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  1. 八戸市議会 2020-03-19
    令和 2年 3月 屋内スケート場・スポーツ文化施設建設特別委員会-03月19日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 2年 3月 屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会-03月19日-01号令和 2年 3月 屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会   屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和2年3月19日(木)午前10時00分~午前10時35分 第4委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 八戸市新美術館中期運営計画(案)の概要について   2 「八戸長根屋内スケート場」の広告スポンサー決定について   3 その他    ・ YSアリーナ経済効果について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  岡 田   英 君  副委員長 小屋敷   孝 君  委 員  山之内   悠 君   〃   吉 田 洸 龍 君   〃   久 保 しょう 君
      〃   伊 藤 圓 子 君   〃   立 花 敬 之 君   〃   五 戸 定 博 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  まちづくり文化スポーツ部長   原 田 悦 雄 君  新美術館建設推進室長      山 田 泰 子 君  まちづくり文化スポーツ部次長兼 前 田   晃 君  まちづくり文化推進室長  まちづくり文化スポーツ部次長兼 河原木   実 君  長根屋内スケート場館長兼  国体室長  スポーツ振興課長        下 村 晃 一 君  長根屋内スケート場参事     辻   匠 志 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 安 藤 俊 一  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○岡田 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸市新美術館中期運営計画(案)の概要について ○岡田 委員長 それでは、議題に入ります。  初めに、八戸市新美術館中期運営計画案概要について説明願います。 ◎山田 新美術館建設推進室長 おはようございます。  それでは、現在検討を進めております八戸市新美術館中期運営計画案について、お配りしております資料に基づきまして御説明いたします。  初めに、1、中期運営計画策定の趣旨でございますが、平成28年度策定しました八戸市新美術館整備基本構想及び平成30年度策定した八戸市新美術館管理運営基本計画をベースとして、新美術館での事業展開運営について、おおむね開館から3年間程度の目標と重点的に取り組む事業を定めるものでございます。  次に、2、計画期間でございますが、開館前の令和年度から令和年度までとなっております。  3、今期戦略目標及びミッションでございますが、戦略目標は、アート学びを提供する八戸ならでは美術館としてのアイデンティティー確立地域牽引とし、ミッションは、①アートを通した学びの拠点をつくる、②新しい活動や価値が生まれる土壌をつくる、③クリエイティブ人材が集まる環境をつくるの3つを掲げております。  4、中期運営計画特徴でございますが、新美術館実施する事業上位計画であり、管理運営基本計画にありますように、さまざまな手法や要素によって事業を立体的に組み立てて、市民関係団体など多様な主体と共創しながらゴールにたどり着くようなアプローチが求められておりますことから、従来のような事業を列挙した計画とするのではなく、最終的な目標や生み出したい成果に向けてどのように事業を進めていくとかという事業実施のフォーマットをつくり、プロジェクト進行過程で生まれてきましたアイデア企画を随時取り入れ、当初目指していたプロジェクト方向性変化にも柔軟に対応できるような計画としております。  そこで、開館から3年の間に重点的に取り組む事項を、5、重点取り組み事項として、4点を打ち出しております。なお、なかなか言葉ではわかりづらい部分もございますので、資料の後半にイメージ図を示しておりますので、そちらも改めてごらんいただければ、まずは一旦説明を進めさせていただきます。  重点事業取り組み1つ目は、独自の事業モデルの構築と実践でございます。大きな事業テーマを設定して一つ企画をつくり、途中でさまざまな変化及び方向発展性を勘案しながら、事業を複数の企画で複層的、立体的に構成し、新美術館独自の事業モデルを確立していきます。  2つ目は、3回のオープンで打ち出す3つインパクトでございます。新美術館の機能や特徴、魅力や可能性を余すところなく発信するため、グランドオープンを含めた3年間で3回オープンすると見立て、3つインパクトを打ち出す、オープン前に助走期間を設けます。  3つ目は、アートを介した社会参画プラットフォーム形成でございます。アートファーマーやソーシャルサロンなど、アートを介して異なる分野が出会い、フラットな立場でつながり、対話し、地域をつくり変えていくプラットフォーム形成を目指していきます。  4つ目は、小中高校大学高専との連携強化でございます。アート学びを重視する美術館として、小中高校大学高専などの教育機関との連携強化を図ってまいります。  次のページに参りまして、6、新美術館運営資源に関する考え方でございます。  まず、運営体制でございますが、プロジェクト実施する上で、組織縦割り化を回避するため、スタッフの個性を生かしながらフレキシブルなチーム編成を行ってまいります。  2つ目財務的経営と収支でございますが、別途維持管理計画策定するほか、創造的な収益事業実施など、将来的に一部事業については自立に向けた可能性についても検討したいと考えております。  3つ目施設管理につきましては、新美術館にふさわしい備品等のあつらえを整備し、適切な保守点検維持管理を行うとともに、ソフト、ハードの両面において利用状況に合わせて柔軟な対応を図ってまいります。  次に7、評価指標の設定及び事業評価手法でございますが、新美術館最終目標今期アート学びを提供する八戸ならでは美術館としてのアイデンティティー確立地域牽引ビジョンに掲げておりますが、このビジョンの達成に向けて、どれだけの人員と予算を投資してどのような事業を行い、どのような成果を生み出せたのかという関係性を明確にしながら、利用者数プログラム実施数などの数値であらわしやすい評価指標と、事業に参加した人の変化や新たに生み出されたものなどの数値であらわしにくい事柄の評価指標を用いて、美術館全体評価を行ってまいりたいと考えております。  最後に、8、中期運営計画策定スケジュールでございますが、平成30年12月以降、運営検討委員会を開催し、委員皆様から御意見をいただきながら検討を重ねてまいりましたが、今月末に運営検討ワーキング会議を開催し、委員皆様最終確認をいただいて、今月末までには策定を終えたいと考えております。  最後に、参考として新美術館モデル図を掲げております。先ほど重点取り組み事項説明でわかりづらいというのも多々あるかと思いますが、こちらの図で改めて説明させていただきます。  2ページの下にあるのは、従来型の事業モデルを掲載しております。従来型の計画ですと、ここにありますように、展覧会展覧会アートプロジェクトアートプロジェクトとそれぞれの事業が併記され、それぞれが単独で進められていくというものでございますが、これからの新美術館には、3ページにありますように、カラフルな丸いボール型の図でお示ししてございますが、大きな事業テーマをまずは設定しまして、そのテーマの中でプロジェクトチームを編成し、事業の目的や計画評価指標を設定し、立体的に事業を構成していくというようなイメージをとっております。その中で順次企画内容変化したり、市民から生まれたアイデアを合体させたり、いろいろな事業形態がとれるような仕組みを考えております。  最後に一番下になりますけれども、3つインパクトのことが記載されております。建物の竣工後は枯らし期間を設ける予定でございますが、この準備段階助走期間と位置づけまして、市民向け内覧会を開催したり、施設運営のためのさまざまなテストやシミュレーションを試し、お試し期利用オープン後の事業につながる活動を積極的に行いたいと考えております。  オープンからの1年目は第1の開館ファーストインパクトとしまして、新美術館のコンセプトを体現した企画施設運営展開、これまでの美術館と違う新しいタイプ美術館が本当にできたのだという喜びを市民皆様と分かち合えるような事業展開したいと考えております。  2年目のシーズンを第2の開館セカンドインパクトと位置づけまして、市民待望のすぐれた美術作品と出会える機会を提供したり、例えば旧美術館でも行っていた巡回展など、そういう展覧会も2年目以降にはできるかと思います。  3年目のシーズンは第3の開館サードインパクトと位置づけます。新美術館の大事なパートナーである市民皆様とは開館前から一緒活動することを想定しておりますが、市民皆様とのクリエーションというのは非常に時間がかかることでもございますので、これらの取り組みをじっくりと行い、3年目のシーズンにそれらの取り組み成果として発表できるような場を設けたいと考えております。  なお、これらの詳しい内容参考資料としまして、中期運営計画案を添付しております。後ほどそちらの計画にも目を通していただけたらと思います。  以上で私からの説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆久保〔し〕 委員 ざっと見せていただいたんですけれども、すごく横文字が多くて、日本語で書けばいいのにと思うことがたくさんあるような気がします。その辺について、もう少し日本語を、横文字は余り使わないでやったほうがいいのかと思いますけれども。それで、財政的に3年計画というか、令和年度から令和年度まで3回オープンをやっていくんだということなんですけれども、その財政的な支援というか、保証はされているでしょうか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 そこにつきましては、市の予算の性質上、単年度予算でございますので、計画的には長期の計画を進めてまいりますけれども、予算については単年度ごと予算という考え方になります。 ◆久保〔し〕 委員 やっぱり1年ごとに3回オープニングをすると、そうするとやっぱりある程度のお金が必要なので、これについてはお金はかかりますと、財政課にも担保されていいですよというような形でやっていかないと、計画倒れになってしまうと思うんですよ。だから、そこの部分についてはちゃんと財政の担保をとっておくということをぜひお願いしたいと思っています。  それから、文章の中で、複層的に立体的にしていくというのがあるんですけれども、複層的な取り組み、立体的な取り組みというのはどういう取り組みイメージとして持てばいいんでしょうか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 複層的というのは、どちらかというと美術ジャンルだけではなくてさまざまな美術以外のジャンルも取り入れた、例えば福祉分野だったり、そういう医療関係者だったりとか、普段、美術関係ない人たちをいかに取り込んでいくかということを抱いておりますので、そういう意味での美術に限らないいろんなさまざまな分野に広がっていくというのを複層的というようなイメージをしております。  あとは、立体的というのは、事業が一本、例えば旧美術館ですと、いろいろな特別展企画展とやると、ほとんど展示だけの活動で終わってしまうことが多いんですね。見に来てください、はい、見ました、帰りましたというような見せ方が、どこの美術館でもそういうのが主流になってきていたわけですけれども、これからは展覧会があったら、それ以外の例えばギャラリートークとか講演会はいつもやられているんですけれども、それ以外にもっとそれを活動的に補佐するような事業がいっぱいくっついていくという、さっきのボールイメージなんですけれども、一つテーマにいろいろなものの事業がくっついていくというようなやり方で全体を見せたいと思っておりまして、そういう意味で立体的という言葉を使わせていただいております。  今まで、アートまちづくりということで南郷アートプロジェクトとか工場大学とか、さまざまな美術館とは関係ないアートプロジェクトもいっぱい動いておりますけれども、今後は、今までそういう活動をしてきたものも美術館活動に結びつけた形で展開させていくというようなイメージも持っておりますので、そういう意味で立体的と使わせていただきます。 ◆久保〔し〕 委員 アートを介した社会参加プラットフォーム形成というんですけれども、プラットフォーム形成というのはどういう形成をいうんでしょうか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 新しい美術館では、展示室以外にずっと特徴的なこととしてジャイアントルームという巨大な空間を持つということをうたってきておりました。そのジャイアントルームの中でさまざま市民活動が行われたり、私たち活動もこもっていないで、そこで皆さんとともにお見せしながら活動を見せていくということも考えております。  その中で、先ほどもちらっと言いましたけれども、福祉関係者とかそういう幼稚園関係者とか、なかなかアートには触れないけれども、見に行きたいんだ、触れてみたいんだという人たちがたくさんいる中で、ジャイアントルームという場を介して、別の団体がお見えになって、アートを通した別の学び、そこのところをお互いにそこで研さんをしながら、課題を見つけながら、解決できる場をジャイアントルームというところで形成していきたいと思っておりました。そういう意味で、一つの核になるということでプラットフォームというような形で呼ばせていただきました。 ◆久保〔し〕 委員 そうしますと、これからということなんですけれども、地域のそういう団体との話し合いとか、それからそういう組織をつくっていくとか、そういうことについてはもう進めているんでしょうか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 この中期運営計画を作成するに当たって、実際、福祉団体関係者からヒアリングを行いました。あと、いろいろ出向いて行って、実際どういうことを美術館でやってほしいのかとか、そういう意見をいただいて、それらが取り組めるのではないかということで、一応この計画の中に入れさせていただきました。 ◆久保〔し〕 委員 これからだと思うんですけれども、そういう点ではやっぱりボランティアとか、それからバックアップ体制組織というのがこれから新美術館にとっては重要なものだと思うので、そういうのをどんどんふやしていくためにも、組織団体美術館自体組織していくようにしていただきたいというふうに思います。  次に、もう一つなんですけれども、チームとしての運営体制のフレキシブルなチームとはどういうイメージでしょうか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 今までのやり方ですと、1つの展覧会をやるのに担当学芸員が主担・副担がついて引っ張っていくような形をとっておりましたけれども、新しい美術館におきましては、学芸員の人数もふえます。それに、展覧会だけではなくて、学校との連携、あるいは先ほど言ったいろんな団体との連携等をやるチームを、まずは学芸員だけではなくてそういうチーム一つのものをつくり上げていくというイメージを持っております。そのチームを最初は想定していて走り出しますけれども、需要でちょっと変化があったりとか、このチームが加わったらもっと面白くなるのではないかということで、その固まったチームだけではなくて、自由にその都度チームを編成し直せるというような自由度を持たせるというようなイメージでございます。 ◆久保〔し〕 委員 もう、そうすると組織図というのはできているんでしょうか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 計画概要の中に具体的なものはお示ししておりませんけれども、新年度の途中には条例を決めなければいけませんので、それに向けての組織体制は一応内部では考えております。 ◆久保〔し〕 委員 やっぱり組織がどういう形になっていくかというのが大事だと思うので、それは早目に、できたらこういうことでやっていきたいと、それに対してこういうふうにしたらどうかという提案もできると思うので、決まってからお知らせするのではなくて、決まる前にぜひ組織図については出していただきたいと思います。 ○岡田 委員長 ほかにありませんか。 ◆伊藤 委員 かなり久保委員のほうから出されたんですけれども、先ほど、ボランティアもということでしたけれども、それは現段階ではどんなふうになっていますか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 旧美術館時代ボランティア方々はおりました。それは一回解散をしておりまして今現在はボランティアはおりませんけれども、新美術館開館に向けまして、新年度には、この間予算特別委員会のほうでもお話をしましたけれども、アートファーマーと呼ばれるような人たち募集しまして、その方々といろんな活動一緒にやっていきたいと思っておりますので、その募集を新年度には始めさせていただいて、研修とかいろんな活動をともにしながら開館に向けて準備を進めていきたいと思っております。  以上です。 ◆伊藤 委員 アートファーマーというのは聞いていたんですけれども、これは従来のボランティアとはまた違った形で、市民ボランティアの一環としてこのファーマーというのは位置づけられるということですか。それとも、もちろんその方たちもこれまでボランティア方たちを含めたもっと幅広い市民方々を取り込んでのことで、従来のボランティアという位置づけと全く違うというふうに捉えていいんですか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 アートファーマー活動の中でも、参加したい人の自分はこういうことをやりたいんだ、ああいうことをやりたいんだという、やっぱりいろいろレベルもあるし、要求も違うと思いますので、みんなが同じものをというのはなかなか難しいと思います。その中でアートファーマーもいろんなくくりに少し小分けをしながら、自分たちがやりたいところに属しながら活動していければと思っていますので、おっしゃったように旧来のボランティアはお手伝いでいいんだという人たちも当然いらっしゃると思いますし、もっと積極的にかかわりたいんだと思う方もいらっしゃると思います。また、私たち自身美術館のそういうテーマとか展覧会を掲げた中で、これができるのではないかというような御提案をされた上で、それが美術館としてちゃんと実現できるかという判断も必要ですけれども、そういう提案をなされて、それを自分たちで動かしていくというプレーヤーとして活動したいという方々もいらっしゃると思いますので、その形態に合わせて私たちも何パターンか考えたいと思っております。 ◆伊藤 委員 それから、私どももいろいろな美術館を訪ねてまいりますと、市内外からの方たちから御寄附をいただいて美術館運営のほうにも寄与しているということで、美術館の脇にプレートが置いてありまして、寄附された方々の氏名とか企業の名前とかが全部書いてあって、これがいっぱいになったら終わりですかと言ったら、いいえ、まだその脇にありますということで、そういうことはやはりその美術館にいかに多くの方々が関心を持って、そしてそれを支援していこうかということで、この新しい美術館の盛り上げの意味では非常に有効だなと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 委員おっしゃるとおり、そういう御意見も出ておりますし、実際そういうことをやっているところも多々あると伺っております。私たち準備段階でそういう話し合いもしたこともあります。なので、それらをこの先実現するかどうかにつきましても、いろいろな観点から検討したいと思っております。  以上です。 ◆伊藤 委員 とにかく、きょうの説明を聞いていても、イメージがこうかと勝手な想像で、室長イメージしているのと一致しないとこれはなかなか理解ができないと。これは一般の市民の方ももっとそうだと思うんですね。だから、ファーマー募集といったって、何だ、ファーマーはということで、それに今おっしゃっていただいたようなことを考えて募集されるというとなかなか難しいかというので、本当にどのような募集になるのか、期待もしながらまいりたいと思いますけれども、全く新しい美術館運営であったり、企画したものがどんどん変わっていくというアメーバのようにというか、どんどん変化していくと。そういうためには、それでもやはり美術館としての企画力であるとか、そういったいろんなものを包括してそれをつくり上げていくというすごい動力が、これまでの従来の学芸員が持っている能力以上のことが試される、それによって、いかんによっては、幾ら言葉でおっしゃって、この球体のようにいろんなものをコラボレーションしてつくり上げていくといっても、これはやはり学芸員美術館の力量の範囲でしかできないと思うんですよね。ですから、そこのところが本当にこれから問われるところでありますので、十分に市民への周知と、それから内部でのその辺の力の蓄えをしっかりとやっていただきたいと御要望を申し上げて終わります。 ○岡田 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 「八戸長根屋内スケート場」の広告スポンサー決定について ○岡田 委員長 次に、八戸長根屋内スケート場広告スポンサー決定について説明願います。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長長根屋内スケート場館長国体室長 それでは、八戸長根屋内スケート場広告スポンサー決定につきまして御説明いたします。  お手元のタブレットの資料をお開き願います。24ページになっております。  今回の広告スポンサーの選考につきましては、令和2年1月20日から2月17日までの期間募集いたしましたが、一部の掲示場所におきましてスポンサーの希望が重複する場所がありましたので、2月20日と21日の両日にわたり抽選会を開催し、下記の図のとおり決定いたしましたので御報告いたします。  まず、広告位置でございますが、下段の図を参照していただきます。正面壁面Aタイプスタンド席前の腰壁をBタイプとしておりまして、Aタイプ税抜き年額100万円、Bタイプ税抜き年額50万円と設定しております。Aタイプは、左から①、②、③の順に配置し、全部で3カ所、Bタイプは、左側に4カ所、右側に4カ所、計8カ所のスペースを確保いたしました。  今回決定いたしました箇所は、A-②プライフーズ株式会社A-③エプソンアトミックス株式会社B-④三浦建設工業株式会社B-⑤がYKK AP株式会社東北支社B-⑥清水建設株式会社東北支店でございます。  今回の契約予定額でございますが、Aタイプが2社、Bタイプが3社ということで、合計税抜き年額350万円の広告料となる予定でございますが、初年度は広告の掲示のいかんを問わず、日割り計算で5月1日から令和3年3月31日までの分をいただく予定となっております。  広告スポンサーの契約期間でありますが、令和2年5月1日から最長5年間継続できることとしております。  今後の予定でございますが、今月末までに広告スポンサー各社と契約を締結し、4月末までに各社の看板取りつけ作業を終了していただきまして、5月1日から広告としての効力を発行する予定でございます。  なお、掲示場所にまだ余裕がありますことから、次年度早々に2回目の募集を行い、現在予定している掲示場所が全て埋まるまで募集を継続する方針としております。
     以上で説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆久保〔し〕 委員 そうしますと、ことしは5社ということなんですけれども、来年は来年ということで、ことしの途中からでもスポンサーとして出したいとなるとできるものなんでしょうか。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長長根屋内スケート場館長国体室長 途中からでも広告スポンサーになるのは可能でございます。  以上です。 ◆久保〔し〕 委員 あと、この料金というのは、大きさとかそれから幅、いろいろあると思うんですけれども、こういうものも決まっているものなんでしょうか。それとも類似のものに合わせてこの値段ということなんでしょうか。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長長根屋内スケート場館長国体室長 この料金設定につきましては、長野にありますエムウェーブ、それから帯広の十勝オーバルを参考にして設定したものでございます。  以上です。 ◆久保〔し〕 委員 そうすると、例えば何メートルだと幾らとか、基本的には10万円とか、そういう形のものなんでしょうか。それとも、もうこの大きさはここだよというような形なんでしょうか。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長長根屋内スケート場館長国体室長 特に何メートルだと幾らという設定はございませんが、今回につきましては、縦が1.5メートル、横が10メートルのものをAタイプ、それからBタイプは縦が1.2メートル、横が8メートルというちょっと小さいサイズになりますので、それぞれ値段に格差をつけているものでございます。  以上です。 ◆久保〔し〕 委員 もう今は室内なんですけれども、将来的には外側にも広告をやって広告収入を得るとかという予定みたいなものはないのでしょうか。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長長根屋内スケート場館長国体室長 お答えいたします。  外側の広告につきましては、YSアリーナでつけてはいるんですが、かなり風が強くて、YSアリーナがつけるときも2回ほど補強したという実績がありますので、あれも相当費用がかかっています。数百万円かかっていると思います。ですから、今のところ外側というのは特に予定はしておりません。  以上です。 ○岡田 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 その他   ・ YSアリーナ経済効果について ○岡田 委員長 以上で本日予定しておりました議題は全て終了しました。  この際、その他に何かございませんか。 ◆伊藤 委員 YSアリーナ地域にもたらす経済効果ということで、新聞報道で2億5000万円という数字が出ておりましたけれども、これはちょっとしばらく前の、今般のことではないと思うんですが、民間の方でやはり大々的な調査をもとにしたときに5億円という数字をちょっと記憶しているんですけれども、そのあたりから今回半分にもなっているので、どこがどう違ってこうなったのかと思っていたんですが、この辺の2億5000万円のもう少し中身を教えてください。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長長根屋内スケート場館長国体室長 経済効果につきましては、3月議会で工藤悠平議員にもお答えしているところでございますが、この第75回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会の経済効果につきまして、3月18日付のデーリー東北紙に掲載されました経済効果数値2.5億円は、3月17日に開催されましたスポーツ振興課のスポーツコミッション設立企画戦略会議資料として、この事業の受託業者でありますランドブレイン株式会社から提示された資料をもとに掲載されたものでございます。  この資料経済効果の測定条件ですが、大会運営経費を除く市外からの来訪者708人への対面調査による消費動向調査から積算した効果額でございます。一方、議会に答弁いたしました5億円の測定条件は、市外からの宿泊者実数をもとに想定される消費動向で積算したものと、大会運営経費の消費額実績から積算したものを合わせた効果額でございます。したがいまして、今回報道されました2.5億円という経済波及効果額は、さきに議会で答弁いたしました5億円という効果額の中に含まれる数字ということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○岡田 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○岡田 委員長 ないようですので、以上で屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時35分 閉会...