八戸市議会 2018-05-21
平成30年 5月 総務協議会−05月21日-01号
4
市制施行90周年
記念事業の実施について
5
市制施行90周年
記念キャッチフレーズの公募について
○豊田
委員長 次に、
市制施行90周年
記念事業の実施について及び
市制施行90周年
記念キャッチフレーズの公募についての2件の案件を一括して報告願います。
◎野田
総務部次長兼
総務課長 それでは、
市制施行90周年
記念事業の実施について並びに
市制施行90周年
記念キャッチフレーズの公募について一括して御説明を申し上げます。
初めに、90周年
記念事業の実施について、資料に基づき御説明申し上げます。
まず、1の
記念事業の
基本理念でございますが、本市は、平成31年5月1日に、
市制施行90周年となることから、この節目の年を迎えるに当たり、市民とともに、八戸の歴史を回顧し、今日の礎を築き上げてきた先人の御労苦に感謝するとともに、市を挙げてこれを祝い、より一層の市勢の発展に向けた契機とするため、
記念事業を実施するものでございます。
次に、2の
記念事業の
実施方針でございますが、まず1点目として、当市の発展に貢献された先人の功績をたたえるとともに、特に直近10年間の出来事や動きに重点を置いて、これまでの歩みを振り返り、市民の八戸に対する愛着と誇りを深めること。
2点目は、当市の魅力を確認、再発見し、次世代に伝えるとともに、活力に満ちた当市の将来を展望し、さらなる飛躍、発展に向け躍動する契機とすること。
3点目は、
記念事業への積極的な市民の参加を促し、市民との協働による実施を目指すこと。
以上の3点を
記念事業実施に当たっての
基本方針とするものでございます。
次に、3の
記念事業の
実施期間は、平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間とするものでございます。
4の
記念事業の類型としては、(1)の
市主催事業、(2)の
市民協働事業、(3)の
後援事業の3つの枠組みを考えております。具体的には、
市主催事業として、まず、
記念式典でございますが、通常であれば、5月1日の
市制施行記念日の開催とするところでございますが、現
天皇陛下の御退位と新
天皇陛下の御即位が4月30日と5月1日に予定されていること。
統一地方選挙の状況等も勘案して、6月27日に
開催予定としております。
また、記念誌の発行や、市民の魚の制定も予定しているところでございます。
さらに、
庁内各部から事業案を現在募集しているところでございます。
市民協働事業につきましては、
市民連携推進課の
市民奨励金制度を活用して実施する予定としております。
後援事業につきましては、市民や
事業者等が実施する事業のうち、市が後援するものを対象と考えております。
次に、5の
記念事業の
キャッチフレーズと
ロゴマークについても、従来
どおり公募や
市民投票等の手続を踏んで、今年度中に制定する予定としております。
6の今後の
スケジュールでございますが、平成31年2月中旬に、
市主催事業分並びに
市民協働事業分ともに
事業計画を決定する予定でおります。
また、
キャッチフレーズと
ロゴマークについては、平成30年6月から
キャッチフレーズを募集開始し、
ロゴマークは、
候補作品の完成後、10月下旬ごろから
市民投票を実施し、平成31年2月中旬には決定したいと考えております。
続きまして、
市制施行90周年
記念キャッチフレーズの公募について御説明いたします。お手元の資料をごらんください。
1の趣旨でございますが、
市制施行90周年
記念事業を市民の皆様にアピールし、多くの方々の関心と参加の機運を高めるため、
キャッチフレーズを募集するものでございます。
2の
募集期間は、平成30年6月1日金曜日から7月20日金曜日までとし、3の
応募資格については、市内に在住、通勤、通学している方、または八戸市にゆかりのある方や愛着のある方であればどなたでも応募可としております。
4の
作品内容は、
市制施行90周年を祝い、市勢の発展を簡潔にあらわすもので、20文字以内を目安に、自作未発表のものといたします。
5の
応募方法は、所定の
応募用紙に
キャッチフレーズのほか、氏名、住所等の
必要事項を記入の上、総務課まで持参、郵送、
電子メールまたはファクスにより提出していただくこととしております。また、1人何点でも応募可能ですが、
応募用紙1枚につき1点を記載することといたします。
応募作品の中から
最優秀作品1点を
キャッチフレーズに採用するものでございます。
7の審査及び発表ですが、審査は
応募作品の中から数点を選定し、
市民投票をした上で、
最優秀作品1点、
優秀作品数点を平成31年2月中旬に決定する予定でございます。発表は直接本人に通知するほか、
市ホームページや広報はちのへ等で作品と
応募者の氏名を発表いたします。
また、
最優秀作品の
応募者には、
市制施行90周年
記念式典において表彰状を授与し、記念品を贈呈する予定でございます。
優秀作品の
応募者には記念品を贈呈いたします。
なお、
募集要項や
応募用紙については、
市ホームページに掲載するほか、
市庁本館、
別館案内、
南郷事務所、はっちや、
ブックセンター、各
市民サービスセンター、各
地区公民館等でも配布する予定としております。
また、小中学校や高校、大学等にもお知らせをする予定でございます。
以上で説明を終わります。
○豊田
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
◆苫米地 委員
ロゴマークについてお知らせください。ちょっとさかのぼって88周年の
ロゴマークは、かわいくていいなと思っていたんですが、もうあれは今後使うことはないのでしょうかというのが1つ。
90周年のものが選ばれれば、それを使用するのは90周年の1年間だけに限られるのかどうかということが1つ。
あと、
キャッチフレーズについては公募、
ロゴマークの作成については
事業者へ委託するということなんですけれども、
ロゴマークが公募ではなくて
事業者に委託するという理由は何なのかというところをお願いします。
◎野田
総務部次長兼
総務課長 まず88周年の
ロゴマークですが、88周年は終了いたしておりますので、使用はいたしません。
90周年の
ロゴマークにつきましても、90周年
記念事業のPR等に使用するためのものでございますので、90周年の期間である平成31年度中に使用するものということになります。
あとまた、
ロゴマークでございますけれども、
一般募集をしないでということは、
事業者のほうから候補を何点か作成していただきまして、88周年のときと同じようなやり方なんですが、まず何点か
候補作品を出していただいて、それに対して
市民投票をして、市民の皆様の御参加をいただく中で決定をしていくというやり方を考えております。
なぜそのようなやり方をするのかと、最初から公募しないのかということでございますけれども、88周年の
ロゴマークの際も同じようなことでございましたが、最近
東京オリンピックのエンブレムなどでも問題になりましたように、商標登録されているもの、類似のものを除外すると、そういったことが必要なことがございますので、一般の方々から公募いたしますと、さまざまなデザインの仕方、手書きであったり、さまざまなやり方が出てまいりますので、そういったものを商標登録されているものなのかどうなのかとか、類似ではないかということを審査することが非常に困難を極めるだろうということで、このようなやり方をして、皆様に御迷惑をかけないような形での
ロゴマークの作成をしていきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
◆苫米地 委員 わかりました。何となく
ロゴマークのところも公募したほうが、
子どもたちから募集をするとかということをすれば歴史を振り返るとか、まちの成り立ちを知るとかというところにつながっていくのかと思ったんですけれども、今の説明でよくわかりました。ありがとうございます。
○豊田
委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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6
指定管理者制度導入予定施設について
○豊田
委員長 次に、
指定管理者制度導入予定施設について報告願います。
◎田中
行政管理課長 それでは、
指定管理者制度導入予定施設について御説明申し上げます。
資料のほうをごらんいただきたいと思います。
本案件は、
指定管理者制度の
導入方針に基づきまして、平成31年度から継続して
指定管理者制度を導入する施設につきまして、概要を御説明するものでございます。
まず初めに、
導入施設でございますが、市全体で88施設、内訳は公募が68施設、非公募が20施設でございます。
そのうち、当
委員会所管分につきましては、公募31施設、非公募4施設の合わせて35施設となってございます。
なお、該当する施設の名称等につきましては、次のページ以降に別紙1として一覧表にまとめて掲載してございます。
また、別紙1の次に、別紙2としまして、当
委員会所管分の施設を
担当部ごとに掲載してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
では、資料の最初のほうにお戻りいただきまして、2の
指定期間につきましては、
新規導入施設につきましては、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間でございます。
継続施設につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
次に、
指定管理運営開始までの
スケジュールでございますが、ことし7月から10月にかけまして、
指定管理者候補者の募集及び審査を行いまして、結果を11月の
定例協議会で御報告申し上げたいと考えてございます。その後、12
月定例会で
指定議案並びに
指定管理料の
債務負担行為の設定を提案しまして、議決いただきました後、正式に
指定管理者を決定するとともに、
包括協定を締結しまして、4月から
管理運営を開始するという運びとなります。
説明は以上でございますが、最後に、本案件につきましては、本日各
協議会におきまして、それぞれの所管分の施設について同様に御説明差し上げておりますことを申し添えまして説明を終わります。
以上です。
○豊田
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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7 平成29年度八戸市
一般会計補正予算の
専決処分について
○豊田
委員長 次に、平成29年度八戸市
一般会計補正予算の
専決処分について報告願います。
◎秋山
財政部次長兼
財政課長 平成29年度八戸市
一般会計補正予算の
専決処分の概要につきましてお手元の資料に基づき御報告いたします。
処分年月日は、平成30年3月30日でございます。
補正予算の内容は、歳入歳出それぞれ2億円を増額したもので、まず、歳入の内容でございますが、(1)市税は、決算見込み額により減額、(2)地方譲与税、(3)地方消費税交付金等各種交付金、(4)地方交付税は、それぞれ決算見込み決定額により増額、(5)連携中枢都市圏振興基金負担金は、八戸地域広域市町村圏事務組合のふるさと市町村圏基金の廃止による基金残額の受け入れのための増額、(6)市債は、事業費の確定等により減額したものでございます。
次に、歳出でございますが、(1)の除雪経費は実績により増額、(2)の連携中枢都市圏振興基金積立金、(3)財政調整基金積立金、(4)市債管理基金積立金は、それぞれ歳入の増により積立金を増額したものでございます。
以上が
補正予算専決処分の概要でございますが、本件につきましては、6
月定例会で御報告申し上げ、御承認いただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上で報告を終わります。
○豊田
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
◆田名部 委員 市税の減額の主なものをお知らせいただきたいと思います。
◎秋山
財政部次長兼
財政課長 市税減のうち、主なもの、大きいものにつきましては、法人市民税が一番大きい内容となっております。その他、固定資産税等につきましても、減額がございます。
◆田名部 委員 固定資産税の減額というのは、何が要因になっているのか。建物を壊して、減ってきているのか。何か結構一般家屋が頻繁に建っているやにも確認ができるんですが、その辺はどうなっていますか。
◎早狩 資産税課長 お答えいたします。
固定資産税は、平成30年度は評価がえの年となっておりまして、まずは土地のほうでありますと、路線価の見直しを行っております。土地に関しましては、地価の動向を見ますと、八戸市は地価が下落している状況がまだございまして、そのために固定資産税の土地の評価額は下落しているような状況になってございます。
また、家屋につきましても、評価がえにおきまして経過措置、経年減価の減額の措置がとられておりますので、新築等もまだございますけれども、そういう古い建物に関しましても減額の措置が講じられていることによりまして、税が下がっているというような状況であると思われます。
以上であります。
◆田名部 委員 説明をよく理解しました。ありがとうございました。
○豊田
委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田
委員長 では、ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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8 八戸市
市税条例等の一部改正(案)の概要について
○豊田
委員長 次に、八戸市
市税条例等の一部改正案の概要について報告願います。
◎板橋
財政部次長兼
住民税課長 それでは、八戸市
市税条例等の一部改正案の概要につきまして御説明申し上げます。
お手元の資料をごらんください。
1の改正の理由でございますが、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税に係る非課税の範囲の拡大及び基礎控除等の見直し、市たばこ税に係る税率の引き上げ及び加熱式たばこの課税方式の見直し、生産性向上特別措置法に基づく認定先端設備等導入計画に従って中小
事業者等が取得した償却資産に係る固定資産税の課税標準の特例に関する規定の整備、その他所要の改正をするためのものでございます。
2の改正の主な内容でございますが、まずは個人市民税につきまして、(1)は給与所得控除及び公的年金等控除の控除額を一律10万円引き下げるとともに、基礎控除の控除額を同額の10万円引き上げることに伴い、障がい者、未成年者、寡婦等に対する個人住民税の非課税措置の前年の合計所得金額要件を、現行の125万円以下から135万円以下とするものでございます。
(2)基礎控除については、合計所得金額が2400万円を超えると控除額が逓減し、2500万円を超えると控除額をゼロ円とするものでございます。
次に(3)固定資産税についてですが、生産性向上特別措置法に基づき、同法施行の日から平成33年3月31日までの期間に中小
事業者が導入した設備に対する課税標準の特例率につきましては、条例で定める割合をゼロとするものでございます。
次に、市たばこ税についてですが、(4)たばこ税率の引き上げについては、表にございますとおり平成30年10月1日から平成33年10月1日までの間に、3段階で引き上げるものでございます。
次のページをごらんください。
(5)加熱式たばこの課税方式の見直しについてですが、たばこ税法及び地方税法上の喫煙用の製造たばこの区分として、新たに加熱式たばこの区分を創設し、紙巻きたばこの本数への換算方法について、下段にあります新換算方法に改め、課税方式については、表にございますとおり平成30年10月1日から5年間かけて段階的に移行するものでございます。
3の施行期日につきましては、平成30年10月1日から施行するものでございますが、(1)及び(2)につきましては、平成33年1月1日から、(3)につきましては、生産性向上特別措置法の施行の日からとするものでございます。
なお、本条例案につきましては、6月市議会定例会に提案する予定としておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。
○豊田
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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9
八戸市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の一部改正(案)の概要について
○豊田
委員長 次に、
八戸市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の一部改正案の概要について報告願います。
◎中村 学校教育課長 それでは、
八戸市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、お手元の資料に基づいて説明いたします。
1の改正の理由でございますが、公立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、市立学校の学校医等の公務上の災害に対する介護補償の額及び補償基礎額を引き上げるためのものでございます。
2の改正の主な内容は、市立学校の学校医等の公務上の災害に対する介護補償の額及び補償基礎額を表の太線部分のとおり引き上げるものでございます。
3の施行時期につきましては、公布の日から施行することとし、必要な経過措置を設けるものでございます。
なお、この条例の一部改正につきましては、6月議会に提案を予定しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。
○豊田
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
10 「
史跡是川石器時代遺跡第1期
整備基本計画」の概要について
○豊田
委員長 次に、
史跡是川石器時代遺跡第1期
整備基本計画の概要について報告願います。
◎田茂 是川縄文館副館長 それでは、
史跡是川石器時代遺跡第1期
整備基本計画の概要について、お手元の資料に基づいて御説明いたします。
資料1ページ目をごらんください。
1、目的ですが、本計画は、平成28年度策定の保存活用計画で示した整備の方向性に基づき、是川縄文の里の整備に係る各種計画を定めることを目的としたもので、史跡整備における具体的な遺構保存や、整備、活用の方法、環境復元の方法を定めております。
2の計画策定の経過ですが、平成28年3月の保存活用計画策定後、整備検討委員会を設置し、平成29年11月までの約1年半の間に、4回にわたり協議を進めました。また、平成29年8月には、パブリックコメントを実施し、頂戴した御意見を
整備基本計画に反映させております。4回の整備検討委員会実施後も、委員からの意見聴取、文化庁、県との協議を進め、本年3月に第1期
整備基本計画策定に至りました。
3の整備計画の概要ですが、本計画は、是川石器時代遺跡のうち、発掘調査がかなり進み、内容が最も明らかとなっている縄文時代晩期の中居遺跡と縄文時代前期から中期の一王寺遺跡貝塚地点を第1期とし、先行して整備を推進いたします。
本計画では、祖先の歴史を明らかにして、将来に伝え、現代に生かすことを整備、活用のテーマとして掲げ、市民とともに考え、取り組む整備活用体制を構築してまいります。
全体計画につきましては、資料2ページ目の第1図、整備ゾーニング図をごらんください。
史跡指定地及び隣接地に、遺跡復元ゾーン、縄文の森ゾーン、公開活用ゾーン、景観保全ゾーンの4つのゾーンを設定し、市民とともにつくる一体的な縄文の里を目指します。
また、各遺跡の具体的な整備につきましては、資料3ページ目の第2図、第1期整備完成予想パース1で、第1期計画の全体を、第3図、第1期整備完成予想パース2では、中居遺跡の詳細をお示ししておりますのでごらんください。
まず、中居遺跡は、晩期の集落の全体像がわかる数少ない遺跡であり、その特性を生かし、村の成立から終焉までの移り変わりを遺跡全体で示すことを計画しております。中居遺跡で明らかとなっている竪穴建物跡、水場、土坑墓、配石遺構、捨て場及び植生環境の復元整備のほか、環境復元に伴う樹木の苗場の整備、育成を行います。
施設整備といたしましては、史跡内にある縄文学習館の再整備と園路等諸施設の整備を行うほか、是川考古館や歴史民俗資料館などの施設は撤去する予定です。
次に、一王寺遺跡では、縄文時代前期から中期にかけての集落や環境の復元整備を目指し、出土貝類と同じ現生貝類を用いた貝塚の復元整備を行います。
4の
事業計画ですが、第1期整備事業は、今年度から平成38年度までの9カ年を予定しており、本年度は第1期整備地点の地形測量及び基本設計を実施、その後、平成31年度には実施設計を行い、平成32年度から工事に着手して、平成38年度の完成に向け、整備を推進してまいります。
以上で説明を終わります。
○豊田
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。
この際、その他で何かございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
○豊田
委員長 ないようですので、以上で
総務協議会を閉じます。
御苦労さまでございました。
午前10時38分 閉会...