• 関係人口(/)
ツイート シェア
  1. 青森市議会 2020-11-27
    令和2年第4回定例会(第1号) 本文 2020-11-27


    取得元: 青森市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時30分開会 ◯議長(長谷川章悦君) これより令和2年第4回青森市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は「議事日程第1号」により会議を進めます。           ────────────────────────── 2 ◯議長(長谷川章悦君) この際、私から申し上げます。  去る11月1日に執行されました青森市議会議員補欠選挙において御当選されました澁谷洋子議員については、議事の進行上、6番に着席いただいておりますが、議事に先立ち、私から御紹介を申し上げます。  澁谷洋子議員であります。   〔議員澁谷洋子君起立し、一礼〕(拍手)           ────────────────────────── 日程第1 議席の指定 3 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第1「議席の指定」を行います。  今回御当選されました澁谷洋子議員の議席は、会議規則第4条第2項の規定により、議長において6番に指定いたします。           ────────────────────────── 日程第2 会議録署名議員の指名 4 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第2「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、12番秋村光男議員及び22番工藤健議員を指名いたします。           ────────────────────────── 日程第3 会期の決定 5 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第3「会期の決定」を議題といたします。
    6 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、会期予定表のとおり、本日から12月23日までの27日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月23日までの27日間と決定いたしました。           ──────────────────────────  諸般の報告 8 ◯議長(長谷川章悦君) この際、諸般の報告を行います。  初めに、議会運営委員の辞任についてでありますが、去る10月21日、一身上の都合により、16番蛯名和子議員から議会運営委員を辞任したいとの申出があり、委員会条例第14条の規定により、議長において同日付でこれを許可いたしました。  次に、議会運営委員の選任についてでありますが、去る10月21日にあおもり令和の会会派から議会運営委員の選任届があり、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において同日付で18番神山昌則議員を、また、会派の異動に伴い、自由民主党会派が9名となったことから、去る11月20日に、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において同日付で14番中村節雄議員議会運営委員にそれぞれ指名いたしました。  次に、常任委員の選任についてでありますが、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において去る11月2日付で6番澁谷洋子議員民生環境常任委員に指名いたしました。  次に、都市整備促進対策特別委員の辞任についてでありますが、去る11月6日、一身上の都合により、15番山本武朝議員から都市整備促進対策特別委員を辞任したいとの申出があり、委員会条例第14条の規定により、議長において同日付でこれを許可いたしました。  次に、都市整備促進対策特別委員の選任についてでありますが、委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、議長において去る11月6日付で6番澁谷洋子議員都市整備促進対策特別委員に指名いたしましたので、御報告申し上げます。           ────────────────────────── 日程第4 雪対策について 9 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第4「雪対策について」を議題といたします。  雪対策特別委員長の報告を求めます。28番藤原浩平議員。   〔議員藤原浩平君登壇〕 10 ◯28番(藤原浩平君) ただいまから雪対策特別委員会の審査の経過について報告いたします。  本委員会は11月18日に開催し、閉会中の継続審査となっておりました雪対策について審査いたしましたが、今後とも所期の目的を達成するため、本件については、全員異議なく、さらに閉会中の継続審査とすべきものと決しました。  以上が審査の経過でありますが、詳細については、配付いたしております継続審査申出についてのとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 11 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  本件については、ただいまの委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第5 都市整備促進対策について 13 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第5「都市整備促進対策について」を議題といたします。  都市整備促進対策特別委員長の報告を求めます。35番奥谷進議員。   〔議員奥谷進君登壇〕 14 ◯35番(奥谷進君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから都市整備促進対策特別委員会の審査の経過と結果について報告をいたします。  本委員会は11月18日に開催し、閉会中の継続審査となっておりました本委員会の所管事項であります青森市立地適正化計画における地区拠点区域に関することについて審査いたしました。その結果、所管事項については、青森市議会委員会条例第2条第2項の規定により、所管する常任委員会において引き続き協議することとなりましたことから、本委員会については、全員異議なく審査終了すべきものと決しました。  以上が審査の過程と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答等については、配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  これまで御協力を賜りました各委員及び理事者の方々に心からお礼を申し上げまして、本委員会の報告を終わります。 15 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  本件については、ただいまの委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第6 観光・交流対策について 17 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第6「観光・交流対策について」を議題といたします。  観光・交流対策特別委員長の報告を求めます。4番中田靖人議員。   〔議員中田靖人君登壇〕 18 ◯4番(中田靖人君) ただいまから観光・交流対策特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は11月18日に開催し、閉会中の継続審査となっておりました本委員会の所管事項であるインバウンド推進海外観光誘客に関すること、文化観光に関すること、国際及び地域間の交流に関すること、スポーツ環境に関すること、交通政策に関することについて審査をいたしました。その結果、これらの所管事項については、青森市議会委員会条例第2条第2項の規定により、それぞれ所管する各常任委員会において引き続き協議することとなりましたことから、本委員会については、全員異議なく審査終了すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における理事者からの説明等については、配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  これまで御協力を賜りました各委員及び理事者の方々に心から御礼を申し上げまして、本委員会の報告を終わります。 19 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  本件については、ただいまの委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第7 議会広報広聴について 21 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第7「議会広報広聴について」を議題といたします。  議会広報聴特別委員長の報告を求めます。18番神山昌則議員。   〔議員神山昌則君登壇〕 22 ◯18番(神山昌則君) ただいまから議会広報聴特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は10月14日に開催し、閉会中の継続審査となっておりました本委員会の所管事項である議会だよりに関すること、議会放映及びホームページに関すること、議会図書室管理運営に関すること、議会報告会に関することについて審査をいたしました。その結果、これらの所管事項については、これまで本委員会において様々な見直しを図りながら取組を進めてまいりましたところ、今後は、地方自治法第100条第12項及び青森市議会会議規則第168条の規定に基づく協議または調整を行うための場として、本委員会に代わり新たに組織されます議会広報紙編集会議及び議会広報聴推進会議において引き続き協議・調整が図られることとなりました。このことから、本委員会については、全員異議なく審査終了すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答等は、配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  これまで御協力を賜りました各委員に心からお礼を申し上げます。  本委員会の報告を終わります。ありがとうございました。 23 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  本件については、ただいまの委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第8 議案第144号 令和2年度青森市一般会計補正予算(第8号) 日程第9 議案第145号 青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 25 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第8議案第144号「令和2年度青森市一般会計補正予算」及び日程第9議案第145号「青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」の計2件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。小野寺市長。   〔市長小野寺晃彦君登壇〕 26 ◯市長(小野寺晃彦君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)令和2年第4回定例会の開会に当たり、提案いたしました各議案の御説明に入ります前に、お許しをいただき、一言御挨拶をさせていただきますとともに、今後の市政運営についての所信の一端を申し上げたいと存じます。  私は、去る11月1日の市長選挙におきまして、7万1738票もの多くの市民の皆様の御支持・御支援を賜り、本日11月27日からを新たな任期として、引き続き青森市政を担わせていただくことになりました。これは、今回の選挙において目標と公言してきた、1期目に頂いた6万4218票を一票でも上回る御支持をいただくことを実現し、前回よりも7520票もの多くの方がさらに私の背中を押してくださったことのあかしであり、また、84%という得票率は、昭和26年、横山實市長が再選された市長選まで遡るとのことであります。改めて深く感謝を申し上げますとともに、その責任の重さに身の引き締まる思いであり、ふるさと青森市のかじ取りを再び託していただいた市民の皆様の御期待に応えるべく、決意を新たにしているところであります。  今回の市長選最大の争点は、新型コロナウイルスからふるさと青森市を守る具体的な処方箋を描けるかでありました。市民の皆様に御評価いただいたのは、やみくもにコロナ対策に全力を挙げるという抽象論ではなく、独自に設置した地域外来PCR検査センターにおいて、市民誰もが毎日、医師の診察を受けられ、必要な検査が受けられる県内随一の医療検査体制を構築していることであります。今後、秋冬の第3波とも呼ばれる流行に備え、青森市医師会や民間医療機関の皆様と協力し、さらなる検査能力の拡充を図ってまいります。  また、感染防止と経済活動を両立する具体策を提示できるかも問われました。全市民分28万セットをお届けしている青森市プレミアム付商品券は、利用店舗数も過去最高の1938店舗に及び、新型コロナ不況で大きなダメージを受けた家計のサポートと地元青森のお店の支援を両立する取組として、選挙戦でも多くの御評価をいただきました。今後も、売上減などの難しい要件や多数の書類の提出を求めることのない形で、市内の小売業や飲食業などの店舗が感染防止を図りながら営業を続けられるよう支援してまいります。  しかしながら、今回、市民の皆様に最も強く共感いただいたことは、新型コロナウイルスからこの町を守りながら、来るべきポストコロナ・アフターコロナに備え、青森市の未来図を具体的に描ける攻めの姿勢であります。現在、東京都では毎月1万人ずつ人口が減る、史上まれに見る事態が起きています。満員電車で毎日2時間かけて通勤し、密なオフィスで仕事をすることの感染リスクに、大都市に住む人たちは気づき始めています。青森市の人口密度は東京の10分の1、熱帯化する東京に比べ冷涼な気候、そして新幹線や飛行機など、交通ネットワークが充実した青森市の強みを生かし、ピンチをチャンスに変えて、新たな移住・移農・企業誘致などを目指してまいります。  僅か4年前、この壇上で、私は「あおもり、再生。市政を前へ!」と誓いました。アウガ、新庁舎、青森駅周辺整備、そして操車場跡地。批判するだけでは、凍結するだけでは、市政は一歩も前へ進まないこと、そして、その先の未来を語れない者に未来を任せることはできないことを体感した多くの市民の皆様が私を再び押し上げてくださいました。  来年3月には、青森駅自由通路がいよいよ開通します。5月には、新たな浪岡病院が開院します。9月には、新青森駅前に結婚式場やレストランが開業します。令和4年度には、青森駅西口駅前広場が整備され、新町一丁目には百貨店が建て替えられます。令和5年度には、中新町山手地区も新たに生まれ変わり、そして令和6年度には、操車場跡地に新たな市民体育館が登場します。  財源調整のための3基金残高50億円の目標を維持しながら、市債残高をきっちりと縮減しながら、1期目にまいたまちづくりの種をしっかりと花開かせていくことへのチャレンジ。「あおもり、挑戦!市政をもっと前へ」。市民の皆様の大きな負託に応え、青森市の具体的な未来図を描いてまいります。  「未来は、夢を持つことのすばらしさを信じる人のものです」。  第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの妻であり、アメリカ国連代表として世界人権宣言を起草したアナ・エレノア・ルーズベルトはこう述べました。  新型コロナウイルスという100年に1度の災禍からこの町を守りながら、後ろ向きな議論に陥ることなく、ピンチをチャンスに変え、守りから攻めに転じ、新型コロナに「つよい街」を築くことで、「市民誰もがまた夢を持ち、笑顔で未来を語れる街」青森市を創り上げてまいりますので、改めまして、議員各位、そして市民の皆様の御理解・御協力を賜りますようお願い申し上げ、2期目の市政運営に当たっての私の所信表明とさせていただきます。  それでは、今定例会に提出いたしました議案のうち、議案第144号及び議案第145号の2件については他の提出議案に先立ち御審議をいただく必要がありますことから、その概要を御説明申し上げたいと存じます。  議案第144号「令和2年度青森市一般会計補正予算」について御説明申し上げます。  歳出の主な内容についてでありますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止特別対策事業については、感染症予防事業として、かかりつけ医などの身近な医療機関でインフルエンザと新型コロナウイルスの両方の診療・検査を行う診療・検査医療機関による体制の整備により、増加が見込まれるPCR検査等に係る患者の自己負担の軽減などに要する経費を、また、地域外来検査センター等運営事業として、地域外来及び検査センター等における業務用品費医師派遣委託料など、医療検査体制の確保に要する経費をそれぞれ措置するものであります。  次に、事業継続支援緊急対策事業(新しい生活様式対応支援)については、国の福祉施設等に対する助成や県の宿泊業等に対する助成の対象とならない小売業・飲食業等全19業種の店舗・事業所において非接触体温計フェースシールドをはじめとした衛生環境の整備に要する経費や、空調設備の導入・強化などの換気の向上に要する経費のほか、キャッシュレス決済の導入などの密集・接触の回避に要する経費について、1事業者当たり30万円を上限として、1事業所・店舗につき助成対象経費の8割相当額または10万円のいずれか低い額を支援する経費を措置するものであります。  修学旅行支援事業については、新型コロナウイルス感染症対策の一環として行った修学旅行の延期や旅行先の変更、旅行の取消しの際に発生したキャンセル料等について、保護者等の負担軽減を図るために市が公費負担するための経費を措置するものであります。  歳入については、歳出補正に連動する財源や本補正を実施するために必要な調整分を見込んだものであり、これらの結果、2億4473万円の増額補正となり、これを加えた一般会計予算総額は1598億619万1000円となる次第であります。  次に、条例案について御説明申し上げます。  議案第145号「青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」は、人事院及び青森県人事委員会による給与改定に係る勧告を勘案し、一般職及び特別職職員の期末手当の支給月数を年間で0.05月分引き下げるため改正しようとするものであります。  以上、御説明申し上げました補正予算案については、新型コロナウイルス感染症に関する市の緊急対策として速やかに事業に着手する必要があること、また、条例案については12月期末手当の基準日であります12月1日までに施行する必要があることから、通常の議案に先駆けて提案した次第であります。  慎重御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。 27 ◯議長(長谷川章悦君) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  15番山本武朝議員。 28 ◯15番(山本武朝君) 公明党の山本武朝です。議案第144号「令和2年度青森市一般会計補正予算(第8号)」について質疑いたします。  10月、弘前で発生したクラスター、その広がり、接触者ルートから青森県内で多くの感染症患者が発生いたしました。一昨日の11月25日をもって、全ての濃厚接触者等について、2週間の健康観察期間が終了し、クラスターの拡大を抑え込むことができました。今般のクラスターの発生は大きな試練となりましたが、医療関係者、保健所等の関係部署の皆様の必死の対応のおかげであります。  昨日、11月26日現在、本県の感染者数は285人、亡くなられた方が6人であります。うち本市の感染者数は32人であります。東京、大阪、札幌などの大都市だけでなく、全国のどこの県でも陽性者が発出しており、第3波の到来とも言われております。こうした中、このたび、身近な地域の診療所、かかりつけ医新型コロナウイルス感染症の相談・診察・検査を行うことができる体制となり、市民の命を守り、感染症への不安の解消を少しでも取り除くものであります。ひいては、社会経済活動の復活につながることを願う次第であります。  そこでお尋ねいたします。かかりつけ医等の身近な医療機関でインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の両方の診療・検査を行う診療・検査医療機関の体制が整備されるとのことであるが、今後、市民が医療機関で受診していく流れも含め、新型コロナウイルス感染症に係る本市の検査体制はどのようになるのかお知らせください。
    29 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。小野寺市長。 30 ◯市長(小野寺晃彦君) 山本武朝議員からの診療・検査医療機関の体制整備についての御質疑に私からお答え申し上げます。  例年、季節性インフルエンザの流行期には多数の発熱患者が発生しており、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症を臨床的に識別することは困難であることから、国では、季節性インフルエンザ流行期を踏まえた検査需要に対応できるよう、検査体制を抜本的に拡充する「新型コロナウイルス感染症に関する検査体制の拡充に向けた指針」を示したところです。  この国の指針に基づき、県では、発熱患者等が、帰国者・接触者相談センターを介することなく、かかりつけ医などの地域で身近な医療機関などを受診し、必要に応じて検査を受けられる体制を整備するため、県医師会及び各郡市医師会を通じて、県内医療機関の意向を取りまとめ、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの両方へ対応し、相談・診察・検査等を行う医療機関を診療・検査医療機関として11月25日時点で162の医療機関を指定しております。新たな診療体制への移行を12月1日からとしているところであります。これら診療・検査医療機関は、全県的に非公表の取扱いとなっております。  本市では、青森市医師会の御協力の下、11月20日の発表時点から1か所増えまして38か所の医療機関が診療・検査医療機関として県から指定を受け、準備を整えたところであり、これらに係る所要の経費について御審議をいただくものであります。  12月1日からの受診の流れについてのお尋ねもございました。発熱などの症状がある方は、まずは、かかりつけ医など、身近な医療機関へ電話で受診を相談していただきたいと存じます。相談した医療機関が診察・検査が可能であれば、指示を受けて受診していただき、そうでない場合は、医療機関間の連携により、診察・検査が可能な医療機関を御案内いただく流れとなっております。かかりつけ医がいないなど、相談に迷う場合には、県が設置している新型コロナウイルス感染症コールセンターへの相談や、本市にあっては、これまで同様、地域外来を直接受診いただいても構わないものであります。地域外来受診者で医師が必要と判断した方については、11月1日からPCR検査センターでも新型コロナウイルス検査と同時にインフルエンザの検査も実施しているところであります。  なお、保健所の帰国者・接触者相談センターは、名称が受診・相談センターと名前が変わります。主に新型コロナウイルス感染症患者と接触したなど、感染の心配のある方の受診相談等に対応していくことになります。なお、市民に御案内しております017-765-5280、この電話番号は同じであります。今後も市民の相談窓口であることには変わりございません。  これらの体制によりまして、本市の検査能力は、これまでの1日40件から、診療・検査医療機関での検査能力も合わせますと11月20日の発表時点からさらに増加して約7.3倍、291件まで拡大することとなりました。市検査センターでは、今後の検査需要に対応していくため、ドライブスルーの車両待機スペースも現状の4台から14台に拡張してまいります。本市の地域外来・検査センターは、年末年始も無休であります。診療・検査へしっかりと対応してまいります。  この県内随一の地域外来・検査センター機能に加えまして、かかりつけ医となる診療・検査医療機関がさらに広がりますよう、市医師会とも連携協力しながら、本市の検査体制を一層強化してまいりたいと考えております。  私からは以上であります。 31 ◯議長(長谷川章悦君) 15番山本武朝議員。 32 ◯15番(山本武朝君) 市長、答弁ありがとうございます。今後、市民がどう受診していけばいいのか、流れを分かりやすく答弁いただきましてありがとうございます。  本市は、もともと地域外来・検査センター、これを持っているわけです。毎晩、診察を受けることができるわけですけれども、この機能とともに、このたび、かかりつけ医等の御協力で、県の指定となる診療・検査医療機関、現在1か所増えて、青森市内は38か所でございますが、まずは手挙げをしていただいた診療所の医師の先生方に感謝申し上げますとともに、さらに広がりますよう、医師会の先生方の御協力・連携の下、本市の検査体制の拡充をお願い申し上げます。  指定を受けた診療・検査医療機関は、先ほど答弁で非公表とのことですが、そこで再度のお尋ねをいたします。指定された診療・検査医療機関名を公表したほうが市民は受診しやすいと思いますが、指定医療機関を非公表とした理由をお知らせください。 33 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。保健部長。 34 ◯保健部長(浦田浩美君) 指定医療機関を非公表とした理由についての再度の御質疑にお答えいたします。  県によりますと、診療・検査医療機関の公表につきましては、県医師会、各郡市医師会との話合いの中で、医療機関名を公表することは、受診患者の集中や、陽性患者が発生したときにその医療機関への風評被害のおそれがあることから非公表の取扱いをしたと伺っており、全国、他県においても同様の理由から非公表としているところが多い状況にございます。  非公表としておりましても、相談のあった方をしっかりと受診へつないでいけるよう、医療機関には診療・検査医療機関が周知されております。 35 ◯議長(長谷川章悦君) 15番山本武朝議員。 36 ◯15番(山本武朝君) 非公表の理由は承知いたしました。このたびの検査体制の強化及び変更について、市民の皆様に広報・周知をよろしくお願いします。また、報道の方もよろしくお願いいたします。  さて、最後、3つ目ですけれども、新型コロナウイルス感染症の検査は、PCR検査、抗原検査などがありますが、このたびの検査はどのタイプの検査が行われるのでしょうか。  再度お尋ねします。指定された診療・検査医療機関における検査内容をお知らせください。 37 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。保健部長。 38 ◯保健部長(浦田浩美君) 診療・検査医療機関の検査内容についての再度の御質疑にお答えいたします。  検査内容につきましては、受診者の状況に応じて、診療のみとなる場合、インフルエンザの検査のみを行う場合、また、新型コロナウイルス感染症のPCR検査または抗原検査と同時にインフルエンザの検査を実施する場合とがあり、新型コロナウイルス感染症の検査は簡易性や迅速性から抗原検査を実施するところが多い状況にございます。 39 ◯議長(長谷川章悦君) 次に、1番赤平勇人議員。 40 ◯1番(赤平勇人君) 日本共産党の赤平勇人です。議案第144号「令和2年度青森市一般会計補正予算(第8号)」の中の事業継続支援緊急対策事業(新しい生活様式対応支援)について質疑します。  申請方法と申請期間、助成対象経費についてお示しください。 41 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。小野寺市長。 42 ◯市長(小野寺晃彦君) 赤平議員からの事業継続支援緊急対策事業補助金の申請方法、申請期間、また、補助対象・助成対象の経費についての御質疑に私からお答え申し上げます。  本定例会に関連補正予算案を提出させていただいておりますこの事業継続支援緊急対策事業(新しい生活様式対応支援)でございますが、現在、国において実施している福祉施設などへの補助、また、青森県において実施している宿泊事業者や観光事業者への補助の対象とならなかった飲食・小売業などの19業種を対象に、事業継続を支援するため、事業所・店舗などの新型コロナウイルス感染症感染防止対策に対する経費の一部を補助するものであります。  まず、補助対象経費・助成対象経費でございますが、1つに、衛生環境の整備を目的として、非接触型検温器やサーモグラフィー、アクリル板やパーティションなどの購入費やリース料・レンタル料、また、2つに、換気の向上を目的とした高効率換気機能を備えた空調設備や外気換気・空気清浄機能または除菌機能を備えたエアコンの購入のほか、網戸・窓・換気扇の設置工事費など、また、3つに、密集・接触の回避を目的として、タッチレス水栓や自動ドアなどの非接触型設備、また、キャッシュレス決済・セルフレジの導入に要する経費のほか、誘導サインの設置、テイクアウト対応設備の整備に要する経費を補助対象とすることを検討しております。補助金額については、事業所・店舗などにおけるこれら対策等に申請日から令和2年4月1日まで遡って要した経費を算定基礎とし、補助対象経費の8割相当額または10万円のいずれか低い額で下限を1万円、また、1事業者当たり上限30万円、1事業所・店舗につき上限10万円、3事業所・店舗までとする予定であります。  補助金の申請方法についてのお尋ねもございました。1つに、交付申請書と請求書を兼ねた事業継続支援緊急対策事業補助金交付申請書兼請求書及び申請者が補助対象者と分かるもの、具体的には、営業許可証の写しや店舗などの写真、決算書の写しなど、2つに、事業完了内容が確認できる書類、いわゆる領収書や納品書、工事内訳書の写しや工事後の写真などを提出していただくことを予定しております。  なお、これまで実施してきた青森市事業継続支援緊急対策事業──令和2年5月1日実施のもの、6月4日実施のもの、7月1日実施のものについて、交付決定を受けたことがある事業者については、この補助対象者と分かるものの添付書類を省略可能とする予定であることから、より事業者の皆さんが申請しやすい制度としているものであります。すなわち、他都市において実施している補助金などのように、対象者の要件として、例えば、売上高が前年同月比で20%以上減少したことであるとか、前年度に一定の事業収入があることなどの要件を設ける場合、申請における必要書類として、売上台帳や事業実施計画書、収支予算書等の数多くの書類の提出を求める必要が生じるところであります。本市の補助制度については、事業者の御負担とならないよう、売上高の減少などの要件は設けず、これまで実施してきた事業継続支援緊急対策事業と同様、できる限り簡素化しているものであり、実際に事業者や関係団体の皆様からも、分かりやすく、申請が楽で助かったという声も数多く寄せていただいているところであります。  最後に、申請期間についてでありますが、御議決をいただければ、12月中旬から申請の受付を開始し、令和3年2月28日までの受付とすることを予定しております。  私からは以上であります。 43 ◯議長(長谷川章悦君) 1番赤平勇人議員。 44 ◯1番(赤平勇人君) 助成対象経費の御答弁がありましたけれども、中身を見ると、衛生環境整備として、例えば、フェースシールドは対象だが、一方で使い捨てマスクは対象外。それから、空気清浄機能付エアコンは対象だけれども、空気清浄機は対象外となっています。その理由についてお示しください。  また、これまで既にビニールシートやパーティション、またはアクリル板の設置など、既に感染防止対策に取り組んでいる事業者も多い。しかし、こうした事業者が補助対象経費の支払いを証明する書類をなくしている場合はどうなるのかお示しください。 45 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。経済部長。 46 ◯経済部長(木村文人君) 赤平議員の事業継続支援緊急対策事業補助金(新しい生活様式対応支援)についての再度の御質疑にお答えいたします。  まず、消耗品や空気清浄機等を補助対象外とした理由についてでございますが、使い捨てマスクや詰め替え用消毒液といった消耗品や、容易に持ち運びが可能な空気清浄機などは、その用途が家庭用としても広く利用できますことから、事業所・店舗等に限定した経費であるという確認が困難であるため、補助対象外としたところであり、消耗品につきましては、青森県観光安全安心推進事業費補助金におきましても補助対象外としております。  次に、補助対象経費の支払いを証する書類がない場合についてでございますけれども、領収書等の補助対象経費の支払いを証する書類は申請内容や申請金額を確認するために添付いただくものであり、当該書類がない場合は補助対象経費としての算定が困難でありますことから、補助金の交付対象とならないものでございます。  以上でございます。 47 ◯議長(長谷川章悦君) 1番赤平勇人議員。 48 ◯1番(赤平勇人君) 県が行った青森県新しい生活様式対応推進応援金では、その条件として感染防止策を行うこととなっていました。青森県新しい生活様式対応推進応援金の対象事業者も本事業の対象となるのかお示しください。  それから、本事業について、市のホームページを確認すると、11月20日最終更新で、既に「議会議決前ではありますが」と断りを入れつつも、事業の概要についてアップされています。議会がまだ開会されていない状況にもかかわらず、掲載している理由についてお示しください。 49 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。経済部長。 50 ◯経済部長(木村文人君) 赤平議員の事業継続支援緊急対策事業補助金(新しい生活様式対応支援)についての再度の御質疑にお答えいたします。  まず、青森県新しい生活様式対応推進応援金の対象事業者の取扱いについてでございますが、青森県が実施いたしました青森県新しい生活様式対応推進応援金は、県内に事業所を有する大企業以外の法人もしくは個人事業主が、月間事業収入が前年同月比で20%以上減少した月があることや、適切な感染防止対策に取り組んでいること等を条件に、申請により10万円を応援金として支給する事業であります。  このたび、本市が独自に行います事業継続支援緊急対策事業(新しい生活様式対応支援)は、新型コロナウイルス感染症感染防止対策として実施する具体的な取組に要する経費の一部を補助するものであり、事業の趣旨が異なりますことから、前述の県の応援金対象事業者も対象とすることとしております。  次に、市ホームページへの事前掲載の理由についてでありますが、事業継続支援緊急対策事業の制度の概要等について、制度内容や必要書類の確認などの問合せが事業者から多数寄せられておりますことから、事業者がスムーズに申請できますよう、事前に検討中の内容を市ホームページに議会の議決前であること及び仮称を付して掲載しているものでございます。  なお、これまで市が実施してまいりました事業者への家賃補助などの事業継続支援緊急対策事業におきましても、同様に、青森市議会定例会会期日程等の告示後、検討中の内容を事前に掲載してきたところでございます。  以上でございます。 51 ◯議長(長谷川章悦君) 次に、9番万徳なお子議員。 52 ◯9番(万徳なお子君) 議案第145号「青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」質疑いたします。  初めに、今回の引下げによる職員1人当たりの年間の平均引下げ額と総額をお示しください。 53 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。小野寺市長。 54 ◯市長(小野寺晃彦君) 万徳議員からの条例改正による影響額についての御質疑にお答え申し上げます。  議案第145号「青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」では、人事院及び青森県人事委員会による勧告を勘案し、一般職及び特別職の期末手当の支給割合を年間で0.05月分引き下げる改定を行うため改正するものであります。具体的には、本年12月期の期末手当の支給割合を0.05月分引き下げ、令和3年度以降の支給割合については6月期及び12月期それぞれ0.025月分引き下げるとしてございます。  その影響額でございますが、総額で見ますと約6464万6000円となっております。職員1人当たりの平均というお尋ねでございますが、行政職給料表適用の職員1人当たり平均では約1万8000円となります。  私からは以上であります。 55 ◯議長(長谷川章悦君) 9番万徳なお子議員。 56 ◯9番(万徳なお子君) 次に、引下げ額の対象職員についてお尋ねしますが、恐らく市民病院のナースなど、医療職、この間のコロナで奮闘された皆さん──奮闘されている職員は、専門職に限らず皆さんそうだとは思いますけれども、そういった方々も対象となるのでしょうか。対象職員をお示しください。 57 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。総務部長。 58 ◯総務部長(能代谷潤治君) 今回の条例改正の対象職員についての御質疑にお答えいたします。  今回、給与改定の対象となる職員は、条例改正を予定しております青森市職員の給与に関する条例、また、青森市特別職の職員の給与に関する条例等が適用される職員、すなわち、医療職とかも含めます一般職に属する職員及び議員を含みます特別職の職員が対象となるものでございます。 59 ◯議長(長谷川章悦君) 9番万徳なお子議員。 60 ◯9番(万徳なお子君) 今、コロナで、今年は大変なことになっておりまして、民間企業でも経営が厳しく、人員を減らしたり、給料を削減せざるを得ないという状況の中でも、働く人たちの暮らしを守るために頑張っている経営者の方々もたくさんいるし、働いている人たちも給料が減るかどうかということで不安に思っている今般の状況の中、市の職員の給料が下げられず、踏みとどまるかどうかというのはとても大きなポイントになると思いますが、今回の市職員の給料が下がることについて、本市の経済・給与動向に与える影響についての市の見解をお示しください。 61 ◯議長(長谷川章悦君) 答弁を求めます。総務部長。 62 ◯総務部長(能代谷潤治君) 公務員給与についての再度の御質疑にお答えさせていただきます。  公務員の給与につきましては、国家公務員にあっては、国家公務員法第28条第1項において、「社会一般の情勢に適応するように、随時これを変更することができる。その変更に関しては、人事院においてこれを勧告すること」と、いわゆる情勢適応の原則が規定されておりまして、毎年、俸給、いわゆる給料表が適当であるかどうかなど、報告及び勧告されます、いわゆる人事院勧告に基づいて、給与が決定されております。  地方公務員にありましても、地方公務員法第14条第1項におきまして、「社会一般の情勢に適応するように、随時、適当な措置を講じなければならない」と国家公務員同様、情勢適応の原則が規定されておりますほか、同じく地方公務員法第24条第2項におきまして、「職員の給与は、生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与その他の事情を考慮して定められなければならない」と、いわゆる均衡の原則が規定されており、人事院及び県人事委員会による勧告を勘案し、給与が決定されてございます。  本年度の人事院勧告では、期末勤勉手当、いわゆる民間でいうボーナスに当たりますが、これが国家公務員の平均支給月数4.50月ですが、これが民間事業所の支給割合4.46月を0.04月上回っている状況にあり、民間との均衡を図るため、平均支給月数を0.05月分引き下げることが適当であるという人事院勧告となってございます。また、青森県の人事委員会の勧告におきましては、同じく期末勤勉手当について、職員の平均支給月数4.30月、これが本県の民間事業所の支給割合4.23月を0.07月上回っている状況にあり、民間のいわゆるボーナスの支給割合との均衡を図るため、平均支給月数を0.05月分引き下げることが適当であるという勧告となっているところでございます。  このように民間給与と公務員給与に格差があって、均衡を図るよう勧告されているにもかかわらず、給与改定等の適切な措置を講じないことは、公務員優遇との批判を免れないものと考えております。したがいまして、公務員の給与は、社会経済情勢、あるいは民間給与への影響を考慮するのではなくて、社会経済情勢を反映した民間給与等との均衡の原則に照らして決定されるものと認識しているところでございます。 63 ◯議長(長谷川章悦君) これにて質疑を終結いたします。 64 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第144号及び議案第145号の計2件については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、両案については委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  初めに、議案第144号について採決いたします。  議案第144号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第144号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第145号について採決いたします。  議案第145号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第145号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 68 ◯議長(長谷川章悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第10 議案第146号 令和2年度青森市一般会計補正予算(第9号) ~ 日程第66 議案第202号 市道の路線の認定について 69 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第10議案第146号「令和2年度青森市一般会計補正予算」から日程第66議案第202号「市道の路線の認定について」までの計57件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。小野寺市長。   〔市長小野寺晃彦君登壇〕
    70 ◯市長(小野寺晃彦君) 先ほど御審議を賜りました提出議案のほか、令和2年第4回定例会の開会に当たり、提出いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。  まず、議案第146号「令和2年度青森市一般会計補正予算」について御説明申し上げます。  歳出の主な内容についてでありますが、人件費関連については、現在の人員配置や給与改定に伴う調整を行うものであります。  まちづくり寄附制度推進事業については、元気都市あおもり応援基金に寄附金を積み立て、及び進呈品調達等に要する経費を措置するものであります。  扶助費関連については、障害者支援関連及び子育て支援関連事業の利用者の増加などに対応する経費を措置するほか、決算見込みに基づく調整を行うものであります。  青森操車場跡地周辺整備推進事業については、都市構造再編集中支援事業補助金の増額内示に伴い、青森操車場跡地周辺整備の推進を図るため東西用地における道路の新設及び拡幅等の整備を促進するものであります。  そのほか、6月補正以降の状況に対応した予算執行の停止や見直しを行い、東京2020聖火リレー等開催支援事業やあおもり産品販売促進事業など、全106事業、総額約7300万円について予算組替えを行おうとするものであります。  歳入の主な内容については、国庫支出金や県支出金などは歳出補正に連動する財源を、寄附金や繰入金などは必要な調整分をそれぞれ見込んだものであります。  次に、繰越明許費の設定について、福祉施設改築事業や青森操車場跡地周辺整備推進事業などの4件について、工期が次年度に及ぶため設定するものであります。  債務負担行為の設定については、(仮称)青森市アリーナ及び青い森セントラルパーク等整備運営事業を行うためのもの、青森駅について既存駅舎の撤去等の工事施行に係るもの、また、工事施工時期の平準化を図るもの、指定管理施設運営管理委託業務31件に係るもののほか、新年度業務を円滑に行うための契約準備行為に関するものの設定を行うものであります。  これらの結果、9億129万4000円の増額補正となり、これを加えた一般会計予算総額は1607億748万5000円となった次第であります。  議案第147号「令和2年度青森市競輪事業特別会計補正予算」から議案第152号「令和2年度青森市後期高齢者医療特別会計補正予算」までの各特別会計補正予算案及び議案第153号「令和2年度青森市病院事業会計補正予算」から議案第157号「令和2年度青森市自動車運送事業会計補正予算」までの各企業会計補正予算案については、人員配置や給与改定に伴う人件費の調整分を中心に、それぞれ今後の見込みに基づき、必要な経費を措置するものでありますが、議案第153号「令和2年度青森市病院事業会計補正予算」については、浪岡病院建替事業における救急車両通路などの外構工事の追加等に伴う期間と年割額に係る継続費の変更についても併せて行うものであります。  以上が今回の補正予算の主な内容であります。  次に、条例案について御説明申し上げます。  議案第158号「青森市税外諸歳入滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例の制定について」は、地方税法の一部改正による用語の変更に伴い、所要の整理をするため、関係条例を改正しようとするものであります。  議案第159号「青森市承認地域経済牽引事業のために設置される施設に係る固定資産税免除の特別措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の一部改正により、条例において引用する同法の条文に移動があったことから、これに伴う所要の整理をするため改正しようとするものであります。  議案第160号「青森市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」は、道路法施行令の一部改正による道路占用料の改定を勘案し、本市の道路占用料の額を改定するため改正しようとするものであります。  議案第161号「青森市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」は、都市公園の占用に係る使用料について、本市の道路占用料との均衡を図るため改定しようとするとともに、公有財産の効果的な利活用に取り組むため、都市公園に公募の方法により自動販売機を設置する場合の使用料について定めようとするものであります。  次に、単行案について御説明申し上げます。  議案第162号及び議案第163号の「財産の取得について」の2件は、本市職員が在宅勤務やウェブ会議を可能とする環境を整備するため、議案第162号についてはノートパソコンを、議案第163号についてはタブレットパソコンを取得しようとするものであり、いずれも青森市議会の議決に付さなければならない契約並びに財産の取得及び処分に関する条例の規定により提案いたしたものであります。  議案第164号から議案第198号までの「公の施設の指定管理者の指定について」の35件は、青森市立すみれ寮ほか56施設の指定管理者をそれぞれ指定しようとするものであります。  議案第199号「字の名称の変更について」は、地域自治区の設置期間の満了後も「浪岡」の名称を用いるため、字の名称を変更しようとするものであります。  議案第200号「黒石地区清掃施設組合の共同処理する事務の変更及び黒石地区清掃施設組合規約の変更について」は、黒石地区清掃施設組合の共同処理する事務のうち、し尿及び浄化槽に係る汚泥の処理業並びに浄化槽清掃業の許可事務を廃止することに伴い、同組合の共同処理する事務及び規約を変更することについて協議するものであります。  議案第201号「市道の路線の廃止について」は、既存路線の変更に伴い、篠田三丁目28号線ほか8路線を廃止しようとするものであり、議案第202号「市道の路線の認定について」は、市への寄附による道路敷地の取得、開発行為による帰属等に伴い、新田69号線ほか38路線を新たに市道の路線として認定しようとするものであります。  以上、提出いたしました議案の概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、議事の進行に伴い、それぞれ御説明いたしますので、慎重御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。           ────────────────────────── 日程第67 議員提出議案第22号 青森市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 71 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第67議員提出議案第22号「青森市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。 72 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第22号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第68 報告第37号 専決処分の報告について 日程第69 青市監報告第220号 定期監査報告 ~ 日程第72 青市監報告第223号 財政援助団体等監査報告 76 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第68報告第37号「専決処分の報告について」から日程第72青市監報告第223号「財政援助団体等監査報告」までの計5件については、配付いたしております報告書のとおり報告がありました。           ────────────────────────── 日程第73 議会運営委員の選任 77 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第73「議会運営委員の選任」を行います。  議会運営委員の任期は、委員会条例第4条第3項において準用する同条例第3条第1項の規定により2年となっており、去る11月25日に任期満了となりましたので、改めて議会運営委員の選任をするものであります。  議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において配付の名簿のとおり指名いたします。  ただいま委員に選任されました議会運営委員の諸君は、委員長及び副委員長を互選して、議長に報告願います。なお、組織会は、本日の本会議休憩中、第3委員会室で行います。  この際、暫時休憩いたします。   午前11時35分休憩           ──────────────────────────   午後1時40分開議 78 ◯議長(長谷川章悦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。           ────────────────────────── 79 ◯議長(長谷川章悦君) この際、私から報告いたします。  本日、本会議休憩中に開催された議会運営委員会の組織会において、委員長に31番大矢保議員、副委員長に18番神山昌則議員がそれぞれ互選されましたので報告いたします。           ────────────────────────── 日程第74 議席の一部変更 80 ◯議長(長谷川章悦君) 日程第74「議席の一部変更」を議題といたします。  本件については、会派の異動に伴い、会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部を変更しようとするものであります。その議席番号及び氏名については、配付いたしております議席表のとおりであります。 81 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  本件については、配付いたしております議席表のとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、配付いたしております議席表のとおり、議席を変更することに決しました。  新議席への着席については、次の会議からといたしたいと思います。           ────────────────────────── 83 ◯議長(長谷川章悦君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。           ──────────────────────────  休会について 84 ◯議長(長谷川章悦君) お諮りいたします。  議案熟考のため、11月28日から12月2日までの5日間休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、11月28日から12月2日までの5日間休会することに決しました。  来る12月3日は午前10時会議を開きます。           ──────────────────────────  散 会 86 ◯議長(長谷川章悦君) 本日はこれにて散会いたします。   午後1時42分散会 TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...