3つ目としましては、
付加価値ということで、せっかく
消費者が一番要望しています安全安心なという
ところで、
A棟の
高度衛生管理を使った出荷であるにもかかわらず、
付加価値がつかないということで、ここにつきましても
PRをどんどんしていこうと。これは我々だけではなくて、
業界も一体となって
PRをしていきましょうということで、
流れています。これが大きな主な
取り組みでございます。
あと、
サバの
状況でございますけれども、
新聞等でいろいろ
報道されております。過去10年で最低とか、毎度言われております。ただ、7月から9月までは確かに
水揚げが減少しておりますけれども、10月からはだんだん上向いておりまして、昨年もこのころから上向きに転換しております。ということで、ことしも同様に、これからどんどん上がっていく事を期待している
ところでございます。
以上でございます。
◆
田端 委員 田名部委員のほうからもさまざまな
お話がありましたので、
業界から、市民の
皆さんも一番気にかけている
ところだとは思っていましたので、
利活用の
拡大と、また
八戸の
サバの
ブランドとして、全国に認知されて、それこそ
業界全体が上向く、そういうことを望んでいますので、ひとつこれからも
推移を見守っていきたいと思っています。
○
工藤 委員長 他に御質問ありませんか。
◆
前澤 委員 きょうの議題が
電子入札システムについてということで
報告がございました。先ほど
皆さんから
お話があったように、私
たちも
テレビで、そしてまた
新聞報道で知ったということで、驚いていた
ところでございます。このことについては、さまざま関連しているということで、11月に入ってからの結果をしっかり待ちたいと思いますけれども、反省すべきはしっかりして、これからの糧にしていただきたいと、このように思います。
今、
A棟について話がございました。前々から私も言っておりますけれども、
魚種をいかにふやしていくかということを
皆さん、もう苦労しながら津波があって、また、建て直すくらいの
お金がかかって、その中で
努力をしながらきていらっしゃるのを私も見ておりますけれども、
現実は
現実としてしっかりと受けとめて、今答弁があった迅速な
水揚げと同時に、その
魚種の
拡大ということもしっかりと
検討をしていただきたい。
検討はしていきているとは思うんですけれども、どっちにしても
サバが
中心で、それにイカが混ざったりという形で、それは附随的なものですから、この魚もこれで使えるというようなもの、
八戸に全ての魚が入ってきているわけではないんですけれども、その中においても、
魚種の
拡大を図っていかなければやっぱりどうしても費用対効果ということを言われると、下を向いてしまうというような第1号のハサップの
建物ですので、これからもしっかりと、これからまた一つのこれまでの出来事をしっかりと、そしゃくして、見詰めて、次に向かって進んでいっていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願い申し上げます。
○
工藤 委員長 他に御質問ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
工藤 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
3 その他
・
炭素繊維について
○
工藤 委員長 以上で本日
予定しておりました
理事者からの
報告案件は終了いたしました。
この際、その他で何かございますか。
◆八嶋 副
委員長 余り副
委員長はしゃべるものではないかもしれませんが、
委員も減ったものですから。
先週の
新聞報道で見た方は多いと思いますが、ざっくりな話、
炭素繊維の話、
東奥日報にも、
デーリー東北にも書いていました。その中で、
東奥日報のほうの
記事、最後のほうに我が地元の
国立八戸高専の
杉山教授が
云々という話もありまして、非常に
業界にとってはいわゆる俗にいう
自動車産業でも
航空機産業でも非常にインパクトのあるそういう今しゃべるべきものでありましょうけれども、
田中課長、この件について何か、これ非常にいいニュースだと思いますから、もう少し市のほうでどう捉えているのか突然でありありますが、何かあったらお願いします。
◎
田中 産業労政課長 今ありました
炭素繊維の
リサイクルの
関係ですけれども、
炭素繊維、カーボンが軽量で強いということで
航空機なんかにも使われておりますけれども、それで出た
炭素繊維の
リサイクルが以前から問題になっていたということで、さまざまな
リサイクルの
方法があるわけですけれども、その中で
八戸高専の
杉山教授が開発した
電気分解の
方法であれば、割と簡単に
リサイクルが可能だというので開発して、それが
八戸高専のそういう
特許財産を管理する
ところで今管理しているわけですけれども、その
方法を用いて、利用して、今、
八戸市内に1社、この間
新聞に載っていたアイカーボンという
会社と三沢のほうの
会社、
中屋敷建設がやっているものでそちらもそういう
リサイクルしたものに
ペット樹脂を混ぜて、何か別製品にして使うというものなんですけれども、アイカーボンでやっているのはそういう
リサイクルにした
炭素繊維をまた新たな材料としていろいろな炭素を使ってものをつくる
ところに出していこうというふうな形で進めている
ところでございます。アイカーボンは
八戸で起業した企業というということで、我々もテクノフロンティア
八戸のほうに入居していただいて、そこで
事業を
拡大していただきたいということで、応援しているというような
状況になっております。
以上でございます。
◆八嶋 副
委員長 この不景気な世の中に、今おっしゃった中屋敷社長ともいろいろ情報を聞きに行きました。
杉山教授は、これマニアックな話でありますが、
中里市長時代に、こういういわゆる先端技術、
炭素繊維云々の基礎研究をやられているということで、当時の
中里市長はすごくアンテナが鋭かったと、私は敬意を表するんですが、早速職員なんかも派遣したりして、そういう人事交流があったみたいで、その
流れで、
皆さん釈迦に説法ですが、自動車のいわゆるボディーですが、あれがスクラップにただ潰して
云々というのは、世界のトヨタの愛知県に行くとわかりますが、
業界のほうではもうあれは余って余ってしょうもないものだから、もっと効率のいいということでこの発想で、この
電気分解ということで
杉山教授が研究を進めたというのが今から十何年前です。
そういうことで、
中里市長がそれにすぐくっつけて、いろいろ産業化して、地場産業育成、いわゆる雇用の
拡大ということで、取り組んだ経緯があるそうです。その担当が余談ですが、退職した市民病院の池本局長が商工労働部であるときに行ったそうですから、大変時代に着眼したいい
事業にすぐ行政がくっついたということは、これは最高のビジネスチャンスでありますから、ぜひとも黙って指をくわえて見ているのではなくて、
杉山教授は、そういいながらも割と
八戸のほうで余りそういう姿勢はあったけれども、余りぱっとしないということで、三沢のいわゆる東芝がちょっとだめになりました。三沢のほうで東芝が相当
事業を縮小して、サムスンにやられたものだから、その空き地
云々で県ともいろいろ抱えながら、三沢に基礎研究所をつくったそうですが、三沢まで行くことないのではないかと、もったいないということで、ぜひ
八戸のほうでももう少しやってくださいということで、私なりにやったつもりですが、まだまだ、私
云々じゃないけれども、課長、ぜひトヨタにも人事交流で行っているわけですから、天下のトヨタとか、日産とか、ホンダとか、
自動車産業。
それかから話が飛びますが、
工藤委員長は、本会議場で
航空機産業云々でちょっと触れたこともありますが、そういう発想で、そういうファンダメンタルズというのは
八戸にあるわけですから、産業都市
八戸というのは古い言い方だけれども、そういうことで起死回生の産業化の発展のためにもぜひともこの
炭素繊維を利用しながら、各社に働きかけて、企業が来ればすごくいいことでありますから……。
それと余談ですが、秋田県は、秋田北空港が空いたものですから、すぐトヨタに行って、何とかそういうジャンルをこっちに持ってこいということで、秋田県庁もいわゆる産学金で、もう一生懸命秋田のほうに話は飛んで、秋田北空港が空いたものだから、あそこにパイロットの訓練校を宮古島とか、あっちのほうから引っ張っているみたいな話は飛びますけれども、そういうふうないわゆるビジネスチャンスをいろいろ行政のほうでもやっていますので、我が青森県庁、悪口ではないけれども、どうも他都市の
云々ということでまだまだ足が鈍いような感じがしますから、
八戸市の担当部署に期待していますので、もう少しフットワークをよくして、雇用チャンスがふえるような仕事をしてください。
以上、変な話になったけれども、御奮闘を願いながら質問を終わります。
○
工藤 委員長 ほかに何かございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
○
工藤 委員長 ないようですので、以上で
経済協議会を閉じます。
御苦労さまでした。
午前10時35分 閉会...