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  1. 八戸市議会 2012-03-21
    平成24年 3月 都市基盤整備推進特別委員会−03月21日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成24年 3月 都市基盤整備推進特別委員会−03月21日-01号平成24年 3月 都市基盤整備推進特別委員会   都市基盤整備推進特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成24年3月21日(水)午前10時04分〜午前10時49分 第4委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 本八戸通り地区整備事業について   2 八戸ポ−タルミュージアム・はっちについて  ────────────────────────────────────── 出席委員(9名)  委員長  古 舘 傳之助 君  副委員長 工 藤 悠 平 君  委 員  高 山 元 延 君   〃   高 橋 一 馬 君   〃   夏 坂   修 君   〃   石 橋 充 志 君   〃   八 嶋   隆 君
      〃   吉 田 淳 一 君   〃   山 口 広 道 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  都市整備部長                    妻 神 敬 悦 君  まちづくり文化観光部次長まちづくり文化推進室長  古 舘 光 治 君  まちづくり文化観光部八戸ポータルミュージアム館長  風 張 知 子 君  建設部次長                     赤 石 和 夫 君  都市整備部次長                   石 黒 一 之 君  まちづくり文化観光部まちづくり文化推進室副室長   松 橋 剛 義 君  まちづくり文化観光部八戸ポータルミュージアム副館長 豊 川 寛 一 君  都市整備部都市政策課長               後 村   勉 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主事 毛 利 誠 司  ──────────────────────────────────────    午前10時04分 開会 ○古舘 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから都市基盤整備推進特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 本八戸通り地区整備事業について ○古舘 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  本八戸通り地区整備事業について説明願います。 ◎松橋 まちづくり文化推進室副室長 おはようございます。  それでは、案件1につきまして、本八戸通り地区整備事業、これについて説明申し上げます。  本件につきましては、当委員会におきまして、逐次説明させていただいてきておりますが、大きな流れだけまた説明させていただきます。  まず、県による都市計画道路整備の着手がまだ見えていない中、平成18年9月でございますが、内丸地区まちづくり基本構想、これを策定いたしまして、都市計画道路整備後のまちづくりを構想として示してまいりました。翌年度の平成19年6月には、本八戸通りまちづくり促進協議会が地元の住民を中心に設立されまして、3・5・1号沼館三日町線の早期整備着手への活動、思いが大きく動いてまいりました。こういった地元の動きの中での意見や、県との協議の中で、内丸地区は単に道路を通すだけでは、地域が二分され、コミュニティが壊れるという点が懸念されまして、八戸市は地元と共同して、周辺のまちづくりを行う、県は街路事業を進めるというスキームで進めてまいりました。  このことを踏まえまして、市では、引き続き、平成20年3月に、本八戸通りまちづくり基本計画、これを策定いたしまして、その後県との協議を進め、平成22年には、県は単独で事業認可に向けた調査費を計上、平成23年2月22日に事業認可となっております。  今回説明を申し上げます本八戸通り地区整備事業につきましては、平成24年度から予定しております、国土交通省街なみ環境整備事業を活用した事業化に向けた取り組みについて、現在の状況を報告申し上げます。  それでは、資料に基づきまして、説明申し上げます。  資料の1ページをお開きください。  本八戸通り地区整備事業について、今年度は、平成22年度に策定いたしました内丸地区街なみ環境整備方針を踏まえまして、それを具体化すべく事業内容を地域の皆様とまちづくりを考える寄り合いを開催いたしまして、検討してまいりました。この寄り合いにつきましては、地権者はもちろん、内丸地区にお住まいの方々を対象に、9月から12月の間に5回開催いたしまして、内丸地区の課題やまちづくりの目標、事業内容の骨子の案について話し合っていただいております。  次に、まちづくりのアンケートを内丸地区にお住まいの方を対象に、11月に実施いたしております。  また、これらの進捗内容の周知と、その検討内容について幅広く意見を伺うために、地区住民の方だけではなくて、自由に参加できるという意味合いで、街なみ環境整備事業説明会を開催いたしました。この説明会には、建設会社不動産業者、それから商工者、マスコミの方々など、多くの方々に参加いただいています。  このようなプロセスを経て、今年度は街なみ環境整備事業計画を策定しております。昨年12月にも本特別委員会で御報告いたしております内容と同じ内容で合意形成がなされております。  その内容でございますが、事業計画につきましては、資料の中に掲載しておりますが、中心市街地玄関口として、本八戸駅前整備事業、それから現在の県道をコミュニティ道路として整備する本八戸通り整備事業、人が集まる拠点整備事業、おがみ神社や三八城神社などをつなぐ周遊ルート整備事業などのほか、地域に暮らす人々の意見として、明るくきれいな生活道路整備を掲げております。  今後はこれらの掲載事業の実現に向け、内丸地区の皆様と市が共同でまちづくりを進めてまいります。  次に、2ページをお開きください。  商店街再生に向けた支援策ということで、今回具体的に事業化を目指している街なみ環境整備事業でできるもの、それを紹介させていただいております。内丸地区全体、約24ヘクタールのうち、地域のまちづくりのイメージが醸成されつつある本八戸通り地区、これを先行して事業化するというものでございます。事業化を目指しております街なみ環境整備事業は、国土交通省補助事業でございまして、住環境などの整備改善を必要とする区域におきまして、地方公共団体まちづくり協定を結んだ住民が協力して、美しい景観の形成、良好な環境の整備を行うことを支援するという事業の内容でございます。  現時点で、想定されている補助内容を枠の中に挙げております。基本的な補助項目として、街なみ環境整備事業がございます。これは、建物の外観の修景や店の前にセットバックした空間をつくって、おもてなしの空間をつくるというふうな、下のほうに日よけを出した、花を置いたといった写真を載せてありますが、このような取り組みに、そのかかった費用の最大3分の2を補助するというものでございます。  ほかに建築設備の修景、これにつきましては、エアコンの室外機などを格子で目隠しをして、景観を整えるということなどが代表例でございますが、街なみに配慮した取り組みに対する補助でございます。  次になりますが、空き店舗空き床解消補助でございますが、これは現在も中心街エリアで実施中でございますが、当該エリアでの実施を視野に検討中でございます。実施となりますと、ここに挙げておりますような出店に際しての工事費の最大3分の1を補助するというものでございます。  次に、商店街イメージアップ補助、これは商店街ビジョンをつくっていただいた上での補助でございますが、本八戸駅通りは、本八戸通り振興会がございまして、これを中心に商店街ビジョンをつくっていただきまして、ここに掲載しているような取り組みに対して支援していくということでございます。  右上の図の説明でございますが、ただいま説明申し上げました商店街再生に向けた支援をイメージ図化したものでございます。  右下の図でございますが、これは国土交通省系の補助だけではなくて、商店街再生にかかわる支援、これについては経済産業省系支援策もございまして、主にソフト事業系の支援を視野に入れ、これから研究してまいります。これらの支援もあわせて活用してまいりたいと考えています。  続きまして、3ページをお開きください。  まちづくり協定の締結についてでございます。  まちづくり協定は、正式には、八戸市民による地域のまちづくりの推進に関する条例に基づくまちづくり協定でございます。通称まちづくり協定と呼んでおりまして、平成20年4月から施行されております。  まちづくり条例は、参加者10名以上で組織したまちづくり協議会、これによっておおむね3000平方メートル以上の区域設定まちづくりの目標や計画をつくって、事業を達成するための自主的なルールを定め、八戸市長と協定を締結し、市民みずからが主体となってまちづくりを進め、市はその支援をさまざまな形で行うということを責務とするというものでございます。  本八戸通り地区では、このまちづくり条例に基づきまして、本八戸通り地区まちづくり協議会、これが、先週になりますが平成24年3月15日に設立されております。本八戸通り地区まちづくり協議会は、右図にございます赤枠のエリア、約1.5ヘクタールございますが、この区域の中の方々で組織され、同様の区域を協定締結エリアとして設定して進めております。ここで定める地域の自主的な部分としましては、左の表に掲げておりますが、建築物の用途、建築物の形態や意匠、それから建築物の色彩、工作物等、その他、そういった項目について地域のルールを定めて協定の内容としております。  主なものを説明いたしますと、建築物の用途につきましては、現在は内丸地区全体の都市計画上の用途地域は、商業地域となっております。ここにあるようなボーリング場やキャバレーまでが適用される地域となっておりますが、これらの施設はこの地域では望まず、この地域で古くからやっている、これを支えられるような商業施設をメーンに据えて、まちをつくっていくということで地域では考えております。  また、建築物の意匠、形態、これらについては、通りに面する商店のつくり込みを定めております。八戸中心街玄関口にふさわしい町並み、そして歩いて楽しい通りを目指すとしております。  現在、3月27日に、この協定の内容が固まりますと、本八戸通り地区まちづくり協議会八戸市長が協定を締結するという予定で事務を進めております。今後は内丸地区の他の地域、背後の住宅地等でのまちづくり協議会の結成の動きも引き続きございますので、地域ごとの課題や方向性を、寄り合いという手法を使いながら拾い上げ、その締結に向けたまちづくりを地域とともに進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○古舘 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古舘 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 八戸ポータルミュージアム・はっちについて ○古舘 委員長 次に、八戸ポータルミュージアム・はっちについて説明願います。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 それでは、八戸ポータルミュージアム・はっちについて御説明申し上げます。  おかげさまで、はっちは先月11日で無事1周年を迎えることができました。当委員会におかれましては、何かとお力添えをいただきましたことに対しまして、感謝申し上げます。ありがとうございました。  つきましては、開館から現在までの状況を報告させていただきます。  資料の4ページ、資料2をごらん願います。  1番、入館者状況については、昨年2月11日の開館から先月末までの期間で93万8172人となっております。開館1カ月後に発生しました大震災の影響を受けながらも、1周年には末広がりを意味する八にこだわったはっちらしく88万8888人を達成し、目標としておりました年間入館者数65万人を上回る結果となっております。  月別で見ますと、開館した2月と三社大祭が開催されました8月が9万人を超えたほか、中心街との連携や、大きなイベントの開催されたときは、1日当たり5000人を超える皆様に御来館いただいております。今後におきましても、今回のような中心街イベントと連携した事業の継続や、魅力ある事業企画運営による集客に努めるほか、八戸の魅力を紹介するポータルミュージアムとしての役割を果たしていきたいと考えております。  次に、2番、施設別稼働率についてですが、全体で65.2%となっており、展示や音楽、演劇のほか、セミナーなど多様な利用がされているギャラリーとシアターが70%を超えたほか、1階はっちひろばと、5階レジデンスが65.8%となっております。来年度におきましては、各施設のさらなる利用向上を目指し、各種団体学校等へのPRに努めるほか、レジデンスにつきましては、中心街にある特徴を全国に発信するほか、市民活動の場として広く利用していただけるよう一層の活用を呼びかけてまいります。  次のページへまいりまして、3番、平成23年度の自主事業の内容について御説明申し上げます。  開催内容につきましては、別に配付させていただいております季刊誌はちみつでございますが、こちらの中ほどに1年間の歩みを2ページにまとめておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  自主事業につきましては、5つの事業を柱に実施しておりまして、(1)中心市街地賑わい創出では、ライブラリー事業において、はっち2階私の本棚のコーナーで、八戸特派大使推薦図書を紹介するほか、絵本の読み聞かせや、トークイベントとして、こちらも八戸特派大使の方ですが、対馬ルリ子氏による銀座美人塾を8月に開催いたしました。また、シーズンイベントやホコテンなど、中心街と連携した事業を実施したほか、ノースアジア大学観光学科の学生によるレジデンスを使用してのセミナー、また、市民を講師にしてのナイトサロンミーティングや、へえへえウォーキングツアー、また、三日町と十三日町において傘の無料貸し出し実証実験を行っております。  (2)文化・芸術活動の振興では、日本文化に親しむことを目的に、毎月、和日カフェを継続開催したほか、アーティスト・イン・レジデンス事業では、中心街市民との交流、にぎわい創出を目指した「八戸のうわさ」や「デコトラヨイサー」を実施いたしました。また、横丁の空き店舗等を劇場にしての「酔っ払いに愛を」では、市内5カ所で、芝居、落語、コンテンポラリーダンスなどの公演をしたほか、市民新進気鋭写真家により制作された写真集八戸レビュウ」を全国販売したほか、3年ごとに開催されております横浜トリエンナーレでの再展示を行っております。さらには、八戸の魅力を市民や全国に発信する取り組みといたしまして「i8nohe」を制作したほか、市民芸術文化活動の場をはっちとして提供する事業文化施設との連携した事業を行っております。  (3)ものづくりの振興では、はっち4階のものづくりスタジオに入居している作家によるワークショップを行ったほか、食の関係者も含めたものづくり作家を紹介するホームページを昨年12月に開設いたしました。また、全国的規模クラフト展として、昨年11月に開催した「はっち市」では、2日間、土日でございましたが、1万2000人を超えるにぎわいとなりました。  (4)観光振興フィールドミュージアム八戸の推進における取り組みとしては、市民力を生かした観光や中心街活性化について、熱い議論が交わされたMidNightフォーラムを開催したほか、三社大祭、えんぶりと連携した展示や、体験型事業を企画するとともに、はっちの展示に協力いただいた市民作家によるトークイベントや、観光展示の一部更新を行っております。  次のページにまいります。  (5)情報発信については、はっち1階の放送スタジオから、毎週月曜日から金曜日にかけて、はっちや中心街、市等のさまざまな情報を発信しているほか、メーリングリスト、情報紙はちみつホームページ、新聞、テレビ等での情報提供に努めるとともに、フロアガイドによるはっちツアーも実施しております。  次に、4番、平成24年度予定の主な自主事業につきまして御説明申し上げます。  来年度におきましても、まちがもっと輝くために、地域資源を大事に思いながら、市民とともに、新たな魅力を生み出していくことを目指し、基本方針である中心市街地賑わい創出文化芸術活動の振興、ものづくりを通した新しい価値の創造、八戸魅力発信、観光を通した地域活性化に基づきまして、各種事業を実施していきたいと考えております。  なお、事業への取り組みに当たりましては、はっちの中だけにとどまらず、まちなかに回遊が生まれるよう中心街関係者等との連携を密にして取り組んでまいります。  (1)中心市街地賑わい創出では、今年度の取り組みのさらなる充実に努めるとともに、新たな取り組みといたしまして、市内の大学や高等専門学校との連携をして、まちなか活性化事業といたしまして、シアターやはっちひろば成果発表等に使っていただくほか、レジデンスを活用した芸術、建築系の大学のサマーセミナーの誘致を予定しております。  (2)文化芸術活動の振興では、アーティスト・イン・レジデンス事業では、八戸伝統文化である騎馬打球とロボコンを融合させまして、プロジェクトを通して、多くの市民コミュニティ形成を図ることを目的に、kosuge1−16―これは二人の方のアートユニットでございますが、そのアーティストの招聘を予定しているほか、平成25年度に向けまして、まちなかにあるレジデンスの特徴を生かし、全国のアーティストへ呼びかけをしていきたいと考えております。  また、アートイベント等を企画、実施できる人材育成のため、アートプロデュース講座を長期間で開催するほか、演劇の盛んな町八戸の再興を目指しまして、公募による選考になりますが、市民団体の発表の場としてシアターを無償で提供することも考えております。  (3)ものづくりの振興では、はっちへ入居しているものづくりスタジオの作家への支援として、情報発信市民ワークショップを企画するほか、第2回はっち市を今年度と同様に、新年度では3日間、金土日と予定しておりますが、11月に開催したいと考えております。  (4)の観光振興フィールドミュージアム八戸の推進といたしましては、八戸の推進と、(5)の情報発信につきましては、今年度のさらなる内容の充実に努めるほか、平成24年度の事業のアーカイブとして、新たに展示や冊子の作成を予定しております。  以上で説明を終わります。 ○古舘 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆石橋 委員 非常に来館者も多いということで、予算特別委員会のところでもお話をある程度しましたが、ちょっと聞きたいのは、これで1年間やって、非常に多くの方々に来ていただいたことは、本当に皆さんの御努力があったものだと思っています。本当にその点は、敬意を表したいと思っておりますけれども、その中にあって、非常にたくさんのイベント自主事業をやられたということはあるけれども、ただ、その中で、はっちというものに対して、市民が、あの建物はこういうものだよねという共通認識といったらいいか、今後ともそこを中心にして、どういうふうに育てていくかという部分での考え方というか、一致したその利用の仕方というか、はっちに期待するものというのをどういう感じでとらえていくかというかということは、非常に大事になるのではないかなと。事業はやって、人はその都度その都度興味あるものに対して来るということはわかるけれども、でもそこに何か柱になるというか、今後とも育てていくためのはっちというものに対しての置きどころというか、背骨になるものをある程度はつくっていかなければならない。それは確かにフィールドミュージアム的な部分のセンター施設でもあるけれども、またその自主事業もそういう部分でのあり方も非常に大事になるのかなと思っているんですけれど、そういうことではこの2年目に入るに当たっての、そういうことに対する、特に八戸市民に対して、どういうところ今の一年間を振り返ったときに見て、市民に対して強くまた訴えていかなければならないのかな、また自主事業でやっていかなければならないのかなというのは、今のこの事業計画の中でもありますけれども、どこかにその点があれば、ちょっとお知らせいただきたいと思います。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 まず、はっちは市民皆さんの、市民力で築き上げていく施設ということを目指しておりますが、その市民の方に、まだはっちがどういうふうな施設か、どういうふうなことをやっているかという御認識がない方もいらっしゃると思います。そこで、本日も配らせていただきましたが、この季刊誌はちみつでございますが、その内容につきましては、ただ単にイベントの紹介だけではなく、はっちの展示の内容とか、どんどん貸し館でも御利用いただきたいと思いますので、その貸し館の制度、そういうふうなものをしっかりとお伝えしていくようにしております。これは年4回の発行を予定しておりまして、今お配りさせていただきましたvol.7の内容につきましては、この季刊紙だけですが全戸配布させていただいております。皆様にやはりはっちの、本当に皆様に支えていただいて、無事1年を迎えることができましたので、その内容をぜひ市民の方にお伝えしたいということで、全戸配布に努めております。  あとは、今後の取り組みというか、先ほど情報発信のところでお伝えさせていただきましたが、さまざまな広報媒体を使いながら、丁寧に、企画を早目にしまして、はっちの自主事業だけではなく、それ以外でも貸し館でもいい事業もございますので、その内容をお伝えしていく、また館内の展示内容とか、そういうようなものもしっかりとお伝えしていきたいと思います。  それから、先ほども御説明させていただきましたが、やはりはっちから出ていって、いろいろな学校とか、市民団体の方とか、そういうような方たちにまずはっちがどういうふうな建物なのか、また、どういう方向性を持って取り組んできたかというところをしっかりとお伝えするように、やはりセールスしていかなければならないと思っておりますので、1年目はまだそこまではできなかったんですが、2年目につきましては、いろいろな利用の仕方、それから事業内容を1年間通して―逆に市民の皆様からいろいろな御提案をいただいた内容もございます。はっち全館使っての華道展とか、それから幼稚園の周年記念事業とか、また、はっち全館を森に見立てた事業とか、いろいろな提案をしていただいておりますので、そういうふうな内容も御紹介しながら、多くの皆様に本当に来ていただけるように、また、フロアガイド制度もございますので、市民ボランティア方たちから、来ていただいた方たちには丁寧に館内を案内していただく。それを研修等も踏まえながら、しっかりとした対応に努めていきたいと思います。  以上です。 ◆石橋 委員 あとは意見1件だけで。  非常にその2年目に当たって、いろいろな部分でのまたそういうような1年間やった中での要望があって、今みたいな花で飾ってみたりとか、いろいろな形があると思うんです。それは市民の本当に市に対して、やはりあそこだったらそういうものがつくれて、また発信ができるという期待もあると思います。  ただ、その中で、人それぞれのこの発信は大事なんだけれども、でも八戸のこのはっちというものは何なのかということが、何でもあるけれども、何にもないというようなことになってしまうと、それもちょっと残念なことで、非常にそういうことになっても、やはりちゃんとしたことをつくっていかなければならないなという思いがあります。それはやはり、私が思うのは、地域のプレミアム感、要するに地域で持っているんだけれども、ほかには見せたくない、本当は八戸にはこんなにあるんだよということを、でも東京とか、ほかの人はやっぱり八戸に来て見てみたいなと思わせる仕組みといったらいいか。あるものは本当はあるんです。だから、コナモンなんか、非常にそういうような部分では、JRに乗ったときの冊子なんかにも粉もの、ああいうものを取り上げていて、その中ではっちがある。そうなると、ああ、あそこでも、はっちにもあるんだなということで、プレミアム感が生まれた中で行きたくなるような感じのする仕組みづくりだったり、そういうことなので、できれば、本当は八戸にあるものの仕組みづくりのプレミアム感を、逆に見せたくないなと囲っておきながら、自分の八戸市民がどういうふうに盛り上げていくか、やっぱりうちらの宝だよなというふうな思いがどこにあるのかを酌んだ中で、はっちからまたつなげていってほしいなという思いがあります。  というのは、先日うちの会派の方々とちょっと松山のほう、東温市というところに行って、途中時間があったので、坂の上の雲のミュージアムのほうにも、短時間ですけれども寄りました。あそこでもやはり、町をどういうふうにデザインしていくかというので、テレビというので、見せているわけです。ここはセンターでやっぱりあるものはあるし、それを生かしておいて、松山はこういう町ですから、そういうふうにつくっていきたいということをあそこで発信しているし、じゃあはっちでそこをどういうふうに発信しているかというと、そこがわかりにくいところもあると思うんです。何でも受け入れようという体制もあるけれども、じゃあ何でその八戸をつなげていくかという感じが、確かにそれは小さいブースではあるけれども、それを市民が見たときにつなげていけるものとしては、ちょっとそこら辺が足りないのかなということでは、もう少しそこら辺を入れながら、市民に愛されて、つくり上げていくはっちであってほしいなということをちょっと1点御要望します。
     あと、大学生とちょっと話をしたときがあって、そうしたら、ああいうところでちょっと市民の方々も講義に来てもらってもいいんじゃないかと。要するに、ああいう場所で、まちなかで、うちらの難しくない講義でもあれば、立派な先生もいるんですよと。そういうような先生でも、話を市民の方が聞いてもわかりやすい先生もいるので、ああいう場所でちょっとした講義を、その授業の一環をやっているのを市民の方にちょっと聞いてもらって、大学までといえばちょっと大変なので、そういうようなことで、ちょっと聞いてもらうこともいいんじゃないですかという話もあったので、これはちょっとどうかわかりませんけれども、はっちの利用の中でもそれだけ、今大学とか、ほかの連携もあるということでは、そういう形での聞いたりとか、参加する場面もまたあるでしょうから、ぜひはっちは八戸なりのつくり上げていく拠点であってほしいなということを御要望申し上げて終りたいと思います。 ○古舘 委員長 ほかにありませんか。 ◆高橋 委員 i8noheについてちょっとお伺いしたいんですけれども、1カ月しかまだたっていないんですけれども、ダウンロードの数とAndroidに対応する可能性をお伺いしたいんですけれども。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 i8noheにつきましては、自治体でつくっている例は少ないということなんですが、まず、ダウンロードの数ですが、ついこの間ですが、3月11日現在で1222件となっております。  あと、Androidへの対応なんですが、そちらの対応はできません。iPhoneとかiPadとか、そちらのほうとの対応はできるんですが、Androidの対応につきましては……。(「可能性です、今後の」の声あり)今後の可能性につきましては、もちろん何百万円というような費用をかけていけばできるんですが、今つくった段階では、管理上の経費は見ているんですけれども、新たな部分でのAndroidへの対応ということにつきましては、状況を見ながら、今後の推移を見ながら、検討していく、研究していくことになると思います。  以上でございます。 ◆高橋 委員 八戸のだれをターゲットにしているかというのもあると思うんですけれども、もちろん費用もかかりますし、その費用対効果を考えなければいけないと思うんですけれども、八戸の人をターゲットにした場合、多分ソフトバンクとかよりもドコモのほうが利用者が多いのかなと思うと、そうするとiPhoneをターゲットにした経緯というのはどうなるのかをちょっとお伺いしたいんですが。Androidではなくて、iPhoneをターゲットにした経緯をお願いします。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 iPhone、iPad等について、今は確かにAndroidのほうがシェアが広くなってきておりますが、当初の予算要求の段階で考えていたときは、iPhoneとか、iPadのほうのシェアを見て、また、参考とした県の観光連盟等でもそちらに対応した内容でやっていらっしゃったということもあって、うちのほうではiPhone対応の内容で考えておりました。ただ、委員御指摘のとおり、今Androidのシェアがどんどんふえてきているのはわかっておりますので、今後の対応としては今始まったばかりなものですから、そこの対応については、やはり新たな経費がかかるというところも関係者のほうからは伺っておりますので、その辺の対応につきましても、先ほど申し上げましたが、いろいろ情報を集めながら、研究させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆高橋 委員 非常にコストがかかります。先を読まなければいけないということで非常に難しいと思うんですけれども、もし八戸をターゲットにしているならば、そのシェアの部分とか、もしくは県外をターゲットにしているのであれば、ソフトバンクをという流れもあると思います。先を読むのは本当に難しいと思うんですけれども、なるべくいろいろな人がダウンロードして、八戸を知っていただきたいと思いますし、i8noheが広まっていけばいいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ○古舘 委員長 ほかにありませんか。 ◆高山 委員 1番の入館者状況等も見ながらですけれども、高齢者というか、年配の方々の比率なんていうのはわかりますか。概観でいいです。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 御高齢の皆様の入館者状況というのは、数字的にとらえることは難しいですが、朝とか、日中、夕方、夜というふうに分けますと、朝から、9時開館でございますが、9時から12時、1時ぐらいまではかなりお年を召した60歳から七、八十歳ぐらいの方たちの御入館は多いです。例えば病院に行かれる前にはっちに寄るとか、もしくは朝早く病院に行った方がはっちへ寄ってから帰られるとかです。あとは本当に憩う空間としての会所場づくりがはっちの一つのコンセプトにもございますが、そういうようなところをまた有効に御利用いただいて、お互いに話し合ったり、一人でゆっくり本を読んだりとか、いろいろな方がありますが、やはり日中は御高齢の方たちが多いなと思っていました。あとは特徴としましては、午後3時以降、学生さんがやはり夜9時まで勉強している。これもまたはっちならではの特色となっております。そういうような中で、いろいろ御高齢の方も多いものですから、いろいろなはっちへの御意見につきましても、1階のインフォメーションのわきのところにも意見箱を設置しておりますし、あとはフロアガイドとか、インフォメーションでの御意見いただいた内容、そういうようなものを毎日のように事務室のほうでは確認しておるんですが、そういうような中を見ますと、やはり60歳以上の方からの御意見が多くございます。 ◆高山 委員 そこで、はっち全体というのは、市民の一つの憩いの場所であり、また観光や、いろいろなたくさんの方々が来られるという視点からとらえると、どうもこういう一つのパンフレットにしても、何にしても、非常に片仮名文字とか、あるいはローマ字が非常に多いということも―実際的に目線、視線は、それはもちろん若者をターゲットとするというところもあると思います。将来若者たちがだんだん年をとっていくこともあるんですけれども、やはりいろいろなイベントにするにしても、もうちょっと何かしら年寄りにも優しいというか、そういうようなあり方も少し考えてみたらどうかなというふうに思うんです。はっちがオープンして、昨年の2月11日からずっと今までの目線が、どうもターゲットが、そっちの方向に向かっているのはわかるんです。いいんです、それでいいんです。それもそれとして、付随的なというか、一緒に抱き込んだような形、あるいは年寄りと若者たちのコラボというか、コミュニケーションを図るとか、いろいろな、あるいは子どもと大人、あるいは子どもと年寄りとか、いろいろなたくさんの人間の視線、目線、そういう立場でのトータル的なものということも必要じゃないかなというふうに思います。  以上です。何かあったら。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  確かに委員おっしゃるとおりで、自分も実は最近視力が落ちてきたのもありまして、細かい字が見にくいということがありますし、あとは予算特別委員会でも御意見をいただきましたが、いろいろな身体的なサポートの必要な皆様とか、いろいろな方たちに御利用いただける、それが本当のはっちの目指すところでありますので、文字も工夫して大きめにするとか、それから館内を歩く際のいろいろな配慮についても十分皆様の御意見を伺いながら対応していきたいと思います。決して本当にこちらで用意したものをそのまま押しつけるのではなく、いろいろな方たちの御意見を伺いまして、また、高山委員のほうからもお話しいただきましたので、そんなところを―今ちょっと考えているのは、子どもさんには例えば子ども向けの、館内案内の簡単な、わかりやすいガイドのパンフレットをつくる予定でおりますし、それ以外も皆様に読みやすい、わかりやすいパンフレットを用意するようなことを今やっておりまして、少しずつですが、いろいろなところに目配りをしながら、また皆さんからの御意見をしっかりと受けとめまして、対応に努めていきたいと思いますので、今後ともいろいろお気づきの点ございましたら御指導をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆高山 委員 それで、ずっとたまに夜はっちの中に寄っていくと、高校生たちが非常に多くで、みんな勉強したりしている。とってもいいなと思っているんです。ある父兄の方が言っていましたが、ここに子どもたちがいると、防犯というような意識で、親としてもはっちでみんな勉強しているなと思うと安心しているという評価もあるんです。あそこで高校生たちがいろいろな座るところで、みんな行儀よく整然としているものですから、ああとびっくりするんです。だから、ああいうところもちゃんとそれこそ優しい目線で、多分館長さん、それから職員の人たちはちゃんとその辺のことも考えながらやっていると思いますけれども、そういった反面、今度は逆に、「高校生たちがいっぱいいるから、おれたち行けないや」と、こういうのもあるんです。この辺が非常に難しいところです。  ですから、ある意味では、例えばはっちで何もないときには、1階のところの、あそこのずっと吹き抜けのところにいて、みんなで勉強しているんです。そうすると、年寄りたちが来て、そこに入っていけないんです。だから、その辺のこともいろいろな面で、こういうときははっちはいろいろな目線がすごく大切だなと思っています。この目線を、勉強するときにはこっちでしてねとか、そういうようないろいろなところも多分配慮した上でやっているのかもしれませんけれども、そのところはちょっと何かあったら教えてください。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 委員御指摘の件は、実は事務方、事務局のほうでも当然その御意見をいただいておりました。最近になりますが、実は高校生の皆さんには、夜なんかは遅いこともあるので、私たち職員も目の届くようなところというのも含めまして、4階、5階で勉強していただくように小さい案内板を各テーブルに置きまして、そういう誘導に努めております。あとは、イベント等でたくさんの方がおいでいただく際は、職員も見回りしながら、1階とか、2階、特に食のものづくりスタジオのところとか、1階のテーブルなんかが足りないような場合がありますので、そういうふうなところで教科書とか、参考書を広げているような学生さんには、すみませんが、4階か5階のほうで勉強してくださいというふうなことを御案内しています。  また、そこであふれるような方もございますので、そのときは図書館なんかと同じで、ある程度のスペース、また席数によって、それが足りないような場合は時間を工夫していただくとか、そこは御利用いただいた学生さんたちの中で、お話しいただくようにしていますが、今現在は4階、5階のほうで勉強していただくような、そんな御案内の仕方を、表示なども含めてさせていただいています。  以上でございます。 ○古舘 委員長 ほかにありませんか。 ◆夏坂 委員 来館者のお話しが続いていますけれども、年齢層とかの集計をとるのは難しいと思いますけれども、例えば学校単位といいますか、要は授業の一環ではっちで八戸の歴史とかを勉強させる意味で学校単位で見に来られる団体といいますか、学校ごと、そういうふうな集計はされて、わかりますか。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 ちょっと資料を今持ってこなかったんですが、集計は後ほど出させていただきますが、状況としますと、市内の小学校の皆さん、結構5年生ぐらいの皆さんの見学が多くて、多いときは50人とか、バス2台でとか、そんな形でおいでいただいて、そういうような方たちにつきましては、最初に市のほうでごあいさつをさせていただきまして、あとはフロアガイド方たちが2組に分かれてとか、そういうような形で御案内はさせていただいております。  また、市外からも十和田とか、三戸郡の小学校の方たち、そちらからの視察もございます。あとは、幼稚園でもたまに来てくださる方もございますが、そこは話す内容をわかりやすく努めながら、御案内させていただいています。まだまだそれでもやっぱりすべての市内の小学校、また中学校の学生の皆さん、児童の皆さんにはぜひおいでいただきたいと思っておりますので、しっかりとそこは各学校へのPRをしながら、毎年全部の小学校の皆さんとか中学校の皆さんとかがおいでいただけるような、PRに努めていきたいと思いますし、またおいでいただいた際には、しっかり対応していきたいと思います。よろしくお願いします。 ○古舘 委員長 ほかにありませんか。 ◆八嶋 委員 豊川副館長、まず時間もないから簡単に、全国の各市議会からの視察はどれぐらいありますか。アバウトでいいです。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 各市議会の皆様というところは、すみません、細かいところは持ち合わせていないんですが、ただ、昨年の5月からことしの2月までで、先ほどの学校とか市議会の皆様とか、いろいろな関係団体の皆様から正式に申込書をいただいたのは78件で、人数にしますと2298人の方に対応しております。ただ、そのほかにもいろいろな企画のほうだったり、産業のほうだったり、いろいろな教育分野だったりで、お客様が八戸市のほうに御視察されて、またもちろんこちらの議会を通して御視察される皆様もございますが、急遽はっちの案内をしてくれというのは、これに匹敵するぐらいの数がございます。その辺はちょっと済みませんが、とらえていないんですが、正式に申し込みをいただいた件数でも昨年の5月からことしの2月で78件ございました。  以上でございます。 ○古舘 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古舘 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は終了いたしました。  この際、その他で何かありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○古舘 委員長 ないようですので、以上で都市基盤整備推進特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時49分 閉会...