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  1. 八戸市議会 2015-09-15
    平成27年 9月 観光振興特別委員会-09月15日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成27年 9月 観光振興特別委員会-09月15日-01号平成27年 9月 観光振興特別委員会   観光振興特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成27年9月15日(火)午前10時00分~午前10時44分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 各まつり実績について    (1) 八戸三社大祭実績について    (2) 八戸花火大会実績について   2 種差海岸関連事業について    (1) 今後開催予定している種差関連イベントについて    (2) 種差海岸遊覧バス冬季運行について   3 観光PR事業等について    (1) 南郷トレッキングGoGoなんごう)について    (2) 「あおもり10市大祭典inむつ」の開催について    (3) 大型客船にっぽん丸」「飛鳥Ⅱ」の八戸寄港について   4 観光プロモーション基礎調査事業の結果について
      5 その他    (1) 委員派遣について    (2) 議会報告会への出席委員について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  高 山 元 延 君  副委員長 寺 地 則 行 君  委 員  久 保 百 恵 君   〃   日 當 正 男 君   〃   苫米地 あつ子 君   〃   山 名 文 世 君   〃   大 館 恒 夫 君   〃   吉 田 博 司 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  まちづくり文化スポーツ観光部長    風 張 知 子 君  まちづくり文化スポーツ観光部観光課長 大 坪 和 広 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  副参事(議事グループリーダー) 田 中 瑞 穂  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○高山 委員長 皆さん、どうもおはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから観光振興特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 各まつり実績について   (1) 八戸三社大祭実績について   (2) 八戸花火大会実績について ○高山 委員長 それでは、議題に入ります。  初めに、(1)各まつり実績について、説明願います。 ◎大坪 観光課長 それでは、お手元資料に基づき、説明をさせていただきます。  1ページをお開き願います。  1の各まつり実績について御説明申し上げます。  まず、(1)八戸三社大祭実績についてでありますが、今年度の入り込み数は、祭り本体で96万人、昨年度と比べ5万5000人増加いたしました。また、関連行事も含め、全体で112万7800人となり、全体では1万5200人の減少となっております。本年は、曜日配列がよかったこと、それから8月2日の短時間、強い雨があったものの、おおむね好天に恵まれたことから、入り込みは例年よりも多目に推移しました。お祭り広場は、例年3日間のところ、本年は8月2日、8月3日の両日のみの開催となり、入り込みが減少しました。行列等につきましては、8月1日は強風のため、山車せり上がりを自粛いたしましたが、行列等については大きな事故もなく、予定どおりの日程で行われました。  また、今年度の山車の審査結果につきましては、表のとおりでございまして、ことしも吹上山車組最優秀賞を獲得し、9年連続での受賞となりました。  次に、2ページをお開き願います。  (2)八戸花火大会実績についてでありますが、ことしの第35回八戸花火大会は、平成27年8月16日日曜日に、八戸花火大会大会委員会主催のもと、館鼻漁港において、副題を公益社団法人日本青年会議所全国大会東北八戸大会記念としまして、約5000発の花火が打ち上げられました。ことしの入り込み数については、約9万人であります。  なお、一昨年までは、館鼻漁港ポートアイランド周辺の人数も入り込み数に含めていましたが、見直しをいたしまして、昨年度からは館鼻漁港のみの入り込み数としたとのことであります。  また、東日本大震災以降、防災対応にも力を入れており、会場周辺を地震や津波発生時の避難経路確保のため、車両進入禁止といたしまして、周辺警備に警察官、それから交通指導隊等、約140人が配置されました。そのほか、恒例企画としてのメッセージ花火や、有料指定席販売大会終了後の会場での募金活動、恒例のインターネット動画配信が実施されております。  以上で1の各まつり実績についての説明を終わります。 ○高山 委員長 では、ただいまの説明について御質問ありませんでしょうか。 ◆大館 委員 質問でないけれども、ちょっとつけ加えてほしいのは、花火会場の警備に警察、交通安全協会の話が出たんですが、防犯協会も入れておいてください。防犯協会も130名ほど出ていますので。 ○高山 委員長 ほかに質問、あるいは意見等ありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 種差海岸関連事業について   (1) 今後開催予定している種差関連イベントについて   (2) 種差海岸遊覧バス冬季運行について ○高山 委員長 では、次に、2、種差海岸関連事業について、説明願います。 ◎大坪 観光課長 それでは、3ページをお開き願います。  2の種差海岸関連事業について御説明申し上げます。  まず、(1)今後開催予定している種差関連イベントについて御説明申し上げます。  種差海岸インフォメーションセンターでは、来館するたびに新たな企画や変化があるセンターを目指し、季節ごと体験プログラム企画、実施していくこととしております。  また、市では、鮫角灯台開放事業乗馬体験事業、らくらくサイクル事業などを実施しております。  お手元資料の表の上から1件目から3件目は、市の事業でございます。また、4件目からは、現時点での種差海岸インフォメーションセンター開催予定イベントでございます。機会がございましたら、皆様も御参加のほど、よろしくお願いいたします。  次に、4ページをお開き願います。  (2)種差海岸遊覧バス冬季運行について御説明いたします。  ワンコインバスうみねこ号は、種差海岸誘客を図ることを目的として、毎年4月から11月までの毎日運行し、海岸を訪れる観光客等の利便の向上に寄与しているところであります。平成25年のみちのく潮風トレイル八戸久慈間の開通、平成26年7月の種差海岸インフォメーションセンターの開館による種差海岸拠点創出により、冬季間の来訪者の増加も見込まれることから、さらなる来訪者利便性向上を図るため、昨年度に引き続き、冬季間も曜日を限定して、運行を行うこととするものでございます。運行日につきましては、本年11月21日土曜日から来年の3月27日日曜日までの土曜、日曜、祝日で、1月1日から3日までは運休となります。運賃やルートについては、従来と変更ございません。また、運行時間につきましては、現在調整中でございますが、ほぼ同じとなる予定であります。  なお、昨年度の冬季間、12月20日から3月末までの運行実績につきましては、期間中1297人の利用があったところであります。  なお、この件につきましては、今回の9月議会に補正予算で計上しているところでございます。  以上で2の種差海岸関連事業についての説明を終わります。 ○高山 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんでしょうか。 ◆山名 委員 利用者数の関係なんですけれども、実際に地元の人と観光客の人とどれくらいの割合かというのはわかりますか。 ◎大坪 観光課長 その割合については、はっきり把握できておりません。ただ、観光客だけということじゃなくて、やはり地元の方も利用されているのは事実でございます。 ◆山名 委員 観光客の方がある程度多ければ、それほど苦情は来ないんでしょうけれども、というのは地元の人が安いバス運賃で活用していることに関して、タクシー乗務員から若干苦情が来ているということもあって、その辺はどう考えているのかと思いますけれども、どうなんでしょうか。 ◎大坪 観光課長 観光客だけでなく、市民、地元の方が使っているということもございますけれども、この事業目的といたしましては、観光客、特に新幹線などで来られた方の2次交通ということで、種差海岸誘客を図るということで、また広く見れば地元の方にも実際に使ってみていただいて、あわせて種差をPRしていただければいいと思っております。  以上です。 ◆山名 委員 一言添えておきますけれども、私も観光客目当てにということで、バス運賃を安くしているということに関して、タクシーのほうから苦情というのも、余り認められないんじゃないかというふうな言葉はかけておりますけれども、できれば、観光客がどれくらい使っているかということの把握に少し努めていただければ、一応要望ということで終わります。 ○高山 委員長 ほかに質問、意見等ありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 観光PR事業等について   (1) 南郷トレッキングGoGoなんごう)について   (2) 「あおもり10市大祭典inむつ」の開催について   (3) 大型客船にっぽん丸」「飛鳥Ⅱ」の八戸寄港について ○高山 委員長 では次に、観光PR事業等について、説明願います。 ◎大坪 観光課長 それでは、5ページをお開き願います。  3の観光PR事業等について御説明申し上げます。  まず、(1)南郷トレッキングについて御説明申し上げます。  このイベントは、南郷地区魅力発信にふさわしい著名人を招聘し、市民及び観光客とともに田園空間博物館トレッキングすることにより、南郷地区魅力を発信し、新たな魅力を再発見してもらうとともに、南郷地区の知名度の向上を図ることを目的として、実施するものでございます。  今週末、9月19日土曜日に開催する予定であります。今回のゲストは、俳優そして園芸家柳生博さんであります。柳生さんと一緒に約4.5キロのトレッキングはもちろんのこと、南郷歴史民俗資料館や、南郷伝統的なりわいでございます焼畑農園見学や、山の楽校の手打ちそばなど、南郷魅力に触れていただきたいと考えております。  参加申し込み者数は、既に募集人員80人に達したため、受け付けを終了したところであります。  それでは、6ページをお開き願います。  次に、(2)あおもり10市大祭典inむつ開催について、御説明申し上げます。  まず、あおもり10市大祭典は、県内10市の祭り伝統芸能、食などの特産品観光情報などを一堂に集めたイベント開催することで、県内外からの誘客を図るとともに、来場者に対し、あおもり10市の魅力を強力にアピールすることで、今後の県内各市への回遊性向上滞在型誘客を促進することを目的に実施しているものであります。  ことしは4回目となりまして、むつ市を会場に、来週末、9月26日土曜日から27日日曜日までの日程で開催される予定でございます。このイベントの主催につきましては、青森市長会基礎といたしました実行委員会組織でございまして、県内10市の観光振興担当部課長で構成いたします青森都市共同観光振興特別対策事業実行委員会となっております。  開催概要ですが、イベント内容につきましては、お祭りステージは、10市の市長とゆるキャラの共演によるオープニングセレモニーで始まり、その後、各市のお祭りのお囃子の実演等となっており、お祭り食街道では、八戸せんべい汁ほか、黒石つゆ焼きそば、それから、十和田バラ焼きなどのご当地グルメが勢ぞろいの予定となっております。  ③のお祭りパレードは、八戸三社大祭のほか、青森ねぶた弘前ねぷた五所川原立佞武多、それから黒石よされ、むつ市の田名部まつり及びおしまこ流し踊り、三沢市のアメリカンパレード等が、2日間運行されることになっております。  観光PRコーナー物販コーナーでは、各市観光スポットイベント情報等各市魅力が紹介されるほか、特産品等販売されることとなっております。  なお、当市からの出演、出展内容につきましては、長横町粋組によるお祭りパレードでの三社大祭山車運行及びお祭りステージでのお囃子の披露、また、お祭り食街道では、八戸せんべい汁八戸沖さば串焼き販売が行われることになっております。  お手元にチラシを配付しておりますので、ぜひ御来場いただきたいと思います。  次に、7ページをお開き願います。
     (3)大型客船にっぽん丸飛鳥Ⅱの八戸寄港について、御説明申し上げます。  来月10月に、大型客船が2度、八戸港に入港することが決定いたしました。10月3日土曜日午前7時には、商船三井客船株式会社にっぽん丸が、また10月29日木曜日午前9時には、郵船クルーズ株式会社飛鳥Ⅱが入港し、それぞれ八太郎4号埠頭P岸壁に接岸いたします。どちらも当日の夕方出港いたします。  資料では、10月3日をオレンジ色で、10月29日を紫色で、共通部分は黒で色分けしております。  大型客船八戸港への寄港は、今回で8年連続となります。  当市では、入港に当たり、歓迎イベントを実施することとしており、その内容につきましては、まず(1)朝の歓迎セレモニーでは、八戸商業高校による吹奏楽演奏と、花束贈呈記念品贈呈を行うことを予定しております。  また、(2)入港に伴う歓迎イベントでは、当市のご当地B級グルメ八戸せんべい汁乗船客の皆様に振る舞うとともに、物産販売コーナーを設け、地酒やお土産を岸壁でお買い求めいただけるようにしております。  (3)オプショナルツアーは、10月3日、10月29日、両クルーズ八戸が組み込まれた3コースずつが設定されておりまして、種差海岸や、櫛引八幡宮是川縄文館等をめぐるとともに、東北エモーションで、種差海岸を車窓から楽しんでもらうことにしているものであります。  この機会に、当市の美しく恵まれた自然と魅力ある歴史、文化、豊かな食を堪能していただきたいと考えております。  さらに、八食センターへのシャトルバス運行予定されております。  最後に、(4)出港イベントセレモニーでは、南部民謡と手踊り、八戸えんぶり法霊神楽の披露を予定しております。  今回で、大型客船八戸入港は、先ほども申し上げましたとおり、8年連続の入港となりまして、入港のお客様を歓迎するとともに、今後もまた入港に向けて取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 ○高山 委員長 では、ただいまの説明について御質問ありませんでしょうか。 ◆大館 委員 10市大祭典で、それぞれの市からねぶた、あるいは三社大祭と、こう出しているわけですが、これは出し物そのものを市で決めるんですか、それともその10市大祭典の事務局等で決めるのか、ちょっとそこをお聞きしたいんですが。 ◎大坪 観光課長 内容につきましては、市のほうからもどういったものを出すかということで、事務局のほうで聞き取りはございます。調整した結果、昨年はえんぶりも出ていたんですけれども、ことしは三社大祭だけということになりました。これについては、事務局側からは、予算上といいますか、その中でのむつでやる上での構成で、今回三社大祭のみとなっております。 ◆大館 委員 去年弘前でやったときに、私、引率していってえんぶりを披露してきたんですが、できれば山車とえんぶりとセットで毎年出せれば夏と冬の2大祭りというふうな形でPRできるのかと思うので、それが可能であればぜひお願いをしたい。予算の関係もあるかと思うんですが、両方国重要無形民俗文化財指定を受けて、特にえんぶり青森県第1号の指定を受けたお祭りでございますので、その辺、もし可能であれば、そういう方向で進めていただきたいと要望して終わります。 ○高山 委員長 よろしいでしょうか。ほかにありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 観光プロモーション基礎調査事業の結果について ○高山 委員長 では、次に、観光プロモーション基礎調査事業の結果について、説明願います。 ◎大坪 観光課長 それでは、8ページをお開き願います。  4の観光プロモーション基礎調査事業の結果について、御説明申し上げます。  まず、(1)目的でございますが、当市の今後のPR展開方向性を確認するとともに、プロモーションと両輪となる受け入れ態勢の強化に向けた課題整理旅行業者等への提案材料としてのモデルコースオプション素材の発掘に結びつけていくため、平成26年度に調査したものでございます。  (2)の調査内容は、3つございまして、まず、インターネット調査によるGAP調査、それから現地での聞き取りによる来訪者実態調査アンケート郵送による観光関連事業者等実態調査でございます。  調査結果の概要につきましては、お手元のA3判2つ折りの別紙資料説明させていただきます。  それでは、まず1ページ目をごらんください。  1ページ目のGAP調査の結果について御報告いたします。中段の図、グラフでございますけれども、ここは観光資源認知度興味度についてですが、当市観光資源の中で、最も認知度が高いものは、八戸せんべい汁の79.1%、その後にいちご煮、イカがそれぞれ50%以上、八戸三社大祭、蕪島、朝市が40%以上となっております。その一方で、最も興味度が高いものは、八食センターの55%で、その後にイカ、朝市八戸せんべい汁が50%以上、八戸沖さば、横丁、八戸三社大祭、いちご煮、八戸ブイヤベース種差海岸、あさぐる、工場夜景が40%以上の興味度となっております。  この調査では、認知度が低い一方で、興味度が高い観光資源、言いかえますと、そのGAP調査という調査名称の由来となったギャップの大きい観光資源が今後の有望な観光資源の候補となり得ると考えられます。  1ページ目の一番下の表でございますけれども、このギャップの大きい今後有望な観光資源といたしまして、八戸ブイヤベース、あさぐる、横丁、八戸沖さばみちのく潮風トレイル工場夜景が挙がっております。なお、このあさぐるといいますのは、中心街ホテル、あるいは八戸駅周辺のホテルに宿泊していただきまして、タクシーで朝風呂、それから朝市をめぐっていただくというものでございます。  次に、裏面に参りまして、左側2ページ目をごらんください。  まず、左上の八戸市に対するイメージでございますが、最も多いものが、特にお魚がおいしいところであるという答えが62.3%でございました。その右側、右上の八戸市への来訪率でございますが、これについては、青森県、岩手県などの70%台を初め、東北地方が高い傾向にあり、北海道、それから首都圏、この調査では東京及び3県でございますけれども、それぞれ20%台にとどまっていることがわかりました。  右下に参りまして、八戸市へ旅行したことがない理由でございますけれども、ここでは旅行先として、特にイメージが浮かばなかったからというのが61.6%で、最も多い結果となりました。  続いて、右側、3ページへ参ります。  3ページからは来訪者実態調査の結果でございます。これにつきましては、まず左上、八戸市への来訪理由でございますけれども、おいしい料理、食材を求めてが53.0%と最も多い結果となりました。その下の左側中段でございますけれども、当市への来訪者のうち、ほかの立ち寄り先といたしましては、十和田市が34.1%と旅行先として十和田市との関係の深さがうかがえる結果となっております。  それから、その右側に参りまして、八戸市内観光資源に関する情報源といたしましては、家族、友人、知人から聞いてという、いわゆる口コミが36.4%で最も多く、次いでインターネットということになりました。  左下の観光消費額でございますけれども、当市での宿泊費を除く消費額は、1万5217.8円で、これにつきましては、さらにその下のちょっとわかりづらいんですけれども、表で、旅行の満足度が高くなればなるほど消費額が多くなる傾向が見られております。  続いて、また裏面に戻っていただきたいと思います。  4ページ目の観光関連事業者等実態調査の結果の概要でございます。まず、左上のおもてなし向上させるために興味、関心のある取り組みとしまして、市内観光スポットについての視察や勉強会、それから八戸の旬の情報に関する情報共有がともに51.0%と、最も多い結果となりました。また、右上でございますけれども、外国人観光客受け入れに対する意向といたしましては、受け入れ増加を図っていきたいというのが58.8%、受け入れを検討する予定はないという回答が41.2%でございます。  左側中段でございますが、外国人観光客受け入れるための対応として、興味、関心があるものといたしましては、外国語表記観光パンフレットの掲出が60.0%と最も多い結果となっております。また、その右側でございますが、外国人観光客受け入れを検討する予定がない理由といたしましては、言語など、コミュニケーションに不安があるというのが85.7%で最も多い結果となりました。  一番下の表でございますが、誘客を希望する時期といたしましては、2月が49%、それから8月が39.2%で多くなっているものの、全体といたしましては、その誘客を希望する時期は分散してございます。  今のは概要でございますけれども、これらの結果を踏まえまして、今後のプロモーション活動受け入れ態勢の強化、それから旅行エージェントへの営業活動などを展開していきたいと考えております。  資料の8ページにまた戻っていただきまして、(5)今後の施策の方向性でございますが、これにつきましては、既に取り組んでいる事業もありますが、まず、調査の結果から、八戸せんべい汁、いちご煮、イカなどの食の観光資源、それから蕪島、種差海岸など、自然の観光資源が高い認知度興味度を示したことから、食を提供する場としての朝市、横丁、それから当市を代表する自然資源である種差海岸を軸に、今後も継続して食と自然に取り組んでいきたいと考えております。このほか、興味が高いが認知が進んでいない今後に期待を持てる観光資源についても、この調査で認識する機会となったことから、これらを活用した目新しい企画提案につなげていきたいと考えております。  また、②でございますけれども、当市に訪れた観光客満足度が高まるような施策を進めることで、リピーターの確保に努め、再訪率の高い近隣の観光客から確固たる信頼を勝ち取ることで、それをベースに東京など都市圏の潜在的な顧客に対しましても、よい口コミが伝播することを目標に取り組んでいきます。  ③でございますけれども、さらに市内の観光事業者調査では、さまざまな意見を伺うことができたことから、今後インバウンドを含めた受け入れ態勢の整備につきましては、より能動的な、積極的な事業者の方を巻き込んで、連携を図り、実績を重ねていけるようフォローすることで事業者間の連携が徐々に全体に広がっていくよう、今後も関連事業を着実に進めてまいりたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○高山 委員長 大変おもしろい調査結果、御苦労さまでした。  ということで、ただいまの説明について、御質問ありませんでしょうか。 ◆日當 委員 大変貴重な資料、アンケートをありがとうございました。  これを見ると何となくわかってきたという感じがしました。この中で、八戸市に旅行したことのない理由ということで、八戸の名前を知っているけれども、場所がわからないとか、行き方がわからないとかという形が出ています。このアンケートの対象がほとんど東北、関東、関東でも東京、神奈川、千葉、埼玉くらいで、ほかのところが抜けていますけれども、この関東以北でさえ、知らないという形で出ています。やはり受け入れ態勢もそうですけれども、八戸がどこにあって、どういうのがあるかというのをまず発信するというのが最初かと思うんですけれども、まず1点目お聞きしたいのは、例えば仙台とか、東京で、八戸のPRのイベント、役所側もそうですけれども、民間のとか、どういうのがあって、それがいつごろで、毎年恒常的にまずやっているかどうかということと。  もう一つ、この東北、関東でさえこうなので、やはり交通網が発達してきて、東京から八戸まで2時間50分くらいで来ます。考え方によっては大阪にちょっと行ったくらいの時間差なんです。でも、大阪まではみんな出てくるんだけれども、同じくらいの時間でも八戸に来られないと。そうすると、やはりイメージ的に、私も学生のときもそうですけれども、8時間や何ぼかかって、東京に行ったイメージがあるんです。そうすると、多分首都圏の人もああ、八戸だとそのくらいかかるんだというイメージが多分ある方もいると思うんです。でも、乗ってみれば2時間、3時間弱で来ると。まずは、その新幹線に乗せて、1回は来させることが必要だと思うんです。そうすると、体感的に、時間も大阪へ行くのとあまり変わりないし、いいなと。そういうことで、いかに首都圏八戸をPRさせるかと。  もう一つは、中部、名古屋と中京と、それから関西、特に関西の場合、伊丹から三沢までの飛行機があります。昔は小牧温泉に結構あのルートで多分来たと思うんです。この間私も伊丹から乗ってきたんですけれども、すぐの時間で来ると。だから、やっぱり関西とかもやはりもっとPRしていかないと、関東、東北だけだったらどうなのかと思いますので、その辺のPRの仕方。  もう一つは、やはり外国人の観光客です。ほかの都市を見ていると、結構外国人も観光として誘致をしています。北海道とかもそうですけれども、この間四国へ行ってきましたけれども、四国でもやはりそうなんです。やはりそういうのを考えれば、国内だけじゃなく、海外の方もいいところ、見たいところがたくさんあると思いますので、その辺のところをどう考えているのか、教えていただきたいと思います。 ○高山 委員長 多岐にわたってありましたけれども、3点ぐらいにまとめて、大坪観光課長、どうぞ。 ◎大坪 観光課長 まず1点目の仙台、それから東京などでイベント、いつごろやられるかというお話があったと思うんですけれども、仙台につきましては、大体8月から9月ごろに仙台の勾当台公園におきまして、ハイウェイフェスタとうほくというのをやっております。そのほかにグルメパークというのを、これは毎年ではございませんけれども、ことし11月に開催する予定でございます。あとそれから、サッカーのベガルタ仙台というチームがございますけれども、仙台での試合のときに、試合前に八戸のPRをしております。  それから、東京につきましては、例年やっておりますのは、年明け1月に、東京ドームでやっておりますふるさと祭り東京です。今回で8年連続となりますが、これをやっております。あとそのほかは、観光復興委員会のほうとあわせて、5月、6月ごろに有楽町の駅前で、有楽町キャンペーンというのをやっております。そのほかに単発でやる場合もありますけれども、恒常的にやっているのは、このようなものになります。  それから、2点目の名古屋、それから関西方面にももっとPRするべきではないかというお話でございましたけれども、そこにつきましては、まず、今回の調査でも出ましたけれども、近いほうからたくさん観光客がいらっしゃるということで、そちらのほうに注力していきたいと。ただ、それから中京圏、関西のほうからもこの間、7月の青函プレデスティネーションキャンペーンの関係で、エクスカーションがございましたけれども、そのときに、そちらの旅行会社からも引き合いといいますか、関心があって旅行商品を企画したいみたいなお話もありましたので、そちらのほうにつきましても、機会を見ながらPRはしていきたいと考えております。  あとそのほかに、当市の産業施策のほうで、関西それから中京圏の企業にも、企業誘致セミナーという形でやっておりますけれども、その中でもあわせて観光PRもやっておりますので、それらをあわせて、引き続き関西それから中京圏にもPRしていきたいというふうに考えておりました。 ◆日當 委員 海外からの旅行客をどう考えているのかも。 ◎大坪 観光課長 外国人観光客につきましても、受け入れ態勢の中に含まれておりまして、この辺は、さっきの調査結果でも市内の業者さんでも積極的にやりたいということは6割、ちょっとどうしようかと、少し悩んでいる方も4割いるんですけれども、ここもこれから交流人口ということで考えていったときに、国内の旅行客だけですと、厳しいと。また、それから今青函ということで、来年に向けてやっていますけれども、函館のほうには台湾からの宿泊客が20万人はいると。そういった流れをこちらに持ってきたいというところ。それからあとは、東京オリンピック、パラリンピックに向けて、国を挙げてそういった動きもございますので、それに乗ってインバウンドのほうも取り組んでいきたいと考えております。  以上です。 ◆日當 委員 ありがとうございました。  要望といいますか、やはり関東圏、東北が終わってから、中京、関西じゃなくて、一緒に進めていくべきじゃないかと思います。それで、別にお金かけなくても、例えば伊丹空港でポスターだけでも、ポスターでもチラシでも、やはり目につくところにそういうのがあれば、人が行かなくても、こういうのがあるんだと伊丹から三沢まですぐだと、三沢から八戸はすぐだと。何かわかるものだけでも私はいいと思っています。  それと首都圏に関しては、結構駅の交通網が発達しているので、駅に結構皆さん行くので、やはりチラシとポスターだけでもつくって、ことしもやりますけれども、大きい駅だけじゃなくても、山手線沿線の駅でも置いて、いかに目につけさせるかというのがないのかと。いかに八戸はここにあるんだと知らせるのが先だと思っていましたので、できれば、その辺、今後検討してもらえたらと思って。  1つだけ済みません。お聞きしたいんですけれども、東京に八戸のアンテナショップみたいなものはあるんですか。何かそういう八戸の物産を紹介するような施設はあるのかどうかお聞きしたいと思います。 ◎大坪 観光課長 当市でのアンテナショップというのはございません。県のほうでたしかあおもり北彩館という名前だと思ったんですけれども、そちらのほうに八戸の物産など扱っております。  あと、そのほかには、八戸出身の方、そちらでやっておられる居酒屋とか、そういったものがございまして、例えば笹塚の炉端座八戸ですとか、そういうところでアンテナショップではございませんけれども、八戸をPRしていただいているところでございます。 ○高山 委員長 日當委員、簡潔にどうぞ。 ◆日當 委員 今、あおもり北彩館の話が出ました。何かそこを見ると、青森県の施設ですけれども、何か津軽のほうが多い。中身、物を見ると。県南のほう、八戸のものは少ないような感じがする。もうちょっと話をして、八戸の物とか県南のものを置いてもらえるように、できれば県のほうに要望してやってもらえれば、もっと広まっていくんじゃないかと思いますので、ひとつよろしくお願いします。  以上です。 ○高山 委員長 よろしいでしょうか。ほかに質問ありませんでしょうか。 ◆山名 委員 この誘客の希望ですか。事業者の誘客の希望時期というのが8月と2月ということですので、これは当然三社大祭とえんぶりの時期を狙ってやっているのではなかろうかというような気がするわけですけれども、その辺の確認と。  あとはせっかくこのいろいろなアンケートを調べた結果の割には、エージェントに対するPRであるとか、リピーターをふやして口コミでということで、市独自の取り組み方というのがちょっと消極的じゃないのかというような気がしていました。  課長、部長がいるうちはいいのかもしれませんけれども、いなくなった後、担保するためにもいろいろ取り組み方の事業の日程、時期的なもの、何年後にはこれくらい周知させるというものが必要なんじゃないかというふうに思いましたけれども、その辺についてお知らせいただきたい。 ◎大坪 観光課長 まず1点目の調査結果の誘客の希望時期でございますけれども、ここについては、この数字だけで、これの理由というのは、はっきりわかりません。ただ、恐らくなんですが、8月につきましては三社大祭、お盆後の落ち込み、それから2月につきましてはえんぶりが4日間ございますけれども、その前後のえんぶり期間との差というところなのかと、私の考えですけれども、考えております。  それから、次に、市独自の取り組み、ちょっと消極的じゃないかというお話ですけれども、ここにつきましては、この調査結果を見ていきますと、大きくやりますと情報発信というか、PRしていくのと、それから受け入れ態勢を整備する。やはりこの2つというのは変わらないものでありまして、これについては引き続きやっていきたいと考えております。  担保、事業の具体的な日程、あるいは目標をより明確にするべきではないかという話でございますが、この辺は総合計画ですとか、そういったものとあわせながら、人によってやらないということでなく、進めていきたいと思っていますので、ひとつよろしくお願いいたします。 ○高山 委員長 よろしいでしょうか。ほかに質問、意見等ありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  この際、何かその他にありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 ないようですので、理事者の方々は退席されて結構です。  ──────────────────────────────────────  5 その他   (1) 委員派遣について ○高山 委員長 それでは、委員派遣についてお諮りいたします。  本委員会の調査視察について、11月4日から11月6日までの3日間で実施したいと考えております。  視察を実施するに当たりまして、議長に対し、委員派遣承認要求を行うこととし、諸般の手続については、委員長に一任いただきたいと思います。  これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 それでは、ご異議ありませんので、そのように決定いたします。  ──────────────────────────────────────   (2) 議会報告会への出席委員について ○高山 委員長 次に、議会報告会への出席委員についてお諮りいたします。  本年11月14日に開催予定の議会報告会への、当委員会からの出席者1名の推薦についてですが、どのようにいたしますか。 ◆吉田〔博〕 委員 委員会の代表となれば、やはり委員長だろうと思うので、高山元延委員長を御推薦申し上げます。 ○高山 委員長 ただいま吉田博司委員から御意見がありましたが、そのとおりとすることでよろしいでしょうか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 では、議会報告会へは、私が出席することで、議長に報告することといたします。  ────────────────────────────────────── ○高山 委員長 以上で観光振興特別委員会を閉じます。    午前10時44分 閉会...