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  1. 八戸市議会 2013-12-12
    平成25年12月 港湾振興・震災復興対策特別委員会-12月12日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成25年12月 港湾振興震災復興対策特別委員会-12月12日-01号平成25年12月 港湾振興震災復興対策特別委員会   港湾振興震災復興対策特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成25年12月12日(木)午前10時00分~午前10時34分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 八戸港中国ポートセールスミッションについて   2 緊急雇用創出事業について   3 八戸港国際フィーダー航路新造コンテナ船について   4 AOMORI FAIRについて   5 遠洋底曳き網漁船第51開洋丸による新規取扱魚種の開拓について   6 ガントリークレーン1号機の更新について   7 その他    (1) 八戸港へ寄港予定の客船及び港湾計画について    (2) 防波堤の釣り客について  ────────────────────────────────────── 出席委員(9名)
     委員長  夏 坂   修 君  副委員長 高 山 元 延 君  委 員  森 園 秀 一 君   〃   田名部 和 義 君   〃   坂 本 眞 将 君   〃   古 舘 傳之助 君   〃   壬 生 八十博 君   〃   大 島 一 男 君   〃   山 口 広 道 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  総合政策部長           大 坪 秀 一 君  防災安全部長           石 黒 一 之 君  商工労働部長           大 平   透 君  農林水産部長           工 藤 良 弘 君  建設部長             石 橋 純 二 君  総合政策部次長政策推進課長   千 葉 憲 志 君  防災安全部次長防災危機管理課長 高 橋 信 幸 君  商工労働部次長産業振興課長   田 湯 俊 行 君  農林水産部水産事務所長      出 河 守 康 君  建設部副理事兼港湾河川課長    齋 藤   聡 君  農林水産部水産振興課長      磯 嶋 美 徳 君  建設部港湾河川課参事       竹 洞 一 則 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  副参事(議事グループリーダー) 田 中 瑞 穂  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○夏坂 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから港湾振興震災復興対策特別委員会を開きます。  この際、委員の皆様に申し上げます。  大坪総合政策部長及び千葉総合政策部次長政策推進課長につきましては、広域連携推進特別委員会の説明者となっておりますことから、広域連携推進特別委員会終了後、出席の予定となっております。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸港中国ポートセールスミッションについて  2 緊急雇用創出事業について  3 八戸港国際フィーダー航路新造コンテナ船について  4 AOMORI FAIRについて ○夏坂 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  1、八戸港中国ポートセールスミッションについてから4、AOMORI FAIRについてまでを一括して説明願います。 ◎田湯 商工労働部次長産業振興課長 皆様おはようございます。  産業振興課でございます。当課から1、八戸港中国ポートセールスミッションについてから、4番のAOMORI FAIRについてまでの4項目につきまして説明申し上げます。  まず、八戸港中国ポートセールスミッションについて説明申し上げます。  お手元の資料1をごらんいただきたいと思います。  当事業は、青森県、八戸市、八戸商工会議所金融機関及び港湾関連企業等で構成される八戸港国際物流拠点化推進協議会と当市の共催で実施いたします。  日程は、来年1月13日から17日の5日間ですが、13日及び17日は移動日となり、現地滞在期間は3日間を予定しております。  今回の訪問先は、中国華南地域で、世界有数の貿易港でコンテナ取り扱い量世界第3位の香港特別行政区、経済特区コンテナ取り扱い量世界第4位の深セン市、中国最大である9638万人の人口を有する広東省の省都、広州市を予定しております。  ミッション団の構成は、八戸港国際物流拠点化推進協議会構成団体ジェトロ青森貿易情報センター貿易関連企業等になります。  訪問目的につきましては、2日目の14日夜に開催予定の八戸港レセプションにおいて、八戸港及び県産品をPRするほか、船会社表敬訪問情報収集で、世界最大級共同配船グループであるグランドアライアンス――アライアンスといいますのは、コンテナと汽船、船会社によりまして国際的に企業同士が提携しているというということであります。――の一員であり、香港に本社を置くOOCLや、八戸港に中国・韓国航路を就航している南星海運香港事務所、同じく八戸港において小口混載貨物サービスを提供する福山通運の現地法人日本郵船グループのNYK Container Line株式会社現地法人、JETROの広州事務所表敬訪問する予定になっております。  また、昨年のコンテナ取り扱い量世界第4位の深セン港の荷役の状況視察や、県産品海外販路拡大に向けた別グループによる現地企業とのビジネスマッチングも実施する予定にしております。  なお、当該地域へのこれまでの訪問暦につきましては、香港が平成6年から4回目、深セン及び広州につきましては、初の訪問となります。  以上で八戸港中国ポートセールスミッションについての説明を終わります。  続きまして、緊急雇用創出事業について説明申し上げます。  お手元の資料2、緊急雇用創出事業についてをごらんいただきたいと思います。  国から緊急雇用創出事業臨時特例交付金が県に交付され、その基金を活用した貿易関連事業として、海運貨物事業者などの即戦力となる人材を育成する八戸港荷役需要創出事業港湾関連企業県産品輸出企業、鋼材及び資材の輸入企業を取材し、その企業や商品の魅力を発信することや、行政及び関係団体等が実施するポートセールス展示会等販売拡大事業を紹介する八戸港・貿易振興広報事業を展開しております。  本年6月18日から7月5日の期間に市のホームページ等でそれぞれ公募を実施いたしまして、八戸港荷役需要創出事業につきましては、八戸港湾運送が3名、新丸港運が2名、日本通運が2名の雇用予定として応募があり、3社と委託契約を締結いたしました。  次に、八戸港・貿易振興広報事業につきましては、3社から応募があり、企画競争の結果、青森テレビと委託契約し、八戸港の魅力発信番組として番組名、八戸発!みなとの未来が10月12日から放送されております。  放送期間は、来年7月までの10カ月間となっておりまして、放送日時は、毎月第2、第4土曜日の午前10時15分から30分までの15分間のほか、12月30日午前11時からは30分の特番も予定しております。  雇用者数は9名募集したところ既に8名を雇用し、港湾の各所、各企業などを取材しております。これまで4回の放送を終了し、初回は大型船を支える、港の小さな力持ちと題しまして、東日本タグボートを、2回目は八戸前沖さばを題材に武輪水産を、3回目は県産品輸出のカギはと題しましてハワイで開催されました青森フェアを、4回目は港で働く人と機械と題してガントリークレーンの更新の様子などを紹介しております。  また、今週土曜日14日に放送予定の5回目は、八戸港から「発信!工場の魅力」と題しまして、八戸工場大学夜景撮影ツアーなどを通して臨海部工場地帯の魅力を紹介する予定となっております。  放映が先行してしまいましたが、今後委員の皆様にもごらんいただきたく御案内申し上げます。  続きまして、八戸港国際フィーダー航路新造コンテナ船について御説明申し上げます。  お手元の資料3をごらんいただきいと思います。  このたび、八戸港と京浜港を結ぶ国際フィーダー航路に、井本商運株式会社新造コンテナ船さがみが就航する運びとなり、今月3日に八戸港へ入港いたしました。  このことを祝しまして、同日午前8時から八戸港コンテナターミナルにおきまして、八戸港国際物流拠点化推進協議会の主催により、入港セレモニーが開催され、54名に御出席をいただき、花束及び記念品の贈呈が行われました。  同社が運航する国際フィーダー航路は、平成18年3月に開設され、八戸港へは週1便が寄港しております。  主な貨物は、県内企業が製造する機械や鉄鋼製品で、横浜港や東京港で積みかえて、海外へ輸出されております。  新造船のコンテナ積載数は404TEU、――TEUというのは20フィートのコンテナという意味でございまして、メートルに換算しますと長さが6.1メートル、幅が2.4メートル、高さが2.6メートルのコンテナのことを指して、1つの単位として1TEUということになります。これまでの約2倍の輸送能力を持ち、さらなる輸送ニーズに対応可能となると期待されますことから、従来にも増して、荷主企業に対して、同航路の一層の利用を働きかけてまいりたいと考えております。  続きまして、AOMORI FAIRについて説明、報告申し上げます。  お手元の資料4、AOMORI FAIRについてをごらんいただきたいと思います。  平成25年10月8日から13日までの6日間、アメリカのハワイ州ホノルル市において、ロサンゼルスとハワイに拠点を持つ日系会員制スーパーマーケットマルカイ・コーポレーションにおいてAOMORI FAIRが開催され、本市を初め、県内の企業、団体が参加しました。  実施内容としましては、青森県産品販売促進活動と県内ご当地グルメ4品、八戸せんべい汁青森生姜味噌おでん、黒石つゆやきそば、十和田バラ焼きのお振る舞い並びに各市のPRを行いました。  また、ハワイで唯一の日本語ラジオ局KZOO Radioにせんべい汁研究所事務局長観光課職員が出演し、今回のAOMORI FAIR並びに青森県、県内ご当地グルメに関してPRをしております。  今回のフェアでは、県内20社の約80の商品が販売されておりまして、そのうち13社が渡航して直接販売促進活動を行いました。  ご当地グルメのお振る舞い各市PRにつきましては、青森市、黒石市、十和田市、当市と、青森おでんの会、やきそばのまち黒石会十和田バラ焼きゼミナール八戸せんべい汁研究所の4団体で立ち上げました、青森ご当地グルメ海外展開実行委員会実施主体となり、各市の担当並びにご当地グルメ団体のメンバー計17名が渡航いたしました。  その他といたしまして、販売促進関係では、マルカイ・コーポレーションが開催している日本の各県フェアの中では、過去3番目の売り上げを記録し、青森フェア関連のみで6日間で約600万円を売り上げたと、同社の担当者から聞いております。  また、フェアの終了後、複数の商品について、追加発注もあったと聞いております。追加発注の商品につきましては、リンゴジュース南部せんべいごませんべいと、豆せんべい、それから桑茶、しめサバなどと聞いております。  青森ご当地グルメ海外展開実行委員会関係の4団体が、各300食を無料提供いたしましたが、午前9時半から提供を開始し、正午前には全食提供を終えるなど、大変好評でございました。  今回各種PRを行ったことにより、本県及びご当地グルメ知名度向上が図られ、また、連携して事業を行ったことにより相乗効果も得られたものと考えております。  今回のフェアを通じて得られました経験、ネットワークを生かし、関係機関と協力してさらなる八戸港の活用、貿易振興地域振興に取り組んでまいりたいと考えております。  以上で終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの報告について御質問ございませんでしょうか。 ◆坂本〔眞〕 委員 田湯次長には、昨日の常任委員会で御説明いただいておりますので、2日間、大変ありがとうございます。  連日対面させていただいておりまして、またそこで同じことを申し上げるのもなんでありますが、申しわけございませんが、じゃあ委員会協議会は何のためにあるのかと。何のために御報告されるのかというところからいきますと、①のポートセールスミッションについて、基本的に行政のことでございますから、常に費用対効果を考えておりまして、それも全くチェックしないまま、協議を終わりますと、この特別委員会は何のためにあるんだと。私のこだわりなのか、いつも同じところをお尋ねしますけれども、そうしますと、これ費用はどのくらいかかるんでしょうか。 ◎田湯 商工労働部次長産業振興課長 お答えいたします。  一般会計より、職員の渡航費が4名で160万円、レセプション会場代等、その他経費につきましては八戸港国際物流拠点化推進協議会より250万円程度ほどの支出を予定しております。  以上でございます。 ◆坂本〔眞〕 委員 本市からの4名は、どなたが行かれるんでしょうか。 ◎田湯 商工労働部次長産業振興課長 お答えいたします。  4名の内訳でございますが、部長、それから私、それから担当職員2名ということになっております。  以上でございます。 ◆坂本〔眞〕 委員 渡航費160万円、会場費その他250万円、計410万円がかかるということでございますので、貴重な財源を支出して行う行事でございますから、絶対的な成功をお祈り申し上げる、御要望申し上げるんですが、ここに理事者職員の方が20名ぐらいおるんですけれども、じゃあ20名の方にここでしゃべります。  前から私、機会あるごとにこういう質問をしております。やはり幾らかかるのか、幾らのものなのかということがなしで通したとすれば、自分は何のためにここにおるのかというふうになってしまいますので、もし、今後ここで言っていいのか、ふさわしくないのかもしれませんが、今後、こういう御報告、御説明がある中で、そういうことの説明がないとすれば、質問しろということだというふうに受けとめて、必ず質問いたしますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○夏坂 委員長 ほかにありませんでしょうか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  5 遠洋底曳き網漁船第51開洋丸による新規取扱魚種の開拓について ○夏坂 委員長 次に、5、遠洋底びき網漁船第51開洋丸による新規取り扱い魚種の開拓についてを説明願います。 ◎磯嶋 水産振興課長 それでは、遠洋底びき網漁船第51開洋丸による新規取り扱い魚種の開拓について御説明申し上げます。  まず第51開洋丸の概要でございますが、東日本大震災により被災いたしました漁船の復旧のため、八戸機船漁業協同組合が、国、県及び市の補助事業である漁船漁業復興事業により建造したもので、開洋漁業株式会社がリースを受け、操業しております。  また、一般社団法人日本トロール底魚協会事業実施者となって、国のがんばる漁業復興支援事業による支援も活用されております。  当該漁船は、国内初となる欧州型遠洋底びき網漁船として、船体の大型化による安全性の確保、居住性の向上、労働環境の改善が図られております。  また、船内の加工設備は、EU輸出基準に対応した衛生度を高めたものとなっております。  操業海域でございますが、被災前より操業しておりました天皇海山、こちらはハワイ列島の北西に展開する海山群でございますが、この海域に加えまして、国の調査により企業的操業が可能であると実証された南西インド洋としており、漁獲物全量八戸漁港に水揚げする予定でございます。  次に、操業の状況及び予定でございますが、第1次操業は、本年8月に天皇海山海域へ出港しておりまして、10月にキンメダイクサカリツボダイ、――クサカリツボダイは流通上では、ホンツボダイと呼ばれたりしております――これら110トンを水揚げしております。  第2次操業では、南西インド洋操業のため、11月にモーリシャス共和国ポートルイス港に向け出港しており、現在、操業を始めていると聞いております。  この海域での漁獲物は、第1弾として、来年1月にモーリシャス共和国で荷揚げし、リーファーコンテナに積み込んで、2月に八戸港へ到着する予定になっております。  次に、この新たな漁場である、南西インド洋漁獲物でございますが、天皇海山海域と同様に、キンメダイ及びクサカリツボダイが主体となりますが、ミナミクロメダイナンキョクメダイなど、これまで当市魚市場取り扱いのない魚種も水揚げされると聞いております。  キンメダイ及びクサカリツボダイにつきましては、脂の乗りがよく、おいしいことから、全国で流通しておりますが、八戸漁港では、天皇海山海域で漁獲された冷凍品が平成16年より水揚げされ、近年その認知度が高まってきていると感じています。  ミナミクロメダイナンキョクメダイなどは、脂の乗り、質ともによく、おいしい魚として評価は高まってきていると聞いております。しかしながら、日本近海では漁獲されないために、主に冷凍の輸入品が流通しております。  第51開洋丸の水揚げにつきましては、こうした新規取り扱い魚種も含んでおり、流通面で未知の部分もございますが、市場関係者等からは、水揚げに協力したいという意向が示されており、今後八戸漁港水揚げ増大、新製品の開発など、当市水産業の復興につながることを期待するところでございます。  以上で説明を終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんでしょうか。 ◆坂本〔眞〕 委員 済みません。何回か申し上げて恐縮です。  新しいものが来ますと、実際にどうやって消費させるんだということになるわけですけれども、現実的には本市として、どことどういうふうに協議しながら、この消費拡大を図っていこうというふうにお考えなんでしょうか。 ◎磯嶋 水産振興課長 市場で買いつけられる仲買の組合の方々とお話をしているんですが、その方々もやはりキンメダイとか、ツボダイにつきましては、大分、オリンピックの金メダルの選手が食べたりとか、そういったところもあって、ある程度商品のルートといいますか、そういうものもある程度できているようなんですが、新しい魚については、全く自分たちもわからないので、その辺を生産者であるとか、卸売業者の方々も情報をもっと欲しいと。自分たちも探すから、もっと情報が欲しいと。そういうところで自分たちの商品のルートをこれからつくっていきましょうというところでございます。 ◆坂本〔眞〕 委員 はい、ありがとうございます。  せっかくの機会でございますので、若干脇のほうにも行きながら申し上げたいんですけれども、例えば、八戸市で、私自身は料理人会にも入っているものですから、なんなんですけれども、八戸市でじゃあサバの刺身食った人というのはどれぐらいいるのかなと考えるんです。あっちこっち行きますと、関サバを食ったりとか、あっちこっちの名産としてそういうのを食べるんですけれども、八戸の三陸のサバ、絶対負けていないよなと。好き嫌いはありますよ、関サバだったら、結構あっさりしている。八戸の三陸のやつは脂がこってり乗っているということから、好き嫌いはあるんですけれども、もしこれを食ったら、よく思うんですよ、ホテルの会合なんかあったときに、いろいろな刺身が出てくると、何でサバが出てこないのかなと。みんな食っているのかなと思うんです。もし、そのうまさを知ったら、もっと消費されるんじゃないかと、私自身は料理人の立場から思うんです。このツボダイなんかも、そういうもっと現実的に、そのみんなが例えば4月だったら、いろいろな行事がありますから、きっとホテルで会食する機会も多いわけですけれども、そういったところにもう少し、現実的にアプローチできるような取り組みというんでしょうか、そうしますと、その生産者云々もありますけれども、実際に使うのは、例えばホテルの人呼んだ、飲食業の社長の人を呼んだ、社長さん方呼んだといっても、実際はその人たちって現場のことというのはあんまり詳しくない人も中には入っていますから、そうするともっと詳しく現実的に消費させるためには、料理人会が会合とタイアップして、料理人会市場工作がいろいろありますけれども、ああいうところに協力して、そういうものを持ち込んでいって、みんなに食べてもらう。そうすると、八戸料理人会の方と、大体ホテルのところから市内の有名店の人はほとんど入っていますから、そういう人に実際に食べてもらって、使ってもらうというような取り組みをしていただければ、もう少し消費につながるのかなというふうに考えますので、ぜひそういった具体的なお取り組みを、前進するお取り組みを積極的にやっていただきますよう、御要望申し上げまして、終わります。 ○夏坂 委員長 他にございませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 ガントリークレーン1号機の更新について ○夏坂 委員長 次に、6、ガントリークレーン1号機の更新についてを説明願います。 ◎齋藤 副理事兼港湾河川課長 それでは、ガントリークレーン1号機の更新について御説明いたします。  資料の1ページをお開き願います。  ガントリークレーンは、海上コンテナの荷役を行う機械でありますが、八戸港には2基設置されております。そのうちの1号機については、平成6年のコンテナ貨物取り扱い開始にあわせて、神戸港で使われていたものを移設したもので、昭和49年の製作から40年近く経過し、老朽化が著しく故障も多く、安定した荷役が厳しい状況となっていたため、港湾管理者の県は、クレーンの更新を行うこととしたものでございます。  更新事業は、新規のガントリークレーンの製作、据えつけ、既設クレーンの解体、撤去などで、事業期間は平成23年度から今年度まで、事業費は約10億円と伺っております。  新ガントリークレーンは、平成24年度から今年度にかけて大分の工場で製作され、先月の11月3日八戸港に到着し、次の日の4日に据えつけられました。  12月9日には据えつけ工事が完了し、その後、運用開始に向けた準備を進め、12月18日以降、入港の船舶の荷役作業から供用を開始すると伺っております。  この新ガントリークレーンの整備によりまして、安定的な荷役作業ができる体制となることが期待され、風などによる逸走防止機能の向上による逸走事故の予防が図られ、荷役作業時の安全性が向上されております。  資料の2ページをお開き願います。  これは11月4日のガントリークレーンの据えつけ作業状況になります。  まず、写真1、2は台船から岸壁までのガントリークレーン移動作業になりますが、台船を岸壁に向かって縦に係留した後、船を岸壁まで移動させます。クレーンを岸壁に移動させた後、写真3になりますが、走行装置を回転します。回転作業終了後、写真4になりますけれども、走行装置を岸壁上のレールに合わせて設置し、据えつけ作業の完了となります。  下の図と写真は、この工法の概要とリフトバージ船と呼ばれる台船の写真でございます。  以上でガントリークレーン1号機の更新について説明を終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの説明について御質問にありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  ──────────────────────────────────────  7 その他   (1) 八戸港へ寄港予定の客船及び港湾計画について ○夏坂 委員長 そのほかに御質問はありませんか。 ◆壬生 委員 ちょっと聞きたいんですけれども、きのうあたり、青森港に何か客船がどんどん入ってくるような話があったんですけれども、ちなみに八戸港は客船どのくらい入ってくるのかと。  それからもう一つ、私もここら辺走っていて思うんですが、八戸港の中が何かちょっと狭くないのかなという、防波堤も前に出せないものかなという感覚をしていました。というのは、船というのは例えば100メートルあれば、錨を打ってとまると、風向きが変わるとぐるっと回っちゃうわけです。100メートルの船だと200メートルぐらいないとだめなわけだ。そういうのを考えていて、行くときは北を向いていて、例えば帰りは南を向いているとかあるわけですよ。そういうことで、八戸港の中が狭いとか何とかいう話を聞いたことはありませんか。貨物船なんか、そういう疑問はない。 ◎田湯 商工労働部次長産業振興課長 聞いた話で、申しわけないですけれども、客船につきましては、観光課が窓口となっておりまして、確かな情報ということはちょっと伝わっておりませんが、2隻ぐらいは入るのではないのかという、不確かな話で大変申しわけございませんけれども、一応そういうことは聞いておりました。時期的なものはちょっとまだ伺っておりませんでした。 ◎齋藤 副理事兼港湾河川課長 今のところ、港内では船の回頭とかで狭いのではないかというお話ですけれども、港湾の整備に当たっては、港湾計画という平面的な計画をつくるんですけれども、その計画をつくる段階では、泊地、船の回頭場とかは基本的にいいますと、船の長さの2Lという倍の長さが対応できるようなスペースをとって、泊地ですね、計画しておりますので、実際の声としてちょっと狭いというのは直接聞いたことはないんですけれども、形状はそのようなことも配慮して配置計画をつくっているということでございます。  それから、防波堤を切り出せないかということなんですけれども、当市の計画等を見ると、ちょっと簡単に見出せないというのが現実であります。御理解願います。  以上で終わります。 ◆壬生 委員 客船をどんどん誘致していただくということと、皆さんいろいろポートセールスしながら、貨物船とかいろいろやっているわけで、あのままだと、絶対狭いと思う。今から発信しておいたほうがいいと思います。計画は計画だろう、役人の計画なんだから。実際行ってみて、何艘かいると、もう縫って走らなければいけない。そういう状況を。あれもまた津波とか何か来て、いざ避難となったときに、中を、どんどんまた縮めている。一斉に出たら出て行くところなくなってしまうじゃないですか。そういうのもあるので、機会があったら、そういう話もあるということで、今から何十年か先かわかりませんけれども、港湾の中を広くするような考え方にしたほうがいいと思います。  終わります。  ──────────────────────────────────────   (2) 防波堤の釣り客について ○夏坂 委員長 そのほかに御質問はありませんか。 ◆大島 委員 釣りの話は、この間新聞に何日か前に出ていましたよね、防波堤で釣れるか、中央防波堤とか。八戸は観光を目指しているのであれば、できるだけ釣り人にも開放したらどうだという話が新聞に出ていました。その団体が立ち上がったんですよ。三沢とか、よそからそれこそ浜市川とかで釣れるようにしたらどうかと。ただ、八戸の岸壁はソーラス条約の中で、無理でしょう。要はテロ防止の関係で金網があって。その辺の防波堤で釣りたいという団体ができたんですよ。今陳情しているはずですよ。そういうときに、来ていたのを理由を言わないと、釣り愛好家とか、いろいろな意味で観光で八戸に釣りに来たい方々もいると思いますから、その辺のまた対応を勉強していたらちょっと教えてください。見ていなければ見ていないでいいです。団体が立ち上がったから。 ◎齋藤 副理事兼港湾河川課長 その話は聞いておりました。八戸港湾管理者の青森県、それから工事中ということで・・・。 ◆大島 委員 難しいでしょう。八戸のは、ソーラス条約の関係で。 ◎齋藤 副理事兼港湾河川課長 ソーラス条約については、これはそれこそ政府、地方にまでストレートに伝わるような危機管理システムになっていますので、それは絶対といいますか、9.11を契機としてなったものですから、日本としても、条約を批准してあのような措置になっているものですから、釣り人に開放するということは現実的に難しいと思います。 ◆大島 委員 いずれにしても国立公園になったし、八戸の海はそれだけいろいろな意味で可能性を持っているわけですから、どういう格好で釣り人に愛好家に応えていけるか、そういうことも含めて、近隣の漁港を持っている、釣り人が行くところを含めて協議をして、そういう方々にできるだけ多く応えられるように、ひとつ対応してください。  終わります。 ○夏坂 委員長 他にありませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○夏坂 委員長 ないようですので、以上で港湾振興震災復興対策特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時34分 閉会...