副委員長 冷 水 保 君
委 員 田 端 文 明 君
〃 田 中 満 君
〃 森 園 秀 一 君
〃 立 花 敬 之 君
〃 松 橋 知 君
〃 伊 藤 圓 子 君
〃 坂 本 美 洋 君
欠席委員(なし)
委員外議員(なし)
──────────────────────────────────────
出席理事者
防災安全部長 白 川 文 男 君
福祉部長兼
福祉事務所長 工 藤 哲 君
市民健康部長 松 浦 伸 一 君
市民病院事務局長 林 隆之介 君
総務部理事 嶋 津 明 君
福祉部次長 田名部 源 一 君
福祉部次長兼障がい
福祉課長 大 石 治 男 君
市民健康部次長兼
市民課長 佐 京 孝 則 君
市民健康部次長兼
国保年金課長 鬼 柳 裕 君
高等看護学院次長兼教務長 玉 懸 多恵子 君
市民病院事務局次長兼
物流施設課長 田 村 博 美 君
総務部副理事 小 向 洋 一 君
総務部副理事 細 越 敬一郎 君 他関係課長
──────────────────────────────────────
出席事務局職員
主事 毛 利 誠 司
──────────────────────────────────────
午前10時01分 開会
○豊田 委員長 皆様、おはようございます。
本日は全員出席であります。
ただいまから
民生協議会を開きます。
──────────────────────────────────────
● 所管事項の報告について
○豊田 委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。
──────────────────────────────────────
1 災害時における
石油燃料の
優先供給に関する協定の締結について
○豊田 委員長 初めに、災害時における
石油燃料の
優先供給に関する協定の締結について報告願います。
◎田澤
防災危機管理課長 災害時における
石油燃料の
優先供給に関する協定の締結について御説明を申し上げます。
趣旨ですが、八戸市が災害時に応急対策を円滑に実施できるように、青森県
石油商業組合八戸支部に対して、
石油燃料の
優先供給を要請する際の手続等について定めたものでございます。
締結日は、平成23年8月10日水曜日でございます。
協定の概要でございますが、災害時に市が
ガソリン等の
石油燃料の調達が必要だと判断した場合に、青森県
石油商業組合八戸支部に対して
石油燃料の
優先供給を要請し、それを受け、青森県
石油商業組合八戸支部は、市の指定する場所に速やかに
石油燃料を
優先供給するものでございます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
2 緊急速報「
エリアメール」
サービスの開始について
○豊田 委員長 次に、
緊急速報エリアメールサービスの開始について報告願います。
◎田澤
防災危機管理課長 緊急速報エリアメールサービスの開始について御説明申し上げます。
エリアメールサービスの概要でございますが、インターネットを利用した通常の
電子メールとは異なり、指定した
NTTドコモの基地局からそのエリア内にある
NTTドコモの携帯電話へ直接メールを配信する
サービスでございます。
エリアメールサービスは2種類ありまして、気象庁の
緊急地震速報を配信する
サービスと、今回当市が開始しました国、
地方公共団体が災害・避難情報を配信する
サービスでございます。
配信する情報としまして、災害にかかわる情報としましては
避難準備情報、避難勧告、避難指示、
警戒区域情報、
津波注意報、津波警報、大津波警報、噴火警報、
指定河川洪水警報、
土砂災害警戒情報、また、国民保護にかかわる警報として、
弾道ミサイル情報、
航空攻撃情報、ゲリラ・
特殊部隊攻撃情報、大
規模テロ情報となっております。
費用に関しましては、配信元及び
NTTドコモの携帯の受信者はいずれも無料となります。
特徴としましては、
NTTドコモのユーザーのみが対象となります。また、
iモードメールのようなメールアドレスの事前登録が不要ですと。また、災害時に大量の情報を送信した場合、
双方向通信である
iモードメールは
サーバー等の混雑によりまして遅延が発生する可能性がありますが、一方向通信である
エリアメールは遅延が発生しにくいという特徴がございます。
開始日は、平成23年8月1日月曜日でございます。
以上で終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
3 八戸市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正(案)の概要について
○豊田 委員長 次に、八戸市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正案の概要について報告願います。
◎長久保
福祉政策課長 それでは、八戸市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正案の概要につきまして、お手元の資料に基づいて御説明申し上げます。
改正についての説明の前に、まず、
災害弔慰金について御説明いたします。
災害弔慰金は、
災害弔慰金の支給等に関する法律及び八戸市
災害弔慰金の支給等に関する条例に基づき、豪雨、地震、津波等の災害により死亡した市民の遺族に対して支給するもので、
生計維持者が死亡した場合は500万円、それ以外の方が死亡した場合は250万円を支給するものでございます。
それでは、資料に戻りまして、資料の1の改正の理由でございますが、
災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、
災害弔慰金の
支給対象となる遺族の範囲を拡大するためのものでございます。
2の改正の内容でございますが、
災害弔慰金の
支給対象となる遺族――これまでの
支給対象者でございますが、配偶者、子、父母、孫又は祖父母まででした――のいずれもが存しない場合、兄弟姉妹――これは死亡した者の死亡当時その者と同居し、又は生計を同じくしていた者のみに限りますが――がいるときは、その兄弟姉妹に対して弔慰金を支給することとするものでございます。
3の
施行期日等でございますが、この条例は公布の日から施行し、平成23年3月11日以後に生じた災害により死亡した市民に係る
災害弔慰金の支給について適用するものでございます。
なお、八戸市において、
東日本大震災で
災害弔慰金の
支給対象となっている方の中には今回の改正に該当する方はなく、弔慰金は既に全
件支給済みでございます。
この改正案につきましては、9月定例会に提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
4 八戸市シニアはつらつ
ポイント事業の実施について
○豊田 委員長 次に、八戸市シニアはつらつ
ポイント事業の実施について報告願います。
◎梅内
高齢福祉課長 それでは、八戸市シニアはつらつ
ポイント事業について御説明いたします。
お手元の資料をごらんください。
この事業は、60歳以上の方が
介護施設等で
ボランティア活動などの
社会参加活動をすることに対して
ポイントをつけ、1年間に5000円を上限としてはちのへ
共通商品券と交換したり、または
福祉団体等に寄附ができるという内容となっております。
そして、この事業の目的は、
ボランティア活動など地域貢献を通じて介護予防に取り組んでいただくという
介護予防事業として位置づけております。
対象者は、市内在住の60歳以上の方、
ポイントを交換する際に
介護保険料の滞納がないことが条件となります。
次に、
ボランティアの具体的な内容ですが、八戸市内の
介護施設等――デイ
サービス、
特別養護老人ホーム、
老人保健施設、ショートステイ、グループホーム、小規模多機能施設など――におきまして、
レクリエーション等の指導、支援を初め、資料に書かれてあります(7)までの内容を想定しております。
ポイントは、1時間の活動に対し1スタンプが
活動記録手帳に押印されます。1スタンプが100
ポイントとして100円の価値を持ち、年間5000
ポイントを上限とし、1日2時間までとしました。
そして、この事業は、
社会福祉法人八戸市
社会福祉協議会に委託して実施いたします。
委託内容につきましては、
ボランティア活動に向け、
事前講習会の実施、登録、手帳交付並びに
活動状況管理に伴う人件費、物品費、
ボランティア保険などが含まれております。
次に、予算額及び財源につきましては、今年度は予算額92万6000円、その財源は
介護保険特別会計の
地域支援事業の
介護予防事業に位置づけられ、そのうち、市の負担額は予算額の12.5%、11万5800円となります。
裏面をごらんください。
事業の流れ及び今後のスケジュールですが、平成23年10月に
社会福祉協議会と契約を締結し、その後、
ボランティア受入希望事業所を対象に説明会を開催し、
受入施設を決定いたします。そして12月には事業内容を広報はちのへ等で周知し、参加者を募り、
参加希望者は
社会福祉協議会において
ボランティア登録の申請を行い、
ボランティア研修会に参加した上で
活動記録手帳を受け取ります。
次に、
ボランティア登録者は
受入施設に連絡し、日程を調整した上で
ボランティアを開始します。そして活動終了後、その施設に手帳を提示し、スタンプを押してもらうという流れとなります。
その後、
ボランティア登録者は、八戸市
社会福祉協議会で集めたスタンプを
ポイントにかえる申請を行い、そのとき、
ポイントを商品券に転換するか、もしくは寄附とするかを申し出ます。そして商品券を申請した方には八戸市
社会福祉協議会から商品券が郵送され、寄附の申請をした分は、八戸市
社会福祉協議会が申請者が希望する
社会福祉法人に寄附金を振り込むという流れとなります。
以上で八戸市シニアはつらつ
ポイント事業についての説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
◆田中 委員 今回の件でお尋ねしたいところは、
ボランティア活動を、要は介護等の施設等でと。これは霧島市とかたしか千代田区とか、その辺もやっていたと思うんですけれども、そのあたりでは
商品券支給ではなく
介護保険料から引いてあげますというようなシステムだったと思うんですけれども、今回なぜ
ポイントを商品券という形にしたのかというのをお伺いしたいと思います。
◎梅内
高齢福祉課長 この制度につきましては、昨年、豊島区、それから品川区、稲城市、八王子市のほうに視察に参りまして、そして案をいろいろ調べた結果、今回うちのほうでは商品券と寄附金にというふうに決めました。
この制度が一番最初に始まりましたのは、平成19年度に東京都の稲城市と千代田区がスタートしたんですけれども、
介護保険料からその分を引くというのは非常に事務が煩雑というふうなこともありまして、商品券とかのほうにいたしました。
以上です。
○豊田 委員長 他にありませんか。
◆伊藤〔圓〕 委員 たしかその平成19年のあたりに、私もぜひこれを八戸市でも導入していただきたいということで御要望申し上げていたところでありますので、今回の事業の実施に当たりましては大変喜んでおりました。
私も同じような質問を準備しておりましたけれども、それはよくわかりました。
そこで今、当座92万円余りの予算をつけておりますけれども、これは大体どのような内容を想定しての金額になっているんでしょうか。
◎梅内
高齢福祉課長 一番大きいのは人件費で、11月から来年3月までの
社会福祉協議会の職員の人件費で34万円となっております。
それから
あと物品費、
あと研修会を開きますので、そのときの講師料を1回3000円というふうにして設定したり、それから
ボランティア保険、
ボランティア登録をした方の保険ということで、総計で先ほどお話しした92万6000円になるものです。
◆伊藤〔圓〕 委員 これまた募集してみないとどのぐらいの方たちが出てくるかわからないわけですけれども、これまでの動きから見るといい形でスタートができそうなのかどうか。ぜひそうしていただきたいなというふうに思いますけれども、その辺はどのように想定されているんでしょうか。
◎梅内
高齢福祉課長 昨年、東京のほうの大体同じ人口規模でやっている市を視察いたしまして、そしてそこでは大体250人から300人ぐらいの方が登録されているというふうな実績がございました。ですからうちのほうもそのくらいはあるのかなというふうに想定しております。
ただ、やってみないとわからないということで、何とも言えないんですけれども、私どもは、今お話ししたくらいの人数を想定した形で進めていきたいというふうに思っておりました。
○豊田 委員長 その他ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
5 平成23年度
全国高等学校総合体育大会開催報告について
○豊田 委員長 では、次に、平成23年度
全国高等学校総合体育大会開催報告について報告願います。
◎高橋
スポーツ健康課長 それでは、平成23年度
全国高等学校総合体育大会開催報告について、お手元の資料に基づき御説明いたします。
開催概要につきましては、平成23年7月28日から8月20日まで、北東北三県を主会場に、当市では
女子バレーボール競技と
アーチェリー競技の2つの競技が開催されました。
女子バレーボール競技は7月28日に開会式が、その後8月1日まで競技が行われ、大分県代表の
東九州龍谷高校が2年ぶり5回目の優勝を飾りました。
本県代表の
弘前学院聖愛高校は
決勝トーナメント戦1回戦で、また、木造高校は
予選グループ戦でそれぞれ敗退となっております。
アーチェリー競技につきましては8月8日に開会式が、その後8月11日まで競技が行われました。
成績については資料のとおりでございますが、本県代表は女子個人で
三本木農業高校の
小笠原瞳選手が3位入賞、女子団体では同じく
三本木農業高校が3位入賞となっております。
なお、当市開催の2つの競技は終了しておりますが、大会は明日20日までとなっております。
最後に、裏面になりますが、
アーチェリー競技における高円宮妃のお成りについて御報告いたします。
全国高等学校総合体育大会での
アーチェリー競技は
高円宮賜牌となっておりますことから、8月10日、11日の2日間、当市にお成りになられ、10日は、
県立はまなす医療療育センターと蕪島の御視察を、11日は、
是川縄文館の御視察や
アーチェリー競技などをごらんになられました。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
6 平成23年度
夏期巡回ラジオ体操・みんなの
体操会開催報告について
○豊田 委員長 次に、平成23年度
夏期巡回ラジオ体操・みんなの
体操会開催報告について報告願います。
◎高橋
スポーツ健康課長 それでは、平成23年度
夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会の開催報告について御説明いたします。
夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会は、毎年7月20日から8月31日までの43日間、全国43会場において開催されており、当市では今回、
是川縄文館の
開館記念行事として開催されました。
開催場所は、
市立是川小学校の校庭で、平成23年8月2日の午前6時から開催され、午前6時30分から40分までの10分間は
NHKラジオ第1放送で全国や海外に公開生中継されました。
主催は、
株式会社かんぽ生命保険、NHK、
NPO法人全国ラジオ体操連盟でございます。
また、
地元是川地区の6団体を初め、
八戸地区交通安全協会是川支部に
是川小学校のPTAや教員の皆さんにも御協力していただき、参加者の取りまとめや会場設営、当日の会場整理などを行いました。
当日は、曇り空ではありましたが、参加者数は1400人を超え、盛大に開催されたところであります。
なお、
参加記念品として合掌土偶のバッジなどを配布しております。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの御報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
7 平成22年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について
○豊田 委員長 次に、平成22年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について報告願います。
◎松田
管理課長 それでは、平成22年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について御説明申し上げます。
お手元の資料をごらん願います。
まず、左側(1)の
収益的収支でございますが、金額はいずれも
消費税抜きの金額となっております。
表は、左側から科目、平成22年度
決算見込額、平成21年度決算額、前年度比較、増減率となっております。
事業収益Aは155億9062万1824円で、前年度と比較して10億9347万8567円、7.5%の増収でございます。
内訳ですが、入院収益は、診療単価が上昇したことにより約11億4272万円の増収、外来収益は、患者数の増加により約1億7545万円の増収となりました。他
会計負担金は、
公営企業法に基づき一般会計から繰り入れたものでございますが、約2億7008万円の減収となりました。その他の経常収益は、補助金、室料差額、分娩料、
駐車場使用料などで約4539万円の増収となりました。
次に、事業費Bですが、149億8129万150円で、前年度と比較して7億4362万188円、5.2%の増でございます。
内訳ですが、給与費は医師の増員や臨時職員の賃金の増などにより、約2億1666万円の増となりました。材料費は、薬品費、
診療材料費等で約1億1573万円の増となりました。経費は、施設の管理運営のための光熱水費、燃料費、委託料などでございますが、約1億3006万円の増となりました。
その他の経常費用ですが、
減価償却費等は約9549万円の増、
支払利息他は約2117万円の減となりました。
特別損失は、保険診療の
取り扱い等に関する
特定共同指導による診療報酬の
自主返還金があったため、約2億686万円の増となりました。
この結果、
収支差引Cでございますが、6億933万1674円と、昨年度に引き続き単年度黒字となり、
累積欠損金は126億2396万3340円に減少しました。
次に、右側の(2)の
資本的収支でございますが、
資本的収入Dは13億3147万4000円で、前年度と比較して1億125万7344円の減収でございます。
内訳ですが、企業債は医療機器の購入費用に充てるもので、1億5730万円の減となりました。出資金は前年度と同額、負担金は1956万7922円の増収となりました。補助金は3647万4734円の増収となりました。
次に、
資本的支出Eは20億1803万7279円で、前年度と比較して8166万1376円の増でございます。
内訳ですが、
建設改良費は医療機器の購入費でございますが、約1億2694万円の減、
企業債償還金は約2億360万円の増となりました。投資は、八戸市
広域医療連携基金の造成費で500万円の皆増でございます。
収支差引Fでございますが、
資本的収入Dから
資本的支出Eを引きますとマイナス6億8656万3279円となっております。
次に、(3)の
資金不足額は、
収益的収支及び
資本的収支の
差引合計Gに、
減価償却費等の現金の支出を伴わない費用Hを加えた単年度の
資金収支Iに前年度末の
資金不足額を合わせたものですが、
資金不足額は生じておりません。
次に、(4)は
地方公共団体の財政の健全化に関する法律による
資金不足比率ですが、
病院事業の場合、
資金不足比率は
資金不足額を医業収益で除した比率となります。資金不足を生じておりませんので、
資金不足比率は、昨年度に引き続き、ございません。
今後とも地域の中核病院としての役割を果たしていくため、良質な医療の提供と
健全経営維持の両立に努めてまいりたいと考えております。
決算概要についての説明は以上でございます。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
8
八戸市立市民病院事業欠損金の
資本剰余金による処理について
○豊田 委員長 次に、
八戸市立市民病院事業欠損金の
資本剰余金による処理について報告願います。
◎松田
管理課長 それでは、
八戸市立市民病院事業欠損金の
資本剰余金による処理について御説明申し上げます。
お手元の資料をごらん願います。
まず、1の処理の理由でございますが、
地方公営企業法施行令第24条の3第2項の規定により、
資本剰余金を取り崩して
累積欠損金を削減するものでございます。
2の処理の内容でございますが、平成22年度末の未
処理欠損金126億2396万3340円に対し、
欠損金処理額として
資本剰余金繰入金10億5760万2000円を補てんし、その結果、翌
年度繰越欠損金を115億6636万1340円とするものでございます。
次に、3の
欠損金処理の法令根拠でございますが、
地方公営企業法及び同法施行令では、(1)として前年度からの繰越利益をもって埋める、(2)として
利益積立金をもって埋める、(3)の①として翌年度に繰り越す、②として任意積立金を積み立てている場合は議会の議決を経て埋める、③として議会の議決を経て
資本剰余金をもって埋めることができるとされております。
市民病院の場合、繰越利益、
利益積立金及び任意積立金のいずれもないことから、(3)③にございますとおり、
地方公営企業法施行令第24条の3第2項の規定により、議会の議決を経て
資本剰余金をもって欠損金を補てんするものでございます。
なお、この
資本剰余金は既に企業債の償還に充当したものであり、現金として残っているものではなく、帳簿上の整理を行うものでございます。
本件につきましては9月定例会に提案させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
説明は以上でございます。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告について終わります。
以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。
この際、その他で何かございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
○豊田 委員長 ないようですので、以上で
民生協議会を閉じます。
御苦労さまでございました。
午前10時28分 閉会...