○
石橋 委員長 ないようですので、ただいまの
説明については終わります。
以上で本日
予定しておりました
理事者からの
報告案件はすべて終了いたしました。
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5 その他
(1)
特産品の
商標登録及び
認証マークについて
(2)
観光面における
新幹線八戸開業効果の
検証について
(3)
景観形成と
観光との
連携について
○
石橋 委員長 それではこの際、その他で何かございませんか。
◆
伊藤 委員 ただいまの御
説明のとおり、
市長ともども本当に一生懸命頑張っていらっしゃるなと。その
動きの細やかさや
スピード感があって、
成果を上げてきているものと思います。
そこで、
ビジネス等で
おいでになった
方々からつないで、さらに次の
観光へというふうな
お話もございました。そこで
お金を落としていただくためには、今
地域ブランド化を進めていっておりますけれども、現在までの
地域ブランド化の
振興、特に
商標登録ですが、それについてはどこまで進んでいるのか。
それからもう
1つは、今、
盛岡でも
新幹線が
青森市まで行ってしまうということで、もっともっと
盛岡の
特産品の
ブランド化をしていかなければいけないという中で、
盛岡特産品ブランド認証というものをやって――今、
宮崎県知事のあの顔があれば売れるという、そういうふうな
効果で、にせものも出たりして思わぬ波紋もあるようですけれども、しかし
八戸といえば
認証されたこの
マークがついているというような、正式な
商標登録とは別にそういったものがあって、
お客様がどれを選ぶかというときの
1つの目安になるというか、そういったこともどうなのかなというふうに思うんですが、御
意見をいただければというふうに思います。
◎
風張 観光課長 商標登録につきましては
部長から、私のほうからは後段の
部分についてお答えいたします。
こちらにつきましては、うちの方でこれから研究していかなければならないというところだなと思うんですが、
市長も言っていますように、こんなにもある!
八戸というふうなことで、私
たちの方で食品
1つとっても、本当に
自分たちが普通に食べていたもの、
せんべい汁もそうですが、そのほか菊にしてもそうですし、
サバの
ブランド化については
民間の
人たちが一生懸命動いているところです。それからサメなます、いちご煮もそうですし、本当に珍しいものがたくさんあり過ぎてしまって、それを
1つのものというふうに絞り込むのが非常に難しい
状態なのかなというふうに思っています。
そこで、
宮崎県のように
知事の顔でみんな統一してやれるというようなものがあればとは思うんですが、なかなかそういったものもないので、そこはこれから少し研究して、こんなにもあるということで売り出すのがいいのか、どれかに絞り込んで売り出すのがいいのかというのは、それこそ
民間の
方々といろいろ研究しながら考えていかなければいけないというふうに思っております。
以上です。
◎馬場
産業振興部長 地域団体商標登録の
関係でございますが、これは
一般質問でもお答えいたしましたけれども、
八戸せんべい汁については現在出願中でございまして、一部
新聞には、ちょっと無理かという報道もあったようでございますが、あれはちょっと誤解も入ってございまして、現在
補正手続をしているところであります。ただ、
商標登録になるかならないかは非常に厳しいといいますか、そんなに安閑としていられないんですが、現在最終の
補正手続をしておりますので、
年度内ぎりぎりには一定の
方向性が出てくるのかなと思ってございました。
これにつきましては、
八戸インテリジェントプラザのいろいろと
仕事をお願いしてございます
弁理士に頼んでおりまして、その
弁理士も一生懸命やっておられますので、私どもも期待しているところでございます。
これ以外のものについても、市の方では
補助事業を立ち上げてございますので、3
圏域の
調査等もございまして、
物産フェアなどによる交流ですとか、あるいは特に
水産加工業なんですが、
事業者に訪問調査するときにそういうところを
説明させていただいています。それ以外にも例えば、今、
課長から
お話のあった
サバですとか、さまざまな
特産品がございます。ただ、中央のマーケットに売っていくというところが最終的に重要なポイントなものですから、そこのところの
戦略を踏まえながら、今掘り起こしといいますか、発掘に鋭意努めているところでございます。もう少し、ちょっと時間がかかるかなと思っていました。
◆
伊藤 委員 ありがとうございました。
地域の
特産品の
ブランドの
認証ということは、ちょっと研究してみていただきたいというふうに御要望申し上げたいと思います。
それから、
新幹線の
開業効果につきましては、
新聞等でもいろいろ書かれてあったんですが、元
八戸信用金庫の方でいろいろとこういったものを研究されていた
高橋俊行さんがまとめたものが出ておりました。彼の話をその後聞く機会がありましたけれども、
新幹線が来るという最大の
チャンスを生かそうと思って頑張ったところはそれだけの
成果が上がっていると。どうなるものかと手をこまねいていたところはそのままであるか、悪くなっているということであって、したがって一生懸命前向きに取り組めば何らかの
成果が上がるということは数字的にちゃんと挙がっていると。これから先、
新幹線青森開業までの間にも、また
開業した後でも、とにかく一生懸命やるということによって
観光、あるいは
ビジネスで
おいでになった方に目を向けていただく、心を向けていただけることにつながっていくんだろうというふうに思います。そういうことについての総合的なコメントをいただければというふうに思います。
それともう
1つは、
観光のスポット、
フィールドミュージアムもその考え方なんですけれども、それぞれゾーンの
ミュージアムのところで――今
景観については条例もできまして、いろいろ具体化されてきています。そうすると、そこそこのところでやっぱり
観光で来た方
たちが注目するというか、こんなところなんだという第一印象というのがそれぞれの
ミュージアムのところで必要だと思うんです。そういったことで、
景観とか
まちづくりというのと
観光というのはやはり密着して進めていかなければならないと思うのですが、その辺の
連携というのはどうでしょうか。
◎
風張 観光課長 それでは、
東北新幹線開業効果のことについて述べさせていただきますが、
新幹線開業で非常にいい影響があったのは、八食
センターや
みろく横丁だというふうに思っております。
実は昨日、
種差海岸を何とかしようということで、
新聞にも載っておりましたが、
商工会議所と
観光コンベンション協会、
八戸市、それから鮫、
種差それぞれの
観光協会が集まりまして、どうやって
種差海岸を
振興させていくかといった話し合いをいたしました。それで地元の
方々の
お話によりますと、たくさん
観光客がいらしても、そこで15分とか30分景色を見てただ帰るだけなんだという
お話で、その後、お客さんは全部八食
センターに行ってしまうというふうなこととか、いろいろな
意見が出たんですけれども、私
たちにすれば、むしろまだ八食
センターがあるから、誘客してきても最終的に
経済効果がもたらされるわけで、民の
人たちがいろいろな
工夫をして、その
効果、
新幹線が来たことを生かしていくことが一番大切なことだというふうに思っています。
これからも3年後には
東北新幹線青森開業になるわけなんですが、私
たちの方でも第2の
チャンスというふうにとらえて、いろいろと働きかけをしておりますが、やはり
民間の
方々にじっくり頑張っていただきたいなというふうに思っております。
これからの
動きとしますと、先ほど御
説明いたしました
朝市と
横丁マップということで
横丁の
協議会――8つございますが、そちらの方ともタイアップして、
自分たちで今頑張っていこうという意気込みもありますし、また、
種差海岸地区の方でも
飲食店なんかを経営されている
方々が、私
たちも最後の
チャンスで頑張りたいというふうなことをきのうも
お話されておりましたので、そういった
部分で一緒に
連携しながらやっていきたいなというふうに思っております。
続いて、
景観のことでございますけれども、これも
委員おっしゃるとおり、私
たちの中でもお客さんを連れてきたときに、実際、本
八戸駅でおりていただいたり、中心街に来ていただいたりしても、なかなか今は
観光客に喜ばれるような
景観にはなっていないことは確かだと思っておりますので、その辺も今後はいろいろ
連携をとっていく必要があると思っています。そのために
市長が本
部長になって
観光推進本部というものを立ち上げておりまして、そちらの中でこういったことに常に
観光の視点を入れてもらえるように、各
部長の方にも
お話しされておりますので、そういった
部分で
連携をとりながらやっていきたいというふうには思っております。
◆
伊藤 委員 ありがとうございました。
今、くしくも本
八戸駅、中心街という
お話がありました。本
八戸駅まで列車を乗り継いで来られた方にとってみたら、
八戸の顔は本
八戸駅におりたときなんです。そうすると駅におりたとき、北に出るか南に出るかによって第一印象が全く違ってしまうんです。タクシーも北側で待っているし、北側が中心に向かっているのかなというふうな勘違いをされる方も中にはおられると伺っております。したがって、これからでしょうけれども、やはり
八戸の中心街はこっちですということが一目瞭然、そしてまた、歩いてこられた
方々、車でもそうですけれども、特に中心街までそんなに距離はないと言うと――私が何人か御案内した方
たちは、ほとんど本
八戸駅前の通りを歩いてこられたというふうにおっしゃっておられましたが、駅前を歩くと大体そのまちが見えてくると言うんです。何が見えましたかと言ったら、はっきりと言われてしまいました。余り期待が持てないなというふうなことで、そういうところを参考にしながら番町を整備していくときも、やはり
観光の目、外から来た方の目というものが必要なのかなというふうに思いますし、十分な
連携をとっていただければというふうに願っておりますので、お伺いいたしました。ありがとうございました。
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(4)
八戸小唄の
活用について
○
石橋 委員長 他にありませんか。
◆島脇
委員 実は案内が来て、きのう屋形船に乗せてもらいました。その中身はRABのテレビの
取材でして、屋形船とセットで食に関してということで、来週放送になるというような話でした。
番組では、海洋ジャーナリストの方とか3人の別々な分野の方が集まったんですが、その中では
サバのちゃんちゃん焼き――
サバ、野菜を入れてどっと焼くというのをメーンにした料理を提案しながらやっているんですけれども、私が呼ばれたのは、私の得意分野のことですが「みなと
八戸屋台船」という歌を実は提供していまして、屋形船を何とか
宣伝しようということで、曲は以前につくってあったんですが、ちょっと手直ししましょうということでの打ち合わせだったんです。要するに言いたいことは、今この
資料の1ページに「はちのへ
横丁ブルース」という
横丁マップ表紙イメージのタイトルが出ていますが、私はこれを見たときには、あっ、これは歌だなと、そういう感じがしたんです。
全国には、長良川演歌とか新潟ブルースもありますけれども、実はそういう面で
八戸を
全国的に売るために、一番先に
八戸でやったのは
八戸小唄だと。まもなく市制施行80周年を迎えますけれども、市制施行の2年後に、その当時の
市長が
全国に
八戸をPRしようというので
八戸小唄ができたと。
ですから私は、
観光の起点は歴史であって、
八戸小唄もその
1つではないかと。
八戸小唄を何とかうまく利用して
全国にPRする。例えば
全国にPRするには、今は世界的なカラオケブームですから、レーザーカラオケか何かに曲が入ると、どこに行っても
八戸の人が
八戸小唄を歌える。正調とか民謡とかいろいろありますけれども、歌謡調のつるさんかめさんの歌詞が入って、例えば可能かどうかは別にして、
せんべい汁が入ったり蕪島が入ったり、いろいろな
八戸の情景が入った映像を見ながら
八戸小唄が歌えると。何かそういうようなことで
全国的にPRする。ですから、歌を通したPRについても、おもしろいものかと思っていますので、その辺の検討もしていただくようよろしくお願いします。
○
石橋 委員長 他にありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
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○
石橋 委員長 ないようですので、以上で
観光開発特別委員会を閉じます。
御苦労さまでした。
午前10時33分 閉会...