八戸市議会 2018-12-12
平成30年12月 総務常任委員会-12月12日-01号
平成30年12月
総務常任委員会-12月12日-01号平成30年12月
総務常任委員会
総務常任委員会記録
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開催日時及び場所
平成30年12月12日(水)午前10時00分~午前11時24分 第1委員会室
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本日の会議に付した事件
●
議案等審査順序について
● 議案審査 (注:〔 〕内は審査結果、*印は起立採決)
1 議案第144号 平成30年度八戸市
一般会計補正予算 〔原案可決〕
2 議案第150号 平成30年度八戸市
学校給食特別会計補正予算 〔原案可決〕
3 議案第159号 八戸市
屋内スケートリンク条例の一部を改正する条例の制定につい
て 〔原案可決〕
4 議案第160号 八戸市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定につ
いて 〔原案可決〕
5 議案第162号 (仮称)八戸市
屋内スケート場建設事業外構工事請負契約の締結に
ついて 〔原案可決〕
6 議案第165号 氷上整備車の買入れについて 〔原案可決〕
7 議案第166号
スピードスケートリンク用防護マットの買入れについて
〔原案可決〕
8 議案第167号
スピードスケート競技システム用機器の買入れについて
〔原案可決〕
9 議案第169号 指定管理者の指定について
(
市民活動サポートセンター) 〔原案可決〕
10 議案第170号 指定管理者の指定について
(
グリーンプラザなんごう、
南郷そば振興センター及びジャズの館
南郷) 〔原案可決〕
11 議案第171号 指定管理者の指定について
(
島守田園空間博物館施設及び
南郷農産物直売所) 〔原案可決〕
12 議案第172号 指定管理者の指定について
(公会堂、八戸市公民館及び
南郷文化ホール) 〔原案可決〕
13 議案第173号 指定管理者の指定について
(
文化教養センター南部会館) 〔原案可決〕
14 議案第174号 指定管理者の指定について
(長根公園及び有料公園施設ほか10施設) 〔原案可決〕
15 議案第175号 指定管理者の指定について
(弓道場) 〔原案可決〕
16 議案第176号 指定管理者の指定について
(多賀多目的運動場) 〔原案可決〕
17 議案第177号 指定管理者の指定について
(南郷体育館ほか9施設) 〔原案可決〕
18 議案第178号 指定管理者の指定について
(
高館地区市民センター) 〔原案可決〕
● 請願審査
1 平成30年請願第4号 消費税増税10%への引き上げ中止を求める意見書提出を求め
る請願 〔*不採択〕
2 平成30年請願第5号 消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める請願
〔*不採択〕
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出席委員(8名)
委員長 豊 田 美 好 君
副委員長 古 舘 傳之助 君
委 員 久 保 百 恵 君
〃 日 當 正 男 君
〃 苫米地 あつ子 君
〃 夏 坂 修 君
〃 田名部 和 義 君
〃 坂 本 美 洋 君
欠席委員(なし)
委員外議員(なし)
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出席理事者
総合政策部長 中 村 行 宏 君
まちづくり文化スポーツ部長 原 田 悦 雄 君
新
美術館建設推進室長 山 田 泰 子 君
総務部長 大 坪 秀 一 君
財政部長 岩 田 真 奈 君
会計管理者兼出納室長 柴 田 義 弘 君
教育部長 吉 田 幸 司 君
総合政策部次長兼
政策推進課長 小笠原 了 君
南郷事務所長 畑 内 俊 一 君
まちづくり文化スポーツ部次長兼 前 田 晃 君
まちづくり文化推進室長
まちづくり文化スポーツ部次長兼 河原木 実 君
屋内スケート場建設推進室長兼
国体室長
総務部次長兼総務課長 野 田 祐 子 君
総務部次長兼人事課長 田 中 一 美 君
財政部次長兼財政課長 秋 山 直 仁 君
財政部次長兼住民税課長 板 橋 裕 幸 君
教育部次長 小笠原 徹 君
教育部次長兼
教育総務課長 橋 本 淳 一 君
図書館長 千 葉 玲 子 君
博物館長 古 里 淳 君 他関係課長
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出席事務局職員
主査 林 一 秀
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午前10時00分 開会
○豊田 委員長 皆様、おはようございます。
本日は全員出席であります。
ただいまから
総務常任委員会を開催いたします。
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●
議案等審査順序について
○豊田 委員長 これより議事に入ります。
当委員会に付託になりました議案等を審査いたします。
お諮りいたします。
議案等の審査順序でありますが、お手元に配付しております審査順序のとおり審査いたしたいと存じます。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議ありませんので、そのように審査いたします。
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● 議案審査
1 議案第144号 平成30年度八戸市
一般会計補正予算
○豊田 委員長 では、議案第144号平成30年度八戸市
一般会計補正予算のうち、当委員会に付託になりました第1条中の歳入歳出予算の補正の関係部分、第2条継続費の補正、第4条
債務負担行為の補正の関係部分及び第5条地方債の補正を議題といたします。
なお、審査の方法は、初めに第1条中の歳出予算を款ごとに、次に第2条継続費の補正、第4条
債務負担行為の補正の関係部分の順に説明、質疑を行い、続いて第1条中の歳入予算の補正及び第5条地方債の補正を一括して説明、質疑を行い、最後に意見を徴したいと思います。
それでは、第1款議会費について理事者から説明を求めます。
◎野田 総務部次長兼総務課長 それでは、第1款議会費の補正予算について御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の88ページをお開き願います。
第1款議会費は1889万2000円を増額補正し、補正後の額を5億7794万円とするものでございます。1項1目議会費の1節報酬及び2節給料から4節共済費までは、議員報酬の額の改定並びに4月1日付職員の人事異動及び青森県
人事委員会勧告に基づく県職員の給与改定に準ずる職員の給与改定等に伴う人件費の調整によるものでございます。
以上で第1款議会費の説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
第2款総務費について理事者から説明を求めます。
◎野田 総務部次長兼総務課長 それでは、第2款総務費の補正予算について御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の89ページをお開き願います。
第2款総務費は6億7741万円を増額補正し、補正後の額を77億154万4000円とするものであります。そのうち、本委員会にかかわる事項について御説明申し上げます。
1項1目一般管理費は5億2539万1000円の増額補正ですが、1節報酬152万4000円の減額は、嘱託職員1名からパート職員1名への切りかえに伴い減額するものでございます。2節給料、3節職員手当等のうち時間外勤務手当、退職手当以外の手当及び4節共済費のうち
共済組合負担金は、特別職の給料の額の改定並びに4月1日付職員の人事異動及び青森県
人事委員会勧告に基づく県職員の給与改定に準ずる職員の給与改定等に伴う人件費の調整が主なものでございます。
なお、職員の人事異動及び給与改定等の事由は、以降の各目においても共通いたしますので、以降では人件費の調整と申し上げます。
3節職員手当等に戻りまして、時間外勤務手当の増額は、関係業務の増大に対応するためのもので、退職手当の増額は、人事異動に伴う部局間の調整並びに定年以外の退職者の所要額を追加計上するものでございます。4節共済費のうち保険料、1つ飛びまして7節賃金は、嘱託職員からパート職員への切りかえ並びに産休、育休職員の
代替アルバイト任用に移行する経費の調整が主なもので、1つ戻りまして5節災害補償費の増額は、非常勤職員の
公務災害補償費を計上するものでございます。11節需用費並びに12節役務費の増額は、市制施行90周年
記念キャッチフレーズ及びロゴマーク並びに市民の魚を選定する市民投票に投票された方の中から抽せんで贈呈するお礼の品の購入並びに郵送のためのものでございます。13節委託料の増額は、
財務会計システム保守管理のため、ソフトウエアのサポート更新に要する経費を計上するものでございます。14節使用料及び賃借料は476万5000円の増額でございますが、
中央駐車場使用料の改定に伴う公用車の
駐車場使用料の増額が主なものでございます。
90ページに参りまして、19節負担金補助及び交付金の246万4000円の減額は、
八戸地域広域市町村圏事務組合負担金の前年度繰越金の充当による減額でございます。23節償還金利子及び割引料5億1023万7000円の増額は、
東日本大震災復興交付金事業の事業終了に伴う残余額及び国が認定した残余見込額の確定に伴う国への返還金を計上するものでございます。
3目財産管理費は1億346万4000円の増額補正で、全て25節積立金の補正となりますが、このうち本委員会にかかわる事項について申し上げます。
財政調整基金積立金及び飛んで下から6番目の
地域振興基金積立金の増額並びに戻りまして、
市債管理基金積立金の減額は、基金の預入額及び利率の確定によるものでございます。
続いて、是川縄文の
里整備基金積立金、
南郷地域活性化基金積立金、
スポーツ振興基金積立金、協働の
まちづくり推進基金積立金、奨学ゆめ基金積立金、
震災復興基金積立金、
屋内スケート場事業基金積立金、
連携中枢都市圏振興基金積立金、新
美術館整備基金積立金の増額は、それぞれの寄附金等を充当し、積み立てるものでございます。
91ページに参りまして、8目電算管理費は、13節委託料の支出額確定による執行残を減額するものでございます。
2項1目課税費は981万8000円の増額補正で、1節報酬の増額は、
税証明窓口嘱託職員の繁忙期における勤務体制の変更によるもので、2節給料、3節職員手当等のうち時間外勤務手当以外の手当並びに4節共済費のうち
共済組合負担金は、人件費の調整によるものでございます。3節職員手当等に戻りまして、時間外勤務手当の増額は、関係業務の増大に対応するためのもの、4節共済費のうち保険料と7節賃金は、育休職員の
代替アルバイトを任用するためのものでございます。13節委託料780万円の増額は、新元号に対応するため、
税総合システムの改修費用を計上するもので、14節使用料及び賃借料の増額は、たばこ税の手持ち品課税に関する説明会開催に伴う会場借上料の増額でございます。
2目収納費は886万6000円の減額補正で、92ページにわたりますが、2節給料から4節共済費まで、人件費の調整によるものでございます。12節役務費12万1000円の減額は、不動産公売に係る広告料の執行残を減額するもので、13節委託料の増額は、共通電子納税に対応するための
オンラインシステム改修費用の増額が主なものでございます。19節負担金補助及び交付金39万7000円の減額は、
納税貯蓄組合事務費補助金の執行残を減額するものでございます。
4項選挙費は93ページにわたりますが、1目
選挙管理委員会費は447万7000円の増額補正で、1節報酬の増額は、
選挙管理委員会の委員報酬の額の改定によるもので、2節給料、3節職員手当等のうち時間外勤務手当以外の手当並びに4節共済費までは、人件費の調整によるものでございます。3節職員手当等に戻りまして、時間外勤務手当の増額は、関係業務の増大に対応するためのもの、13節委託料の増額は、新元号に対応するため、
選挙システムの改修費用を計上するものでございます。
2目
県議会議員選挙費は204万2000円の増額補正で、11節需用費の増額は、投票所で使用する消耗品の購入とお茶の購入のためのもの、12節役務費の増額は、投票所変更のお知らせに係る郵便料が主なもので、18節備品購入費の増額は、
開票集計システム用パソコン等を購入するためのものでございます。
4目
市議会議員選挙費は296万8000円の増額補正で、11節需用費の増額は、標旗等の消耗品の購入並びに
不在者投票用封筒などの印刷製本費を計上するもので、18節備品購入費の増額は、
視覚障害者用ポータブルレコーダー等を購入するためのものでございます。
5項1目
統計調査総務費は24万8000円の減額補正で、2節給料から4節共済費まで、人件費の調整によるものでございます。
94ページに参りまして、2目
農林水産統計調査費は7000円の増額補正で、県の交付金確定に伴う事務費の調整でございます。
6項1目監査委員費は48万5000円の増額補正で、1節報酬の増額は、
非常勤監査委員報酬の額の改定によるもので、2節給料から4節共済費まで、
常勤監査委員の給料並びに職員の人件費の調整によるものでございます。13節委託料11万3000円の減額は、
工事監査委託料の執行残を減額するもので、19節負担金補助及び交付金の増額は、
研修受講負担金の不足分を計上するためのものでございます。
以上で第2款総務費の説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
第6
款農林水産業費の関係部分について理事者から説明を求めます。
◎橋本 教育部次長兼
教育総務課長 それでは、第6
款農林水産業費につきまして御説明申し上げます。
お手元の補正予算及び説明書の103ページをお開き願います。
第6
款農林水産業費は568万3000円を減額補正し、補正後の額を28億3338万4000円とするものでございます。そのうち、本委員会に係る事項について主なものを御説明申し上げます。
104ページをごらんください。
1項9目
農村環境改善センター費は9万5000円の増額ですが、11節の燃料費は執行状況を勘案し、不足分を増額するものであります。
以上で第6
款農林水産業費についての説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
続いて、第7款商工費の関係部分について理事者から説明を求めます。
◎河原木
まちづくり文化スポーツ部次長兼
屋内スケート場建設推進室長兼国体室長 それでは、補正予算及び説明書の106ページをお開き願います。
第7款商工費は9604万5000円を増額し、補正後の総額を35億6680万6000円とするものでございます。このうち、当委員会に付託されました補正予算について御説明いたします。
107ページをお開き願います。
1項9目
八戸ポータルミュージアム費は742万3000円の増額ですが、1節報酬は嘱託員の業務量増に伴う増額、2節給料から3節職員手当等のうち時間外勤務手当以外の手当及び4節共済費は、職員の人事異動及び給与改定に伴う人件費の調整によるもの、時間外勤務手当は職員の業務量増に伴う増額でございます。8節報償費から12節役務費までの減額、13節委託料の増額、14節使用料及び賃借料の減額は、
八戸ポータルミュージアム8周年記念事業実施のため、予算の組み替えを行うものでございます。
10目
八戸まちなか広場費は、補正額はゼロでございますが、執行状況を勘案して、11節需用費、12節役務費を増額し、13節委託料、18節備品購入費を減額するものでございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
続いて、第10款教育費について理事者から説明を求めます。
◎橋本 教育部次長兼
教育総務課長 それでは、第10款教育費につきまして御説明申し上げます。
お手元の補正予算及び説明書の112ページをお開き願います。
第10教育費は8億3147万1000円を増額補正し、補正後の額を105億9156万円とするものでございます。そのうち、本委員会に係る事項について主なものを御説明申し上げます。
1項1目
教育委員会費は6289万4000円の減額ですが、1節報酬は、
教育委員報酬の不足分の増額でございます。2節給料、3節職員手当等のうち時間外勤務手当以外の手当及び4節共済費は、人件費の調整でございます。3節の時間外勤務手当の増額は、業務量の増によるものでございます。
3目
教育センター費は16万4000円の増額ですが、2節給料、3節職員手当等のうち時間外勤務手当以外の手当及び4節共済費は、人件費の調整でございます。3節の時間外勤務手当の増額は、業務量の増によるものでございます。14節使用料及び賃借料は、
小学校外国語活動の年間授業時間数の増加に伴う
外国語指導助手の学校訪問用タクシー借上料の増額であります。
4目
子ども支援センター費は6万1000円の増額ですが、4節共済費は、非常勤職員の人件費の調整によるものでございます。
2項小学校費の1目学校管理費は667万6000円の減額ですが、2節給料から113ページにわたりますが、4節共済費までは、人件費の調整でございます。11節の燃料費以外の需用費、12節役務費の減額及び18節備品購入費の増額は、小学校の配分予算の組み替えによるものでございます。11節の燃料費は執行状況を勘案し、不足分を増額するものであります。13節の委託料は、通学タクシーの利用状況を勘案し、不足分を増額するものであります。
2目教育振興費は708万3000円の増額ですが、20節扶助費のうち、準要
保護児童学用品通学用品等扶助費は執行状況を勘案し、不足分を増額するもので、
特別支援教育就学奨励費扶助費は国の基準改定に伴い増額するものでございます。
3項中学校費の1目学校管理費は896万4000円の減額ですが、2節給料から4節共済費までは、人件費の調整でございます。11節の燃料費は執行状況を勘案し、不足分を増額するものであります。11節の燃料費以外の需用費、12節役務費、114ページにわたりますが、16節原材料費の減額及び18節備品購入費の増額は、中学校の配分予算の組み替えによるものでございます。
2目教育振興費は30万2000円の増額ですが、18節備品購入費は、いただいた寄附金を教材備品の購入費に充当するもので、20節扶助費は、
特別支援教育就学奨励費の国の基準改定に伴う増額でございます。
5項1目
社会教育総務費は25万7000円の増額ですが、1節報酬は、
嘱託職員報酬の不足分の増額でございます。2節給料、3節職員手当等のうち時間外勤務手当以外の手当及び4節共済費は人件費の調整で、3節の時間外勤務手当の増額は、業務量の増によるものでございます。9節旅費は、執行状況を勘案し、不足分を増額するものであります。11節需用費は執行状況を勘案し、不用額を減額するものであります。
2目青少年対策費は財源の内訳を変更するもので、予算額に変更はございません。
3目公民館費は29万4000円の増額ですが、13節委託料は、地区公民館の
定期点検業務委託に伴う増額でございます。
4目図書館費は310万2000円の増額ですが、1節報酬は嘱託職員の任用期間の延長に伴うものでございます。2節給料、115ページにわたりますが、3節職員手当等及び4節共済費のうち
共済組合負担金、保険料は、人件費の調整でございます。4節共済費のうち
非常勤職員共済費、9節旅費、12節役務費は、嘱託職員の任用期間の延長に伴うものでございます。7節賃金は、臨時職員2名増によるもので、11節の燃料費は執行状況を勘案し、不足分を増額するものであります。18節備品購入費は、
図書購入費寄附金等を図書購入費に充当するものでございます。
6目博物館費は365万7000円の減額ですが、2節給料から4節共済費までは、人件費の調整でございます。11節の修繕料は、
南郷歴史民俗資料館の
防火シャッター等の緊急修繕により生じた不足分を増額するものであります。12節役務費及び13節委託料は執行状況を勘案し、不用額を減額するものであります。
7目南部会館費は150万8000円の増額ですが、12節手数料は、板塀移設工事に伴う建築確認申請に要するものであります。15節工事請負費は、南部会館の板塀移設の際に、伐採、抜根の対象となる木がふえたことに伴う増額であります。
8目美術館費は118万9000円の減額ですが、1節報酬は
嘱託職員報酬の不足分の増額であります。2節給料及び116ページにわたりますが、3節職員手当等は、人件費の調整でございます。
9目
文化財保護費は81万7000円の減額ですが、9節旅費及び12節役務費から14節使用料及び賃借料までは執行状況を勘案し、不用額を減額するものであります。11節の消耗品費は執行状況を勘案して、不用額の増額及びいただいた寄附金を
文化財保護用事務用品の購入費に充当するものであります。
10目
文化財調査費は2万円の減額ですが、9節旅費、11節需用費及び14節使用料及び賃借料から19節負担金補助及び交付金までは執行状況を勘案し、不用額を減額するものであります。12節役務費は執行状況を勘案し、不足分を増額するものであります。
11目是川縄文の里事業費は288万2000円の減額ですが、1節報酬から9節旅費までは執行状況を勘案し、不用額を減額するものであります。11節の修繕料は、是川縄文館の空調機修繕に伴う増額で、13節委託料は、縄文学習館の冬期間の受付業務を是川縄文館に集約したことに伴う減額であります。
13目史跡根城の広場費は9万8000円の増額ですが、1節報酬、11節需用費のうち食糧費は執行状況を勘案し、不用額を減額するものであります。11節需用費のうち消耗品費及び16節原材料費は、史跡根城の広場ののり面の仮復旧に伴う増額であります。
17目ブックセンター費は31万7000円の増額ですが、2節給料から117ページにわたりますが、4節共済費までは、人件費の調整でございます。9節旅費、12節役務費については執行状況を勘案し、不足分を増額するものであります。
18目新美術館施設整備費は9億2172万4000円の増額ですが、13節委託料の設計等委託料は、労務単価上昇に伴う増額で、工事監理業務等委託料及び15節の工事請負費は、新美術館本棟建設工事に伴う増額であります。19節負担金補助及び交付金は、新美術館本棟に係る水道加入負担金で、22節補償補填及び賠償金は、敷地の有効活用のための電柱移設に伴う増額であります。
6項1目保健体育総務費は146万7000円の増額ですが、2節給料から4節共済費まで、人件費の調整でございます。
2目社会体育振興費は財源の内訳を変更するもので、予算額に変更はございません。
4目学校給食管理費は147万8000円の減額ですが、2節給料から4節共済費までは、人件費の調整でございます。
5目特別会計整備費は1914万1000円の減額ですが、学校給食特別会計繰出金の補正に対応する減額でございます。
118ページに参りまして、6目国民体育大会費は7万2000円の増額ですが、2節給料及び3節職員手当等は、人件費の調整でございます。
以上で第10款教育費の説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
◆苫米地 委員 113ページの小学校費の中の教育振興費のところ、増額になっている部分の準要
保護児童学用品通学用品等扶助費の増額ですけれども、これは新入学の児童に係るものか、それとも1年生から6年生までの学用品費に係るものか確認をしたいと思うんですが、お願いします。
◎小笠原 教育部次長 お答え申し上げます。
中学校は昨年度から行っておりましたが、小学校入学、就学前児童を対象に今学校教育課の窓口で受付を開始しておりました。それに伴う増額でございます。
以上です。
◆苫米地 委員 そうすれば、中学校の新入学、中学校1年生の方に対しては、中学校の枠で、今のは小学校に入学する方の枠でということで、わかりました。ありがとうございます。
○豊田 委員長 他にございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 それでは、御質疑なしと認めます。
第12款公債費について理事者から説明を求めます。
◎野田 総務部次長兼総務課長 それでは、第12款公債費の補正予算について御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の119ページをお開き願います。
第12款公債費は4779万5000円を減額補正し、補正後の額を93億6984万6000円とするもので、1項1目元金3579万5000円の減額は、償還額の確定等に伴うもので、2目利子1200万円の減額は、利率の確定によるものでございます。
以上で第12款公債費の説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
第13款諸支出金について理事者から説明を求めます。
◎野田 総務部次長兼総務課長 それでは、第13款諸支出金の補正予算について御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の120ページをお開き願います。
第13款諸支出金は、補正額はございませんが、1項1目公営企業整備費の19節負担金補助及び交付金の自動車運送事業会計補助金を、24節投資及び出資金の自動車運送事業会計出資金に組み替えるものでございます。
以上で第13款諸支出金の説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
次に、第2条継続費の補正について理事者から説明を求めます。
◎山田 新
美術館建設推進室長 それでは、第2条継続費の補正について御説明申し上げます。
お手元の補正予算及び説明書の9ページをお開き願います。
第2表継続費補正のとおり、10款5項社会教育費に新美術館建設工事などを実施するため、新美術館整備事業を追加するものでございます。事業費総額を32億6540万円とし、年割額を平成30年度は9億1873万2000円、平成31年度は4億9000万円、平成32年度は18億5666万8000円と定めるものでございます。
以上で継続費の補正の説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
次に、第4条
債務負担行為の補正について、それぞれ理事者から説明を求めます。
◎野田 総務部次長兼総務課長 それでは、第4条
債務負担行為の補正について御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の11ページをお開き願います。
第4表
債務負担行為補正のうち、本委員会にかかわる事項について御説明申し上げます。
まず、市制施行90周年記念式典運営業務委託料でございますが、来年6月に実施される当式典につきまして、平成30年度中に契約を締結するため、期間を平成30年度から平成31年度まで、限度額460万円で
債務負担行為を設定するものでございます。
以上で説明を終わります。
◎小笠原
総合政策部次長兼
政策推進課長 続きまして、
債務負担行為の補正について、総合政策部に係る事項について御説明申し上げます。
予算書の11ページ上から3番目のはちのへ市民チャレンジ応援補助金は、市制施行90周年記念事業として、市民団体等が主体的に取り組むまちづくり活動に対し助成を行うもので、平成30年度中に交付決定するため、期間を平成30年度から平成31年度までとし、限度額を600万円とするものであります。その下の
市民活動サポートセンター指定管理料は、指定管理者制度を継続して導入する
市民活動サポートセンターについて、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成31年度までとし、限度額を647万6000円とするものであります。
続きまして、13ページをお開き願います。
13ページ上から2番目の
グリーンプラザなんごう等指定管理者――そば振興センター――は、指定管理者制度を継続して導入する
南郷そば振興センターについて、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度までとし、限度額を5418万8000円とするものであります。
次に、その下の
島守田園空間博物館施設等指定管理料は、指定管理者制度を継続して導入する
島守田園空間博物館施設と、
南郷農産物直売所の2施設について、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度までとし、限度額を6666万円とするものであります。
次に、4行ほど下がりまして、下から2番目の
グリーンプラザなんごう等指定管理料――ジャズの館南郷――は、指定管理者制度を継続して導入するジャズの館南郷について、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度までとし、限度額を3398万4000円とするものであります。
以上で説明を終わります。
◎野田
選挙管理委員会事務局長 それでは、続きまして、ページが戻りますが、補正予算及び説明書の11ページをお開き願います。
表の上から5つ目、市議会議員選挙ポスター掲示場設置管理及び撤去委託料でございますが、来年4月に執行される市議会議員選挙の同業務委託につきまして、平成30年度中に契約を締結するため、期間を平成30年度から平成31年度まで、限度額2622万2000円とするものでございます。
以上で説明を終わります。
◎橋本 教育部次長兼
教育総務課長 それでは、補正予算及び説明書の14ページをお開き願います。
14ページの下から2番目の小・中学校校務用パソコン賃貸借料ですが、各小中学校の教員が使用しているパソコンのセキュリティ対策のため、パソコンの更新をするものであり、平成30年度中に基本協定を締結するためで、期間を平成30年度から平成36年度までとし、限度額を2億円とするものでございます。
続きまして15ページをごらんください。
一番上の史跡根城の広場指定管理料ですが、指定管理制度を継続して導入する史跡根城の広場について、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度までとし、限度額を1億9493万5000円とするものでございます。
以上で説明を終わります。
◎河原木
まちづくり文化スポーツ部次長兼
屋内スケート場建設推進室長兼国体室長 補正予算及び説明書の14ページをお開き願います。
文化教養センター指定管理料は、
文化教養センター南部会館の指定管理料につきまして、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度まで、限度額は3047万4000円として、
債務負担行為を設定するものでございます。
次に、15ページをお開き願います。
公会堂等指定管理料は、公会堂、八戸市公民館及び
南郷文化ホールの指定管理料につきまして、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度まで、限度額は11億8162万2000円として、
債務負担行為を設定するものでございます。
次に、市立集会場指定管理料は、市立集会場更上閣の指定管理料につきまして、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度まで、限度額は6733万7000円として、
債務負担行為を設定するものでございます。
次に、体育館等指定管理料は、長根公園及び有料公園施設ほか10施設の指定管理につきまして、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度まで、限度額を24億700万円とし、債務負担を設定するものでございます。
次に、弓道場指定管理料は、八戸市弓道場の指定管理につきまして、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度まで、限度額を385万円とし、債務負担を設定するものでございます。
次に、南郷体育施設等指定管理料は、八戸市南郷体育館ほか9施設の指定管理につきまして、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度まで、限度額を5億4150万円とし、債務負担を設定するものでございます。
次に、多賀多目的運動場指定管理料は、八戸市多賀多目的運動場の指定管理につきまして、平成30年度中に基本協定を締結するため、期間を平成30年度から平成35年度まで、限度額を2億9761万5000円とし、債務負担を設定するものでございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
次に、第1条中の歳入予算の補正及び第5条地方債の補正について理事者から説明を求めます。
◎秋山 財政部次長兼財政課長 それでは、補正予算及び説明書の5ページをごらん願います。
歳入予算の今回の補正額と補正後の総額でございますが、第1条にございますとおり、17億6694万9000円を追加し、総額を1027億8575万5000円とするものでございます。
第5条地方債の補正でございますが、第5表で御説明申し上げますので、16ページをごらん願います。
社会福祉事業から臨時財政対策債まで、限度額を表のとおり変更するものでございます。
次に、歳入予算の補正内容を御説明いたします。
80ページをごらん願います。
第14款使用料及び手数料は、1項3目の衛生使用料におきまして、高等看護学院の授業料の収入見込みにより162万円減額するものでございます。
次のページに参りまして、第15款国庫支出金は4億6562万1000円を増額するもので、主な内容ですが、1項1目民生費国庫負担金では、生活保護費負担金を増額、2項8目教育費国庫補助金は交付内示等によりまして、新美術館施設整備に対する社会資本整備総合交付金を計上するものでございます。
次のページに参りまして、第16款県支出金は7873万3000円を増額するもので、主な内容は2項2目民生費県補助金で、交付内示に伴いまして地域密着型サービス等提供施設整備費補助金を増額するものでございます。
次のページに参りまして、第17款財産収入は26万5000円を増額するもので、主な内容は1項2目利子及び配当金を財政調整基金ほかの各基金の利子の確定により調整するものでございます。
次のページに参りまして、第18款寄附金は1億617万9000円を増額するもので、各基金、各事業に対しまして個人、団体の方々から御寄附いただいたものでございます。
次のページに参りまして、第19款繰入金5億2353万8000円を増額するもので、主な内容は1項1目基金繰入金で震災復興交付金の返還のため、震災復興交付金基金からの繰入金を計上するものでございます。
次のページに参りまして、第21款諸収入は646万円を増額するもので、主な内容でございますが、5項3目雑入におきまして、連携中枢都市圏事業に対する各町村からの負担金を計上するものでございます。
次のページに参りまして、第22款市債は5億8777万3000円を増額するもので、交付内示や事業費の確定により調整するほか、1項8目教育債は、新美術館施設整備に対する市債を計上、9目臨時財政対策債は、発行可能額の確定により増額するものでございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第144号は原案のとおり可決されました。
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2 議案第150号 平成30年度八戸市
学校給食特別会計補正予算
○豊田 委員長 続きまして、議案第150号平成30年度八戸市
学校給食特別会計補正予算を議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎中村 学校教育課長 それでは、議案第150号平成30年度八戸市
学校給食特別会計補正予算について御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の37ページをお開き願います。
第1条第1項は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ708万円を減額し、総額を19億1849万1000円とするものでございます。
第2項の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は38、39ページの第1表のとおりでございます。
37ページに戻りまして、第2条は、
債務負担行為ですが、地方自治法第214条の規定により定める
債務負担行為の補正額は40ページの第2表のとおりです。
次に、内容につきまして、補正予算に関する説明書で御説明申し上げます。
それでは、210ページをお開き願います。
歳入歳出補正予算事項別明細書は、211ページにわたりますが、歳入歳出予算の補正前の総額19億2557万1000円から、歳入歳出それぞれ708万円を減額し、総額を19億1849万1000円とするものでございます。
次に、歳入の補正について御説明を申し上げます。
まず、212ページに参りまして、第2款繰入金は、一般会計からの繰入金を1914万1000円減額するものでございます。
続きまして、213ページに参りまして、第3款繰越金は、前年度繰越金で1239万5000円を増額するものでございます。
214ページに参りまして、第4款諸収入は、社会保険料等徴収金を33万4000円減額するものでございます。
次に、歳出の補正について御説明を申し上げます。
215ページに参りまして、1款1項1目給食センター管理費は667万7000円の減額で、その内訳は、2節給料が職員数の減に伴う減額で、3節職員手当等が期末手当や勤勉手当等の減額と、4節共済費が職員の
共済組合負担金及び保険料の減額、7節賃金が正職員の代替臨時職員の雇用に伴う増額、11節需用費が燃料費、印刷製本費及び施設の修繕料の増額、12節役務費が換気扇ふぐあいによる給食センターの整備、点検等による手数料の増額、16節原材料費及び18節備品購入費は備品用の部品購入に伴う増減額、23節償還金利子及び割引料は、過誤納金還付金の発生に伴う増額によるものでございます。
216ページに参りまして、3目公債費は40万3000円の減額で、給食センター整備事業に係る利子償還金の減額によるものです。
次に、
債務負担行為の補正について御説明申し上げます。
40ページをお開きください。
第2表
債務負担行為でございますが、平成31年度4月分、5月分の賄材料費でございます。期間につきましては、平成30年度から平成31年度までとし、限度額を2億3964万9000円とするものでございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第150号は原案のとおり可決されました。
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3 議案第159号 八戸市
屋内スケートリンク条例の一部を改正する条例の制定について
○豊田 委員長 続きまして、議案第159号八戸市
屋内スケートリンク条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎河原木
まちづくり文化スポーツ部次長兼
屋内スケート場建設推進室長兼国体室長 それでは、議案第159号八戸市
屋内スケートリンク条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
議案書では7ページから14ページにかけて記載してございますが、本日はお配りしております議案第159号の資料に基づき御説明申し上げます。
まず、改正理由でございますが、長根屋内スケート場を設置し、その管理について必要な事項を定めるためのものでございます。
次に、改正内容でございますが、条例第2条に定める屋内スケートリンクの名称及び位置について、八戸市長根屋内スケート場を追加し、あわせて、関連する第3条から第21条について、使用料等、規定の整備をするものでございます。
なお、使用料につきましては、市内の体育施設や市外の類似施設などの料金を参考にしながら設定したものでございます。そのうち、スケートリンクの個人滑走料につきましては、市内の屋内スケートリンクであります、テクノルアイスパーク八戸のおおむね1.2倍から1.3倍程度としております。
最後に、施行期日についてでございます。
本施設は、来年秋ごろの供用開始を目指し、現在整備を進めているところでございますが、供用前の準備行為も必要でありますことから、条例の施行期日については、後に定める施行規則の定める日とし、これを附則に定めるものといたします。
以上で説明を終わらせていただきます。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
◆苫米地 委員 2つ確認したいんですけれども、障がい者の方の使用料金の免除についてはどういうふうになるのかというところと、あと、前回の協議会のときに説明があったかと思うんですけれども、使える期間が3カ月から8カ月に延びるということだったと思うんですが、大きい大会とかも行われると思うんだけれども、その準備などにかかる日数とかを考えたときに、市民の方々が実際に使える日数というのは現在と比べてどのくらいふえるのか、もしわかればお願いします。
◎河原木
まちづくり文化スポーツ部次長兼
屋内スケート場建設推進室長兼国体室長 御質問にお答えいたします。
障がい者の方の利用料金については、現行の新井田インドアリンクと同じような体制を踏襲してまいりたいと考えております。
あと、使用できる期間につきましては、全体的な期間が延びますので、できるだけ大会等、それからその準備等に支障がない日は一般開放して、市民の方に提供していきたいと考えております。具体的な日数については、ちょっとまだ今のところ何日ぐらいになるかというのは定かではございません。
以上です。
◆苫米地 委員 ありがとうございます。
もう一つ済みません。駐車場については、今どういうふうに考えているのかお聞きしたいのですけれども。
◎河原木
まちづくり文化スポーツ部次長兼
屋内スケート場建設推進室長兼国体室長 駐車場につきましては、長根公園全体で考えていく必要があるのではないかということで、関係課で現在協議中でございます。公園のほうにもいろいろ計画があるということで聞いておりますので、その計画の進捗状況を見ながら定めていきたいということで考えておりますので、まだ方向性というのは見えておりません。
以上です。
◆苫米地 委員 わかりました。駐車場が多賀のダイハツスタジアムのほうでも結構イベントがあったときに混雑したり、出入りが大変だというところを聞いているので、大きい大会があるとき、長根のほうも混雑するのかと、ちょっと心配はしているんです。方向性を定めるときに、いろいろな方々の意見を聞きとって、いい方向にお願いしたいというふうに思います。
○豊田 委員長 ほかに御質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 では、これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおりに決することに御異議ありませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第159号は原案のとおり可決されました。
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4 議案第160号 八戸市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
○豊田 委員長 続きまして、議案第160号八戸市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎田中 総務部次長兼人事課長 それでは、議案第160号八戸市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきまして御説明申し上げます。
議案書では15ページから33ページにかけて記載しておりますが、お配りしております左上に、議案第160号と表記された資料に基づき御説明申し上げます。
まず、改正の理由でございますが、青森県
人事委員会勧告に基づく青森県職員の給与改定に準じ、一般職の職員の給料月額、初任給調整手当の額並びに期末手当及び勤勉手当の支給割合を改定するとともに、特別職の職員等の期末手当の支給割合の改定をするためのものであります。
次に、改正の主な内容でございますが、まず①の一般職の職員については、ア)として給料につきましては、若年層に重点を置きながら、全年齢層において各給料表の水準を引き上げ改定するものであります。
次に、イ)の勤勉手当でございますが、(A)の平成30年度改定分につきましては、12月期分の支給割合を0.05月分引き上げ、再任用職員を除く職員は0.90月分に、また、再任用職員は0.45月分に改定するものであります。
(B)の平成31年度改定分につきましては、0.05月分の引き上げを6月期及び12月期に等分し、再任用職員を除く職員はそれぞれ0.875月分に、再任用職員はそれぞれ0.425月分に改定するものであります。
ウ)として期末手当でございますが、年間の支給割合は変わりませんが、平成31年度から6月期及び12月期の支給割合を同じ割合とし、再任用職員を除く職員はそれぞれ1.25月分に、再任用職員はそれぞれ0.7月分に改定するものであります。
次ページをごらん願います。
エ)として初任給調整手当の改定についてですが、医師の初任給調整手当の上限額を30万8300円から、30万8600円に改定するものであります。
これら一般職の職員に係る改定につきましては、オ)に記載の八戸市職員の給与に関する条例を改正して対応するものであります。
次に、②の特別職の職員及び市議会議員の皆様についてですが、期末手当について改定を行うもので、これまでも県の特別職等に準じて取り扱ってきているところであり、(A)の平成30年度改定分につきましては、12月期分の支給割合を0.05月分引き上げ、表のとおり改定するとともに、(B)の平成31年度改定分につきましては、引き上げ後の年間の支給割合を6月期及び12月期分に等分するもので、こちらも表のとおり改定するものであります。これら特別職の職員等に係る改定につきましては、イ)に記載のとおり、3つの条例を改正して対応するものであります。
最後に、関係条例の施行期日等につきましては、条例の公布の日から施行するものでございますが、一般職の職員の改定につきましては平成30年4月1日に、特別職の職員等の改定分につきましては平成30年12月1日にそれぞれ遡及して適用し、平成31年度改定分につきましては平成31年4月1日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
◆苫米地 委員 一般職の給料表の改定関係のところ、若年層に重点を置きながらも、全年齢層において引き上げるというふうに書いてありますけれども、具体的に若い方、中堅の方、あるいはベテランの方の給料がどのくらい上がるのか、金額を教えてください。
◎田中 総務部次長兼人事課長 お答え申し上げます。
初任給を含めた若年層の給与の改定額につきましては、平均約1500円程度、それから中堅層につきましては、平均で大体1000円程度、高齢職員等につきましては、約400円程度の引き上げということになっております。
以上でございます。
◆苫米地 委員 わかりました。ありがとうございます。
○豊田 委員長 他に御質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 これより意見を徴します。御意見ありませんでしょうか。
◆苫米地 委員 給料の引き上げということで、賛成はするのですけれども、先ほどお話しがあったように、若年層については1500円、ただ、ベテランの方については400円ぐらいの引き上げということであれば、生活の改善とか、いろいろなところに充てるというのには不十分ではないかというふうに感じます。ただ、そういう引き上げ額、中央との格差は埋まらないままですし、国家公務員との格差もそのままということになると思います。解消されないままだと思います。不十分だと思うんですけれども、わずかであっても給料が上がるということ。また、再任用職員の方々も含めて勤勉手当が上がる。引き上げるということは、少しでも職員の皆さんのためになると考えますので、賛成はします。ただ、今後もその生活水準の引き上げであるとか、働いている方々の意欲の向上につながっていくような給料になるように改善していく、そこを目指してほしいという意見をつけて賛成します。
以上です。
○豊田 委員長 他に御意見ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおりに決することに御異議ありませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第160号は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────
5 議案第162号 (仮称)八戸市
屋内スケート場建設事業外構工事請負契約の締結について
○豊田 委員長 続きまして、議案第162号仮称・八戸市
屋内スケート場建設事業外構工事請負契約の締結についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎河原木
まちづくり文化スポーツ部次長兼
屋内スケート場建設推進室長兼国体室長 それでは、議案書の37ページをお開き願います。
議案第162号仮称・八戸市
屋内スケート場建設事業外構工事請負契約の締結につきまして御説明申し上げます。
理由は、仮称・八戸市屋内スケート場建設事業外構工事の請負契約を締結するためのものでございます。
38ページをごらんいただきたいと思います。
場所は、八戸市大字売市字輿遊下地内。
契約額は、2億5390万9080円。
期間は、契約締結の翌日から平成31年8月9日まで。
契約者は、穂積建設工業株式会社。
その他、請負契約内容細部につきましては、八戸市財務規則によるものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第162号は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────
6 議案第165号 氷上整備車の買入れについて
7 議案第166号
スピードスケートリンク用防護マットの買入れについて
8 議案第167号
スピードスケート競技システム用機器の買入れについて
○豊田 委員長 続きまして、議案第165号氷上整備車の買い入れについてから、議案第167号
スピードスケート競技システム用機器の買い入れについてまでの3件の議案は関連がありますので、一括して審査をしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議ありませんので、議案第165号から議案第167号までの3件の議案を一括して審査いたします。
理事者から説明を求めます。
◎河原木
まちづくり文化スポーツ部次長兼
屋内スケート場建設推進室長兼国体室長 それでは、議案書の43ページをごらんいただきたいと思います。
まず、議案第165号氷上整備車の買い入れについて御説明申し上げます。
理由は、長根屋内スケート場で使用する氷上整備車を買い入れるためのものでございます。
44ページをお開き願います。
品名及び数量は、バッテリー仕様のものを2台、LPG仕様のものを1台。
買い入れ金額は、7020万円でございます。
45ページをお開き願います。
次に、議案第166号
スピードスケートリンク用防護マットの買い入れについて御説明申し上げます。
理由は、長根屋内スケート場で使用する400メートル
スピードスケートリンク用防護マットを買い入れるためのものでございます。
46ページをお開き願います。
品名及び数量は、外周部ストレート用防護マットを221枚、外周部コーナー用防護マットを2枚、内周部ストレート用防護マットを112枚、内周部コーナー用防護マットを62枚、その他附属品一式でございます。
買い入れ金額は、3780万円でございます。
47ページをお開き願います。
議案第167号
スピードスケート競技システム用機器の買い入れについて御説明申し上げます。
理由は、長根屋内スケート場に設置するスピードスケート競技システム用の機器を買い入れるためのものでございます。
48ページをお開き願います。
種別、品名及び数量は、スケートタイマー1台や、電子式スタート音発生装置2台などの計時計測システム、サーバーコンピュータ一式や、スピードスケート競技システムソフトウエア一式などのデータ処理コンピュータシステムであります。
買い入れ金額は、1億368万円でございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御意見なしと認めます。
議案3件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第165号から議案第167までの3件の議案は、原案のとおり可決されました。
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9 議案第169号 指定管理者の指定について
(
市民活動サポートセンター)
10 議案第170号 指定管理者の指定について
(
グリーンプラザなんごう、
南郷そば振興センター及びジャズの館南郷)
11 議案第171号 指定管理者の指定について
(
島守田園空間博物館施設及び
南郷農産物直売所)
12 議案第172号 指定管理者の指定について
(公会堂、八戸市公民館及び
南郷文化ホール)
13 議案第173号 指定管理者の指定について
(
文化教養センター南部会館)
14 議案第174号 指定管理者の指定について
(長根公園及び有料公園施設ほか10施設)
15 議案第175号 指定管理者の指定について
(弓道場)
16 議案第176号 指定管理者の指定について
(多賀多目的運動場)
17 議案第177号 指定管理者の指定について
(南郷体育館ほか9施設)
18 議案第178号 指定管理者の指定について
(
高館地区市民センター)
○豊田 委員長 続きまして、議案第169号指定管理者の指定について――
市民活動サポートセンター――についてから、議案第178号指定管理者の指定について――
高館地区市民センター――についてまでの10件の議案はいずれも指定管理者の指定に関するものでありますので、一括して審査をしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議ありませんので、議案第169号から議案第178号までの10件の議案を一括して審査いたします。
議案第169号について説明を求めます。
◎佐々木 市民連携推進課長 それでは、議案書の51ページをごらんください。
議案第169号指定管理者の指定について御説明申し上げます。
本議案でございますが、地方自治法第244条の2第3項の規定により、指定管理者を指定するためのものでございます。
議案書の52ページをごらんください。
指定管理者に管理させる公の施設でございますが、八戸市
市民活動サポートセンターでありまして、指定管理者といたしまして、社会福祉法人八戸市社会福祉協議会を指定するものでございます。
指定の期間でございますが、平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間を予定しております。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 続きまして、議案第170号及び議案第171号について説明を求めます。
◎畑内 南郷事務所長 それでは、議案書の53ページをお開き願います。
議案第170号指定管理者の指定について御説明申し上げます。
本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、指定管理者を指定するためのものでございます。
次のページに参りまして、指定管理者に管理させる公の施設は、
グリーンプラザなんごう、八戸市
南郷そば振興センター及びジャズの館南郷の3施設であり、指定管理者として、なんごうプラザ株式会社を指定するものでございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
以上で議案第170号の説明を終わります。
続きまして、議案書の55ページをお開き願います。
議案第171号指定管理者の指定について御説明いたします。
本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、指定管理者を指定するためのものでございます。
次のページに参りまして、指定管理者に管理させる公の施設は、八戸市
島守田園空間博物館施設及び八戸市
南郷農産物直売所の2施設であり、指定管理者として、島守田園空間博物館運営協議会を指定するものでございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 続きまして、議案第172号及び議案第173号について説明を求めます。
◎前田
まちづくり文化スポーツ部次長兼
まちづくり文化推進室長 それでは、議案書の57ページをお開き願います。
議案第172号指定管理者の指定について御説明申し上げます。
本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、指定管理者を指定するものであります。
次の58ページをお開き願います。
指定管理者に管理させる施設は、八戸市公会堂、八戸市公民館及び八戸市
南郷文化ホールの3施設であり、指定管理者として、株式会社アート&コミュニティを指定するものであります。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
続きまして、議案書の59ページをお開き願います。
議案第173号について御説明申し上げます。
本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により指定管理者を指定するものでございます。
次の60ページをお開き願います。
指定管理者に管理させる施設は、八戸市
文化教養センター南部会館であり、指定管理者として、株式会社デーリー東北新聞社を指定するものであります。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 続きまして、議案第174号から議案第177号について説明を求めます。
◎下村 スポーツ振興課長 それでは、議案第174号から第177号までのスポーツ振興課で所管する施設に係る指定管理者の指定について、一括して御説明申し上げます。
議案書の61ページをお開き願います。
議案第174号は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、長根公園及び有料公園施設ほか10施設の指定管理者を指定するためのものであります。
なお、提案理由の地方自治法第244条の2第3項の規定によりの部分につきましては、他の議案につきましても同様でございますので、以降の説明は省略させていただきます。
62ページをお開き願います。
指定管理者として、エスプロモ株式会社を指定するものであります。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間を予定しております。
なお、指定の期間につきましては、他の議案についても同様でございますので、こちらも以降の説明は省略させていただきます。
続きまして、議案書の63ページをお開き願います。
議案第175号は、弓道場の指定管理者を指定するためのものでございます。
64ページをお開き願います。
指定管理者として、八戸弓道協会を指定するものであります。
続きまして、議案書の65ページをお開き願います。
議案第176号は、多賀多目的運動場の指定管理者を指定するためのものでございます。
66ページをお開き願います。
指定管理者として、株式会社ヴァンラーレ八戸を代表とし、特定非営利活動法人八戸市サッカー協会を構成員とする八戸スポーツ・地域振興グループを指定するものであります。
続きまして、議案書の67ページをお開き願います。
議案第177号は、南郷体育館ほか9施設の指定管理者を指定するためのものでございます。
68ページをお開き願います。
指定管理者として、エスプロモ株式会社を指定するものであります。
以上で、議案第174号から議案第177号の説明を終わります。
○豊田 委員長 続きまして、議案第178号について説明を求めます。
◎野田 総務部次長兼総務課長 議案第178号指定管理者の指定について御説明申し上げます。
議案書の69ページをお開き願います。
本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、指定管理者を指定するためのものでございます。
次の70ページをお開きください。
指定管理者に管理させる公の施設の名称は、八戸市
高館地区市民センターで、指定管理者として、高館地区連合町内会を指定するものでございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日まででございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御意見なしと認めます。
議案10件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第169号から議案第178号までの10件の議案は、原案のとおり可決されました。
次に、請願の審査に入りますので、審査に関係のない理事者の方々は退席されて結構です。
御苦労さまでした。
〔理事者一部退席〕
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● 請願審査
1 平成30年請願第4号 消費税増税10%への引き上げ中止を求める意見書提出を求める請願
2 平成30年請願第5号 消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める請願
○豊田 委員長 それでは、請願の審査に入ります。
請願の審査順序でありますが、新たに付託となりました平成30年請願第4号及び請願第5号は関連がありますので、請願文の朗読、理事者からの概要説明、理事者への質疑、本請願への意見についてまでは一括で行い、その終了後、採決に移りたいと思います。
それでは、事務局から請願の要旨について朗読させます。
◎担当書記 朗読いたします。
番号、平成30年請願第4号。
受理年月日、平成30年12月3日。
件名、消費税増税10%への引き上げ中止を求める意見書提出を求める請願。
提出者、八戸市類家三丁目1-8、消費税廃止八戸各界連絡会代表、小萩沢光一、中道博章。
紹介議員、田端文明議員。
要旨、私たちの暮らしや地域経済は今、大変深刻な状態です。増税と年金カット、医療、介護など社会保障費負担増、物価上昇の三重苦のもとで、これ以上節約するところがないと悲鳴が上がっています。
厚生労働省が発表した全労働者の実質賃金は、平成29年度まで7年連続減少しています。個人消費も前年同月比3.9%減で、4年連続減少しています。
また、日本銀行事務局によれば、全国で35%の世帯が無預金とのことです。暮らしは苦しくなる一方です。私たちの可処分所得には消費税がほとんど課税されます。消費税は生活費課税です。
ところが政府は、平成31年10月の消費税率10%への引き上げを明言しました。税率10%への引き上げで1人当たり年間2万1500円、一世帯――4人家族――8万6000円の増税という試算も出ています。
飲食料品と週2回以上発行の新聞代は税率8%に据え置かれますが、運送費や加工費、宣伝広告費など10%分の値段は上がります。また、8%と10%の線引きは単純ではありません。また、2023年に導入されるインボイス――的確証明書――制度は、地域経済を担う中小業者にとっても負担となり、免税業者が取引から排除されるという重大な問題があります。そもそも消費税は、所得の少ない人ほど負担が重く、貧困と格差を拡大する根本的な欠陥を持つ税制です。
日本国憲法は応能負担原則にのっとった税制の確立を要請しています。
私たちは、住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える消費税増税を中止することを強く求めます。
以上の趣旨から、下記事項について国及び関係省庁に対して意見書を提出してくださるよう請願いたします。
平成31年10月の消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書を政府に提出していただくこと。
次でございます。
番号、平成30年請願第5号。
受理年月日、平成30年12月3日。
件名、消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める請願。
提出者、八戸市大字湊町字柳町1-5、湊商栄会代表、三浦辰男。
紹介議員、田端文明議員。
要旨、市民生活向上のための御尽力に心から敬意を表します。
政府が1989年に消費税を導入し、さらに2014年4月1日、消費税を8%に引き上げて以来、消費不況に陥り、物価上昇、社会保障削減、賃金格差、地域格差がますます広がるなど、厳しい状況が続いております。
八戸市内でも経済の疲弊、商店街の衰退は甚だしく、低賃金、失業率は改善されず、中小企業の倒産廃業に歯どめがかかっていません。
自治体財政にも深刻な影響を及ぼします。財政試算では、地域消費税交付金や手数料などの増収を見込んでも、建設事業費の負担増や市民病院診療報酬アップ分の反映ができないなど、多額の赤字が予想されます。
政府は来年10月に、消費税は幼児教育無償化に充てるとして10%への増税を表明しました。消費税導入時も社会保障財源に充てるとしていましたが、実際は大企業優遇と軍事費増強に回され、年金制度改悪、医療費負担増など社会保障は後退しています。
そもそも消費税は低所得者ほど負担が重く、収入減そのものです。税金は国民の暮らし、福祉優先に切りかえて、法人税率を見直し、大企業、大資本家に応分の負担を求めていくことが必要です。
今、政府がやるべきことは増税法附則第18条第3項に基づき、消費税を中止することです。市民の切実な声を受けとめ、国に対し、消費税10%増税の撤回を要請してください。
以上の趣旨から、地方自治法第124条の規定により、下記の事項について請願いたします。
消費税増税撤回、10%への引き上げに反対する請願を採択し、政府に意見書を提出していただくこと。
以上でございます。
○豊田 委員長 それでは、本請願の審査の参考に資するため、理事者から概要等について説明願います。
◎板橋 財政部次長兼住民税課長 それでは、概要につきまして御説明申し上げます。
消費税率を8%から10%に引き上げることについては、平成28年11月、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律が成立し、消費税率の10%への引き上げ及び軽減税率制度の実施時期が平成31年10月とされ、さらには本年6月、経済財政運営の指針、骨太方針と新たな成長戦略規制改革実施計画を閣議決定し、この中において骨太方針に平成31年10月の消費税率10%への引き上げが明記されたところでございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんでしょうか。
◆日當 委員 今回の消費税率10%への引き上げにつきましては、国におきまして、今御説明あったとおり、現状を鑑みながら、国の将来、それから国民、市民のために決めたことでございまして、今まさにさまざまな対応が検討されているところだと思っております。
あわせて、それぞれの自治体、それぞれの企業、それぞれの国民も準備をしているところでございますので、この請願につきましては、不採択ということでお願い申し上げたいと思います。
○豊田 委員長 他にありませんか。
◆田名部 委員 次長のほうから今抜本的な改革云々、そしてまた骨太云々の話をされているんですが、今、特にここ2日、3日の騒ぎは、まさにこの制度そのものが大変複雑と申しますか、国民にわかりにくい。そして、まさに国民をいささか、消費者をないがしろにしたようなそのつくり方で、いささか拙速過ぎると思っているんですが、10月からもう既にやるというふうなことを国策の中で決められたこととは理解はするんですが、既に閣議決定されていることも考えれば、今、ここでどうのこうの云々されても、どうにもならないような気がするんですが、ただ、やはり8%から上げることによって、社会保障云々の話をするのであれば、もっと素直に、ストレートに、何かプレミアムとか、きのうあたりのニュースを見ますと、車の減税をかけるとか、逆に私、部長からいろいろコメントを伺いたいところなんですが、それはまた別な席にしますけれども、そういったことを先ほど来申し上げているとおり、国策の中で、しかも閣議決定されたということを考えればやむを得ない、不採択というふうなことで意見を申し上げたいと思います。
○豊田 委員長 他にありませんか。
◆夏坂 委員 そもそも消費税につきましては、社会保障の安定化、これから本当に高齢化とともに社会保障費が伸びていく、それを埋める安定した財源ということで必要性が議論されてきて、もちろん税と社会保障の一体改革の中でも論じられてきて、どうしても上げなければならないということでの決定事項であります。ただ、やはり消費者、それから低所得者の方々の負担というのが大きい、それをしっかりと安定的な財源を確保しながら、そういう低所得者の方のカバーをするということで、軽減税率、複数税率ということで打ち出されたわけであります。しっかりヨーロッパでも実績がありますし、もちろんそれをやりながら消費が落ち込むための方策ということを、今財務省を中心にいろいろとやっております。いろいろな御批判はあるかと思いますけれども、これはやっぱりどうしてもこの過渡期には出る批判であろうかと思います。これがしっかりと落ち着けば、きっと消費者にも理解はされるであろうと、私どもは考えております。
ということで、今さら中止云々というのはちょっと無理なことかと思いますので、不採択とさせていただきたいと思います。
○豊田 委員長 他にありませんか。
◆苫米地 委員 消費税の成立から30年たちますけれども、先ほどの請願の趣旨にもあるように、消費税というのは応能負担の原則にも反し、低所得の方ほど負担が重い、逆進性がある。そういう税制です。大企業優遇ということに使われてきたと思います。改定のたびに法人税が引き下げられてきました。導入時40%だった法人税、大企業の法人税は、今23.2%となっています。消費税はその穴埋めに使われてきたというふうに言わざるを得ないと思います。これまで10%の引き上げに関しても、景気に与える影響が大きいということで、政府みずから2回先送りしてきたものです。それが今回、何が何でも通そうということで、キャッシュレス決済とか、5%ポイント還元、低所得者を対象としてプレミアム付商品券など、多額の財政を充てるということまで求める動きが出てきています。国税庁も複数税率、軽減税率に対するQ&Aを4回も改定するなど、国民生活にも混乱をもたらすような複雑な税制である仕組みに変えられてしまうということで、本当に商売をしている方々は大変な思いをしていると思います。
先日の一般質問の中でも市民病院の負担、計算上は約1億5000万円くらい増加するということで、国は補填をするというふうに言っていますけれども、診療報酬については、まだ未定、不透明な部分があるということで、負担はふえるだろうというような答弁もあったと思います。八戸市への影響も本当に大きなものがあると思います。何よりも今回出されている請願は、地元の商店会の方であるとか、中小業者を中心に女性とか年金者など、消費者も交えた団体から出されています。市民の暮らし、地域産業に深刻な影響をもたらすということで出されているものであると思います。
要旨にもあったように、市内でも経済の疲弊、商店街の衰退が甚だしいということで、今回10%ということで導入されれば、インボイス制度などによって、対応できないお年寄りがやっているところとか、小さな商店は廃業というふうに追い込まれる。それは避けられない、加速されるであろうというふうなことで、切実な声が述べられていた請願だと思います。地元の業者の元気がなくなれば、地域経済の活性化、発展ということはないと思います。消費税の増税は八戸市自体にも、また市民の暮らし、地域経済にとっても、今増税するということはよいことはないというふうに思います。今回出された市民の切実な声を受けとめて、政府への意見書提出を求める請願を採択するべきであるとの意見を申し上げて終わります。
○豊田 委員長 他に御意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 では、ただいま日當委員、田名部委員、夏坂委員から不採択、苫米地委員から採択ということで御意見がありましたので、まず、平成30年請願第4号について採決いたしたいと思います。
平成30年請願第4号を採択することに賛成の方々の起立を求めます。
〔賛成者起立:賛成1、反対6〕
○豊田 委員長 御着席願います。
起立少数であります。
よって、本請願は不採択とすることに決しました。
次に、平成30年請願第5号について採決いたします。
平成30年請願第5号を採択することに賛成の方々の起立を求めます。
〔賛成者起立:賛成1、反対6〕
○豊田 委員長 御着席願います。
起立少数であります。
よって、本請願は不採択とすることに決しました。
以上で当委員会に付託されました議案等の審査は終了いたしました。
なお、報告内容については委員長に一任願います。
──────────────────────────────────────
○豊田 委員長 以上で
総務常任委員会を閉じます。
午前11時24分 閉会...