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  1. 八戸市議会 2007-12-14
    平成19年12月 観光開発特別委員会-12月14日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成19年12月 観光開発特別委員会-12月14日-01号平成19年12月 観光開発特別委員会   観光開発特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成19年12月14日(金)午前10時00分~午前10時33分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 観光戦略「自然と食」について   2 大型客船ぱしふぃっくびいなす入港について   3 東北新幹線はやて開業5周年記念事業について    (1) 5周年記念イベント    (2) マリエント「ちきゅう展示コーナーオープン   4 平成20年八戸えんぶりについて   5 その他    (1) 特産品商標登録状況及び認証マークについて    (2) 観光面における新幹線八戸開業効果検証について    (3) 景観形成と観光との連携について    (4) 八戸小唄の活用について
     ────────────────────────────────────── 出席委員(9名)            | 欠席委員なし)  委員長  石 橋 充 志 君     | 委員外議員なし)  副委員長 大 館 恒 夫 君     |  委 員  島 脇 一 男 君     |   〃   夏 坂   修 君     |   〃   越 後 賢 司 君     |   〃   五 戸 定 博 君     |   〃   伊 藤 圓 子 君     |   〃   東 野 礼 二 君     |   〃   上 田 善四郎 君     |  ────────────────────────────────────── 出席理事者  産業振興部長    馬 場 良 夫 君  産業振興部観光課長 風 張 知 子 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 山 本 芳 弘  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○石橋 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから観光開発特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 観光戦略「自然と食」について ○石橋 委員長 初めに、観光戦略、自然と食について説明願います。 ◎風張 観光課長 おはようございます。  それでは、資料に基づいて御説明いたします。  まず、1ページをお開きいただきたいと思います。  観光戦略の自然と食について御説明申し上げます。  八戸市は昨年度、観光推進本部において、観光振興するに当たり選択と集中が必要であることから、通年型観光については、自然と食に特化することといたしました。これまで実施してきました自然と食について御報告を申し上げます。  最初に、自然についてでございますが、これまでも何度か御報告させていただいておりますが、ことしは種差海岸名勝70周年記念ということで、トレッキングイベント種差海岸のビュースポット10カ所に音声ガイダンスシステムを設置し、新たな受け入れ体制の整備を図ったところでございます。  また、9月1日に、日本エコウォーク環境貢献推進機構によるエコウォーク百選に認定されました。このエコウォーク百選の認定は、青森県内ではただ1カ所のみでございます。さらに9月30日に、全国鳴き砂サミットが当市で開催されました。砂が鳴くということは、砂そのものが汚れていないということでありまして、環境のバロメーターでもあります。エコウォーク百選と鳴き砂とあわせ、環境に優しい種差海岸としてのイメージアップにつながるものと思っております。  この日、サミット参加者方々は、大須賀海岸鳴き砂ごらんになりまして、余りにきれいな海岸に、その日のために一斉清掃を行ったのではないのかなというふうに思ったようでございますが、そうではなく、常に市民が積極的に清掃活動をして、ごみのない美しい海岸を維持しているということが通常の状態であるということを伝えますと、本当に全国方々は驚いておりました。  それで、種差海岸エコウォーク百選に選ばれたわけなんですが、7ページの方をごらんになっていただきたいと思います。種差に関連しましての百選シリーズ等を載せてございます。その下の方にはその他で認定されているものを載せておりますが、八戸観光資源としていろいろなものが選ばれておりますので、後でごらんになっていただきたいと思います。  それでは、また1ページの方に戻ります。  続きまして、食について御説明申し上げます。  八戸の食につきましては、旅行業関係者やメディアの方々からもとても高い評価をいただいております。特に朝市横丁につきましては、八戸でしか味わうことのできないすばらしい観光資源であると思っております。しかも、これらを体験するためには宿泊することが必要となります。  八戸への入り込み客数は、平成18年で言いますと544万5000人というふうになっておりますが、その多くは出張者ビジネスマンであることから、仕事で来た人に八戸のおもしろさを伝えることで、次は観光を目的にプライベートで来ることも期待できるのかなというふうに思っております。そこで朝市横丁情報発信するためのマップ1万部を来年の1月完成に向けて今作業を進めているところでございます。いずれ企業やホテル業界とタイアップいたしまして、八戸に来たお客様に当市の魅力を十分に発信していき、経済効果につなげていきたいというふうに思っております。  それでは、続きまして2ページの方をお開きいただきたいと思います。  食と自然に特化した戦略を進めていくに当たりまして、観光宣伝広告事業の中で、こちらからテレビや雑誌等に投げかけてタイアップしたものの一覧と、その効果と申しますか、こちらからの情報出しによりまして向こうの方から取材に来ていただき、取り上げていただいたものを一覧表にしております。各取材には当課職員が対応しておりますが、その結果、中には当初10分ほどの予定のものが30分、45分というふうに長い時間放送されるものも多くあります。  先ごろ、一般質問委員長の方からお話がありました食と自然ではございませんが、「秘密ケンミンSHOW」という番組では、銭湯の数が人口割りからすると日本一ということと朝ぶろ文化ということで、八戸市が紹介されております。また1月にも、「遠くへ行きたい」という番組や「秘密ケンミンSHOW」の中で紹介されることとなっております。一覧には載せておりませんけれども、国内のテレビ局のほか海外のテレビ局からの取材等もございます。金額に換算すると相当の効果があるものと思っております。今後とも受け入れ宣伝の両輪で観光振興を図ってまいりたいと思っております。  以上です。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 大型客船ぱしふぃっくびいなす入港について ○石橋 委員長 次に、大型客船ぱしふぃっくびいなす入港について説明願います。 ◎風張 観光課長 それでは、3ページをお開きいただきたいと思います。  大型客船ぱしふぃっくびいなすの入港について御説明申し上げます。  昨年度より市長以下、大型客船の誘致に向けては、客船を有する会社3社に訪問をし、セールスをしてまいりました。その結果、来年8月30日にぱしふぃっくびいなすの入港が決定いたしました。  規模といたしましては、旅客定員が644名、乗組員が220名となっている船でございます。  コースといたしましては、日程案にございますが、8月28日に神戸港を出航いたしまして、八戸港は一番初めの寄港地で、また太平洋側では八戸港のみへの寄航となっております。来年度の予算には歓迎セレモニー経費などを今要求しているところでございますが、おもてなしやオプションで八戸魅力を伝えまして、今後、定期航路として確立されるよう努力してまいりたいと思っております。  また、大型客船お客様には、たくさん八戸お金を落としてもらえるようなコース等を提案いたしまして、こちらの方も経済効果につなげてまいりたいと考えております。  ほかに、旅客数800人の飛鳥Ⅱなども寄港を検討してくれているところでございますが、八戸港のしゅんせつ等機能強化が必要なことから、八戸港の管理者である青森県や国の方にも今後お願いをしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆大館 委員 さっき八戸でたくさんお金を落としていただきたいというようなお話があったんですが、出航が夕方6時だとなかなかお金が落ちにくいのかなと思いますので、その辺は十分お金の落ちるようなコースを案内していただければと思います。 ○石橋 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 東北新幹線はやて開業5周年記念事業について   (1) 5周年記念イベント   (2) マリエント「ちきゅう展示コーナーオープン石橋 委員長 次に、東北新幹線はやて開業5周年記念事業について、(1)5周年記念イベント、(2)マリエントきゅう展示コーナーオープンについてを説明願います。 ◎風張 観光課長 それでは、東北新幹線はやて開業5周年記念事業について御説明申し上げます。  4ページをお開きいただきたいと思います。  12月1日に行われました事業については、JR東日本と共同で、八戸商工会議所事務局を持っております、はちのへ観光誘客推委員会主体となりまして5周年記念イベントを開催したところでございます。  イベント内容につきましては、自由通路等でのえんぶり、コンコースでの法霊神楽の披露のほか、改札口を出られたお客様に、知事市長商工会議所会頭、それから平成14年12月1日生まれで5歳になった子による1日駅長、はやて君という名前の子の1日駅長、そのほか八戸出身の準ミス日本の方などによるせんべい、リンゴなどのプレゼントが行われました。また、この日は、東京青森県人会皆様が27名お越しになりまして、1泊2日の市内観光をされ、私たちの方でも特別な歓迎セレモニーをいたしましたところ、大変喜んでいただきました。お越しになられた県人会方々の中には実は八戸が初めてだという津軽出身の方が半数以上いらっしゃいまして、八戸おもてなし八戸観光にとても満足の御様子でございました。こうした方々から八戸を広めていただくことも大事なことだなというふうに認識いたしました。  また、今回はやて5周年の年であるとともに、北東北デスティネーションキャンペーンが7月1日から9月30日まで行われましたが、その際の当市の対応に対しまして、JRより市長の方に感謝状が贈られました。今回資料の表紙の方にも、JR盛岡支社の方から市長に表彰状が贈られている写真を掲載しております。  それでは、続きまして5ページをお開きいただきたいと思います。  次に、マリエント地球深部探査船ちきゅう展示コーナーオープンについて御報告いたします。  ちきゅう研究成果活用促進八戸市議会議員連盟皆様方のお力添えをいただきながら、ちきゅう展示コーナーが一般公開されたところです。  はやて開業5周年と同じ12月1日にオープンということもありまして、はやて開業5周年記念の冠をつけて行ったところでございます。  マリエントの方でも、特製ちきゅうドライカレーの販売や、子ども向けにちきゅうたんけんクラブを発足し、集客に努めているところでございます。  今後も指定管理者連携を図りながら情報発信ソフト面での一層の工夫に努め、たくさんの市民観光客に来ていただけるよう努力してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 平成20年八戸えんぶりについて ○石橋 委員長 次に、平成20年八戸えんぶりについて説明願います。 ◎風張 観光課長 それでは、6ページをお開きいただきたいと思います。  平成20年八戸えんぶりについて御説明申し上げます。  八戸えんぶりは、八戸地方えんぶり保存振興会及びかがり火えんぶり運営委員会主体となって平成20年2月17日から20日まで開催されます。  平成20年八戸えんぶりの主な内容及び変更点を御説明申し上げます。  ①一斉摺りにつきましては、昨年度大変好評だったことから、引き続き15分ずつ2回やっていたものを40分の1回にして十三日町、三日町、六日町、ヤグラ横丁で一斉に演じることとなります。  ②お庭えんぶりについてでございますが、こちらの方は2月17日から22日の6日間で開催されます。おおむねこれまで同様の開催内容となる予定でございますが、チケットがとれないといった御意見をいただいておりましたので、座席数を20席ふやしまして、座席数を1回当たり120席といたします。  料金につきましては、これまでお庭えんぶり立ち上げ補助として、県の方から4年間補助をいただいていたことから、1000円の安い価格で提供してまいりましたが、補助が切れたことにより、お庭えんぶりを実施するに当たり2000円にせざるを得ない状況となっております。金額は上がりますが、これまでもお庭えんぶりにつきましては、せんべい汁と甘酒がついて、しかも殿様気分で鑑賞できるのに料金が1000円では、お庭えんぶり価値そのものが下がるというような声も聞いておりましたことも参考までにつけ加えさせていただきます。  ③かがり火一斉摺りにつきましては、昨年度試行的に行った夜の一斉摺り大変好評だったことから、今年度も2月18日の19時30分から40分間実施いたします。  ④長者まつりぐ広場活用につきましては、長者山での奉納を済ませたえんぶり組まつりぐ広場に集めまして、えんぶり行列までの間の待機場所とするほか、おはやしを鳴らすなど、えんぶりのにぎわいを醸し出すこととしております。  なお、本日午後にえんぶり行事に係る打ち合わせが開催されることとなっておりますので、その中でえんぶり行事及びまつりぐ広場活用等の細部の内容が決定されるものでございます。  (2)えんぶりポスターについてでございますが、八戸市で2100枚、みちのく五大雪まつり推進協議会で1100枚の計3200枚を作成し、JR東日本管内主要駅、関東・東北管内高速道路サービスエリア東北管内道の駅や市内各所に掲出することとしております。ポスターについては委員会室の両面に張っておりますけれども、大きいのがコンペで選ばれた五大雪まつりのもので、八戸えんぶり縦書きで書いているものが、それをちょっとアレンジさせていただいて八戸市の方で発注するものでございます。  以上です。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件はすべて終了いたしました。  ──────────────────────────────────────  5 その他   (1) 特産品商標登録及び認証マークについて   (2) 観光面における新幹線八戸開業効果検証について   (3) 景観形成と観光との連携について ○石橋 委員長 それではこの際、その他で何かございませんか。 ◆伊藤 委員 ただいまの御説明のとおり、市長ともども本当に一生懸命頑張っていらっしゃるなと。その動きの細やかさやスピード感があって、成果を上げてきているものと思います。  そこで、ビジネス等おいでになった方々からつないで、さらに次の観光へというふうなお話もございました。そこでお金を落としていただくためには、今地域ブランド化を進めていっておりますけれども、現在までの地域ブランド化振興、特に商標登録ですが、それについてはどこまで進んでいるのか。  それからもう1つは、今、盛岡でも新幹線青森市まで行ってしまうということで、もっともっと盛岡特産品ブランド化をしていかなければいけないという中で、盛岡特産品ブランド認証というものをやって――今、宮崎県知事のあの顔があれば売れるという、そういうふうな効果で、にせものも出たりして思わぬ波紋もあるようですけれども、しかし八戸といえば認証されたこのマークがついているというような、正式な商標登録とは別にそういったものがあって、お客様がどれを選ぶかというときの1つの目安になるというか、そういったこともどうなのかなというふうに思うんですが、御意見をいただければというふうに思います。 ◎風張 観光課長 商標登録につきましては部長から、私のほうからは後段の部分についてお答えいたします。  こちらにつきましては、うちの方でこれから研究していかなければならないというところだなと思うんですが、市長も言っていますように、こんなにもある!八戸というふうなことで、私たちの方で食品1つとっても、本当に自分たちが普通に食べていたもの、せんべい汁もそうですが、そのほか菊にしてもそうですし、サバブランド化については民間人たちが一生懸命動いているところです。それからサメなます、いちご煮もそうですし、本当に珍しいものがたくさんあり過ぎてしまって、それを1つのものというふうに絞り込むのが非常に難しい状態なのかなというふうに思っています。  そこで、宮崎県のように知事の顔でみんな統一してやれるというようなものがあればとは思うんですが、なかなかそういったものもないので、そこはこれから少し研究して、こんなにもあるということで売り出すのがいいのか、どれかに絞り込んで売り出すのがいいのかというのは、それこそ民間方々といろいろ研究しながら考えていかなければいけないというふうに思っております。  以上です。 ◎馬場 産業振興部長 地域団体商標登録関係でございますが、これは一般質問でもお答えいたしましたけれども、八戸せんべい汁については現在出願中でございまして、一部新聞には、ちょっと無理かという報道もあったようでございますが、あれはちょっと誤解も入ってございまして、現在補正手続をしているところであります。ただ、商標登録になるかならないかは非常に厳しいといいますか、そんなに安閑としていられないんですが、現在最終の補正手続をしておりますので、年度内ぎりぎりには一定の方向性が出てくるのかなと思ってございました。  これにつきましては、八戸インテリジェントプラザのいろいろと仕事をお願いしてございます弁理士に頼んでおりまして、その弁理士も一生懸命やっておられますので、私どもも期待しているところでございます。  これ以外のものについても、市の方では補助事業を立ち上げてございますので、3圏域調査等もございまして、物産フェアなどによる交流ですとか、あるいは特に水産加工業なんですが、事業者に訪問調査するときにそういうところを説明させていただいています。それ以外にも例えば、今、課長からお話のあったサバですとか、さまざまな特産品がございます。ただ、中央のマーケットに売っていくというところが最終的に重要なポイントなものですから、そこのところの戦略を踏まえながら、今掘り起こしといいますか、発掘に鋭意努めているところでございます。もう少し、ちょっと時間がかかるかなと思っていました。 ◆伊藤 委員 ありがとうございました。  地域特産品ブランド認証ということは、ちょっと研究してみていただきたいというふうに御要望申し上げたいと思います。  それから、新幹線開業効果につきましては、新聞等でもいろいろ書かれてあったんですが、元八戸信用金庫の方でいろいろとこういったものを研究されていた高橋俊行さんがまとめたものが出ておりました。彼の話をその後聞く機会がありましたけれども、新幹線が来るという最大のチャンスを生かそうと思って頑張ったところはそれだけの成果が上がっていると。どうなるものかと手をこまねいていたところはそのままであるか、悪くなっているということであって、したがって一生懸命前向きに取り組めば何らかの成果が上がるということは数字的にちゃんと挙がっていると。これから先、新幹線青森開業までの間にも、また開業した後でも、とにかく一生懸命やるということによって観光、あるいはビジネスおいでになった方に目を向けていただく、心を向けていただけることにつながっていくんだろうというふうに思います。そういうことについての総合的なコメントをいただければというふうに思います。  それともう1つは、観光のスポット、フィールドミュージアムもその考え方なんですけれども、それぞれゾーンのミュージアムのところで――今景観については条例もできまして、いろいろ具体化されてきています。そうすると、そこそこのところでやっぱり観光で来た方たちが注目するというか、こんなところなんだという第一印象というのがそれぞれのミュージアムのところで必要だと思うんです。そういったことで、景観とかまちづくりというのと観光というのはやはり密着して進めていかなければならないと思うのですが、その辺の連携というのはどうでしょうか。 ◎風張 観光課長 それでは、東北新幹線開業効果のことについて述べさせていただきますが、新幹線開業で非常にいい影響があったのは、八食センターみろく横丁だというふうに思っております。  実は昨日、種差海岸を何とかしようということで、新聞にも載っておりましたが、商工会議所観光コンベンション協会八戸市、それから鮫、種差それぞれの観光協会が集まりまして、どうやって種差海岸振興させていくかといった話し合いをいたしました。それで地元の方々お話によりますと、たくさん観光客がいらしても、そこで15分とか30分景色を見てただ帰るだけなんだというお話で、その後、お客さんは全部八食センターに行ってしまうというふうなこととか、いろいろな意見が出たんですけれども、私たちにすれば、むしろまだ八食センターがあるから、誘客してきても最終的に経済効果がもたらされるわけで、民の人たちがいろいろな工夫をして、その効果新幹線が来たことを生かしていくことが一番大切なことだというふうに思っています。  これからも3年後には東北新幹線青森開業になるわけなんですが、私たちの方でも第2のチャンスというふうにとらえて、いろいろと働きかけをしておりますが、やはり民間方々にじっくり頑張っていただきたいなというふうに思っております。  これからの動きとしますと、先ほど御説明いたしました朝市横丁マップということで横丁協議会――8つございますが、そちらの方ともタイアップして、自分たちで今頑張っていこうという意気込みもありますし、また、種差海岸地区の方でも飲食店なんかを経営されている方々が、私たちも最後のチャンスで頑張りたいというふうなことをきのうもお話されておりましたので、そういった部分で一緒に連携しながらやっていきたいなというふうに思っております。  続いて、景観のことでございますけれども、これも委員おっしゃるとおり、私たちの中でもお客さんを連れてきたときに、実際、本八戸駅でおりていただいたり、中心街に来ていただいたりしても、なかなか今は観光客に喜ばれるような景観にはなっていないことは確かだと思っておりますので、その辺も今後はいろいろ連携をとっていく必要があると思っています。そのために市長が本部長になって観光推進本部というものを立ち上げておりまして、そちらの中でこういったことに常に観光の視点を入れてもらえるように、各部長の方にもお話しされておりますので、そういった部分連携をとりながらやっていきたいというふうには思っております。 ◆伊藤 委員 ありがとうございました。  今、くしくも本八戸駅、中心街というお話がありました。本八戸駅まで列車を乗り継いで来られた方にとってみたら、八戸の顔は本八戸駅におりたときなんです。そうすると駅におりたとき、北に出るか南に出るかによって第一印象が全く違ってしまうんです。タクシーも北側で待っているし、北側が中心に向かっているのかなというふうな勘違いをされる方も中にはおられると伺っております。したがって、これからでしょうけれども、やはり八戸の中心街はこっちですということが一目瞭然、そしてまた、歩いてこられた方々、車でもそうですけれども、特に中心街までそんなに距離はないと言うと――私が何人か御案内した方たちは、ほとんど本八戸駅前の通りを歩いてこられたというふうにおっしゃっておられましたが、駅前を歩くと大体そのまちが見えてくると言うんです。何が見えましたかと言ったら、はっきりと言われてしまいました。余り期待が持てないなというふうなことで、そういうところを参考にしながら番町を整備していくときも、やはり観光の目、外から来た方の目というものが必要なのかなというふうに思いますし、十分な連携をとっていただければというふうに願っておりますので、お伺いいたしました。ありがとうございました。  ──────────────────────────────────────  (4) 八戸小唄の活用について ○石橋 委員長 他にありませんか。 ◆島脇 委員 実は案内が来て、きのう屋形船に乗せてもらいました。その中身はRABのテレビの取材でして、屋形船とセットで食に関してということで、来週放送になるというような話でした。番組では、海洋ジャーナリストの方とか3人の別々な分野の方が集まったんですが、その中ではサバのちゃんちゃん焼き――サバ、野菜を入れてどっと焼くというのをメーンにした料理を提案しながらやっているんですけれども、私が呼ばれたのは、私の得意分野のことですが「みなと八戸屋台船」という歌を実は提供していまして、屋形船を何とか宣伝しようということで、曲は以前につくってあったんですが、ちょっと手直ししましょうということでの打ち合わせだったんです。要するに言いたいことは、今この資料の1ページに「はちのへ横丁ブルース」という横丁マップ表紙イメージのタイトルが出ていますが、私はこれを見たときには、あっ、これは歌だなと、そういう感じがしたんです。全国には、長良川演歌とか新潟ブルースもありますけれども、実はそういう面で八戸全国的に売るために、一番先に八戸でやったのは八戸小唄だと。まもなく市制施行80周年を迎えますけれども、市制施行の2年後に、その当時の市長全国八戸をPRしようというので八戸小唄ができたと。  ですから私は、観光の起点は歴史であって、八戸小唄もその1つではないかと。八戸小唄を何とかうまく利用して全国にPRする。例えば全国にPRするには、今は世界的なカラオケブームですから、レーザーカラオケか何かに曲が入ると、どこに行っても八戸の人が八戸小唄を歌える。正調とか民謡とかいろいろありますけれども、歌謡調のつるさんかめさんの歌詞が入って、例えば可能かどうかは別にして、せんべい汁が入ったり蕪島が入ったり、いろいろな八戸の情景が入った映像を見ながら八戸小唄が歌えると。何かそういうようなことで全国的にPRする。ですから、歌を通したPRについても、おもしろいものかと思っていますので、その辺の検討もしていただくようよろしくお願いします。 ○石橋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○石橋 委員長 ないようですので、以上で観光開発特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時33分 閉会...