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  1. 八戸市議会 2016-03-17
    平成28年 3月 定例会−03月17日-06号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成28年 3月 定例会−03月17日-06号平成28年 3月 定例会         平成28年3月八戸市議会定例会会議録(第6号)         ────────────────────── 議事日程第6号  平成28年3月17日(木曜日)午前10時開議 第1 議案第1号 平成28年度八戸市一般会計予算    議案第2号 平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算    議案第3号 平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算    議案第4号 平成28年度八戸市国民健康保険特別会計予算    議案第5号 平成28年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算    議案第6号 平成28年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算    議案第7号 平成28年度八戸市学校給食特別会計予算    議案第8号 平成28年度八戸市都市計画下水道事業特別会計予算    議案第9号 平成28年度八戸市公共用地取得事業特別会計予算    議案第10号 平成28年度八戸市都市計画駐車場特別会計予算    議案第11号 平成28年度八戸市中央卸売市場特別会計予算    議案第12号 平成28年度八戸市霊園特別会計予算    議案第13号 平成28年度八戸市農業集落排水事業特別会計予算    議案第14号 平成28年度八戸市介護保険特別会計予算
       議案第15号 平成28年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計予算    議案第16号 平成28年度八戸市後期高齢者医療特別会計予算    議案第39号 八戸市過疎地域自立促進計画を定めることについて    議案第40号 八戸市辺地総合整備計画を定めることについて    議案第42号 八戸市行政不服審査条例の制定について    議案第43号 八戸市情報公開条例及び八戸市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について    議案第44号 八戸市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について    議案第45号 八戸市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について    議案第46号 八戸市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について    議案第47号 八戸市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第48号 八戸市非常勤特別職の職員の公務災害補償等条例の一部を改正する条例の制定について    議案第49号 八戸市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第50号 八戸市職員の退職管理に関する条例の制定について    議案第51号 八戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定について    議案第52号 八戸市市税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第53号 八戸市学校給食条例の一部を改正する条例の制定について    議案第54号 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館条例の一部を改正する条例の制定について    議案第55号 八戸市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について    議案第56号 八戸市自動車乗車運賃等条例の一部を改正する条例の制定について    議案第57号 八戸市乳幼児等医療費給付条例の一部を改正する条例の制定について    議案第58号 八戸市看護師等修学資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について    議案第59号 八戸市指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について    議案第60号 八戸市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について    議案第61号 八戸市建築審査会条例の一部を改正する条例の制定について    議案第62号 包括外部監査契約の締結について    議案第63号 青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議について    議案第64号 平成28年度八戸市一般会計補正予算    議案第65号 平成28年度八戸市学校給食特別会計補正予算 第2 議案第67号 八戸市副市長に選任する者につき同意を求めることについて    議案第68号 八戸市監査委員に選任する者につき同意を求めることについて    議案第69号 八戸市固定資産評価員に選任する者につき同意を求めることについて    議案第70号 市立館公民館本棟工事請負の一部変更契約の締結について    議案第71号 市立江陽公民館本棟工事請負の一部変更契約の締結について    議案第72号 館鼻地区荷捌き所C棟改築機械設備1期工事請負の一部変更契約の締結について 第3 議会案第1号 八戸市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について    議会案第2号 八戸市議会事務局条例の一部を改正する条例の制定について 第4 議員派遣について  ────────────────────  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ  ──────────────────── 出席議員(32名)        1番     久保百恵 君        2番     岡田 英 君        3番     日當正男 君        4番     中村益則 君        5番     苫米地あつ子君        6番     田端文明 君        7番     冷水 保 君        8番     三浦博司 君        9番     高橋一馬 君        10番     高山元延 君        11番     工藤悠平 君        12番     夏坂 修 君        13番     伊藤圓子 君        14番     山名文世 君        15番     古舘傳之助君        16番     石橋充志 君        17番     藤川優里 君        18番     小屋敷 孝君        19番     森園秀一 君        20番     壬生八十博君        21番     豊田美好 君        22番     立花敬之 君        23番     前澤時廣 君        24番     吉田淳一 君        25番     田名部和義君        26番     五戸定博 君        27番     八嶋 隆 君        28番     寺地則行 君        29番     秋山恭寛 君        30番     大館恒夫 君        31番     坂本美洋 君        32番     吉田博司 君   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員(なし)   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 地方自治法第121条による出席者    市長         小林 眞 君    副市長        奈良岡修一君    副市長        田名部政一君    総合政策部長     大坪秀一 君    まちづくり文化スポーツ観光部長               風張知子 君    防災安全部長     高橋信幸 君    総務部長       高島 司 君    財政部長       原田悦雄 君    商工労働部長     大平 透 君    農林水産部長     山本 寧 君    福祉部長       石田慎一郎君    市民健康部長     工藤 朗 君    環境部長       赤石和夫 君
       建設部長       石黒一之 君    都市整備部長     在家秀則 君    教育長        伊藤博章 君    教育部長       佐藤浩志 君    交通部長       山地信男 君    市民病院事務局長   池本伸也 君    監査委員       白川文男 君   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席事務局職員    事務局長       吉田幸司    次長兼庶務課長    栄田千鶴子    議事課長       阿部寿一    副参事(議事グループリーダー)               田中瑞穂    主幹         鈴木 馨    主査         知野大介    主査         林 一秀  ────────────────────   午前10時00分 開議 ○議長(吉田淳一 君)これより本日の会議を開きます。  ──────────────────── △日程第1 議案42件 ○議長(吉田淳一 君)日程第1議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算から議案第16号平成28年度八戸市後期高齢者医療特別会計予算まで、議案第39号八戸市過疎地域自立促進計画を定めることについて及び議案第40号八戸市辺地総合整備計画を定めることについて並びに議案第42号八戸市行政不服審査条例の制定についてから議案第65号平成28年度八戸市学校給食特別会計補正予算までを一括議題といたします。  予算特別委員長から委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。  森園秀一委員長  〔19番森園秀一君登壇〕 ◎19番(森園秀一 君)おはようございます。予算特別委員会における審査の経過と結果について報告をいたします。  審査の内容については、後日会議録として作成をし配付いたしますので、当委員会の報告は、質疑を中心にその概要のみ申し上げます。御了承願います。  最初に、議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算及びこれに関連する議案21件について、次に議案第64号平成28年度八戸市一般会計補正予算について、次に議案第4号平成28年度八戸市国民健康保険特別会計予算から議案第16号平成28年度八戸市後期高齢者医療特別会計予算までの各特別会計予算及びこれに関連する議案2件並びに議案第65号平成28年度八戸市学校給食特別会計補正予算について、次に議案第2号平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算及びこれに関連する議案1件について、次に議案第3号平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算について、以上の説明を受け、各款、各会計ごとに委員から質疑が行われました。  議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算及びこれに関連する議案に対する質疑の主なる内容は、第2款総務費及び関連議案では、通勤手当、市民課窓口、待合環境の整備、路線バス、シティプロモーション事業町内会振興交付金、婚姻届、市民相談室、地域の底力実践プロジェクト補助金、中核市、ロールモデルPR事業費、第3款民生費では、はちのへ縁結びプロジェクト事業権利擁護センター運営委託料児童館耐震化事業費寝具洗濯等サービス集会所トイレ改修、保育料の負担軽減、読み聞かせキッズブック事業、心身障がい者扶養共済制度、介護人材発掘育成事業、第4款衛生費及び関連議案では、ペレットストーブ購入補助金不妊治療費助成事業補助金狂犬病予防事業等委託料一般廃棄物最終処分場櫛引地区野積み産廃、生活保護世帯等のごみ袋配付、旧鮫清掃工場の解体、禁煙治療促進、第5款労働費では、雇用移住支援、ほんのり温ったか八戸移住計画支援事業、第6款農林水産業費及び関連議案では、地域おこし協力隊員魚菜市場警備業務委託料農産物ブランド戦略ワイン産業創出支援事業補助金等、第7款商工費及び関連議案では、桔梗野工業用地造成事業会計経営健全化支援金、観光費賃借料、八戸ポータルミュージアム費、第8款土木費及び関連議案では、八戸・能代間、北東北横断道路整備促進期成同盟会、市道前田小田線の改良、国道454号線豊崎工区、急傾斜地崩壊対策事業負担金、港湾の安全確保、仮称・三日町にぎわい拠点整備事業費、諏訪、類家地区45号線歩道橋新設、歩道橋の点検、補修等、街路樹、空き家対策、マチニワのウォーターステーション施設、3・3・8白銀市川環状線、公園内の砂場、第9款消防費では、防災無線整備等工事費救急伝送システム、第10款教育費及び関連議案では、体育施設の整備、私立高等学校助成補助金に関連した私立高校の入学金、公会堂施設整備、学校図書館支援事業費保健体育役務費手数料、小中学校図書館、校内修繕、教職員等の多忙化解消、防災教育副読本・防災ノートの内容と活用展開、新美術館整備事業、委託料――月舘れい展覧会――についてほか、奨学金制度、子ども議会の開催、第12款公債費では、公債費――地方債見込み――についてであります。  次に、各特別会計予算及びこれに関連する議案に対する質疑の主なる内容は、議案第4号平成28年度八戸市国民健康保険特別会計予算では、国保税についてであります。  議案第6号平成28年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算では、八戸駅西土地区画整理事業費についてであります。  議案第14号平成28年度八戸市介護保険特別会計予算では、介護報酬改正、保険料についてであります。  次に、各企業会計予算に対する質疑の主なる内容は、議案第2号平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算では、ドライブレコーダー、職員の雇用、教育について、議案第3号平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算では、緩和ケア病棟建設、禁煙外来についてであります。  以上が各議案に対する主な質疑であります。  続いて、議案第1号及び議案第46号を採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  次に、ただいまの議案を除く議案第2号から議案第16号まで、議案第39号、議案第40号、議案第42号から議案第45号まで、議案第47号から議案第65号までの40件の議案については、全員異議なく原案のとおり可決されました。  最後に、慎重なる御審議を賜りました委員の皆様並びに適切な答弁をいただきました理事者の皆様に御礼を申し上げ、報告を終わります。  〔19番森園秀一君降壇〕 ○議長(吉田淳一 君)ただいまの委員長報告に対し御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  高山元延議員の発言を許します。  高山議員 ◆10番(高山元延 君)自由民主・市民クラブを代表して意見を申し上げます。  議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算、議案第2号平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第3号平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算、議案第4号から議案第16号までの各特別会計予算並びに関連する各議案、議案第64号平成28年度八戸市一般会計補正予算及び議案第65号平成28年度八戸市学校給食特別会計補正予算に対して賛成いたします。  この予算編成に当たり、小林市長にあっては多くの市民の声に耳を傾け、八戸市の未来と市民の福祉向上、文化向上を図りつつも、当市の中核市移行に向けて大胆かつ着実に取り組むために、ハード、ソフト両面において多岐にわたる施策を打ち出している内容であり、高く評価いたします。  ハード面においては、復興から創造期事業として、沿岸地域である沼館、舘鼻、そして多賀地区にはスポーツと憩いの津波避難防災関連施設を建設し、さらには氷都八戸を象徴する屋内スケート場にも防災面を重視して着手され、特に当初予算より増額になったスケート場建設に対しては、青森県からは特段の配慮をいただいた英断に心から敬意を表するものであります。  また、ソフト面においては、子育て、教育、市民活動事業として、乳幼児等医療、未就学児への絵本提供の充実化、また障がい児への合理的配慮を施した西白山台小学校建設や、新学校給食センター事業を計上され、特に給食センター予算においては、平成27年度補正予算において国からの補助金を受けることができたことは、当市の持ち出し額が大きく減少されることとなり、市長並びに理事者の努力のたまものと、その成果を高く評価するものであります。  また、産業力の強化、農林畜産水産業の振興、雇用環境の充実化、さらには保健医療、地域福祉、介護高齢者支援、障がい者自立支援、社会保障の充実化など、かつ文化、観光の促進化、新たな文化拠点としての新美術館構想を打ち出し、そして三日町にぎわい拠点施設マチニワ、またブックセンターの開設等々、あるいは道路や上下水道の整備等の都市整備事業にも意を注ぎ、地域活性化への事業にも展開されております。  このような多岐、重層的な事業展開の施策は、まさに八戸市が北東北の雄たる中核市誕生の地響きたる胎動たるものではないでしょうか。ここにおいて我ら会派一同、小林市長の行政見識と手腕、あわせて理事者の行政努力を高く評価し、いよいよ期待するものであります。  続いて、我が会派各議員からは、小林市政のさらなる推進のために本予算に対して、次のごとくの意見、要望を申し上げます。  第2款総務費では、シティプロモーション新規予定事業の推進について、また人生の門出を記念に残し飾れる婚姻届の作成について、無料法律相談における時間拡大とサポート体制の強化について、第3款民生費では、耐震化に伴う三条児童館の早期建てかえについて、縁結びプロジェクトにおいては体験型縁結びイベントについて、第4款衛生費では、生活保護世帯へのごみ袋配付の改善について、旧鮫清掃工場解体後の更地利活用について、第5款労働費では、ほんのり温ったか八戸移住計画支援事業についてのPRと周知徹底について、第8款土木費では、国道454号線豊崎工区の危険改善について、三日町にぎわい拠点マチニワの整備事業及びウォーターステーション築造について、市内各公園の指定管理業務委託について、市内街路樹の樹木台帳作成管理について、また空き屋対策の計画策定や協議会を設置した市独自のビジョン形成について、第10款教育費では、学校司書配置による図書館活動のさらなる活性化について、老朽化している体育施設に対しての総合的なビジョン形成について、教職員の多忙化解消のため教育対象暴力への相談体制の構築について、多賀地区多目的運動場インターネット環境整備とその活用について、防災教育副読本・防災ノートの活用展開について、西地区給食センターのLNG活用と環境教育に期待、そして新美術館についてのコンセプトと検討委員会の構築、さらには八戸ブックセンターの拠点機能拡充化について、続いて都市計画土地区画整理事業特別会計については八戸駅西土地区画整理事業のさらなる促進について、以上、十分御検討くださるよう要望するものであります。  次に、議案第2号平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算については、市民の安心安全な公共交通機関の使命を果たすべくドライブレコーダーを購入、また運行面においては、新たな乗り合いバスを購入され利便性を推進し、市民サービスの向上を図っていることに対して評価し、期待しております。  次に、議案第3号平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算についてであります。  当病院は、八戸圏域の中核基幹病院として一般医療から救急救命医療の充実化を図り、特にドクターへリ、ドクターカーの救命活動は全国的に高く評価されております。また、新しい命の誕生を育む周産期医療やがん緩和ケアへの対応等々、現代医療医学の高度専門性を有し、市民の生命財産、健康財産を守り、市民からは厚い信頼を寄せられていることを評価し、期待しております。  結びに、八戸市においては平成29年1月1日の中核市誕生まで10カ月を切りました。当市の新しき時代の始まり、黎明期の到来であります。小林眞八戸市長におかれましては、トップリーダーとして、より大胆に、より繊細に、そしてより着実に、その行政能力を発揮され邁進してもらいたいものと我々自由民主・市民クラブ一同期待するとともに、我らも一致団結して協力、応援するものであります。  最後に、本年度にて退職されます理事者、職員の皆様には、長い間、市民のために御奉仕、御尽力をいただきましたこと、庁内、そして議場内、隅から隅までずずずいと御礼申し上げます。まことにありがとうございました。  以上で総括意見といたします。 ○議長(吉田淳一 君)寺地則行議員の発言を許します。  寺地則行議員 ◆28番(寺地則行 君)きずなクラブを代表いたしまして総括意見を申し上げます。  予算特別委員会に付託されました議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算、議案第2号平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第3号平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算並びに議案第4号からの特別会計予算、その他各関連議案に意見と要望、そして提言を付して賛成いたします。  小林市長も就任から10年が過ぎ、任期内の総仕上げの時期に入ったようにも見受けられます。また、中核市への移行を目指しての1年ともなることでしょう。八戸市の最大の懸念は人口減少であり、将来の都市像をどうするかであります。八戸市が目指すべき将来をどう考え、どう進めていくかがこれからの課題であります。  八戸市議会は昨年、議員定数を4議席削減し、定数を32としました。また、その報酬におきましても自主的に2%削減し、現在も継続しております。そのほか、視察の見直しを含め、大幅に経費の削減と議会改革に努めております。そのことは八戸の将来のため、できるだけ自主財源を無駄にしたくないという議会の意思のあらわれなのであります。小林市長には、議員の思いも八戸市民の思いもしんしゃくしていただきながら、八戸前進に努めていただきたいものと念願してやみません。  それでは、予算特別委員会の質疑の中から、我が会派が特に注目している案件の中から3点を取り上げ、意見を申し述べさせていただきます。  第1点目は、中心市街地活性化対策事業及び八戸ブックセンター事業についてであります。  これらの事業に対する小林市長の思い入れは強く、また選挙公約でもあり、特に目玉と思われます。中心市街地のための関連予算は大きく、他の地域への及ぼす影響や将来の維持経費の心配もあります。それにこれだけ中心街に投資をして、果たして経済的効果が見込めるのかとの疑問が残ります。  また、ブックセンターも1億8000万円の予算でスタートいたしますが、中心商店街や活性化に寄与するかどうか、また来館者が固定化したり、本の売り上げが伸びないとか、民業圧迫問題、費用対効果やどれだけ市民に受け入れられるかなど、問題は多くあります。また、これだけの予算をかけるのであれば、別のほうに使ったほうが効果的だとの指摘もあります。この事業自体、公共事業としての意義があるかどうか見きわめたいと考えております。そして、市民の方々の声や反応も見定めたいと思っております。市長には、先入観念だけにとらわれず、冷静に事業状況を判断することを要望し、意見とさせていただきます。  次に2点目として、議案第39号八戸市過疎地域自立促進計画に関連しての意見と提言をさせていただきます。  南郷の方々は、八戸市と合併することによって財政的にも安定し、活性化も図られ、村は発展するだろうと期待をしていたと思います。しかし、現実は厳しいものがあります。合併を検討していた階上町や南部町などからは、合併しなくてよかったなどとやゆされております。南郷村が八戸市との合併を選択していただいたことへの意義を踏まえ、安い分譲団地等や移住政策による定住対策、高速インターを利用した内陸型工業団地計画、教育機関、学校誘致など、多彩な活用の可能性があると思います。同じ八戸市としての今以上の取り組みについて検討することを要望いたします。  次に、3点目として公債費についてであります。  平成26年、平成27年と少しずつ地方債の金額がふえ、今年度もさらにふえております。その総額で1151億円にも上り、今年の元金償還見込み額は83億円、利子償還金は8億2200万円であります。市担当部局は、過去の償還を見ても、まだ余裕があると踏んでおられますが、今後、屋内スケートリンク場、美術館、体育館、田向地区への保健センター等の建設を控え、地方債が確実にふえてまいります。そして、中核市移行に伴う経費の増大などの懸念があります。その半面、人口減少による経済の落ち込みや、企業等の雇用問題などによって人口の流出、総合的な観点からの自主財源の低下などを考えた場合、それほど楽観はできないものと思われます。この公債費及び地方債にしても十分検討されながら、適切に運営されますよう強く要望いたします。  以上、大きな注目点として述べさせていただきました。予算特別委員会におきましての細部にわたっての意見、要望等は割愛いたしますが、市部局の御検討をお願い申し上げます。  次に、平成28年度八戸市自動車運送事業会計についてであります。  自動車事業は、自家用車等の普及、人口減少、少子化等を背景に経営環境は極めて厳しい状況にある中、経営健全化に向けての努力は評価いたしますが、都市政策との整合性やバスターミナル設置による交通体系の効率化、企業の収入の多様化など、課題も見受けられます。また、バス運行等の運転手のマナーや態度にも、市民から改善の声が上がっております。職員一同、サービス向上と自動車事業の持つ意義を踏まえ、市民に喜ばれるような公共交通を目指すことを要望いたします。  次に、平成28年度八戸市立市民病院事業会計についてであります。  市民病院は、地域の中核病院として、一般医療から救命救急医療、周産期医療などを初め幅広い医療を提供し、市民の生命、健康に寄与していることに対しまして評価いたします。  特に三浦院長を初め職員が一丸となって病院改革プランや経営健全化に努めていることや、がん診療連携拠点病院として緩和ケア病棟の設置なども評価いたします。これからも一層市民の医療需要に対応しながら、市民病院の果たすべき役割を発展させますよう期待を申し上げます。  また、市民の中には、診療時間の問題で待ち時間が長いとか、電話対応、受け付け応対、見舞い受け付け対応などなどで苦言もあり、できるだけ改善されるよう要望いたします。  八戸市は人口23万人でありますが、まだまだ景気がよいとは言えない状況であります。東京周辺への経済の一極集中は地方の厳しさの象徴でもあります。そして、政府が行う地方の活性化策を同じようにしているならば、他都市との競争には勝てないかもしれません。近くでは、青森市、盛岡市よりも魅力的で住みよいまちを目指さなければなりません。八戸市民が求める元気で明るいまちづくりを目指さなければなりません。 ○議長(吉田淳一 君)寺地議員に申し上げます。討論の発言時間を超過しておりますから簡潔にお願いいたします。 ◆28番(寺地則行 君)財政基盤の安定とともに、重要施策の推進を図っていかなければなりません。効率的、効果的な市政運営に取り組んでいかれますよう小林市長の奮闘に期待を申し上げ、総括意見といたします。 ○議長(吉田淳一 君)先ほど注意いたしましたが、なお議長の命令に従わないため、発言の中止を命じます。 ◆28番(寺地則行 君)終わります。 ○議長(吉田淳一 君)夏坂修議員の発言を許します。  夏坂修議員 ◆12番(夏坂修 君)公明党を代表いたしまして意見を申し上げます。  議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算、議案第2号平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第3号平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算並びに各特別会計予算及び関連する各議案に賛成をするものであります。  安倍内閣発足から3年が過ぎ、自公連立政権による安定した政治基盤のもと、的確な政策対応により経済再生は着実に成果を上げ、デフレ脱却まであと一歩のところまで来ております。今後は、経済の好循環をさらに加速させ、経済再生を確実なものとし、国民一人一人が自分らしく輝き、自己実現できる一億総活躍の社会をつくらなければなりません。地方を元気にする地方創生の新たなチャレンジも始まり、そこに暮らす人に光を当て、一人一人が自分らしく輝く、人が生きる地方創生の実現に大きな期待が寄せられているところであります。  こうした中編成された国の予算は、一億総活躍社会や地方創生などに重点配分しつつ、新規国債発行額を前年度から2.4兆円減らし、国債依存度を2008年のリーマンショック以前の水準の35.6%に抑えた経済再生と財政健全化を両立する予算となりました。あらゆる政策手段を機動的に行使し、政策効果を引き出し、着実に経済を成長させることで、国民の期待に応えていくことを現政権には強く求めるものであります。  さて、東日本大震災の発災から5年が経過いたしました。道路などのインフラや復興公営住宅、農業や水産業、商工業などのなりわい、新しいまちづくりなど、復興の足音が着実に加速度を増しております。4月からは復興創生期間という新しいステージに入りますが、今なお18万人を超える方々が避難生活を余儀なくされております。風評と風化の2つの風と戦いながら、一日でも早く全ての被災者が心の復興、人間の復興をなし遂げることを心から願うばかりであります。
     そうした復興を加速させる創造期の初年度として編成された当市の新年度予算は、一般会計で961億円、特別会計で732億6829万円、合わせて1693億6829万円を計上し、うち復興分は69億3281万3000円となっております。依然厳しい財政環境にある中で、財政の健全性に配慮する一方、第6次八戸市総合計画に掲げた戦略と八戸市まち・ひと・しごと創生総合戦略との連動性を図るとともに、国の経済対策に対応し、地方創生、地域再生の基礎づくりに資する施策を推進する小林市長の政策的リーダーシップに深く敬意を表するものであります。  それでは、以下、新年度の予算、施策に対して要望を申し上げます。  まず、平成29年1月に移行を目指している中核市についてでありますが、保健所の業務を初めとする2000もの事務が県より移譲されることで、行政サービスがより身近になり、市民の利便性が向上するなど、地方分権の推進力となり得る自治能力を最大限に発揮するチャンスとなります。移行に向けた準備に万全を期すとともに、市民への周知、広報に徹底して取り組んでいただくことを要望いたします。  防災減災対策については、自然災害の脅威から市民の生命と財産を守るための社会基盤整備は最重要課題の1つであります。市民生活を支える道路、橋梁等の修繕、維持については、路面下の空洞調査を実施するなど、予防保全の考え方を基本に国の防災・安全交付金や社会資本整備交付金を活用しながら積極的に推進していただきたい。また、津波対策については、沼館地区の津波避難ビルや津波避難路などのハード面の整備を急ぐとともに、備蓄物資の充実や自主防災組織の充足、また防災教育の推進などのソフト面の取り組みにも力を入れていただくことを要望いたします。  公共施設の維持管理については、施設の老朽化対策を初め、維持、更新、統廃合という難題に対し、財政の健全性を担保しながら適性に管理していくことが求められます。新設する行政管理課を司令塔として、新たな公会計システムをフルに活用しながら、公共施設を一体的、効率的にマネジメン卜していけるよう不断の努力を要望いたします。  中心市街地の活性化については、オープンして5年が経過した八戸ポータルミュージアム・はっちが、地元地域のみならず、全国にも強いインパクトを与えており、その活用方法にさまざまなアレンジを加えることで、人を呼び、情報が発信されるなど、今後も中心市街地活性化のボランチ的存在になることは間違いありません。こうした中、本年10月にオープン予定のブックセンターやマチニワの整備が中心市街地活性化の新たな起爆剤になろうとしております。民間の再開発事業との連携を深めながら、官民一体となって魅力ある中心市街地づくりに邁進していただくことを要望いたします。  子育て支援について、子どもへの投資は未来への投資であり、子育て支援の充実が地方創生のかなめ石になることは論をまつまでもありません。新年度、乳幼児医療費の助成が拡充されることは大いに評価されることであり、また読み聞かせキッズブック事業やひとり親世帯の支援の拡充、結婚支援事業の推進などにも期待が持たれているところであります。今後も結婚、妊娠、出産、子育てと切れ目のない支援の充実を図っていただき、ひいては八戸版ネウボラの構築が実現できるよう、地域や支援団体との連携した支援体制を充実させていただくことを要望いたします。  教育行政について、広島県府中町の中学3年生の男子生徒が自殺した問題は、その原因がずさんな情報管理と誤った進路指導によるものであったことが明らかになりました。このことは決して対岸の火事ではなく、不登校やいじめなどのさまざまな課題が山積し、また教員の多忙化が問題視されている中で、教員が児童生徒とどれだけ真剣に向き合うことができているのか。改めて見詰め直す機会になったのではないかと思います。当市では4月から校務支援システムが本格運用となりますが、本システムの導入が教員の事務負担の軽減につながり、児童生徒と向き合う時間が十分に確保され、これまで以上にきめ細かな指導、支援の充実が図られるよう要望いたします。  そのほか、審査の過程の中で要望した内容については、施策に反映できるよう御検討いただくよう要望いたします。  次に、自動車運送事業会計についてであります。  モータリゼーションの進展やライフスタイルの多様化などを背景に、全国的に路線バスの利用者が減少し、市民の足となる地域公共交通を取り巻く環境は厳しい状況にあります。そうした中、当市では、八戸圏域公共交通計画に基づき、八戸圏域定住自立圏における広域バス路線も含めて、上限運賃、わかりやすい運賃体系の導入や乗り継ぎ環境の整備など、路線バスの利便性の向上に努めており、近年は利用者数が増加傾向に転じ、運送収益も下げどまりの傾向にあり、利用者の増加に努めていただいていることに敬意を表するものであります。  今後、公共交通体系の維持確保が厳しくなっていくことが予想されておりますが、より一層の利用者の増加とともに、さらなる経営改善に努力され、市民に愛される公共交通として、その存在を不動のものにしていただくよう要望いたします。  次に、市民病院事業会計についてであります。  市民病院は、県南地域の中核病院として、急性期医療や高度で専門的な医療を地域住民に提供し、地域住民の命を守るとりでとして大きな期待を背負っております。こうした中、平成20年度に策定した市民病院改革プランにより、平成21年度から6年連続で黒字決算に至ったことは、経営健全化に不断の努力を重ねてきた成果であると高く評価をするものであります。  今後、医師不足や人口減少、少子高齢化の急速な進展による医療需要が変化し、国や県が示す地域医療構想に掲げられている急性期病床の削減への対応に迫られるなど、厳しい環境が続くことが想定されます。そうした中にありながらも、より一層の経営の効率化を図り、地域における中核病院として持続可能な医療の提供を続けていただくことを切に要望いたしまして、公明党を代表しての意見といたします。 ○議長(吉田淳一 君)田端文明議員の発言を許します。  田端文明議員 ◆6番(田端文明 君)日本共産党議員団を代表して意見を述べます。  議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算、議案第46号八戸市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についての2件の議案について反対します。ほかの議案については意見を付して賛成します。  内閣府が8日に発表したGDPの改定値は実質マイナス1.1%となりました。アベノミクスは10年間で実質2%の経済成長を達成し、1人当たり名目国民所得を150万円以上ふやすこと、基礎的財政収支赤字を2020年までに黒字にすることを目標としておりました。しかし、消費税を8%に引き上げて以来、景気は回復せず、地方の人口減少を加速させてきました。雇用、暮らし、財政再建、どれをとっても好転したものはなく、安倍政権の3年間は成長のとまった3年間となりました。子どもの貧困、下流老人、漂流青年などの言葉がマスコミで流れるようになり、アベノミクスという経済政策の破綻は明らかとなりました。重大なのは、3年間で国、地方の長期債務は100兆円ふえ、2015年度末で1041兆円となります。GDP比で207%となり、後世に大きな負担を残していくことになります。  12月24日に閣議決定された新年度の政府予算案は消費税10%への増税を前提とし、集団的自衛権、戦争法を支えるものとなっております。一般会計の総額は96兆7218億円で、軍事費は740億円の増加で、初めて5兆円を突破しました。一方で、中小企業対策費は史上最低となり、社会保障はさらなる国民の負担増となるものです。  このような中で編成された当市の新年度予算は、一般会計、特別会計合わせて前年比0.4%増の1693億6829万円になり、過去2番目の規模となります。新年度から“読み聞かせ”キッズブック事業の実施、学校図書室への司書の配置、給付型奨学金制度の拡充、高校卒業までの入院費無料化に踏み出したことなどは大いに評価をいたします。  議案第1号一般会計予算は、市民の負担軽減、弱者対策、非正規労働者の改善、除雪など、暮らしにかかわる市民の切実な願いに応える内容とはなっておりません。  議案第46号八戸市職員定数条例の一部を改正する条例の制定については、給食センター職員、学校技能主事の定数を減らし、その分一般職員をふやし、中核市に対応するというものです。今後も非正規職員をふやしていくことになります。市の雇用政策にも反するものではありませんか。  議案第47号八戸市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、市職員はたび重なる給与削減で過去10年間で平均年41万円の減収となっております。今回の改正では年2万円から3万円の改善にしかなりません。自治労連が行ったアンケートでは、賃金、一時金の引き上げを求める声が66.1%になります。地域経済の活性化に鑑み、抜本的な改善を求めるものです。  国民健康保険特別会計について、資格証明書の発行は年々増加傾向にあり、加入世帯の経済状況がさらに深刻化しているあらわれだと思います。年金生活者の間では、保険税が1カ月の年金額にもなり、下げられないものかとの声が広がっております。市民の負担は限界に達しているとの認識が示されてきておりますが、加入世帯の負担軽減のため、財政調整基金、市債管理基金からの繰り入れを決断することを求めます。  自動車運送事業会計について、公共交通の市場化、人口減少による利用者の減少など、厳しい経営状況が続いている中でも、バスの更新を行い、ドライブレコーダーを全車に搭載することになりました。評価をいたします。  市営バスは、市民の通勤、通学、暮らしを支える重要なインフラであり、医療機関に通う高齢者にとっては命綱とも言える存在です。今では運転業務の大部分を担うまでになっている嘱託職員の労働条件の改善を求めるとともに、今後とも市民から頼られる身近な公共交通機関として役割を果たしていただくよう、意見を申し上げます。  市民病院事業会計について、ドクターヘリ、ドクターカーの運用で劇的救命率は飛躍的に向上してまいりました。産科医の減少で公立病院の産科休止、産院の減少は社会的な問題となりましたが、周産期センターの運用開始以来、安心して子どもを産める地域医療の中核施設として、八戸市民病院は救命救急とともに全国的にも注目される医療機関となっております。緩和ケア病棟の建設に踏み出したことを評価いたします。  消費税増税、医療機器の更新など、厳しい経営状況の中にありますが、今後とも市民の命と健康を守る地域の中核病院としての役割を果たしていただくことを求めます。  最後に、当市にとって人口の流出減少は大きな問題だと思っております。全国市長会の少子化対策・子育て支援に関する研究会報告書では、人口の増加は雇用と良好な子育て、教育環境が影響しているとし、非正規雇用率が高い都市ほど出生率が低いと結論づけております。働く場があり、暮らしていける安定した所得が得られるのか、人口動態はその結果としてあらわれるものだと思っております。市として非正規雇用の拡大はやめるべきです。八戸市が若者、子育て世代、高齢者も希望を持ち、安心して暮らせるまち、住みよいまちと言われるよう、社会保障制度の拡充、市民の負担軽減に努めていただくことを求めて、意見といたします。 ○議長(吉田淳一 君)山名文世議員の発言を許します。  山名文世議員 ◆14番(山名文世 君)社民党の山名文世です。意見を申し上げます。  議案第1号平成28年度八戸市一般会計予算に反対し、議案第2号平成28年度八戸市自動車運送事業会計予算、議案第3号平成28年度八戸市立市民病院事業会計予算及び各特別会計予算並びに他の関連議案については要望、意見を付して賛成します。  東日本大震災から5年目、集中復興期間の拠出総額は25兆5000億円に上ります。しかし、その大半は大型公共事業や日本再生と称して各地に流され、被災者の17万4000人がいまだに避難生活を余儀なくされています。  そうした中、平成28年度の国の予算は過去最大の一般会計96兆7000億円となりましたが、税収と税外収入を合わせても62兆3000億円にすぎず、国債発行額は34兆4000億円と、借金が35.6%を占めています。予算の特徴は、防衛費が過去最大の5兆円を突破し、4年連続の増額となる反面、社会保障費は、年金、介護、医療、生活保護費などの削減が顕著となっています。  さて、当市の新年度予算は、一般会計961億円、特別会計732億6800万円の合計1693億6800万円が計上されました。  その中で、新築間もない一般廃棄物最終処分場の屋根が積雪により崩壊した事案では、屋根の崩壊時刻における積雪量や、現地計測日に関する係数などへの疑問に対し、事故調査委員会の結論ありきの答弁に終始するとともに、地形や標高など、地域の特徴を柔軟に設定しなかったことなどへの責任が曖昧のままであります。また、事故調査委員の1人は、勾配の緩い屋根に特殊加工をした布を張ったつくりのため、雪の重みで布がたるんだとの指摘があり、資材及び設計等の可否についての説明責任が果たされていません。さらに、平成26年3月の第2会派による徹底した原因究明と責任の所在を明らかにし、市長を先頭に問題解決を図ることとの意見に対する謙虚さも感じられず、強行姿勢を改めて示したものと受けとめざるを得ません。本委員会は、単なる要望や陳情の場ではなくして、議会のチェックと真摯に向き合い、予算執行に合意形成されるよう熱望いたします。  なお、路線バス運賃の各事業への補助金の拡充、交通政策基本法に基づく地方公共団体の責務の遂行、地域公共交通の活性化、老人福祉費の充実、TPP参加に備えた農水産業の振興、東日本大震災を教訓とする港湾労働者の安全確保及び介護保険料の負担軽減策などについて切望します。  次に、八戸市自動車運送事業会計についてです。  公共交通を取り巻く情勢は、少子化や車社会の普及等に伴い厳しい経営環境にあります。そうした中でも、新たな運賃制度の導入や広告収入の増収対策及び路線再編などに取り組んでこられました。今後とも地域や交通弱者の足を守るため、一層の努力を要望します。  次に、八戸市立市民病院事業会計についてです。  地域の中核病院として、臨床における倫理に関する方針を定め、患者の人権を最大限に尊重され、患者中心の有益な医療を提供されてきました。職員が互いに協力し合い、魅力と活力ある職場づくりに邁進され、最善の医療を提供していただきますよう要望いたします。  最後に、退職される職員の皆様には、市勢進展と議会活動に御尽力をいただき、敬意と感謝を申し上げます。今後も一層の御活躍を祈念いたします。  以上、総括意見といたします。 ○議長(吉田淳一 君)伊藤圓子議員の発言を許します。  伊藤圓子議員 ◆13番(伊藤圓子 君)無所属の伊藤圓子です。  平成28年度予算と関連議案に対し、賛成の総括意見を述べます。  日銀のマイナス金利の導入により、当市の新年度予算にマイナス影響が及ばないことを願いつつ、まずは一般会計予算について申し述べる。  未曾有の犠牲者と被害をもたらした東日本大震災から5年、復興計画も創生期に入るが、中核市への移行、連携中枢都市圏の展開と功を奏し、持続可能な地域創生となることを期待したい。  今日の格差社会のゆがみの中、子どもの貧困、低所得世帯への支援策を、また少子化、人口減少の流れの中、若者への雇用、結婚、子育て、教育等、切れ目のない支援策を望む。  今定例会には、これらを含め43ページに及ぶ提案理由に登載された数々の施策が市民の生活、福祉の向上と安全安心の構築につながることを願いつつ、注視したい。  屋内スケート場、新美術館、緩和ケア病棟等は、長年の市民の待望の施設であり、完成が待たれる。一方、市長肝入りのブックセンターについては、市民の関心度はそれほど高くはない。完成までに期待感を高める仕掛けが求められる。  教育費については、学校司書配置、学校給食残渣の堆肥化リサイクルの取り組みを評価する。  予算特別委員会で質問、提案した23項目について要望するとともに、次の5点については特に強く要望する。  1つ、公会堂へのエレベーターの設置。  2つ、中心市街地のフラワーバスケットによる美観形成。  3、受動喫煙防止の取り組み強化。  4、子ども議会の開催。  5、新総合事業による介護予防推進。  自動車運送事業会計予算について、新年度にはノンステップバスが導入され、全ての人に利用しやすい、まさにユニバーサルデザインを冠した市営バスであり、高く評価する。  利用者数の減少傾向はこれからますます大きくなってくるが、公共交通は地球温暖化防止、省エネルギー等の観点からも重要であり、利用を促す誘導対策が求められる。まずは安全性と利用性を高めるために、運転手の健康管理には万全を期し、バスロケーションシステムのさらなる増設を要望する。  市民病院事業会計予算について、高度特殊医療を有し、県南地域の中核基幹病院として、地域医療連携による地域完結型医療体制のかなめ役を担っている。ドクターヘリ、ドクターカー導入による救急救命医療の高い成果に加え、周産期センター拡充、院内保育所設置等、近年の市民の命を助ける、健康のための意欲的取り組みは、研修医の高い充足率につながっており、高く評価する。  さらに、長年市民から切望されていた緩和ケア病棟整備が確定したが、その御尽力に敬意を表する。  高度急性期医療を担う当病院ではあるが、患者のクオリティー・オブ・ライフの改善に寄与するこの病棟は、がん拠点病院としてのクオリティーも高めるものと大いに期待したい。  以上をもって総括意見といたします。  なお、今年度で御退職される理事者の皆様、そして職員の皆様方、長い間、市民のために本当に一生懸命頑張っていただいたことに対して敬意を表します。今後もその豊富な経験を、また違う立場で御貢献いただければと願っております。ありがとうございました。 ○議長(吉田淳一 君)以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)これにて討論を終結いたします。  これより議題のうち、議案第1号を採決いたします。  本議案の委員長報告は可決であります。  本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(吉田淳一 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第46号を採決いたします。  本議案の委員長報告は可決であります。  本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(吉田淳一 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、ただいま議決されました議案を除く議案第2号から議案第16号まで、議案第39号、議案第40号及び議案第42号から議案第45号まで並びに議案第47号から議案第65号までの議案40件を一括して採決いたします。  以上の議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  ──────────────────── △日程第2 議案6件 ○議長(吉田淳一 君)日程第2議案第67号八戸市副市長に選任する者につき同意を求めることについてから議案第72号館鼻地区荷捌き所C棟改築機械設備1期工事請負の一部変更契約の締結についてまでを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長  〔市長小林眞君登壇〕
    ◎市長(小林眞 君)ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。  まず、議案第67号は、八戸市副市長に大平透氏を選任いたしたく同意を求めるものであります。  大平氏は、昭和60年に当市に奉職され、平成22年に総務部次長兼秘書課長、平成23年に商工労働部次長兼産業振興課長、そして平成25年4月からは商工労働部長を務めるなど、豊富な行政経験とすぐれた識見を有しており、副市長として適任であると存じます。  議案第68号は、八戸市監査委員であります白川文男氏の任期満了に伴い、新たに早狩博規氏を選任することについて同意を求めるものであります。  早狩氏は、市職員として長きにわたり地方自治に携わり、地方公共団体の財務管理等に関しすぐれた識見を有しており、監査委員として適任であると存じます。  議案第69号は、八戸市固定資産評価員であります関川義文君が辞任することに伴い、新たに柴田義弘君を選任することについて同意を求めるものであります。  次に、議案第70号及び議案第71号は、さきに請負契約を締結した市立館公民館本棟工事及び市立江陽公民館本棟工事について、設計変更により期間を変更するためのものであります。  議案第72号は、さきに請負契約を締結した館鼻地区荷さばき所C棟改築機械設備1期工事について、設計変更により契約額を変更するためのものであります。  何とぞ慎重に御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げ、議案の説明を終わります。  〔市長小林眞君降壇〕 ○議長(吉田淳一 君)この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案のうち、議案第67号八戸市副市長に選任する者につき同意を求めることについてから議案第69号八戸市固定資産評価員に選任する者につき同意を求めることについてまでを直ちに審議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、議案第67号八戸市副市長に選任する者につき同意を求めることについてから議案第69号八戸市固定資産評価員に選任する者につき同意を求めることについてまでを直ちに審議することに決しました。  お諮りいたします。  以上の人事案件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、議案第67号から議案第69号までは委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)討論なしと認めます。  〔5番苫米地あつ子議員、6番田端文明議員退席〕 ○議長(吉田淳一 君)これより議案第67号を採決いたします。  本案に同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、本案は同意することに決しました。  〔5番苫米地あつ子議員、6番田端文明議員着席〕 ○議長(吉田淳一 君)次に、議案第68号を採決いたします。  本案に同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、本案は同意することに決しました。  次に、議案第69号を採決いたします。  本案に同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、本案は同意することに決しました。  次に、ただいま議題となっております議案のうち、議案第70号から議案第72号までを審議いたします。  これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案のうち、議案第70号から議案第72号までをお手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。   午前11時02分 休憩   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   午前11時29分 再開 ○議長(吉田淳一 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  ────────────────────   議案3件 ○議長(吉田淳一 君)本日付託いたしました議案第70号市立館公民館本棟工事請負の一部変更契約の締結についてから議案第72号館鼻地区荷捌き所C棟改築機械設備1期工事請負の一部変更契約の締結についてまでを一括議題といたします。  各常任委員長から委員会における審査の経過と結果について、順次報告を求めます。  総務常任委員長の報告を求めます。  小屋敷孝委員長  〔18番小屋敷孝君登壇〕 ◎18番(小屋敷孝 君)総務常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第70号及び議案第71号の2件の議案は、さきに請負契約を締結した市立館及び江陽公民館本棟工事について、設計変更により期間を変更するためのものであります。  審査の過程において委員から、年度初めから使用できれば市民の利用度合いがよくなるので、今後おくれることのないように気をつけるよう意見があったのであります。  以上2件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔18番小屋敷孝君降壇〕 ○議長(吉田淳一 君)経済常任委員長の報告を求めます。  工藤悠平委員長  〔11番工藤悠平君登壇〕 ◎11番(工藤悠平 君)経済常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第72号は、さきに請負契約を締結した館鼻地区荷さばき所C棟改築機械設備1期工事について、設計変更により契約額を変更するためのものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔11番工藤悠平君降壇〕 ○議長(吉田淳一 君)以上をもって各常任委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対し御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)討論なしと認めます。  これより議案第70号から議案第72号までを採決いたします。  以上の議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  ──────────────────── △日程第3 議会案2件上程
    ○議長(吉田淳一 君)日程第3議会案第1号八戸市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について及び議会案第2号八戸市議会事務局条例の一部を改正する条例の制定についてを一括議題といたします。   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−              (案文は資料欄に掲載) ○議長(吉田淳一 君)お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会案については、提案理由の説明、委員会の付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、提案理由の説明、委員会の付託、質疑及び討論は省略することに決しました。  これより議会案第1号及び議会案第2号を一括して採決いたします。  以上の議会案は、原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(吉田淳一 君)御着席願います。  起立総員であります。  よって、以上の議会案は原案のとおり可決されました。  ──────────────────── △日程第4 議員派遣について ○議長(吉田淳一 君)日程第4議員派遣についてを議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員派遣の申し出があります。  お諮りいたします。  議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、会議規則第167条の規定により、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議決されました議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田淳一 君)御異議なしと認めます。  よって、議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に一任することに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  ────────────────────   副市長挨拶 ○議長(吉田淳一 君)この際、奈良岡修一副市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  奈良岡副市長  〔副市長奈良岡修一君登壇〕 ◎副市長(奈良岡修一 君)議長のお許しを得て、退任の挨拶をさせていただきます。  2期8年、お世話になりました。本当にありがとうございます。この間、議員の皆様の御支援、御協力により大任を果たすことができました。  就任時からかかわってまいりました屋内スケート場につきましては、本日議決をいただき、いよいよくいを打つことができました。本当にありがとうございます。国際大会が開催できる屋内スケート場が完成することを祈念しております。  以前、オリンピックメダリストの方が八戸市議会での報告会で、議会は市をよくするための話し合いの場であると言っていました。随分わかりやすい表現だなと思って感心して聞いておりました。第6次八戸市総合計画、創造期の復興計画を議会と行政が話し合いをし、前に進めることにより八戸市がよりよく住みやすい市になるものと思ってございます。八戸市のさらなる発展とレディー、それからジェントルマンの議員の皆様のますますの御活躍を祈念申し上げ、退任の挨拶といたします。ありがとうございました。  〔副市長奈良岡修一君降壇〕(拍手)  ────────────────────   代表監査委員挨拶 ○議長(吉田淳一 君)次に、白川文男代表監査委員から発言の申し出がありますので、これを許します。  白川代表監査委員  〔代表監査委員白川文男君登壇〕 ◎代表監査委員(白川文男 君)議長のお許しをいただきましたので、一言退任の挨拶を申し上げます。  このたび、3月31日の任期満了をもちまして監査委員を退任することになりました。この4年間、議員の皆様には温かい御指導、御鞭撻を頂戴いたしまして、深く感謝とお礼を申し上げます。  御承知のとおり、未曾有の被害をもたらしました東日本大震災から5年が経過し、いち早く復旧復興が進む中、今後より安全安心なまちづくりが期待されます。さらには、平成29年1月1日の中核市移行が円滑に進められ、八戸市のより一層の飛躍が図られる時代が到来するものと信じております。議員の皆様におかれましては、御健勝で八戸市の復興、発展のために御尽力を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  〔代表監査委員白川文男君降壇〕(拍手)  ────────────────────   市長挨拶 ○議長(吉田淳一 君)この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長  〔市長小林眞君登壇〕 ◎市長(小林眞 君)平成28年3月八戸市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、去る2月23日から本日までの24日間にわたり、本議会に提案しました平成28年度八戸市一般会計予算など議案72件について、終始熱心かつ慎重に御審議を尽くされ、全議案とも原案のとおり議決を賜り、厚く御礼を申し上げます。  議決いただきました各議案の執行に当たりましては万全を期してまいりますとともに、本議会において、議員の皆様から寄せられました貴重な御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営に十分配慮してまいりたいと存じます。  先ほど奈良岡修一副市長及び白川文男代表監査委員より、退任に当たっての御挨拶がございました。これまで市勢発展のため誠心誠意努めてこられたことに対しまして、この場をおかりし心よりの敬意と感謝の意を表したいと存じます。長い間、本当に御苦労さまでございました。  さて、朝晩の寒さも幾分和らぎ、日ごとに春らしさが感じられるような時節となりましたが、20日からは、甲子園球場において、春の風物詩の1つと言えます選抜高校野球大会が始まります。ことしの大会は青森県から初の2校出場となり、青森山田高校とともに、当市の八戸学院光星高校が3年連続9回目の出場を果たし、1回戦は島根県代表開星高校と大会2日目、21日に対戦することとなっております。光星高校にとりまして、ことしは創立60周年の節目を迎える年であるとともに、第88回選抜大会という八戸の8が重なる大会にめぐり合わせを感じているところであり、先輩たちがなし得なかった悲願の甲子園大会制覇を果たし、紫紺の大優勝旗を八戸に持ち帰っていただくよう期待し、私も市民の皆様とともに応援したいと考えております。  間もなく新年度が始まりますが、新体制のもと、決意も新たにし、復興事業の推進を初め、市政の諸課題解決に向けて全力を挙げて取り組んでまいる所存でありますので、議員各位におかれましては、何とぞ一層の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会に当たっての挨拶といたします。  〔市長小林眞君降壇〕  ────────────────────   閉 会 ○議長(吉田淳一 君)今期定例会における議員並びに理事者各位の御精励に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。  これにて平成28年3月八戸市議会定例会を閉会いたします。   午前11時42分 閉会    署  名  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平成28年3月17日       八 戸 市 議 会                 議 長  吉 田 淳 一                 副議長  古 舘 傳之助                 議 員  田 端 文 明                 議 員  八 嶋   隆...