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  1. 八戸市議会 2017-10-20
    平成29年10月 民生協議会−10月20日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成29年10月 民生協議会−10月20日-01号平成29年10月 民生協議会   民生協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成29年10月20日(金)午前10時01分〜午前10時46分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   1 児童館耐震化に関する対応状況について   2 「第11回高橋松之助記念 文字活字文化推進大賞」の受賞について   3 物件破損事故に係る損害賠償額専決処分について   4 平成29年台風第18号による被害報告について   5 その他    (1) 支援措置対象者住民票交付について    (2) 「高橋松之助記念 文字活字文化推進大賞」における点字について    (3) 手話言語条例に関する勉強会について    (4) 児童館の要望について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)
     委員長  工 藤 悠 平 君  副委員長 寺 地 則 行 君  委 員  岡 田   英 君   〃   中 村 益 則 君   〃   田 端 文 明 君   〃   高 山 元 延 君   〃   八 嶋   隆 君   〃   大 館 恒 夫 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  福祉部長福祉事務所長      加 賀 仁 志 君  健康部長             工 藤   朗 君  市民防災部長           石 田 慎一郎 君  市民病院事務局長         小 林 憲 博 君  福祉部次長            豊 川 寛 一 君  健康部次長介護保険課長     佐々木 勝 弘 君  高等看護学院次長教務長     中 村 有 子 君  保健所副所長兼保健総務課長    西 村 信 夫 君  市民防災部次長市民課長     山 田 勝 久 君  市民防災部次長防災危機管理課長 阿 部 寿 一 君  市民病院事務局次長管理課長   品 田 雄 智 君  総務部理事           上 野 統 久 君  総務部理事           橋 向 美喜夫 君         他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹(議事グループリーダー) 鈴 木   馨  ──────────────────────────────────────    午前10時01分 開会 ○工藤 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまより民生協議会を開きます。  なお、大橋総務部理事は、公務出張により欠席ですので、御報告いたします。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○工藤 委員長 理事者から所管事項について報告申し出がありますので、これを受けることにいたします。  ──────────────────────────────────────  1 児童館耐震化に関する対応状況について ○工藤 委員長 初めに、児童館耐震化に関する対応状況について報告願います。 ◎工藤 子育て支援課長 おはようございます。  それでは、児童館耐震化に関する対応状況について資料に基づいて御説明申し上げます。  まず、1、経緯でございますが、市内にある15館の児童館のうち、昭和56年以前に設計、建築された木造の小型児童館が4カ所ございまして、高岩、南浜、是川、三条でございますが、この4館につきまして、平成27年度に耐震診断をいたしました。その結果、その全てで耐震基準を下回る結果となったことから、高岩、南浜、是川児童館の3館につきましては、館舎耐震補強工事を行うこととし、三条児童館につきましては、八戸西区画整理事業の区域内に立地するということから、耐震補強ではなくて、区画整理後の用地形状に合わせた建てかえを行うことといたしまして、事業を進めているところでございます。  次に、2の現状でございます。  (1)耐震補強工事に当たりましては、木造平屋である館舎に対しまして、耐震基準を上回るために必要な躯体の補強として、補強金具等の金物、それから、壁に筋交いを入れることなどを実施いたしまして、表中にございますとおり、対象の3館とも9月の末から10月の末にかけて、ほぼ予定どおり工事が行われているところでございます。  これらの館の再開時期につきまして、指定管理者である八戸社会福祉協議会協議を進めてまいりましたが、その結果、表の中ほどにございますとおり、高岩児童館は11月1日、南浜及び是川児童館は12月1日から再開することとし、順次地域並びに利用者に対してお知らせの回覧ないしは配布を行い、広報活動を行ってまいるところでございます。  なお、表の備考にございますとおり、八戸社会福祉協議会において、現在も欠員となっている児童館職員の補充を進めておりまして、採用状況によっては、主な利用者である小学生のお子さんたちに影響が出ない範囲で開館時間の調整などを行った上で運営することとしてございます。  次に、建てかえになっています(2)三条児童館状況でございます。  今年度、三条児童館解体工事でございますけれども、6月24日から8月22日にかけて行いまして、現在、児童館が建っていた場所は更地になってございます。現在は引き続き平成30年度に実施予定用地造成工事の設計を委託により進めているところでございます。  先に申し上げたとおり、三条児童館八戸西土地区画整理事業区画区域内に立地しておりますが、用地の区画整理事業に先行して、同用地造成工事によって60センチ程度の盛り土を行うこととしております。  これらを踏まえ、順調に事業が進んだ場合ではありますが、最短で平成31年度に三条児童館舎の建てかえ工事まで完了できる見込みとなってございます。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問はありませんか。 ◆岡田 委員 今、三条児童館説明がございましたけれども、建物規模的には今と同じような規模でできるんでしょうか。 ◎工藤 子育て支援課長 三条児童館規模でございますけれども、以前解体したのは200平米弱の建物でございました。土地形状建物土地に対して目いっぱい建てている状況でございまして、若干土地形状は変わりますけれども、ほぼ同じ規模で建てるということで今計画を進めております。設計はまだされておりませんけれども、想定としては前回の規模と同じ程度の建物を建てるということで考えてございます。  以上でございます。 ◆岡田 委員 わかりました。  同じ地区に三条仲良しクラブというところもありまして、今ちょっと何かコミュニティセンターが耐震でというような話も出ているものですから、もしかしてそこが引っかかった場合には、そこの受け入れ先というところの問題にまたなってくると思うので聞いてみたんですけれども、もしくは、そこの児童館にまた収容できればいいのかと思って聞きました。当然、今張田の生活館をかわりに使っておるんですが、なかなか広くて、古い建物なので、冬の期間なども暖まるのに時間がかかるとか、ちょっと寒いということで床も冷たいままの状態で今使わせてもらっているということで、館長さんも幾らでも早くつくってほしいというような要望もこちらのほうには寄せられておりましたので、何とか幾らでも早くつくっていただけるように、御要望して質問を終わります。お願いします。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。 ◆大館 委員 ちょっとお聞きしたいんですが、60センチほど盛り土をしてということなんですが、この60センチの高さにした意味というか、例えば地盤が低いからかさ上げしたことなのか。というのは、川が近くにあります。川の氾濫に備えてその分を高くしたのか、ちょっとその辺をお聞きしたいんですが。 ◎工藤 子育て支援課長 区画整理事業所のほうからも確認をとってございますけれども、区画整理の完了時期が今から7年後ぐらいであるというお話を伺っております。その中で、三条児童館が建っているところが周りの土地に比べて若干低くなっています。その先には川があるというふうな状況でございまして、区画整理工事の計画では、そこの全部レベルを上げると。地面を上げていくということで、実は今の児童館が建っている隣の一般家屋のほうは自分の家の持ち主がもう既にレベルを上げて家を建てているという状況もございまして、順次土地を60センチほど、三条児童館の場合は60センチですけれども、ならしているというふうなことを聞いてございまして、その計画に合わせて、実はまだ三条児童館のほうは区画整理事業が入ってこないんですけれども、それよりもさらに先行して早く建ててほしいと。それから、我々も早く建てかえたいというふうな思いもありましたので、先行して、先に土地を上げる工事を実施するということにしてございます。  以上でございます。 ◆大館 委員 子どもたちが使うところですので、避難所的な要素もあると思いますので、川が氾濫しても大丈夫なような高さを確保して進めてもらえればということを要望して終わります。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。 ◆八嶋 委員 三条ではなくて、是川児童館に、何か職員2名の求人を行っているが云々とありますが、そういう状況はこれからどうなんでしょうか。 ◎工藤 子育て支援課長 昨年の5月に3館の児童館の休館をせざるを得なくなって、是川の場合は休止というふうな扱いをしてございます。この間に、社会福祉協議会のほうにお話を伺ったところ、定年等々で児童館職員が退職されているというふうな状況がございまして、一部の職員はほかの児童館に回したりとかということをやっているんですけれども、どうしてもちょっと今の状況で2名ほど不足が生じているという状況でございます。社会福祉協議会なので、全体の中で調整できればいいんだろうというふうなお話もしているんですけれども、地元の方を中心にお声がけをさせていただきながら、補充を進めているというところでございますが、見通しとしては12月ぐらいには何とかできるのではないのかという見通しの立ったところで、ここで今12月再開というお話をさせていただいているところでございます。  どうしても、今、求人倍率が高い状況ですので、なかなか人が見つからないということは社会福祉協議会のほうから伺ってございました。  以上でございます。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 「第11回高橋松之助記念 文字活字文化推進大賞」の受賞について ○工藤 委員長 次に、第11回高橋松之助記念文字活字文化推進大賞受賞について報告願います。 ◎工藤 子育て支援課長 それでは、第11回高橋松之助記念文字活字文化推進大賞受賞について御説明申し上げます。  なお、本件につきましては、本日の総務協議会におきまして、本のまち八戸事業主管部署であります、まちづくり文化推進室より御報告するものと同一案件でありますが、子育て支援課におきまして、関連事業の読み聞かせキッズブック事業を実施しているということから、当協議会でも総務協議会に提示しているものと同一の資料に基づき、御報告させていただいているものでございます。  それでは、資料をごらんください。  賞の概要ですが、この賞は、公益財団法人高橋松之助記念顕彰財団が主催しており、書籍の取り次ぎ業務を行っている東京出版販売株式会社、現在は株式会社トーハンの元社長である故高橋松之助氏及び同夫人の遺産をもとに運営され、文字活字文化の振興及び啓発に資することを目的に平成19年から顕著な業績を上げた学校及び地方自治体、団体、さらに個人を顕彰しているものでございます。  今回受賞した賞は、第11回高橋松之助記念文字活字文化推進大賞で、これは各年度1者が選ばれており、青森県内では同賞の受賞は初となってございます。  その受賞内容につきましては、次のページをごらんください。  受賞したのは、子どもから大人向けまで各種事業を展開している本のまち八戸取り組みに対してでございまして、ブックスタート事業、読み聞かせキッズブック事業マイブック推進事業八戸ブックセンター事業など、本のまち八戸取り組みまちづくりの核として活字文化の振興、読書推進を、他に例を見ない形で積極的に展開している点が高く評価されたとされてございます。  最初のページにお戻りください。  参考として、資料の下側に、今回の選考に当たられた委員のお名前と肩書きを記載してございます。  なお、今月の30日に、東京都内授賞式がございまして、当市からも出席をし、表彰を受ける予定であるとまちづくり文化推進室より伺ってございます。  また、最後に、この受賞に当たって、30万円の副賞があるということでございますが、これにつきましては、市の歳入とし、この活用については、まちづくり文化推進室が主催する本のまち八戸庁内関係課連絡会議において使途を協議、検討していくこととしてございます。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問はありませんか。 ◆高山 委員 受賞後、その賞状というか、どのようなものが来るかわかりませんけれども、それをどこに掲示するのか、市民にどのようにアピールするのか、ブックセンターのところにやるのか、どういうところに掲示するのか、ちょっと興味があるのでお聞きしたいと思います。 ◎工藤 子育て支援課長 主管課であるまちづくり文化推進室では、どこに掲示するかまではちょっと私のほうで伺ってございませんでした。後でお答え申し上げたいと思います。 ○工藤 委員長 ほかに御質問はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 物件破損事故に係る損害賠償額専決処分について ○工藤 委員長 次に、物件破損事故に係る損害賠償額専決処分について報告願います。 ◎中里 高齢福祉課長 それでは、物件破損事故に係る損害賠償額専決処分について、御説明申し上げます。  資料をごらんください。  事故発生日時は、平成29年6月30日金曜日午前10時50分ごろ。
     事故発生場所は、八戸大字鮫字綣久保地内でございます。  事故発生状況でございますが、介護保険サービス利用に係るケアプラン作成のため、市公用車にて高齢者宅を訪問する際、方向転換のため、住宅前のスペースに進入し、バックしたところ、車両右側ミラー及び右前タイヤ物置小屋に接触し、ミラー及び物置小屋を損傷したものでございます。  原因は、運転手車両周辺確認不足によるものと考えられます。  これによる損害賠償額につきましては、6万480円と定めることを平成29年10月18日に専決処分いたしました。  これまでも職員に対しましては、運転の際は、常に細心の注意を払うように指導してきたところでございますが、今回、このような事案が発生いたしまして、大変申しわけございませんでした。  今後は職員に対し、より一層の交通安全の意識を徹底させ、事故の防止に努めてまいります。  なお、この案件につきましては、次期議会報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 平成29年台風第18号による被害報告について ○工藤 委員長 次に、平成29年台風第18号による被害報告について報告願います。 ◎阿部 市民防災部次長防災危機管理課長 平成29年台風第18号による被害報告について、お手元の資料に沿って御説明申し上げます。  平成29年台風第18号による被害状況については、9月19日の民生協議会において御報告したところでございますが、その後にさらに調査し、報告のあった被害を取りまとめましたので、追加修正となった主な内容について御説明いたします。  1の気象情報については、先月の報告内容から変更がありませんので、説明は省略させていただきまして、2の被害状況から御説明いたします。  まず、人的被害でございますが、負傷者は4名で、そのうち1名の方が後で骨折だったということがわかりまして、軽傷から重傷に変更となりました。  建物被害については、民家の屋根剥離等の一部損壊が住家24棟、非住家28棟、公共建物等被害については、八戸東西自由通路西口側自動ドア破損東部終末処理場汚泥棟中央監視室用パッケージエアコン破損観光関係被害については、種差海岸倒木及び流木着岸がございました。商工関係被害については、八戸シーガルビューホテル敷地内倒木4本、八戸インテリジェントプラザ駐車場案内看板の倒壊、民間企業被害では、施設の一部破損が3件、製品破損が1件、次のページに参りまして、農林関係被害については、農作物被害リンゴ落果が約50ヘクタール、農業施設被害防風ネット破損が1件、パイプハウス破損が53棟、建設関係被害については、道路被害倒木、枝折れ38件などでございます。公園関係被害については、倒木22本、枝折れ20本、公園灯破損2件、看板破損が1件、文化教育関係被害については、小学校で防球ネット倒壊が1校あったほか、記載のとおり各施設において倒木、枝折れ等がございました。  これらの被害につきましては、所管部署において対応しております。  以上で報告を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。  ──────────────────────────────────────  5 その他   (1) 支援措置対象者住民票交付について ○工藤 委員長 ここで委員皆様に通知しておらない案件について市民防災部長より報告申し出がありますので、これを許します。 ◎石田 市民防災部長 それでは、支援措置対象者住民票交付について、お手元の資料によりまして、御報告をいたします。  このたび、証明書交付制限を受けていた支援措置対象者である妻の住民票を、市内市民サービスセンターにおいて、誤って夫に交付したことが判明いたしました。  支援対象者を初め、各関係者並びに市民皆様には多大なる御迷惑をおかけいたしまして、この場をおかりして、深くおわびを申し上げます。  今後このようなことがないよう再発防止に取り組むとともに、信頼回復に努めてまいりますので、委員皆様にはより一層の御指導をよろしくお願い申し上げます。  それでは、詳細につきましては、山田市民防災部次長市民課長説明いたします。 ◎山田 市民防災部次長市民課長 それでは、市民課における支援措置対象者住民票交付について、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。  まず、事実の概要でございますが、夫からのDV被害を申請し、証明書交付制限を受けていた支援対象者住民票市内市民サービスセンターにおいて、誤って夫に交付したものでございます。  次に、経緯でございますが、平成29年7月中旬に、当市のDV担当部署から住民票交付制限の依頼があり、市民課において交付制限の処理を実施いたしました。その後、同月下旬に、夫が市民課に来庁され、世帯全員分住民票請求をされましたが、交付制限がかかっていることから、住民票交付できない旨説明し、お帰りいただきました。  その後同月中に、夫側の弁護士事務所職員市民課に来庁され、世帯全員分住民票請求されましたが、夫側弁護士には交付できない旨説明いたしました。  その後8月上旬に、夫が市内市民サービスセンターに来庁し、再度世帯全員分住民票請求があった際に、妻の転居先住所が記載されている住民票を誤って交付してしまいました。  そして約2カ月後の9月下旬に、妻側弁護士から市民課に、夫が住民票を持っていることへの電話連絡があり、住民票が誤交付されていたことが判明したところでございます。  次に、原因でございますが、夫が市民サービスセンター世帯全員分住民票請求した際に、対応した職員端末機住民登録確認したところ、世帯内に支援者ありの表示が出たため、市民課にその住民票交付請求書ファクスして、交付してよいかどうかの確認を求めました。このファクスを受けた市民課では、本人分だけならいいが、世帯全員分交付できないと回答しましたが、言葉の行き違いから、市民サービスセンター側交付してよいものと誤解し、世帯全員分交付を行ってしまったものでございます。  次に、支援措置対象者への対応でございますが、事実判明後、すぐに市から誤交付があった事実をおわびし、状況について説明いたしました。その後、直接お会いして謝罪し、本人の意向を踏まえた支援を行いたい旨の申し出を行いました。  なお、万が一の事態に備え、警察にも報告し、対応を依頼しており、また、関係部署とも連携し、安全確保に努めているところでございます。  引き続き、対象者関係者と連絡を密にとりながら適切に対応してまいります。  次のページに参りまして、最後に、再発防止策についてでございますが、今回のような支援措置対象者住民票交付請求に関して、市民サービスセンターからファクスで照会があった場合は、これまで市民課職員から電話で交付の是非を回答しておりましたが、今回の件を踏まえ、誤解が生じることがないよう市民課職員確認内容を記入した上で市民サービスセンターファクスにより返信し、さらに電話により再確認を行う方向に改めました。  また、複数職員によるチェック体制を強化するとともに、課内研修の回数をふやすなど、職員への周知徹底を図ることで、今後の再発防止に努めてまいります。  なお、参考として、証明書交付制限説明を最後に記載しております。  今回の誤った事務処理に対しましては、支援対象者初め、関係者及び市民皆様に御迷惑をおかけしました。今後このようなことを起こさないよう職員一人一人が仕事に対し、責任と自覚を持ってあたり、信頼回復に取り組んでまいります。  このたびは大変申しわけありませんでした。  以上です。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆高山 委員 少しお聞きしたいことがあります。  サービスセンターであろうが本庁であろうが、本来ならばそういうDVの支援者ありという記載が表示されたときに、そのサービスセンターで本庁に確認するまでもなく、そこでそれはできませんとなぜ言えなかったのかというところが根本的な問題だというふうに思います。本庁に来たから断った。サービスセンターだからわざわざ本庁にお伺いというか確認をしなければならないというよりも、職員が徹底的に、そういう場合には支援者ありという表示があったならば、サービスセンターであろうがどこであろうがそこでなぜ即座に断らなかったのかという、ちょっとした疑問が、聞いていて今湧き上がってきましたので、その点をちょっとお願いします。 ◎山田 市民防災部次長市民課長 委員おっしゃるとおり、今回の件につきましては、支援者ありの画面が出るように措置しておりました。ただし、支援者ありの画面が出た住民票の場合でも御本人が請求された場合、またはそれ以外に御本人が依頼したような場合で、住民票請求されることも少なくございません。そういうことに対して、住民票交付することもございまして、平成28年度以降の調査でございますけれども、こういう交付措置制限があった件で、住民票交付した件数が年間289件ほどございました。全てチェックいたしまして、誤交付はこれ以外にはなかったというのは確認しております。  それで、画面上は誰が要するに加害者、被害者というようなものは出ないようになっておりまして、支援者が全員の家族の場合もございます。今回の場合はDVの申請でございますが、第三者からのいろいろな被害を受けて、家族全員が被害者という場合もございまして、そういう場合は、家族の方からの申請があった場合などは交付制限にかからずそのまま交付することができるような場合もございますので、そういう複雑な事情が多くございますので、必ずその担当部署に確認をしてという形で今やらせていただいているのが現状でございます。  以上でございます。 ◆高山 委員 よく理解できました。今みたいな単一的なものではなくして、いろいろとそれぞれのケースにおいて複雑多岐ということでもあるので、サービスセンターに来たときには、本庁のほうに確認をしてやるということはよくわかりました。  ここにもマスコミの方がおられると思いますけれども、そういうところのマスコミ対策をどのようにされるか、少しお聞きしたいと思います。 ◎山田 市民防災部次長市民課長 どのようなことがあっても、市民課窓口であっても、それからサービスセンターであっても、今後このようなことがないように職員周知徹底して、再発防止策を履行していくということがまず大事だと思うんですけれども、今マスコミに対するということでございますけれども、今回起きました事例をまねられて、もしやられても、対処できるように十分に今後防止対策をやっていきたいと思います。  それから、例えばですけれども、今回、この支援措置対象者の方からでございますけれども、この資料を見ておわかりだと思いますけれども、詳しい内容については、どなたか特定できないようにしてございます。ですので、なるべく細かな部分につきましては伏せるということで指示をいただいておりますので、このような発表になってしまいました。  以上、私どもとしてできる限りの策を講じて、どのような形であってもこのような誤交付がないようにしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆高山 委員 私が言わんとするのは、隠蔽したり云々ということではない。それは確かにいろいろなことを全てぴちぴちと方程式のようにして正直に全部発表して云々ということももちろん大切ですが、このようにいろいろな事件を誘発するというようなこと、例えばよくテレビでいろいろな報道をされると、それを模倣する人が出てくるんです。だから、この辺の配慮は非常に大切だと思います。  例えば今のような事案ばっかりではなくして、似たようなことを考える人がいるかもしれません。本庁で断られた。じゃあ今のような住民票だけではなくして、本庁で断られたけれども、じゃあサービスセンターに行ったら、ちゃんと交付するかもしれないというふうに新たなる何かしら別な手口を考える人がいるかもしれません。そういう意味で、私が何を懸念しているかというと、そのようなサービスセンターに行くと、職員の人数も少ないし、気軽に応じてくれるかもしれないというふうに考える人もいるかもしれない。そういうところの事故の起きるようなことをきちんと防御するようなこと。あるいはマスコミ対策も、マスコミに対しても申しわけないんですけれども、その辺を余り大々的に公表することはもう少しだめだとは言いませんけれども、考慮しながらの表現が必要ではないかと思うのであります。  ということで回答できるかどうかわかりませんけれども、まず山田次長のほうにはよろしくお願いします。 ◎山田 市民防災部次長市民課長 高山委員からいただきました言葉を非常に肝に銘じて今後いろいろ対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────   (2) 「高橋松之助記念 文字活字文化推進大賞」における点字について ○工藤 委員長 この際、その他で何かございますか。 ◆八嶋 委員 さっきちょっと言いそびれたけれども、工藤課長、高橋松之助のこの云々で、ちょっと勉強したいから確認したい。  文字活字文化推進大賞、この文字・活字のその中に、ここは民生だから聞きますが、点字は入っているかどうか。わかったらちょっと勉強のために教えてください。わからなければそれでいいです。 ◎工藤 子育て支援課長 お答え申し上げます。  手元に高橋松之助記念顕彰財団の実施要項というのがございまして、その大賞の中には、文字活字文化振興法の理念にのっとり、読書推進文字活字文化振興に貢献し、顕著な業績を上げられた学校及び地方自治体、団体、個人に表彰状並びに賞金を贈呈しますというふうなことになっていますので、点字はだめだとは書いてはおりません。(「了解」の声あり)  ──────────────────────────────────────   (3) 手話言語条例に関する勉強会について ○工藤 委員長 ほかにございませんか。 ◆高山 委員 今、手話言語条例、このことが近年各自治体でいろいろとそれぞれに制定しているというような事例もあります。そこでちょっとお聞きしたいんですけれども、八戸市議会では、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広めるとともに、手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした手話言語法の早期制定を国へ求めるため、県内で最も早い平成26年2月に、手話言語法制定を求める意見書を全会一致で議決した経緯がございます。  あれから3年半が過ぎているわけですけれども、現在のその進捗状況を教えていただきたいと思います。 ◎山道 障がい福祉課長 高山委員にお答えいたします。  手話言語法制定を求める意見書が当市議会でも採択されておりますが、昨年の3月に、国内全ての自治体議会において採択されたところでありますが、国の法制定は依然として進展していない状況でございます。  こうした中、平成25年の鳥取県を皮切りに、自治体での手話言語条例の制定が進んでおりまして、現在100を超える自治体が条例を制定しております。  県内では、黒石市が昨年9月に制定したところでございます。  当市においても、八戸市ろうあ協会から条例制定の要望がありましたことから、他都市の条例制定の状況や条例の内容など調査しているほか、昨年6月に設立された全国手話言語市区長会に加入しまして、会員自治体間における手話等に関する施策展開の情報交換等を行っているところでございます。  以上です。 ◆高山 委員 国のほうでの法制定が進んでいないということで、地方自治体での条例制定が先行している状況ということがよくわかりました。  ということで、当市にも手話言語条例制定の要望があるわけです。そういうことから、調査しているということですけれども、その条例の内容や効果などを私たちが知りたいということもありますので、私からですけれども、勉強会の開催ということを要望したいと思います。  また、私ばかりではありません。それぞれに非常に大切なことを特にこういうことは私たちの人権にもかかわることでありますので、興味のある人もいっぱいおられると思いますので、そういう手話言語法制定を求める意見書には私ども議員が賛成をもって採択をしているわけですから、希望する議員皆さんが参加できるような、そういうようなことを考えていただければと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎山道 障がい福祉課長 高山委員より御要望のありました手話言語条例、これに関する勉強会でございますが、準備の期間を少しいただく形になるかと思いますが、期間をいただいて、開催させていただきたいと思います。その際は、議員の皆様に御案内のほうを差し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆高山 委員 どうぞよろしくお願いします。  ──────────────────────────────────────   (4) 児童館の要望について ○工藤 委員長 ほかに何かございますか。 ◆高山 委員 済みません。しゃべってばかりでごめんなさい。  児童館に関連してです。今なぜそういうことをお聞きしたいかというと、実は、小中野児童館で、今屋根の改修をしているんです。そこで、耐震化補強でというとやっぱりどうしても命題がありますので、どんどんやっていくんですけれども、前に職員の方が何度も市のほうには雨漏りがして大変だというようなことをもう何年も前から言っていて、ようようこの春からやり始めているわけです。ふと思ったのは、やはりそれぞれの八戸市内にはたくさんの児童館があると思います。そこで、子どもたちが放課後、あるいはそれぞれ楽しみとして、みんなが集まってくるわけです。やっぱり私どもが心がけなければならないのは、子どもたちの安心安全で、そして楽しい児童館であるというのはもちろんどこの館でも共通性があるわけです。ところがやはりどうしても長い年月とか、風雪を経て、時間が経過していきますと、いろいろなふぐあいが出てくると思います。そこで、今、現実に児童館において、もしお答えできればですけれども、どのような要望とか、そういうような現状とか把握されていますでしょうか。もし答えられるのでしたら。 ◎工藤 子育て支援課長 お答え申し上げます。  手元に資料がないので、今私が伺っている範囲でお答えしたいと思います。  児童館、先ほどの資料説明でもありましたけれども、15館が市内にございます。中で、鉄筋でつくられているもの、それから先ほど耐震改修している木造の小型児童館、鉄筋でできている大型の児童センターと言われる児童館がございますけれども、確かに鉄筋のほうも耐震はありますが、耐震は大丈夫だということで調査できていますけれども、小中野児童館は、高山委員のほうからいろいろ便宜を図っていただきまして、修繕が進んでおりますが、多少のガタが来ているところがあります。子どもさんがかなり使う施設ですので、特に傷みが多いのは、遊具で遊んでもらうスペースがあるんですが、そこの手すりが外れたりとか、あとは窓があかなくなったりとか、それらのところがあって、随時これは社会福祉協議会のほうで指定管理をしておりますけれども、修繕箇所については、市のほうで聞き取りをして、順次市のほうでかかわっているところでございます。屋根の雨漏りの修繕については、ちょっと額が大きくなるということで、何年か交渉した上でやっと予算がついたというふうな状況でございます。おくれて大変申しわけなかったというふうに思っております。
     あと小さな部分で細かい修繕があるのと、あと暖房です。ストーブとかも経年劣化が出てきますので、今それを順次入れかえをしている状況でございます。  それから、各児童館には運営委員会、地元の方々に入っていただいて、運営に関してさまざまな意見をいただく機関がございますけれども、そちらのほうからも御意見をいただいているのは、トイレです。古い児童館ですので、特に鉄筋の児童館は和式のトイレしか今ないというような状況でございまして、ところが今小学校のほうでは和式トイレを順次整備しているというふうな状況でございまして、通っている小学校の学区にある児童館のトイレが小学校は洋式もあるのに、児童館に行ったら和式しかないという状況はちょっとおかしいのではないかというお話もある児童館の運営委員の方からいただきまして、今調べているところでございます。小型の児童館のほうは洋式を順次整備していっていたんですけれども、鉄筋のほうはどうしてもコンクリート造でございますので、改修に多額の費用を要するというのもございまして、続けてやっていたんですけれども、今調査をして順次小学校の改修状況に合わせて児童館のほうのトイレも洋式に整備していこうかということで、今計画をしているところでございます。  今、私が把握している状況は以上でございます。 ◆高山 委員 今、御答弁をいただいたとおり、やっぱり現実に今の時代にそぐわないという実例もお話しなさいました。それは確かに認識されております。そういうことで、いろいろなそういうふうに微に入り細に入りというか、大きな改修が必要だということも私は今大変理解しました。多分ここにおられる委員の方々も皆さんそれぞれに理解していただいていると思います。ですので、やはりそういう点に対してもやはり地域の要望とか、児童館の要望、子どもたちの安心安全なる快適な児童館利用ということを促進するためにも、ぜひともいろいろとそういうのはやっぱりなかなか大変ではあろうと思いますけれども、早期的に対処していただくことを要望して終わります。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○工藤 委員長 ないようですので、以上で民生協議会を閉じます。    午前10時46分 閉会...