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  1. 八戸市議会 2008-11-21
    平成20年11月 民生協議会-11月21日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成20年11月 民生協議会-11月21日-01号平成20年11月 民生協議会   民生協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成20年11月21日(金)午前10時01分~午前11時10分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項の報告について   1 指定管理者候補者選定について    (1) 総合福祉会館    (2) 更上閣    (3) 旭ヶ丘会館    (4) 根城コミュニティセンター    (5) 中居林コミュニティセンター    (6) 市民保養所洗心荘    (7) 休日夜間急病診療所    (8) 中央児童会館ほか14施設    (9) 老人いこい家臥牛荘ほか5施設    (10) 身体障害者更生館
       (11) 南郷デイサービスセンター及び老人福祉センター南郷    (12) 文化教養センター南部会館    (13) 公会堂八戸公民館及び南郷文化ホール    (14) 長根公園及び有料公園施設ほか10施設    (15) 弓道場   2 八戸市立小菊荘、浩々学園及び長生園の土地、建物等の取り扱いについて   3 八戸市立児童養護施設設置条例の廃止(案)について   4 八戸母子生活支援施設条例の廃止(案)について   5 八戸養護老人ホーム条例の廃止(案)について   6 八戸老人デイサービスセンター条例の一部改正(案)の概要について   7 八戸市立高等看護学院専修学校認可申請について   8 八戸南郷出産祝金及び子育て支援金支給条例の廃止(案)について   9 国民健康保険財政調整交付金過大受給について   10 八戸市(市民病院事業集中改革プラン進行管理について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)            | 欠席委員(1名)  委員長  八 嶋   隆 君     |  委 員 坂 本 美 洋 君  副委員長 豊 田 美 好 君     |  委 員  藤 川 優 里 君     | 委員外議員(なし)   〃   上 条 幸 哉 君     |   〃   山 名 文 世 君     |   〃   畑 中 哲 雄 君     |   〃   五 戸 定 博 君     |   〃   東 野 礼 二 君     |  ────────────────────────────────────── 出席理事者  防災安全推進室長          川 村 岩次郎 君  健康福祉部長            石 橋 元 生 君  健康福祉部福祉事務所長       貝 吹 彰 穗 君  市民生活部長            沼 畑 龍 男 君  市民病院事務局長          松 浦 伸 一 君  総務部理事             金 谷 英 夫 君  防災安全推進室副室長        新 谷 宗 治 君  健康福祉部次長健康福祉政策課長  池 本 伸 也 君  市民生活部次長           三 浦 和 行 君  市民生活部次長市民課長      大 村 典 康 君  市民生活部次長国保年金課長    大 坪 秀 一 君  市民病院事務局次長経営情報室長  芝   俊 光 君  市民病院事務局次長物流施設課長  佐 藤 雅 英 君  市民病院事務局医事指導監兼医事課長 田 端 朝 雄 君  総務部副理事            細 越 紀 雄 君  総務部副理事            橋 本 寿 夫 君        他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主事 白 藤   渉  ──────────────────────────────────────    午前10時01分 開会 ○八嶋 委員長 おはようございます。  本日の欠席通告者坂本美洋委員でありますので、報告いたします。  ただいまから民生協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項の報告について ○八嶋 委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  ──────────────────────────────────────  1 指定管理者候補者選定について   (1) 総合福祉会館   (2) 更上閣   (3) 旭ヶ丘会館   (4) 根城コミュニティセンター   (5) 中居林コミュニティセンター   (6) 市民保養所洗心荘   (7) 休日夜間急病診療所 ○八嶋 委員長 初めに、指定管理者候補者選定について、(1)総合福祉会館から(7)休日夜間急病診療所までを一括して報告願います。 ◎池本 健康福祉部次長健康福祉政策課長 おはようございます。  それでは、健康福祉政策課所管の7つの施設について御説明申し上げます。  お手元の資料をごらんいただきたいと思います。  最初に、公募の施設3つでございます。総合福祉会館、更上閣、そして市民保養所洗心荘でございまして、それぞれ八戸社会福祉協議会、三八五交通株式会社八戸アールアール厚生会候補者として決定いたしました。  指定の期間は、平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間でございます。  それぞれの応募状況でございますが、総合福祉会館社会福祉協議会のみの応募でございました。更上閣は、三八五交通株式会社八戸アールアール厚生会の2団体の応募がございまして、3点差という僅差でもって三八五交通株式会社選定されております。それから洗心荘は、八戸アールアール厚生会のみの応募でございました。  選定までの経過のほうは省略させていただきます。  選定におきましては、健康福祉部指定管理者選定委員会を立ち上げて審査したところでございまして、外部委員八戸大学の先生等を含めた3名と部内のほうは部長、福祉事務所長担当課長の3名、計6名の構成でございました。  委員会の進め方は、提出されました申請書類、これらの内容の審査を行うとともに、応募団体に出席いただきまして、そこでヒアリングによる聞き取り審査をしました。  今後、12月議会のほうに御提案いたしまして、そこで議決されまして初めて指定管理者ということになります。  続きまして、資料の裏のほうをごらんいただきたいと思います。  こちらのほうは非公募の施設でございます。1つに休日夜間急病診療所、そして旭ヶ丘会館根城コミュニティセンター中居林コミュニティセンターの3つのコミュニティセンターでございましたが、それぞれ八戸医師会並びにコミュニティセンターにありましては地元地域町内会等にお願いするというふうになってございます。  こちらも指定期間は5年間でございます。  休日夜間急病診療所は、設立当初から公設民営という形で運営してきてございまして、市内において当該施設管理できるのは八戸医師会しかないということで、そちらにお願いすることにいたしました。また、3つのコミュニティセンターも、当初から地域で運営していただくという前提で施設を建設してございます。そういった経緯から、ここまで順調に管理運営をしてまいりました地元町内連合会等のほうに指定管理者として管理していただくということになった次第でございます。  こちらも12月議会のほうに提案いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお、別紙のほうに選定評価表を添付してございます。こちらのほうは後ほどごらんいただきたいと思います。  以上でもって説明を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────   (8) 中央児童会館ほか14施設 ○八嶋 委員長 次に、(8)中央児童会館ほか14施設について報告願います。 ◎貝吹 子ども家庭課長 それでは、児童館指定管理者候補者選定について御報告申し上げます。  お手元の資料をごらんください。  中央児童会館ほか14施設指定管理者の公募を行った結果、1団体から応募がございました。指定管理者選定委員会での審査を経て、社会福祉法人八戸社会福祉協議会指定管理者候補者として選定したものでございます。  指定の期間は、平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間でございます。  選定までの経過は、資料のとおりでございますので、省略させていただきます。  次に、選定結果でございますが、外部委員3人を含む委員6名で組織する指定管理者選定委員会におきまして、選定基準に基づき申請書類等内容審査及び聞き取りによる審査を実施した結果、八戸社会福祉協議会が総合的にすぐれていると評価されたため、同団体指定管理者候補者としたものでございます。  なお、指定管理者候補者選定評価表及び提案に対する評価内容は、裏面の別紙1のとおりでございます。  評価点数は、600点満点中480点でございました。  この指定管理者候補者選定につきまして、次期定例会に御提案いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。  以上で報告を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────
      (9) 老人いこい家臥牛荘ほか5施設 ○八嶋 委員長 次に、(9)老人いこい家臥牛荘ほか5施設について報告願います。 ◎佐藤 高齢福祉課長 老人いこい家臥牛荘ほか5施設管理を行う指定管理者候補者選定について御報告申し上げます。  お手元の資料をごらんください。  高齢福祉課が所管しております老人いこい家臥牛荘ほか5施設指定管理者に係る公募を行った結果、現在の指定管理者であります東北医療福祉事業協同組合ほか1団体から応募があり、健康福祉部指定管理者選定委員会での審査を経て、東北医療福祉事業協同組合指定管理者候補者として選定したものでございます。  指定の期間は、平成21年4月1日から平成26年3月31日までとなっております。  選定委員会において、選定基準に基づく書類審査及び応募者からのプレゼンテーション、質疑応答による審査を実施した結果、東北医療福祉事業協同組合がすぐれており、良好な施設運営が期待できると評価されたため、当該団体指定管理者候補者といたしました。  指定管理者候補者選定評価表及び提案に対する評価内容は、裏面の別紙1のとおりでございます。  この件につきましては12月市議会定例会に御提案申し上げますので、とうぞよろしくお願いいたします。  以上で報告を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆畑中 委員 この東北医療福祉事業協同組合は、名前のとおり東北全体で活動している団体ですか。 ◎佐藤 高齢福祉課長 主に八戸市内及びこの地域を活動の場としております。 ○八嶋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────   (10) 身体障害者更生館 ○八嶋 委員長 次に、(10)身体障害者更生館について報告願います。 ◎佐京 障害福祉課長 身体障害者更生館指定管理者候補者選定について、お手元の資料に基づき御報告申し上げます。  八戸身体障害者更生館指定管理者の公募を行った結果、1団体から応募がございまして、健康福祉部指定管理者選定委員会での審査の結果、社会福祉法人やすらぎ会を指定管理者候補者として選定したものでございます。  指定の期間でございますが、平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間とするものでございます。  選定までの経過につきましては省略させていただきます。  なお、応募団体数は1団体のみでございます。  選定結果でございますが、外部委員3名を含む6名で組織されております健康福祉部指定管理者選定委員会において、選定基準に基づきまして申請書類内容審査と聞き取り審査を実施いたしました結果、社会福祉法人やすらぎ会が総合的にすぐれていると評価されたことから、同団体指定管理者候補者としたものでございます。  指定管理者候補者選定評価表は次のページにございます。6項目、600点満点のうち450点、7割5分の得点でございます。  なお、この指定管理者としての指定につきまして、12月議会定例会に御提案申し上げるものでございます。よろしくお願いいたします。  以上で報告を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────   (11) 南郷デイサービスセンター及び老人福祉センター南郷 ○八嶋 委員長 次に、(11)南郷デイサービスセンター及び老人福祉センター南郷について報告願います。 ◎境藤 南郷区役所健康福祉課長 それでは、南郷デイサービスセンター及び老人福祉センター南郷指定管理者候補選定について御報告申し上げます。  お手元にお配りしております資料をごらんいただきたいと思います。  八戸市立南郷デイサービスセンター及び八戸市立老人福祉センター南郷指定管理者の公募を行った結果、現在の指定管理者であります社会福祉法人八戸社会福祉協議会団体のみから応募があり、6人で構成している八戸市立老人福祉センター南郷等指定管理者選定委員会での審査を経て、八戸社会福祉協議会指定管理者候補者として選定したものでございます。  指定の期間は、平成21年4月1日から平成26年3月31日までとなっております。  公募・選定の概要は、お手元の資料のとおりでございます。  選定結果ですが、選定委員会において、選定基準に基づいて申請書類等内容審査及びヒアリングによる聞き取り審査を実施した結果、八戸社会福祉協議会選定基準を満たしており、良好な施設運営が期待できると評価されたため、当該団体指定管理者候補者といたしました。  なお、指定管理者候補者選定評価表及び指定管理者候補者の提案に対する評価内容は、裏面の別紙1のとおりであります。  以上について12月市議会定例会に提案申し上げますので、よろしくお願いいたします。  以上で報告を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────   (12) 文化教養センター南部会館   (13) 公会堂八戸公民館及び南郷文化ホール   (14) 長根公園及び有料公園施設ほか10施設   (15) 弓道場 ○八嶋 委員長 次に、(12)文化教養センター南部会館から(15)弓道場までを一括して報告願います。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 それでは、初めに文化教養センター南部会館について御報告いたします。  お手元の資料、指定管理者候補者選定について――南部会館――をごらん願います。  八戸文化教養センター南部会館指定管理者の公募を行った結果、1団体から応募があり、市民生活部内に設置いたしました指定管理者選定委員会――外部委員4名を含む8名の委員で構成する委員会での審査を経て、社団法人八戸アールアール厚生会会長越後谷仲三を指定管理者候補者として選定したものでございます。  指定の期間は、平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間でございます。  公募・選定の概要でありますが、選定までの経過は、平成20年8月6日に募集要項の公表など記載のとおりでございます。  選定結果ですが、選定委員会において申請書類等概要審査ヒアリングを行い、社団法人八戸アールアール厚生会指定管理者候補者としたものでございます。  裏面の選定評価表をお開き願います。  選定評価表ですが、一番左側の列にはあらかじめ募集要項で明示いたしました選定基準を並べてございます。①の項目では、配点が17点で、今回の場合は8人の委員でございましたので、満点は136点。②の項目では、配点が30点で満点は240点となります。③の項目では、配点は20点で満点は160点。下に小さく指定管理料基準額及び提案額という欄がございますが、満点のところの3796万円、これは市の基準額でございます。この基準額を超えると失格となりますが、提案額基準額を下回っております。④の項目ですが、配点は30点で満点は240点。⑤の項目には、配点が3点、満点は24点でございます。以上、すべての項目が満点であれば、合計で800点となります。  このたび選定されました社団法人八戸アールアール厚生会合計点は、下段にありますとおり578点でございます。その右側の列になりますが、提案に対する評価内容は記載のとおりでございます。  続いて、指定管理者候補者選定について――公会堂等――の資料をごらん願います。  八戸公会堂八戸公民館八戸南郷文化ホール指定管理者の公募を行った結果、3団体から応募があり、選定委員会での審査を経て、株式会社アートコミュニティ代表取締役類家敦指定管理者候補者として選定したものでございます。  なお、同社は、指定管理者候補者となった段階で株式会社を設立することを前提に、八戸公会堂職員グループとして申請しておりましたが、このたび候補者決定を受け、平成20年11月5日付で新会社を設立したものであります。  指定の期間並びに公募・選定の概要につきましては記載のとおりでございます。  応募団体数は3団体。その内訳は、株式会社が2団体NPO法人が1団体でございます。  選定結果ですが、選定委員会において申請書類等内容審査ヒアリングを行い、株式会社アートコミュニティ指定管理者候補者としたものでございます。  裏面をお開き願います。  選定評価表は先ほどと同様で、満点は800点ですが、指定管理者候補者となった株式会社アートコミュニティは申請のあった3団体中、最高得点となる659点を得ております。  次に、指定管理者候補者選定について――長根公園等――をお開き願います。  八戸運動公園体育施設指定管理者の公募を行った結果、3団体から応募があり、外部委員3名、庁内委員3名の計6名で構成する選定委員会での審査を経て、エスプロモ株式会社代表取締役坂頂昭治指定管理者候補者として選定したものであります。  なお、同社は、指定管理者候補者となった段階で株式会社を設立することを前提に、八戸体育振興公社職員グループとして申請しておりましたが、このたび候補者決定を受け、平成20年11月4日付で新会社を設立したものであります。  指定の期間並びに公募・選定の概要につきましては記載のとおりでございます。  応募団体数は3団体。その内訳は、株式会社が1団体株式会社等によるグループ申請が2団体でございます。  選定結果ですが、選定委員会において申請書類等内容審査ヒアリングを行い、エスプロモ株式会社指定管理者候補者としたものでございます。  なおエスプロモでございますが、スポーツプロモーションの略と聞いてございます。  裏面をお開き願います。  選定評価表は先ほどと同様で、満点は600点ですが、指定管理者候補者となったエスプロモ株式会社は申請のあった3団体最高得点となる476点を得ております。  ここで数字の訂正を1つお願いいたします。中段にある、指定管理料基準額及び提案額の満点の欄のところに24億7537万5000円とございますが、24億7437万5000円に訂正をお願いいたします。まことに申しわけございません。  次に、指定管理者候補者選定について――弓道場――をごらん願います。  八戸弓道場に係る指定管理者候補者につきましては、市が定めた指定管理者制度導入方針に従いまして、公募をせずに特定の団体選定いたしました。八戸弓道場指定管理者候補者には、現行の指定管理者である八戸弓道協会、会長玉川眞純を選定いたしました。指定の期間は、平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間でございます。  選定の理由ですが、本施設利用者がほぼ現在の指定管理者である八戸弓道協会の会員に限られており、当該団体の会員が主体となった運営が望ましい施設であります。したがいまして、指定管理者候補者選定に当たっては、公募によらず現行の管理団体選定したものであります。  なお、以上の4候補者指定管理者として指定するためには議会の議決を要することから、12月市議会定例会に提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上で報告を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆山名 委員 この指定管理料基準額というのはどういったものを根拠にしているんでしょうか。例えば公会堂公民館南郷文化ホールの場合は基準額提案額の差が約1億8000万円ありますけれども、これだけ大きな差は何が要因だったのでしょうか。お知らせいただきたいと思います。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 それでは、基準額についてお答え申し上げます。  基準額の内容は、まず管理運営に当たる人件費が主なものでございます。それから運営に係る光熱水費、館内の清掃委託経費等々、管理に係る額ということになります。  以上でございます。 ◆山名 委員 そうすると、これだけの差額が出るということはかなり人件費を安く見積もっていると思われるんですけれども、そもそも指定管理者制度に対しては、人件費を非常に安く抑えるのではないかということがよく指摘されていますし、そのためにサービスが低下するのではないかというような懸念が持たれているわけですが、その点はどうなんでしょうか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 先ほど申し上げましたように、基本的には人件費が一番大きいウエートを占めるわけでございます。今、山名委員から御質問のあったとおり人件費が抑制されるんじゃないかというふうなことが言われるわけですが、私どもといたしましては、例えば公会堂のほうですと、平均年齢が47歳位ということで、現在の状況はいわゆる人件費がかなり高いと。平成21年度からの指定管理者指定に当たって、一たんこの財団法人を解散して新会社として指定管理者に当たるというふうな考え方から、ある程度今の給与ベースを一たん下げてというふうな格好になってございます。  以上であります。 ◆山名 委員 そういうようなところでやっぱり人件費が適正に反映されているかどうかということを加味しながら審査しないと、ただ入札といいますか、提案してきた団体の金額が低いからというだけで判断するということになってしまうとこれはまた大きな問題が発生してくると思いますので、とりあえず意見ということでとどめておきたいと思います。 ○八嶋 委員長 他にありませんか。 ◆畑中 委員 他に比べてエスプロモ提案額が高いわけだけれども、提案額の低いほうが点数が高いと思ったんだけれども、違うんですか。逆ですか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 資料にも書いてあるとおり、いわゆる体育施設、11カ所ございますけれども、これを管理運営するに当たってかなりの人数を必要としております。提案されたスポーツアリーナ八戸、ライフスポーツ八戸はそれぞれ人数をかなり絞ってきて、いわゆる契約社員とかアルバイトで対応するという形で人件費を出してきているというふうなことからこういう差が出てきているというふうに御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○八嶋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
     ──────────────────────────────────────  2 八戸市立小菊荘、浩々学園及び長生園の土地、建物等の取り扱いについて ○八嶋 委員長 次に、八戸市立小菊荘、浩々学園及び長生園の土地、建物等の取り扱いについて報告願います。 ◎池本 健康福祉部次長健康福祉政策課長 それでは、八戸市立小菊荘、浩々学園及び長生園の土地、建物等の取り扱いについて、お手元の資料をごらんいただきたいと思います。  小菊荘、浩々学園、長生園、この3つの施設につきましては、この管理のすべてをどうするかということについて健康福祉審議会のほうに諮問いたしました。その後、審議会のほうで審議いただきまして、社会福祉事業団へ移譲するという答申をちょうだいいたしまして、それに基づいて社会福祉事業団のほうに移譲の申し入れをしていたところでございますけれども、事業団からは移譲の受託をいただいております。  その後、土地、建物等をどういうふうにするか、無償譲渡、有償譲渡等があるわけでございますけれども、将来の建てかえがある場合、担保物件としても必要になるということでございまして、昨年度、うみねこ学園といちい寮を移譲した際には土地、建物、そして建物に付随する備品等を無償譲渡するということで決めさせていただいたところでございます。  経緯は以上でございますけれども、今後の予定としては、12月議会におきまして、3施設の設置条例の廃止案を提案したいと思っております。そして来年の4月1日でもって事業団へ完全移譲という形で事業を進めていきたいと思っております。  以上で報告を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆山名 委員 前にも言いましたけれども、無償で譲渡するということになりますと、当然市の財産を譲ってしまうということになるわけですけれども、なぜそこまでして社会福祉事業団に移譲していかなければならないのかということがどうもよくわからないんですが、その辺をお知らせいただきたいと思います。 ◎池本 健康福祉部次長健康福祉政策課長 社会福祉事業団の設立目的には、今説明しました3つの施設のほかに保育所、これらを移管して当該事業団でもって運営していく、そして集中管理方式による経費の削減等を図りながら質の高いサービスを行っていくということがあったところでございました。  従来は、委託という形で管理をお願いしてきておりましたけれども、地方自治法の改正で指定管理者制度が導入されまして、これらの施設も従前からと同様に社会福祉事業団が指定管理者とされているという流れがございます。昨年度、うみねこ学園といちい寮を移管いたしまして、残る3施設についてもやはり質の高いサービスを提供するために事業団に任せないとうまくないんじゃないかということで移譲することになったわけですけれども、その中でさらに移譲するに当たって土地の扱いをどうするかという問題がございました。  資料のほうにも記載してございますけれども、小菊荘は昭和48年の建築、浩々学園は昭和47年の建築、それぞれ築35年、36年を経過しておりまして、非常に建物も古くなってきているという状況にございます。いずれこれは建てかえしていかなくてはだめな施設でございます。ですから事業団といたしましては建てかえの時期を見定めて、それまでにお金をためるという一方で、現実的に、建物を建てかえるときには原資が限られておりますので、ためておいたお金と借り入れでやっていくということになるわけですけれども、社会福祉法人は土地等を担保にして借り入れして、それで建物を建てたり建てかえたりしていくというのが一般的でございます。これに照らし合わせまして、社会福祉事業団も社会福祉法人と同等の位置づけになるということから、各土地、建物等を無償で差し上げまして、自力でもって建てかえを検討していただきたいと、このように考えておるところでございます。 ◆山名 委員 元来、市が委託をしていたわけですので、指定管理者制度がなじまないということになれば、委託に戻すという方法もあったのではないかと思われますけれども、その辺の検討はされたんでしょうか。 ◎池本 健康福祉部次長健康福祉政策課長 地方自治法の流れで申しますと、委託という概念から指定管理者制度という概念に移行してきたというところでございます。ですから指定管理制度を導入しなければ直営でやるということになるわけですが、直営でやるには市の職員を張りつけなければならないという状況になるわけですけれども、現時点では市の直営でやっていくには専門職も定年退職等の際に補充してきておりませんので、非現実的な選択だと思っております。 ◆山名 委員 いずれにしましても、せっかくの市の貴重な財産を、土地、建物をわざわざつけて民間のほうに移譲していくというやり方そのものが私はおかしいと思っていますし、建物とか土地以前に、小菊荘とか浩々学園であるとかというような住民のサービスそのものが市にとって必要だと思われるわけです。そういう中で結局指定管理者制度ができたからそっちに移行すると、そっちがなじまないから今度は民間のほうに譲っていくというやり方は慎むべきじゃないのかというふうに思うわけです。ただ単に市の財政面を節減するということだけでこういうようなやり方というのは好ましくないというふうに思っています。  意見として終わりたいと思います。 ○八嶋 委員長 他にありませんか。 ◆畑中 委員 今の話を聞いていまして、築35年、36年と古くなって建てかえしなくてはならないと思うんですが、この場合、例えば計算したら採算が合わずにやれないと、やめようかということになるような心配はないですか。そういう条件とか歯どめとかはあるんですか。 ◎池本 健康福祉部次長健康福祉政策課長 移譲に当たりましては、八戸市の行ってきた福祉サービスというものを継続していただくという前提でこういう移譲受託をいただいているところでございます。 ○八嶋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 八戸市立児童養護施設設置条例の廃止(案)について  4 八戸母子生活支援施設条例の廃止(案)について ○八嶋 委員長 次に、八戸市立児童養護施設設置条例の廃止案について及び八戸母子生活支援施設条例の廃止案についてを一括して報告願います。 ◎貝吹 子ども家庭課長 八戸市立児童養護施設設置条例の廃止案について御説明申し上げます。  お手元の資料をごらんください。  1の改正の理由でございますが、八戸市立浩々学園を平成21年4月1日から社会福祉法人に移譲することに伴い、当該施設の事業を平成21年3月31日で廃止するものであります。  移譲先は、社会福祉法人八戸市社会福祉事業団でございます。  2の施行期日でございますが、平成21年4月1日でございます。  この条例の廃止案を次期定例会に御提案いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、八戸母子生活支援施設条例の廃止案について御説明申し上げます。  お手元の資料をごらんいただきたいと思います。  1の廃止の理由でございますが、八戸市立小菊荘平成21年4月1日から社会福祉法人に移譲することに伴い、当該施設の事業を平成21年3月31日で廃止するものであります。  移譲先は、社会福祉法人八戸市社会福祉事業団でございます。  2の施行期日は、平成21年4月1日でございます。  この条例の廃止案につきましても次期定例会に御提案いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  5 八戸養護老人ホーム条例の廃止(案)について ○八嶋 委員長 次に、八戸養護老人ホーム条例の廃止案について報告を願います。 ◎佐藤 高齢福祉課長 それでは、八戸養護老人ホーム条例の廃止案について御説明申し上げます。  お手元の資料をごらんください。  廃止の理由は、養護老人ホーム八戸市立長生園社会福祉法人八戸市社会福祉事業団に移譲することに伴い、当該施設の事業を平成21年3月31日で廃止するためのものでございます。  この件につきましては、12月市議会定例会に御提案申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 八戸老人デイサービスセンター条例の一部改正(案)の概要について ○八嶋 委員長 次に、八戸老人デイサービスセンター条例の一部改正案の概要について報告願います。 ◎佐藤 高齢福祉課長 八戸老人デイサービスセンター条例の一部改正案の概要について御説明申し上げます。  お手元の資料をごらんください。  改正の理由は、養護老人ホーム八戸市立長生園で実施しておりますデイサービス事業の八戸市社会福祉事業団への移譲に伴うもので、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、条例に規定されている老人デイサービスセンターから、八戸市立長生園デイサービスセンターに係る部分を削除するものでございます。  施行期日は、平成21年4月1日を予定しております。  この件につきましても12月市議会定例会に御提案申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  7 八戸市立高等看護学院専修学校認可申請について ○八嶋 委員長 次に、八戸市立高等看護学院専修学校認可申請について報告願います。 ◎松村 高等看護学院事務長 それでは、八戸市立高等看護学院専修学校認可申請について、お手元の資料に基づき御説明いたします。  まず申請の理由でございますが、当学院は、保健師助産師看護師法に基づく厚生労働省所管の看護師養成所でありまして、単位制をとっているものの、学校教育法に基づく専修学校の位置づけでないため、文部科学省所管の高等教育機関との単位の互換ができない状況にあります。  今後、少子社会が続くことを踏まえると、看護師養成所における学生を確保することも重要であり、そのためにも専修学校の認可を受け、単位の互換が可能になることで入学希望者の増加が期待でき、また、看護師を志す者の将来の選択肢がより広く開かれるなど学生にとっても大きなメリットとなるということで申請をするものであります。  次に、専修学校認可によるメリットとしまして、1つは大学、短大、専修学校卒の入学生の既習科目の再履修が一部の科目で必要がなくなります。2つ目としまして、進学や大学への編入により、保健師、助産師のみならず認定看護師や専門看護師の領域を目指すことが容易になります。3つ目としまして、言語療法士など他の関連職種の資格取得が容易になります。4つ目としまして、日本学生支援機構から修学資金を受ける資格ができ、経済的に余裕のない学生でもアルバイトなどに時間を割かれることなく学業に集中できるようになります。以上がメリットの主なところでございます。  次に、これまでの経緯と今後のスケジュールについて御説明いたします。  ことし2月以来、専修学校としての適合状況について青森県教育委員会と協議してきた中で、9月に計画書を提出しております。そして今月11月末、申請書の提出という運びに至りました。申請書の提出に基づき、12月には県教育委員会による現地調査、審議を経て、来年1月に認可決定の予定となっております。この決定を受けまして、3月の定例会におきまして八戸市立看護師養成所条例の一部改正を提案する予定となっております。  なお、施行期日は平成21年4月1日を予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆畑中 委員 建物の大きさとかの条件についてはクリアできるのでしょうか。その辺は大丈夫ですか。 ◎松村 高等看護学院事務長 2月からの協議の中で専修学校の設置基準についてはいろいろ協議してきましたが、その中で建物の広さとか1人当たりのスペースとかの条件がありますけれども、それらについては問題ないという回答をもらっております。 ○八嶋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  8 八戸南郷出産祝金及び子育て支援金支給条例の廃止(案)について ○八嶋 委員長 次に、八戸南郷出産祝金及び子育て支援金支給条例の廃止案について報告願います。 ◎境藤 南郷区役所健康福祉課長 それでは、八戸南郷出産祝金及び子育て支援金支給条例の廃止案について御説明申し上げます。  お手元の資料をごらんいただきたいと思います。  まず、事業内容について御説明申します。  出産祝金についてですが、2人以上の児童を養育している父または母が、合併時の平成17年3月30日において南郷村に引き続き3年以上居住している場合において、当該母が第3子を出産したときは30万円、第4子を出産したときは40万円、第5子を出産したときは50万円を支給するものであります。  次に、子育て支援金についてですが、3人以上の児童を養育している者で、出産祝金と同じく、合併時の平成17年3月30日において南郷村に引き続き3年以上居住している者に対して、第3子以降の児童が3歳に達したとき及び小学校に入学したときにそれぞれ10万円を支給するものであります。  次に、廃止の理由ですが、当該事業は、合併協議会における事務事業調整において3年をめどに見直しを検討することになっており、合併後3年が経過し、見直しについて検討した結果、対象者はあくまで南郷区民に限定されており、しかもごく一部の人が対象であるため、全市的な公平性の観点から見ればふさわしくないということで廃止するものであります。  施行期日については、平成21年4月1日を予定しております。  なお、この条例の廃止案については12月定例会に御提案いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆畑中 委員 一部の人ってありますが、大体何人ぐらいに支給したんですか。 ◎境藤 南郷区役所健康福祉課長 合併以後ですけれども、平成17年度は出産祝金は5人、子育て支援金は21人、支給額の合計は390万円です。平成18年度は出産祝金は6人、子育て支援金は18人、支給額の合計が380万円。平成19年度は出産祝金は3人、子育て支援金は15人、支給額の合計が240万円でございました。 ○八嶋 委員長 他にありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  9 国民健康保険財政調整交付金過大受給について ○八嶋 委員長 次に、国民健康保険財政調整交付金過大受給について報告願います。 ◎大坪 市民生活部次長国保年金課長 それでは、今月7日に会計検査院から発表になりました国民健康保険財政調整交付金過大受給につきまして、お手元の資料に基づいて御説明申し上げます。  今回発表されました会計検査院の結果報告は、平成13年度から17年度の5カ年度の国民健康保険を対象に昨年度実施されました会計実地検査によるものでございます。  その結果、当市の国民健康保険特別会計におきまして国から交付を受けました財政調整交付金、これは普通調整交付金と特別調整交付金がございますが、これに過大受給があったものでございます。財政調整交付金過大受給がありましたことに対しまして深くおわび申し上げる次第でございます。  それではまず、財政調整交付金の概要につきまして、資料の裏面でもって御説明を申し上げます。裏面をお願いいたします。  国保の財政調整交付金でございますけれども、市町村間の医療費の水準や住民の所得水準の差異により生じております国保の財政力の不均衡を調整するため交付されているものでございまして、普通調整交付金と特別調整交付金の2つがございます。  まず、普通調整交付金でございますけれども、被保険者の所得等から一定の基準により算定されます収入額、これは調整対象収入額といいますけれども、それが医療費、老人保健医療費拠出金、保健事業費等から一定の基準により算定されます支出額、こちらは調整対象需要額といいますけれども、これに満たない市町村に対しまして交付されるものであります。その調整対象需要額に算入できる対象経費といいますのは、年度ごとに基準として国から示されております。  また、特別調整交付金でありますけれども、こちらはそれぞれ市町村ごとに特別の事情がある場合にその事情を考慮して交付されているものでございまして、該当事由は年度ごとに国から示されております。今回、会計実地検査の対象となりました年度では、そこにございますように、結核・精神病特別交付金等々の基準が示されているものでございます。  参考までにそこに国保財政の枠組みを図示させていただいておりますけれども、今回当市が指摘を受けましたのは、斜線をしてあります国の財政調整交付金の部分でございます。  なお、平成17年度からは、三位一体の改革によりまして、一部は県の財政調整交付金のほうに移行されて国費と県費の割合が一部変更になっているという状況でございます。  それでは、表のほうに戻っていただきまして、今回指摘を受けました過大受給の概要につきまして御説明を申し上げます。  まず、1の普通調整交付金でございますが、普通調整交付金の算定のもととなります、先ほど御説明いたしましたけれども、調整対象需要額に含めた経費の一部に対象外の経費があったというものであります。  (1)年度ごとの過大受給額でございますが、平成14年度は旧八戸市になりますけれども、普通調整交付金15億4873万3000円を受けておりますが、そのうちの過大受給額が356万2000円、同じように平成15年度が過大受給額といたしまして261万4000円、平成16年度が622万3000円、平成17年度が、ここからは現在の八戸市でございますけれども、過大受給額が103万7000円となっておりまして、4カ年合計で普通調整交付金62億9150万円を受け取りましたが、その中の1343万6000円が過大受給と指摘を受けたものでございます。  次に、(2)の調整対象需要額の対象外となった経費でございます。その内訳でございます。  まず1つには、保健事業費として認められている経費があるわけですけれども、その中の国保の人間ドッグの関連経費、それから八戸市健康まつりの国保加入率案分外経費、これは実は健康まつりは全市民を対象に開催しているイベントでございますけれども、国保の調整交付金で認める分は加入者割合で案分しなさいという指摘を受けたものでございます。同じく健康まつりの関係では、来場記念品、さらには健康優良世帯表彰の経費、それと指定保養所利用補助金――洗心荘を利用した場合に1回当たり2000円助成しておりますけれども、その経費は対象外になると指摘を受け、さらには訪問指導看護師研修旅費、それから県国保連との情報システムの回線使用料がございますけれども、そちらが対象外ということにされたものでございます。  それから、2つ目の項目といたしましては療養給付費等とございますけれども、こちらは退職被保険者の方々に係る分につきましては、本来医療費につきましては、税以外の部分はもと在籍していた保険のほうから補てんされるというルールにのっとりまして、その分は調整対象需要額の中に含めてはいけないものでございますけれども、その一部が――数カ月分でございますけれども、その中に算定されていたということで、その部分を対象外とされたものでございます。  続きまして、大きな2つ目の特別調整交付金でございますけれども、特別調整交付金の該当事由でない対象外の経費を含めたということで過大受給となったわけでありまして、(1)の過大受給額は、平成16年度の旧南郷村分の特別調整交付金136万8000円のうちの122万4000円でございます。対象外とされた経費(2)でございますが、特別調整交付金の該当事由であります、その他特別の事情がある場合という項目があるわけですけれども、そちらのほうに対象とならない医療費適正化対策事業費を含めていたことによるものでございます。  以上が今回会計検査院のほうから指摘を受けたものでございますけれども、これらのほかに、3つ目といたしまして自主返還補助金というものがございます。これは返還補助金額が原則100万円未満のものにつきましては会計検査院としては指摘しないというルールがございまして、先ほど来御説明いたしました上記の1、2に含まれていないものがございます。それらが自主返還補助金として国に返還しなければならないということで御説明申し上げるものでございます。  今回、自主返還となりますのは、上記1の内容と同じなんですけれども、普通調整交付金の算定のもととなります調整対象需要額に対象外の経費を含めていたというものでございまして、(1)の自主返還補助金額は、平成14年度と15年度の旧南郷村分の普通調整交付金、それぞれ3万5000円、3万円の合計6万5000円となっております。  (2)調整対象需要額の対象外とされた経費は、保健事業費として算定いたしました八戸市健康まつりと同じようなイベント、南郷産業文化まつりの来場記念品等とその実績報告の旅費、これが対象となるものでございます。  4、今後の対応でございますけれども、上記の1から3の財政調整交付金、総額で1472万5000円につきましては、今後国からの指示を待ちまして国に返還する運びになるものでございます。  終わりに、今回の過大受給の原因となったことでございますけれども、財政調整交付金の申請に当たっての事務的なミスとそのチェック体制の不十分さというようなものに起因しているものと判断しております。今後は申請事務適正化の徹底とチェック体制の強化を図ってまいりたいと思います。  過大受給を生じさせましたことに対しまして重ねておわび申し上げまして、説明を終わります。  以上でございます。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  10 八戸市(市民病院事業集中改革プラン進行管理について ○八嶋 委員長 次に、八戸市――市民病院事業――集中改革プラン進行管理について報告願います。 ◎芝 市民病院事務局次長経営情報室長 それでは、八戸市――市民病院事業――集中改革プラン進行管理について御報告いたします。  資料、八戸市立市民病院事業集中改革プランバージョン4をお開きいただきたいと思います。  病院事業につきましてはご承知のとおり、平成20年4月に地方公営企業法の一部適用から全部適用に移行し、また同年7月には1日当たり包括医療制度――DPC対象病院へ移行いたしました。また、昨年末に総務省から示されました公立病院改革ガイドラインに基づき、本年度中を目標に病院改革プランの策定を進めているところでございます。  今回御報告するバージョン4につきましては、平成19年度の決算と平成20年4月1日時点での職員数を踏まえたものであり、それ以降の状況は加味されていないことを御了承いただきたいと思います。  資料の1ページ目をお開きください。  経営改革の推進の①平成17年度から21年度までの取り組み内容についてです。  右側の括弧部分について、当初の目標と各年度の実績を記載しております。今回新たに平成19年度の実績を加えましたので、変更のあった部分について御説明申し上げます。  2の支出削減方策のうち(1)給与費の見直しについては、時間外勤務手当等の見直しにより目標より大きく削減が進んでおります。また、給与構造改革の実施、さらにその下の職員互助会の負担率の引き下げでもそれぞれ実績が目標を上回っております。  (3)経費の見直しにつきましても、目標を大きく上回り、削減が進んでいることとなってございます。  続きまして、2ページ目をごらんください。  2の定員管理・給与の適正化の①平成17年4月1日から平成22年4月1日までの定員管理の数値目標についてでございます。この中の年度別職員数の推移の表の中段のほうの平成20年4月1日現在の実績数値を加えておりますので、そこについて御説明いたします。  職種別の職員数の増減につきましてですが、医師は昨年度と比較しまして2名の増、看護師では6名増、医療技術員では1名の増、また事務員では2名の増、全体で11名の増となってございます。計画数を大きく上回ったことにつきましては、集中改革プラン策定後の診療報酬改定により看護師の配置基準が変わりまして、看護師の早急な大幅な増員が必要になったためでございます。  続きまして、3ページ目をごらんください。  3の経費節減等の財政効果についてです。この表の中ほどに、効果額の欄でございますが、各年度の実績があり、表の右側のほうに当初計画との比較、さらに一番右側になりますが、前回との比較が記載されてございます。一番上の段の医業収入について御説明いたします。  各年度の効果額を見ていただきますと、平成18年度には約1億4900万円、平成19年度は約4億2900万円と大きく増収が図られていることがごらんいただけると思いますが、しかしながら、一番右側の欄になりますけれども、前回と比較しますと約3億600万円の減となってございます。これは収入はふえていますが、計画の数値には達していないということを示してございます。  続きまして、未利用財産の売り払い等につきましては、大きな変更はございません。  その他の欄、ここにはその他の収入、補助金、企業債などが含まれておりますけれども、今回、高額医療機器の更新に新たに企業債発行が認められたために増額となったものでございます。これは後ほど御説明いたします建設改良費のほうの増と対になっているものでございます。  続きまして、支出の人件費について御説明いたします。  これについては一番上の欄は看護師等の増加によりまして約1億2300万円のマイナス効果となってございます。計画より人がふえたことによる支出増によりマイナスとなったものでございます。  給与削減等の効果につきましては、先ほど御説明しましたとおり、前回比較でも時間外手当等の見直しにより、それぞれ効果が増額となってございます。  材料費につきましては2億円余り効果が増大してございます。こちらのほうは収入のところで3億円余りの減となったことに伴う額もございます。実際の収入の減につきましては上の2億円余りの、この差額が実際に収入が減となったものと考えていただいて結構です。  経費につきましては、これも1ページ目で御説明しましたけれども、修繕料等につきまして約1500万円余りの削減効果がございました。元利償還金につきましても約4800万円の効果がございました。  建設改良費につきましては、これは計画にはございませんでした心臓血管造影検査システムなどの更新があったことから、前回比で約2億5000万円、計画よりも支出が増大してございます。これにつきましては先ほどその他の収入のところで企業債の発行が認められたところでございます。  これらの結果、表の中段に合計の欄がございますが、右端の増減額のところで前回比で2億3167万5000円のマイナスとなってございます。当初計画と比較しますと右から3つ目の欄でございますが、4億8951万3000円の減となりまして、計画との乖離が非常に広がりまして、非常に厳しい状況でございます。病院改革プランの策定とあわせ計画の見直しを続けている所でございます。  以上で説明を終わります。 ○八嶋 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようでありますので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件はすべて終了いたしました。  この際、その他に何かありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八嶋 委員長 ないようであります。  ────────────────────────────────────── ○八嶋 委員長 それでは、以上で民生協議会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前11時10分 閉会...