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令和 2年第2回定例会(第1号 6月 5日)

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  1. 弘前市議会 2020-06-05
    令和 2年第2回定例会(第1号 6月 5日)


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    令和 2年第2回定例会(第1号 6月 5日)   議事日程(第1号) 令和2年6月5日                 午前10時 開議 第1 会議録署名議員指名 第2 会期決定 第3 諸般報告 第4 議案第46号 令和2年度弘前一般会計補正予算(第5号)    議案第47号 弘前税条例の一部を改正する条例案    議案第48号 弘前手数料条例の一部を改正する条例案    議案第49号 弘前重度心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例案    議案第50号 弘前国民健康保険条例の一部を改正する条例案    議案第51号 弘前工場等立地奨励条例の一部を改正する条例案    議案第52号 弘前地方活力向上地域に係る固定資産税特別措置に関する条例の一部を改正する条例案    議案第53号 弘前温泉事業条例の一部を改正する条例案    議案第54号 弘前附属機関設置条例の一部を改正する条例案    議案第55号 弘前下水道条例等の一部を改正する条例案 ――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ
    ――――――――――――――――――――――― 出席議員(28名)          1番  竹 内 博 之 議員          2番  成 田 大 介 議員          3番  坂 本   崇 議員          4番  齋 藤   豪 議員          5番  福 士 文 敏 議員          6番  蛯 名 正 樹 議員          7番  石 山   敬 議員          8番  木 村 隆 洋 議員          9番  千 葉 浩 規 議員          10番  野 村 太 郎 議員          11番  外 崎 勝 康 議員          12番  尾 﨑 寿 一 議員          13番  蒔 苗 博 英 議員          14番  松 橋 武 史 議員          15番  今 泉 昌 一 議員          16番  小田桐 慶 二 議員          17番  鶴ヶ谷 慶 市 議員          18番  石 岡 千鶴子 議員          19番  一 戸 兼 一 議員          20番  石 田   久 議員          21番  三 上 秋 雄 議員          22番  佐 藤   哲 議員          23番  越   明 男 議員          24番  工 藤 光 志 議員          25番  清 野 一 榮 議員          26番  田 中   元 議員          27番  宮 本 隆 志 議員          28番  下 山 文 雄 議員 地方自治法第121条による出席者   市長          櫻 田   宏   副市長         鎌 田 雅 人   教育長         吉 田   健   監査委員        菊 地 直 光   選挙管理委員会委員長  成 田   満   農業委員会会長     成 田 繁 則   企画部長        外 川 吉 彦   総務部長        清 藤 憲 衛   財務部長        須 郷 雅 憲   市民生活部長      森 岡 欽 吾   福祉部長        番 場 邦 夫   健康こども部長     三 浦 直 美   農林部長        本 宮 裕 貴   商工部長        秋 元   哲   観光部長        岩 崎   隆   建設部長        天 内 隆 範   都市整備部長      野 呂 忠 久   岩木総合支所長     戸 沢 春 次   相馬総合支所長     木 村 洋 子   会計管理者       後 藤 千登世   上下水道部長      坂 田 一 幸   市立病院事務局長    澤 田 哲 也   教育部長        鳴 海   誠   学校教育推進監     三 上 文 章   選挙管理委員会事務局長 粟 嶋 博 美   監査委員事務局長    山 本 浩 樹   農業委員会事務局長   菅 野 昌 子 出席事務局職員   事務局長        高 橋 晋 二   次長          菊 池 浩 行   議事係長        蝦 名 良 平   総括主査        成 田 敏 教   主事          附 田 準 悦   主事          成 田 崇 伸   主事          外 﨑 容 史  ――――◇―――◇―――◇――――   午前10時00分 開会 ○議長清野一榮議員) これより、令和2年第2回弘前市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員は28名で、定足数に達しております。  会議に先立ちまして、理事者より発言を求められておりますので、これを許可いたします。鎌田市長。 ○副市長鎌田雅人) おはようございます。  昨年12月に判明いたしました弘前職員情報流出に関しまして、令和2年5月31日、当市職員瓜田武久に対し免職懲戒処分を行いましたので、処分内容、及び内部調査等により判明した個人情報データファイル流出経路情報漏えいに至った動機について御報告させていただきます。  お配りしております資料、職員処分についてを御覧ください。  1、被処分者は、総務部人事課主査瓜田武久54歳であります。  2、処分事由は、地方公務員法に違反し、職務上知り得た秘密漏えい公文書の不適正な取扱いコンピューターの不適正使用をしたものであります。  3、概要であります。  当該職員は、平成30年5月頃に、当時所属していた弘前教育委員会生涯学習課図書館郷土文学館運営推進室パーソナルコンピューターから職員2,747名の個人情報データファイルを入手し、入手したことを報告することなく保持していたものです。  また、平成31年4月に農業委員会事務局異動となり、その際に、図書館パーソナルコンピューターから農業委員会事務局パーソナルコンピューターデータファイルを送信して保持し、さらに農業委員会事務局パーソナルコンピューターから自宅パーソナルコンピューターデータファイルを送信し、保持していたものです。  その後、令和元年12月12日に、データファイル自宅パーソナルコンピューターから東奥日報社公式サイトWeb東奥」のメールアドレスに対して送信し、職員個人情報を流出させたものであります。  4、処分内容は、懲戒免職であります。  5、関係職員処分は、情報管理コンピューター適正使用に係る部下職員指導監督の立場にあった管理監督者の責任として、当該職員及び関係職員の元上司6名について口頭注意を行ったものであります。  6、処分年月日は、令和2年5月31日であります。  7、今後の対策につきましては、全ての職員に対し、法令遵守信用失墜行為禁止職務上知り得た秘密保持など、服務規律確保公務員倫理保持について改めて通知したところであり、職員一人一人が地方公務員としての原点に立ち返り、再発防止に努めてまいります。  続いて、流出経路について御説明いたします。  次のページの、弘前職員個人情報データファイル流出経路についてをお開きください。  今回の事案の大きな流れは、当時の人材育成課――現在の人事課健康相談室から始まり、図書館農業委員会事務局瓜田主査自宅、そしてWeb東奥へとデータファイル流れたものであります。流出したデータファイルは、職員健康診断管理業務に使われているもので、毎年度、健康相談室担当職員が作成しているファイルであります。また、これは職員情報データを加工して作成しているものであります。  まず、人材育成課健康相談室)。  ①この事案の始まりの、人材育成課健康相談室からでありますが、平成29年5月13日から、病気休暇から復帰した職員A健康相談室で勤務することになりました。  ②健康相談室を担当していた職員B職員Aに対し、職員健康診断結果等の入力作業をお願いするために、弘前職員グループウエアであるHICS庁内メールデータファイルを送信し、職員Aはそれをメール受信し、パソコンダウンロードして作業を行ったものであります。  ③職員Aは、平成29年6月1日付で教育委員会生涯学習課図書館郷土文学館運営推進室異動になることから、異動する前に作業中であったデータファイル庁内メール職員Bに送信しております。  次に、図書館であります。  ④職員Aは、6月1日から図書館異動になりましたが、その年の8月に、職員等配置先等を確認するために、図書館異動する前に職員Bに送信した健康診断データファイルを取り出し、パソコンダウンロードをして数回閲覧したものであります。  なぜ図書館異動する前に職員Bに送ったデータを次の異動先である図書館パソコンから見ることができたのかといいますと、異動前に使っていたパソコンはそのまま置いていきましたが、メール送受信は、先ほども説明させていただきましたが、弘前職員グループウエアであるHICSというシステムを使っており、これは、いわゆる庁内のコンピューターネットワークシステムになります。  このシステムは、HICSに接続できる環境にあるパソコンであれば、どのパソコンからでも自分のIDとパスワードがあれば利用できるもので、メール送受信履歴は個々のパソコンに保存されるのではなく、そのサーバー上に保存されているため、システムにアクセスすることにより、自分のこれまでのメール履歴を見ることができるものであります。  ⑤その後、職員A平成30年3月に定年退職となり、退職時にデータファイルパソコンごみ箱に捨てて消したものと思っていましたが、実際はごみ箱に入れただけで消去されていなかったものであります。  ⑥職員Aの入れ替わりで瓜田主査異動してきて、職員A使用していたパソコンを引き継いだところ、平成30年5月頃に、ごみ箱の中にデータファイルを発見し、パソコンに保存したものであります。
     ⑦瓜田主査平成31年4月1日付の人事異動農業委員会事務局異動が決まり、その異動内示後の平成31年3月26日に、当該データファイルを含む各種業務データ一式を、図書館パソコンHICS庁内メールにより自分から自分宛てメール送信したものであります。  次に、農業委員会事務局であります。  ⑧瓜田主査は、平成31年4月1日から農業委員会事務局異動になりましたが、農業委員会事務局共有パソコンで、図書館自分から自分宛てに送信したメールを受信し、パソコンに保存しております。これも先ほど御説明いたしましたが、メール送受信データHICSサーバー上に保存されることから、図書館パソコンメール自分から自分宛てに送信すれば、次の異動先HICSに接続して、そこからデータを取り出すことができるようにするためであります。  ⑨そして、平成31年4月に、職場のパソコンから自宅パソコンHICSの外部へ送信するときに使用するウェブメールで送信し、自宅パソコンで受信し、ダウンロードをして保存したものであります。  次に、瓜田主査自宅でございます。  ⑩令和元年12月12日、データファイル自宅パソコンから東奥日報社Web東奥メールアドレスに送信したものであります。  これが一連の流れになります。  続いて、情報漏えいに至った動機について御説明いたします。  本人からの聞き取りでは、人事課情報管理について疑問を持ち、きちんと調査してほしかったという理由東奥日報社データファイルを送信したとのことであります。  ただ、市といたしましては、瓜田主査平成30年5月頃にデータを入手してから約1年半もの間、入手したことを報告することなくデータを所持していたこと。人事異動に伴い、異動先や、さらに自宅データを送信していたこと。令和元年11月18日から12月12日までに瓜田主査から情報漏えいを示唆する5通のメールが送信されていますが、連絡先はいずれも虚偽のメールアドレス電話番号であり、さらにメールの文面から見ても、真に調査をしてほしかったとは理解し難く、本人弁明どおりとは考えておりません。また、本人は明確には言っておりませんが、市の内部調査において、人事に対する不満が背景にはあったのではないかと考えております。  以上が、処分内容、及び内部調査等により判明した個人情報データファイル流出経路情報漏えいに至った動機であります。  今回のこのような事態を招きましたことは、市政に対する市民信用を大きく失墜させるものであり、市民皆様には多大な御迷惑をおかけしたことを、改めて深くおわび申し上げる次第であります。  これまで職員に対しては、服務規律確保について再三にわたり注意喚起を行ってきたところでありますが、今回の件は市民皆様に対して不安を与え、信頼を大きく失墜させた行為でありました。  これらの行為は、懲戒処分に該当する地方公務員法第29条第1項に該当するほか、第33条「信用失墜行為禁止」、第34条第1項「秘密を守る義務」、第35条「職務に専念する義務」に違反するものであります。また、人事院の懲戒処分の指針においても、「秘密漏えい」「公文書の不適正な取扱い」「コンピューターの不適正な取扱い」に該当し、これらの処分量定の加重により懲戒免職処分に至ったものであります。  今後、このような事態が二度と起こらぬよう、全ての職員に対し、法令遵守信用失墜行為禁止職務上知り得た秘密保持など、服務規律確保公務員倫理保持について改めて通知したところであり、職員一丸となり、市民皆様信頼回復に全力で取り組んでまいります。  以上であります。 ○議長清野一榮議員) これより会議を開きます。  ―――――――――――――――――議長清野一榮議員) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。  20番石田久議員、21番三上秋雄議員、22番佐藤哲議員指名いたします。  ―――――――――――――――――議長清野一榮議員) 日程第2、会期決定議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会会期は、本日から6月30日までの26日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、会期は26日間と決定いたしました。  ―――――――――――――――――議長清野一榮議員) 日程第3、諸般報告をいたさせます。 ○事務局長高橋晋二) (朗読) ―――――――――――――――――――――――  諸般報告  一 市長提出議案     議案第46号から第55号までの以上10件。  一 市長報告     報告第11号から第15号までの以上5件。  一 監査報告     弘監発第号月例現金出納検査の結果に関する報告書及び弘監発第号定期監査の結果に関する報告書の以上2件。  一 東北市議会議長会会議報告     東北市議会議長会第72回定期総会会議の結果は報告第2号のとおりであり、書面協議でなされた。                                       以上 ―――――――――――――――――――――――議長清野一榮議員) 以上をもって、諸般報告は終わりました。  なお、この際、念のため申し上げます。  先例に倣い、総括質疑をされる議員は、会議規則第51条の規定による発言通告書を、本日午後5時までに提出していただきます。  ―――――――――――――――――議長清野一榮議員) 日程第4、議案第46号から第55号までの以上10件を一括議題とし、理事者より提案理由説明を求めます。櫻田市長。   〔市長 櫻田 宏 登壇〕 ○市長櫻田 宏) 本日招集いたしました令和2年第2回弘前市議会定例会に提出いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。  議案第46号令和2年度弘前一般会計補正予算(第5号)は、新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、介護福祉施設等感染拡大防止対策として空気清浄機などの備品及び消耗品を購入する費用、並びに施設職員が予防的にホテル等宿泊施設を利用する費用に対し補助するための経費として1億1670万円を、中小規模卸売業小売業サービス業事業者に対し支援金を給付するための経費として2億5070万円を、国のGIGAスクール構想に基づき、小中学校全ての児童生徒に1人1台のタブレット端末等を配備するための経費について、令和5年度までとしていた計画を前倒しし、今回の補正予算において6億876万8000円を計上するほか、新中核病院整備事業費補助金について、青森県が整備費の一部を支援することとしたことに伴い、10億円を減額しようとするものなどであります。  以上の歳出予算に対する歳入予算としては、それぞれの特定財源を計上したほか、財政調整基金繰入金の追加3億4694万9000円をもって全体予算調整を図ったものであります。  今回の補正の結果、令和2年度の一般会計予算額は959億8454万円となります。  今回提案いたしますこれらの補正予算は、新型コロナウイルス感染症への対応の第四弾といたしまして、緊急的なものを中心としてきたこれまでの補正予算に続き、さらなる支援が必要な事業者への対策や、感染拡大の第2波、第3波を見据えた対策に係る経費などを盛り込んだものであります。  緊急事態宣言が解除された今もなお、全国の一部地域では感染者が増加するなど、依然として予断を許さない状況にあり、また、地域経済におきましても、飲食業宿泊業にとどまらず、当市においても様々な分野において非常に厳しい状況が続いております。  市といたしましては、今後とも日々刻々と変化する情勢を的確に把握し、市民の命と暮らしを守るための対策のほか、経済の回復を図る取組につきましてもしっかりと対応してまいります。  続きまして、議案第47号から議案第55号までの9件は、条例案でありますが、その主なるものについて御説明申し上げます。  議案第47号は、弘前税条例について、地方税法等の一部改正に伴い、再生可能エネルギー発電設備に係る固定資産税課税標準特例割合を創設し、並びに新型コロナウイルス感染症に係る特例を設けるため、所要改正をしようとするものであります。  議案第50号は、弘前国民健康保険条例について、国民健康保険法施行令の一部改正等に伴い、国民健康保険料基礎賦課額介護納付金賦課額限度額、及び軽減適用に関する所得判定基準を改定し、並びに新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険料について減免遡及適用を可能とするため、所要改正をしようとするものであります。  議案第51号は、弘前工場等立地奨励条例について、工場等立地を促進するための奨励措置について、立地奨励金の交付に代え固定資産税課税免除を行うこととするなど、所要改正をしようとするものであります。  議案第53号は、弘前温泉事業条例について、市が管理する温泉使用料について、温泉使用が可能な場合であっても、新型コロナウイルス感染症影響等、やむを得ない理由があると認めた場合において使用料減免を可能とするなど、所要改正をしようとするものであります。  議案第55号は、弘前下水道条例等について、上下水道事業における督促手数料取扱いの見直しなどをするため、所要改正をしようとするものであります。  以上が、本日提出いたしました議案概要でありますので、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いいたします。   〔市長 櫻田 宏 降壇〕 ○議長清野一榮議員) 以上をもって、提案理由説明は終わりました。  ―――――――――――――――――議長清野一榮議員) 次に、お諮りいたします。  議案熟考のため、6月8日から12日まで、及び15日の6日間を休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、6日間休会することに決しました。  以上をもって、本日の日程は、全部終了いたしました。  次の本会議は、6月16日午前10時開議とし、その日程一般質問を予定しております。  本日は、これをもって散会いたします。   午前10時27分 散会...