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  1. 八戸市議会 2017-06-14
    平成29年 6月 民生常任委員会−06月14日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成29年 6月 民生常任委員会−06月14日-01号平成29年 6月 民生常任委員会   民生常任委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成29年6月14日(水)午前10時04分〜午前10時40分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 委員並びに職員紹介  ● 議案審査順序について  ● 議案審査             (注:〔 〕内は審査結果、*印は起立採決)   1 議案第93号 平成29年度八戸市一般会計補正予算         〔原案可決〕   2 議案第95号 平成29年度八戸市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算                                    〔原案可決〕   3 議案第104号 八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について                                    〔原案可決〕   4 議案第105号 八戸市飲酒運転を根絶するための社会環境づくり条例の制定につい            て                        〔原案可決〕  ● 閉会中の継続調査について  ● 委員派遣について
     ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  工 藤 悠 平 君  副委員長 寺 地 則 行 君  委 員  岡 田   英 君   〃   中 村 益 則 君   〃   田 端 文 明 君   〃   高 山 元 延 君   〃   八 嶋   隆 君   〃   大 館 恒 夫 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  福祉部長福祉事務所長      加 賀 仁 志 君  健康部長             工 藤   朗 君  保健所長             澤   直 哉 君  市民病院事務局長         小 林 憲 博 君  総務部理事            大 橋 俊 直 君  福祉部次長            豊 川 寛 一 君  健康部次長介護保険課長     佐々木 勝 弘 君  高等看護学院次長兼教務長     中 村 有 子 君  保健所副所長兼保健総務課長    西 村 信 夫 君  市民防災部次長市民課長     山 田 勝 久 君  市民防災部次長防災危機管理課長 阿 部 寿 一 君  市民病院事務局次長管理課長   品 田 雄 智 君  総務部副理事           上 野 統 久 君  総務部副理事           橋 向 美喜夫 君         他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹(議事グループリーダー) 鈴 木   馨  ──────────────────────────────────────    午前10時04分 開会 ○工藤 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  なお、石田市民防災部長は出張のため欠席ですので、御報告いたします。  ただいまから民生常任委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 委員並びに職員紹介 ○工藤 委員長 議事に入ります前に、本日は改組後、初めての委員会でありますので、委員並びに職員の方々の御紹介をお願いしたいと思います。  まず、私から御挨拶を申し上げます。  このたび当委員会の委員長を仰せつかることとなりました工藤悠平でございます。  当委員会ですけれども大変市民福祉の生活の向上に直結している委員会ということで、この委員会の運営を重大な責務と思って承ってまいりたいと思います。  理事者の皆様方におかれましては、この委員会の運営に当たりまして、どうか御指導、御鞭撻のほどを御協力お願い申し上げまして、私の御挨拶にかえさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、続きまして寺地副委員長から御挨拶をお願いいたします。 ○寺地 副委員長 おはようございます。  副委員長を仰せつかりました寺地です。しばらくぶりで副委員長という立場になりましたので、先ほどは席を間違えました。委員長を補佐しながら、民生常任委員会の円滑な運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。 ○工藤 委員長 それでは、大館委員から順に御挨拶をお願いいたします。  〔各委員自己紹介〕 ○工藤 委員長 ありがとうございました。  続いて、当委員会に関係する職員の御紹介をお願いいたします。  それでは、初めに、加賀福祉部長、お願いいたします。 ◎加賀 福祉部長 〔本人挨拶及び福祉部の職員を紹介〕 ◎工藤 健康部長 〔本人挨拶及び健康部及び南郷事務所の職員を紹介〕 ◎山田 市民防災部次長市民課長 〔本人挨拶及び市民防災部の職員を紹介〕 ◎小林 市民病院事務局長 〔本人挨拶及び市民病院の職員を紹介〕 ○工藤 委員長 理事者の入れ替えを行いますので、お待ちください。  〔理事者一部入れ替え〕 ○工藤 委員長 続いて、大橋総務部理事、お願いいたします。 ◎大橋 総務部理事 〔本人挨拶及び消防本部の職員を紹介〕 ○工藤 委員長 ありがとうございました。  以上で委員並びに職員の紹介を終わります。  ────────────────────────────────────── ● 議案審査順序について ○工藤 委員長 これより議事に入ります。  当委員会に付託になりました議案を順次審査いたします。  お諮りいたします。  議案の審査順序でありますが、お手元に配付してあります審査順序のとおり審査いたしたいと存じます。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御異議ありませんので、そのように進めます。  ────────────────────────────────────── ● 議案審査  1 議案第93号 平成29年度八戸市一般会計補正予算 ○工藤 委員長 議案第93号平成29年度八戸市一般会計補正予算中、当委員会に付託になりました第1条中の歳出予算関係部分及び第2条継続費の補正を議題といたします。  なお、審査の方法は、款ごとに説明、質疑を行い、最後に意見を徴したいと思います。  第2款総務費関係部分について理事者から説明を求めます。 ◎阿部 市民防災部次長防災危機管理課長 それでは、第2款総務費補正予算のうち、当委員会に付託されました項目について御説明いたします。  補正予算及び説明書の27ページをお開き願います。  2款1項1目一般管理費の19節負担金補助及び交付金280万円の増額は、自衛隊艦艇が八戸港に寄港することに伴う入港関係及び入港歓迎行事等に係る経費として八戸地区自衛隊協力会への負担金でございます。3目財産管理費の25節積立金のうち、社会福祉基金積立金157万2000円の増額は、青森銀行八戸支店青友会様から20万円のほか、ふるさと基金22件分の寄附金を積み立てるものでございます。防災対策基金積立金1万円の増額及び総合保健センター建設基金積立金2万円の増額は、それぞれふるさと寄附金を積み立てるものでございます。13目防犯対策費は、補正額はゼロ円でございますが、財源内訳を変更するものでございます。  以上で第2款総務費の説明を終わります。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。 ◆田端 委員 1点だけ質問をいたします。  一般管理費の中で、八戸地区自衛隊協力会負担金のことで、自衛隊の艦船が入港するときの負担金ということですけれども、これは今までも長らく続けられてきたことですか。いつごろからかお聞かせいただければと思います。 ◎阿部 市民防災部次長防災危機管理課長 これまで当市が自衛隊艦艇の入港で負担金を出した事例でございますけれども、当市で平成25年度においては海上自衛隊大湊地方隊八戸入港歓迎ということでマリンフェスタin八戸ということで、そのときに負担金を出しております。あとは、平成23年度には、南極観測艦しらせが入港したことに伴いまして、負担金を出しております。過去にも同様にこのマリンフェスタ南極観測艦しらせが入港した場合に負担金を出しているものでございます。  以上でございます。 ○工藤 委員長 よろしいですか。ほかにありませんか。 ◆中村 委員 今の関連なんですけれども、この主にイベントの費用ということでよろしいんでしょうか。 ◎阿部 市民防災部次長防災危機管理課長 この負担する内容でございますけれども、経費としては、曳船料、水先案内料、あとは記念品、入港した艦に対しての記念品や、あと一般公開を市民に対しても行いますので、その案内をするための整理するための看板、あとは警備員の配置などが係る経費でございます。 ○工藤 委員長 ほかにありませんか。 ◆八嶋 委員 奨学ゆめ基金積立金537万円、明細は要りませんが、ここは大口のところはどこですか。ちょっとアバウトでいいから、わかったら教えてください。 ◎阿部 市民防災部次長防災危機管理課長 これにつきましては、民生以外の委員会に付託されている部分の負担金で、多分総務常任委員会になるのではないかと思います。  以上でございます。 ○工藤 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  第3款民生費について理事者から説明を求めます。 ◎豊川 福祉部次長 第3款民生費について御説明申し上げます。
     補正予算及び説明書の28ページをお開き願います。  第3款民生費は126万4000円を増額し、総額を348億4677万2000円とするものです。  この増額は、1項2目障がい者福祉費13節委託料において、重度心身障がい者医療費助成自己負担上限額が変更となることに伴い、医療費の支払いに係るシステムの改修を行うためのものでございます。  以上で第3款民生費の説明を終わります。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  第4款衛生費関係部分について理事者から説明を求めます。 ◎佐々木 健康部次長介護保険課長 第4款衛生費について、御説明を申し上げます。  補正予算及び説明書の29ページをお開き願います。  第4款衛生費は5132万5000円を増額し、総額を112億7894万5000円とするものでございます。  1項4目健康増進対策費206万5000円の増額のうち、4節共済費、7節賃金は職員の産休代替等に伴う臨時職員雇用に係る経費で、9節旅費、19節負担金補助及び交付金は、保健所業務に係る研修等の経費でございます。1項6目総合保健センター費4926万円の増額は、仮称・八戸市総合保健センターの本棟建設工事に要する経費で、13節委託料は工事監理業務等委託料、15節工事請負費施設整備費等工事費でございます。  以上で第4款衛生費の説明を終わります。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  第9款消防費について理事者から説明を求めます。 ◎阿部 市民防災部次長防災危機管理課長 それでは、第9款消防費補正予算について御説明申し上げます。  補正予算及び説明書の33ページをお開き願います。  第9款消防費を200万円増額し、補正後の額を30億1103万円とするものでございます。  1項4目災害対策費の19節負担金補助及び交付金200万円の増額は、江陽地区自主防災会防災用資機材整備事業一般財団法人自治総合センターの平成29年度コミュニティ助成事業として採択されたことにより、同防災会が財団から受ける助成金200万円を、一旦八戸市を介して助成をするいわゆる間接補助事業としての補助金でございます。  以上で第9款消防費の説明を終わります。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  第2条継続費の補正について理事者から説明を求めます。 ◎佐々木 健康部次長介護保険課長 それでは、継続費の補正について御説明を申し上げます。  補正予算及び説明書の7ページをお開き願います。  4款衛生費1項保健衛生費に継続費を設定するもので、事業名は仮称・総合保健センター整備事業でございます。建築や電気、機械設備の本棟建設工事に、工事監理業務等の委託料を加えた総額は57億8000万円で、期間は平成29年度から平成31年度まで、年割額は当該事業進捗見込みに合わせ、平成29年度は4926万円、平成30年度は11億4640万円、平成31年度は45億8434万円でございます。  以上で継続費の補正の説明を終わります。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  これより意見を徴します。御意見ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御意見なしと認めます。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御異議なしと認めます。  よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。  ──────────────────────────────────────  2 議案第95号 平成29年度八戸市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算 ○工藤 委員長 次に、議案第95号平成29年度八戸市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算を議題といたします。  理事者から説明を求めます。 ◎工藤 子育て支援課長 それでは議案第95号八戸市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。  このたびの補正予算は、ことし1月に中核市移行により県から移譲された母子父子寡婦福祉資金貸付事務について、平成29年度予算において年度をまたぐ長期の貸し付けを行うことで設定している債務負担行為限度額の補正をするものでございます。  補正予算及び説明書の46ページ、最後のページになります。お開き願います。  2款1項1目21節母子福祉資金貸付金でございますが、平成30年度から平成35年度までの債務負担行為限度額4004万4000円を1036万8000円増額し、5041万2000円とするものでございます。この貸付金の大半を占める修学資金は、母子・父子家庭の子どもの高校または大学などへの進学資金として貸し付けを行っておりますが、修学期間に応じて、一定額を3カ月ごとに貸し付ける形としております。そうしますと、この期間を高校であれば3年間、高等専門学校、高専であれば5年間、大学であれば4年間、年度をまたぐ形となるため、貸付期間に応じた債務負担行為の設定が必要となるものでございます。  今年度の当初予算の債務負担行為の設定に当たりましては、青森県で当該事務を行っていたときの実績を参考としていたところですが、事務が移譲された後、当初予定していた数を上回る貸付件数となったことや、例年より大学進学者がふえ、年度をまたぐ貸付額も増額となったということにより、今回債務負担行為限度額の補正を行うものでございます。  なお、母子父子寡婦福祉資金の概要につきましては、パンフレットの抜粋写しをお手元に配付しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。  以上で八戸市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算の説明を終わります。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  これより意見を徴します。御意見ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御意見なしと認めます。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御異議なしと認めます。  よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。  ──────────────────────────────────────  3 議案第104号 八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について ○工藤 委員長 次に、議案第104号八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  理事者から説明を求めます。 ◎保坂 国保年金課長 それでは、議案第104号八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案書では37ページ及び38ページでございますが、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。  まず、1の改正の理由でございますが、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の減額に係る基準を緩和するためのものでございます。  次に、2の改正内容でございますが、条例第24条に規定しております低所得世帯に係る保険税の軽減基準額を見直しするもので、保険税の5割及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を表に記載のとおり、5割軽減にあっては、現行の26万5000円を27万円に、2割軽減にあっては、現行の48万円を49万円に改正し、それぞれ上限額を引き上げることにより軽減基準を緩和するものでございます。  最後に、3の施行期日等でございますが、この条例は公布の日から施行することとし、改正後の条例の規定は、平成29年度以後の国民健康保険税について適用するものでございます。  説明は以上でございます。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  これより意見を徴します。御意見ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御意見なしと認めます。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御異議なしと認めます。  よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。  ──────────────────────────────────────  4 議案第105号 八戸市飲酒運転を根絶するための社会環境づくり条例の制定について ○工藤 委員長 次に、議案第105号八戸市飲酒運転を根絶するための社会環境づくり条例の制定についてを議題といたします。  理事者から説明を求めます。 ◎木村 くらし交通安全課長 それでは、議案第105号八戸市飲酒運転を根絶するための社会環境づくり条例の制定について、お手元に配付しております資料により御説明いたします。  なお、議案書では39ページから43ページに記載してございます。  資料にお戻りいただきまして、まず、1、経緯でございますが、飲酒運転は、死亡事故など重大な事故に直結するほか、飲酒の発覚をおそれ、ひき逃げを引き起こすなど、治安を大きく悪化させる要因となることから、当市においては、八戸警察署及び交通関係団体と連携し、大規模な街頭広報や飲食店の巡回などの活動を実施してきたところでありますが、飲酒運転検挙件数は依然として高い水準にあります。  このような中、昨年11月には、約8万人の署名簿とともに、飲酒運転根絶条例の制定を求める嘆願書が当市に提出され、また、ことし2月には飲酒運転根絶に向けた総合的な施策を実施するため、飲酒運転根絶対策協議会が設立されております。  市民や関係団体飲酒運転根絶に向けた機運も高まっていることから、条例を制定し、飲酒運転のない安全で安心して暮らすことができる市民生活の実現を目指すものであります。  次に、2、制定の理由でございますが、飲酒運転を根絶するために基本理念を定め、市の責務等を明らかにするとともに、必要な施策等を定めるため、本条例を制定するものであります。  次に、3、条例の概要について御説明いたします。  第1条は、条例の目的。  第2条は、この条例で使用する用語の定義について規定しております。  第3条は、基本理念でございますが、1つは、飲酒運転の根絶は、飲酒運転をしないこと、飲酒運転を行うおそれのある者に対し車両及び酒類を提供しないこと及び飲酒運転をする者の車両に同乗しないことを基本として推進されなければならないとしております。  2つ目として、飲酒運転を根絶するための社会環境づくりにつきましては、家庭、地域住民、町内会、学校、事業者、行政等相互連携協力のもと、社会全体で行わなければならないとしております。  この2つを基本理念としております。  第4条は、市の責務でございますが、1つは、飲酒運転を根絶するための社会環境づくりに必要な総合的な施策を実施すること。  2つ目として、市民、事業者並びに県、警察及び交通安全関係団体と連携し、飲酒運転の根絶に向けた効果的な取り組みを実施することとしております。  次のページ、裏面をごらんください。  第5条は、市民の責務でございますが、飲酒運転をしないこと、飲酒運転を行うおそれのある者に車両や酒類を提供しないこと、飲酒運転をする者の車に同乗しないことのほか、飲酒運転の制止や通報等の対応に努めること、市が実施する施策に協力するように努めることとしております。
     第6条は、事業者の責務でございますが、車両の運行に当たって、飲酒運転を防止するために必要な措置や従業員に対する教育、指導などのほか、市が実施する施策に協力するよう努めることとしております。  第7条は、酒類提供事業者の責務でございますが、飲酒運転の防止に関する啓発文書の掲示などの必要な措置や飲酒運転の制止や通報等の対応に努めることのほか、タクシー事業者等と連携し、来店者に対し、タクシー事業者等の利用を促進するための情報提供を行うよう努めることとしております。  第8条は、タクシー事業者及び運転代行業者の責務でございますが、飲酒後におけるタクシー事業等の利用を促進するための広報活動の推進に努めること、飲酒運転の制止や通報等の対応に努めることとしております。  第9条は、駐車場所有者等の責務でございますが、飲酒運転の防止に関する啓発文書の掲示などの必要な措置を講ずるよう努めることとしております。  第10条は、イベント等主催者の責務でございますが、イベント等で酒類が提供される場合や参加者の飲酒が想定される場合には、参加者に対して飲酒運転の防止に関する啓発などに努めること、飲酒運転の制止や通報等の対応に努めることとしております。  第11条は、教育及び知識の普及でございますが、1つは、市は、飲酒運転の根絶に資する教育及び知識の普及を図るために必要な措置を講じることとしております。2つ目として、学校等の教育機関は、在学する者の年齢、生活環境等に応じた飲酒運転の防止に関する教育を行うよう努めることとしております。  第12条は、飲酒運転の防止のための措置でございますが、1つは、市はアルコール健康障害を有する者及びその家族に対する相談支援等を行うこととしております。  2つ目として、市は、再発防止のため、飲酒運転をした者に対し、アルコール健康障害の内容等に応じた指導、助言、支援等を行うこととしております。  第13条は、情報の提供でございますが、市は、市民に対し飲酒運転による交通事故発生状況その他の飲酒運転の根絶に資する情報を提供することとしております。  第14条は、委任でございますが、条例の施行に関し必要な事項は市長が定めることと規定しております。  次に、施行期日でございますが、平成29年7月1日から施行することとするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。 ◆中村 委員 条例の概要の第4条の市の責務のところで、総合的な施策の実施とありますけれども、今後どういった施策の実施を考えているのか。主なもので結構ですけれども、紹介していただければと思います。 ◎木村 くらし交通安全課長 ことし2月に設立しております飲酒運転根絶対策協議会を中心に各団体と連携して情報の共有を図りながら、市民及び各種事業者の飲酒運転をなくそうという意識の高揚を図りつつ根絶に向けたより実効性のある取り組みを連携しながらやっていきたいと考えておりますが、今年度は市のほうでもう実施している事業でありますけれども、八戸市交通安全対策協議会の事業なんですが、飲酒運転しないさせない許さないメッセージ作成事業というものを行っております。これは児童が作成しましたメッセージを保護者に手渡して、家庭において飲酒運転による事故を起こした際の責任の重大性などを話し合ってもらって、家族全員で理解してもらうことで交通安全意識を醸成することを目的に実施しております。  市内の小学校3年生を対象に、授業の中で交通安全教育を実施して、保護者へのメッセージとして手紙を作成し、その手紙を家庭に持ち帰って、両親等に手渡し、飲酒運転の根絶につなげていくものでございます。今年度6校がこれを実施済みになっていました。  以上でございます。 ○工藤 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御質疑なしと認めます。  これより意見を徴します。御意見ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御意見なしと認めます。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御異議なしと認めます。  よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。  以上で当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  なお、報告内容については、委員長に一任願います。  ここで理事者の方々は退席されて結構であります。  御苦労さまでした。  〔理事者退席〕  ────────────────────────────────────── ● 閉会中の継続調査について ○工藤 委員長 閉会中の継続調査について委員の皆様にお諮りしたいと思います。  この件について、担当書記から概要を説明させます。 ◎担当書記 委員会の継続調査について御説明いたします。  委員会は議会の会期中のみ活動するのが原則でありまして、閉会中の委員会活動、この中には委員会視察等の委員派遣も含むものでありますが、これを行うためには、本会議において閉会中の継続調査の議決が必要であります。  今回改組によりまして、当委員会が新たに組織されましたことから、委員の任期2年間の閉会中の継続調査の申し出を議長に対して行い、19日の本会議で議決を得ることとなります。  なお、当委員会からの議長への申し出につきましては、お手元に配付の内容を考えているものでございます。  以上でございます。 ○工藤 委員長 それでは、お諮りいたします。  当委員会の閉会中の継続調査については、お手元に配付のとおり議長に申し出をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 御異議なしと認めます。  よって、当委員会の閉会中の継続調査については、別紙のとおり申し出をすることに決しました。  ────────────────────────────────────── ● 委員派遣について ○工藤 委員長 次に、委員派遣についてお諮りいたします。  本委員会の視察について、8月8日から10日までの3日間の日程で実施したいと考えております。  その実施に当たっては、議長に対し委員派遣承認要求を行うこととし、諸般の手続については、委員長に一任願いたいと思います。  このことについて御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 それでは、御異議ありませんので、そのようにいたします。  ────────────────────────────────────── ○工藤 委員長 以上で民生常任委員会を閉じます。    午前10時40分 閉会...