• 諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦について(/)
ツイート シェア
  1. 青森市議会 2018-09-27
    平成30年第3回定例会(第7号) 本文 2018-09-27


    取得元: 青森市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    ▼最初ヒットへ(全 0 ヒット1   午前10時開議 ◯議長里村誠悦君) これより本日会議を開きます。  本日会議は「議事日程により会議を進めます。           ────────────────────────── 2 ◯議長里村誠悦君) この際、お諮りいたします。  4番橋本尚美議員から、9月6日一般質問における発言中、配付しております発言部分について、会議規則65条規定により取り消したい旨申し出がありました。  この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 3 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、4番橋本尚美議員から発言取り消し申し出を許可することに決しました。  会議録から、発言取り消し申し出部分は削除いたします。           ────────────────────────── 日程第1 議案137 契約締結について(八重田浄化センター合流最終沈殿池設備改築電気工事日程2 諮問第 下水道使用料督促処分に対する審査請求に係る諮問について ~ 日程11 諮問第18 下水道使用料徴収処分に対する審査請求に係る諮問について 4 ◯議長里村誠悦君) 日程第1議案137「契約締結についてから日程11諮問第18「下水道使用料徴収処分に対する審査請求に係る諮問についてまで、計11件を一括議題といたします。  総務企画常任委員報告を求めます。8番奈良岡隆議員。   〔議員奈良岡隆登壇〕 5 ◯8番(奈良岡隆君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶあり)ただいまから総務企画常任委員審査経過と結果について報告いたします。  本委員会は9月11日に開催し、今期定例会において付託されました議案件及び諮問10件について審査いたしました。  初めに、議案137「契約締結についてでありますが、本案については、全員異議なく原案とおり可決すべきものと決しました。
     次に、諮問第「下水道使用料督促処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第10「下水道使用料徴収処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第11「下水道使用料督促処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第12「下水道使用料徴収処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第13「下水道使用料督促処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第14「下水道使用料徴収処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第15「下水道使用料督促処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第16「下水道使用料徴収処分に対する審査請求に係る諮問について諮問第17「下水道使用料督促処分に対する審査請求に係る諮問について及び諮問第18「下水道使用料徴収処分に対する審査請求に係る諮問について計10件についてでありますが、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、各諮問については、いずれも全員異議なく審査請求について棄却すべきであると答申すべきものと決し、その後、正副委員もとで作成した各諮問に対する答申書案について審査いたしましたが、各諮問に対する答申書案については、全員異議なく正副委員もとで作成した答申書案とおり答申することに決しました。  以上が審査経過と結果でありますが、審査過程における主なる質疑応答等及び諮問に対する答申については、配付いたしております委員長報告書及び答申書案とおりであります。  以上をもって本委員報告を終わります。 6 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 7 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 8 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件について委員長報告とおり決しました。           ────────────────────────── 日程12 議案133 青森浪岡細野渓流魚増殖実習場設置条例を廃止する条例制定について             ~ 日程15 議案140 字区域変更について 9 ◯議長里村誠悦君) 日程12議案133「青森浪岡細野渓流魚増殖実習場設置条例を廃止する条例制定についてから日程15議案140「字区域変更についてまで、計4件を一括議題といたします。  文教経済常任委員報告を求めます。6番舘山善也議員。   〔議員舘山善也君登壇〕 10 ◯6番(舘山善也君) ただいまから文教経済常任委員審査経過と結果について報告いたします。  本委員会は9月11日に開催し、今期定例会において付託されました議案4件について審査いたしました。  初めに、議案133「青森浪岡細野渓流魚増殖実習場設置条例を廃止する条例制定についてでありますが、本案については、全員異議なく原案とおり可決すべきものと決しました。  次に、議案138「字区域変更について」、議案139「字区域変更について及び議案140「字区域変更について計3件についてでありますが、内容に関連がありますことから一括議題として審査いたしましたが、各案件については、いずれも全員異議なく原案とおり可決すべきものと決しました。  以上が審査経過と結果でありますが、議案に対する理事側から説明等については、配付しております委員長報告書とおりであります。  以上をもって本委員報告を終わります。 11 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 12 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 13 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件について委員長報告とおり決しました。           ────────────────────────── 日程16 議案134 青森手数料条例一部を改正する条例制定について ~ 日程18 議案136 青森道路附属物自動車駐車場条例一部を改正する条例制定について 14 ◯議長里村誠悦君) 日程16議案134「青森手数料条例一部を改正する条例制定についてから日程18議案136「青森道路附属物自動車駐車場条例一部を改正する条例制定についてまで、計3件を一括議題といたします。  都市建設常任委員報告を求めます。29番秋村光男議員。   〔議員秋村光男君登壇〕 15 ◯29番(秋村光男君) ただいまから都市建設常任委員審査経過と結果について報告いたします。  本委員会は9月11日に開催し、今期定例会において付託されました議案3件について審査いたしました。  議案134「青森手数料条例一部を改正する条例制定について」、議案135「青森屋外広告物条例一部を改正する条例制定について及び議案136「青森道路附属物自動車駐車場条例一部を改正する条例制定について計3件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案とおり可決すべきものと決しました。  以上が審査経過と結果でありますが、審査過程における主なる質疑応答等は、配付いたしております委員長報告書とおりであります。  以上をもちまして本委員報告を終わります。 16 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 17 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 18 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件について委員長報告とおり決しました。           ────────────────────────── 日程19 議案141 南黒地方福祉事務組合解散について 日程20 議案142 南黒地方福祉事務組合解散に伴う財産処分について 19 ◯議長里村誠悦君) 日程19議案141「南黒地方福祉事務組合解散について及び日程20議案142「南黒地方福祉事務組合解散に伴う財産処分について計2件を一括議題といたします。  民生環境常任委員報告を求めます。18番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子登壇〕 20 ◯18番(舘田瑠美子君) ただいまから民生環境常任委員審査経過と結果について報告いたします。  本委員会は9月11日に開催し、今期定例会において付託されました議案2件について審査いたしました。  議案141「南黒地方福祉事務組合解散について及び議案142「南黒地方福祉事務組合解散に伴う財産処分について計2件についてでありますが、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、両案については、いずれも全員異議なく原案とおり可決すべきものと決しました。  以上が審査経過と結果でありますが、議案に対する理事から説明等については、配付いたしております委員長報告書とおりであります。  以上をもって本委員報告を終わります。 21 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 22 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  両案については、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 23 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、両案について委員長報告とおり決しました。           ────────────────────────── 日程21 議案119 平成30年度青森一般会計補正予算) ~ 日程34 議案132 平成30年度青森細野財産特別会計補正予算第1 24 ◯議長里村誠悦君) 日程21議案119「平成30年度青森一般会計補正予算」から日程34議案132「平成30年度青森細野財産特別会計補正予算」まで、計14件を一括議題といたします。  予算特別委員報告を求めます。22番長谷川章悦議員。   〔議員長谷川章悦登壇〕 25 ◯22番(長谷川章悦君) ただいまから予算特別委員審査経過と結果について報告いたします。  まず9月11日、本会議終了後に開催された予算特別委員組織会において委員長及び副委員互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に舘山善也委員が選ばれましたので、報告いたします。  次に、本委員会は9月18日及び9月19日に開催し、今期定例会において付託されました議案119「平成30年度青森一般会計補正予算」から議案132「平成30年度青森細野財産特別会計補正予算」まで計14件を一括議題として審査いたしました。  また、採決については、議案119「平成30年度青森一般会計補正予算」から議案132「平成30年度青森細野財産特別会計補正予算」まで計14件を一括して諮ったところ、議案120号については、起立採決結果、賛成多数をもって原案とおり可決すべきものと決し、議案120を除く各案件については、いずれも全員異議なく原案とおり可決すべきものと決しました。  以上が審査経過と結果でありますが、審査過程における主なる質疑応答等は、配付いたしております委員長報告書とおりであります。  以上をもって本委員報告を終わります。 26 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 27 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 28 ◯議長里村誠悦君) 番山脇智議員、何に御異議がありますか。 29 ◯番(山脇智君) 議案120異議があります。 30 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告中、議案120号について異議がありますので、起立により採決いたします。  議案120号については、委員長報告とおり可決と決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 31 ◯議長里村誠悦君) 起立多数であります。よって、議案120号について委員長報告とおり可決と決しました。
     次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 32 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件について委員長報告とおり決しました。           ────────────────────────── 日程35 議案143 決算認定について(平成29年度青森市一般会計・特別会計歳入歳出決算)             ~ 日程38 議案146 決算認定について(平成29年度青森市自動車運送事業会計決算) 33 ◯議長里村誠悦君) 日程35議案143「決算認定についてから日程38議案146「決算認定についてまで、計4件を一括議題といたします。  決算特別委員報告を求めます。15番木戸喜美男議員。   〔議員木戸喜美男君登壇〕 34 ◯15番(木戸喜美男君) ただいまから決算特別委員審査経過と結果について報告いたします。  まず9月11日、本会議終了後に開催された決算特別委員組織会において委員長及び副委員互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に長谷川章悦委員が選ばれましたので、御報告いたします。  次に、本委員会は9月13日及び9月14日に開催し、今期定例会において付託されました議案143「決算認定についてから議案146「決算認定についてまで計4件を一括議題として審査いたしました。  また、採決については、初めに、議案143「決算認定について」、議案144「決算認定について及び議案146「決算認定について計3件を一括して諮ったところ、議案143号については、起立採決結果、賛成多数をもって認定すべきものと決し、議案143を除く各案件については、いずれも全員異議なく認定すべきものと決しました。  次に、議案145「剰余金処分及び決算認定についてを諮ったところ、全員異議なく原案とおり可決及び認定すべきものと決しました。  以上が審査経過と結果でありますが、審査過程における主なる質疑応答等は、配付いたしております委員長報告書とおりであります。  以上をもって本委員報告を終わります。 35 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 36 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論通告がありますので、発言を許します。  31番赤木長義議員。   〔議員赤木長義君登壇〕 37 ◯31番(赤木長義君) 公明党赤木長義でございます。今回提案がありました議案143「決算認定についてから議案146「決算認定についてまで、賛成立場からその所見を述べさせていただきます。  平成29年度青森市一般会計及び特別会計10事業歳入歳出決算は、形式収支、実質収支ともに総じて黒字であり、平成29年度市税収納率は、現年課税分で平成17年度以来最も高い98.95%となり、滞納繰り越し分についても16.16%と前年度を上回り、全体では93.76%と8年連続して伸びを示していることであります。これは、これまで取り組んできた収納対策成果であり、評価できるものであります。また、特別会計における国民健康保険税や児童保育負担金など収納率も前年度を上回っており、これら市税等歳入確保は行財政運営根幹に関する重要課題であるため、未納者の個々実態に即し、適切な対応を図ることはもとより、負担公平性と安定的な財源確保ため、さらなる努力を期待するものであります。  また、財政調整積立金について申し上げるならば、青森市は、御存じとおり、豪雪地帯であり、いわゆる雪災害がいつ起こるかわかりません。青森市中期財政見通しにおける財政調整積立金積立目標額は50億円です。その理由は、2年連続大雪に対応するために40億円準備し、その他災害に対応するために10億円を準備するものです。現状、平成29年度除雪などに対応するために、32億円積立金を取り崩していることを考えるならば、財政調整積立金を50億円積み立てることは、青森市にとって理にかなっており、必要十分条件と認識いたします。しかしながら、平成29年度末財政調整積立金残高は約22億円しかありませんので、市民生活を守るためにしっかりと積み立てを行い、早期に50億円にしていただきたいと思います。  さて、平成29年度青森予算は、本市が直面していた緊急課題であるアウガへ総合窓口機能移転や新庁舎整備、青森駅周辺整備へ対応着実な推進に加え、広域観光推進や子育て支援充実、教育環境整備や地域包括ケア推進、克雪体制整備、陸奥湾資源保全といったさまざまな施策について、小野寺市長公約で掲げた6つ政策を重点的に編成されたものであります。  平成29年度これら事業実施について、我が党が強く要望してきた事業について申し述べます。  1つは、人工芝です。青森市スポーツ広場多目的グラウンドに念願人工芝が整備され、本年4月8日リニューアルオープンいたしました。5年前、本市を本拠地とするサッカークラブチーム、ラインメール青森フットボールクラブ代表から我が党に相談が寄せられ、選手が思う存分練習ができ、子どもたちがスポーツに憧れを持てる地域にしたいと思いから、平成26年4回定例会でスポーツ広場に人工芝を整備するように市に要望したものであります。  2つ目は、いじめ相談窓口です。平成28年8月30日に市に提出したいじめ防止対策強化を求める緊急要望書で市に実施を求めたLINEによるいじめ相談窓口試験的な開設がことし1月から3月にかけて行われ、早速4月末からは市内全て公立中学校で実施されることになりました。いじめによって子どもが苦労するようなことが断じてあってはならず、保護が安心して子どもを通学させられる環境確保取り組みについて、今後も真摯に努めていただきたく、強く要望するものであります。  そして3つ目は、アウガであります。市長年懸案であったアウガについては、小野寺市長就任後、地権等と権利関係がおおむね整理され、市民生活に直結した総合窓口や子育て親子交流場、情報交換場であるさんぽぽを備えた駅前庁舎として生まれ変わるとともに、10階建て約100億円新庁舎建設費が3分のに見直しが行われました。この見直しについては、私がこれまで進言してきた資産効果的・効率的な運用を図り、公共施設など総量抑制を図るファシリティーマネジメント考え方に沿って行われたものであり、市努力があらわれたものと評価いたします。このファシリティーマネジメント考え方については、現在検討を進めている青森市アリーナプロジェクトにおいても取り入れるとことでありますので、有識者会議などで検討においては、夢を大きく膨らませ、しっかりとよいものを取り入れていきながら、そして最後には、ファシリティーマネジメントも含めてどう考えていくかということをぜひしっかりと検討していただきたいと思います。  さて、監査委員の審査意見書によると、本市財政環境は人口減少と少子・高齢化が同時進行していく中、医療・介護など社会保障関連経費が増加傾向にある一方で、歳入根幹である市税収入が減少することも考えられ、今後も厳しい状況が続くものと予想されるとあります。  また、平成29年度は、豪雪へ対応ため、多額除排雪委託料が発生したところでありますが、近年、未曽有自然災害となった西日本豪雨や北海道胆振東部地震など、全国的に大規模な自然災害が発生しており、今後もこのような突発的な経費支出が懸念されるところであります。したがって、これら課題に対応し、備えていくために、最少経費で最大効果を上げるという地方自治原則にのっとり、限りある経営資源効果的・効率的な配分に努め、健全な行財政運営と持続可能な行財政基盤確保にこれまで以上に取り組まれるよう要望いたします。  最後に、私はさき6月の第2回定例会において、青森市アリーナプロジェクトを実行しようとする操車場跡地土地開発公社所有土地について、土地開発公社が金融機関から毎年借りかえを行い、年間約6000万円支払い利息が生じており、一日も早い操車場跡地地区整備が求められていると進言いたしました。いずれは市が用途を定め、必ず取得しないといけない土地でありますが、これまで鹿内政権では、その用途を決めることができず、長年放置してきた土地であります。  本定例会決算特別委員会で日本共産党藤原浩平委員の質疑に対して、市から答弁もありましたが、操車場跡地を市が買い取りすることで、市が負担することとなる利子は、現在、土地開発公社が負担している利子に比べて約17分のと大きく軽減され、財政健全化につながるとともに、これまで目に見えにくかった三セクターに対する市負担が解消され、将来負担比率軽減や市政運営上将来負担透明性確保にも貢献するものであります。  再度繰り返しになりますが、一日も早い青森操車場跡地整備を求めるとともに、今定例会にて交わされた議論が、今後財政運営に生かされることを期待して、当該決算認定に対する賛成討論といたします。  議員各位御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げる次第であります。御清聴まことにありがとうございました。 38 ◯議長里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告とおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 39 ◯議長里村誠悦君) 番山脇智議員、何に御異議がありますか。 40 ◯番(山脇智君) 議案143異議があります。 41 ◯議長里村誠悦君) ただいまの委員長報告中、議案143号について異議がありますので、起立により採決いたします。  議案143号については、委員長報告とおり認定と決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 42 ◯議長里村誠悦君) 起立多数であります。よって、議案143号について委員長報告とおり認定と決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 43 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件について委員長報告とおり決しました。           ────────────────────────── 日程39 雪対策について ~ 日程41 議会広報広聴について 44 ◯議長里村誠悦君) 日程39「雪対策についてから日程41「議会広報広聴についてまで、計3件を一括議題といたします。  各案件については、各特別委員長から、会議規則111条規定により、配付いたしております申出書とおり、閉会中継続審査申し出があります。 45 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  各特別委員長から申し出とおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 46 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長から申し出とおり、閉会中継続審査に付することに決しました。           ────────────────────────── 日程42 議案148 財産区管理委員の選任について 47 ◯議長里村誠悦君) 日程42議案148「財産区管理委員の選任についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。小野寺市長。   〔市長小野寺晃彦君登壇〕 48 ◯市長(小野寺晃彦君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶあり)議案148号について御説明申し上げます。  平成26年3回定例会において御同意をいただき選任いたしました前田、清水、桐沢、新城、土橋、金浜及び幸畑財産区管理委員計7名方々は、昨日9月26日をもって任期が満了となりました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、清水財産区管理委員佐藤正光氏後任には高森泰彦氏が適任と認められますので選任することとし、その他方々については再任いたしたいと存じます。  何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、これら方々経歴についてはお手元資料とおりであります。 49 ◯議長里村誠悦君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 50 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。 51 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案148号については、委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 52 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、委員付託を省略することに決しました。  討論について通告がありませんでした。 53 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案148号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 54 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程43 議案149 人権擁護委員候補者の推薦について 55 ◯議長里村誠悦君) 日程43議案149人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。小野寺市長。   〔市長小野寺晃彦君登壇〕 56 ◯市長(小野寺晃彦君) 議案149号について御説明申し上げます。  平成27年3回定例会において御同意をいただき推薦いたしました人権擁護委員小林政英氏及び蝦名賢二氏は、来る12月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、両名とも再任とし、推薦いたしたいと存じます。  何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、両名経歴についてはお手元資料とおりであります。 57 ◯議長里村誠悦君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 58 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。 59 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案149号については、委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶあり〕 60 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、委員付託を省略することに決しました。  討論について通告がありませんでした。 61 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案149号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 62 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程44 議員提出議案18 青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定について 63 ◯議長里村誠悦君) 日程44議員提出議案18「青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。  15番木戸喜美男議員。   〔議員木戸喜美男君登壇〕 64 ◯15番(木戸喜美男君) 15番、自民清風会、木戸喜美男でございます。本議案提案理由説明をさせていただきます。  我々地方議員にとって議決権行使が最大権限であります。ゆえに、我々は市民声を確実に市政に反映させることのみならず、より適正な判断を下すことを常に心がけなければならない立場にあります。では、その立場にある議員構成が何人であればよいかという客観的根拠は全くないが現実です。しかし、それは同時に、現在条例議員定数35名についても同様であり、35名でなければ市民負託に応えられないとする根拠もないです。  私どもは、議員定数削減案を提出した立場です。他自治体を見ても、基本的には地方議員人員は削減傾向にあると感じますが、少子・高齢化社会を迎え、さらなる人口減少、税収減少が見込まれる社会情勢を考えれば、それにあわせて議員を削減した他議会行動は理解できます。  既に議員定数削減を行った議会から、議員定数が減って議会チェック機能が低下したとか、市民生活に支障が出たとか、協働まちづくりが後退したなど報告を耳にしたことはありません。このことは、議員定数削減をしても、市民負託に応えていくことは可能なだと感じさせてくれます。競争を激化することで、議員向上が見込まれるかもしれません。しかし、だからといって定数削減が正しい姿だと言い切れないとも感じています。  今、地方分権を推し進めていく中で、自治体主体性と責任がより一層求められています。そんな中、議会弱体化は絶対に避けなくてはいけないも事実としてあります。少数になればなるほど、議会が市民声を反映しにくくなると声も聞きますが、議員定数について、削減が正しいとする人も、反対する人もおり、どちらが正しいとも言えませんし、議員定数について答えなどないだと思います。  しかし、選挙が近づくにつれ、市民皆様と接する機会が多くなり、市民望んでいるものの一つに議員数削減があるだと我々は感じたです。議員定数問題は、市民からすれば一番わかりやすい議会改革だと見えるかもしれません。それが正しいか、我々にもわかりません。それは市民が決めることなだと思います。議員としてありようが求められている今、一歩でも、少しでも前に進めていくことが大切だと考えます。理想論を語ることや人揚げ足取りをすることなどに時間を費やすではなく、市民声に応える行動を着実にしていくことが必要だと思います。  よって、市民が議員は多いという多く意見を聞いてしまった以上、我々は青森市議会において議員定数が少しでも進むであればと思いから、今議会に定数削減立場で提案させていただきました。  以上で、議員各位御理解をお願い申し上げ、私から提案理由説明を終わります。御清聴ありがとうございました。 65 ◯議長里村誠悦君) この際、暫時休憩いたします。   午前10時42分休憩           ──────────────────────────   午前11時45分開議 66 ◯議長里村誠悦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議事を続行いたします。  これより質疑に入ります。  質疑通告がありますので、順次、発言を許します。  31番赤木長義議員。 67 ◯31番(赤木長義君) 議員提出議案18「青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定について、確認意味で質疑を行います。  会派代表であり、議会が合議体であることを十分に承知している渋谷議員にお伺いいたします。  今回提案理由を伺いますと、青森市議選前を踏まえ、市民と接する中で、議会として定数を削減することによって身を切ることを市民に示すことが大切であるということで受けとめました。  そこで質問します。議案に賛成するということは、議員として身を切る改革に賛成するという認識でよろしいでしょうか。 68 ◯議長里村誠悦君) 答弁を求めます。32番渋谷勲議員。 69 ◯32番(渋谷勲君) 質問していただいてありがとうございました。私なりにこの人口──歯どめかからない我が青森市、そして財政におかれましても、ここ数十年来、何十億という財政、つまり市民税が減額されているということについても、恐らくや議員各位方々は十分御承知とおりだと思います。ただ、ちょっと口幅ったい言い方になるかもわからないけれども、私は議員全員がこの削減に対して、削減できたらという思いと、先ほど来、提出された木戸議員説明にもあるように、全国的に見れば、この削減はやむなしということで、我が同士御支援をいただきながら、今回、削減に至ったわけでございます。  以上でございます。 70 ◯議長里村誠悦君) 31番赤木長義議員。 71 ◯31番(赤木長義君) 今回青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定については、具体的には議員定数を35名から32名にするものでございます。内容的には、6月の第2回定例会で提出されたものと同じものと認識します。今回提案するに当たり、どのような形で反対された会派や反対された人たちを具体的に説得してきたか、どのような努力をしたかお知らせください。 72 ◯議長里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。 73 ◯25番(丸野達夫君) ただいま赤木議員質問に答えさせていただきます。  どのような形で反対された方に対して説得してきたかという御質問ですが、本来、この議案は、議員個人にかかわる大事な議案です。それぞれが今戦う中で、それぞれ市民方々と直接向き合って感じたことをそのままこの議案に対して向けていけば、おのずと答えは出てくるものと私は思っておりますので、説得工作ということはしませんでした。 74 ◯議長里村誠悦君) 31番赤木長義議員。 75 ◯31番(赤木長義君) 説得しようとしなかったということが明らかになりました。その上で、もう一度確認意味で聞きます。この提案を議決させるということは大事なことだと思いますが、なぜそれを説得することをされなかったか、もう一度お示しください。 76 ◯議長里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。 77 ◯25番(丸野達夫君) なぜ説得しなかったかという御質問ですが、そもそも赤木議員、先ほど質問されましたように、我々政治家として身を切る改革が必要だという思いでこの議案を提案させていただきました。それはおのおのがこの議案に対して身を切る必要があるかないか判断するべきことであり、人に説得されてするべきものではないと思ったからであります。  以上です。 78 ◯議長里村誠悦君) 次に、21番木下靖議員。 79 ◯21番(木下靖君) 21番、市民クラブ、木下靖です。議員提出議案18「青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定について質疑を行います。  先ほど木戸議員から提案理由説明──と言っていいか──がありました。その中身が余りにも曖昧で、何を根拠に提案してきたかというが全くわかりませんでした。まず、その辺を明らかにしたいと思います。  まず1つ、提案理由説明中で35名でなければ負託に応えられないという根拠もないというくだりがございました。それでは、なぜ今回提案、32名になったか、その根拠をお示しください。  もう点、定数削減によって競争が激化することにより、議員質が向上するというくだりもございました。なぜ競争が激化すると議員質が向上するか、その根拠をお示しください。 80 ◯議長里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。 81 ◯25番(丸野達夫君) なぜ定数を3削減にすればいいかという根拠を示せということですが、木戸議員提案理由説明にもありましたとおり、何名がいいかという根拠は全くございません。35名がいいという根拠も逆にないと我々は思っております。  では、反対する方々は、32名ではだめで、33名ならいいんですか、34名ならいいんですか、それとも議員報酬を削減して増員するがいいんですか。何反対提案もしないで、ただ、我々に対して数的根拠を示せ、そういうは余りにも無責任であります。やはり……(発言するあり)根拠はないんですよ。それはわかっているじゃないですか。質問する人もわかっているじゃないですか。議員定数というはみずからが決めなければいけないんですよ。その数字が32名がいいか悪いかは、もう決をとって決めるしかないじゃないですか。35名が正しいと思うなら正しいと言えばいいじゃないですか。我々は32名が正しいと思ったんですよ。その根拠はないですよ。前回選挙で、まさに41名から6名減しました。この効果は確実にあったと思います。なぜならば、きちんと議会費削減につながったからです。では、6名削減して民主主義が停滞したかといえば、落ちた方には大変申しわけないですけれども、何ら停滞していませんよ。6名削減して青森市議会がおかしくなりましたか。何らなっていないですよ。だから、みずからが定数に対して正しいと思う数字を考えて提案すればいいんですよ。我々は32名が正しい姿だと思って今回提案したんです。それに対して根拠がありますかと聞かれても、ないじゃないですか。ないはもう最初から認めているんですから。そのことに対して質疑されても答弁しようがないですよ。  我々はこの選挙戦を通じて、議員数が多いという声を聞いたわけですよ。ならば、その市民負託に応えて議員削減案を出すということは、非常に自然な流れであります。そのことに対して答弁する──ちょっと答えがないので、答弁しようがありませんので、そういう思いで提案した議案でございます。 82 ◯議長里村誠悦君) 21番木下靖議員。 83 ◯21番(木下靖君) 今答弁というか、答弁でないんですけれども、そもそも根拠がないということは、この提案は何なんだという話ですよ。実際に32という数字を上げてきて、6月提案際はそれなりに根拠を示していましたよ。こういう算式もとに32という数字を出してきたんだと。であれば、それこそ32がいいか、35がいいか、30がいいか、28がいいか、それは議会でみんなで議論して決めるべき話でしょう。それが議会基本条例に定めている議員間討議で決めるという、合議制会議体だという根拠ですよ。それを全く無視して、個々議員が考えればいいであれば、おかしいですよ。(「意見を言っている、議長」と呼ぶあり)あなたが根拠を言っていないからです。答弁していないからです。(「もう問、議員質」と呼ぶあり)  そうですね。競争激化によって議員質が向上するということ根拠、それについてはお答えがないので、もう一度、そこはお尋ねします。 84 ◯議長里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。 85 ◯25番(丸野達夫君) 競争激化することで議員質が向上できるなんて言っていませんよ。競争を激化することで、議員向上が見込めるかもしれませんと言ったんですよね、木戸議員。(「はい」と呼ぶあり) 86 ◯議長里村誠悦君) 21番木下靖議員。 87 ◯21番(木下靖君) 提案理由説明が、私がさっき言った曖昧でわからないというは、全てがそういうふうに感じられるとか、そうかもしれないとか、そんな提案理由説明ってないですよ。あげく果てに32という数字根拠もないと。提案理由説明をした議員がなぜ答弁しないか、それも疑問です。前回の第2回定例会質疑でもそうでした。提出はみんな答弁できる立場にあるんですが、提案理由説明をした質疑に対して答えない。結構です。今丸野議員答弁で、今回提案理由に根拠はないということがはっきりわかりましたので、これで終わります。 88 ◯議長里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。 89 ◯25番(丸野達夫君) 質疑で終われませんので、答弁させていただきます。  我々は身を切る改革を市民に見せるためにこの議案を提案いたしました。どうかそのことを御理解いただいて、賛同賜りたいと思います。  以上であります。 90 ◯議長里村誠悦君) これにて質疑を終結いたします。 91 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案18号については、委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 92 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、委員付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論通告がありますので、順次発言を許します。  10番天内慎也議員。   〔議員天内慎也君登壇〕(拍手) 93 ◯10番(天内慎也君) 日本共産党天内慎也です。議員提出議案18「青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定について、反対立場から討論を行います。  先ほど提案理由を聞いてきましたが、定数削減することに対して、するべきだという主張もありましたが、また、だからといって定数削減がよいとも言えないといった曖昧な内容であったと思いました。人口減少など地方は削減傾向にあるということが、あえて言うなら根拠ではないかと思いました。ですから、定数削減根拠は薄いものと受けとめました。  今回提案は、3議席削減し、32議席ですので、前回市議選時と合わせて一気に9議席削減することになり、一般質問や予算・決算特別委員会において行政をチェックする機能、民意を反映していかなければならない議会役割が大きく低下するものだと思います。人口が減っているから議員も減らすべきだという考え方もありましたが、合理的基準もなく、人口減少が進む一方で、市民ニーズは多様化し、逆に議員仕事はふえているということを前議会ときにも認めていますので、だとすれば、定数削減はしないで、現状まま市民ためにさらに負託に応えられるような活動をしなければならないと思います。  次に、浪岡地区から意見も言いたいと思います。私自身、初当選させていただいた平成22年市議選は、定数41で戦われ、私が40番目でやっと思いで当選ができたので、浪岡地区から4つ議席を獲得することができました。4年後平成26年市議選は、定数41から6議席削減が強行され、35議席で戦われましたが、このときは36番目次点で、あともう少しというところまででしたが、議席減浪岡は3議席となりました。6月議会で定数削減問題が騒がれてからこの4カ月間、浪岡においては、保守、革新を問わず、浪岡住民方々から多く不安声が寄せられました。32議席になれば、戦い方によっては浪岡は2議席しかとれなくなり、市人口28万5000人15分の1の1万8000人浪岡声が市政に届くか、そういう心配をするというものです。  合併して13年がたち、今では青森地区議員方々も個人的、組織的なつながりがあり、浪岡と交流もふえてきたものと思います。同じ青森市として、人的交流を深めることには当然賛成です。しかし、地理的な要因として、山を越えた40分の距離が壁になり、そこに住んでいる住民感情や生活実態は、やはり浪岡に住んでいるでしかわからないものもあります。そうした要因が、浪岡地区から一人でも多く議席をという訴えにつながっているものだと思います。  そうした浪岡声を訴えて、今回定数削減に対する反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 94 ◯議長里村誠悦君) 次に、6番舘山善也議員。   〔議員舘山善也君登壇〕 95 ◯6番(舘山善也君) 自民清風会、舘山善也です。議員提出議案18「青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定について、賛成立場で意見を述べさせていただきます。  本議案趣旨は、青森市議会議員定数を35名から32名とする3名議員定数を削減する条例案です。議員定数考え方には客観的根拠がないが現状ですが、一定考えは必要なものと各議員も共通するところだと考えます。  私考えは、前議会でも述べましたが、本会議議員数と常任委員の委員数を偶数化することで、採決において可否同数がなくなり、それにより、議長並びに委員長は、公平、中立立場において議事進行に努めることができることとなります。つけ加えますと、この考え方は、名古屋市で研修会で御教授いただいた全国市議会議長会法制参事で、明治大学政治経済学部講師、明治大学公共政策大学院講師廣瀬和彦氏が提唱しているものとつけ加えさせていただきます。  また、先ほど提案理由説明にありました、我々は市民声を確実に市政に反映することのみならず、より適正な判断を下すことを常に心がけなければならない立場にあるとありました。同趣旨議案が平成30年2回定例会にて否決され、その後3カ月間、私は多く市民皆様から議員定数削減案に賛成する趣旨御意見を多数いただきました。よって、市民声として本案に賛同いたします。  議員各位にも同様に御賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 96 ◯議長里村誠悦君) 次に、31番赤木長義議員。   〔議員赤木長義君登壇〕 97 ◯31番(赤木長義君) 31番、公明党赤木長義でございます。議員提出議案18「青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定について、賛成立場から討論を行います。  本年の第2回青森市議会定例会において、青森市議会議定数を35人から32人にする条例案が提案され、起立採決結果、賛成15名、反対19名で否決となりました。主な否決理由は、拙速な提案である、議員定数を32人とする根拠が希薄であるといった内容でありましたが、今般、改めて議員定数を3名削減する条例提案がなされました。本日討論では、これまで議論を振り返り、所見を述べさせていただきたいと思っております。  さて、青森人口は、平成22年国勢調査で30万人を割り込み、平成30年8月推計人口では27万9000人となっており、国立社会保障・人口問題研究所将来推計では、今後、一段減少が予想されています。なお、本市有権者数は、選挙権年齢が18歳に引き下げられた平成28年7月参議院選挙で、新たな有権者数約6000人が上乗せされたことによって約24万9000人となりましたが、その後に行われました平成28年11月青森市長選と比較では約3000人減少しており、一定で推移していることではないという事実を確認していただきたいと思います。  小野寺市長は、このような人口減少社会を見据え、新たなまちづくりに向けてかじを切ることとし、現在、総合計画とその推進を支える行財政改革プラン及び財政プランについて、来年度からスタートを目指し、現在、その改定を進めています。私は従来から、議会はその権能を果たすことができる最少経費で運営をすべきであると立場であります。議会としても市と歩調を合わせ、新たなまちづくりスタートに合わせて、議員定数削減という身を切る改革を断行すべきであると考えます。  さりとて、議員定数削減で二元代表制一翼を担う議会多様性が失われることがあってはなりませんが、今回青森市議会議員選挙から新たに18歳及び19歳若者が投票することにより、より幅広い層意見が市政に反映されることになっており、少なくとも、これまで以上に少数意見や多様な意見が酌み取れることとなっております。加えて、今後、議員に求められる仕事は質的、量的に増加していくことは安易に予想できますが、議会改革旗印として青森市が制定した議会基本条例の第3条で規定している議員活動原則に基づき、不断研さんに努め、自己能力及び資質を高めるなど、議員力をアップさせることによって、市民負託に応えていくべきであると考えます。  それでは、議員定数根拠について所見を述べたいと思います。平成23年青森市議会第1回定例会において定数削減が可決されました。定数は議会で可決に至るまで議論中で、各会派が当時法定上限38人をベースにさまざまな数値を主張されていたと承知しております。検討、議論を重ねた結果、妥当性ある数値として35人という定数で意思決定がなされたものと認識しております。すなわち、現在議員定数である35人にも明確な根拠がなく、絶対視する必要性はないということは御理解いただけるものと思います。また、議員定数については、平成23年地方自治法改正により、議員定数上限を撤廃し、市議会みずからが条例を決定することとされたことから、現在は法的な根拠はなく、当然にして、数式などにより自動的に算出する方法もないなど、客観的な根拠を持つことは非常に難しいものであるということも申し添えておきたいと思います。  このような中、議員定数削減に当たって根拠として、中核市と比較することは、同じ権能を持つ都市で実際に運用されているという点において、ある一定合理性があるものと考えます。中核市は54都市あり、全国市議会議長会市議会議員定数に関する調査結果(平成29年12月31日現在)によると、30万人未満中核市は11都市あります。そのうち議員定数が35人以上は本市を含む3都市ですが、それ以外8都市は34人以下であります。さらに、30万人を超える都市であっても、議員定数が34人以下都市は6都市あります。これは、35人未満定数であっても十分に中核市として議会権能を果たすことができるという証左であり、定数削減妥当性はあると思います。  続いて、人数考え方について申し述べます。人数については、本市市議会2回定例会において、先ほど舘山議員からもお話がありましたが、常任委員会に着目して説明がありましたが、私としては、市議会で議論を尽くすためには、付託案件審議など、専門的かつ詳細に審議する常任委員会が十分に機能を果たす必要があることを考慮しなければならないと思います。そのことを踏まえるならば、常任委員会をベースに考えることは合理的な手法ではあると思います。
     青森市議会では、行政分野ごとに4つ常任委員会が設置されておりますが、これまで支障なく運営されてきたこと、そしてその委員についても、都市建設常任委員会が8名で運営され、特段課題もなかったことを考慮すれば、4つの委員会全て8名にしたとしても大きな支障を来すことはないと考えます。なお、人数については、これまで青森市議会例から見て、可否同数場合における議長・委員長決裁が頻繁に発生することはないと思いますが、制度を設計する上では、議長中立性に配慮し、偶数とすることには一定意義があるものと考えます。念ため、中核市議員定数約7割が偶数となっていることも申し添えておきます。  議員定数につきましては、私は他多く中核市が人口万人当たり議員割合で対応していることを踏まえるならば、議会基本条例趣旨にのっとり、さらなる削減に向けて検討していくべきと立場でありますが、今般提案された32人という定数は、これまでるる述べてまいりましたように、ある一定妥当性ある数字でありますことから、現時点ではよりベターな案ではないでしょうか。拙速であると御意見もありますが、本年市議会2回定例会で議論から4カ月程度が経過しており、何よりも市民信頼を得るためには、議会みずからが率先して改革に取り組む強い覚悟と行動が必要であると申し上げ、「青森市議会議員定数条例一部を改正する条例制定について賛成討論といたします。議員各位賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。御清聴まことにありがとうございました。(拍手) 98 ◯議長里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案18号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案18号については、原案とおり決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 99 ◯議長里村誠悦君) 起立を確認しますので、そのままお待ちください。  起立少数であります。よって、本案は否決されました。  この際、暫時休憩いたします。   午後0時16分休憩           ──────────────────────────   午後時20分開議 100 ◯議長里村誠悦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。           ────────────────────────── 日程45 議員提出議案19 国による乳幼児医療費無料制度創設を求める意見書 101 ◯議長里村誠悦君) 日程45議員提出議案19「国による乳幼児医療費無料制度創設を求める意見書」を議題といたします。 102 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案19号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 103 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 104 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論通告がありますので、発言を許します。  番山脇智議員。   〔議員山脇智君登壇〕(拍手) 105 ◯番(山脇智君) 日本共産党山脇智です。議員提出議案19「国による乳幼児医療費無料制度創設を求める意見書」に賛成立場から討論します。  現在、全国全て市町村で何らかの形で子ども医療費に対する助成が行われています。しかし、自治体によって助成対象子ども対象年齢、入院・通院による差、親所得制限有無、一部負担金有無、助成方法が現物給付か償還払いかなど、大きなばらつきがあるが現状です。対象年齢だけ見ても、就学前までが助成対象自治体もあれば、22歳年度末まで助成対象となっている自治体もあります。  このように、地域間で子どもが受けられる医療費助成に大きな格差があるが現状です。地域間格差を解消するためには、子ども医療費助成が国において制度化される必要があります。子ども医療費は本来、国が負担するべきものであり、市町村は国にかわって医療費を助成してきたとも言えます。  既に4割を超える地方議会で国制度創設を求める意見書が採択され、制度創設を望む声が高まっています。地方公共団体施策を一層充実させ、子どもを安心して産み育てることできる社会実現を目指すには、地方制度を安定化させることが必要であり、そのためには国による支援が不可欠です。まずは乳幼児から医療費無料制度を実現するために、本意見書へ皆さん御賛同をお願いいたしまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 106 ◯議長里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案19号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 107 ◯議長里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案19号については、原案とおり決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 108 ◯議長里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案とおり可決されました。           ────────────────────────── 日程46 議員提出議案20 学校施設や通学路におけるブロック塀等安全性確保を求める意見書 109 ◯議長里村誠悦君) 日程46議員提出議案20「学校施設や通学路におけるブロック塀等安全性確保を求める意見書」を議題といたします。 110 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案20号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 111 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 112 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案20号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 113 ◯議長里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案20号については、原案とおり決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 114 ◯議長里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案とおり可決されました。           ────────────────────────── 日程47 議員提出議案21 キャッシュレス社会実現を求める意見書 115 ◯議長里村誠悦君) 日程47議員提出議案21「キャッシュレス社会実現を求める意見書」を議題といたします。 116 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案21号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 117 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 118 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案21号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 119 ◯議長里村誠悦君) 異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案21号については、原案とおり決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 120 ◯議長里村誠悦君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程48 議員提出議案22 児童虐待防止対策さらなる強化を求める意見書 121 ◯議長里村誠悦君) 日程48議員提出議案22「児童虐待防止対策さらなる強化を求める意見書」を議題といたします。 122 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案22号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 123 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 124 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案22号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 125 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり可決されました。           ──────────────────────────
    日程49 議員提出議案23 水道施設戦略的な老朽化対策を求める意見書 126 ◯議長里村誠悦君) 日程49議員提出議案23「水道施設戦略的な老朽化対策を求める意見書」を議題といたします。 127 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案23号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 128 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 129 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  討論について通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案23号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 130 ◯議長里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案23号については、原案とおり決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 131 ◯議長里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案とおり可決されました。           ────────────────────────── 日程50 議員提出議案24 学校施設へ冷房等空調設備設置促進を求める意見書 132 ◯議長里村誠悦君) 日程50議員提出議案24「学校施設へ冷房等空調設備設置促進を求める意見書」を議題といたします。 133 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案24号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 134 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 135 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論通告がありますので、発言を許します。  11番藤田誠議員。   〔議員藤田誠君登壇〕(拍手) 136 ◯11番(藤田誠君) 11番、社民党藤田誠です。議員提出議案24「学校施設へ冷房等空調設備設置促進を求める意見書」に賛成立場で意見を述べます。  今さら地球温暖化をここで論じることはしませんが、ここにおられる議員皆様も肌で感じられていると思います。ここ数年、青森でも30度を超える日が多くなってきました。また、全国的にも35度を超える気温が続くなど、明らかに気象異常です。熱中症により救急車で搬送された方が、平成29年、7414人、平成30年は9956人あったそうです。学校管理下においても、平成27年度、熱中症で小学生が348人、中学生が1869名、平成29年度熱中症、小学生408名、中学生2038名。こうした異常な高温中、本年7月17日、愛知県豊田市小学校年生が校外学習後に熱中症で亡くなられました。国は、公立学校施設整備に2018年度当初予算3.5倍に当たる約2400億円を盛り込む方針を固めましたが、学校施設環境改善交付金は補助率原則3分ので、資産形成ないリース契約には適用されず、設置後維持管理費も自治体負担が予想されることから、財政力ない自治体では設置に消極的になっています。子どもは大人に比べて体汗による温度調整能力が低いとされ、気合いと根性では子どもたちを守れなくなってきました。  文部科学省が3年ごとに行っている公立学校施設空調(冷房)設備設置状況調査によれば、平成29年度調査結果、3年前29.9%から、今回41.7%と上昇、その他幼稚園、高等学校、特別支援学校、それぞれ設置率は上昇していますが、調査内容を見ると、県単位自治体間設置率に大きな違いがあります。小・中学校で比較すると、香川県が92.3%、次に東京都84.5%、滋賀県、沖縄県、神奈川県と続きますが、四国4県を比較すると、香川県92.3%に比べ、徳島県37.7%、高知県28.8%、愛媛県13.2%と、四国中でも大きな違いがあります。  国は、設置方針ばかりではなく、現実に自治体が設置に向けて取り組めるよう、自治体負担軽減を求める議員提出議案24「学校施設へ冷房等空調設備設置促進を求める意見書」に対し、多く議員御賛同をいただけますよう心からお願い申し上げ、賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございます。(拍手) 137 ◯議長里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案24号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 138 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり可決されました。           ────────────────────────── 日程51 議員提出議案25 主要農作物種子法復活を求める意見書 139 ◯議長里村誠悦君) 日程51議員提出議案25「主要農作物種子法復活を求める意見書」を議題といたします。 140 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案25号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 141 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 142 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論通告がありますので、発言を許します。  28番仲谷良子議員。   〔議員仲谷良子君登壇〕(拍手) 143 ◯28番(仲谷良子君) 社民党仲谷良子でございます。議員提出議案25「主要農作物種子法復活を求める意見書」に賛成立場で討論をいたします。  1952年5月に制定された主要農作物種子法──以下、種子法と言います──は、米や麦、大豆といった主要作物について、優良な種子安定的な生産と普及を国が果たすべき役割と定めている法律です。種子生産自体は都道府県JAや普及センターなどが担い、地域に合った良質な種子が農家に行き渡るように、種子法もと、農業試験場運営などに必要な予算は国が責任を持って担ってきました。しかし、政府は、国が管理する仕組みが民間品種開発意欲を阻害しているからと審議時間、衆参合わせて12時間で2017年4月、種子法廃止を決めました。その法律がそれまで果たしてきた役割も、廃止に伴う人々暮らしへ影響も、そもそもそれがどんな法律なかもほとんど知られていないまま廃止です。また、2017年に成立した農業競争力支援法には、戦略物資である種子・種苗については、国は国家戦略・知財戦略として民間活力を最大限に活用した開発・供給体制を構築すると書かれています。そのためには、地方公共団体中心システムである種子法が、民間開発意欲を阻害していたというです。  種子法廃止により、世界種子売り上げ約8割を占めているというモンサント社やデュポンなど参入により、遺伝子組み換え品種が生み出されるなど、食安心・安全が脅かされることが危惧され、消費にとっても影響が大きいと思われます。国においては、食料主権観点から、日本種子を保全するため、積極的な施策をするよう次事項を強く求めます。  1つ、食料主権と食安全を守り、公共財として多様な日本種子を保全するために、主要農作物種子法復活または同法趣旨を盛り込んだ新たな立法を行うこと。2つ、参議院農林水産委員附帯決議に基づき、「都道府県で財源確保」、「種子国外流出禁止」、「種子独占弊害防止」などに万全を期すこと。3つ、都道府県などが有する種苗生産知見について民間企業へ提供促進を規定した農業競争力強化支援法8条4項を削除すること。  以上を申し述べまして、賛成討論といたします。議員皆様御賛同を心からお願い申し上げます。(拍手) 144 ◯議長里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案25号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 145 ◯議長里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案25号については、原案とおり決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 146 ◯議長里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案とおり可決されました。           ────────────────────────── 日程52 議員提出議案26 水道民営化を推し進める水道法改正案成立に反対する意見書 147 ◯議長里村誠悦君) 日程52議員提出議案26「水道民営化を推し進める水道法改正案成立に反対する意見書」を議題といたします。 148 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案26号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 149 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 150 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論通告がありますので、発言を許します。  11番藤田誠議員。   〔議員藤田誠君登壇〕(拍手) 151 ◯11番(藤田誠君) 11番、社民党藤田誠です。議員提出議案26「水道民営化を推し進める水道法改正案成立に反対する意見書」に賛成立場で意見を述べます。  政府は、TPP、いわゆる環太平洋パートナーシップを推し進めるため、海外企業等が日本国内で事業展開ができるよう国内法を改正し、規制緩和を進めています。そのため、196回通常国会で、この6月には指定管理と公共施設等運営管理を兼ねることができるとしたPFI法を改正、成立させ、国民生活ライフラインである水道法改正案が提案されました。結果として、継続審議となりましたが、この法案を成立させることは、命水を海外資本に売り渡すことになります。  この改正水道法は、前段で成立された改正PFI法コンセッション方式、つまり施設を自治体が持ち、その運営権を期限つきで民間事業に譲渡し、自治体は民間事業から運営対価を受け取るというものです。事実上水道事業権売却にほかなりません。そして、日本国内には水道事業を運営する企業はなく、海外資本に委ねるしかないであります。現にこの4月から浜松市でコンセッション方式を導入し、運営権をアメリカ企業が保有し、運営しています。そして今後課題は、人口減少や施設老朽化による施設更新などから、その経費をどのように捻出するかが大きな課題として浮上しています。例えば本市を例に挙げると、現在、給水原価が約万8074円で、供給単価は万9039円となっていますが、施設更新や現状水質を保持するため経費を考えた場合、当然、給水原価にはね返りますし、そこには水道料金値上げという結果につながります。  このコンセッション方式を導入している国々では、水道料金値上げが相次ぎ、水道事業を公営に戻しているも事実です。そのため、もしこの水道法が成立し、自治体がこぞってコンセッション方式を導入すれば、国民ライフラインである水が外国資本に乗っ取られることになります。特に世界196カ国うち、水道水を生で飲める国は日本を含め15カ国にすぎません。  日本水、命水を守るため、海外資本に水を売り渡すわけにはいきません。そのために、水道民営化を推し進める水道法成立には反対しなくてはならないものと思います。  議員提出議案26「水道民営化を推し進める水道法改正案成立に反対する意見書」に対し、多く議員御賛同をいただきますよう心からお願い申し上げ、賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 152 ◯議長里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案26号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶあり〕 153 ◯議長里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
     議員提出議案26号については、原案とおり決することに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成起立〕 154 ◯議長里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案とおり可決されました。           ────────────────────────── 日程53 議員提出議案27 被災生活再建支援法改正を求める意見書 155 ◯議長里村誠悦君) 日程53議員提出議案27「被災生活再建支援法改正を求める意見書」を議題といたします。 156 ◯議長里村誠悦君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案27号については、提案理由説明及び委員付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 157 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由説明及び委員付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶあり〕 158 ◯議長里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論通告がありますので、発言を許します。  28番仲谷良子議員。   〔議員仲谷良子君登壇〕(拍手) 159 ◯28番(仲谷良子君) 社民党仲谷良子でございます。討論に入る前に、北海道で地震災害、西日本豪雨災害でお亡くなりになった方御冥福をお祈りいたします。また、けがをされた皆様一日も早い回復を御祈念申し上げます。  それでは、議員提出議案27「被災生活再建支援法改正を求める意見書」に賛成立場で討論いたします。  日本列島に引きも切らず災害が押し寄せています。ことし7月西日本豪雨は、17府県87市町村で約万7000棟が全半壊し、被害9割が広島、岡山、愛媛3県に集中、227人が亡くなられました。また、最大震度7が起きた北海道胆振東部地震で、震度7を記録した厚真町では36人方が死亡されました。そしていまだ不自由な生活が続いています。  被災した住民生活再建を後押しするために、被災生活再建支援法があります。以下、支援法と言います。この法律は、阪神・淡路大震災をきっかけにつくられた法律で、1998年5月に成立し、適用が開始された1999年からことしで20年を迎えます。2004年、2007年に大幅な法改正があり、現行制度となっています。しかし、現状制度を改善してほしいという声が多くあります。東日本大震災、2011年3月、関東・東北豪雨、2015年9月、熊本地震、2016年4月で甚大な被害が出た6県61市町村へ新聞社アンケートでは、改善すべきと8割が答えています。  現在支援法は、都道府県ごと、あるいは市町村ごとに全壊被害生じた住宅数が10棟に達すると適用されますが、満たないと適用外ということになります。全壊した場合は最大300万円ですが、新築する場合負担は並み大抵ものではありません。大規模半壊は50万円、半壊は支給されません。半壊であっても住めるようになるまで財源ことを考えると、半壊世帯にまで支援枠を拡大するよう求める市町村が多いこともうなずけます。  被災した住民生活再建ために、国によるさらなる支援拡充をするために、下記事項を要望します。1つ、被災生活再建支援法を改正し、被災生活再建支援金うち加算支援金額を2倍に引き上げ、被災生活再建支援金全体最高額を300万円から500万円に引き上げること。2つ、被災自治体負担を軽減するため、被災生活再建支援法人に対する国庫補助率を2分のから3分の2に引き上げること。都道府県追加拠出に対し、過去と同等地方財政措置──起債充当率100%、償還に対する交付税措置80%を講じること。3つ、支援金支給対象となる世帯範囲については、半壊世帯全て被災及び局地的な災害被災者の生活再建を支援する観点から、被災した世帯実情に応じた対応を可能とすること。  以上を申し上げ、賛成討論といたします。議員皆様賛同を心からお願い申し上げます。(拍手) 160 ◯議長里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案27号については、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 161 ◯議長里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり可決されました。           ────────────────────────── 162 ◯議長里村誠悦君) 以上で本日日程は全部終了いたしました。           ────────────────────────── 163 ◯議長里村誠悦君) 閉会に当たり、市長から発言申し出がありますので、これを許可いたします。小野寺市長。   〔市長小野寺晃彦君登壇〕 164 ◯市長(小野寺晃彦君) 本定例会も議員各位慎重な御審議により、一般会計決算を初め、企業会計決算、各会計補正予算、条例案など全議案について原案どおり御議決を賜り、厚く御礼を申し上げます。  さて、任期満了に伴う市議会議員選挙が来る10月28日に予定されているところであります。議員各位にとって本定例会が現任期中最後定例会となると承知しております。ここにお集まり議員各位におかれましては、平成26年11月任期以降、2名市長にわたり、青森市政について両輪として議論を交わしていただきました。とりわけ、今期を最後に勇退される皆様、長年にわたり市政発展、地域振興ため御尽力いただきましたことに対し、衷心より敬意を表し、感謝を申し上げる次第であります。  青森市は、ことし市制施行120周年大きな節目にあり、10月9日火曜日、記念式典を開催させていただきます。また、現在、本市将来を見据え、持続可能な都市づくりを目指し、青森市総合計画改定を進めているところであります。  勇退される皆様も、立候補される皆様も、引き続き市政に対する御協力、御支援を賜りますようお願い申し上げます。  最後に当たり、ここにお集まり議員各位今後ますます御活躍をお祈り申し上げ、閉会に当たって御挨拶といたします。ありがとうございました。 165 ◯議長里村誠悦君) 閉会に当たり、私からも一言御挨拶を申し上げます。  まず初めに、先般、北海道で発生した地震について申し述べさせていただきます。  平成30年9月6日午前3時7分に北海道胆振地方中東部で発生したマグニチュード6.7地震によって、多くとうとい人命が奪われ、貴重な財産が失われるなど、甚大な被害が発生いたしました。現在も自治体や自衛隊、さらにはボランティアによる復旧作業が続いており、不安な日々中、避難所に身を寄せ、不自由な暮らしを強いられている方々が大勢おられます。ここに、被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げますとともに、犠牲となられた方々に対し、本市議会といたしまして、謹んで御冥福をお祈りいたします。  さて、本日をもちまして、議員各位並びに市長を初めとする理事者の皆様御協力もと、30日間にわたり市政にかかわる重要案件を審議してまいりました。平成30年3回定例会も閉会を迎えようとしております。二元代表制一翼を担う議会として、議員各位におかれましては、各般にわたり、終始熱心な御審議をいただき、厚くお礼を申し上げます。  私は、平成29年12月6日、議員各位御推挙により、議長に就任させていただきました。身引き締まる思いで就任挨拶をしたことが、ついきのうように思い出されているところでございます。顧みて、この10カ月間、多く課題に取り組み、議会活性化と市勢発展ため、議長職務に精励できましたも、ひとえに議員各位並びに理事者の皆様、そして報道関係皆様御支援、御協力たまものであると心より感謝を申し上げる次第であります。  さて、今議会は、私たち議員にとって任期最後定例会となります。この4年間を振り返りますと、困難な課題こそ多かったものの、非常に充実した任期であり、あっという間に過ぎ去ったという感じがいたします。その中でも強く印象に残る出来事として、アウガを運営してきた青森駅前再開発ビル株式会社特別清算終結と、そのアウガに市役所窓口機能が移転し、ワンストップ総合窓口として青森市役所駅前庁舎に生まれ変わったことが挙げられます。一方、本市議会といたしましては、平成25年2月に制定いたしました青森市議会基本条例規定に基づき、市民皆様と真摯に向き合い、開かれた議会を目指すため、より市民皆様に身近でわかりやすくお届けできるように、あおもり市議会だよりを「ぎかいの森」としてリニューアル化したり、議会報告会を議員とカダる会と称し、ワールドカフェを導入して開催するなど積極的に取り組んでまいりました。  私ども議員は、この11月25日をもって任期満了となり、この議場において皆様と顔を合わせることは本日が最後となります。来月28日には、市議会議員選挙が行われ、市民審判を受けることになりますが、立候補を予定されている方々におかれましては、再び市民から信託をいただいた暁には、この議場において笑顔で再会できますことを心から念願いたしております。  また、今期をもって勇退される議員皆様におかれましては、本市並びに議会発展ため、多大なる御尽力を賜りましたことに対し、改めて敬意を表するとともに、心からお礼を申し上げます。議員を勇退されましても、健康には十分留意され、引き続き市勢発展ため、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  また、小野寺市長におかれましては、市政を預かるリーダーとして、実現する市政に向け、一つ一つ課題に対し、今後とも迅速かつ果敢に取り組んでいただくことを切に願っております。  最後になりますが、議会を見守ってくださいました市民皆様、報道関係皆様に心から感謝を申し上げまして、私から御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。           ──────────────────────────  閉 会 166 ◯議長里村誠悦君) これにて平成30年3回青森市議会定例会を閉会いたします。   午後時58分閉会 TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...