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  1. 八戸市議会 2022-03-17
    令和 4年 3月 定例会-03月17日-06号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年 3月 定例会-03月17日-06号令和 4年 3月 定例会         令和4年3月八戸市議会定例会会議録(第6号)         ────────────────────── 議事日程第6号  令和4年3月17日(木曜日)午前10時開議 第1 議案第2号 令和4年度八戸市一般会計予算    議案第3号 令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算    議案第4号 令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算    議案第5号 令和4年度八戸市下水道事業会計予算    議案第6号 令和4年度八戸市国民健康保険特別会計予算    議案第7号 令和4年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算    議案第8号 令和4年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算    議案第9号 令和4年度八戸市学校給食特別会計予算    議案第10号 令和4年度八戸市駐車場特別会計予算    議案第11号 令和4年度八戸市中央卸売市場特別会計予算    議案第12号 令和4年度八戸市霊園特別会計予算    議案第13号 令和4年度八戸市介護保険特別会計予算    議案第14号 令和4年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計予算    議案第15号 令和4年度八戸市後期高齢者医療特別会計予算
       議案第16号 令和4年度八戸市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算    議案第17号 令和4年度八戸市産業団地造成事業特別会計予算    議案第39号 八戸ポータルミュージアム条例の一部を改正する条例の制定について    議案第40号 八戸市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について    議案第41号 八戸市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第42号 八戸市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第43号 八戸市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について    議案第44号 八戸市奨学金条例の一部を改正する条例の制定について    議案第45号 八戸市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について    議案第46号 八戸市民生委員定数条例の一部を改正する条例の制定について    議案第47号 八戸市公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例の制定について    議案第48号 八戸市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について    議案第49号 八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第50号 八戸市消防団条例の一部を改正する条例の制定について    議案第51号 八戸市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について    議案第52号 八戸市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について    議案第53号 八戸市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について    議案第54号 八戸市開発行為等の許可の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第55号 包括外部監査契約の締結について    議案第56号 第7次八戸市総合計画を定めることについて 第2 議案第57号 令和3年度八戸市一般会計補正予算    議案第58号 八戸市副市長に選任する者につき同意を求めることについて    議案第59号 八戸市営魚菜小売市場改修等建築工事請負の一部変更契約の締結について    議案第60号 新大橋整備工事(その3)請負の一部変更契約の締結について    議案第61号 新大橋整備工事(その4)請負の一部変更契約の締結について    議案第62号 新大橋整備工事(その6)請負の一部変更契約の締結について 第3 請願2件、陳情1件 第4 閉会中の継続審査 第5 議会案第1号 ロシアによるウクライナへの侵略に対して抗議する決議    議会案第2号 水田活用の直接支払交付金見直しについて慎重な対応を求める意見書 追加日程 議長の辞職の件      議長の選挙      副議長の辞職の件      副議長の選挙      議席の一部変更の件  ────────────────────  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ  ──────────────────── 出席議員(32名)        1番     山之内 悠君        2番     間 盛仁 君        3番     高橋正人 君        4番     中村益則 君        5番     吉田洸龍 君        6番     髙橋貴之 君        7番     田名部裕美君        8番     久保しょう君        9番     久保百恵 君        10番     岡田 英 君        11番     日當正男 君        12番     高山元延 君        13番     三浦博司 君        14番     上条幸哉 君        15番     苫米地あつ子君        16番     田端文明 君        17番     夏坂 修 君        18番     工藤悠平 君        19番     藤川優里 君        20番     小屋敷 孝君        21番     壬生八十博君        22番     豊田美好 君        23番     松橋 知 君        24番     森園秀一 君        25番     寺地則行 君        26番     冷水 保 君        27番     伊藤圓子 君        28番     山名文世 君        29番     立花敬之 君        30番     坂本美洋 君        31番     五戸定博 君        32番     吉田淳一 君   -------------------- 欠席議員(なし)   -------------------- 地方自治法第121条による出席者    市長         熊谷雄一 君    副市長        佐々木郁夫君    教育長        伊藤博章 君    総合政策部長     中村行宏 君    まちづくり文化スポーツ部長               前田 晃 君    総務部長       石田慎一郎君    財政部長       品田雄智 君    商工労働観光部長   磯嶋美徳 君    農林水産部長     上村智貞 君    福祉部長       池田和彦 君    健康部長       佐々木勝弘君    市民防災部長     秋山直仁 君    環境部長       石上勝典 君    建設部長       八木田満彦君    都市整備部長     大志民 諭君
       教育部長       石亀純悦 君    交通部長       佐藤浩志 君    市民病院事務局長   松田大平 君    監査委員       大坪秀一 君   -------------------- 出席事務局職員    事務局長       田中一美    次長兼庶務課長    佐々木結子    議事課長       榊原正克    副参事(議事グループリーダー)               山道隆央    主幹         槻ノ木沢昌敏    主査         八木橋昌平    主査         安藤俊一  ────────────────────   午前10時00分 開議 ○議長(森園秀一 君)これより本日の会議を開きます。  ────────────────────   諸 報 告 ○議長(森園秀一 君)この際、諸報告をいたします。  市長から、地方自治法の規定に基づいて議会に対し、4件の報告がありました。  報告書は、お手元に配付してありますので御了承願います。  ──────────────────── △日程第1 議案34件 ○議長(森園秀一 君)日程第1議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算から議案第17号令和4年度八戸市産業団地造成事業特別会計予算まで及び議案第39号八戸ポータルミュージアム条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第56号第7次八戸市総合計画を定めることについてまでを一括議題といたします。  予算特別委員長から委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。  藤川優里委員長  〔19番藤川優里君登壇〕 ◎19番(藤川優里 君)予算特別委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  審査の内容については、後日会議録として作成いたしますので、当委員会の報告は、質疑を中心にその概要のみ申し上げます。御了承願います。  最初に、議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算及びこれに関連する議案16件について、次に議案第6号令和4年度八戸市国民健康保険特別会計予算から議案第17号令和4年度八戸市産業団地造成事業特別会計予算までの各特別会計予算及びこれに関連する議案1件について、次に議案第3号令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算について、次に議案第4号令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算及びこれに関連する議案1件について、次に議案第5号令和4年度八戸市下水道事業会計予算について、以上の説明を受け、各款、各会計において委員から質疑が行われました。  議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算及びこれに関連する議案に対する質疑の主なる内容は、歳出において、第2款総務費及び関連議案では、高校生への選挙投票行動アンケートの実施、選挙費、SDGs情報発信・啓発事業費、地域おこし協力隊起業支援補助金、市長との公民館サロンの開催、自治振興、移住交流促進事業男女共同参画推進、本館地下食堂と生協売店閉鎖による今後の利活用、第3款民生費及び関連議案では、老人クラブ補助金、福祉バス、子育て支援アプリ、障がい者アンケート調査業務委託料地区敬老事業支援補助金、生活保護費、保育士等の処遇改善、子育て支援アプリ事業委託料、民生委員の処遇、パートナーシップ制度等、第4款衛生費及び関連議案では、骨髄移植ドナー支援事業補助金子ども医療費扶助費気候非常事態宣言の市民への周知等、カラス被害対策事業ごみ箱設置補助金新型コロナ感染者の自宅療養者、生ごみコンポストの普及、子宮頸がんワクチン接種新型コロナウイルス感染対応、健康はちのへ21ポイントアプリ事業、第5款労働費では、地元企業人材確保支援事業等委託料外国人労働者等、第6款農林水産業費では、未利用魚のペット用食品としての活用、八戸前沖さばブランド推進事業補助金、農林水産業費、八戸市ワイン産業創出事業、農業振興等、魚菜市場費の印刷製本費、第7款商工費及び関連議案では、DMO推進補助金AI関連産業参入支援事業補助金中小企業振興補助金生活再建相談事業貸付金の増額、八戸駅の新幹線発車メロディー、中心市街地新住民へのアンケート実施、映画館の存続、バス・タクシー乗務員への支援、はちのへ創業・事業承継サポートセンター事業、八戸市商業団体等販売促進支援事業費、旧柏崎小跡地広場整備事業費、八戸駅新観光案内所整備事業、第8款土木費及び関連議案では、本八戸駅通り地区整備事業あんしん空き家流通促進事業補助金、市営住宅の修繕、河川改修等工事費、生徒による学校近隣の公園の除草等、新井田白銀線歩道整備事業私道整備補助金、空き家の流通や活用状況、防犯灯設置等事業補助金、第9款消防費及び関連議案では、消防団員の処遇改善、マンホールトイレの導入、津波避難計画等改訂事業ハザードマップの活用と夜間避難、第10款教育費及び関連議案では、無形民俗文化財後継者養成補助金スポーツ合宿助成小中学校普通教室への冷房設備の設置、内科検診時の服装、植生調査等委託料八戸スポーツコミッション負担金、生徒による学校近隣の公園の除草等、新田城跡調査結果、新型コロナ検査キットの活用、ジェンダーレス制服YSアリーナ中地の料金設定、アートのまちづくり等について、歳入では、原子力施設立地振興対策事業助成金についてであります。  次に、各特別会計予算及びこれに関連する議案に対する質疑の主なる内容は、議案第7号令和4年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算では、第三魚市場C棟駐車場前の堆積土砂、A棟稼働業務委託料魚市場事業経営戦略、魚市場A棟についてであります。  議案第8号令和4年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算では、八戸駅西地区の駅前保留地についてであります。  議案第10号令和4年度八戸市駐車場特別会計予算では、中央駐車場駐車券精算機設置場所についてであります。  議案第12号令和4年度八戸市霊園特別会計予算では、合葬墓の名称等についてであります。  議案第13号令和4年度八戸市介護保険特別会計予算及び関連議案では、介護予防、制度改正の課題・問題点、高齢者フレイルへの対応についてであります。  次に、各企業会計予算に対する質疑の主なる内容は、議案第3号令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算では、バス停の整備、ハチカの利用方法、EVバスの導入計画についてであります。  議案第4号令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算及び関連議案では、(仮称)患者サポートセンター改修工事費、サイバー攻撃の備えについてであります。  以上が各議案に対する主な質疑であります。  続いて、議案第2号、議案第7号、議案第17号及び議案第44号を採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  次に、ただいまの議案を除く議案第3号から議案第6号まで、議案第8号から議案第16号まで、議案第39号から議案第43号まで及び議案第45号から議案第56号までの30件の議案については、全員異議なく原案のとおり可決されました。  最後に、慎重なる御審議を賜りました委員の皆様並びに適切な答弁をいただきました理事者の皆様に御礼を申し上げ、報告を終わります。  〔19番藤川優里君降壇〕 ○議長(森園秀一 君)ただいまの委員長報告に対し御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  山之内悠議員の発言を許します。  山之内悠議員 ◆1番(山之内悠 君)自由民主・市民クラブを代表して意見を申し上げます。  議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算、議案第3号令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第4号令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算、議案第5号令和4年度八戸市下水道事業会計予算及び各特別会計予算並びに関連する各議案に賛成いたします。  令和4年度の国の一般会計予算は、前年度比0.9%増の107兆5964億円となり、医療提供体制や検査体制の確保をはじめ、新型コロナウイルス感染症への対応に万全を期すとともに、成長と分配の好循環による新しい資本主義の実現に向けた予算編成となっております。  一方、令和4年度の地方財政対策は、地方が地域社会のデジタル化や公共施設の脱炭素化の取組等の推進、消防・防災力の一層の強化等に取り組みつつ、安定的な財政運営を行うために必要となる一般財源総額について、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保することを基本として講じられており、前年度と比較して0.9%増の90兆5700億円となっております。  このような国の動向の下、当市の令和4年度の当初予算は、一般会計において、通常分では前年度比0.1%増の913億円と同水準の確保となっております。また、特別会計は前年度比2.5%増の534億6850万円、一般会計と特別会計の合計では1.0%増の1447億6850万円となっております。  予算編成は、引き続き、市民を守ることを第一に、新型コロナウイルス感染症対策を最優先の課題とし、地域経済の活性化、少子高齢化、人口減少への対応などの重要課題に加え、SDGsやデジタル化の推進といった時代の変化への対応など、様々な財政需要が見込まれる一方で、歳入については、長引く感染症の影響により市税等の見通しが不透明な状況であり、厳しい財政運営が予想される中、市政運営上の重要課題を克服し、当市の未来をつくり上げていくため、未来共創推進戦略2022における9つの戦略と第7次八戸市総合計画における政策間の相互の連携を図りながら、戦略的に施策を展開している点を高く評価すると同時に、第7次行財政改革大綱に掲げる推進項目を念頭に、市債発行額の抑制など、財政の健全化にも配慮している点も評価いたします。  引き続き市民の安全安心と感染症対策に取り組み、限りある財源を有効活用しながら、市政の未来を切り開くための施策の着実な推進を図ることを御要望いたします。  次に、議案第3号令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算についてであります。  バス事業は、人口減少、少子化の進行に加え、新型コロナウイルス対策としての新しい生活様式の定着による利用者数の減少など、厳しい経営環境の下、公共交通機関としての都市機能の重要な役割を担い、持続可能な経営に努力されていることを評価いたします。  新年度は、乗り合いバス購入費が計上されるほか、2月26日からサービス開始した交通系ICカードハチカの普及を図り、安全安心、快適な、よりよいサービスを提供し、経営の健全化と公営交通の使命との両立を図っていただくことを御期待申し上げます。  次に、議案第4号令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算についてであります。  市民病院は、県南地域の中核病院として、地域住民の生命と健康保持のため、急性期医療や高度で専門的な医療の提供と同時に、新型コロナウイルス感染症の対応にも取り組まれるなど、地域医療支援病院として、ほかの医療機関との連携推進と地域完結型の医療体制づくりに努められていることを高く評価いたします。  新年度は、建築改良費として(仮称)患者サポートセンター改修工事費医療情報システム更新費医療機器購入費などが計上され、医療提供体制の充実強化に資する予算編成であり、今後も引き続き健全な経営を維持し、収益の確保に努め、効率的な業務運営を行っていただきますよう御期待申し上げます。  次に、議案第5号令和4年度八戸市下水道事業会計予算についてであります。  下水道事業は、人口減少に伴う使用料減収や施設の維持管理、更新費用の増大に加え、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う経済活動の停滞により全国的に厳しい見通しが示されている中で、鋭意努力されていますことを評価いたします。  新年度は、管路、処理場、ポンプ場の建設改良事業等を予定し、健全な経営と着実な事業実施の両立を図るための予算編成となっており、今後とも市民のため、八戸市公共下水道基本構想に基づき効率的な整備を進め、将来にわたり安定的な下水道サービスを提供していただきますよう御期待申し上げます。  また、予算特別委員会にて、第三魚市場C棟駐車場前の堆積土砂についてをはじめとした会派各委員から出されましたそれぞれの意見、要望につきましては、十分に御検討され、善処していただきますよう御要望申し上げます。  最後に、熊谷市長におかれましては、当市が八戸都市圏の中心市として、その役割と責任を果たすべく強いリーダーシップを発揮され、市民の幸せと市勢発展のためにさらなる御活躍を御期待申し上げます。  結びに、今年度退職されます理事者、職員の皆様には、長年にわたり市政運営に御尽力いただきましたことに厚く御礼を申し上げ、以上で総括意見といたします。 ○議長(森園秀一 君)田名部裕美議員の発言を許します。  田名部裕美議員 ◆7番(田名部裕美 君)きずなクラブを代表して総括意見を申し上げます。  予算特別委員会に付託になりました議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算、議案第3号令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第4号令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算及び議案第5号令和4年度八戸市下水道事業会計予算、各特別会計並びにそれらに関連する各議案に対しまして、意見、要望を付して賛成をいたします。  さて、このたびは、熊谷市長就任後初の予算編成となり、市政運営の中枢となる第7次八戸市総合計画及び未来共創推進戦略2022に基づき、オミクロン株感染拡大からの一刻も早い地域経済の回復と感染症対策を2本柱とし、編成をされました。  市民からは、市政の大きな変革と独自性のある予算編成への期待の声が聞かれておりましたが、コロナ禍にあっては、その意向は大きくは反映されておらず、小林市政から引き継いだものが大半であると受け止めております。  一般会計総額は前年度とほぼ同水準の913億円となり、自主財源である市税収入は、長引く新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けながらも、法人市民税や固定資産税の増収を見込み、前年度より5.3%増の297億円となり、コロナ以前の令和2年度と同額を確保したものの、税収の影響は今後も不透明であります。  一方、市債発行額は49億3480万円で、臨時財政対策債の減少により43.7%減少したものの、令和3年度決算見込みの市債残高は前年度比30億円増の1176億円と過去最高の水準となる見込みで、極めて危機的な状況であり、人口減少の中、将来世代への負担を強いない財政運営が喫緊の課題であります。  地域経済の回復が見込めない中であっても、公共施設の維持管理経費は市財政に重くのしかかり、歳出全体に占める扶助費の増加により義務的経費は53.7%と、限られた財源の中でバランスを取りながら持続可能な財政運営に努めなければなりません。  市保有施設の閉鎖が続き、市民活動や経済活動が制限されていても、感染者は減少傾向になく、市民が希望を失いつつある中、熊谷市長におかれましては、強い決断力を持ってリーダーシップを発揮し、新年度の市政を牽引していただくようお願い申し上げます。  今回の予算特別委員会においては、我が会派がかねてより要望していた小中学校施設の老朽化対応において、修繕費の予算が大幅に増額されたことに対しては、高く評価するものであります。子どもファーストの下、築年数にかかわらず、公平な教育環境で学びの保障と快適な学校生活を送るためにも、修繕内容を精査し、対応していただくことを求めます。  次に、YSアリーナの中地の料金設定でありますが、人工芝コートと多目的コートの料金差が約10倍近くあり、人工芝コートが高額で使用しづらい状況にあるため、公共施設という観点からも、広く市民が使用できる料金設定にしていただくよう求めます。YSアリーナに多額の経費が計上されていること、併せてスピードスケート競技者だけが優遇されている現状から、多くの市民が多様に使用できる施設になるよう検討を求めます。  次に、議案第7号令和4年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算については、我が会派の五戸委員が小林前市政から指摘をし続け、一度は施設の休止を含め抜本的な改善策の検討をするという答弁をいただいた経緯があります。今年度示された新たな改善計画の下、年間水揚げ目標に対し、イワシとサバを合わせても漁獲量は5.6%の達成率であり、市長の公約である経営感覚を持った行財政運営とはかけ離れております。これまで10年にわたり6億円余りもの市税が投入されているにもかかわらず、利用は低迷し続け、目標達成率に到達した実績もなく、付加価値のついた取引がされていないことに鑑みれば、今後も荷さばき施設A棟存続のためにこれ以上市民に負担を強いることはあってはならないと考えます。  しかしながら、記録的な不漁の中、新年度は改善計画の2年目であること、また、水産業の専門家である市長からも、目標未達成の場合はA棟の水揚げ方法を改革するなど検討していくとの答えを書面でいただいたことから、今後の荷さばき施設A棟を含む水産業に対する市長の行政手腕を注視してまいります。  また、次年度も目標達成の見込みがない場合は、八戸水産アカデミー内で議論をし、今後のA棟魚市場の新たな利活用を含めた抜本的改革の準備をしておくべきと提言をいたします。  続きまして、令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算でありますが、新型コロナウイルスによる外出控え、少子化など、利用者の減少により、バスを取り巻く環境は一層厳しいものではありますが、地域連携ICカードハチカの導入を起爆剤に、より一層の利便性向上に取り組むとともに、経営の健全化とバスを必要とする方への安全安心な事業運営を要望いたします。  次に、令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算についてであります。  地域の中核病院として新型コロナウイルス感染症対応と市民へ質の高い専門的医療を提供してくださっていることに感謝を申し上げます。来年度は、医療体制の充実を図るため、職員の増員、令和5年開設の(仮称)患者サポートセンターに向けて予算が計上されております。患者や御家族の不安に寄り添い、サポート体制を充実され、より当院の満足度向上に努められますことを要望いたします。  最後に、令和4年度八戸市下水道事業会計予算についてでありますが、今年度一般財源から工事契約の損害賠償金が支払われた事実を重く受け止め、一般質問でも髙橋委員が提言したとおり、今回の検証を踏まえ、より再発防止策に努め、問題が生じた場合は、早い段階で議会にも報告するよう強く求めます。  3年目にもなる新型コロナウイルスとの闘いになりますが、ワクチン接種や経口薬も徐々に開発されていることから、コロナと共生しながら社会活動を行っていく段階に来ていると考えます。多くの市民が経験すべきであった失われた時間は取り戻すことはできませんが、今を生きる若い世代にもしっかりと目を向け、これからの八戸市をつくり上げていただくよう御期待申し上げます。  また、ウクライナ危機による世界情勢の不安定化により、原油高の高騰や物価高など、市民を取り巻く環境は一層厳しいものであります。理事者方々には、都度、市民の要望に応え、御努力されますようお願いいたします。  結びに、今年度退職されます理事者、職員の方々には、長きにわたり市勢発展のために御尽力くださったことに感謝をし、今後の御健勝を御祈念申し上げ、きずなクラブの総括意見といたします。
    ○議長(森園秀一 君)伊藤圓子議員の発言を許します。  伊藤圓子議員 ◆27番(伊藤圓子 君)新緑・無所属の会を代表して総括意見を申し上げます。  予算特別委員会に付託されました議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算、議案第3号、4号、5号の令和4年度八戸市公営企業会計予算、議案第7号を除く各特別会計予算並びに関連議案について、意見、要望を付して賛成いたします。  初めに、議案第7号令和4年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算について反対し、意見を申し上げます。  近年の海洋資源は、地球温暖化による気候変動がもたらす海洋環境の変化や長期の乱獲、外国船の違法操業などにより減少、枯渇化が顕著になっています。2021年の年間漁獲量、漁獲額共に過去最低レベルとの県の発表がありました。八戸の魚の顔であるサバとスルメイカの不漁が主な要因であると。  不漁の背景に照らして、2022年度の海洋資源、漁業環境は好転に資する確たる明るい材料を見越せない厳しい状況下にあります。漁業に精通されておられる熊谷市長の手腕にも御期待をいたしつつも、荷さばき所A棟等に係る第2回改善計画の2022年度の目標達成の見込みはほぼ困難であるとの見解に至りました。したがいまして、残念ながら本議案には反対せざるを得ません。  国は、2022年度一般会計総額予算を2021年度補正予算を組み入れた16か月の予算とし、新型コロナ対策費と、新しい資本主義に向けた事業経費を盛り込み、過去最大を更新し、107兆5964億円としました。過去4年連続100兆円を越える大型な予算です。  2022年度末の長期債務残高は1243兆円、対GDP比220%に上る見込みで、財政規律の欠落が指摘されております。2020年の30兆円規模のコロナ対策関連補正予算を組んだことが、2021年度のプライマリーバランスを42兆7000億円の赤字につなげています。コロナ対策は最重要でありますけれども、適切かつスピーディーな対応が求められるものの、後手後手と、また無駄が目につき、税の使い方には不信感を覚えるなど多々あります。  この国の大型予算を背景に、八戸市の2022年度一般会計予算総額を約913億円、前年度比0.1%増としました。熊谷市長にとりましては初めての予算編成となり、市長カラーがどのように反映されるか注目いたしておりました。  まずは、SDGsとリンクさせた第7次総合計画の中に公約を埋め込み、計画の初年度に当たっては未来共創推進戦略2022を策定いたしました。9つの重点課題に組織横断で取り組むことを打ち出しておられることを評価し、実効性に期待いたします。  新年度予算は、政府と同様コロナ対応を最優先とした編成で、9つの重点課題のトップに位置づけました。第6波への対応に万全を尽くすとともに、感染予防、感染拡大防止、感染者対応等々、保健、医療等の体制、機能強化を図り、次への備えに向けていただきたい。特に第5波、第6波の厳正なる検証を求めます。あわせて、相次ぐコロナの変異株が襲撃し、落ち込みに追い打ちをかけられた地域経済の再生には、適時にスピード感を持って講ずることを願っています。  また、本定例会において、提案理由説明の折、冒頭で気候非常事態宣言が市長によって述べられました。当会派の吉田淳一議員の熱くも切々たる訴えは、次世代以降の人々への責任でもあり、待ったなしの地球の悲鳴を代弁するものであります。市長におかれましては、不退転の決意を持って先頭に立たれて、市民の気候変動問題への意識を高めるために、気候非常事態宣言の看板設置やポスターの掲示を強く要望いたします。  さらに加えて、次の6点について御要望申し上げます。  1点目、男女共同参画社会は、日本社会にとって最重要課題と位置づけられています。よって、男女共同参画課の設置を強く求めます。  2点目、八戸文化活動プラットフォーム事業推進によるアートのまちづくり。  3点目、パートナーシップ制度の周知によるダイバーシティーのまちづくり。  4点目、民生委員・児童委員への理解と関心を高める取組。  5点目、ヤングケアラーへの支援。  6点目、コロナ禍の児童生徒の心のケア。  なお、2022年度は、ロシアによるウクライナ侵攻がもたらす世界経済の不安定化や、食品等、軒並み値上げが連なり、消費行動が鈍くなり、景気への影響が懸念されます。市税を前年度比5.3%とした自主財源の歳入の見込みに大幅なずれがないことを願っています。  歳出においては、人件費、扶助費、公債費から成る義務的経費は約490億円で、公債費は約93億円を占めます。中心市街地の5公共施設の維持管理費は総額約6億3300万円で、前年度比800万円の増となっており、はっちとマチニワでは約1100万円の減とし、経費節減に努められたことを評価いたします。  近年の建設工事の増加で、2021年度末の市債残高は前年度比30億円増の1176億円に上り、歳入を優に超えました。また、2021年度末の基金残高は51億円で、市の財政改革大綱で示す50億円ぎりぎりの状況です。近年の異常気象を引き起こす災害が頻発するなど、不測の事態に備えるためにも、財政運営の健全化には注視してまいります。  次に、八戸市自動車運送事業会計予算について。  モータリゼーションの波を受け、公営交通事業の多くが民営化に転換された中で、当市のバス事業が労使一体の経営努力を重ねて、市民の足を維持、確保されていることを高く評価いたします。  人口減少等に加え、新型コロナウイルスによる感染拡大により利用者減少が響き、今年度は3億8000万円の純損失の見込みとなりました。4年連続の赤字でありました。  依然として厳しい経営環境ではありますが、ユニバーサルデザイン車両導入や、八戸圏域地域連携ICカードハチカの導入により利用者の利便性を向上させる取組が利用者増につながることを期待いたしております。さらに利便性を高めるために、バスロケーションシステムの拡充を、かつ、カーボンニュートラル戦略の一環であるEVバス導入計画の検討を要望いたします。  八戸市立市民病院事業会計予算について。  医療は患者と共に始まり、患者と共にあり、患者と共に終わるというカナダの医学者ウイリアム・オスラー博士の言葉を引用した崇高な理念を基に、圏域の中核病院として常に高みを目指す経営姿勢に敬意を表します。  救命救急センターは厚生労働省によるS評価を受け、日本型救急システムの確立を図り、救命救急医療の牽引役を担うほどに躍進してまいりました。 ○議長(森園秀一 君)伊藤議員に申し上げます。討論の発言時間を超過しておりますから、簡潔に願います。 ◆27番(伊藤圓子 君)今後とも、緩和ケア病棟、そして新年度予算に組まれた患者サポートセンターは、患者、家族に寄り添った安心な医療サービスの質の向上を大いに期待できるものであります。  最後に、八戸市下水道事業会計予算について。  生活排水、工場排水の適正処理監視は重要であります。殊に生活排水対策は衛生上、快適な生活環境、都市基盤整備の評価指標の上からも、効率的に整備を図っていく必要があります。そして、さらなる処理人口普及向上に努めていただくよう御要望を申し上げます。  以上をもって総括意見といたします。 ○議長(森園秀一 君)夏坂修議員の発言を許します。  夏坂修議員 ◆17番(夏坂修 君)公明党を代表して意見を申し上げます。  議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算、議案第3号令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第4号令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算、議案第5号令和4年度八戸市下水道事業会計予算及び各特別会計予算並びに関連する各議案に賛成をいたします。  新型コロナウイルス感染症は、いまだ終息が見通せず、人々の生活や社会経済活動に多大な影響を及ぼし続けております。さらには、ロシアによるウクライナへの侵攻は、第二次世界大戦後最大の危機と言われ、冷戦後の国際秩序の根幹を揺るがしております。この2つの危機にどう立ち向かい、どう乗り越えるのか。各国の指導者、政治家の手腕が今、厳しく問われているのではないでしょうか。  そうした状況下で審議が進んでいる国の令和4年度予算は、長期化するコロナ禍の対策に万全を期した上で、成長と分配の好循環に向けた政策に力点を置くことが盛り込まれ、とりわけ公明党が長年主張してきた不妊治療の保険適用が実現する、まさに人への投資に重点が置かれている点は高く評価でき、予算の早期の成立と速やかな執行を求めるものであります。  加えて、ウクライナ情勢の緊迫化が既に国内におけるエネルギー資源価格、さらには食料品や日用品価格の高騰に跳ね返りを見せ始める中、今後の物価高騰から国内経済や国民生活を守るための新たな経済対策を検討することも強く訴えるものであります。  こうした中、熊谷市長就任後初の編成となった当市の令和4年度の予算規模は、一般会計で913億円、特別会計で534億6850万円、合計1447億6850万円となりました。厳しい財政環境にありながらも、市長の政策公約に掲げた重要施策を反映させ、未来共創推進戦略2022に基づき戦略的に施策展開を図ることで、市政の重要課題を克服し、当市の未来をつくっていくとの市長の強い意気込みが反映された予算であると評価をするものであります。  それでは、以下、新年度の予算、施策に対して要望を申し上げてまいります。  まず、新型コロナウイルス感染症への対応については、保健所の機能維持に最大限の配慮を講じながら、ワクチンの追加接種の加速化、医療・検査体制の強化、迅速かつ丁寧な情報発信に努めるなど、効果的な感染症対策に万全を期していただくことを要望いたします。  地域経済の再生については、コロナ禍で影響を受けた事業者への支援として、国の事業復活支援金の市独自の申請サポート会場を来月4日から開設するとのことであり、ぜひとも事業者に寄り添い、丁寧な対応に努めていただきたい。また、消費喚起策として掲げた3本の対策については、感染状況を見ながら適切なタイミングで事業展開を図り、また、状況によって追加の予算措置を講じ、事業の拡充を図るなど、実効性のある経済対策に取り組んでいただくことを要望いたします。  産業基盤の強化及び地域振興について、八戸北インター第2工業団地の早期の分譲開始、また、新大橋の早期の供用開始は、企業誘致の促進や物流機能の回復、強化につながる産業都市八戸として極めて重要な施策であります。引き続き事業財源の確保に努めるとともに、早期の完成に向け特段の取組をお願いしたい。また、三陸沿岸道路の全線開通は、人や物の流れを加速化し、沿線の地域振興に大きく寄与することが期待されます。関係機関と連携を図りながら、今後の利活用事業の展開に鋭意取り組んでいただくことを要望いたします。  子育て支援及び教育について、市長が掲げる子どもファースト事業は、未来の八戸を担う子どもの健全な育成を図る上で大変重要な施策であると認識しております。子どもの医療費助成については、これまでも段階的に拡充を図り、本年1月からは未就学児を対象に所得制限緩和の措置を講じていただいたところであります。さらなる対象拡大については、子育て世代の保護者のニーズが高く、また、市長も政策公約に掲げていることからも、早期の実現に向け取組を進めていただきたい。また、子どもの遊び場の充実、学校施設の老朽化対策、特別支援教育の充実についても、特段の配慮を要望いたします。  市民サービスの充実及び安全安心の確保については、行政サービスのさらなるデジタル化及びワンストップ化の促進を図っていただきたい。また、津波避難計画の改定など、防災対策に必要な予算措置を講ずるとともに、空き家対策や通学路の安全対策などにも注力し、安全安心の人に優しいまちづくりの推進に、より一層取り組んでいただくことを要望いたします。  そのほか、予算審議の過程で申し上げた投票環境の充実、老人クラブ活動の支援、子育て支援アプリや健康ポイントアプリの充実、AI関連産業参入の促進、市道の路面下空洞調査の調査路線の拡大、河原木・日計両市営住宅の共用通路の早期改修、介護予防事業の充実等々の要望についても前向きに検討いただくよう要望いたします。  次に、自動車運送事業会計についてであります。当市のバス事業を取り巻く環境は、人口減少や少子化などを背景に利用者の減少傾向が続き、さらに新型コロナウイルス感染拡大が利用者減少に追い打ちをかけるなど、依然として厳しい経営環境にあります。そうした中、感染防止対策を講じ、利用者の安全確保を図りながら、分かりやすい運賃体系の導入や乗り継ぎ環境の整備などの利用者の利便性向上に継続的に取り組み、とりわけ新たに導入したICカードの運用は、さらなる利便性の向上に大きく寄与することが期待されています。今後も人材確保に努めながら、さらなる経営改善に努められ、公営交通の使命を全うするための地道な取組を要望いたします。  次に、市民病院事業会計についてであります。八戸市立市民病院は、県南地域の中核病院として地域医療の要であり、地域住民の命を守る防波堤であります。平成21年度以降は12期連続で黒字決算を確保しているものの、新型コロナウイルス感染症の影響で患者数の減少、感染対策費用の増加などで厳しい環境下にあると認識しております。そのような中にあって、現在整備を進めている(仮称)患者サポートセンターは、多職種の職員が相談対応に当たることで、患者の多様なニーズにワンストップで対応できる機能として期待が持たれております。今後は診療報酬改定に的確に対応するとともに、予定されている八戸市立市民病院新改革プランの策定を基に一層の収益の確保に取り組み、引き続き健全な経営の維持に努めていただくことを要望いたします。  次に、下水道事業会計についてであります。当市の下水道事業は、人口減少による使用料収入の減少や、施設の老朽化に伴う維持管理費用の増大、また、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞で使用料収入が減少するなど、厳しい経営状況にあると認識しております。今後とも、八戸市公共下水道基本構想に基づき、下水道の効率的な整備を進めるとともに、健全経営に取り組み、将来にわたり安定的な下水道サービスを提供していただくことを要望いたします。  結びに、今年度をもって退職を迎えられる理事者、職員の皆様に対し、これまでの市勢発展への御尽力に心から敬意と感謝の意を表し、公明党を代表しての意見といたします。 ○議長(森園秀一 君)田端文明議員の発言を許します。  田端文明議員 ◆16番(田端文明 君)日本共産党議員団を代表して意見を述べます。  議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算、議案第7号令和4年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算、議案第17号令和4年度八戸市産業団地造成事業特別会計予算、議案第44号八戸市奨学金条例の一部を改正する条例の制定について、以上の4件に反対をいたします。ほかの議案には賛成をします。  2022年度の政府予算案は、一般会計で107兆5964億円と過去最大となるものです。補正予算と一体で16か月予算と位置づけられています。補正と当初の予算を合わせた歳出規模は143.6兆円にも上ります。莫大な税金を投入しながら、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する医療機関や暮らしへの支援は不十分で、社会保障予算は高齢化による自然増を削減します。コロナ対策にも逆行する予算となるものです。  岸田首相が掲げた新自由主義からの転換は予算案からも消え去り、アベノミクスに追随する内容となっています。岸田首相は新しい資本主義を掲げ、成長と分配の好循環を目指すとしました。そもそも、成長と分配は別の事柄なのです。国民生活を起点とした経済循環構造を再構築することこそが求められているのです。国と地方の長期債務は2022年度末で1223兆円になります。歴代政権は経済対策として巨額の財政支出を繰り返し、債務を国民が負担し、それによって経済が停滞するという負の連鎖が形成されてきました。このような状況は今後も拡大していくことになります。  このような状況の中で編成された当市の新年度予算は、一般会計、特別会計合計で1447億6850万円となるものです。施策として、中小企業及び小規模企業振興基本条例がスタートすること、新規事業として買物利便性向上ビジネス支援事業補助金が計上されることと、市独自の地元企業人材確保支援事業に取り組むこと、国の事業復活支援金サポートセンターを設置することなどを評価いたします。  予算特別委員会で私どもの会派で取り上げた主なものですが、特別障害者手当の支給拡充、国保税の子ども均等割の軽減、パートナーシップ制度、導入による市営住宅入居条件見直し、生活再建相談事業貸付金の増額について、保育士等の処遇改善、会計年度任用職員の処遇改善、是川縄文館をはじめ地元の魅力発信、水産業発展への取組強化など、これからも市民の要望に応えるよう、実現と拡充を求めるものです。  まちづくりについて一言します。これまで中心街に集中的に投資をし、マチニワやブックセンターをつくり、にぎわいをつくるとしてきました。しかし、三春屋の閉店は市民にとって衝撃となる出来事です。コロナ禍でヴィアノヴァ地下の飲食街、チーノの飲食店も撤退してしまいました。空きビル、空き店舗が増えれば、中心街は空洞化し、灯が消えたようになってしまいます。郊外では買物空白地域が拡大しており、これまでのまちづくりは成功したと言えるのか、再検討すべきと指摘をしておきます。  まちづくりは、その町の文化、歴史、地域の特性に基づいて進めるべきです。市民生活を最優先する予算執行へ転換していくべきと意見を申し上げます。  議案第7号令和4年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算に対してです。  2021年の水揚げは、サバは1万5トンにとどまり、前年比ではマイナス50%となっています。漁業全体が低迷し、厳しい状況が続いている中、昨年9月、A棟の累積赤字は5億2903万円になっています。竣工から10年になりますが、これまで改善は見られないもので、目標も今のままでは見通せないものと考えております。市民から理解を得られるものではありません。改善計画の途中であっても、事業の中止を求めるものです。  議案第17号令和4年度八戸市産業団地造成事業特別会計予算についてです。  帝国データバンクでは、休廃業件数は2016年以降増加をし、2020年には5万6000件になっているとしております。  企業の倒産件数は、金融支援が終了すれば増大は避けられません。経済成長が長期にわたって見込めない日本経済の現状で、巨費を投じての呼び込み型の大規模開発は再考をし、新型コロナ感染拡大防止に全力を注ぐべきときだと考えております。農林水産業、地場産業、地元中小企業の支援を強めてこそ、地域経済の活性化が図られると考えます。  議案第44号八戸市奨学金条例の一部を改正する条例の制定についてです。  八戸市独自の奨学金制度は、若者を応援し歓迎されてきましたが、2021年度の採用は定員に届きませんでした。母子家庭や父子家庭で保証人を立てることができないところが多くあります。このような中で、今回の改定は、連帯保証人を増やすという、困っている家庭ほど利用しにくくするものです。経済的に苦しい学生支援より借金返済優先の姿勢を改め、個人の連帯保証は廃止し、八戸市の保証にすること。給付型の奨学金制度の拡充を求め、反対します。  自動車運送事業会計についてです。厳しい経営状況の中でも、バスの更新を行い、日々利便性向上に努めていることを評価いたします。八戸市営バスは今年、開業から90年を迎えます。多くの災害を乗り越え、市民の足として地域経済の発展を支えてきました。東日本大震災時には貴重な燃料を緊急車両、ごみ収集車に供給し、防災面でも重要な役割を果たしてきました。公営の公共交通は、収支だけで判断できない重要な意味を持つものです。ハチカ効果に期待をし、経営は全庁、全市的な問題として取り組んでいくべきと意見を申し上げます。  市民病院事業会計についてです。八戸市立市民病院は、岩手県北を含め、最大規模、最新の機能を持った医療機関です。日々、新型コロナ疑いの患者、陽性者、PCR検査を受け入れており、職員の皆さんの献身的な対応に市民から感謝の声が寄せられているところです。ドクターカーの運行事業、ドクターヘリの出動は命綱とも言える役割を果たし、周辺市町村への医師派遣事業で地域医療に貢献していることを評価いたします。今後とも市民の命を守るとりでとして役割を果たしていただくことを求めて、意見といたします。 ○議長(森園秀一 君)上条幸哉議員の発言を許します。  上条幸哉議員 ◆14番(上条幸哉 君)意見を申し上げます。  議案第2号令和4年度八戸市一般会計予算、議案第3号令和4年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第4号令和4年度八戸市立市民病院事業会計予算、そして議案第5号令和4年度八戸市下水道事業会計予算及び各特別会計予算並びに関連する各議案に賛成いたします。  令和4年度予算は、新型コロナ感染症の長期化による影響から、市税の見通しが不透明な中、また、扶助費や公債費ほかの負担増も見込まれる厳しい財政事情にありながら、熊谷市長が掲げられた9つの項目を未来共創推進戦略2022としてまとめられ、コロナ対策等の喫緊の課題から、産業都市八戸のさらなる経済活性化の推進等、未来を形づくる重要な課題まで、戦略的、重点的に編成されている点を高く評価するものであります。  国によるまん延防止等重点措置は、全国的な感染拡大の抑止に一定の効果を果たしてきた一方で、社会経済活動に大きな影響を及ぼしております。コロナ禍にあっても市民が安心して生活できる取組を進めていただきながら、感染症の動向を注視しつつ、消費喚起策や社会経済活動を活発にさせる策を積極的に講じられ、地域経済の回復に御尽力いただくことを要望いたします。  公営企業会計につきましては、まず、自動車運送事業について、通学者数の減少やコロナによる利用者の大幅な減少といった厳しい環境下、経営改善に御努力されている点を評価し、引き続き、乗務員確保等の課題に取り組まれながら、公営交通としてさらなるサービス向上に御尽力されることを要望いたします。  市民病院事業につきましては、これまで、例年、新たな取組に挑戦されながら、12期連続で黒字決算を確保し、何より、コロナ禍の厳しい環境にあって、医師、看護師、職員が一体となって御努力されていることを高く評価するものであります。新年度から始まる診療報酬改定等に的確に対応されながら、心の通う医療へのさらなる取組に御尽力いただきますよう要望いたします。  下水道事業につきましては、使用料収入の減少や更新費用の増大等の厳しい環境下、健全経営に努められていることを評価し、今後の着実な事業展開を期待いたします。  最後になりますが、昨年は、コロナ禍にありながらも、念願だった是川石器時代遺跡の世界遺産登録や新美術館の開館、八戸と仙台を結ぶ三陸沿岸道路の全線開通など、当市の未来にとって明るい出来事がございました。いましばらく厳しい時代が続くものと思われ、行政の課題も多岐にわたりますが、そのような中にあっても、市民がより豊かになるための施策、そして税収を増やす施策について、地域の将来のために、遅れてくる子どもたちのために、熊谷市長を先頭に市職員の皆さんが一丸となって御尽力いただくことを要望申し上げます。  結びに、今年度で退職される職員の皆様に、長年にわたるその御労苦に心より敬意と感謝の意を表しまして、以上、意見とさせていただきます。 ○議長(森園秀一 君)以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)これにて討論を終結いたします。  これより議題のうち、議案第7号を採決いたします。  本議案の委員長報告は可決であります。  本議案は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(森園秀一 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第2号、議案第17号及び議案第44号の議案3件を一括して採決いたします。  以上の議案の委員長報告は可決であります。  以上の議案は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(森園秀一 君)御着席願います。
     起立多数であります。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、ただいま議決されました議案を除く議案第3号から議案第6号まで、議案第8号から議案第16号まで、議案第39号から議案第43号まで及び議案第45号から議案第56号までの議案30件を一括して採決いたします。  以上の議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  ──────────────────── △日程第2 議案6件 ○議長(森園秀一 君)日程第2議案第57号令和3年度八戸市一般会計補正予算から議案第62号新大橋整備工事(その6)請負の一部変更契約の締結についてまでを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長  〔市長熊谷雄一君登壇〕 ◎市長(熊谷雄一 君)ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。  まず、議案第57号令和3年度八戸市一般会計補正予算について御説明申し上げます。  今回の補正予算は、県の新型コロナウイルス感染症市町村総合対策事業費補助金を活用し、新たに路線バス及びタクシー事業継続支援金や事業復活支援金申請サポート事業費を計上したほか、八戸えんぶりの中止や市施設の休館等に伴う各種支援事業費など、早急に予算措置が必要なものについて計上いたしました。また、国の補正予算の活用により、市立小中学校の冷房設備設置事業費を追加計上し、事業の進捗を図ることといたしました。その結果、歳入歳出予算の補正額は、歳入歳出それぞれ12億5000万円で、既決予算と合計いたしますと総額1106億1083万1000円となるものであります。これに対応する歳入として、国県支出金及び市債等をもって措置いたしました。  議案第58号は、八戸市副市長に石田慎一郎氏を選任いたしたく、同意を求めるものであります。  石田氏は、昭和59年に当市に奉職され、平成22年に財政部次長兼財政課長、平成25年に福祉部長兼福祉事務所長、平成28年に市民防災部長、平成31年に環境部長、そして令和2年4月からは総務部長を務めるなど、豊富な行政経験と優れた識見を有しており、副市長として適任であると存じます。  議案第59号は、さきに請負契約を締結した八戸市営魚菜小売市場改修等建築工事について、設計変更により期間を変更するためのものであります。  議案第60号は、さきに請負契約を締結した新大橋整備工事(その3)について、設計変更により期間を変更するためのものであります。  議案第61号は、さきに請負契約を締結した新大橋整備工事(その4)について、設計変更により契約額及び期間を変更するためのものであります。  議案第62号は、さきに請負契約を締結した新大橋整備工事(その6)について、設計変更により契約額を変更するためのものであります。  何とぞ慎重に御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げ、議案の説明を終わります。  〔市長熊谷雄一君降壇〕 ○議長(森園秀一 君)この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案のうち、議案第58号八戸市副市長に選任する者につき同意を求めることについてを直ちに審議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御異議なしと認めます。  よって議案第58号を直ちに審議することに決しました。  お諮りいたします。  本人事案件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御異議なしと認めます。  よって議案第58号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑を行います。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  久保しょう議員 ◆8番(久保しょう 君)それでは、議案第58号に対しての質問をさせていただきたいと思います。  副市長の人事案件でございますが、2つほど質問させていただきます。  1つ目は、今まで2人の副市長を配置していますが、2人の副市長が必要なのかどうか検証を行った結果で2人の副市長の配置を決定したのかどうか伺います。また、2人の副市長の役割分担は決まっているのか。部長級で対応できない、そういう理由も示していただきたいと思います。  2つ目として、我が会派では、前々からジェンダー平等の立場、さらには男女平等参画の立場からも、女性の幹部への登用を求めています。今回の配置については、女性の副市長を登用することについて検討がなされたのか、また、検討結果として、女性の副市長を登用することに何か不都合なことがあったのか示していただきたいと思います。  以上2点、質問させていただきます。 ◎市長(熊谷雄一 君)久保しょう議員にお答え申し上げます。  まず、2人の副市長の配置についての御質問ですが、当市では、地方自治法の改正を受けて、自治体運営の自主性及び自立性の一層の拡大とトップマネジメント機能の強化を図るため、平成19年度に副市長制度を導入し、その定数を2名としてきたところであります。  副市長を2名とすることにつきましては、行政需要の拡大及び多様化や中核市への移行などに伴い、より一層の自立的な行政運営が求められている中で、当市が抱える様々な課題を解決し、きめ細やかな行政サービスを提供していくためのものであり、また、八戸市のさらなる発展のためには、市長が重要政策の推進に専念しながら、強力なトップマネジメント体制を望む必要があると考え判断したものであります。  そして、副市長には一定の専決権限を委ね、副市長自らの権限と責任の下、事業の実施や事務処理等を効率的に進めていくこととなりますが、それぞれの役割分担につきましては、政策課題に的確に対応できるよう、部局単位で担任事務を設定し、副市長相互の連携を密にしながら市政運営に万全を期してまいりたいと考えております。  また、当市が抱える様々な課題については、特に近年は各部局にまたがる事案が一段と増加傾向にあることから、市長の意向を熟知した副市長が先ほど述べた一定の権限に基づき迅速に対処していくことが、市民サービスの向上の観点からも極めて重要であり、このような重要な役割を担うのは部長職ではなく副市長であると認識しているところであります。  次に、女性の副市長への登用についてお答えを申し上げます。  今回の副市長の選任に当たりましては、議員御指摘のジェンダー平等の観点も踏まえながら、男女の区別なく検討を行っております。その上で、市勢の発展に適任であると考えられる人材を登用するという方針に基づいて決定したものであり、今後もそのようなことを念頭に置きながら、適切に対応してまいりたいと考えております。  私からは以上です。 ○議長(森園秀一 君)久保しょう議員 ◆8番(久保しょう 君)ありがとうございます。私は日本共産党議員団を代表しまして、本議会で提案されているこの人事案件なのですけれども、2つの質問をさせていただきましたが、その回答について述べていただきました。  今回の選定については、現在、佐々木副市長に加えて、2人目の副市長として石田総務部長を新たに選任するものでありますが、配置したいとの提案がありまして、私たちも副市長の経歴や人格を問題にしているわけではなくて、副市長を2人配置することについてどれだけ検討がされた上での選任の提案であったかということが必要であると考えているものであります。  そもそも、2人の副市長が必要なのか、副市長の役割が分からないなどの市民からの疑問が寄せられているところでございます。2人の副市長のポストの選任の重要性や存在意義が見えにくい状況にあるのではないかと思っております。  2人目の副市長の配置については、先ほど配置の考え方について、るるお答えいただきましたけれども、仕事の役割、そういうのも回答いただきました。  私たちはこの2つ目の女性の副市長、その選任についての検討がなされたのかということでの質問をさせていただきましたけれども、それぞれの担当について回答があったわけなのですけれども、そもそも私たちは男女についての検討ではなくて、女性の副市長をできないのかということの提案だったわけなのです。  ジェンダー平等とか、先ほどからも言っているように男女共同参画の観点、さらには女性の副市長の配置について、男女の選定をするということではなくて、今、女性の副市長の選定についての候補者を挙げて選考に至った。そういうことの過程がなかったかについては、残念ながら回答がなかったと思っています。  2人目の副市長を配置することについては、人口の半分が女性であることから、多様性に対応した女性目線で行政を進める、そういう考えを検討しなかったことになりますので、そうであれば、やはり判断する材料として検討することはできないのではないかと思います。  これらのことから、我が党としては、石田慎一郎氏の副市長への選任についての判断をすることができないものと考えております。したがって、検討する判断材料のない中での対応ができない、そういうことを述べて終わらせていただきたいと思います。 ○議長(森園秀一 君)以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)これにて質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)討論なしと認めます。  〔8番久保しょう君、15番苫米地あつ子君、16番田端文明君退席〕 ○議長(森園秀一 君)これより議案第58号を採決いたします。  本案に同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御異議なしと認めます。  よって、本案は同意することに決しました。  〔8番久保しょう君、15番苫米地あつ子君、16番田端文明君着席〕 ○議長(森園秀一 君) 次に、ただいま議題となっております議案のうち、議案第57号及び議案第59号から議案第62号までを審議いたします。  これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案のうち、議案第57号及び議案第59号から議案第62号までをお手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。   午前11時22分 休憩   --------------------   午前11時56分 再開 ○議長(森園秀一 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  ──────────────────── △日程第2 議案5件 △日程第3 請願2件、陳情1件 ○議長(森園秀一 君)本日付託いたしました議案第57号令和3年度八戸市一般会計補正予算及び議案第59号八戸市営魚菜小売市場改修等建築工事請負の一部変更契約の締結についてから議案第62号新大橋整備工事(その6)請負の一部変更契約の締結についてまで並びに日程第3請願2件、陳情1件を一括議題といたします。  各常任委員長から委員会における審査の経過と結果について、順次報告を求めます。  総務常任委員長の報告を求めます。  藤川優里委員長
     〔19番藤川優里君登壇〕 ◎19番(藤川優里 君)総務常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  令和4年陳情第2号インボイス制度の実施中止を求める意見書を国へ提出することを求める陳情に対して意見を徴したところ、坂本委員から、インボイス制度は複数税率の下で適正な課税を確保するために必要なものであり、円滑な移行を図る観点から、国において、十分な経過措置を設けた上で、事業者への支援を行ってきていることから、不採択とされたいとの意見があり、吉田洸龍委員から、インボイス制度は複数税率の下で適正な課税を行うために必要な制度と考えていることから、不採択とされたいとの意見があり、高橋正人委員から、インボイス制度は、複数税率下においても適正な取引や公平な税負担を確保する観点から必要な制度と考えることから、不採択とされたいとの意見があり、上条委員から、インボイス制度は、消費税の正確な適用税率や税額を明確に把握できるようにすることでミスを防ぐメリットがあることから、不採択とされたいとの意見があったのであります。  一方、苫米地委員から、インボイス制度は中小業者にとって負担が大きく、経済活動を回していくという意味でもコロナ禍で大変なときに実施すべきではないと考えることから、採択とされたいとの意見があったのであります。  本陳情を採決に付した結果、起立少数をもって不採択と決しました。  次に、本日付託になりました議案第57号令和3年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、総務管理費において、新型コロナウイルス対策指定管理者支援補助金を増額するものであります。  第7款商工費では、八戸ポータルミュージアム費において、市施設テナント事業者休業協力金を増額するものであります。  第10款教育費では、小学校費及び中学校費において、施設改修等工事費を増額するものであります。  一方、歳入予算の主なる内容は、地方交付税及び市債を増額するものであります。  第2条繰越明許費の補正では、第2款総務費において、新型コロナウイルス対策指定管理者支援補助金が年度内の完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものであります。  第7款商工費において、市施設テナント事業者休業協力金が年度内の完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものであります。  第10款教育費において、市施設テナント事業者休業協力金ほか4件が年度内の完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものであります。  第3条地方債の補正では、小学校及び中学校整備事業の限度額を変更するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第59号は、さきに請負契約を締結した八戸市営魚菜小売市場改修等建築工事について、設計変更により期間を変更するためのものであります。  審査の過程において委員から、工期を短縮するための検討について質疑があり、理事者から、様々な検討をした上で当初の計画どおり進めていくとの答弁があったのであります。  本案に対して意見を徴したところ、苫米地委員から、これ以上の工期延長がないよう、工期短縮を第一に進めてほしいとの意見を付して賛成するとの発言があったのであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔19番藤川優里君降壇〕 ○議長(森園秀一 君)経済常任委員長の報告を求めます。  高山元延委員長  〔12番高山元延君登壇〕 ◎12番(高山元延 君)経済常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  令和3年請願第1号コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願に対して意見を徴したところ、工藤委員から、国では、15万トンの特別枠を設定し、その保管経費等を支援するとともに、生活弱者、学生等への支援として、子ども食堂や宅食へ政府備蓄米の無償交付などの対策を講じていることなどから、不採択とされたいとの意見があり、寺地委員から、今回の問題は米の政策自体を改めねばならないものであり、請願内容について文言の調整や考え方のすり合わせが必要であることから、現状では不採択とされたいとの意見がありました。  一方、山名委員から、農民運動をやっている方々の切実な要求であり、採択とされたいとの意見があり、久保しょう委員から、米を守る立場からいえば、国の施策を変えなければならないことから、採択とされたいとの意見がそれぞれ出されたのであります。  本請願を採決に付した結果、起立少数をもって不採択と決しました。  次に、本日付託になりました議案第57号令和3年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第7款商工費では、観光費において、宿泊施設受入体制強化支援業務等委託料を新たに計上するものであります。  第2条繰越明許費の補正では、第7款商工費において、宿泊施設受入体制強化支援事業ほか4事業が、いずれも年度内の事業完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものであります。  本案に対し、意見を徴したところ、久保しょう委員より、市の施設への休業協力金だけでなく、民間事業者への支援についても要望するという意見を付して賛成するとの意見があったのであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔12番高山元延君降壇〕 ○議長(森園秀一 君)民生常任委員長の報告を求めます。  岡田英委員長  〔10番岡田英君登壇〕 ◎10番(岡田英 君)民生常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  令和3年請願第2号加齢性難聴者の補聴器購入への公的補助制度創設を求める請願に対して意見を徴したところ、豊田委員から、市独自の補助制度導入となると相当な予算規模となるが、現在、コロナ禍の中、当市の財政は非常に厳しい状況に置かれており、今後、国の前向きな動きを捉え検討すべきと考えることから、不採択とされたいとの意見があり、三浦委員から、補聴器の助成に関しては、人工内耳など、障がい者の支援が不十分なままであるため、総合的に充実を図るよう国に働きかけていくことが必要であると考えることから、不採択とされたいとの意見があり、夏坂委員から、加齢性難聴者の補聴器購入という必要性は高まっていくと思うが、市独自の助成となると相当な財政負担が生じるため、国の動きを見極めながら判断に至るべきと考えることから、不採択とされたいとの意見がありました。  一方、伊藤委員から、低所得者や生活が困窮している高齢者にとっては、補聴器の代金は高額であり、地方の立場で住民を支えていく必要があると考えることから、採択とされたいとの意見が出されたのであります。  本請願を採決に付した結果、起立少数をもって不採択と決しました。  次に、本日付託になりました議案第57号令和3年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第3款民生費では、児童福祉総務費において、児童館新型コロナウイルス感染症対策支援事業補助金及び新型コロナウイルス対策病児保育事業支援金を計上するものであります。  第2条繰越明許費の補正では、第3款民生費において、新型コロナウイルス対策病児保育事業支援金ほか1件が年度内の交付完了が見込めないことなどから、翌年度に繰り越すものであります。また、社会福祉費において、子育て世帯等臨時特別支援給付金事業が、国からの指針により、年度をまたぐ場合の支払い方法が示されたことから、金額を増額し、翌年度に繰り越すものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔10番岡田英君降壇〕 ○議長(森園秀一 君)建設常任委員長の報告を求めます。  日當正男委員長  〔11番日當正男君登壇〕 ◎11番(日當正男 君)建設常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第57号令和3年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、総務管理費において、路線バス及びタクシー事業継続支援金を計上するものであります。  第8款土木費では、道路橋りょう費において、除雪業務等委託料の所要額を増額するものであります。第2条繰越明許費の補正では、第2款総務費において、路線バス及びタクシー事業継続支援金が、第8款土木費において、市施設テナント事業者休業協力金が、いずれも事務手続が翌年度にわたる見込みのため、それぞれ設定するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第60号は、さきに請負契約を締結した新大橋整備工事(その3)について、設計変更により期間を変更するためのものであります。  議案第61号は、さきに請負契約を締結した新大橋整備工事(その4)について、設計変更により契約額及び期間を変更するためのものであります。  議案第62号は、さきに請負契約を締結した新大橋整備工事(その6)について、設計変更により契約額を変更するためのものであります。  以上3件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔11番日當正男君降壇〕 ○議長(森園秀一 君)以上をもって各常任委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対し御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  苫米地あつ子議員の発言を許します。  苫米地あつ子議員 ◆15番(苫米地あつ子 君)令和3年請願第1号コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願に賛成をする立場で経済常任委員会における不採択に対する反対討論を行います。  コロナ禍により米の過大な流通在庫が生じています。2020年産米は36万トンの上乗せ減反を達成しました。それにもかかわらず、2021年産米の市場価格は大暴落しており、政府の責任による特別な対策が必要であると考えます。また、米の国内消費量が減少してきたにもかかわらず、ミニマムアクセス米は一切見直されることはありませんでしたが、今、輸入数量を調整し、国内産米優先の政策に転換をすることで、日本の農業と農家、日本の主食である米を守ることができると考えます。  本請願は、コロナ禍の下、農業者の経営と地域経済を守るため、従前の政策の範囲にとどまることなく、思い切った政策を取るよう政府関係機関に働きかけてほしいというものです。その内容は、コロナ禍での米の需要減少による過剰在庫を緊急に政府が買い入れ、需要環境を改善し、米価下落に歯止めをかける。そして、その買い入れた米は、各地で行われている食料配布、食料支援の際に活用する。さらに、当面はミニマムアクセス米の輸入中止あるいは輸入量調整を実施するという生産者にとっても消費者にとっても、また、コロナの下で大変な思いをしている生活困窮者にとっても有益なものであると考えます。  当議会として緊急対策を求めている青森県内の生産者の声を政府にしっかりと届けるためにも本請願は有効だと考えますので、趣旨に賛成をし、本会議での採択をお願いいたしまして、委員長報告への反対討論といたします。 ○議長(森園秀一 君)田端文明議員の発言を許します。  田端文明議員 ◆16番(田端文明 君)令和3年請願第2号加齢性難聴者の補聴器購入への公的補助制度創設を求める請願の不採択に対する反対討論を行います。  政府は難聴を障がい者の分野としているため、補聴器への助成は障害者手帳を持つ高度・重度難聴者を対象としています。加齢性の中度の難聴者の補聴器購入には、公的な助成制度はありません。65歳以上の45%の人が難聴と言われ、仕事や日常生活に困る人が増えているのです。難聴は、コミュニケーションが減り、脳機能が低下するなど、鬱病や認知症の危険因子と言われています。耳鼻科の医師の間では、加齢性難聴はゆっくり進行するもので、進行してからではなく早期に使用することが必要だと言われております。  しかし、補聴器は片耳平均で15万円ほどになるものです。助成がないため全額自己負担になります。高額なため、耳が聞こえないまま生活を送る高齢者が増えているのです。  厚生労働省では、補聴器による認知機能低下予防の効果を検証するための研究を進めると言ってから数年がたちます。しかし、政府は一向に腰を上げようとしないものです。そのため、自治体独自の補助制度は全国的にも広がりを見せつつあります。  八戸市の高齢化率は2020年9月末で30.8%となっております。加齢による難聴で困っている人たちのためにも、助成率をどのようにするのかの検討、調査を行い、市独自の助成制度を創設すべきです。  本請願を今議会で採択していただくよう議員各位に求めて、討論を終わります。 ○議長(森園秀一 君)久保しょう議員の発言を許します。  久保しょう議員 ◆8番(久保しょう 君)日本共産党市議団を代表しまして、令和4年陳情第2号インボイス制度の実施中止を求める意見書を国へ提出することを求める陳情に賛成する立場から討論を行います。  消費税は1989年に3%でスタートし、1997年には5%、2014年からは8%に、そして2019年には10%になっています。一方、法人税は一貫して下げられ、法人所得税、法人事業税、法人住民税は、2012年に50%から37%に下げられ、2016年には30%を切りました。これらのことから、消費税税収の約8割が社会保障のためではなく大企業の法人税減収の穴埋めに使われてきたことが分かります。一般の税率が10%で、軽減税率が8%という2つの税率になると、業者間の取引の際にも、何が8%の適用物品かをはっきりさせる必要があり、納入業者は請求書に軽減税率が適用される物品と一般の税率が適用される物品を分けて記載をしなければなりません。買入れ業者はその請求書に基づいて仕入れ税額控除を判断することになります。  インボイスは事業者登録番号が必要であり、免税業者などは税務署から番号がもらえず、インボイスが発行できません。そうなると、免税業者から仕入れた物品は仕入れ税額控除ができなくなり、取引が中止になる可能性があります。建設業でも、インボイスが発行できない、一人親方の下請業者は仕入れ税額控除ができないとの理由で親会社から取引を中止されることも考えられ、500万を超える免税業者が廃業に追い込まれ、取引を続けるには、赤字でも税金を納める課税業者になるか、取引業者の値下げに応じざるを得なくなります。  また、インボイスが導入されれば、事務負担の軽減がある簡易課税制度も廃止され、この制度を選択している120万もの事業者は、課税実務負担などの対応に迫られてしまいます。インボイスが導入されれば、零細事業者は、面倒な事務負担と8%と10%の複数税率で混乱に陥り、二重の苦しみを負うことになります。政府は、社会保障や国の財源が不足するからといって、もっと消費税を増税すると言っています。しかし、財源が不足する原因は、先ほど言ったように、所得税の最高税率と法人税率の引下げ、そして研究開発減税などの大企業への優遇税制にあります。年間の売上高1000万円以下の業者は、現在、消費税の納税を免除されていますが、インボイス制度が導入されれば、消費税を販売価格に転嫁することが困難な零細業者に対して課税業者になることを迫ることになります。事業の廃業が増えかねません。  以上のことから、総務常任委員会で不採択とされたこの陳情第2号を採択して、国に意見書を提出する必要があることを表明し、討論といたします。 ○議長(森園秀一 君)以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)討論なしと認めます。  これより議題のうち、議案第57号及び議案第59号から議案第62号までの議案5件を一括して採決いたします。  以上の議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、令和3年請願第1号、令和3年請願第2号及び令和4年陳情第2号を一括して採決いたします。  以上の請願・陳情の委員長報告は不採択であります。  以上の請願・陳情は、委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(森園秀一 君)御着席願います。  起立多数であります。
     よって、以上の請願・陳情は委員長報告のとおり不採択と決定されました。  ──────────────────── △日程第4 閉会中の継続審査について ○議長(森園秀一 君)日程第4閉会中の継続審査についてを議題といたします。  民生常任委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。  民生常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御異議なしと認めます。  よって、民生常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。  ──────────────────── △日程第5 議会案2件上程 ○議長(森園秀一 君)日程第5議会案第1号ロシアによるウクライナへの侵略に対して抗議する決議及び議会案第2号水田活用の直接支払交付金見直しについて慎重な対応を求める意見書を一括議題といたします。   --------------------              (案文は資料欄に掲載) ○議長(森園秀一 君)提出者から提案理由の説明を求めます。  18番工藤悠平議員  〔18番工藤悠平君登壇〕 ◎18番(工藤悠平 君)議会案第1号ロシアによるウクライナへの侵略に対して抗議する決議は、ロシアによる軍事的暴挙に対し、抗議と非難の意を強く表明するとともに、即時の攻撃停止と完全撤退を強く求めることなどを決議するものであります。  議会案第2号水田活用の直接支払交付金見直しについて慎重な対応を求める意見書は、現場生産者への十分な説明と意見聴取などを行い、現場生産者が将来を見据えて安定した営農を継続できるよう、適切かつ慎重な対応を国に対し求めるものであります。  なお、案文についてはお手元に配付のとおりであります。  〔18番工藤悠平君降壇〕 ○議長(森園秀一 君)お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会案については、委員会の付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森園秀一 君)御異議なしと認めます。  よって、委員会の付託、質疑及び討論は省略することに決しました。  これより議会案第1号及び議会案第2号を一括して採決いたします。  以上の議会案は、原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(森園秀一 君)御着席願います。  起立総員であります。  よって、以上の議会案は原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩いたします。   午後0時27分 休憩   --------------------   午後0時55分 再開 ○副議長(三浦博司 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  ──────────────────── △追加日程 議長の辞職の件 ○副議長(三浦博司 君)ただいま、森園秀一議長から議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。  この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(三浦博司 君)御異議なしと認めます。  よって、この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたします。  まず、その辞職願を朗読させます。  〔職員朗読〕   --------------------   辞  職  願  今般、一身上の都合により、議長を辞職いたしますので、お届けいたします。  令和4年3月17日         八戸市議会議長 森 園 秀 一  八戸市議会副議長   三 浦 博 司 様   -------------------- ○副議長(三浦博司 君)お諮りいたします。  森園秀一議長の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(三浦博司 君)御異議なしと認めます。  よって、森園秀一議長の議長辞職を許可することに決しました。  〔24番森園秀一君着席〕  ──────────────────── △追加日程 議長の選挙 ○副議長(三浦博司 君)ただいま議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(三浦博司 君)御異議なしと認めます。  よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。  〔議場閉鎖〕 ○副議長(三浦博司 君)ただいまの出席議員数は32人であります。  投票用紙を配付させます。  〔投票用紙配付〕 ○副議長(三浦博司 君)投票用紙の配付漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(三浦博司 君)配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○副議長(三浦博司 君)異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。  〔職員氏名点呼、投票〕 ○副議長(三浦博司 君)投票漏れはありませんか。
     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(三浦博司 君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。  〔議場開鎖〕 ○副議長(三浦博司 君)開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に間盛仁議員、髙橋貴之議員、山名文世議員、高橋正人議員、苫米地あつ子議員を指名いたします。  よって、以上の方々の立会いを願います。  〔開票〕 ○副議長(三浦博司 君)選挙の結果を報告いたします。  投票総数32票  これは、先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち   有効投票31票   無効投票1票  有効投票中   寺地 則行議員 28票   田端 文明議員 3票  以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は8票であります。  よって、寺地則行議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました寺地則行議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  寺地則行議長から御挨拶を願います。  登壇願います。  〔議長寺地則行君登壇〕(拍手) ○議長(寺地則行 君)それでは、一言御挨拶を申し上げます。  ただいま、議長選挙におきまして、皆様方から御推挙を賜り、八戸市の議長として就任いたすことになりました。この名誉ある八戸市議会の議長という大きな立場をいただきまして、誠にありがとうございます。身が引き締まる思いとともに、大変名誉に感じているところでございます。  八戸市政も熊谷市長に新しくなりまして、市民の多くの方々は新しい八戸市政を望んでおると思います。そして、熊谷市長には新しい風を起こされるように希望するとともに、我々議員もこぞって八戸市勢の発展と八戸市民の幸せを願うことに相なろうと思っております。  私の人生は、これまで、様々な苦難や挫折の連続でありました。2年ほど前にも大動脈解離という病に突然襲われ、独り孤独にその病と闘いながら、薄れていく記憶の中で、自分の家に帰っていくさなか、もしかしたら駄目かもしれないというような思いもありました。しかし、家に帰り、救急車を呼んでもらい、そして市立市民病院で手厚い看護を受け、何とか一命を取り留めることができました。  これは、自分の力では何もできない、人に助けられ、そして大きな医療という技術に助けられた結果である、そのように認識をいたしております。よって、これから先は、皆様と共に八戸市勢の発展を願いながら、微力ではありますけれども、市民の幸せを共に考えてまいりたいと思います。  私は、議員として好きな瞬間があります。それは、先ほど議員提案のときに議長が述べられた、賛成する方々の起立を求め、そのときに議員全員が立ち上がり、議長が起立総員でありますという言葉を申し述べます。そのときの全員の立場が一つになっているということのあかしに非常に喜びを感じます。  地方議員は、それぞれの立場や主義主張はあるとは思いますが、私たちには八戸市民の幸せという大きな目標があります。よって、我々は、それぞれが切磋琢磨をし、高い理想の下に、議会という名の下に、市民のために尽くしていく責任があろうと思います。  私は議長として、全員が総員となれるような、そのような議会を目指して皆様方と共に進んでまいりますので、どうか今後とも皆様方の御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げまして、議長就任の挨拶に代えさせていただきます。御清聴ありがとうございました。  〔議長寺地則行君降壇〕(拍手) ○副議長(三浦博司 君)寺地則行議長、議長席にお着き願います。  〔副議長三浦博司君退席、議長寺地則行君着席〕 ○議長(寺地則行 君)この際、暫時休憩いたします。   午後1時17分 休憩   --------------------   午後1時35分 再開 ○議長(寺地則行 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  ──────────────────── △追加日程 副議長の辞職の件 ○議長(寺地則行 君)ただいま、三浦博司副議長から副議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。  この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたします。  まず、その辞職願を朗読させます。  〔職員朗読〕   --------------------   辞  職  願  今般、一身上の都合により、副議長を辞職いたしますので、お届けいたします。  令和4年3月17日        八戸市議会副議長 三 浦 博 司  八戸市議会議長   寺 地 則 行 様   -------------------- ○議長(寺地則行 君)お諮りいたします。  三浦博司副議長の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、三浦博司副議長の副議長辞職を許可することに決しました。  〔13番三浦博司君着席〕  ──────────────────── △追加日程 副議長の選挙 ○議長(寺地則行 君)ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。  〔議場閉鎖〕 ○議長(寺地則行 君)ただいまの出席議員数は32人であります。  投票用紙を配付させます。  〔投票用紙配付〕 ○議長(寺地則行 君)投票用紙の配付漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(寺地則行 君)異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。  〔職員氏名点呼、投票〕 ○議長(寺地則行 君)投票漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。  〔議場開鎖〕
    ○議長(寺地則行 君)開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に間盛仁議員、髙橋貴之議員、山名文世議員、高橋正人議員、田端文明議員を指名いたします。  よって、以上の方々の立会いを願います。  〔開票〕 ○議長(寺地則行 君)選挙の結果を報告いたします。  投票総数32票  これは、先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち   有効投票30票   無効投票2票  有効投票中   松 橋   知議員 27票   苫米地 あつ子議員 3票  以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は8票であります。  よって、松橋知議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました松橋知議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  松橋知副議長から御挨拶を願います。  登壇願います。  〔副議長松橋知君登壇〕(拍手) ○副議長(松橋知 君)お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。  ただいま議員の皆様から八戸市議会の副議長に御選任をいただきまして、大変光栄に存じますとともに、心から厚く御礼申し上げます。今まさにその責任の重さをひしひしと痛感している次第でございます。  もとより浅学非才ではありますが、ここに御推挙をいただきましたので、寺地議長を補佐申し上げ、皆様方のお力添えをいただきながら、当市もコロナ禍の大変厳しい状況ではありますが、市勢発展のために、円滑なる議会運営と議会のさらなる活性化に努めてまいる所存でございます。  どうか議員の皆様、そして理事者の皆様のなお一層の御指導、御鞭撻をいただきますよう、心からお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、就任の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。  〔副議長松橋知君降壇〕(拍手)  ──────────────────── △追加日程 議席の一部変更の件 ○議長(寺地則行 君)この際、議席の一部変更の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、この際、議席の一部変更の件を日程に追加し、議題といたします。  その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。  〔職員朗読〕   --------------------      21番 森園秀一 議員      22番 壬生八十博議員      23番 豊田美好 議員      24番 松橋 知 議員   -------------------- ○議長(寺地則行 君)お諮りいたします。  ただいま朗読したとおり議席の一部を変更することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺地則行 君)御異議なしと認めます。  よって、ただいま朗読したとおり議席の一部を変更することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  ────────────────────   前議長挨拶 ○議長(寺地則行 君)この際、前議長森園秀一議員から発言の申出がありますので、これを許します。  森園秀一議員  〔24番森園秀一君登壇〕 ◆24番(森園秀一 君)議長を退任するに当たりまして、お許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げさせていただきたいと思います。  議員の皆様方におかれましては、そして、市長をはじめ理事者の皆さん方におかれましては、私の在任中、円滑な議会運営に本当に御支援、御協力をいただきましたこと、改めましてこの場から深く感謝を申し上げたいと思います。  私が議長に就任させていただきましたときは、ちょうど、皆さん覚えていらっしゃるかどうか分かりませんけれども、新型コロナウイルス感染症、2回目の感染症が収束に向かっている時期でございまして、さあ、これからコロナ禍前の生活に、そして経済を取り戻そうと意気込んでいた時期でございました。しかしながら、皆さん御承知のとおり、新型コロナウイルスは変異をしながら、重症化になるリスクが高まり、そしてクラスターも多様化していきまして、第3波から第6波まで、本当に繰り返し発生し、そして、先ほどちょっと部屋でもお話がございましたけれども、現在も本当に感染者の数が高止まりをしているという大変厳しい状況だと思っております。  今後も予断を許さないわけでございますけれども、これまでの知見、これまでの経験、こういったものを生かしながら、コロナと寄り添いながら、市民サービスの向上に私たちは努めていかなくてはならないのではないかと思っております。多くの保健所の皆さん方や、そしてこの最前線でコロナに立ち向かっておられる職員の皆さん方、そしてまた、大勢の関係者の皆さん方には、心より敬意と感謝を申し上げながら、今後も引き続きよろしくお願いを申し上げたいと思っております。  コロナで始まり、コロナ禍中に退任をしたものですから、議長としての活動も、なかなか活動できなかった時期もございましたことは本当に残念ではございますけれども、そういった中でも貴重な体験をさせていただくことができました。  これから、一議員といたしまして、この経験を生かしながら、この市勢発展のために尽力をしてまいりたいと思いますので、どうぞ皆さん、これからも御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  最後になりますけれども、今期で辞められる職員の皆さん方に、本当に御労苦に感謝を申し上げながら、今後も御健勝で、そして御活躍されますよう、心より御祈念申し上げまして、私の退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  〔24番森園秀一君降壇〕(拍手)  ────────────────────   前副議長挨拶 ○議長(寺地則行 君)この際、前副議長三浦博司議員から発言の申出がありますので、これを許します。  三浦博司議員  〔13番三浦博司君登壇〕 ◆13番(三浦博司 君)退任に当たり、機会をいただきましたので、一言御挨拶をさせていただきたいと思います。  まずもって、議会議員の皆様方の支え、御協力の下で副議長の職務を全うすることができましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。  そして、市長並びに理事者の皆様におかれましても、円滑な議事運営、誠心誠意の答弁を重ねていただき、話合いの広場としての市議会の役割を果たす、そういう一翼を担っていただきましたことに感謝を申し上げます。  先ほど森園前議長よりもお話がございましたこのコロナ禍でございましたけれども、森園前議長のリーダーシップの下、この感染症における対策、感染症の中にあっても、市議会の持てる力をどう発揮するか、その道筋をつけることに私も協力できましたことは大変よかったと思っております。  そしてまた、議会報告会、この議会の活性化という方向性も大きく変化をし、進んでいけたこともまたいいことだと思っております。  この副議長の任の間にあって、いろいろな気づき、そして学びがございました。この経験を生かして、これからは一議員として市議会に貢献をしていけるように頑張ってまいります。  今後とも変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、退任の御挨拶と代えさせていただきます。誠にありがとうございました。  〔13番三浦博司君降壇〕(拍手)  ────────────────────   市長挨拶 ○議長(寺地則行 君)この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。  市長  〔市長熊谷雄一君登壇〕 ◎市長(熊谷雄一 君)令和4年3月八戸市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、去る2月21日から本日までの25日間にわたり、本議会に提案しました令和4年度八戸市一般会計予算など議案61件について、終始熱心かつ慎重に御審議を尽くされ、全議案とも原案のとおり議決を賜り、厚く御礼申し上げます。  議決いただきました各議案の執行に当たりましては万全を期してまいりますとともに、本議会において、議員の皆様から寄せられました貴重な御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営に十分に配慮してまいりたいと存じます。  また、本日、森園秀一前議長、三浦博司前副議長が職を去られることになりました。在職中の御精励、御労苦に対し深く敬意を表しますとともに、心より感謝を申し上げます。新たに皆様の信任を得て御就任され、重責を担われることとなりました寺地則行議長、松橋知副議長におかれましては、市議会の円滑な運営と市勢発展のため、ますますの御活躍を祈念申し上げます。  さて、あと2週間余りで新たな年度が始まります。いまだ予断を許さない状況にあるコロナ禍にあって迎える令和4年度でありますが、議員各位のお力添えをいただきながら、新体制の下、市政の諸課題解決に向け、全力を挙げて取り組んでまいる所存でありますので、議員各位におかれましては一層の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会に当たっての御挨拶といたします。  〔市長熊谷雄一君降壇〕  ────────────────────   閉 会 ○議長(寺地則行 君)今期定例会における議員並びに理事者各位の御精励に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。  これにて令和4年3月八戸市議会定例会を閉会いたします。   午後2時05分 閉会    署  名
     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    令和4年3月17日       八 戸 市 議 会                 旧 議 長  森 園 秀 一                 旧副議長  三 浦 博 司                 新 議 長  寺 地 則 行                 新副議長  松 橋   知                 議  員  田名部 裕 美                 議  員  伊 藤 圓 子...