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  1. 八戸市議会 2017-05-19
    平成29年 5月 建設協議会−05月19日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成29年 5月 建設協議会−05月19日-01号平成29年 5月 建設協議会   建設協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成29年5月19日(金)午前10時00分〜午前10時43分 第4委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   1 平成28年度のごみ処理実績について   2 指定ごみ袋の買入れについて   3 平成28年度公共用水域水質測定結果について   4 平成28年度地下水水質測定結果について   5 旧八戸鮫清掃工場解体撤去工事請負の一部変更契約締結について   6 東部終末処理場ガスエンジン発電設備撤去工事工期延長に伴う事故繰越について   7 負傷事故に係る損害賠償の額を定めることについて   8 八戸空き家活用・住みかえ支援事業について  ────────────────────────────────────── 出席委員(7名)  副委員長 高 山 元 延 君
     委 員  日 當 正 男 君   〃   伊 藤 圓 子 君   〃   山 名 文 世 君   〃   壬 生 八十博 君   〃   秋 山 恭 寛 君   〃   吉 田 博 司 君 欠席委員(1名)  委員長  冷 水   保 君 委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  環境部長           佐 藤 浩 志 君  建設部長           竹 洞 一 則 君  都市整備部長         後 村   勉 君  環境部次長環境政策課長   大久保 邦 男 君  環境部次長下水道建設課長  石 上 勝 典 君  環境部次長下水道施設課長  渡 辺 昇 覚 君  清掃事務所長         寺 地 圭 次 君  建設部次長道路建設課長   八木田 満 彦 君  建設部次長建築住宅課長   上 野 直 美 君  建設部副理事兼港湾河川課長  鈴 木 善 一 君  都市整備部次長都市政策課長 大 南 博 義 君  都市整備部次長区画整理課長 畠 山   智 君  都市整備部次長公園緑地課長 丸 山 光 則 君           他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 知 野 大 介  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○高山 副委員長 皆様、おはようございます。  本日の欠席通告者冷水委員長でありますので報告いたします。  そのほか、秋山委員はおくれるとの連絡が入っております。  では、ただいまから建設協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○高山 副委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  ──────────────────────────────────────  1 平成28年度のごみ処理実績について ○高山 副委員長 初めに、平成28年度のごみ処理実績について報告願います。 ◎大久保 環境部次長環境政策課長 おはようございます。  それでは、平成28年度のごみ処理実績について御説明いたします。  資料をごらんください。  まず、1のごみ排出量等についてでございますが、八戸市のごみ処理実績はごらんのとおりで、列の左側から排出量、再資源化量最終処分量となっております。  まず、排出量の欄の原単位についてごらんください。  原単位とは、市民1人1日当たりのごみ排出量でございますが、平成28年度は968グラムで、平成27年度と比較し10グラム減少しております。  次に、再資源化量の欄のリサイクル率につきましては、平成28年度は13.8%、平成27年度と同じ率となっております。  続いて、最終処分量原単位につきましては113グラムと、前年度と比べて3グラム増加しております。  次に2、ごみ排出量の推移についてでございますが、平成28年度は、先ほど申しましたが968グラムと、ここ25年間では最も少ない値となっております。  平成12年度をピークに減少傾向にあるのは、全国的な廃棄物の増加を抑制するために、平成12年に循環型社会形成推進基本法が制定され、また各種リサイクル法により3R――発生抑制、再使用、再生利用――の実施と廃棄物適正処分に努めるようになったためであって、これは全国的な傾向でございます。  最後に3、今後の取り組みについてでございますが、平成24、25年度と続いたごみ排出量の増加を受け、家庭系では、家庭ごみ減量講座啓発チラシ配布等を行うごみ減量キャンペーンなどの事業を、また、事業系では、商工団体を通じた排出事業者への啓発一般廃棄物収集運搬業許可業者への啓発など、平成26年度より新たに始めた事業を継続して実施いたしました。  今年度におきましては、各種啓発事業等を継続しつつ、小型家電回収ボックスの増設による回収の強化や、3010運動を主とした食品ロス削減に向けた取り組みを展開し、再資源化量の増加及びごみ排出量の減少を図ってまいります。  以上で説明を終わります。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありますか。 ◆山名 委員 ごみの減量をするのは結構なんですけれども、課題外かもしれませんが、不法投棄の関係はどうなんでしょう。ふえているとか減っているとか。課題外であればまた別な機会に聞きますけれども。 ◎寺地 清掃事務所長 お答えいたします。  数字的に把握していないので、後ほどお答えします。 ◆山名 委員 結構です。 ○高山 副委員長 ほかにありませんか。 ◆伊藤 委員 3の今後の取り組みについての2行目のところなんですが、コンポスト容器購入費補助事業を、となっておりますけれども、現在のコンポスト利用者の状況と、それから今後これをどう推進していくかという、もうちょっと具体的な内容がありましたらお知らせください。 ◎大久保 環境部次長環境政策課長 申し上げます。  今、コンポスト容器購入費補助事業の具体的な数字は手元に持ってきておりませんけれども、今後も継続して実施して生ごみ減量化には努めてまいりたいと考えております。 ◆伊藤 委員 これを導入するあたりは、生ごみ処理についてどうやって減量するかということは、全国的にコンポストというものがあって、それもいろいろな方式がありまして、より堆肥化しやすい形、あるいは家の中でも処理ができるような形とかいろいろな方式があって、市の進めている、お庭があったり、畑があったり、そういうところに設置できるようなものというのはなかなか市民の方も、あの当時のブームじゃないけれども、じゃ私もというような利用のされ方をしていないように私は感じております。ですので、この辺のコンポスト容器ということの考え方ですね、どういうタイプがいいのかとか、あるいは段ボールを使った堆肥化もありましたので、この辺の方法論をもうちょっと皆様でやっていただき、より市民が利用しやすい、そういう形に持っていっていただきたいと、これは要望申し上げて終わります。 ○高山 副委員長 ほかにありませんか。 ◎寺地 清掃事務所長 先ほどの山名委員の御質問なんですけれども、平成28年度はまだ手元資料がないんですけれども、平成27年度は通報件数が131件で、市で回収したのが15.1トンということで、平成26年度は通報件数が99件で、市で回収したトン数が15.9トンと。通報件数は若干ふえているみたいなんですけれども、ここだけで今判断していますけれども、市で回収するトン数は横ばいみたいな形になっております。  以上です。 ◆山名 委員 後で引き出しにでもコピーして入れていただければ。 ○高山 副委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 指定ごみ袋の買入れについて ○高山 副委員長 次に、指定ごみ袋買い入れについて報告願います。 ◎大久保 環境部次長環境政策課長 それでは、次に指定ごみ袋買い入れについて御説明申し上げます。  平成12年の国の施策を受け、当市では平成13年6月から、ごみ減量対策の一環として、市民ごみ処理に関するコスト意識を持つことによる資源物分別排出の促進、排出抑制を目的に家庭ごみ有料収集を行っております。  本案件は、家庭ごみ有料収集の実施並びにボランティア清掃活動の推進のため、指定ごみ袋物品供給契約締結により購入するものでございます。  まず、1の買い入れ品名及び数量についてでございますが、家庭系可燃物用3種類、家庭系不燃物用3種類、ボランティア用2種類の計8種類をそれぞれ資料に記載する枚数、計1067万2000枚を買い入れるものでございます。  次に、2の納品場所につきましては、市の指定するごみ袋配送管理業者の倉庫でございます。  3、納品期限平成30年3月31日までとなっており、契約者においては8月から平成30年3月にかけて毎月分割して納品する予定でございます。  4、契約金額は6830万1122円、契約者八戸北インター工業団地四丁目2番7号、東北容器工業株式会社でございます。  なお、この物品供給契約締結議案につきましては、6月定例会に提案させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わります。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 平成28年度公共用水域水質測定結果について ○高山 副委員長 では次に、平成28年度公共用水域水質測定結果について報告願います。 ◎獅子内 環境保全課長 まず、平成28年度公共用水域水質測定結果について御報告いたします。  お手元資料1ページ目をお開き願います。  1ページ目には、これから説明する測定結果の概要について記述してございます。  まず、(1)公共用水域水質測定結果についてのア、河川についてでございますが、新井田川地点、五戸川1地点、浅水川1地点において測定いたしました結果、水質汚濁の代表的な指標であるBODは全ての地点環境基準を達成しておりました。  また、平成28年度から調査を実施しております全亜鉛などの水生生物保全環境項目も全ての地点環境基準を達成しております。  また、カドミウム、鉛などの健康項目についても全ての地点環境基準を達成しております。  次にイ、海域についてでございますが、八戸前面海域14地点南浜海域地点において測定いたしました結果、水質汚濁の代表的な指標であるCODは、全ての地点環境基準を達成しておりました。  また、カドミウム、鉛などの健康項目についても全ての地点環境基準を達成しておりました。  次に、(2)公共用水域の底質、いわゆる海底などの泥の測定結果についてでございますが、これまでと同様の6地点及び測定項目について測定を行った結果、おおむね例年どおりの結果となっております。  2ページ目をごらん願います。  公共用水域測定地点図でございますが、中央が新井田川、上が海域となっております。河川調査地点は四角、海域調査地点は丸であらわし、丸数字調査地点番号をあらわしております。
     次に、3ページ目をごらん願います。  こちらは、平成28年度の公共用水域水質測定結果総括表で、河川及び海域につきまして測定地点測定結果をまとめてございます。測定項目は上段のとおりでございますが、水質汚濁の代表的な指標となるのが、河川についてはBOD海域についてはCODとなります。  なお、右上欄の全亜鉛、ノニルフェノール、LASいわゆる直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩については、平成28年度から調査が始まった水生生物保全環境項目となります。平成28年度は、河川海域の全地点環境基準を達成しております。  続いて、4ページ目をごらん願います。  このグラフは、各河川BODの推移をあらわしております。  5ページ目をごらん願います。  このグラフは、八戸前面海域南浜海域CODの推移をあらわしております。  続きまして、6ページ目から7ページになりますが、河川海域における重金属類などの健康項目についての測定結果になります。  こちらについては、全ての地点項目環境基準を達成しております。  続いて、8ページ目をごらん願います。  こちらは公共用水域底質測定結果でございますが、なお、これらの項目については環境基準は定められておりません。  以上が公共用水域測定結果でございます。  以上ございます。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 平成28年度地下水水質測定結果について ○高山 副委員長 では次に、平成28年度地下水水質測定結果について報告願います。 ◎獅子内 環境保全課長 続きまして、平成28年度地下水水質測定結果について御報告いたします。  9ページをごらん願います。  調査方法については、国から示されております概況調査汚染井戸周辺地区調査継続監視調査の3区分により測定を実施しております。  まず、ア、概況調査でございますが、八戸市内の全体的な地下水質の概況を把握するために実施する調査で、おおよそ5年で市内を一巡いたします。  平成28年度は、市内5地点で全ての環境基準項目について調査を行いました。その結果、新井田地区硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が検出されました。なお、この地区につきましては、その汚染範囲を確認するための汚染井戸周辺地区調査を本年度に実施する予定となっております。  次にイ、汚染井戸周辺地区調査でございますが、これは前年度の概況調査で汚染が確認された地区について、汚染範囲を確認するための調査でございます。  島守地区地点及び白銀地区地点で鉛を測定したところ、全地点で不検出でございました。  次にウ、継続監視調査でございますが、汚染井戸周辺地区調査汚染範囲が確定された後、定点を設け、経年変化を把握するための調査で、市内41地点測定を行いました。  その結果、鉛が1地点有機塩素系化合物が2地点硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が11地点、フッ素が1地点環境基準値を超過しました。  有機塩素系化合物環境基準値を超過している大久保地区については、過去5年間の変動範囲内で推移しております。また、城下地区は前年度を下回ったものの、依然、環境基準の超過が続いているため、改善について引き続き事業者協議してまいります。  なお、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が検出された市川地区地点、ヒ素が検出された尻内地区地点、鉛が検出された諏訪地区地点田面木地区地点新井田地区地点については、3年連続で基準値の9割を超えないことを確認したため、平成28年度で調査を終了いたします。  続いて、10ページ目には、基準超過地点測定結果と調査終了地点を示しております。  続きまして、11ページ目には、これまで御説明いたしました超過地点のおおよその位置を資料7といたしまして地図上に示しております。  以上で説明を終わります。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  5 旧八戸鮫清掃工場解体撤去工事請負の一部変更契約締結について ○高山 副委員長 次に、旧八戸鮫清掃工場解体撤去工事請負の一部変更契約締結について報告願います。 ◎寺地 清掃事務所長 それでは、旧八戸鮫清掃工場解体撤去工事請負の一部変更契約締結につきまして、お手元資料に基づき御説明いたします。  工事名称は、旧八戸鮫清掃工場解体撤去工事でございます。  契約者は、大矢建設工業株式会社。  一部変更契約の内容は、工事請負額変更でございますが、変更前が1億7280万円、変更後は1億9936万2600円で2656万2600円の増額、率で申しますと15.4%の増でございます。  主な増額理由といたしましては、コンクリート殻れんが耐火物等廃棄物発生増に伴う運搬、処分費用の増、焼却炉上面断熱材の石綿及び地下ピット並びに煙突基礎周辺から発生した廃棄物まじり土のダイオキシン類重金属類分析調査費用の増、その廃棄物まじり土の撤去工事処分費用の増、工事延長に伴う仮設費等の増でございます。  なお、本件につきましては5月15日付で仮契約締結しており、6月定例会に提案する予定でございますので、よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 東部終末処理場ガスエンジン発電設備撤去工事工期延長に伴う事故繰越について ○高山 副委員長 次に、東部終末処理場ガスエンジン発電設備撤去工事工期延長に伴う事故繰越について報告願います。 ◎渡辺 環境部次長下水道施設課長 それでは、御説明いたします。  東部終末処理場ガスエンジン発電設備撤去工事工期延長に伴う事故繰越についてでございますが、お手元資料1ページ目をごらんください。  まず初めに、工期延長に伴う事故繰越の経緯についてでございますが、東部終末処理場ガスエンジン発電設備は、新エネルギー等地域集中実証研究で設置され、実証研究終了後は、設備の譲渡を受けて八戸市が運用を継続しておりましたが、平成26年8月の建設協議会にて御報告いたしましたとおり、設備更新維持管理に係る費用の増大が見込まれるため、平成26年10月31日をもって運用を停止しております。  当該工事は、ガスエンジン発電設備受変電設備及び自営線設備について撤去を行うものですが、工事内容の増加に伴い工期延長及び契約額変更をせざるを得ないことから、事故繰越となるものでございます。  工事名称は、東部終末処理場ガスエンジン発電設備撤去工事――受変電設備自営線設備――でございます。  工事場所は、資料2ページ目に工事場所を記載した配置図を添付しておりますが、東部終末処理場内及び東部終末処理場から市庁舎、小中野小学校小中野中学校江陽小学校江陽中学校までの区間でございます。  資料1ページに戻りまして、工事期間は当初の平成28年12月22日から平成29年3月25日までを平成29年5月31日までと変更し、67日間の延長となっております。  契約金額は、当初の2304万6120円から6394万7880円と変更し、4090万1760円を増額するものでございます。  繰り越し額は、契約額6394万7880円のうち、前払い金921万8000円を差し引いた5472万9880円となっております。  続きまして、繰り越し理由についてでございますが、主に3つの理由により工期延長及び契約額変更となったものでございます。  1つ目は、道路管理者より、当該工事のうち舗装や道路附属施設の復旧について、当初の設計施工範囲より広範囲を指定されたことによります。  2つ目は、市、撤去対象物管理者である下水道施設課で把握していないNTT光ケーブルの敷設が工事中に発覚し、その引きかえの間、作業を中断したことによります。  3つ目は、施工場所周辺地下埋設物があり、支線アンカー電線管撤去時、重機による作業が危険であったため、人力での作業とせざるを得なかったことによります。  今後につきましては、平成29年3月24日付で工期平成29年5月31日までと変更し、平成29年3月31日付で契約額を6394万7880円に変更しております。  平成29年5月中に工事完成検査を実施し、工事を完了する予定でございます。  最後に、この案件につきましては6月定例会報告予定ですので、よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆伊藤 委員 繰り越し理由のところなんですけれども、工事をやっていて、地下、見えないところにどういった施設埋設されているかというようなもの、特に行政間ではその辺の情報が互いに把握できているかと思うんですけれども、民間のこういったものについても、ガスあるいは今の光ケーブル、電話等ありますので、そういったところでちょっと工事がおくれたというのは今回だけでなくあったように思うんです。そういった民間情報というものをやはりきちっと取り入れて工事に入っていく計画を立てるということをしなければならないと思うんですけれども、その辺はどのように今後考えていかれるんでしょうか。 ◎渡辺 環境部次長下水道施設課長 お答え申し上げます。  委員おっしゃるとおり地下埋設物ということで、ガス管汚水管等埋設がございました。特に先ほども御説明申し上げましたとおり、電線管ですとか電柱を支える支線アンカーですとか、そういったものを撤去する際に、重機、機械によるとどうしても埋設物を損傷させるおそれがあったものですから、人力にしたということでございますけれども、設計に当たりまして、その辺の事前調査ですとか関係機関との協議というものがちょっと不足していたということもありまして、今後そういった現場の精査、関係機関との事前協議というものを徹底していきたいと考えてございます。  以上でございます。 ◆伊藤 委員 今回の事故繰越と直接ではないんですけれども、道路の工事に当たりまして市民の方々からよく聞くことは、あるいは私もそのように思うわけですが、しょっちゅう、この間工事やったばっかりなのにまたほじくり返している、今度は何の工事だろうというようなことで、行政のみならず民間の工事も一緒くたに見ると非常に年中工事をやっているように思うわけです。その辺で、随分前にやはり行政だけではなく民間の道路に関係する、特に埋設をしようとするような工事につきましては、やはり行政が、ここは大幅にこういう工事をしますというときに、他のほうも同時にそれをやっていくとか、そういったもうちょっと効率のよい、そしてまた事故につながらないようなやり方というのも必要かと思うんですけれども、ぜひその辺、御検討をいただきたいと思います。  これは要望だけにしておきます。 ○高山 副委員長 そのほかありませんか。 ◆山名 委員 今の前に出てきた旧鮫清掃工場撤去費用の問題も、殻が予定より多く出てきて金額がふえたと。今回も3倍までいっていないけれども、3倍近くにふえているというようなことで、最初に入札した状況と変わってくると思うんだけれども、結局は同じ業者がそのような条件の中で金額を膨らませてやるということなんですけれども、改めて入札をし直すとかということは考えないんでしょうか。 ◎渡辺 環境部次長下水道施設課長 委員おっしゃるとおり、別発注ということも考えたんでございますが、増嵩の大部分というのが土木工事でございます。でありますが、種目的には電気設備撤去ということでございまして、電気設備業者に発注してございます。そういった面から本契約と、土木工事ではございますが、不可分でございまして、一体的なものと考えておりまして、また効率性とか経済性を考慮いたしまして同じ契約といたしました。  以上でございます。 ◆山名 委員 条件が変わってくるわけですので、当然入札の金額も変わってくると。ほかの例えば同じ入札しているところも、やっぱりこういうことを考慮すればもう少しうちのほうは変わった金額が出せたとかということになろうかと思いますので、その辺は慎重にやっていただきたいと。  要望で終わります。 ○高山 副委員長 ほかにありませんか。 ◆伊藤 委員 細かいことではなくて、NEDOの事業としてやられた最後の部分のところかと思うんですけれども、やはりこれは皆様のところだけではないと思いますけれども、新しいエネルギーを導入するということでの一つの実証実験だったと思うわけです。これに取り組んで、そしてまた、市がここの部分を譲り受けて、それも撤去という形になったというところまで一連のこの事業をやはりきちんと市として検証しておくべきだろうと思うわけです。  というのは、この実証実験を受けて、これから八戸市は新エネルギー、こうした身近なエネルギー、水の流れを電気にかえてという、うたい文句だったと思うんですけれども、本当に新しいエネルギーの流れができるのかと期待を申し上げていたわけですけれども、結果的にはこういうふうにして、今説明をしたものまで経費をかけてもとに戻していく。そうすると何だったのかと思うわけです。これを次にどうつなげるのかというあたりも含めて、ぜひこれは皆様のところだけではないと思いますけれども、これは行政としてきちんと精査をし、そして検証しておいていただきたいと要望申し上げておきます。  以上です。 ○高山 副委員長 皆さん、ほかにありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  7 負傷事故に係る損害賠償の額を定めることについて ○高山 副委員長 次に、負傷事故に係る損害賠償の額を定めることについて報告願います。 ◎久保 道路維持課長 それでは、負傷事故に係る損害賠償の額を定めることについて御報告いたします。  お手元資料1ページをごらんください。  事故発生日時は、平成28年10月1日午前4時30分ごろでございます。  発生場所は、八戸市新湊一丁目25地先の市道新湊19号線、館鼻公園駐車場付近でございます。  資料の2ページが事故発生場所の位置図となっております。  続きまして、3ページと4ページが事故発生場所の当時の写真でございます。  現在は、陥没場所は復旧しております。  1ページに戻っていただきまして、事故の発生状況ですが、当事者は市道新湊19号線の歩道を歩行中、周囲が暗く、陥没場所に気づくことが困難であったため、転落して負傷したものでございます。この転落で両手足首の捻挫及び両膝、腰、背中の打撲、右手の指を負傷いたしております。
     損害賠償額は、41日間の治療費、慰謝料、休業損害、手の装具品を合わせて68万3499円になります。  過失割合は、10割市の負担となっております。  以上で説明を終わります。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  8 八戸空き家活用・住みかえ支援事業について ○高山 副委員長 次に、八戸空き家活用・住みかえ支援事業について報告願います。 ◎上野 建設部次長建築住宅課長 それでは、八戸空き家活用・住みかえ支援事業について御報告いたします。  資料をごらんください。  まず、趣旨でございますが、全国的に空き家の増加が問題となる中、空き家の活用促進及び発生防止のために実施するものであります。  次に、事業内容を説明いたします。  まず、1点目といたしまして、空き家にかかわる相談体制の拡充を実施いたします。これまでも空き家活用に関する相談窓口を開設しておりましたが、平成28年度元気な八戸づくり市民提案制度で公募により選定された協働パートナーと連携し、より幅広い相談に対応していくこととしております。  具体的には、協働パートナーが市経由で空き家に関する市民相談を受け付け、関係団体と連携しながら空き家の調査、診断を実施し、リフォーム、解体などの提案を行うものでございます。  次に、2点目としまして、あんしん空き家流通促進事業補助金を創設いたします。市内にある空き家の所有者に対して、空き家の現況検査、売買瑕疵担保保険の保険料、家財、遺品の整理、搬出費用、相続登記に係る費用の一部を補助いたします。補助額は、要した費用の2分の1以内で、それぞれ5万円を限度とし、合計で1戸当たり10万円を上限額といたします。予算額は、1件10万円の10件分、100万円で、受け付け期間は平成29年5月15日から平成30年2月28日でございます。  3点目としまして、金融機関とのパートナーシップ協定を締結いたします。既に報道等で御承知のことと存じますが、昨日5月18日に協定を締結したものでございます。  内容としまして、協定を締結した各金融機関において、市が認定した空き家を対象にリフォームや解体等に係る融資の金利を低減、優遇していただくものでございます。  認定基準は、協働パートナーへの相談により活用に向けて取り組むこととした空き家、またはあんしん空き家流通促進事業補助金の受給対象となった空き家でございます。  締結相手としましては、株式会社青森銀行、株式会社みちのく銀行、青い森信用金庫と昨日締結いたしました。  最後でございますが、市民向け空き家活用相談会を開催いたします。時期につきましては秋ごろと考えておりますが、詳細については今後検討してまいります。  ただいま説明しました事業は、全て今年度から新規に実施するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○高山 副委員長 ただいまの報告について御質問ありますか。 ◆山名 委員 ちょっと不勉強で恐縮なんですけれども、空き家の定義は何ですか。例えば何年ぐらい空き家になっているとか、調査をして定めてから何年とか、その辺あったら教えていただきたいんですが。 ◎上野 建設部次長建築住宅課長 定義について、特に決めてあるのは、補助金のあんしん空き家流通促進事業のほうについては1年以上空き家になっている物件という形になっています。  協働パートナーのほうの空き家に関しては、特にその定めはしておりません。  以上でございます。 ○高山 副委員長 よろしいですか。(「はい」の声あり)  ほかにありますか。 ◆日當 委員 これを見ると、協働パートナーが相談を受け付けて、関係団体と連携しながら調査、診断やリフォーム、解体、希望すればそこまでやるとなっているんですけれども、このパートナーというのはどういう団体なんですか。ただ相談だけ受けてつなぐだけなんですか。それと、市のかかわりとどういう関係なんですか。 ◎上野 建設部次長建築住宅課長 今、委員のおっしゃいました協働パートナーに関しましては、先ほど説明しましたように、元気な八戸づくり市民提案制度で公募しまして、その業者のほうで提案してきた内容によるものでございます。  そして、この資料のほうにあります株式会社ハンド・マムさんのほうは、こういう不動産に関しての流通、ありていに言えば宅建業者のようなことをやっていた方のようですけれども、その方が今回、市民提案制度に応募して、空き家の活用に関して提案した内容に沿って、それをこちらのほうもできるだけ空き家の活用、あるいは空き家に対してその方と協働しながら対応していくという形で今回事業を進めていくこととなっております。 ◆日當 委員 本来であれば、そういう空き家をどうしようかということになると、市で受け付けて、これは多分そのパートナーが受け付けて調査とかなんとかという形でなると思うんです。課長が言ったとおり、調査となると建築士とか土地家屋調査士とか、どうしようとなって、相続が絡めば行政書士とか司法書士とかいろいろな専門職種のほうに多分行くのかと私推測するんだけれども、それからまた不動産業者とかです。  別にパートナーがいなくても、ほかの自治体でもやっているように、役所のほうでそういう専門職種と協議会なりをつくりながら、こんなときはこういうところを頼むよという形でやってもいいんじゃないか。あえて別にここの1つ入れなくても、当然これで言うとそのまま流すかどうかわかりませんよ。それとも、そこの業者が行くかもわからないけれども、でもやっぱり空き家の場合は専門的な形でとどうしてもなってくるから、各士業の専門職種の人を使いながらやっていったほうがより確実でいろいろなアイデアも出るし、解決できるんじゃないかと私思うのです。このまま新事業という形でやるのはやぶさかでないとは思うんだけれども、本来であれば、どうせ専門職種のところに、いろいろな相続等にも絡むことだし、行くんであれば、その専門職種の士業はあるんだから、それを活用したらもっとスムーズにいくんじゃないかと思うんだけれども、どうでしょう。 ◎上野 建設部次長建築住宅課長 今、委員がおっしゃいましたように、確かに空き家の問題に関してはいろいろ登記の問題だとか、あるいはリフォームの問題であれば建設業的な問題がありまして、それらを含めて、一旦まず空き家の相談に来られている方が、まず状況がどのようなものであるか、そしてそれに対して空き家の活用としてこういうことがよいのではないか、それによっては相続の問題、あるいはリフォームをするのであれば建築的な工事の問題とかということに対して関係機関等、あるいは団体等と連携しながら、あるいはそういった方々を、今委員がおっしゃったのと全く同じですけれども、紹介をするなどして、そういった格好で対応していきたいという形の内容の事業でございます。  以上でございます。 ◆日當 委員 しつこいようだけれども、この相談する場所とか、随時やるのか、それとも不定期に月一遍とかと、そこまでわかりますか。 ◎上野 建設部次長建築住宅課長 それについては特に定めておりません。まず、受け付け、相談の窓口が市になっております。市のほうで受け付けて、実はこういう空き家のことについて相談が来ておりますので、これについての調査云々に関して協働パートナーとして対応していただきたいという形でそちらのほうに紹介して、あいていればハンド・マムさんのほうでその物件について調査云々をやっていただくという格好になっておりますので、特に定期的にという形の定めはしておりません。以上でございます。 ○高山 副委員長 よろしいですか。(「はい」の声あり)  ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。  この際、そのほかに何かありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○高山 副委員長 ないようですので、以上で建設協議会を閉じます。  皆様、御苦労さまでした。    午前10時43分 閉会...