○
古舘 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
古舘 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
10
市道路線の廃止及び認定(案)の概要について
○
古舘 委員長 次に、
市道路線の廃止及び認定案の概要について
報告願います。
◎小杉 道路維持課長 次に、
市道路線の廃止及び認定案の概要について御説明申し上げます。
お手元の資料1ページをごらんください。
廃止路線4路線、認定路線9路線の一覧表でございます。
廃止路線延長は、1772メートルで、認定路線延長は1898メートルでございます。
2ページをごらんください。
中居林
地区、
鮫地区、長苗代
地区、
尻内地区の位置図でございます。
3ページをごらんください。
中居林
地区の
市道路線の廃止4路線及び認定4路線の詳細でございます。この4路線は、主要地方道
八戸環状線の整備に伴い、起点及び終点が変更になることから、一度廃止し、再度認定をお願いするものでございます。廃止路線の延長は1772メートルで、認定路線の延長は1403メートルでございます。
図では、廃止路線を点線、認定路線を実線で表示しております。
以降の図面についても同様でございます。
4ページをごらんください。
鮫地区の
市道路線の認定1路線の詳細でございます。この路線は、
環境省による種差海岸インフォメーションセンター周辺整備に伴う道路移管による認定でございます。認定路線の延長は55メートルでございます。
5ページをごらんください。
長苗代
地区の
市道路線の認定1路線の詳細でございます。この路線は、道路整備による認定でございます。認定路線延長は94メートルでございます。
6ページをごらんください。
鮫地区の
市道路線の認定1路線の詳細でございます。この路線は、観光課で蕪島
地区国立公園エントランス整備事業により、整備予定でありますが、今現在は主要地方道
八戸階上線となっていることから、この部分の道路移管を受け、整備を進めるための認定でございます。
認定路線延長は130メートルでございます。
7ページをごらんください。
尻内地区の
市道路線の認定2路線の詳細でございます。この路線は、今後インターチェンジの計画の検討、調整を進めるに当たって、連結施設となる市道を明確にするための認定でございます。認定路線延長は216メートルでございます。
これで
市道路線の廃止及び認定案の概要についての説明を終わります。
なお、この案件につきましては、6月定例会に提案させていただく予定となっております。よろしくお願いいたします。
○
古舘 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
古舘 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
11 第2次
八戸圏域公共交通計画の策定について
○
古舘 委員長 次に、第2次
八戸圏域公共交通計画の策定について
報告願います。
◎澤田
都市整備部次長兼
都市政策課長 それでは、第2次
八戸圏域公共交通計画の策定について御
報告いたします。
お手元にお配りした資料に基づき御説明いたします。
まず、(1)背景・目的でございますが、
八戸圏域におけるこれまでの公共交通政策は、
平成22年度に策定した
八戸圏域公共交通計画――以降第1次計画と申しますが、この第1次計画に基づき、路線バス上限運賃化実証実験や乗継対策情報提供事業などを実施してまいりました。
しかし、この第1次計画は、昨年度が計画の最終年度となっており、今年度からを計画年度とする圏域公共交通政策のマスタープランを策定する必要性があり、さらに、第1次計画のリーディング施策の柱である路線バス上限運賃化実証実験が昨年9月末をもって本格実施へ移行したことに伴い、次の段階を見据えた戦略立案も急務でありました。
こうした背景を踏まえまして、圏域内の日常生活に必要不可欠な公共交通について、引き続き維持、確保していくことを目的として、
八戸圏域公共交通計画推進会議において、今後新たに実施していく施策をまとめた第2次
八戸圏域公共交通計画を
平成26年3月に策定したものでございます。
(2)計画策定の考え方につきましては、1つ目として、第2次計画と同様に、昨年度中に策定作業を進めておりました第2次
八戸圏域定住自立圏共生ビジョン及び第2次
八戸市
地域公共交通総合連携計画との整合性を図ること。
2つ目として、第1次計画の
基本理念及び基本方針を継承しながら、これまで実施してきた
取り組みの検証結果や今後5年間に予想される変化等を踏まえ、理念達成に向けた今後の課題への対応策を検討することといたしました。
(3)計画区域は、
八戸圏域定住自立圏を構成する8市町村。
(4)計画年度は、
平成26年度から
平成30年度の5カ年としております。
(5)計画の理念は、公共交通指向型の圏域づくり。
(6)基本方針は、方針1、圏域住民に対する広域的な活動保障、方針2、地域公共交通の品質向上戦略の実践、方針3、財政支援を基にした利用しやすい公共交通サービスの構築、方針4、地域公共交通の運営に関する
事業者間連携の推進の4つの方針としております。
理念達成へ向けた(7)課題解決のためのリーディングプロジェクトは、表に記載しているとおり、1、広域路線バス上限運賃政策の継続実施とモニタリング、2、鉄道・バス乗継
環境の改善事業、3、広域移動を支援する
環境整備、4、圏域の一体的な公共交通マネジメントの展開の4つのプロジェクトでございます。
今年度は、資料の(7)の表の1の①の事業として、わかりやすく使いやすい上限運賃政策の継続、1の④の事業として、経営的にも持続可能な新運賃制度の検討、4の①の事業として、企画乗車券等により、利用促進を図る各種モビリティマネジメントの展開、4の③の事業として、ほっとスルメールを活用した緊急時における運行情報の発信を実施してまいります。
詳細につきましては、第2次
八戸圏域公共交通計画の概要版をお配りしておりますので、そちらをごらんくださるようお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○
古舘 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
古舘 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
12 第2次
八戸市
地域公共交通総合連携計画の策定について
○
古舘 委員長 次に、第2次
八戸市
地域公共交通総合連携計画の策定について
報告願います。
◎澤田
都市整備部次長兼
都市政策課長 それでは、第2次
八戸市
地域公共交通総合連携計画の策定について御
報告いたします。
平成21年3月に、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき策定しました
八戸市
地域公共交通総合連携計画――以降第1次計画と申しますが、その第1次計画の期間満了に伴い、計画を見直し、第2次
八戸市
地域公共交通総合連携計画として
平成26年3月に策定したものでございます。
この第2次計画は、第1次計画の
基本理念を継承しつつ、さらに発展させるために、これまで実施してきたプロジェクトを見直し、さらに今後5年間に予想される変化を踏まえ、理念達成に向けた今後の課題への対応策を検討して策定いたしました。
計画区域は、
八戸市全域。計画期間は、
平成26年度から
平成30年度の5カ年でございます。
第2次計画は、2つの
基本理念と4つの基本方針に基づき策定しております。
基本理念の1つ目として、第1次計画では中心街を起点に利用者が多く見込まれる路線バスの区間を市内幹線軸と位置づけ、等間隔運行の実施や、中心市街地や
八戸駅などでのわかりやすい路線案内の実施など、路線バスを中心とした運行サービスの向上を目指してまいりましたが、第2次計画では、さらに鉄道、タクシーの複数の交通モードと連携することで、車でなくても移動できる範囲を拡大させ、使いやすい地域公共交通ネットワークを形成し、また、主要な駅やバスターミナルでの人による交通案内とおもてなし等による交通拠点の機能強化をすることで、意外と使えるね、迷わず乗れるよと感じられるサービスの実現を目指します。
2つ目として、これまで第1次計画に基づき、官民路線バス間の連携や財政投入を行い、運賃体系を見直した結果、路線バス利用者は
増加、運送収入の減少も下げどまりの傾向が出てきました。しかし、将来的な人口減少と少子化の進展が予想される中で、地域公共交通を維持するためには、交通
事業者、行政の努力だけではなく、沿線の住民や企業、沿線施設と協働し、地域に適した形態で維持することが必要となります。
また、まちづくり施策や観光振興施策と連携することにより、新たな需要をつくり出し、路線の維持を図っていく必要があります。
第2次計画では、他分野の施策との連携や多様な主体と協働して、地域公共交通を継続的に見詰め直し、改善しながら育てていく仕組みづくりを目指します。
この2つの
基本理念をもとに、4つの基本方針と項目とを定め、資料(6)の表のとおり、リーディングプロジェクトとして4つの戦略と15のプロジェクトに取り組んでまいります。今年度は、資料(6)リーディングプロジェクトのうち、戦略1の④の
八戸駅等で乗継案内を行う、交通ターミナル乗継機能強化プロジェクト、戦略2の②の沿線の観光施設等と連携した企画乗車券を販売する、「育てる公共交通」実践・普及プロジェクト、戦略2の④の利用者の意見を改善に反映させる、公共交通「みんなでかいぜん」プロジェクト、戦略3の①の駅等でバスマップや路線別時刻表を自由に手にとれる
環境を提供する、「情報ツール」利用拡大プロジェクトなどの事業を行ってまいります。
詳細につきましては、第2次
八戸市
地域公共交通総合連携計画の概要版をお配りしておりますので、そちらをごらんくださるようお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○
古舘 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
◆高橋
委員 ちょっと先ほどの策定の部分について絡まるのかなと思うんですけれども、消費税が増税されるかもしれないという方向の中で、バスの運賃体系は今8%に上がった中で、踏みとどまって何とかわかりやすい体系をとっているんですけれども、今後10%に上がるかもしれないという可能性があるんですけれども、現段階でこのわかりやすい運賃体系をどのように進めていくか検討しているものがあれば教えていただきたいんですけれども。
◎澤田
都市整備部次長兼
都市政策課長 4月から消費税が8%に上がって、運賃はとりあえずそのまま据え置きという
状況でございます。
来年10月には10%に消費税が増税されるということも予定されておりますので、その今年度どのような形で、今のままで果たして成り立っていくのかというところとか、その上限のもしかしたら上限を市内は300円ですけれども、そこのところを上げるとか、あるいは初乗りを上げるとかといったようなところをちょっと今年度から検討していきたいと考えています。
以上でございます。
◆高橋
委員 はい、本当に非常に難しい問題で、利用者はふえるけれども、実質的な収入、収益というのは上がらないなど、難しい部分はあると思いますけれども、私自身もいろいろと研究して、進捗
状況を研究していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
古舘 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
古舘 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
13
公園内樹木の伐採について
○
古舘 委員長 次に、
公園内樹木の伐採について
報告願います。
◎程熊
都市整備部次長兼
公園緑地課長 それでは、
公園内樹木の伐採について御説明いたします。
お手元の資料をごらん願います。
初めに、伐採に至る経緯でございますが、ことしの3月から4月にかけて、市内及び他県で枝落下や倒木による事故が多数発生していることを受けまして、公園緑地課では、自主的な緊急
調査を行い、人身事故等につながるリスクの高い樹木については、順次伐採することとしたものであります。
最近の事故ですが、ことし3月16日に、広島県三原市でポプラ倒木による死亡事故、そして3月21日は、当市ですが三八城公園で風雪による枝落下で隣接地建物破損事故が発生しております。この三八城公園での事故については、現在、示談交渉中であり、示談が成立し次第御
報告させていただきます。
また、4月14日は、神奈川県川崎市でケヤキの枝落下による重大な人身事故が発生しております。新しいところでは、先週の16日に、本
八戸駅付近で、民有地からの倒木事故が発生し、市民生活へ大きな影響が出ております。
今回の伐採についてですが、音波
調査により、根元部分の約6割が腐食化しており、倒木の危険性が非常に高く、また樹木が歩道及び図書館に隣接しており、人身事故につながるリスクが高いことから伐採することとしたものであります。
伐採対象の樹木ですが、ポプラの木1本でありまして、木の高さは約23メートル、幹の周りは4.67メートルありました。所在地は市立図書館に隣接する長者緑地でございます。
伐採は5月12日に行いました。
資料の裏面に位置図を掲載しております。
事前説明及び周知ですが、地元では、長い間親しまれ、存在感のある樹木でしたので、市民感情に配慮しまして、地元
町内会長へ事前説明するとともに、場所が旧長者小学校跡地であったことから学校へも事前説明をしており、また、報道機関や
八戸市ホームページを通じて、市民への周知も行いました。
今後の伐採についてですが、目視等での緊急
調査を踏まえまして、必要に応じて専門
調査を行い、リスクの高いものから順次伐採や剪定を実施することとしております。
また、公園内の危険性の高い、それこそ気になる木については、市のホームページ上で市民からの情報提供の呼びかけをしております。
以上で説明を終わります。
○
古舘 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
古舘 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
以上で本日予定しておりました
理事者からの
報告案件は全て終了いたしました。
この際、その他で何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
○
古舘 委員長 ないようですので、以上で
建設協議会を閉じます。
御苦労さまでした。
午前10時52分 閉会...