八戸市議会 2019-11-21
令和 1年11月 総務協議会-11月21日-01号
12 懲戒処分(酒気帯び運転)の報告について
13 八戸市
公契約制度研究会議における検討結果について
14 八戸市市税条例の一部改正(案)の概要について
15
自動車破損事故報告及び
損害賠償額の決定について
16 旧
柏崎小学校校舎及び
屋内運動場他
解体工事請負の一部変更契約の締結をすることの専決処分について
17
八戸市立学校設置条例の一部改正(案)の概要について
18
市内小学校女子児童に対する切りつけ事件について
19
指定管理者候補者の選定について(
南郷図書館及び
図書情報センター)
20 八戸市基金の設置及び管理に関する条例の一部改正(案)の概要について
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出席委員(8名)
委員長 高 山 元 延 君
副委員長 日 當 正 男 君
委 員 山之内 悠 君
〃 田名部 裕 美 君
〃 田 端 文 明 君
〃 伊 藤 圓 子 君
〃 坂 本 美 洋 君
〃 五 戸 定 博 君
欠席委員(なし)
委員外議員(なし)
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出席理事者
教育長 伊 藤 博 章 君
総合政策部長 中 村 行 宏 君
まちづくり文化スポーツ部長 原 田 悦 雄 君
新
美術館建設推進室長 山 田 泰 子 君
総務部長 大 坪 秀 一 君
財政部長 岩 田 真 奈 君
会計管理者兼出納室長 野 田 祐 子 君
教育部長 石 亀 純 悦 君
総合政策部次長兼
政策推進課長 小笠原 了 君
南郷事務所長 畑 内 俊 一 君
まちづくり文化スポーツ部次長兼 前 田 晃 君
まちづくり文化推進室長
まちづくり文化スポーツ部次長兼 河原木 実 君
長根屋内スケート場副館長兼
国体室長
総務部次長兼
総務課長 松 田 大 平 君
総務部次長兼人事課長 田 中 一 美 君
財政部次長兼財政課長 保 坂 高 弘 君
財政部次長兼
住民税課長 工 藤 浩 範 君
教育部次長兼
教育総務課長 橋 本 淳 一 君
教育部次長 小笠原 徹 君
博物館長 古 里 淳 君 他
関係課長
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出席事務局職員
主査 見 附 正 祥
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午前10時00分 開会
○高山 委員長 本日は全員出席であります。
ただいまから
総務協議会を開きます。
お諮りいたします。
報道関係者から、
テレビカメラを使用した取材の申し出がございました。
この取り扱いについては、前例により最小限度の撮影とし、報告案件を撮影した後は
カメラ撮影者に退席していただく形で許可したいと思いますが、皆様いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 それでは、撮影者の方々にはそのように取材するようによろしくお願い申し上げます。
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●
所管事項の報告について
○高山 委員長 理事者から
所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。
本日の報告の順序ですが、案件1の次に、まず案件10の報告を受けてから、その後、案件2から順次進めてまいりますのでよろしくお願いいたします
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1 第2期「八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」の策定に関する
基本方針について
○高山 委員長 初めに、第2期八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定に関する
基本方針について報告を願います。
◎小笠原
総合政策部次長兼
政策推進課長 それでは、第2期八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定に関する
基本方針について、お手元の資料により御説明申し上げます。
タブレットの
通しページでは3ページ目となります。
まず、1、策定の趣旨でございますが、平成26年12月に国において、まち・ひと・し
ごと創生総合戦略が策定され、当市においても平成27年10月に、八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略を策定し、これまで各種施策を推進してきたところでございます。
本年6月、国は、まち・ひと・し
ごと創生基本方針2019を閣議決定し、第1期からの取り組みを継続を力にするという姿勢で、より一層の充実、強化を図るため、令和2年度から第2期の
総合戦略の策定を進めるとしてございます。
当市においても、現行の八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略は、本年度で最終年度を迎えているところであり、今後も
地方創生の充実、強化に向け、切れ目のない取り組みを進めていく必要があることから、令和2年度から令和6年度までの5年間を計画期間として第2期八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略を策定するとしてございます。
続きまして、2、構成及び内容でございますが、第2期八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略は、第1期と同様、第1章を
人口ビジョン、第2章を
総合戦略とする構成とするもので、
構成イメージも前期と同様となってございます。
続きまして、(1)
人口ビジョンでございます。国においては、
長期ビジョンについて、人口等の見通しは第1期当初時点の推計と大きく乖離していないことから、年内に時点修正などの必要な改訂を行うとしており、当市の第2期
人口ビジョンについては、国の
長期ビジョンの改訂を参考にするとともに、青森県の
人口ビジョンとも調整を図りながら、必要な見直しの検討を進めるとしてございます。
続きまして、次のページにお進み願います。
(2)
総合戦略でございますが、当市におけるまち・ひと・し
ごと創生に向け、
人口ビジョンを踏まえた取り組みの方向性として、国県のまち・ひと・し
ごと総合戦略との整合性を図りながら、令和2年度から令和6年度までの5年間の
基本目標を定めるとともに、具体的な施策を位置づける。また、
基本目標ごとに
数値目標を定めるとともに、
施策ごとに
重要業績評価指標を定めることとしております。
次に、①の
基本目標では、国の
総合戦略が定める
基本目標を勘案し、4つの
基本目標を定めるものでございます。
続けて、1)から4)までの4つの目標がございますが、黒字の部分は第1期と同じ文言で、朱書きの部分が今回追加となる文言の部分でございます。また、括弧内に記載されている部分では、想定される施策のジャンルを例示しているものでございます。こちらも国の
基本目標に合わせて追加しているものにつきまして、青の線で記載しております。
基本目標の1)では、多様な就業機会を創出するに、「これを支える人材を育て活かす」という文言を追加しております。こちらに対応する施策の例示では、
農水畜産業や中小企業、企業誘致、貿易、起業、雇用に加えまして、情報技術、大学・高校、観光、文化財等を記載しております。
次に、2)新しい人の流れをつくるでは、移住に加え、若者世代の
UIJターン、
関係人口、
地域おこし協力隊、地域の
情報発信等に関する施策を記載しております。
次に、3)では、結婚・出産・子育ての希望をかなえるに、「誰もが活躍できる地域社会をつくる」の文言を国の
基本目標に合わせて追加し、結婚支援、妊娠・出産、子育てに加えまして、働き方改革、
地域コミュニティ、女性・
高齢者等の
新規就業促進、外国人材の地域への定着・活躍等の施策を記載しております。
次に、4)住み続けたいまちをかたちづくるでは、
地域公共交通、広域連携に加えまして、環境、都市政策、空き家・空き店舗、
スポーツ・
健康まちづくり、アートの
まちづくり等の施策を例示しております。
御参考といたしまして、囲みの部分になりますが、国の
総合戦略の4つの
基本目標を記載しております。こちらも朱書きの部分が国の
基本目標において追加となっているものでございます。
次に、②の展開する施策についてでありますが、国のまち・ひと・し
ごと創生に向けた支援施策の動向等を踏まえつつ、現在推進している施策を中心に、
総合戦略の4つの
基本目標に位置づけることとしております。
なお、
総合戦略の全体構成案は次の次のページになりますが、別紙1として掲載してございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
次のページをごらん願います。
3、
策定体制でございます。
(1)八戸市まち・ひと・し
ごと創生本部の開催につきましては、市長を本部長とする八戸市まち・ひと・し
ごと創生本部を開催するものであり、本年度は10月8日と11月5日に本部会議を開催いたしたところであります。また、本部のもとに
関係課長で構成する
庁内検討会議を設置して、具体的な検討を進めてまいります。
続きまして、(2)八戸市まち・ひと・し
ごと創生懇談会の開催では、
総合戦略の策定に当たり、教育機関、産業界、金融機関、労働団体、メディア、住民等の代表から意見を聴取するものでございます。
続きまして、(3)市議会及び市民からの幅広い意見の聴取では、市議会から十分に意見を聴取するとともに、
パブリックコメントの実施等により市民意見の反映に努めることとしており、
策定体制全体といたしましては、第1期と同様のものとなってございます。
続きまして、4、
策定スケジュールでございますが、
令和元年10月から令和2年3月までの6カ月間としております。
最後に、5、効果検証でございますが、
基本目標ごとに定める
数値目標や、
施策ごとに定める
重要業績評価指標の達成度により、毎
年度効果検証を行い、必要に応じて
総合戦略の見直しを図るもので、こちらも第1期と同様となるものでございます。
以上、で第2期八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定に関する
基本方針についての説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について、皆様から御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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10
指定管理者候補者の選定結果について
○高山 委員長 次に、10の
指定管理者候補者の選定結果について報告願います。
◎田中
行政管理課長 それでは、
指定管理者候補者の選定結果につきまして、お手元の資料に基づき御説明いたします。
本件は、令和2年度から
指定管理者制度を導入する10施設につきまして、
指定管理者候補者を選定いたしましたので、その結果につきまして、最初に全体をまとめたものを御報告するものでございます。
まず、1の選定の概要でございますが、(1)対象施設は公募が10施設、全て継続であり、(2)の
指定期間は、
市民活動サポートセンターほか7施設、合計8施設が令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間。また、八戸駅東口及び
西口広場駐車場の2施設が令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間としております。
(3)の選定までの経過ですが、7月19日から
募集要項の配付を開始いたしまして、8月29日から9月13日まで申請書類の受け付け、9月17日から10月4日まで各
指定管理者選定委員会によります選定を行って決まりました。
続いて、2の選定結果でございますが、
指定管理者候補者は6団体、
うち総務協議会所管分は表の番号1、2、6の3団体となってございます。
なお、現在の
指定管理者から変更になる施設は、1番の
市民活動サポートセンターであります。
続いて、3の今後の
スケジュールでございますが、まず12
月定例会において、各
指定管理者の指定及び
指定管理料の
債務負担行為に係る議案を提案することとして準備を進めております。また、翌年1月に包括協定を締結いたしまして、続いて3
月定例会において、
指定管理料に係る予算案を提案する予定でございます。4月から
指定管理運営開始という
スケジュールで進めさせていただいております。
また、本件に関する施設のうち、
総務協議会所管分につきましては、この後施設の所管部署から
施設ごとの選定結果を御説明いたします。その他の
協議会所管分につきましては、本日事業を所管する協議会におきまして、それぞれ説明がなされているところであります。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆伊藤 委員 この
指定管理者の1番の
市民活動サポートセンターの
応募団体で、
企画集団の
With youということですけれども、これまでのさまざまな
指定管理者の応募について、この
With youは初めて聞くんですけれども、こちらはどういう団体なのか、これまでどんなことをしてきているのか、それを教えてください。
◎田中
行政管理課長 こちらの団体につきましては、次の担当課の説明で詳しく御説明差し上げることとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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2
指定管理者候補者の選定について(
市民活動サポートセンター)
○高山 委員長 次に、
市民活動サポートセンターの
指定管理者候補者の選定について報告願います。
◎佐々木
市民連携推進課長 では、続きまして、
市民活動サポートセンターの管理を行う
指定管理者候補者の選定について御報告申し上げます。
お手元の資料をごらんください。
指定管理者に係る公募を行った結果、1団体から応募があり、
外部委員4名、
庁内委員4名で構成する
指定管理者選定委員会での審査を経て、
企画集団With youを
指定管理者候補者として選定したものであります。
指定の期間は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間となっており、
指定管理料の提案額は、5年間分で合計3365万円でございます。
公募、選定の概要でございますが、選定までの経過は、
令和元年7月19日の
募集要項の公表以下、記載のとおりでございます。
選定結果でございますが、
選定委員会において
選定基準に基づく書類審査及び応募者からの
ヒアリング、質疑応答による審査を行った結果、
企画集団With youが総合的にすぐれた内容であり、良好な
施設運営が期待できると評価されたため、
指定管理者候補者として選定したものでございます。
指定管理者候補者の
選定評価及び
評価内容については、別紙2をごらんください。
企画集団With youの評価点数800点満点中625点となってございます。
指定管理者の指定につきましては、12
月市議会定例会に提案させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
あと、先ほど
伊藤委員からこの集団がどのような団体なのかという御質問がございましたので、ここで御説明させていただきます。
企画集団With you、こちらの団体は、
男女共同参画の宣言都市でございます八戸市に真の
男女共同参画社会を築き、全ての男女が生き生きと暮らすことのできる
まちづくりに寄与することを目的としている
市民活動団体でございます。活動といたしましては、
男女共同参画を推進するための
情報提供事業ですとか、情報収集、調査研究を行っており、具体的には、八戸市は
男女共同参画推進ネットワークの
登録団体でもございまして、研修会に出席されたり、三八
地域男女共同参画ネットワークの
登録団体でもございまして、総会、講演会にも出席をしているところでございます。
市民活動サポートセンターの
登録団体でもございまして、利用者としての観点から目の行き届いた施設の
管理運営が期待できるものとしております。
以上でございます。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆伊藤 委員 とにかく、これまでの
指定管理をされていた社協でしたか、あちらからこちらに変わったということでは、本当に
市民活動に大変詳しい集団ではないかと期待を申し上げておりますので、これからその
活動内容を注視してまいりたいと思いますけれども。問題は、ここの
サポートセンターに加盟している
市民団体の方たちが、一層それぞれの活動が活発になっていくような振興を、この集団を通してなっていくことを大いに期待しております。
以上です。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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3
市ホームページの
リニューアルについて
○高山 委員長 次に、
市ホームページの
リニューアルについて報告願います。
◎皆川
広報統計課長 それでは、
市ホームページの
リニューアルにつきまして、資料に基づき御説明いたします。
市ホームページの
管理運営に使用している
現行システムは、平成25年8月の稼働から約6年が経過し
システムの老朽化が進んでいることから、今年度新たに
システムを導入するもので、現在当市の仕様に応じた
システムを構築をしつつ、
現行ホームページの
掲載データを新しい
システムに移行しているところでございます。
また、新
システムの導入にあわせて
トップページのデザインを刷新するほか、
障害者差別解消法に基づき、国が求める
ウエブアクセシビリティに対応させるものでございます。
続きまして、
リニューアルの主な変更点について御説明いたします。
まず、
システムの形態でございますが、現在は
庁内サーバー設置型であり、
情報システム課内に
ホームページのデータと
システムを格納している
サーバーを設置し、市が
サーバーを管理して
ホームページの運営を行い、業者が
システムの保守、
障害対応を行っております。
リニューアル後は、
庁外サーバー設置型、いわゆるクラウド型に変更し、業者が保有する
サーバーと
システムを
インターネット経由で使用するほか、
サーバー管理、
システムの保守及び
障害対応は業者が行います。業者が保有する最新の
サーバーと
システムを使用することから、現在に比べて
ホームページにアクセスした際、ページが表示されるまでの時間が短縮されるほか、
ホームページにアクセスが集中した場合の対応能力が強化されます。また、現在の
サーバーと
システムは、東京と大阪の
データセンターに設置され、どちらかに障害が生じても運用を継続することができます。
次に、デザインの見直しでございますが、現在、
市ホームページの
トップページはさまざまな情報へのリンクが画面上に縦3列で表示される、いわゆる3
カラム構成となっており、パソコンでの閲覧に最適化しておりますが、近年は
スマートフォンでの閲覧も多くなっていることから、
リニューアル後は1
カラム構成に変更し、縦1列で表示して、パソコンでも
スマートフォンでも見やすいデザインとするものでございます。
3点目の
ウエブアクセシビリティ対応でございますが、国は
障害者差別解消法に基づき、国や
地方公共団体等の公的機関が提供する
ホームページについて、高齢者や障がい者を含め、誰もが
ホームページ等で提供される情報や機能を支障なく利用できるように、
ウエブアクセシビリティに対応するよう求めていることから、
リニューアル後は国が求める
適合レベルに準拠するよう、これまで
ホームページ上で省略して表現しているもの、例えば曜日を括弧書きで表現したものを省略せずに表現することで、音声読み上げ機能使用時に正確に読み上げされるようにいたします。
また、
ホームページで利用する色については、黒のほか、原則として赤と青を基調とした色使いとし、誰もが見やすくなるように変更いたします。
4点目は、
自動翻訳サービス機能の追加でございます。現在は、
避難所一覧やほっと
スルメール案内などの一部内容のみ英訳したページがございますが、
リニューアル後は全てのページを英語、韓国語のほか、中国語の簡体字と繁体字の4言語で翻訳できる機能を追加することで、外国人に対して配慮してまいります。
最後に、今後の
スケジュールでございますが、今月26日から職員向けの研修を実施するほか、12月から確認作業や
システム運用テストを行い、令和2年1月7日から新
ホームページを公開いたします。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について、皆さんから御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
4
指定管理者候補者の選定について(青葉湖
展望交流施設)
○高山 委員長 次に、青葉湖
展望交流施設の
指定管理者候補者の選定について報告願います。
◎畑内
南郷事務所長 それでは、青葉湖
展望交流施設の
指定管理者候補者の選定について、お手元の資料に基づきまして御説明申し上げます。
青葉湖
展望交流施設の
指定管理者の公募を行ったところ、1団体からの応募があり、八戸市
指定管理者選定委員会の審査を経まして、山の
楽校運営協議会を
指定管理者候補者として選定したものでございます。
指定の期間は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間でございます。
指定管理料の提案額は、5年間で5390万円であり、今後候補者と協議の上、決定するものでございます。
公募、選定の概要でございますが、選定までの経過につきましては資料に記載のとおりでございます。
応募団体につきましては、1団体でございます。
選定結果でございますが、
外部委員4名を含む8名で構成する
指定管理者選定委員会におきまして、
選定基準に基づき
申請書類等の内容審査と
ヒアリングを行った結果、総合的にすぐれていると評価されたため、山の
楽校運営協議会を
指定管理者候補者として選定したものでございます。
選定基準につきましては別紙1、
選定評価表につきましては別紙2のとおりでございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
なお、
指定管理者の指定につきましては、議会の議決を要することから12
月市議会定例会に提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆伊藤 委員 この
指定管理の料金なんですけれども、前期の場合の5年間と今回提示された額を比較すると、1000万円ですか、増額されているわけですけれども、この1000万円という大変多額だと思うんですけれども、この増額の理由というのはどの辺にあるんでしょうか。
◎畑内
南郷事務所長 増額の理由につきましては、人件費の部分が大きく、給料で大体7%と、あと新規としてアルバイトの通勤手当付加分が積算されまして、あと保険料等の部分で21%、前回から比べるとその部分が多くなっております。
また、施設整備等の維持管理経費についても、21%ほどの増となっております。施設の老朽化等もございまして、ボイラー点検等の部分もその積算に含めております。
それから、市で行っておりました建築設備点検につきましても、
指定管理者のほうで委託してもらうということから、その部分も新規になっておりまして維持管理経費として全体で21%の増となっているものでございます。
以上でございます。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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5 八戸市
景観計画改定案の概要について
○高山 委員長 次に、八戸市
景観計画改定案の概要について報告願います。
◎前田
まちづくり文化スポーツ部次長兼
まちづくり文化推進室長 それでは、八戸市
景観計画改定案の概要について御説明をいたします。
まず、改定の経緯でございますが、当市においては、国の景観法策定前に八戸市景観形成基本計画を、その後、景観法を受けて八戸市景観計画を策定しておりますが、それぞれの計画策定から10年以上が経過しており、また上位計画となる八戸市都市計画マスタープランの改定や是川石器時代遺跡を含む、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産国内推薦候補に選定されるなど、景観行政を取り巻く状況変化に対応し、今回計画を改定することといたしました。
改定のポイントでございますが、まず、景観形成基本計画と景観計画を統合した計画といたします。次に、重点的に景観づくりを進める地区を景観重点候補地区とし、順次景観重点地区化を検討してまいります。このうち是川石器時代遺跡周辺地区を本改定におきまして是川景観重点地区と位置づけ、独自の行為の制限事項を規定してまいりたいと考えております。
次に、これまでの経過と今後の
スケジュールについて御説明をいたします。
本年1月に市民アンケートを実施し、景観に対する意識調査などを行っております。また、改定の素案ごとに、是川景観重点地区住民との意見交換会を是川縄文館などを会場に4回行っております。同じく、素案ごとに景観審議会に諮問をし、審議いただいております。
今後でございますが、
パブリックコメントを実施し、来年2月には都市計画審議会へ諮問、景観審議会とあわせて答申をいただき、これらを反映し、3月には
景観計画改定案を確定、公示を行い、あわせて必要となる景観条例の改正議案を御審議いただく予定であります。
新たな景観計画及び景観条例の施行は、来年7月を予定してございます。
それでは、改定案の概要について御説明いたします。
別紙の
景観計画改定案概要をごらんいただきたいと思います。
まず、章立てについてでございますが、ごらんの第1章から第8章に加えまして、別章で是川景観重点地区の章を設けております。このうち、第5章、第6章、第7章につきましては、これまでの計画を基本的に踏襲するものであり、また景観の現状を捉えた第2章とあわせてこちらの説明は省略をさせていただきます。
次に、主な内容でございますが、第1章、景観計画について、対象区域でございますが、本計画の対象地域はこれまで同様、八戸市全域とするものでございます。
次に、第3章、景観づくりの基本姿勢でございます。現計画及び都市計画マスタープランを踏まえまして、景観づくりの基本姿勢として、海から拓けた街八戸のシンボルである海との関わりを活かした景観づくり、活力あふれる北東北の中核都市にふさわしい景観づくり、歴史を引き継ぎ、文化をはぐくむ景観づくり、豊かな自然を守り、水とみどりが調和した潤いのある景観づくり、地域に根ざしたゆとりのある住環境づくりと協働による景観づくりの5項目を定めております。
次に、第4章、景域・地区別の景観づくりの方針についてですが、景観の特徴を踏まえた景観づくりの方針を定めるため、面的景域、景観拠点、景観軸の3つの景域を設定しております。このうち景観拠点につきましては今回新たに設定するもので、それぞれの景域について景観づくりの方針を掲げております。
また、特に重点的に景観づくりを進める必要のある地区を景観重点地区とすることとし、本計画では6地区を候補地区として選定をし、おおむね5年程度で重点地区の指定を検討してまいります。
なお、是川地区につきましては、先ほど申し上げましたとおり、本計画において景観重点地区として指定してまいります。
候補地区については、ごらんのとおりでございます。
次のページの図は、これらの景域等を図に落としたものでございます。
次に、第8章、景観づくりに関する施策につきましては、引き続き市民、事業者、市が相互に連携をして取り組んでいくことを基本とし、八戸市景観賞や景観教育といったこれまでの取り組みの見直しを行った上で、景観づくりに関する普及啓発や人材育成について重点的に施策を検討していくことといたしました。
次のページをお開き願います。
別章、是川景観重点地区について御説明をいたします。
まず、景観づくりの方針といたしまして、是川遺跡の整備基本計画を踏まえ、縄文文化を感じさせるよう、周辺の自然的要素との調和に努めるなどを初め、資料に記載の5項目を掲げます。
下の図は、今回独自の制限事項を設ける対象区域を、図の赤い太線枠のエリアに設定するものでございます。区域の設定に当たりましては、是川遺跡の整備基本計画と世界文化遺産の緩衝地帯として市が検討した区域を参考として設定をしております。
具体的な行為の制限事項についてですが、次の良好な景観形成のための行為の制限をごらんいただきたいと思います。
まず、届け出対象範囲についてですが、対象行為別に太枠で囲んだ内容とするもので、現在の届け出の対象範囲を参考として右側に記載しております。例えば、建築物の新築につきましては、現在は建築面積1000平米を超えるもの、または高さ10メートルを超えるものとしておりますが、今回の景観重点地区につきましては、延べ床面積10平米を超えるものとするものでございます。この届け出対象範囲につきましては、北海道・北東北の縄文遺跡群世界遺産保存活用協議会において示された基準と同様とするものでございまして、関係する自治体で足並みをそろえて対応していくものでございます。
次に、景観形成基準についてですが、下記の枠内に記載のとおり、建物の形状、高さ、色調などにつきまして基準を設け、緩やかに規制誘導を図っていくものでございます。
また、4に記載のとおり、屋外広告物につきましても、高さ規制や建物の屋根、屋上には広告物を設置しないこととするなど、独自の制限事項を追加することとしております。
以上で、八戸市
景観計画改定案の概要についての説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆伊藤 委員 これまで、4回地域住民の方々から御意見を伺ったということでありますけれども、4回の中で、重立ったもので結構でございますけれども、どのような御意見が出されたか教えてください。
◎前田
まちづくり文化スポーツ部次長兼
まちづくり文化推進室長 まず、開発等に対する届け出の対象がふえるということになりますので、その辺の手続が煩雑になることに対する懸念ということが意見として出されております。
それから、複数意見として、農地等の耕作放棄の問題でございまして、雑草等が伸びるということに対して何か規制がかかるのかというような御質問がございました。こちらに関しては、現在の景観行政の中では特に具体的に取り締まるという対象になっておりませんので、他の取り組みの中での対応になるということで回答してございます。
以上でございます。
◆伊藤 委員 令和3年あたりに登録されるという見通しに向けて、この地域の方だけではなく、八戸市民、また関連する遺跡の地域の方々が大いに期待しているところでありますけれども、特に地域の住民の方々にはそのことを誇りに思いながら、これからの地域の振興に当たっていただき、縄文の里としての意識をもっともっと住民の方々に高めていっていただければと思ったので、どんな意見が出ているのかなというのに関心があったわけです。今非常に手続の問題であるとか、耕作放棄地のこと、具体的なことが出てきたんですけれども、こればかりではなくて、これからこの是川地域がどのような地域づくりをしていくかということにつなげていかないといけないと思いますので、これからさらに地域の方々とはこのような会合を継続してやっていかれるのかと思いますけれども、今後、そのあたりはどのようにお考えになっていらっしゃるか伺いたいと思います。
◎小保内 是川縄文館長 これまでも共同でやってきておりましたけれども、今後もまた継続して、常に連携をとりながら地域との振興を図っていきたいと考えております。
◆伊藤 委員 縄文の里の景観というと、それぞれ専門的なことを含めればいろいろあるかと思いますけれども、この景観条例がより厳しくなったということで地域住民の方々もかえって住みにくくなったということがないよう、その辺を本当に充分に話し合いをしながら御理解をいただいていくということをやっていただきたいと御期待申し上げたいと思います。
以上です。
○高山 委員長 よろしいですか。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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6 八戸市
多賀多目的運動場天然芝球技場ネーミングライツ・スポンサー選定結果について
○高山 委員長 次に、八戸市
多賀多目的運動場天然芝球技場ネーミングライツ・スポンサー選定結果について報告願います。
◎下村
スポーツ振興課長 それでは、八戸市
多賀多目的運動場天然芝球技場ネーミングライツ・スポンサー選定結果について御報告いたします。
資料に沿って御説明申し上げます。
1、ネーミングライツの対象施設は、八戸市多賀多目的運動場天然芝球技場で、2の募集の結果ですが、2社からの応募がございました。
八戸市
まちづくり文化スポーツ部長を委員長とする、八戸市多賀多目的運動場天然芝ネーミングライツ・スポンサー
選定委員会を庁内で組織し、応募金額、呼称案、応募者の事業内容や経営状況、社会貢献活動の内容などを総合的に判断し、選定を行った結果、3のネーミングライツ・スポンサーとしてプライフーズ株式会社が選定されました。
そのため、4の特定呼称はプライフーズスタジアムで、5の契約金額は消費税別で年額350万円、6の契約期間は令和2年1月1日から令和6年12月31日までの5年間であります。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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7 平成30年度
包括外部監査結果に対する
措置状況について
8 平成29年度
包括外部監査結果に対する
措置状況について
9 平成28年度
包括外部監査結果に対する
措置状況について
○高山 委員長 次に、平成28年度から平成30年度までの
包括外部監査結果に対する
措置状況の3件について、一括して報告を願います。
◎田中
行政管理課長 それでは、案件の順番に沿いまして、平成30年度
包括外部監査結果に対する
措置状況につきましてから、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
まず、本日の資料といたしましては、ただいまごらんいただいております概要資料のほか、次のページから別紙1として目次に相当する
措置状況の一覧表と、別紙2として各項目の指摘概要及び
措置状況を具体的に記載したものをおつけしております。
それでは、改めまして説明に入らせていただきますが、本件は平成30年度の
包括外部監査結果報告書において指摘された事項に対する本年10月末現在の
措置状況につきまして、地方自治法第252条の38第6項に基づき監査委員に通知を行いましたので、その概要を御報告するものでございます。
まず、1の監査の概要でございますが、(1)の監査のテーマは防災に関する事務事業の執行についてで、(2)の対象事業は、八戸市復興計画に登載されている事業のうち、市が防災の仕組みを構築するために実施する事業として31課83事業が選ばれ、(3)の実施期間は平成30年7月から報告書が提出された31年2月18日まで、(4)の監査結果としましては、措置をすることが必要とされる監査の結果は11項目、改善を要望する意見が56件の合計67項目となっております。
続いて、2の
措置状況でありますが、表上と下の2つを載せておりますが、まず表の下のほうにあります措置区分をごらんください。
措置状況につきましては、措置済、現状維持、検討中の3つがあり、まず措置済とは措置が完了しているもの、または今後の具体的な対応方針、内容を確定させたもの、続いて現状維持は合理的な理由があるとして現状のとおりとするもの、そして検討中は措置の途中であるもの、または具体的な対応方針等を検討中のものとしております。
なお、地方自治法に基づく監査委員への通知対象は、このうち措置済及び現状維持としており、検討中の項目に係るその後の
措置状況につきましては翌年度以降通知することとしております。
上の表に戻っていただきまして、指摘を受けました全67項目についての
措置状況を御説明申し上げますと、指摘区分のうち、監査の結果としたものにつきましては、措置済が7項目で全体の10.4%、現状維持がゼロ項目、検討中が4項目で6%、指摘区分のうちの改善が望まれる意見につきましては、措置済としたものが28項目で41.8%、現状維持がゼロ項目、検討中が28項目で41.8%、指摘された全項目のうち、合計としては、措置済としたものが35項目で52.2%、現状維持がゼロ項目、検討中が32項目で47.8%となっております。
なお、検討中の項目には一部中期的な検討が必要な項目のほか、今年度内の措置に向けて準備を進めている項目も含まれております。
続いて、3の結果の公表ですが、本日付で監査委員による告示が行われるとともに、
市ホームページに掲載することとしております。
続いて、次のページの別紙1をごらん願います。
こちらは、
措置状況一覧表として整理したものとなっておりますが、上の表では、監査の結果及び意見、
措置状況の件数のまとめを、下の表では2ページにわたりますが、指摘区分、対象課名、指摘事項、該当する
措置状況のほか、この後御説明いたします別紙2での参照ページ番号を記載してございます。
続いて、その次のページの別紙2をお開き願います。
こちらは、指摘項目ごとに、区分、番号、報告書のページ番号、指摘概要と具体的な措置の実施状況を指摘順に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
引き続き、平成29年度
包括外部監査結果に対する
措置状況につきまして、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
なお、この資料構成は先ほどの平成30年度の
措置状況と同様に、ただいまごらんいただいております概要資料のほか、次ページから別紙1として目次に相当する
措置状況の一覧表と、別紙2として各項目の指摘概要及び
措置状況を具体的に記載したものをおつけしております。
それでは、改めて説明に入らせていただきます。
本件は、平成29年度の
包括外部監査結果報告書において指摘された事項に対する本年10月末の
措置状況につきまして、地方自治法第252条の38第6項に基づいて監査委員に通知を行いましたので、その概要を報告するものであります。
まず、1の監査の概要でございますが、(1)の監査のテーマは①の出資団体の財務事務の執行及び経営管理について及び②の八戸市立図書館及び八戸市博物館に係る財務事務の執行についてでありまして、(2)の対象団体は、①のテーマでは八戸市総合健診センター、八戸市社会福祉事業団、なんごうプラザ、八戸地域地場産業振興センターが選ばれ、②のテーマでは八戸市立図書館、八戸市博物館が対象となっております。(3)の実施期間は、平成29年7月から報告書が提出された平成30年2月22日まで、(4)の監査結果としましては、措置をとることが必要とされている監査の結果が26項目、改善を要望する意見が49項目の合計75項目となっております。
続いて、2の
措置状況でございますが、まず、表の下に記載しておりますとおり、措置区分は先ほどの平成30年度の区分と同様に、措置済、現状維持、検討中の3つの区分に整理しております。また、地方自治法に基づく監査委員への通知の対象につきましても同様に、措置済及び現状維持としておりまして、検討中の項目に係るその後の
措置状況は翌年度以降通知するものとしております。
上の表に戻っていただきまして、昨年度御報告させていただいた平成30年10月末までに措置済となっている項目につきましては全75項目中47項目、内訳としますと、監査の結果が25項目、意見が22項目でございました。
表中の太線で囲んでいる部分になりますが、平成30年11月1日現在で検討中であった残り28項目につきまして
措置状況を御説明申し上げますと、指摘区分のうちの監査の結果につきましては、措置済としたものが1項目で全体の1.3%、現状維持及び検討中がゼロ項目、指摘区分のうち意見につきましては、措置済としたものが14項目で18.7%、現状維持がゼロ項目、検討中が13項目で17.3%、合計としましては、指摘された全項目のうち、措置済が15項目で20%、現状維持がゼロ項目、検討中が13項目で17.3%となってございます。
続いて、3の結果の公表ですが、平成30年度の説明と同様に、本日付で監査委員による告示が行われるとともに、
市ホームページに掲載することとしております。
続いて、次のページの別紙1をごらん願います。
こちらは先ほどの説明と同様に、
措置状況一覧表として整理したものとなっておりまして、下の表の右側にはこの後御説明いたします別紙2での参照ページ番号を記載してございます。
続いて、その次のページの別紙2をお開き願います。
こちらも、先ほどの平成30年度と同様に、指摘区分ごとに、区分及び番号、報告書のページ番号、指摘概要と具体的な措置の実施状況を指摘順に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
引き続きまして、平成28年度
包括外部監査結果に対する
措置状況につきまして、お手元の資料に基づき御説明いたします。
なお、資料構成は先ほどの平成30年度、平成29年度の
措置状況と同様に、ただいまごらんいただいております概要資料のほか、次ページから別紙1として目次に相当する
措置状況の一覧表と、別紙2として各項目の指摘概要及び通知状況を具体的に記載したものをおつけしております。
それでは、改めて説明に入らせていただきますが、本件は、平成28年度の
包括外部監査結果報告書において指摘された事項に対する本年10月末現在の
措置状況につきまして、地方自治法第252条の38第6項に基づき監査委員へ通知を行いましたので、その概要を報告するものであります。
まず、1の監査の概要でございますが、(1)の監査のテーマは委託事業に係る財務事務の執行についてで、(2)対象事業は一般会計における1000万円以上のソフト事業として35課100事業が選ばれ、(3)の実施期間は平成28年7月から報告書が提出された平成29年3月15日まで、(4)の監査結果としましては、措置をすることが必要とされている監査の結果が76項目、改善を要望する意見が90項目の合計166項目となっておりました。
続いて、2の
措置状況ですが、措置区分は表の下に記載しているとおり、先ほどの説明と同様、措置済、現状維持、検討中の3つの区分に整理しております。なお、地方自治法に基づく監査委員の通知の対象につきましても同様に、措置済及び現状維持としており、検討中の項目につきましては、その後の
措置状況は翌年度以降に通知するものとしております。
上の表に戻っていただきまして、昨年度御報告させていただきました平成30年10月末までに措置済となっている項目は、全166項目中153項目、内訳としますと、監査の結果が74項目、意見が79項目でございました。
表中の太線で囲んでいる部分になりますが、平成30年11月1日現在で検討中であった残る13項目につきまして
措置状況を御説明申し上げますと、指摘区分のうち、監査の結果につきましては、措置済としたものはゼロ項目、現状維持が1項目で全体の0.6%、検討中が1項目で全体の0.6%、指摘区分のうち意見につきましては、措置済としたものが11項目で6.6%、現状維持及び検討中がゼロ項目、合計といたしましては、指摘された全項目のうち、措置済としたものは11項目で6.6%、現状維持が1項目で0.6%、検討中が1項目で0.6%となっております。
なお、検討中の項目は令和2年度の契約への反映に向けて措置の準備を進めている状況にあります。
続いて、3の結果の公表ですが、平成30年及び平成29年度の結果と同様に、本日付で監査委員による告示が行われますとともに、
市ホームページに掲載することとしております。
続いて、次のページの別紙1をごらんください。
こちらは先ほどの説明と同様に、
措置状況一覧表として整理したものとなっており、下の表の右側には、この後御説明いたします別紙2での参照ページ番号を記載してございます。
続いて、その次のページの別紙2をお開き願います。
こちらも、先ほどの説明と同様に、指摘項目ごとに、区分及び番号、報告書のページ番号、指摘概要と具体的な措置の実施状況を指摘順に記載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について、皆様から御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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11 八戸市職員の給与に関する条例等の一部改正(案)の概要について
○高山 委員長 次に、八戸市職員の給与に関する条例等の一部改正案の概要について報告願います。
◎田中
総務部次長兼人事課長 それでは、八戸市職員の給与に関する条例等の一部改正案の概要につきまして、資料に基づき御説明申し上げます。
まず、改正の理由でございますが、青森県人事委員会勧告に基づく青森県職員の給与改定に準じ、一般職の職員の給料月額及び勤勉手当の支給割合を改定し、並びに時間外勤務手当等に係る勤務1時間当たりの給与額の算出方法を改めるとともに、特別職の職員等の期末手当の支給割合を改定するものでございます。
次に、改正の主な内容でございますが、①の一般職の職員は、ア)として給与につきましては、各給料表における初任給及び若年層の給料月額を引き上げ改定するものであります。
次に、イ)の勤勉手当については、再任用職員を除く職員の支給割合を0.05月分引き上げ、(A)の
令和元年度改定分につきましては、12期分の支給割合を0.925カ月分に改定するものであります。(B)の令和2年度改定分につきましては、0.05月分の引き上げを6月及び12月に等分し、それぞれ0.9月分に改定するものであります。
次に、ウ)の改正でございますが、勤務1時間当たりの給与額算出に寒冷地手当、初任給調整手当を加えるものであります。
これら一般職の職員に係る改定につきましては、八戸市職員の給与に関する条例を改正して対応するものでございます。
次のページをごらん願います。
次に、②の特別職の職員及び市議会議員についてでございますが、期末手当について改定を行うもので、これまでも県の特別職等に準じて取り扱ってきているところであり、表中、改定後の箇所(A)の
令和元年度改定分につきましては、12月期分の支給割合を0.05月分引き上げるとともに、(B)の令和2年度改定分につきましては、引き上げ後の年間の支給割合を6月及び12月期に等分するもので、それぞれ表のとおり改定するものでございます。
これらの特別職の職員等に係る改定については、イ)に記載のとおり、3つの条例を改正して対応するものであります。
最後に、関係条例の施行期日につきましては、条例の公布日から施行するものでございますが、一般職の職員の改定につきましては平成31年4月1日に、特別職の職員等の改定分につきましては
令和元年12月1日にそれぞれ遡及して適応し、令和2年度改定分につきましては令和2年4月1日から施行するものでございます。
これらの条例改正につきましては、一括して12
月定例会に提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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12 懲戒処分(酒気帯び運転)の報告について
○高山 委員長 次に、懲戒処分――酒気帯び運転――について報告願います。
◎田中
総務部次長兼人事課長 それでは、このたび地方公務員法第29条第1項により懲戒処分を行ったので、その概要につきまして資料に基づき御報告申し上げます。
まず、処分の概要でありますが、去る
令和元年11月1日に、市長事務部局の班長級職員の57歳の男性に対し、停職4月の懲戒処分を行ったものであります。
次に、懲戒処分の事実概要でありますが、当該職員は、
令和元年8月31日土曜日午前0時ごろ、市内沢里地内の市道において、警察官による検問を受け、呼気検査の結果、基準値を超える呼気1リットル当たり0.18ミリグラムのアルコールが検出され、酒気帯び運転により検挙されました。その後、
令和元年10月に罰金30万円の刑事処分と免許停止90日の行政処分を受けたものであります。
このことは、八戸市職員として市民の信頼に応え、率先して交通法規を守るべき立場にありながら、地方公務員法第33条に規定する信用失墜行為の禁止に違反するとともに、全体の奉仕者としてふさわしくない行為であり、今後このようなことのないよう強く自覚と反省を求めるため、停職処分としたものであります。
飲酒運転につきましては、極めて危険な行為であり、決して行わない強い意志を持って行動するよう、これまでも職員に対して指導してきたところでございますが、今回このような事案が発生いたしまして、まことに申しわけございませんでした。
処分後の対応といたしましては、今回の事案を職員全体の問題として強く自覚し、今後このようなことを起こすことがないよう、全職員に対し、飲酒運転の根絶のほか、交通法規の遵守、交通事故の防止について改めて通知するとともに、臨時庁議において各部長に対し、速やかに課長会議等を開き、再度注意喚起し再発防止に努めるよう指導を依頼したところでございます。
今後は、より一層服務規律の保持徹底を図り、市民の信頼回復に努めてまいりたいと考えております。
以上で報告を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆田端 委員 酒気帯びの飲酒運転というのは、社会的にも重大な問題を起こすことで厳しく処罰されなければならないものだと考えてきましたが、この停職4月という処分は、規定に基づいたものでございますか。
◎田中
総務部次長兼人事課長 市の処分基準におきましては、酒気帯び運転は停職または免職という規定になってございます。
以上でございます。
◆田端 委員 もう一点質問します。今回は停職にとどめて、免職との境の判断というのはどのようにされているのか、聞かせてください。
◎田中
総務部次長兼人事課長 改めて、境というのは特に定めてはございません。これにつきましては、今回の事案の内容、それから警察等の処分の状況、それから過去の事例等を総合的に考慮して処分を下すというような形になってございます。
以上でございます。
○高山 委員長 他にございませんか。
◆伊藤 委員 もうちょっと伺います。免許停止とそれから罰金と、この辺の処分が判明したのはいつごろですか。
◎田中
総務部次長兼人事課長 罰金の処分につきましては10月3日、それから免許停止につきましては10月23日ということになってございます。
以上でございます。
◆伊藤 委員 実は、この事案に関しまして、私どもは知らなかったわけです。それで、むしろ市民の方々のほうがこの情報を得ていて、それで私どもにこのことをわかるかという御質問もございました。そういうことで、こういった特に酒気帯びなどは、本当に市民に対して範をなさなければならない市の職員が犯してしまったわけですから、重大なことなんです。したがって、やはり少なくとも所管の委員会には速やかに御報告をいただきたいと思っているわけですけれども、少なくともこの10月3日にはわかっていた範囲だけでも知らせるべきではなかったのかと思うんですが、この辺のこういう事案に関しまして、いつ所管の委員会などに示すという、報告するということはどのようにお考えになっていらっしゃるんでしょうか。
◎田中
総務部次長兼人事課長 まず、処分につきましてですけれども、本人からそういうこと、今回の場合であれば酒気帯び運転で検挙されたというような報告が市のほうにあって、我々といたしましては、刑事処分なり行政処分が出た段階で速やかに処分を下すという方針でございます。ですので、今回の場合は8月にございましたけれども、10月23日に最終的に警察の部分の処分が確定したということで、それに基づいて当市のほうが懲戒処分の判断を下したということでございます。
それで、報告につきましては、やはり処分をしてしばらくどこにも公表しないというのもやはりいかがなものかと思っておりますので、処分をした場合には速やかに公表するということで考えてございます。委員会のほうには、直近の協議会の場でこれまでも報告してきているという状況でございます。
以上でございます。
◆伊藤 委員 市民の方々はまたどのようにしてこの情報を得たのか、そこは定かではないんですけれども、しかし、私たちが市民の方々に聞かれたときに、何だ、そんなことがあったのかというようなことで、逆に教えられる場面もあったわけです。したがいまして、一番はそういう処分が決まった後に報告というのは一般的ではあろうかと思いますけれども、やはりこういう重大な過失の場合にはその途中経過でもお知らせいただければ、私たちもそのようなことで把握できるんではないかとも思うんですけれども、今後そういったあたりをぜひ検討していただければと要望しておきます。
○高山 委員長 ほかにありませんか
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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13 八戸市
公契約制度研究会議における検討結果について
○高山 委員長 次に、八戸市
公契約制度研究会議における検討結果について報告願います。
◎長内 契約検査課長 それでは、八戸市
公契約制度研究会議における検討結果について御説明申し上げます。
お手元の資料をごらんください。
当市では、独自の公契約制度の内容、方向性などについて調査、研究を進めるため、平成30年7月から本年10月にかけて、有識者、労使関係団体等で構成する八戸市
公契約制度研究会議を計6回開催し、意見交換を実施したところでございます。
まず、当会議で委員からいただいた主な意見といたしましては、工事の請負契約における元請、下請関係の適正化を踏まえ、市として最低限の制度は必要である、事業者への意識啓発等の観点から条例での制度実施が望ましい、事業者の制度に対する理解が進んでいない現状では賃金下限額の設定は困難であるなどの意見をいただいております。
次に、制度方針案でございますが、当会議での検討結果を踏まえ、制度の周知を図るため、公契約に関する
基本方針と受注者、発注者双方の責務を盛り込むとともに、制度の実効性を担保するため、労働環境の確認を行うことを柱とした条例の制定を目指すこととしたものでございます。
制度の具体的な内容といたしましては、公契約に従事する労働者の適正な労働環境の確保及び元請、下請関係の適正化を図るため、対象契約を受注した元請業者及び一次下請業者から労働環境に関する報告を求め、労働環境の確認を行うほか、必要に応じて賃金台帳などの調査を行うことといたしております。
なお、制度対象契約は、予定価格1億5000万円以上の工事請負契約を対象とする予定としております。
最後に、今後の
スケジュールでございますが、今年度は、制度内容の詳細検討のほか、事業者向け研修会の開催を予定しています。令和2年度は、
パブリックコメントの実施、公契約条例案の議会提出、制度説明会の開催を予定しております。令和3年度は、公契約条例を実施し、制度の運用を開始したいと考えております。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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14 八戸市市税条例の一部改正(案)の概要について
○高山 委員長 次に、八戸市市税条例の一部改正案の概要について報告願います。
◎木村 収納課長 それでは、八戸市市税条例の一部改正案の概要について御説明申し上げます。
お手元の資料をごらんください。
1の改正の理由でございますが、身体障がい者等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税種別割の減免申請は、毎年度来庁し手続することとしておりますが、身体障がい者等の負担軽減を図るため、来庁せずに申請できるようその手続内容を簡略化するためのものでございます。
2の改正の主な内容でございますが、前年度に身体障がい者等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税種別割の減免決定を受けた者で、前年度と申請事項に変更がなく継続して減免申請をする場合、申請手続を簡略化できる規定を整備するものでございます。
3の継続減免申請の対象者でございますが、八戸市市税条例第71条の2第1項第1号に定める身体障がい者等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税種別割の減免でございまして、①として、身体障がい者等が所有する軽自動車等で当該身体障がい者等がみずから運転するもの、いわゆる身体障がい者本人が運転するもの。②として、身体障がい者等が所有する軽自動車等で、当該身体障がい者等と生計を一にする者が専ら当該身体障がい者等のために運転するもの、いわゆる身体障がい者の御家族の方が運転するもの。③として、身体障がい者等のみで構成される世帯の身体障がい者等が所有する軽自動車等で、当該身体障がい者等を常時介護する者が専ら当該身体障がい者等のために運転するもの、いわゆる身体障がい者を介護する方が運転するものとなっております。
4の減免の流れでございますが、まず継続減免申請の対象となります身体障がい者等の方々から現況報告のための書類を提出していただきます。これは2月ころを予定しております。次に、提出された現況報告書をもとに、申請事項に変更がないか確認作業を行います。確認作業の結果、申請事項に変更がないと確認された方につきましては、5月の納税通知書と同時に継続減免申請書の様式を送付いたしますので、この継続減免申請書のみを郵送により提出していただくことで減免申請の手続は完了となります。
なお、現況報告書の提出がなかった方、現況報告書の内容に変更がある方につきましては、新規の手続と同様に収納課窓口で申請をいただくこととなります。
5の減免決定者数ですが、今年度の軽自動車税の減免決定者数は全体で883件となっております。このうち、身体障がい者812件が今回の継続減免申請の対象となるものでございます。
6の条例の施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。
この条例改正案につきましては、12
月定例会に提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
15
自動車破損事故報告及び
損害賠償額の決定について
○高山 委員長 次に、
自動車破損事故報告及び
損害賠償額の決定について報告願います。
◎橋本
教育部次長兼
教育総務課長 それでは、
自動車破損事故報告及び
損害賠償額の決定について、2件御報告申し上げます。
お手元の資料をごらんください。
まず、その1についてですが、発生日時は
令和元年7月31日午後2時30分ごろでございます。
発生場所は、湊小学校、相撲場周辺でございます。
事故の概要ですが、学校用務員が相撲場周辺の除草作業を行っていたところ、使用していた刈り払い機の刈り刃に接触した石が飛び散り、駐車中の車に衝突し、運転席側ガラス等を破損したものでございます。
当該事故に関する
損害賠償額は、修繕費用としての34万4069円で、全国市長会学校災害賠償補償保険の補償対象となることから同額給付となるもので、
令和元年10月4日に34万4069円を専決処分し、相手方と示談が成立いたしました。
次に、その2についてですが、発生日時は
令和元年8月27日午後4時ごろでございます。
発生場所は、島守小学校、体育館北側付近でございます。
こちらも、学校用務員が体育館北側の除草作業を行っていたところ、使用していた刈り払い機の刈り刃に接触した石が飛び散り、駐車中の車に衝突し、運転席側ガラス等を破損したものでございます。
当該事故に関する
損害賠償額は、修繕費用としての36万5461円で、これにつきましても全国市長会学校災害賠償補償保険の補償対象となっていることから同額給付となるもので、
令和元年10月4日に36万5461円を専決処分し、相手方と示談が成立いたしました。
なお、7月、8月と刈り払い機の飛び石による自動車破損事故が続いたことから、9月24日付で各市内小中学校長宛てに刈り払い機の安全取り扱いについて注意喚起を通知しており、今後も再発防止のため定期的に注意喚起を図ってまいります。
以上で報告を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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16 旧
柏崎小学校校舎及び
屋内運動場他
解体工事請負の一部変更契約の締結をすることの専決処分について
○高山 委員長 次に、旧
柏崎小学校校舎及び
屋内運動場他
解体工事請負の一部変更契約の締結をすることの専決処分について報告を願います。
◎橋本
教育部次長兼
教育総務課長 それでは、旧
柏崎小学校校舎及び
屋内運動場他
解体工事請負の一部変更契約の締結をすることの専決処分について、お手元の資料で御説明申し上げます。
まず、1の工事の名称は、旧
柏崎小学校校舎及び
屋内運動場他解体工事で、2の契約者は三友・曽我特定建設工事共同企業体でございます。
3の変更契約の内容でございますが、契約額を変更するもので、変更前3億3629万6880円だった契約額を、変更後3億3658万4900円とするもので、28万8020円の増額であります。
次に、主な変更理由ですが、校舎地下の下水道用の埋設配管の撤去作業を行ったところ、隣接する歩道が破損したため、これを復旧する工事が必要となったものでございます。
なお、本案件につきましては
令和元年11月7日に専決処分しており、本専決処分につきましては市議会12
月定例会で御報告申し上げる予定でありますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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17
八戸市立学校設置条例の一部改正(案)の概要について
○高山 委員長 次に、
八戸市立学校設置条例の一部改正案の概要について報告願います。
◎中村 学校教育課長 それでは、
八戸市立学校設置条例の一部改正案の概要について、お手元の資料に基づいて御説明いたします。
1として、改正理由は、町畑小学校に美保野小学校を統合することにより、美保野小学校を廃止するためのものでございます。美保野小学校を今年度末で閉校し、来年4月1日に町畑小学校に統合することに伴う条例の一部改正を市長に申し入れることについて、先月30日開催の教育委員会定例会において議決いただきました。これによりまして、今回、
八戸市立学校設置条例の一部改正を行うものでございます。
2として、改正内容は、条例中、別表の中から、八戸市立美保野小学校の項を削るものでございます。また、当該条例改正に伴い、八戸市学校給食条例の別表の中から、八戸市立美保野小学校の項を削るものでございます。
3として、施行期日は、令和2年4月1日とするものでございます。
なお、この条例の一部改正につきましては、12月議会に提案を予定しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
説明は以上でございます。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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18
市内小学校女子児童に対する切りつけ事件について
○高山 委員長 次に、
市内小学校女子児童に対する切りつけ事件について報告願います。
◎伊藤 教育長 まずは、
総務協議会への教育長出席の願いを許可くださいましたことを、お礼申し上げます。
本日、残念な報告となりますことをお許し願いたく存じます。
このたび、
市内小学校女子児童が下校中に首を切りつけられ、全治3週間のけがを負ったことに加え、市内中学校男子生徒が逮捕されるという事案が発生し、教育長としてこの事態を非常に重く受けとめております。
今回のような事案が発生したことは痛恨の極みであり、委員の皆様にも大変御心配をおかけいたしました。何よりも、被害児童が負った心身の傷を思いますと、申しわけない気持ちでいっぱいであります。被害児童の一日も早い回復を祈りますとともに、子どもたちが安心して生活できる教育環境づくりに努めているところであります。
子どもたちの心のケアを最優先に、スクールカウンセラーによるカウンセリングの実施、子どもたちが安心して登下校できるよう、教職員による立哨指導、
PTAや地域諸団体の協力を得ての登下校の見守りの強化をお願いし、現在も継続中であります。
各校においては、今回の事案の重大さに鑑み、臨時職員会議等を開催し、児童生徒の安全確保のあり方について再確認を行い、命の大切さに関する指導や悩みを抱えている子どもへの支援の充実に努めているところであります。
教育委員会では、引き続き各校の取り組みの支援に努めますとともに、今後も小中学校長会を初め、県教育委員会や関係機関等と連携し、命最優先の教育の充実と安全安心な学校づくりに一丸となって取り組んでまいります。
委員の皆様には、今後ともこれまで同様、御教示を賜りますようお願いを申し上げます。
事件の概要等につきましては、担当課長より御説明申し上げます。
◎西山 教育指導課長 私からは、
市内小学校女子児童に対する切りつけ事件について、お手元の資料に基づいて御説明申し上げます。
11月12日火曜日、
市内小学校女子児童が帰宅途中、市内中学校男子生徒に切りつけられる事案が発生しました。帰宅後、児童が家族に被害を訴え、家族が119番に通報し、八戸警察署から市教育委員会に情報提供がありました。
11月13日水曜日、八戸警察署は、防犯カメラの映像等をもとに被疑者を特定し身柄を確保した後、男子生徒を殺人未遂の容疑で緊急逮捕しました。
男子生徒は、11月14日木曜日、青森地方検察庁八戸支部に送致され、八戸簡易裁判所にて10日間の勾留が決定しております。
本事件の発生日時は11月12日火曜日午後4時40分、発生場所は八戸市新井田西1丁目先路上です。
被害者は、
市内小学校女子児童です。被疑者は市内中学校男子生徒です。
傷害の状況は、右前頸部を10センチメートルほど切られ、傷の深さは最大1センチメートルで全治3週間と診断されています。被害者につきましては、現在順調に回復していると伺っております。
教育委員会の対応につきましては、12日火曜日午後5時10分、八戸警察署からの指示に基づき、事故発生現場の近隣校7小学校、5中学校に電話連絡をし、①として、可能な限り保護者引き渡し、または教職員付き添いのもと帰宅、②として、教職員等による立哨指導、③として、残留児童生徒に安全指導、迎えに来ている保護者へ注意喚起を依頼しました。
12日火曜日午後5時59分、市内学校関係者、保護者にほっとスルメールを通して本事案についての情報提供と注意喚起を行いました。その後、一般市民には防災危機管理課がほっとスルメールで情報提供と注意喚起を行いました。
13日水曜日午前2時40分、八戸警察署が被疑者を特定して殺人未遂の容疑で逮捕したとの報道発表を受け、13日水曜日午前7時に、市内学校関係者、保護者にほっとスルメールを通して被疑者逮捕についての情報提供と今後の児童生徒の安全確保についての協力を依頼しました。
13日水曜日午後3時30分から総合教育センターで記者会見を行い、午後4時から小中学校臨時校長会を公開で開催しました。
13日水曜日から、当該校に臨床心理士等のカウンセラーを派遣し、児童生徒の相談体制づくりを進めております。
15日金曜日午後4時から、非公開で臨時教育委員会を開催し、これまでの状況を説明し、情報共有を図りました。
説明は以上でございます。
○高山 委員長 では、ただいまの報告について、委員長の私から申し上げたいことがございます。
ただいま、伊藤教育長並びに西山教育指導課長から報告のとおりで、まさに衝撃的な事件でありました。そして、今ここにその概要について、あるいは対応について報告をしていただきましたけれども、本事件は、殺人未遂事件として警察による捜査が継続しているところであります。本件の事件解明はもとより、被害者である女子児童及び加害者である男子生徒、またその御家族全体へのケア、学校及び地域へのケアという、非常にシビアであり、そして重要なことでもあります。
つきましては、これからは今後の経過を見守りながら、随時教育委員会からの報告を受けながら、そしてまた八戸市としてのいろいろな対応を随時見守りながら、委員の皆様とともに対応してまいりたいと思いますが、皆さんよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 では、そのようにいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
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19
指定管理者候補者の選定について(
南郷図書館及び
図書情報センター)
○高山 委員長 次に、
南郷図書館及び
図書情報センターの
指定管理者候補者の選定について報告願います。
◎田茂 図書館長 それでは、
南郷図書館及び
図書情報センターの
指定管理者候補者の選定について御説明いたします。
お手元の資料をごらんください。
指定管理者の公募を行った結果、2団体から応募があり、八戸市
指定管理者選定委員会での審査を経て、資料のとおり
指定管理者候補者を選定いたしました。
指定管理者候補者は、株式会社図書館流通センター、代表取締役、細川博史で、本社所在地は東京都でございます。
指定管理者としての指定は議会の議決を要件とすることから、
令和元年12
月市議会定例会での指定議案議決後に行うものでございますので、よろしくお願いいたします。
指定の期間は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間でございます。
指定管理料の5年間の提案額は、市が提示した上限額と同額の2億4939万1000円で、現在の第3期
指定管理料2億3961万3000円より超過した主な理由は、人件費の上昇によるものでございますが、今後、候補者との協議の上、
指定管理料を決定するものでございます。
公募、選定の概要につきましては、資料のとおりでございます。
応募団体数は2団体、内訳は株式会社2社でございました。
選定結果ですが、
外部委員3名を含む6名で構成された
指定管理者選定委員会において、
選定基準に基づいて審査、採点を実施した結果、株式会社図書館流通センターが総合的にすぐれていると評価されたため、当該団体を
指定管理者の候補者といたしました。
なお、
指定管理者候補者の
選定基準と
選定評価表は別紙1及び別紙2のとおりでございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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20 八戸市基金の設置及び管理に関する条例の一部改正(案)の概要について
○高山 委員長 次に、八戸市基金の設置及び管理に関する条例の一部改正案の概要について報告願います。
◎古里 博物館長 続きまして、八戸市基金の設置及び管理に関する条例の一部改正案の概要について、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
改正の理由でございますが、新たに史跡根城跡整備基金を設置するためのものでございます。
改正の内容でございますが、史跡根城跡の整備について、整備財源の積み立てを行うこと及び史跡根城跡整備のために寄せられた寄附金等の積み立てを行うことを目的として、新たに史跡根城跡整備基金を設置するものでございます。
施行期日は、公布の日からでございます。
本条例の一部改正案につきましては、12
月市議会定例会への提案を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
以上で、本日予定しておりました理事者からの報告案件は全て終了いたしました。
この際、その他で何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○高山 委員長 ないようですので、以上で
総務協議会を閉じます。
皆様、御苦労さまでした。
午前11時32分 閉会...