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  1. 八戸市議会 2017-06-15
    平成29年 6月 観光振興特別委員会-06月15日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成29年 6月 観光振興特別委員会-06月15日-01号平成29年 6月 観光振興特別委員会   観光振興特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成29年6月15日(木)午前10時00分~午前10時45分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 委員並びに職員紹介  ● 当委員会設置目的等について  ● 議 題   1 海水浴場の開設について   2 種差海岸関連事業について    (1) 蕪島地区整備事業プロムナード公園整備    (2) 種差海岸公衆トイレ洋式化    (3) 種差海岸ガイドに関する情報発信等について   3 観光PR事業について    (1) 観光ガイドブック八戸満喫旅」の発行について    (2) キャンペーンについて    (3) 青森県・函館観光キャンペーンについて
       (4) 駅からハイキングについて    (5) 八戸三社大祭ポスターについて    (6) 八戸三社大祭PR事業について   4 八戸三社大祭「八戸市市制施行88周年・ユネスコ無形文化遺産登録記念祭」について   5 館鼻漁港公衆トイレの整備について   6 その他    ・ 視察先での観光PRについて  ────────────────────────────────────── 出席委員(7名)  委員長  三 浦 博 司 君  副委員長 工 藤 悠 平 君  委 員  田 端 文 明 君   〃   伊 藤 圓 子 君   〃   藤 川 優 里 君   〃   田名部 和 義 君   〃   大 館 恒 夫 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  まちづくり文化スポーツ観光部長   原 田 悦 雄 君  まちづくり文化スポーツ観光部次長兼 村 山 博 康 君  スポーツ振興課長  観光課長              鈴 木 伸 尚 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 林   一 秀  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○三浦 委員長 本日は全員出席であります。  ただいまから観光振興特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 委員並びに職員紹介 ○三浦 委員長 本日は、改組後、理事者を交えた初めての委員会でありますので、委員並びに職員の紹介をお願いいたします。  まず、私から御挨拶をさせていただきます。  観光振興特別委員会委員長を務めさせていただくことになりました三浦博司でございます。観光振興をこれまでさまざまなところで議会質問等もさせていただいた中で、本当にすばらしい当市の観光のシーズをもっともっと多くの皆さんに伝わって、そしてまた八戸の発展につながっていくようなよりよい形になっていけるように、そういう委員会にしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  粗辞でありますけれども、私の御挨拶にかえさせていただきます。  次に、工藤副委員長から御挨拶をお願いいたします。 ○工藤 副委員長 副委員長を仰せつかることとなりました工藤悠平です。  委員長をサポートいたしまして、スムーズな議会運営に心がけていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○三浦 委員長 続いて、田名部委員から順に御挨拶をお願いいたします。  〔各委員自己紹介〕 ○三浦 委員長 ありがとうございました。  それでは、次に職員の方々の御紹介をお願いいたします。  原田まちづくり文化スポーツ観光部長、お願いします。 ◎原田 まちづくり文化スポーツ観光部長 〔本人挨拶及びまちづくり文化スポーツ観光部職員を紹介〕 ○三浦 委員長 ありがとうございました。  以上で委員並びに職員の紹介を終わります。  この際、委員の皆様に申し上げます。  原田部長村山次長は、屋内スケート場スポーツ文化施設建設特別委員会での挨拶がありますことから、一旦退席されますので、御了承願います。  それでは、原田部長村山次長におかれましては退席されて結構です。  〔理事者一部退席〕  ────────────────────────────────────── ● 当委員会設置目的等について ○三浦 委員長 それでは、本日の報告を受ける前に、改めて当委員会設置目的などを確認しておきたいと思います。  当特別委員会は、観光事業の推進について調査研究し、その振興を図るため設置されたものであります。  当特別委員会においては、理事者との共通理解を図り、八戸市の観光振興のため調査研究してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 海水浴場の開設について ○三浦 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  初めに、海水浴場の開設について説明願います。 ◎鈴木 観光課長 それでは、資料の1ページをお開きください。  海水浴場の開設について御説明いたします。  まず、水質等調査の結果についてでありますが、今年度も環境保全課海水浴場水質検査を行い、白浜海水浴場では、水質AA、遊泳に適するとの判定、蕪島海水浴場では、水質B、遊泳可との判定が出ております。  次に、海水浴場放射性物質濃度等の測定結果についてでございますが、白浜、蕪島、両海水浴場ともに海水から放射性物質は検出されず、砂浜の空間線量率についても異常は認められませんでした。  この結果を踏まえまして、今年度も白浜、蕪島の両海水浴場を開設することといたしました。  開設期間につきましてですが、白浜海水浴場は7月7日金曜日から8月27日日曜日の52日間としており、運営は八戸市南浜漁業協同組合白浜漁業部会へ委託する予定であります。  また、蕪島海水浴場は、7月22日土曜日から8月21日月曜日の31日間としており、運営は地元関係団体で組織した運営委員会に委託する予定です。  以上で説明を終わります。 ○三浦 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○三浦 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 種差海岸関連事業について   (1) 蕪島地区整備事業プロムナード公園整備   (2) 種差海岸公衆トイレ洋式化   (3) 種差海岸ガイドに関する情報発信等について ○三浦 委員長 では、次に、種差海岸関連事業について説明を願います。 ◎鈴木 観光課長 それでは、2ページをお開き願います。  種差海岸関連事業についての(1)蕪島地区整備事業プロムナード公園整備について御説明申し上げます。  まず、整備の目的でございますが、東日本大震災によって被災した蕪島地区の整備を図るとともに、平成25年5月に指定された三陸復興国立公園の北の玄関口としてふさわしい空間を創出するため、同地区の整備を実施するものであります。  今年度は、昨年度に引き続き蕪島から八戸市水産科学館マリエントまでの連続性を重視したプロムナード公園を整備することとしております。  事業費については、平成28年度事業費からの繰越額を充てておりまして、事業費の4分の1相当額震災復興基金繰入金を活用する予定となっております。  整備期間は、ことし8月ごろから来年の3月末までを予定しております。  整備の概要といたしましては、遠路やインターロッキング舗装の広場を整備し、ベンチやテーブル、水飲み場等を園内に配置し、利用者が休憩しながら蕪島や海を眺められる空間を確保いたします。  休憩スペースの一部には、直射日光を軽減するパーゴラを配備することで、利用者に快適な空間を提供いたします。  なお、安全管理の観点から、プロムナード公園の入り口には、車どめを設置し、基本的には車両が進入できないように管理してまいります。  老朽化した既存のトイレがあるんですけれども、プロムナード公園の景観になじむように、外観、内装の全体的な改修工事を実施することにしております。利便性向上を図るため、和式便座洋式便座に改修し、手荷物を置くことができる棚を設置するほか、近年増加傾向にある外国人旅行者利便性を考慮して、英語、中国語などの多言語によるトイレ利用方法案内サインブース内に掲示する予定であります。  以上の整備を実施することにより、蕪島地区を訪れる観光客の滞在時間の延長を図り、当地区のさらなるにぎわいを創出してまいりたいと考えています。  資料の下のほうにちょっと見づらいんですけれども、図面がございます。上のほうが道路になっていまして、その上が海です。公園のうちの蕪島寄りの半分ほどの面積になりますけれども、こちらを今年度整備するということでございます。  続きまして、3ページをお開きください。  (2)種差海岸公衆トイレ洋式化についてでございます。  三陸復興国立公園指定みちのく潮風トレイル八戸・久慈間の開通などにより、多くの観光客が訪れている種差海岸には遊歩道が整備されており、散策が容易であるため高齢の観光客が多く見受けられるほか、近年は海外からの観光客もふえております。観光客利便性及び満足度向上を図るため、観光スポットトレイル沿いにある公衆トイレ洋式化を行うものです。  実施内容といたしましては、昨年度から引き続きですが、平成28年度、平成29年度2カ年で、種差海岸内にある公衆トイレ13カ所の和式便座洋式便座に改修するもので、多様な利用形態に配慮して、便座が複数あるトイレにつきましては、和式便座を1カ所残すことにしております。  実施に当たりましては、環境省の自然環境整備交付金を活用することとしており、事業費の2分の1が交付されることになっております。  平成28年度は葦毛崎、深久保、種差漁港種差海浜大久喜漁港トイレ洋式化しております。  今年度は新たに種差キャンプ場棚久保南、法師浜、種差海岸駅を洋式化いたします。
     なお、蕪島多目的広場公衆トイレについては、先ほどのプロムナード公園の整備により今後実施する予定です。  なお、参考までに、青森県が所有している白浜海水浴場トイレ、それから白浜海水浴場シャワー棟トイレは、昨年度に洋式化実施済みであります。  また、蕪島海浜公園の監視棟に入っておりますトイレは今年度に県が洋式化する予定となっております。  続きまして、4ページをお開きください。  (3)の種差海岸ガイドに関する情報発信等についてでございます。  まず、種差海岸インフォメーションセンターガイドプログラムについてですが、このプログラムは、種差海岸インフォメーションセンター利用者が短時間で周辺をガイドつきで散策することで、さらなる種差の魅力発信につなげるとともに、個人でもガイドを利用して歩くということへの認識を広めることを目的としております。  実施期間は5月から9月の毎週土曜日、10時半から開始し、1時間から2時間程度を想定した設定となっております。  コースは、種差海岸インフォメーションセンター発着で、種差天然芝生地コース中須賀コース、淀の松原コースなど7コースありまして、参加料は1人500円としております。資料としてチラシをおつけしております。  次に、種差海岸インフォメーションセンターでのガイド情報紹介についてですが、今年度も昨年度に引き続き、種差海岸利用者利便性向上種差海岸で活動するガイド団体等情報発信のため、種差海岸インフォメーションセンターで情報を取りまとめ、チラシの設置やセンターのホームページで情報発信を行っております。  なお、この事業は、種差海岸インフォメーションセンター運営協議会業務の一環として行うものであります。こちらもチラシを資料としておつけしております。  以上で説明を終わります。 ○三浦 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆伊藤 委員 種差海岸ガイドについて、現在は何人おられますでしょうか。  また、ここ数年の実績を伺いたいと思います。 ◎鈴木 観光課長 資料にありますようなガイドの団体が多数あるんですけれども、それぞれの人数についてはちょっと把握しておりませんでした。 ◆伊藤 委員 そうすると、これまで実際にガイドを御希望された件数、そのあたりはわかりますでしょうか。 ◎鈴木 観光課長 こちらのガイドさんと歩こう!は昨年度から始めたものでございますが、昨年は125名の利用がありました。  以上でございます。 ◆伊藤 委員 現時点でのガイドさんの人数というのがちょっとわからないということですけれども、実績に照らして、さらにふやしていかなければいけないのか、今の方たちのグレードをアップしていくほうに力を入れていくのか、そういうあたりの考え方というのはどんなふうに思っているのか。 ◎鈴木 観光課長 こちらの種差インフォメーションセンターで運営しているほうは、さらなる告知を、昨年度から始めたものですから、今年度も引き続き力を入れて参加者をふやすように努力をしてまいります。こちらの別なガイドさんの団体については、利用状況も人数も今ちょっと把握しておらないんですけれども、その辺も調べてお互いに協力し合って、歩く方をふやすにはどうしたらいいかをこれから考えていきたいと思っています。  以上です。 ◆伊藤 委員 トレイルを整備するというあたりガイドさんはやはり不足するのではということで、ガイド養成とか、あるいは募集をかけていると。そういったことを取り組んできていたかと思うんです。そのあたりの数字をしっかり把握し、また、インフォメーション以外のところのガイド、私もインフォメーションのところのガイドさんのお話は聞いていたんですけれども、やはりそういったほかの団体さんたちの活動をよく把握して、連携をとっていかないとならないと強く感じておりますので、この辺はこれまで以上に強化をしてやっていただきたいと御要望を申し上げて終わります。 ○三浦 委員長 ほかに御質問はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○三浦 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 観光PR事業について   (1) 観光情報ガイドブック八戸満喫旅」の発行について   (2) キャンペーンについて   (3) 青森県・函館観光キャンペーンについて   (4) 駅からハイキングについて   (5) 八戸三社大祭ポスターについて   (6) 八戸三社大祭PR事業について ○三浦 委員長 次に、観光PR事業について説明願います。 ◎鈴木 観光課長 それでは、5ページをお開き願います。  観光PR事業についての(1)観光ガイドブック八戸満喫旅の発行についてでございます。  まず、内容ですが、当市が誇る観光資源を魅力的に紹介することによって旅行先としてのイメージを醸成し、当市への興味喚起と誘客につなげるため、新たな八戸観光ガイドブック八戸満喫旅を作成いたしました。  既にことしの4月より配布を開始しております。皆様のお手元にも用意されていると思います。  これまでは平成17年度に作成した八戸観光ガイドブックを当市の総合観光パンフレットとしてPRに活用してまいりました。ただ、近年、朝市や横丁食文化等がマスメディアに取り上げられ話題になるなど、当市に対する人々の認知度興味度が高まってきていると感じております。  そこで、八戸観光ガイドブックにかわる魅力的なガイドブックの作成を目的として、企画提案競争を実施した結果、青森、岩手、秋田の北東北3県の地域密着型情報誌として人気のラ・クラが編集する八戸満喫旅を採用したものであります。  資料は6ページに続いておりますが、八戸満喫旅の主な特徴として、当市が誇る朝市や横丁、食、種差海岸、祭りなどの観光資源について、ラ・クラの目線で楽しみ方を紹介しております。  八戸前沖サバなどの食材を食べることができるお店や、お勧めのお土産を紹介するなど、当市を訪れた際の立ち寄り先を具体的にイメージできるような内容となっております。  また、持ち歩きやすいサイズも特徴で、かばんに入れやすいコンパクトなサイズとなっております。  中心街や横丁、朝市が行われている陸奥湊地区のマップも掲載しており、片手で持ち歩きながら散策を楽しんでいただくことができます。  さらに酒場詩人吉田類さんによる横丁特集も掲載しております。  作成部数は、ブックインブック3万5000部を含めまして、計8万5000部作成いたしました。  配布場所は八戸駅の八戸総合観光プラザなど、市内の観光案内所観光文化施設等において配布しております。  また、4月25日に発売されたラ・クラ5・6月号のブックインブックとしても配布されております。  次に7ページをお開き願います。  観光PR事業の(2)キャンペーンについてでございます。  ①のモンベルクラブフレンドフェアでございますが、日本を代表する総合アウトドアブランドモンベルが運営する会員組織モンベルクラブの会員を対象として開催されるイベントとなっております。  平成27年度から八戸市は、モンベルフレンドエリアに登録しておりますが、イベントへの出展や、会報誌への掲載など、年間を通じて継続的かつ効率的なプロモーション活動を行うことにより、種差海岸の自然の魅力をアウトドアに関心の高いモンベルクラブ会員に対しPRすることで、当市への誘客及びみちのく潮風トレイル利用者増加につなげることを目的としております。  モンベルクラブは、近年のアウトドアブームもあり、会員数は平成29年5月末現在で約75万人、全国のフレンドエリア登録状況は、平成29年6月現在で79エリアとなっております。  フレンドフェアは、自治体団体等活動紹介、物販、観光PR展示等ブース展開を通じて、直接会員の皆様にPRを行うことができるイベントであり、当市では種差海岸でのトレッキングなど、アウトドアアクティビティをPRしているほか、昨年度から飲食ブースの設置、出展しまして、八戸せんべい汁や八戸前沖サバなどの郷土食もPRしております。  出展状況についてですが、平成27年度からフレンドフェアに出展しております。今年度は既に、今月仙台での出展を行い、来年の3月には横浜での出展を予定しております。  また、その他の取り組みといたしましては、モンベルホームページにおける当市の情報掲載市内事業者モンベル会員向け優待施設となっていただくことによる地域への経済効果の促進など、フレンドエリアへの登録を通じて、種差海岸認知度向上利用促進地域活性化を図ってまいります。  それでは次の8ページをお開き願います。  キャンペーンについての②はこだてグルメサーカス2017についてでございます。  はこだてグルメサーカスは、北海道新幹線開業により移動の利便性が増した道南エリアからの誘客促進を図るため、当市の食や郷土芸能等のPRを行うものです。  今年度は9月2日、3日に、市内中心部の3カ所で開催されます。  当市の出展内容といたしましては、JR函館駅構内への八戸三社大祭ミニ山車の展示、あと観光PRブース八戸せんべい汁などの飲食物販ブース伝統芸能の披露、いかずきんズによる観光PRを予定しております。  なお、昨年の入場者数は27万1000人でございました。  次に、9ページをお開き願います。  観光PR事業の(3)青森県・函館観光キャンペーンについてでございます。  基本コンセプトでございますが、昨年7月から9月に実施された青森県・函館デスティネーションキャンペーンにおいて取り上げた観光素材や体制のステップアップ定着化を図るため、自治体観光関係団体観光事業者が一丸となり、観光資源の掘り起こしや、磨き上げ取り組みを継続するほか、さらなる各種宣伝、広報、誘客対策観光客受け入れ体制整備を積極的に進め、全国からの集中的な誘客や地域経済活性化を図るものでございます。  実施期間は7月1日から9月30日まででございます。  実施エリアといたしましては、昨年の青森県・函館デスティネーションキャンペーンと同じく青森県全域及び北海道道南地域の11市町村。  訴求するテーマとしては、同地域を周遊し、一体的に楽しんでほしいという意味で、津軽海峡でつながる物語をテーマにしております。  今年度の当市の主な事業としては、JR東日本が運行する臨時列車への対応や観光キャンペーンオープニングイベント及びクロージングイベントの実施、また、こちらは八戸三社大祭PR事業とも関連しますけれども、JR大宮駅で実施する青森県・函館観光キャンペーンin大宮への参加、八戸駅構内へ掲出する大型バナーのリニューアル、後ほど御説明します駅からハイキングの実施などを予定しております。  その他、同地域の認知度向上及び誘客促進につながる各種イベントに協力しながら、当市をPRしていきたいと考えております。  次に10ページをお開き願います。  観光PR事業の(4)駅からハイキングについてでございます。  駅からハイキングとは、観光地づくりの新しい取り組みとして、全国的な知名度が余り高くない地域にコースを設定するJR主催無料イベントでございます。  具体的なコース設定や、特典などは市が企画、考案し、JRにエントリーするという仕組みになっております。  今年度は7月1日から31日までの期間、花の渚、種差海岸を歩く――みちのく潮風トレイル八戸コース――、それと9月1日から30日までの期間は、活気あふれる港町八戸の朝市さんぽの2コースを開催する予定でございます。  参加者は、スタート地点で受付を済ませ、ゴール地点までたどりついた際には、八戸市ならではのプレゼントが受け取れる特典を用意しております。  さらにゴール地点では、アンケートを実施しておりまして、今後の駅からハイキングの企画に関して、重要なデータを得られるようにしております。  昨年度は、計4回開催し、参加人数は215名でございました。参加者居住地を調べましたところ、約5割の方が関東圏から、約3割の方が東北圏内から参加されているということがわかりました。  市が負担する費用の少ない駅からハイキングを通じて、県外から多数の参加者が八戸へ訪れているというデータの集積ができたことなどが成果として挙げられると思います。  続きまして、11ページをお開き願います。  観光PR事業の(5)八戸三社大祭のポスターについてでございます。  三社大祭を広くPRするため、今年度もポスターを作成いたしました。完成したものは両側の壁に張ってございます。  今年度もB1判3200枚、B2判1200枚、合計4400枚を作成し、JR北海道函館支社管内JR東日本盛岡支社管内、首都圏7支社管内、道の駅、市内ホテルなどに発送いたしました。  また、三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録を契機として、今年度はJR東日本秋田支社管内仙台支社管内東北管内高速道路サービスエリアパーキングエリア新規掲出先といたしました。  次に、12ページをお開き願います。  観光PR事業の(6)八戸三社大祭PR事業についてでございます。  平成28年12月、八戸三社大祭がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを契機として、三社大祭の国内外へのPRを一層強化し、認知度の向上と誘客を図るため、PRに取り組んでまいります。その1つ目、トレインチャンネルの動画広告ということでございますが、これは首都圏のJR主要路線の車内ドアの上に設置されているテレビのようなモニター――トレインチャンネルというのですが――において、八戸三社大祭の動画広告を放映するものでございます。実施路線は山手線、中央線快速、京浜東北線など、計8路線で、1週間で延べ8000万人以上の利用があるとされており、八戸三社大祭の多くの人の目に触れることが期待されます。放映期間は、三社大祭約1カ月前の6月26日月曜日から7月2日日曜日までの1週間を予定しております。動画は15秒間の無音の動画でございまして、八戸三社大祭の魅力を端的に表現する動画を現在作成中でございます。  次に、八戸三社大祭PR動画の制作でございますが、三社大祭の魅力を国内外へ広くPRするために、祭りの多彩な魅力を表現するインパクトある動画を制作するものでございます。  動画は1分間のショートバージョンと、3分間のロングバージョンの2パターンとし、さらに日本語、英語、中国語繁体字、中国語簡体字、それから韓国語の5言語に対応したものを制作いたします。  制作した動画はインターネットの動画共有サイトへの掲載やイベントでの上映など、三社大祭の魅力発信に役立ててまいります。  続きまして、③のJR大宮駅ミニ山車展示でございますが、首都圏の主要ターミナル駅の一つであり、1日約25万人が利用するJR大宮駅において、八戸三社大祭のミニ山車を展示するものでございます。  展示期間は、7月の上旬から8月上旬までの約1カ月間、展示場所はJR大宮駅の東西連絡通路を予定しています。  次に、④トランヴェール広告掲載でございますが、JR東日本の全新幹線の全座席に搭載されております車内誌トランヴェールに八戸三社大祭の広告を掲載するものでございます。広告はトランヴェール6月号に掲載いたしまして、6月1日から30日までの1カ月間座席に搭載されます。フルカラー、見開き2ページの掲載となっており、発行部数は約65万部でございます。既に委員の皆様方の手元にトランヴェールをお配りしておりますので、後でごらんいただきたいと思います。  以上で説明を終わります。 ○三浦 委員長 ただいまの説明について、御質問ありませんか。 ◆伊藤 委員 10ページの駅からハイキングというところで、215名の方々が御参加ということで、圧倒的に関東方面が多いということでしたけれども、この中には、その前にお話いただきましたモンベルクラブのメンバーの方なんかは参加されているんでしょうか、その状況。  それからまた、アンケートをいただいているということでしたので、このアンケートの中でこの体験をされての感想、あるいは御要望みたいなものがあれば、またそれに対してどのような対応を考えておられるのかとか、そういったことをちょっと伺いたいと思います。 ◎鈴木 観光課長 まず、この中にモンベルクラブの会員がいるかどうかですけれども、把握できておりません。アンケートの中にも入れておりませんので。  それから感想ですけれども、満足いただけましたかという問いに対して、大変満足というのが51%、それから満足が49%ということで、ほとんど全員の方に満足していただいている結果になっております。自由な記述としては、コースがよいとか、天気がよくてきれいな海が見られたとか、高山植物のような花々が見られたとか、ウミネコに会えたとか、そういうふうな感想になっております。あと、見応えも歩き応えもあるということとか、海岸線がすばらしいとか、アップダウンが豊富でよかったというのもありました。  以上です。
    ◆伊藤 委員 感想は本当にいいこと尽くめで、我々もそれを実感している者として大変うれしいわけですけれども、今把握していないというモンベルクラブのメンバー、このモンベルのほうにこういう働きかけをしていくということでは、その成果をやはり見守っていく必要があると思います。このアンケートの中には、やはりそういったことも把握できるような内容を入れていくべきだろうと思いますし、アンケートのとり方は次へのグレードアップのためにも、その内容というのはとても大事だと思いますので、よくよく吟味されたアンケートをされていただきたいと思います。御要望で終わります。 ○三浦 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○三浦 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 八戸三社大祭「八戸市市制施行88周年・ユネスコ無形文化遺産登録記念祭」について ○三浦 委員長 次に、八戸三社大祭、八戸市市制施行88周年・ユネスコ無形文化遺産登録記念祭について説明願います。 ◎鈴木 観光課長 それでは、13ページをお開き願います。  八戸三社大祭、八戸市市制施行88周年・ユネスコ無形文化遺産登録記念祭についてでございます。  開催目的ですが、昨年12月にユネスコ無形文化遺産、山・鉾・屋台行事の一つに登録された八戸三社大祭は、ことしの開催が登録後初の開催であり、また、本年は市制施行88周年の記念すべき年でもあります。  そこで、本年の八戸三社大祭において後夜祭の翌日である8月5日土曜日に、八戸市市制施行88周年・ユネスコ無形文化遺産登録記念祭を開催することとし、八戸市と八戸三社大祭が節目を迎えた喜びを市民や観光客と分かち合うとともに、今後の三社大祭の振興と祭り継続への機運醸成につなげていくものであります。  ことしの三社大祭は、7月31日から8月4日まで全て平日でありますので、8月5日土曜日に開催することで、より多くの方に祭りを楽しんでいただくことができると考えております。  開催日時は、8月5日土曜日の17時から20時までを予定しております。  開催場所は市庁前市民広場と別館前駐車場を予定しております。  主催は、八戸三社大祭運営委員会。  記念祭の内容ですけれども、まだ予定の段階でありますけれども、記念祭セレモニーとして、関係者からの挨拶、ステージイベントとして虎舞や神楽などの郷土芸能、八戸青年会議所様が考案中の八戸をイメージしたダンス、はちのへ山車振興会役員による木遣り音頭の披露などを実施するほか、広場では15台程度の山車の展示とお囃子披露についても実施する予定となっております。  なお、この15台程度につきましては、各山車組の都合や広場の大きさなどを考慮しながら、運営委員会が協議、調整しているところでございます。  また、告知につきましては、ホームページや広報のほか、ポスターやうちわ、うちわも本日配布されていると思いますが、あと首都圏には先ほどお話し申し上げたトレインチャンネルなど、日程追加が間に合ったものについては、できる限り告知をするようにしております。今後もSNSなど、あらゆる機会を捉えて告知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○三浦 委員長 ただいまの説明について御質問ありますか。 ◆伊藤 委員 この8月5日の登録記念祭を含めまして、今回の三社大祭に全国33カ所の登録をいただいたところにどのようなアピールをして、ぜひ八戸のほうもごらんいただきたいという、そんなことをされているのかどうか。時期的に重なるところもあるでしょうけれども、全く違う時期のところもあるわけで、そんなところとのやはり相互的な応援をしながら盛り上げていくということも大事かと思います。前の一般質問でも取り上げましたけれども、33の登録のお祭り自体をもっともっと交流させていくという一環で、ぜひこの初年度にそういった取り組みもしていただきたいと思っておりますので、伺いたいと思います。 ◎鈴木 観光課長 33の団体、そのお祭りに関しては、5月に山・鉾・屋台行事の観光面でのネットワークを組織しましょうということで、岐阜県の大垣市が音頭をとりまして、ネットワークを形成いたしました。33の団体全てが加盟したわけではないんですけれども、私もそちらに出向きまして、そこで時間をいただいてお話をする機会がありましたので、八戸市としての魅力と三社大祭の魅力についてPRをしてまいりました。それによって、今回ちょっとあるところから見に行きたいという声がけもいただいているところでございます。ネットワークが、5月のときにはその設立総会だったんですけれども、これからどのような事業をしてくのかというのは、これから検討していくことになっておりまして、市としましても、そちらにのって、全国33の団体とのネットワークを密にして、確かに委員おっしゃるように時期が重なるところとか、それぞれ33の団体がやはりことし初めての登録後のお祭りですので、なかなか余裕がないところもあるんですけれども、連絡を密にして、お互いに足りないものとか、いいところとか、そういうのを勉強し合えればと思っております。  以上です。 ◆伊藤 委員 5月の時点でそのように申し出をいただいたところ、大変うれしいと思うんですけれども、積極的にこちらのほうの御案内を差し上げていくということと、それから逆に、やはり八戸の三社大祭のほうからも特に類似する内容のところには、出向くという、持ちつ持たれつではないですけれども、お互いに盛り上げていく意味では、そのことも必要かと思いますので、ぜひそれはやっていただければと思います。  以上です。 ○三浦 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○三浦 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  5 館鼻漁港公衆トイレの整備について ○三浦 委員長 次に、館鼻漁港公衆トイレの整備について説明願います。 ◎鈴木 観光課長 それでは、14ページをお開き願います。  5の館鼻漁港公衆トイレの整備についてでございます。  まず、公衆トイレ整備の目的でございますが、毎週日曜日に開催されております館鼻岸壁朝市は、市内外より1万人以上の人出のある大規模な朝市であり、当市の重要な観光資源の一つとなっております。しかしながら、漁港内のトイレについて、県が設置している漁業者向けの公衆トイレが1カ所、朝市主催者が設置した仮設トイレが10基と、来場者数から見て、公衆トイレが不足しており、また、バリアフリーに対応したトイレもないことから、特に高齢者や障がい者の方、今後増加が見込まれる外国人旅行者への対応もあわせ、来場者の利便性向上と衛生管理の強化を図り、洋式トイレ、バリアフリートイレのある公衆トイレを整備するものであります。  トイレの概要ですが、設置場所は館鼻漁港内にある緑化帯で、朝市会事務所の向かい側を予定しておりまして、供用開始は平成30年3月中旬、朝市が再開される時期に合わせて建設する予定であります。  構造は、鉄筋コンクリート造平屋建てで、面積は約42平米です。  設備の概要は資料に記載してあるとおりでございます。  また、下水道へ接続し、便器は温水洗浄便座を使用、朝市で買い物をされる方も多いことから、個室内に手荷物置き場を設置いたします。  トイレの使用期間でございますが、3月中旬から12月末までとし、朝市開催日の日曜日以外も使用可能といたしますが、冬期間は閉鎖する予定にしております。  なお、トイレ設置後の消耗品補充や、トイレの維持管理については、朝市主催者である湊日曜朝市会に行ってもらうこととしております。  整備のスケジュールでございますが、現在、本設計を依頼中で、今後地質調査、構造設計等を行い、本体の入札は8月から9月を予定しております。その後、11月ごろには工事に着手したいと考えております。  一番下には、参考までに現在設置されているトイレが記載されております。  新しいトイレは、日曜朝市会の方々とも打ち合わせをしながら、よりよいトイレをつくってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○三浦 委員長 ただいま説明について御質問ありませんか。 ◆伊藤 委員 とてもよかったと思っております。  現在の状況が下のほうにありますけれども、この状況を見て、新しく設置する数であったり、洋式であったりということは検討されたんだと思いますけれども、もちろんこれは主催側の御意見などもいただきながらの数だと思いますが、私はこれを見たときに、もう少し女子トイレは、少なくとも6基ぐらいあってもいいのではないかと思いました。この間、ちょっと朝市をのぞいたときに、仮設トイレに並んでいる状況も拝見したり、特に女子の場合には、全体の朝市にお出でになる方々を見ていましても、もちろん男性の方々も相当数おられるんですが、人数の割合からすると女性が多いです。ですので、やはりそういったことではもう少しあってもいいのかと思いますが、今からこの辺の数をふやすというあたりは、もうちょっと無理なんでしょうか。 ◎鈴木 観光課長 現在大分設計が進んでおりまして、最終段階を迎えておりますので、ちょっとこれから基数をふやすということは難しいのではないかと思います。  以上です。 ◆伊藤 委員 とにかく新しくなって、特にたくさんの食品を扱っている。そういう朝市ですので、本当にこれは望まれていたことなので、本当に予定通りしっかりといいものをつくっていただければと。  また、状況を見て、その辺の不足であるかどうかというあたりは、その後の確認となるかと思いますけれども、まず、これは了として完成を待ちたいと思います。 ○三浦 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「ない」と呼ぶ者あり〕 ○三浦 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 その他   ・ 視察先での観光PRについて ○三浦 委員長 以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  そのほか御質問等ございませんか。 ◆大館 委員 質問ではないんだけれども、委員長へお願いがございます。  新しく常任委員会特別委員会、それぞれ組織をされて、視察へ行かれると思いますので、視察先観光PRということでポスターを持参して、PRに努めていただければと、委員長から各常任委員会特別委員会に要請をお願いしたいと思います。 ○三浦 委員長 はい、承りました。そのようにしたいと思います。よろしくお願いします。  ほかにございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○三浦 委員長 ないようですので、以上で観光振興特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時45分 閉会...