弘前市議会 2013-08-30
平成25年第3回定例会(第1号 8月30日)
議案第114号弘前市
教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部を改正する
条例案は、特別職の職員の給料月額の改定に準じ、教育長の給料月額を改定するため、所要の改正をしようとするものであります。
議案第115号弘前市
文化財施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する
条例案は、瑞楽園の管理に指定管理者制度を導入するため、所要の改正をしようとするものであります。
議案第116号
弘前都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例の一部を改正する
条例案は、市税の延滞金の割合に準じ、下水道事業受益者負担金に係る延滞金の割合の特例措置を講じるため、所要の改正をしようとするものであります。
議案第117号不動産の処分については、弘前市大字賀田二丁目7番地2、1,264.14平方メートルの大浦保育所の建物を売り払い価格4098万8850円で、一般財団法人医療と育成のための研究所清明会に売り払いしようとするものであります。
議案第118号
物損事故に係る
損害賠償の額の決定については、弘前市立相馬小学校に設置されている掲揚ポールの旗昇降用ロープによる
物損事故に係る
損害賠償の額を決定しようとするものであります。
議案第119号
市道路線の廃止については、普通林道開設事業に伴う終点の変更により市道を認定し直すなどのため、市道を廃止することとし、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第120号
市道路線の認定については、普通林道開設事業に伴い終点を変更した道路などを新たに市道として認定するため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。
以上が、本日提出いたしました議案の概要でありますので、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いをいたします。
〔市長
葛西憲之 降壇〕
○議長(田中 元議員) 以上をもって、
提案理由の説明は終わりました。
――
―――――――――――――――
○議長(田中 元議員) 次に、お諮りいたします。
ただいま議題としております議案中、議案第95号1件につきましては、
理事者より先議の要求がありますので、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略し、本日直ちに審議いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中 元議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第95号1件につきましては、
委員会付託を省略し、本日直ちに審議することに決しました。
議案第95
号平成25年度弘前市
一般会計補正予算(第6号)1件を問題として質疑に入ります。
御質疑ありませんか。19番。
○19番(石田 久議員) 議案第95号ですけれども、LEDということですけれども、若干質問したいと思います。
今回は1528万円ということですけれども、どれくらいの費用がかかるのか、10年間で。その中で、利息については一体どのくらいかかるのか。
それから、1万8000のLEDを設置するということですけれども、これはいつまでに取りつけるのか。それと、業者はどこなのか。1万8000基というか、灯もですからどういうふうな業者が取りつけるのか、その点についてお答えしていただきたいと思います。
それから、これは国の補助はあるのかどうか。一般財源で行うのかどうか、国から何らかの補助があるのかお聞きしたいと思います。
それから、今までの街灯は町会負担とか、交付金とかでやるのですけれども、今回この10年間の中で、例えば消えたとか、切れたとかというときに業者が直すときに、そこの支払いはどういうふうになるのか。
それから、8月19日に全ての町会長宛てに今回のLEDの同意書というのが発送されましたけれども、各町会長には8月20日、それできょう30日ですから、30日まで同意書を発送してくださいという中身ですけれども、これについて余りにも拙速、役員会でも決められない、つまり町会長の判断でこの同意書を提出しなければならないというのがいろいろな町会長からも聞くわけですけれども、この同意書に同意しなければ、この点ではどういうふうになるのか、その辺についてお答えしていただきたいと思います。
○議長(田中 元議員)
市民文化スポーツ部長。
○
市民文化スポーツ部長(蒔苗貴嗣) 私からお答えをいたします。
まず、10年間の費用ということですが、今回補正予算で
債務負担行為の設定をさせていただきたいという提案をしております。
26年度から35年度までの限度額が3億6075万円と、これにただいま補正予算でお願いをしております今年度の委託料925万円、足し合わせた3億7000万円を上限の費用としてこの事業を進めたいというふうに考えております。
それから、この事業を進めるに当たって初期費用については、事業者が借り入れを起こして事業を行うと。それで当然、事業者はその借り入れに利息をつけて返すわけですが、利息の額については、私ども今、市内の複数の金融機関に現在の利率、10年間で元利均等償還をすると。それに当たって利息がどのくらいかという問い合わせをしておりまして3%以下、2%前後になるのかなと思っておりましたが、まだ最終の確定はいたしておりません。ですので、それで見ますと、10年間の利払い総額というのは、3000万円前後になるのかなというふうに考えております。
それから、
LED化はいつまでにやる予定かということなのですが、できれば年内に終えたいと思っております。
それから、業者でありますが、短期間で1万8000弱の街路灯を
LED化するということですので非常に、全市域にわたることですから、検討
委員会からの御提案もありましたので、官公需適格組合であります弘前地区電気工事業協同組合を予定をさせていただいております。
次に、国の補助はあるのかということですが、ございません。
それから、10年間の故障の支払い、故障したときどうするのかということですが、
エスコ事業で行いますので、10年間は維持管理についてもこの事業者に行っていただきます。ただ、
エスコ事業の、いわゆる経費の積算の中には管理経費についても一定程度見込む予定でございます。
それから、市内の全町会と街灯管理団体の方に8月19日付でこういう形でやりたいという、それで現在町会で持っている街灯と、街灯によっては町会が柱を立ててつけているものもございますので、その場合は、その柱も含めてなのですが、市のほうに無償譲渡をしていただきたいと。それに同意をしていただいた所について
LED化を行いますということでのお願いをしております。
それで、28日、おととい段階で200を超える町会から既に同意をいただいております。中には、やはり今、議員おっしゃったように、町会内の手続がまだ終わっていないのでちょっと30日は無理だという所については、よろしいですよと、多少おくれても構いませんということでお話はしております。
これは、LEDに関しては昨年から折に触れてそういう方向で取り組みますというお話を、こちらのほうでもしてきていましたので、多くの町会ではある程度の意思決定がもう既になされていたということの判断もございまして、少し期間が短かったのですが、そういう期限にさせていただきました。
なお、今回同意できないと、引き続き町会の管理のもとで現在の街灯を使いたい。これは実は、商店街を持つ町会ではそういうお考えが多いと思います。そこについては、わかりましたと。引き続き、現在の街灯交付金制度――電気料プラス電気料の7%相当額の維持管理費を引き続き、今回
LED化に同意しない街灯をお持ちの部分については、現在の制度を維持してまいるということでお伝えをしております。
以上です。
○議長(田中 元議員) 19番。
○19番(石田 久議員) 各町会長のお話ですと、本当はことしの早い時期に設置するということで、市長が何か去年お話をされたとかとちらっと聞いてはいたのですけれども、そういう中で、先ほど利息のお話が、約3000万円ぐらいかかるというふうに言われたのですけれども、すごく今まではメリットのお話をされていました。これをやると、10年間で3700万円ぐらいはいくのだと言っていたけれども、今の話では利息3000万円かかるということは700万円ぐらいしか、はっきり言ってメリットがないのかと思ったりもしていたのですけれども、そういう意味では、私が言いたいのはもう少し町会に上から目線ではなく、もうちょっと各町会の役員会ができるような、そういうような形のスタンスでいかないと、後でしこりが残る。
先ほど言いましたように、町会の役員会も開かれずに今回同意書を出したとか、何も町会にお金の負担がないのならいいという所もあるかもしれませんけれども、やはりそこのところが、説明責任のところが皆さん危惧をしていましたので、そこのところをこれからも引き続きお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(田中 元議員)
市民文化スポーツ部長。
○
市民文化スポーツ部長(蒔苗貴嗣) ちょっと説明が足りなかったかもわかりません。
利息3000万円というのは、10年間での総利息でございますので、1年間に3000万円の利息を払うということではございません。
ですので、
エスコ事業、あくまでも今回街灯の器具を取りかえることによって
電気料金の契約が変わって、減額になります。その減額の中で初期投資を抑えて環境に優しいといいますか、
LED化を図り、かつ町会の負担を減らすということが趣旨でございますので、その点は改めて説明をさせていただきました。
また、町会との話し合いについては、今回検討を始めてからも町会連合会の理事会で説明をしてきたつもりであります。
ただ、もしもそれでも説明が不足なのであれば、私どもは説明をし、それから町会によっていろいろな事情があると思います。その場合は、ちゃんと協議をして御納得をいただいた上で、これについては進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(田中 元議員) ほかに御質疑ありませんか。31番。
○31番(藤田隆司議員) 街灯
LED化エスコ事業について質問させていただきます。
まず、第1点は、葛西市長の平成25年度施政方針及び予算大綱の演説の中で、街灯及び道路照明灯については
LED化を行うなど、
エスコ事業による省エネルギー化を推進してまいりますと議会の前で明らかにしているところであります。
この
エスコ事業で省エネルギー化を推進していく、非常にヒットだと、よい政策であるということでまずそのことを言っておきたいと思います。
そこで、質問に入ります。
市内に街灯、今もちょっと
市民文化スポーツ部長からも出ていますが、デザイン灯が特に商店街のあるところにあるのですが、街灯、デザイン灯を含む道路照明灯は市内に何基、具体的に、明確に何基あるのか、お答えをお願いします。
今回の街灯
LED化の事業というのは、デザイン灯、道路照明灯は入っていないと考えるわけですが、今後のスケジュール、このデザイン灯、道路照明灯について
LED化というものは考えるのかどうか、この点について明らかにしていただきたいと思います。
所管の問題であります。
街灯、デザイン灯は、市民文化スポーツ部市民協働政策課、道路照明灯、建設部道路維持課が担務することになると思うのですが、それでよろしいか確認をさせていただきます。
今後、街灯全般についての市民の要望、ここに資料として、平成25年度街灯設置事業街灯設置箇所の選定方法という資料をいただきました〔資料掲示〕お聞きしたいことは、街灯全般について市民からの意見要望、特にいろいろな設置の要望が来ています。そういう窓口、基本的なスタンスについてお伺いをいたします。
第2点は、今回の
LED化によりまして、町会の所有だった街灯は、町会の同意を得て市へ所有権が移転をされることが明らかに今なりました。所有権移転後の街灯の維持管理はどのようにするのかお伺いいたします。
また、街灯の新設要望についていろいろあります。先ほども若干触れましたが、これが出てくると思いますから明確にお答えください。新設について、先ほども申し上げましたが、お答えをいただきたいと思います。
街灯
LED化エスコ事業について町会、先ほどの質問者の方は開かれないとか言っていますが、町会、町会連合会など、その前に話し合いがあったやに思います。その経過について簡単に明らかにしていただきたいと思います。
第3点目は、街灯
LED化の
エスコ事業での今後、今を含めて今後の予算措置、流れというものについてどうなっていくのか。今ある既存のものについて
エスコ事業で街灯をやると。では、今後、新設の場合はどうなるのかなど予算措置の変化があるやに思います。御説明をお願いをいたします。
特に、
エスコ事業とは、エネルギー・サービス・カンパニーの略であり、建物や野外照明などの省エネルギー化を図る改修や維持管理の業務を
エスコ事業者が施設保有者から一括で施策する事業である。
エスコ事業は、そういう事業だそうです。これは、部長実行宣言2012達成状況報告書の用語説明の中に書いてありました。
そこで、街灯
LED化エスコ事業での町会の役割、事業者の役割、弘前市の役割について明らかにしていただきたいと思います。
最後になりますが、これは、平成35年までの流れがあるようですので、簡単に街灯
LED化エスコ事業の大まかな平成35年までの流れというものについて明らかにしていただきたいと。
特に、先ほど蒔苗部長のほうから年内に
LED化を行うと。具体的に、ことしの12月31日までにやるという決意なのかどうか、この辺も含めてお伺いいたします。
以上であります。
○議長(田中 元議員)
市民文化スポーツ部長。
○
市民文化スポーツ部長(蒔苗貴嗣) 街路灯、それから道路照明灯についての御質問が複数ございました。
私からは、私のところで所管をする街路灯の関係についてまずお話をさせていただきたいと思います。
まず、街灯全部で何基あるのかということです。
デザイン灯も東北電力との契約がA契約、B契約と2種類があるのですが、それを全部ひっくるめますと1万9100余りになります。
それから2点目、デザイン灯の
LED化を考えるのかということであります。
まず、今回、各町会にお願いをしている中にもデザイン灯の
LED化も私ども考えておりますが、デザイン灯の場合は、一体型の支柱で立てている場合がございます。ちょっとその撤去費用が普通の電柱につけている一般の街灯よりもかなり高くつくということで、
エスコ事業の対象からは最終的には外さざるを得ないと思っております。
ただ、町会の同意が得られれば、今後計画的にデザイン灯についても市の責任において
LED化を図っていきたいと考えております。
次に、所管の問題であります。
いわゆる町会の街灯関係については、引き続き私ども市民文化スポーツ部、現在の市民協働政策課が所管をしてまいります。
それから、所有権の問題でありますけれども、今回町会に同意をお願いしているのが、市に対して無償譲渡をしていただきたいというお願いをしております。
それで一旦、柱があるものについては柱もなのですが、市のほうに無償譲渡していただいて市の管理下にまず置きます。その上で
LED化をするわけですが、
エスコ事業でサービス期間10年間ということですので、
LED化後の
LED街灯については、10年間は
エスコ事業者の所有になります。それで、10年経過後、市のほうに
エスコ事業者から無償譲渡をしていただきますという流れで考えております。
それから、新設についてでありますが、今回、補正第7号でもお願いをしてあるのですが、引き続き各町会から新設要望は来ております。
それで、その新設要望があったところについては、私どものほうで町会の街路灯の設置基準というものを、選定方法というものを決めておりますので、そのルールに従って毎年度予算の範囲の中で必要なものについては引き続き新設をしてまいります。
ただ、今までと違いますのは、今までは、要望を受けて市が設置したり、あるいは前は東北電力から寄附があったりもしたのですが、その設置完了後、実は町会のほうに所有を移して町会の管理下に置いておりましたが、今回からは、新設要望を受けて市が設置した街路灯については、引き続き市が管理してまいります。
それから、この件に関しての町会との話し合いということなのですが、先ほど申し上げたように、24年度において一応各地区において説明会を開きながら、前半、後半合わせて10町会に試験的に
LED街灯をつけさせていただいて100人余りの方から明るさについての感想といいますか、アンケートをとらせていただきました。合計107名だったのですが、明るさが十分であるという方が100名、ちょっと不安であるという方が7名という結果です。
それから、今年度に入りましてから、6月に
LED化に関する具体的な検討をするための
委員会を立ち上げましたけれども、その
委員会での中に町会連合会からも1名委員としてお入りいただいて、実際の町会での要望なり、考え、実情をお聞きするとともに、
委員会での審議内容については、町会連合会の理事会においてこれまでも報告をしてきたところであります。
それから、予算措置の関係でありますけれども、予算措置、一番大きく変わるのは、今までは町会に対する街灯交付金、これで全部払ってまいりました。
今後は、先ほども申し上げたように、デザイン灯等残るところもありますので、街灯交付金、若干は残りますけれども、ほとんどが市の
電気料金の形として光熱水費で計上するか、さもなければ電気料の支払いが、今町会でいけば333ぐらいあるのですけれども、街灯交付金の対象団体。東北電力の請求が毎日のように来て、毎日のように支払いの事務をしなければならないとすると、私どものほうの事務も大変になりますので、逆に
エスコ事業者に電気料の支払い事務を委託するということも現在検討をしております。
その結果によっては、そういう形の予算措置になるものというふうに考えております。
それから、
エスコ事業における町会、事業者、市の役割ということですが、現在は町会、非常に負担が大きい役割を担っております。例えば、修理をするとか、電気料の請求が来れば払うだとか、それから半年分の電気料をまとめて市に対して街灯交付金の請求手続をしていただくということをやっていただいておりましたが、今後はふぐあいが生じたときに連絡をしていただく役割だけになります、町会は。うちのほうのところの電信柱についている街灯が点滅しているとか、つかないとかというときに、先ほどちょっと申し上げた
エスコ事業に維持管理業務を負わせますので、
エスコ事業者のそういう窓口に連絡をしていただくということだけが町会の役割として出てまいります。
それから、
エスコ事業期間、今回の
債務負担行為の設定期間、平成35年度までの流れでありますが、まず年内に
LED化を完了するようにということで、私どもは契約の仕様に書かさせていただきます。その上で、来年1月1日から、いわゆるエスコサービス期間が始まります。それが、平成35年12月31日までがエスコサービス期間になります。ちょうど10年間ということです。
それで、その間は随時、町会からふぐあいの連絡があったときに
エスコ事業者が現場を確認して必要な対応をするということになります。
それで、私ども、市は毎年度一定額の業務委託料をお支払いすると。それが荒っぽい言い方ですが、今後の流れになります。
以上です。
○議長(田中 元議員)
都市環境部長。
○
都市環境部長(澤頭 潤) 私からは、
LED化の検討
委員会の開催ということで、道路の照明灯のほうの
エスコ事業での今後の
LED化の実施という部分についてお答えしたいと思います。
LEDに関しましては、基本的に省エネというか、エネルギーに関する事業でございまして、その手法も
エスコ事業ということで先導的な取り組みが求められているということから、導入のアプローチや契約方式等の検討、それから
LED化の検討
委員会の開催をスマートシティ推進室が行いまして、これまで街灯の、防犯灯等の
LED化に関しましては、市民協働政策課と二人三脚で取り組んできたというところでございます。
今後、道路維持課所管分の道路照明に関しましても、当然
LED化を検討してまいりますが、道路照明に関しましては、非常に数も2,000灯を超えるということで、防犯灯に比べれば少ないわけですけれども、設置の年度がかなり古くて、ポール自体が非常に年限を超えているというものもあるということですので、現場の調査等もしっかりやっていかなければならないという部分もあります。
それと、御案内かもしれませんが、家庭用の電球と違いまして照明灯全部を、照明器具を全て取りかえるということになります。電球を取りかえればいいというわけではございませんので、先ほど話題になりましたデザイン灯におきましては、そのデザイン灯が
LED化されたものが発売されていないとか、あったとしても非常に高額になるというようなことから、基本的には水銀灯をナトリウムランプに交換したりとか、それからセラミックメタルハライドランプというような新しい製品も出てきております。
そういう省エネで、かつ高耐久なLEDでない製品も出てきておりますので、そのあたりも含めて現在、鋭意検討しているということでございます。
私からは、以上です。
○議長(田中 元議員)
建設部長。
○
建設部長(山形惠昭) 私のほうからは、具体的な数値についてちょっと補足させていただきます。
道路照明、いわゆる車の安全を図るためにやっている照明についての数ですが、こちらで把握しているのは2,164基ということで捉えております。そのうち水銀灯は1,038基ということであります。
それから、
LED化する今後の方向性ということですが、
エスコ事業とは別に
LED化について私のほうから申し上げますと、やはり省エネの関係で、基本的には
LED化ができるものにあってはそちらのほうで取り組んでいきたいということで考えていまして、具体的な例を申し上げますと、今、市のほうで土淵川環境整備連携事業ということで、県のほうで進めている土淵川の整備とあわせて市のほうで中心市街地活性化基本計画に基づきまして、いわゆる蓬莱橋周辺のウオーキングトレイルという歩くコースを整備していこうということで進めていますが、その中においては、黄昏橋から徒橋までの間、LED灯の照明を27基設置するということで考えていまして、既に昨年度11基が設置済みということであります。
以上であります。
○議長(田中 元議員) 31番。
○31番(藤田隆司議員) 答弁をいただき、ありがとうございました。
この問題については、秋田市にいろいろ
LED化ということで我々視察にも行ってまいりました。特に、今回の措置の
LED化エスコ事業というのは、県内で初めてということで大変我々も興味深く見ています。
それで、この事業というものは、安全な市民生活を確保するということで極めて重要、市民の安全、生活安全条例というものを制定していますが、その中での安全な市民生活の確保においては大変結構だと。市が直営をすると、
エスコ事業でやるということは大変いいと思っております。
関係者の御努力と今後35年までですから、その間の努力をお願いをしておきたいと思います。
特に、ちょっと細かいことですが、
LED化と言えば発光ダイオードという、LEDとは何でしょうかという市民もあるわけです。それから、
エスコ事業とは何ですかという市民もあります。少し広報とか、宣伝をお願いをしておきたいと思います。
初ですからね、わからないのは当然ですよ。街灯の
LED化、これは大体わかるのですが、言葉の意味はやはり
LED化という横文字を使わないで、やはり教えてください、お願いをいたします。
あと、
建設部長のほうからも若干出ましたが、特に土淵川のほうの管理道路、この辺よく街路灯とか、道路照明灯では言われるのです。
一中の裏口のあたりとか、東照宮のあたりとか、保健センターの裏口は真っ暗だと。何かあればどうするのかと。特に、土淵川の沿川の土淵川管理道路についての、
建設部長からお話がございましたが、そこら辺について早急にやってほしいという意見もありますので、それについての見解を求めておきたいと思います。
あとは、要所要所で10年間ですから、平成35年度まで蒔苗部長の今の流れを聞きましたのでわかりましたが、要所要所では市民の方々に説明、特に町会長をやっていないとわからないのです。町会長やっている方が、議員やったとすれば質問できるでしょうが、なかなかこれは下に落とせと、町会までといっても町会長のあたりでとまるのが普通なのですよ。
私も町会長と二つやっていればいろいろな意見を言えるのですが、一つよりやっていませんので、できれば広報というものを、要所要所での
LED化エスコ事業についての広報というのはやっていただきたいと思いますが、見解を求めます。
以上であります。
○議長(田中 元議員)
市民文化スポーツ部長。
○
市民文化スポーツ部長(蒔苗貴嗣)
LED化、あるいは
エスコ事業というものに関する広報活動をやっていただきたいということですので、しっかり検討をさせていただきたいと思います。
私からは、以上です。
○議長(田中 元議員)
建設部長。
○
建設部長(山形惠昭) 土淵川についての、いわゆる防犯灯のことだと思うのですけれども、整備の仕方ということの見解ということですが、土淵川の沿道につきましては、例えば弘南鉄道の中央弘前駅、境橋なのですが、境橋からずっと行って中央通りの徒橋までの左岸については市道ということで認定しております。それで、徒橋から先の月見橋、ただいまお話があった一中の裏のあたりですが、右岸側が市道として市のほうで管理しています。左岸側が、いわゆる県の河川管理用道路ということで河川の管理になっているわけです。
それで、暗いというのは多分河川管理部分のお話だと思うのですが、ここにつきましては、原則、県のほうの、今まで伺っている話でいくと、県のほうとしては、やはり河川管理道路については県としての街灯の設置は考えていないということを今まで伺っているのですが、ただ、市民の方からそういう暗いというお話があるのであれば、私の今までの経験上、別の区間で、河川の裏側のほうに街路灯をつければ逆に明るいという苦情が出る市民の方もいますが、市民の、地域の要望ということでまとまってくるのであれば、これにつきましては、例えば街路灯の、今の
エスコ事業ではなくて、
LED化事業の中の新設ということの中で、庁内の関係部署との協議も俎上にのせながら、基本的には管理者である県のほうに今のお話を相談してみたいと考えております。
以上であります。
○議長(田中 元議員) ほかに御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中 元議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第95号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中 元議員) 御異議なしと認めます。
よって、議案第95号は、原案のとおり可決いたしました。
――
―――――――――――――――
○議長(田中 元議員) 次に、お諮りいたします。
議案熟考のため、9月2日から6日まで、及び9日の6日間を休会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中 元議員) 御異議なしと認めます。
よって、6日間休会することに決しました。
以上をもって、本日の日程は、全部終了いたしました。
次の本会議は、9月10日午前10時開議とし、その日程は一般質問を予定しております。
本日は、これをもって散会いたします。
午前11時07分 散会...