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  1. 八戸市議会 2019-06-24
    令和 1年 6月 屋内スケート場・スポーツ文化施設建設特別委員会-06月24日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 1年 6月 屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会-06月24日-01号令和 1年 6月 屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会   屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和元年6月24日(月)午前10時00分~午前10時44分 第4委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 委員並びに職員紹介  ● 当委員会設置目的等について  ● 議題   1 八戸公会堂公民館耐震改修工事について   2 八戸スポーツ推進計画について   3 八戸市新美術館整備事業について   4 屋内スケート場事業進捗状況について   5 竣工記念イベントについて   6 長根屋内スケート場館長について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  岡 田   英 君
     副委員長 小屋敷   孝 君  委 員  山之内   悠 君   〃   吉 田 洸 龍 君   〃   久 保 しょう 君   〃   伊 藤 圓 子 君   〃   立 花 敬 之 君   〃   五 戸 定 博 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  まちづくり文化スポーツ部長   原 田 悦 雄 君  新美術館建設推進室長      山 田 泰 子 君  まちづくり文化スポーツ部次長兼 前 田   晃 君  まちづくり文化推進室長  まちづくり文化スポーツ部次長兼 河原木   実 君  屋内スケート場建設推進室長兼  国体室長  スポーツ振興課長        下 村 晃 一 君  八戸ポータルミュージアム館長  三 浦 順 哉 君  屋内スケート場建設推進室副室長 辻   匠 志 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 安 藤 俊 一  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○岡田 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 委員並びに職員紹介岡田 委員長 本日は、改組後、理事者を交えた初めての委員会でありますので、委員並びに職員紹介をお願いいたします。  まず、私から挨拶を申し上げます。  皆様、おはようございます。  委員長を拝命いたしました岡田英でございます。  何分若輩者でございますが、皆様の御協力をいただきまして一生懸命務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、小屋敷委員長、挨拶をお願いします。 ○小屋敷 副委員長 おはようございます。  副委員長を拝命いたしました小屋敷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○岡田 委員長 それでは、立花委員から順に挨拶をお願いします。  〔各委員自己紹介〕 ○岡田 委員長 それでは、当委員会に関係する職員紹介をお願いします。 ◎原田 まちづくり文化スポーツ部長 〔本人挨拶及びまちづくり文化スポーツ部職員紹介〕 ○岡田 委員長 ありがとうございました。  最後に担当書記紹介いたします。 ◎担当書記 〔本人挨拶〕 ○岡田 委員長 以上で委員並びに職員紹介を終わります。  ────────────────────────────────────── ● 当委員会設置目的等について ○岡田 委員長 それでは、本日の報告を受ける前に、改めて当委員会設置目的などを確認しておきたいと思います。  当特別委員会は、屋内スケート場の運営並びにスポーツ文化施設建設について調査研究し、その推進を図るため、設置されたものであります。  当特別委員会においては、屋内スケート場有効活用等の検討やスポーツ及び文化施設建設を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸公会堂公民館耐震改修工事について ○岡田 委員長 それでは、議題に入ります。  初めに、八戸公会堂公民館耐震改修工事について説明願います。 ◎前田 まちづくり文化スポーツ部次長まちづくり文化推進室長 それでは、八戸公会堂公民館耐震改修工事について御説明をいたします。  タブレット資料をごらんください。  まず、工事の概要について御説明をいたします。  本工事は、建築基準法の改正を受け、地震の際、天井が落下しないよう公会堂ホールエントランス、ホワイエ、公民館ホール天井脱落防止工事を行うほか、両館の構造躯体耐震化、その他エレベーター、エスカレーター、自動ドアの設置や、各ホールの座席の入れかえ、トイレの洋式化等の改修、館内の段差解消などを行うもので、これまで説明してきた内容変更はございません。  今回、当委員会へは、これら工事に係る入札手続等について変更が生じたことから、その内容について報告するものです。  まず、2の入札手続についてですが、公会堂公民館の建築、電気、機械の各工事については、工期30カ月の一体的な工事として、4月25日に公告、5月24日入札参加申請期限、6月4日開札として、6月議会へ議案の提案をし、7月からの工事着工を予定として事務を進めてまいりましたが、建築工事について期日までに参加申請がなかったことから、入札不成立となりました。  また、これに合わせて電気、機械設備工事についても入札の中止といたしました。  このことから、設計内容及び入札参加条件などを一部変更の上、8月の工事着工を目指し、再度入札手続を進めてまいります。  次に、3、公会堂の使用についてですが、当初予定したスケジュールでは工事着手により7月から休館を見込んでおりましたが、さきに申し上げました変更に伴い、7月中は引き続き開館いたします。この7月中の使用者の決定に当たりましては、現在、公民館ホール使用決定者のうち、公会堂の使用を希望する者を優先することといたします。  最後に、今後の予定ですが、7月中に工事発注手続を行い、8月にはまずは公会堂側から工事着手してまいります。  なお、現在公表している両館の休館予定につきましては、参考として表に記載のとおりですが、今回の変更に伴う8月以降の休館期間への影響につきましては、落札業者工程協議を踏まえた上で、改めて報告をさせていただきます。  以上で説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆伊藤 委員 お伺いいたします。  8月の工事着工を目指しということでありますけれども、そうすると具体的に入札というのはどのあたりをお考えになっていらっしゃいますでしょうか。 ◎前田 まちづくり文化スポーツ部次長まちづくり文化推進室長 入札につきましては、財政部のほうの所管で手続を進めてまいりますが、7月下旬ということで伺っております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員 そのために設計内容とか、入札参加条件の一部変更ということでありますけれども、いろいろ差し支えない範囲で結構でございますが、どのくらい内容変更があったり、どういう条件になるのかお教えいただければと思います。 ◎前田 まちづくり文化スポーツ部次長まちづくり文化推進室長 設計内容変更につきましては、具体的に工事内容変更するということではなくて、工事の単価につきまして、季節変動がありますので、そちらを変更、反映した形で、単価の入れかえを行うということで伺っております。  それから、入札参加条件につきましては、今回の参加申し込みがなかったという中で、いろいろその設計図書購入業者からも条件についても聞き取りをしたというところでございまして、その中でさまざま技術者の不足でありますとか、あとは入札のための実績の要件などについて意見があったということで伺っております。そのあたりを加味した形で入札条件のほうを改めて設定し直して発注されるということで認識しております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員 そうしますと、1回目の入札が不調に終わったということに関する理由は何かというところで、内容変更であるとか条件変更ということを加味すれば、次の入札はかなり可能になるというか、うまくいくという、そういう目算というのは立たなければやらないわけですけれども、そのあたりをどのようにお考えでしょうか。 ◎前田 まちづくり文化スポーツ部次長まちづくり文化推進室長 再度また延期となれば、いろいろ影響も大きいと考えております。当然、これは相手があることですので、100%確実にということは申し上げられませんけれども、一応そのヒアリングも踏まえた中で、入札参加できるような条件を検討した中で、発注事務を進めていくということになると思います。  以上でございます。 ○岡田 委員長 よろしいですか。他にありませんか。 ◆久保〔し〕 委員 今の伊藤議員内容と同じなんですけれども、設計内容がどういう形で参加しやすいような設計にするのかということは、業者が参加しないことには落札もできないので、そこの部分については、基準を例えば条件を下げていくとか、今人も足りないからここについてはじゃあ次の機会にしようかということで、条件を下げてまで入札をするというような、そういうことについても検討するということなんでしょうか。 ◎前田 まちづくり文化スポーツ部次長まちづくり文化推進室長 今の時点でまだ公告前ですので、具体的にその入札条件については、御説明することはちょっと差し控えさせていただきたいと思います。繰り返しになりますけれども、聞き取りなどをした中で、入札参加できるような条件での見直しをしているということで伺っておりますので、参加申し込みがあることを期待しているというところでございます。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 工事を早く進めて、公会堂を使えるような、休む期間を短く、できるだけ減らしていくということを考えれば、やはり業者が参加しやすいような内容にしていくということが必要じゃないかと思って、一応意見として申し上げておきます。  以上です。 ○岡田 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 八戸スポーツ推進計画について ○岡田 委員長 次に、八戸スポーツ推進計画について説明願います。 ◎下村 スポーツ振興課長 おはようございます。  それでは、八戸スポーツ推進計画について御説明を申し上げます。  なお、各委員の皆様には、資料のほか、八戸スポーツ推進計画の正本――厚いほうの冊子及びその概要版――右端に白抜き概要版と書いてありますが、を配付させていただきます。本日は資料と、途中、概要版を使って御説明させていただきたいと思っております。  それでは、初めにタブレット資料をごらんください。  初めに、1の策定の背景でございますが、国では平成23年6月にスポーツ基本法を制定し、その第9条の規定に基づき、現在2期目となりますスポーツ基本計画を定めております。また、そのスポーツ基本法第10条では、国のスポーツ基本計画を参酌して、参考にして、その地方の実情に即した地方スポーツ推進計画を定めるよう努めるものとされております。したがいまして、県では、平成28年3月に青森県スポーツ推進計画を定め、全県におけるスポーツ施策に取り組んでおります。当市では、これら国、県の動向及び市がこれまで実施してまいりました施策とスポーツを取り巻く環境変化を踏まえまして、今後市が実施していくべき施策を効果的かつ効率的に推進するためのスポーツ版マスタープランとして、今回、八戸スポーツ推進計画を策定したものであります。
     参考までに、タブレット資料の次ページにはスポーツ基本法の抜粋を、そしてその次、資料3枚目には国の第2期スポーツ基本計画のポイントを載せております。国の計画では、基本方針を、オリンピックを控えまして、スポーツが変える。「未来」を創る!としております。  資料のほう1枚目のほうに戻っていただきまして、次に、2の策定の流れでございますが、本計画の策定に当たりましては、スポーツをする、見る、支えるの3つの視点から当市の課題を整理した上で、当市が目指すべき将来像の実現に向けた基本方針基本目標、具体的な施策の検討を行いました。有識者による意見交換会は、5回実施しております。  (1)計画策定支援業務につきましては、①の受託者は、株式会社ケー・シー・エス北東北事務所で、②業務期間は、平成30年8月30日から平成31年3月31日まで、③業務内容は、1)現状や課題の調査、分析と施策の検討、2)外部専門家を含む意見交換会の設置と運営、3)推進計画案の提示であります。  次に、(2)意見交換会についてですが、教育機関スポーツ関連団体から11名の方々に委員をお願いいたしました。次ページ資料にはその委員の方々の名簿を載せてあります。この11名の方々には、意見交換会のほかにする、みる、ささえるの3つの部会を設けまして、各部会へも御出席いただいております。  次に、3、計画内容でありますが、資料のほかにも概要版――薄い冊子のほうをお開き願います。開いていただきまして、さらに一番左端が3ページ目になります。今回の計画基本方針でございますが、誰もがスポーツを楽しみたくなる街の実現と氷都八戸の新生。1年を通じてスポーツをしたくなる、みたくなる、ささえたくなる多様なスポーツ文化推進と創造といたしました。  そして、この基本方針のもと、資料のほうでは(2)、今ごらんいただいている概要版は3ページ目の中段の右側、八戸市の基本目標四角枠の囲みになりますが、3つ基本目標を定めております。  1つとして、誰でも楽しめる生涯スポーツアスリート育成に向けた競技スポーツの一体的な推進。  2つ目として、スポーツまちづくりが連携した新たな産業の創造による地域活性化。  3つ目として、多様な主体と連携した一体的なスポーツ事業の運営、管理共同体の構築、人材育成の強化、推進であります。  この3つの目標を達成するための施策につきましては、概要版の4ページから5ページ、6ページ3つ基本目標の下に、施策の方向性を掲載しておりますので、参考にごらんください。  そして、(3)本計画計画期間につきましては、令和元年度から令和10年度までの10年間としておりますが、途中5年目には、本計画見直しを行いたいと考えております。  最後に、本計画推進していくために、一般質問でも述べさせていただきましたが、今年度市では、本計画に基づき、当市におけるスポーツ成長産業化を図り、そして、地域スポーツコミッションの設立について検討するスポーツビジネス実証事業を行います。現在、受託者選考準備をしておりますが、今年度の事業の中で、合宿誘致を初めとしたスポーツツーリズムの取り組みなど、本計画を実践していきながら、スポーツによる地域経済活性化を図ってまいりたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について、御質問ありませんか。 ◆久保〔し〕 委員 3点ほど。  まず、委員会を開催されたということですが、11名、参加率というのはどういう状況になっているのか、もしよければ教えていただきたいということと、障害者スポーツについての中身については、冊子で触れているんでしょうか。その部分について1つ。  それと、将来的なこのビジョンというと、やはり今どういうスポーツが、スポーツ団体があって、例えば野球、サッカーアイスホッケー、いろいろなスポーツがあると思うんですけれども、その競技人口がどの程度あって、将来的にはどういうスポーツがどういうふうにふえていくのか。そういう関係については、この場で検討がされて、それに伴った目標というか、設計がされているのかと。  なぜかというと、今スポーツ的には、例えば八村さん、NBAでバスケットも有名になっているし、サッカーもJ1とかJリーグが始まっています。人口もすごい大きいし、将来的にもサッカー人口がふえていくだろうと。フィギュアについてもこれからもっともっとふえていくんじゃないかということもあるし、そうすると、将来的な施設という問題もあるし、じゃあサッカーの人工芝とかサッカー場をふやしていこうとか、フィギュアの会場をふやしていこうとか、バスケットについてはこういうことで盛り上げていこうとか、そういうようなことがされているのか、ちょっと聞きたいんですけれども。 ◎下村 スポーツ振興課長 それでは、久保委員の質問にお答え申し上げます。  まず、11名の委員参加率ということですが、全委員が5回の会議のほか、各部会は部会によって開催数はそれぞれまちまちなんですが、全委員が100%出たというものではありませんが、まず5回の委員会のうち、1回ごとの出席率はほぼ9割近くの方々に出席していただき、また欠席された委員の方につきましても、事前にメール等で御意見をいただきながら進めてまいりました。  あとは、障害者スポーツのことでございますが、障害者スポーツにつきましては、実は本計画以外にも、この本編に、本計画に関係する計画、市の中で、例えば第2次健康八戸21であるとか、第6次八戸総合計画等々においても、その障害者スポーツについては触れております。  また、本編の42ページでは、それぞれ高齢者のライフスタイル、ニーズに応じたスポーツ活動が大切ということで、具体の意見がいろいろと出されました。例えば、生涯スポーツにおきましても、最近でありますとインバウンド、アメリカのお客様は、日本に来て、シルバー世代の方々がアイスホッケーをしていると。そういうニーズもある等々、専門的な意見も聞きながら、障害者スポーツについては意見が交わされたところです。  具体のまた障害者スポーツのみならず、親子でのスポーツマルチスポーツといいますか、新二刀流といいますか、1人の子どもたちが複数のスポーツを楽しもうというような取り組みも今年度検討していきたいと考えております。今のところで3つ目のほうはよろしいですか。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 3つ目については検討されたかどうかということは、その将来的にこういうスポーツがこのぐらいの人口がふえていくとか、そういった見込みは。 ◎下村 スポーツ振興課長 それぞれの競技団体参加人数等はちょっと把握といいますか、手元に数字がないんですけれども、各競技団体の連盟に加盟している人数や、あと、実は加盟していない人数なども把握しました。  また、プロスポーツにつきましても、それぞれアンケートをとりながら把握しております。  スポーツ競技人口につきましては、いろいろな人口減少社会の中において、見通しはどうだというような意見もあるんですが、考え方によりますと八戸市の場合ですと、ある一定の数字までは下がっているんですけれども、それ以上は下がっていないと。  また、体育施設利用等も実は伸びている状況だと。実は伸びている状況は中身を見ますと、先ほどの生涯スポーツに関係してくるんですが、屋内トレーニングルームを使って、個人で自分の健康づくりをしているという方等もありまして、改めて、その数字の具体のスポーツビジネスというような観点にいったときに、このスポーツ概要版数値目標も載せたんですが、今まで把握している数字で今回いろいろな検討をして載せました。ただ、今年度、事業をしながら、どのようなスポーツの効果があるのかというような新しい指標も踏まえながら、協議人口の推移も検討しながら、再度、このスポーツ推進計画の目標というものを検討していきたいと思っています。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 スポーツ観戦の観戦についての人数は出ているんですけれども、やはりそういうスポーツ人口を把握して、将来的にどうふえていくとか、スポーツってそんなに浮き沈みがないので、人口によって割合が決まってくるものだと思っているので、そういう点ではやはり将来八戸スポーツをじゃあどういうところに重点して計画をしていくんだというようなことまで出していくべきではなかったのかと思っています。そこの部分について、一応意見として。  それで、この計画をつくったのが委託した業者なんですけれども、最後に料金、幾らぐらいの委託料を支払ったのかを教えていただければと思います。 ◎下村 スポーツ振興課長 本計画は、金額は3000万円、そして使っている交付金地方創生推進交付金を活用させていただきました。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 ちょっと3000万円ってびっくりしました。金額的にちょっとそのぐらいが妥当なのかどうなのかはちょっとそういう事例を知らないので。これは3000万円というのが妥当な金額なんでしょうか。 ◎下村 スポーツ振興課長 もちろん国からの交付金をいただいていますので、いろいろな専門の業者から見積もり等をとって、設計をした上で発注をさせていただきましたので、妥当だと考えております。 ◆久保〔し〕 委員 全国的な比較はしたことはあるんでしょうか。 ◎下村 スポーツ振興課長 全国的な比較はしておりませんが、繰り返しになりますけれども、地方創生推進交付金のまず規定にのらなければ採択にもなりませんので、先ほど言ったとおり妥当だと考えております。  なお、スポーツ推進計画につきましては、実は策定の仕方がそれぞれの自治体によって異なっております。今回、我々は国の第2次基本計画を踏まえまして、スポーツビジネスという点に軸足を置いて策定いたしましたが、今、久保委員がおっしゃったような障害者スポーツ等々につきましては、健康部署と役所、庁内で策定している自治体もあります。  なお、参考までに都道府県では既に9割以上がつくっておるような状況で、青森県内におきましても、青森市は策定していると。弘前市は今年度策定しているということで、他市の委託の中身等々もまた今後のために調査、また勉強していきたいと考えております。  以上でございます。 ○岡田 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については、終わります。  ──────────────────────────────────────  3 八戸市新美術館整備事業について ○岡田 委員長 次に、八戸市新美術館整備事業について説明願います。 ◎高森 新美術館建設推進室参事 おはようございます。  それでは、八戸市新美術館整備事業について御説明いたします。  本日は、新しい委員もおいでになりますので、新美術館整備に係るこれまでの経緯と、今後の取り組み、新美術館整備の概要について、資料で御説明いたします。  タブレット資料をごらんいただきたいと思います。  初めに、1、新美術館整備に係るこれまでの主な経緯でございますが、八戸美術館は、昭和61年11月に博物館法に基づく県内初美術館として開館して以来、当市の文化芸術活動の振興に大きな役割を果たしてまいりました。しかしながら、施設老朽化や魅力的で自由度の高い芸術文化の確保など、さまざまな課題が表面化しておりまして、市民団体から新美術館建設を求める陳情が提出されるなど、長年多くの市民の皆様から新美術館の整備が期待されてきたところでございます。  このような背景から、平成28年度から本格的に新美術館整備に取り組んできたところでございます。  ハード整備につきましては、平成28年度に設計者選定プロポーザルを実施いたしまして、全国から138者の応募があった中から設計者を選定した後、平成30年2月に基本設計を完了、平成31年1月に実施設計を完了いたしまして、ことしの4月に建築本棟工事、電気設備工事機械設備工事3つ工事請負契約を締結したところでございます。  一方、ソフト計画につきましては、平成29年1月に、八戸市新美術館運営検討委員会を設置いたしまして検討を進め、ことし1月に管理運営基本計画を策定したところでございます。  次のページに参りまして、2、新美術館整備の今後のスケジュール――予定――でございます。  現在、建物の建設工事に着手しておりますが、建物の竣工は来年9月を予定しております。  竣工後、枯らし期間と呼ばれます美術作品を展示、保管するために、最適な室内環境を整えるための期間を約半年から1年程度設けまして、この間に現青森銀行八戸支店の建物解体工事美術館前広場の整備を行い、令和3年夏ごろのオープンを目指してまいります。  次に、3、整備予定地でございます。  新美術館は、旧美術館の敷地や隣接する市有地のほか、青森銀行八戸支店及び交番の敷地を合わせた区域内で、こちらの図面にありますように、銀行の新店舗の整備や、交番移設等の協調開発を行うことで、ロータリー周辺の一体的な景観形成を図ることとしております。  新美術館は、この青い点線囲みの場所への立地を計画しておりまして、銀行の新店舗は、旧消防庁舎や現在の交番のある敷地へ移転、新築となります。現在の銀行が立地している場所は美術館の広場となる予定です。  また、現在の交番は、市庁別館前広場の南側、商工会館向かいの一角に新築移転の計画で事業を進めております。  4、新美術館本棟建設工事の概要でございますが、建物は鉄骨造の地上3階建、最高高さ約19メートルでございます。建築面積は、約3095平方メートル、延べ床面積は約4881平方メートルで、建物本棟の工事費は広場工事費や備品購入費等を除いて約32億円となっております。  次に、5、建物の特徴でございます。  次のページに参ります。  基本構想の内容を踏まえまして、プロポーザル案で提案された学びの拠点、ラーニングセンターという概念を生かしまして、美術館における学びの循環を実現するため、ジャイアントルームという美術館エントランスとしての役割だけではなくて、人々が活動する空間としての役割になる巨大な空間と、これを取り囲むように配置されたそれぞれの部屋の個性がある個室群の2つの特徴的な空間を対応させております。  最後に6、新美術館の運営方針でございます。  新美術館は、種をまき、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館というビジョンのもと、展示、調査研究、収集、保存という美術館が担う基本的な役割に、人々が互いに刺激し合いながら感性を高め育まれていく、ともに育む教育を担うべく、アートの学びと観光や福祉、地域コミュニティなど、さまざまな分野を横断した総合的な文化政策を担うアートのまちづくりを加えた3つの役割を融合した美術館としていきます。  なお、参考資料といたしまして、次のページ以降に、新美術館の平面図や管理運営基本計画概要版を添付しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  以上で説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆久保〔し〕 委員 初めてなので、少し聞かせていただきたいと思うんですけれども、一応見させていただいたんですけれども、何かこの目玉になるようなもの、例えば美術館にはこういう世界的なものを置きますとか、あとは色あんばいが非常にこういい建物を見に行こうとか、そういうようなこう魅力的というか、行ってみたいと思うようなものがあるような美術館なのかと思ったんですけれども、その辺にちょっと魅力がないかなという感じがあるんですけれども。そしてまた、ちょっとお話を先輩から聞いたら、市民がつくっていくものなので、要は色についても余りつけないとか、それから中身についても市民がつくっていくものだということで、中についてもどちらかというとはっちのように市民の方がいっぱい来て、何かやるというようなことの部分なのかというのを聞いていたんですけれども、世界的にもやっぱり県外の方からも来ていただくという施設にしてはもう少し目玉のようなものがあってもいいんじゃないかと思っています。  勘ぐってみると、もしかしたら、サプライズがあって隠しているものがあるのかと。例えば、ディズニーランドだとミッキーマウスが隠れているところがありますよね。そういったものがこの施設の中に隠れているんだよということを後から発表して、それを探しに来てもらうとか、例えば、この中にはないけれども、本当は施設をつくっておいて、地下室にはこういうすごいものがあるんだとか、そういうようなものがもしかしてあるのかと思っています。  だから、そういう点ではもう少し何かわくわくするようなものがあってほしいと思います。例えば、私がちょっと思うのは、この前NHKでやっていたんですけれども、有名な画家が1年間絵を描くスペースをいただいて、そこでお金をもらいながらその絵を描いて、毎日だから1つずつ変わっていくわけです。それをお客さんが見てくれると。最後できたものは市で買い取るというような形のものを見たんですけれども、そういう形のものというか、目玉になるようなものがあればいいのかなと。八戸でやれというわけではないんですけれども、そういうのも考えてもいいんじゃないかと思います。  それから、まだまだ時間があるので、使い方についてワークショップを開いていって、いろいろな方からの御意見を聞くという機会を多くしてほしいということです。  あと冬場に雪が多いので、滑ったりとかそういう対策についても十分検討していらっしゃると思うんですけれども、お願いをしたいと思います。  絵がないのであれば、市民が寄附して、寄附したお金があれば、それをもとにして市で何か新しいものを買うというのであれば、誰か実行委員会をつくって寄附集めをするとかいうことも可能なのかと思っています。  余談ですけれども。 ○岡田 委員長  他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 屋内スケート場事業進捗状況について ○岡田 委員長 次に、屋内スケート場事業進捗状況について説明を願います。 ◎辻 屋内スケート場建設推進室副室長 それでは、4、屋内スケート場事業進捗状況について御説明いたします。  タブレット資料1をお願いします。  1枚目、左下の全体工程表をごらんください。  平成28年度末から行われてきましたこの建設事業でございますが、矢印で示してございますとおり、外構工事を除く本体工事は、全ての工事が進捗率100%となり、先週から各工事の完成検査が行われております。これまで行われてきました強電工事、弱電工事、空調工事の完成検査は大きな指摘もなく完了し、今週残る建築工事、給排水製氷工事の完了検査が終了した後、施工業者からの引き渡しを受け、市の管理へと移行されることとなります。  資料上部には、場内の一部ですが、主な写真を掲載してございますのでごらんください。  続きまして、2枚目の資料をごらんください。  上段から下段にかけてこれまでの工事経過を掲載しておりますが、下段中央にありますのは、ホワイエ、アリーナ、外観の6月初旬の工事写真でございます。  工程表右側に行きまして、今後は、8月の竣工記念イベント、9月の供用開始に向けて、随時準備作業を進めてまいりたいと考えております。  以上で工事進捗の説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について、御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については、終わります。  ──────────────────────────────────────  5 竣工記念イベントについて ○岡田 委員長 次に、竣工記念イベントについて説明願います。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長屋内スケート場建設推進室長国体室長 私からは、竣工記念イベントにつきまして御説明申し上げます。
     まず、開催日でございますが、令和元年8月24日の土曜日。  イベント名は、YSアリーナ八戸竣工記念音楽フェス、WORLD HAPPINESS 2019 with HACHINOHEという名前でございます。  当日の流れでございますが、午前中10時から竣工記念式典を行い、その後施設内覧会を開催し、出席された皆様に会場内を見学していただきたいと考えております。  午後は、音楽フェスの開演となりますが、ただいま出演アーティストと開演時間、終了時間等について調整中でございますので、発表はまたもう少し時間がかかる予定となってございます。  出演者は、4月9日の第1弾で発表された高橋幸宏さん、槇原敬之さん、ゴスペラーズのほか、6月12日には第2弾といたしまして、きゃりーぱみゅぱみゅさん、コーネリアスさんが決定しております。  なお、第3弾ももしかすればあると思いますので、御期待いただければと思います。  5番として、今後公式サイトのフルリニューアル、テレビ、ラジオCM、ポスターの掲載を予定しております。  以上で説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆久保〔し〕 委員 一大イベントなので楽しみにしているんですけれども、これをきっかけに八戸でもこういうイベントをやれるということのPRのために、イベンターだとか、興行の方々に案内を出して、見てもらう気はないでしょうか。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長屋内スケート場建設推進室長国体室長 その件につきましては、今後受託業者と可能かどうか検討してまいりたいと考えております。 ○岡田 委員長 他にありませんか。 ◆五戸 委員 これ八戸市が主催すると思うんですけれども、この予算はどのくらいを見込んでいるんですか。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長屋内スケート場建設推進室長国体室長 予算につきましては、総事業費が1億1000万円を予定しておりまして、主な収入といたしましては、チケット販売の料金と地方創生交付金を残りに充てるように予定しております。  以上です。 ○岡田 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 長根屋内スケート場館長について ○岡田 委員長 次に、長根屋内スケート場館長について説明を願います。 ◎河原木 まちづくり文化スポーツ部次長屋内スケート場建設推進室長国体室長 それでは、YSアリーナ八戸の館長につきまして御説明いたします。  タブレット資料をごらんいただきたいと思います。  YSアリーナ八戸は、完成後、指定管理までの期間、直営で運営する方針で考えておりますが、施設の規模及びスケートと他のスポーツが両立できる施設という観点を考慮し、市では施設にふさわしい方に館長に就任していただきたいとの考えから、これまで適任者の人選を行ってまいりました。その結果、八戸市体育協会会長の米内正明氏にYSアリーナ八戸の館長への就任を打診いたしましたところ、本人より快諾をいただいたところでございます。  米内氏は、千葉学園高等学校教諭時からスポーツに精通され、特にバレーボールでは県バレーボール協会の常任理事を務められ、協会の発展に貢献されたほか、平成24年4月からは八戸市体育協会の会長を務めるなど、本県及び当市のスポーツの発展に御尽力された方で、現在もその重責を全うしており、館長として適任であるとの考えから、今回、皆様に御提案するものでございます。  米内氏の役割につきましては、YSアリーナ八戸で開催される各種イベント等の挨拶及び特別待遇来訪者への応対など、名誉職的な位置づけとして任用したいと考えております。  勤務時間につきましては、非常勤職員の例に倣い、月5日程度の日数の出勤を基本とし、出勤した際には報酬として1日当たり8900円を支払うものとしたいと考えております。  なお、この任用方法は、現在の屋内スケート場建設推進室参与の勤務形態とほぼ同様でございます。  任用期間につきましては、今年度は令和元年8月1日から令和2年3月31日までとし、以降は特別な理由がなければ、1年ごとに更新することにしたいと考えております。  次に、今後の対応についてでございますが、この件につきましては、来週26日開催の記者会見で市長より公表される予定となっております。  最後に、辞令の交付でございますが、本年8月1日を予定しております。  以上で説明を終わります。 ○岡田 委員長 ただいまの説明について、御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの説明については、終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  この際、その他に何かございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○岡田 委員長 ないようであります。以上で屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時44分 閉会...