弘前市議会 2020-12-22
令和 2年第4回定例会(第6号12月22日)
審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。
最後に、請願第1号は、
請願文書表記載の2項目について、国に意見書を提出していただきたいとの趣旨のものであります。
審査の過程で、委員より「コロナ禍で
社会的距離の確保が求められる現在、
自民党教育再生実行本部は、少
人数学級の実現に向け
義務教育標準法の改正を求める決議を採択しており、
文部科学省は少
人数指導体制の整備を令和3年度概算要求に盛り込んでいるところである。また、
子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する
教育関係団体連絡会が少
人数学級の実現を訴える全国集会を開催するなど、少
人数学級の実現を求める声がかつてなく大きくなっており、今や
国民的悲願とも言えることから、
本請願は採択すべきである。」との意見が出されたところであります。
これに対し、委員より「少子化により複式学級を余儀なくされている小学校もある中、規模の適正化が喫緊の課題となっており、このような状況下で緊急に20人学級を編制することは、教員の増員や教室の確保などの点で困難であると考える。また、少
人数学級編制は、少子化を背景に段階的に実施すべきであり、さらに、国の責任で行うのであれば、今はその動向を見守るべきであると考え、
本請願は不採択とすべきである。」との意見が出されたところであります。
本請願は、起立採決の結果、起立少数をもって、不採択と決定いたしました。
以上をもって、
本委員会の報告を終わります。
〔
経済文教常任委員長 今泉昌一議員 降壇〕
○議長(
清野一榮議員) 次に、
建設常任委員長の報告を求めます。11番
外崎勝康議員。
――
―――――――――――――――――――――
令和2年12月14日
弘前市議会議長 殿
建設常任委員会委員長 外崎勝康
委員
会議案審査報告書
本委員会は、令和2年12月11日付託された
議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。
記
┌────┬──────────────┬──┬──┐
│議案番号│議 案 名
│審査│備考│
│ │ │結果
│ │
├────┼──────────────┼──┼──┤
│第106号 │弘前市
道路占用料徴収条例の一
│原案│ │
│ │部を改正する条例案
│可決│ │
├────┼──────────────┼──┼──┤
│第108号
│市道路線の認定について
│原案│ │
│ │ │可決│ │
└────┴──────────────┴──┴──┘
――
―――――――――――――――――――――
〔
建設常任委員長 外崎勝康議員 登壇〕
○
建設常任委員長(
外崎勝康議員)
本定例会において、
建設常任委員会に付託されました議案2件について、その
審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。
まず、議案第106号は、
道路法施行令の一部改正に準じ、占用料の額を改定するため、所要の改正をするものであります。
審査の過程で、委員より「占用料が20%
程度増額となることについて、該当する占用者からの意見等を把握しているか。」との質疑に対し「該当する占用者の意見等はまだ確認していないが、
本委員会で可決された場合、増額について占用者へ説明をしていきたいと考えている。」との理事者の答弁でありました。
委員より「本案による
東北電力株式会社及び
日本電信電話株式会社への影響額について伺いたい。」との質疑に対し「
東北電力株式会社は現行542万1958円から改定後662万8804円で120万6846円の増額、
日本電信電話株式会社は現行1132万2421円から改定後1378万6071円で246万3650円の増額となる見込みである。」との理事者の答弁でありました。
ここで、委員より「
占用料増額の動向をつかめていない業者も相当数あると思われることから、影響を受ける業者に対して、しっかりと理解が得られるよう説明をしていただきたい。」との
要望意見が出されたところであります。
委員より「占用料の算定基礎となる
固定資産税額について、当市では大幅に上昇したという感覚はないが、20%
程度増額となるのはなぜか。」との質疑に対し「
本条例が準拠している国の
道路占用料は、各地域の
固定資産税額及び使用料率を基に第1級地から第5級地に区分し、
所在地区分ごとの占用料を算定しているが、当市が区分されている第4級地においては、地域による幅はあるものの
固定資産税額が上昇した市町村や
道路造成費等、算定根拠の上昇により占用料が増額となったものである。」との理事者の答弁でありました。
このほか、
法定外公共物管理について関連質疑が交わされたところであります。
審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。
最後に、議案第108号は、開発行為により帰属された道路、2路線、総延長207.5メートルを新たに認定するものであります。
審査の過程で、委員より「市道の
認定基準について伺いたい。」との質疑に対し「市道の
認定基準は弘前市
市道路線認定基準要綱により、道路幅員が6メートル以上であることや主要な道路と密接な関係があること等が定められており、また、奥が袋小路となり行き止まりの場所については、弘前市
開発指導要綱で転回広場を設けること等が定められているが、当該2路線は、いずれの基準も満たしているものである。」との理事者の答弁でありました。
審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。
以上をもって、
本委員会の報告を終わります。
〔
建設常任委員長 外崎勝康議員 降壇〕
○議長(
清野一榮議員) 次に、総務常任委員長の報告を求めます。24番工藤光志議員。
――
―――――――――――――――――――――
令和2年12月14日
弘前市議会議長 殿
総務
常任委員会委員長 工藤光志
委員
会議案審査報告書
本委員会は、令和2年12月11日付託された
議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。
記
┌────┬──────────────┬──┬──┐
│議案番号│議 案 名
│審査│備考│
│ │ │結果
│ │
├────┼──────────────┼──┼──┤
│第103号 │弘前市職員の
特殊勤務手当に関
│原案│ │
│ │する条例の一部を改正する条例
│可決│ │
│ │案
│ │ │
└────┴──────────────┴──┴──┘
――
―――――――――――――――――――――
〔総務常任委員長 工藤光志議員 登壇〕
○総務常任委員長(工藤光志議員)
本定例会において、総務
常任委員会に付託されました議案1件について、その
審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。
議案第103号は、弘前保健所管内で新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されたことに伴い、同感染症に係る防疫作業に従事した職員に対し防疫作業手当を支給するため、所要の改正をするものであります。
審査の過程で、委員より「県からの職員派遣要請の内容及び派遣実績について伺いたい。」との質疑に対し「県からは、10月20日から11月30日までの予定で、疫学調査のために保健師4名程度、医療調整に係る連絡調整のために事務職4名程度の派遣要請があったものである。また、実績としては、弘前保健所へ10月20日から11月9日までの期間で保健師を延べ48名、事務職を延べ77名、合わせて延べ125名を派遣したほか、市内の宿泊療養施設へ11月1日から12日までの期間で延べ9名の職員を派遣したものである。」との理事者の答弁でありました。
委員より「派遣された職員は、どのような指揮系統の下で業務に従事したか。また、県の指揮の下で従事するならば、県が手当分を負担すべきと考えるが、どうか。」との質疑に対し「市からの派遣職員は、県職員の指揮の下で補助的な業務を行ったものである。また、今回の派遣は短期的なものであることから、手当分については市が支給したいと考えている。」との理事者の答弁でありました。
委員より「
本条例において列挙される
特殊勤務手当の種類の3番目に防疫作業手当を加えるのはなぜか。」との質疑に対し「人事院規則における記載順に倣ったものである。」との理事者の答弁でありました。
委員より「1日につき4,000円を支給する業務と3,000円を支給する業務の区分について説明願いたい。」との質疑に対し「1日につき4,000円を支給する業務は、患者等の身体に直接触れる業務や長時間にわたり接触がある業務である。なお、現状では4,000円の業務は想定していないため、宿泊療養施設に派遣した職員及び消毒作業を行った職員に対し3,000円を支給する予定である。」との理事者の答弁でありました。
このほか、他の
特殊勤務手当等について関連質疑が交わされたところであります。
審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。
以上をもって、
本委員会の報告を終わります。
〔総務常任委員長 工藤光志議員 降壇〕
○議長(
清野一榮議員) 次に、厚生常任委員長の報告を求めます。13番蒔苗博英議員。
――
―――――――――――――――――――――
令和2年12月14日
弘前市議会議長 殿
厚生
常任委員会委員長 蒔苗博英
委員
会議案審査報告書
本委員会は、令和2年12月11日付託された
議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。
記
┌────┬──────────────┬──┬──┐
│議案番号│議 案 名
│審査│備考│
│ │ │結果
│ │
├────┼──────────────┼──┼──┤
│第104号 │ウェルフェアテクノハウス弘前
│原案│ │
│ │条例を廃止する条例案
│可決│ │
└────┴──────────────┴──┴──┘
――
―――――――――――――――――――――
〔厚生常任委員長 蒔苗博英議員 登壇〕
○厚生常任委員長(蒔苗博英議員)
本定例会において、厚生
常任委員会に付託されました議案1件について、その
審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。
議案第104号は、ウェルフェアテクノハウス弘前を廃止するため、条例を廃止するものであります。
審査の過程で、委員より「
当該施設に係る職員の配置状況及び廃止後の処遇について伺いたい。」との質疑に対し「福祉総務課の会計年度任用職員1名が
当該施設に係る業務を担当しており、利用申込みの都度、施設に出向いて対応しているところであるが、施設廃止後も引き続き当課の職員として従事する予定である。」との理事者の答弁でありました。
委員より「
当該施設の廃止に関して、実習施設として利用している福祉人材養成校等からはどのような意見があったか。」との質疑に対し「
当該施設を利用している福祉人材養成校等3校に対して説明を行い、理解が得られたものと認識しているが、廃棄予定としている耐用年数が経過した福祉機器について、利用可能なものがあれば貸与してほしい旨の意見を頂いており、これについては前向きに検討してまいりたいと考えている。」との理事者の答弁でありました。
委員より「
当該施設の代替施設について、どのように考えているか。」との質疑に対し「当市に同様の機能を有する施設はないことから、先進機器の体験が可能な施設として、青森市にある県民福祉プラザ内の介護啓発・福祉機器普及センターを紹介してまいりたいと考えている。また、福祉人材養成校等からは、介護福祉機器を取り扱う事業者の協力を得た上で取扱機器を体験させてもらうといったことも検討していきたいとの意見を伺っているところである。」との理事者の答弁でありました。
委員より「
当該施設の機器の更新をこれまで行ってこなかったのはなぜか。」との質疑に対し「
当該施設の
利用者数や福祉人材養成校等の学生が減少している中、機器の更新には約2400万円の経費が見込まれ、国等の補助もないことから、費用対効果等を考慮した上で判断したものである。」との理事者の答弁でありました。
委員より「
当該条例の廃止により、施設の所管はどうなるか。」との質疑に対し「これまで施設の一部で実施していた放課後児童健全育成事業の堀越なかよし会で全館を利用することから、健康こども部へ所管換えを行う予定である。」との理事者の答弁でありました。
このほか、堀越なかよし会の登録児童数について関連質疑が交わされたところであります。
審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。
以上をもって、
本委員会の報告を終わります。
〔厚生常任委員長 蒔苗博英議員 降壇〕
○議長(
清野一榮議員) 以上をもって、各委員長の報告は終わりました。
これより、予算関係議案より審議を進めます。
まず、議案第84号、第85号、第87号、第89号、第91号、第93号、第95号、第97号、第99号及び第109号の以上10件を一括問題といたします。
以上の予算関係議案は、議員全員による
予算決算常任委員会において審査しておりますので、
委員長報告に対する質疑は省略いたします。
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第84号、第85号、第87号、第89号、第91号、第93号、第95号、第97号、第99号及び第109号の以上10件に対する委員長の報告は、いずれも原案承認並びに可決であります。
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第84号、第85号、第87号、第89号、第91号、第93号、第95号、第97号、第99号及び第109号の以上10件は、いずれも
委員長報告のとおり承認並びに可決いたしました。
次に、議案第103号から第108号までの以上6件を一括問題とし、
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第103号から第108号までの以上6件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第103号から第108号までの以上6件は、いずれも
委員長報告のとおり可決いたしました。
次に、請願第1号1件を問題とし、
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
請願第1号国の責任による「20人学級」を展望した少
人数学級の前進を求める請願に対する委員長の報告は、「不採択にすべきである」との報告であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
清野一榮議員) 起立多数であります。
よって、請願第1号は、
委員長報告のとおり決しました。
――
―――――――――――――――
○議長(
清野一榮議員) 日程第3、本日追加提出された議案第110号及び第111号の以上2件を一括議題といたします。
理事者より提案理由の説明を求めます。櫻田市長。
〔市長 櫻田 宏 登壇〕
○市長(櫻田 宏) 本日、追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。
議案第110号令和2年度弘前市
一般会計補正予算(第16号)は、新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、国による低所得の独り親世帯への臨時特別給付金を再度支給するための経費を計上するもので、歳入歳出予算に8941万3000円を追加し、補正後の額を1004億5399万9000円としようとするものであります。
議案第111号は、
人権擁護委員候補者の推薦についてでありまして、解嘱の申出により令和2年5月31日をもって解嘱された委員の後任として、秋元美惠子氏を適任と認め、推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。
以上が、本日追加提出いたしました議案の概要でありますので、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いいたします。
以上。
〔市長 櫻田 宏 降壇〕
○議長(
清野一榮議員) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま議題としております議案は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本日直ちに審議いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 御異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略し、本日直ちに審議することに決しました。
まず、議案第110号令和2年度弘前市
一般会計補正予算(第16号)1件を問題として、質疑に入ります。
御質疑ありませんか。石田議員。
○20番(石田 久議員) 独り親家庭ということで、3款2項2目のことについて質疑したいと思います。
今日が12月22日ということで、この独り親家庭の臨時給付金は年内中に支給されるのかどうか。
それと今回、2回目ということなのですけれども、弘前市の場合は、この母子世帯とか父子世帯とかは、どのぐらいの世帯なのか。
それから、この支給のやり方なのですけれども、どういうふうな形で支給するのか、その辺についてお伺いしたいと思っています。
○議長(
清野一榮議員) 三浦
健康こども部長。
○
健康こども部長(三浦直美) 年内の支給ということで、いつ頃までに支給するのかということについて、まずお答えいたします。今回、
補正予算の議案、これを議決後に速やかに支給したいというふうに考えております。
それから、対象世帯ということで、母子家庭と父子家庭ということでございますが、母子家庭が1,688世帯、それから父子家庭は127世帯でございます。
それから、支給方法についてでございますが、1回目の支給が8月11日に行われておりますが、この支給口座のほうに振込をしてまいりたいと考えております。
以上であります。
○議長(
清野一榮議員) 石田議員。
○20番(石田 久議員) 国のほうで、ちょっと答弁が聞こえなかったものですから、もう一度聞きますけれども、今日が12月22日ですから、今週中に振り込まないと年内中には振り込まれないわけですけれども、この辺については、もう少し具体的に、本人のところに、きちんと通帳に来るというのが分かればいいのですけれども、やはり国会でも年内中にということなのですけれども、この辺について再度質疑したいなと思っています。
それと、1回目は申請だったのですけれども、今回は再支給ということなので、申請はなしで、直接市から、その父子家庭とか母子家庭のところに振り込むというような形で、そういう認識でよろしいのでしょうか。よろしくお願いします。
○議長(
清野一榮議員) 櫻田市長。
○市長(櫻田 宏) 独り親世帯の、支給日でございます。
本日御議決のほうを頂ければ、直ちに手続を取って、明日12月23日にでも振込をしたいと思っております。
○議長(
清野一榮議員) 三浦
健康こども部長。
○
健康こども部長(三浦直美) 今回の再支給は、前回の基本給付の継続事業ということでございます。申請なしということで、今回、口座のほうに振り込むということで考えております。
以上です。
○議長(
清野一榮議員) ほかに御質疑ありませんか。外崎議員。
○11番(
外崎勝康議員) 今回、独り親の低所得者への給付なのですが、たしか、1回目の8月11日に給付した方は、今回自動的に給付するということなのですが、ただ、1回目にそういう申込みをしていない方でも、新たに申込みをした方に対しては1回目、2回目を合わせた額を給付できるというふうになっております。
ですから、その辺、どういうふうになっているのかお聞きしたいと思います。
○議長(
清野一榮議員) 三浦
健康こども部長。
○
健康こども部長(三浦直美) 今、議員がおっしゃったとおり、1回目の支給をまだ申請されていない方についても、今回の申請と合わせて支給することとなります。
以上であります。
○議長(
清野一榮議員) ほかに御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第110号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第110号は、原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第111号
人権擁護委員候補者の推薦について1件を問題として、質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第111号は、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第111号は、同意することに決しました。
――
―――――――――――――――
○議長(
清野一榮議員) 日程第4、発議第2号1件を議題といたします。
発議第2号について、発議者より提案理由の説明を求めます。14番松橋武史議員の登壇を求めます。
〔14番 松橋武史議員 登壇〕
○14番(松橋武史議員) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明に代えさせていただきます。
西十
和田トンネル(仮称)早期建設を求める意見書(案)
国道102号は、津軽と南部を結ぶ十和田湖経由の大動脈として供用されるとともに、東北縦貫自動車道弘前線と八戸線の連絡道の役割を担っているほか、北海道新幹線新青森・新函館北斗間が開業となった今日では、国際的観光地である十和田・八幡平圏域への観光ルートとして、ますます重要な役割を担う路線である。
さらに、青森県、秋田県にまたがっている十和田湖南西地域の山間部における災害時の避難路としても非常に重要な役割も兼ね備えている。
しかしながら、この路線は特別豪雪地帯に位置しており、特に青森県平川市温川地区から秋田県小坂町滝ノ沢地区までの区間は、毎年11月から翌年にかけ4か月余り冬期閉鎖され、物流の連絡に不便を来しているだけでなく、冬期観光ルートプランニングや災害時の避難、救援物資等の輸送におけるマイナス要因となっており、
本区間のトンネル整備は周辺自治体及び住民の切実な願いとなっている。
よって、弘前市議会は、国土の均衡ある発展のためにも、西十
和田トンネル(仮称)の早期建設を強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年12月22日
弘前市議会議長 清野一榮
以上のとおりであります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
〔14番 松橋武史議員 降壇〕
○議長(
清野一榮議員) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま議題としております発議案は、議員全員による提案でありますので、質疑及び委員会付託は、いずれも省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 御異議なしと認めます。
よって、質疑及び委員会付託は、いずれも省略することに決しました。
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
発議第2号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清野一榮議員) 御異議なしと認めます。
よって、発議第2号は、原案のとおり可決いたしました。
――
―――――――――――――――
○議長(
清野一榮議員) 以上をもって、
本定例会に付議された案件は、全部議了いたしました。
よって、
会議を閉じます。
市長の御挨拶があります。
〔市長 櫻田 宏 登壇〕
○市長(櫻田 宏) 令和2年第4回弘前市議会定例会は、去る11月27日から本日までの26日間にわたり開催され、提出いたしました各議案について慎重な御審議を賜り、本日ここに全議案議了、御決定をいただきました。誠にありがとうございました。
本定例会におきましては、会期中に議席にアクリル板が設置されるなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をより徹底しながらの開会となりました。
本議場に限らず、様々な場面におきまして、マスクの着用はもちろんのこと、身体的な距離の確保や手洗い、せきエチケットの励行など新しい生活様式が求められております。
当市におきましては、医療関係者をはじめ、これまでの市民の皆様お一人お一人の御努力もあり、クラスターの発生も抑え込まれたものと思っております。引き続き、それぞれの立場でできる感染防止対策を行い、市民の皆様と心を一つにして、この未曽有の苦難に立ち向かっていきたいと考えております。
今年も残すところ、あと僅かとなりました。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、弘前さくらまつりの中止に始まり、弘前公園の閉鎖や弘前ねぷたまつりの中止など、幾度となく大きな決断をしなければならなかった異例の年でありました。
全国的に依然として予断を許さない状況にありますが、これからも市の長として、市民の「くらし」を支え、市民の「いのち」を大切にし、次の時代を託す「ひと」を育てるため、議会をはじめ市民や事業者など、多くの人の声を聴き、全体の奉仕者として奮闘する市職員の頑張りを背に、状況に応じた的確な判断をし、創意工夫を凝らしながら、これまでと同様に一つ一つ着実に市政運営に取り組んでまいりますので、議員各位には、より一層の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
終わりに、寒さも一段と厳しさを増してまいりましたが、議員の皆様におかれましては、くれぐれも健康に御留意され、来る令和3年がすばらしい年となりますよう祈念申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございました。
〔市長 櫻田 宏 降壇〕
○議長(
清野一榮議員) これをもって、令和2年第4回弘前市議会定例会を閉会いたします。
午前10時48分 閉会...