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  1. 八戸市議会 2018-06-13
    平成30年 6月 民生協議会-06月13日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成30年 6月 民生協議会-06月13日-01号平成30年 6月 民生協議会   民生協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成30年6月13日(水)午前10時39分~午前10時59分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   1 養護老人ホーム長生園における入所定員変更について   2 国土強靭化地域計画策定について   3 その他    ・各種審議会等委員推薦について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  大 館 恒 夫 君  副委員長 寺 地 則 行 君  委 員  岡 田   英 君   〃   中 村 益 則 君   〃   田 端 文 明 君
      〃   高 山 元 延 君   〃   工 藤 悠 平 君   〃   八 嶋   隆 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  福祉部長福祉事務所長   豊 川 寛 一 君  市民防災部長        石 田 慎一郎 君  福祉部次長兼障がい福祉課長 山 道 尚 久 君  市民防災部次長市民課長  阿 部 寿 一 君  高齢福祉課長        中 里 充 孝 君  防災危機管理課長      榊 原 正 克 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  副参事(議事グループリーダー) 山 道 隆 央  ──────────────────────────────────────    午前10時39分 開会 ○大館 委員長 ただいまから民生協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○大館 委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  ──────────────────────────────────────  1 養護老人ホーム長生園における入所定員変更について ○大館 委員長 初めに、養護老人ホーム長生園における入所定員変更について報告願います。 ◎中里 高齢福祉課長 それでは、養護老人ホーム長生園における入所定員変更につきまして、資料に基づいて御説明させていただきます。  まず、概要についてでございますが、平成30年3月22日付で、長生園設置者であります八戸社会福祉事業団より、長生園入所定員現行の60人から50人に変更したいとの申請がございました。このことから、市の附属機関であります八戸健康福祉審議会で審議し、了解を得るとともに、八戸圏域町村及び現在八戸圏域以外から措置しております市町村に対し、定員を減少することについて意見聴取を行いましたが、特に意見、要望がなかったため、長生園入所定員変更を認可したものでございます。  次に、変更申請した理由でございますが、近年、有料老人ホームサービスつき高齢者向け住宅などの入所施設増加等により、長生園入所希望者が少なくなってきており、また、長生園入所者介護度重度化等により、ほかの施設や病院へ移る場合もあり、平成30年6月1日現在の入所者数は、入所定員の60人を大きく下回る47人となっているのが現状でございます。  このような中、設置者であります八戸社会福祉事業団では、八戸圏域町村及び八戸圏域以外の近隣の市町村への施設の紹介を行うとともに、入所予定者状況等につきまして情報交換を行ってまいりましたが、入所者増員に至らず、今後も増員が見込めない状況にありますことから、現在の入所状況に合わせて定員変更申請したものでございます。  また、申請から認可までの経緯と入所者の推移を参考として記載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  最後に、変更年月日につきましては、平成30年7月1日としております。  以上で説明を終わります。 ○大館 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆中村 委員 入所者が減ってきているということですけれども、例えばこれ、何かの原因でふえてきた場合は、定数をまたふやすことも可能なのかどうか。その点だけ教えてください。 ◎中里 高齢福祉課長 入所定員変更につきましては、変更できますので、もし、今後50人を超えてきた場合は、また60人に変更するという方向で考えてございます。  以上でございます。 ○大館 委員長 他にございませんか。 ◆八嶋 委員 課長、私は地元長生園の近くにいますが、いわゆる一般的にどんどん年寄りはふえてきているわけですな、我々も含めて。にもかかわらず、ここをリクエストする人は減っているということは、早い話、あそこは場所も悪いし、だんだん老朽化も、老朽化といっても何年たったかわかりませんが、まだ外観から見ると新しく思うんですが、そういうのも微妙にほかの施設の関連も新しいのがどんどんふえてきたというのもそれはありましょうけれども、いわゆる今言った老朽化場所の問題とか、そういうのもあってやっぱり減っているのか、原因をもっと教えてください。 ◎中里 高齢福祉課長 お答え申し上げます。  今、有料老人ホームと、あとサービスつき高齢者住宅がどんどんふえてきておりまして、そちらのほうに流れているのではないかということが想定されております。近年有料老人ホームにおきましては、平成28年度4カ所、平成29年度3カ所ふえてございます。人数にしますと266床ふえてございます。サービスつき高齢者向け住宅におきましても、平成25年度に8カ所ふえてございます、247床。その後も平成26年度1カ所、平成27年度1カ所、平成29年度1カ所ということで、376床ということで、毎年平均して1カ所ずつふえている状況でございまして、前までは有料老人ホームも入れなくて、待機という感じだったんですけれども、今は逆にそちらのほうも空きがどんどん出てきておりまして、1カ所、最近できたところでは六十何人のところに半分しか入っていないという状況もございまして、恐らく有料老人ホームとか、そちらのほうに空きが出て、入りやすくなってきたということで、比較してみた場合に、そちらのほうが好まれているのが原因ではないかと思われるところであります。  以上でございます。(「はい、わかりました」の声あり) ○大館 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○大館 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 国土強靭化地域計画策定について ○大館 委員長 次に、国土強靭化地域計画策定について報告願います。 ◎榊原 防災危機管理課長 それでは、国土強靭化地域計画策定について、お手元資料により御説明申し上げます。  まず、1の計画策定の趣旨でございますが、我が国は阪神・淡路大震災東日本大震災など、度重なる大災害を経験し、また、近年は気候変動影響等に伴い、これまでに経験したことのない豪雨等による土砂災害や風水害が増加している状況にございます。このような大規模自然災害については、甚大な被害により、長期間にわたる復旧復興を繰り返しており、こうした事態を避けるためには、被害が致命的なものとならず、迅速に回復する国土経済社会システム平時から構築して取り組むことが重要でございます。  このため、国では平成25年12月に、強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災減災等に資する国土強靭化基本法を制定し、平成26年6月には、同法に基づき、国土強靭化基本計画策定いたしました。  また、青森県では、命と暮らしを守る青森県を目指し、平成29年3月に、青森国土強靭化地域計画策定しております。国土強靭化を実効性あるものにするためには、国のみならず、地方公共団体民間事業者住民などの関係者が総力を挙げて取り組むことが不可欠であり、本市においても、国や県などと連携して強靭化取り組み計画的に推進すべく、国土強靭化地域計画策定するものでございます。  次に、計画策定による効果でございますが、1つ目として、地震、津波等災害が起こっても、さまざまなリスクを想定した対応が可能となることから、減災につなげることができるものと考えております。  2つ目として、住民民間事業者等の安全、安心に対する意識をさらに喚起できるとともに、地域連携協力が促進されることで、災害対応力向上が図られるものと考えております。  3つ目として、国土強靭化に係る各種施策事業がより効果的かつスムーズに進捗することが期待できるものと考えております。これにつきましては、関係省庁所管交付金補助金による支援について、一定程度配慮がなされるとされております。  次に、2の計画概要でございますが、(1)の計画の位置づけについては、本計画は、国土強靭化基本法に基づく国土強靭化地域計画として、国土強靭化に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための指針として定めるものでございます。  次に、(2)の基本目標については、人命の保護、社会重要機能の維持、財産及び公共施設被害最小化、迅速な復旧復興の4つとすることで考えております。  次に、(3)の計画策定基本方針については、ハード対策ソフト対策の適切な組み合わせにより、効果的に施策推進すること。平時に活用される施策に、災害時にも有効に利用できる機能組み合わせて、効率的な施策推進を図ること。住民主体地域防災力向上への取り組み支援し、自助、共助のさらなる充実を図ることの3つとすることで考えております。  次に、(4)の計画基本構成については、基本目標設定リスクシナリオ設定脆弱性評価脆弱性評価は、最悪の事態を回避するための現行施策対応力について、分析、評価することでございます。そして、施策分野ごと対応方針計画推進と見直しとすることで考えております。  次のページへ参りまして、3の八戸圏域連携中枢都市圏での合同策定でございますが、八戸圏域連携中枢都市圏を構成する8市町村は、海岸、山地、河川等を擁し、地理的な面において津波洪水など共通のリスクがございます。また、近年の災害は、多様化、激甚化しており、被害影響が広範囲に及ぶ傾向にあることから、より広域的な視点で各市町村が連携して災害対策に取り組む必要があると考えております。  こうしたことから、八戸圏域市町村合同計画策定することにより、広域避難地検討や共通した災害リスクへの対応など、圏域全体としての取り組みが期待でき、ひいては圏域全体の強靭化へとつながっていくことが期待できるものと考えております。  次に、4の策定体制でございますが、(1)の庁内策定体制については、①のグループリーダー級職員からなる庁内作業部会を設置し、計画策定に係る作業や取りまとめを行い、また、②の次長級職員からなる庁内策定会議を設置して、計画策定に係る内容や進捗状況の確認を行うこととしております。  次に、(2)の市町村担当課長会議については、8市町村防災担当課長で構成し、計画策定までに4回程度会議を開催し、計画に関する協議意見調整を行うこととしております。  次に、(3)の検討会議については、8市町村防災担当課長及び市内大学国県有識者5名程度で構成し、計画策定までに4回程度会議を開催し、専門的知見からの意見を聴取することとしております。  次に、5の策定スケジュール予定でございますが、5月17日に庁内策定会議、同月18日に市町村担当課長会議、6月4日に検討会議をそれぞれ開催して、概要説明を行っております。今後は6月下旬から7月中旬にかけて1次案の検討を行い、9月下旬から10月中旬にかけて2次案の検討を行い、12月中旬の議会への御説明パブリックコメントを経まして、来年1月下旬から2月中旬にかけて最終案検討を行い、3月下旬に計画策定、公表する予定となっております。  説明は以上でございます。 ○大館 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆中村 委員 以前、一般質問でも推進するべきだということで、進んでいるという感じがします。  今年度中に計画が大体まとまるようなスケジュールになっていると思いますけれども、大体その予定で大丈夫なんでしょうか。 ◎榊原 防災危機管理課長 今年度中に策定する予定で進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆中村 委員 あと1点、関係省庁からの交付金一定配慮とあるんですけれども、例えばどこかの事例で、どれくらいの配慮というのですか、国の負担の実例みたいなものがあれば教えていただきたいと思います。 ◎榊原 防災危機管理課長 国が提供しております資料によりますと、広島市におきまして、児童館耐震診断耐震改修、それから大規模修繕ということで、厚生労働省所管次世代育成支援対策施設整備交付金というのが活用されたという事例がございます。事業費につきましては約2億円で、そのうち国費が6800万円ほどとなってございます。  以上でございます。 ◆中村 委員 ありがとうございます。  例えば今新大橋整備事業とかもやっていますけれども、ああいったインフラ整備も今後こういった対象になってくると思うんですけれども、それでよろしいでしょうか、そういった考え方で。 ◎榊原 防災危機管理課長 御説明申し上げました中で、ソフト対策ハード対策組み合わせというところがございましたけれども、ハード対策のほうにつきましては、堤防の整備ですとか、施設耐震化などのように対策の実施や効果の発現までに長期間を要するものがございます。また、老朽化対策のように時期を逸することなく、着実に対応することが求められるものもございます。したがいまして、長期的な視野のもとで、全体の工程を念頭に置きつつ、ソフトハードを適切に組み合わせ多重防御考え方により、計画的に施策のほうを推進してまいりたいというふうに考えてございます。  新大橋の件につきましては、対象になるかどうかというところにつきましては、現時点ではわからない状況になってございます。  以上でございます。 ○大館 委員長 他にございませんか。 ◆田端 委員 1点だけ質問をします。  国土強靭化と言えば、スーパー防潮堤やら、大型の首都圏外環道路にトンネルをつくるいというイメージがありますけれども、これからのいろいろ策定会議やら、有識者でさまざまな意見をまとめて、どのようにしていくかということでスケジュールが出されていますが、今のところで、中村委員からも具体的に新大橋のことが出ましたけれども、津波対策洪水対策ということで、今は市のほうで具体的に考えて、こちらのほうを実現していきたい。国に要望していきたいというところがあれば、検討しているところがあればどうでしょう、お聞かせいただきたいなと思っていますけれども。 ◎榊原 防災危機管理課長 お答え申し上げます。  現時点ではこれというふうなところはまだございませんけれども、8市町村で連携して、合同策定するということでございますので、7町村とも十分協議しながら検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。(「はい、わかりました」の声あり) ○大館 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○大館 委員長 ないようですので、ただいまの報告については以上で終わります。  ここで理事者の方々は退席されて結構でございます。  大変御苦労さまでした。  〔理事者退席〕  ──────────────────────────────────────  3 その他   ・各種審議会等委員推薦について ○大館 委員長 それでは、各種審議会等委員推薦についてお諮りをいたしたいと思います。  お手元配付資料のとおり、八戸健康福祉審議会委員推薦依頼が来ておりますが、人選について御協議を願います。 ◆八嶋 委員 委員長、これは慣例によりまして委員長のいわゆる指定席だと思いますから、大館委員長が就任するべきだと思います。  以上。 ○大館 委員長 私というお話があったんですが、委員長に一任していただけますか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○大館 委員長 岡田委員推薦したいと思いますが、よろしいですか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○大館 委員長 それでは、そのように推薦させていただきましたので、よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────── ○大館 委員長 以上で民生協議会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時59分 閉会...