弘前市議会 > 2018-06-29 >
平成30年第2回定例会(第6号 6月29日)

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  1. 弘前市議会 2018-06-29
    平成30年第2回定例会(第6号 6月29日)


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    平成30年第2回定例会(第6号 6月29日)   議事日程(第6号) 平成30年6月29日                     午前10時 開議 第1 諸般の報告 第2 議案第56号 事件処分の報告及び承認について(事件処分第5号)    議案第57号 平成30年度弘前市一般会計補正予算(第2号)    議案第58号 平成30年度弘前市介護保険特別会計補正予算(第1号)    議案第59号 弘前市議員報酬費用弁償等の額及びその支給方法条例の一部を改正する条例案    議案第60号 弘前市特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例案    議案第61号 弘前市職員退職手当条例等の一部を改正する条例案    議案第62号 弘前市税条例等の一部を改正する条例案    議案第63号 弘前市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案    議案第64号 弘前市介護保険条例の一部を改正する条例案    議案第65号 弘前市国民健康保険条例の一部を改正する条例案    議案第66号 弘前市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例案    議案第67号 弘前市附属機関設置条例の一部を改正する条例案    議案第68号 弘前市屋外広告物条例の一部を改正する条例案    議案第69号 自動車事故に係る損害賠償の額の決定について    請願第2号 学校給食費に関する請願
    第3 議案第70号 人権擁護委員候補者の推薦について 第4 議員派遣の件 第5 発議第1号 種子法の復活について(意見書) 第6 発議第2号 りんご黒星病撲滅に関する決議案について ――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――――― 出席議員(28名)          1番  石 山   敬 議員          2番  木 村 隆 洋 議員          3番  千 葉 浩 規 議員          4番  野 村 太 郎 議員          5番  外 崎 勝 康 議員          6番  尾 﨑 寿 一 議員          7番  蒔 苗 博 英 議員          8番  松 橋 武 史 議員          9番  今 泉 昌 一 議員          10番  小田桐 慶 二 議員          11番  伏 見 秀 人 議員          12番  鶴ヶ谷 慶 市 議員          13番  石 岡 千鶴子 議員          14番  加 藤 とし子 議員          15番  鳴 海   毅 議員          16番  一 戸 兼 一 議員          17番  小山内   司 議員          18番  石 田   久 議員          19番  三 上 秋 雄 議員          20番  佐 藤   哲 議員          21番  越   明 男 議員          22番  工 藤 光 志 議員          23番  清 野 一 榮 議員          24番  田 中   元 議員          25番  栗 形 昭 一 議員          26番  宮 本 隆 志 議員          27番  髙 谷 友 視 議員          28番  下 山 文 雄 議員 地方自治法第121条による出席者   市長           櫻 田   宏   副市長          鎌 田 雅 人   教育長          吉 田   健   監査委員         菊 地 直 光   選挙管理委員会委員長   成 田   満   農業委員会会長      成 田 繁 則   経営戦略部長       清 藤 憲 衛   財務部長         熊 谷 幸 一   市民文化スポーツ部長   三 浦 直 美   健康福祉部長       外 川 吉 彦   健康福祉部理事      須 郷 雅 憲   農林部長         宇 庭 芳 宏   商工振興部長       秋 元   哲   観光振興部長       岩 崎   隆   建設部長         三 上 敏 彦   都市環境部長       柳 田   穣   岩木総合支所長      鳴 海   誠   相馬総合支所長      田 中   稔   会計管理者        熊 谷 公 彦   上下水道部長       加 藤 和 憲   市立病院事務局長     澤 田 哲 也   教育部長         野 呂 忠 久   選挙管理委員会事務局長  三 上 哲 也   監査委員事務局長     後 藤   孝   農業委員会事務局長    赤 石   仁   法務契約課長       奈 良 道 明 出席事務局職員   事務局長         高 橋 晋 二   次長           菊 池 浩 行   議事係長         蝦 名 良 平   主査           成 田 敏 教   主事           工 藤 健 司   主事           附 田 準 悦   主事           成 田 崇 伸  ――――◇―――◇―――◇――――   午前10時00分 開議 ○議長(下山文雄議員) これより、本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は28名で、定足数に達しております。  ――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 日程第1、諸般の報告をいたさせます。 ○事務局長高橋晋二) (朗読) ―――――――――――――――――――――――  諸般の報告  一 追加提出議案     議案第70号1件。  一 市長報告     報告第22号及び第23号の以上2件。  一 議員派遣     議員派遣第5号から第7号までの以上3件。  一 議員発議     発議第1号及び第2号の以上2件。                                       以上 ――――――――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 以上をもって、諸般の報告は終わりました。  ――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 日程第2、各常任委員会に付託した議案第56号から第69号までの以上14件並びに請願第2号1件を一括議題とし、各常任委員会における審査の経過並びに結果の報告を行います。  ここで、お諮りいたします。  予算決算常任委員会に付託した議案第56号から第58号までの以上3件に係る委員会議案審査報告書の写しをお手元に配付しておりますので、本件に係る委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、予算決算常任委員長の報告は、省略することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――                                 平成30年6月26日 弘前市議会議長 殿                       予算決算常任委員会委員長 小田桐慶二           委員会議案審査報告書  本委員会は、平成30年6月22日付託された議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。               記 ┌────┬──────────────┬──┬──┐ │    │              │審査│  │ │議案番号│   議  案  名    │  │備考│ │    │              │結果│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │事件処分の報告及び承認につい│原案│  │ │第56号 │              │  │  │ │    │て(事件処分第5号)    │承認│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │平成30年度弘前市一般会計補正│原案│  │ │第57号 │              │  │  │ │    │予算(第2号)       │可決│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │平成30年度弘前市介護保険特別│原案│  │ │第58号 │              │  │  │ │    │会計補正予算(第1号)   │可決│  │ └────┴──────────────┴──┴──┘ ――――――――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) まず、総務常任委員長の報告を求めます。10番小田桐慶二議員。 ―――――――――――――――――――――――                                 平成30年6月25日 弘前市議会議長 殿                         総務常任委員会委員長 小田桐慶二           委員会議案審査報告書  本委員会は、平成30年6月22日付託された議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。               記 ┌────┬──────────────┬──┬──┐ │    │              │審査│  │ │議案番号│   議  案  名    │  │備考│ │    │              │結果│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前議員報酬費用弁償等│  │  │ │    │              │原案│起立│ │第59号 │額及びその支給方法条例の一部│  │  │ │    │              │可決│採決│ │    │を改正する条例案      │  │  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前市特別職の職員の給料等に│  │  │ │    │              │原案│  │ │第60号 │関する条例の一部を改正する条│  │  │ │    │              │可決│  │ │    │例案            │  │  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前職員退職手当条例等の一│原案│起立│ │第61号 │              │  │  │ │    │部を改正する条例案     │可決│採決│ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前税条例等の一部を改正す│原案│  │ │第62号 │              │  │  │ │    │条例案          │可決│  │ └────┴──────────────┴──┴──┘ ―――――――――――――――――――――――   〔総務常任委員長 小田桐慶二議員 登壇〕 ○総務常任委員長小田桐慶二議員) 本定例会において、総務常任委員会に付託されました議案4件について、その審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。  まず、議案第59号は、弘前市特別職報酬等審議会の答申に基づき、議会の議員の報酬月額を改定するため、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「審議会の答申がことし2月7日であるにもかかわらず、提案まで時間を要したのはなぜか。また、報酬の引き上げに伴い、職員手当及び共済費にも影響するのか。」との質疑に対し「審議会の答申がおくれたことにより、答申を受けた時点で平成30年度当初予算に間に合わなかったことから、今議会の提案となったものである。また、期末手当及び共済費は、議員報酬をもとに計算されることから影響するものである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「平成30年4月1日から適用するのはなぜか。また、報酬月額の改定率を5.61%とした根拠は何か。」との質疑に対し「審議会の答申を尊重し、平成30年4月1日から改定するものである。また、改定率は、平成27年度に常勤特別職の給料が5.61%引き上げられた際に議員報酬は据え置かれた経緯等が考慮され、結果的に5.61%が妥当と答申されたものである。」との理事者の答弁でありました。  ここで、委員より「現在の市民感情からいって、議員報酬引き上げは賛同を得られない可能性が十二分にあるものと考え、本案には反対するものである。」との意見が出されたところであります。  これに対し、委員より「特別職報酬等審議会の委員は広く市民の代表として選ばれており、当該審議会の答申は公平公正な市民の代表の声として尊重すべきものと考え、本案には賛成するものである。」との意見が出されたところであります。  本案は、起立採決の結果、起立多数をもって、原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第60号は、弘前市特別職報酬等審議会の答申に基づき、常勤の特別職の職員の給料月額を改定するとともに、当該給料月額に係る特例措置を定めるため、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「特例措置の期間を平成34年4月15日までとしたのはなぜか。」との質疑に対し「報酬等審議会開催に合わせて2年ごとの年度末までの期間とした場合、年度末に改定の有無や予算への反映等が必要となることについても考慮し、設定したものである。なお、特例措置を設けてもその間審議会を開催しないということではなく、社会情勢等を考慮し、市民の意見を反映させるため、定期的に審議会を開催してまいりたい。」との理事者の答弁でありました。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第61号は、国家公務員退職手当制度の改正に準じ、退職手当の調整率を引き下げるなど、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「調整額と調整率の違いは何か。また、なぜ国に準じて改正するのか。さらに、国が引き下げを行う背景は何か。」との質疑に対し「調整額は基本額に退職前5年間の役職段階に応じて一定額を上積みするものであり、調整率は基本額の算定段階で乗ずる係数である。また、一般職の給与等は国及び他の地方公共団体との均衡を考慮して定めるため、国に準じて改正するものである。さらに、改正の背景は、国が実施した官民比較の結果、公務員が民間を上回っていたことから、引き下げ改定を行ったものである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「本案による影響額を伺いたい。」との質疑に対し「平成30年度の定年退職者では1人当たり平均73万2000円の引き下げとなり、今年度、予算計上している定年退職者が45人であることから、全体的な影響額は3293万8000円を見込んでいる。」との理事者の答弁でありました。  このほか、県内他自治体の動向及び地域経済への影響等について関連質疑が交わされたところであります。  ここで、委員より「本案は退職者に大変な影響を及ぼすものであり、市民生活へのマイナス要素が強い条例改正であると考え、本案には反対するものである。」との意見が出されたところであります。  これに対し、委員より「本案は国家公務員退職手当制度の改正に準じ退職手当の調整率を引き下げるものであり、国と同様の改正を行うことは適切な対応であると考え、本案には賛成するものである。」との意見が出されたところであります。  本案は、起立採決の結果、起立多数をもって、原案のとおり可決いたしました。  最後に、議案第62号は、地方税法等の一部改正に伴い、地方たばこ税の税率を段階的に引き上げるなど、所要の改正をするものであります。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  以上をもって、本委員会の報告を終わります。   〔総務常任委員長 小田桐慶二議員 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) 次に、厚生常任委員長の報告を求めます。11番伏見秀人議員。 ―――――――――――――――――――――――                                 平成30年6月25日 弘前市議会議長 殿                          厚生常任委員会委員長 伏見秀人           委員会議案審査報告書  本委員会は、平成30年6月22日付託された議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。               記 ┌────┬──────────────┬──┬──┐ │    │              │審査│  │ │議案番号│   議  案  名    │  │備考│ │    │              │結果│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前放課後児童健全育成事業│  │  │ │    │              │  │  │ │第63号 │の設備及び運営に関する基準を│原案│  │
    │    │              │  │  │ │    │定める条例の一部を改正する条│可決│  │ │    │              │  │  │ │    │例案            │  │  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前介護保険条例の一部を改│原案│  │ │第64号 │              │  │  │ │    │正する条例案        │可決│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前国民健康保険条例の一部│原案│起立│ │第65号 │              │  │  │ │    │を改正する条例案      │可決│採決│ └────┴──────────────┴──┴──┘ ―――――――――――――――――――――――   〔厚生常任委員長 伏見秀人議員 登壇〕 ○厚生常任委員長伏見秀人議員) 本定例会において、厚生常任委員会に付託されました議案3件について、その審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。  まず、議案第63号は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員資格要件を拡大するなど、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「資格要件の拡大により支援員の質の低下が懸念されるが、どうか。」との質疑に対し「本条例及び国の基準で支援員の質は確保されており、さらにの研修を受講することで資質向上が図られるものと考えている。」との理事者の答弁でありました。  委員より「当該事業への従事を5年以上経ることで、市長が適当と認めた場合は中学校卒業者も該当となったが、対象者はいるのか。」との質疑に対し「補助員1名が該当するものである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「市は支援員に対し、処遇改善として補助金を交付しているか。」との質疑に対し「市の嘱託員として雇用していることから、処遇改善は補助金ではなく、時給の単価や賞与について検討してまいりたい。」との理事者の答弁でありました。  委員より「本改正によって、当該事業が運営しやすくなるということか。」との質疑に対し「資格要件中学校卒業者も認められたことから、雇用の可能性が広がるものと考えている。」との理事者の答弁でありました。  委員より「支援員の資格要件の規定を教諭の資格を有する者から教育職員免許状を有する者に改める今回の改正は字句の整理で、解釈に変更はないという認識でよいか。」との質疑に対し「教員免許更新制度導入に伴い、教員免許を更新していなければ支援員の資格要件に該当しないとの誤った解釈が発生したことから文言を改めるものであり、免許状があれば資格要件に該当するという本来の趣旨は変わっていない。」との理事者の答弁でありました。  ここで、委員より「当該事業については農村部の特性など、各学校区の事情を把握した上で進めていただきたい。」との要望意見が出されたところであります。  委員より「支援員の定年について伺いたい。」との質疑に対し「市の嘱託員と同様、60歳が定年となるが、希望により再任用で65歳まで雇用できるものである。」との理事者の答弁でありました。  このほか、児童館との相違、当該事業の運営について関連質疑が交わされたところであります。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第64号は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、関係規定を整理するため、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「当該特別控除の規定の移行に伴う影響について伺いたい。」との質疑に対し「本改正において、土地を売却した際の譲渡所得を所得として取り扱わないとする特別控除の規定が介護保険サービス費自己負担割合高額介護サービス費利用者負担区分の判定に適用となることにより、各費用負担の急激な増加を防ぐものである。」との理事者の答弁でありました。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  最後に、議案第65号は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険料基礎賦課額の限度額及び軽減適用に関する所得判定基準を改定するため、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「限度額の改正に至った経緯について伺いたい。」との質疑に対し「国の試算では、後期高齢者支援金分介護納付金分に比べて基礎賦課分が限度額に達する世帯の割合が多いことから、均衡を図るため改正を行ったと国から伺っている。」との理事者の答弁でありました。  委員より「7割軽減対象世帯の拡大は、なぜ行わないのか。」との質疑に対し「7割軽減に該当となる33万円以下の基礎控除部分の税法の改正がなかったためと考えている。」との理事者の答弁でありました。  委員より「5割・2割軽減の拡大による影響をどう考えているか。」との質疑に対し「5割軽減は64世帯、約1.5%の増、2割軽減は53世帯、約1.6%の増をそれぞれ見込んでおり、保険料で換算すると約400万円の減少となるものである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「市の国保会計が黒字となったことから、限度額の改正は必要ないと考えるが、どうか。」との質疑に対し「市では、これまでも国の改正に合わせて改正しており、今回、市の国保会計は187万円の黒字となったものの、依然として非常に不安定なものと考えていることから、御理解いただきたい。」との理事者の答弁でありました。  委員より「本改正により、限度額に達する世帯をどの程度見込んでいるか。」との質疑に対し「3月末時点で限度額に達する世帯は923世帯であるが、改正後は804世帯と見込んでいる。」との理事者の答弁でありました。  委員より「限度額の引き上げ方式は限界に来ていることから、独自に市費を繰り入れるべきと考えるが、どうか。」との質疑に対し「国において、一般会計からの基準外の繰り入れで、市が行っている地方単独事業の補填、保健事業以外の繰り入れはやめるべきとの方針であることから、市費で補填する考えはないものである。」との理事者の答弁でありました。  ここで、委員より「保険料の賦課限度額は10年間で25万円の引き上げとなり、増収を中間層部分に回して負担増を抑制する方式は限界に達している。また、被保険者間での負担のやりくりによって負担増を回避する国の方針は抜本的改革を先送りするだけであり、国の改正に合わせた限度額の引き上げは先送りに手をかすことにつながることから、市独自の判断で一般会計から繰り入れを行い、市民負担の軽減を行った上で国に対し国庫負担率の大幅な引き上げを求めるべきと考え、本案には反対するものである。」との意見が出されたところであります。  これに対し、委員より「本改正は当該施行令の一部改正に伴うもので、国の方針に沿ったものであり、また、高所得者への負担増、低所得者への軽減条件の拡大は、社会保険制度である国民健康保険の仕組みに合致するものと考え、本案には賛成するものである。」との意見が出されたところであります。  本案は、起立採決の結果、起立多数をもって、原案のとおり可決いたしました。  以上をもって、本委員会の報告を終わります。   〔厚生常任委員長 伏見秀人議員 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) 次に、経済文教常任委員長の報告を求めます。12番鶴ヶ谷慶市議員。 ―――――――――――――――――――――――                                 平成30年6月25日 弘前市議会議長 殿                       経済文教常任委員会委員長 鶴ヶ谷慶市           委員会議案審査報告書  本委員会は、平成30年6月22日付託された議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。               記 ┌────┬──────────────┬──┬──┐ │    │              │審査│  │ │議案番号│   議  案  名    │  │備考│ │    │              │結果│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前市営土地改良事業の経費の│  │  │ │    │              │原案│  │ │第66号 │賦課徴収に関する条例の一部を│  │  │ │    │              │可決│  │ │    │改正する条例案       │  │  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前附属機関設置条例の一部│原案│  │ │第67号 │              │  │  │ │    │を改正する条例案      │可決│  │ └────┴──────────────┴──┴──┘ ―――――――――――――――――――――――                                 平成30年6月25日 弘前市議会議長 殿                       経済文教常任委員会委員長 鶴ヶ谷慶市           委員会請願審査報告書  本委員会は、平成30年6月22日付託された請願審査の結果、下記のとおり決定したので報告します。               記 ┌────┬──────────┬───┬──┬──┐ │    │          │   │審査│  │ │請願番号│ 請  願  名  │意見 │  │備考│ │    │          │   │結果│  │ ├────┼──────────┼───┼──┼──┤ │    │学校給食費に関する請│   │不採│起立│ │第2号 │          │   │  │  │ │    │願         │   │択 │採決│ └────┴──────────┴───┴──┴──┘ ―――――――――――――――――――――――   〔経済文教常任委員長 鶴ヶ谷慶市議員 登壇〕 ○経済文教常任委員長(鶴ヶ谷慶市議員) 本定例会において、経済文教常任委員会に付託されました議案2件及び請願1件について、その審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。  まず、議案第66号は、土地改良法の一部改正に伴い、関係規定を整理するため、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「土地改良法第87条の5第1項の内容について伺いたい。」との質疑に対し「当該条項は、災害または突発事故被害のため急速に土地改良事業を行う必要がある場合、国または都道府県は応急工事計画を定めてその事業を行うことができると規定しており、本案は当該条項を引用し、土地改良事業のための分担金を受益者または土地改良区から賦課徴収するものである。」との理事者の答弁でありました。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第67号は、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づく附属機関として、旧第五十九銀行本店本館保存活用計画策定検討委員会を設置するため、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「本案における委員の構成は、具体的にどのように想定しているのか。」との質疑に対し「委員の構成は、歴史、文化財建造物、まちづくりの三つの分野から学識経験のある者を、また、観光の分野から関係団体の長の推薦を受けた者を、さらに公募による市民の合わせて5名を想定している。なお、観光分野の関係団体については観光コンベンション協会を想定している。」との理事者の答弁でありました。  委員より「保存活用計画を策定するに至った経緯は何か。」との質疑に対し「当該建物が市の所有となり、保存とさらなる多様な活用を図るため文化庁の指導を受けて計画の策定が必要になったものである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「対象となる建物は何か。また、計画の策定区域に市民中央広場等の周辺区域も含まれるのか。」との質疑に対し「対象となる建物は、旧第五十九銀行本店本館である。計画区域は、対象となる当該建物とそれに附属する大石武学流庭園が介在する敷地であり、市民中央広場は入らない。」との理事者の答弁でありました。  委員より「計画の内容や構成はどうなるか。」との質疑に対し「計画内容は、重要文化財建造物の現状と課題を把握し、修理計画など保存を進めていくために必要となる事項や、具体的な活用範囲とその方法をまとめたものとなる。構成については、計画の概要、保存管理や活用などであり、文化庁の指導を受けながら策定していく。」との理事者の答弁でありました。  委員より「委員会の審議等のスケジュールを伺いたい。」との質疑に対し「委員会は9月以降の設置を目指し、今年度末までに計画を策定、年度内に3回の開催を考えているが、文化庁との協議により延長する場合もある。」との理事者の答弁でありました。  委員より「策定された計画を変更する場合はどうなるか。」との質疑に対し「計画策定後、委員会は廃止となるが、計画の見直しが必要になった場合は再度、委員会を立ち上げ、検討する。」との理事者の答弁でありました。  委員より「当該建物を整備しながら有料公開をしていく際、見学者の満足度と安全確保をどのように捉えているのか。」との質疑に対し「当該建物の整備中においても内部の展示はこれまでと同様に観覧できるものである。また、安全確保については、外回りの工事となることから、進入の際の安全確保をしっかり行いたい。事業実施に当たっては、文化庁の指導を受けて進める。」との理事者の答弁でありました。  委員より「既に市が取得をしている当該建物は、単体でも残す価値があると考えているが、委員会からどのような意見を求めるのか。」との質疑に対し「委員会からは、文化財建造物の分野では文化財建造物としての守るべき価値やその範囲、歴史の分野では建物などの歴史的価値の明確化、まちづくりや観光の分野ではまちづくりや観光としての位置づけと活用策、公募の市民からは利用者の立場での意見や提言を受けたいと考えている。」との理事者の答弁でありました。  委員より「将来、当該建物の改修の必要はあるのか。」との質疑に対し「いずれかの段階で耐震補強を行う必要があるが、時期については文化庁と協議をしながら保存活用計画の中でしっかり位置づけたい。」との理事者の答弁でありました。  このほか、当該建物の維持管理費、市民中央広場整備との関係等について関連質疑が交わされたところであります。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  最後に、請願第2号は、小中学校の給食費は無料にしていただきたいとの趣旨のものであります。  審査の過程で、委員より「憲法第26条には、義務教育は、これを無償とすると書かれているが、授業料や教科書に限られている。経済的な理由によって生じる子供の食生活の格差は大きく、給食にはその格差を縮小する機能があると言われており、給食費無償化は子供の貧困対策や子育て支援、少子化対策に有効な施策であると考え、本請願は採択すべきである。」との意見が出されたところであります。
     これに対し、委員より「子供を取り巻く貧困の問題は大きく、義務教育に係る保護者の負担を軽減していくことは重要である。当市では、所得が低い世帯等は、就学援助により給食費が無料になり、小中学校に子供が3人以上いる世帯では、3人目以降の給食費の半額相当を助成している。給食費を無料とした場合、市が負担する経費は、平成28年度で約5億8000万円であり、国からの交付金等が年々減額されていることに加え、医療費の増大など市の財政状況を鑑み、優先して取り組むべきではないものと考え、本請願は不採択とすべきである。」との意見が出されたところであります。  本請願は、起立採決の結果、起立少数をもって、不採択と決定いたしました。  以上をもって、本委員会の報告を終わります。   〔経済文教常任委員長 鶴ヶ谷慶市議員 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) 次に、建設常任委員長の報告を求めます。8番松橋武史議員。 ―――――――――――――――――――――――                                 平成30年6月25日 弘前市議会議長 殿                          建設常任委員会委員長 松橋武史           委員会議案審査報告書  本委員会は、平成30年6月22日付託された議案審査の結果、下記のとおり議決したので報告します。               記 ┌────┬──────────────┬──┬──┐ │    │              │審査│  │ │議案番号│   議  案  名    │  │備考│ │    │              │結果│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │弘前屋外広告物条例の一部を│原案│  │ │第68号 │              │  │  │ │    │改正する条例案       │可決│  │ ├────┼──────────────┼──┼──┤ │    │自動車事故に係る損害賠償の額│原案│  │ │第69号 │              │  │  │ │    │の決定について       │可決│  │ └────┴──────────────┴──┴──┘ ―――――――――――――――――――――――   〔建設常任委員長 松橋武史議員 登壇〕 ○建設常任委員長(松橋武史議員) 本定例会において、建設常任委員会に付託されました議案2件について、その審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。  まず、議案第68号は、屋外広告物の所有者等に対し、専門知識を有する者に点検させることを義務づけるなど、所要の改正をするものであります。  審査の過程で、委員より「田園住居地域とはどのような地域を指すか。」との質疑に対し「田園住居地域とは主に都会における農地の保全を目的とするもので、農業の利便性を図りつつ、これと調和した低層住宅に係る良好な住居の環境を保護する用途地域である。」との理事者の答弁でありました。  委員より「複数の店舗が入居している雑居ビルに屋外広告物を設置している場合の点検義務者は誰か。」との質疑に対し「点検義務者は屋外広告物の設置者である。なお、ビルと一体化している屋外広告物については、まずはビルのオーナーに点検義務があるものと考えている。」との理事者の答弁でありました。  委員より「安全点検報告書の提出時期はいつか。」との質疑に対し「3年に一度の許可更新の際に提出していただくものである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「許可更新に係る点検において、異常があった場合、どのような措置をとる必要があるか。」との質疑に対し「補修等により異常を解消した上で安全点検報告書を提出していただくものである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「市内に屋外広告物はどのくらいあるのか。」との質疑に対し「申請では約1,000件あるものである。」との理事者の答弁でありました。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  最後に、議案第69号は、道路維持課所属の職員による自動車事故について損害賠償の額を決定するものであります。  審査の過程で、委員より「事故発生から約6カ月もの期間を要したのはなぜか。」との質疑に対し「修理に必要な部品が特注品であったことから、その調達に時間を要したためである。」との理事者の答弁でありました。  委員より「損害賠償額の査定方法について伺いたい。」との質疑に対し「査定額は、積載量1トン当たり1日2,000円に事故車両の積載量及び休車日数を乗じて算出している。」との理事者の答弁でありました。  審査の結果、本案は、原案のとおり可決いたしました。  以上をもって、本委員会の報告を終わります。   〔建設常任委員長 松橋武史議員 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) 以上をもって、各委員長の報告は終わりました。  これより、予算関係議案より審議を進めます。  まず、議案第56号から第58号までの以上3件を一括問題といたします。  以上の予算関係議案は、議員全員による予算決算常任委員会において審査しておりますので、委員長報告に対する質疑は省略いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  議案第56号から第58号までの以上3件に対する委員長の報告は、いずれも原案承認並びに可決であります。  委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、議案第56号から第58号までの以上3件は、いずれも委員長報告のとおり承認並びに可決いたしました。  次に、議案第59号から第69号までの以上11件を一括問題とし、委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  まず初めに、ただいま問題にしている議案中、議案第59号弘前市議員報酬費用弁償等の額及びその支給方法条例の一部を改正する条例案に対しては反対がありますので、起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(下山文雄議員) 起立多数であります。  よって、議案第59号は、委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、議案第61号弘前市職員退職手当条例等の一部を改正する条例案に対しては反対がありますので、起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(下山文雄議員) 起立多数であります。  よって、議案第61号は、委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、議案第65号弘前市国民健康保険条例の一部を改正する条例案に対しては反対がありますので、起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(下山文雄議員) 起立多数であります。  よって、議案第65号は、委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、ただいま採決いたしました案件を除き、採決いたします。  議案第60号、第62号から第64号まで及び第66号から第69号までの以上8件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、議案第60号、第62号から第64号まで及び第66号から第69号までの以上8件は、いずれも委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、請願第2号1件を問題とし、委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  請願第2号学校給食費に関する請願に対する委員長の報告は、「不採択にすべきである」との報告であります。  委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(下山文雄議員) 起立多数であります。  よって、請願第2号は、委員長報告のとおり決しました。  ――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 日程第3、本日追加提出された議案第70号1件を議題といたします。  理事者より提案理由の説明を求めます。櫻田市長。   〔市長 櫻田 宏 登壇〕 ○市長(櫻田 宏) 本日、追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。  議案第70号は、人権擁護委員候補者の推薦についてでありまして、来る9月30日をもって任期満了となる齊藤幸子委員、山内賢二委員及び浅利いつ子委員の後任について、各委員を適任と認め推薦するほか、欠員の補充として、相馬隆子氏を適任と認め、推薦しようとするものであります。  以上が、本日追加提出いたしました議案の概要でありますので、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いいたします。
      〔市長 櫻田 宏 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題としております議案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本日直ちに審議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、本日直ちに審議することに決しました。  議案第70号人権擁護委員候補者の推薦について1件を問題として、質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  議案第70号は、同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、議案第70号は、同意することに決しました。  ――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 日程第4、議員派遣の件を議題といたします。 ―――――――――――――――――――――――                                 議員派遣第5号                                 平成30年6月29日             議員派遣の件  地方自治法第100条第13項及び弘前市議会会議規則第167条の規定により次のとおり議員を派遣する。               記 1.平成30年度会派自民・公明・憲政行政視察団  (1)派遣目的 姫路市における生涯現役推進計画の調査並びに倉敷市における中心市街地活性化の調査並びに広島市における平和事業の調査  (2)派遣場所 兵庫姫路市、岡山倉敷市、広島広島市  (3)派遣期間 平成30年7月中の4日間  (4)派遣議員 工藤光志議員、下山文雄議員、清野一榮議員、小山内 司議員、鳴海 毅議員、鶴ヶ谷慶市議員、小田桐慶二議員、蒔苗博英議員、尾﨑寿一議員、外崎勝康議員、野村太郎議員、木村隆洋議員、石山 敬議員  (5)その他 ―――――――――――――――――――――――                                 議員派遣第6号                                 平成30年6月29日             議員派遣の件  地方自治法第100条第13項及び弘前市議会会議規則第167条の規定により次のとおり議員を派遣する。               記 1.平成30年度無所属議員(石岡千鶴子)行政視察  (1)派遣目的 須坂市における新規就農里親制度の調査並びに町田市におけるひきこもり対策の調査並びに安来市における安来節を活かした観光施策の調査  (2)派遣場所 長野須坂市、東京都町田市、島根安来市  (3)派遣期間 平成30年7月中の4日間  (4)派遣議員 石岡千鶴子議員  (5)その他 ―――――――――――――――――――――――                                 議員派遣第7号                                 平成30年6月29日             議員派遣の件  地方自治法第100条第13項及び弘前市議会会議規則第167条の規定により次のとおり議員を派遣する。               記 1.弘前市斜里町友好都市盟約締結35周年弘前市議会斜里町訪問団  (1)派遣目的 友好都市盟約締結35周年に当たり訪問団を結成し、友好を一層深めるため。  (2)派遣場所 北海道斜里郡斜里町  (3)派遣期間 平成30年7月26日~28日  (4)派遣議員 清野一榮議員、三上秋雄議員、髙谷友視議員、栗形昭一議員、工藤光志議員、越 明男議員、一戸兼一議員、蒔苗博英議員、木村隆洋議員、小山内 司議員  (5)その他 ――――――――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣第5号から第7号までの以上3件の議員派遣の申し出があります。  お諮りいたします。  議員派遣第5号から第7号までの以上3件について、議員を派遣することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、議員派遣第5号から第7号までの以上3件については、議員を派遣することに決しました。  ――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 日程第5、発議第1号1件を議題といたします。  発議第1号について、発議者より提案理由の説明を求めます。21番越明男議員の登壇を求めます。   〔21番 越 明男議員 登壇〕 ○21番(越 明男議員) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。    種子法の復活を求める意見書(案)  今年の3月末をもって主要農作物種子法(種子法)が廃止された。種子法は、国や都道府県の種子に対する公的役割を明確にした世界に誇るべきものであり、同法のもとで、米・麦・大豆の原種・原原種の生産、優良品種(奨励品種)指定のための検査などを義務づけることにより、都道府県と農業協同組合等が協力し、地域に合った優良銘柄を多く開発し、安価に販売するなど、農民の生産・販売活動に大きな役割を果たしてきた。  種子法の廃止で、地域の共有財産である「種子」を民間企業に委ねた場合、改良された新品種に特許がかけられ、農家は特許使用料を払わなければ種子が使えなくなることが強く懸念されている。  種子法の廃止に対し「なぜ廃止にするのかわからない」「地域に適した品種の維持は行政の管理が不可欠」との声が上がり、新潟、埼玉、兵庫の3で条例を制定、北海道・宮城・岩手・群馬・長野・愛知・滋賀などで要領・要綱で対応するなど、全ての都道府県で、従来どおり種子事業を続ける方針である。  この間築き上げてきた試験場等の取り組みが後退することがないよう、廃止された主要農作物種子法の復活を求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成30年6月29日                             弘前市議会議長 下山文雄  以上のとおりであります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。   〔21番 越 明男議員 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題としております発議案は、議員全員による提案でありますので、質疑、委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、質疑、委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決することに決しました。  採決いたします。  発議第1号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。  ――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 日程第6、発議第2号1件を議題といたします。  発議第2号について、発議者より提案理由の説明を求めます。27番髙谷友視議員の登壇を求めます。   〔27番 髙谷友視議員 登壇〕 ○27番(髙谷友視議員) 決議案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。    りんご黒星病撲滅に関する決議(案)  明治8年、初めて本市にりんごが植栽されて以来、当市のりんご産業は143年の歴史が刻まれている。生産量日本一を誇る当市のりんごは、地域経済に大きな波及効果をもたらす重要な基幹産業である。  しかし、近年は、りんご黒星病の発生頻度が高まっていることから、もはや生産者の自助努力だけでは乗り越えきれない局面にあり、りんご産業の危機的な状況にあると言っても過言ではない。  当市のりんご産業を今後とも安定的に維持・発展させるため、りんご黒星病の被害拡大や風評被害を防ぐことは、我々弘前市議会に課せられた使命であり、市や関係者一丸となって緊急にこの危機を突破しなければならない。  よって、弘前市議会は、りんご黒星病の撲滅のため、今後とも活動していくことをここに宣言する。
     以上のとおり決議する。   平成30年6月29日                                    弘前市議会  以上のとおりであります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。   〔27番 髙谷友視議員 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題としております発議案は、議会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本日直ちに審議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、本日直ちに審議することに決しました。  発議第2号1件を問題として、質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  発議第2号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(下山文雄議員) 御異議なしと認めます。  よって、発議第2号は、原案のとおり可決いたしました。  ――――――――――――――――― ○議長(下山文雄議員) 以上をもって、本定例会に付議された案件は、全部議了いたしました。  よって、会議を閉じます。  市長の御挨拶があります。   〔市長 櫻田 宏 登壇〕 ○市長(櫻田 宏) 平成30年第2回弘前市議会定例会は、去る6月8日から本日までの22日間にわたり開催され、提出いたしました各議案について慎重な御審議を賜り、本日ここに全議案議了、御決定をいただきました。まことにありがとうございました。  御審議の際にいただきました御意見、御提言を踏まえ、市民生活を第一に考え、市民目線、市民感覚を大切にした市政運営を行ってまいります。  これから暑さが激しくなってまいりますが、議員の皆様におかれましてはくれぐれも健康に御留意され、ますます御活躍されますよう祈念申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。   〔市長 櫻田 宏 降壇〕 ○議長(下山文雄議員) これをもって、平成30年第2回弘前市議会定例会を閉会いたします。   午前10時49分 閉会...