八戸市議会 2015-02-24
平成27年 3月 定例会−02月24日-01号
また、館鼻公園の
防災機能の強化を図るため、今年度、隣接する旧
八戸測候所を取得したところであり、新年度以降、避難所としての活用のほか、湊地区の文化、歴史を伝える施設としての改修工事を実施してまいります。
次に、
津波避難施設の整備についてでありますが、
多賀地区の
津波避難タワーは平成27年度内、沼館地区の
津波避難ビルは平成28年度内の竣工を目指し、
建設工事を進めていくとともに、
避難路整備及び避難所、避難路の
標識整備事業は、計画に基づき継続して実施してまいります。
ただいま述べたとおり、公民館や
津波避難施設などの
防災拠点の整備は着々と進んでおりますが、
防災対策として重要なことは、施設を整備することだけではなく、これまでの災害の記憶を引き継ぎ、それを教訓として、
防災意識の啓発を常に続けていくことにあると考えております。
そこで、ソフト面の対策として、引き続き市の
総合防災訓練を実施するとともに、地区の
防災訓練に対する支援や
自主防災組織の
防災資機材の整備及び防災士の資格取得への助成に取り組むほか、本年4月には、
防災教育副読本・
防災ノートを市内全児童生徒へ配布いたします。
学校教育の中において、
自然災害等が起こった際には、みずからの命はみずからが守るということを
子どもたちが学ぶことにより、その意識が、家庭や地域など、市全体の
防災意識の醸成につながっていくことを期待するものであります。
さて、来る3月30日をもって、旧八戸市と旧南郷村が合併して10年の節目を迎えることになります。
新市建設計画に基づく事業も着実に推進されており、一体感の醸成もかなりの程度まで進んできているものと感じておりますが、
合併特例法に基づく特例期間が終了することから、
南郷地域の各種施策も新たなステージに入ってまいります。
南郷地域の
基幹産業であります農業については、主要な農産物である葉たばこが、国内需要の低下により生産面積が減少し、今後もその傾向が続くことが予想されることから、葉たばこにかわる新たな作物について、昨年、八戸市
南郷新規作物研究会議を創設し、研究を進めてまいりました。その中で、
南郷地域の気候や土壌に適応性が高いブドウの生産と、
国内市場が拡大傾向にあり、産業として裾野の広いワインの生産に関する調査を行うこととし、総務省の
委託事業を活用してブドウの栽培調査に着手したところであります。ワインの安定的な醸造に至るまでは数年という息の長い事業となりますが、これまで
ワイン生産の
先進地視察や
ワイン産業創出のための
交流イベントを実施し、市民の皆様からの大きな期待も感じているところであり、今後とも専門家や地域の皆様の御意見を伺いながら事業を着実に推進してまいりたいと考えております。
当市の農業施策については、これまでLet's
eat八戸野菜フォーラムや
八戸いちごマルシェ等の事業による八戸産の農作物の魅力発信や
ブランド力の創出等、発信型の農業の推進を図ってきたところであり、新年度においては、新たに
糠塚キュウリを初めとした伝統野菜の継承に努めるとともに、
八戸地域畜産関連産業振興ビジョンの策定を進め、
飼料穀物コンビナートの立地や夏季冷涼な気候を生かした養豚、養鶏を中心とする畜産業の振興にも取り組んでまいります。
水産業につきましては、
水産業復興ビジョンに基づき、漁港機能の再編、
漁業生産基盤の充実、流通・
加工戦略の強化を図るため、鋭意取り組んでいるところでありますが、昨年は、関係者の御努力により、水揚げ量は約12万トンで全国4位、
水揚げ金額は約230億円で全国6位と、それぞれ前年を上回る数量及び金額となりました。
新年度におきましても、計画に基づき
荷さばき所C棟の改築を進めるとともに、生産や流通の効率化、衛生管理の高度化に引き続き取り組み、八戸の水産物の
ブランド化の推進、ハマの活力創出に努めてまいります。
冒頭にも述べましたが、
JX日鉱日石エネルギー株式会社が建設を進めております
東北最大規模の
液化天然ガスの
輸入基地である
八戸LNGターミナルが本年4月から本格稼働いたします。
ターミナルの建設とあわせて、ガスの直接供給のためのパイプラインの敷設も進められており、その延長は
臨海工業地帯を経由して、
市川水産加工団地、
桔梗野工業団地までの約22キロメートルに達し、
エネルギー転換を図る企業の需要に応え得る体制が整ってきております。
このような中、東北電力では、本年7月から
八戸火力発電所の燃料を軽油から
液化天然ガスに一部転換する予定とのことであり、今後、他の地元企業の
エネルギー転換に向けた支援やPRに引き続き努めるとともに、新たに
エネルギー多
消費型企業の誘致を積極的に進めてまいりたいと考えております。
また、先月には、間伐材等を燃料として
発電事業を行う
八戸バイオマス発電株式会社との立地協定の調印を行ったところであり、
液化天然ガスの利活用とあわせて、平成27年が八戸市にとっての
エネルギー元年であったと、後の世代から振り返っていただけるよう、今後とも
エネルギー関連産業の育成、誘致に全力で取り組んでまいります。
私は、企業誘致に向けて、みずから企業に足を運び八戸の立地優位性を訴えるとともに、八戸港の利用促進のため、国内外でのPR活動に赴くなど、積極的にトップセールスを実施してまいりました。その結果、市長就任以来、これまで34件の企業の立地を果たすとともに、八戸港のコンテナ取扱量についても、平成17年には約3万本であったものが、一時震災の影響はありましたが、昨年の実績では4万8000本を上回り、過去最高を記録いたしました。
企業誘致やポートセールスには、熱意と誠意による信頼関係の構築とともに、他との比較でいかに優位性を示せるかが重要であり、今後とも、高等教育機関の立地による人材の供給や、陸海空の交通網の整備に加え、
LNGターミナルの立地という優位性を武器として、可能な限り私みずからがトップセールスを行い、企業の進出や八戸港の利用促進を図ってまいりたいと考えております。
次に、観光面に目を向けますと、平成25年5月に種差海岸が三陸復興国立公園の指定を受けて以降、同年11月には蕪島を起終点とするみちのく潮風トレイルの一部開通、さらに昨年の7月には、種差海岸インフォメーションセンター及び隣接する休憩所が整備され、多くの観光客でにぎわいを見せております。
加えて、震災により被災した蕪島地区の再整備を図るとともに、三陸復興国立公園の北の玄関口にふさわしい空間を創出するため、蕪島地区エントランス整備事業を実施しており、今年度の休憩案内施設の建設等に続き、新年度は蕪島前広場や歩道等の整備を予定しているところであり、これらの施設整備とあわせて、ガイド育成等の受け入れ体制の整備、トレッキング等のイベント開催による魅力の発信、ホームページ等を活用した情報発信など、ソフト面の事業を着実に推進することにより、種差海岸へのさらなる誘客に努めてまいります。
また、当市を舞台とした物語であり、昨年、市内各地でロケが行われた映画ライアの祈りが昨年末に完成いたしました。劇場公開は本年5月30日から県内で先行公開されるとのことであり、市民の皆さんも大変楽しみにしていることと思いますし、また、日本全国、より多くの方々にごらんいただき、物語のすばらしさとともに、八戸の歴史、風土を感じていただければと願っているところであります。
ライアの祈りの映画化は、多くの市民の皆様の御協力があって成し遂げられたものであり、今後は、ロケ地をめぐる観光コースの設定やロケ地マップの作成、ロケ地への看板設置など、映画公開後も、その効果が長期間にわたって観光振興に生かされるよう、活用方法を検討してまいります。
さらに、新年度には、日本青年会議所の全国大会東北八戸大会の開催を初め、館鼻岸壁等が会場となります全国朝市サミットの開催など、全国各地から多くの方々が当市を訪れるイベントが計画されております。市といたしましても、これらのイベントの成功に向けて、できる限りの支援を行うとともに、来訪者に対しまして、市民の皆様とともに心からのおもてなしを行い、八戸の魅力を十分に発信してまいりたいと考えております。
次に、中心市街地の活性化でありますが、八日町地区及び三日町・六日町地区の再開発事業については、旧長崎屋ビルに続き、現在、旧レック、マルマツビルの撤去工事が進められており、新年度はいよいよ施設の建設段階に入ってまいります。双方とも民間事業者による再開発事業として進めていただいておりますが、三日町・六日町複合ビル等整備事業については、六日町側は複合商業ビルを整備し、三日町側はにぎわい形成につながる新たな都市空間を市が主体となって整備することとしております。
このにぎわい拠点は、マチニワというコンセプトのもと、中心市街地の中枢となる場所に、地区全体の魅力向上や回遊性の向上、周囲への効果の波及等により、にぎわいの創出を促す新たな拠点として、高齢者から子どもまで世代を超えた人々が、さまざまな活動を展開できる場所として整備しようとするものであります。
具体的な機能やデザインについては、現在策定作業を進めている基本計画において定めることとなりますが、街区を横断する花小路や隣接する複合商業ビルとの連携により都市の魅力の向上を図り、多くの人々にとって居心地がよいと感じられ、生活を豊かにする居場所となるよう取り組んでまいります。
次に、市立屋内スケート場についてでありますが、新年度はいよいよ実施設計と建設地の粗造成に着手いたします。新スケート場は、国際大会が開催可能な国内3番目の屋内スケート場として、機能面での充実を図ることはもちろんのこと、中心市街地に立地する特性を生かして、ふだんから市民に親しまれ、楽しく利用されるような施設にしたいと考えております。さらに、将来的には新たな屋内スケート場で、当市出身の選手が世界の強豪を相手に戦いを挑む姿を夢に描いており、今後、スピードスケート競技の選手育成に力を入れてまいりたいと考えております。
また、
多賀地区に整備を進めております多目的運動場については、現在、粗造成工事を実施しておりますが、新年度は、グラウンド整備等の工事とあわせ、津波の際には一時避難所として、さらには、日常的にはコミュニティセンターとしての機能を有する管理棟の整備を進め、平成28年度の供用開始を目指してまいります。
そのほか、当市にフランチャイズを置く東北フリーブレイズやヴァンラーレ八戸、そして青森ワッツなどのスポーツチームへの市民による応援の輪を広げていくため、関係者の皆様と協力しながら、さらなる支援に努めるなど、スポーツのまち八戸の推進に向け取り組んでまいります。
一方、文化面でありますが、私は市長就任当初から、多文化都市八戸の名のもと、伝統祭事である八戸三社大祭や八戸えんぶりの振興とともに、南郷アートプロジェクトや工場アート、はっちによるさまざまな事業展開などにより、アートのまちづくりを推進してまいりました。昨年の5月には、青柳正規文化庁長官が当市においでになり、文化芸術創造都市部門における平成25年度文化庁長官表彰を受けたところであり、当市の文化芸術を活用したまちづくりの取り組みが全国的にも評価されました。もちろんこれは先人の方々から受け継がれてきた当市の多彩な文化芸術活動をもとに、多くの市民がさまざまな形でまちづくりにかかわってきた結果でありますが、はっちの活用を初めとする市の施策もまた評価されたものと考えており、私としても大変誇らしく感じているところであります。
新年度においては、私の政策公約にも掲げております、写真のまち八戸を目指し、プロの写真家を招いての写真展や市民参加型イベント、八戸フォトシリーズの開催など、写真という新たな切り口による事業に取り組んでまいりたいと考えております。
市内には写真愛好家も多く、市民の皆様がすぐれた写真芸術を見て、感じて、体験する場を設け、写真というツールを用いて八戸の魅力を再認識し、アートイベントを通して多方面に発信していくことを目指してまいります。
次に、子育て支援についてでありますが、子ども・子育て支援新制度が本年4月から導入されることに伴い、当市では、市内の幼稚園や保育所等の関係者に対し、制度に関する説明会の実施や相談への対応を行ってきたほか、現在、子ども・子育て支援事業計画を含む第2期八戸市次世代育成支援行動計画の策定に向け、八戸市子ども・子育て会議の意見を踏まえ、最終的な作業を進めているところであります。
新制度移行後においても、さまざまな子育て家庭がニーズに合った支援を受けられるよう、情報の提供や相談等に努めるとともに、昨年から実施しております未婚のひとり親家庭に対する寡婦(夫)控除のみなし適用による保育料及び市営住宅家賃の軽減措置についても継続して実施してまいります。
また、教育体制の整備として、本年度から、市内小中学校65校に75名の特別支援アシスタントを配置し、特別な支援を要する児童生徒に、個々の教育的ニーズに応じたきめ細かな支援を行ってまいりました。新年度においては、西白山台小学校の建設に着手するとともに、小中学校の非構造部材耐震化事業等を引き続き進めていくほか、子どもの心身の発達に関する相談体制を一元化し、教育、保健、医療、福祉の関係機関との調整を図りつつ、適切な支援を実施していくため、4月から、こども支援センターを開設したいと考えており、本議会に関係条例案を提案しているところであります。
こども支援センターの設置は、私の政策公約に掲げた事業の一つであり、将来的には、現在、建設に向けて関係団体等と協議を進めております、仮称・八戸市総合保健センター内に併設したいと考えておりますが、当面は、市総合教育センター内に設置し、子どもや保護者への支援体制を強化してまいります。
また、昨年は、本のまち八戸を推進する事業として、生後90日から1歳未満までの赤ちゃんを対象に絵本等を配布するブックスタート事業、及び全ての小学生を対象に、市内書店で使用できる1人2000円分のブッククーポンを配布するマイブック推進事業を実施いたしました。
これらの事業は、私自身、本が好きで、読書により心が震えるような感動を八戸の
子どもたちにもぜひ体験してほしいという思いから、政策公約として掲げて取り組んでいるものでありますが、ブックスタートは、絵本等の読み聞かせを通じて、赤ちゃんと保護者が心を通わせるきっかけをつくることを応援するもので、ブッククーポンは、小学生が保護者とともに書店に出かけ、みずから本を選び購入する体験を通じて読書に親しむ環境をつくることを目的としております。両事業とも継続を望む声が多いなど大変好評であり、新年度以降も継続して実施してまいりたいと考えております。
さらには、書店との連携による、本のセレクトショップ、八戸ブックセンター事業についても、現在、ブックコーディネーターからアドバイスをいただき、本にかかわるさまざまな調査を進めている段階であり、引き続き検討を継続してまいります。
次に、健康づくりの推進についてでありますが、県においては、現在、短命県返上のかけ声のもと、減塩を初めとする食生活の改善、禁煙の推進、運動習慣づくりなどのPRに努めておりますが、当市といたしましても、県と歩調を合わせ、町内会や保健推進員等と連携して、がん検診等の受診勧奨に引き続き努めるとともに、健康教室の実施などを通じて、健康づくりのより一層の意識啓発に努めてまいりたいと考えております。
また、医療体制の充実については、これまでドクターヘリや
ドクターカーの運行など救急医療体制の強化に努め、一定の成果を上げてきたものと考えておりますが、今後とも、県境を超えたドクターヘリの運行体制の整備など、運用面の改善に向け、関係者との協議を継続してまいりたいと考えております。
さらに、市民病院への緩和ケア病棟の整備に向け、今年度、緩和ケア病棟整備検討会を設置したところであり、新年度においても、他都市の状況調査や施設、設備の内容等の検討を引き続き進めてまいります。
次に、行財政改革でありますが、当市では、最少の経費で最大の効果を上げ、市民の福祉向上と効率的な行政運営に資するため、平成7年度の八戸市行政改革大綱の策定以来、行政改革を全庁的な重要課題と捉え、継続して各種改革に取り組んでまいりました。平成18年に策定した第4次大綱では、職員数や歳出削減を中心とした、量の改革を実施し、平成22年策定の第5次大綱では、質の高い市民サービスの提供を追求する、質の改革を実施し、着実に成果を上げてまいりました。
先般策定いたしました平成27年度からの第6次大綱では、第4次及び第5次の2つの改革の精神を引き継ぎながら、特に平成28年度内の実現を目標とする中核市移行を改革推進の好機と位置づけ、行政資源の最適化という新たな視点により、職員の意識の改革を中心としながら、たゆみない改革の推進を図ってまいります。
以上、今後の市政運営について、主な分野における考え方やその方向性について述べてまいりましたが、新年度には、
津波避難施設の整備を初め、市立屋内スケート場の実施設計業務や中心市街地の再開発ビルの
建設工事が始まるなど、これまで種をまき、育ててきた多くの事業が具体化しようとしております。当然のことでありますが、これらの事業は施設の整備をもって終わるものではなく、その後の活用が重要であります。
当市では、現在、第6次八戸市総合計画の策定を進めており、新年度は、まちづくりの基本方針を踏まえた具体的な施策の検討に入ってまいりますので、これらの事業がより大きな実を結ぶことができるよう、また、未来に向けてより多くの新たな種をまくことができるよう、市民の皆様の御意見を伺いながら、総合計画の策定に鋭意取り組んでまいります。
私は、一昨年の市長選出馬における政策公約において、本のまち、写真のまち、アートのまちなど、さまざまな切り口からのまちづくりを示してまいりました。これらの切り口は私の思いから発せられたものでありますが、八戸の魅力はこれらの言葉だけで言い尽くされるものではありません。行政として関与しているまちづくり以外にも、産業面での
LNGターミナルの建設、都市整備面での八日町地区及び三日町・六日町地区の再開発事業などは民間事業者が主導して実施されているものでありますし、そのほかにも、B−1グランプリを受賞した八戸せんべい汁を活用したまちづくり、昨年から始まりました八戸前沖でとれるフグを生かしたイベントや、ワインフェスティバル、ことしで4回目を数えます八戸産の海産物を活用したブイヤベースフェスタなど、民間活力による取り組みがさまざまな形で展開されております。
私は、これらのさまざまな活動自体が八戸のまちを活性化させ、市民の皆様にとりましても郷土に対する大きな自信と誇りにつながるものと確信しており、私自身も一市民として活動、応援をするとともに、活動の輪をより多くの方々に広げてまいりたいと考えております。
我がふるさと八戸は、自然、歴史、文化、スポーツ、食材、人材に加え、交通の利便性や多様な産業の集積などすばらしい財産に恵まれた大きな発展の可能性を持つまちであります。私は、このすばらしい財産を誇りとし、ここに住む人々の英知と努力を一つにして、あらゆる困難を乗り越え、
議員各位並びに市民の皆様とともに、八戸新時代へのさらなる飛躍のため邁進してまいる覚悟でありますので、御理解と御協力を切にお願い申し上げる次第であります。
さて、平成27年度の国の予算は、
経済再生と財政再建の両立を実現する予算として、
地方創生の観点から魅力あふれる、まちづくり、ひとづくり、しごとづくりを推進するとともに、消費税増収分を活用した子育て支援や医療、介護分野の充実、国土強靱化の推進や
東日本大震災からの復興などの方針に基づき編成されました。その結果、平成27年度の
一般会計予算案は96兆3420億円となり、前年度と比較して0.5%の増となっております。
一方、平成27年度の地方財政については、平成26年度に引き続き、通常収支分と
東日本大震災分を区分して整理することとし、通常収支分については、地方が
地方創生に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、一般財源総額について、
地方創生のための財源等を上乗せして、平成26年度の水準を相当程度上回る額を確保することを基本としております。また、
東日本大震災分については、被災地の復興の加速を最優先として、きめ細やかな復興施策を実施するため、震災復興特別交付税、全国防災事業がそれぞれ確保されております。通常収支分と
東日本大震災分を合わせた規模は約87兆6700億円となり、前年度に比較して2.6%の増となっております。
このような国の予算及び地方財政対策の動向のもと、当市におきましては、現下の厳しい財政状況と経済環境を踏まえ、市財政の健全性に配意する一方、第5次八戸市総合計画後期推進計画及び第6次八戸市行財政改革大綱に基づき、市民生活の向上と福祉の充実を図るための各種施策に取り組むとともに、行政資源の最適化により市民サービスの質の向上を目指すことを基本として、平成27年度予算を編成いたしました。
また、八戸市
復興計画が目指す、より強い、より元気な、より美しい八戸の実現に向け、創造的復興につなげるための
地域再生の
基礎づくりに資する復興施策を推進することといたしました。
平成27年度予算は、引き続き、震災からの復興に係る予算と通常の事務事業に係る予算の2つの内容を持つ予算とし、復興分においては、震災復興特別交付税や震災復興基金などの財源を活用して、
復興計画に掲げた被災者の生活再建、地域経済の再興、都市基盤の再建、防災力の強化の4つの基本方向に基づき、災害に強いまちづくりのための施策等を推進することといたしました。
通常分においては、市税や普通交付税、臨時財政対策債の減額が見込まれるものの、地方消費税交付金の増収により、一般財源総額は平成26年度を上回る額を確保できる見込みでありますが、歳出面では、少子高齢化対策等、義務的経費である扶助費の増嵩や国民健康保険及び介護保険制度への負担増が見込まれていることから、財政環境は依然として厳しい状況にあります。
このため、引き続き経常的な管理経費や行政経費の節減に努めながら、事務事業の選択に当たっては、第5次八戸市総合計画後期推進計画に定める、地域活力の創出、まちの魅力創造、地域の安心確立、自治力の向上の4つを柱とした戦略プロジェクトを中心に、市勢進展上重要な施策について重点的に取り上げることといたしました。
また、引き続き、政策公約に掲げた8つの施策と新たな取り組み項目について取り上げるとともに、道路や排水路等のインフラについて重点的に整備、補修するための道路・排水路等重点改良事業費を計上することといたしました。
このような基本方針のもとに編成した平成27年度の予算の規模は、一般会計で974億円、特別会計で712億6720万9000円、合わせて1686億6720万9000円となりました。これを前年度と比較いたしますと、一般会計で11.5%の増、特別会計で12.3%の増、合わせて11.8%の増となるものであります。
なお、復興分については、90億1904万8000円を計上いたしました。
以下、一般会計からその主なるものについて順次御説明申し上げます。
まず歳入でありますが、市税292億3000万円、地方交付税157億3600万円、市債141億8380万円、地方消費税交付金44億6600万円、地方譲与税6億5200万円を計上したほか、国・県支出金等は歳出との関連において計上いたしました。また、繰入金は39億1629万2000円を計上いたしました。そのうち、財政調整基金から9億円、市債管理基金から9億円をそれぞれ繰り入れすることといたしました。
次に、歳出でありますが、通常の事務事業分について、第5次八戸市総合計画に基づく体系に沿って御説明申し上げます。
第1の人かがやくまちづくりのうち、参加と連携による生涯学習社会の形成については、新たに地元大学等公開講座開催事業費を計上したほか、市民大学講座開催経費、博物館特別展開催経費を計上いたしました。
学校教育及び社会教育の充実については、新たに南郷小学校開校関連経費、広域的体験学習支援事業費、蘭州市教育使節団派遣経費等を計上したほか、西白山台小学校建設事業費、校舎等の営繕・用地造成事業費、新学校給食センター整備事業費を計上いたしました。文化の継承と創造及びスポーツの振興については、八戸ブックセンター事業費、写真のまち八戸関連経費、公会堂・公民館施設整備事業費、長根公園周辺道路等整備事業費を計上いたしました。
国際化及び男女共同参画の推進については、国際理解教育・英語教育推進事業費のほか、引き続き男女平等意識の啓発と人材育成推進のための女性チャレンジ講座開催経費を計上いたしました。
第2の活力あるまちづくりのうち、産業力の強化及び工業の振興については、新たに創業融資利子補給事業費、成長産業立地等支援事業補助金、新産業団地整備・開発推進事業費を計上したほか、立地奨励金補助金等を計上いたしました。
農林業及び水産業の振興については、新たに伝統野菜トークカフェ開催事業費を計上したほか、市民の森不習岳の改修経費として、体験交流施設の整備事業費を計上いたしました。
商業及び観光の振興については、六日町や三日町においてにぎわい形成を図るための中心市街地にぎわい形成事業費や、はっちを活用した各種イベント運営費としての八戸ポータルミュージアム事業費のほか、新たに全国朝市サミット開催補助金を計上いたしました。
貿易の振興については、米国タコマ港との経済貿易協定を更新するためのポートセールス事業費のほか、地場産品の海外販路を拡大するため、ベトナム、香港、台湾での展示会の出展経費を計上いたしました。
雇用対策の推進については、障がい者・高年齢者等雇用奨励金、緊急雇用奨励金、フロンティア八戸職業訓練助成金、シルバー人材センター補助金を引き続き計上いたしました。
第3の健康・福祉のまちづくりのうち、健康づくりの推進及び地域福祉の充実については、新たに妊婦歯科健康診査委託料を計上したほか、
ドクターカー運行事業費、救命救急センター運営費を含む市民病院事業会計負担金等、子育て世帯臨時特例給付金給付事業費を計上いたしました。
介護・高齢者支援及び障がい者自立支援の充実については、障がい者計画策定経費のほか、高齢者等バス特別乗車証支給事業費、地域生活支援事業費を計上いたしました。
子育て支援の充実については、新たに子育て情報整備事業費、子ども・子育て支援新制度に移行する幼稚園、認定こども園、保育園、小規模保育施設に係る施設型給付費等を計上したほか、乳幼児等医療費扶助費、延長保育事業等の特別保育事業費を計上いたしました。
社会保障の充実については、生活困窮者自立支援法の施行に伴い生活困窮者自立支援事業費、学習支援事業委託料を新たに計上したほか、臨時福祉給付金給付事業費、誰もが安心して生活を送ることができるよう、国民健康保険や介護保険特別会計への繰出金を計上いたしました。
第4の環境にやさしいまちづくりのうち、環境意識の醸成及び環境の保全と創出については、引き続き大気、水質、土壌等の生活環境が良好に保たれるよう各種観測、調査を行うとともに、環境教育推進事業費、環境展開催事業費を計上いたしました。
資源リサイクルの推進については、新たに旧鮫清掃工場解体計画策定経費を計上したほか、
エネルギーの地産地消については、LNG利用促進フォーラム開催事業費を計上いたしました。
第5の安全・安心なまちづくりのうち、安全・安心なコミュニティの形成及び暮らしの安全確保については、安全・安心情報発信事業費、
防災教育副読本導入事業費、防犯灯設置補助金を計上いたしました。
防災体制の整備については、八戸地域広域市町村圏事務組合消防費負担金、消防団事務委託料を計上いたしました。
居住環境の整備については、新たに公園施設長寿命化事業費を計上したほか、本八戸駅通り地区整備事業費、長根公園再編事業費を計上いたしました。
交通環境の整備については、八戸地域公共交通会議事業費負担金、仮称・八戸西スマートインターチェンジ建設促進事業費、八戸駅前広場整備事業費を計上いたしました。
また、市民生活を支える生活道路の新設改良工事費及び舗装打換事業費、継続して進めている、八幡坂線、柳町根城線、島守堤森線等の事業費、私道整備補助金のほか、根城大橋、柳橋の塗装工事費を計上いたしました。
以上の第5次八戸市総合計画後期推進計画の体系に含まれる事業のほか、固定資産台帳整備費、議会等タブレット端末導入経費、統合型GIS導入経費、地域振興基金積立金を計上いたしました。
次に、復興分について、八戸市
復興計画に基づく体系に沿って御説明申し上げます。
第1の被災者の生活再建のうち、生活支援の充実及び暮らしの安心確保については、引き続き災害援護資金貸付金を計上いたしました。
住宅確保の支援については、住宅の再建支援として、被災者住宅再建支援事業補助金、被災者住宅再建支援制度利子補給補助金、被災者定着促進事業費を計上いたしました。
雇用対策の強化については、八戸IT・テレマーケティング産業普及拡大支援事業など、20事業を盛り込んだ緊急雇用創出事業費を計上いたしました。
第2の地域経済の再興のうち、水産業及び農林畜産業の再興については、第三魚市場の荷さばき施設C棟の改築を行うための水産物流通機能高度化対策事業費のほか、青年就農給付金給付事業費を計上いたしました。
企業活動の再興については、復興対策として、中小企業災害復旧枠利子・保証料補助金、中小企業に対する経営支援として、マル経融資利子補給事業補助金を計上いたしました。
観光・サービス業の再興については、新たに蕪島休憩案内施設運営経費を計上したほか、蕪島地区国立公園エントランス整備事業費、種差海岸休憩所等運営事業費、商業・サービス業の活性化として、Buyはちのへ運動啓発事業補助金を計上いたしました。
第3の都市基盤の再建については、津波により甚大な被害を受けた都市基盤を再建し、津波等の災害に強い市街地を整備するため、引き続き児童館耐震化事業費、耐震対策緊急促進補助金、津波
避難路整備事業費、新大橋整備事業費、館鼻公園整備事業費を計上いたしました。
第4に防災力の強化のうち、防災体制の強化については、津波避難誘導標識設置事業費、
多賀地区津波避難タワー整備事業費、福祉避難所改修経費、小中学校非構造部材耐震化事業費、館、江陽など4公民館の耐震化事業費を引き続き計上いたしました。
水・
エネルギー対策の充実については、
エネルギーシステム転換支援事業費、木質ペレット利活用推進事業費のほか、公民館、小中学校に太陽光発電システムを整備する再生可能
エネルギー等導入推進事業費を計上いたしました。
災害に強い地域づくりについては、引き続き、
自主防災組織育成助成補助金を計上しました。
また、スポーツ・文化振興を通じ、復興に向けた全市的な機運の醸成を図るため、仮称・
多賀地区多目的運動場整備事業費、屋内スケート場建設推進事業費を計上したほか、屋内スケート場の建設に向けてスピードスケートの競技人口の増加と競技力の向上を図るための氷都八戸パワーアッププロジェクト事業費を新たに計上いたしました。
次に、企業会計及び特別会計の主なるものについて、その概要を御説明申し上げます。
八戸市
自動車運送事業会計予算においては、乗合バス購入費、バスロケーションシステム整備費等を計上いたしました。
八戸市立市民病院事業会計予算においては、医療機器等購入費、医療情報システム整備事業費等を計上いたしました。
八戸市
国民健康保険特別会計予算においては、保険給付費、共同事業拠出金、後期高齢者支援金、介護納付金等を計上いたしました。
八戸市
都市計画土地区画整理事業特別会計予算においては、八戸駅西地区の建物移転補償費、街路築造工事費等を計上いたしました。
八戸市
学校給食特別会計予算においては、新学校給食センターの建築工事費等を計上いたしました。
八戸市
都市計画下水道事業特別会計予算においては、新井田、桜ケ丘、田向、妙地区等の管きょ等整備工事費、雨水対策として、尻内排水ポンプ場の整備工事費等を計上いたしました。
八戸市
都市計画駐車場特別会計予算においては、耐震診断の結果を踏まえ、中央駐車場の改築事業費として、基本・実施設計等の経費を計上いたしました。
次に、議案第17号から議案第31号までの平成26年度八戸市
一般会計補正予算及び各特別会計補正予算の主なるものについて御説明申し上げます。
まず、議案第17号
一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ11億5864万円を増額補正するもので、既決予算と合計いたしますと、総額は964億3298万7000円となるものであります。
歳出補正予算の主な内容は、
東日本大震災復興交付金基金積立金を含む基金積立金、地域総合整備資金貸付金、私立保育所運営費、市民病院事業会計負担金等を計上するとともに、事務事業の執行に伴う計数整理をいたしました。
歳出補正予算に対応する歳入といたしましては、地方交付税、分担金及び負担金、市債等をもって措置いたしました。
議案第23号
学校給食特別会計補正予算は、給食センター整備事業について、継続費の変更を行うものであります。
次に、人事案件及び条例案等の主なものについて御説明申し上げます。
議案第32号は、副市長であります
田名部政一氏の任期が来る3月31日をもって満了となることに伴い、引き続き田名部氏を選任することについて同意を求めるものであります。田名部氏は、地方公共団体の行政運営等に関し、すぐれた知識、経験を有しており、平成23年から副市長としてその職責を十分果たしてこられ、引き続き副市長をお願いしたいと思っております。
議案第33号は、八戸市
固定資産評価審査委員会委員であります夏坂政子氏の任期が来る3月31日をもって満了となることに伴い、引き続き夏坂氏を選任することについて同意を求めるものであります。夏坂氏は、人格が高潔で、市の附属機関の委員や公的団体の役員を歴任されるなど広く社会に通じており、すぐれた識見と豊富な知識、経験を有しておられます。また、平成21年から
固定資産評価審査委員会委員を務められ、職務を適切に遂行され、その重責を全うしており、引き続き同委員をお願いしたいと思っております。
議案第34号は、
人権擁護委員であります川畑豊勝氏、板橋玲子氏、林久人氏の3名の委員の任期が来る6月30日をもって満了となることに伴い、引き続き川畑氏、板橋氏、林氏を推薦することについて意見を求めるものであります。川畑氏、板橋氏、林氏は、それぞれ行政、医療、教育の分野で長年にわたって活躍され、いずれも人格が高潔で、広く社会の実情に通じており、すぐれた識見と豊富な経験を有しておられます。また、板橋氏は平成18年から3期、川畑氏並びに林氏は平成21年から2期、
人権擁護委員を務められ、この間、相談業務や啓発活動等の職務を適切に遂行され、その重責を全うしており、引き続きこの3名を同委員として推薦したいと思っております。
議案第37号は、
多賀地区津波避難タワー整備事業新築工事の請負契約を締結するためのものであります。
議案第40号は、蕪島休憩所を設置し、その管理について必要な事項を定めるためのものであります。
議案第41号は、行政手続法の一部改正に準じ、行政指導の中止等の求め及び処分等の求めに係る手続を新設するとともに、許認可等に関する行政指導の際に権限の根拠を明示することとし、その他規定の整理をするためのものであります。
議案第43号は、
南郷事務所を設置するためのものであります。
議案第45号は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、特別職の職員としての教育長の勤務条件及び職務に専念する義務の特例を定めるためのものであります。
議案第47号は、青森県人事委員会勧告に基づく青森県職員の給与改定等に準じ、一般職の職員の給料月額、地域手当等の額を改定し、住居手当等の支給の対象となる職員の範囲を拡大するとともに、初任給調整手当等を新設し、医療職給料表の適用を受ける職員の範囲について規定の整備をするためのものであります。
議案第51号は、農地台帳に記録された事項の閲覧または農地台帳記録事項要約書の交付手数料及び住宅性能評価を活用した長期優良住宅建築等計画認定申請手数料等の額を定めるとともに、その他所要の改正をするためのものであります。
議案第52号は、西白山台小学校を新設するためのものであります。
議案第53号は、償還義務のない特別奨学金を創設し、その他所要の改正をするためのものであります。
議案第55号は、こども支援センターを設置し、その管理について必要な事項を定めるためのものであります。
議案第59号は、消防団員の年手当及び賄手当の額を引き上げるためのものであります。
議案第60号は、介護保険法施行令の一部改正等に伴い、第1号被保険者の区分及び保険料率を改正するとともに、
介護予防・日常生活支援総合事業を開始する日を定め、その他所要の改正をするためのものであります。
議案第63号は、子ども・子育て支援法の施行等に伴い、保育料の額及び徴収に係る規定の整備をするとともに、その他所要の改正をするためのものであります。
議案第66号は、中央駐車場の改築に伴い、当分の間、その位置を変更するためのものであります。
以上をもちまして、上程されました議案の主なものについて、その概要を御説明いたしましたが、細部につきましては、議事の進行に伴い、詳細に御説明申し上げます。
なお、ただいま御説明いたしました議案のうち、議案第32号から議案第34号までの人事案件3件につきましては、本日御審議くださるようお願い申し上げます。
何とぞ全議案とも原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げ、議案の説明を終わります。
〔
市長小林眞君降壇〕
○議長(
田名部和義 君)この際、お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案のうち、議案第32号八戸市副市長に選任する者につき同意を求めることについて、及び議案第33号八戸市
固定資産評価審査委員会の委員に選任する者につき同意を求めることについて、並びに議案第34号
人権擁護委員の候補者に推薦する者につき意見を求めることについてを本日審議いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御異議なしと認めます。
よって、議案第32号から議案第34号までを本日審議することに決しました。
では、議案第32号から議案第34号までを審議いたします。
お諮りいたします。
以上の人事案件は、
会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御異議なしと認めます。
よって、委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑を行います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御質疑なしと認めます。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)討論なしと認めます。
これより議案第32号を採決いたします。
本案に同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
次に、議案第33号を採決いたします。
本案に同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
次に、議案第34号を採決いたします。
本案に同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御異議なしと認めます。
よって、本案は同意することに決しました。
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△日程第4 議会案第1号
○議長(
田名部和義 君)日程第4議会案第1号
八戸市議会基本条例の制定についてを議題といたします。
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(案文は資料欄に掲載)
○議長(
田名部和義 君)お諮りいたします。
ただいま議題となっております議会案第1号は、提案理由の説明、委員会付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御異議なしと認めます。
よって、提案理由の説明、委員会の付託、質疑及び討論は省略することに決しました。
これより議会案第1号を採決いたします。
本議会案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
田名部和義 君)御着席願います。
起立総員であります。
よって、以上の議会案は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
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休会の件
○議長(
田名部和義 君)この際、お諮りいたします。
議案調査のため、明日から2月27日までの3日間は休会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田名部和義 君)御異議なしと認めます。
よって、3日間は休会することに決しました。
次回本会議は、3月2日午前10時に開きます。
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散 会
○議長(
田名部和義 君)本日はこれにて散会いたします。
午前11時01分 散会...