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平成24年 3月 予算特別委員会−03月15日-04号

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    平成24年 3月 予算特別委員会−03月15日-04号


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    平成24年 3月 予算特別委員会−03月15日-04号平成24年 3月 予算特別委員会 予算特別委員会記録(第4日目)  ────────────────────        平成24年3月15日(木)  ──────────────────── 出席委員(33名)   委員長        豊 田 美 好 君   副委員長       古 舘 傳之助 君   委員         高 山 元 延 君   〃          伊 藤 一 喜 君   〃          工 藤 悠 平 君   〃          藤 川 優 里 君   〃          高 橋 一 馬 君   〃          西 村 吉 晴 君   〃          夏 坂   修 君   〃          田 端 文 明 君   〃          冷 水   保 君   〃          三 浦 博 司 君   〃          田 中   満 君
      〃          小屋敷   孝 君   〃          森 園 秀 一 君   〃          島 脇 一 男 君   〃          壬 生 八十博 君   〃          三 浦 隆 宏 君   〃          大 島 一 男 君   〃          坂 本 眞 将 君   〃          松 田   勝 君   〃          下 田 保 夫 君   〃          石 橋 充 志 君   〃          立 花 敬 之 君   〃          吉 田 淳 一 君   〃          松 橋   知 君   〃          前 澤 時 廣 君   〃          伊 藤 圓 子 君   〃          田名部 和 義 君   〃          五 戸 定 博 君   〃          山 口 広 道 君   〃          大 館 恒 夫 君   〃          坂 本 美 洋 君  ──────────────────── 欠席委員(1名)   委員         吉 田 博 司 君  ──────────────────── 説明のため出席した理事者   教育長        松 山 隆 豊 君   南郷区役所長     池 本 伸 也 君   総合政策部長     大 坪 秀 一 君   まちづくり文化観光部長              大 岡 長 治 君   財政部長       高 島   司 君   防災安全部長     白 川 文 男 君   農林水産部長     工 藤 良 弘 君   福祉部長兼福祉事務所長              工 藤   哲 君   市民健康部長     松 浦 伸 一 君   環境部長       荒屋敷 秀 俊 君   建設部長       岩 藤 寿 通 君   都市整備部長     妻 神 敬 悦 君   教育部長       芝   俊 光 君   総務部理事      嶋 津   明 君   市民生活課長     柴 田 義 弘 君   総合政策部次長兼政策推進課長              千 葉 憲 志 君   まちづくり文化観光部次長まちづくり文化推進室長              古 舘 光 治 君   八戸ポータルミュージアム館長 風 張 知 子 君   まちづくり文化推進室副室長              松 橋 剛 義 君   美術館副館長     山 田 泰 子 君   八戸ポータルミュージアム副館長              豊 川 寛 一 君   防災危機管理課長   田 澤   修 君   財政部次長兼財政課長 石 田 慎一郎 君   財政部次長兼資産税課長              佐 藤 浩 志 君   中央卸売市場長    元 沢 達 男 君   水産事務所長     石 塚 勝 栄 君   中央卸売市場次長   畑 崎   茂 君   水産振興課長     磯 嶋 美 徳 君   高齢福祉課長     梅 内 洋 子 君   地域包括支援センター所長 長谷川 恭 子 君   市民健康部次長兼市民課長              佐 京 孝 則 君   市民健康部次長兼国保年金課長              鬼 柳   裕 君   市民課参事      紫 葉 洋 子 君   健康増進課長     木 村 亮 子 君   国保年金課参事    小笠原 美枝子 君   介護保険課長     日 山 克 之 君   スポーツ健康課長   高 橋 信 幸 君   下水道事務所長    長谷川 睦 雄 君   下水道事務所副所長兼下水道建設課長              風 穴 秀 幸 君   下水道施設課長    山 田 良 一 君   建設部次長      赤 石 和 夫 君   建設部副理事兼港湾河川課長              小 岩 利 弘 君   道路建設課長     松 川 茂 則 君   道路建設課参事    佐々木 隆 二 君   道路維持課長     吉 田 孝 男 君   建築住宅課長     吹 越   誠 君   都市整備部次長    石 黒 一 之 君   都市整備部次長兼区画整理課長              石 橋 純 二 君   都市政策課長     後 村   勉 君   駅西区画整理事業所長 長 根 岩 夫 君   駅西区画整理事業所副所長              工 藤 康 造 君   公園緑地課長     程 熊 義 信 君   教育部次長兼教育総務課長              工 藤   朗 君   是川縄文館長     小 林 和 彦 君   学校教育課長     高 野 康 一 君   教育指導課長     四 戸 康 雄 君   社会教育課長     船 田 泰 寛 君
      是川縄文館副館長   竹 洞 一 則 君   博物館副館長     澤 田 多嘉男 君   総務部副理事     小 向 洋 一 君   〃          細 越 敬一郎 君   総務部参事      田 中 正 二 君   〃          横 沢 悦 雄 君   〃          深 沢 栄 悦 君   〃          竹 原 秀 明 君  ──────────────────── 職務のため出席した職員   事務局長       宮 崎 光 弥 君   次長兼議事課長    佐 藤   卓 君   副参事(議事グループリーダー)              秋 山 直 仁 君   主査         和 田   智 君   〃          細谷地 幸 夫 君   主事         毛 利 誠 司 君   ────────────────────         午前10時00分 開議 ○豊田 委員長 これより昨日に引き続き予算特別委員会を開きます。  第8款土木費の質疑を続行いたします。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆三浦〔隆〕 委員 おはようございます。きのうと同じような内容になったので、本当はきのうやりたかったのですけれども、通告しておりましたので、8款2項道路維持費についてお聞きします。  道路維持費について2点ですけれども、1点目は除雪についてです。  今冬は雪が少ないと思っていたのが、思わずこのような大雪になりました。ちょっと除雪についてお聞きしたいのですけれども、除雪の仕方はどのように決めておられるのか、簡単にお知らせいただきたいと思います。 ◎吉田 道路維持課長 お答えいたします。  除雪の出動基準でございますけれども、降雪状況を見まして、気象情報等を勘案しながら、積雪がおおむね10センチで出動いたします。また、中心市街地の幹線道路につきましては積雪おおむね5センチで出動しております。また、バス路線を含めまして幹線道路を優先的に行いまして、その後枝線とか生活道路のほうに入ってきております。  以上でございます。 ◆三浦〔隆〕 委員 道路というと、車道と歩道があるわけです。車道は除雪には入っておりますけれども、歩道についてはどのように考えておられるのですか。 ◎吉田 道路維持課長 歩道の除雪につきましては人手とか非常に手間がかかるので、現在は、基本的には歩道の除雪は行っておりません。例えば、福祉施設の場所だとか、あるいはバス停とかにつきましては、必要性もあると感じておりますので、今後、ある程度は検討していかなければならないのかと考えております。  以上でございます。 ◆三浦〔隆〕 委員 本当に車道のほうは、車の通行に支障があるということで一番にやるのでしょうけれども、ここ二、三日見ても、歩道を歩くのに皆さん苦労しておりまして、歩道を歩けないので車道を歩くということで、本当に車と歩行者が危険な状況になっております。国道については、歩道部分のほうも除雪が入っておりますので、何とか歩道についても、かなりの量があると思いますけれども、その辺もある程度調査しながら、基準を決めて対応するような形を考えていただきたいという要望をいたしたいと思います。  南郷区のほうで、元沢前市会議員がボランティアで自分のエリアのそばの歩道を雪が降ると除雪していたというお話も聞いておりましたので、そういうふうな町内会とも連携をとりながら、ボランティアでも対応できるところは対応しながら、市民の安全のためにも、ぜひその辺の歩道の除雪についても検討いただくように御要望申し上げます。  あともう1点は、きのうも夏坂委員からもお話がありましたけれども、道路の穴とか盛り上がりとか、そういうふうな亀裂によっての支障の問題です。本当にことしは異常気象というか、寒さが激しくて、浸透度も50センチ以上ということで、かなり凍結が激しいので隆起したり何かして、この影響がこれから春先になって落ちついてくるとますます出てくると思います。春先になったら穴埋めとか対応していくという話を、きのうの答弁を聞いておりましたけれども、ぜひひとつきちっとした対応をしていただくようにお願いいたします。  ことしは青森とか弘前のほうは大雪で、除雪費の上乗せをして予算をとっておりました。きのう五戸委員からもお話がありましたけれども、ことしは特別だということで、春先になったら、道路の点検部隊を早期に組織しながら、特別予算を組んでいただいて、ぜひ安全な道を確保するように御努力をお願いいたしたいと思います。これは予算が絡むので、通常予算でなくて、本当に特別に高島部長に予算配分をしていただいて、現場で苦労している方々にお金の心配をさせないで、安心して対応していただくように、高島部長から一言いただいて、要望したいと思います。よろしくお願いします。 ◎高島 財政部長 ことしは非常に寒かったので、道路が特別に傷んでいるということでございます。特別ということはあるのでしょうけれども、例年必要な経費でありますので、必要に応じて、特に除雪経費に関しては、3月補正予算までで計上したもので足りなければ、その後予備費を使わせていただいたり、専決処分で予算を増額したりして対応するようにしております。さらに、春先の道路を直さなければならない予算、それも債務負担行為を設定して、早く手をつけられるようにやっておりますので、まず状況を見ながら考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆三浦〔隆〕 委員 ことしは通常と違って、今走ってもあっちこっち穴があいたり何だりひどい状況になっていますので、ぜひひとつ安全な走行のためにも、高島部長からの御配慮をいただいて、頑張っていただきたいと思います。  以上、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質問ありませんでしょうか。 ◆石橋 委員 通告してあります1点、ポータルミュージアム費についてお伺いをしたいと思います。  ポータルミュージアムは、きのうも話がありましたけれども、当初見込み65万人から88万人と、来館者数は非常にすばらしいということで、皆さんからお褒めの言葉も出ております。市の職員も後ろを見ないで、ただただ前に一生懸命走った感があるのではないのかなと。本当にその部分は、御苦労に対しては敬意を表したいと思っています。  その結果として、その分来たし、皆さんからの評価もあると思っています。本当に今度の2年目がどうなるのかということにかかっているものだとは思っています。ぜひその効果が続くようであってほしいと思いながら、何点か確認をさせていただきたいと思います。  まず、光熱費及びその他維持管理の部分、今年度もとりあえずどの分予定されているのか、その点をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  予算説明書の121ページにもございますけれども、光熱水費につきましては3400万円ほどを見ております。また、そのほかに維持管理経費として、いろいろな需用費、また委託料等ございますが、インフォメーション業務、それらも含めまして1億1700万円ほどになっております。  以上でございます。 ◆石橋 委員 わかりました。できるだけ効果があってほしいと思っています。フィールドミュージアムという形で、できるだけセンター施設的な機能を踏まえながら、本当にここの中心から各地域との連携もしてほしいし、特に市の部分で持っているのは、貸し館事業とものづくり的な部分でのそういうふうな、イベントスペースと貸し館事業というのがメーンの部分に置いているようです。できるだけ本当は周りとの関係の中での連携という部分で継続的に八戸を発信していってほしいとは思っています。  その中で、今のそういう形で、今回は88万人という方々がお見えになっておりますけれども、イベントがあれば、たくさんの方々は来るかと思うのです。ただ、私の周りの方々では、ちょっと心配するのは、その後2回目と足を運ぶことが、イベントがあれば行くのですが、イベントがなければ、なかなか行かない場所だという感じもないわけでなくて、その点を少し心配しているところがあります。そういうことでは、今のところ、そういうふうなイベント等がなければ、平常時といったら変ですけれども、そのときの入館的な来客といいますか、そういう方々の推移というのはどのぐらいになっているかわかる数字とかあれば、ちょっとお知らせいただけませんか。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  確かに石橋委員おっしゃるとおりで、イベント等、また土日の入館者はかなりの入館者がございます。ただ、平日につきましては、特にこういうふうな気候の場合は、2000人を割るような状況の日もございます。  努力としましては、今、学校関係の見学、それから視察もいろいろふえておりまして、そういうふうな対応をしっかりしていく。事前の広報、それから参考までに申し上げますと、福祉的な身体的なサポートの必要な方、そういうふうな方々も最近多くおいでいただけるようになっておりますので、各方面、団体等に、また学校関係にも働きかけながら、平日の逆にすいているときに、大勢の方たちにしっかりと説明をして対応していくと。  それから展示につきましても、細かいところですけれども、例えばお祭りの映像のところが2階にございますが、そういうふうな内容を新たなお祭りの内容に変えていくとか、そういうふうなところを市民の作家の方たちからも御協力いただきながら、展示の模様がえをしていく。それから、市民作家の方たちにいろいろな展示についての御協力をいただいているのですが、そういうふうな方たちのトークショーとか、あとは新聞等にも報道されておりますが、そういうふうな広報媒体も活用しながら、はっちの魅力、また八戸の魅力、フィールドミュージアムとしての役割もございますので、そういうふうなところもしっかりとお伝えしながら、市民またはおいでいただくいろいろな方たちに八戸の魅力を伝えていきたいと思っております。  以上でございます。 ◆石橋 委員 わかりました。できるだけリピーターがふやせるような形での取り組み、市民がどういう形でもう一度来たくなるのかという仕組みづくりも、イベントかあれば、当然その部分に向かっていくわけですけれども、では、平常時にもはっちに行きたくなるという部分での市民感覚的にどういうことが要求されているのか。それに当たる部分で何をやればいいのかということも、そういう方々等の意見を聞きながら、リピーターをふやしていく。常にはっちというのは新しいものがあるけれども、またちょっと形が変わったり、改めてもう1回見直しておきたいとなるような形での――特にまた、1階であれば、2階以上の上のほうにまた上がりたくなる。そこら辺もちょっと問題で、聞くと、なかなか上のほうまでは行く機会がないのだと言う方もあります。できるだけ上にも誘っていけるように、そういうふうな仕組みづくり、リピーターとともに、上層のほうにも運んでいって、トータルではっちを楽しめるような仕組みづくり、平常時からもそういう形での仕組みづくりを、ここはちょっと要望しておきたいと思います。  あと1点聞きたいのは、まちなかでは新しい開発といいますか、中心市街地的な部分での新しいビルを入れた動きが出てきております。その中で、はっちというのも、社会資本を中心街に引き戻すという意味での一端も多少あったのではないかということはあると思うのです。もしかすれば、そういう新しいビルの再開発的な部分が、それと連動したかどうかはちょっとわからないのですけれども、中心市街地の方々との、今までのはっちができた後の部分でも、何かしらそういう意味での連携されている取り組み等何かありますか。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 まず、イベントとかいろいろな動きにつきましては、中心街の皆様と中心商店街連絡協議会がございまして、そちらのほうにまちづくり文化観光部としまして、はっちも一員として参加させていただいております。その中では、いろいろなイベントだけに限らず、まちの動き、そういうふうな取り組み等についてもお話し合いがございますので、そういうところでのはっちのほうの取り組みも、皆様からアドバイスいただきながら協議を重ねております。  そのほかに個別事案とかある場合は、例えばはっちの実施事業で八戸のうわさという事業がございます。各商店をはっちの職員が、私も十数店歩かせていただきましたが、全部で200店を超えるようなお店の方々に直接歩いてお話を伺いながら、それを回数を重ねまして、そういうふうな中で、いろいろな個別のお話も伺いながら、事業運営に努めておりますので、そういうふうな細かいところ、それから全体的なところは八戸中心商店街連絡協議会、そういうところとの話し合い、協議をしっかりとして、今後、はっちとしての役割を果たせるように努めていきたいと思います。  以上でございます。 ◆石橋 委員 わかりました。あとは意見だけで。  中心街に本当に今そういう形での活性化ということで、特に今まで行った方々、中心街で頑張ってきた方々が、はっちとともに連携をしながら、相乗効果的な部分で、またその部分を使っていただければ、これだけ人が来たわけです。そこを生かした中で、地域の商業的な部分でのベースも考えてほしいし、人もこれだけ――借り上げ住宅もつくったわけですから、それに関係する身内の方々が来ては、まちの中でちょっと回遊してから、また帰っていくという状態も期待した中で、そういうふうな部分もあるでしょうから、その中での中心ははっちですよね。ぜひはっちをそういうふうな部分で多目的に生かしていける、また、まちの方々も、それをどうすればもっと自分たちのメリット、またはっちも生かせるかということを連動しながらやれるような関係づくりに努めて頑張っていただくことを要望して、終わりたいと思います。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 石橋委員の質疑についての関連質疑を認めます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 今、石橋委員からさまざま御意見、そして御要望がありましたけれども、大分重なっております。  そこで、もうちょっと具体的に各階の入場者数がわかりましたら教えてください。  それからあと、さまざまなテナントが入居されておりますけれども、新年度撤退する、あるいは新規のと、そんな動きがあれば、その辺をお知らせください。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  はっちは地上5階建てになっておりますが、1階から5階それぞれのフロアの入館者につきましては、済みませんが、システム上把握できておりません。ただ、先ほどの石橋委員、また伊藤圓子委員のお感じになっているところは、2階以降、3階、4階、5階と上がっていくに従って、来館されている方の数が少ないのではという感じだと思いますので、そこにつきましては、今、1階の正面と、あとさくら野寄りのほうから入る入り口のところには、各階の表示、それからショップ、ものづくりスタジオなど、入館者の内容は表示しております。さらに今検討しているのが、エスカレーターの上り口、またおり口のところにも、そういうふうなものづくりの方とかのどういうふうなお店がありますよという紹介の仕方、誘導の仕方を今検討してございますので、2階以降につきましても、どんどん皆さんがまちを回遊するような形で、しっかりと上のほうの階までごらんいただけるような取り組みをしていきたいと思っております。  あと、新たな入居者の動きでございます。2月いっぱい、ものづくりスタジオ、これは食とクラフトとあるのですが、そういうふうな方たちの募集をいたしました。応募があった中で、新たな方を選考しまして、今細かいところを確認しておりまして、最終的な条件等が御了解いただければ正式に決定したいと思います。今の予定では、食のスタジオにつきましては、1店舗が新たに入るような予定になっています。それから、ものづくりスタジオ、4階のほうの場所でございますが、こちらは短期入所の方も含めて3店舗あく予定になっておりまして、そこにつきまして新たに3組の方が入る予定になってございます。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 確かに各階のきちんとした数を把握するシステムがないのはわかるのですけれども、おおよその検討をしますと、上に上がっていくほど少ないかと思っておりました。5階はレジデンスですので、一般市民はなかなか行くところではないにしても、4階と2階の間、そこのところをなるべく上がっていただけるような工夫、今いろいろ誘導策を考えていらっしゃるようですので、御期待申し上げたいと思います。  それから、レジデンスの事業ですけれども、昨年度はどういった事業内容で、何件ぐらいあって、どのような効果があったか、そしてまた、このレジデンスの運営に当たっての課題について伺います。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  まず、昨年度のレジデンスの使用につきましてですが、アーティストを招聘して、宿泊していろいろなアート活動をしていただく。八戸は、特ににぎわいづくりということでコミュニティアート、そういうふうな力を持った方たちにおいでいただいています。5月21日から実際にそういうふうなアーティストの方をお呼びしまして、あと今月も入っていらっしゃるのですが、今のところで19件の御利用をいただいております。宿泊の延べ利用者数にしますと313人となっております。  先ほども御紹介させていただきました八戸のうわさとか、八戸がデコレーショントラックの発祥地というところと、三社大祭、いろいろな地域の伝統文化にマッチングさせたようなアート活動とかダンス、いろいろな取り組みをして、中心街のにぎわい創出なりを図っておりました。そういう中では、その事業をやっている人は、いろいろ市民の方にも参画していただきながら、制作活動もできるのですが、それが終わった後の継続性というところにもう少し力を入れていかなければならないと思っていました。  今現在は、事業が終わった後の継続性を生むためには、年4回の予定をしておりますはちみつという情報季刊誌がございまして、先般、1周年のこともございまして全世帯に配らせていただきました。そういうふうな情報誌の中にそういうふうな事業の紹介をしていくということを1つ。今、地元紙でございますけれども、定期的にいろいろなイベント等の広告、そういうふうなのも出しておりますので、そういうふうなところで事前の周知、途中の経過なり、終わってからの記事を取り上げていただくような、そんな努力もしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 企画されたものに関しては、地元紙のきょうの催しというところ、あそこを見ていると、本当にはっち、はっち、はっちと続いていて、大変御利用度にも貢献していると思っているのです。  そこで今、レジデンスのことも、313人使用されているということでありました。先ほど御説明いただきました使い方もそうですけれども、では、そうはいっても、フルに稼働するというわけにはなかなかいかないだろうと。そういうところでのさまざまな利活用の方法もとられているかと思います。それ以外の利活用としてはどういった活用をされていますでしょうか。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  5階のレジデンスは5つ部屋がございまして、宿泊だけではなく、あいているときは、市民の方に広く使っていただくように貸し館も行っております。よく使われる内容としましては、踊りとか俳句とか、また小会議、そういうふうなのにも使われておりますし、今は、八戸に限らず、仙台とか東京のほうからの申し込みもあるのですが、企業での面接とか、あとは学習支援みたいな、そういうふうな内容にも使われております。  あと、レジデンス自体は、先ほどアーティストを招聘してのレジデンスは延べ313人の利用ということでしたが、全体でいきますと、そういうふうな貸し館も入れますと、稼働率は、これは1月末までの数字でございますけれども、65.8%になってございます。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 そうすると、この稼働率65.8%というのは、想定された見込みにはかなり近いものなのでしょうか。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 見込みとすれば、当然もっと高めていきたいと思っております。そのためにも、アーティストを招聘してのレジデンス事業、こういうふうな計画性をしっかりと立てまして、新年度につきましては、それらを柱に、あとはあいているところを有効に使うよう、どんどん市民の方にPRして、もっと稼働率を高めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 この建設に当たりまして、5階のレジデンスの部分についてはいろいろな御意見が出されたと思います。恐らくあの宿泊の部分というのも縮小されて、できるだけそういう宿泊を絡まない活動にも使っていただけるようなという設計になっていたかと思うのです。したがいまして、いろいろな使い方も結構ですけれども、従来のレジデンスのこれを残したわけですので、この部分での活用をもっと高めていただけるように、また、アーティストを招聘するというのにはまたお金がかかるわけですが、いろいろな効果を高めていくのであれば、もっと活発にやっていただくように期待したいと思います。  それから、先ほど平日の来館をふやすためにということですけれども、福祉団体関係の方々の御視察もあると伺いました。その関連の方々の中には、いろいろな障がいをお持ちの方々もおられます。残念ながらはっちは、計画当初からそういうユニバーサルデザインというところを100%考えた上で設計されているとは考えにくいような結果でした。したがって、今からそんなお金をかけなくてもやれることというのもあるかと思います。例えば、案内表示のところに点字をつけるであるとか、もうちょっと音声の案内もあるようにするとか、そういったほうの工夫をこれからどのように考えていかれるか伺います。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  まず、先ほども申し上げましたが、身体的なサポートの必要な皆様につきましては、御家族であったり、また福祉施設を利用している皆様、そういうふうな方たちも最近はだんだんふえてきまして、御利用いただいております。本当にありがたいことだと思っております。  そういう中で、伊藤圓子委員がおっしゃる方につきましては、視力に障がいのある方、そういうふうな方たちの御利用に当たってということだと思います。今現在は点字ブロック、これは歩道からはっちのインフォメーションまでは誘導の点字ブロックはございます。あとは、エレベーターのところにつきまして、それから階段の上りおりする途中途中につきましては点字ブロック、そういうふうなのは配置しておりますが、確かに点字での案内表示、それから音声ガイド、そういうふうなものはございません。  そこにつきましては、御意見をいただきましたので、これに限らず、視力障害者福祉会の関係団体の皆様とか、広く皆様から御意見を伺いまして、先般、障がいのある方たちが県の事業としておいでいただいて、はっちをごらんいただきましたけれども、そういうふうな御意見もございますし、実際に市内のそういうふうな団体の皆様からも御意見をいただきまして、よりよいサービスに努めていきたいと思います。  その中には点字などの表示なり音声表示もございますが、何よりもはっちというのは、市民の皆様に支えられて築き上げていく、磨き上げていく施設だと考えております。フロアガイドも2交代制で、午前、午後といますし、またもちろん職員もおりますので、皆様にはっちを、しっかりと情報をお伝えしながら、あと不便なところにつきましては、実際によその人で案内すると、細やかなところまで案内できますので、そういうふうなところも、フロアガイドの研修もこれから4回ほど重ねるのですが、その中に身体的なサポートの必要な方たちの対応につきましても取り入れていきたいと思いますので、広い意味で御提言いただきましたので、それも踏まえながら、今後の対応につきまして検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 期待している方々にとりましても、期待どおり、あるいは期待以上であった、期待していなかった方々にとっても、よくやっているという評価だったと思います。したがって、先ほど石橋委員もおっしゃられたように、これから2年目にかかって、これ以降のはっちの働きというのがこれから問われていくだろうと思います。いろいろな御意見が市民からも寄せられていると思いますので、その辺も踏まえながら、また、先ほどの福祉関係、障がいを持った方々、できるだけいろいろな障がいの方々に直接そこに来ていただいて、その課題を御指摘いただき、少しでも変えられるところはスピーディーに、ちょっと時間のかかるところは、しかし確実に前進させていく。そして、本当にユニバーサル社会というのは、こういう手助けができますと。それは、もちろん最後のところでは必要なのだけれども、少しでも自立をして、自分がそこに行きたいと思ったところに行って、そのところで自分が味わいたいことをちゃんと味わえることができるという施設になっていただきたいと願っておりますので、これまでの御努力を高く評価しつつ、御期待申し上げますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○豊田 委員長 ほかに関連質疑はありませんでしょうか。 ◆三浦〔博〕 委員 石橋委員の八戸ポータルミュージアム費についての関連質疑で述べさせていただきます。  石橋委員の冒頭に言われておりましたその方向性は、私も賛同しております。いろいろな方々の表現の場で広域的に八戸の元気、その入り口がはっちであるということで、どんどん活用して効果を最大限に引き伸ばしていく御努力も見受けられていると思っておりました。  そこで、少し細かい話になるのですけれども、先ほど313人の延べの宿泊者がレジデンスにあるという中で、一方で、市民の方から、生活の家庭ごみが散乱しているような状況が見受けられていて、はっちファンでいろいろと通っているリピーターの方の話ですけれども、それがちょっと心証的によくないということを言っている方も何人かいるのです。これは事業系ごみになるのかどうかわからないのですが、ごみを指定の場所にしっかりと捨ててお仕事に行くということは、ここにいるみんながやっていることでありますから、そういう点についての改善、市民にこうしたほうがいいのではないか、利用者にこうしたほうがいいのではないかという提案があって、改善したことということが何点かあったらお願いいたします。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。
     レジデンスを使用した方のごみの処理方法ということでよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)私は昨年4月から参りまして、レジデンスのほうを見ておるのですが、その中では、まずはっちの外にごみを出すことはございません。今、レジデンスを使用した方につきましては、清掃員のほうに委託しておりますが、そちらのほうで毎日処理をして、所定の場所に保管して、あとは清掃業者に引き渡すということをしておりますので、レジデンスを使用されている方について、外に出すとかそういうふうなことはございません。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 ありがとうございます。いろいろなイベントをされている中で、1階から5階までという中で、出てきたごみというものが、要は来館者、お客様のほうの目に触れるということがないような形で、もちろん徹底されていると思います。また、すぐにぱっとなくすというわけにはいかないとしても、目に見えてしまうというところがあるのかもわからないのですが、そこの配慮もしていくことが、ディズニーランドではないですけれども、そういうおもてなしということの部分では大事なのかと思っております。  あと、スタッフですけれども、これからのスタッフの増員計画みたいなのはあるのでしょうか。 ◎豊川 八戸ポータルミュージアム副館長 お答え申し上げます。  今現在は増員の予定はございません。今現在は市の職員20名に、嘱託職員、コーディネーター、いろいろな事業企画をする職員が6名、それと舞台担当が2人、あと受付業務で臨時職員が2人ということで、20人体制で対応しておりますので、現体制で頑張っていきたいと考えております。  以上です。 ◆三浦〔博〕 委員 ありがとうございます。今後、これからいろいろな市民のニーズに沿って、例えば、先ほどのユニバーサルデザインにできるだけ近づけると、今後のより一層の効果のために必要な人もふえてくることもあるかと思うので、まずふえるのがよくないと言っているわけではなくて、そういうふうな中で、はっちというのを最大限本来の効果、一言では言えないいろいろな効果を最大限発揮できる形で――今のうちだと思うのです。行政が前のめりになってすべての外形を助成している間に、そういうプレーヤーをどんどんふやしていって、最終的にそういう役所の職員ではない人たちがそれに取ってかわるような、そして今までやってきた以上の、何年かかるかはわからないですが、そのかけてきた期間以上の、やってきた成果以上のことができるような人の育成ということにも、ぜひ目を配っていただけたらと思いまして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに関連質疑はありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 では、ないようですので、以上で石橋委員の質疑に対する関連質疑を終わります。  ほかに御質疑はございませんでしょうか。 ◆伊藤〔圓〕 委員 3点お願いいたします。  8款4項、119ページ、公園整備について、8款4項、119ページ、緑化事業について、同じく内丸地区街なみ整備についてです。  まず、公園整備について伺います。  これは決算特別委員会だったかでもお伺いしましたところ、平成23年から平成24年、平成25年の3カ年かけて、公園の遊具の整備を160基ほどする予定だと伺っていました。ことしの予算1億6000万円というところで、改修予定92カ所、フェンス、遊具等、こういうことになっておりますけれども、今年度のもう少し詳しい事業内容について、それから昨年度済まされているところについてお伺いいたします。 ◎程熊 公園緑地課長 お答えします。  平成24年度ですけれども、予定していますのが改築の施設数にして122です。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 旭ヶ丘のちょうど中央にある公園の近くを通りましたら、滑り台が設置されるのだという工事が始まっておりました。ようやく公園が公園らしくなるかと。何かカラフルな滑り台でしたので、公園が明るくなり、人けがなかった公園に子ども、また親御さん、そして地域の方々がこれから楽しみ、その周りに来られるかというのを勝手に想像してうれしくなったわけであります。122施設の、遊具の設置、あるいはフェンスの改修等、いろいろされるかと思いますけれども、遊具につきましては幾つの公園に遊具が設置されていきますでしょうか。 ◎程熊 公園緑地課長 今実態の数字は手元にございませんけれども、今改築する遊具がどのくらいあるのかというのは、全体の数ではお答えできますが、それでよろしければ。(「はい」と呼ぶ者あり)  今、平成21年度から平成25年度の5カ年で締めて97カ所の遊具の改築更新をしたいと思っています。ちなみに平成24年度は23カ所、平成25年度に残ってくるのがあと四十数カ所残っております。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 そうしますと、かなり本当に来年度までには、お子さんたちが楽しみに行ける公園になっていくと思い、うれしく思います。  それから、こういった公園の設備を変えていく、あるいは公園の管理ということでは、担当だけでなく、本当に地域の方々が利用する場所でありますので、地域の方々の御理解というのもとても大事かと思うのです。特に公園の安全安心の対策ということについては、地域の方々の防災、あるいは安全ということの御協力をいただいていくということもありますので、こういった改修に当たって、ちょうどいい機会でありますので、地域の方々にこういった改修をしていきますよ、こういった設備が整っていきますよというお知らせをするとともに、御協力方をお願いするということを、地域と接触を持って協力を仰ぐということがあってもいいのかなと思いますが、この辺の考え方についてはいかがでしょうか。 ◎程熊 公園緑地課長 今、施設の改築を盛んにやっていまして、その施設の改築に当たっては、例えば遊具一つをとってみますと、どんな遊具にしたらよいのかと。そうなると、行政だけで決めるのではなくて、地域の代表者の方、そこに住んでいる方などと十分話し合ってと、それにまた、設置した後についても、いろいろこんな点で注意してくださいだとか、お知らせくださいという話は密にしております。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 そうしますと、各公園に設置される遊具というのは、その地域の方々の御要望にできるだけ即したものを置いているということですね。わかりました。  また、その後も遊具というのは定期点検をしながら、子どもたちがけがをすることのないようにという管理の部分ではとても大事なことであり、そういったことでは、本当に地域の方々の情報というのも大切だと思いますので、これからも密に連携をとっていっていただきたいと思います。これはこれで終わります。  次に緑化事業であります。昨年度よりも579万円ほどの増額になっておりますけれども、ここの中で、美しいまちということを市長も高く標榜しておりますので、これからは大いにこちらのほうでは力を発揮していただき、美しいまちづくりに大きく貢献していただきたいと期待しているわけであります。本年度消耗品費のところで花の苗という御説明がありました。これはどういった内容になるのでしょうか。 ◎程熊 公園緑地課長 消耗品費のところですけれども、これについては花苗の購入費でありまして、前年度と比べて若干落ち込んでおります。消耗品費の中は、花苗と、あとはフラワーポットなどの更新も入っています。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 まず消えなかったことはよかったと思ったのですが、毎年この辺の要望を申し上げてきたのですけれども、美しいまちとか潤いのあるまちということを挙げながらも、ぱっと見た目にそういうふうな傾向はどんどん消されていっているなと思って、これまでも御意見を申し上げてきたところであります。そうすると、ことしは緑化事業として美しいまちにということでの貢献はどれほどされるのか。それから、今年度予算はこうであるけれども、今後、本当に美しいまち八戸の創造のために、緑の基本計画という計画もあるわけですけれども、どういった方向に持っていきたいかというお考えを伺いたいと思います。 ◎程熊 公園緑地課長 一年草から多年草に切りかえてきましたのが平成16年度からでありまして、平成24年度までの9年で全部一年草から多年草へ切りかえるということで進めていました。来年度、平成24年度で一つの計画が終わりますので、そこは来年度1年かけて十分に現地がどうなっているのか、あとは花にかかわる人たちがどんな思いを持っているのか、全部調査して検証した上で、平成25年度以降の事業の進め方を十分検討したいと思っています。数字的には、昨年度より平成24年度、若干消耗品費のほうで落ち込んでおりますけれども、まずは平成25年度に向けて十分検討したいというところです。緑の基本計画がありますけれども、緑の基本計画で訴えるとおり、潤いのある緑豊かでという八戸を目指して、市長が言います、より美しい八戸を目指して、平成25年度以降の事業のあり方を十分考えてまいりたいと思っています。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 先の希望を伺いましたので、これもまた大変うれしく思うのです。結局、1回立てた一年草から多年草ということでの計画が今年度までということなので、ここまで引き延ばしてきっちりと事業を終えたいということですけれども、これは最終的に検討するまでもなく、気にして見て歩けば、多年草というのは、植えたらもうずっとまちをきれいにしてくれるものかというのではないことがもう既にわかっているわけです。それでも多年草の中でも、ポットに植えて、長年美しく咲かせる種類もあるようです。また、その辺の種類の検討も十分ではなかったのかなというふうにも思われるわけです。  ですから、これは専門家の方と、本当に八戸は個人的にはお花が大好きだという方が結構いらっしゃるのです。先ほどもおっしゃってくださいましたけれども、そういった方々の御意見も伺いながら、美しいまちというのは、もっともっとハード的なことからも含めてなのですけれども、手っ取り早いといったらおかしいのですが、行って見たときに、ああ、きれいだなと思われるという効果は、草木の、あるいは花の景観というのは大事だと思います。どうぞこれからもそういう方向に向けてやってくださるということですので、大いに期待したいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。  次に、内丸地区の街なみの整備についてですけれども、今、内丸地区の住民の方々では寄り合いということで、本当に住民の方々が参加型で地域づくりをしていこうという動きがあって、とてもいいことだと思います。特にここの場では、本八戸駅からの真っすぐの新たにつくられる通路のことについて伺いたいと思います。  今進められているのは、そこにいらっしゃる住民の方々が中心、あるいは関心のある方も入っているかとは思いますけれども、どちらかというと、そこにおいでの方々、かかわっている方々の御参加の中でこの計画が進められていると思います。いろいろ計画案などを見てみますと、まだ道路に面したところの建物であるとか住まい、建築物、そういったところの景観に配慮するということでの取り決めの内容がメーンだと思っております。それもとても大事です。  もう1つは、そこの通りに関してですけれども、どういった通りにしていくか。歩道も含めて、また、歩道のところに植えられていく植栽に関しても、あわせてしっかりと、緑のコミュニティデザインという言い方がよくあるのですけれども、きちんとした緑の計画、緑のデザインということをやっていただき、本八戸駅から中心街に行く中心街の美しいプロムナードをつくっていただきたいと願うわけです。  そこで、こちらの担当といたしましても、こちらを進めているまちづくり推進のほうの担当と連携しながら、でき上がったときに、本当に市民が通ってみたい、通って本当に心が穏やかになり、また来たい、通りたい、できればここを通って行きたいという道にしていただきたいと思うのです。こちらのほうの通りの計画について、どういったかかわり方をしていくことになるのか伺いたいと思います。 ◎松橋 まちづくり文化推進室副室長 お答えいたします。  内丸のほうの今御質問にございました町並みをどうつくっていくかということにつきましては、平成23年3月になりますが、内丸地区街なみ環境整備方針、これを地域の皆様とともに策定しております。平成24年度からの事業化を目指すということで進めてございます。  その中で、今御質問にございましたどのようなまちにしていくかということにつきましては、昨年度、内丸地区街なみ環境整備方針という大きな目的、方向性をつくっております。その中では、つながる、八戸ということをテーマにいたしまして、次世代へ歴史・文化をつなぐ、魅力的なくらしを通して、人をつなぐということと、まちとまち、まちと人をつなぐということで考えております。  その中で、ことし進めていく事業では、協定の締結という形が1つございまして、街なみ環境整備事業の中で協定を締結するということになります。事業要件としましては一定の区域が必要になるわけでございますが、地区内の町並みの環境整備に補助が入るということになります。個人の修景の補助としましては、建物の外観とか、屋外のほうの生け垣とか塀とかの修景の部分でございます。  本八戸駅通りでございますが、本八戸駅通りは県のほうの事業が平成28年度、平成29年3月までかかるということになってございまして、今お話のあった本八戸駅通りにつきましては、それ以降に地域の皆様と整備するという形になってまいります。そのような形で、一つ一つのことですが、花をという話につきましても、それに向けて地域の皆様とまた話し合いをしながら、協定をベースに進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 これは御要望ですけれども、庁内の連携という意味では、こちらの緑化に携わる皆様方とも連携して、そしてここの緑はどこがつくった、ここの緑はどこがつくったではなくて、市全体で緑化をどうしていくかの中の1つであるという位置づけを持って整備していただきたいと思いますので、ぜひともその辺の密な連携をとりながら、本当にすてきな花、緑にしていっていただきたいと思います。  それからまた、これはアイデアですけれども、そういう緑の空間をつくっていくときに、有名なガーデニングをなさるガーデナーの方のデザインによるスポットをつくっていくとか、あるいは幾つかガーデニングができるような空間をつくっておいて、市民の本当にお花が大好きな方たちにそこにガーデニングをしていただき、コンテストをしていくとか、そういった参加ができるような仕組みとか、いろいろなことが考えられていくかと思いますので、1回植えたら、もう既にしおれてしまってぐちゃぐちゃになっていると、それで終わりということではない継続した美しい景観づくりのために、どういった仕組みがいいのかというところまで踏み込んで計画を立てていただきたいということを御要望して、終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆小屋敷 委員 1点お伺いいたします。  8款2項の道路新設改良のうちで15節工事請負費、そしてまた、19節の負担金補助及び交付金の中で、私道整備の予算についてお伺いをいたします。  この件につきましては、昨年の12月定例会で質問させていただいたわけでございますけれども、現在、私道を整備する手法として、寄附を受けて整備する方法、そしてまた、4分の3補助によって整備をする方法と2つあるわけでございます。現在の予算として、寄附による整備は年間4000万円、そしてまた、4分の3補助によるものは1500万円ということで計上しておりまして、整備を進めてきたわけでございます。市民からは非常に長い時間がかかるということで、予算の増額が必要ではないのかという声が多くございまして、その件を本会議で質問をさせていただきました。その際の答弁として、今後は進捗状況を精査して、整備の一層の進捗に努めてまいりたいという御答弁をいただいております。新年度においてどのような予算になっているのか、その件についてお伺いしたいと思います。 ◎吉田 道路維持課長 お答えいたします。  先ほど委員御指摘がありましたとおり、昨年12月の議会で答弁いたしておりますけれども、私道を整備するには、土地を寄附していただき、管理道路として市が整備する方法と、市から4分の3の補助を受けて、土地所有者などみずから整備する方法があります。その予算についてですが、寄附の手続が完了した管理道路の整備予算は、昨年度4000万円に対しまして新年度は5100万円を計上いたしました。また、私道整備補助の予算につきましては、昨年度1500万円に対しまして3000万円を計上しております。いずれにしても、前年度より大幅に増額いたしました。  以上でございます。 ◆小屋敷 委員 そこで、4000万円が5100万円、1500万円が倍額の3000万円ということでございます。今後、そのスピードアップに期待をするところでございますけれども、現状で申請手続を終えた中で待機して、まだ未着手になっている件数がどれぐらいあるのか。そしてまた、平均して申請をしてから着手するまでどれぐらいの年数を要しているのか。もう1点ですけれども、今回、予算が大幅に増額になったわけでございます。今まで例えば平均して5年かかってやったとか、4年かかってやったとかというのが、今後どれぐらいの短縮になるのかというその見込みをお伺いしたいのです。 ◎吉田 道路維持課長 お答えいたします。  まず件数でございます。平成24年3月6日現在ですけれども、寄附の手続が完了して整備が可能となっている管理道路の件数は25件でございます。また、私道整備補助の申請を受理している件数は26件となっております。  これまで寄附による整備や補助金交付による整備は、手続が完了してから着手するまでの期間はおよそ4年ないしは5年程度の年数を要しております。  そして、今後はできるだけ早い時期に着手できるという目標を掲げまして、その整備に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆小屋敷 委員 ありがとうございます。要望でございますけれども、申請をするに当たっても、地域の方であるとか、いろいろな行政とのやりとりが年数を要してあるわけでございまして、さらにまた4年ないし5年ということになりますと、非常に時間がかかり過ぎるということだと思うのです。したがいまして、今回、予算が大幅に増額になりましたけれども、今後も予算をしっかりと確保していただいて、市民生活に密着した生活道路の整備を進めていただくように強く要望して、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆松田 委員 議案第50号八戸市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてのところです。特に新丁下団地市営住宅に駐車場を設置というところですけれども、市内全体の市営住宅の中で、こういうふうに駐車場を設置していく計画が全体としてあるのか、その辺ちょっと先にお話しください。 ◎吹越 建築住宅課長 今年度は新丁下を整備したわけですけれども、来年度以降も、団地においては、ある程度区画が可能な団地も結構ありますので、それについては順次整備していく予定でございます。その他、団地の戸数の割には、敷地が駐車場等整備できない団地もございます。これらについては、土地を確保するとかいろいろな方法があるかと思いますけれども、それらは順次検討してまいりたいと思います。 ◆松田 委員 次に料金のことです。今回の場合は2000円ということですけれども、これまでも同じ統一した料金できたのか、それからこれからもそういう形なのか。その料金を設定する金額2000円の根拠があったら、ちょっと教えてもらいたい。 ◎吹越 建築住宅課長 2000円については、ちょっと手元には資料がないのですけれども、前は2080円か、ちょっとそこら辺の端数があった使用料だったような記憶がございます。2000円についての根拠ですけれども、その辺は周辺の駐車場の価格があると思います。何分市営住宅に入居している方は低所得者ということも考慮いたしまして、周辺よりはかなり安い金額で算定しております。  以上でございます。 ◆松田 委員 ほかの市営住宅の駐車場を整備したのはこれまでもあるかと思うのですけれども、そこも同じように金額2000円に統一していますか。 ◎吹越 建築住宅課長 当市の市営住宅についてはすべて2000円ということで統一しております。  以上でございます。 ◆松田 委員 そうしますと、整備に要する工事費との関係ではなくて、地域の状況なり入居している方々の経済状況なんかをかんがみてということで、ちょっとアバウトな数字ですけれども、2000円ということだと理解しています。  今回の場合に事前に、というのは、今まででも新丁下の場合でも、ほかでもそうだと思うのですけれども、住宅の前に広場といいますか、スペースがありまして、ずっと前から、それこそ市営住宅が、あそこを建てかえしてからずっと駐車スペースになって、皆さんそれぞれ駐車しているということです。あえてそこをお金をかけて整備して、料金を設定するということになった理由といいますか、その辺ちょっとお知らせください。 ◎吹越 建築住宅課長 駐車場を整備して料金をいただくというのは、市のほうでいろいろな行革の一環として、受益者負担という意味も含めて、ある程度市の歳入の一因になるものについては、整備して皆さんに負担していただくということで進めております。今後についても、そのほかの団地についても整備して、そういうことで歳入に繰り入れていくという考えで整備していきたいと思っています。 ◆松田 委員 そうしますと、利用する方々にしてみれば、外目から見ての話だけれども、今まででもちゃんと駐車場として使っていたと。そこが整備というのはどういう工事内容なのかちょっとわからないのだけれども、線を引いたりアスファルトにするのか、整地するのか、いろいろあると思うのですけれども、そういうことによって改善されて、新たに料金が2000円設定されていくという、さっきしゃべった受益者負担の負担と益との関係がバランスがとれていれば、それなりの満足感があるかと思うのです。その辺のところを今ちょっと感じたものですから、今までもう既に駐車場として使って、ちゃんとアスファルトも敷いてあったから、私にしてみれば、そんなに不便ではないような気がしているものですから、あえてそこを整備するということはどうなのかなと。ちょっとそういう疑問があったものですから、今お聞きしたのです。  それはそれでいいですけれども、それとの関係で、市営住宅に入居している方に対する説明会をやったのかなと。そこでそういう意見なり何なり、私が感じているような疑問なりが出されていたのかどうか、ちょっとその辺をお知らせください。 ◎吹越 建築住宅課長 委員にお答えします。  駐車場を整備するに当たっては、事前に入居者に御案内しております。そういうことも、これからも来年以降も整備する団地がありますけれども、すべて事前に説明しておりますし、整備が終わった後も、区画について何区画とか、その後区画の割り振りについても、すべて住民の意向を聞きながら整備しております。  以上で説明を終わります。 ◆松田 委員 説明会をやったということですけれども、もう1つ、そこの中で、子どもたちの自転車、大人もそうでしょうけれども、車だけではなくて、自転車が非常に煩雑になっている部分があるのかなと私はいつも見ているのですけれども、そういう自転車の駐輪場までいかなくても、駐輪スペースみたいなものだとか、何かそういうものについての要望は出ませんでしたか。 ◎吹越 建築住宅課長 新丁下はちょっとあれですけれども、駐輪場は、団地によっては当初からついている団地もございます。不足している団地とか新たに御要望が出ている団地もあります。そういう団地については、予算の許す限り、また予算が不足する場合は、いろいろな計画、次年度等の計画を踏まえて、御要望に沿うように整備していきたいと思います。 ◆松田 委員 最後の要望ですけれども、説明会についても、1月末に行われて、工事が今もう始まって、3月そろそろ終わりということで、時期的な設定の仕方が果たして適切だったのかというちょっと疑問もありますし、それからさっき言った駐輪場だとかさまざまな御意見、御要望についても、沿うような形でやるということになると、少し準備もしっかりやっていただきながら、住民の意向が反映されるような形で進めていただきたいということをお願いして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第8款土木費並びに関連議案第50号の質疑を終わります。  では、第9款消防費の説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、126ページをお開き願います。  第9款消防費について御説明申し上げます。  本年度の予算額は26億3220万3000円であり、前年度と比較いたしますと11.8%の減、3億5256万7000円の減額となるものでございます。  1項1目常備消防費は、起震車、救急車購入費等を含む八戸地域広域市町村圏事務組合に対する負担金でございます。  2目非常備消防費は消防団の事務委託料でございます。  3目水防費は水防関係に要する経費でございますが、13節の仮称・八戸市水防センター設計業務等委託料が主なものでございます。  4目災害対策費は防災対策及び防災訓練に要する経費でございますが、127ページに参りまして、15節の旧八戸消防署の塔屋部分撤去等工事費、18節の電気自動車等購入費、19節の県防災ヘリコプター連絡協議会負担金が主なものでございます。  5目防災コミュニティセンター費は13節の同センターの指定管理料が主なものでございます。  以上で第9款消防費の説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。
     御質疑ありませんでしょうか。 ◆夏坂 委員 私からは9款4項、電気自動車購入費についてお伺いいたします。  新年度の予算、電気自動車の購入費で1552万9000円ほどの予算を計上しておりますけれども、まず電気自動車を購入するに至った目的といいますか、背景、それからどのように活用していくのか、あと電気自動車2台、急速充電器1台という内訳、どういう車種、また急速充電器にどれぐらい費用がかかるのかを含めてお伺いしたいと思います。 ◎田澤 防災危機管理課長 お答え申し上げます。  なぜ電気自動車を買うのかということですけれども、昨年の東日本大震災で、震災直後2週間ぐらいは燃料、ガソリン、軽油等が手に入らなかったと。そういう状態の中で、電気のほうは、早いところでは1日半ぐらいで復旧したということでございました。また、そういう災害時には、市は各現場のほうに公用車で出かけて、情報の収集をやるとか、あとは物資の運搬とか、そういうのをやりますので、逆に言うと、公用車の燃料を違うものでもって代替ということを考えました。それで、今回、急速充電器及び電気自動車ということで予算計上しております。  今の活用の方法ですけれども、通常の場合には、電気ですので、炭酸ガスを出さないということもあります。環境に優しいということでも使えます。  あと、急速充電器とその費用については、急速充電器は設置分も含めて1基800万円、あと電気自動車は、今のところ、防災のほうには三菱商事からリースされているものが1台あるのですけれども、実際の運用を考えますと、もう少し大きい車ということで、日産のリーフを考えてございます。  以上でございます。 ◆夏坂 委員 わかりました。購入費に関しては、これはどうなのでしょうか。電気自動車とかエコカーについての補助金というのがあるのですけれども、そういったものを使えて購入できるものなのでしょうか。 ◎田澤 防災危機管理課長 電気自動車に関しては購入の補助金が使えるみたいでございます。  以上でございます。 ◆夏坂 委員 なるべく助成制度を使って安く購入していただければと思うのです。これは実際、急速充電器の設置場所、それから車そのものはリーフということですけれども、これはどこに置く予定になっているのでしょうか。 ◎田澤 防災危機管理課長 お答え申し上げます。  今のところ考えているのは市庁舎に急速充電器を設置しまして、別館と前の車庫の間に、あとは車両も市役所で使う、公用車として使うということを考えております。  以上でございます。 ◆夏坂 委員 わかりました。先ほど課長から三菱商事からリースで貸与された車、これは実際1年間ぐらい使われたと思うのですけれども、どのような実績といいますか、あと今後、これもどれぐらいのリースの期間になっているのかというのをお聞きしたいと思います。 ◎田澤 防災危機管理課長 確かに電気自動車を1年間使ってまいりました。静かです。ただ、夏場と冬場は電気を食います。というのは、エアコン、あとはヒーターもすべて電気ということで、結構消費をします。八戸市には急速充電器を持っていませんので、現在は100ボルトから充電しています。そうすると、全部空にした場合には、100ボルトだと、充電に16時間かかります。200ボルトで8時間ということで、急速充電器があれば30分でも充電できるということです。  以上でございます。 ◆夏坂 委員 わかりました。基本的に今回の電気自動車購入に関しては、震災を受けて非常用電源の確保であったりとか、主に防災、災害対策の面だと思うのですが、私も本会議で電気自動車の普及促進ということを一般質問で取り上げさせていただいて、また、以前豊田委員長も電気自動車を取り上げておりますけれども、そういう意味では、市として公用車という形で、まず行政として購入して走らせて、災害対策、防災面というのに加えて、環境政策、そういう今の流れに対しての動きとしても、今回非常に評価できるかと思っております。  特に震災の影響を受けて、そういうITを含めた送電網のスマートグリッドの動き、特に青森県だと、六ヶ所村で実証実験をやっていると思うのですが、その中での電気自動車の電気供給に対しての維持ということで、電気自動車は大変注目されております。環境政策の面でどんどん普及させていただきたいと思うのですけれども、田澤課長に言ってもいたし方ないところはあると思うのですが、青森県内で今一番積極的に取り組んでいるのが七戸町でございまして、私も去年の1月に、震災前だったのですけれども、視察にちょっと行ってきまして、七戸町は実際に日産のリーフを購入して、あとはバスも電気バスで、実際バスは電気に改造して観光面で使っているだったりとか、さまざま積極的に七戸町は取り組んでいる。急速充電器も道の駅に実際置いていまして、さっきおっしゃったように、30分で充電できるということで、そういう環境整備も同時に環境面で推進していただいて、ぜひ環境政策課とも連携しながら、防災、災害対策の面プラス環境面でも、市として積極的に取り組んでいるということをあらゆる面で市民の方にアピールしていっていただければと思っております。  あとは、七戸町の場合は農業を基盤にしていますから、軽トラックなど電気に改造してコンバートEVということでやっておりますので、その辺も含めた対策も、横断的な環境政策の面も含めて、ぜひ推進していただきたいと思いまして、要望させていただきます。  以上です。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆大島 委員 私からは水防センターについて質問させてください。  この計画は平成19年3月の馬淵川の総合的治水対策協議会の中で検討されて、私は、国のスピードは県のスピードに比べて大変速いという評価をしています。そういう意味では、本当にこういう時期にこういうのを立ち上げたということに敬意を表しながら質問させてください。  1点目は、市が担当する水防センターです。この機能とセールスポイントについてちょっとお聞かせください。  というのは、当時の計画の中では、要するに、防災学習をする施設もつくりますと載っていました。ですから、今の140平米でしたか、1階平屋建てという話の中でいくと、市が担当する水防センターの機能にどういうセールスポイントがあるのかということをお伺いします。  それから、当時の位置は、浅水川の旧河川が馬淵川に入るところの樋門のところに設置をするという計画に、平成19年度の計画の中ではなっていました。ただ、今回はもっと上流側のほうの、要するに、馬淵川と放水路がぶつかるようなところ、前広なところにつくると私は思うのですけれども、その位置のずれについてどのような精査をして、その場所に移転になったのかということです。  それから、レベル的には堤防の高さでいくと思うのだけれども、どうでしょうか。流域を全部見渡せるような展望的な施設が付随されるのか、その辺の問題。  それから、八戸の担当する水防センターは大体どの程度の費用がかかるのか。それから、国がやる防災ステーションは大体どの程度か。その辺の問題、5点についてわかる範囲でお聞かせください。 ◎小岩 建設部副理事兼港湾河川課長 大島委員の質問にお答えします。  まず、セールスポイントとか、あと学習施設ということですけれども、水防センターの機能としましては、災害時は水防活動の活動拠点ということで計画しておりまして、主に水防団の方々の待機場所とか、あとは水防資材の保管を考えております。それと、平常時には、地域の方々のコミュニティ施設として利用できるように考えております。セールスポイントとしてはそんな感じかと思っています。  それとあと、位置の決定経緯ですけれども、委員のおっしゃったように、浅水川放水路と馬淵川の合流の三角地帯というか、あそこに河川防災ステーションそのものは整備します。面積的には1万5600平米ほどです。決定の経緯ですけれども、まずは1万5600平米というまとまった土地が確保できる場所、それと整備することによって周辺環境といいますか、余り影響のないような場所とか、あとは一番整備費が安かった、あと場所がよかったと。あとは、もちろん機能として緊急時に活動しやすいように、当然河川のそばにということで、そのような経緯で決定しております。  それとあとは費用です。まず水防センターですけれど平成24年度は586万円、事業費自体はそのぐらいかかるのですが、国の社会資本整備総合交付金、補助率50%ですけれども、それを充当する。全体でいえば、整備費は4200万円を考えています。それを2カ年、平成24年度と平成25年度でやる。平成24年度は設計をやって、平成25年度に実際整備するという計画でおります。  それとあと、防災ステーションそのものの費用ですけれども、実は、防災ステーションそのものの費用だけというのは、ちょっと私のほうにも実は教えていただけていない状況です。ただ、この事業は堤防整備とか、馬淵川の河川改修事業の中でやるのですけれども、それの平成24年度の国の予算ですと4億7000万円ほど見て、この中で整備していくということだけ伺っております。内訳は、済みませんけれども、ちょっと把握はしておりません。  以上でございます。 ◆大島 委員 さっき言ったレベル的には。 ◎小岩 建設部副理事兼港湾河川課長 失礼しました。レベルですけれども、委員おっしゃるとおり、あそこの整備する場所の堤防はもう完成しておりまして、あれで完成ですけれども、それと同じレベルで考えておりまして、あと委員おっしゃるような展望というのは、そういうのはちょっと……。(「流域を全部見渡せるような」と呼ぶ者あり)そういう計画はございません。  以上であります。 ◆大島 委員 ありがとうございました。機能について、学習できるような施設も設けるといっていましたけれども、140平米の平屋だと、平常時どうなのかという気が。実はあそこには馬淵川がありますね。放水路もある。旧浅水川もある。それから坂牛川も合流している。そういう河川が全部、見渡せる位置です。子どもたちが平常時に、例えば年寄りでも、いろいろな意味で学習をできるし、水辺に親しむ、あそこを見たとき、そういう空間の場所なのです。極めていい場所だと思って見てきていました。  そういう意味では、上流にある圏域内の福地とかあちらにも行けるし、すごくいい場所だと思っていました。そういう意味で、そういう地域の子どもたち、あそこに高校なり中学校やいろいろな学校がありますので、そういう勉強できるような場所として、機能を持ってほしいなと。平屋だと何かちょっと寂しいのかという気がしていましたので。当時の計画では、2階建てのおしゃれな建物が載っているのです。当時の治水対策協議会のイメージには、2階建てのちょっと子どもたちが遊んでいるものが載っているのです。ですから、そういうのかと私はイメージしておったのですけれども、新聞を見たら、平屋建てのただの倉庫にしか見えなかったのです。何かイメージが違ったものだから、その辺、ちょっと考えてほしいという気がしていました。  4200万円でそこまでできるかどうか、私はわからないけれども、これは防災費、国のいろいろな意味で交付があると思うので、それを活用して、せっかくつくるのですから、いろいろな機能ができます。ポンプ場もできます。それからセンサーの基地もあるし、いろいろな樋門もあります。すべての施設をきちんと管理する、情報交換する。そういう立場の、八戸市では水防センターをつくってほしいということをお願いします。  それから、できればそういう馬淵川の流域を全部見渡せる、ある意味の展望みたいな施設を持ったほうがいいのかなと私は個人的に思っていました。  だから、場所的にはいいのです。おかげさまで、最初の計画のところに浅水川の公園ができることになりましたので、かえってあけてもらってありがとうという気持ちもあります。そういう意味では、国のスピードは、さっき言ったように、県とは違って、私は速いと思っていました。だから、そういう意味で、しっかりとこれからもこの計画が2年で完成をして、この地域の防災に貢献するようにしっかり頑張ってください。実質的には4億円といっているけれども、倍ぐらいは国はかかると思っていますが、しっかりと検証して、しっかりと市民のために頑張ってくれることを要望して、終わります。ありがとうございます。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆石橋 委員 通告しております9款1項、消防団事務委託料についてお伺いをしたいと思います。  地域の方々の生命と財産を守るという崇高なる精神のもと、消防団の方々には本当に頭の下がる思いであります。ことしも出初式もありました。年間として、消防の大きい行事といえば、出初式と観閲式というそこの姿を見るときにつけても、本当に頼もしいという思いをつくづくするものであります。  ただ、ここの中でちょっと気になるのは、団の関係の方からも以前ちょっと心配するという声も聞いたことがあります。というのは、今まで出初式、観閲式、団のほうからの寄附によって事業がある程度賄われていたという部分を聞いております。本当にそういう市民のことに関して一生懸命やっていただいている方々ではありますが、そちらの持ち出しをもって、逆にいえば、そういうふうな運営の部分を大きく賄ってきたというのがあるのです。ことしの部分に関しても、そのようになっているのか、それとも改善されたのか、その点についてお伺いをしたいと思っております。 ◎横沢 総務部参事 石橋委員の御質問にお答え申し上げます。  出初式、観閲式を含む消防団の持ち出しということでございましたが、本年度も10万円ほどございました。ただし、消防団の本団の経費の負担につきましては、財政課との協議によりまして認めていただきました。それで、平成24年度の予算に計上していただきました。  以上でございます。 ◆石橋 委員 財政課のほうで了解していただいたと。そちらには敬意を表したいと思いますけれども、では、この金額は幾らぐらいを予算化されたものですか。 ◎横沢 総務部参事 平成24年度の予算化の金額ですけれども、187万8000円でございます。 ◆石橋 委員 わかりました。あとは意見、要望で終わります。  そういう形で、財政課のほうが187万8000円という形で予算化できたということは、その分、団にしてみれば負担軽減になったと。財政面でも潤沢に持っているわけではありませんし、そういう部分では負担がなくなったということはよかったと思いますし、財政当局ではそういう部分で御配慮いただいたことには感謝申し上げたいと思うし、あわせて消防団、団長、副団長も一生懸命に汗をかいて御要望されたということは聞いております。そういうことが実って、こういう形の中で団に対しての御配慮をいただいたものだと思って、その点は本当に感謝を申し上げたいと思います。  あと、今後ともそういうふうな消防団の方々に対して関係する部分については御配慮いただきたいわけでありますけれども、今御要望したいのは、震災があって、消防団の方々の活躍ということを、いろいろなテレビ等で、今、3・11を1年過ぎて見させていただいております。その際に気になっているのが消防団の方々と消防本部職員の方々との仕事が、ともすればあいまいになっているのではないかというところをちょっと感じることがあります。  というのは、消防団員はボランティアだと思うのです。行政的に言ってもボランティアと。ところが、まるで署員と一緒のような感じで見てしまっていて、ですから、災害があったときにも、どこまでがという部分がはっきりしないままに、実は本当に命をかけてまでそこに立ち会って、逆に命を亡くしたという部分も見受けられる場面があるのです。そういう部分では、今後とも充足も必要ですけれども、消防団としてやらなければならない仕事がどこどこで、どういう部分を賄っていて、どういう人が必要なのですということもしっかり教えて、また、そういうふうな部分を市民にもわかっていただかなければ、まるで消防団員というのは消防署員ですみたいな感じで、全部一緒にとってしまってもまた困るわけです。  また、団員にしてみても、どこまでが仕事の中で、命令系統の中であって、守るべき命、また、人の命をここまで助けていかなければならないという精神を持ってやるかということも、もう少しそこら辺も整理しながら、市民にも理解してもらうことが今後より必要になってきている時期ではないのかなと。特に震災を踏まえて、皆さん、そこら辺を非常に理解しようと思っているし、理解していこうという中では、そこは伝える時期でも今あると思います。ですから、そういうことでは、場面場面を見て、そういう部分でやってもらいたいと思います。  ともすれば、自主防災組織も1つあります。でも、それはそれとしながらも、消防団、また消防署員の方々、トータル的な部分での防災のあり方、いろいろこういうふうなものが問われている部分があります。そういうことでは、消防団員の方々に対して、本当に敬意を払いながらも、今後ともそういうふうな地域でおつき合いをしていきたいと思っております。どうかその点を市民にもわかる形で、またわかるような取り組みをあわせて御検討くださるようお願いして、私の質問は終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆伊藤〔圓〕 委員 9款1項、火災報知機の設置状況、同じく消防団員の確保と安全確保、次のページ、障がい者対応の火災通報について、緊急避難タワー等について、TSUNAMIレーダーについて、以上です。  まず火災報知機の設置状況ですけれども、本年度も残念なことに火災で死亡された方がおられます。その方々の共通点というのが火災報知機の未設置であったとか、あるいは高齢者世帯であったとかという傾向があるようです。そこで、現時点の設置状況について伺います。 ◎田中 総務部参事 委員の御質問にお答えいたします。  これは平成24年1月31日現在ですが、八戸市の住宅用火災警報機の設置普及率は76.1%になっております。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 この数字が火災から人を守るための1つのいいラインなのかどうかというのはちょっとわからないのですけれども、限りなく100%になっていただければいいわけです。特にひとり暮らしの高齢者の世帯であるとか高齢者世帯とか、そういったところの設置状況というのはわかりますでしょうか。 ◎田中 総務部参事 お答えいたします。  これは八戸市の避難支援プランというのがありまして、それに登録している災害時要援護者世帯の数値はわかっております。それは77.4%になっています。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 それで御要望申し上げます。  ひとり暮らしの高齢者とか高齢者世帯の方々、わかってはいるのだけれども、つけたらいいのかわからないというので、結局、これまでつけてこなかった方々もいらっしゃるということかと思います。これは町内会、民生委員の方とかの協力を得ながら、あるいは地域の消防団の方々の協力を得ながら、100%に限りなく近づけていくための御努力をしていただくために御要望申し上げたいと思います。  これは以上で終わります。  次に、消防団員の確保と災害時の団員の安全確保ということについてですけれども、今回の被災された3県の沿岸部の幾つかの自治体の消防団員の方々に、その後のアンケート調査をした結果、やめたいという方が3割を超えたと聞いております。特に石巻あたりはもう50%以上の方々がそのように言われていました。つまり、御本人自体も本当に相当危険な状況の中にあって、命からがらだったという体験のもとでのアンケート調査の結果ではないのかなとは思います。  そこで、消防団員の方々の、先ほど石橋委員のことにも通ずるのですけれども、団員の方々のこういうときのどこまでがというところであるとか、あるいはもう本当にせっぱ詰まった危険な状況になったときには、どう自分の身を処すればいいのかというあたりも、きちんと認識されていただければ、被災者になっていく、犠牲者になっていく、そういうことも少なくなるのではないのかなと思うのです。今回の八戸のことも踏まえて、あるいは他の被災地のところも踏まえて、このあたりどのようにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。 ◎横沢 総務部参事 伊藤圓子委員の御質問にお答えいたします。  消防団の安全確保という観点だと思うのですけれども、まず最初に、3県の消防団の方々におかれましては、やめたいというお話もということで、私も報道機関等でお聞きしておりますが、現在のところ、当市の消防団からはそういうお声は聞いておりません。  また、その考え方でございますけれども、消防団員を含め、私どもも含めてでございますが、自分自身の命を守ることは、その後の消防団活動において多くの命を救うということを基本と考えておりまして、安全管理につきましては、災害現場におきましては最優先課題としております。消防団におきましては、原則火災出動の場合については、屋内進入を行わせず、装備にあわせまして、中継送水、あるいは延焼防止、残火処理などの後方支援を主たる任務といたしております。しかし、このたびのような大災害になればなるほど、危険な場所での活動にも直面する場合も考慮されますので、このたび国の3次補正等の予算、3分の1の補助率でありますが、消防団安全対策整備費の補助金ということでございまして、これに団員の方々といろいろ協議をいたしまして、全員分のライフジャケット、そして先般の災害時におきまして、停電により非常に活動が阻害された部分があるということで、85セットの発電機等の整備を現在進めているところでございます。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 ありがとうございます。本当に人の命の重さというのは皆同じでありまして、しかし、市民の安全を守りたいという高い気持ちでやっていただけるのはとてもありがたいことと日ごろから感謝しているわけですけれども、犠牲になってはいけないと思いますので、その辺の安全確保のために、これからも鋭意努力をいただきたいと思います。  さらに、次に聞こうかと思ったのですけれども、全員分のライフジャケットということがありました。それ以外に消防団員の方々、観閲式などに参加して見ていると、ことしは特に厳しかった、それでも大変好天に恵まれたので、まだよかったのかと思います。本当に震え上がる中で、長時間外での待機、そして観閲式、出初式ということで、それぞれが個々の努力でホッカイロを入れたり厚着をして臨んでいるかと思います。伺いましたら、通常のお召しになっている服装の上にはおる冬場のものはないということを聞いていました。南国とは違うわけですので、ぜひ冬期間に消防団員の方々が防寒できるような、できればそういったものを準備できないのかなと思うのですけれども、その辺のお考えを伺いたいと思います。 ◎横沢 総務部参事 委員御指摘のとおり、現在、消防団員につきましては、冬場の防寒着というのについては全部に配付はされておりません。防寒着の配付につきましては、これから研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 日ごろ市民のために頑張っていただいているわけですから、インフルエンザが大変蔓延したということしの状況もありましたし、消防団員の方々の健康にも、消防団員の方々は体を鍛えていらっしゃる方々が多いかと思いますけれども、あの厳しい寒さの中で、私はちょっと虐待に近いのではないかということも感じてしまうのです。どうかその辺、財政当局からも何とか御理解いただいて支援をしていただきたいと思います。来年の観閲式のときには、少しでもいい状況で実施されることを期待し、要望いたしておきますので、よろしくお願いいたします。  もう1つですが、消防団員が危険だというのが、これは今回の津波のことであちこちで上がっていたわけですけれども、八戸圏域の中で、今回の津波を防止するための水門というのは、八戸市には幾つあるのでしょうか。 ◎横沢 総務部参事 当市内では海岸部にはございません。現在あるものは河川沿いでございます。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 何カ所ですか。 ◎横沢 総務部参事 個数については把握しておりませんので、申しわけございません。 ◆伊藤〔圓〕 委員 ただ、今回、津波でかなり馬淵川も新井田川も入ってきました。それに影響が及ぶようなことで水門を閉めなければいけないとか、そういう場面はなかったですか。 ◎横沢 総務部参事 今回はございませんでした。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 港湾河川の担当の方もいらっしゃるので、この辺の管理というのはどのようになっているのか、消防団員の方たちの命にもかかわるので、ちょっと伺いたかったのですが、ほかにいくのでここはやめておきます。後で教えてください。  次に行きます。障がい者の対応につきまして、これは朗報だと思っておりました。聴覚障がいを持つ方とか言語の機能に障がいのある方にとっては、救急であるとか火災についての情報をお知らせしたいと思っても、なかなかそれができなかったのですが、今回は緊急通報システムのメールを利用しての運用ができるということになりました。これはまだ始まったばかりですけれども、周知のほうはどのようにされたでしょうか。 ◎深沢 総務部参事 お答えします。  周知についてでございます。市町村の広報紙や消防本部のホームページ及び新聞に掲載していただきまして、周知を図っておりますが、今回だけこのようにするのではなく、これからも継続して周知を図るとともに、何らかの集まり等がありましたら、こちらから積極的に出向いて説明をし、広く周知を図ってまいりたいと思っております。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 大変いい取り組みでありますので、周知徹底を図っていただきたい。できれば聴覚障がい、言語機能障がいということでの関係団体があるかと思うのですが、そういったところにダイレクトに情報を提供し、そしてそこから会員の皆様方、あるいは関係機関のほうにも周知徹底を図っていただくとか、そういったいろいろな方々に御協力いただきながら図るという考え方も必要かと思います。これはできれば早目にやっていただき、利用者の申請がたくさんされることを要望したいと思います。その辺はいかがでしょうか。 ◎深沢 総務部参事 関係団体と申しますか、八戸には八戸ろうあ協会というところがございますが、2月7日に幹部の方々の集まりがございまして、その際、メール119について説明してくれないかということがありましたものですから、幹部の方々に対しまして概略について説明を申し上げました。その席で会長様から、4月に総会がありますと、その際に来て、詳しいことを説明していただけませんかという依頼がありましたので、4月になりましたら、行って詳しく説明したいと考えております。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 よろしくお願いいたします。
     それでは次に、緊急避難に関して、津波避難ビル、あるいはタワーの建設に関して要望申し上げたいと思います。  これは一般質問でも質問させていただいたのですが、御答弁では、これからつくる計画、想定を考えた上での新しい見方によっては、どこまでの高さとなるかわからないので、現時点では建設というのは考えていないというお話でありました。確かにそういうこともあろうかとは思うのですけれども、東日本大震災以降、被災を受けた沿岸地域のみならず、日本全国で、日本列島どこでもこのことが起こる可能性があるという前提のもとで、津波避難ビルあるいはタワーというものが、去年の6月時点で1876棟だったのが、平成24年に入りまして、これは3月現在でしょうか、6000棟前後までふえたわけです。つまり、もう3倍以上ふえているわけです。そのぐらい津波というものに対して、時間をかけずに早急に市民の避難場所を設けるのだという動きがあったということにほかならないと思います。  当市におきましても、現時点で、もうここはこれ以上のものが来たら危険だという箇所はわかっているわけです。ですから、それを一気につくるということは難しいにしても、その中でも優先順位を決めながら、私はその計画ができてからということではなくして、特に沼館地域とか白銀、小中野地域などの高い建物が余りないような地域の沿岸部にぜひともつくっていただきたいと思うのですが、再度伺いたいと思います。 ◎田澤 防災危機管理課長 伊藤圓子委員にお答え申し上げます。  まず、津波避難ビルというのを指定する手順としまして、平成17年6月に内閣府が出しております津波避難ビル等に係るガイドラインというのがあります。それによりますと、まずは耐震条件を満足させなければならないと。昭和56年の新耐震設計基準もしくは耐震補強したもの、あとは耐波、結局、波に強い建物であるということで、鉄筋コンクリートもしくは鉄骨鉄筋コンクリート、SRCというものです。また、さらに津波の深さ、浸水するところが1メートルであれば2階以上、2メートルであれば3階以上、3メートルでは4階以上という条件がございます。  この前も議会でお答えしたのですけれども、今ちょうど県のほうで津波シミュレーションをやっておりますので、それが年度内に出るという情報を聞いております。それをもちまして、新たに津波の浸水してくるエリア、あとは津波の到達時間、現在、平成20年につくったものでは30分で来るというシミュレーションの結果になっておりますので、そこではやっております。その後、その地域内で避難ができない、時間内に浸水するところが出るというのをやって、そこから出られない人、避難所に行くのではなくて、津波の浸水エリアからも出てしまうという人たちを、地域とか人数を算定しまして、その後ビルを調べに行く。公共の施設であればいいのですけれども、民間のビルしかないとなると、その持ち主と協議しながら、または避難する住民の方々も含めて一緒に協議していかなければならないとなっています。その後、オーケーをもらったところで初めて津波避難ビルというのが指定できる。6000カ所避難ビルがふえたのですけれども、全部が全部新耐震基準を満たしていないところもあると伺っております。  今、沼館、小中野とお話がありましたけれども、確かに余りビルはありません。公共の施設になると、江陽に下水道事務所があるのですけれども、あれは逆に海に向かうような格好になってしまって、心情的には陸のほうに逃げるようなビルを探さなければならないということですので、一番最初に話しましたけれども、今、県から出るシミュレーションの結果をもって検討に入りたいと考えております。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 行政的にはそういう手順を踏んでいくというのはよろしいかと思いますけれども、きのうも地震があり、津波予報が出ました。こういう怖い経験をしていると、またかという思いで、大変怖い経験をまた重ねるという恐怖に襲われるわけです。きのうのあの時点で、恐らく沼館地域にいた方々は、どうすればいいのかと思うのではないかと思います。こういうわけで、行政の手続のように、津波も待ってくれて、地震も待ってくれて、それに合わせる形であればいいのだけれども、それはわからないです。  したがって、少なくても高い建物のないところは、耐震性もですけれども、本当に全くだめだというのではないけれども、しかし、津波に流されるよりはまだいいのではないかという、その辺の決め方があろうかと思います。ですから、あくまでも暫定だけれども、ここがポイントかなというところも、私は決められていくべきではないのかと思います。本当に万が一のことがあったときにどうするのでしょうか。どうすればいいですか。 ◎田澤 防災危機管理課長 今、委員お話ししたとおりで、今、沼館とか小中野という話が出ていますけれども、沼館であれば、浸水エリア、そこから出るとなると、距離的には大体どのぐらいあるのでしょうか、第一工業港から見ると700メートルぐらいだと、もう水の来ない、今のマップでいえばそういうふうになっています。避難所まで逃げなくても、水の来ないところまでまず逃げればという考えもあるのですけれども、そこで確かに沼館地域で探すと、高いところはピアドゥとか、ああいうところしか今のところありません。前回のときにも、ピアドゥにいる方はそのまま上のほうに上げてもらったというのがありますので、そこら辺を早急にやろうとすれば、そういうところしかないのかと考えています。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 そうしますと、沼館地域のところには、耐震のどうのというのもありますけれども、私は、復興事業の中で新たに緊急避難のための、津波の防災のためのタワー、そういったものを早急に建築してもいいのではないかと思うのです。その辺の考えはいかがでしょうか。 ◎田澤 防災危機管理課長 タワーを建てるにしても用地が必要でございます。そこら辺が多分、なったとしても、市の用地があればいいのですけれども、ない場合、民間の空き地とか何か、ただ、そうなれば、その後進めていくのに多少なりとは時間がかかるのではないかと思います。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 それでもそういう方向にいくのだといったら、そこからスタートするわけです。だけれども、全然それを考えていないといったら、何も進まないわけです。したがって、用地がないということを最初に決めて、やらないというのではなくて、やる方向だけれども、では、土地をどうするかということを前進させるようにしていく。市民の命を預かる役所であってほしい、防災危機管理課であってほしいと思いますので、ぜひともその辺を一歩でも二歩でも進むような方向で検討していただきたい。これは強く要望いたしておきます。  部長、これで御退任されるということでありますけれども、これまで今回の大きい被害に遭った、陣頭指揮をとってきていただいて大変ありがたいことだと思っています。どうか津波の避難タワーの建築に関して、ぜひとも最後の大きい仕事として、方向性だけを示していっていただけないものかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎白川 防災安全部長 委員御指摘の点はもっともだと思っておりますが、ただ、いかんせん、先ほど課長答弁もありましたように、ある程度のシミュレーションをもとにやらなければならない。しからば、では、我々はじだんだを踏んで今の状態でいるわけではございません。例えば、委員おっしゃる沼館地区に関しましては、何カ所かの案は持っております。それは津波避難タワーに限定せず、例えば民間ビルを活用するとか、あるいは既存の市の施設を活用する。それらは今後財源の見合い、交付金等をにらみながら進めてまいりたい、以上のように考えております。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 とにかく八戸市役所には命を預けられないと言われないように、先手を打った対策をぜひとっていただけるように強く御要望いたしまして、終わりにいたします。  次はTSUNAMIレーダーにつきましてですけれども、迅速な初動態勢というのが防災にはとても大事であると思うわけです。そのためには情報キャッチが大変重要になってくるわけです。東日本大震災では、国土交通省が準備していた測定地が津波で流されてしまったか、全然機能しなかったということでは、八戸の津波の高さというのが、こうかな、ああかなと一転二転しましたけれども、そういうことで、その後、国土交通省に衛星利用の測定システムというものがあって、それで迅速に情報も入ってきたかと思います。私は、情報は1カ所からだけではなくて、複数を持っていたほうが、それで混乱を招くようなものではないけれども、より正確を期したものであれば、いろいろな情報を得る手段というのは持ったほうがいいのではないかという意味で、このTSUNAMIレーダーということを取り上げたわけです。  これは御存じだと思います。気象情報会社、民間でしょうけれども、こういったシステムをつくりまして、津波の予報を15分ぐらい前に通報することができるということであり、民間会社であるとか自治体に提供していきたいということでありますので、できれば八戸市としても、この情報を得て参考に浴したらどうかと思うわけですけれども、その辺の考え方はどうでしょうか。 ◎田澤 防災危機管理課長 委員にお答えします。  今、民間のウェザーニューズですけれども、TSUNAMIレーダーをもう設置したということを聞きまして、会社のほうに聞いてみたところ、今のところ、ウェザーニューズと気象情報の委託契約、情報提供の契約を結んでいる業者または役所のオプションメニューであると。試験的に運用しているが、確かに30キロ先の波高3メートル以上であればキャッチできるだろうというふうに聞いています。  参考までに仙台市と塩釜市がウェザーニュースと情報提供の委託を結んでおります。仙台市は年間660万円、塩釜市は五百何十万円です。八戸市は今、ほっとスルメールとか何かでの情報提供を吉田産業とやっているのですけれども、40万円そこそこでございます。そういう情報を得るとなると、ある程度金額が今度上がるのかと。ウェザーニュースのほうにも聞いたのですけれども、まだ試験的運用で、どうなるかはまだテストしたことがないという話を聞いております。今後につきましては、津波だけの、レーダーだけのデータがもらえるようであれば、検討に値するのかとは考えております。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 わかりました。そういったことでは、津波については、私は非常に有効なものだと思っておりますので、大変金額も張るものですが、しかし、防災減災の意味では、情報キャッチは重要なものでありますので、その辺、流れを見ていきながら、また自治体の他の取り組みも参考にしながら検討していっていただきたいと思います。  以上です。 ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆吉田〔淳〕 委員 出初式、それから観閲式の際に、これまで広域事務組合の議長が万歳三唱をしておりましたが、変わった経緯について、あるいは輪番制なのか、そのことについて教えてください。 ◎小向 総務部副理事 お答え申し上げます。  経緯について、私も毎年のように観閲式、出初式には出ていますが、万歳三唱が広域の議長から八戸警察署長に変わった経緯については、ちょっと把握しておりませんので、後日調べてお知らせ申し上げますが、よろしいでしょうか。 ◆吉田〔淳〕 委員 はい。では簡単に要望いたします。  広域の議員は、御存じのように、1市5町1村、7市町村から構成されておりまして、その中には町村長も含まれております。どうぞ、前のように広域の議長に、議会の代表でありますから、広域の議長が万歳三唱をやるように強く要望して、終わります。 ○豊田 委員長 他に御質疑ありませんか。 ◆三浦〔博〕 委員 1点ですが、新しい防災マップができましたら、どのように配布するのか。また、市民で、フルサイズで欲しいという方も何人かいて、この機会にもう壁一面に張っておきたいという方もいるのです。その場合はどう対応してくれるのかということをお願いします。 ◎田澤 防災危機管理課長 先ほどの県のほうのシミュレーションが終わった後、うちのほうで新しいのをつくります。それがA1判というもので、約2000枚ほどつくる計画です。あと、そういうのも電子データで来ますので、詳細についても提供できると思います。あと、できたときには、前は町内会長と公民館だけだったのですけれども、民生委員とかほかの方にも説明し、欲しいという方があれば上げたいと考えております。 ◆三浦〔博〕 委員 ありがとうございます。柔軟に対応していただきますようお願いしまして、終わらせていただきます。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第9款消防費の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。         午後0時12分 休憩   ────────────────────         午後1時10分 再開 ○豊田 委員長 では、休憩前に引き続きまして、会議を開きます。  第10款教育費並びに関連議案第43号の説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、128ページをお開き願います。  第10款教育費について御説明申し上げます。  本年度の予算額は66億1130万4000円であり、前年度と比較いたしますと4.7%の減、3億2362万3000円の減額となるものでございます。  1項1目教育委員会費は、1節の教育委員の報酬、教育総務課、学校教育課、教育指導課等の職員の人件費、物件費、8節の地域密着型教育推進事業に係るコーディネーター謝礼のほか、129ページに参りまして、13節の用務員業務等委託料、19節の田代小学校中学校組合負担金、私立高等学校助成補助金、国有資産等所在市町村交付金、21節の返還免除型の制度を設けた奨学金貸付金、23節の田代小学校中学校組合に対する普通交付税の返還金が主なものでございます。  2目指導費は、1節の心の教室相談員に対する報酬、次の130ページに参りまして、19節の児童・生徒文化活動促進費補助金が主なものでございます。  3目教育センター費は同センターの管理運営経費でございますが、1節の臨床心理士、教育相談員、適応指導教室指導員及び教育相談アドバイザーの非常勤職員などの報酬、2節の外国語指導助手9人及び職員の人件費、131ページに参りまして、11節の学校図書館用の図書購入のための消耗品費、教育の情報化推進に係る12節の通信運搬費、13節の学力調査等委託料、教育の情報化推進に係る14節のOA機器等借上料が主なものでございます。  4目特別支援教育推進費は1節の特別支援教育アシスタント30人分の報酬でございます。  2項1目学校管理費は、132ページにわたりますが、小学校46校の管理運営に要する職員の人件費、物件費でございます。  2目教育振興費は、18節の教材等購入費、133ページに参りまして、20節の準要保護児童学用品通学用品等扶助費が主なものでございます。  3目学校建設費は、15節の八戸小学校のキュービクル改修、田面木小学校の屋根、擁壁改修等の工事費、23節の白山台小学校建設に係る都市再生機構立替施行費償還金が主なものでございます。  4目学校騒音防止対策費は、13節の高館小学校の実施設計等委託料、15節の根岸小学校の防音機能復旧等工事費が主なものでございます。  3項1目学校管理費は、134ページにわたりますが、中学校25校の管理運営に要する職員の人件費、物件費でございます。  2目教育振興費は、11節の教師用教科書、指導書購入のための消耗品費、18節の教材等購入費、20節の準要保護生徒学用品通学用品等扶助費が主なものでございます。  3目学校建設費は、135ページに参りまして、15節の市川中学校の渡り廊下改築、小中野中学校のキュービクル改修、根城中学校の暖房機設置等の工事費、23節の白山台中学校建設に係る都市再生機構立替施行費償還金が主なものでございます。  4目学校騒音防止対策費は13節の北稜中学校の防音機能復旧事業に係る現況調査等委託料が主なものでございます。  4項1目幼稚園費は、豊崎幼稚園の管理運営に要する職員の人件費、物件費のほか、19節の就園奨励費補助金、私立幼稚園補助金、次の136ページに参りまして、第3子保育料軽減事業費補助金が主なものでございます。  5項1目社会教育総務費は、1節の社会教育委員、社会教育指導員等の報酬、職員の人件費、物件費のほか、137ページに参りまして、13節のアートプロジェクト等委託料、19節の文化協会補助金、八戸小唄まつり事業補助金、演奏会補助金が主なものでございます。  2目青少年対策費は、青少年健全育成推進のための少年相談センター非常勤職員等の報酬、物件費のほか、13節の青少年海外派遣事業等委託料、次の138ページに参りまして、19節の子ども会育成連合会など関係団体への負担金、補助金が主なものでございます。  3目公民館費は、地区公民館、瑞豊館、南郷公民館の館長、非常勤主事の報酬及び市公民館を含む物件費などの管理運営経費のほか、8節の開催講座の講師謝礼、139ページに参りまして、23節の白山台公民館建設に係る都市再生機構立替施行費償還金が主なものでございます。  4目図書館費は、市立図書館、南郷図書館、図書情報センターの管理運営のための職員の人件費、物件費のほか、次の140ページに参りまして、13節の市立図書館の清掃業務等委託料、南郷図書館、図書情報センターの指定管理料、18節の図書類等購入費が主なものでございます。  5目視聴覚センター費は児童科学館の管理運営経費でございますが、13節の同施設の指定管理料、18節の視聴覚教材等購入費、141ページに参りまして、19節の青少年のための科学の祭典実行委員会負担金が主なものでございます。  6目博物館費は、博物館及び南郷歴史民俗資料館の職員の人件費、物件費などの管理運営経費及び特別展、常設展の開催経費のほか、次の142ページに参りまして、15節の施設改修等工事費が主なものでございます。  7目南部会館費は13節の同会館の指定管理料でございます。  8目美術館費は、143ページにわたりますが、同館の職員の人件費、物件費などの管理運営経費及び特別展、常設展の開催経費でございます。  9目文化財保護費は、次の144ページに参りまして、13節の出土品修理等委託料が主なものでございます。  10目文化財調査費は、145ページにわたりますが、林ノ前、田代等市内の遺跡の発掘調査に要する経費でございます。  11目是川縄文の里事業費は、是川縄文館及び縄文学習館の管理運営経費、特別展の開催経費でございますが、13節の警備業務等委託料、資料運搬等委託料、15節の案内標識設置等工事費、17節の用地購入費、次の146ページに参りまして、19節の特別展開催負担金、是川縄文館バス運行事業負担金が主なものでございます。  12目八戸南部氏庭園整備事業費は、春、秋に一般開放するための経費のほか、13節の樹木剪定等委託料が主なものでございます。  13目史跡根城の広場費は、13節の同広場の指定管理料、15節の根城跡環境整備等工事費が主なものでございます。  14目公会堂費は、13節の公会堂、市公民館及び南郷文化ホールの指定管理料が主なものでございます。  15目文化ホール費は、147ページにわたりますが、南郷文化ホールの運営経費でございますが、13節の南郷名画座事業等委託料が主なものでございます。  16目市民大学講座費は市民大学講座20講座を実施するための経費でございます。  6項1目保健体育総務費は、1節の学校医、学校歯科医、学校薬剤師等の報酬、スポーツ健康課の職員の人件費、物件費のほか、次の148ページに参りまして、12節の児童生徒等の心電図検査などの手数料、19節の日本スポーツ振興センター共済掛金、中学校体育大会派遣補助金、東北高校ウエイトリフティング選手権大会補助金、20節の要・準要保護児童生徒医療給付費扶助費が主なものでございます。  2目社会体育振興費は、スポーツ推進委員報酬、149ページに参りまして、19節の青森県アイスホッケー連盟事業補助金、県民体育大会などの各種スポーツ大会への補助金が主なものでございます。  3目体育施設管理費は市の体育施設の管理運営経費でございますが、13節の八戸市体育館等及び南郷体育施設等の指定管理料が主なものでございます。  4目学校給食管理費は、次の150ページにわたりますが、学校給食に係る職員の人件費、物件費のほか、20節の準要保護児童生徒学校給食費扶助費が主なものでございます。  5目特別会計整備費は学校給食特別会計に対する繰出金でございます。  以上で第10款教育費の説明を終わります。 ◎高野 学校教育課長 それでは、議案第43号八戸市奨学金貸与条例の一部を改正する条例の制定について、お手元の資料に基づきまして御説明いたします。  なお、議案書では27ページから28ページにかけて記載しております。  それでは、資料にお戻りいただきまして、まず1として改正の理由でございますが、奨学金に係る奨学生の志願資格について、専修学校進学予定者を専修学校在学者に改める等、所要の改正をするためのものでございます。  次に、2の改正の主な内容でございますが、2点ございます。  1点目は専修学校の志願資格についてですが、「翌年度から進学しようとする者」としておりましたが、「在学する者」に改めるものでございます。これは平成23年度実施の専修学校区分の予約採用の実績や専修学校在学生からのニーズに対応し、改めるものでございます。また、専修学校専門課程に関しては、これまで奨学金貸与条例施行規則において、修業年限が2年以上と規定しておりましたが、今回の改正にあわせて、条例本則において規定化し、専修学校の定義をより明確にするものでございます。なお、修業年限を2年以上としている理由でありますが、独立行政法人日本学生支援機構など、他の奨学金制度に準じまして、短期間の職業訓練的な学校は除いているものでございます。  2点目は、八戸市奨学金を志願する生徒、学生の親権者等は、市民であることとしている志願資格についてですが、資格要件に変わりはございませんが、これまでよりも詳しく規定を改めるものでございます。  3としまして、この条例改正の施行期日でございますが、平成24年4月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆松田 委員 1点お願いしていました。10款6項、サッカー場についてということです。  女子サッカーの活躍で、サッカーが子どもたち、女子も含めてでしょうけれども、非常にブームになっております。そこで、市内のサッカー場が現在幾つあって、市で管理しているのがどれだけあるのか、ちょっと先にお知らせください。 ◎高橋 スポーツ健康課長 お答え申し上げます。
     現在、市の施設にはサッカー専用のグラウンドというのはございません。サッカーに使用できるグラウンドとしましては、長根公園、新井田公園及び南部山健康運動公園の多目的広場と、あと長根公園の運動場、東運動公園の陸上競技場の中地、そして南郷陸上競技場の中地がございます。あと、練習場といたしましては屋内トレーニングセンターがございます。  以上でございます。 ◆松田 委員 そうしますと、大会その他でやるときは、人工芝なり自然芝ということがあるかと思うのですけれども、そうすると、サッカー場そのものがないということになりますと、そういう大会をするときというのはどういうふうな使い方をやっているのでしょうか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 芝を使うのであれば、主に東運動公園の陸上競技場の中地とか南郷陸上競技場の中地を使っているということでございます。 ◆松田 委員 それでは、東運動公園と南郷の場合のことを、いろいろな方々が利用されると思うのですけれども、そこに使用の規定みたいなものがあって、こういう場合は使用できないとか、こういう場合は使用できるとか、何か条件というのはついているのですか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 ちょっと今、そこの点に関しましては手持ちがございませんので、申しわけございません。 ◆松田 委員 サッカーをやっている方々だとか、サッカー協会の方々から意見がちょっと出ていまして、2つの東運動公園も南郷もそうですけれども、もう少し使用する条件を緩和して、自由に使えるようにしていただきたい。何か大会によっては使用できないような話を、条件をつけられているところがあるという話をちょっと聞いていましたので、そのあたりちょっと検討していただいて、サッカー協会とかの方々なんかの御意見も聞いて、専門的なことはわかりませんので、どういう条件がいいのか、その辺をちょっと聞いてもらいたいということと、さっきは南郷も東運動公園もサッカー場ではないわけですから、きちんと人工芝で大会ができるようなサッカー場をぜひ整備してほしいという要望も上がっていますので、ぜひ検討していただきたいということで、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆田端 委員 私からは、通告していました132ページの学校の修繕についてと、138ページの子ども会育成連合会補助金についてです。  まず、学校の修繕についてですが、小学校の修繕料は2000万円少々になっていますけれども、この数字の根拠はどうような根拠になって出ているのでしょうかと思って質問します。 ◎工藤 教育部次長兼教育総務課長 田端委員にお答え申し上げます。  これは確認ですけれども、11節需用費の中ほどにある修繕料3047万7000円の中身ということでよろしゅうございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)  まず、この中身について簡単に御説明申し上げますと、学校のほうに配分している予算、これは学校のほうに、例えば何万円とか配分しまして、その中で、学校のほうで備品とか設備とかの小修繕を行うというものが約800万円ほどございます。  あとは、教育総務課のほうでお金を持っているのですが、その部分は、例えば、学校ではちょっとできないような大き目の修繕とか、トイレとか水回りの部分とか、そういった部分の修繕の経費ということで、教育総務課執行分という形で約1300万円ほどあります。  あとは、臨時的部分になるのですけれども、本年度はプロパンガスの設備、例えばメーター等が有効期限が切れたということで、交換しなければならないというものが約300万円ぐらい、あと消防関係ですけれども、この辺は点検を毎年しているのでございますが、その辺で改善を要するということで指摘を受けたことから、交換するという部分が約500万円、それら等を積み上げて3047万7000円となっているものでございます。 ◆田端 委員 私は二千幾らと言いましたけれども、これは次のページの欄で申しわけないです。3047万円の数字でした。ごめんなさい。  それで、私が以前学校給食センターで働いていたときからずっと思ってきたことですけれども、例えば、ある学校ではコンテナの荷受け台にひさしや風よけがなくて、3階から雨垂れや、または雪がそのまま落下してくるという状況があって、私が職員のときも、労働組合を通して要望は何回もしてきたのですが、学校の施設がなかなか直らないということをまず思ってきました。  それで、私は地元でPTAにもかかわってきていましたので、旭ヶ丘小学校、大館中学校、新井田小学校というところがありますけれども、要望してもなかなか直らない。シャッターやら玄関の表のドアとかということになりますけれども、学校のほうでは、半ばあきらめかけているような空気さえも感じていたものですから。特に旭ヶ丘小学校では、プールに水を供給する太い配管が破損したままになってしばらくになる。また、スプリンクラーにもつながっているようだということも聞いていましたけれども、いずれも安全にかかわる問題と。それから学校は、避難所として緊急のときには地区の人たちが避難をして過ごすということになりますけれども、そういうのに常に対応していかねばならないのではないかという思いもありますので、修繕要望があるところは急いで対応していただきたいという意見を申し上げます。  では次に、子ども会育成連合会への補助金のことについてです。私たちは通称市子連、八戸市子ども会連合会といっておりますけれども、こちらの102万円の根拠ですか、ちょっとお聞きしたいと思って質問します。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  八戸市子ども会育成連合会への補助金102万円につきましては、子ども会育成事業といたしまして50万円、地域活動推進事業、これは26の地区の各地区の子ども会に2万円ずつ、2万円掛ける26地区で52万円、合計102万円となってございます。  以上でございます。 ◆田端 委員 わかりました。八戸市子連では、八戸市から委託をされて仲良しクラブの指導員の皆さんに総会のときに委嘱状を交付する仕事をしております。もう1つは、各クラブへの交付金、これも市からの委託を受けて、5000万円、6000万円という規模だったと記憶しておりますが、そういう仕事をしております。あとは、承知のとおりですけれども、毎年子どもの人数が少なくなってきて、会の運営自体も少々窮屈になってきているものですから、皆さんにいろいろお力添えや援助をお願いしてきたところです。ないものねだりということはできないと思っていますけれども、さまざまなところで援助または配慮を今後いただきたいという意見を申し上げて、終わります。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 田端委員の質疑についての関連質疑を認めます。 ◆三浦〔博〕 委員 子ども会についての田端委員の御質問に対しての関連ですけれども、子ども会の、先ほど子どもが少なくなってきているという中で、各地区の子ども会の活動というもの、または、市子連全体でやるものが、今まで数がどういうふうな形になっているのかという感じがあります。要は、今の時代に合わせて、数もやることも減らしていくというものも必要ではないかと思うのです。現状補助金を出しているということもありますから、その実態把握、またお金を出しているからには口を出すというわけではないのですが、そのときの子ども会の今後ということでどのような印象を持たれているかお伺いします。 ◎四戸 教育指導課長 八戸市子ども会育成連合会は、昭和35年度から創立されて、平成22年には創立50周年を迎えたという歴史と伝統のある会でございます。まず会では、地区及び単位子ども会の活動の充実を図るために、地区のリーダーの子どもの養成ですとか研修会の充実、そういったことを行っております。また、ソフトボールの大会ですとか、いろいろレクリエーション的な大会等も行って、子どもたちの健全育成に向けて大変寄与していただいているものと認識しております。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 子どもが少なくなっていく中で、各単位の子ども会の事業も、メニューが多くなって負担になっているという実感もまたあるのです。青少年協議会のものであったり、ソフトボールもそうですが、あとPTA活動なり部活動の活動または塾とか、そういう中にあって、子ども会が本来今日的意味でサポートする部分はどこなのかというところの整理をしていくという意味で、伝統があるからいい。それはまずそのとおりですけれども、その事業がそのままこれからも同じように続けていくべきなのかどうかということも、話し合うようなことをしていただかないと、子ども会、現場のほうは、どうしても子どもが少なくなっている中で、町内活動、役員をやっていながら、町内会の活動もしていながら、あれもやって、これもやってということになってくると、ちょっと窮屈になっているという声もあるのです。ですから、そういうふうなこともあって、そういう意味でも協議をしていくような形へ、よりよい規模というのはどういうものなのかということを検討するようにも働きかけていただきますようお願いしまして、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに関連質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 ないようですので、以上で田端委員の質疑に対する関連質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆五戸 委員 私からは、149ページ、青森県アイスホッケー連盟事業補助金について1点お伺いいたします。  まず、この事業補助金の目的、そして何年度から始まって、トータルでどのぐらいの補助金が支払われているのか、お伺いいたします。 ◎高橋 スポーツ健康課長 青森県アイスホッケー連盟事業補助金の交付目的といたしましては、青森県アイスホッケー連盟が行う今の田名部記念アリーナの運営を支援して、もって当市におけるスケート競技の底辺拡大、選手強化育成などの振興を図ろうとするものでございます。  これまでの補助金の総額でございますが、平成12年度当時は、南部山リンク運営補助金という名称でございましたけれども、平成22年度までで1億5590万円、平成23年度の補助金が確定いたしますと1億6990万円となります。  以上でございます。 ◆五戸 委員 私は当初からかかわってきて、余り質問しないかとは思っておりましたけれども、当初の目的は、今とは少し事情が違ったみたいな気がいたしております。当時は、最初はそういう目的のもと、青森県アイスホッケー連盟に対しまして、青森県が800万円、市が800万円、合わせて1600万円の補助金額とした経緯があり、青森県のほうからは、その補助をする必要がないという意見をもらって、たしか市が800万円最初の年に助成をいたして、その後1600万円と変わった経緯があると私は記憶しておりますが、そのようなあれはどうでしょうか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 創設当初の補助額のはっきりとした積算根拠というものは、書類ではちょっと確認できておりませんでしたが、委員おっしゃるとおり、平成12年度本補助金創設の際には、旧南部山アイスアリーナへ県と市で800万円ずつ、合計1600万円の支援を予定していたということから、大体収支の見込みは1600万円ほど不足するのかと考えております。  しかしながら、再三の協議にもかかわらず、県からの支援をいただけなかったということで、平成12年度は市のみ800万円の交付、また、翌平成13年度には市から1550万円、そして平成14年度には、さまざま青森県アイスホッケー連盟とも協議した結果として、実績額を参考に今の1400万円という額に落ちついているのかと考えております。  以上でございます。 ◆五戸 委員 当初は冬季アジア大会なども控えており、この補助額に対してはいろいろなことを申し上げてまいりましたが、ある程度私も納得しておりますし、今の市の考え方に対しましても理解しているつもりであります。私が、最近ですけれども、聞いたお話の中で、市から今1400万円ほど補助がされているわけですけれども、当初の1600万円という補助金は、恐らくは南部山アイスアリーナの前経営者から借り受ける家賃として1600万円ほど、ある程度この家賃補償かと、そのような認識でおりました。ところが、最近聞いた話の中で、家賃を滞納しているというお話をちょっと伺っておりますけれども、その件につきまして把握しているのかお伺いいたします。 ◎高橋 スポーツ健康課長 1400万円の補助金の補助対象経費につきましては、保険料とか動力光熱費、事務用品費、あと維持管理費など、家賃地代の分ということで補助としているものではございません。  先ほどお話のありました家賃の滞納、これにつきましては、書類上と申しますか、確かにうちのほうでも滞納しているというのは確認しております。  以上でございます。 ◆五戸 委員 私のもとには、大家から伺いましたところ、約10カ月ほどの家賃の滞納があると伺っております。10カ月といえば、今家賃が1カ月130万円であるそうですから、1300万円ほどの家賃の滞納があると伺っております。  そこで、私も決算書やら平成18年度からいただいたものがありまして、その決算書の内容などを見ておりますが、市当局でも決算書を多分拝見していると思うのですけれども、この決算額を通じてどのように思っているのか、少し疑問があるという点があったらお知らせ願います。 ◎高橋 スポーツ健康課長 今残っている書類の中で確認いたしましたところ、平成18年度の段階で家賃の支払いがおくれているというのを確認しております。  以上でございます。 ◆五戸 委員 私も見たところ、家賃は1300万円ですけれども、当初は違ったように思うのです。たしか家賃も大家との交渉で幾らか下げて、今現在1300万円になっていると認識しております。私は、毎年1400万円出ているわけですから、この決算内容が毎年しっかりした決算報告書をいただいて、その収支の状況によって、この補助額というのが決まっていくのかと思っておるのですけれども、市の考え方としてはどうなのでしょうか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 先ほど申し上げましたが、補助対象経費につきましては、先ほど申し上げた維持管理とか動力光熱費など、7種類の経費を補助対象としております。そして、それらの合計の2分の1か1400万円か、いずれか低いほうの額を補助しますという形で要綱がなっております。それで積算しましたところ、大体5000万円ぐらいが補助対象経費になっておりますもので、それの半分で2500万円、それと1400万円を比較して、低いほうの1400万円を交付することに問題はないと考えております。  以上でございます。 ◆五戸 委員 どうも私は、そういう補助は果たしてどうなのか。当初から青森県に対して、青森県アイスホッケー連盟という青森県の機関ですよね。そちらに補助するのはどうかという思いもしておりました。当時のことは余り言いたくないのですけれども、民間の会社が東アイスアリーナと両方ありました。いろいろな話の中で、田名部組さんが経営していたころ、一たん経営不振ということで施設を閉めておりまして、1年近く閉めたと思うのです。そうしたら、施設がどうしても足りませんので、東アイスアリーナもかなりの売り上げがあったそうであります。そして、経営も何カ月か知らないけれども、今まで苦しかったけれども、よくなったという話を伺っておりまして、それから青森県アイスホッケー連盟が補助金をいただいて、再開することになったら、東アイスアリーナのリンク運営が圧迫されたということを伺っておりました。  市が先ほど掲げた目的からすれば、本来であれば、そういう目的であるのであれば、東アイスアリーナにもちゃんとした補助をしたり、いろいろな助けをしながら、この施設を残していくべきが本来であったような気がいたしております。しかしながら、東アイスアリーナのほうもいろいろな状況があったり、豪雨災害があったりして、補修できなくなったり負債を抱えて閉める結果になったわけです。  平成18年度か平成19年度に閉めたと思うのですけれども、この決算書を見ていれば、平成18年度南部山アイスアリーナのリンク収入が約3600万円ほどあった。東アイスアリーナが閉めた状況において、平成19年度、平成20年度には、リンク収入だけで5200万円ほどの売り上げになっている。そういうことを見れば、1000万円以上のお金がふえているわけです。そういうことをしっかり考えていけば、そんなに補助しなくても大丈夫だったのかという気もしておるのです。  その中で、こうして人件費の部分を見てみますと、平成18年度、平成19年度、とりあえずそれしかありませんけれども、専従者が1名になっている。そして、1名の専従者の人件費が480万円ぐらいになっている。ところが、平成20年度までは専従者1名になっているのですけれども、平成21年度には、ここの専従者が2名になって、人件費が七百二十何万円となっております。これは、専従者をふやす、ふやさないは青森県アイスホッケー連盟の考え方でしょうから、それはいいと思うのですけれども、家賃が10カ月分も滞納しておいて、そして専従者が今まで1人でやってきたものを何で2人にするのかという疑問も私にはあります。  ただ、私から言わせれば、補助金を出すからどういうふうにしてもいいみたいなことが少しうかがわれるし、この精算額を見ていても、私が見ているところだと、地代が130万円の12カ月掛ければ1560万円になるのですけれども、あるときには140万円の12カ月になっていたり、そして12カ月分として考えれば、1560万円支払われている形になっているのですけれども、あるときは千六百何万円払われていたり、これは累積で払っていないからその分足して払ったのでしょう。そして決算書に、私は余り決算書とかそういうのは余り詳しくはないのでわからないのですけれども、未納金とかそういうのが全然載ってこないのです。  私は、どうもこの決算を見ていると不思議でしようがないのです。そういうことを市がしっかりとした精査をしながら、補助額とかそういうものを決めていくべきだと思う。ただ、毎年1400万円払っているのだから、1400万円払っているような感じがしてなりません。もっとその辺のところをしっかりとした、何に使われているのか、これが公金でなければいいですよ。それが1カ月おくれようが、2カ月おくれようが、その団体が払っていくのでしょうから。ただ、これは毎年同じ金額で、家賃とかそういうものはちゃんと払うべきだと思うのです。払っていないというので、びっくりしました。市がそれを把握しながら、何年前からこれを把握しているのですか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 市の資料で確認できるものは平成18年度以降でございます。そのときに確認しております。 ◆五戸 委員 税金ですよ、公金です。支払うのであれば、何にどういうふうに適切に使われたかというのをしっかりと精査をしながらやっていかなければならない。そういうことで決められた金額を交付していくというのは、私はどうも納得しないのです。もしどうしても先ほどの目的何かであるならば、この施設は――私は東アイスアリーナにはかわいそうな思いもいたしました。閉めてしまいましたのであれだけれども、そういうふうな考えでいくのであれば、これはどうしても残していかなければならない施設だと思うのです。あるいは、屋内スケート場ができるまでの間かもしれません。新しく短期でアイスホッケーリンクをつくるというのも大変な金額になりますから、私はそれはやっていかなければならないと思うのです。そうすれば、まじめにしっかりとした運営をしていて、どうしても補助金だけでは足りないのだというときには、これはどうしても八戸のアイスホッケー人口のことを考えれば、もう少し増額してあげなければならないというようにしながらでも、守っていかなければならないと思うのです。  収入が多くなっていたら、短期の収入を見て、黒字が出ていたら、いや、返してくださいよと。50万円でもいいから、100万円でもいいから返せよという体制をとっていかなければいけないと思うのです。南郷のジャズフェスティバルのときだって、1000万円出しているけれども、いや、ことしは少し頑張って、135万円戻すことができたのだということになっているわけです。補助金ですから、そういうような形態でいくべきだと思うのです。その考えはどうですか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 ただいま補助金が足りないのなら増額したらどうかというお話がございましたけれども、補助金につきましては、名称こそ補助金とはいいながらも、内容はリンクの運営管理費の一部を支援しているという形のものでございます。しかしながら、1400万円という高額な金額は、ほかの補助金なんかと比較しましてもちょっと高いのかと。あと、氷都八戸とはいいながらも、一部の競技のためだけにこれ以上の補助金を支出することが、果たして市民の方々に御理解いただけるのかという部分もございます。  以上でございます。 ◆五戸 委員 いや、それはもちろんそうです。そんな安い金額ではありません。ほかのスポーツ団体から見れば、とてもではないけれども、うらやましい限りであります。でも、氷都八戸を標榜して、最初の目的でいくのであれば、そういうことも必要だろうし、私は、最初から県の機関、名前だけは青森県とついていて、確かに実態は八戸なのだとなるかもしれません。私は、ただ、青森県アイスホッケー連盟がいつまでも、これを出してからもう10年もたつわけです。この辺で、例えば八戸の新井田とか、そういうところにお願いしているエスプロモ株式会社ですか、そういうところの団体にゆだねるとか、そうすれば、同じリンクの形態をやっていますから、いろいろな人員とかそういう融通がきくでしょうから、そういう団体にしっかりとした経営方針でやってもらうということを考えていく時期ではないかと思っています。  そして、私は理事会に1回、当初のころに出席したことがあるのですけれども、そのときに私は理事の皆さんに言いました。仮にリンク運営が赤字に陥った場合に、理事の皆さんに責任があるのですよと、皆さんがその赤字分を払っていかなければならないのですよと言ったら、いや、冗談ではないという話も1回やっておるのです。私は、これはリンクの家主に青森県アイスホッケー連盟の理事の方々が1度ちゃんと精算をして、新たに始めるべきだと思うのです。いつまでも、10カ月も十何カ月も払っていない。家主にもあなたたちもおかしいのではないかとはっきり言いました。ちゃんとした1年1年の請求、何カ月払っていないのだとか請求書も出しているのかと。そうしたら出していないと。そうしたら、市のお金をなあなあでやっていると言われかねないでしょう。  そういうことを考えれば、ここは――私は青森県アイスホッケー連盟の決算書も見せていただきました。700万円ぐらいの連盟のお金があるみたいです。理事者の方々が払っていない部分を、このお金を使ってまでもしっかりとした精算をして、次のステップに進むべきだと思うのです。そのような指導をして、そして適正にちゃんとした補助金が使われるように、運営されるように指導したり、そういう考えを少し改める、これは出しているほうも責任がありますから。私は第1番目に出しているほうに一番の責任があると思っているのです。そういうことをこれからしっかりと議論してどのようにするか、1度考え直していただけるように御要望申し上げて、終わります。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 五戸委員の質疑に対する関連質疑を許します。 ◆三浦〔博〕 委員 五戸委員の青森県アイスホッケー連盟補助金についての関連質問ですが、これは、私は経緯を伺って、るるこれまでの予算特別委員会で諸先輩方が言っておりました補助金行政のあり方という根幹にかかわる話だと聞いていて思ったのです。まずアイスホッケーだけになぜこれだけの高額の補助金を出すのかということもありますけれども、確かに管理運営費に補助金を出すと、名目はそうですが、入金した時点でお金には色がついていないわけでありますから、そういう名目で行政の皆さんが善意で思いを込めてお渡しした補助金が、実際はその会計の中でどのような決算の形になっているのか、私はわからないのです。行政のほうは書類上確認していると。ただ一方で、五戸委員の話によると、うちの手元には、未収金とかそういうふうなのが書いていないのだよということがあるわけですけれども、そこのはっきりした書類というものは、今私にちょっといただけないものでしょうか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 うちのほうで確認している書類というのは、あくまでも青森県アイスホッケー連盟の持っている原本を確認したということでございますので、書類そのものは青森県アイスホッケー連盟にございます。 ◆三浦〔博〕 委員 今、この場で質疑に使いたいと思うので、それをちょっと今いただけますか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 今お話ししましたのは、領収証とか帳簿の原本ということでございまして、レシートとかそういうのはかなりの枚数ございます。ですから、コピー1枚とって済むとかいうものではございませんので、原本は取り寄せるのも時間がかかるかと思います。 ◆三浦〔博〕 委員 それはどういうことなのでしょうか。要は、書類上確認したというのは、日々の経理の書類を見て、そして家賃の滞納が発覚したということですか、決算書に載っていなかったということなのですか、お願いします。 ◎高橋 スポーツ健康課長 まず決算書を確認する際に、帳簿とか領収書を突き合わせて確認をして、その際に家賃の領収書に、例えば今であれば、平成24年3月の支払いの中身が平成22年1月とかとなっていたので、これはどうなのという話で確認したということでございます。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 ですから、突き合わせるときに、何をもって突き合わせたのか、上からの項目でやっていって、最終的に家賃がなくなったのか。ただ、決算書を見れば、大抵は支払っていないものは支払っていないということを出しますよね。それ用の決算書にです。未払金としてですね。私はそこを言っているのです。行政のほうでは確認をしたと。今聞いたら、その内容を細かく見ていったら、最終的に家賃が未払いになっていたよと。それはまさに会計士とか税理士がやる、まさに会計上では理想的な補助金行政のコミットの仕方だと思うのです。ただ、普通のやりとりの共通言語としては、決算書なりという表にまとまったものが出るわけです。その点、未払金とかあるのですか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 収支決算書は後ほどお手元にお届けいたします。 ◆三浦〔博〕 委員 私が今質問したのは、決算書に未払金とかそういうものがあるのですかという質問です。 ◎高橋 スポーツ健康課長 決算報告書の様式の中にはございません。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 累計で約1億6000万円、アイスホッケーという1つのスポーツの団体に補助を出してきた当市の方向性、氷都八戸という意味では決して間違ったことではないと私も信じています。そういう中にあって、書類上で確認したら、家賃が滞納していましたよというものは、決算書の中に未払金という項目がなかったということであるにもかかわらず、調べてみたら、家賃の――前後何か不思議な感じがしてならないのです。  そういうふうな一方で、先ほどのやりとりで、専従者を平成21年度にはふやしている。先ほど言いました経費には補助という名目で行政は出しました。そうしたら、入金したら、そのお金はどのお金かというのは追跡不可能なわけであります。一方で、人件費をふやしている。そして、パート、アルバイトかどうかわからないですけれども、スタッフを厚みを持たせておいて、かつ1600万円ほどのリンク収入の増がある中で、未払金というものがなく、調べたら、家賃がこうして指摘されて出てくる。こういうふうな形というのは、どうもここで納得いかないと私は思うのです。 ○豊田 委員長 三浦博司委員、今、五戸委員からるるいろいろ質疑がございましたけれども、収支決算について、皆さんに一応お見せしたいということでございますので、それを皆さんに提示してよろしいですか。 ◆三浦〔博〕 委員 はい。  (「関連」と呼ぶ者あり) ◆田中 委員 今配られるというお話でございますので、それを委員が見ると、必ず何か今みたいな話がもっと出るのではと思いますので、できれば青森県アイスホッケー連盟の関係者の方に御出席いただくというのはいかがでしょうか、委員長。 ○豊田 委員長 皆様、今、田中委員からそのように……。  暫時休憩いたします。         午後2時07分 休憩   ────────────────────         午後2時11分 再開 ○豊田 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、暫時休憩いたします。         午後2時12分 休憩   ────────────────────         午後3時05分 再開 ○豊田 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  第10款教育費の質疑を続行いたします。  五戸委員の関連質疑を継続いたします。
    ◆三浦〔博〕 委員 先ほど決算資料の提出を求めたところ、休憩という形になりながら、今後の予算特別委員会の日程も限られているということもありますし、私の思いは、補助金行政のあり方というものをよりよくしていただきたい。この点の真意をどうこうという部分、そこも一方で大事ではありますけれども、時間も限られておりますことから、決算書を後日私にいただきたいということで、取り消しをお願いしたいと思います。 ◆田中 委員 先ほど私、決算書等が来ますと、質問が出るのかなということで、青森県アイスホッケー連盟の方をというお話をさせてもらいましたが、決算書は来ないということで、今回は取り下げさせていただきます。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 五戸委員の質疑に対する関連質疑を許します。 ◆田名部 委員 先ほど来、我が会派の五戸委員から青森県アイスホッケー連盟の補助金のあり方についてるるお話があったわけでありますけれども、私は、総体的に青森県アイスホッケー連盟に限らず、補助金のあり方、まさに補助金の要綱に基づいた適正な管理を、特段の御指導を賜りたいことを強く要望申し上げたいと思います。  その中で、五戸委員、るるお話しされた未払いの家賃を存在させるような決算書を、素直に受け取ってはいないにしても、そういった事業の内部においても、できるだけの指導を望みたいと思います。それらについて全般にわたることの補助金要綱に対して、部長、コメントがありましたらお願いします。 ◎松浦 市民健康部長 従来より補助事業につきましては、事業の履行確認ということは全庁すべてやっているところでございますけれども、内容については実績報告に基づく収支計算書などを確認した上で、適正かどうかということはやってきたわけでございます。ただ、委員、今御指摘の部分は再度全課挙げて見直してみるというのも必要かと思いますので、補助金の適正な執行方法につきましては万全を期すよう、再度関係課と一緒に協議しながら、万全を期してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆田名部 委員 あわせて、特段の御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げて、終わります。 ○豊田 委員長 ほかに関連質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 ないようですので、以上で五戸委員の質疑に対する関連質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆壬生 委員 5項、136ページと書いてありますが、137ページに訂正してください。  アートプロジェクト等委託料について、平成24年度にどういうふうにやるのか、ちょっとお知らせください。 ◎松橋 まちづくり文化推進室副室長 お答えいたします。  平成23年度に引き続きまして、ダンスを使いまして、地域の素材とか人にスポットを当て、アーティストと地域の方々との共同創作を通じて、まちを見詰め直して、南郷ならではの新しい価値や交流を生み出すような取り組みを行いたいと思っております。具体的には、国内外で活躍するダンサーが南郷区内に合宿いたしまして、地域の方々をダンサーに仕立てて、公演で一緒に踊るというコミュニティダンス公演や、地元のかぐらやジャズなど、ダンスを組み合わせた事業などを想定しております。地域の方々とアーティストの交流により、地域に変化をもたらすという公演の前段階の過程、プロセス、その部分に重きを置いた事業としてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◆壬生 委員 これは今年度から始まった事業で、始まったばかりなので多少の反省もあるでしょうけれども、思いは今わかりました。おもしろい事業だと思っておりますので、ぜひ頑張ってやってください。お願いします。終わります。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆田中 委員 私からは3点、小中学校における美術館活用についてと、小中学校におけるスケート場の活用について、そして是川縄文館の看板についての3点をお伺いしたいと思います。  まず、小中学校における美術館の活用についてですけれども、最近の小中学校の美術館の活用状況を教えていただければと思います。 ◎山田 美術館副館長 お答えいたします。  今年度2月現在ですけれども、市内、市外含めまして全体の小中学生の入館者数は2504名、そのうち市外は250名、それから市内の個人、学校では連れてこないで、個人でいらっしゃった方は2061名、そのほかに団体、学校の単位でいらした方が193名となっております。 ◆田中 委員 きのうも第8款のところでもちょっとお話しさせてもらったのですけれども、美術館でやっている魔女の宅急便の中に出てきている版画、湊中学校の養護学級の生徒がつくった版画、本当に全国的にもすごく貴重だということで、大変注目されている美術品であるにもかかわらず、市民はもとより、全国発信も全然されていない中で、私、この間、2月29日にちょっと行ってきたとき、こういうのを小学校、中学校の人たちは見に来ているのですかということで美術館の方に尋ねたら、1校だけ来ましたと。本当に子どもたちにとって、ジブリであるとか宮崎駿のアニメに出てくるようなそういうものが、八戸から発信されたのだよというのが、子どもたちにとっては教育的に非常に大事だと思うのです。そういうのを一切というとあれですけれども、1校あったのですけれども、それ以外がないというのは、教育的部分でいいのかと思うのですけれども、その辺のお考えを教育委員会のほうでは、いかがでしょうか。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  美術館の学校での活用ということですけれども、通常学校では、個人的な活用、日曜日とか長期休業中とか、そういったときに子どもたちが自主的にというか、興味を持って来館するというケースと、団体での利用といたしましては、遠足とか校外学習の一環として美術館を訪れるということでの活用を行っております。  授業のほうといたしましては、小学校、中学校とも鑑賞という内容がございまして、作品を鑑賞するという内容になるわけですけれども、これらのところでは、美術館の活用もあり得るということになっております。ただ、学校が美術館からどれぐらい離れているかとか、交通手段、そういったこと、あとは1年間の授業の日数が決まっている中で、どれぐらい美術館に行けるものか。そういったことを総合的に判断しながら、学校のほうでは利用をしているということでございます。  以上です。 ◆田中 委員 今のお話ですと、時間的に余裕がないとか、ちょっと距離があってなかなか行けないのだというお話かと伺っておりまして、私たちは、小さいころはこういうのを見て感想文を書いたり、そういうのでお友達同士でディスカッションしたりして、本当にコミュニケーションがとれて非常によかったという思い出があります。こういう部分にしっかりと教育の予算として、先ほど距離がどうこうということであれば、その分行けるような予算をとるとか、そういう取り組みも必要ではないかと思うのですけれども、その辺についてはいかがお考えでしょうか。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  交通費の補助ということになりますと、まず遠い学校、近い学校、いろいろございまして、どこに補助するか、しないかという問題もあろうかと思います。ということで、財政的なものも大変厳しいものがございまして、当課といたしましても、いろいろなものをふやしたいと思いながらも、ふやせない状況の中で、新たにまたそういう支出を持つというのはなかなか厳しいものがあると思います。  以上でございます。 ◆田中 委員 本当に子どものためを思って、行政がしっかりとバックアップしていくことが大事なのではないかと思うところがありますので、その辺、財政が厳しいとか、大人の言いわけではなくて、できるだけ子どもに寄り添ったそういう体制をしっかりとつくっていただければというところでございますので、よろしくお願いいたします。  続いて、同じようにスケート場の活用についてでございますが、小中学生の活用状況をちょっとお知らせいただきたいと思います。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  今年度、これは実施報告ではなくて、今シーズンの活用の予定でございますので、若干天候とかインフルエンザ等で実施できなかった分については誤差があるかと思いますけれども、小学校では45校が延べ1215時間活用してございます。1校当たりに割りますと27時間ぐらい各学校リンクを使っているということです。ただ、この27時間といいますのは、全校が一斉に27時間使っているということではなくて、きょうは1年生が行った、きょうは6年生が使った、あるいはきょうは全校でスケート大会をやったとか、そういったことをすべて足し算した時間でございます。なお、中学校につきましては25校すべてで活用がございませんでした。  以上でございます。 ◆田中 委員 私は何で今回スケート場を子どもたちにどうかという質問をしたかというと、今、屋内スケートリンクができるということで八戸は盛り上がっているわけでございますが、結局、できた後に滑る人がいなかったら何もならないわけです。すそ野というか、底辺を拡大するためにも、子どもたちにしっかりとスケートの楽しみ、スケートを実際滑れるような状態にしていくことが、氷都八戸を維持していくポイントではないかというのを強く思いまして、今の話だと、学年的に中学校は全く行っていないとか、小学校も1学年当たり3時間か4時間かという計算が成り立つわけですけれども、それで本当にスケートリンクができて使う人があるのか。できた後の維持の問題が大変危惧されているという話も聞きますので、そうならないように、しっかりと底辺を育てるというのが必要ではないかと。  先ほど言っているように、子どもたちの勉強の時間がとれないとか、費用がかかってなかなか通えないというのは二の次の話であって、将来のことをしっかりと考えて進めていく。教育の原点に戻っていただきたいというのが今回の質問の趣旨でありますので、その辺、次年度に向けてスケートの教室というか、本当に滑れる方を、言い方は悪いですけれども、ここにいる皆さんもほとんど滑れると思うのです。それは小さいころやってきたからだと思うのです。だから、そういう部分で、小さいころからやっているというのが非常に大事でありますので、その辺を強く御検討いただいて進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと最後に、是川縄文館の看板についてでございます。先日も八戸に来訪された方から縄文館を見に行きたいのだといって、近くまで行ったけれども、結局、発見できなくて帰ってきたと。本当にその話を聞いたときに、えっと。そういう話がありまして、是川縄文館に行って、看板がどこにあるのかという話をしたら、何かちょっと見えにくい場所にあると。本当に縄文館をこれからもっともっとアピールしていこうという段階で、どういうふうにその辺考えて進めようとしているのかをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎竹洞 是川縄文館副館長 お答え申し上げます。  施設名を表示した看板につきましては、是川縄文館の建物に向かって左側に大型の横型看板を設置しております。ただ、市道からちょっと離れた場所にあるということで、余り目立たない状況でございます。来館者の方からも施設がわかりにくいなどとの御指摘もありますので、施設の看板の設置について検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◆田中 委員 本当にせっかくいいものをつくって、中を見た方は、すばらしいものが入っているということでお帰りになった方もたくさんいらっしゃいます。その辺を誘客の状態がそういうことでは、ちょっと大変だなと思っていますので、その辺、しっかりとやっていただければと思います。  以上でございます。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆冷水 委員 通告してあります2点についてお伺いをいたしたいと思います。  先ほど壬生委員からも質問がありましたけれども、アートプロジェクトの中身についてということでお伺いしようと思っておりましたが、先ほどの御答弁ですと、南郷アートプロジェクトだけということで、あれは何カ所かでやっているのかという気がしたものですから、そこの部分については答弁は結構でございます。  それから、このプロジェクトにかかわっているさる方から、これは階上の方ですけれども、ちょっと南郷地域の人たちの反応が鈍いような気がするというお話をいただきました。私も1度は行って拝見いたしましたけれども、そのときは結構人が出ていたと感じております。何かアートプロジェクトを実施していただくこととして、計画を立てた時点での地域の人たちに対する何か要望等があれば、今後の対応を私自身も考えていきたいという思いもありますし、アートプロジェクトを実施する思いといいますか、目的といいますか、そういうふうなことと、地域の人たちに望むことがあればお聞かせをいただきたいと思います。 ◎松橋 まちづくり文化推進室副室長 お答えいたします。  このプロジェクトそのものは、アートを使って南郷のいろいろな暮らしの中に、南郷のさまざまな隠れた資源を使って地域を、まちづくりを創造していくということを目指しております。平成23年度、今年度はアートの種まき、アーティストに出会うという位置づけで展開をしております。したがって、ことしは種まきの年という位置づけからプレ事業ということで、まず地域の方々がアーティストに出会うということで、アートの力をちょっと感じていただけるような形でやっております。  来年以降でございますが、今度はアーティストとかかわる、本当に共同して何かをつくっていくという形をつくっていきたいと思っております。地域の方々にアーティストとかかわること、参加していただき、日常のあらゆる場面で創造的な部分が自分たちで自発的に、多発的に行われていくような地域となるようにやっていきたいと思いますので、運営を南郷の人、それからアーティストと言わず、共同でやっていけるような体制づくりを進めてまいりますので、御協力のほどよろしくお願いします。  以上でございます。 ◆冷水 委員 私も30歳のころ、地域の方々に本物を見せたいという思いから、わらび座公演をするために走り回った経験がございまして、こういうふうな本物をじかに見るということは、地域の人たちにいろいろな思いを与えると思います。先ほども答弁にありましたように、確実に意識変革の種はまかれたのだろうと思っております。効果なんていうのは、後になってみないとわからない部分がありますので、効果については今お尋ねいたしませんが、確実に種はまかれたと。その種がいろいろと育っていって、地域変革につながっていければいいということで大変期待をしておりますので、ぜひとも私ども地域としてもかかわりながら成功させていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  次に、南郷の体育施設についてということでお伺いをいたしたいと思いますが、合併以前から体育施設については、旧八戸市の方々が南郷地域の施設をかなり高い頻度で利用してきました。といいますのは、施設数が限られているものですから、南郷のほうは割と使いたい時間帯とか時期に時間がとれる、あるいは施設を利用できるということから、もうそういうふうな交流をしてきました。特に陸上競技場については、サッカーのヴァンラーレ八戸のホームグラウンドにもなっているということもありますし、当初は第2種でしたか、3種の公認競技場としてスタートをしたはずですが、その後どういうふうな扱いになっているのか、現状をちょっとお知らせいただきたいと思います。 ◎高橋 スポーツ健康課長 南郷の陸上競技場につきましては、たしか本年12月までが3種公認の期限だったと記憶してございます。これについては南部町のほうに全天候型の陸上競技場が新しくできた。そっちにはサブトラックとして使える施設もあるということで、南郷の陸上競技場を使った三戸郡の大会は平成22年度から全く行われておりません。ですから、その辺を踏まえますと、果たして陸上競技場は3種の更新をするべきなのかという話もございまして、現在は更新をしない方向で進んでおります。  以上でございます。 ◆冷水 委員 施設を維持していくためにはかなりの費用もかかるということで、3種については更新をしない。それもやむを得ないことなのかと思いますが、いずれにいたしましても、使用頻度は非常に高いものがあると思いますので、維持管理には特段の御配慮をいただきたいということだけ御要望申し上げて、終わりたいと思います。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆伊藤〔圓〕 委員 それでは質問させていただきます。10款3項の133ページ、中学校武道必修について、それから高校入試制度について、149ページの学校給食の安全について、145ページの掘りdayはちのへの概要について、146ページの是川縄文館について、145ページの世界遺産登録について、以上です。手短になるべく手際よく進めていきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  まず、武道の授業についてですけれども、本市は柔道を全中学校で実施したいということのお話を伺っていました。一般質問でも複数の議員がこの安全性について十分配慮するようにということでの質問、提言をされておりました。これは私も同じですが、もう1回確認する部分もあるかと思います。授業に当たる指導員の体制ですけれども、保健体育の先生方が研修を受けて、その上で授業に当たられると伺っております。体制とすれば、2人以上が望ましいと思うのですけれども、どういう体制で実施される予定でしょうか。 ◎四戸 教育指導課長 指導体制でございますが、これは学校によっていろいろございます。1学級を1人の教員で担当する場合もありますし、2学級を2人で担当する場合もございます。ただ、その場合には生徒の人数は多くなるということになります。基本的には教員が1名で指導いたします。それにプラスして、外部指導者等が入れば2人なり3人なりの体制もあり得るということでございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 全国の御父兄、あるいは実際にスポーツをなさっている、特に柔道をなさっている方からすれば、本当に大丈夫かという御指摘もあって、文部科学省では、事故防止については特段の配慮をするようにということで、いろいろ全国に申されているかと思います。そのときに、専門指導員が当たるようにということですけれども、私の認識でちょっとわからないのですが、専門指導員と文部科学省が言っているのは、特定期間研修を受けた人も専門員という立場になるのでしょうか。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  外部指導者ということになろうかと思うのですけれども、このことにつきましては、県教育委員会に確認いたしましたところ、柔道連盟なり警察のOB会とかいろいろあるわけですが、そういう方々から外部指導者としての登録をしていただいて、その方々には実際に学校に指導に行く前に研修も受けていただく。そして、学校から申請があった場合に派遣をする、このような形になってございます。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 先ほど伺いましたところ、1学級でするときは1人、2学級合わせて合同で行うときは、生徒数も多いけれども、2人でというお話でした。できたら文部科学省では2人体制でということも言われているような気がいたしましたが、この辺の体制づくり、2人体制でと言われたら対応できますでしょうか。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  すべての学校で2人体制ができるかといいますと、これは難しいと思います。 ◆伊藤〔圓〕 委員 とにかく安全で、子どもたちにも日本の武道である柔道を心技体、本当に精神的なことでも、私は大変有効だと思っているのですけれども、とにかく安全にということはもう願ってやまないわけであります。  そこで、練馬区などは、先ほど申されていたように、全日本柔道連盟であるとか全日本剣道連盟の有段者を2名ずつ派遣し、担当教師と3人体制で行うと、非常に注意深く取り組もうとしているところもあるわけです。そういうことで、安全を願うわけだけれども、事が起こってからその体制を変えていく、見直すということでは、私は遅いであろうと思うわけです。ぜひともこの辺の体制について、しっかりとスタートする前に何度も研修を重ねていただきたいと思いますけれども、その辺のお考えをもう1回確認したいと思います。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  教員の研修につきましては、これまで平成21年度から平成23年度までの3年間にわたりまして、これは学習指導要領の移行期間でございましたけれども、平成24年度からの全面実施に向けて、県教育委員会のほうで体育の担当者の柔道の研修を全員行ってございます。また、平成24年度につきましても、八戸の場合には、6月11日の予定になってございますが、三八の柔道の授業をする先生方が一堂に会しての研修を行いまして、この研修が終わってから柔道の授業はするようにということで計画してございます。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 とにかく注意するのには何回注意を重ねても過ぎることはないと思います。どうぞ万全を期して授業をスタートさせていただき、また、開始された暁には、全く事故のない本当にいい授業になってほしいと願っておりますので、今後とも研修等を重ねていき、有効な授業となるように望みます。  以上で終わります。  次は高校入試のことです。これは県教育委員会のほうの領域もあるわけですけれども、しかし、中学3年生の子どもたち、あるいはそこにかかわる中学校というのは抜きに語れないことだと思います。2006年から前期、後期という制度に変わりましたわけです。今日まで、これが長かったか、短かったかわかりませんけれども、来春からの入試では、もう1回検証するということが報じられております。これまでの間に前期、後期の制度につきまして、市の教育委員会としてはどのような検証をされているか伺いたいと思います。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  検証と言われますと、ちょっとうまく言えないのですけれども、校長会と意見交換はこれまでにもしてございます。また、教務主任会という会がございますけれども、教頭会、そういったところとも意見交換をこれまではしてまいりました。その中においては、新聞報道等にもございますけれども、前期、後期、現在の制度については、いろいろな課題があるということで意見交換してございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 そうしますと、八戸の現場では、前期、後期の制度については課題があるという立場では、この入試制度を見直すというふうに、一応結論ではないでしょうけれども、その方向性を見出していると承りました。  そこで、大いにそこのところは議論していただきたいわけですけれども、その課題というところでは主にどういうところなのか。これは重立ったもので結構でございますので、お伝えいただけませんか。 ◎四戸 教育指導課長 具体的な課題ということですけれども、現在の前期、後期の制度でございますと、一般選抜と特色化選抜となっているわけです。合格した場合にも、自分が一般選抜で合格したのか、特色化選抜での枠で合格したのかがわからないということもあります。また、日程的なものでいきますと、前期の発表が終わって、本当に何日もないうちに後期の選抜試験の手続、そして受験ということで、先生方も書類をつくったり、保護者や本人と意思確認をするなどというときには非常に負担があるということがあります。また、卒業式の時期の問題もございます。本来であれば、後期の試験を受ける生徒もしっかりと指導して、受験が終わっての卒業式ということが望ましいと思うのですけれども、前期の合格発表日の前日のあたりに現在は行っておるわけです。そういう卒業式の日程のこと、さらに平成24年度からは学習指導要領が全面実施されることに伴いまして、授業時数がこれまでよりも35時間ふえます。そうしますと、今の日程では、特に中学校3年生の場合に、1015時間という年間の授業時数を確保するのがなかなか難しい面がある。そういったことが課題としてございます。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 一番最後のところを除きましても、入試制度が変わるときに、もうやる前からこれは無理があるのではないかという御意見は私も伺っておりました。そして、これまでの経緯の中でも同様な御意見を多数伺っておりまして、議会の中でも伺ったことがあったわけですが、やっぱりなという方向に来たと思います。  そこで、県のほうでこの制度についてこれからいろいろな議論を重ねていくかと思いますけれども、第1に子どもたちへの影響、あるいは最後まで卒業式がずれて、今回などは約4週間近くも家の中にいなければいけない、学校にも行かない。そういった子どもたちの生活指導についても、本当に気になるだろうと思うのです。そういうこともあるので、現場の声を十分にという意味では、県の教育委員会の議論の中に反映をさせていただけるように努めていただきたいと思います。この辺、教育長、八戸市の教育委員会としてのお立場でどのような姿勢で入試制度の改革に臨むかをお話しください。 ◎松山 教育長 高校入試の見直しについてということで、先ほど課題として挙げられていることにつきましては課長からお話がありました。私も同じようなことを感じております。卒業式の問題もそうですし、特に今深刻なのは、3年生の新学習指導要領の時数確保ということが大変大きな課題となっております。県のほうでは、県立高校の入試選抜研究協議会というのを立ち上げて、学校現場、保護者、さまざまな方々で構成されて、新しい方法を模索すると聞いておりますけれども、先ほど挙げられた課題が解決されて、本当に子どもたちのためになるようなものにしてほしいということ。また、私も教育長としての立場から、いろいろな機会を見て、また県教育委員会等にもお願いをしていきたいと思っています。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 教育は一朝一夕に成るものではなく、また、すぐに結果が出るものでもないだけに、何か改革というか、変えていくときには、本当に深い議論を重ねて、そして短期で修正したり変更したりということがないような進め方をすることが私は本当だと思います。国家百年の計というときには、教育も100年のスパンで考えていき、指導に当たっていくということが大事であります。こんなふうに農政と一緒に教育界も非常に猫の目のような変化がありました。この20年間にゆとり教育もあったり、そして入試制度の変化もあったりということでは、現場の先生方も本当にいろいろなことを危惧しながらも進めざるを得なかったということと私は理解しております。先ほども申しましたように、どうぞいい入試制度になるように、ぜひともそういう御意見を地元教育界からも届けていただくようにお願いいたします。  以上で終わります。  次に、学校給食の安全についてです。これは前にも決算特別委員会だったと思いますが、伺いました。特にここでは放射線の影響についてですけれども、1つ、給食センターへの線量計の設置状況というのはどのようになっているか伺います。 ◎高野 学校教育課長 お答え申し上げます。  昨日も八戸で津波注意報が出ておりましたし、また、茨城県、千葉県では震度5弱や強ということで、福島第一原発事故による放射線問題、市民の方々、特に小さいお子さんをお持ちの保護者の皆様にとっては不安がぬぐい切れないことであろうと思います。  八戸市におきましては、決算特別委員会の際にも御説明申し上げましたけれども、改めて整理して申し上げれば、安全確認対策としましては3つ考えてございます。1つは、給食用の食材の発注についての基本的な考え方ということで、この点は決算特別委員会で申し上げたとおりでございます。そして2つ目が、今御質問の補助事業を活用した放射線機器導入による放射線測定の実施、そして3つ目が、その放射線測定をした結果も含めました継続的な産地公表でございます。  2つ目の補助事業を活用しました放射線機器導入についてでございますが、今年度ももう年度末でございまして、新年度からどのようになるのかということもございまして、県のほうにも問い合わせいたしました。八戸市としましては、平成23年12月に検査機器の貸与について要望を出したところでございます。そして、県に問い合わせましたところ、新年度の4月中に機器が入札されまして、各自治体へは5月中旬を目途に設置予定ということで伺っているところでございます。  設置されて、それを使用するためには各種研修が必要でございますし、他の市町村との共同活用という部分も出てくるかと思いますので、そのための設置場所の検討等、たくさん課題はございますけれども、保護者の皆様の不安を少しでも和らげるように、八戸市としましては、できる限りの検査体制を整えまして、その結果につきましては、現在も食材については、給食献立だよりに加えて、ホームページでも産地について公表しておりますので、さらに放射線測定機器による結果についても、県の指導を受けまして公表していく考えで今準備しているところでございます。  以上でございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 ありがとうございました。そういった子どもたちの食の安全、学校給食の安全ということでの御尽力に敬意を表したいと思います。沖縄でせっかく青森から雪を運んで、子どもたちが楽しみにしていることが1度中止になったということでは、本当に大人からおびえてしまって、子どもたちの楽しみまで奪ってしまった。それが正しい情報でそうなるなら、あるいはそのような状況でそういう御意見になるならいいのですけれども、それが正しい知識ではなく、感情的なそういったことで楽しみを奪ってしまった結果を見ていると、きちんとしたことをして、そしてきちんとした情報を出す。そして、安全なのだという理解をいただく。このことがふだんから大事なのだろうと思いましたので、よろしくお願いします。  以上です。  次に、是川縄文館のほうに移ります。145ページに関しますけれども、掘りdayはちのへについて概要を伺います。 ◎竹洞 是川縄文館副館長 掘りdayはちのへですけれども、企画展の掘りdayはちのへということでよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
     お答えいたします。  企画展掘りdayはちのへですけれども、市内では年間約50件近くの発掘調査が行われておりますが、今年度調査した主要な遺跡の調査成果を速報展示するというものでございます。期間ですけれども、平成24年4月28日から6月24日、約2カ月間を予定しております。企画展の内容ですけれども、十日市にあります松ヶ崎遺跡ですとか田面木遺跡、八戸城など7遺跡につきまして、出土品、写真パネル、解説パネル等で展示を行うというものでございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 ありがとうございました。毎年発掘されたものをこうして市民の方々に見ていただく機会をいただくというのは、とてもいいことだと思うのですが、その中で、掘り当てたものの中に、これはすごいと脚光を浴びるものがあって、それの周知が図られると、市民の皆様方もいそいそと会場に足を運ぶかと思うのです。この掘りdayはちのへにできるだけ多くの方々に足を運んでいただくというためには、どのような周知方をされていますでしょうか。 ◎竹洞 是川縄文館副館長 是川縄文館のホームページにおいて、この企画展についてのお知らせをしております。あと、チラシ等を作成して配布し、あるいはポスターも主要な施設に張って広報してまいりたいと考えております。 ◆伊藤〔圓〕 委員 大体通常の催し物をするときのやり方かと思いますけれども、できましたら、地元紙などマスコミにもこの辺を詳しく取材していただき、シリーズで出していただき、市民の方々が興味を持っていただけるような、そういったことも検討されればいいのではないかと思います。これはこれで終わります。  次に、また是川縄文館そのものの企画ですけれども、今回、もう1つの企画が、特別展があるかと思いますが、それの概要についてお知らせください。 ◎竹洞 是川縄文館副館長 平成24年度の企画展ですけれども、今御説明しました掘りdayはちのへ企画展のほかに、特別展と、もう1件の企画展を予定しております。  まず特別展のほうですけれども、夏の期間に行うもので、これは毎年日本各地で行われている発掘調査の中から、特に注目する成果があった遺跡について速報展示する全国の巡回展がございます。これを八戸市の是川縄文館で開催したいと考えてございます。期間は8月8日から9月17日の38日間ということでございます。展示の内容ですけれども、近年、特に注目されている20遺跡から見つかった530点以上の出土品を初め、写真パネル、解説パネル等での展示をするということでございます。これは全国巡回ということで、文化庁もかかわっておりまして、6月に江戸東京博物館を皮切りに、その次が是川縄文館、その後、藤枝市ですとか堺市、鳥取県立博物館、この5カ所で開催するものでございます。  もう1件が秋の企画展ですけれども、縄文のストーンサークルを予定してございます。内容ですけれども、縄文時代後期の東北、北海道を中心につくられたストーンサークルに関する企画展示を行うというもので、ストーンサークルの地域での違いや祈りの道具の多様性について紹介したいと考えてございます。期間ですけれども、平成24年10月13日から11月25日までの39日間を予定してございます。企画展の内容ですけれども、青森県六ヶ所村の大石平遺跡ですとか、青森県、秋田県、岩手県のストーンサークルについて、出土品やパネルなどで紹介するという内容でございます。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 盛りだくさんの企画展で大変楽しみですけれども、そこで、幾つか御要望申し上げたいのです。  さまざまな企画、またこれも周知徹底を図っていただきたいと思うのです。特に1回目のに来た方には、2回目の企画、3回目の企画と続けて来られるように、特に2番目の全国巡回、これは非常にまた楽しみなことでもありますので、大いに宣伝をしていただいて、多くの市民に足を運ぶようにしていただきたいと思います。どこにあるかわからないというのではまた困りますので、そこのわかりやすい案内もあわせてお願いしたい。  そこで、ことしの分ではちょっとどうかわかりませんけれども、今、北海道札幌市で企画展として、国宝土偶の3体が一緒になった企画展があります。私は札幌まで行って見てきたいというぐらい思いが強いのです。ぜひ八戸でも3点の国宝が一堂に会したこういう企画展を催していただきたいと思いますけれども、これは後でコメントいただければと思います。  それから是川縄文館ですが、私もオープンから何度か足を運びまして、特にことしは、夏場も初秋も非常に暑くて、あそこに足を運ばれた方々とともに、私もその場に居合わせたので、共感、同感いたしたのですけれども、バスでお越しの方がバス停で待っています。そうすると、バス停はちゃんとしているのですけれども、そこが全く日影がないので、もう暑くて暑くて、ですから、もう1回是川縄文館のほうに戻って、風除室のところで涼しさを求めて、バスが来たといったら、走って出ていくという感じで待っておられるのです。  ですから、縄文というのは森とか林があってしかるべきだと思うのです。ですので、バス停の近くに日影をつくるような、そういった樹木を植えていただいて、これはきょう、あすに大きくならないでしょうけれども、いずれそういう木陰をつくるという場所にしていただきたいというのを要望したいのですが、これも後でお答えいただきます。  それから、特に視覚障がいの方ですけれども、でもやはり縄文の空気に触れたいということでお越しになっている方もおられると思います。そこで私は、長野県の縄文のビーナスのある茅野市の博物館に行って感じたのですけれども、どなたでもさわっていいというレプリカがあるのです。そうすると、視覚障がいの方もそれをさわることによって、ああ、こういう形で、実物大はこれよりもうちょっと大きいのかなとか、実物大があればよろしいのでしょうけれども、そしてその感触を確かめて、実際にあるところの前に立ったときに、その想像がしっかりとできるとなっているのです。  そこで私は、合掌土偶を初め、八戸の是川縄文館が誇れるそういった出土品についてのレプリカを置いて、自由にさわり、万が一壊れても、また置き直すことができるような、そういったものを設置していただきたいと思いますし、また、音声ガイド、必要によっては点字の説明なども加えていただきたいと思うのですが、あわせて伺います。 ◎小林 是川縄文館長 お答えいたします。  いろいろ御提言をいただきまして、本当にありがとうございます。国宝の土偶3点、我が国で出ています。それを是川縄文館でそういう展覧会を企画したらどうかという御提言です。そういうことがいつの日かできるといいなと考えています。昨年のオープニングの縄文至宝展でそういったことを企画しましたが、残念ながら実現しなかったという経緯もございます。改めましてまたそういう機会があれば、そういうことができるといいなということを考えています。  それから、バス停の木陰の問題ですけれども、現在、開館当初の植栽が行われまして、割合小さな樹木の植栽ということになっています。大きくなってくれば木陰にもなるかと。ちょうど入り口のところは、縄文時代の植物ということで、アカシデという将来大きくなる、割合紅葉がきれいな木が植えてあります。それなんかが大きくなると、木陰になっていくのではないかと考えているところです。  3つ目、視覚障がいの方に対する配慮ということです。これは以前から縄文学習館なんかでもそういうふうにしていましたけれども、例えば盲学校のお子さんたちとかおいでいただくと、実際の出土品を出して、学芸員がついて触れていただけるようにという形で見学の対応をしてきているところです。是川縄文館でもそういうふうな形でやっていきたいと考えているところです。  以上です。 ◆伊藤〔圓〕 委員 合掌土偶のレプリカなども置いて、実際にさわっていただくということもぜひとも実現させていただきたいと思います。  それから、館長も3つの国宝を一堂に会したという企画をしたのだけれどもというお話でしたので、これはまた普通の観光という面でもすごいことになろうかと思いますし、その3つを並べることによって、八戸市民も合掌土偶のすごさというものを再認識する機会にもなるかと思いますので、ぜひとも実現に向けていっていただきたいと御要望申し上げて、終わります。  最後ですけれども、世界遺産の登録の推薦等についてということです。是川縄文館も含めて、北海道、青森県、岩手県、秋田県、こういった北東北、北海道の縄文遺跡について、あわせた世界遺産に登録をという願いが起こって、いろいろな運動が展開されているかと思います。今日までの経緯、そしてまた、当市としてこれから先どういった対応をしていかれるのかを伺います。 ◎竹洞 是川縄文館副館長 お答え申し上げます。  北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群につきましては、平成21年度に北海道、青森県、岩手県、秋田県の4道県が世界遺産登録に向けた事業を共同して実施するための協定書を締結しまして、4道県共同推進事業を実施してきてございます。事業の内容ですけれども、国に提出する世界遺産登録推薦書案の作成及び世界遺産登録を推進するための普及啓発に関する事業、さらに国際的合意形成に関する事業というものが主なものでございます。  これらを推進するため、推進本部というのを設置いたしまして、これは4道県の知事、教育長、関係市町村長、教育長から成る組織でございます。この下に専門委員会、あるいは推進会議を設置して、これらの推進に向けた事業を実施してございます。八戸市もそれに加わりまして、会議に出席して、八戸市には15遺産の中のうち2つの遺産、長七谷地貝塚と是川遺跡がございますので、それらについての課題を検討しているということでございます。  世界遺産についての今後の市の取り組みということでございますけれども、今後、企画展とかの中で世界遺産についてパネルで紹介するとか、PRを図っていきたいと考えてございます。 ◆伊藤〔圓〕 委員 世界遺産に登録されるというのは、そこに住む住民たちも盛り上げる一因にならないとだめだということだと思うので、今最後におっしゃられたように、企画展の中で十分なPRをし、これが世界遺産に登録されているところから出土した遺跡ですよと、そういったことを住民にわかりやすく、そして大いに関心を持っていただき、さらに八戸の市民たちが一丸となって、世界遺産に登録をという運動にもっともっと広がりが持たれてくるような働きかけをしていただきたいと御要望して、終わります。ありがとうございました。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ございませんでしょうか。 ◆石橋 委員 通告してあります3点、10款5項、市民練習場について、史跡根城の広場指定管理料について、体育施設管理費について、この3点について御質問したいと思います。  まず最初に、市民練習場について聞きたいと思います。  市の戦略プロジェクトにもこれは載っているものであります。多文化都市八戸推進懇談会からも提言もされておりますけれども、現状の進捗状況と、何か予算的な部分で今回の予算に盛られているのがあるとすれば、その部分は何なのかちょっとお知らせいただきたいと思います。 ◎松橋 まちづくり文化推進室副室長 お答えいたします。  市民練習場の整備についてでございますが、これまで平成21年度に音楽団体を対象にアンケートを実施、そして今おっしゃっていただいたように、平成22年度には多文化都市八戸推進懇談会の場で、音楽団体からヒアリングを実施いたしまして、平成23年4月に多文化都市八戸推進懇談会から市民練習場の整備についての提案書が提出されました。これにつきましては、提案に沿った形で整備を進めていこうという形で、遊休施設、それから既存の施設、これの有効活用を軸に進めるということになっております。  経費でございますが、平成24年度につきましては、市内施設の練習場としての使用可能性調査、これをやりたいと思っております。練習場のマップの作成、それから提言を受けて、空き店舗、空き床の練習場としての可能性の調査、これをリスト化するという予算、事務費を計上させていただいております。平成24年度は練習場として使用可能な施設の情報収集、これを行いながらマップを作成して、施設と音楽団体のマッチングを行うべき方向に進めていきたいと考えております。  以上です。 ◆石橋 委員 わかりました。本年度は調査ということなわけですね。その中で、提言書でも現在跡地活用のということで、柏崎小学校及び番屋小学校についても、リニューアルをした中での再活用を提言されております。その点についてのお考えはどのようにお持ちですか。 ◎松橋 まちづくり文化推進室副室長 市民練習場の整備を進めるという立場から、市立学校跡地活用庁内検討委員会の場において、今使われていない学校、これが音楽団体の練習場所として使用できるように提案しております。  以上でございます。 ◆石橋 委員 わかりました。あと意見だけで。先日、追悼式のときに八戸ウインドアンサンブルの方々が演奏されていましたし、うちの小学校でも、合唱、合奏、バトンというのが3月3日に公民館のほうであったのですけれども、以前は練習場があったので、古い校舎があったので、そこでジュニアオーケストラの方々も楽器を置いてやっていたのです。なかなか、そういうふうな大型の楽器とかというのを移動するのが大変で、また、練習場がないということで、そういうふうな話は以前より聞いていました。  その中で、遊休施設の中では、学校というのは、周りに響いても余り差し支えがないというか、そういうふうな部分で建物も建っているので、そういうことで検討していってほしいというのは、私も思うところであります。ほかの方も、そういう形で、それに関係する方からも、学校というのは一番使い勝手がいいのかなと。南郷とかの練習会場、文化ホールでもそうですけれども、料金が取られるということでネックになっていることを考えると、常設的な部分でずっと練習する場所とすれば学校があると思います。今後とも、小学校ですので、地域の方々との協議も踏まえながらやっていかなければいけないということは理解するところでありますけれども、音楽に携わるということは非常に大事なことだと思っています。  特に八戸というのは、本当にいろいろな伝統文化がありますし、それに携わる方があって、人の生きがいにつながっていると思っています。八戸が今回の予算にいろいろ街灯をつけなければいけないという話がありますけれども、八戸の明るさというのは、こういうふうな地域の伝統文化に携わることだったり、いろいろな部分をやっている方々があるから、八戸は明るいのだと私は思います。そういう部分の底辺になる練習会場ということを、ぜひこういうふうな部分で設けてほしいと思います。  だから、そういうことは、人の明るさにつながることにもなるので、外観的な明るさではなくて、内面的な部分で明るさになるので、そういうふうなことでは、健康寿命ということも1回取り上げましたけれども、それにつながると思います。そういうふうな部分で、地域にある伝統文化、そしてこういうふうな部分での練習会場ということは、八戸にとって非常に大事な部分でございますので、ぜひ前向きな取り組みをお願いしたいと思って、この点については終わりたいと思います。  次に、史跡根城の広場指定管理料についてお伺いをしたいと思います。  現史跡根城の広場、こちらは指定管理者は八戸観光コンベンション協会でよかったでしょうか。まずその点の確認からです。 ◎澤田 博物館副館長 石橋委員にお答えを申し上げます。  そのとおり、八戸観光コンベンション協会でございます。 ◆石橋 委員 わかりました。というのは、ちょっと確認したかったのは、去年の10月ですか、史跡根城の広場の城址まつり、一番のメーンです。城址まつりがあれば、1週間ぐらい前から城址まつりがありますという、ずっと地域の中で道路沿いに旗が立って、ああ、もうすぐ城址まつりがあるのだということがわかるのです。そして、城址まつりがあったその当日、午後に地域の方々のえんぶり、あとは、その後ナニャドヤラもあるので、私は行ってみようと思って行ったら、もう旗が片づけられているのです。  外にあった旗が午後にはもう片づけられていて、束ねてあって、ほかの見に来た方が、あら、もう終わったのですかという声がかかっていまして、私がそれを聞いたときに、いや、まだやっているはずで、この後はまだえんぶりをやるし、ナニャドヤラもあるから、まだだと思いますよということで、そこに居合わせた八戸観光コンベンション協会の方だと思いますが、あれ、何で旗が片づけてあるのかな、いやいや、失礼しましたということだけでしかなかった。そういうメーンになるまつりでも、旗を片づける、2時には片づけが大体終わっていたのです。でも、夕方までやらなければならないのに、そういう状態である。  だから、そういう部分での指定管理のあり方、八戸観光コンベンション協会は立派な団体でありますし、おまつりのメーンにそういうふうに補助を出して、そこの部分は管理してやってくれているというけれども、ただ、でも、それが八戸の大事な部分を盛り上げていこうとか大事にしようという気持ち、そういうところまでははかるということはなかなか難しい。指定管理ですから、後で書類を見て、ああ、こういうことをやりました、ああ、こうやりましたということで終わってしまいがちになってしまうのではないかということをちょっと感じた次第です。  ほかの自治体でもチェック体制の強化に向けた取り組みがだんだん行われてきております。例えば、指定管理者のモニター委員会の意見も取り込んだ評価方法、そういうふうな部分の標準化を図っていこうという動きが出ています。そういうことでは、八戸の指定管理者、今の部分でいえば、史跡根城の広場ですけれども、これに当たるチェック体制の取り組みというのはどのようにされているのかお伺いしたいと思います。 ◎澤田 博物館副館長 石橋委員の史跡根城まつりにつきまして、チェック体制等をお知らせ申し上げたいと思います。  根城まつりは10月8日に開催されて、石橋委員おっしゃるのは、ちょうど中館会場で行うイベントでございます。最終のほうにナニャドヤラ盆踊り保存協会の盆踊りという計画をしてございます。11月19日に報告会をいただいて、また、当日もうちの館長と私もこの会場にはおりましたけれども、報告の中で、石橋委員がおっしゃったとおり、のぼりの撤去が早いという御指摘もありますし、やはり早いのではないかということで事務局も思っておりますので、指導を徹底していきたいと思っております。  あともう1つは、乗馬の体験が途中から入ったわけでございますけれども、これも今後、やるときに安全対策を十分にやろうということで、報告会の反省がございます。よろしくお願い申し上げます。 ◆石橋 委員 わかりました。その点、改善いただけるということはありがたいことだと思います。もう一度そこの確認ですけれども、指定管理者に当たってのこういうモニター的な委員会的な部分は何かあるものですか。その点、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎澤田 博物館副館長 指定管理者の監査という形で、モニタリング制度に関する基本方針というのがございますので、それに関しまして、書類等の確認等はしてございますし、適正な指定管理者だと思っております。ただ、先ほどののぼりにつきましては連絡がございましたし、私たちも訂正をしてまいりたい、指導してまいりたいと思っています。 ◆石橋 委員 では、ここはあとは意見で。監査を入れた部分でのモニターということですけれども、私が言いたいのは、ふだんからの携わっている方々が本当にその部分を大切にしながら、市民の財産だという気持ちを持って取り組んでくれているかです。私たちは、市ではなくても、そういう指定管理者の方々がちゃんとやってくれているということがわかればいいわけで、その方々がただ流れてくる仕事みたいに、ああ、この日はこれだけやればいいみたいなことで、後で書類だけは整っているから、これで、はい、市とすればオーケーですと。そういうことがちょっと危ないのではないのか。もう少しふだんからモニター的な部分で、そういうことにどういう気持ちで携わっているのか。よりまた行政と違った民間の感覚を持って、よりそういうふうな部分を大切にして広げてくれているなとなれば、私たちにとっては何よりなわけです。  だから、そういう体制というか、統一的な視点のちゃんと評価とかという部分をできるような体制をぜひ市にはお願いしたいし、そういうのがないから、指定管理者制度の中で今いろいろな議論が出てくる部分もあると思うのです。全庁的な指定管理者に携わる部分については、よりそういうふうな目を持って取り組んでいただけるよう要望して、この点については終わりたいと思います。  第3点目に、体育館の施設管理費について、これは長根リンクについてです。  先ほど田中満委員もスケートのことについてということでお話もありました。その中で、去年の12月3日、4日、八戸青年会議所がやった氷都八戸イルミネーションナイタースケートin長根、これが本当は3日、4日だったのですけれども、このときちょうど強風だったり天候が悪くて、12月10日に延期になりました。  私も興味があって行ってきたのですけれども、キャンドルを入れる氷をつくって、その中にキャンドルを入れて、あとはイルミネーションとレーザー光線を入れて、非常にきれいな中で、ちょっと富士急ハイランド的な気持ちをちょっと味わわせていただいて、その中ですごく大勢の方々が来たのです。こんなに滑る人があるものだと思うぐらい、みんな楽しんで、それも若い、うちらは言葉が古くてアベックといったらいいのですか、カップルというのがいいのか、とにかく若い男女の方々も、いや、これだったら、スケートへ行こうという気持ちになってきてくれていたのです。  LEDのライトがポールのほうにとかずっとあって、片やオレンジの、リンクは氷ですから映ると非常にきれいなのです。黄色だったり緑だったり、その光の中を滑って歩くということの楽しさを見て、ああ、これはいいものだということを感じて、本当だったら市でやればいいのでしょうけれども、あれは全部青年会議所の持ち出しでやっていたのですかね。市ではああいうのでの何か支援、要するに、もうちょっと楽しめるスケートというか、今後もあれば市がタイアップしてやってもいいのではないかという気持ちがあるのですけれども、その点は何か、どこかの評価の中で聞いたりとかいう部分はなかったですか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 当日、確かに3日、4日、雨が降ったりとかで1週間延期になったと記憶してございます。その中で、当初JCからリンクを使ってこういうイベントをやりたい。ついては、リンクのほうに料金を聞きに行ったら大分高いと。その辺、何とかできないのかという話をされまして、うちのほうは指定管理者制度でございますので、そちらの条例、規則に沿ってやっていると。ただ、その中で、こういうイベントだから何とか協力してくださいよというお話をした経緯はございます。  その後、終わりましたということで、それはそれで終わったのですけれども、イベントに関して、最初の段階で後援とか共催とかというお話は一切なく、あくまでもリンクの使用に関してのお話がございました。ですから、今後もそういうお話があれば、検討してまいることは考えております。  以上でございます。 ◆石橋 委員 指定管理者の関係もあるので、指定管理者のほうにしてみれば、その部分の費用を下げるのであれば収入が減るので、そこら辺もあるので、なかなか厳しいところもあるのでしょうけれども、そこら辺は市でも少しバックアップするなり、また、LEDとかああいう中で滑るというのはいいもので、あれだけの方々が来ていただけることですから、1回だけではもったいないと思っているのです。できればまちなかでも、今LEDという話もありましたけれども、長根の部分も、本当であれば費用がどのぐらいかかっているのか、もう一度ちょっと精査して、もう少しできるのであればやってほしいという思いがあります。  その中で、ことしも2月12日に岡崎朋美選手が長根リンクに来て、ちょっと子どもたちにもスケートを教えてくれたのです。ああいう方が来ると、子どもたちもすごく生き生きとして、そういうふうな銅メダリストが来たということで、リンクにたくさんの方が見に来ていました。あわせて、昔活躍した選手が来てくれるということは、スケート振興に非常に大事になるという感じで思っておりました。そういう機会があれば、ぜひそういう方々に対してのアプローチをまたお願いしたいと思っています。  次に、ちょっと聞きたいのは、そういう中で、リンクに来ていただける方ですけれども、子どもたちは今ほとんどスケートを持たないのです。小学校では9割方貸しスケートです。その貸しスケートですけれども、それが小学校のスケート教室へ行くと、1学年が百何十名です。うちの根城あたりも100名以上を超えるのですけれども、それが各学校ダブると。同じサイズがダブるのです。例えば、23センチ、23.5センチ、24センチぐらい、学年が近いところになると、その部分が百何十足とか200足丸々出てしまうのです。  そのときには、予想されるときには、新井田のリンクからも借りてくるということですけれども、すごく古い靴が来るのです。いやいや、これは昭和の何年ぐらいだったのかというぐらい、はげてしまって、がたがたになっているわけです。リンクに立つ前に、足首がそろわない人は、リンクに立ったときに立つわけがないわけです。リンクに立つ前にスケートの歯が立たない子どもは、絶対リンクでそのときになって急にぴっと立つことはありませんから。そういうリンクに立つ前の状態のときから、そういう古い靴が置いてあるのです。だから、たしか長根リンクでも、ある程度の更新はしていると思います。でも、追いついていないと思うのです。その点について更新を早めるなり、その分は大きく変えていかないと、スケート振興にもつながらないと思いますけれども、その点の理解についてはどうですか。 ◎高橋 スポーツ健康課長 スケート靴の更新に関しましては、大体年間50足ぐらいずつは更新しております。ただ、今のような現状があったということであれば、数的にも足りないのかなと思いますので、今後、真摯に検討してまいりたいと思います。 ◆石橋 委員 ぜひ真摯に御検討いただければありがたいと思っています。本当に子どもたち、貸しスケートで、苦しいという思いのほうが強いのです。足首が曲がって痛い思いをして滑って、さあ、長根で頑張ってきたというのだけれども、痛いだけだったという状態で、楽しいまでいくのには、最初にいいスケートというか、足首がしっかりしたものでないとだめだということがありますので、ぜひそういうふうな部分での更新をよろしくお願いしたいと思っています。  あわせてもう1点、スケートの部分では、土曜日が無料開放なので、子どもたちは結構来ています。そういうふうな部分で、スケートを楽しむ環境があるのだと思っています。あわせて、日曜日についても検討されるということの予定はないものか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎高橋 スポーツ健康課長 先ほども指定管理料でということで指定管理を行っております。利用料金が現在でも土曜日無料開放ということで、その分の収入が入らないということで、それを日曜日まで拡大するということはなかなか難しいのかと思っております。  以上でございます。 ◆石橋 委員 ちょっと真摯なあれでなかったというので、ちょっと残念だと思っているのですけれども、これも財政の部分だと思います。指定管理者にすれば、その分が丸々抜けるということになるので、大変だということはあると思うのですが、子どもたちのスケート、冬場の体力維持、そういうふうな遊びの中でも――冬場といえば、私はスケートが少しはできるのですが、子どもたちは、閉じこもってゲームしかしないのです。だから、リンクへ行くというので、土曜日はいいのですけれども、日曜日は有料なのでそうもならないのです。そういうことでは、できれば日曜日も、そこら辺は子どもたちのスケート振興ということであれば、ある程度飛び飛びでもいいですけれども、少し日曜日もやれることの配慮も、その点は要望にしておきます。  できればやっていただければ、子どもたちのスケートにかかわる時間がふえてきます。意外に週末でも子どもたちは塾へ行ってみたりとか部活がちょっとあってみたりで、スケートできなかったりすることもあるのです。そういう意味では、ちょっとそこら辺も、子どもたちのスケートができるようにお願いしたいというのが1つです。  あと1つ、これで私のスケートの分は終わりますので。スケートの地域密着型。この地域密着型の中で、私も子どものスケートの部分で1、2年生を教えて、立つこと、転ぶことぐらいはやりますけれども、OBの方々も使うのに当たっては、そういうふうなスケートをやった方は、ぜひもっと、簡単なことでいいですので、そういう方々がいてくれると助かりますから、より密着型な部分で入れてほしいということ。  あわせて、ホッケーリンクは低学年の方々は使いやすいです。長根リンクでなれているから、本当に今は長根リンクで滑りなさいになっているけれども、実際は、子どもたちは長根リンクだと大き過ぎて、つかまるところがなくて怖い部分があるのです。塀もつかまるところがなくて。それが新井田だといえば、新井田なのかもわからないけれども、本当はちょっとそういう部分で、まだ昔のCリンクが残って、あそこだけあるので、そこら辺の活用もちょっと御検討いただくよう、あわせてOBの方々、学校のスケート教室のときは、ぜひ単純なことを、こういうことで、立つこと、転ぶことということをやるだけでも、歩くこと、それを教えるだけでも、子どもたちは非常に違った喜びがありますので、ぜひそのこともお願いして、私のこの部分は終わります。  以上です。 ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありますか。 ◆三浦〔博〕 委員 どこで通告すればいいかと思っていて、通告を出さずにいたのですけれども、昨年の6月定例会で子ども議会の開催を提言したわけです。その後検討がなされているということを伺っていたものですから、どういうふうな形になったかということを今伺えたらと思います。 ◎四戸 教育指導課長 お答えいたします。  子ども議会につきましては、平成24年度の秋の開催を念頭にただいま準備を進めているところでございます。 ◆三浦〔博〕 委員 どのような内容で開催するかということも、今後検討されていくのかなというふうには思うのですが、要望を2点言わせてください。  まず、ホームページの紹介ということです。それは協働のまちづくり基本条例の第3章第5条の子どもの権利でもうたっている意見を表明する権利とか、学校での教育ばかりではなく、家庭や地域全体からまちづくりについて教育を受ける権利を子どもは持っているのだということを高らかにうたっているわけです。  そこの部分の紹介があって、もちろん前段には国連の子どもの権利条約、その大もとがあって、こういうふうな市の条例があって、そして教育委員会としてはこういうふうに開催をしていくと。その教育の目的やねらい、またその様子、そしてそれが施策にどう反映されたかという開始まで、他都市のホームページの事例も参考にしながら、その発信をしていくということが住みやすさ、教育の向上という印象にもいいもので、八戸に住んでみたいということにもつながってくることにもなりますから、ぜひその点、考慮していただきたいということ。  もう1つは定期開催、これをどうか考慮していただきたい。  以上です。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆高橋 委員 時間のない中で通告外で1つ。  地域スポーツチーム応援経費ということで事業の説明をよろしくお願いします。 ◎高橋 スポーツ健康課長 これに関しましては、スポーツ振興協議会が行う事業の中で、今年度、特に広報はちのへへの特集、掲載とか、あとはっちでさまざまなそのプロチームの応援とか、そういうふうなイベントを行うための施設の借上料などでございます。  以上でございます。 ◆高橋 委員 ありがとうございます。ちょっと東北フリーブレイズとかのファンから要望があったのです。シャトルバスとか、るるっぷ八戸というバスが出ているのですけれども、1時間に1本であったり、フリーブレイズの試合が夜7時過ぎて終わってしまうと、バスがなかったりということで、地域スポーツを応援するという意味でシャトルバスの可能性というのはあるのか、ちょっと御意見をお伺いしたいのです。 ◎高橋 スポーツ健康課長 確かにテクノルアイスパーク新井田とか南郷、そちらの開始時間、終了時間等ございますけれども、それに合わせてのシャトルバスということについては、現在のところ考えてございません。  以上でございます。 ◆高橋 委員 ファンの方から直接要望があったので、防災の強化というのもあるのですけれども、1つのバスでコミュニティをつくって応援しに行くということも、防災に関連したり、1つのコミュニティをつくるという部分でも当てはまるのかなと思いますので、地域スポーツチームの応援ということで、シャトルバスということも御要望として申し上げて、終わります。
    ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。 ◆下田 委員 通告外ですが、2点につきましてお伺いいたします。  1点目は、六、七年前でしたか、一般質問でお伺いしたことがありましたが、大久喜の漁撈具の件でございます。いまだに古い小屋に閉じ込められた状態のままでございまして、ここに手持ちがありますが、平成5年4月に重要有形民俗文化財の指定を受けているわけです。その当時、森山眞弓さんという方が文部大臣でした。そういう中で、どういうふうに今後進めるのかをお伺いしたことがありましたが、これは貴重な教材にもなる。そして、閉じ込めておくことによって腐食も激しいから、これを展示できるように設計図もできていますという回答でございました。それがいまだにそのときの状態が続いておりますが、その辺につきましてはどういうふうにお考えされているのか、ちょっとお伺いしたいのです。 ◎澤田 博物館副館長 お答えを申し上げます。  委員おっしゃるとおり、浜小屋及び漁撈の資料につきましては、国の重要有形民俗文化財になってございます。新年度におきましては、今は木造とプレハブに入ってございまして、修理した部分につきましては、博物館のほうに展示をしたり、収蔵もしてございます。修理をすると、塩害がちょっと進むということで、そちらのほうがより安全だということで、そちらのほうに保存しているのが一部ございます。本年は隣接してございます浜小屋がだんだんに老朽化をしてまいりましたので、新年度に向けて、かやぶき屋根も含めまして、外壁も含めまして、国の補助金をもちまして、復元工事をしていきたいということで計上してございます。  以上でございます。 ◆下田 委員 ありがとうございます。そういう漁撈具の問題だけではなくて、地域の方々も非常に望んでおります。その展示場ができることによって、観光客、子どもを連れた親御さんも一緒にその地区を訪れてくれるだろうと。そういうことが地域をにぎやかにしてくれるし、いろいろと活性化につながるという期待が大きいわけです。その辺も十分ひとつお考えいただいて、早期展示館を実現していただきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。  あと1点ですが、先ほど伊藤圓子委員からの御質問があったように、武道の科目につきまして、私なりに1つお勧めしたいことがあります。けがの問題をいろいろと御心配されるのは当然でございまして、実は、私も中学校、高校で柔道でかなり絞られまして、何とか6年間やり抜いたのですが、その中でいろいろな体験をいたしまして、けがというのは、一瞬のうちに投げられた人が、投げたほうも責任がありまして、柔道はすごく思いやりのあるスポーツだと私は思います。  これは投げたほうが必ず相手が畳に落ちるまで襟なりをつかまえているものを離しません。必ず落ちるまで握っています。無意識のうちに畳にずどんといく手前で自動的に瞬間に引くのです。それが頭を打たない1つの働きがありまして、ですから、投げた相手をいつまでも思いやっているという、すごい柔道の魅力を私は感じています。ですから、中学校の生徒たちに教える何かねらいがあると思うのですが、礼節でしょうか。礼に始まり、礼に終わるという柔剣道、これはすばらしいわけですから、この辺のねらいがおありでしょうか、教育長。 ◎松山 教育長 武道の必修化のねらいということでございます。本会議でもお話はしましたけれども、伝統と文化を尊重し、そしてそれをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他を尊重し、国際社会の中で平和の発展に寄与するということで、今お話がありましたように、頭を打たないように思いやる、勝負ですけれども、その中での思いやり、人間としてのあるべき姿がそこにねらわれていると私は感じております。  以上です。 ◆下田 委員 すばらしい回答をいただきました。ありがとうございます。 ○豊田 委員長 ほかに御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第10款教育費並びに関連議案第43号の質疑を終わります。  この際、お諮りいたします。  第11款災害復旧費から第14款予備費までを一括審査したいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御異議なしと認めます。  よって、第11款災害復旧費から第14款予備費までを一括審査いたします。  説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、151ページをお開き願います。  第11款災害復旧費の本年度予算は、科目存置のために1000円を計上するものでございます。  次の152ページに参りまして、第12款公債費でございますが、本年度の予算額は101億5569万3000円でありまして、前年度と比較いたしますと0.6%の減、5923万9000円の減額となるものでございます。  153ページに参りまして、第13款諸支出金でございますが、本年度の予算額は11億3655万4000円であり、前年度と比較いたしますと13.7%の増、1億3655万4000円の増額となるものでございます。  次の154ページに参りまして、第14款予備費でございますが、本年度の予算額は前年度と同額の5000万円を計上するものでございます。  以上で第11款災害復旧費から第14款予備費までの説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第11款災害復旧費から第14款予備費までの質疑を終わります。  以上をもって一般会計予算の歳出並びに関連議案7件の質疑は終了いたしました。  これより一般会計予算の歳入を審査いたします。  説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、予算に関する説明書の5ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款市税は、本年度の予算額は285億3000万円で、前年度と比較いたしますと2.2%の減、6億3000万円の減額となるものでございます。  主な税目について御説明申し上げます。  1項1目個人市民税は、所得、雇用状況が厳しい中、年少扶養控除等の廃止に伴い、前年度と比較いたしまして1.9%の増、1億7000万円の増額を見込み計上したものでございます。  2目法人市民税は、一部の製造業において震災の影響による業績の悪化が見られることから、前年度と比較いたしまして21.1%の減、6億1900万円の減額を見込み計上したものでございます。  2項1目固定資産税は、前年度と比較いたしまして3.2%の減、4億9100万円の減額を見込み計上したものでございます。これは、土地については地価下落による減を見込み2.4%の減、家屋については評価がえにより9.6%の減、償却資産については企業の設備投資の増を見込み6.6%の増として、それぞれ計上したものでございます。  2目国有資産等所在市交付金及び納付金は、平成23年度決算見込みを参考にしまして、4.8%の増、300万円の増額を見込み計上したものでございます。  3項1目軽自動車税は、地方財政計画及び軽自動車、原動機付自転車等の登録台数の実績等をもとに1%の増、400万円の増額を見込み計上したものでございます。  4項1目市たばこ税は、平成23年度決算見込み及び地方財政計画を参考にしまして20.6%の増、3億600万円の増額を見込み計上したものでございます。  5項1目鉱産税は、平成23年度決算見込みを参考にしまして前年度と同額を計上したものでございます。  次の6ページに参りまして、6項1目特別土地保有税は、過年度保有分として科目存置するものでございます。  7ページに参りまして、第2款地方譲与税は、本年度の予算額は7億6100万円で、前年度と比較いたしますと7.2%の増、5100万円の増額となるものでございます。  次の8ページに参りまして、第3款利子割交付金は、本年度の予算額は5400万円で、前年度と比較いたしますと8%の増、400万円の増額となるものでございます。  9ページに参りまして、第4款配当割交付金は、本年度の予算額は1500万円で、前年度と比較いたしますと114.3%の増、800万円の増額となるものでございます。  次の10ページに参りまして、第5款株式等譲渡所得割交付金は、本年度の予算額は100万円で、平成23年度決算見込みと地方財政計画を参考にしまして、前年度と同額を計上したものでございます。  11ページに参りまして、第6款地方消費税交付金は、本年度の予算額は23億4700万円で、前年度と比較いたしますと0.7%の増、1700万円の増額となるものでございます。  次の12ページに参りまして、第7款ゴルフ場利用税交付金は、本年度の予算額は200万円で、前年度と比較いたしますと37.5%の減、120万円の減額となるものでございます。  13ページに参りまして、第8款自動車取得税交付金は、本年度の予算額は1億5400万円で、前年度と比較いたしますと4.8%の増、700万円の増額となるものでございます。  次の14ページに参りまして、第9款国有提供施設等所在市助成交付金は、本年度の予算額は3億7200万円で、前年度と比較いたしますと3%の増、1100万円の増額となるものでございます。  15ページに参りまして、第10款地方特例交付金は、本年度の予算額は9400万円で、前年度と比較いたしますと68.7%の減、2億600万円の減額となるものでございます。  次の16ページに参りまして、第11款地方交付税は、本年度の予算額は170億8100万円で、前年度と比較いたしますと13.9%の増、20億8100万円の増額となるものでございます。  17ページに参りまして、第12款交通安全対策特別交付金は、本年度の予算額は4800万円で、前年度と同額を計上したものでございます。  次の18ページに参りまして、第13款分担金及び負担金は、本年度の予算額は12億3357万9000円で、前年度と比較いたしますと5.1%の減、6600万7000円の減額となるものでございます。  1項負担金の主なものは、2目1節の老人福祉施設費用徴収金、2節の私立及び市立の保育所費用徴収金でございます。  19ページに参りまして、第14款使用料及び手数料は、本年度の予算額は12億6099万5000円で、前年度と比較いたしますと0.4%の減、476万4000円の減額となるものでございます。  1項使用料の主なものは、2目1節の高齢者福祉施設使用料、総合福祉会館使用料、3目1節の看護師養成所授業料、5目2節の魚菜市場使用料、7目1節の道路占用料、住宅使用料、汚水処理施設使用料、住宅駐車場使用料、次の20ページに参りまして、八戸ポータルミュージアム使用料、9目2節の公民館使用料、是川縄文館使用料でございます。  2項手数料の主なものは、1目1節の税関係証明、戸籍、住民基本台帳、印鑑の各手数料、3目2節の廃棄物埋立処分手数料、廃棄物収集処理手数料、21ページに参りまして、6目1節の建築確認申請手数料でございます。  次の22ページに参りまして、第15款国庫支出金は、本年度の予算額は156億217万円で、前年度と比較いたしますと7.3%の増、10億6283万1000円の増額となるものでございます。  1項国庫負担金の主なものは、1目1節の特別障害者手当等給付費負担金、障害者自立支援給付費負担金、障害者医療費負担金、2節の私立保育所運営費負担金、5節の児童扶養手当負担金、6節の生活保護費負担金、7節の国民健康保険基盤安定費負担金、8節の子ども手当負担金、9節の子どものための手当負担金、2項国庫補助金の主なものは、1目1節の地域生活支援事業費補助金、3節の子育て支援交付金、23ページに参りまして、2目2節の新処分施設建設事業に係る循環型社会形成推進交付金、災害廃棄物処理事業費補助金、5目1節の特定防衛施設周辺整備調整交付金、2節の港湾、道路、住宅、都市・地域整備の各事業に係る社会資本整備総合交付金、7目1節の騒音防止対策事業費補助金でございます。  3項委託金では、2目1節の国民年金事務費委託金。  25ページに参りまして、第16款県支出金は、本年度の予算額は61億7984万4000円で、前年度と比較いたしますと2.7%の増、1億6384万7000円の増額となるものでございます。  1項県負担金の主なものは、1目1節の障害者自立支援給付費負担金、障害者医療費負担金、2節の私立保育所運営費負担金、5節の生活保護費負担金、6節の国民健康保険基盤安定費負担金、7節の子ども手当負担金、8節の子どものための手当負担金、2目2節の後期高齢者医療保険基盤安定費負担金でございます。  2項県補助金の主なものは、1目1節の重度障害者医療費補助金、次の26ページに参りまして、2節の放課後児童健全育成事業費補助金、子育て支援特別対策事業費補助金、延長保育事業補助金、2目1節の乳幼児はつらつ育成事業費補助金、ワクチン接種緊急促進事業費補助金、3目1節の緊急雇用創出事業補助金、27ページに参りまして、6目3節の被災者住宅再建支援事業費補助金でございます。  3項委託金では1目2節の徴税費委託金が主なものでございます。  次の28ページに参りまして、第17款財産収入は、本年度の予算額は9643万9000円で、前年度と比較いたしますと6.8%の増、614万1000円の増額となるものでございます。  1項財産運用収入の主なものは、1目1節の土地及び建物貸付収入、2目1節の各種基金利子及び配当金、2項財産売払収入の主なものは1目1節の生産物売払収入でございます。  29ページに参りまして、第18款寄附金は科目存置のために1000円を計上しているものでございます。  次の30ページに参りまして、第19款繰入金は、本年度の予算額は18億5146万9000円で、前年度と比較いたしますと3.3%の減、6258万8000円の減額となるものでございます。  1項1目は都市計画駐車場特別会計から、2目は住宅用地造成事業特別会計からの繰入金でございます。  2項1目基金繰入金は、1節財政調整基金、2節市債管理基金、3節社会福祉基金、7節地域活性化基金、11節奨学ゆめ基金のほか、12節の復興事業のための震災復興基金からの繰入金が主なものでございます。  31ページに参りまして、第20款繰越金は、科目存置のために1000円を計上しているものでございます。  次の32ページに参りまして、第21款諸収入は、本年度の予算額は36億2620万2000円で、前年度と比較いたしますと0.2%の減、636万1000円の減額となるものでございます。  諸収入の主なものは、1項1目1節の税滞納延滞金、3項1目貸付金元利収入のうち、1節の地域総合整備資金、33ページに参りまして、9節の商工組合中央金庫、11節の自動車運送事業会計、12節の八戸赤十字病院、13節の中小企業特別保証制度、14節の市民病院事業会計の各貸付金に係る元利収入、4項1目受託事業収入のうち、1節の後期高齢者医療健康診査受託事業収入、5項3目1節雑入のうち、次の34ページに参りまして、公害健康被害者救済拠出金、電気等使用料、乳幼児医療費高額療養費等返還金、重度心身障害者医療費高額療養費等返還金、市町村振興宝くじ収益金交付金、高齢者等バス特別乗車証負担金、市民病院からの医師派遣に伴う三戸町、五戸町、田子町からの定住自立圏医療体制整備費負担金、社会保険料等徴収金、原子燃料サイクル事業推進特別対策事業助成金、水産会館電気等使用料、介護予防サービス計画費収入、35ページに参りまして、八戸駅ビル保証金返還金でございます。  次の36ページに参りまして、第22款市債は、本年度の予算額は78億7030万円で、前年度と比較いたしますと8.2%の減、7億490万円の減額となるものでございます。  市債の主なものは、1目1節の戸籍電子化事業債、3目2節の最終処分場整備事業債、4目1節の農業施設整備事業債、2節の市民の森整備事業債、6目1節の道路新設改良事業債、同じく道路新設改良事業債交付金分、2節の公園緑地等事業債、都市計画事業負担金債、3節の公営住宅建設事業債、37ページに参りまして、5節の港湾整備事業負担金債、8目2節の中学校施設整備債、9目1節の臨時財政対策債でございます。  以上で歳入の説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で一般会計予算の歳入の質疑を終わります。  以上をもって議題となっております議案第3号平成24年度八戸市一般会計予算並びに関連議案7件の質疑は終了いたしました。  次に、議案第52号平成24年度八戸市一般会計補正予算を議題といたします。  説明を求めます。 ◎石田 財政部次長兼財政課長 それでは、議案第52号平成24年度八戸市一般会計補正予算について御説明を申し上げます。  まず初めに、今回の補正予算の概要ですが、今回の補正予算は、東日本大震災復興交付金事業の決定に伴い、新たに災害公営住宅整備事業費、避難道路等整備事業費、津波防災まちづくり事業費、津波ハザードマップ改定事業費を計上したものでございます。  補正予算の内容につきましては平成24年度八戸市一般会計補正予算及び説明書で御説明申し上げます。  それでは、1ページをお開き願います。  まず初めに、今回の補正額と補正後の総額ですが、第1条にありますとおり、14億8637万1000円を追加し、総額を886億6637万1000円とするものでございます。  第2条の地方債の補正につきましては第2表地方債補正で御説明申し上げます。  それでは、5ページをお開き願います。  第2表地方債補正の2の変更ですが、住宅建設事業の地方債について、限度額を表のとおり変更するものでございます。  詳細につきましては予算に関する説明書で御説明を申し上げます。
     それでは初めに、歳入につきまして御説明を申し上げます。  11ページをお開き願います。  第11款地方交付税は2075万8000円を増額するものですが、1項1目1節の震災復興特別交付税は、復興交付金事業に係る地方負担分に対応するものでございます。  次の12ページに参りまして、第19款繰入金は12億7936万円を増額するものですが、2項1目13節の東日本大震災復興交付金基金繰入金は、国から交付される復興交付金を原資といたしまして、災害公営住宅整備事業費、避難道路等整備事業費、多賀地区の津波防災まちづくり事業費、津波ハザードマップ改定事業費に充当するため繰り入れするものでございます。  13ページに参りまして、第20款繰越金は1405万3000円を増額するものですが、今回の補正財源として充当するものでございます。  次の14ページに参りまして、第22款市債は1億7220万円を増額するものですが、1項6目3節の公営住宅建設事業債は災害公営住宅の整備に対応するものでございます。  次に、歳出について御説明を申し上げます。  15ページをお開き願います。  第2款総務費は1300万円を追加し、総額を57億4879万2000円とするものでございますが、1項4目13節の多賀地区復興まちづくり計画策定業務等委託料は、地元住民等からの意見を踏まえたまちづくり計画を策定し、これに基づいた道路、公園等や防災まちづくり拠点施設、復興まちづくり支援施設の整備を行うためのものでございます。  次の16ページに参りまして、第8款土木費は14億6870万9000円を追加し、総額を119億3195万1000円とするものでございますが、2項3目13節の避難道路測量等委託料は、蓮沼八太郎山線の道路拡幅及び湊地区の階段避難路の拡幅のための測量、設計費でございます。  5項2目12節の手数料から19節の負担金は、震災により住居を失った被災者が入居するための白山台、多賀台、新井田道、白銀台地区における災害公営住宅を整備する設計費、工事費、用地購入費等でございます。  17ページに参りまして、第9款消防費は466万2000円を追加し、総額を26億3686万5000円とするものでございますが、1項4目13節の地震津波防災マップ制作業務等委託料は、津波災害時における被害を最小限に食いとめることを目的とした津波ハザードマップを改定する経費でございます。  以上で補正予算の説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議題となっております議案第52号平成24年度八戸市一般会計補正予算の質疑は終了いたしました。  これより議案第6号から議案第19号までの各特別会計予算並びに議案第46号から議案第49号までの関連議案4件を一括議題といたします。  議案第6号平成24年度八戸市国民健康保険特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 それでは、議案第6号平成24年度八戸市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の21ページをお開き願います。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ269億5426万円と定めるものでございます。  款項の区分及び区分ごとの金額は23ページからの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。内容につきましては予算に関する説明書で御説明申し上げます。  第2条は、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合、同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用ができるものと定めるものでございます。  それでは、予算に関する説明書の235ページをお開き願います。  事項別明細書は236ページにわたりますが、歳入歳出の予算の総額はそれぞれ269億5426万円で、前年度より6億2636万8000円の増額、率にして2.4%の増となっております。  237ページをごらんください。  まず、歳入について御説明を申し上げます。  第1款国民健康保険税は、1項1目一般被保険者国民健康保険税及び2目退職被保険者等国民健康保険税でございますが、前年度比0.8%減の58億8708万5000円を計上しております。  第2款使用料及び手数料は、238ページにわたりますが、国保税の督促手数料が主なものでございます。  第3款国庫支出金は、1項1目の療養給付費等国庫負担金、2目の高額医療費共同事業国庫負担金及び3目の特定健康診査等負担金から成る国庫負担金と、2項1目の財政調整交付金でございまして、前年度比8.3%減の66億9465万円でございます。  第4款療養給付費等交付金、第5款前期高齢者交付金は、ともに社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。  第6款県支出金は、239ページにわたりますが、1項1目高額医療費共同事業負担金、2目特定健康診査等負担金及び2項1目の調整交付金でございます。  第7款共同事業交付金は、高額医療費共同事業交付金と保険財政共同安定化事業交付金で、県国保連合会から交付されるものでございます。  第8款財産収入は国民健康保険特別会計財政調整基金の利子収入でございます。  第9款繰入金は一般会計からの繰入金で、1項1目1節の地方交付税で措置されます財政安定化支援事業分等の一般会計繰入金及び2節の保険税軽減分と保険者支援分の保険基盤安定繰入金でございます。  第10款繰越金は科目存置でございます。  第11款諸収入は、国保税の延滞金のほか、240ページに参りまして、交通事故等に係る第三者納付金、保険給付費の返納金が主なものでございます。  次に、241ページに参りまして、歳出について御説明を申し上げます。  第1款総務費でございますが、1項1目一般管理費は、職員15人分の人件費及び物件費のほか、県国保連合会に対する負担金が主なものでございます。  242ページに参りまして、2項1目賦課徴収費は職員14人分の人件費及び物件費が主なものでございます。  2目納税奨励費は納税貯蓄組合に対する事務費補助金等でございます。  243ページに参りまして、3項1目運営協議会費は、国保運営協議会委員18人分の報酬のほか、協議会の運営に要する経費でございます。  第2款保険給付費は、療養諸費及び高額療養費、244ページに参りまして、出産育児諸費等に要する経費でございます。  第3款後期高齢者支援金は後期高齢者の医療費及び事務費に係る支援分として、また、第4款前期高齢者納付金は前期高齢者の偏在による負担の不均衡を調整するため、ともに社会保険診療報酬支払基金へ拠出するものでございます。  245ページに参りまして、第5款老人保健拠出金は、月おくれ請求分に係る老人医療の給付費に伴う費用を社会保険診療報酬支払基金へ拠出するものでございます。  第6款介護納付金は介護保険第2号被保険者の保険料分を社会保険診療報酬支払基金に納付するものでございます。  第7款共同事業拠出金は高額医療費共同事業及び保険財政共同安定化事業への拠出金等でございます。  第8款保健事業費の1項1目特定健康診査等事業費は、246ページにわたりますが、13節の特定健康診査等委託料、2項1目疾病予防費は、訪問指導看護師に要する人件費のほか、13節の総合健診等委託料、19節の市民保養所利用負担金が主なものでございます。  第9款諸支出金は、247ページにわたりますが、国保税の過誤納金還付金が主なものでございます。  第10款予備費は前年度と同額の3000万円を計上しております。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆夏坂 委員 1点だけ、ジェネリック医薬品の利用促進についてでございます。  高齢化によって医療費が膨らみ続ける中で、少しでも医療費の抑制のために、今注目されているジェネリック医薬品の利用促進ですけれども、市としての利用促進の現状について教えていただければと思います。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 ジェネリック医薬品の利用促進についてという御質問でございましたが、現在、八戸市では、ジェネリック医薬品の利用に関する周知を広報はちのへ及びホームページもしくは保険証の送付等のときにパンフレットに同封するなりして周知に努めております。ただ、差額通知まではまだ行っておりません。差額通知につきましては、国保連合会のほうで現在システムを構築中でございますので、その構築の完成をまって国保連合会に委託し、それぞれの該当者に差額通知を行う予定でおります。  以上でございます。 ◆夏坂 委員 ジェネリックの医薬品については、特に医師会とか薬剤師会、医師の方々の理解というのが必要かと思うのです。実際当市の場合、医師会、薬剤師会のジェネリック医薬品の効果に対しての疑問というのがまだまだあるような話を聞いていますが、その辺の理解についての現状というのはいかがでしょうか。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 医師会及び薬剤師会からの直接の反応は、うちのほうにはまだ入っておりません。ただ、使っている方々、いわゆる薬を買う方の意見がたまに入るのですけれども、実際に薬局では、ジェネリック医薬品のことについて説明を受け、勧める薬があるという案内もされるという話を聞いております。また、医師会においても、当初はかなり疑問視する医師もいらっしゃったとは思いますけれども、現在ではレセプトに代替、いわゆるジェネリック医薬品を使って構わないというようなチェックする項目ができていますので、それをきちんと利用してくださっているものと考えております。  以上です。 ◆夏坂 委員 利用促進の取り組みの成果という部分で、先発から後発に切りかえした場合の普及率みたいなのは、これは今の現状のシステムで把握はできていないでしょうか。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 現状のシステム上ではまだ把握が難しい状況でございます。ただ、今国保連合会で構築しようとしておりますシステムができ上がれば、ジェネリック医薬品への勧奨した後、その方が切りかえたかどうかということはわかるような仕組みと聞いております。 ◆夏坂 委員 今おっしゃったシステムというのは、医療機関からレセプトが上がってきて、それを電子化して、前の先発を使った場合とジェネリックに変えた場合の差額を照合するようなものだと思うのです。確かにその差額がわからないと、どれだけ切りかえた場合の効果とか、抑制した経費というのはわからないと思いますので、先進事例で、たしか広島県の呉市が2009年度から、今のおっしゃったようなシステムを使って差額通知を出しております。それで、7割ぐらいの被保険者がジェネリックに切りかえているというような成果が、このシステムを使ったことによってわかっていましたので、それでどれだけ市として医療費の抑制につながっているかというのがすぐ明らかになるというシステムですので、これは先ほどの答弁ですと、国保連合会のそういう動きをまってということでございますので、ぜひとも少しでも早くそのシステムができて、市としても差額の照合をして、特に医療費がかかっている、高齢者の方が多いと思うのですけれども、そういう方々に通知をして、少しでもジェネリックのほうに移管できるようなシステムを早く取り入れて、さらなる利用促進につなげていただければと思いますので、その件、要望して、終わりたいと思います。 ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第6号平成24年度八戸市国民健康保険特別会計予算の質疑を終わります。  議案第7号平成24年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎石塚 水産事務所長 議案第7号平成24年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計予算について御説明を申し上げます。  予算書の27ページをお開き願います。  第1条第1項は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3735万円と定めるものでございます。  第2項の歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、29ページから30ページの第1表のとおりでございます。その詳細につきましては予算に関する説明書で御説明を申し上げます。  予算に関する説明書の257ページをお開き願います。  事項別明細書は258ページにわたりますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ2億3735万円で、前年度と比較いたしまして3075万7000円の減となっております。  次に、259ページに参りまして、歳入について御説明を申し上げます。  第1款使用料及び手数料のうち1項使用料は、魚介類の水揚げ金額に係る市場使用料及び貸し事務室等の付属施設使用料でございます。  2項手数料は、入場者、入場車両並びに買い受け人等の魚市場入場に係る許可手数料でございます。  第2款財産収入は魚市場施設への自動販売機設置に係る建物貸付収入及び魚市場特別会計基金から生ずる預金利子でございます。  第3款繰入金は一般会計からの繰入金でございます。  第4款繰越金は科目存置のためのものでございます。  第5款諸収入は、260ページにわたりますが、魚市場等の電気、水道の使用料及び清掃料に対する卸売業者等の負担金のほか、荷さばき所A棟における流動海水氷と冷却海水の供給料収入が主なものでございます。  261ページに参りまして、歳出について御説明を申し上げます。  第1款総務費のうち1項1目一般管理費は、魚市場の維持管理に従事する職員9人分の人件費及び物件費のほか、夜間、休日の魚市場監視業務や荷さばき所A棟及びB棟増築分に係る施設用備品購入費が主なものでございます。  262ページに参りまして、2目運営審議会費は八戸市魚市場運営審議会に係る経費でございます。  第2款公債費は、魚市場施設整備に要した起債借入金に対する元金及び利子の償還金でございます。  271ページをお開き願います。  地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございますが、当該年度中元金償還見込額を2601万5000円とし、当該年度末現在高見込額を3億8589万5000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第7号平成24年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計予算の質疑を終わります。  議案第8号平成24年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。
    ◎石橋 都市整備部次長兼区画整理課長 それでは、議案第8号平成24年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算について御説明申し上げます。  予算に関する説明書の273ページをお開き願います。  歳入歳出予算事項別明細書につきましては、274ページにわたりますが、歳入歳出予算の合計額はそれぞれ11億4669万4000円で、前年度と比較し8146万3000円、率にして約7.6%の増額となるものでございます。  275ページに参りまして、歳入の内訳について御説明申し上げます。  1款1項手数料は仮換地証明手数料でございます。  2款1項国庫補助金1億8970万円は八戸駅西地区に対する社会資本整備総合交付金でございます。  3款1項保留地処分金は科目存置、2項財産運用収入は売市第一地区の土地貸付収入でございます。  4款1項他会計繰入金は一般会計からの繰入金で、5款1項繰越金は科目存置でございます。  6款1項雑入は売市第一地区の清算徴収金でございます。  276ページに参りまして、7款1項市債は八戸駅西地区についての土地区画整理事業債でございます。  277ページに参りまして、歳出の内訳について御説明申し上げます。  1款1項1目売市第一土地区画整理事業費は清算金徴収に係る事務経費で、2目売市第二土地区画整理事業費は、審議会委員及び評価員報酬のほか、22節の整地等補償費が主なものでございます。  2款1項1目八戸駅西土地区画整理事業費10億円は、279ページにわたりますが、職員の人件費、物件費のほか、13節の家屋調査業務等委託料、15節の街路築造等工事費、19節の水道管布設工事負担金、22節の建物移転等補償費が主なものでございます。  3款1項公債費は元金及び利子償還金でございます。  次に、289ページをお開き願います。  地方債の現在高の見込みについて御説明申し上げます。  調書の中ほどでございますが、当該年度中起債見込額を2億4260万円、元金償還見込額を1億681万5000円とし、年度末現在高見込額を33億4294万7000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。 ◆三浦〔博〕 委員 通告しております質問を何点かさせていただきます。  八戸駅西土地区画整理事業についてでございます。近年の予算の中での財源内訳で御質問するのですが、国、県は減額傾向で、地方債も減額の傾向であると。ただ、一般財源が、要は、市の負担が増加しているということの要因をまず伺います。 ◎石橋 都市整備部次長兼区画整理課長 国の補助事業が若干減少傾向ということですが、事業を着実に進めたいということで、市の単独事業を補うという言い方は変ですが、予算を確保したいということでこういう予算になっております。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 市の単独事業という形で、要は、市の負担が増してきている、負担が重くなってきていると受けとめました。今回予算がふえたわけですけれども、どのようなことに力を入れて取り組みたいか、重立った部分で構いませんのでお伝えください。 ◎長根 駅西区画整理事業所長 三浦博司委員にお答えいたします。  平成24年度の事業費として申し上げますけれども、今年度といたしましては街路築造費並びに家屋移転補償費がふえております。特に事業費としては、全体として補助事業費が60%の主要額になっております。それに対して、まだ市単独事業費の支出額、これが30%に若干満たないような状態でございますので、その年次においてのバランスをとりながら進めていくということになるかと思います。住宅密集地においての区画道路等に面する箇所において、単独費で施行する部分が大分多うございます。その箇所の移転を図りまして、空地ができました後にまた再度に都市計画道路等、補助財源を活用させていただいて、補助の事業費を投入するということで、また国のほうにも要望してまいりたいと思っております。  以上です。 ◆三浦〔博〕 委員 ありがとうございます。まず国の補助が活用できるような環境を市の理解でもって進めていくという感想を持ちました。  次は公共事業の再評価が市行政改革委員会から行われたわけでありまして、それが事業手法に工夫が必要だということで、意見つきで継続だという発表がなされたわけです。その概略といいますと、事業開始から14年たっても進捗率が約46%にとどまっている、または地価下落で、事業の費用対効果も低下しているということ、また、対象区域の再考を含め事業手法に工夫が必要という提言もつけ加えての継続だという評価を受けました。それに対しての感想を伺います。 ◎長根 駅西区画整理事業所長 お答えいたします。  再評価につきまして平成23年度させていただきました。その中で、事業全体の進捗率が思わしくない、事業を平成9年度から進めまして、現在まで14年という経過をしておりますが、その中で進捗が思わしくないのではないか、あるいは事業費の配分が思わしくないのではないかということがございました。その中で、集中的に地区を整備していくという方針がよいのではないかという提言がございました。  それは駅西の広場といいますか、そこから広がる都市計画道路、シンボルロードがございますが、40メートルの道路でございます。それらを含む3路線を集中的に整備していくべきではないのかということでございまして、平成23年度にそれらの地区、道路、あるいはそれを含む地区を含めて重点的に整備してまいりたいということになっております。  また、御意見として、周辺部がちょっと広過ぎるのではないかということでございましたが、現在、事業スタートから全体を含めて事業認可をしております。工区分けしてこれから事業を進めるということがなかなか難しい状況にありますので、そういう意味で、仮換地指定も97.3%と、大部分が新たな土地の指定をしております。よって、時間がかかりますけれども、当然ながら住宅密集地という家屋移転の課題もございますが、そこらを含めて着実に事業を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆三浦〔博〕 委員 ありがとうございます。住宅密集地に対する玉突きといいますか、引き家の移転に対しての住民の理解をよりよくしていくためにはどうしたらいいのかということがあるなという印象を受けるのですけれども、最後に私の要望等を添えて終わりたいと思うのです。  私は今回、昭和60年代から議事録を、駅西区画整理事業に関してのものを全部見ました。見ていたら、当時、事業開始前から今日のようなことが起こるのではないですかという議員の質問または提言が出されてきていたわけです。ただ、なぜこの事業を決断したかというところ、それは当時の市長の思い、夢、地域住民は、その気持ちを酌んで鼓舞して、また協力していった、そういうふうな気持ち、経緯を議事録を読んですごく感じたのです。  その中にあって、結果的には新幹線開通に間に合わず、新青森駅まで延びていった中でも進まない。そして、その当時の方々がお年を召されて、なかなか進まない、どうしたのかという不安が募っている状況にもなっていると思うのです。私が言いたいのは、この事業決断がいい悪いということではないのです。これを何とかして早めていくためにもどうしたらいいかということを、選挙で1票をいただいている私は考えていかなければいけないと思ったのです。  当時の市長が語ったような思いを今の市長が、行政で唯一の政治家でありますから、市長が現場で何よりもまずもう一度地域の構想、夢を語って、地域の人たちの気持ちを鼓舞して、その方向性でいろいろな協力が得られるような運動、そのムーブメントといいますか、そういうふうなものをもう一度起こさなければならないのではないかなと。ただ、その思いの1つとして、一般財源がふえている。それだけではなくて、市長みずからの声で、思いで、地域住民の目と目を見て、その思いを語り、その地域の将来像を語っていく必要がどうしてもある。そうなってから、ようやくこの事業の進捗のスピードが上がっていくのではないか。そういう私の思いがありますので、どうか引き続きこの事業、頑張っていくように私も応援していきたいと思います。  以上です。 ○豊田 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第8号平成24年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算の質疑を終わります。  議案第9号平成24年度八戸市学校給食特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎高野 学校教育課長 それでは、議案第9号平成24年度八戸市学校給食特別会計予算について御説明申し上げます。  説明書の291ページをお開き願います。  次の292ページにわたりますが、まず歳入歳出予算の総額はそれぞれ17億8287万2000円であり、前年度当初と比較し、金額で3381万3000円、率では1.9%の減となるものでございます。  次に、歳入歳出について御説明申し上げます。  293ページに参ります。  歳入でございますが、1款1項1目給食費負担金は、児童生徒の保護者が納入いたします給食費負担金と、八戸市階上町田代小学校中学校学校組合が負担する南郷地区給食センターの管理費負担金でございます。  2款1項1目一般会計繰入金は、給食センターの管理運営に要する人件費、物件費のほか、市債の償還費用を一般会計から繰り入れするものでございます。  3款1項1目繰越金1000円は科目存置のためのものでございます。  4款1項1目雑入は社会保険料等徴収金が主なものでございます。  以上、歳入合計を17億8287万2000円とするものでございます。  次に、歳出でございますが、295ページをお開き願います。  1款1項1目給食センター管理費は、2節給料から4節共済費の共済組合負担金までは4地区給食センター職員の人件費、7節賃金は、アルバイト、パート雇用の調理員、配ぜん員の賃金、11節需用費は、食器洗浄用洗剤や温食器等更新のための消耗品費、ボイラー用A重油購入のための燃料費、調理作業等のための光熱水費、施設設備等補修のための修繕料が主なものでございます。  12節役務費はボイラー性能検査等のための手数料など、13節委託料は給食運搬その他業務の委託料、296ページに参りまして、18節備品購入費は北地区給食センターのフードスライサー、東地区給食センターの食缶洗浄機の更新が主なものでございます。  2款1項1目給食費は給食用物資を購入するための賄材料費でございます。  3款1項1目元金は給食センター施設整備に要した借入金の元金償還金、3款1項2目利子は同借入金の利子償還金でございます。  以上、歳出合計を17億8287万2000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第9号平成24年度八戸市学校給食特別会計予算の質疑を終わります。  〔委員長退席、副委員長着席〕 ○古舘 副委員長 議案第10号平成24年度八戸市都市計画下水道事業特別会計予算並びに関連議案第48号及び第49号を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎風穴 下水道事務所副所長兼下水道建設課長 それでは、議案第10号平成24年度八戸市都市計画下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の41ページをお開き願います。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ110億7365万3000円と定めるものでございます。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、43、44ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。内容につきましては予算に関する説明書で御説明申し上げます。  第2条、地方自治法第230条第1項の規定による地方債は、45ページの第2表地方債のとおりとするもので、下水道事業について起債の借入限度額を38億1940万円、利率を5%以内とするものでございます。起債の方法及び償還の方法は表に記載のとおりでございます。  41ページへお戻りください。  第3条は、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は55億円と定めるものでございます。  次に、予算に関する説明書の307ページをお開き願います。  事項別明細書は308ページにわたりますが、歳入歳出予算の総額は110億7365万3000円で、前年度より1億1911万2000円の減額、率にいたしまして1%の減となっております。  309ページをごらん願います。  歳入について御説明申し上げます。  1款1項負担金は下水道の排水区域内で下水道を使用できる土地所有者等から建設費用などの一部とするために徴収する下水道受益者負担金でございます。  1款2項分担金は下水道の排水区域外で許可を受けて下水道に接続する土地所有者等から徴収する下水道受益者分担金でございます。  2款1項使用料は下水道の使用者から維持管理費用等に充てるため徴収する公共下水道使用料が主なものでございます。  2款2項手数料は排水設備工事完成検査等に伴い徴収する公共下水道手数料が主なものでございます。  第3款国庫支出金は下水道施設の建設に伴う社会資本整備総合交付金でございます。  第4款繰入金は下水道事業に対する一般会計からの繰入金でございます。  310ページをお開き願います。  第5款繰越金は科目存置のためのものでございます。  第6款諸収入は2項1目雑入のし尿等処理経費が主なものでございます。  第7款市債は下水道施設の建設に伴う下水道事業債でございます。  311ページをごらん願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費でございますが、主なものは、1項1目一般管理費は、下水道事務所長を含む下水道業務課職員18人分の人件費のほか、13節の使用料収納等委託料及び新都市開発整備事業関連公共下水道事業委託料、312ページに参りまして、19節負担金補助及び交付金は馬淵川流域下水道維持管理負担金が主なものでございます。  2項1目団地管理費は是川団地汚水処理場の維持管理経費で、下水道施設課職員1人分の人件費のほか、11節の光熱水費、修繕料、13節の処理場運転業務等委託料が主なものでございます。  3項1目東部処理場管理費は、313ページにわたりまして、東部終末処理場の維持管理経費で、下水道施設課職員8人分の人件費のほか、11節の光熱水費、修繕料、13節の処理場維持管理等委託料が主なものでございます。  4項1目管きょ管理費は下水道管渠の維持管理経費で、施設課職員9人分の人件費のほか、314ページに参りまして、11節の修繕料、13節の管きょ清掃等委託料、15節の管きょ布設替等工事費、16節の原材料費が主なものでございます。 ◎長谷川 下水道事務所長 副所長がちょっと体調を崩しているみたいなのでかわります。
     5項1目ポンプ場管理費は、沼館のほか4カ所の雨水排水ポンプ場及び新都市第一ほか4カ所の汚水中継ポンプ場等の維持管理経費で、施設課職員1人分の人件費のほか、315ページに参りまして、11節の光熱水費、修繕料、13節の維持管理等委託料が主なものでございます。  2款1項建設費は、下水道事業の計画、工事設計施工等に係る経費で、下水道建設課職員32人分の人件費のほか、316ページに参りまして、13節の調査設計等委託料、15節の管きょ等整備工事費、17節の尻内排水ポンプ場の用地購入費、22節の地下埋設物移設等補償費が主なものでございます。  3款公債費は1目23節の元金償還金及び2目23節の利子償還金が主なものでございます。  次に、325ページをお開き願います。  地方債の現在高の見込みでございますが、当該年度中起債見込額を38億1940万円、当該年度中元金償還見込額を41億5562万9000円、当該年度末現在高見込額を650億2860万2000円とするものでございます。  予算については以上ですが、引き続きまして関連議案として提出しております条例改正について御説明いたします。  まず、議案第48号八戸市都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案書の41ページをお開き願います。  提案理由ですが、下水道を利用する見込みがないと認められる土地等を賦課対象区域から除外することができるよう改正するとともに、賦課対象区域の決定及び負担金の徴収猶予に係る規定を整備し、そのほか所要の改正をするものでございます。  42ページをお開き願います。  43ページにわたって改正の内容を載せてございますが、これについてはお手元にお配りいたしました資料により3点御説明いたします。  改正の主な内容の1点目は、第5条を改正し、受益者負担金の賦課対象区域を当該年度内に下水道事業を施行することを予定している区域から、原則として公告の前日までに公共下水道の供用を開始している区域に改める旨規定いたします。これは、現行の規定では、毎年度、当該年度内に下水道事業を施行することを予定し、かつ負担金を賦課しようとする区域を賦課対象区域として定め、これを公告しなければならないと規定しておりますが、工事の進捗や国の予算等により、予定する年度内に下水道事業が施行できない場合もあり得るため、通常前年度末までに公共下水道の供用開始公告を行った区域を賦課対象区域として定め、負担金の賦課を行っていることから、実務の実態に即して規定を整備するものでございます。  2点目は、第5条の次に新たに第5条の2を追加し、当該土地の利用形態や状況により、下水道の利用の見込みがない、または利用できないと認められる土地及びその他市長がやむを得ないと認める土地について、受益者からの申請により賦課対象区域から除外できる旨規定いたします。これまで市では、賦課対象区域として公告した区域内に所在する土地のうち、耕作中の農地のように、下水道の利用の見込みがない土地、あるいは下水道より低いところに位置しているため、下水道を利用できない土地等については、事務取扱要綱を定め、申請により賦課対象区域指定を保留することで、受益者の負担軽減を図ってきたところですが、この賦課対象区域からの除外に関する規定を新たに条例に位置づけるものでございます。  3点目は、第7条を改正し、負担金の徴収猶予の要件を災害、盗難、その他の理由により納付が困難であると認められるとき、またはその他市長が猶予することがやむを得ないと認めるときに改める旨規定いたします。現行の規定では、徴収猶予の要件の1つとして、負担金の納付が困難かつ土地等の状況により徴収を猶予することが徴収上有利であると認められるときと規定しておりますが、要件を整理し、実務の実態に即して規定を整備するものでございます。  このほか、条項の番号や字句の表現などについて整理を行っております。  最後に、条例の施行期日ですが、この条例は平成24年4月1日から施行するものでございます。  次に、議案第49号八戸市公共下水道受益者分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案書の45ページをお開き願います。  提案理由ですが、分担金の徴収猶予に係る規定を整備し、そのほか所要の改正をするためのものでございます。  46ページをお開き願います。  改正の内容を載せてございますが、これについてはお手元にお配りいたしました資料により2点御説明いたします。  改正内容の1点は、第4条を改正し、受益者分担金の賦課対象区域の決定時期を年度の当初から新たに分担金を賦課しようとするときに改める旨規定いたします。現行の規定では、毎年度の当初に当該年度に分担金の賦課の対象となる区域を定め、これを公告しなければならないと規定しておりますが、排水区域外から公共下水道に排水設備の接続を希望する受益者があった場合に、当該土地を分担金の賦課の対象区域として定めているところから、実務の実態に即して規定を整備するものでございます。  2点目は、第6条を改正し、分担金の徴収猶予の要件を災害、盗難、その他の理由により納付が困難であると認められるとき、またはその他市長が猶予することがやむを得ないと認めるときに改める旨規定いたします。現行の規定では、徴収猶予の要件の1つとして、分担金の納付が困難かつ土地等の状況により徴収を猶予することが徴収上有利であると認められるときと規定しておりますが、要件を整理し、実務の実態に即して規定を整備するものでございます。  最後に、条例の施行期日ですが、この条例は平成24年4月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第10号平成24年度八戸市都市計画下水道事業特別会計予算並びに関連議案第48号及び第49号の質疑を終わります。  議案第11号平成24年度八戸市公共用地取得事業特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎後村 都市政策課長 それでは、議案第11号平成24年度八戸市公共用地取得事業特別会計予算について御説明いたします。  予算に関する説明書327ページをお開き願います。  331ページにわたりますが、これまで先行取得してまいりました公共用地につきまして、平成23年度までですべて補助事業に振りかえ、また、借入金の償還も終わりましたので、平成24年度につきましては科目を残しておくために、歳入で一般会計からの繰入金1000円、歳出で公共用地取得事業費として1000円を計上させていただくものでございます。  以上で説明を終わります。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第11号平成24年度八戸市公共用地取得事業特別会計予算の質疑を終わります。  議案第12号平成24年度八戸市都市計画駐車場特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎後村 都市政策課長 それでは、続きまして議案第12号平成24年度八戸市都市計画駐車場特別会計予算について御説明いたします。  予算に関する説明書333ページをお開き願います。  334ページにわたりますが、歳入歳出の合計額はそれぞれ前年度比50万円減の1億1100万3000円とするものでございます。  歳入について御説明いたします。  335ページをごらんください。  1款1項1目駐車場使用料は、中央駐車場、別館前駐車場、八戸駅西口駐車場及び八戸駅東口駐車場の使用料でございます。  2目総務使用料は中央駐車場の施設等使用料でございますが、指定管理者が中央駐車場5階に飲み物の自動販売機を設置している場所の行政財産使用料でございます。  2項1目総務手数料は定期券再発行の手数料でございます。  2款1項1目繰越金は前年度からの繰越金でございます。  続きまして、歳出について御説明いたします。  337ページをごらんください。  338ページにわたりますが、1款1項1目中央・別館前駐車場管理費は中央駐車場及び別館前駐車場の管理運営に要する費用で、11節需用費の修繕料、13節委託料の中央・市庁別館前駐車場指定管理料、15節工事請負費の施設改修等工事費が主なものでございます。  2目八戸駅東西口駐車場管理費は八戸駅東口駐車場及び八戸駅西口駐車場の管理運営に要する費用で、13節委託料の八戸駅東西口広場駐車場指定管理料、15節工事請負費の施設改修等工事費が主なものでございます。  2款1項公債費は、中央駐車場災害復旧事業債、中央駐車場改修事業債及び別館前駐車場整備事業債の借入金の元金及び利子を計画に従って償還するためのものでございます。  3款1項1目繰出金は一般会計への繰出金でございます。  339ページをごらんください。  債務負担行為の調書でございますが、中央・市庁別館前駐車場指定管理料は限度額1億6013万5000円で、期間は平成20年度から平成25年度まででございます。前年度末までの支出見込額は9614万9000円で、当該年度以降の支出予定額は6398万6000円でございます。  八戸駅東西口広場駐車場指定管理料は限度額9352万8000円で、期間は平成20年度から平成25年度まででございます。前年度末までの支出見込額は5631万6000円で、当該年度以降の支出予定額は3721万2000円でございます。  341ページをごらんください。  地方債の現在高の見込みに関する調書でございますが、当該年度中元金償還見込額は1625万9000円、当該年度末現在高見込額は1億4729万5000円でございます。  以上で説明を終わります。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第12号平成24年度八戸市都市計画駐車場特別会計予算の質疑を終わります。  議案第13号平成24年度八戸市中央卸売市場特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎畑崎 中央卸売市場次長 それでは、議案第13号平成24年度八戸市中央卸売市場特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の55ページをお開き願います。  第1条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億6062万6000円と定めるものでございます。  また、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、57、58ページの第1表のとおりでございます。その詳細につきましては予算に関する説明書で御説明申し上げます。  55ページに戻りまして、第2条の地方債でございますが、59ページの第2表のとおり、中央卸売市場整備事業についての借入限度額を1220万円、利率を5%以内とするものでございます。  それでは、予算に関する説明書の343ページをお開き願います。  事項別明細書は次の344ページにわたりますが、歳入歳出予算の総額は2億6062万6000円で、前年度に比べ2314万5000円、率にして8.2%の減となっております。  では、345ページに参りまして、歳入について御説明申し上げます。  第1款使用料及び手数料のうち1項1目卸売市場使用料は、卸売業者から取扱高に応じて徴収する市場使用料及び卸売場や事務所など、その用途や使用面積に応じて徴収する付属施設等使用料でございます。  2項手数料は科目を存置するためのものでございます。  第2款繰入金は一般会計からの繰入金でございます。  第3款繰越金は科目を存置するためのものでございます。  第4款諸収入は市場施設使用者から徴収する電気使用料や水道使用料などの経費負担分が主なものでございます。  第5款市債は市場の施設改修等に係る中央卸売市場整備事業債でございます。  次に、347ページに参りまして、歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費の1項1目一般管理費は、次の348ページにわたりますが、市場運営や施設管理に要する市場長以下職員10名の人件費及び管理費でございます。そのうち11節需用費は、電気、水道などの光熱水費や施設の修繕に要する費用が主なものでございます。13節委託料は市場施設維持管理に係る委託料で、警備、清掃、廃棄物運搬委託などでございます。348ページに参りまして、14節使用料及び賃借料は市場の取引に係る各種統計資料を作成するためのOA機器の借り上げ費用など、15節工事請負費は、卸売場及び仲卸売場の床面の各所に地盤沈下による起伏が生じてきていることから、床面舗装改修を行うものでございます。19節負担金補助及び交付金は全国中央卸売市場協会等に対する負担金でございます。27節公課費は市場使用料及び諸収入に賦課される消費税等でございます。  2目運営協議会費は市場運営協議会及び市場取引委員会の委員報酬及び食糧費でございます。  第2款公債費は市場整備事業費借り入れの元金及び利子の償還金でございます。  続いて、357ページをお開き願います。  地方債の現在高の見込みに関する調書ですが、当該年度中起債見込額を1220万円、当該年度中元金償還見込額を5263万4000円、当該年度末現在高見込額を3億7927万9000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第13号平成24年度八戸市中央卸売市場特別会計予算の質疑を終わります。  議案第14号平成24年度八戸市霊園特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎佐京 市民健康部次長兼市民課長 議案第14号平成24年度八戸市霊園特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の61ページをお開き願います。  第1条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3814万6000円と定め、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、63ページ、64ページの第1表歳入歳出予算のとおりとするものでございます。
     次に、予算の内容について御説明申し上げます。  予算に関する説明書の361ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款使用料及び手数料の主なものは、1項1目霊園使用料3516万6000円で、東霊園、西霊園及び南郷中央霊園の永代使用料、維持管理料、葬祭場使用料でございます。  2款1項1目一般会計繰入金293万8000円は、霊園管理運営に要する経費に充てるため、一般会計からの繰り入れを計上したものでございます。  3款1項1目繰越金1000円は科目存置のためのものでございます。  4款1項1目雑入1万円はさい銭を計上したものでございます。  次に、363ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目霊園管理費3732万6000円は霊園の管理運営に要する費用を計上したものでございます。2節給料から4節共済費までは職員1名分の人件費、11節需用費は西霊園縁石修繕に係る修繕料が主なるものでございます。13節委託料は東霊園等指定管理料、15節工事請負費は南郷中央霊園暗渠排水管敷設等工事に要する経費、23節の償還金利子及び割引料は墓地使用料返還金が主なものでございます。  364ページに参りまして、第2款公債費82万円は東霊園整備事業に係る借入金の元利償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第14号平成24年度八戸市霊園特別会計予算の質疑を終わります。  議案第15号平成24年度八戸市農業集落排水事業特別会計予算並びに関連議案第47号を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎風穴 下水道事務所副所長兼下水道建設課長 それでは、議案第15号平成24年度八戸市農業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書に関する説明書の375ページをお開き願います。  事項別明細書は376ページにわたりますが、歳入歳出予算の総額は3億1299万1000円で、前年度より105万8000円の増額、率にしまして0.3%の増となっております。  377ページをごらん願います。  歳入について御説明いたします。  1款1項分担金は、農業集落排水施設を使用できる区域の土地所有者等から建設費用などの一部とするために徴収する農業集落排水受益者分担金でございます。  2款1項使用料は、農業集落排水施設の使用者から維持管理費用等に充てるため徴収する農業集落排水使用料が主なものでございます。  2項手数料は排水設備工事完成検査に伴い徴収する排水設備検査手数料が主なものでございます。  第3款繰入金は一般会計からの繰入金でございます。  第4款繰越金、第5款諸収入は科目存置のためのものでございます。  6款市債は農業集落排水事業債でございます。  379ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費でございますが、1項1目一般管理費は13節の使用料収納等委託料が主なものでございます。  2項1目処理場管理費は、一日市、豊崎、市野沢、島守地区の農業集落排水処理場の維持管理経費で、11節の光熱水費、修繕料、13節の処理場維持管理等委託料が主なものでございます。  3項1目管きょ管理費は敷設済みの管渠等の維持管理経費で、380ページにわたりまして、13節の管路清掃等委託料、15節の汚水桝等移設工事費が主なものでございます。  2款1項建設費は汚水ます設置のための15節管路施設等工事費でございます。  3款1項公債費は元金償還金及び利子償還金でございます。  次に、385ページをお開き願います。  地方債の現在高の見込みでございますが、当該年度中起債見込額を6650万円、当該年度中元金償還見込額を1億9105万4000円、当該年度末現在高見込額を27億4630万6000円とするものでございます。  予算については以上ですが、引き続きまして、議案第47号八戸市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  議案書の39ページをお開き願います。  提案理由ですが、分担金の徴収猶予に係る規定を整備し、その他所要の改正をするためのものでございます。  40ページをお開き願います。  改正の内容を載せてございますが、これについてはお手元にお配りしました資料により説明させていただきます。  改正の主な内容は、第6条を改正し、分担金の徴収猶予の要件を災害、盗難、その他の理由により納付が困難であると認められるとき、またはその他市長が猶予することがやむを得ないと認めるときに改める旨規定いたします。現行の規定では、徴収猶予の要件の1つとして、分担金の納付が困難かつ土地等の状況により徴収を猶予することが徴収上有利であると認められるときと規定しておりますが、要件を整理し、実務の実態に即して規定を整備するものでございます。  このほか字句の表現等について整理を行っております。  最後に、条例の施行期日ですが、この条例は平成24年4月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第15号平成24年度八戸市農業集落排水事業特別会計予算並びに関連議案第47号の質疑を終わります。  議案第16号平成24年度八戸市介護保険特別会計予算並びに関連議案第46号を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎日山 介護保険課長 議案第16号平成24年度八戸市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の71ページをお開き願います。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ174億2589万7000円と定めるものであります。  第2条は、地方自治法の規定により、歳出予算の項の間で金額を流用することができる場合の定めであります。  それでは、予算説明書の389ページをお開き願います。  歳入について御説明いたします。  1款1項1目第1号被保険者保険料は65歳以上の被保険者の保険料であります。  2款1項2目督促手数料は保険料徴収督促手数料であります。  3款1項1目介護給付費負担金は国庫負担金、2項1目調整交付金は保険料水準の格差を是正するための国の交付金、2項2目地域支援事業交付金は地域支援事業に係る国の交付金であります。  4款1項1目介護給付費交付金は第2号被保険者の負担分の交付金であります。  390ページに参りまして、1項2目地域支援事業交付金は介護予防事業に係る第2号被保険者の負担分であります。  5款1項1目介護給付費負担金は県負担金、2項1目財政安定化基金特例交付金は保険料上昇を抑制するための県の財政安定化基金からの交付金、3項1目地域支援事業交付金は地域支援事業に係る県の交付金であります。  6款1項1目利子及び配当金は財政調整基金の預金利息であります。  7款1項1目一般会計繰入金は介護給付費等に対する市の負担分と人件費等の繰入金、2項1目基金繰入金は保険料上昇を抑制するための財政調整基金からの繰入金であります。  391ページに参りまして、8款1項1目繰越金は科目存置であります。  9款1項2目雑入は非常勤職員等の社会保険料等徴収金が主なものであります。  続いて、歳出について御説明申し上げます。  393ページをお開き願います。  1款1項1目一般管理費は人件費等が主なものであります。  394ページに参りまして、1項2目計画等策定委員会経費は介護・高齢福祉部会の委員報酬等であります。  2項1目賦課徴収費は被保険者証等に係る通信運搬費が主なものであります。  3項1目認定調査費は、介護支援専門員報酬、主治医意見書作成手数料、要介護認定訪問調査委託料が主なものであります。  395ページに参りまして、3項2目介護認定審査会費は介護判定をしている広域事務組合への負担金であります。  第2款保険給付費は168億7540万円を計上しております。これは前年度と比較して4億4040万円、2.7%の増であります。  1項1目から6目までの介護サービス給付費等については要介護者のサービス利用に係る給付であります。  記載は396ページにわたりますが、2項1目から5目までの介護予防サービス給付費等は要支援者のサービス利用に係る給付であります。  3項1目審査支払手数料は国保連に対する審査支払いに係る手数料であります。  4項1目高額介護サービス費等は利用者の負担額が基準額を超えた場合にそれぞれ給付されるものであります。  5項1目高額医療合算介護サービス費等は介護保険と医療保険の負担額の合計が基準額を超えた場合にそれぞれ給付されるものであります。  397ページに参りまして、6項1目特定入所者介護サービス費等は低所得者が施設を利用したときの負担額が限度額を超えたときに給付するものであります。  第3款地域支援事業費は高齢者が要支援状態にならないよう予防を推進する事業等を行うものであります。  398ページに参りまして、2項1目包括的支援事業費は、地域包括支援センター職員の人件費及び、399ページに参りまして、在宅介護支援センターへの委託料が主なもの、2項2目任意事業費は寝たきり高齢者等介護者慰労金が主なものであります。  4款1項1目財政調整基金積立金は預金利息を積み立てるものであります。  400ページに参りまして、5款1項1目第1号被保険者保険料還付金は死亡等により保険料を還付するものであります。  以上で介護保険特別会計予算の説明を終わります。  引き続き、議案として提出しております条例改正について御説明申し上げます。  提出議案書の37ページをお開き願います。  議案第46号八戸市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてですが、八戸市介護保険条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。  改正の理由ですが、第1号被保険者に係る介護保険料率の改定、その他所要の改正をするためのものであります。  改正の内容についてはお配りしている資料により御説明申し上げます。  八戸市介護保険条例の一部改正についてと題した資料をごらんください。  1、改正の内容ですが、平成24年度から平成26年度までの第5期事業計画期間における保険料基準月額を現行の4800円に据え置くこととし、低所得者対策として、第2段階の保険料率を0.55から0.50に引き下げるものであります。  下段の表は現行保険料と次期保険料の比較ですが、網かけの部分の第2段階の保険料が月額2640円から2400円、年額3万1680円から2万8800円に引き下げになります。なお、対象推計人数は1万833人であります。  次に2、施行期日ですが、この条例は平成24年4月1日から施行するものであります。  以上で議案第46号の説明を終わります。
    ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第16号平成24年度八戸市介護保険特別会計予算並びに関連議案第46号の質疑を終わります。  議案第17号平成24年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎柴田 南郷区役所市民生活課長 それでは、議案第17号平成24年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の75ページをお開き願います。  第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億7490万1000円と定めるものでございます。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、77ページ及び78ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。その内容につきましては予算に関する説明書で御説明申し上げます。  75ページに戻りまして、第2条、地方自治法第230条第1項の規定による地方債は、79ページの第2表地方債のとおりとするもので、南郷診療所整備事業について、起債の借入限度額を660万円、利率を5%以内とし、起債の方法及び償還の方法は記載のとおりでございます。  それでは、予算に関する説明書の409ページをお開き願います。  事項別明細書は410ページにわたりますが、歳入歳出予算の総額は1億7490万1000円で、前年度より674万円の増額、率にいたしまして4%の増となっております。  411ページに参りまして、歳入について御説明申し上げます。  第1款診療収入の予算額は1億3428万円を計上いたしました。  1項外来収入1目国民健康保険診療報酬収入は3090万円でございます。  2目社会保険診療報酬収入は2000万円でございます。  3目後期高齢者診療報酬収入は4480万円でございます。  4目一部負担金は2220万円でございます。  5目その他の診療報酬収入は220万円でございます。  2項1目諸検査等収入1418万円は健康診断等諸検査及び歯科矯正等の保険外診療収入でございます。  第2款使用料及び手数料24万円は診断書等の文書証明手数料でございます。  第3款財産収入5万円は自動販売機設置に係る行政財産の建物貸付収入でございます。  第4款繰入金2750万4000円は一般会計からの繰入金でございます。  412ページに参りまして、第5款繰越金は科目存置でございます。  第6款諸収入622万6000円は予防接種や健康診断等の受託事業収入と物品等販売収入等の雑収入が主なるものでございます。  第7款市債660万円は内科のデジタル画像診断システム更新に係る南郷診療所整備事業債でございます。  413ページに参りまして、歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費1億2709万5000円を計上いたしました。  1項1目一般管理費は、次の414ページにわたりますが、職員8人分の人件費及び物件費のほか、医事業務等委託料が主なるものでございます。  第2款医業費は3664万4000円を計上いたしました。  1項1目医療用機械器具費1284万4000円は、フルデジタル電子内視鏡、医療事務コンピュータ等の借上料と内科のデジタル画像診断システムの更新に係る医療用機械器具等購入費が主なるものでございます。  2目医療用消耗器材費1880万円は、注射器等の購入費や臨床検査、歯科義歯技工等の委託料でございます。  3目医療用衛生材料費500万円は注射液や処置等に使用する薬剤の購入費でございます。  第3款公債費1066万2000円は、建物、レントゲン機器等の起債に係る元金及び利子の償還金でございます。  第4款予備費50万円は前年度と同額を計上いたしました。  次に、423ページをお開き願います。  地方債の現在高の見込みに関する調書でございますが、当該年度中起債見込額を660万円、当該年度中元金償還見込額を1011万2000円、当該年度末現在高見込額を1624万1000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第17号平成24年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計予算の質疑を終わります。  議案第18号平成24年度八戸市住宅用地造成事業特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎吹越 建築住宅課長 それでは、議案第18号平成24年度八戸市住宅用地造成事業特別会計予算を御説明いたします。  八戸市一般会計各特別会計予算に関する説明書の425ページをお開きください。  歳入歳出予算事項別明細書につきましては、429ページにわたっておりますが、平成24年度の歳入歳出予算の合計額は歳入歳出それぞれ902万1000円とするものでございます。  427ページに参りまして、歳入の内訳につきまして御説明いたします。  1款1項1目土地売払収入は南郷グリーンタウン土地分譲予定2区画分の売払収入でございます。  2款1項1目一般会計繰入金は科目存置でございます。  429ページに参りまして、歳出の内訳について御説明いたします。  1款1項1目一般管理費は土地の売払収入を一般会計への繰出金とするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○古舘 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○古舘 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第18号平成24年度八戸市住宅用地造成事業特別会計予算の質疑を終わります。  〔副委員長退席、委員長着席〕 ○豊田 委員長 議案第19号平成24年度八戸市後期高齢者医療特別会計予算を審査いたします。  理事者から説明を求めます。 ◎鬼柳 市民健康部次長兼国保年金課長 それでは、議案第19号平成24年度八戸市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の85ページをお開き願います。  第1条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億8705万7000円と定めるものでございます。  歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は87及び88ページの第1表のとおりでございます。その内容につきまして、予算に関する説明書で御説明申し上げます。  431ページをお開き願います。  事項別明細書は432ページにわたりますが、歳入歳出の予算の総額は19億8705万7000円で、前年度より6547万4000円の増額、率にして3.4%の増となっております。  433ページをごらん願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款後期高齢者医療保険料は1項1目特別徴収保険料及び2目普通徴収保険料で、合わせて14億1480万7000円でございます。  第2款使用料及び手数料でございますが、1項1目証明手数料は科目存置、2目督促手数料は保険料滞納者への督促に係る手数料でございます。  第3款繰入金は、1節の事務費繰入金、2節の保険基盤安定繰入金を一般会計から繰り入れるものでございます。  第4款繰越金は科目存置でございます。  第5款諸収入は、1項1目延滞金、2項1目保険料還付金、434ページに参りまして、2目還付加算金、3項1目1節の社会保険料等徴収金でございます。  435ページをお開き願います。  歳出について御説明を申し上げます。  第1款総務費の1項1目一般管理費は、職員及びアルバイトの人件費、物件費等で、2項1目徴収費は保険料の徴収に係る物件費等でございます。  436ページに参りまして、第2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は19節の負担金補助及び交付金でございますが、広域連合へ納付する保険料等負担金及び事務費負担金でございます。  第3款諸支出金は過年度分保険料に係る過誤納金還付金でございます。  以上で説明を終わります。 ○豊田 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○豊田 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で議案第19号平成24年度八戸市後期高齢者医療特別会計予算の質疑を終わります。  以上をもって議題となっております議案第6号から議案第19号までの各特別会計予算並びに関連議案4件の質疑は終了いたしました。  本日は、皆様、長時間にわたり御苦労さまでございました。  本日はこれにて終了いたします。  明日も午前10時から開きますので、何とぞよろしくお願いいたします。苦労さまでございました。         午後6時31分 散会...