弘前市議会 > 2013-11-01 >
平成25年第1回臨時会(第1号11月 1日)

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  1. 弘前市議会 2013-11-01
    平成25年第1回臨時会(第1号11月 1日)


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    平成25年第1回臨時会(第1号11月 1日)   議事日程(第1号) 平成25年11月1日                     午前10時 開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 議案第123号 平成25年度弘前一般会計補正予算(第10号) 第5 議員派遣変更報告 ――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――――― 出席議員(34名)          1番  野 村 太 郎 議員          2番  菊 池   勲 議員          3番  外 崎 勝 康 議員          4番  尾 ア 寿 一 議員          5番  蒔 苗 博 英 議員
             6番  畑 山   聡 議員          7番  今     薫 議員          8番  小 西 勇 一 議員          9番  今 泉 昌 一 議員          10番  小田桐 慶 二 議員          11番  伏 見 秀 人 議員          12番  Iヶ谷 慶 市 議員          13番  鳴 海   毅 議員          14番  谷 川 政 人 議員          15番  石 岡 千鶴子 議員          16番  加 藤 とし子 議員          17番  竹 谷 マツ子 議員          18番  小山内   司 議員          19番  石 田   久 議員          20番  三 上 秋 雄 議員          21番  佐 藤   哲 議員          22番  越   明 男 議員          23番  工 藤 光 志 議員          24番  清 野 一 榮 議員          25番  田 中   元 議員          26番  栗 形 昭 一 議員          27番  宮 本 隆 志 議員          28番  三 上   惇 議員          29番   谷 友 視 議員          30番  下 山 文 雄 議員          31番  藤 田 隆 司 議員          32番  柳 田 誠 逸 議員          33番  藤 田   昭 議員          34番  工 藤 良 憲 議員 地方自治法第121条による出席者   市長             葛 西 憲 之   副市長            蛯 名 正 樹   教育長            佐 藤 紘 昭   監査委員           常 田   猛   教育委員会委員長       山 科   實   選挙管理委員会委員長     松 山 武 治   農業委員会会長        下 山 勇 一   経営戦略部長         山 本   昇   財務部長           五十嵐 雅 幸   市民文化スポーツ部長     蒔 苗 貴 嗣   健康福祉部長         小 田   実   健康福祉部理事        花 田   昇   農林部長           佐 藤 耕 一   商工振興部長         川 村 悦 孝   観光振興部長         高 木 伸 剛   建設部長           山 形 惠 昭   都市環境部長         澤 頭   潤   岩木総合支所長        藤 田   稔   相馬総合支所長        佐々木   衛   市立病院事務局長       櫻 田   靖   会計管理者          平 尾   洋   上下水道部長         工 藤 富 市   教育部長           野 呂 雅 仁   監査委員事務局長       安 田   穣   農業委員会事務局長      山 田 寿 嗣   法務契約課長         清 藤 憲 衛 出席事務局職員   事務局長           葛 西 靖 憲   次長             三 上 睦 美   議事係長           丸 岡 和 明   主査             齋 藤 大 介   主査             竹 内 良 定   主事             蝦 名 良 平   主事             鈴 木 健一朗  ――――◇―――◇―――◇――――   午前10時00分 開会 ○議長田中 元議員) これより、平成25年第1回弘前市議会臨時会を開会いたします。  ただいまの出席議員は33名で、定足数に達しております。  よって、直ちに会議を開きます。  ―――――――――――――――――議長田中 元議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  2番菊池勲議員、3番外崎勝康議員、4番尾ア寿議員を指名いたします。  ―――――――――――――――――議長田中 元議員) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田中 元議員) 御異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日と決定いたしました。  ―――――――――――――――――議長田中 元議員) 日程第3、諸般の報告をいたさせます。 ○事務局長葛西靖憲) (朗読) ―――――――――――――――――――――――  諸般の報告  一 市長提出議案     議案第123号1件。  一 市長報告     報告第36号及び第37号の以上2件。                                       以上 ―――――――――――――――――――――――議長田中 元議員) 以上をもって、諸般の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――議長田中 元議員) 日程第4、議案第123号1件を議題とし、理事者より提案理由の説明を求めます。市長。   〔市長 葛西憲之 登壇〕 ○市長葛西憲之) おはようございます。  本日招集いたしました平成25年第1回弘前市議会臨時会に当たり、議長のお許しを得まして、初めにこのたびの台風第18号による豪雨で被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  市といたしましては、弘前災害対策本部を設置し、人命を最優先に被害の把握に努めるとともに、応急対策被災者支援等に取り組んできたところであります。
     被害状況は、昭和52年災以来の甚大なものとなっております。  現在、全庁を挙げて復旧業務に当たっており、今後も引き続き国、県の協力を得ながら、早急に復旧、復興に尽力してまいりたいと考えております。  また、今後、被災された方々、特に被害の大きかった農家の方々の生活再建のために必要な支援をしていきたいと考えております。  議員各位におかれましても、被害状況を視察、調査していただきまして、お礼を申し上げるとともに、今後とも御支援、御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。  それでは、提出した議案について御説明申し上げます。  議案第123号平成25年度弘前一般会計補正予算(第10号)は、9月16日に本県に接近した台風第18号による豪雨で被災した農家に対し、雇用対策に係る新たな支援経費を計上したほか、経営資金融資に係る保証料利子に対する補助薬剤散布に係る農薬費に対する補助及び災害復旧費追加などを行うほか、国の採択を受けたスマ−トシティ構想に係る委託事業費に係る予算追加補正するものであり、歳入歳出予算に1億6867万3000円を追加し、補正後の額を794億7194万6000円とするほか、利子助成に係る5年間の債務負担行為及び地方債補正をしようとするものであります。  それでは、主な内容について御説明申し上げます。  農林水産業費では、農業費被災農家支援事業として、被災農家を市の臨時職員として雇用するための賃金528万円、被災農家雇用支援事業委託料1091万5000円、台風災害経営資金利子助成事業費補助金100万8000円、台風災害経営資金保証料助成事業費補助金915万6000円、被災りんご園生産支援緊急対策事業費補助金3970万円。  土木費では、道路橋りょう費に県営急傾斜地崩壊対策事業負担金追加として1000万円、都市計画費に「分散型エネルギーインフラプロジェクト導入可能性調査委託料として276万3000円。  災害復旧費では、災害復旧費土木施設災害復旧事業費追加として8600万円、公園災害復旧事業費追加として300万円などを計上しております。  以上の歳出予算に対応する歳入予算としては、それぞれの特定財源を計上し、財政調整基金繰入金追加6667万3000円をもって全体予算の調整を図ったものであります。  以上が、本日提出いたしました議案の概要でありますので、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いをいたします。  以上であります。   〔市長 葛西憲之 降壇〕 ○議長田中 元議員) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題としております議案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本日直ちに審議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田中 元議員) 御異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、本日直ちに審議することに決しました。  議案第123号平成25年度弘前一般会計補正予算(第10号)1件を問題として質疑に入ります。  御質疑ありませんか。8番。 ○8番(小西勇一議員) 私からは、三つくらい質問したいと思います。  まず第1に、6款1項3目13節被災農家雇用支援事業委託料についてです。  まず、この委託先はどこでしょうか。それから、雇用人数30名、単価7,000円とのことですが、被災農家対象者の何人中の30名なのですか。30名というのは少ないと思うのですが、人数の拡充は考えておられないのですかお尋ねいたします。  次に、6款1項3目19節台風災害経営資金利子助成事業費補助金について伺います。  被災農家の多くがこれまでも融資を受けていると思うのですが、今ある借金を踏まえて、さらに融資を受けることが可能なのかどうか。市として、このことに対してどのようにお考えかお示しください。  それから最後に、6款の農林部関係被害状況のまとめについて伺います。  補正第9号の資料によれば、平成25年9月20日現在、農地、農業用施設547件。平成25年8月18日現在、農業関係では林道10路線、水田108.6ヘクタール、畑16.5ヘクタール、りんご園地294.5ヘクタールとなっていますが、今現在の被害状況トータルではどのようになっているのかお知らせください。  以上、お願いします。 ○議長田中 元議員) 農林部長。 ○農林部長佐藤耕一) まず、被災農家雇用支援事業委託料関係ですけれども、委託先はどこかということでございますけれども、これにつきましては、市の契約規則にのっとりまして、指名競争入札で行う予定としております。  それから、30名の予定だと、雇用の予定が30名ということでございましたけれども、この対象というのは何人かというお尋ねでございましたけれども、対象といいますのは、被害を受けた農家の方ということを対象にしておりまして、全体の数は、何といいますか、被災の農家の数ということになります。そのうちの30名と。一応30名と見込んでおりますけれども、実際どのくらいの申し込みといいますか、それがあるのか、現地の方と――現地といいますのは、被害の大きかった地域の方、町会長やら、それからりんご農家の方とお話ししましたけれども、既にほかのところで雇用といいますか、冬場働いているといった方も相当数いるということで、市としましては一応30名というふうに見積もったものでございます。  それから、被害の全体像ということでございますけれども、融資をこれまでも受けているということですけれども、さらにまた融資を受けることが可能なのかということでございましたけれども、大変厳しい状況であるというふうには理解をしておりますが、次の再生産に向けて、経営融資を受けて、来年、再来年というふうな形で農家の、何といいますか、農産物の生産をぜひ続けていただきたいということで、市としましても厳しい状況であるのはわかってございますけれども、利子助成をしながら、少しでもその負担を軽くしていこうというふうに考えてございます。  それから、被害の全体像ということでございますけれども、最終的な被害額は、まず農作物被害ですけれども、りんご、水田、それから畑、全て合わせまして、農作物被害ということでは4億321万3000円でございます。それから、農地、農業用施設被害ですけれども、総額で21億2100万円となってございます。それから、林道被害でございますが1億9101万2000円で、これらを合計いたしまして、被害総額、農林の関係ですけれども、27億1522万5000円となってございます。  以上であります。 ○議長田中 元議員) 8番。 ○8番(小西勇一議員) 要望ですけれども、ある農家の方にお話を聞きましたら、この支援の方法ですけれども、金融機関土木会社にもうけさせるだけのように思うと、ぽつっと言っていました。これからも、しっかりと農業再生産、意欲出るようにひとつお願いしたいなと思います。  終わります。 ○議長田中 元議員) ほかに御質疑ありませんか。16番。 ○16番(加藤とし子議員) 土木費の19節なのですけれども、この県営急傾斜地崩壊対策事業負担金追加1000万円のことなのですけれども、資料のほうには西茂森分と書いてあるのですけれども、西茂森といってもどこからどこまでの西茂森分なのか、南城西二丁目のほうから斎場の裏のほうの部分までのことを指すのかどうか。それから、工事はいつごろから始まるのか。また、委託先はどこにするのかということについてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長田中 元議員) 建設部長。 ○建設部長山形惠昭) 3点ほどのお尋ねでございます。  まず、区間ですけれども、南城西のほうは、ちょうど国の史跡、いわゆる長勝寺構の史跡に入っていまして、ここら辺については、教育委員会のほうで文化財関係で進めていくということで、今回計上させていただいておりますのは、斎場に近い部分で、あそこ空き家も含めて6軒ほどのお宅が崖地の上に建っている部分があります。あそこについては、文化財の史跡からは外れている部分で、そこについて県営の事業、県が急傾斜地崩壊対策事業ということで、その事業を進めるということで、それに伴って、市のほうで一部を地元ということで負担するというもので、県のほうでは平成25年度から27年度まで3カ年計画で、全体の長さ、横の長さですけれども、80メートルほどを総事業費9000万円で進めるということで考えていまして、そのうち、25年度で今回上げているのは、県が5000万円を盛って測量、設計。まず場所を測量、設計して、先ほど申し上げた80メートルのうちの30メートル区間を工事着手したいということで、5000万円を県の議会に計上するということで11月議会で今、進めているところであります。これとあわせて、市の負担分の20%分ということで、5000万円掛ける20%で1000万円ということでの額を計上させていただいたものであります。  あと、それから事業の進捗、どういう形で進められるかということですが、県の予定でいきますと、来年、今回の発注した部分については、設計終わってから工事に着手するということで、来年度の秋くらいまでにこの事業、今の部分についての予算を消化して、その後に残りの事業をやるということで伺ってございます。  以上です。 ○議長田中 元議員) ほかに御質疑ありませんか。19番。 ○19番(石田 久議員) 私は、土木施設災害復旧事業追加というところで、工事請負費が8600万円ですけれども、それについて、新聞報道では、市道58カ所の復旧とありますけれども、事業箇所はどこが多いのか。9月議会では、47カ所だったわけですけれども、これが継続で調査する中で58カ所というので、主な災害事業箇所、どこが多いのかというところをお答えしていただきたいと思います。  それから、事業期間はいつからいつごろまでなのか。冬期間も行うのかどうか。9月議会のときは、47カ所、それと58カ所ですから、かなりの工事が行われている、行うのですけれども、その辺についてお答えしていただきたいと思います。  それから、9月議会にかけられた47カ所、それから、今回が58カ所で、今回の58カ所のところは8600万円というふうな見積もりですけれども、その9月議会にかけられたところの47カ所はどれくらいの総額なのか、その辺についてお答えしていただきたいと思います。 ○議長田中 元議員) 建設部長。 ○建設部長山形惠昭) まず、被害額の話なのですが、これについては、やっぱり調査に入っていくに応じて徐々に額がふえてきております。新聞の報道、いつ時点というのは、今のお話の中ではちょっと把握できる資料がないのですが、最終的に、現時点でつかんでいる被害額については、台風18号による部分について申し上げますと、応急作業、いわゆる砂利道の、砂利が流された部分復旧するとかということも含めまして、総額で6億5400万円ということでお話をしていまして、これについては新聞報道でもこの額が、今のところの最終額ということで上がっている額だと思います。  その被災箇所ですが、今申し上げた部分に関して、全体で122カ所ということになってございます。  それで、場所がどこが多いということなのですが、これについてはやはりどうしても傾斜地部分、山手が多いということもありまして、市街地の南部から西部、北部にかけての山岳地帯ということが主な部分でありまして、大きく分けますと、旧弘前地区が57カ所、岩木地区が16カ所、相馬地区が36カ所、合計109カ所、これ道路災害部分でございます。  それから、河川災害については、弘前地区が10カ所、相馬地区が3カ所の合計13カ所ということで、先ほどのトータルの122カ所になるということでございます。  それから、今回の補正額の執行の見込みということでございますけれども、今回計上させていただいたのは、まず単独工事に関する部分事業費ということで上げております。というのは、補助に関しては、国のほうの補助査定が入らなければ進まないということもございまして、まずは、国の災害査定が入るのが11月25日から29日ということで今予定されておりますので、この額が、査定額が決まれば改めてまた補正のほう、多分補正になると思いますが、予算計上させていただいて執行していくということで考えております。  今回の部分の8600万円というのが、道路を44カ所、河川8カ所ということの全52カ所の額でございます。その詳細ということで、9月議会との関連なのですけれども、実は9月に補正を上げさせていただいた内訳としては、単独災害として2200万円の事業費を上げてございます。  これ当初17カ所ということで上げている額でございます。これと、合わせて4000万円の委託料を上げています。この委託料の4000万円というのは、国の災害査定を受けるためのいろいろ細かい設計等が必要になりますので、それを行うための委託料ということで4000万円を計上してございます。  それで、合計の6200万円という形で9月補正をさせていただいたのですが、ただその後、非常に補助災害部分がまただんだんだんだん調査が判明するに従ってふえてきまして、当初9月でお願いしたその2200万円の単独災害部分、これちょうど国の査定を受けるための委託料のほうに回さざるを得なくなったということで全額流用して、6200万円をもって現在国の災害査定を受けるための準備を進めてございます。  ということで、9月議会の2200万円については、単独災害分として執行できなくなりまして、それを含めて、前回9月以降の判明した単独災害分の35カ所を加えた全52カ所ということで、単独分事業費を今回お願いするということになったところであります。  それから、あと事業の期間のお話もありました。工事着工については、やはり冬期工事になるということもございまして、除雪工区が入る部分はいいのですが、それ以外についてはなかなか難しいということもございまして、道路分44カ所のうち約半数20カ所程度は年度内にはぜひやっていきたいと思っております。残りの部分については、やはり繰り越ししながら来年度の事業になるのかなということで、まだちょっと頑張ってはいきますけれども、そういうことで考えてございます。  それから、河川について、河川8カ所あるのですが、これについてはやはり逆に冬の期間のほうが水が出ないということもあって、非出水期のときにやったほうがいいということで、これはできるだけ年度内にやりたいのですが、これについても隣接する同じ川の中でも国の補助区間というのもございまして、そのうち、3カ所部分くらいは、補助との抱き合わせの形で工事をせざるを得ないということもありまして、総計で大体30カ所程度、全52カ所のうち30カ所程度は今年度にやっていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長田中 元議員) 19番。 ○19番(石田 久議員) 今お話を聞いて、弘前が57カ所、道路のほうですけれども、岩木が16カ所、それから相馬が36カ所ということで、かなり相馬のほうがひどかったのかな。それから、河川のほうも相馬が3カ所ということで、これは、9月議会に出された提案と、さらに調査をしてこれが判明したのだと思うのですけれども、どうして9月議会に出されたよりも今回は箇所が58カ所ということで、新聞報道ではなっていますけれども、これはもっともっと職員がかなり大変な思いで現場で調査に行っていると思うのですけれども、その辺で普通であれば、最初が9月議会でかなり多くなるのが、逆に後半追加分のところが多くなったのはなぜなのか、その辺のところと、それから業者のことなのですけれども、やはりこれほどの工事をするとなると人夫が足りないとか、事業所がなかなか大変だとか、その辺の状況はどうなのか。先ほどの話ですと、橋のところ、道路半分ぐらいは年度内にはやれるけれどもというお話ですけれども、これは業者がなかなか見つからないとか、その辺のことについてはどうなのか、その点についてお願いいたします。 ○議長田中 元議員) 建設部長。 ○建設部長山形惠昭) 被災箇所の数が後半多くなったということですが、これは発災当時、災害が発生した当時、まずは応急復旧ということで、応急復旧に努めてまいりました。それとあわせながら、現場を調査ということで入っていくのですが、災害現場調査していくに当たっては、やはり被災箇所を開きながら、いわゆる道路を開いてから奥のほうに入っていくという形になりますので、土砂災害等があって、道路閉塞した部分については、かなり大量の土砂が入っていますので、それを開けながら奥のほうに入っていくと新たな箇所が見つかる、さらにさらに奥のほうに入っていくとまた見つかるということで、これは物理的な状況でどうしても後にならざるを得ないと。それから、小さな市道であっても、かなり小さな市道もございまして、これはかなり樹園地の中に入っていくとか、林道の中に入っていく部分もありまして、これについては、やはり小さな、非常に小さな部分が後になって、ふだん気がつかなくても、路肩がいっているとかという話が地域の方から寄せられたり、あるいは農林関係のほうで、農地に入ったほうから情報が寄せられて、こちらのほうに回ってきたりとかということで、やはりこれは、作業は一生懸命やっているのですが、余りにも被害箇所が奥地で広範囲にわたったということで、こういう形で後になったということでございます。  それから、作業の状況ですが、先ほど川の話を申し上げましたが、川については、どうしても作業をする場合には、何というのでしょうね、雪というのが問題になります。雪をうまく避けながらというか、降雪状況を踏まえながら作業をしていくというと、普通一般的には、どうしても繰り越しせざるを得ないのかなという形では考えますが、川については、先ほど申し上げたように、水がないときに狙っていくと、そのほうがやりやすいということで、非出水期に進めていこうということで今考えていますが、先ほど申し上げた答弁の繰り返しになりますが、同じ河川であっても、補助災害対象になる規模と、それから単独でやらなければならない規模がありまして、今回は単独の分を上げさせてもらっていますが、単独事業をやってもすぐその同じ河川の脇のほうに補助になるような大きな災害を受けた箇所もあります。そこをやるためには、やはり国の査定、11月末、12月の頭くらいに終わるような査定の中で、その額等も決めて、最終的に設計書を組んでということになると、どうしても年をまたいで、来年になります。その来年になる事業と同じ区間が近い部分を、費目は別としても、やはり作業は一緒にやっていくような形のほうが効率が上がるということで、8カ所ある河川のうち3カ所程度は、やはり来年度に回さざるを得ないのかなというふうに考えております。そういうことで、先ほど答弁申し上げました。  それから、作業の人が足りないのかということなのですが、先ほど申し上げた事情によりまして、物理的な話で人が足りないということは、今の公共土木災害に関しては、余り顕在化はしてございません。ただ、やはり一般に建設業協同組合からお話を聞くと、今回非常に復旧作業が集中したということもございまして、市のほうで災害協定というのを結んでいまして、こういうときにうまく組合員の中で地区を設定して、そこの地区については何班ですよと、非常に班隊数を細かく分けて回してくれています。その中で動いていくということもございまして、かなりうまくそれが機能して、公共土木災害については余りきついというお話は聞いていませんが、ただ、やはり同じ班の中でも、結構事業が集中して市の事業、国の事業、県の事業といろいろな事業が集中してくるとやはり大変だというお話があって、そのような場合は、その協定の中で、建設業組合のほうの中で他の区間のほうの業者にお話をしたりすることで、うまく融通をしながらやっているというふうに伺っています。かなり頑張ってはいただいているということの中で何とか間に合っているという状況でございます。  以上です。 ○議長田中 元議員) ほかに御質疑ありませんか。22番。 ○22番(越 明男議員) 私のほうからも幾つか質疑をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  最初に、農林関係の6款の部分を少し質問をいたします。  一つは、提案資料の7節に賃金528万円とございますね、この528万円とは何か伺いいたします。  それから二つ目、先ほど小西議員の後を受け継ぐような形になるのですが、30人の雇用についての農林部長の説明がちょっと不十分であったような印象を持ったのですけれども、対象者となる農家の世帯が幾らで、その中からどういう根拠で30人という質疑だったと思うのですが、そこはちょっと対象被災農家数の数がちょっと説明なかったような感じいたしますので、対象被災農家数の認定している数と、その中からどうして30人ほどの雇用という試算になったのかと、これが二つ目。  最後、三つ目、被害の総額を小西議員、先ほどお聞きしたのではなくて、補正の9月議会補正の際に出された農地関係農業関係のそれぞれのデータございましたね、例えば、農地、農業用施設被害情報件数で547件などとなっていると。これは今、今現在、この時点では547なのですけれども、部長、農地、農業用施設現在でどの程度の数字に到達しましたかということでしたので、答弁がちょっとなかったような感じがいたしますので、あわせて林道、それから農業関係の水田浸水、それから普通畑浸水、それからりんご園地の状況、エリアですね、面積でですね、これちょっとお答えしていただきたいと。  それから二つ目、先ほど加藤議員もちょっと質問いたしましたけれども、8款2項3目の、県営の急傾斜地の崩壊の問題について、私のほうからも少し質疑をさせていただきたいと思っております。  一つは、9月の補正の段階で出された、市からの出された資料によりますと、5世帯16名に避難指示を出したとなっておりました。  そこで、先ほどは6軒という何か説明があったような感じがしたのですけれども、この5世帯の方々は今現在の状況、住居の状況、これどういう状況になっているというふうに把握をなさっているかどうか。  それから、この点でもう一点ちょっと伺いしたいのですけれども、9月の補正の段階では、市庁舎の市長公舎と、それから茂森新町公民館を避難場所として指示したという説明ございました。実際ですね、市庁舎のほうの公舎のほうと茂森新町のほうの公民館に対象となった方々が避難をされたのかどうなのか。それから、避難をされた方々を迎える受け入れ態勢は、この2カ所どういう体制であったのかというあたり、ちょっとお聞きしたいと思います。  それから、2点目、この崩壊事業全体についての、全体的なエリアの確認をしたいのですけれども、先ほどの説明だと、いわゆる長勝寺の裏、斎場側のほうの住居の方々のエリアのところを少しお話ししたような感じがするのですが、加藤議員もちょっとお話ししましたけれども、現地に何度か行ってみて、実は南城西二丁目側ののり面の崩落、地すべりも、地元の方々大変気になっております。常源寺坂側のほうの方々も、大変心配しております、二階堰の流れるところ。そうしますと、私は旧茂森山という形で表現しますけれども、あの山全体が、長勝寺の裏の斎場側から始まりまして、ずっと崩落をまた大雨が来たら崩落するのではないかという地元住民の思いがあるのですよ。  それで、お聞きしたいのは、その今の事業対象というのは、茂森山全体の、南城西側全体も含むエリアということで考えていいのか、そうでないのか、この点ひとつ伺いしておきたいと思います。  それから、大きくは3点目になりますか、8款4項7目、分散型エネルギーの300万円の今回調査事業の提案がございます。これ、端的な話、どのような理由で、今回のこの臨時議会の提案となったのかというあたりを確認の意味でお聞きしておきたいというふうに思います。  それから、大きく4点目、今回台風18号の被害をさまざまな分野で分析いたしますと、我々市民の水がめである水道行政に対する影響もやっぱり無視できない状態となったのではないかというふうに私は思っている次第であります。  そこで、以下、少しお聞きして、上下水道部長のほうにお聞きしておきますけれども、まず、水道料金の減額、減免の訴えが広報等でなされました。この結論的には、このまとめ、これどういう状態で、例えばリクエストの件数とか、認定した数とか、あるいはその総額としてどの程度の減額、減免がなされたのかというあたりお聞きしたい。  それから二つ目、岩木川の水の濁りぐあい、濁度の問題をお聞きしておきたいと思うのです。  地元の方々からいただいた意見を見ますと、相当長期にわたって岩木川の水の質が低下したのではないかと、長期に及んだのではないかと、つまり、濁度、濁りがすさまじいものであったのではないかという声がこの間寄せられました。  この点の概要について、部長のほうから、特に我々のほうは岩木川の取水のほうとの関係ではどうだったのかというあたりも含めてお聞きしておきたいと。  最後、水道行政の最後の部分で、目屋ダムの放水問題について少しお聞きしたいと思います。  これ、目屋ダムからの放水は、今回の被害が甚大となった要因の一つではないかという声が、市民の間からよく聞かれます。  そこで、部長、市のほう、市といいますか、上下水道部といったほうがいいのかもわかりませんけれども、ダム、目屋ダムの放水に関する情報提供を、いつ何どき、どのような形で市の、市及び上下水道部のほうに情報提供されたのか。これをお聞きしたいと思います。  それからもう一つ、樋の口といいますか、悪戸といいますか、のラバーダムによって、市のほう、岩木川から取水しているわけですけれども、このラバーダムから取水するあの時点に、目屋ダムから放水した水が何時ごろの時点に差しかかったのかと、この点をひとつお聞きしておきたいなというふうに思います。  最後ですけれども、これ財務部長のほうになりますでしょうか、これからの被害対策、救済の市全体の対応の問題として、いわゆる諸税の減免、減額問題が課題として日程に上るのではないかと、行政の中での対応を少し求めたいのですけれども、準備状況などを含めてお聞きしたいのですけれども、私自身もちょっと実践的に少し、二、三経験あるものですから、それを踏まえてちょっとお話いたします。  一つは対象の諸税、ざっと挙げますけれども、国保とか、県市民税とか、固定資産税とか、介護保険料、こんなところかなと思うのですが、こんなところが対象となるのかなと思うのですけれども、対象の諸税をどう認識しているのかということと、それから執行猶予という取り扱いございますね。これ非常に大事で、というのは収入所得が途絶えられるものですから、前年度に基づく当期発生の諸税を猶予してほしいと、これは市民の切なる願いになろうかと思うのですけれども、猶予、それからさらに進んでの減免、減額の制度の取り組みは今どういう対応をしつつあるのか、あるいは広報等による市民への周知について、ここら辺、ひとつトータル的にきょうはお聞きしておきます。  以上であります。 ○議長田中 元議員) 農林部長。 ○農林部長佐藤耕一) まず、直接雇用関係の528万円についてのお尋ねでしたけれども、この528万円の賃金ですが、これは、まず1人当たりの単価が1日6,000円と、そして一月22日を見ております。その10人分と、それが12月から期間が3月までということで4カ月分、これらを掛け合わせまして、528万円というふうに積算をしております。  それから、30人の雇用対象は何人かというお尋ねでございました。先ほどちょっと説明不足で申しわけございませんでした。  被災農家雇用支援事業ということですけれども、これは農道や農業施設の土砂撤去等の業務を建設業者に委託して、その作業員として被災農家の方を臨時雇用してもらうという事業でございますけれども、この作業員は市のほうで募集をいたします。
     それで、被災農家であることを確認するという作業がございます。ですので、被災農家であるということは、市のほうで今回の台風被害状況につきまして調査をしております。そういった資料がございますので、それによって確認をするということになります。そして、その対象ですけれども、したがって、被災農家であれば対象になるということになりますけれども、想定しておりますのは、やはり被害の大きかった三世寺地区とか、大川とか、青女子地区とか、あちらの地域を想定はしてございます。そちらの地区では大体250世帯ほど農家の方がいらっしゃると、農家の戸数が。そういうふうなことで、先ほど申し上げました、既に冬場は、何といいますか、働く場が見つかっているといいますか、毎年行っているところがあるといった方も相当数ございましたので、市としましては、30人というふうなことで、雇用人数を固めたものでございます。  それから、農地やら農作物、こういったものの被害の件数についてですけれども、まずりんごの園地ですけれども、この被害の面積は347.4ヘクタールでございます。それから、水田が139.1ヘクタール。それから、普通畑が28.3ヘクタールということで、農作物被害の面積は合計で514.8ヘクタールとなってございます。  それから、農地、農業用施設被害ですけれども、件数としまして、農地が577件。それから、農業用施設が368カ所ということで、合計945カ所になってございます。  そして、林道ですけれども、林道被害箇所数ですけれども、林道箇所数は102カ所となっております。  以上でございます。 ○議長田中 元議員) 経営戦略部長。 ○経営戦略部長(山本 昇) 私からは、西茂森地区の避難指示をしたところの対応と現状等について御説明いたします。  西茂森地区につきましては、避難指示の前にも居住者に対して注意喚起を行っておりました。19日に応急危険度判定というものをいたしまして、その結果を踏まえて、今後の二次災害の危険性があるということで、22日に5世帯16名に対して避難指示を発令いたしました。  あそこは、建物は6戸ございますが、1戸は空き家になっているということでございまして、対象者が5世帯ということとなっております。  現在ですが、崖地に近い3世帯については、引っ越し等をいたしまして避難しておりますが、道路側の2世帯については、再三こちらのほうで注意喚起、指示はしておりますが、避難はしていないという状況にあります。  それで、西茂森地区の避難指示に伴う避難所でございますが、市庁舎のほうと茂森新町公民館の2カ所のほうを開設いたしました。結果として、茂森新町公民館のほうに1世帯3名の方が避難をされまして、その受け入れ態勢といたしましては、市庁舎のほうは職員が準備、職員体制で対応いたしました。公民館のほうは、町会長、あとは民生委員のほうと連絡をとって、その方々と連携協力しながら避難所の運営を行ったというものでございます。  以上でございます。 ○議長田中 元議員) 建設部長。 ○建設部長山形惠昭) 急傾斜地関係で、先ほど南城西のほうまで入らないのかということでございますが、今回、補正で上げさせていただいたのは、先ほど申し上げたように県が事業をする部分ということで、ここについては、いわゆる長勝寺構の史跡指定がかかっていない部分ということで、ちょうど外れている部分が今崩落したと。それで、南城西側はその文化財の史跡の指定地に入っているということで、こちらは国の、文化庁側とのサイドとの話の中で多分進んでいくということで教育委員会が所管ですが、そちらのほうで進んでいくということで、今回の部分は含まれてございません。  以上です。 ○議長田中 元議員) 教育部長。 ○教育部長(野呂雅仁) ちょうど忠霊塔のところの下あたりが今回一番大きくいったわけですけれども、そのほかにも、まだ二階堰の下流側のほうで、もう二、三カ所ございます。  ここは長勝寺構の指定になってございまして、今回応急復旧はいたしました。来年度以降、文化庁の補助を入れて、本復旧復旧していくという予定になってございます。  以上でございます。 ○議長田中 元議員) 都市環境部長。 ○都市環境部長(澤頭 潤) 私からは、分散型エネルギーインフラの御質問で、今回どのような理由で今回提案したのかということでございました。  この事業に関しましては、本年8月から9月にかけて総務省のほうで公募した際に事業提案をしたところ、先月の18日付、10月18日付で決定通知がありました。  その際に、総務省のほうから内々に1月中旬ごろに中間報告を求めたい旨の示唆がございまして、今回、非常にタイトなスケジュールであるということから、この議会に提案させていただくことといたしました。  以上でございます。 ○議長田中 元議員) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤富市) 水道料金の減額についてということで、今回は市民からの減額希望の状況は10月31日現在で、74件の申し出がありました。  実際に、減額になった件数は67件です。合計で、減額の額が64万5588円となっています。  減額にならなかったものは、前月分からの増量分を含めても基本料金となったものが6件ございます。それと、住居以外であったものが1件ございまして、7件が減額対象にならなかったものでございます。  手続状況については、減額の申請は、水道使用者からの申し出により受け付けしております。  それで、内訳は、電話が70件、総合支所や上下水道部の窓口が4件となっております。また、被災者の負担を軽減するため、申請の提出や罹災証明書の提出を不要といたしました。なお、10月25日ごろまでに検針を完了しておりまして、減額した決定通知書を既に発送してございます。  続きまして、岩木川からの取水の水の質ということでございます。  岩木川の水質濁度はどうだったかということですが、水質については、月に1回検査しておりまして、台風の前と後の検査値は悪化したということはございませんでした。ただ、濁度については、9月16日の13時10分ごろより上昇を始めまして、13時45分が113度、15時20分が954度、18時が2,100度ということで、過去最大になっています。18時がピークとなり、その後下がっていくということでありました。  それで、濁度が上がった原因、要因ですけれども、200ミリを超える大雨であったことから、土砂崩れ等が発生しておりました。各支線流域の表層土も流れてきているようですので、それにより、濁度が上がったものと考えてございます。  長期間に及んだかということでございますが、通常は濁度が上がっても数日で落ちつくということなのですが、今回は10日間ほど続きまして、最近の検査値、10月1日で22度まで下がってございます。  通常は、10度から20度ですので、10月1日のあたりで通常に戻っているものと考えてございます。  以上でございます。 ○議長田中 元議員) 経営戦略部長。 ○経営戦略部長(山本 昇) 私のほうから、目屋ダムの放水と今回の洪水の関係についてということでお答えいたします。  台風18号に伴う洪水は、岩木川流域全体に大量の雨が集中して降ったことによって、この流域全体から一気に岩木川にこの雨が流入したというふうに考えてございまして、今回の大雨の際に、目屋ダムの放流水が、いつ時点でどこに到達したかということ自体は、詳細はちょっと不明というふうになっております。  ただ、一般的には、目屋ダムの放流水が上岩木橋に到達するのは、3から4時間後と言われております。また、さらに、上岩木橋、三世寺、幡龍橋での実績最高水位に達した時間を見ますと、上岩木橋から三世寺間は約3時間30分くらい、三世寺から幡龍橋間は1時間20分程度というふうに推測はされます。  なお、今回の最大放流量は約130トンとなっておりますが、昨年7月17日に約130トン、約同量の放流があった際には、このたびのような被害が発生していないということから、一概に目屋ダムの放流による影響があったというものではなく、やはり岩木川流域全体での大雨によるものと考えてございまして、一方で、ダムへの最大流入量が、入ってくる量が約600トンだったということもございますので、国土交通省青森河川国道事務所の記者発表のダム効果分析からダムとしての洪水調節機能は十分に果たされたものというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長田中 元議員) 財務部長。 ○財務部長(五十嵐雅幸) それでは、私から税等の減免について回答申し上げます。  まず、その災害を受けられた方の減免のことですけれども、税につきましては、条例で減免の規定がされてございます。対象になるものにつきましては、市県民税、それから固定資産税、それから国保、介護保険料というふうな税等が対象となるというふうなもので、当然徴収猶予というふうなものも対象になります。それらについては、一定の被害以上があれば、その被害状況に応じて減免率が条例で定められているというふうな状況でございます。  それで、その周知の関係ですけれども、まずは速やかに市民の方にお知らせしたのは、ホームページの重要なお知らせ事項というふうな欄があるのですけれども、そこで台風関係情報を集約して市民にお知らせしているのですけれども、その中に、減免のこういうような制度がございますというふうなことで、ホームページでお知らせしてございます。  さらには、広報誌、10月15日号、11月15日号に同様にその関係のお知らせをしていると。また、その災害発生時には、本庁舎もそうなのですけれども、相談窓口も開設してございます。その中でも、その減免の制度について説明しながら、その申請等について相談に応じているというふうなことをしてございます。  あと、固定資産税の減免の関係は、やっぱり地元に入って、どのくらいの床上で、どのくらいの被害なのかというふうなこともありますので、地域の情報もとりながら、職員が現場に入って調査しているというふうな状況でございます。  実際、今のところ、減免の申請は、申請というふうなことで来ております。現在捉えている数字としましては、個人市民税であれば42名の方、それから、固定資産税であれば34名、国保であれば76名というふうなことで申請を受け付けてございます。  それから、徴収猶予につきましては、個人市民税については33名の方、それから、固定資産税については7名、国保については69名というふうなことで、申請を受け付けて、その実際の被害状況を個々に今度調査しながら、対処について把握して必要な減免措置等をしていくというふうな状況でございます。  以上です。 ○議長田中 元議員) 22番。 ○22番(越 明男議員) 1点だけ再質問いたします。  目屋ダムの水道行政の目屋ダムの放水の部分で、答弁なかったのではないかなと思うのですが、山本部長、ごめんなさい。私、国からのダムからの事務所からの情報提供がどういうふうにされたのかというあたり、ちょっと質疑したかと思うのですけれども、もう少しまとめます。  いつもの平常時であれば、どういう状態でのダムの放水というふうなルールというふうになっているのか。今回の場合は、いつの時点でどういう内容でもって、ダムからの放流水の放水の情報提供が市及び上下水道部のほうになされたのか、この1点お願いします。 ○議長田中 元議員) 経営戦略部長。 ○経営戦略部長(山本 昇) 今回の放水に関する情報提供でございますが、13時ごろ情報提供がございまして、13時45分から3トンの増加放流を開始し、徐々に放流量をふやしていくというような連絡がありました。以降は、河川関係の、正式名は忘れましたが、県で管理するシステムがございまして、それで逐一ダムの放水状況のほうを把握していたということでございます。  以上です。 ○議長田中 元議員) ほかに御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田中 元議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  議案第123号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長田中 元議員) 御異議なしと認めます。  よって、議案第123号は、原案のとおり可決いたしました。  ―――――――――――――――――議長田中 元議員) 日程第5、議員派遣変更報告をいたします。 ―――――――――――――――――――――――            議員派遣変更の件(報告)  平成25年第3回定例会で議決した議員派遣について、下記のとおり変更があったので報告する。                記 1.派遣事案  平成25年度青森県市議会議員研修会         (平成25年10月7日) 2.議決年月日 平成25年9月27日(平成25年議員派遣第14号) 3.変更内容  三上 惇議員、所用のため不参加         野村太郎議員、かぜのため不参加  平成25年11月1日                             弘前議会議長 田中 元 ―――――――――――――――――――――――議長田中 元議員) 平成25年第3回定例会で議決いたしました議員派遣について、お手元に配付のとおり変更がありましたので御報告いたします。  ―――――――――――――――――議長田中 元議員) 以上をもって、本臨時会に付議された案件は、全部議了いたしました。  よって、会議を閉じます。  これをもって、平成25年第1回弘前市議会臨時会を閉会いたします。   午前10時58分 閉会...