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令和 2年第2回臨時会(第1号 7月31日)

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  1. 弘前市議会 2020-07-31
    令和 2年第2回臨時会(第1号 7月31日)


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    令和 2年第2回臨時会(第1号 7月31日)   議事日程(第1号) 令和2年7月31日                 午前10時 開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 議案第59号 令和2年度弘前市一般会計補正予算(第8号)    議案第60号 令和2年度弘前市介護保険特別会計補正予算(第1号)    議案第61号 弘前市立百石展示館条例等の一部を改正する条例案議案 ――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――――― 出席議員(27名)          1番  竹 内 博 之 議員          2番  成 田 大 介 議員          3番  坂 本   崇 議員          4番  齋 藤   豪 議員
             5番  福 士 文 敏 議員          6番  蛯 名 正 樹 議員          7番  石 山   敬 議員          8番  木 村 隆 洋 議員          9番  千 葉 浩 規 議員          10番  野 村 太 郎 議員          11番  外 崎 勝 康 議員          12番  尾 ア 寿 一 議員          13番  蒔 苗 博 英 議員          14番  松 橋 武 史 議員          15番  今 泉 昌 一 議員          16番  小田桐 慶 二 議員          17番  Iヶ谷 慶 市 議員          18番  石 岡 千鶴子 議員          20番  石 田   久 議員          21番  三 上 秋 雄 議員          22番  佐 藤   哲 議員          23番  越   明 男 議員          24番  工 藤 光 志 議員          25番  清 野 一 榮 議員          26番  田 中   元 議員          27番  宮 本 隆 志 議員          28番  下 山 文 雄 議員 地方自治法第121条による出席者   市長       櫻 田   宏   副市長      鎌 田 雅 人   教育長      吉 田   健   企画部長     外 川 吉 彦   財務部長     須 郷 雅 憲   福祉部長     番 場 邦 夫   健康こども部長  三 浦 直 美   農林部長     本 宮 裕 貴   観光部長     岩 崎   隆   教育部長     鳴 海   誠   学校教育推進監  三 上 文 章 出席事務局職員   事務局長     高 橋 晋 二   次長       菊 池 浩 行   議事係長     蝦 名 良 平   総括主査     成 田 敏 教   主事       附 田 準 悦   主事       成 田 崇 伸   主事       外 ア 容 史  ――――◇―――◇―――◇――――   午前10時00分 開会 ○議長(清野一榮議員) これより、令和2年第2回弘前市議会臨時会を開会いたします。  ただいまの出席議員は27名で、定足数に達しております。  会議に先立ちまして、下山文雄議員から、去る6月12日逝去されました故一戸兼一議員に対して、弔意を表すための発言を求められております。  よって、これを許可することにいたします。   〔28番 下山文雄議員 登壇〕 ○28番(下山文雄議員) 追悼の言葉。  ここに、議員各位の御賛同を得、議員一同を代表し、去る令和2年6月12日逝去されました故一戸兼一議員の急逝を悼み、謹んで哀悼の意を表します。  今日ここに、令和2年第2回臨時会に当たり、いま独り19番議員には在りし日の容姿とけいがいに接することもできず、議員一同、惜別の情を禁じ得ないところであります。  顧みるに、あなたは、勤勉かつ努力家で、誠実にして人望すこぶる高く、常に公共の念厚く、ために地域住民は申すに及ばず、衆望の寄せるところ、平成11年に旧弘前市議会議員に当選され、以来、通算5期にわたり市政の発展に多大なる貢献をされました。  この間、副議長のほか、議会運営委員会副委員長や建設常任委員会委員市町村合併調査特別委員会副委員長など、御活躍は枚挙にいとまなく、広い識見をもって事に当たり、円滑かつ適正な議会運営に貢献したところであります。  また、弘前地区消防事務組合議会議長議会推薦農業委員など数々の要職に就かれ、市民と弘前市の発展を願い、心魂を傾けてまいられました。  ここに、あなたが残した幾多の御功績は、必ずや後世にその名をとどめておかれるものと信じてやまないものであります。  さらに、外にあっては、弘前水泳協会会長として、当市水泳界の発展のため献身的な努力を傾注されたほか、社会福祉法人の理事長及びこども園の園長として非凡な才能を振るわれ、未来を担う子供たちの可能性を最大限に引き出すなど、その功績は誠に顕著でありました。  あなたは6月12日に倒れられ、懸命な治療により、お元気な姿で再会できるものと信じておりましたが、急な悲報に接し我が耳を疑いました。  これから円熟した議員として大成を嘱望された身でありながら、66歳の若さで再び帰り得ぬとわの旅路につかれましたことは、誠に痛恨の極みであります。  今、改めてあなたの在りし日の温顔を仰ぎ見ながら、生前の御功績の数々をしのんでおります。  一戸さん、私たち弘前市議会は、地域住民弘前市民の幸せのために、そして弘前市のさらなる発展のために最善の努力をいたすことをあなたにお誓い申し上げます。  今は、ただただ心から御霊の御冥福をお祈り申し上げまして、奥様はじめ御家族皆様の前途に限りない御加護を賜りますようお願いし、追悼の言葉といたします。  令和2年7月31日。下山文雄。   〔28番 下山文雄議員 降壇〕 ○議長(清野一榮議員) これより会議を開きます。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  23番越明男議員、24番工藤光志議員、26番田中元議員を指名いたします。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、会期は、本日1日と決定いたしました。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第3、諸般の報告をいたさせます。 ○事務局長(高橋晋二) (朗読) ―――――――――――――――――――――――  諸般の報告  一 市長提出議案     議案第59号から第61号までの以上3件。  一 市長報告     報告第19号から第21号までの以上3件。                                       以上 ――――――――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 以上をもって、諸般の報告は終わりました。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第4、議案第59号から第61号までの以上3件を一括議題とし、理事者より提案理由の説明を求めます。櫻田市長。   〔市長 櫻田 宏 登壇〕 ○市長(櫻田 宏) おはようございます。  令和2年第2回弘前市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多忙にもかかわらず御参集を賜り、深く感謝を申し上げます。  それでは、今臨時会に提出いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。  議案第59号令和2年度弘前市一般会計補正予算(第8号)は、新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、国の特別定額給付金の基準日後に生まれた新生児を対象に、新生児応援給付金を給付するための経費として1億311万円を、地域経済の活性化及び近隣観光の促進を目的に、弘前公園において弘前城秋の大祭典を開催するための経費として9000万円を、市内の旅行代理店が貸切りバスを使用する旅行商品を造成し、実施した場合に補助するための経費として4680万円を、市立小中学校感染症対策に必要な物品の購入等に係る経費として3139万円を計上するものなどであり、歳入歳出予算に3億3321万6000円を追加し、補正後の額を972億2221万5000円とするものであります。  議案第60号令和2年度弘前市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、介護予防運動教室高齢者触れ合いの居場所、地域包括支援センターにおける衛生管理体制の確保に要する経費について計上するものであり、歳入歳出予算に228万8000円を追加し、補正後の額を190億9765万円とするものであります。  議案第61号は、弘前市立百石町展示館、弘前文化会館、弘前市岩木文化センター弘前市民会館弘前市民文化交流館の以上5文化施設において、令和2年8月から令和3年3月までの期間に限り使用料を減額するため、所要の改正をしようとするものであります。
     以上が、本日提出いたしました議案の概要であります。  今月に入ってから、県内において新型コロナウイルス感染者が複数確認され、また全国各地で新規感染者の数の増加が続いている中、国によるゴー・トゥー・トラベルキャンペーンによって人の動きも活発になっており、依然として気を緩めることができない状況が続いております。  新しい生活様式の下で感染予防を徹底しながら市民生活及び地域経済の回復・維持を図るに当たって、観光、福祉、農業、教育などあらゆる分野にわたり迅速な施策展開が必要であると判断し、今臨時会を招集し議案を提出した次第でありますので、議員各位におかれましては、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いいたします。  以上であります。   〔市長 櫻田 宏 降壇〕 ○議長(清野一榮議員) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題としております議案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本日直ちに審議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、本日直ちに審議することに決しました。  まず、議案第59号令和2年度弘前市一般会計補正予算(第8号)1件を問題として、質疑に入ります。  御質疑ありませんか。石山議員。 ○7番(石山 敬議員) 私からは、6款1項3目、ひろさき農泊推進支援事業についてお伺いいたします。  まず、この事業の概要についてお伺いします。  そして、旅館業法簡易宿所の許可及び住宅宿泊事業法の届出をしている事業者のうち、農泊を実施している事業者は幾つあるのかお伺いいたします。 ○議長(清野一榮議員) 本宮農林部長。 ○農林部長本宮裕貴) 本事業でございますが、既存の宿泊スタイルよりも三密のリスクが低い少人数滞在型スタイルでございます農泊を推進することを目的としたものでございます。  本事業の交付対象者でございますが、旅館業法簡易宿所の許可を受けているか、住宅宿泊事業法の民泊の届出を行っており、宿泊者に農業体験加工調理体験、またはジビエの提供等のサービスを提供する市内の宿泊事業者・団体等を交付対象とすることを検討しております。  事業内容といたしましては、3タイプございまして、まず一つ目が、農泊や農業体験サービスなどについて情報発信する取組を支援する広告宣伝事業でございます。二つ目が、宿泊者に対しまして弘前産農産物または加工品をプレゼントする取組を支援する弘前産農産物PR事業でございます。そして三つ目が、農泊や農業体験サービスなどの提供に必要な機器の購入や設備の改修を支援する受入環境整備事業、この三つでございます。  それから、事業者数についてでございますが、まず市内に旅館業法簡易宿所の許可を受けている宿泊事業者が46件でございます。それから、住宅宿泊事業法の届出を行っている宿泊事業者が5件、合計51件というふうになっております。このうち、現時点で農業体験サービスを提供している宿泊事業者数といたしましては、弘前里山ツーリズムという団体の会員事業者14件中8件が該当するほか、同団体の会員以外でも、これは全容が把握できておりませんが、少なくとも10件以上は農業体験サービス等を提供しているというふうに考えてございます。  なお、本事業については、コロナ禍を通じまして新たに農業体験サービス等の提供を始める宿泊事業者交付対象としていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 石山議員。 ○7番(石山 敬議員) 今、部長がおっしゃられた三つの事業のうち、弘前産農産物PR事業について、弘前産の農産物、加工品について、いろいろ農産物、加工品はあるわけなのですけれども、ある程度、市からの指定はあるものなのか、あるいは申込者の判断、独自の判断で品物を定めていいのか、その辺をちょっと確認したいです。  あと、事業者が農産物を宿泊者にプレゼントするというところのイメージが湧かないので、もう少し詳しく説明をお願いしたいと思います。  あと、この補助率、宿泊者1名につき5,000円というふうにありますが、大体、宿泊者は何名を想定しているのかお伺いします。 ○議長(清野一榮議員) 本宮農林部長。 ○農林部長本宮裕貴) 弘前産農産物PR事業についてでございます。  本事業は、宿泊客に農業体験だけではなく、弘前産農産物やその加工品の魅力、そしておいしさを伝えることで弘前産農産物のファンやリピーターになってもらうことを狙っているものでございます。  具体的な事業の流れとしましては、まず農泊事業者が市に交付申請いただく際に、宿泊客にプレゼントする農産物等の種類や価格などをあらかじめ申請していただきたいと思っております。申請後、当市におきまして、弘前産農産物のPRにつながるかどうかというふうな観点で簡単な審査をすることを想定しております。なお、御質疑のプレゼントする農産物等につきまして、品目や種類等を市が指定することは考えておりません。  そして、交付決定を受けた農泊事業者が弘前産農産物や加工品を宿泊客にプレゼントする際、当該農産物などの仕入れ経費や御自宅への郵送経費に対しまして、宿泊客1名当たり5,000円を上限に農泊事業者に補助するというふうな流れでございます。  制度の詳細につきましては、今後、交付要綱の作成の中で詰めてまいりたいと思います。  また、プレゼントの、1件の上限5,000円というふうなものの、想定する件数でございますが、予算の積算上は200件分程度を想定しております。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 石山議員。 ○7番(石山 敬議員) 補助対象者の中で、弘前市宿泊施設受入体制整備費補助金など同趣旨の補助金の交付を受けたものを除くと書いてありますが、宿泊業事業継続支援金の交付を受けた場合は対象となるのでしょうか、お伺いします。 ○議長(清野一榮議員) 本宮農林部長。 ○農林部長本宮裕貴) 宿泊業事業継続支援金交付対象者は、弘前市内旅館業法による営業許可を受けて旅館・ホテル営業簡易宿所営業を行う事業者ということになっていると承知しておりますが、このうち農林漁業体験民宿施設や自宅の一部等を活用した宿泊施設というのは交付対象から除外をされているというふうなことでございます。このため、今回の農林部のひろさき農泊推進支援事業交付対象事業者である農業体験サービスなどを提供している宿泊事業者というのが、こちらの、観光部の支援金の給付を受けているということは基本的にはないものというふうに考えております。  なお、宿泊業事業継続支援金を受けた簡易宿所宿泊事業者が今後、コロナの契機を踏まえて新たに農業体験サービスの提供を始めるというふうなケースも考えられなくはないのかなというふうに考えております。この場合は、両事業の交付趣旨というのは異なりますので、二重交付に当たらないと考えていますことから、その上でひろさき農泊推進支援事業の交付は可能というふうに考えてございます。  制度の詳細につきましては、今後、観光部とも協議しつつ、今後詰めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 木村議員。 ○8番(木村隆洋議員) 私のほうからは1点、お伺いいたしたいと思います。7款1項3目、弘前城秋の大祭典実行委員会負担金及び備品購入費、合わせて9000万円の部分についてお伺いいたします。  事前に配付された資料に目的、概要が書かれておりますが、昨日の新聞報道にもありましたが、まず弘前公園内を巨大なテーマパークに見立ててというふうになっています。それで今回、公園内のエリア、いろいろな場所があると思いますが、どのようなところがどういう対象エリアになるのかお伺いいたします。  また、ここにいろいろ、食、スポーツ、芸能、クラフトなどということが書いてあるのですが、ちょっと津軽弁で言えばばふらっとしているようなイメージがあります。まず、具体的なイベント内容というのをどう考えているのか。  それと、主催は今までの四大まつりと同じ4団体になっていますけれども、具体的な参加団体というのはどうなっているのかお伺いいたします。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 本事業につきましては、弘前公園全体をテーマパークに見立ててということで、四つのエリアを設定したいと考えておりました。一つ、四の丸では、郷土芸能や軽音楽などのステージイベント、それから出店の出店などを行うということの、一つのエリアでございます。それから、レクリエーション広場では、スポーツイベントなどを開催しようと思っております。それから三つ目、植物園では、子供を対象とした体験型のイベント等を考えてございます。最後に、市民広場でございますが、こちらはクラフトとかアートのイベントを予定したいというふうに考えてございます。  この中身の具体的な内容ということでございますけれども、内容や参加団体ということでございますが、本補正予算を議決いただきましたら早急に詰めてまいりたいということで、今の段階でどこどこということでは、ちょっと今は申し上げられない状況でございます。  四つのエリアはこういう形で設定いたしますが、公園全体を、例えば公園内の建造物あるいは通路――園路ですね、などのライトアップですとか、お城へのプロジェクションマッピングなども使いながら、公園全体で催しを開きたいというふうに考えているものでございます。  以上でございます。 ○議長(清野一榮議員) 木村議員。 ○8番(木村隆洋議員) 今、新聞報道等でもコロナの患者が日本全体で1,300人を超えて、東京、大都市を含めてやはり、どんどん人が最大になっているといった中で、まず第2波が来ていると言ってもいいような状況だと思っています。  やはり、イベントを行う上でコロナ対策をどうしていくのか。例えば、国でも今、大規模イベント、最初は無制限でやると言っていましたけれども、やはり5,000人に制限しているのをずっと継続している状態であります。  そういった意味で、入場制限とかソーシャルディスタンスの確保、また、例えば入り口での、今、サーモグラフィーで撮ったりする、検温みたいなのも含めて、この新型コロナウイルス感染症対策を具体的にどのように考えているのかお尋ねいたします。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 開催に当たりましては、園内入り口等への消毒液の備付け、それから主要出入口での検温の実施、密の状態を回避するための周知用看板を園内各所に設置するほか、警備員を含めて人員を配置しながら、密の状態を回避するよう、注意喚起や誘導をするなど感染防止対策を講じてまいりたいと考えております。  また、先ほど申しましたように、各エリアでイベントを行う実施者に対しまして、感染防止策を講じ万全を期すよう、例えばマニュアルを示しながら要請をしてまいりたいと考えております。  さらに、イベントにおいでになる方に対しましても、検温による体調管理、それからマスクの着用など、感染防止対策を講じた上で来園いただけるように周知を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 木村議員。 ○8番(木村隆洋議員) 今回、予算が備品購入費を含めて、全体で9000万円ということになっています。この9000万円で、主催4団体ですけれども、9000万円で総事業費、全部で9000万円なのかお伺いしたいと思います。  また、先ほど部長の答弁でもありました、今議会を通れば早急に詰めていくという中で、非常に、あと1か月半ぐらいという中では、非常に時間がタイトだなというイメージも持っています。そういう意味では、今後のスケジュール感はどう考えているのか。  それと、やはりお盆明けというのが一つ山場なのだろうなというふうに思っています。やはり、お盆で人が移動する。8月の下旬もしくは9月の頭あたりに、恐らく当市でも出るもの、コロナ患者が出る可能性は十分あるのかなと。そういった意味では、シルバーウイークにやる、今回議会で通るとですけれども、開催の是非ということもどこかで判断しなければいけないのかなと。そういう、コロナの患者が増えた場合とかの開催の是非のところも含めて、スケジュール感についてお尋ねいたします。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 今回、補正予算で提案している予算額9000万円が総事業費ということになります。  それから、今後のスケジュールということで、先ほど議員からもお話がありましたように、来週にでも弘前城秋の大祭典実行委員会を立ち上げていきたいと考えておりまして、その後、実務者での会議を重ねて、関係団体と連携しながら詳細について検討していくと、詰めていくということを考えてございます。  それから、実施の可否、その他については、議員おっしゃるように、お盆とかで外から移動される方が多いかもしれません。そういうことからいえば、8月末あたりとか、その辺でどういう状況になっているのかという部分が心配されるわけでありますけれども、実施に当たりましては、そういう感染状況、それから国・県のいろいろなイベントに対する考え方、その他の指示といいますか、そういったものがあれば当然ながらそういう状況を勘案して、これから立ち上げる実行委員会等で協議して決定するということになりますけれども、時期とすれば、やはりちょっと状況を見ていかないといけませんので、今のところいつまでということでは、ちょっと言えませんけれども、恐らく8月中ぐらいの状況を見ながら決断しなければいけないのではないかなと、今、私はそういう感じで考えております。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 竹内議員。 ○1番(竹内博之議員) 私からも、こちらの弘前城秋の大祭典開催事業に関することをお伺いいたします。  まず、今、木村議員もおっしゃっていましたけれども、やっぱりコロナの感染状況というのは日々刻々と変わるものだと思いますので、例えば弘前市内で発生した場合はどうするのかという、延期や中止も含めたことは十分にあり得ることなのかということを聞きたいのと、やっぱりパターンA、B、Cのように、コロナの感染状況に応じたプランというのをやっぱり市民に説明しないと、前も言いましたけれども、不安から不満につながることがあると思いますので、まずその準備ができるのかということが一つ。  そして、予算額、今回9000万円、事業費9000万円とおっしゃっていましたけれども、この事業費の算出根拠。これは、四大まつりの予算配分を見ると、さくらまつりが約8500万円、ねぷたまつりが約3500万円と令和2年度は計上されていますけれども、今回9000万円となったところの算出根拠。  それで、地域経済の活性化ということが目的になっていたのですけれども、地域経済の活性化というのは、どれくらいの経済波及効果を見込んでいるのかという、その試算があれば、そちらも教えていただきたいと思います。  もう一つ、主に県民向けのイベントというふうに新聞報道でありましたけれども、その線引きというのはどうするのか。可能なものなのかということと、感染防止策を講じるとあるのですけれども、この感染防止策というのは何にのっとった感染防止策を言っているのか。国なのか、県なのか、市なのかと。いろいろなガイドラインが出ていますけれども、何にのっとったものなのかと。これ、何でこういう聞き方をするかというと、ガイドラインにのっとったものであるならば、イベントや行事というのを開催するという判断を今回、弘前市は、議会でも提案しているわけなので、していると思うのですけれども、イベント・行事を開催できると、ガイドラインにのっとっていればできるという考え方に立って今回判断したものなのかということをお伺いいたします。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) まず、イベント等、今回の開催に当たって、中止・延期のパターンもあるのかということでありますが、先ほども申しましたように、感染状況等を踏まえて、やはりそういうことも決断しなければならない事態というのは当然あり得るのかなというふうに思ってございます。  それから、予算の内訳でございますが、いわゆる事業費として、9000万円のうち8400万円が負担金分として想定してございます。これらについては、各事業の積上げということで考えてございます。個々あるのですけれども、ちょっと今のところ、細かい云々というよりも、四つのエリアそれぞれの委託のところで約1700万円ぐらい、それからほぼ半分ぐらいの5000万円ぐらいがライトアップやプロジェクションマッピング等の予算ということで考えてございまして、ちょっとこちら通常のまつりよりも高額になっていますが、これはシルバーウイークから秋の菊と紅葉まつりの間もずっと延長してライトアップやそういう取組を進めたいということで、若干高めとなってございます。  それから、いわゆるターゲットといいますか、来場していただける方、通常の四大まつりのうち、さくらまつりとかねぷたまつりは県外からも多くいらっしゃっているとは思いますが、秋あるいは冬のまつりについては主に県内、近隣の方が想定されております。ただ、そうは言いながらも、拒むことはできませんので、そういうところでは、来場される際にはいろいろな、慎重な判断の下、対策を取ってお越しいただければなというふうには思ってございます。  それから、いろいろな対策を取るということで、ガイドライン等は当然参考にさせていただきますけれども、ガイドラインがあるから、こちらのほうでどう判断したかではなくて、私たちが、取りあえずは補正予算を提出しているわけですから、やりたいということでやるわけですけれども、それはいろいろな状況に応じて、どういう対策を取ればいいのか、それは国なり、そういうふうな方針を参考にしながら考えます。さらには、いろいろな業界団体で出しているガイドラインも参考にしながら、どういう手を取れば最善を尽くせるかということで考えていきたいというふうに思ってございます。  以上でございます。 ○議長(清野一榮議員) 竹内議員。 ○1番(竹内博之議員) ありがとうございます。再質疑で、はい……(「答弁漏れ」と呼ぶ者あり) ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 経済効果ですが、ちょっと今、こういう状況ですので、なかなか明確なところでの推察は難しいとは思っておりますが、先ほど申しましたように、菊と紅葉まつり、あるいは雪燈籠まつり、この辺が参考になるものとは思いますので、いわゆる菊と紅葉まつりでいけば、ちょっと数字は古いのですが、前回の調査でいきますと約29億円ほど、それから雪燈籠まつりは約20億円ほどの支出額という統計がありますので、その辺が一つの目標といいますか、めどになるものと思ってございます。 ○議長(清野一榮議員) 竹内議員。 ○1番(竹内博之議員) ありがとうございます。  ちょっと重複する部分があるかもしれないのですけれども、やっぱり今回、新聞報道が出てから結構、不安の声というか、大丈夫なのかという。もちろん経済を動かしていくということの必要性というのは私も認識はしているのですけれども、やっぱりそこに至るまでのプロセスというのはすごく重要だと思っていまして。先ほど1回目の質疑で聞いたのですけれども、やっぱり状況変化に応じた対応策というのをしっかり市民に対して説明をしていかなければいけないし、発信していかなければいけないことだと思うので、まずそれがちゃんとできるのかというところをはっきり答弁していただきたいというのと。  あと、やっぱり県民向けのイベントとありましたけれども、部長もおっしゃられたように、やっぱり来る人を、何というのですか、拒むことはできないということもおっしゃっていましたので、そういったところの線引き、人の移動に伴って、未知のウイルスがどう影響を与えるのかというのがまだまだはっきりしない部分があるので、何かそこの部分も、ちょっと今のまま進んでしまうと、なかなかそういう不安が取り除かれないまま行ってしまうのではないかという不安もありますので、ぜひそこの部分も今後、実行委員会を開催して協議を重ねるということだと思いますので、ぜひそういった部分もしっかり議論していただいて、先ほどもしかしたら重い決断になるかもしれないとおっしゃっていましたけれども、やっぱり議論を尽くして進めていただければと思います。  最初の部分だけ、感染状況の変化に応じたパターンというのですか、プランみたいなものを指し示されるかどうかというところだけ、再質疑で終わります。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) なかなか専門的に、こういう、例えば東京ですとかはいろいろな指標を用いながらランクづけしていたりというのもありますけれども、なかなかそういったところまではできるかどうか分かりませんけれども、先ほど議員がおっしゃられたように実行委員会の中で議論はいたしますけれども、その中で例えば……どうなのでしょう、例えば弘前保健所管内で感染者が出た場合とか、そういった想定はできるとは思いますけれども、なるたけ市民等の不安を取り除けるような情報提供といいますか、そういったことはその委員会の中で議論はしていきたいなというふうに思っております。 ○議長(清野一榮議員) 福士議員。 ○5番(福士文敏議員) 私からは、3款2項1目、民生費、児童福祉総務費の中の10節需用費の中で、おなかの赤ちゃん応援事業の、米10キロの配付とありますけれども、対象人員を800人とした算出根拠と、米10キロの配付方法というのを、具体的にどういうふうにやるのかお知らせを願いたいと。  それからもう1点、1目19節扶助費の新生児応援給付金1億300万円について、対象人員1,030人とした算出根拠。  それから、これは民法と学校教育法の関係によるのかと思いますが、支給対象者は、令和2年4月28日から令和3年4月1日までということで打ち出されております。仮に、4月1日に生まれた方がいるとすれば、年度をまたぐ形で支出になるかと思うのですが、ここの考え方を、どういうふうに支給されていくのか、年度またぎという部分についてお知らせ願います。 ○議長(清野一榮議員) 三浦健康こども部長。 ○健康こども部長(三浦直美) まず、おなかの赤ちゃん応援事業でございます。
     対象とした人でございますけれども、対象の把握でございますが、令和2年8月1日から令和3年3月31日までに弘前市で母子健康手帳――母子手帳と言われるものですけれども、これを受けた方の、令和2年4月2日以降に出産を予定している方ということになります。  この方々につきましての算出なのでございますけれども、これまでの推計を、過去の推計を基にして800人という数を出してございます。  配付方法でございますけれども、母子健康手帳――母子手帳を交付、配付する際に、出産予定日というのがそこの中に記載されてございます。そこのところで、4月2日以降に生まれる方という、予定している方ということになりますので、そこを見た中で、お米の引換えといいますか、それを配付するということで考えてございました。  それで、場合によっては、御両親でいらした方に関しましては、できるだけその場でも配付できるような形を取りたいと思っています。なかなか、妊婦の方だけで来られるとなると、その重さで体調を崩されてもいけませんので、郵送と、それから手渡しの二つを考えております。  それから、10万円のほうの、新生児応援給付金のほうでございますが、1,030人とした根拠といたしましては、4月28日以降に生まれた方がもう実質、母子健康手帳のところで確認されておりますので、その分と、それからそれ以降に生まれる方――3月末までに生まれる方の、過去から推計を出しまして、1,030人というふうに見込んでございます。  それから、4月1日までということでございましたけれども、県内でも10万円という形での給付、それから県外での支給ということの、その対象の仕方ということも参考にさせていただきました。その中で学齢ということがありまして、学齢といいますと、教育基本法であったり、学校教育法であったり、また民法、それから年齢を計算する……に関する法律、ちょっと正確なあれではないのですが、この中でいくと満年齢はどこになるのかといったときに、4月2日生まれの人であれば4月1日で満1歳になるということを踏まえて、学齢ということで4月1日までというふうな対象の仕方をしました。  今回の予算案の提案は、令和2年度の、要は3月31日までに生まれた方を対象にした予算の計上であります。ですので、4月1日に生まれた方につきましては、令和3年度、新年度予算のところで計上したいというふうに考えているものでございます。  以上であります。 ○議長(清野一榮議員) 福士議員。 ○5番(福士文敏議員) ちょっと再質疑させていただきます。  仮に今、出生届の関係で2週間の猶予がありますけれども、3月31日に生まれた、もしくは3月の月末に生まれた人が4月に出生届を出したということになれば、その支出年度はどちらになるのかということと、それからもう1点、さっきの米のほうと関連しますけれども、母子手帳に来年度の、来年――令和3年4月2日以降の予定日の人が、仮にちょっと早まって4月1日に生まれたということになれば、ここの日にちだけダブル支給になるわけですよね。そうすると、米の返納をさせるのか、それともダブル支給のままでいくのかということ、そこの部分をお聞かせください。 ○議長(清野一榮議員) 三浦健康こども部長。 ○健康こども部長(三浦直美) 出産予定日でございますけれども、3月31日に生まれた方に関してはどちらの年度で支給するのかということでございますが、31日に生まれたということで、令和2年度、今、予算計上している予算のところで支出するということになります。  それから、4月2日を予定日としていて4月1日に生まれた場合、この場合は当初、出産予定日が4月2日ということでございますので、おなかの赤ちゃん応援事業のほうでまず米の支給ということが挙げられます。4月1日に生まれたということになりますので、これはおなかの赤ちゃん応援事業と、それから新生児応援給付金の10万円の両方を支給するということで考えております。要は、予定日よりも早く生まれたということに関しては、そこに関するリスクというのも併せて、私らとしては母子ともに健康で出産・育児、こういうことを図っていただければという思いで制度設計したものでございますので、これに関しては両方支給ということで考えてございます。 ○議長(清野一榮議員) 福士議員。 ○5番(福士文敏議員) ちょっと、先ほどの質疑の趣旨とちょっと答弁が違ったようなのですが。  実は、3月末あたりに生まれた人が当然、すぐ名前が決まらなくて4月に出生届を出したという人の取扱いは、いわゆる生まれた日の年度に支給するのか、それとも出生届を受理したときの年度でやるのかによって、例えば令和2年度で支給する10万円なのか、令和3年度の新年度予算で支出する予算なのか、どちらのほうになるかということを1点だけ、そこを答弁お願いします。 ○議長(清野一榮議員) 三浦健康こども部長。 ○健康こども部長(三浦直美) あくまで出生した事実になりますので、出生届はあくまで手続上の問題でございますので、出生した事実が3月31日ということであれば令和2年度、今、補正する額での支出ということになります。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 千葉議員。 ○9番(千葉浩規議員) 私からは、7款1項3目の弘前城秋の大祭典開催事業についてです。  まずは、菊と紅葉まつり開催の1か月前に、あえて今回の大祭典を開催する理由について答弁をお願いします。  もう一つは、今回の大祭典ですけれども、どういった地域からの来園を想定し、またいかほどの規模になるというふうに見込んでいるのか。  もう一つは、負担金8400万円とは別枠で備品購入費600万円を計上しているわけですけれども、別枠で備品購入費を取る理由と、その内訳を、答弁をお願いします。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 弘前城菊と紅葉まつり前に今、この大祭典を開催する理由ということですけれども、それにつきましては、さくらまつりやねぷたまつり等が中止になって、秋の菊と紅葉まつりまでの間を何か活用できないかなということで、9月19日からの、いわゆるシルバーウイークを活用してこういったイベントを開催し、地域経済の活性化なり近隣の観光振興を図るということを考えたものでございます。  それから、規模等のお尋ねだったと思うのですけれども、例えば弘前城雪燈籠まつりが4日間で、今年の冬でいきますと約25万人ほど、推計ですが、入り込みの見込みを立ててございますので、この辺を一つの目標として考えてございます。  それから、備品購入の件でございますけれども、備品の中身とすれば、10メートル、5メートルのテントを6張り購入したいということで、実行委員会というよりも市の備品ということで整理したいということで、ちょっと別枠での予算ということで考えてございました。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 千葉議員。 ○9番(千葉浩規議員) 答弁漏れなのですけれども、一体、どういった地域からの来園を想定しているのかと。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 大変、失礼いたしました。  来園いただく部分については、なかなか、どこから来ましたかということは言えないとは思いますが、主にこの近隣、あるいは青森県内が主なものになるというふうには思ってございます。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 千葉議員。 ○9番(千葉浩規議員) これまでの答弁でも、感染防止対策は徹底しつつ、大幅な県境をまたいでの移動というのは避けながら9月の4連休に大イベントを行うということで、私のところにも大変期待する声が届いています。同時に、ここ二、三日で感染確認が増大しているということで、一方で危惧する声もあると。  私も今日までずっと、どうしたものだろうというふうに悩み続けてきたのですけれども、現瞬間で今一番求められているのは何なのかというふうに考えたのですけれども、まずは、私は感染震源地を明確にして、地域の住民・事業者全体に対してPCR検査を徹底するということ。あとは、検査によって明らかになった陽性者を隔離・保護・治療する体制を緊急につくり上げること。これを実施するために、国会を直ちに開いてもらって、政府が責任を持って、抑止のための対策を直ちに取ってもらわなければいけないと思うのです、今。あれこれあるのだけれども、政府にそれを今やってもらわないと、このイベント開催、本当に心配です。  というわけで、企画部長でも市長でもよろしいのですけれども、政府に国会を開いて、政府の責任で対策を取ってほしいと、これを国のほうに要請する考えはないのか答弁をお願いします。 ○議長(清野一榮議員) 外川企画部長。 ○企画部長(外川吉彦) 国への要請ということではございますが、我々として要望しているのは、まず県に対しまして、この地域での医療体制、それから検査体制を確立していただくようには、これまでも要望しておりますし、今後も要望してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(清野一榮議員) 千葉議員。 ○9番(千葉浩規議員) 本当に、この秋の大イベント、市民は本当に待ち遠しく、期待しているかと思いますので、これを成功させるという意味でも急いで、再度言いますけれども政府に要望していただきたいと。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 今泉議員。 ○15番(今泉昌一議員) 同じく7款1項3目の弘前城秋の大祭典開催事業です。  まず、市がこれほど大きな規模のイベントをやるということについて、先般、私たちに渡されましたコロナ感染症対策の中にイベントの目安というのが書いています。8月末までは取りあえず、屋外であっても2メートルの間隔を空けて5,000人という数字が示されているわけです。今回の予算に上がってきているイベントは9月なので、それは分かります。分かりますというか。  でも、実は9月、10月に予定している、予定していた、市民の間にもすっかり定着している、例えばカルチュアロードであったり、アップルマラソンであったり、あるいはレッツウォークお山参詣であったり、多くのイベントがもう自粛を決めているわけです。  そういう中で、市が9月にこれくらいの大きいイベントをやるということで、確認したいのですが、9月以降はこの目安を撤廃するという考え方でよろしいのですか。 ○議長(清野一榮議員) 答弁。岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) こちらの考え方につきましては、市のコロナ対策本部会議等で決定していると思いますが、それについては国なり県の基準が示されて、それを勘案して、判断して決定していると思いますので、現在のところ、決まったものではないというふうに思ってございます。 ○議長(清野一榮議員) 今泉議員。 ○15番(今泉昌一議員) 私は、このイベント自体がいいとか悪いとかではなくて、そこの基準を示さないと、やっぱりこれからいろいろな活動が、市民の活動をやろうというふうになったときに、やっぱり非常に曖昧で、自分たちは自粛したのに弘前市がやるんだばいいんだがというふうな不満の声も聞こえてくるのではないかと、そこを懸念しているわけなのです。  ですから、まず、そこの基準というものはやっぱり明確にして、この人がやるならいいけれどもこの人がやるなら駄目だとか、これはいいけれどもあれは駄目だみたいなことが、そこが曖昧だと。これから、さあ、アフターコロナだ、ウィズコロナだ、頑張ろうという市民活動にちょっと水を差すような感じがしますので、そこの基準はやはり、すぱっといかないにしても、ある程度明確に定めていただきたいと思います。  ただ、このイベントのことでございますが、8月3日、実行委員会というふうに伺っておりました、初めての。もう残り1か月半しかないわけですね。それで、先ほどの部長の答弁ですと、目安として、めどとしては、雪燈籠まつりが25万人だったから大体そこを見込むと言っていますけれども、私はとてもとても心配なのです。準備期間1か月半で、これから内容を決めて、そして告知をしてでしょう。雪燈籠まつりにしても、ポスターを結構、たくさん作ってJRの各駅の構内に貼ったりして、PRをして25万人。今回、多分そんな余裕はないだろうと。そうなった場合に、私は果たして9000万円に対する、先ほど同僚の竹内議員も質疑していましたが、経済波及効果が見込まれるのかどうかと。そこを非常に懸念しているのですけれども、これから本当に、このPRその他についてどのように考えておりますでしょうか。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 議員おっしゃるとおり、例年どおりの他のまつりのとおりに人数を集める云々というのは、こういう状況の中ではさらに難しいものとは思ってございます。ただ、一つの目安というか、目標と言ってはあれですけれども、ただそこに向かって、経済の回復等もにらみながら今、イベントを開催していきたいと思ってございますので、そういったところのために、一方で密を避けるという大きな課題もございますけれども、その中で十分に対策を取りつつやっていきたいというところで、一つの例として雪燈籠まつりと申し上げましたけれども、そのとおりになるかどうかというのは当然、ちょっと分からないところはあります。  そのために、周知云々ということでございますけれども、報道機関、新聞その他、あるいは広報とか、ホームページ、そういったツイッターとかSNS等を活用しながら、あるいは各エリアで実施主体として事業をやっていただける関係者が決まれば、そういったところも通じながら参加者を募るとか、そういったことで参加者あるいは見学者等に周知、PR等を図っていくということを考えてございます。 ○議長(清野一榮議員) 今泉議員。 ○15番(今泉昌一議員) 質疑になるのかな、提案になるのかな。  やっぱり、9000万円を使うイベント、そして25万人はあくまでも目標だと言うけれども、やはり万単位の人を集めようというイベントをやるには、あまりにも準備機関が短過ぎると思います。  それで、この間、陸奥新報に載ったイベントの内容、あるいは先ほど部長が説明してくださったあの内容だけではとてもとても、大きな経済効果は見込めないのではないかと、あれだけですと心配もしているのです。  ですから、これから、8月3日以降、来週以降、本格的に内容も詰める、いろいろなことを詰めるというのであれば、私は一つの考え方として、先ほど来、何人もの方が心配していましたけれども、今、コロナがまたぐっと右肩上がりになってきているこの時期ではなくて、せっかくであれば菊と紅葉まつりに合わせて、あそこも3連休あるのですよ、11月。あと1か月半でも準備期間を取って、その代わりに内容の濃いものをやるということもぜひ考えていただきたい。拙速に、1か月半でばたばたやって駄目でしたというよりだったら、きちんとした、せっかく定着している秋のお祭りがあるわけですから、そこに合わせて公園のテーマパークということも考えてもいいのではないでしょうかということを提案して終わります。 ○議長(清野一榮議員) 石田議員。 ○20番(石田 久議員) 8ページの新生児応援給付金についてなのですけれども。  一つは、今回、生まれたお子さんに対して給付するということで、国の特別定額給付金ということなのですけれども、これについてまず一つ聞きたいのは、多分、母子手帳で赤ちゃんができたとか、そういう形でそこの家庭に郵送されると思うのですけれども、これは世帯主宛てで送るのか。あるいはお父さんとか、お母さん宛てで送るのか。この辺がどうなのか。特に、ちょっと微妙なのは、やはりちょうどそのときに、子供はできたのだけれども旦那さんと別居中とか、いろいろな形があるので、前も給付金に関していろいろな相談が来た経過があったので、この辺についてはどうなのかというところです。  それから、これは多分、市から申請書が家庭に送られていくと思うのですけれども、支給の期間はいつからいつまでなのか。先ほどの説明ですと、令和3年4月1日までに生まれた方ということですので、支給の期限がいつからいつまでなのかをお聞かせください。  それから、申請の仕方なのですけれども、これは例えば市役所に申請するのか、あるいは郵送して、今の特別定額給付金みたく、二つあったわけですけれども、今回の場合はどういうような申請の仕方になるのか、そこのところを。  それから、今回の弘前新生児応援給付金について、分かりやすいリーフレットなどを作成するのか。その辺についてお答えしていただきたいと思います。  それともう一つは、申請書に必要な書類というのは、多分、新生児応援給付金の申請書がまず一つなのですけれども、ほかにどういうような書類が必要なのか。その辺についてお聞きしたいと思っています。 ○議長(清野一榮議員) 三浦健康こども部長。 ○健康こども部長(三浦直美) 新生児応援給付金の申請書を誰に送るのかということでございますが、これはその子供の父、母に当たる方に送ることになります。  それから、支給の期限はいつになるのかということでございますけれども、先ほどの福士議員への答弁にも重複しますけれども、4月1日までに生まれた方で、この方の出生届の期間が2週間ありますので、その2週間以内での届出と併せて申請していただく――申請していただいた後に、大体支給までというと、あまり時間をかけないように支給したいと考えておりますので、こちらの想定の中では、4月末までには全部の支給を終えたいというふうに考えております。  それから、申請の仕方でございますけれども、それは市役所にするのかどうかということですが、申請は、こちらのほうでお知らせと、それから申請書と返信用封筒を入れて送付するということを考えてございます。その宛先は、ヒロロにある子育て世代包括支援センターというところで受けたいというふうに考えております。  それから、分かりやすいリーフレットを作るのかということでございますが、出産した方ということになりますと個別にお知らせすることができるということがありますので、4月28日から7月31日までに生まれた方ということになりますと、既にそれらについては分かっておりますので、早急にその分をお知らせするのと、それから個別に随時お知らせすると。子育て応援アプリというのがありますので、その中でもお知らせしてまいりたいというふうに考えております。全ての方、市民全員ということでもありませんので、リーフレットというものを作るかどうかについては、現在検討はしておりません。ただ、こういうのがありますよということのお知らせは必要だと思っておりますので、アプリとそれから請求する際のお知らせとかにこういうものをしっかり入れて周知を徹底して、支給漏れがないような形を取ってまいりたいと思っております。  それから、申請に書類はどういうものが必要かということでございますが、申請書兼請求書というものがまず当然記入されていることが一つ。それから、振り込む先の口座番号が分かるものの添付。それから、申請された方が御本人であるかどうかの確認ということで、身分証明書を提示していただければ、それをあえて書類として提出していただく必要はないというふうにして考えてございます。  以上でございます。 ○議長(清野一榮議員) 石田議員。 ○20番(石田 久議員) 申請に必要な書類ということなのですけれども、今回の給付金の申請書と口座、公的身分証とかそういう話と、それから新生児の母子健康手帳の写しとかも必要なのかなというふうに思っているのですけれども、その辺についてはどうなのかというところです。  それと、前も、両親がちょっと別居して、旦那さんが世帯主ですので、奥さんがちょっと違うところに行ったときに、旦那さんに給付されて、それでそのお金が旦那さんのほうに行ってしまったということもあったので、今回は、そういうような状況にある方が、例えば、私は夫の暴力によって違うところにいますから夫のところには振り込まないでくださいとか、そういうことがあったときはどうなのかというところです。そういう意味では、かなりこの10万円というのは本当に、若い夫婦にとっては大変必要なお金ですし、その辺についてはどうなのかというところです。  それと、はっきり言って、今までの特別定額給付金は、10万円は、みんな世帯にいるわけですけれども、今回の場合はまだおなかの中にいる方ですので、例えば令和3年4月1日に生まれた方が、4月1日に生まれて、その締切りが今の話ですと4月30日で締め切ってしまうというような感じでよろしいのでしょうか。もし、4月30日を越えて、それ以降に申請した場合は却下されるのか、その辺を。  例えば、健康な子供が生まれたのだったらいいのですけれども、そのまま、例えば子供の病気でずっと病院に入院している赤ちゃんもいるわけですけれども、そういうとき、お母さんはなかなかそこまで行かないと思うのですけれども。そういうような特別なときは、どういうふうに市としては考えているのか、お答えしていただきたいと思います。 ○議長(清野一榮議員) 三浦健康こども部長。 ○健康こども部長(三浦直美) 申請書類の中に母子手帳は必要ないのかということでございますが、母子手帳を基にして出産予定日というのがまず分かります。それから、出生届が市民課に出されますので、それをもってこちらのほうで書類を送付しますので、これでもう確定しているものということで考えてございます。  それから、両親の事情によって、相手方に渡らないようにというようなこともあります。これは、特別定額給付金の中でもございました。こういったことの相談もしっかり受けて支給、適正という言い方は変ですが、監護される両親のどちらかにしっかり渡るようなことをしてまいりたいというふうに思っております。  それから、4月1日に生まれた方、4月末まででもう締め切ってしまうのかというようなお話でございましたけれども、4月1日に生まれて、出生届というのがその後の2週間の中で出されます。それと同時に出していただくということを踏まえると、比較的4月末までというのは、それから2週間の猶予があるのかなというふうに思っておりますので、まだそこのところで請求をされていないという方がいらっしゃった場合には、こちらのほうからもその旨を御連絡を差し上げて、支給漏れがないような形を取ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 成田議員。 ○2番(成田大介議員) すみません。私からは、10款2項1目、3項1目、5項3目の学校保健特別対策事業ということで、これは、3139万円の予算の中で一般財源は289万円だというようなことなのですけれども。この中の消耗品費、約1500万円程度つけておりますけれども、これはマスクや消毒液等ということなのですけれども、その「等」の部分は何なのかということと、あとマスク、小中学校には恐らく2回ぐらい、国のほうからもマスクは支給されているかとは思います。そしてまたさらには、マスクももうかなり手に入るような状況になっているのですが、これは大体、児童生徒1人当たりに対してどういう割合で配付というか、そういうものをしていくことにしているのか、その辺の想定があればお知らせください。 ○議長(清野一榮議員) 鳴海教育部長。 ○教育部長(鳴海 誠) 消耗品というふうな部分でございますけれども、学校保健特別対策事業の物品の関係でございますが、学校における感染症対策、それから三密対策としての、例えば空き教室等を活用して授業を実施する場合に必要となるような物品ということで消耗品等を想定しておりまして、換気に必要なサーキュレーターですとか、家庭学習に用いる教材作りに要する物品――具体的には、必要なコピー用紙ですとか、プリンターのトナー代、そういったものも幅広く対象にしていく。  それから、マスクに関しましては、当然保健の部分での支給というふうなのは、教育委員会のほうで一括購入いたしまして配付もしておりますけれども、これから様々な行事等が出てまいります。修学旅行等もありまして、そういった場合にも別枠でそれをまた配付していくというふうなことも考えてございますので、そういうものに合わせながら配付してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(清野一榮議員) 成田議員。 ○2番(成田大介議員) ありがとうございました。  そしてまた、この自動車借り上げ料ということで、これは修学旅行における感染予防のためということで、台数を増やすとかということだとは思うのですけれども、聞くところによると、どうも修学旅行がもう中止になっている小中学校も出てきているというようなことも聞こえてきているのですけれども、その辺、もし分かれば少し教えていただきたいです。 ○議長(清野一榮議員) 鳴海教育部長。 ○教育部長(鳴海 誠) 修学旅行の関係でございます。  教育委員会のほうで、7月13日、市内の小中学校に修学旅行に関するアンケートというものを実施しております。その時点で修学旅行を中止するとした小中学校はございませんでした。ただし、東京等をはじめ各地で感染者が増加しているといった状況でありまして、今後、修学旅行を中止する、あるいは修学旅行を中止するものの、それに代わる教育旅行に変更するだとか、様々な学校行事という形で実施するというふうなこともあるのではないかと当然想定しておりまして、このような修学旅行の変更等につきましては、各校において実施の1か月前までに確定してもらうことになっておりますので、教育委員会のほうに報告があるものと考えております。
     以上であります。 ○議長(清野一榮議員) 成田議員。 ○2番(成田大介議員) ありがとうございました。  であれば、万が一もし中止になったとしても、何かしらの、各学校ごとで何か代替案を示してもらいながら、日帰りでも1泊でも、何かしらのそういうことをしていくということでよろしいですか。分かりました。ありがとうございました。 ○議長(清野一榮議員) 外崎議員。 ○11番(外崎勝康議員) 私は、今まで多くの方が質疑していました弘前城秋の大祭典に関して、ちょっと1点だけ確認したいと思っておりました。  かなりいろいろな、様々なリスクが考えられる中で、弘前市としても、今、観光部長からいろいろ御説明があったように、様々な状況を考えながら、また様々なリスクを考えながら進めていきたいというお話がございました。  ただ、今のコロナは、どこでどう感染するか分からないような状況がございます。そういう意味で、実際これをやって、いろいろやって大丈夫だと、実際やって感染が出る可能性もあると思いますし、この感染が出たときにどのような対策をしていくのかというのが非常に大事だと思います。  例えば、今、弘前市医師会で週2回PCR検査をしておりますが、例えばそのPCR検査を期間中及び期間後も2週間は毎日医師会にお願いしてやっていくとか、それからもう一つ、今、国のコロナ接触確認アプリというのがございます。そのコロナ接触確認アプリをしっかり皆さんに入れていただいて、万が一感染しても速やかに収束できる態勢というのが大事だと思います。  ですから、私がここでお伺いしたいのは、この感染が発生した場合の態勢というものを、当市として何らかの、やっぱり今できることがたくさんあると思います――たくさんはないかもしれませんが、できることがあります。旅館、ホテルとかのあれとか、軽度の場合は。それが、家庭に持ち帰って、その家庭でまた大きく広がっていくとかいろいろなことがあるので、その辺を含めて、今考えていることをぜひともお聞かせいただければと思います。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 祭りやイベントの開催に当たって、そういう感染者が発生したときの対策ということでございますが、今、議員がおっしゃられたように、国でやっているアプリですとか、そういったことは当然に呼びかけて、皆様に入れていただくような取組はしていく必要があるものと思っております。  ただ、それ以上に、どういった想定がされるのか、そういったことについては今、現段階ではまだ具体的なところは持ってございませんので、実際開催するに向けて、いろいろな想定もしながら準備はしていきたいというふうには思ってございます。 ○議長(清野一榮議員) 外崎議員。 ○11番(外崎勝康議員) ちょっと意見だけ述べさせてもらいます。  やはりこれだけのイベントをやるのですから、やっぱり市民の命を守るという視点からも、感染は起きるということを、それぞれの危機管理ですよね、そういう危機管理体制が行政に一番求められている姿勢だと思います。その求められている姿勢を、しっかりその責務というものを果たしていただけるように全力で、やるからにはそれをしっかりお願いしたいなと思います。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 越議員。 ○23番(越 明男議員) 一つだけ。観光課担当の、議案書9ページの、7款1項3目の貸切りバス旅行云々の問題を一つだけ、今日は質疑をさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  それで、質疑の最初ですが、今回の補助金の内容、それから対象等について、まず最初に2点ほど伺いいたします。  一つは、県知事登録旅行業者とありますね、頂いたペーパーには。これ弘前のほうでは現在、県知事登録旅行業者はどういう状況、会社の数も含めてどういう状況にございますか。まず、全体的な状況を一つ伺います。  それから二つ目に、補助の対象となる車両数、それから金額について少し立ち入って伺いしたいというふうに思うのです。  頂いたペーパーは、大型バスとそれ以外ということになっておりますので、まず、大型バス、それから大型バス以外の車両数です。これは今、市の会社の方々はどのくらいキープされているのかということをまず一つ。  それから、こことの関係で二つ目、補助金の金額のことなのですけれども。頂いたペーパーによりますと、大型バスは7万円でしたか。それから、それ以外は5万円。そうすると、あらかじめ何ぼの大型バスの金額が7万円になるのかというところ、どうですか。それ以外のところを、まずそこを一つお答えください。  それから、補助金の額が4800万円ちょっとということになるのですが、そうしますと、大型バスの車両数を何ぼ見込んでの金額か。それから、大型バス以外の台数を何ぼ見込んでの補助金の試算か。  以上を伺います。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) まず、青森県知事登録旅行業者でございます。  旅行業者としての登録が12社、それから代理店としての登録が1店で、合わせて13社となってございます。  それから、貸切りバスのほうの台数でございますけれども、市内で貸切りバスを運行する事業者としては6社ございまして、大型が40台、中型が36台、小型が12台、合わせて88台の登録との資料を見てございます。  それから、あと大型7万円、これが先ほど言った13社の、1社当たり30台の活用商品ということで2730万円、大型以外が5万円ですので、こちらも同じく13社の1社当たり30台で1950万円の計算ということでございます。  それから……すみません。あと次、どんな質疑でしたか……申し訳ありません。(発言する者あり)  1台当たりの単価の積算につきましては、これはやっぱり事業者によってすごくまちまちでありますが、ほぼ半分ぐらい、2分の1相当ではないかなということで想定をしたものでございます。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 越議員。 ○23番(越 明男議員) 答弁ありがとうございました。そうしたら、再質にちょっと入りますけれども。  ここで若干、私の本音がちらっと出てくるのですけれども、補助金の事業名が今、僕が先に入ったように、貸切りバス云々と、ちょっと入ったものですから、はてと、仲間友人・知人もたくさんいるものですから、あれなのですかね。地元のタクシー業界の応援、タクシー業界の支援にどうつながるのかしらというのが、私の質疑の本音として実はここで出てくるのです。  そこで、ちょっとお聞きしたいのですけれども、その13社ですか、県知事のほうに登録になっている大型バス等々をキープしている会社が対象だとあったのですけれども、この13社の中で地元で走っている、いわゆるタクシー会社は何社ぐらい入っているのですか。  あわせて、地元のタクシー会社はこの貸切りバス云々の補助金の対象となっているのかしらどうかをお聞きしたいわけです。これが一つ、再質で。  それから、あとはちょっと細かくなるのですけれども、タクシー会社でも、ジャンボタクシーだとか、あるいは今どうなのでしょうか、今もあるのでしょうけれども、西海岸あるいは十和田湖のほうに夫婦がタクシーを貸し切った形で、西海岸のほうに1日かけて旅行に行くだとか、竜飛のほうに行くだとかという話をたまに聞くのですけれども。そうすると、タクシー会社の方々、ジャンボタクシー、あるいはタクシー会社そのものの、いわゆる観光という名目で考えれば、これは稼働していますね、実際は。稼働していることになるわけですね。  そういう意味からも、市内のタクシー会社が持っている、あるいは稼働しているタクシーだとかジャンボタクシー、この辺は今回のこの補助金の対象となっていくのかしらどうなのかをちょっと再質で伺いたい。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) まず一つ申し上げておきたいのですが、貸切りバスを持って運行している事業者イコール県の知事登録旅行業者ではございません。  まず、旅行代理店という――旅行を扱う事業者が13社でございまして、そのうち旅行業者の資格を持っており、貸切りバス事業も行っている、その中でタクシー会社として貸切りバスも運行している事業者が3社あるということでございます。3社がありまして、そこでは大型3台、中型4台、小型7台として事業を行っているということになってございまして、今回この貸切りバスを使って旅行商品を造成していただいて、旅行代理店が商品を販売するということで、その旅行代理店に支援、補助するというような制度の立てつけになっているものでございます。  議員がおっしゃられたように、タクシーとして、ジャンボタクシーなりそういったものを使っての旅行はどうかと言われれば、今回のこの制度の対象ではございません。  以上でございます。 ○議長(清野一榮議員) ほかに御質疑ありませんか。工藤議員。 ○24番(工藤光志議員) 観光費の、秋の大祭典について。どうもわがらね。まずは、このコロナ、コロナで騒いでいるときに、なしてこった祭典やねばまねんだがということがわがね。先ほど、竹内議員への答弁の中に、やりたいからやるのだという言葉がちょっとありました。実行委員会が主催でやるというのですけれども、予算が9000万円で市が全部負担すると。それが負担金として出ていくわけだよね。この祭りをやろうと、やりたいと言ったのは、まず実行委員会のどこなのか。市の観光部長が言ったのかどうか。まずそれをお聞きしたい。  それから、先ほどから答弁を聞いていれば、やる方向、やる方向、やるやるやるとばかりしゃべっているわけ。しかし、このコロナ禍のときに、そのコロナの感染状況を見て、状況を見ながらと言うけれども、ではその状況は、何が起こればこれを中止するのか。それの想定したことがあるかどうかをまずお答えください。  それから次に、この財源についてですが、財源が一般財源というふうになっております。一般財源を9000万円使うわけですけれども、その中で、これは歳入にも入りますけれども、歳入に2億9900万――約3億円を、財政調整基金の積立てから繰入れをします。その繰入れをする金額の財源は何ですか。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) まず、この事業の発端といいますか、企画ということでございますけれども、これは私ども、市のほうで、先ほど来も申し上げているとおり、さくらまつり、ねぷたまつりが中止になった。今、この秋に何かしらやはりやって経済を回す必要があるだろうということで考えたものでございます。  それから、今、昨今のこのコロナ禍の中でどうするかという話でございますけれども、先ほど一つの例として申し上げましたが、この弘前管内での発生が一つの目安みたいなものになるかなということもありまして、現在の段階でこうなればやりますとか、やりませんとか、そういった決めはございませんけれども、やはりその状況を見て実行委員会の中で判断していかざるを得ないものというふうには考えてございます。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 須郷財務部長。 ○財務部長(須郷雅憲) 財源のお話ですが、財政調整基金を取り崩しまして、それを一般会計に繰り入れて、それを財源にするということでございます。  以上であります。 ○議長(清野一榮議員) 工藤議員。 ○24番(工藤光志議員) 財政調整基金から繰り入れる、繰入金で、その繰入金の約3億円はどこの財源なのか。どこから生まれてくる財源なのかということです、繰入金が。 ○議長(清野一榮議員) 須郷財務部長。 ○財務部長(須郷雅憲) 財政調整基金から取り崩して繰入れするものでございます。  以上であります。 ○議長(清野一榮議員) 工藤議員。 ○24番(工藤光志議員) 今、財政調整基金は幾らあるのですか。 ○議長(清野一榮議員) 須郷財務部長。 ○財務部長(須郷雅憲) 令和元年度末の見込みで約30億8000万円でございますが、会計ベースでいきますと、今ちょっと資料を見ていないのですが、会計ベースでいきますと現在約10億円程度かと思っております。 ○議長(清野一榮議員) 工藤議員、4回目ですので。4回目になりましたので。(「大事なことだはんで」と呼ぶ者あり)大事は関係ありません。(「これ、最後にします」と呼ぶ者あり)はい。 ○24番(工藤光志議員) 今、三十何億円という金額も言われて、実際にあるのは10億円ぐらいなのですか。そこを確認したいのです。 ○議長(清野一榮議員) 須郷財務部長、もっと分かりやすく、ちゃんと説明を。 ○財務部長(須郷雅憲) 現在、これまでのコロナ関連の対策で約二十数億円が市の負担ということになってございますが、これは予算上、例えば主に財政調整基金を取り崩して、一部は地域経済活性化基金などを充当しております。そして、これについて、国からの臨時交付金は、一次、二次合わせて約23億7000万円ほど予定されてございます。それから、県からの補助金も約9500万円で、今後見込まれる国・県からの支援というものが、合計で約24億6000万円程度が見込まれるものであります。  ですから、一旦財政調整基金から繰り出しして、現在は約10億円くらいということになっておりますが、これは財源を振替いたしまして、国・県の支援金、補助金を振替すれば、最終的にかなりの部分は回復するということであります。  以上であります。 ○議長(清野一榮議員) ほかに御質疑ありませんか。齋藤議員。 ○4番(齋藤 豪議員) 最後のページです。10款5項4目の学校給食総務費のところで、学校給食臨時休業云々かんぬんありますけれども、これはいつの部分からのところの追加で、どういう内容になっているのか、詳しく――少しだけ教えていただきたいと思います。 ○議長(清野一榮議員) 鳴海教育部長。 ○教育部長(鳴海 誠) 学校給食臨時休業対策補償金の追加というところだと思います。  これに関しましては、3月3日から3月25日まで市立小中学校を臨時休業いたしました。それに伴うものでございまして、まず先行して、早期の段階で支援要請のあったパンと牛乳の納入業者に対する支援分というのは、6月の議会において予算措置をいただいたということでございますが、その他の給食食材の提供業者に対しましても、やはり同様の補償をすることで公平性を保つと。さらには、今後も当市における学校給食の安定供給の継続を図るということで、今回追加という形で要求させていただいたということでございます。  以上であります。 ○議長(清野一榮議員) ほかに御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  議案第59号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、議案第59号は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第60号令和2年度弘前市介護保険特別会計補正予算(第1号)1件を問題として、質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  議案第60号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、議案第60号は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第61号弘前市立百石展示館条例等の一部を改正する条例案1件を問題として、質疑に入ります。  御質疑ありませんか。今泉議員。 ○15番(今泉昌一議員) 百石町展示館、文化会館、岩木文化センター、市民会館、文化交流館の5文化施設の使用料を減免すると。5文化施設の使用料を減免というのですか、するという条例案でございますが。これは実は私が、7月のうちから、ある団体からちょっと言われて、文化振興課には再三提案していたことなのです。
     というのも結局、6月4日以降ですか、文化施設が再開して以降、定員を厳しく制限していました。先ほどから引き合いに出しているこの目安にしても、一応は、6月15日以降は50%、1,000人とは書いていますけれども、現実問題、弘前市民会館ですと三百数十名に限ると。文化センター大ホールも200人ですか、定員500人のところを、百何十人でしたか。というふうな制限がある中で、やはりこれで通常使用料というのはおかしいのではないかということを提案してまいりました。  今回、そのことも一部聞き入れていただいてこのような条例案になったということだろうと思いますので、それはそれで感謝をするのですけれども。  ただ、その際に、既に7月中に、あるいは6月に、何件あったか分かりませんが使用した団体があるわけです、人数制限を守って。しかも、まさかコロナでこんなことになるとは思わなかった前から予約をしておいて、その前から十分告知をして、今さら中止するわけにもいかないということもあるのでしょうけれども、7月中に実際もうイベントを行った団体がある、幾つあるのかは分かりませんが。これについて、今回のこの条例を、6月4日以降でもいい、まで遡って適用させるということは考えられませんでしょうか。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 今、議員おっしゃいましたとおり、いわゆる上限と示されている数字よりはさらに低い利用の制限をかけております。これは、国のほうでも県のほうでもそうですけれども、上限を示してはおりますが、さらにその中で、当然に距離を1メートル、最低でも1メートル取りなさいとか、そういったものを踏まえた上で上限はここまでですという設定と認識してございますので、こういった取扱いをしているものでございます。  それで、これを6月云々、もう既にやった、実施したところへの適用ということでございますが、その間いろいろ、これまでもそういう、段階を踏んで目安なり、その休館とかをやってきている中で、こういった状況ですけれども御使用になりますかといったことで主催者のほうにはお話をさせていただいた上でやっているということもございまして。またそれから、今般8月1日からの目安が1か月間延ばされるということも踏まえて、今回こういった条例改正に踏み切ったということもありますので。これから、8月1日、今日可決になれば施行日以降ということで現在のところは考えてございまして、ちょっと遡りでのところは、今のところ想定してはございません。 ○議長(清野一榮議員) 今泉議員。 ○15番(今泉昌一議員) 不公平ではないですか。同じ条件の下で、同じ制限の中で行って、片やこれからやるものについては減免があると。コロナの前から企画を、休館する前から企画をして準備をしていて、それをやったところには減免がなしというのは。  先ほど来、例えばさっきも出ました、公平感という話が。公平性というものが欠けるのではないかと。イベントなり何かを主催するときは、やっぱりそのキャパシティーというか、収容人員を見ながら、一応そこで事業計画あるいは損益計画、資金計画を立てるものなのです。コロナの前からそうやってきちんと計画を立ててやったけれども、いざ6月、7月になったら収容人員に制限があったと。そういうことで苦労している団体もあるわけなのです。  やはりそこは公平性という観点から、別にずばっと遡れというわけではないのです、このコロナの感染症対策文化施設を休館して、一旦閉鎖して、再開した後、そこまででもいいのでやはり遡って適用していただきたいと、このことを強く望みます。  もしこれがかなわないのであれば、やはり私は9月議会でまた次の提案をしたいと思っている、脅迫ではないけれども。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) 外川企画部長。 ○企画部長(外川吉彦) 本件に関しましては、事前に議員の皆様に資料をお渡ししていましたとおり、目的が収容人員が少ないから減額するというものではなくて、条例を変更いたしまして市民活動を活発にしていただきたいという趣旨で、目的で減額するものでございますので、遡って適用ということは考えていないものであります。  以上であります。 ○議長(清野一榮議員) 今泉議員。 ○15番(今泉昌一議員) さっき以上でございますと言ってしまいましたけれども、そういうことではないではないですか。  活発にしてもらいたいと。では今まで活発にやっていた、コロナで収容人員が制限されている中でも活発にやって、弘前市内に元気を出そうと思って一生懸命頑張ったところが遡らないという。活発にやるという趣旨であれば、やっぱり今まで、6月以降も活発に活動したところに対しても配慮があるべきだと、重ねて、重ねて強く望んで、今度こそ終わります。 ○議長(清野一榮議員) 越議員。 ○23番(越 明男議員) よろしくお願いします。  最初に、今回の五つの条例改正の趣旨について改めて伺いをして、確認したいと思います。  この間の自粛要請を受け、行事の中止を余儀なくされた関係者への応援という理解でよいかどうか、この点を一つ伺っておきます。  二つ目、使用料の特例。最近では珍しいのではないでしょうか。7割減額ということでの提案であります。一つ伺いたいのは、7割減額としたこの理由について。理由と根拠と、こういうことになる、なぜ7割なのかを伺っておきます。  次に、減額の数字について少し立ち入ってお聞きします。  五つの施設ごとに要望したいのでありますけれども、当初予想した使用料と減額となる数字、これ施設ごとにどういう状況かということと、あわせて、減額のトータルは幾らか、この点をお聞きします。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) まず、1点目の理由でございます。  この新型コロナウイルスの影響によりまして、市内の文化施設での文化活動、文化事業というものが中止・延期ということになって、市民の発表の場や鑑賞する機会が失われて、市民の文化芸術活動が停滞してきているのではないかという認識でございます。  そのために、この文化芸術活動、その他市民活動を活発にしていただく契機としていただきたいという思いから、期間限定ではありますが文化施設の施設使用料を減額するというものでございます。  それから、7割の減額とした根拠でございますが、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、市では、市の主催イベント・行事等の開催の考え方を示しております。  その中で、開催規模の段階的拡大の目安というものが示されておりますが、新しい生活様式による感染防止対策を講じるため、施設利用については、引き続き人数制限を実施せざるを得ないというふうに考えております。例えば、弘前市民会館などのホールは、社会的距離を1メートル以上確保するために、現在使用できる席数は約3割となっております。また、ホール以外の会議室等についても、利用上限を収容人数の50%としておりますが、使用者の方にはソーシャルディスタンスを1メートル以上確保するようお願いしており、多くの場合50%を下回る人数での利用となってございます。  今回のこの改正に当たりましては、ホールの利用実態であるおおむね3割での使用という部分を捉えて使用料を7割減額というふうに考えたものでございます。  それから、使用料減額による影響額等についてでございます。  まず、一つ目、百石町展示館は、昨年の8月から3月までの利用実績を申し上げますと、117万6570円でございました。これを今回の7割減額の数字で置き換えますと35万50円となります。差引き、影響額とすれば82万6520円となるものでございます。続いて、文化会館についてでございますが、同じく昨年の実績でいきますと708万3220円、減額後は210万7870円で、差引き497万5350円となります。それから、岩木文化センターについてですが、同じく料金とすれば540万4720円、減額後が160万2420円、差引き380万2300円でございます。それから、市民会館では実績として1479万2720円、それから減額後は441万3890円、差引き1037万8830円でございます。文化交流館につきましては、実績1198万9420円、減額料金は355万480円、差引き843万8940円で、5館合計の影響額といたしましては、5館合計で申し上げますと、実績として4044万6650円、それから減額料金として1202万4710円、影響額として2842万1940円となるものでございます。  以上でございます。 ○議長(清野一榮議員) 越議員。 ○23番(越 明男議員) あと2点ほど再質疑いたします、2点ほど。  一つは、今の対象となっている五つの公的施設以外はどうなるのかということなのです。〇〇ギャラリーだとか、市内に小劇場だとかが幾らかありますよね。こういう民間所有といいますか、個人所有といいますか、こういうところでイベントなどをやったら、これは対象とするのか・しないのか。ここは結論だけでいいのでひとつお願いします。  それから二つ目、団体・サークルなどによっては、公的施設の、先ほどの公的施設の五つの施設を複数使用することも今後考えられますよね、複数の施設をまたいで。この場合は、複数の使用でも減額というのはカウントされるのかどうなのかという、その二つをお願いします。 ○議長(清野一榮議員) 岩崎観光部長。 ○観光部長(岩崎 隆) 今回、弘前市の施設の条例を改正して料金を定めるものでございまして、民間の文化施設には及びません。  それから、複数回の使用については、何度でも御利用いただきたいと思ってございます。  以上です。 ○議長(清野一榮議員) ほかに御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  議案第61号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、議案第61号は、原案のとおり可決いたしました。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 以上をもって、本臨時会に付議された案件は、全部議了いたしました。  よって、会議を閉じます。  市長の御挨拶があります。   〔市長 櫻田 宏 登壇〕 ○市長(櫻田 宏) 本日は、令和2年第2回弘前市議会臨時会を招集いたしましたところ、提出いたしました議案について慎重な御審議を賜り、全議案議了、御決定をいただきました。誠にありがとうございました。  例年であれば、明日8月1日から弘前ねぷたまつりが開催され、津軽の夏の夜を彩るところでありましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむなく中止といたしました。  しかし、合同運行などの練り歩きだけがねぷたではありません。今年は、城下の美風と題して、扇灯籠あるいは角灯籠、金魚ねぷたなどを玄関先や商店街に飾りつけるという、大正、昭和の時代に行われていた城下町弘前の風習を再現する取組を行い、津軽の夏の風物詩であるねぷた文化の継承と振興を図ることといたしました。  時代の大きな転換点となる今こそ、この変化を前向きに捉えながら、困難な状況にあっても揺らぐことのない普遍的な価値を見いだし、この誇り高き歴史と伝統を着実に次の世代に引き継がなければなりません。  市といたしましては、感染拡大の防止と社会経済活動の維持を両立するという難題に対し、粘り強く立ち向かい、一日も早く人とまちの元気を取り戻せるよう、あらゆる策を講じてまいる所存であります。  梅雨明けが長引き、日ごとの寒暖差も大きく、農作物への影響などが懸念されるところでありますが、議員各位におかれましては、体調管理には十分御留意の上、ますます御活躍されますよう祈念申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございました。   〔市長 櫻田 宏 降壇〕 ○議長(清野一榮議員) これをもって、令和2年第2回弘前市議会臨時会を閉会いたします。   午前11時59分 閉会...