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  1. 八戸市議会 2019-01-21
    平成31年 1月 総務協議会-01月21日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成31年 1月 総務協議会-01月21日-01号平成31年 1月 総務協議会   総務協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成31年1月21日(月)午前10時00分~午前10時36分 第1委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   1 長根公園パイピングスケートリンクにおける事故報告について   2 八戸市新美術館建設工事実施設計概要について   3 八戸市新美術館管理運営基本計画概要について   4 市県民税賦課誤りについて   5 「史跡根城跡保存活用計画書改訂版)」の刊行について  ────────────────────────────────────── 出席委員(7名)  委員長  豊 田 美 好 君  副委員長 古 舘 傳之助 君  委 員  日 當 正 男 君   〃   苫米地 あつ子 君
      〃   夏 坂   修 君   〃   田名部 和 義 君   〃   坂 本 美 洋 君 欠席委員(1名)  委 員  久 保 百 恵 君 委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  総合政策部長          中 村 行 宏 君  まちづくり文化スポーツ部長   原 田 悦 雄 君  新美術館建設推進室長      山 田 泰 子 君  総務部長            大 坪 秀 一 君  財政部長            岩 田 真 奈 君  会計管理者出納室長      柴 田 義 弘 君  教育部長            吉 田 幸 司 君  総合政策部次長政策推進課長  小笠原   了 君  南郷事務所長          畑 内 俊 一 君  まちづくり文化スポーツ部次長兼 前 田   晃 君  まちづくり文化推進室長  まちづくり文化スポーツ部次長兼 河原木   実 君  屋内スケート場建設推進室長兼  国体室長  総務部次長総務課長      野 田 祐 子 君  総務部次長人事課長      田 中 一 美 君  財政部次長財政課長      秋 山 直 仁 君  財政部次長住民税課長     板 橋 裕 幸 君  教育部次長           小笠原   徹 君  教育部次長教育総務課長    橋 本 淳 一 君  図書館長            千 葉 玲 子 君  博物館長            古 里   淳 君          他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 林   一 秀  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○豊田 委員長 皆様、おはようございます。  本日の欠席通告者は、久保委員でありますので報告いたします。  ただいまから総務協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○豊田 委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることといたします。  ──────────────────────────────────────  1 長根公園パイピングスケートリンクにおける事故報告について ○豊田 委員長 初めに、長根公園パイピングスケートリンクにおける事故報告について報告願います。 ◎下村 スポーツ振興課長 おはようございます。  それでは、長根公園パイピングスケートリンクにおける事故につきまして、御報告させていただきます。  資料に沿って御説明申し上げます。資料をごらんください。  初めに、1、事故発生日時ですが、今月2日水曜日の午後1時10分ごろ。  2、事故発生場所は、長根公園パイピングスケートリンクです。  3、事故発生状況ですが、長根公園パイピングスケートリンク第3コーナー付近市道長根線側に位置するコーナー付近において、60歳代女性子どもが接触し、女性が転倒、氷上に頭部を打ったとの報告を受けた指定管理者職員が車椅子により女性医務室へ搬送し、意識確認や患部を冷やすなどの応急的な処置を実施。  当初、意識もあり様子を見ておりましたが、体調がすぐれないため、転倒した女性の家族からの要請により、午後1時25分ごろ、指定管理者職員救急車を要請し、病院へ搬送。その後、警察より女性病院でお亡くなりになったとの連絡があったものです。  今回の事故に関しまして、警察からは事件性のない事故である。そのため、これ以上今後情報提供は求めないとの見解が示され、私どもに連絡が入りました。  最後に、4、事故後の対応についてですが、(1)注意喚起強化といたしまして、スケートリンク利用マナーに関する張り紙をスポーツ研修センター内に追加掲示し、危険な滑走に対する注意帽子手袋ヘルメット着用などに関する放送回数をふやしております。  さらに今後、スポーツ研修センター内のみならず、リンク周辺にも帽子などの着用を促す外看板を設置する予定であります。  次に、(2)監視体制強化といたしましては、リンク内やリンク周囲サイドを巡回する職員を増員いたしました。さらに、隣接するスポーツ研修センター2階からの監視を新たに実施しております。また、巡回パトロール実施している職員の制服を一目で巡回者パトロールとわかるようベストを着用し、更新いたしました。  これからもスケートを多くの方々に安全に楽しんでいただけるよう、リンク管理には引き続き十分に注意を払ってまいりたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆苫米地 委員 お亡くなりになった方、大変お気の毒だったと思うんですけれども、事故後の対応で、注意喚起強化監視体制強化対応してくださっているということで、安心しているんですが、ヘルメットについて聞きたいんですけれども、私もスケートに余り行かないので、帽子を必ず被りましょうということにはなっているんですけれども、ヘルメットについては、今実際どういうふうな対応になっているのでしょうか。例えば、子どもさんたちの教室のときには被るとか、あとはそれぞれの判断で被るとかというふうになっているのか、教えてください。 ◎下村 スポーツ振興課長 ヘルメットもそうなんですが、まず手袋帽子着用は促しております。中には、御自身技術力といいますか、スケート着用していない方も実際にはいらっしゃいます。なので、まずは帽子手袋及びヘルメットに関しましても、貸し出ししておりますという放送もしております。改めて、アイススケートに関しましては、御自身のやはり危険に関するマナーと、あと周辺滑走者方々注意し合うということが必要でありまして、ヘルメットに関してもそうなんですけれども、まずは帽子手袋着用基本として、それをスケートのうまい下手にかかわらず、着用してもらいたいというふうに、今まで以上に促しているところです。 ◆苫米地 委員 ぜひそこを徹底していただきたいと思うのと、ヘルメットの貸し出しもあると言っていたんですけれども、どのくらい数があって、無料なのか、希望者には無料ですということなのか、ちょっと確認をしたいと思います。 ◎下村 スポーツ振興課長 ヘルメットは現在約130個ありまして、さらに今後追加でプラス100個、250個ぐらいになるように考えております。現在はといいますと、ほかのリンクにあるヘルメットなども長根のほうに移動させて、新規に購入する分をこれから補っていくということです。  あとヘルメット無料で貸し出ししています。 ◆苫米地 委員 わかりました。子どもさんたちは案外機敏にぱっと動けるのでいいかと思うんですけれども、我々くらいの年齢になると昔は滑れたという頭があって、リンクに行っても、今回の例のように思うように体が動かないみたいなところもあると思うので、ヘルメット着用を義務づけるのがいいのかどうかはちょっと検討しなければならないところではあると思うんですけれども、そこも今後の事故がないようにということで、義務づけも含めて検討していただければと申し上げて終わります。 ○豊田 委員長 他にございませんか。 ◆田名部 委員 大変痛ましい事故になったわけですが、それぞれのスポーツ施設指定管理者制度で補っているわけですけれども、保険制度というのですか、いろいろな事故対応すべき補償制度と、いわゆる市と相手方とのかかわりはどのようになっているか。ちょっとお知らせいただきたいと思います。 ◎下村 スポーツ振興課長 指定管理保険制度に関しましては、市のほうで一括しまして、例えば管理する側に瑕疵があった場合に適用する保険傷害賠償保険を掛けております。なので、今回ももしそのような瑕疵があったとなった場合には適用されるわけなんですけれども、今回はそういうところまでは至っていないと。  あと利用者保険ということに関しましては、現在は掛けてはおりません。 ◆田名部 委員 以前には、公園の中で事故があった場合も、その補償制度が確立されて、いろいろ慰謝料でしたっけ、何か支払い義務を遂行したわけですけれども、今後あらゆる施設ではそういうふうに対応できるということで理解してよろしいか、そこだけ確認で終わります。 ◎下村 スポーツ振興課長 おっしゃるとおりで、市の施設に関してはそういうふうに対応できるものと思っております。 ◆田名部 委員 はい、了解。 ○豊田 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 八戸市新美術館建設工事実施設計概要について ○豊田 委員長 次に、八戸市新美術館建設工事実施設計概要について報告願います。 ◎山田 新美術館建設推進室長 それでは、八戸市新美術館建設工事実施設計概要について、お手元資料に基づき御説明いたします。  1番の実施設計業務委託についてでございますが、西澤徹夫建築事務所タカバンスタジオ設計共同体受託者とし、平成30年3月29日から実施設計を進めておりましたけれども、平成31年1月10日をもって終了いたしましたので報告いたします。  委託料につきましては、総額1億89万4680円となっております。  次に、2の設計概要ですが、本日お手元参考資料として図面類をお出ししておりますので、そちらもあわせてごらんください。  建物につきましては鉄骨造地上3階建、建築面積は3095.05平方メートル、延べ床面積は4881.18平方メートルとなります。建物の最高高さは約19メートルとなります。  資料の2ページに平面計画を添付しておりますけれども、1階の平面図をごらんいただければ、新美術館平面図の上のほうに青森銀行とその駐車場が配置されることになります。1階の建物につきましては、主にさまざまな活動対応できるジャイアントルーム、それから企画展などを開催するホワイトキューブ市民ギャラリー、スタジオ、ワークショップルームなど、主に市民の方が使用する諸室を配置しております。  2階になりますが、2階は美術品収蔵庫職員事務室、多目的な活動ができる多目的室などを配置しております。  3階ですけれども、こちらは機械室になっております。  このように円滑な一般利用ができる1階部分と、専門性独立性に配慮した2、3階となり、そういう構成となっております。  3番の整備スケジュール、今後の予定でございますけれども、先週末に工事の公告を行っておりまして、これから2月にかけまして建設工事の業者の選定を進めてまいります。3月中には建設工事に着手したいと考えており、工期は18カ月、540日を見込んでおります。  建物の竣工は2020年9月、その後、現青森銀行八戸支店建物解体工事が始まり、2021年3月ごろから外構、広場の整備工事に着手し、建物室内環境を整えるための枯らし期間を経まして、2021年夏ごろのオープン予定しております。  詳しい資料は後ほどごらんいただければと思います。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆苫米地 委員 ちょっと確認なんですけれども、古い建物とかいろいろ取り壊しになって、この前通りかかったときに気がついたんですけれども、前に公用車とか議員の駐車場があったところに木があったんですけれども、何の木というのはちょっとわからない。あれが1週間くらい前に通ったときにはまだ残っていたんですけれども、あれは今後どういうふうになっていく予定でしょうか。今まであんまり意識していなかったので、教えてください。 ◎山田 新美術館建設推進室長 あちらの木に関しましては、建物のちょうど1階平面図の大体中央付近にどんと構えることになりますので、木としてその場所にあってはちょっと建物を建てられないことがありますので、一応移すとか、保存するとかいろいろ考えましたけれども、かなりの費用もかかるということと、移す場所がなかなかないということで、今回は伐採ということになります。 ◆苫米地 委員 建物の中央のあたりに位置するということなんですね。はい、わかりました。ありがとうございます。 ○豊田 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────
     3 八戸市新美術館管理運営基本計画概要について ○豊田 委員長 次に、八戸市新美術館管理運営基本計画概要について報告願います。 ◎山田 新美術館建設推進室長 続きまして、八戸市新美術館管理運営基本計画概要について、資料に基づき説明いたします。  これまで基本計画の策定を進めてまいりましたけれども、12月をもって一応パブリックコメント等も終了し、おおよそのところがまとまりましたので、それを御報告させていただきます。  新美術館のビジョンでございますが、種を蒔き、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館~出会い学びアートファーム~としております。  新美術館活動イメージでございますが、展示、調査研究収集保存という美術館が担う基本的な役割に、人々が互いに刺激し合いながら感性を高め、育まれていく共育を担うアート学びと、観光や福祉、地域コミュニティなどのさまざまな分野を横断した総合的な文化政策を担うアートまちづくりを加えた3つの役割を融合させた美術館としていきます。  3番、新美術館の特徴ですが、(1)は、先ほども申しましたが、アート学びを提供する美術館。  それから、(2)としましては、美術館活動の根底を支える基本事業は当然でございますが、企画内容や目的に応じて組織横断的なチームを編成し、市民地域と連携しながら実施していくパイロット事業の2つの柱で構成してまいります。  (3)市民地域とともに新しい価値を創造するでございますが、地域方々やアーティスト、教育機関、企業など、美術館活動を一緒に行うパートナーを共創パートナーと位置づけまして、美術館側企画立案を行うだけではなく、共創パートナー企画を提案できる仕組みを設けていきます。  また、これらにかかわる市民方々アートファーマーと位置づけ、スタッフ専門家などとともに学びながら、さまざまな経験ができる環境を整えてまいります。  (4)教育機関との連携でございますが、子どもたちの力を伸ばして、自ら新しい価値をつくり出せる人を育むため、教育委員会などと連携を図りまして、美術館内での取り組み、学校内で展開するプログラムも充実させてまいりたいと思います。  次のページに移りますが、扱う主要美術分野でございますけれども、地域ゆかりの近・現代の美術を中心に扱います。また、収蔵作品や有形、無形の文化資源のほか、地域のさまざまなアート活動や、生み出された価値も含めて地域の宝として扱ってまいります。  地域文化芸術に関連し、あるいは比較対象となる国内外の美術も扱います。  時代を反映した多種多様な作品形態が存在する現代美術も扱ってまいります。  5番、収集方針でございますが、地域の芸術や文化まちの歩みに寄り添いながら、未来を見据え、多様な価値観を創出し、人を育むための美術資料収集を行うということを理念に設定しております。  6番、運営形態でございますが、これまでの活動実績等を考慮しまして、市の直営プラス一部外部委託方式を採用したいと思っております。組織体制につきましては、館長、ディレクターで構成する管理経営機関進行管理を行い、学芸員スタッフで構成する運営執行機関がそれぞれ方針に基づいて、企画立案や業務を行ってまいります。  7番、開館時間や休館日でございますが、一応開館時間は10時から19時を想定しております。休館日は毎週火曜日、それから年末年始となっております。  利用者数の想定でございますが、年間約9万人を想定しております。  最後に、収支試算でございますが、新美術館収支試算は今後作成していきます中長期計画の中で具体的な計画が出てくることから、それらによって算出してまいりたいと思っております。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。 ◆日當 委員 ちょっとお聞きします。  美術館とか、こういう文化的なやつは建物施設もそうですけれども、運営するプロデューサー的な館長というか、それによって特徴づけが大分違ってくると思うんですけれども、その館長といいますか、その辺の選定とか、その辺はどのように進んでいるか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎山田 新美術館建設推進室長 こちらは人事組織にかかわってまいりますので、外部からお迎えするのか、あるいは職員館長を賄っていくのか、それらも含めて今そこを検討しておるところでございます。それらによってお迎えする館長方針とか、人材も変わってまいると思いますので、新年度に向けまして、それらを今後一番にやってまいっておりますところでございますので、まだ具体的な報告はできないということになります。 ◆日當 委員 そういう側だけではなくて、やはり運営するプロデューサー的な形があって初めてその施設というのは生きると思うので、建物ができたからそれに合わせてというのではなくて、やっぱり並行して考えていったほうが、より八戸らしい何かできるんじゃないかと。せっかく新しくつくりますので、できるだけ早目に、その辺のところを決めていただいて、一緒に進んでいって、施設づくりといいますか、全国に発信できるような、せっかくつくるんですから、そういう考えで進めていただければと思います。  以上です。 ○豊田 委員長 他にございませんか。 ◆苫米地 委員 今の日當委員のことに関連してなんですけれども、館長さんを今いろいろ選んでいくということなんですけれども、選ぶときに、資格というか、学芸員資格だとか、いろいろその美術に関する資格を持っている方から選んでいくというふうなことであるのか、言いたいのは、美術館収蔵ということに関して、ほかの美術館からも聞くと、どんどんその収蔵のところがふえていって、収蔵庫がすぐいっぱいになってしまう。地域の方にすれば、自分の作品であるとか、お亡くなりになったときに遺族の作品であるとか、八戸ゆかりがあるのだから、美術館に寄附したいというようなことがあるということになっていくと思うので、そのときにきちんとした収集方針を持っていないと、何でもというか、受け入れてしまってすぐ収蔵庫がいっぱいになってくるというような話もありますので、そういう意味ではきちんとした美術に関する知識というんですか、そういうものを持った方を選んでいく必要があると思うんですが、そのあたりに関しては、資格という点に関してはどういうふうに考えていらっしゃるのか。もし方針みたいなのがあればお聞かせください。 ◎山田 新美術館建設推進室長 館長という職におきましては、ほかの美術館もそうなんですけれども、学芸員を経験した人がそのまま館長まで上がっていくという例は少なくて、どっちかというと美術評論家とか、大学の教授とか、そういう方々名誉職という形で置かれることが多いです。ただ、今新美術館が目指しているものは、どちらかというとそういう名誉職的な館長ではなくて、スタッフとともにつくり上げていくというような実効性を持たせた館長とか、そういうイメージをして選定を進めております。  また、その収集に当たりましても、済みません。ちょっと先ほど説明は省いてしまいましたが、2枚目の5番の収集方針の後半にあるんですが、これらの収集理念に沿ったものを集めるに当たりまして、専門家で構成する美術品等収集委員会を立ち上げまして、その中で収集するにふさわしいものであるのか、八戸市が収蔵しなければ、果たして本当にいいものかどうかというものを含めて検討をしまして、それらの委員会で承認を経た上で、収集を行っていくこととしておりますので、学芸員がまずは作品の目利きをするわけですけれども、学芸員の一方的な判断ではなくて、第三者も交えて、そういう判断をした上で適切に収集をしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◆苫米地 委員 わかりました。館長選定に当たってもいろいろ考えていらっしゃるようなので、そこはしっかりお願いしたいと思います。  もう一つ、運営形態についてなんですけれども、市の直営運営をすると考えていたんですけれども、きょう見たら、市直営プラス一部外部委託となっているんですが、その一部外部委託というのはどのあたりを委託すると考えているのか、お聞かせください。 ◎山田 新美術館建設推進室長 これにつきましては、旧美術館でもそうでございましたけれども、警備とか、清掃とか、そういう部分委託方式でということで、運営そのものではないということでございます。 ◆苫米地 委員 では、旧美術館と同じような形態でということで、わかりました。ありがとうございます。 ○豊田 委員長 他にございませんか。 ◆田名部 委員 開館時間が10時から7時というのは、これは、るる検討されて、時間設定がこうなって、今後はその条例で決められるものと理解しているんですが、ちなみに是川縄文館とか、博物館とかも全部10時でしたか。というのは、意見にとどめますが、我々いろいろな視察の機会をいただくんですが、10時とかって遅いとじっくりホテルで待機して、そこからその施設めぐりに入るんです。ですから、この時間が検討されて10時って設定されているんでしょうけれども、当然ながら、視察がどんどんと入ってくると思います。立派な美術館ですから。この時間帯は果たして外部から来るお客さんがホテルで1時間も待ってから、是川縄文館とか、博物館に行く時間帯がこれでいいのかというような、若干気にするんですけれども、その辺はどうなんですか。 ◎山田 新美術館建設推進室長 おっしゃるとおり、博物館とか是川縄文館は9時からに多分今なっていると思います。旧美術館も9時から、そのかわり閉館も早く、17時になっておりました。これはまだ決まりというわけではないんですが、一応まちなかのもろもろのデパートとか、そういうもののオープンの時間等々に合わせて10時ということにしておりますが、 御意見としては早い、9時という御意見もあったことは確かでございます。 ◆田名部 委員 検討の要ありだと思いますので、よろしくお願いします。 ○豊田 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 市県民税賦課誤りについて ○豊田 委員長 次に、市県民税賦課誤りについて報告願います。 ◎板橋 財政部次長住民税課長 それでは、市県民税賦課誤りについて御報告いたします。  まずもって、このたびは市民の皆様に対し、多大なる御迷惑をおかけすることになり、まことに申しわけございませんでした。  内容につきましては、お手元資料に基づき御説明申し上げます。  1の経緯でございますが、複数の自治体において、特定配当等に係る所得及び特定株式等譲渡所得金額に係る所得-以下、上場株式等に係る配当所得等といいます-の税額算定に一部誤りが発生していることから調査を行った結果、当市においても同様に誤りがあることが判明し、市県民税が変更されることとなったものでございます。  このうち5名の方については、所得額変更に伴い、国民健康保険税についても税額変更となるものでございます。  次に、2の原因でございますが、市県民税の税額は、原則として申告書の記載内容に基づいて算定するものですが、地方税法の改正により、上場株式等に係る配当所得等に関する規定が創設された際、市県民税の納税通知書送達後に申告書が提出された場合は、上場株式等に係る配当所得等については、市県民税の税額算定に算入しないこととされました。  しかし、当市では市県民税の納税通知書送達後に申告書が提出された場合であっても、上場株式等に係る配当所得等を市県民税の税額算定に算入していたことにより税額に誤りが生じたものでございます。  次に、3の市県民税変更の対象件数及び金額でございますが、地方税法の規定により、納付は3年、還付は5年までさかのぼり調査した結果、(1)の納付となる方は平成28年度から平成30年度までで24件、実人数にして21名、合計金額は17万5413円でございます。  また、(2)の還付となる方は、平成26年度から平成30年度までで8件、実人数にして6名、合計金額は1万2300円となるものでございます。  次に、4の国民健康保険税への影響についてでございますが、所得金額の減額により国民健康保険税が還付となる方が平成28年度から平成30年度までで5件、実人数にして5名、合計金額29万4400円でございます。  次に、5の対応でございますが、対象となった納税者の方に対しては今月15日から個別に本件についておわびし、内容説明を行った上で、順次納付または還付の手続をお願いしております。  今後の事務処理に関しましては、同様の誤りが発生しないよう、複数体制による確認作業を徹底し、再発防止を図ってまいります。  なお、本件につきましては、本日の民生協議会においても同じく御報告申し上げております。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  5 「史跡根城跡保存活用計画書改訂版)」の刊行について ○豊田 委員長 次に、史跡根城跡保存活用計画書-改訂版-の刊行について報告願います。 ◎工藤 社会教育課長 それでは、史跡根城跡保存活用計画書-改訂版-の刊行につきまして、資料に基づき御報告をいたします。  資料をごらん願います。  1、目的でございますが、史跡根城跡は、昭和52年度に保存管理計画を策定し、その方針に基づき、保護、活用に努めてまいりました。しかし、策定以来40年を経た今日、根城跡を取り巻く環境が変化し、さまざまな課題が生じている状況にございます。そこで、将来にわたるより適切な史跡の保存、管理、活用のあり方を検討し、史跡根城跡の保存管理、整備活用の方向性を定めることを目的として、昨年6月に計画を改定したことに伴い、このたび内容の周知を図るため、改訂版を刊行いたします。  2、これまでの経緯でございますが、史跡根城跡は、昭和16年12月13日に史跡指定されてございますが、周辺の宅地化が進んだことに伴い、昭和52年に史跡根城跡保存管理計画を策定し、昭和58年に史跡根城の広場整備等の環境整備の方針を定めた史跡根城跡環境整備基本計画書を策定いたしております。以来40年が過ぎた現在、周辺の開発がさらに進み、昭和52年に策定した計画では対応が困難になっていくことから、当該計画の全面改定を行い、6月に史跡根城跡保存活用計画を全面改定し、12月に改訂版を刊行するものでございます。  なお、史跡根城跡につきましては、平成23年に沢里館、三番堀、下町地区の一部が史跡として追加指定されてございますので、その地域も盛り込んだ改定としてございます。  3、史跡根城跡保存活用計画-改訂版-の概要でございます。お手元計画書を配付してございますので、後ほどごらんいただきたいのですが、大きく4点に分けることができます。  ①といたしまして、史跡指定の理由、範囲、面積等を明示してございます。  ②保存管理方針といたしまして、史跡の原則保護、法に基づく現状変更-開発-許可権者の整理、土地の公有化計画の策定、実施、景観保護を目的とした地域住民との連携協力等を規定してございます。  なお、土地の公有化について、補足説明をさせていただきますと、市が史跡内の土地、主に民有地でございますが、土地を買い上げるものでございます。住民に対して強制的に立ち退きを行うものではなく、住民がみずからの意思により移転、空き家対策等により土地の売却を希望する場合、市が土地を買い上げるものでございます。  なお、土地公有化の事業完了までの期間につきましては、過去に是川縄文館が同様の手法で土地の公有化を行った際の予算規模及び土地の評価額に基づき、事業完了まで40年ほどかかるものと試算しているところでございます。  次に、③整備、活用の方針といたしまして、市として博物館を発掘調査等の調査研究、情報発信の拠点として位置づけ、本丸の主殿等の復元建物の再整備につきましては、再整備計画を策定し、実施すること等を規定してございます。  ④運営体制の方針として、行政、地域住民、関係団体等の相互協力体制の構築。  第三者組織である史跡根城跡整備活用検討委員会の定期的開催を規定しております。  次のページをごらん願います。  4、改訂版の配布、公開についてでございます。  まず、配布につきましては12月中旬より配布を開始いたしております。  配布先につきましては、資料に記載のとおり、史跡根城跡保存管理検討会議委員や、八戸文化財関係委員のほか、関係する小中学校や、公民館に配布いたしてございます。  公開につきましては、庁内関係課窓口での閲覧のほか、八戸市ホームページでもPDF版を公開してございます。  5、史跡根城跡保存活用に係る今後のスケジュールにつきましては、このたび改定いたしました本活用計画に基づく、史跡整備や公開活用など主に博物館実施することにしてございます。具体的には整備基本計画や土地公有化計画など、各種計画の立案と実施や、第三者組織、史跡根城跡整備活用検討委員会の設置と運営となりますが、検討委員会の開催につきましては、既に8月に第1回検討委員会を開催しております。このほか、社会教育課では、今後史跡における開発に対応した現状変更許可申請を行う事務処理を行うことにしてございます。  以上で報告を終わります。 ○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。この際その他で何かございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○豊田 委員長 では、ないようですので、以上で総務協議会を閉じます。  御苦労さまでございました。    午前10時36分 閉会...