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平成13年 9月 定例会-09月20日-付録
平成13年 9月 定例会−09月20日-04号

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  1. 八戸市議会 2001-09-20
    平成13年 9月 定例会−09月20日-04号


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    平成13年 9月 定例会−09月20日-04号平成13年 9月 定例会              平成13年9月八戸市議会定例会会議録(第4号)             ─────────────────────── 議事日程第4号  平成13年9月20日(木曜日)午前10時開議 第1 認定第 1号 平成12年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定について    認定第 2号 平成12年度八戸市公営企業会計決算の認定について 第2 議案第 97号 平成13年度八戸市一般会計補正予算    議案第 98号 平成13年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算    議案第 99号 平成13年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算    議案第100号 平成13年度八戸市都市計画下水道事業特別会計補正予算    議案第101号 平成13年度八戸市都市計画駐車場特別会計補正予算    議案第102号 平成13年度八戸市休日夜間急病診療所特別会計補正予算    議案第103号 平成13年度八戸市介護保険特別会計補正予算    議案第106号 八戸市男女共同参画基本条例の制定について    議案第107号 八戸市市税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第108号 八戸市中央卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について    議案第109号 八戸市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第110号 八戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
       議案第111号 市有財産の無償貸付けについて(八戸勤労者体育センター用地)    議案第112号 市有財産の無償貸付けについて(多賀台生活館用地)    議案第113号 市有財産の無償貸付けについて(高館ニュータウン生活館用地)    議案第114号 市有財産の無償貸付けについて(下条地区集会所用地)    議案第115号 市有財産の無償貸付けについて(河原木生活館用地)    議案第116号 市有財産の無償貸付けについて(沼館地区集会施設用土地及び建物)    議案第117号 字の区域及びその名称の変更について(住居表示の実施に伴う字の区域及びその名称の変更)    議案第118号 字の区域及びその名称の変更について(住居表示の一部実施に併せた字の区域及びその名称の変更) 第3 陳情1件 第4 閉会中の継続審査について 第5 議会案第17号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書    議会案第18号 市民生活と地域安全を守るための警察官増員に関する意見書    議会案第19号 青森労災病院の存続を求める意見書   ───────────────────  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ   ─────────────────── 出席議員(35名)        1番     上条幸哉 君        2番     杉本喜春 君        3番     立花敬之 君        4番     近藤悦夫 君        6番     山名文世 君        7番     大島一男 君        8番     畑中哲雄 君        9番     五戸定博 君        10番     八嶋 隆 君        11番     山田 知 君        12番     寺地則行 君        13番     越後賢司 君        14番     工藤智幸 君        15番     工藤雄剛 君        16番     吉田淳一 君        17番     秋山恭寛 君        18番     伊藤圓子 君        19番     松橋 知 君        20番     菊地敏明 君        21番     田名部和義君        22番     前澤時廣 君        25番     山口広道 君        27番     藤川友信 君        28番     坂本美洋 君        29番     上田善四郎君        30番     小笠原要七君        31番     岩織政美 君        32番     吉田博司 君        33番     東野礼二 君        34番     荒川重雄 君        35番     中村元博 君        36番     谷地先次郎君        38番     苅田重一郎君        39番     佐々木秀男君        40番     斉藤健治 君   ──────────────────── 欠席議員(3名)        24番     山内正孝 君        26番     大館恒夫 君        37番     西野陽一 君   ──────────────────── 地方自治法第121条による出席者    市長         中里信男 君    助役         須藤昭雄 君    収入役        福井政美 君    企画部長       接待英隆 君    総務部長       西 幹雄 君    財政部長       東山 宏 君    経済部長       中林紘一 君    健康福祉部長     前田 榮 君    生活環境部長     大久保良寛君    建設部長       大野耕嗣 君    都市開発部長     金津 廣 君    下水道部長      蛭子 清 君    教育長        森林 康 君    教育部長       田中秀雄 君    自動車運送事業管理者 菅原壽郎 君    市民病院事務局長   高坂 登 君    監査委員       川越精作 君   ──────────────────── 出席事務局職員    事務局長       佐々木 翼    次長         大舘 實    議事課長       久保 正    議事班長       東森直人    主任主査       豊川寛一    主査         木村 勇     〃         北村政則   ───────────────────   午前10時00分 開議 ○議長(上田善四郎 君)これより本日の会議を開きます。   ───────────────────    △日程第1 認定第1号及び認定第2号の件 ○議長(上田善四郎 君)日程第1認定第1号平成12年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定について並びに認定第2号平成12年度八戸市公営企業会計決算の認定についてを議題といたします。  決算特別委員長から、委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。  吉田淳一委員長  〔16番吉田淳一君登壇〕 ◎16番(吉田淳一 君)決算特別委員会における審査の経過と結果について報告いたします。  審査の内容については後日会議録として作成して配付いたしますので、当委員会の報告は、その概要のみ申し上げます。御了承願います。  最初に、認定第1号平成12年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定についてであります。  理事者から、一般会計における決算の概要は、歳入決算額831億8439万4875円、歳出決算額814億9131万1483円となり、この結果、歳入歳出差引残額は16億9308万3392円となった。このうち街路改良事業及び八戸駅東西自由通路事業などの繰越明許費繰越財源白銀台団地住宅建設事業継続費逓次繰越に係る繰越財源6億1409万287円を差し引いた10億7899万3105円が実質収支額となった。
     次に、国民健康保険特別会計など14特別会計における決算の概要は、歳入決算額589億832万7120円、歳出決算額575億6780万9676円となり、この結果、食肉処理特別会計を除く各特別会計黒字決算で、歳入歳出差引残額の合計は13億4051万7444円となった。このうち八戸駅西土地区画整理事業及び公共下水道管ょ等築造事業並びに介護保険事務電算処理システム開発委託料繰越明許費繰越財源2億5844万9500円を差し引いた10億8206万7944円が実質収支額となったとの説明があったのであります。  これに対する委員からの質疑・要望の主なるものを申し上げます。  まず一般会計歳出中第2款総務費では、地震・風水害等における災害弱者への対応と災害後の消毒等、町内振興交付金の周知、市民相談室での相談内容と対応、新世代地域ケーブルテレビへの加入促進及び地元企業の育成についてであります。  第3款民生費では、保育所待機児童の現状と見通し、市営バス特別乗車証支給事業のあり方、ひとり暮らし高齢者の実態把握について及び身体障害者更生館管理運営委託料についてであります。  第4款衛生費では、天狗沢最終処分設置整備費補助事業の内容と同処分用地の借用問題について、合併処理浄化槽設置整備費補助事業継続見通し八戸前面海域調査の内容、大気汚染等一般項目測定の充実、公害苦情への対応及び高齢者の結核予防の推進についてであります。  第5款労働費では、緊急地域雇用特別交付金に係る人件費と物件費の比率、八戸城跡発掘調査委託事業の概要及び市内企業における障害者の雇用状況についてであります。  第6款農林水産業費では、漁業研修事業の実績、八戸平原総合開発事業の概要及び転作実施状況についてであります。  第7款商工費では、水産科学館管理運営に関連し、入館者増加促進策の内容、観光関連予算配分の考え方、館内放映ビデオリニューアル予定についてであります。  また、輸入品展示商談会への参加者実績、はちのへハイツの観光面における充実策、立地奨励金補助金交付企業新規雇用実績不動産業者を介する等の企業誘致策及び官民一体となった商店街活性化への取り組みについてであります。  第8款土木費では、みなし道路の整備及び分筆登記費用行政負担ハザードマップによる啓発事業内容道路清掃委託業者への指導、八戸ニュータウンからの雨水への対応、歩車道境界ブロックの耐久性、土橋川の調査と治水計画、縄文鍋の設置費用と保守、除雪業務委託料及び田向区画整理地内の減歩率についてであります。  第10款教育費では、小中学校の老朽化とその対応、吹奏楽連盟への活動補助さわやかグッジョブ・ウィーク事業の推進及び子ども会育成活動への補助についてであります。  第12款公債費では、資金運用部貸し付け利率及び市債の年度末現在高についてであります。  歳入では、固定資産税の減収理由及び一般財源と特定財源の推移等についてであります。  次に、特別会計では、国保会計において税の減免申請の制度周知について、魚市場会計では、公債の借入先と利率について、食肉処理会計では、食肉処理の廃止に伴う清算業務の状況等について、下水道会計では、水洗化率と管きょの耐用年数について、駐車場会計では、中央駐車場事前精算機利用状況について、介護保険会計では、老人保健施設における事故実態調査の必要性と介護保険円滑導入基金の概要についてであります。  次に、認定第2号平成12年度八戸市公営企業会計決算の認定についてであります。  まず八戸市自動車運送事業会計決算であります。  理事者から、収益的収入及び支出の状況は、事業収益28億3215万4000円、事業費29億2234万6000円となり、この結果、当年度の損益計算では、純損失9019万2000円が生じ、当年度の未処理欠損金は8億8118万6000円になったとの説明があったのであります。  これに対する委員からの質疑・要望の主なるものは、一日乗車券の利用状況累積欠損金処理見通し、低床ワンステップバス導入状況、不採算路線の状況及び規制緩和への対応についてであります。  次に、八戸市立市民病院事業会計決算であります。  理事者から、収益的収入及び支出の状況は、事業収益129億1056万2033円、事業費137億407万6563円となり、この結果、当年度の損益計算では、純損失7億9781万952円となり、当年度の未処理欠損金は86億2204万8344円になった。また、資本的収入及び支出の状況は、資本的収入7億1992万7712円、資本的支出10億7906万9067円となり、資本的収支において不足する額3億5914万1355円については、損益勘定留保資金で補てんしたとの説明があったのであります。  これに対する委員からの質疑・要望の主なるものは、看護婦の病欠等の状況並びに精神的健康管理、動物由来の感染症の現状認識、さらには救命救急センター医療体制評価に対する対応についてであります。  以上で認定第1号及び認定第2号に対する質疑を終了し、総括意見を徴したのであります。  よって、その要旨を申し上げます。  市民政友会を代表して、立花敬之委員から認定第1号及び認定第2号に賛成する。  認定第1号については、平成12年度は、歳入の大半を占める市税が連続減少となるなど、財政環境は極めて厳しい状況にある中で、社会資本の整備、少子高齢化等福祉施策の充実に取り組むとともに、すべての事務事業について厳しい選択を行い、重要施策に取り組んだことを高く評価する。  特に、東北新幹線盛岡以北の早期完成、八戸駅舎の改築、高規格道路の整備、国際物流拠点港としての港湾整備の促進、国際コンテナ定期航路サービス充実、さらには次代を担う青少年の教育の充実、介護保険制度への対応など、積極的に取り組まれたことに対し敬意を表する。  今後は、新たな地方分権制度の到来のもと、みずからの判断と責任に基づく行政運営に努めることを期待する。  次に、認定第2号の自動車運送事業では、依然として利用者の減少が続く中、バス利用者へのサービス向上を目的に、共通乗車制度の導入や退職者の不補充等による経費の削減など、経営健全化に向けた努力は評価する。  今後、英知を結集し、さらなる経営改善に向けて努力されることを要望する。  次に、市民病院事業では、開院以来、新システム導入により患者サービスの向上と医療機能の充実に積極的に取り組み、時代の要請である臓器提供施設として、また臨床研修病院として指定を受けるなど、地域住民の健康保持に努めてこられ、市民の大きな信頼と期待にこたえてきたことは高く評価する。  今後、厳しい経営環境の中であるが、経営健全化を図り、地域における中核的基幹病院としての役割を果たすことを要望する。  新政・公明・近未来クラブを代表して、寺地則行委員から認定第1号及び認定第2号に賛成する。  認定第1号については、一般会計では、前年度に比較して歳入歳出とも減ってはいるものの、大いに努力の跡が見られる。歳入については、前年度に比べ5億1885万円減収でとどまったことは、財政の努力であり、今の社会情勢を見た場合において大変健闘したものと評価する。  その一方、自主財源比率の低下が見受けられることにつき、人口定住の増加策や、地場産業・商業の活性化や、観光産業等の強化育成に努めることによって地域経済の充実を図るよう、より一層の施策の充実を望む。  歳出については、懸命の努力は認めるものの、市民生活の向上と福祉の充実面で、より一層の努力を望む。  また、毎年のように豪雨に対する避難勧告が出るなど、災害が発生していることに対し、都市機能を再考するとともに、特にひとり暮らしの高齢者の安全と安心のため、援助活動の充実を望む。  また、市の施設や、それぞれの公園等の利用促進を図り、市の財産を有効に活用するよう努めてもらいたい。特におくれていると言われる観光については、予算を増額するなど、より一層の努力をお願いする。  次に、認定第2号企業会計は、公営という役割を担い、より一層の市民福祉、幸せの創造のため努力を望む。  市営バスについては、都市交通という大きな観点で新しい時代に向け、より一層その役割を果たすことを望む。  社民党・市民連合を代表して、山名文世委員から認定第1号及び認定第2号に一部要望を付して賛成する。  認定第1号については、経済不況の影響は各自治体財政を圧迫し、当市の歳入においても市民税・固定資産税の落ち込みが顕著で、市税全体では前年度対比約9億円の減少にあり、依存財源がふえる中、市債発行額72億円と厳しい財政事情にある。  歳出においては、八戸駅舎改築東西自由通路整備事業教育支援事業男女共同参画推進事業少子高齢化に係る福祉施策の推進について評価する。  一方、公債費負担比率は、他都市に比較して高水準にあるほか、経常収支比率財政健全化計画の策定を義務づけられる水準に近づきつつあり、未償還額は過去最高にあることから、全庁的に緊急かつ効率的な経費の削減に創意工夫し、健全な財政運営が図られるよう強く求める。  なお、審査の過程や議会で指摘してきた介護保険制度の充実、ごみの不法投棄防止対策農林水産業の振興、廃棄物最終処分建設に係る対策、並行在来線問題等、着実に前進が図られることを要望する。  次に、認定第2号の自動車運送事業では、モータリゼーションの進展、少子化に伴う利用者減少が著しく、営業収益及び貸切旅客運送収益など、年々減少の一途をたどっている。  そうした中、低床ワンステップバスを導入するなど、利用者サービスの向上及び中古バス購入などの合理化を図り、経費削減に努力されていることは評価する。  一方、累増する未処理欠損金や経済低迷、バス事業規制緩和など、依然として厳しい経営環境にあり、職員一丸となって一層の経営改善に取り組まれることを切望する。  次に、市民病院事業では、救急医療高度医療特殊医療による県南地域の中核的基幹病院として、医療と健康増進の保持に努力されていることを評価する。また、入院、外来、病床利用率において前年度比増の実現は、関係者の努力のたまものと敬意を表する。  しかし、収益増を総費用が上回る経営状況が依然として特徴的であり、企業債償還額の増加などと相まって厳しい経営環境にあり、職員全体の経営意識の高揚と経費節減に努められ、さらなる経営健全化に取り組まれることを要望する。  日本共産党議員団を代表して、畑中哲雄委員から認定第1号及び認定第2号に反対する。  認定第1号については、一般会計及び介護保険特別会計決算に反対、その他の各特別会計には賛成する。  一般会計では、国の医療改悪や年金制度の改悪等で、市民の消費購買力がさらに落ち込む中で、生活環境の整備、福祉や教育の充実を求める市民の声が広がっている。少子化の中で、大切にされなければならない小中学校の雨漏り教室も補修されていない。  また、一般職員等の期末手当も減額し、家計消費冷え込み要因の1つとなっている。  市財政の厳しさは、これまでの過大投資も一因であるが、国の交付金、負担金の減額も重なり、これらの打開には国の予算の使い込みを改めさせ、社会保障関連の負担金・補助金を増額、交付金も減額でなく、増額を求めることが重要である。  また、独自の工夫として、これまでも日本共産党議員団の提案で実績のある市債の借りかえ、特に資金運用部の高い金利を安いものへの借りかえで、利払いを少しでも減らしているが、さらに多くの改善が求められている。  介護保険特別会計では、保険料、利用料の減免制度で、低所得者に対する市独自の制度化を図らないため、負担増を理由に介護の必要な人が利用できないことも起きる等、改善が急務であり、認定に反対する。  次に、認定第2号の自動車運送事業では、経営改善のための努力が一定の成果を上げているが、人員削減や給与の見直し等、労働者へのしわ寄せが強くなっており、同意できない。利用者増等経営改善のためさらに検討が求められる。  次に、市民病院事業では、経営面での改善は評価するが、一般会計からの繰り入れが16億円にもかかわらず、未処理欠損金が86億円、累積企業債残高275億円は職員にも重く、一層の経営改善が急務となっている。  伊藤圓子委員から、認定第1号及び認定第2号に賛成する。  平成12年度は、地方分権一括法が施行され、まさに地方分権時代の幕あけの年であった。  認定第1号については、依存財源が52.0%となっており、平成11年度から自主財源を逆転し、地方の自立にはほど遠い現状であり、一層納税者の視点に立った行財政改革と運営が求められる。  その厳しい中でも、新幹線関連事業男女共同参画推進関連事業認可保育所待機児童対策介護保険制度のスムーズな運営、うみねこプランの実施、ごみ減量と資源化推進まちづくりフロンティア21奨励金事業等々、多岐にわたり積極的に取り組まれたことを評価する。  新時代の行政は、自己責任・自己決定の理念のもとで、事業評価、説明責任、情報公開、市民参画により行政と市民協力のまちづくりの実現を図る必要があり、そのために、パブリックコメントの手法で合意形成システムを構築することが肝要で、行政の意識の変革を強く求める。  認定第2号の自動車運送事業では、モータリゼーションの進展と少子高齢化により利用者の減少に歯どめがかからず、不採算路線の廃止や運行削減が悪循環し、ますますバス離れに拍車をかけている。  八戸駅との直行便のみならず、路線、運行方法の抜本的見直しや、小型バスによる路地運行、料金の見直し等々、規制緩和に向けバス事業の存続に取り組むことを要望する。あわせて環境対応の新世紀公共交通大綱を全庁合同で策定することを提案する。  次に、市民病院事業では、診療収益の増収に対する取り組みに尽力し、当年度は純損失が減少という経営努力の跡が見られ、かつ、インフォームド・コンセントにより患者と信頼関係を築きつつ、医療効果を高めてきたことを評価する。  医療も顧客サービスととらえ、あらゆる面から対応し、医療過誤防止に万全を期し、日本医療機能評価機構認定病院としての誇りを持って従事することを要望する。  また、地域完結型医療の方向に向けて、病病連携、病診連携のさらなる推進を期待する。  以上のとおり、それぞれ意見の開陳があったのであります。  続いて、認定第1号及び認定第2号をそれぞれ採決に付した結果、賛成多数で認定することに決しました。  以上で報告を終わります。  〔16番吉田淳一君降壇〕 ○議長(上田善四郎 君)ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田善四郎 君)御質疑なしと認めます。  これより討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終わります。  これより認定第1号を採決いたします。  本決算の委員長報告は認定であります。  本決算を委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(上田善四郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本決算は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第2号を採決いたします。  本決算の委員長報告は認定であります。  本決算を委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(上田善四郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本決算は委員長報告のとおり認定することに決しました。   ─────────────────── △日程第2 議案20件 △日程第3 陳情1件 ○議長(上田善四郎 君)日程第2議案第97号平成13年度八戸市一般会計補正予算から議案第103号平成13年度八戸市介護保険特別会計補正予算まで及び議案第106号八戸市男女共同参画基本条例の制定についてから議案第118号字の区域及びその名称の変更について──住居表示の一部実施に併せた字の区域及びその名称の変更まで、並びに日程第3陳情1件を一括議題といたします。  各常任委員長から委員会における審査の経過と結果について順次報告を求めます。  総務常任委員長の報告を求めます。  五戸定博副委員長  〔9番五戸定博君登壇〕
    ◎9番(五戸定博 君)総務常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第97号平成13年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る予算の主なる内容は、歳出では、第2款総務費において、寄附金を国際交流基金及び八戸駅舎等整備基金へ積み立てるほか、国から委託を受けた市民活動モデル調査に要する経費を計上するものであります。また、景気低迷による法人市民税の落ち込みで、還付金に不足を生ずることから、税過誤納金還付金を増額するものであります。  第8款土木費では、八戸駅ビルと八戸駅前駐車場を結ぶ連絡通路の整備に要する測量等委託料を計上するものであります。  第10款教育費では、吹上小学校屋内運動の増改築に伴う設計等委託料及び多賀台小学校機械室の防音機能復旧に伴う現況調査等委託料をそれぞれ計上するとともに、金浜小学校の既存校舎解体工事及び下長中学校柔剣道新築工事の執行残を減額するものであります。  また、アジア冬季競技大会八戸市実行委員会設立に係る負担金及び長根公園Aホッケーリンクを駐車場整備するための業務等委託料を計上するものであります。  第2条債務負担行為の補正では、八戸駅前駐車場連絡通路整備事業が平成14年度にわたることから、その委託料に係る期間及び限度額を設定するものであります。  一方、歳入では、補助事業の決定等により国・県支出金、市債を補正するほか、南部師行公騎馬像及び直房公銅像建立事業、八戸駅舎等整備事業への寄附金を計上し、こどもの国建設基金への繰入金並びに繰越金を増額するものであります。  第3条地方債の補正では、国の補助決定等により、土木施設災害復旧事業を追加するとともに、清掃事業、道路橋りょう事業及び都市計画事業の限度額を変更するものであります。  審査の過程において委員から、アジア冬季競技大会開催に係る当市実行委員会の活動内容と現施設での対応について質疑があり、理事者から、当該実行委員会についてはまだ設置されておらず、今年10月に策定される県の実施計画案を受けての設立となる。また、現施設については、日本スケート連盟の調査では、大きな改修を要する指摘がなかったとの答弁があったのであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第106号は、男女共同参画の推進について、基本理念を定め、並びに市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに、男女共同参画の推進に関する施策の基本となる事項を定めるためのものであります。  議案第107号は、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税に係る長期所有上場株式等の譲渡所得についての特別控除制度を設けるためのものであります。  以上2件の議案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、継続審査中の陳情第1号小中学校教科書採択制度の改善についての陳情については、山内委員より、当市では陳情に反するような教科書採択をしていないことから、審議不要であるため、本陳情は不採択とすべきであるとの意見があり、採決に付した結果、不採択と決しました。  以上で報告を終わります。  〔9番五戸定博君降壇〕 ○議長(上田善四郎 君)経済常任委員長の報告を求めます。  寺地則行委員長  〔12番寺地則行君登壇〕 ◎12番(寺地則行 君)経済常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第97号平成13年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第6款農林水産業費では、農業費において、農業生産条件の不利な中山間地域における耕作放棄地の発生防止、国土保全等の確保を目的とした集落の活動に対して交付する中山間地域等直接支払交付金を新たに計上するほか、肉豚の出荷頭数が当初見込みを上回ったことに伴い、遠隔地出荷奨励補助金を追加計上するものであります。また、水産業費においては、漁船の安全航行を確保するため、種差漁港の土砂浚渫に係る工事請負費を計上するものであります。  第7款商工費においては、市と商工会議所が組織する新幹線八戸駅開業事業実行委員会に係る臨時職員の賃金等を計上するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第108号は、中央卸売市場の冷蔵庫棟の用途を廃止することに伴い、冷蔵庫使用料を廃止するためのものであります。  議案第111号は、市有土地を八戸勤労者体育センター用地として雇用・能力開発機構に無償貸し付けするためのものであります。  以上2件の議案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔12番寺地則行君降壇〕 ○議長(上田善四郎 君)民生常任委員長の報告を求めます。  工藤智幸委員長  〔14番工藤智幸君登壇〕 ◎14番(工藤智幸 君)民生常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第97号平成13年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る予算の主なる内容は、第2款総務費では、2件分の寄附金を社会福祉基金へ積み立てするものであります。  第3款民生費では、社会福祉費において、知的障害者援護施設における自活訓練事業に係る措置費を増額するものであります。  社会福祉施設費においては、八戸市民保養所洗心荘運営検討委員会の設置に伴い、委員への報償費を増額するほか、知的障害者グループホーム「ハウス元気アップ2」の新規開設に伴い、委託料等を増額するものであります。  児童福祉費においては、病後児保育事業の精査・調整により、補助金を委託料に組み替えするものであります。  第4款衛生費では、清掃費において、粗大ごみの駆け込み搬出への対応等に伴い職員手当等を増額するほか、じんかい車購入に係る機械等購入費の入札残を減額するものであります。  また、粗大ごみ、有害ごみ等の増加に伴い、八戸地域広域市町村圏事務組合に対する負担金を追加計上するとともに、生ごみ自家用処理容器購入費補助金を増額するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第98号平成13年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、医療費拠出金の確定に伴い、老人保健医療費拠出金を増額するほか、出産に要する費用の資金貸付制度に係る貸付金を新たに計上するものであります。  歳入においては、老人保健医療費拠出金の確定により、療養給付費等国庫負担金を増額するとともに、前年度繰越金を追加計上するほか、出産費資金貸付制度の実施に伴い貸付金元利収入を新たに計上するものであります。  議案第102号平成13年度八戸市休日夜間急病診療所特別会計補正予算の内容は、歳出においては、給湯用ボイラーの修繕料を計上するものであります。  歳入においては、前年度繰越金を追加計上するものであります。  議案第103号平成13年度八戸市介護保険特別会計補正予算の内容は、歳出においては、実績のない介護給付費を推計しての交付申請であったこと、さらには国等において交付申請額を上回る交付決定がなされたことに伴い、負担金及び交付金の受入超過分に係る返還金を計上するものであります。  一方、歳入においては前年度繰越金を計上するものであります。  以上の各特別会計補正予算は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第109号は、家庭系可燃物の収集、運搬及び処分に係る一般廃棄物処理手数料の額に新たな区分を設けるためのものであります。  審査の過程において委員から、45リットルと20リットルの指定ごみ袋の製造にかかる経費の比較について質疑があり、理事者から、20リットルの指定ごみ袋は製造量が少ないと考えられることから、45リットルと同等の4円前後と推定しているとの答弁があったのであります。  続いて、本案に対し意見を徴したところ、畑中委員より、20リットルの指定ごみ袋の金額設定は、主な使用者と予想されるお年寄り世帯にとって割高になると考える。むしろ別な形でお年寄り等への助成を検討すべきであり、ごみの有料化に反対した経過もあることから反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第112号は、市有土地を多賀台地区住民の生活館用地として多賀台連合町内会に無償貸し付けするためのものであります。  議案第113号は、市有土地を高館ニュータウン地区住民の生活館用地として高館ニュータウン町内会に無償貸し付けするためのものであります。  議案第114号は、市有土地を下条地区住民の集会所用地として下条町内会に無償貸し付けするためのものであります。  議案第115号は、市有土地を河原木地区住民の生活館用地として河原木町内会に無償貸し付けするためのものであります。  議案第116号は、市有の土地及び建物を沼館地区住民の集会施設用として、沼館地域集会施設運営委員会に無償貸し付けするためのものであります。  以上5件の議案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔14番工藤智幸君降壇〕 ○議長(上田善四郎 君)建設常任委員長の報告を求めます。  菊地敏明委員長  〔20番菊地敏明君登壇〕 ◎20番(菊地敏明 君)建設常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第97号平成13年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、総務管理費において1件の寄附金を都市緑化基金へ積み立てするものであります。  第8款土木費では、道路橋りょう費において、本年2月の低温により発生した舗装破損箇所並びに側溝破損箇所の補修をするための工事費等を増額し、また、新幹線建設工事に係る長苗代地区の跨線橋改修のための測量等委託料及び八戸警察署前の市道江陽小学校通線の一部歩道の建設に係る工事費を増額するとともに、国道104号拡幅に係る地下埋設物の移設等補償費及び柏崎地区で施工中のコミュニティ・ゾーン形成事業に係る歩道設置等工事費を計上するものであります。  都市計画費においては、公営駐車場用地取得のための調査委託料及び寄贈を受けたヘリコプターをこどもの国に展示するための設置工事費等を計上するものであります。  また、館鼻公園の事業に伴う移転交渉が長引いているため建物移転等補償費を工事費に組み替えし、白山台公園整備工事費を増額するほか、八戸駅西土地区画整理事業に対する国庫補助の増額により、都市計画土地区画整理事業特別会計への繰出金を増額するものであります。  街路事業費においては、国庫補助の内示により、3・4・20街路改良のための建物等移転補償費を用地購入費に組み替えするものであります。  第11款災害復旧費では、本年2月の低温により発生した道路等に係る災害の復旧工事費を計上するものであります。  債務負担行為の補正では、八戸駅西口駅前広場整備事業が平成14年度にわたることから、その整備工事費に係る債務負担行為の期間及び限度額を設定するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第99号平成13年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、八戸駅西土地区画整理事業費において、八戸駅西と国道454号を結ぶアクセスの増設のため、3・4・27号松森高田線の街路築造等工事費及び建物移転等補償費を増額するものであります。  歳入においては、一般会計からの繰入金を増額するほか、補助事業の内示に伴い緊急地方道路整備事業補助金を減額し、土地区画整理事業国庫補助金を増額するものであります。  議案第100号平成13年度八戸市都市計画下水道事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、下水道事業債を利率の低い市債に借りかえするため、繰り上げ償還に係る元金償還金を増額するものであります。  歳入においては、繰り上げ償還に伴い新たに借り入れした下水道事業債を計上するものであります。  地方債の補正では、今年度における起債見込額及び元金償還見込額を増額するものであります。  議案第101号平成13年度八戸市都市計画駐車場特別会計補正予算の内容は、債務負担行為の補正で、八戸駅西口駅前駐車場整備事業が平成14年度にわたることから、その整備事業費に係る債務負担行為の期間及び限度額を設定するものであります。  以上各特別会計補正予算は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第110号は、建築基準法の一部改正に伴い、建築物に関する中間検査申請手数料等の額を定めるとともに、建築物に関する確認申請手数料等の額の改定、その他所要の改正をするためのものであります。  議案第117号は、八戸北インター工業団地地区の住居表示の実施に伴い、地方自治法第260条第1項の規定により、字の区域及びその名称の変更をするためのものであります。  議案第118号は、八戸北インター工業団地地区の住居表示の実施にあわせ、当該住居表示の実施区域に隣接する区域の字名を整理するため、地方自治法第260条第1項の規定により、字の区域及びその名称の変更をするためのものであります。  以上3件の議案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔20番菊地敏明君降壇〕 ○議長(上田善四郎 君)以上をもって各委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田善四郎 君)御質疑なしと認めます。  これより討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終わります。  議題のうち、議案第109号を採決いたします。  本案の委員長報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(上田善四郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、ただいま議決されました議案を除く議案第97号から議案第103号まで及び議案第106号から議案第108号まで並びに議案第110号から議案第118号までの19件を一括して採決いたします。  以上の議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田善四郎 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、陳情1件を採決いたします。
     本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田善四郎 君)御異議なしと認めます。  よって、本陳情は委員長報告のとおり決定いたしました。   ───────────────────    △日程第4 閉会中の継続審査について ○議長(上田善四郎 君)日程第4閉会中の継続審査についてを議題といたします。  各委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田善四郎 君)御異議なしと認めます。  よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ───────────────────    △日程第5 議会案3件上程 ○議長(上田善四郎 君)日程第5議会案第17号義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書から議会案第19号青森労災病院の存続を求める意見書までを一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  17番秋山恭寛議員  〔17番秋山恭寛君登壇〕 ◎17番(秋山恭寛 君)提案理由の説明をいたします。  議会案第17号は、学校事務職員及び栄養職員の給与を義務教育費国庫負担制度から除外する動きがあることから、現行制度を維持するよう要望するものであります。  議会案第18号は、交通事故や犯罪発生件数の増加に伴い、現行の県民1人当たりの警察官配置数では、地域社会の安全を守るには不十分であることから、県内、特に新幹線開業等によりさらに都市化する八戸警察署管内の警察官増員を要望するものであります。  議会案第19号は、国の特殊法人等改革に伴い、青森労災病院の廃止・民営化が検討されており、これが実施されると労災医療や地域医療に大きな痛手となることから、青森労災病院の存続と機能の充実を求めるものであります。  なお、案文については、お手元に配付のとおりであります。  以上で説明を終わります。  〔17番秋山恭寛君降壇〕   ──────────────────── (案文は資料欄に掲載) ○議長(上田善四郎 君)お諮りいたします。ただいま議題となっております議会案については、委員会の付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田善四郎 君)御異議なしと認めます。  よって、委員会の付託、質疑及び討論は省略することに決しました。  これより議会案第17号から議会案第19号までを一括して採決いたします。  以上の議会案は、原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(上田善四郎 君)御着席願います。  起立総員であります。よって、以上の議会案は原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。   ───────────────────   市長あいさつ ○議長(上田善四郎 君)この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長  〔市長中里信男君登壇〕 ◎市長(中里信男 君)閉会のあいさつに先立ちまして、一言申し上げます。  今月の11日から12日にかけて県内を襲った台風15号の大雨によりまして、当市は三八城、吹上、市川地区を中心に浸水の被害を受けました。ここに改めて被災されました方々に対し衷心よりお見舞い申し上げる次第でございます。  このたびの被害は、床上浸水35世帯、床下浸水90世帯、その他道路、河川、農地、農業用施設など広範囲にわたりましたが、被害総額につきましては現在調査中であります。  市では、被災地の後片づけや浸水家屋等の防疫作業などを実施するとともに、市税の減免、災害見舞金の支給についての検討など、災害復旧に向けて全力を挙げて取り組んでおるところであります。  また、たびたび浸水被害に見舞われる土橋川流域の治水対策を協議する土橋川治水計画検討会を設置し、河川工学の専門家や国・県・市の行政担当者等による流域の実情に合った効果的な治水対策の検討に着手することといたしております。  今後とも災害に強いまちづくりに向けて鋭意努力してまいる所存でありますが、被災者の皆様方におかれましては、一日も早く平穏な生活に戻られますよう祈念申し上げる次第であります。  それでは、平成13年八戸市議会9月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位には、去る9月4日から本日までの17日間にわたり、本議会に提出いたしました平成13年度八戸市一般会計補正予算など議案22件、認定2件について、終始熱心に、かつ慎重に御審議を尽くされ、全議案とも原案のとおり御議決を賜り、厚く御礼を申し上げます。  議決いただきました各議案の執行に当たりましては万全を期してまいりますとともに、本議会において議員各位から寄せられました貴重な御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営に当たり十分に配慮してまいりたいと存じます。  何とぞ、今後とも一層の御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げる次第であります。  本議会は、私にとりまして任期内における最後の定例議会でありました。顧みますと、この4年間、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力を賜り、微力ではありましたが、大過なく市政の運営に当たることができたものと思っております。ここに改めて深甚なる謝意を表する次第であります。ありがとうございました。  私の任期も残り少なくなりましたが、これまでいただきました議員各位並びに市民の皆様方からの御支援、御厚情に報いるためにも、任期満了まで誠心誠意最善を尽くしてまいる所存でありますので、御協力のほどお願い申し上げます。  最後となりましたが、本議会の一般質問等において、私に寄せられました御懇篤なるお言葉に対しまして心から御礼を申し上げまして、ごあいさつといたします。  ありがとうございました。  〔市長中里信男君降壇〕   ───────────────────   閉 会 ○議長(上田善四郎 君)今期定例会における議員並びに理事者各位の御精励に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。  これにて平成13年9月八戸市議会定例会を閉会いたします。   午前11時01分 閉会 署名  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   平成13年9月20日    八戸市議会       議長  上田善四郎      副議長  藤川友信       議員  吉田淳一       議員  山内正孝...