青森市議会 2020-03-23
令和2年第1回定例会(第7号) 本文 2020-03-23
議案第83
号については、
委員長報告のとおり可決と決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
32
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第83
号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいま
の委員長報告中、
議案第84
号についても御
異議がありますので、
起立により採決いたします。
議案第84
号については、
委員長報告のとおり可決と決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
33
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第84
号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く案件
については、
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
34
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第18
議案第68
号 青森市無料低額宿泊所
の設備及び運営に関する基準を定める
条例の制定につい
て ~
日程第25
議案第81
号 青森市食品衛生法施行
条例の一部を改正する
条例の制定
について
35
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第18
議案第68
号「青森市無料低額宿泊所
の設備及び運営に関する基準を定める
条例の制定
について」から
日程第25
議案第81
号「青森市食品衛生法施行
条例の一部を改正する
条例の制定
について」まで、計8件を
一括議題といたします。
民生環境常任
委員長
の報告を求めます。18番天内慎也議員。
〔議員天内慎也君登壇〕
36 ◯18番(天内慎也君) ただいまから民生環境常任
委員会
の審査
の経過と結果
について報告いたします。
本
委員会は3月6日に開催し、
今期定例会において付託されました
議案8件
について審査いたしました。
初めに、
議案第68
号「青森市無料低額宿泊所
の設備及び運営に関する基準を定める
条例の制定
について」及び
議案第69
号「青森市動物愛護管理員設置
条例の制定
について」
の計2件
についてでありますが、両案
については、いずれも
全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第74
号「青森市幼保連携型認定こども園
の設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例の制定
について」でありますが、本案
については、
起立採決の結果、
賛成多数をもって原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第75
号「青森市放課後児童健全育成事業
の設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例の制定
について」、議案
第78
号「青森市健康増進センター
条例及び
青森市総合福祉センター
条例の一部を改正する
条例の制定
について」、議案
第79
号「青森市廃棄物
の処理及び清掃に関する
条例の一部を改正する
条例の制定
について」、議案
第80
号「青森市浄化槽保守点検業者登録
条例の一部を改正する
条例の制定
について」及び
議案第81
号「青森市食品衛生法施行
条例の一部を改正する
条例の制定
について」
の計5件
についてでありますが、各案件
については、いずれも
全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査
の経過と結果でありますが、審査
の過程における主なる
質疑応答等については、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本
委員会
の報告を終わります。
37
◯議長(
長谷川章悦君) ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
38
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件
については、
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
39
◯議長(
長谷川章悦君) 9番万徳なお子議員、何
号に御
異議がありますか。
40 ◯9番(万徳なお子君)
議案第74
号に
異議があります。
41
◯議長(
長谷川章悦君) ただいま
の委員長報告中、
議案第74
号について御
異議がありますので、
起立により採決いたします。
議案第74
号については、
委員長報告のとおり可決と決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
42
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第74
号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件
については、
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
43
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、各案件
については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第26
議案第1号 令和2年度
青森市一般会計予算 ~
日程第93
議案第89
号 令和元年度
青森市農業集落排水事業特別会計に収入として繰り入れる額
の変更
について
44
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第26
議案第1号「令和2年度
青森市一般会計予算」から
日程第93
議案第89
号「令和元年度
青森市農業集落排水事業特別会計に収入として繰り入れる額
の変更
について」まで、計68件を
一括議題といたします。
予算特別
委員長
の報告を求めます。7番中田靖人議員。
〔議員中田靖人君登壇〕
45 ◯7番(中田靖人君) ただいまから予算特別
委員会
の審査
の経過と結果
について報告いたします。
まず3月6日、本会議終了後に開催された予算特別
委員会
の組織会において
委員長及び副
委員長
の互選が行われたところ、私が
委員長に、副
委員長に山本武朝
委員が選ばれましたので、
報告いたします。
次に、本
委員会は3月10日、3月11日及び3月12日に開催し、
今期定例会において付託されました
議案第1号「令和2年度
青森市一般会計予算」から
議案第66
号「令和元年度
青森市細野財産区特別会計補正予算」まで、
議案第88
号「令和2年度
青森市駐車場事業特別会計に収入として繰り入れること
について」及び
議案第89
号「令和元年度
青森市農業集落排水事業特別会計に収入として繰り入れる額
の変更
について」
の計68件を
一括議題として審査いたしました。
また、採決
については、初めに、
議案第53
号「令和元年度
青森市一般会計補正予算」から
議案第66
号「令和元年度
青森市細野財産区特別会計補正予算」まで
の計14件を一括して諮ったところ、
議案第53
号及び
議案第54
号については、
起立採決の結果、
賛成多数をもって原案
のとおり可決すべきものと決し、
議案第53
号及び
議案第54
号を除く各案件
については、いずれも
全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第89
号「令和元年度
青森市農業集落排水事業特別会計に収入として繰り入れる額
の変更
について」を諮ったところ、
全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第1号「令和2年度
青森市一般会計予算」から
議案第52
号「令和2年度
青森市郷山前財産区特別会計予算」まで
の計52件を一括して諮ったところ、
議案第1号及び
議案第2
号については、
起立採決の結果、
賛成多数をもって原案
のとおり可決すべきものと決し、
議案第1号及び
議案第2
号を除く各案件
については、いずれも
全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、
議案第88
号「令和2年度
青森市駐車場事業特別会計に収入として繰り入れること
について」を諮ったところ、
全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査
の経過と結果でありますが、審査
の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本
委員会
の報告を終わります。
46
◯議長(
長谷川章悦君) ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
47
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
10番山脇智議員。
〔議員山脇智君登壇〕(拍手)
48 ◯10番(山脇智君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)日本共産党
の山脇智です。
議案第1号「令和2年度
青森市一般会計予算」及び
議案第2
号「令和2年度
青森市競輪事業特別会計予算」、
議案第53
号「令和元年度
青森市一般会計補正予算」及び
議案第54
号「令和元年度
青森市競輪事業特別会計補正予算」に反対
の立場から討論します。
今回
の予算にはGIGAスクール推進事業
のため
の予算、9億6588万7000円
の予算が含まれています。ソサエティー5.0時代に生きる子どもたち
の未来を見据え、高速大容量
の通信ネットワーク等を整備するとし、将来的には一人一人にタブレット端末を持たせるとしています。また、AIを活用し、一人一人
の適性・能力に応じた学び
の個別最適化を実現するとしています。しかし、教育へ
のAI
の導入、全て
の生徒へ
のタブレット端末
の配布
について、あたかも大きなメリットばかりがあるように示されていますが、デメリットや問題点
については全く触れられていません。市教育
委員会は、個別最適化された学びと再三述べていますが、適正・能力に応じるとは、できる子どもとできない子、それぞれに応じて差をつけた教育をするということですが、それが本当によいことな
のか
について疑念があります。
さらに、個別最適化
の学習をAIを活用して行うとしていますが、AIにもさまざまな問題があることが最新
の研究結果からわかってきています。その中で、教育現場に導入することを考えた場合、一番問題だと思うことは、導入したAIが人間が意図しない差別を行ってしまったという事例が、今、世界的に多数
報告されていることです。人種や性別などをデータとして採用していないにもかかわらず、再犯予測システムによる人種差別、採用システムによる性差別、さらに学習データをもとに入学願書を整理するAIが、女性と移民を不当に扱っていたことが判明した事例もあります。AIが導き出した結論
については、その思考経路をたどる
のが難しく、ブラックボックスとなっているので検証が困難という問題もあります。私は、AI自体を否定するつもりはありませんが、AIを使うため
のガイドラインやAI
の検査体制、AI開発
者の倫理教育など
の整備がまずは必要であり、政府によるガイドラインはすばらしいものですが、それを守らせるため
の体制はまだ確立されていません。最近では、リクルート社がAIが分析した個人情報を企業に売っていたことからも明らかです。
タブレット端末による子ども
の健康面
についても、一概に一部
の研究
者が言っているだけと片づけられるものではなく、ブルーライトによる視力へ
の影響や電磁波がどのような影響を与える
のか
については、全て
の生徒に配布し使うということを考えれば、長期的な面からも、もっと慎重に検証する必要があると私は思います。
そもそも一人も取り残されない教育を実現するためには、GIGAスクール構想を実現することではなく、ふえ続ける子ども
の貧困、教職員
の多忙化など
の根本的な問題
の解決が優先されるべきと考えるものです。
次に、スポーツコミッション
青森推進事業
についてですが、今回予算として2240万4000円が計上されています。地元紙で報道され、今
定例会の一般質問、予算特別
委員会において、村川市議が指摘しているように、スポーツコミッション
青森の委員を務めた方が失踪し、金銭面でも多方面に迷惑をかけていることが明らかになっています。市は全く無関係
のような振る舞いを続けていますが、税金を使っている事業ですし、まずは任命
者として、予算を計上する前に原因を追究した上で説明責任を果たすべきではないでしょうか。
青森操車場跡地周辺整備事業としては5億5022万5000円、
青森市
アリーナ推進事業として2476万円
の予算が計上されています。操車場跡地へ
のアリーナ整備
については、周辺整備を含めると大きく総事業費が膨らむおそれがあります。さらに、今
定例会には、Park─PFIを活用し、民間収益施設を整備するため
の条例案も提案されていますが、市が保有する公共スペースに、しかも、今既に公園として市民
の方に使われている場所に、民間事業
者が運営する飲食店などを設置することは、逆に市民
の利益に反するものになる
のではないかと私は思っています。さらに、全国
の設置事例などを見ても、事業が失敗するリスクなどもあり得ます。民間
の収益施設
の整備
については、有識者会議だけではなく、もっと幅広い市民
の声を聞く必要があると思います。
市街地
のイノベーションを支援するとして、新町一丁目地区優良建築物等整備事業、中新町山手地区
第一種市街地再開発事業としても17億円余り
の予算が計上されています。これまでも、本市は中心市街地
の活性化
のためとして、アウガを初め多額
の税金を中心市街地に投入してきましたが、どれだけ
の経済効果があった
のかなど、事業
の有益性などが適切に検証されてきていません。多額
の税金を投入する前に、過去
の事業
の検証、そして本当に必要な事業な
のかをもっと慎重に考える必要があると思います。
競輪事業特別会計
については、今後さらに公営ギャンブルを経営するため
の経済的・社会的な環境が厳しさを増していくと考えられる中において、早期
のうちに本事業から撤退するべきと考え、反対するものです。
以上をもちまして、一般会計予算及び一般会計補正予算、競輪事業特別会計予算及び競輪事業特別会計補正予算へ
の反対討論とします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
49
◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第1号については反対討論がありますので、
起立により採決いたします。
議案第1号については、
委員長報告のとおり可決と決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
50
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第1号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、
議案第2
号についても反対討論がありますので、
起立により採決いたします。
議案第2
号については、
委員長報告のとおり可決と決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
51
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第2
号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、
議案第53
号についても反対討論がありますので、
起立により採決いたします。
議案第53
号については、
委員長報告のとおり可決と決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
52
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第53
号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、
議案第54
号についても反対討論がありますので、
起立により採決いたします。
議案第54
号については、
委員長報告のとおり可決と決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
53
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第54
号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件
については、
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
54
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、各案件
については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第94
議案第90
号 令和2年度
青森市一般会計補正予算(
第1号)
日程第95
議案第91
号 令和元年度
青森市一般会計補正予算(
第6
号)
55
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第94
議案第90
号「令和2年度
青森市一般会計補正予算」及び
日程第95
議案第91
号「令和元年度
青森市一般会計補正予算」
の計2件を
一括議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
56 ◯市長(小野寺晃彦君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)本日追加提出いたしました
議案第90
号「令和2年度
青森市一般会計補正予算」及び
議案第91
号「令和元年度
青森市一般会計補正予算」
について、その概要を御説明申し上げます。
国内各地で感染
者が確認されている新型コロナウイルス感染症に関して、政府が3月10日に緊急対応策
第2弾を示したところでありますが、本市においても市内事業
者の経営に影響が生じており、このような状況を踏まえ、このたび市内事業
者の資金繰りを支援する緊急的な対応として、本市独自
の融資制度を創設する必要があるものと判断し、本日、提案するものであります。
補正
の内容でありますが、
青森市特別保証融資制度
の地場産業振興資金に特別融資枠を設けるに当たり、本補正予算を御議決いただいた後、直ちに実施することから、今年度から来年度にまたがるものとして、両年度
の利子補給に係る債務負担行為を設定するものであります。今回創設する地場産業振興資金特別小口枠は、融資対象
者を新型コロナウイルス感染症による影響により、売上高が減少するなど、経営
の安定に支障が生じている事業
者とし、市
のセーフティネット保証または危機関連保証
の認定を受けていることを要件として、融資限度額を300万円、資金使途を運転資金、融資期間を5年以内とし、信用保証料及び利子
については市が全額補給することとしております。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響へ
の本市
の事業
者支援策としては、ただいま御説明申し上げた制度
のほか、
青森県が実施しております特別保証融資制度
の経営安定化サポート資金において、県が同感染症を災害枠として指定したことを受け、信用保証料
について、県
の3割に加え、当該制度に協調連携している本市においても7割を補給することとしております。
以上、
議案の概要を御説明申し上げましたが、慎重御審議
の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。
57
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
58
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
59
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第90
号及び
議案第91
号の計2件
については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
60
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、両案
については
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
初めに、
議案第90
号について採決いたします。
議案第90
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
61
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第90
号については原案
のとおり可決されました。
次に、
議案第91
号について採決いたします。
議案第91
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
62
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第91
号については原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第96 雪対策
について ~
日程第99 議会広報広聴
について
63
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第96「雪対策
について」から
日程第99「議会広報広聴
について」まで、計4件を
一括議題といたします。
各案件
については、各特別
委員長から、会議規則
第111条
の規定により、配付いたしております申出書
のとおり、閉会中
の継続審査の申し出があります。
64
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
各特別
委員長から
の申し出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
65
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、各特別
委員長から
の申し出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することに決しました。
──────────────────────────
日程第100
議案第92
号 教育
委員会
委員の任命
について
66
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第100
議案第92
号「教育
委員会
委員の任命
について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
67 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第92
号について御説明申し上げます。
平成28年
第1回
定例会において御同意をいただき任命いたしました教育
委員会
委員石澤千鶴子氏は、来る3月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、土岐志麻氏が適任と認められますので、任命いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
68
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
69
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
70
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議案となっております
議案第92
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
71
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
72
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議案となっております
議案第92
号については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
73
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第101
議案第93
号 教育
委員会
委員の任命
について
74
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第101
議案第93
号「教育
委員会
委員の任命
について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
75 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第93
号について御説明申し上げます。
平成28年
第3回
定例会において御同意をいただき任命いたしました教育
委員会
委員大嶋憲通氏は、来る5月19日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
76
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
77
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
78
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第93
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
79
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
80
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第93
号については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
81
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第102
議案第94
号 固定資産評価審査
委員会
委員の選任
について
82
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第102
議案第94
号「固定資産評価審査
委員会
委員の選任
について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
83 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第94
号について御説明申し上げます。
平成29年
第1回
定例会において御同意をいただき選任いたしました固定資産評価審査
委員会
委員雪田重裕氏は、来る5月18日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、鈴木泰雄氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
については、お手元
の資料
のとおりであります。
84
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
85
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
86
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第94
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
87
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
88
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第94
号については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
89
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第103
議案第95
号 固定資産評価審査
委員会
委員の選任
について
90
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第103
議案第95
号「固定資産評価審査
委員会
委員の選任
について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
91 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第95
号について御説明申し上げます。
平成29年
第1回
定例会において御同意をいただき選任いたしました固定資産評価審査
委員会
委員飯田善之氏は、来る5月18日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
92
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
93
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
94
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第95
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
95
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
96
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第95
号については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
97
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第104
議案第96
号 固定資産評価審査
委員会
委員の選任
について
98
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第104
議案第96
号「固定資産評価審査
委員会
委員の選任
について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
99 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第96
号について御説明申し上げます。
平成29年
第1回
定例会において御同意をいただき選任いたしました固定資産評価審査
委員会
委員奥田直樹氏は、来る5月18日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、佐々木学氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
100
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
101
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
102
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第96
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
103
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
104
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第96
号については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
105
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第105
議案第97
号 財産区管理
委員の選任
について
106
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第105
議案第97
号「財産区管理
委員の選任
について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
107 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第97
号について御説明申し上げます。
平成27年
第1回
定例会において御同意をいただき選任いたしました孫内財産区管理
委員我満清吾氏は、去る平成30年2月9日に辞任されました。また、平成28年
第1回
定例会において御同意をいただき選任いたしました、前田、安田、金浜、野木、孫内及び野内財産区管理
委員計9名
の方々は、本日3月23日、来る3月24日または3月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、孫内財産区管理
委員我満清吾氏
の後任には我満一男氏が、同じく孫内財産区管理
委員千葉鉄哉氏
の後任には我満俊洋氏が適任と認められますので、選任することとし、その他
の方々
については再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、これら
の方々
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
108
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
109
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
110
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第97
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
111
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
112
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第97
号については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
113
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第106
議案第98
号 人権擁護委員候補者の推薦について
114
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第106
議案第98
号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
115 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第98
号について御説明申し上げます。
平成29年
第1回
定例会において御同意をいただき
推薦いたしました
人権擁護委員高松隆氏は、来る6月30日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任とし、
推薦いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
116
◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
117
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
118
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第98
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
119
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
120
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第98
号については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
121
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第107 議員提出
議案第1号 地方自治法
第180条
第1項
の規定による市長
の専決処分事項
の指定に
ついて
の一部改正
について
日程第108 議員提出
議案第2
号 青森市議会会議規則
の一部を改正する規則
の制定
について
122
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第107議員提出
議案第1号「地方自治法
第180条
第1項
の規定による市長
の専決処分事項
の指定
についての一部改正
について」及び
日程第108議員提出
議案第2
号「青森市議会会議規則
の一部を改正する規則
の制定
について」
の計2件を
一括議題といたします。
123
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第1号及び議員提出
議案第2
号の計2件
については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
124
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、両案
については提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
125
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出
議案第1号及び議員提出
議案第2
号の計2件
については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
126
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、両案
については原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第109 議員提出
議案第3
号 学校給食費
の無償化を求める意見書
127
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第109議員提出
議案第3
号「学校給食費
の無償化を求める意見書」を議題といたします。
128
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第3
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
129
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
130
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、順次発言を許します。
15番山本武朝議員。
〔議員山本武朝君登壇〕(拍手)
131 ◯15番(山本武朝君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)公明党
の山本武朝です。議員提出
議案第3
号「学校給食費
の無償化を求める意見書」に対して、反対
の立場から討論を行います。
本意見書では、貧困と格差が広がる中、教育費
の負担軽減を求めるものとして学校給食費
の無償化を国に求めるものです。これ自体は我が党も、また議場内にいらっしゃる多く
の議員も理解し得るものであります。では、教育費
の負担軽減を掲げる我が公明党が、なぜ現時点において反対する
のか申し上げます。
1つ目は、政策立案において、選択と集中
の中で政策
の優先順位を考慮することであります。子育て支援
の政策で、昨年10月から幼児教育・保育
の無償化が実施されました。およそ9割
の方が評価するとあります。私ども
の現場アンケート調査では、今後取り組んでほしい政策として、複数回答ですが、保育
の質
の向上が50.
1%で
第1位、
第2位がゼロから2歳児
の無償化
の実施で38.8%、
第3位が待機児童対策で36.6%とあり、保育士
の加配・処遇改善が保育士
の確保につながると多く
の園長先生から要望をお聞きしました。また、学校教育においては、老朽化した校舎
の改築・建てかえ、屋根
の大規模改修など教育環境
の整備には多く
の課題があり、ファシリティーマネジメント
の観点から優先順位を決めて取り組んでおります。また、学習環境
の変化
の中で、教員
の働き方改革も大事であります。教員
の多忙化解消につながるわけで、当然
のことです。教員
の加配も国、県に求めている現状です。
このように、子育て、学校教育
の分野だけでも取り組むべき課題が数多くあります。本市
の学校給食は、御承知
のように、食材料費として、小学校が
1食260円、中学校が320円、浪岡地区は310円であります。大方
の保護
者には御理解を得て御負担いただいております。納められた学校給食費が子どもたち
の給食を支えているわけです。経済的に厳しい約2割
の世帯では、扶助として給食支援をしており、全て
の児童・生徒に学校給食が実施されております。
さき
の定例会の議論で、本市が新たに学校給食を無償化するには年間約9億3000万円
の予算が恒常的に必要なこと、国
の経済財政
諮問会議では、全国
の学校給食
の無償化には約5120億円が必要と
の試算が紹介されました。恒常的な財源
の確保が示されなくては、この無償化
の議論は進まないものです。
2つ目
の理由として、国、本市・地方自治体において持続可能なまちづくり
のため、健全な財政運営、財政
のバランスが求められていることです。私たち市議会議員は、市民
の要望を聞き、限られた財源、財政事情
の中で政策を提言し、市民
の福祉
の向上に努める立場であります。とともに、持続可能な本市
の財政運営を監視、チェックし、健全な財政運営を市民から負託されていることを忘れてはなりません。国会議員であれ、市会議員であれ、健全な財政運営が求められる
のは当然であります。
以上
の2つ
の理由から、現時点において学校給食
の無償化に当たっては、財源
の確保を初め解決すべき課題が数多くあり、政策
の優先順位を考えると、学校給食
の無償化のみならず幅広い議論が求められます。子ども
の貧困
の解消、子育て世代が抱える経済的負担を軽減し、誰もが安心して子育てができる環境整備をすることが重要であると考えます。よって、現時点において、今般
の意見書には幅広い議論が必要であり、慎重に判断すべきと考え、反対するものであります。
議員各位
の慎重な御判断をお願い申し上げます。御清聴ありがとうございました。
132
◯議長(
長谷川章悦君) 次に、19番村川みどり議員。
〔議員村川みどり君登壇〕(拍手)
133 ◯19番(村川みどり君) 日本共産党
の村川みどりです。議員提出
議案第3
号「学校給食費
の無償化を求める意見書」に
賛成の立場から討論を行います。
現在、
青森県内では40市町村中、3市10町4村
の計17市町村で何らかの学校給食費
の無料化、または補助を行っています。少しずつですが無償化
の流れが広がっています。学校給食を国
の責任で実施することを求める根拠は、文部科学省自身が学校給食を教育
の一環と位置づけていることにあります。さらに憲法
第26条
第2項
の義務教育
の無償化、学校給食は全て
の子どもに与えるべきとしたユネスコ勧告などがあります。文部科学省が行った学校給食無償化
の実施状況調査において、各自治体
の無償化
の目的として、食育
の促進、保護
者の経済的負担
の軽減、定住・転入
の促進、さらには、児童・生徒
の給食費未納・滞納に対する心理的負担
の解消などが挙げられています。
1951年、国会参議院文部
委員会で、日本共産党は義務教育無償化問題を取り上げ、政府は、憲法
の義務教育無償化をできるだけ早く広範囲に実現したい、学用品、学校給食費、できれば交通費もと答弁しています。しかし、70年過ぎても、給食費や制服、副教材など
の負担を解消していません。また、1947年
の文部省事務次官通達において、学校給食法で保護
者負担とされている食材費
については、自治体が全額補助することも否定されないことが確認されています。
3月17日、大阪市で4月から小・中学校
の給食を無償化することを表明しました。当初は2021年度から
の予定でしたが、新型コロナウイルス
の感染拡大を受けた経済対策として実施を早めたと言います。子育て世帯
の負担を軽減する狙いで、2020年度は所得制限を設けず、全世帯を対象にする方針で、政令市では初
の無償化実施となります。大阪市
の松井市長は、学校が休校になり子どもたちには支出が伴う、保護
者の仕事もこの先どうなるかわからない、経済的に非常に苦しい状況で、安心して子育てができる形をつくってあげたいと説明しています。新たに60億円
の市
の負担になり、財政調整基金を取り崩して対応するとしています。今こうした地方自治体
の努力に国が支援することが求められています。
最後に、学校給食
の無償化を行う
のであれば、幼児教育・保育
の無償化と同様に、教育費
の負担軽減
の一環として、国において財源をしっかり確保した上で、国
の制度として義務教育
の学校給食
の無償化を導入すべきであるという意見が、昨年末
の議会で語られました。国
の責任で実施することこそ、この意見書
の趣旨であり、このような意見
の方にも賛同してもらえるものと考えます。
以上、本意見書へ
の賛同をお願いし、
賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
134
◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出
議案第3
号については反対討論がありますので、
起立により採決いたします。
議員提出
議案第3
号については、原案
のとおり決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
135
◯議長(
長谷川章悦君)
起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第110 議員提出
議案第4
号 加盟店
の営業と権利を守り、コンビニ業界
の健全な発展を図るため、
コンビニ・フランチャイズ法
の制定を求める意見書
136
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第110議員提出
議案第4
号「加盟店
の営業と権利を守り、コンビニ業界
の健全な発展を図るため、コンビニ・フランチャイズ法
の制定を求める意見書」を議題といたします。
137
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第4
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
138
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
139
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
1番赤平勇人議員。
〔議員赤平勇人君登壇〕(拍手)
140 ◯
1番(赤平勇人君) 日本共産党
の赤平勇人です。議員提出
議案第4
号「加盟店
の営業と権利を守り、コンビニ業界
の健全な発展を図るため、コンビニ・フランチャイズ法
の制定を求める意見書」に
賛成の立場から討論を行います。
現在、全国には約5万5000店
のコンビニがあると言われています。コンビニは小売だけでなく、税金・公共料金
の収納代行、現金預け払い機
の設置、住民票
の発行など生活に欠かせない機能を担っています。さらに近年では、災害時
の物資供給や防犯
の役割まで求められています。そうした中で、コンビニ本部と加盟店が対等な関係になく、24時間営業
の強制やオーナーに廃棄
の負担を押しつけるコンビニ会計など不公正な契約に縛られているコンビニオーナーから、待遇改善や本部
の横暴に対する規制、コンビニが果たす社会的役割にふさわしく、加盟店
の営業と権利を守る新しい法律
の制定を求める声が上がっています。
雑誌「世界」
の2020年1月
号と2月
号には、ジャーナリスト
の斎藤貴男氏によって、コンビニオーナーが抱える深刻な実態が生々しく
報告されています。2010年にコンビニ業界
1位を誇るセブン-イレブン
のオーナーとなったSさんは、当初本部から語られていた夢物語とは180度違って、仕事がきついなど
の理由で人手がなかなか集まらず、妻が日中出て、Sさんは夜勤、それでも足りないから、今度は長男と次男
の手もかりて、やっと回します。家族全員が販売期限切れ
の廃棄弁当を食べ、仕事
の合間を縫って、バックヤードに敷いた段ボールで仮眠をとる。もう限界だ、店を閉めたいと本部に訴えると、やめたかったら違約金1000万円を払ってくださいと言われ、続けざるを得なくなった。その後、恵方巻きやクリスマスケーキなどを本部社員に勝手に大量に発注されたり、ドミナント戦略といって近隣に同じ店が出されたこともあり売り上げが激減。借金も膨れ将来に絶望した長男は、2014年にみずから命を絶ちました。やがてオーナー
のSさんも、2019年にみずから命を絶ちました。
長年にわたり、コンビニオーナーたちがこうした実態を上げながら改善を訴えてきたことを受けて、政府もようやく腰を上げ、経済産業省には新たなコンビニ
のあり方検討会が立ち上がりました。検討会が2月10日に発表した
報告書は、売上高
の伸び悩みやオーナー
の過重負担などを指摘し、「コンビニというビジネスモデル
の持続可能性が危機に瀕している
のではないか」と警鐘を鳴らしました。
こうした問題
の根本には、フランチャイズ契約をきちんと規定する法整備がなされていないことにあります。この分野
の第一人
者である日本弁護士連合会
の消費
者問題対策
委員会で、独禁法部会
の監事を務めている中村昌典弁護士は、こうしたオーナーと本部間
の問題に対して、現在ある独占禁止法や中小小売商業振興法では実効性に問題があると指摘しています。
今、全国でも少なくないコンビニオーナーが、やむにやまれず本部側を相手取り訴訟を起こしています。しかし、加盟店を守る法律が確立されていない中で、その多く
の判決は本部側
の勝訴となっています。昨年6月に日本共産党は、コンビニ・フランチャイズ法
の制定を求める緊急提言を発表しました。提言は、本部による営業時間・日数
の強制禁止、既存店近隣
の出店を原則禁止、人件費上昇などに応じたロイヤルティー
の見直し、オーナーに廃棄
の負担を押しつけるコンビニ会計
の見直し、本部による一方的な契約更新拒絶
の禁止、オーナー・加盟店団体と本部と
の交渉権
の保障、行政による監視指導体制
の確立
の6項目です。
地域になくてはならない存在となっているコンビニオーナーから、親が死んでも休めない、20年間一度も休んだことがないといった切実な声が上がっている中、本部
の横暴からオーナーを守り、権利を保障するルール
の確立へ向けて、多く
の議員
の御賛同をお願い申し上げ、私
の賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
141
◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出
議案第4
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
142
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議がありますので、
起立により採決いたします。
議員提出
議案第4
号については、原案
のとおり決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
143
◯議長(
長谷川章悦君)
起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第111 議員提出
議案第5
号 後期高齢
者の医療費窓口負担
の原則
1割
の継続を求める意見書
144
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第111議員提出
議案第5
号「後期高齢
者の医療費窓口負担
の原則
1割
の継続を求める意見書」を議題といたします。
145
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第5
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
146
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
147
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
18番天内慎也議員。
〔議員天内慎也君登壇〕(拍手)
148 ◯18番(天内慎也君) 日本共産党
の天内慎也です。議員提出
議案第5
号「後期高齢
者の医療費窓口負担
の原則
1割
の継続を求める意見書」に、
賛成の立場から討論を行います。
2019年12月19日に発表された政府
の全世代型社会保障会議中間
報告において、現在75歳以上
の高齢
者の窓口負担も負担能力に応じたものへと改革していくとし、一定所得以上
の高齢
者を対象に2割負担も導入することを盛り込みました。今後、団塊
の世代が75歳以上になり始める2022年までに実施できるよう、法制上
の措置を講じるとしています。後期高齢
者医療制度は、2008年
の4月に開始されましたが、制度発足前、厚生労働省幹部が、医療費が際限なく上がり続ける痛みを後期高齢
者が自分
の感覚で感じ取っていただくと本音で語り、大問題になりました。実際、75歳以上人口がふえるほど保険料アップにつながる仕組みになっており、値上げ
の傾向に歯どめがかかりません。窓口負担
の2割負担へ
の引き上げは、この間
の医療、介護、年金
の連続改悪に続き、高齢
者を標的にさらなる痛みを強いるものです。医療
の窓口負担増がますます受診抑制も招き、重症化など高齢
者の健康に深刻な悪影響を与えることは明らかです。今でも年金から天引きされる保険料
の重みは高齢
者の暮らしを圧迫し続けています。
平成29年度から段階的に見直されてきた後期高齢
者の保険料
の軽減特例が平成31年度で廃止となりました。また、入院時
の食事や水光熱費
の負担引き上げ、紹介状なしで大病院を受診した際
の追加負担徴収、高額療養費
の自己負担上限
の引き上げなどを強行してきました。さらに、消費税10%
の実施は収入
の少ない高齢
者の生活を圧迫します。既に高齢
者の医療費窓口負担は、70歳から74歳
の2割へ
の引き上げがされています。政府はこれをさらに後期高齢
者にまで広げようとしている
のです。
青森市で、後期高齢
者医療保険料
の低所得
者に対する均等割額軽減を受けている人は、本市
の被保険
者の4万2116人
のうち2万8669人と約68%を占めています。こうした方々
の窓口負担を2倍に引き上げれば、年金など
のわずかな収入で生活をつないでいる高齢
者をますます医療から遠ざけ、重症化を招くことにもつながります。政府は、社会保障費
の削減をやめて充実に転換し、憲法
第25条に定められた社会保障
の増進義務を果たすべきであります。窓口
1割負担
の大原則を崩すことは、国
の社会保障に対する責任を大きく後退させることであり、認められません。
議員各位に御賛同をお願いし、
賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
149
◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出
議案第5
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
150
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議がありますので、
起立により採決いたします。
議員提出
議案第5
号については、原案
のとおり決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
151
◯議長(
長谷川章悦君)
起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第112 議員提出
議案第6
号 国民健康保険財政へ
の国庫負担割合を元に戻し、自治体と国民健康保
険加入
者の負担軽減を求める意見書
152
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第112議員提出
議案第6
号「国民健康保険財政へ
の国庫負担割合を元に戻し、自治体と国民健康保険加入
者の負担軽減を求める意見書」を議題といたします。
153
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第6
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
154
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
155
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
9番万徳なお子議員。
〔議員万徳なお子君登壇〕(拍手)
156 ◯9番(万徳なお子君) 9番、日本共産党
の万徳なお子です。議員提出
議案第6
号「国民健康保険財政へ
の国庫負担割合を元に戻し、自治体と国民健康保険加入
者の負担軽減を求める意見書」
の賛成の討論をします。
国民健康保険には個人事業
者も多く加入していますが、新型コロナウイルスによる影響がはかり知れないと悲鳴が聞かれます。先日私は、日本共産党県会議員らとアウガ地下や古川
の商店街を訪問し、状況をお聞きしてまいりました。中国や韓国から
の客が来なくなった、長引けばやめなくてはならない、融資制度にとどまらず、できることは何でもやってほしいと多く
の方に頭を下げられました。仕事
についていない国民健康保険加入
者も、消費税増税に伴う物価高などで暮らしが厳しい
のは同じです。国庫負担金をもと
のようにふやし、国民健康保険加入
者の負担を減らせば──本議会で意見書を採択することは、市民へ
の大きな励ましとなるに違いありません。
ぜひとも御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、私
の賛成討論を終わります。
157
◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出
議案第6
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
158
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議がありますので、
起立により採決いたします。
議員提出
議案第6
号については、原案
のとおり決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
159
◯議長(
長谷川章悦君)
起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第113 議員提出
議案第7
号 最低賃金
の地域間格差を解消する全国一律最低賃金制度
の実現と中
小企業支援
の拡充を求める意見書
160
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第113議員提出
議案第7
号「最低賃金
の地域間格差を解消する全国一律最低賃金制度
の実現と中小企業支援
の拡充を求める意見書」を議題といたします。
161
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第7
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
162
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
163
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
1番赤平勇人議員。
〔議員赤平勇人君登壇〕(拍手)
164 ◯
1番(赤平勇人君) 日本共産党
の赤平勇人です。議員提出
議案第7
号「最低賃金
の地域間格差を解消する全国一律最低賃金制度
の実現と中小企業支援
の拡充を求める意見書」に
賛成の立場から討論を行います。
2019年
の改定で、
青森県
の地域別最低賃金は時給790円となりましたが、全国で最も低い水準です。一方で、最も高い東京都では1013円、その差は223円となっており、13年前
の109円
の差と比べると2倍以上となっています。今、ただでさえ非正規労働
者が全体
の約4割と言われている中で、新型コロナウイルス
の影響で、ただでさえ低賃金ということに加え、仕事も少なくなり、いよいよ生活ができなくなるという深刻な声も寄せられています。
全労連が2016年に行った最低生計費調査では、
青森市内で25歳
の単身
者が賃貸ワンルームマンションに住居して、普通
の生活を送る
のに必要な最低生計費は月額税込み21万6083円です。これを月150時間働いたと計算すると、時給では1441円必要となります。最低限
の普通
の暮らしに必要な賃金は、時給で1441円、実際
の最低賃金は790円と、余りにも開きがあります。最低賃金法は、その目的として、「この法律は、賃金
の低廉な労働
者について、賃金
の最低額を保障することにより、労働条件
の改善を図り、もつて、労働
者の生活
の安定、労働力
の質的向上及び事業
の公正な競争
の確保に資するとともに、国民経済
の健全な発展に寄与することを目的とする」とあります。労働
者の生活
の安定という法
の目的から見ても、最低賃金を普通
の暮らしが保障できる額へと引き上げていくことが必要です。
また、最低生計費調査では、さいたま市在住で都心部勤務
の25歳男性
の最低生計費は月23万3801円、時給1345円と、首都圏と地方と
の差はないことも明らかです。しかし、賃金には大きな差がある。そのことによって、県内、市内
の特に若い層
の人口が首都圏へと流出していく背景には、地方は賃金が安い、首都圏は賃金が高いという声があることは誰もが認めることではないでしょうか。人口流出を防ぐ上で、全国知事会からは、全国一律
の最低賃金制度
の確立を求める声も上がっています。最低賃金
の大幅な引き上げを行うためには中小企業へ
の支援が不可欠です。日本商工会議所など
の調査では、最低賃金引き上げに必要な支援策として、中小企業
の要望が最も多かった
のが、税・社会保険料負担
の軽減で65.2%に上りました。政府は、日本
の経済を下支えする中小企業支援に大きく力を入れて、社会保険料
の事業主負担を軽減し、賃上げを直接支援するべきです。
今、国
の景気対策に必要なことは、働く人を元気にすることではないでしょうか。消費税が10%に上がって以降、実質家計消費も冷え込み続け、さらに今、新型コロナウイルス
の猛威が、リーマンショックを超える大きさで押し寄せています。こうした中で、労働
者の賃上げを行い、元気にして経済
の好循環をつくっていくことが必要だと考えます。
働く人が普通に暮らせるだけ
の賃金を確保するために、多く
の議員
の御賛同を呼びかけまして、私
の賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
165
◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出
議案第7
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
166
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議がありますので、
起立により採決いたします。
議員提出
議案第7
号については、原案
のとおり決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
167
◯議長(
長谷川章悦君)
起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第114 議員提出
議案第8
号 全国学力・学習状況調査に関する意見書
168
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第114議員提出
議案第8
号「全国学力・学習状況調査に関する意見書」を議題といたします。
169
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第8
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
170
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
171
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
19番村川みどり議員。
〔議員村川みどり君登壇〕(拍手)
172 ◯19番(村川みどり君) 日本共産党
の村川みどりです。議員提出
議案第8
号「全国学力・学習状況調査に関する意見書」に
賛成の立場から討論を行います。
毎年4月に実施されている全国学力テスト
の結果は、新聞各紙は都道府県、政令市ごと
の平均正答率を掲載し、順位をつけて報じた新聞もありました。全国学力テストは点数競争
の弊害を大きくするだけで、子どもに豊かな学力をつけることには役立たないことがますます明らかになっています。発表された結果を見ると、国語で、自分で考えをまとめたり、読み手にわかりやすく書いたりすることが苦手、勉強が好きという子ども
のほうが正答率が高いなど、多くはこれまでも指摘されてきたことや、改めて全国的に調べるまでもないことです。どう見ても、毎年全て
の子どもを対象にしてテストを行う理由はありません。
一方で、全国学力テストは全員を対象としてきたことで、回を重ねるたびに点数競争が激化し、問題を広げてきました。テスト
の結果は、文部科学省自身が言っているように、学力
の特定
の一部分、教育活動
の一側面でしかありません。ところが、多く
の教育
委員会が、全国平均点よりも上になどと学校と教師をあおり、点数アップを現場に押しつけました。その結果、学校は子どもたちに過去
の学力テスト
の問題を繰り返しやらせるなど学力テスト対策に追われ、ほか
の教育活動がなおざりにされる傾向が強まっています。
学力向上
のためだとして、型にはまった授業
のやり方が強要され、子ども
の実態に合わせた教育を困難にしています。本来必要な授業準備
の時間さえとれない教師
の多忙化に拍車をかけています。学力テストには毎年50億円を超える予算がかけられていますが、教育条件
の整備こそが今、緊急に求められています。豊かな学力を保障するためには、教員
の定数を抜本的にふやして、多忙化を解消することが必要です。教員が授業
の準備に十分に時間をかけ、創意あふれる教育ができるようにし、学習がおくれがちな子どもにも丁寧に対応できるようにするためにお金をかけるべきです。
以上
のことから、全国学力テストを悉皆方式から抽出方式にすることを求める本意見書に御賛同をお願いし、
賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
173
◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出
議案第8
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
174
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議がありますので、
起立により採決いたします。
議員提出
議案第8
号については、原案
のとおり決することに
賛成の諸君
の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
175
◯議長(
長谷川章悦君)
起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第115 議員提出
議案第9
号 地域公共交通維持
のため
の財政支援
の拡充を求める意見書
176
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第115議員提出
議案第9
号「地域公共交通維持
のため
の財政支援
の拡充を求める意見書」を議題といたします。
177
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第9
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
178
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
179
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出
議案第9
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
180
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第116 議員提出
議案第10
号 新たな過疎対策法
の制定に関する意見書
181
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第116議員提出
議案第10
号「新たな過疎対策法
の制定に関する意見書」を議題といたします。
182
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第10
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
183
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
184
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出
議案第10
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
185
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第117 議員提出
議案第11
号 中高年
のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書
186
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第117議員提出
議案第11
号「中高年
のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書」を議題といたします。
187
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出
議案第11
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
188
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
189
◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出
議案第11
号については、原案
のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
190
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第118 議員派遣
について
191
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第118「議員派遣
について」を議題といたします。
192
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
本件
については、配付しておりますとおり、議員を派遣することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
193
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。
──────────────────────────
194
◯議長(
長谷川章悦君) 以上で本日
の日程は全部終了いたしました。
──────────────────────────
閉 会
195
◯議長(
長谷川章悦君) これにて令和2年
第1回
青森市議会
定例会を閉会いたします。
午前11時38分閉会
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