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  1. 八戸市議会 2019-12-12
    令和 1年12月 経済協議会-12月12日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 1年12月 経済協議会-12月12日-01号令和 1年12月 経済協議会   経済協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和元年12月12日(木)午前10時43分~午前11時06分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   ・ 令和2年度ダイヤ改正について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  森 園 秀 一 君  副委員長 岡 田   英 君  委 員  間   盛 仁 君   〃   髙 橋 貴 之 君   〃   久 保 しょう 君   〃   三 浦 博 司 君   〃   夏 坂   修 君   〃   立 花 敬 之 君
    欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  交通部長         佐 藤 浩 志 君  交通部次長運輸管理課長 小 橋 和 志 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹 知 野 大 介  ──────────────────────────────────────    午前10時43分 開会 ○森園 委員長 ただいまから経済協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○森園 委員長 理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  ──────────────────────────────────────  ・ 令和2年度ダイヤ改正について ○森園 委員長 それでは、令和2年度ダイヤ改正について報告願います。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 それでは、令和2年度ダイヤ改正概要について、お配りしております資料をもとに御報告申し上げます。  まず、改正理由でございますが、近年の人口減少等によりバス業界も例外ではなく人手不足状態にあり、慢性的な運転手不足となっております。  そこで、令和2年度ダイヤ改正は、運行本数が充実している鮫方面路線最適化を進めるとともに、地域間幹線路線への需要集約による路線廃止等を行います。  今回のダイヤ改正に当たっては、利便性を維持しながら運行効率化を図り、事業性を確保するようダイヤ編成を行いたいと考えております。  ダイヤ改正は、令和2年4月1日を予定しております。  主な改正内容でございますが、1つ目は、鮫幹線軸等運行最適化でございます。中心街と各方面の拠点間を結ぶ12の路線幹線軸に設定しており、それぞれの幹線軸において目標運行間隔を定めて運行しております。  路線図を見ながら説明したいと思いますので、3ページ目の別紙1をお開き願います。  まず、鮫線――山手まわり――の運行ルートは青い線で示しておりますが、中心街ターミナルから小中野バス停を経由し、上柳町、労災病院通りそして鮫方面へ向かう経路となっております。  次に、鮫線-白銀まわり-運行ルートですが、赤い線で示しておりますが、中心街ターミナルから小中野バス停を経由し、湊本町、白銀、そして鮫方面へ向かう経路となっております。  現在、9時から18時台までの鮫方面行きは1時間当たり山手まわりから構成される鮫幹線軸白銀まわり運行しておりますが、鮫幹線軸山手まわりを3から2へ減便し、同方面路線である白銀まわりを含めて目標運行間隔と同水準を確保するものでございます。鮫線を初め湊方面行きにつきましては、岬台線が1時間当たり庭線が1運行しており、利便性は維持されるものでございます。  これと同時に、鮫線-白銀まわり-の復路、帰りの見直しも行います。白銀まわり運行ルートは赤い線で示しておりますが、現在路線図右側鮫方面から白銀湊本町を経由し、往路とは別に南横町、裏通りから中心街ターミナルへ向かう経路となっております。この鮫線-白銀まわり-の10時以降の便の復路の運行ルート利用者の多い小中野表通り運行に集約するものでございます。これにより、裏通りを経由する便が少なくなりますが、裏通りバス停表通りバス停の半径300メートル圏内に含まれるため、徒歩によるアクセスは可能であると考え、表通りの経由の運行へと集約するものでございます。  次に、また1ページに戻りまして、2つ目地域間幹線路線への需要集約に伴う妙線廃止でございます。  この妙線につきましては、地域間幹線路線である階上関連路線への需要集約に伴う再編によって路線廃止いたします。妙線は一定の需要があるものの不採算路線であり、岩手北自動車株式会社南部支社運行する階上線運行経路が重複していることから、八戸圏域地域公共交通活性化協議会等路線見直しに関する検討を行ってまいりました。  こちらも、路線図を見ながら説明したいと思います。  4ページ目の別紙2をお開き願います。  別紙2の上の図が妙線になります。妙線運行ルートは赤の実線と点線で示しております。中心街ターミナルから吹上、中居林を経由し、イオン田向店市民病院から妙、野場、そして旭ヶ丘営業所へ向かう経路となっております。赤い点線廃止する区間となりますが、区間内の妙や野場等利用者は1便当たり一、二名と限定的でございます。また、同区間起終点とする定期券利用者もここ数年はございませんでした。また、交通路単独運行区間となっている松平病院通利用者も1便当たり1名と限定的でございますので、隣接する出口平バス停を御利用いただくことで対応していただきたいと考えております。  妙線廃止による影響は少ないものと判断し、妙線廃止して、妙線移動需要岩手北自動車南部支社運行する階上関連路線へ集約して、路線生産性の向上を図るものでございます。  3つ目は、八戸線西高校行きの運行経路変更でございます。  八戸駅西地区整備計画に伴い、八戸駅線の西高校行きの運行経路変更するものでございます。  4ページ、別紙2の下の図で説明いたします。  現在、八戸駅から西高校に行く運行ルートは赤い線で示しておりますが、矢沢から直進し、西高校へ向かう経路となっております。新しい道路のつけかえに伴い、水色部分区間を新設するものでございます。停留所につきましても、矢沢西高校の前に仮称フラット通を新設するものでございます。この仮称フラット通は来春オープン予定フラットアリーナの最寄りのバス停となります。  今年度のダイヤ改正の主な内容は以上となります。  最後に、利用者への周知方法でございますが、広報はちのへ3月号及び交通部のホームページに掲載いたします。また、バス停留所バス車内待合所定期券販売所窓口等においてお知らせを掲示いたします。また、携帯式時刻表ポケットフレンドの配布をいたします。  なお、路線廃止運行経路変更等に該当する地区につきましては、各町内会長説明した上で、ダイヤ改正概要等、詳しいお知らせ町内回覧を依頼する予定でございます。  以上で説明を終わります。 ○森園 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆間 委員 私のほうからちょっとお伺いしたいんですけれども、人口減少社会と先ほどの理由にもありましたけれども、その中で公共交通を維持していくというのはかなり難しい課題であるというのも理解はできます。ただ、よく言われるライドシェアとかMaaS-マース-と今言われていることを今まで検討されていることがあったのかどうかもお聞きしたいんですけれども、山古志モデルとかも言われていると思うんですけれども、今八戸市がそれにすぐ当たるかどうかというのはまた違う課題なのかもしれませんが、こういう傾向というのは当然全国の地方都市を見ても続いているのは理解できますので、そういったことも含めた中での今の考え方と今後の方向性というのを教えていただければと思います。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 交通部単独というよりも、地域公共交通会議等で今後はMaaSの話し合いが進むかと思うんですが、ただMaaSの場合は、要はスマホでいろんなものを乗りかえて、目的地まで予約、決済までできるということですが、高齢社会八戸市のような地方都市においては乗りかえという作業が必ず出てきます。果たしてそれが適当なのかどうかというのは一つ問題があります。そして、今フィンランドでMaaSを創設した人が言っていましたが、今後自動運転が進むと、公共交通機関へ乗る方はなくなりますよと。みんな自動運転の車を使いますということを予測されています。  もう一つライドシェアの関係で、世界的に見ますとUber-ウーバー-というのがございますけれども、それでロンドンパリニューヨークもそうなんですが、Uberの出現によって公共交通機関の、ニューヨークなんかは地下鉄の利用者が減っていると、駅から5分以内の地価が相対的に下がっていると。これは、やっぱりドア・ツー・ドア利用するのが非常に便利だというのと、日本では許可されていないですけれども、白タクみたいなものですから、これがいわゆる稼ぎになるということで参入者が非常に多くなってきている。そういったことで市内がすごく渋滞するようになって、ロンドンパリニューヨークは自家用車の入場を制限するという条例を可決したということが出ております。  そういったことを考えると、非常に難しいとは思っております。やっぱり、ドア・ツー・ドアにはかなわないんですが、我々事業者からいうと、バス停まで利用者が自宅から来る、その距離ですけれども、ラストワンマイルとか言いますけれども、そこの料金がバスより安く設定できるかというと、これはなかなか難しいんだと思います。  今後、地域公共交通会議のほうで検討することになりますけれども、今の段階では非常に何か難しいなということを思っている状況で、まだそういう段階だということです。  以上です。 ◆間 委員 ありがとうございます。これから説明会とかがある場合に、どうしてもマイナスの話ばっかりに行くと、いろんなことでアレルギーとか、いろいろ理解は求めていくのが当然あるんですけれども、違う意味での代替策とか、そういったものも含めて考えているんだということも話していかないと、なかなか市民理解が得られないところもあるかと思いますので、そういったところも踏まえて話してほしいと思います。  以上です。 ○森園 委員長 ほかに。 ◆三浦 委員 まず、ダイヤ改正についての件で伺いたいんですけれども、先ほどの議案でも触れていて、ここで話そうということでいたわけですけれども、想定する運転手を確保できなかったということでの減額ということでありましたけれども、どれくらいを想定してどのくらい足りなかったのかというところを一つ伺いたい。  そして、1ページの(2)の不採算路線というところはやっぱりなじまないといつも思うんですが、その岩手県北の株式会社運行するわけですから、民間路線を出しているのに公共交通が不採算路線というのがどういうことなのかと。むしろ、公共交通であるならば、不採算路線へ行くべきではないかという意見もあるわけで、そこは、でもできる範囲の中でやっていくというところなので、できれば表現としては役割分担とか、もちろん内容の中ではそういうことを言われていましたけれども、文章に起こすと何かちょっと違和感があると。何か違う表現がいいんではないかというところが2点目です。  3点目はこの(3)、仮称フラット通バス停を設置する必要性があるのかと。意外と近いですよね、西高校と。ですから、西高校から歩いてフラットに行っても全然距離は大丈夫な中で、とまって、またとまってみたいな感じの必要性というところについて、どういう議論があったのかということで、大きく3つ伺いたいと思います。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 ちょっと数字は忘れましたが、最初、乗務員10名ぐらいはと思っていたんですが、現在は7名が不足している状態です。そこは時間外とかで対応して、ずっとそういう形ではやってきてございます。なかなかちょっとインターネットの募集サイトとか、教習所とか、いろんな関連施設、それから自衛隊のほうにも行ってお願いはして歩いているんですが、まず確保できなかったと。今月に入りまして、2、3人応募があったという状況でございますけれども、全ての職員が残業しなくても対応できるような状況にはなかなか行けないと思っています。  あと妙線のところなんですけれども、表現とすれば、確かに正直なところを申し上げるところですが、こちらのもともと運行本数南部バスのほうが非常に多く走っている状況で、往路を含めて40走っています。そして、うちのほうは17ということになっているのと、階上のほうまで行きますので、工業高校、工大のほうへ行かれる方の利用はこちらが多かったということで、うちのほうの利用が少ないという状況でございました。  フラット通ですが、距離的には300メートルの範囲だと思いますけれども、あしたの公共交通会議でもそこは話し合われるはずなんですけれども、多分このまま行くとは思いますけれども、距離的には大体300メートルぐらい、近いところでは100メートルぐらいにバス停を設けているんですが、距離からいくと通常バス停とする距離と思っています。  以上でございます。 ◆三浦 委員 ありがとうございました。まず、直近フラット通、これが300メートルというのは決して特別に近いところではなくて、妥当な範囲バス停の設置であるということでよろしいでしょうか。100メートル間隔もあるということでありまして、それが確認できてよかったと。両方に西高校、どっちかに集約したほうがいいのかなんて思ってはいたんですけれども、やはり西高校に行きたい人は西高校という行き先があったほうが乗りやすいですし、フラットバスケットを見たい、アイスホッケーを見たいという人たちもやっぱりフラット通行きとあれば乗りやすさもあったりとか、そういう利便性も当然あるとは思いますので、確認できてよかったと思います。  あと、その不採算路線というところは、要は民間のほうにお任せしたということであるという内容ということでありますので、ちょっと不採算路線という言葉を、でも何の言葉にすればいいかと言われると私も困るところがありますけれども、まずそういう説明の中でそういう補足をしていっていただけたらと。  最後は、7名不足というのはなかなか大変だと。直近では、はとバスで自分の仕事がなくなるとかいってインフルエンザなのに乗って事故を起こしてしまうとか、また1人に対しての過重労働で急に意識を失ってという部分とかもあるわけでございますので、上手に労働環境に配慮しながら、よりよい公共交通にしていただきたいとお伝えして終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○森園 委員長 ほかにありませんか。 ◆久保〔し〕 委員 私から2つほど。この野場線ですか、こちらについては、岩手県北が走っているからということなんですけれども、将来、この岩手県北が走らなくなるということがあった場合、また復活するということはあるのか、復活していただけるのかどうか、一つ。  それから、このフラットのところなんですけれども、距離的にいえば、この西高をぐるっと回っているではないですか。だから、別になくさないで、真っすぐ行って西高のところからまた戻ってくるような形にすれば、別に路線廃止する必要がないと思うんですけれども、そういうことは考えられないんでしょうか。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 まず、路線復活ですけれども、何とも言えないんですけれども、そのときに人が確保できているかどうかの問題になります。あと、決算とかで示しているんですが、今経費が16億円ぐらいかかっていて、市からの補助金負担金を除くと、売り上げが6億円しかないということで、まず普通に考えると経営が成り立たない状況の中でやっていますので、そのときの状況等もあってなかなか簡単にはいかないと思います。今のところははっきり申し上げられないということです。  あと、この赤の点線で書いているところ、今工事通行どめになるということで、ここが通れないものですから、こういう形になります。 ◆久保〔し〕 委員 通行どめを解除すれば使えるわけですから、それからさっき言った岩手県北が走っているから八戸市がやらないんだという話なので、岩手県北が走らなくなったら八戸がやるということは、これはさっき言った地域の足を守るんだという件からいえば、そこになってみないとわからないという発言ではなくて、そこはやっぱりきちっと、いや、なくなったら八戸が見ますという形でお話をしていかないと、話がちょっと違うんではないかと思うんですけれども。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 思いとすれば、確かにそういうところは、八戸市営バスということであるんですけれども、今の人口減少の中でなかなか、人手不足うちに限ったわけではないんですけれども、この中でどうやって維持してくんだろうということを考えれば、自信を持ってといいますか、責任を持ってやりますというのはなかなか断言できないというのが正直なところです。幾らでもカバーしたいんですが、御承知のとおり、今は従来からずっと路線をかなり減らしてきて、まず交通部自体市営バス事態を存続させるということが最大の目的ですので、それをやってきたわけですが、今後どうなっていくのかと。というのは、暗い話になって申しわけないんですけれども、非常に容易に推測されるので、はっきりとやりますと言えないところが非常につらいところなんですが、気持ちは当然みんなそう思っております。  以上です。 ◎佐藤 交通部長 今の妙線需要というものが、新井田方面から工業大学方面への学生さんとかの利用が多いもんですから、やはり八戸市営がやるよりは南部バスにお任せしたほうがいいということで今回八戸市営バス廃止ということです。将来の話になれば、またその時々の需要を見て検討するということになると思います。よろしくお願いします。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 今、この点線のところを工事するんですが、道路を管理している部署から、もともと幅員が狭いのでバスは通らないでほしいという要望が来ていました。青いほうが幅員があり、交通の妨げになりにくいということでこちらを通すということになっています。 ◆久保〔し〕 委員 当然、そういう利用のこともあるんでしょうけれども、妙線のほうについても、一回なくなってしまうと、そこで利用していた人たちがどうすればいいんだということになってしまって、もう一回動かしてくれというようになると、もう一回となるとなかなか難しい部分があると思うんです。だから、このフラット線についても、ここの部分については利用者があるんでしょう。バス停、ここ利用者がないの。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 ここの点線のほうはバス停がないです。 ◆久保〔し〕 委員 では、今は利用していないということ。今はないということは、全く更地、さらの段階でこういう形でやりたいということの提案でしょうか。点線があったもんですから、今そのコースがあって、それをなくして変えていくんだというお話かと思ったんですけれども。 ◎小橋 交通部次長運輸管理課長 今は、狭隘な道路ですけれども、この点線のところは走っています、バス停はないんですけれども。ここを通過して西高に行っているんですけれども、ここは道路工事をやっていて狭隘だからここを走らないでくれと、こっちの青いほうが広いのでそちらを通行してほしいということでこちらに変えるということです。 ○森園 委員長 ほかに御質疑ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○森園 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告は全て終了いたしました。  ────────────────────────────────────── ○森園 委員長 以上で経済協議会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前11時06分 閉会...