任期満了となる十和田市
教育委員会委員大柳均氏を引き続き任命するためのものであります。 大柳氏は、青森県教育委員会上北教育事務所主任
社会教育主事、三沢市立第二中学校校長、十和田市立十和田中学校校長等の要職を歴任し、長きにわたり教員として勤務するとともに、十和田市スポーツ推進審議会委員を務めるなど、人格が高潔で、教育に関する識見を有しておりますことから、十和田市
教育委員会委員に適任であるとの判断に至ったものであります。 同意第2号から同意第4号までの十和田市
固定資産評価審査委員会委員の選任についての同意3件は、令和2年3月28日をもって任期満了となる十和田市
固定資産評価審査委員会委員竹ケ原克哉氏、矢倉陽悦氏及び成田秀男氏の3人全員を引き続き選任するためのものであります。 竹ケ原氏は司法書士として、矢倉氏は税理士として、成田氏は元市職員として、それぞれ固定資産の評価についての学識経験を有しておりますことから、
固定資産評価審査委員会委員に適任であるとの判断に至ったものであります。 以上、提案いたしました議案の概要について申し述べましたが、詳細につきましては、その都度ご説明申し上げますので、ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
△発言の訂正について
○議長(
畑山親弘) 市長
◎市長(小山田久) 先ほどの提案理由の説明における字句の読み違いにつきましては、議長において処理くださいますようにお願いをいたします。
○議長(
畑山親弘) ただいまの発言訂正の申出は、議長においてこれを許可します。
△日程第27 議案第17号 公の施設(十和田市市民の家)の
指定管理者の指定について
○議長(
畑山親弘) 次に、日程第27、議案第17号 公の施設(十和田市市民の家)の
指定管理者の指定についてを上程します。 ここで地方自治法第117条の規定により、12番
堰野端展雄議員の退場を求めます。 (除斥対象議員退場)
○議長(
畑山親弘) 理事者から提案理由の説明を求めます。 市長 (市長 小山田 久 登壇)
◎市長(小山田久) それでは、議案第17号について、その概要をご説明申し上げます。 議案第17号の公の施設(十和田市市民の家)の
指定管理者の指定については、当該施設の
指定管理者として一般財団法人十和田湖ふるさと活性化公社を指定するためのものであります。 以上、提案いたしました議案の概要について申し述べましたが、詳細につきましてはその都度ご説明を申し上げますので、ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
畑山親弘) ここで12番
堰野端展雄議員の入場を求めます。 (除斥対象議員入場)
△日程第32 議案第22号 令和2
年度十和田市
一般会計予算~日程第39 議案第29号 令和2
年度十和田市
病院事業会計予算
○議長(
畑山親弘) この際、日程第32、議案第22号 令和2
年度十和田市
一般会計予算から日程第39、議案第29号 令和2
年度十和田市
病院事業会計予算までの令和2年度各会計予算8件について総括質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 お諮りします。議案第22号から議案第29号までの令和2年度各会計予算8件については、議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号から議案第29号までの令和2年度各会計予算8件については、議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。
△日程の変更について
○議長(
畑山親弘) 次に、お諮りします。 この際、日程の順序を変更し、日程第22、議案第12号 (新)
志道館建設敷地内施設解体工事請負契約の締結について、日程第27、議案第17号 公の施設(十和田市市民の家)の
指定管理者の指定について及び日程第40、議案第30号 令和元
年度十和田市
一般会計補正予算第8号を先議したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、日程の順序を変更し、日程第22、議案第12号、日程第27、議案第17号及び日程第40、議案第30号を先議することに決定しました。
△日程第22 議案第12号 (新)
志道館建設敷地内施設解体工事請負契約の締結について
○議長(
畑山親弘) 最初に、日程第22、議案第12号 (新)
志道館建設敷地内施設解体工事請負契約の締結についてを議題とします。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより採決を行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
△日程第27 議案第17号 公の施設(十和田市市民の家)の
指定管理者の指定について
○議長(
畑山親弘) 次に、日程第27、議案第17号 公の施設(十和田市市民の家)の
指定管理者の指定についてを議題とします。 ここで地方自治法第117条の規定により、12番
堰野端展雄議員の退場を求めます。 (除斥対象議員退場)
○議長(
畑山親弘) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより採決を行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 ここで12番
堰野端展雄議員の入場を求めます。 (除斥対象議員入場)
△日程第40 議案第30号 令和元
年度十和田市
一般会計補正予算(第8号)
○議長(
畑山親弘) 次に、日程第40、議案第30号 令和元
年度十和田市
一般会計補正予算第8号を議題とします。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより採決を行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
△日程第50 発議第1号
免税軽油制度の継続を求める意見書
○議長(
畑山親弘) 日程第50、発議第1号
免税軽油制度の継続を求める意見書を議題とします。 お諮りします。本案については、
会議規則第37条第3項の規定により提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、発議第1号については提案理由の説明を省略することに決定しました。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) なしと認めます。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)