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  1. 八戸市議会 2020-03-19
    令和 2年 3月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会-03月19日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 2年 3月 港湾都市基盤整備推進特別委員会-03月19日-01号令和 2年 3月 港湾都市基盤整備推進特別委員会   港湾都市基盤整備推進特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和2年3月19日(木)午前10時00分~午前10時36分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   ・ 令和年度防災対策事業実績について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  冷 水   保 君  副委員長 高 山 元 延 君  委 員  髙 橋 貴 之 君   〃   苫米地 あつ子 君   〃   夏 坂   修 君   〃   工 藤 悠 平 君   〃   松 橋   知 君   〃   山 名 文 世 君
    欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事  市民防災部長         秋 山 直 仁 君  建設部長           渡 辺 昇 覚 君  都市整備部長         大志民   諭 君  建設部次長          八木田 満 彦 君  建設部理事港湾河川課長  大 山 幹 友 君  都市整備部次長都市政策課長 畠 山   智 君  防災危機管理課長       榊 原 正 克 君  道路建設課長         佐々木 秀 樹 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 見 附 正 祥  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○冷水 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから港湾都市基盤整備推進特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  ・ 令和年度防災対策事業実績について ○冷水 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  令和年度防災対策事業実績について報告願います。 ◎榊原 防災危機管理課長 おはようございます。  それでは、令和年度防災対策事業実績について、お手元の資料により御説明申し上げます。  まず、総合防災訓練でございますが、八戸地域防災計画に基づき、国県及びその他の防災関係機関並びに地域住民参加のもと、地震洪水及び土砂災害発生時の応急対策、並びに避難行動を、迅速かつ円滑に実施できるように訓練するとともに、防災対策の強化、地域住民防災意識高揚を図ることを目的として実施いたしました。  実施日時は、令和元年9月1日日曜日の8時から13時までで、実施場所南郷地区で、島守小学校新井田川水辺楽校南郷公民館南郷カッコー森エコーランドでございます。  主催は、八戸市、八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部八戸圏域水道企業団で、参加人員は約1800名で、南郷西地区自主防災協議会島守地区自治会連合会皆様のほか、南郷小学校島守小学校中沢中学校島守中学校、そして防災関係機関、団体として、陸海空自衛隊県防災航空隊災害協定締結団体等皆様に御参加をいただきました。  訓練項目につきましては、災害発生初期対応訓練として情報伝達訓練等を、地震洪水土砂災害避難対応訓練として島守小学校南郷公民館への避難訓練等を、洪水対応訓練として新井田川水辺楽校での救助、救出訓練等を、地域自主防災訓練として南郷公民館での避難所運営訓練等を、展示、体験訓練として南郷カッコー森エコーランドでの災害協定締結団体自衛隊等による展示等を実施いたしました。  次に、災害図上訓練について御説明申し上げます。  まず、第1回災害図上訓練でございますが、八戸地域防災計画に基づき、河川の水害を想定し、警戒体制から災害対策本部設置までの初動対処行動訓練のほか、災害対策本部員会議の開催や、さまざまな状況に対する防災関係機関と協力した災害応急対応訓練等令和元年11月1日に実施を予定しておりましたが、令和元年東日本台風への対応のため中止とさせていただいております。  当市の被災地支援状況につきましては、1つ目として総務省全国知事会全国市長会全国町村会及び指定都市市長会で構成する被災市区町村応援職員確保調整本部が、甚大な被害を受けた宮城県角田市の対口支援団体青森県に決定したことに伴い、青森市町村課から県内市町村に対し職員派遣要請がございまして、次のとおり、罹災証明発行支援として1名を10月25日から11月1日まで、災害廃棄物対応支援として1名を10月25日から30日までそれぞれ職員を派遣しております。  次のページへ参りまして、2つ目として、福島県の要請により、厚生労働省から青森県に対し保健師応援派遣要請がございまして、福島県郡山市に保健師6名、事務職員3名を10月31日から11月12日まで派遣しております。  3つ目として、宮城県の要請により、厚生労働省DMAT――災害派遣医療チーム――事務局から青森県に対し出動要請を受け、市民病院職員を派遣しております。派遣先宮城県丸森町で、派遣職員は医師3名、看護師4名、臨床工学技士1名、放射線技師1名、薬剤師1名の計10名で、活動期間は10月14日から18日まででございます。  4つ目として、消防庁から、青森県に対し宮城県への出動要請がございまして、青森県の緊急消防援助隊――青森県大隊――として八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部職員が派遣されております。主な活動場所は、宮城県丸森町の阿武隈川周辺河川浸水被害現場で、派遣車両は2台で、派遣職員及び派遣期間は1次隊9名が10月13日から16日まで、2次隊9名が10月16日から18日までで、活動内容孤立地区安否確認及び行方不明の捜索でございます。  5つ目として、北奥羽地区水道事業協議会の正会員の久慈市、普代村からの応援要請に対して、八戸圏域水道企業団職員が派遣されております。派遣車両は、久慈市に給水タンク車3.2立方メートルを1台、普代村に給水タンク車3.2立方メートルを延べ3台と2.0立方メートルを1台で、派遣職員久慈市に延べ4名、普代村に延べ18名で、派遣期間久慈市が10月16日、普代村が10月15日から18日までで、活動内容被害状況の調査、応急給水給水タンク等の貸与とペットボトル1000本、給水袋2000枚の物資提供でございます。  6つ目として、大規模災害時における八戸久慈・二戸の三圏域に係る市町村相互応援に関する協定に基づく応援要請により、久慈市には10月16日に土のう袋5000枚を、普代村には10月17日にブルーシート100枚、マスク大人用1000枚、子ども用1000枚の物資の提供を行っております。  次のページへ参りまして、第2回災害図上訓練でございますが、八戸地域防災計画に基づき、避難所となった施設学校職員及び避難所が所在する各自主防災会の協力を得まして、避難所運営ゲーム――HUGを活用した避難所運営訓練を実施し、市職員等防災力スキルアップを図っております。  実施日時令和2年1月29日水曜日の午前9時から正午までで、実施場所市庁別館2階の会議室Cで、参加人員は53名で、各部の市職員のほか、訓練対象小中学校の教諭、そして小中学校の所在する自主防災会といたしまして、中居林地区自主防災協議会白銀地区自主防災会大久保地区連合町内会自主防災会、上大久保自主防災会あじるネット、田面木地区連自主防災会永福寺町内自主防災会滝谷町内会自主防災会館地区連合町内会自主防災会皆様に御参加をいただきました。  訓練内容につきましては、中居林小学校白鴎小学校白銀南小学校田面木小学校豊崎小学校及び明治中学校避難所となったことを想定し、避難所運営ゲーム――HUGを活用した避難所運営訓練を実施しております。また、令和元年東日本台風の際の避難所運営について意見交換を行っております。  下の囲みのところでございますが、HUGにつきましては、図上訓練の一手法で、避難所、運営ゲームの頭文字をとってHUG――ハグ――と読み、英語で抱き締めるという意味になり、避難者の受け入れをワークショップの技術を活用して模擬体験する訓練でございます。  御説明は以上でございます。 ○冷水 委員長 ただいまの報告について何か御質問ありませんか。 ◆山名 委員 防災訓練はそれなりに重要だと思っていますけれども、防災対策はどうなっているんでしょうか。 ◎榊原 防災危機管理課長 お答えを申し上げます。  御存じのとおり、東日本大震災3・11以降、市では半年後に復興計画を策定いたしまして、さまざまなハードソフト対策を進めさせていただいております。ハード対策であれば、沼館にある津波防災センターとか、あと多賀地区避難タワーですとかがございます。また、ソフト対策につきましては、自主防災共助のかなめになります自主防災組織への支援といたしまして、2種類の助成、補助の事業ですとか、あと防災マップの作成などを行わせていただいております。  このようにさまざまなハードソフト対策を実施させていただいているところでございますが、当課といたしましては、一番はやはり市民方々防災意識高揚と、それからただいま御報告申し上げました日ごろからのさまざまなレベルや内容での訓練、この2つが一番大事ではないかなと思っております。  市民方々防災意識高揚につきましては、1つは毎年3月11日、曜日にかかわらず防災フォーラムを開催させていただいております。開催に当たりましては、八戸工業大学と共催でさせていただいております。ただ、今回につきましては、新型コロナウイルス対応ということで工業大学様と協議させていただいた結果、中止にさせていただいております。  そのほか、市民方々防災意識高揚につきましては、各地区で実施される防災訓練ですとか、研修会当課職員を派遣いたしまして、講話をさせていただいたりとか、あとは市からのさまざまな情報提供をさせていただいているところでございます。  あとは、例えば市主催でないもので、毎年ピアドゥのほうで防災広場というものを開催していただいているんですけれども、そのときに市としてもブースを出して、非常食の試食であったりとか、あとパネルの展示ですとか、あと消防団加入の呼びかけとか、そういったこともさせていただいております。  特に、今年度につきましては、港湾河川課で新洪水ハザードマップを作成していて、今3月中に全戸に配付される予定ということでございます。今年度ではないんですけれども、来年度につきましては周知のほうを出水期前にできるように今いろいろ準備を進めているところでございます。例えば、毎年5月に自主防災組織の皆さんを対象に市の事業説明会を行わせていただいております。ですので、ことしの5月においても新洪水ハザードマップ説明をまずはさせていただきたいと思っております。その後は、各自主防災組織ですとか、あと町内会学校などが実施いたします防災訓練研修会説明をさせていただきたいと思っております。  また、平成30年度からNTTタウンページ様との協定によって、八戸防災タウンページというものを毎年5月ごろに全戸配付させていただいております。ことしの5月ごろの発行のものにつきましては、このたびの新洪水ハザードマップのことを受けて、洪水警戒時の避難行動について、特集というわけではないんですけれども、内容を盛り込んで配付させていただく予定としております。  以上でございます。 ◆山名 委員 詳細にわたって答弁していただきまして、まずありがとうございます。  ただ、災害を未然に防ぐということの対策について、特に最近は豪雨が多いということで、例えば川を掘り下げるというようなことの計画等がないのかどうかということについて伺いたいと思います。 ◎大山 建設部理事港湾河川課長 お答えいたします。  今現在、具体的に市内の河川の掘り下げとか、そういった掘り下げという意味での事業はございませんが、今国では馬淵川で逆に川幅を広げるという、洪水があったときにも水を安全に流せるようにと、横に広げるような形の事業馬淵川櫛引橋一日市地区というところで実施しているところでございますし、あとは、国で国土強靭化3カ年緊急対策ということでやっていますが、そういった予算も活用して、一部新井田川河川の中州にたまった土砂、掘り下げるというのではなくて底にたまってしまった土砂を取り除くといった事業は今現在進められております。  さらに掘り下げるというのは、今国でこれまでの想定を超える規模の豪雨についての検討というものが中央で始まっていると思いますので、そうした中での方向性とか結果を踏まえた上で、その必要に応じてそういった事業をしていくのかどうか、そういったところが今後議論されていく部分だと考えてございます。  以上です。 ◆山名 委員 というのは、毎年、新井田川なり、馬淵川の住民の方々を集めた協議会の中で出されるのが、やっぱり河川が氾濫して被害が出ているということの対応について聞かれるんですけれども、まさに我が家も新井田川ハザードマップで真っ赤な地帯でありまして、非常に危険な地域に住んでおりますけれども、雨がやっぱり長く続くと非常に不安に思っている箇所で、住んで30年くらいになりますけれども、2回ぐらい、1回は軒下まで来ました。もう一回は、前の畑1メートルくらい掘り下げていますのでそこでとまってよかったということでありますけれども、いつ何どきまた来ないとも限りませんので、その点、市の事業ではないにしても、県なりに十分周知をいただきたいということで終わります。 ○冷水 委員長 ほかにございませんか。 ◆苫米地 委員 私も洪水ハザードマップのことについてちょっとお聞きしたいなと思っていたんですけれども、説明いただいたので、そういうことかということでそこはわかりました。  それで、洪水なんですけれども、住宅地、市街地のところでも洪水が起こっているということで、側溝とかがあふれてとかということも下長の方々はちょっと心配しているんですけれども、そういう側溝の点検とか、土砂と草とかの点検とか、そこを取り除くということに関してはどういう計画があるのかなということを1つ教えてください。  それと、このHUGということについて今説明いただいたんですけれども、訓練するときに、災害の種類、地震とか洪水とか津波とかによってこの図上訓練内容が違ってくるものなのかどうか、そこをちょっと教えてください。 ◎大山 建設部理事港湾河川課長 お答えいたします。  まず1件目の排水路しゅんせつあと草刈り計画ということでございましたけれども、毎年、港湾河川課では予算を認めていただきまして、市内全般ですが、排水路の泥のしゅんせつあとは草が繁茂して虫がたかるとか、そういったことがある箇所については草刈りというのを毎年実施しております。ただ、市内全域を見渡していますので、全て毎年毎年手当てができるわけではないのですが、これまでの実績がありますので、それを踏まえて定期的に場所を回しながらといいますか、数年に一度、広いところは毎年という場所も中にはありますが、2年に一度であったりとか、そういったサイクルで市内全般を見て計画的に実施しているところでございます。  ただ、それ以外でもやはり市民方々からの苦情とか要望がある場合がありますので、そちらについては現地も確認させていただいて、その対応について話をさせていただいて進めているところでございます。  以上です。 ◎榊原 防災危機管理課長 私からは、HUGについての御質問についてお答えを申し上げます。  災害種別によってやり方が異なるのかというところかと思いますけれども、基本的にはやり方は異なることはなく同じでございます。内容のほうをもう少し御説明させていただきますと、大規模災害になればなるほど、避難所の運営においてはまず施設状況を把握しておられる施設管理そして地域の事情に精通しておられる自主防災会皆様、そして市から派遣する職員、この3が連携して対応していかなければ円滑な運営はできないものと考えております。そうした観点から、毎年小中学校あとその学校が所在する自主防災会、そして市の職員とでHUG訓練を行っているものでございます。  HUG訓練につきましては、実際に小中学校の図面を、建物の1階、2階、3階という図面なんですけれども、図面を広げ、また校庭の部分を含めて縮尺で小さくしたものをまず出します。そして、その上でカードを一枚一枚出していくんですけれども、そのカードにつきましては、例えば避難者を見立てたものとして、頭から血を流している方が避難してきましたというカードが出たとします。そうすると、集まっている方々でその方をどこに誘導したらいいのかとかということを検討していただきます。同様に高齢の方ですとか障がいの方が来ましたとか、そういうカードとか、あと災害対策本部から物資が何時に提供されるという連絡が来ました。そうしたら、ではどこに物を置いたらいいのかとか、そういったさまざまのことを一枚一枚カードを出してみんなで考えて、その施設状況に応じてやっていくという訓練でございます。  このいろいろなカードの中にはやはり地震に関するものであったり、洪水関係するものであったりというものも含まれておりますので、災害種別ごとに違うということではなくて、それらのものも含まれているということでございます。  以上でございます。 ◆苫米地 委員 わかりました。ありがとうございます。  しゅんせつとか草刈りも要望があればその都度対応してくださるというようなお話でしたので、ぜひよろしくということで要望しておきます。  それで、このHUGのことはよくわかりました。カードで何が出るかわからない、それに臨機応変に対応するということだと思います。1月29日に行われたこの図上訓練のときに、女性方々参加がどのぐらいあったのかなというところをちょっと確認したいんですけれども、本会議のところでも防災女性の視点をということも言われていましたので、そこのことがわかればお願いします。 ◎榊原 防災危機管理課長 お答えを申し上げます。  正確な数字は手元にございませんけれども、学校からは基本的に教頭先生がお見えになっていましたので、ほとんどが男性であったかと記憶しています。あと自主防災会につきましては、会長さんとその役員の方ということで、女性の方もたしかいらしたと思います。職員のほうにつきましてはそもそも複数で避難所に行くことになっておりまして、ですので女性も当然のごとく入っております。今回についても女性参加も一定数ございました。  以上でございます。 ◆苫米地 委員 わかりました。やっぱり自主防災会のメンバーの方々を見ていると男性が多いなという感じは私たちの町内もするので、できれば呼びかける段階からぜひ女性の方も参加してほしいんだというようなことを言ってくだされば、また参加する側の意識も違ってくるのかなというふうに思いますので、次回からはそのようなこともぜひ考慮していただきたいというふうに要望します。 ○冷水 委員長 他にございませんか。 ◆高山 副委員長 今の新型コロナウイルスのことに関してですけれども、これを医療の問題として捉えるのか、あるいは感染が拡大をする云々ということになると、これを防災として、あるいは疫病というような考え方でいうと防疫というようなことになります。そういう意味で、八戸市民の誰かが感染したとすれば、八戸市長をトップとする危機対策本部を設置するということですけれども、実際に感染自身は医療の分野に入ると思いますけれども、そこからいろいろな感染という一つの視点に立つと、これを災害として見てやるのか、その辺の今の新型コロナウイルスに対する危機本部指揮系統というか、そういうところはどのようになっているのかちょっとお聞きしたいと思います。 ◎榊原 防災危機管理課長 お答えを申し上げます。  当市におきましては、2月に八戸健康危機管理対策会議というものを設置いたしまして、事務局市保健所となっております。ただ、防災危機管理の観点から当課も当然参画させていただいております。その後、3月14日に新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正が施行されまして、新型コロナウイルス感染症が同法の対象とされたことを踏まえまして、3月16日に市長を本部長とする八戸新型インフルエンザ等――新型コロナウイルス感染症――対策本部が設置されております。  こちらも事務局市保健所になるんですが、対策本部のそれぞれの部署の役割につきましては、平成28年に策定されました新型インフルエンザ等対策八戸行動計画というのがございまして、それに各部署の役割が書いてございます。市民防災部役割でいいますと、先ほどおっしゃったように事態が深刻化された場合には、自衛隊災害派遣要請ということがございますので、そこは市民防災部の所管でございます。あとは警察とか消防とか関係機関との連絡調整に関することが当課役割になります。基本的には感染症対策につきましては、市保健所が所管になると伺っております。  以上でございます。 ◆高山 副委員長 ありがとうございました。少し概要がわかりました。私自身は、一つの保健所を主体としては医療の分野でもあろうと思いますけれども、この感染がずっと拡大していくということになると、これは一つの視点とすれば、災害でもあるというそういう見方もあるんではないかなと思います。そういう意味でちょっと今聞いてみたわけでございました。 ○冷水 委員長 ほかにありませんか。 ◆松橋 委員 今の関連で、予算特別委員会でも質問がありましたけれども、今、市民方々マスクが足りないということで、防災のほうでは1000ぐらいあるというふうな答弁がありましたけれども、今現在そのマスク関係はどういうふうになっているのか、介護施設とかそういうところでマスクが足りないというふうな話を二、三日前にも聞いているんですけれども、その備蓄を含めて、あるやつをどういうふうな分配をされているのか、そういう状況がわかりましたら教えていただきたいんですけれども。 ◎榊原 防災危機管理課長 お答えを申し上げます。  まず、2月の末ごろに、国から県を通じて各市町村マスク備蓄状況という調査がございまして、当課が取りまとめさせていただきまして、出先機関も含めて9000枚ということでございました。当課部分といたしましては、残数が500枚程度という状況になってございます。9000枚のマスクにつきましては、職員新型コロナウイルス感染症対策業務などで使用するという部分もございますことから、十分な在庫を保有している状況にはないということでございます。  御存じのとおり、政府においては全国的にマスクが不足している状況を踏まえまして、マスク生産体制の強化の要請ですとか、そのような対策を講じるとともに、介護施設医療機関に優先配付するということで伺っております。先ほど御説明申し上げましたとおり、現在その対策本部が立ち上がっているという状態で、保健所のほうに問い合わせたところでは、現時点での新型コロナウイルス感染症対策といたしましては、まずは石けんによる手洗いや咳エチケットの実施、人込みを避けるなどの一般的な感染症対策を心がけていただきたいということで呼びかけたいということでございます。  当課といたしましては、以前からマスクの確保をするためにさまざまの業者に当たっているところでございますが、なかなかその納入の時期が未定ということで苦慮している状況でございます。  以上でございます。 ◆松橋 委員 どうもありがとうございました。その500枚を備蓄しているというのは、その程度の備蓄が普通なのかですね。今まで普代村にマスク1000枚とか援助しているようですけれども、もう少し備蓄を増量するべきではないのかなと、ちょっと足りないのではないのかなというのを一つ感じていました。  それから、政府のほうではいろいろ対応しているんですけれども、マスクの今現在9000枚ですか、それらの配付対応というんですかね、足りないところがあるということの情報も得ながら、今後その対策をどういうふうに考えているのか。その辺、考え方がありましたらお伺いしたいと思います。
    榊原 防災危機管理課長 お答えを申し上げます。  まず、普段からの備蓄の部分についてですけれども、当課といたしましては、やはり食料ですとか、水ですとか、それから寒さを防ぐための毛布、こういったものをまず基本として、毎年段階的に備蓄を進めさせていただいているところでございます。  マスクにつきましては、3・11のときにさまざまなところからいただいたものをこれまで使ってきて、残が500ということでございますけれども、御指摘のとおり、このたびのことを踏まえまして、マスクの備蓄のほうについても検討していきたいというふうに考えております。  それから、9000枚の配付のほうにつきましては、現在、対策本部が立ち上がって、保健所のほうが事務局ということになっておりますので、さまざまな部署から要望があるかと思いますので、その辺の調整とかは保健所のほうと連携しながら対応させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ◆松橋 委員 ありがとうございました。備蓄のほうもこれを契機にしましてもっとふやしていただくということでしたので、また、その9000枚についてもいろいろ困っているところもあるようですので、状況を聞いて適切な配付もしていただきたいなということを要望して終わります。 ○冷水 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶあり〕 ○冷水 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  この際、その他で何かございませんか。  〔「なし」と呼ぶあり〕  ────────────────────────────────────── ○冷水 委員長 ないようですので、以上で港湾都市基盤整備推進特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時36分 閉会...