八戸市議会 2018-11-21
平成30年11月 民生協議会-11月21日-01号
説明は以上でございます。
○
大館 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
◆八嶋 委員 今の
報告はちょうど2年前の事案だったわけです。私も医者じゃありませんが、きのうの新聞を読むと、県病でもこういう
医療事故があったということで、非常にざんきにたえない次第だと思いますが、今おっしゃったとおり、2年前の入院されたときの、結果的にはこうなったけれども、患者の御家族に対して丁寧なる説明はなかったんでしょうか。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 八嶋委員の質問にお答え申し上げます。
11月4日に入院されて、6日の昼に急変したというふうな記録が残ってございまして、急変時には救命措置を優先したということで、止血の処置及び開腹手術及び脾臓摘出手術などを行ったということでございまして、家族の説明はその処置後に行ってございますが、担当医師からは、出血をとめられずに亡くなったこと、それから急変することを見抜けなかったという部分に関しては説明をして、謝罪というんですか、深く説明をしているというところでございました。
以上でございます。
◆八嶋 委員 結果が結果でありますから、御家族の方、どんなに説明されても、亡くなったということの事実においていろいろな疑心暗鬼になると思うんですな。それが
医療事故だと思いますが、それ以上聞きませんが、我が
八戸市民病院は皆さん御承知のとおり、救急医療の花形でも有名でありますので、この
事故調査について徹底的な、再度、微に入り細に入り御検証願いながら、二度と起こらないように、そしてまた、だからといって救急医療チームのさらなるガバナンスの問題もあると思うんですな。トータルでいろいろな意味で検証されながら、二度とこういうことの起こらないように、そして
八戸地域医療の救急医療の先進の病院として、プライドと誇りを持って私はさらなる充実を願いながら、以上意見を申し上げ終わります。
○
大館 委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大館 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
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17
院内保育所「いちょうの樹」の
運営受託者の
公募について
○
大館 委員長 次に、
院内保育所いちょうの樹の
運営受託者の
公募について
報告願います。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 それでは、
院内保育所いちょうの樹の
運営受託者の
公募について、お手元の
資料に基づき御説明申し上げます。
まず、1の経緯でございます。
委員の皆様御承知のとおり、
院内保育所いちょうの樹は、乳幼児を養育する当院職員が安心して職務に専念できる環境づくりのため、
平成27年9月に開設されてございます。
その運営に当たりまして、開設前年度の
平成26年度に企画提案方式、いわゆるプロポーザルにて
選定した民間企業と現在契約してございますが、育児休業から復帰する看護師等の児童の受け入れ数が、土日、夜間も開所していることで当初の想定を上回ってきたことや、国の子ども・子育て支援新制度で、保育士の待遇改善等への対応が生じてきたことなど、当初の提案を前提とした契約では継続が困難であるとの現受託者からの
申し出があったことから、両者合意のもと、今年度末で原契約を終了し、
平成31年度の
運営受託者を新たに
選定するため、国の施策等の現状に即した企画提案を
公募することとしたものでございます。
次に、2の
公募対象でございます。
公募対象は、次の①から③に掲げる条件を全て満たす法人またはその他の
団体とし、プロポーザル方式により
選定を行うということにしてございます。
次に、3のスケジュールでございます。
報告が前後して大変恐縮でございますが、既に11月5日に公告の掲示と当院ホーム
ページへ情報掲載を行っており、20日必着の参加申し込みにつきましては2者から申し込みが来ているところでございます。
今後、12月にプロポーザルによる
審査を行い、年明けの1月には受託業者を決定したいと考えてございます。
最後に4、
院内保育所の現状でございます。
(1)に記載のとおり、
平成30年11月1月現在の受け入れ児童数は60名となってございます。これは
平成31年度に3歳児が持ち上がり、4歳児クラスができるということもあり、新年度の受け入れ児童数はさらに増加して、70名を超える見込みとなっております。
また、(2)の受け入れ増への対応についてでございますが、
施設基準への対応のため、現
施設を最大限活用して対応するほか、当分は現在のペースで職員の育児休業復帰者が続いていくことや、
平成32年度には5歳児クラスの設置もあることから、来年度の
施設改修の要否について検討をして進めているところでございます。
説明は以上でございます。
○
大館 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
◆中村 委員 現在、
指定管理をやっている関係でどれくらいの予算が不足しているのか。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 院内保育園の運営につきましては、認可外保育園でございますので、市からのお金は一切入っていない、病院の財政の中で回しているというふうなものでございまして、一つは委託料の支出、それから利用者からの保育料の収入で賄ってございます。
平成29年度の実績で申し上げますと、委託料が約7600万円でございまして、それに対して2000万円弱の保育料収入がございます。したがって差し引き5700万円程度が病院の持ち出しで運用しているというふうな状況でございます。これは預かる子どもさんと、それから保育士の配置の基準にのっとって、子どもさんがふえれば当然保育士の配置をふやさなければならないというものもございますので、私、人数がふえているというふうな説明をさせていただきましたけれども、ふえれば保育士の配置もきちんとやらなければならないというところで、来年度以降も若干数字がふえるものと考えてございます。
以上です。
◆中村 委員 そうすれば、限度額の設定というのは、それに見合った金額で提示するような形になるんでしょうか。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 限度額の設定というよりは単価です。人件費単価で設定をしてございます。
公共
施設というか、院外の
施設でございますので、
指定管理という考え方ではございません。
以上でございます。
◆中村 委員 済みませんでした。
あと、
公募対象で、東北地方に本店・支店があるということは、これはもう以前からも同じ基準でしょうか。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 設置前のプロポーザルも同じ条件でございました。
以上です。
○
大館 委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大館 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
以上で本日予定しておりました
理事者からの
報告案件は終了いたしました。
この際、その他で何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
○
大館 委員長 ないようですので、以上で
民生協議会を閉じます。
大変御苦労さまでした。
午前10時34分 閉会...