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令和 2年第1回定例会(第1号 2月21日)

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  1. 弘前市議会 2020-02-21
    令和 2年第1回定例会(第1号 2月21日)


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    令和 2年第1回定例会(第1号 2月21日)   議事日程(第1号) 令和2年2月21日                     午前10時 開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 議案第1号 令和元年度弘前一般会計補正予算(第6号)    議案第2号 令和元年度弘前国民健康保険特別会計補正予算(第3号)    議案第3号 令和元年度弘前後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)    議案第4号 令和元年度弘前介護保険特別会計補正予算(第5号)    議案第5号 令和元年度弘前水道事業会計補正予算(第3号)    議案第6号 令和元年度弘前下水道事業会計補正予算(第2号)    議案第7号 令和元年度弘前病院事業会計補正予算(第2号)    議案第8号 令和2年度弘前一般会計予算    議案第9号 令和2年度弘前国民健康保険特別会計予算    議案第10号 令和2年度弘前後期高齢者医療特別会計予算    議案第11号 令和2年度弘前介護保険特別会計予算    議案第12号 令和2年度弘前水道事業会計予算    議案第13号 令和2年度弘前下水道事業会計予算
       議案第14号 令和2年度弘前病院事業会計予算    議案第15号 弘前市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例案    議案第16号 弘前市職員給与条例の一部を改正する条例案    議案第17号 弘前市議会の議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例案    議案第18号 弘前市事務分掌条例の一部を改正する条例案    議案第19号 弘前市消防団条例の一部を改正する条例案    議案第20号 弘前市監査委員条例等の一部を改正する条例案    議案第21号 弘前市印鑑条例の一部を改正する条例案    議案第22号 弘前市民会館条例の一部を改正する条例案    議案第23号 弘前市岩木ふれあいセンター条例を廃止する条例案    議案第24号 弘前市介護保険条例の一部を改正する条例案    議案第25号 弘前市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案    議案第26号 弘前市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案    議案第27号 弘前市附属機関設置条例の一部を改正する条例案    議案第28号 弘前市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例案    議案第29号 弘前市営住宅条例等の一部を改正する条例案    議案第30号 弘前市手数料条例の一部を改正する条例案    議案第31号 青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村総合事務組合規約の変更について ――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――――― 出席議員(27名)          1番  竹 内 博 之 議員          2番  成 田 大 介 議員          3番  坂 本   崇 議員          4番  齋 藤   豪 議員          5番  福 士 文 敏 議員          6番  蛯 名 正 樹 議員          7番  石 山   敬 議員          8番  木 村 隆 洋 議員          9番  千 葉 浩 規 議員          10番  野 村 太 郎 議員          11番  外 崎 勝 康 議員          12番  尾 ア 寿 一 議員          13番  蒔 苗 博 英 議員          14番  松 橋 武 史 議員          15番  今 泉 昌 一 議員          16番  小田桐 慶 二 議員          17番  Iヶ谷 慶 市 議員          18番  石 岡 千鶴子 議員          19番  一 戸 兼 一 議員          20番  石 田   久 議員          21番  三 上 秋 雄 議員          23番  越   明 男 議員          24番  工 藤 光 志 議員          25番  清 野 一 榮 議員          26番  田 中   元 議員          27番  宮 本 隆 志 議員          28番  下 山 文 雄 議員 欠席議員(1名)          22番  佐 藤   哲 議員 地方自治法第121条による出席者   市長          櫻 田   宏   副市長         鎌 田 雅 人   教育長         吉 田   健   監査委員        菊 地 直 光   選挙管理委員会委員長  成 田   満   農業委員会会長     成 田 繁 則   企画部長        清 藤 憲 衛   総務部長        赤 石   仁   財務部長        須 郷 雅 憲   市民生活部長      三 浦 直 美   福祉部長        番 場 邦 夫   健康こども部長     外 川 吉 彦   農林部長        本 宮 裕 貴   商工部長        秋 元   哲   観光部長        岩 崎   隆   建設部長        天 内 隆 範   都市整備部長      野 呂 忠 久   岩木総合支所長     戸 沢 春 次   相馬総合支所長     田 中   稔   会計管理者       成 田   亙   上下水道部長      坂 田 一 幸   市立病院事務局長    澤 田 哲 也   教育部長        鳴 海   誠   学校教育推進監     奈良岡   淳   選挙管理委員会事務局長 山 田 俊 一   監査委員事務局長    山 本 浩 樹   農業委員会事務局長   菅 野 昌 子   法務文書課長      奈良岡 直 人 出席事務局職員   事務局長        高 橋 晋 二   次長          菊 池 浩 行   議事係長        蝦 名 良 平   総括主査        成 田 敏 教   主事          工 藤 健 司   主事          附 田 準 悦   主事          成 田 崇 伸  ――――◇―――◇―――◇――――   午前10時00分 開会 ○議長(清野一榮議員) これより、令和2年第1回弘前市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員は27名で、定足数に達しております。  よって、直ちに会議を開きます。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     13番蒔苗博英議員、14番松橋武史議員、15番今泉昌一議員を指名いたします。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から3月19日までの28日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、会期は28日間と決定いたしました。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第3、諸般の報告をいたさせます。 ○事務局長(高橋晋二) (朗読) ―――――――――――――――――――――――  諸般の報告  一 市長提出議案     議案第1号から第31号までの以上31件。  一 市長報告     報告第1号及び第2号の以上2件。  一 監査報告     弘監発第27号月例現金出納検査の結果に関する報告書及び弘監発第28号定期監査及び財政的援助団体等監査の結果に関する報告書の以上2件。                                       以上 ――――――――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 以上をもって、諸般の報告は終わりました。  なお、この際、念のため申し上げます。  先例に倣い、総括質疑をされる議員は、会議規則第51条の規定による発言通告書を、本日午後5時までに提出していただきます。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 日程第4、議案第1号から第31号までの以上31件を一括議題とし、理事者より提案理由の説明を求めます。櫻田市長。   〔市長 櫻田 宏 登壇〕 ○市長(櫻田 宏) おはようございます。  令和2年第1回弘前市議会定例会に当たり、市政運営に関する所信の一端を申し述べるとともに、あわせて提出いたしました議案の概要について御説明申し上げます。  人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ――この言葉の意味が込められた新たな時代・令和が昨年5月、幕を開けました。平成の30年間、日本は、国民の平和を希求する強い意志に支えられ、近現代において初めて戦争を経験しない時代となったものの、その道のりは決して平たんではなく、東日本大震災をはじめ、多くの予想できない困難に直面した時代でもありました。  情報通信技術の急速な発展と普及は、社会情勢や文化、経済、ライフスタイルなどを大きく変化させ、そして少子高齢化人口減少は、ますますその深刻さを増しております。  こうした状況は、基礎自治体による行政サービスの提供の持続可能性にも少なからぬ影響を及ぼすものであり、避けては通れない重要課題であります。  しかし、それでもなお、私たちは長い歴史と確かな伝統の中で培われた自信と誇りを胸に、今ここから新しい時代を切り開いていかなければなりません。  大正7年に始まった弘前さくらまつりは、昭和、平成、そして令和と、四つの元号のもと開催され、今年で100回目という大きな節目を迎えます。  樹齢138年の日本最古ソメイヨシノを筆頭に、樹齢100年を超える400本以上の古木が見事な花を咲かせ、今も多くの花見客を魅了しております。りんごの栽培管理を応用し、試行錯誤を繰り返しながら生み出した弘前方式と呼ばれる桜の管理技術は、ソメイヨシノの寿命60年説という常識を超え、さらには「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざをも覆したのであります。弘前の長い歴史において、様々な試練や苦難を克服してきた先人のその情熱と不屈の精神は、弘前市民の心にDNAとして脈々と引き継がれていることは間違いありません。  令和は、日本古来の万葉集の梅の花の歌から引用されたものであります。花こそ異なりますが、津軽の厳しい冬を乗り越えて咲き誇る桜のように、市民一人一人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、令和の時代にふさわしい弘前でありたいと願いを込めて、誠心誠意これからの市政運営に当たっていかなければならないと、その決意を新たにしております。  昨年、弘前市が誕生して130周年というまちづくりの大きな節目を迎えるとともに、多くの市民の皆様の声を聞きながら、市民との協働により、今後8年間の市の目指すべき方向性を定めた弘前市総合計画を策定いたしました。  将来都市像として掲げた「みんなで創りみんなをつなぐあずましいりんご色のまち」の実現に向け、市民の皆様とともに新たな一歩を踏み出したところであります。  新中核病院の整備をはじめ、ごみの減量化・資源化の推進、子供の学びの環境整備、農作業の省力化・効率化、公共交通対策、雪対策に加え、ひろさき子育て世代包括支援センターの開設、市のまちづくりを担う人材を育成するひろさき未来創生塾の立ち上げなど、様々な施策を展開してまいりました。その結果、さらに対応していかなければならない課題も見えてまいりました。  弘前市協働によるまちづくり基本条例に掲げるまちづくりの主体である市民、学生、子供、コミュニティー、事業者、議会、そして執行機関が互いに連携・協力し、一体となって、それぞれの長所、得意分野を生かしながら役割を果たしていくことで、時代の変化に対応した新しい弘前づくりが可能となるものと考えております。  これまで同様、常に市民目線に立ち、市民感覚を大切にしながら、ぶれることなく全力で市民のための市民ファースト行財政運営かじ取り役を全うしてまいる覚悟であります。  次に、令和2年度の市政運営について申し上げます。  弘前市総合計画計画期間2年目におきまして、将来都市像の実現に向けて、五つのリーディングプロジェクトをはじめ、各施策を着実に実施してまいります。そのうち、特に重点的に進めていく取組について御説明申し上げます。  一つ目は、新中核病院整備推進市立病院跡地等の利活用への着手であります。  市民の命に密接に関わる重要な問題として、市政の最優先課題として取り組んでまいりました新中核病院の整備につきましては、令和4年早期の運営開始に向けて、来年度、本体工事が開始されるところまでたどり着くことができました。  現在、病院の整備と並行して、最適な救急搬送経路の確保のための周辺道路の整備について、関係機関と協議を進めているところであります。また、市立病院閉院後の建物活用につきまして、本格的な検討を開始いたします。  市立病院は、市の中心部に位置している上、市内に8棟現存する、いわゆる前川建築の一つでもあり、隣接する旧第一大成小学校跡地も含めて、その活用の在り方は、まちづくりにおいて非常に重要度が高いものとなります。これまでの庁内における検討を踏まえ、市民・関係団体からの意見要望のほか、様々な政策課題等を整理し、最適な保存・活用策を模索してまいります。  二つ目は、農業振興の新展開であります。  暮らしを支える足腰の強い産業の育成の一環として、農作業の省力化・効率化に向けた農業機械の導入や、荷さばき場等の整備に対する支援を2か年にわたって実施するなど農業の生産性向上を図ってまいりました。  この取組をより効果的かつ効率的なものとするため、新規就農者や経営の改善・発展に意欲的な農業者が優先的に採択される仕組みを加え、さらに力強く後押ししてまいります。また、関係団体との連携により、新規就農者地域農業者のもとで農業技術や知識の基礎を学ぶ、いわゆる里親研修仕組みづくりを現在進めており、良質な技術と農業経営のための知識の継承により、円滑な就農と定着を促し、明日の弘前の農業を支える人材を確保する体制を構築します。  三つ目は、市民協働による地域づくりの強化であります。  ごみの減量化・資源化の推進に当たっては、市民や事業者の所属団体と市との間で協定を締結し、また市内各地において研修会・勉強会を開催するなど積極的に周知啓発活動を行ってきた結果、その機運は明らかな高まりを見せ、着実に成果が出始めております。  市民一人一人がごみの排出者であるという当事者意識を持ち、市民・事業者・行政の3者が連携・協働し、それぞれの役割と責任の下、取組を進めていくことが重要であります。  高齢者のごみ出しへの支援制度の創設、実態調査と分析、効果的なごみ処理方法の普及・拡大などあらゆる策を講じて、引き続きごみの減量化・資源化に全力で取り組んでまいります。  また、市民や地域企業との協働による除排雪の実現に向けて、市民参加型の雪対策懇談会の開催を通じて、市民ニーズを掘り起こしながら、寄せ雪除雪支援の実践などにより、除雪困難者を含め地域が望む雪対策に取り組んでまいります。  四つ目は、快適な子育て環境整備の加速であります。  子供たち熱中症対策として実施してまいりました小中学校のエアコン整備は、令和元年度において完了となります。今後のさらなる取組といたしまして、子供たちが放課後や夏休み期間中に過ごす児童館や児童センターなかよし会においても、学習や交流活動などに支障を来すことがないよう、環境づくりを進めることとし、図書室や静養室などにエアコンを整備してまいります。  また、健康寿命の延伸を図るため、がん対策として胃がん内視鏡検診受診対象者に働き盛りの45歳を追加するほか、生活習慣病対策として若い世代の健診の受診率向上家庭血圧測定の普及、減塩の推進に重点的に取り組んでまいります。  五つ目は、道路・施設等の長寿命化の推進であります。  市民生活に直結する生活道路の補修については、市政懇談会などにおいて寄せられた市民からの要望をしっかり受け止めながら、安全安心なまちづくりの視点からの維持管理はもとより、地域間の道路整備の格差解消に向けて計画的に取り組んでまいります。  また、石川小学校石川中学校弘前文化センターなど老朽化が進む施設の長寿命化対策を着実に実施し、学校生活市民活動に不具合を生じることのないよう、公共施設適正管理に努めてまいります。  六つ目は、地域で取り組む人材育成の継続であります。  地域の魅力を高める企画を自ら立案し実行できる人材を育成するため、昨年、ひろさき未来創生塾を立ち上げました。弘前の未来を想う、会社員、教員、公務員、大学生など第1期生13人が、これからの市のまちづくりを担う人材としてどのように成長していくのか、大いに期待しております。  また、弘前市内の商店街や企業に大学生を派遣し、事業者と共同で販売促進策を考える取組や、農業をはじめ地元の産業に子供たちが直接触れ合うことで地域への愛着と関心を高め、職業観を醸成する取組などを進め、将来にわたって活力ある地域づくりを担う人材の育成を引き続き強化してまいります。  七つ目は、大学連携の強化であります。  岩木健康増進プロジェクトをはじめとする様々な取組を、弘前大学など市内大学との連携により進めているところであります。学園都市・弘前として、医療分野農業分野など幅広く連携し、大学で蓄積された学術研究の成果の地域への還元を図るとともに、学生の活躍や地域間交流による活性化を推進してまいります。  最後の八つ目は、広域連携の強化であります。  来る4月1日、従来の弘前市成年後見支援センター弘前圏域権利擁護センターに改め、成年後見人の育成・活動支援や、成年後見に関する相談業務などを広域体制で実施いたします。8市町村による大規模な共同運営は県内初であります。  そのほか、地域の生活の足であり、観光資源でもある弘南鉄道に対する支援、並びに弘前地区環境整備事務組合黒石地区清掃施設組合の統合につきましても協議を進めてまいります。  昨年12月に七里長浜港から名称を変更した津軽港につきましては、津軽の豊かな農産物の物流拠点として国内外の認知度向上を図りながら、津軽圏域14市町村全体の経済発展、産業振興につながるよう緊密に連携してまいります。  観光分野においては、地域連携型DMO法人の本年4月の設立を目指して、現在準備を進めているところであります。津軽圏域14市町村をマネジメントエリアとして、圏域内での観光客の周遊・滞在時間を延ばすことで観光消費の機会を増加させるとともに、稼げる観光地域づくりと、その機能をフルに活用できる観光人材の育成に取り組んでまいります。  続きまして、令和2年度予算案について申し上げます。  令和2年度予算案は、市民にとって真に必要な事業を軸に据え、生活環境子育て環境の向上、福祉や健康の充実、教育環境の整備、放課後児童対策基幹産業の強化などあらゆる分野においてバランスよく取り組んでいくに当たり、歳入面では厳しい状況でありますが、限られた財源の中で最良の効果を生み出すよう優先順位を考えて予算を編成いたしました。  また、人口減少が進んでいく中での地域課題、次の時代を託す人材の育成、AI・IoT・RPA等先進技術の活用にも力を入れて取り組んでいくほか、地域共生社会の実現に向けた施策も進めてまいります。  あわせて、国の補正予算に対応して、有利な財源措置を活用するため、令和元年度の補正予算を編成する予定であり、この補正予算による事業の前倒しも含め、切れ目なく一体的に取り組んでまいります。  これまで同様、市民目線を大切にし、市民生活に直結する部分に丁寧に取り組んでいくとともに、市として優先すべきものをしっかりと見極めながら、弘前市の将来を見据えた健全な財政運営を行ってまいります。  それでは、各会計の予算規模等について申し上げます。  令和2年度の一般会計予算の総額は、774億8000万円となっており、令和元年度に比べ7億5000万円、1.0%の増となっております。  歳入予算の款別の構成比では、市税が197億659万4000円で25.4%、地方交付税が188億4000万円で24.3%、国庫支出金が150億649万円で19.4%となっております。  歳出予算の款別の構成比では、民生費が333億9169万  7000円で43.1%、土木費が73億8497万5000円で9.5%、公債費が82億520万6000円で10.6%となっております。  歳出予算の性質別の構成比では、扶助費が230億4821  万3000円で29.7%、物件費が106億6517万4000円で13.8%、補助費等が97億4617万4000円で12.6%となっております。  次に、各特別会計企業会計予算について申し上げます。  特別会計においては、効率的・合理的な事業運営に努めることとし、企業会計においても、効率的な経営に努めることとしております。  国民健康保険特別会計予算は190億7124万5000円で、令和元年度に比べ1億5827万6000円、0.8%の減となっております。  後期高齢者医療特別会計予算は21億6452万7000円で、令和元年度に比べ3億5465万4000円、19.6%の増となっております。  介護保険特別会計予算は190億9536万2000円で、令和元年度に比べ2億3335万円、1.2%の増となっております。  水道事業会計予算は、収益的収支において、収入42億5176万円、支出39億5653万8000円、資本的収支では、収入16億5994万5000円、支出29億6733万6000円となっております。  下水道事業会計予算は、収益的収支において、収入56億6756万円、支出54億4465万6000円、資本的収支では、収入20億3038万6000円、支出43億9470万7000円となっております。  病院事業会計予算は、収益的収支において、収入24億2300万8000円、支出33億678万円、資本的収支では、収入2億3819万7000円、支出も同額となっております。  以上、令和2年度の市政運営に関する所信の一端並びに予算大綱について申し述べてまいりました。  一昨年4月に市長に就任して以来、様々な課題の解決に向けて、市民の皆様とともに全力で市政運営に臨んでまいりました。  私の任期1年ずつを漢字一文字で表しますと、就任1年目は激動の一年で「激」、2年目は挑戦をしていく「挑」、そして折り返しとなる3年目の今年は改めるの「改」であります。改革、改善、改良の「改」の一文字を私の中で中心に据え、よいものは確たる信念を持って伸ばし、改めるべきものはちゅうちょなく改め、一つ一つの課題に真正面から真摯に向き合い、解決策を積み重ねながら新しい弘前をつくり上げていく所存であります。  人口減少をはじめ、多くの課題を抱える中においても、行政サービスを安定的、持続的、効率的かつ効果的に提供するために、津軽地域の市町村との連携を深め、平成の大合併後における新たな広域連携の在り方を、津軽平野を俯瞰する視点で模索してまいります。  弘前れんが倉庫美術館の開館、100回目となる弘前さくらまつりの開催、そして弘前城本丸からスタートするオリンピック聖火リレー、大森勝山遺跡でのパラリンピック聖火の採火など、自然と調和した豊かな地域資源を存分に活用したイベントでにぎわいを創出し、弘前の魅力を国内外に強力に発信してまいります。  私の政治理念である、「市民生活を第一に」考え、市民の「くらし」を支え、市民の「いのち」を大切にし、次の時代を託す「ひと」を育てる、そのための各種施策を展開し、克服すべき課題についてもしっかりと対応してまいります。  藩政時代以来、約400年の歴史に裏打ちされた薫り高き文化、四季折々の美しい自然、こうしたかけがえのないふるさと弘前の財産と風景を次の時代を担う子供たちにしっかりと引き継ぐという私の使命を果たしていくため、日々邁進していく所存でありますので、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、令和2年度の施政方針といたします。  続きまして、令和2年度各会計予算以外の議案の主なるものについて、その概要を御説明申し上げます。
     議案第1号は、令和元年度弘前一般会計補正予算でありまして、病院事業会計への補助金として5億7980万9000円を、小学校トイレ改修事業に係る経費として6700万6000円を追加するほか、各事業費の確定等に伴う追加・減額をするものであります。  これらの歳出予算に対応する歳入予算としては、それぞれの特定財源を計上するほか、財政調整基金繰入金の追加4億9227万5000円をもって全体予算の調整を図っております。今回の補正の結果、令和元年度の一般会計予算額は797億2264万8000円となります。  議案第2号から議案第7号までの6件は、特別会計3件及び企業会計3件の補正予算に係るものであります。  議案第15号から議案第30号までの16件は、条例案についてでありますが、その主なるものとして、議案第15号は、弘前市職員の服務の宣誓に関する条例について、会計年度任用職員の服務の宣誓を、その任用形態や任用手続に応じた方法で行うことを可能とするため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第16号は、弘前市職員給与条例について、時間外勤務等に係る勤務1時間当たりの給与額の算出において、算定基礎額に寒冷地手当の月額を加えるため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第17号は、弘前市議会の議員その他非常勤職員 公務災害補償等に関する条例について、会計年度任用職員に係る補償基礎額を追加するため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第18号は、弘前市事務分掌条例について、市の行政組織を見直すため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第19号は、弘前市消防団条例について、消防団員の定年年齢を引き上げるため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第22号は、弘前市民会館条例について、市民会館の管理運営を市の直営とするため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第23号は、弘前市岩木ふれあいセンター条例について、同センターを廃止するため、条例を廃止しようとするものであります。  議案第24号は、弘前市介護保険条例について、低所得者に係る介護保険料の一層の軽減を図るため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第27号は、弘前市附属機関設置条例について、弘前市たばこの健康被害防止対策協議会を廃止するため、所要の改正をしようとするものであります。  次に、その他の議案といたしまして、議案第31号は、三戸郡福祉事務組合が解散することに伴い、青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を減少させるとともに、規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上が、本日提出いたしました議案の概要でありますので、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いいたします。  以上であります。   〔市長 櫻田 宏 降壇〕 ○議長(清野一榮議員) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。  ――――――――――――――――― ○議長(清野一榮議員) 次に、お諮りいたします。  議案熟考のため、2月25日から28日まで、3月2日及び3日の6日間を休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清野一榮議員) 御異議なしと認めます。  よって、6日間休会することに決しました。  以上をもって、本日の日程は、全部終了いたしました。  次の本会議は、3月4日午前10時開議とし、その日程は一般質問を予定しております。  本日は、これをもって散会いたします。   午前10時37分 散会...