青森市議会 2018-09-27
平成30年第3回定例会(第7号) 本文 2018-09-27
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時開議
◯議長(
里村誠悦君) これより本日の会議を開きます。
本日の会議は「議事日程第7号」により会議を進めます。
──────────────────────────
2 ◯議長(
里村誠悦君) この際、お諮りいたします。
4番
橋本尚美議員から、9月6日の一般質問における発言中、配付しております発言部分について、会議規則第65条の規定により取り消したい旨の申し出がありました。
この
取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
3 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、4番
橋本尚美議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決しました。
会議録から、発言の
取り消し申し出の部分は削除いたします。
──────────────────────────
日程第1 議案第137号 契約の締結について(
八重田浄化センター合流最終沈殿池設備改築電気工事)
日程第2 諮問第9号
下水道使用料の
督促処分に対する
審査請求に係る諮問について ~
日程第11 諮問第18号
下水道使用料の
徴収処分に対する
審査請求に係る諮問について
4 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第1議案第137号「契約の締結について」から日程第11諮問第18号「
下水道使用料の
徴収処分に対する
審査請求に係る諮問について」まで、計11件を
一括議題といたします。
総務企画常任委員長の報告を求めます。8番
奈良岡隆議員。
〔
議員奈良岡隆君登壇〕
5 ◯8番(奈良岡隆君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから
総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は9月11日に開催し、
今期定例会において付託されました議案1件及び諮問10件について審査いたしました。
初めに、議案第137号「契約の締結について」でありますが、本案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、諮問第9号「
下水道使用料の
督促処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第10号「
下水道使用料の
徴収処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第11号「
下水道使用料の
督促処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第12号「
下水道使用料の
徴収処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第13号「
下水道使用料の
督促処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第14号「
下水道使用料の
徴収処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第15号「
下水道使用料の
督促処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第16号「
下水道使用料の
徴収処分に対する
審査請求に係る諮問について」、諮問第17号「
下水道使用料の
督促処分に対する
審査請求に係る諮問について」及び諮問第18号「
下水道使用料の
徴収処分に対する
審査請求に係る諮問について」の計10件についてでありますが、内容に関連があることから
一括議題として審査いたしましたが、各諮問については、いずれも
全員異議なく
審査請求について棄却すべきであると答申すべきものと決し、その後、
正副委員長のもとで作成した各諮問に対する
答申書案について審査いたしましたが、各諮問に対する
答申書案については、
全員異議なく
正副委員長のもとで作成した
答申書案のとおり答申することに決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答等及び諮問に対する答申については、配付いたしております
委員長報告書及び
答申書案のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
6 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
8 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第12 議案第133号 青森市
浪岡細野渓流魚増殖実習場設置条例を廃止する条例の制定について
~
日程第15 議案第140号 字の区域の変更について
9 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第12議案第133号「青森市
浪岡細野渓流魚増殖実習場設置条例を廃止する条例の制定について」から日程第15議案第140号「字の区域の変更について」まで、計4件を
一括議題といたします。
文教経済常任委員長の報告を求めます。6番
舘山善也議員。
〔
議員舘山善也君登壇〕
10 ◯6番(
舘山善也君) ただいまから
文教経済常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は9月11日に開催し、
今期定例会において付託されました議案4件について審査いたしました。
初めに、議案第133号「青森市
浪岡細野渓流魚増殖実習場設置条例を廃止する条例の制定について」でありますが、本案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第138号「字の区域の変更について」、議案第139号「字の区域の変更について」及び議案第140号「字の区域の変更について」の計3件についてでありますが、内容に関連がありますことから
一括議題として審査いたしましたが、各案件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、議案に対する理事者側からの説明等については、配付しております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
11 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
12 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
13 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第16 議案第134号 青森市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について ~
日程第18 議案第136号 青森市
道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について
14 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第16議案第134号「青森市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第18議案第136号「青森市
道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について」まで、計3件を
一括議題といたします。
都市建設常任委員長の報告を求めます。29番秋村光男議員。
〔議員秋村光男君登壇〕
15 ◯29番(秋村光男君) ただいまから
都市建設常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は9月11日に開催し、
今期定例会において付託されました議案3件について審査いたしました。
議案第134号「青森市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第135号「青森市
屋外広告物条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第136号「青森市
道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について」の計3件についてでありますが、各案件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもちまして本委員会の報告を終わります。
16 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第19 議案第141号
南黒地方福祉事務組合の解散について
日程第20 議案第142号
南黒地方福祉事務組合の解散に伴う
財産処分について
19 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第19議案第141号「
南黒地方福祉事務組合の解散について」及び日程第20議案第142号「
南黒地方福祉事務組合の解散に伴う
財産処分について」の計2件を
一括議題といたします。
民生環境常任委員長の報告を求めます。18番
舘田瑠美子議員。
〔
議員舘田瑠美子君登壇〕
20 ◯18番(
舘田瑠美子君) ただいまから
民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は9月11日に開催し、
今期定例会において付託されました議案2件について審査いたしました。
議案第141号「
南黒地方福祉事務組合の解散について」及び議案第142号「
南黒地方福祉事務組合の解散に伴う
財産処分について」の計2件についてでありますが、内容に関連があることから
一括議題として審査いたしましたが、両案については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、議案に対する理事者からの説明等については、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
21 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
両案については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、両案については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第21 議案第119号 平成30年度青森市
一般会計補正予算(第3号) ~
日程第34 議案第132号 平成30年度青森市
細野財産区
特別会計補正予算(第1号)
24 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第21議案第119号「平成30年度青森市
一般会計補正予算」から日程第34議案第132号「平成30年度青森市
細野財産区
特別会計補正予算」まで、計14件を
一括議題といたします。
予算特別委員長の報告を求めます。22番
長谷川章悦議員。
〔
議員長谷川章悦君登壇〕
25 ◯22番(
長谷川章悦君) ただいまから
予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
まず9月11日、本
会議終了後に開催された
予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に
舘山善也委員が選ばれましたので、報告いたします。
次に、本委員会は9月18日及び9月19日に開催し、
今期定例会において付託されました議案第119号「平成30年度青森市
一般会計補正予算」から議案第132号「平成30年度青森市
細野財産区
特別会計補正予算」までの計14件を
一括議題として審査いたしました。
また、採決については、議案第119号「平成30年度青森市
一般会計補正予算」から議案第132号「平成30年度青森市
細野財産区
特別会計補正予算」までの計14件を一括して諮ったところ、議案第120号については、
起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第120号を除く各案件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
26 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
27 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
28 ◯議長(
里村誠悦君) 1番
山脇智議員、何号に御異議がありますか。
29 ◯1番(山脇智君) 議案第120号に異議があります。
30 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告中、議案第120号について御異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第120号については、
委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
31 ◯議長(
里村誠悦君) 起立多数であります。よって、議案第120号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
32 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第35 議案第143号 決算の認定について(平成29年度青森市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算)
~
日程第38 議案第146号 決算の認定について(平成29年度青森市
自動車運送事業会計決算)
33 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第35議案第143号「決算の認定について」から日程第38議案第146号「決算の認定について」まで、計4件を
一括議題といたします。
決算特別委員長の報告を求めます。15番
木戸喜美男議員。
〔
議員木戸喜美男君登壇〕
34 ◯15番(
木戸喜美男君) ただいまから
決算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
まず9月11日、本
会議終了後に開催された
決算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に
長谷川章悦委員が選ばれましたので、御報告いたします。
次に、本委員会は9月13日及び9月14日に開催し、
今期定例会において付託されました議案第143号「決算の認定について」から議案第146号「決算の認定について」までの計4件を
一括議題として審査いたしました。
また、採決については、初めに、議案第143号「決算の認定について」、議案第144号「決算の認定について」及び議案第146号「決算の認定について」の計3件を一括して諮ったところ、議案第143号については、
起立採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決し、議案第143号を除く各案件については、いずれも
全員異議なく認定すべきものと決しました。
次に、議案第145号「剰余金の処分及び決算の認定について」を諮ったところ、
全員異議なく原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
35 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
36 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
31番
赤木長義議員。
〔
議員赤木長義君登壇〕
37 ◯31番(
赤木長義君) 公明党の
赤木長義でございます。今回提案がありました議案第143号「決算の認定について」から議案第146号「決算の認定について」まで、賛成の立場からその所見を述べさせていただきます。
平成29年度青森市
一般会計及び
特別会計10事業の
歳入歳出決算は、形式収支、
実質収支ともに総じて黒字であり、平成29年度の
市税収納率は、現年課税分で平成17年度以来最も高い98.95%となり、
滞納繰り越し分についても16.16%と前年度を上回り、全体では93.76%と8年連続して伸びを示していることであります。これは、これまで取り組んできた収納対策の成果であり、評価できるものであります。また、
特別会計における国民健康保険税や児童保育負担金などの収納率も前年度を上回っており、これら市税等の歳入確保は行財政運営の根幹に関する重要課題であるため、未納者の個々の実態に即し、適切な対応を図ることはもとより、負担の公平性と安定的な財源確保のため、さらなる努力を期待するものであります。
また、財政調整積立金について申し上げるならば、青森市は、御存じのとおり、豪雪地帯であり、いわゆる雪の災害がいつ起こるかわかりません。青森市中期財政見通しにおける財政調整積立金の積立目標額は50億円です。その理由は、2年連続の大雪に対応するために40億円準備し、その他の災害に対応するために10億円を準備するものです。現状、平成29年度の除雪などに対応するために、32億円の積立金を取り崩していることを考えるならば、財政調整積立金を50億円積み立てることは、青森市にとって理にかなっており、必要十分条件と認識いたします。しかしながら、平成29年度末の財政調整積立金の残高は約22億円しかありませんので、市民生活を守るためにしっかりと積み立てを行い、早期に50億円にしていただきたいと思います。
さて、平成29年度の青森市の予算は、本市が直面していた緊急課題であるアウガへの総合窓口機能移転や新庁舎整備、青森駅周辺整備への対応の着実な推進に加え、広域観光の推進や子育ての支援の充実、教育環境の整備や地域包括ケアの推進、克雪体制の整備、陸奥湾資源の保全といったさまざまな施策について、小野寺市長の公約で掲げた6つの政策を重点的に編成されたものであります。
平成29年度のこれらの事業の実施について、我が党が強く要望してきた事業について申し述べます。
1つは、人工芝です。青森市スポーツ広場の多目的グラウンドに念願の人工芝が整備され、本年4月8日リニューアルオープンいたしました。5年前、本市を本拠地とするサッカークラブチーム、ラインメール青森フットボールクラブの代表から我が党に相談が寄せられ、選手が思う存分練習ができ、子どもたちがスポーツに憧れを持てる地域にしたいとの思いから、平成26年第4回定例会でスポーツ広場に人工芝を整備するように市に要望したものであります。
2つ目は、いじめの相談窓口です。平成28年8月30日に市に提出したいじめ防止対策強化を求める緊急要望書で市に実施を求めたLINEによるいじめ相談窓口の試験的な開設がことしの1月から3月にかけて行われ、早速4月末からは市内の全ての公立中学校で実施されることになりました。いじめによって子どもが苦労するようなことが断じてあってはならず、保護者が安心して子どもを通学させられる環境の確保の取り組みについて、今後も真摯に努めていただきたく、強く要望するものであります。
そして3つ目は、アウガであります。市の長年の懸案であったアウガについては、小野寺市長就任後、地権者等との権利関係がおおむね整理され、市民生活に直結した総合窓口や子育て親子の交流の場、情報交換の場であるさんぽぽを備えた駅前庁舎として生まれ変わるとともに、10階建て約100億円の新庁舎建設費が3分の1に見直しが行われました。この見直しについては、私がこれまで進言してきた資産の効果的・効率的な運用を図り、公共施設などの総量抑制を図るファシリティーマネジメントの考え方に沿って行われたものであり、市の努力があらわれたものと評価いたします。このファシリティーマネジメントの考え方については、現在検討を進めている青森市アリーナプロジェクトにおいても取り入れるとのことでありますので、有識者会議などでの検討においては、夢を大きく膨らませ、しっかりとよいものを取り入れていきながら、そして最後には、ファシリティーマネジメントも含めてどう考えていくかということをぜひしっかりと検討していただきたいと思います。
さて、監査委員の審査意見書によると、本市の財政環境は人口減少と少子・高齢化が同時進行していく中、医療・介護などの社会保障関連経費が増加傾向にある一方で、歳入の根幹である市税収入が減少することも考えられ、今後も厳しい状況が続くものと予想されるとあります。
また、平成29年度は、豪雪への対応のため、多額の除排雪委託料が発生したところでありますが、近年、未曽有の自然災害となった西日本豪雨や北海道胆振東部地震など、全国的に大規模な自然災害が発生しており、今後もこのような突発的な経費の支出が懸念されるところであります。したがって、これらの課題に対応し、備えていくために、最少の経費で最大の効果を上げるという地方自治の原則にのっとり、限りある経営資源の効果的・効率的な配分に努め、健全な行財政運営と持続可能な行財政基盤の確保にこれまで以上に取り組まれるよう要望いたします。
最後に、私はさきの6月の第2回定例会において、青森市アリーナプロジェクトを実行しようとする操車場跡地の土地開発公社所有の土地について、土地開発公社が金融機関から毎年借りかえを行い、年間約6000万円の支払い利息が生じており、一日も早い操車場跡地地区の整備が求められていると進言いたしました。いずれは市が用途を定め、必ず取得しないといけない土地でありますが、これまでの鹿内政権では、その用途を決めることができず、長年放置してきた土地であります。
本定例会の
決算特別委員会での日本共産党の藤原浩平委員の質疑に対して、市からの答弁もありましたが、操車場跡地を市が買い取りすることで、市が負担することとなる利子は、現在、土地開発公社が負担している利子に比べて約17分の1と大きく軽減され、財政の健全化につながるとともに、これまで目に見えにくかった第三セクターに対する市の負担が解消され、将来負担比率の軽減や市政運営上の将来負担の透明性の確保にも貢献するものであります。
再度の繰り返しになりますが、一日も早い青森操車場跡地の整備を求めるとともに、今定例会にて交わされた議論が、今後の財政運営に生かされることを期待して、当該決算の認定に対する賛成討論といたします。
議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げる次第であります。御清聴まことにありがとうございました。
38 ◯議長(
里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
39 ◯議長(
里村誠悦君) 1番
山脇智議員、何号に御異議がありますか。
40 ◯1番(山脇智君) 議案第143号に異議があります。
41 ◯議長(
里村誠悦君) ただいまの
委員長報告中、議案第143号について御異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第143号については、
委員長報告のとおり認定と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
42 ◯議長(
里村誠悦君) 起立多数であります。よって、議案第143号については
委員長報告のとおり認定と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
43 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第39 雪対策について ~
日程第41 議会広報広聴について
44 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第39「雪対策について」から日程第41「議会広報広聴について」まで、計3件を
一括議題といたします。
各案件については、各特別委員長から、会議規則第111条の規定により、配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
45 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
46 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
──────────────────────────
日程第42 議案第148号 財産区管理委員の選任について
47 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第42議案第148号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
48 ◯市長(小野寺晃彦君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)議案第148号について御説明申し上げます。
平成26年第3回定例会において御同意をいただき選任いたしました前田、清水、桐沢、新城、土橋、金浜及び幸畑の財産区管理委員計7名の方々は、昨日9月26日をもって任期が満了となりました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、清水財産区管理委員佐藤正光氏の後任には高森泰彦氏が適任と認められますので選任することとし、その他の方々については再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、これらの方々の経歴についてはお手元の資料のとおりであります。
49 ◯議長(
里村誠悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
50 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
51 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第148号については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
52 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
討論については通告がありませんでした。
53 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第148号については、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
54 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第43 議案第149号 人権擁護委員候補者の推薦について
55 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第43議案第149号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
56 ◯市長(小野寺晃彦君) 議案第149号について御説明申し上げます。
平成27年第3回定例会において御同意をいただき推薦いたしました人権擁護委員小林政英氏及び蝦名賢二氏は、来る12月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、両名とも再任とし、推薦いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、両名の経歴についてはお手元の資料のとおりであります。
57 ◯議長(
里村誠悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
59 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第149号については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
60 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
討論については通告がありませんでした。
61 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第149号については、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
62 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第44 議員提出議案第18号 青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について
63 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第44議員提出議案第18号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
15番
木戸喜美男議員。
〔
議員木戸喜美男君登壇〕
64 ◯15番(
木戸喜美男君) 15番、自民清風会、
木戸喜美男でございます。本議案の提案理由の説明をさせていただきます。
我々地方議員にとって議決権の行使が最大の権限であります。ゆえに、我々は市民の声を確実に市政に反映させることのみならず、より適正な判断を下すことを常に心がけなければならない立場にあります。では、その立場にある議員構成が何人であればよいのかという客観的根拠は全くないのが現実です。しかし、それは同時に、現在の条例上の議員定数35名についても同様であり、35名でなければ市民の負託に応えられないとする根拠もないのです。
私どもは、議員定数削減案を提出した立場です。他の自治体を見ても、基本的には地方議員の人員は削減傾向にあると感じますが、少子・高齢化社会を迎え、さらなる人口減少、税収減少が見込まれる社会情勢を考えれば、それにあわせて議員を削減した他議会の行動は理解できます。
既に議員定数削減を行った議会から、議員定数が減って議会のチェック機能が低下したとか、市民生活に支障が出たとか、協働のまちづくりが後退したなどの報告を耳にしたことはありません。このことは、議員定数の削減をしても、市民の負託に応えていくことは可能なのだと感じさせてくれます。競争を激化することで、議員の質の向上が見込まれるかもしれません。しかし、だからといって定数削減が正しい姿だと言い切れないとも感じています。
今、地方分権を推し進めていく中で、自治体の主体性と責任がより一層求められています。そんな中、議会の弱体化は絶対に避けなくてはいけないのも事実としてあります。少数になればなるほど、議会が市民の声を反映しにくくなるとの声も聞きますが、議員定数について、削減が正しいとする人も、反対する人もおり、どちらが正しいとも言えませんし、議員定数について答えなどないのだと思います。
しかし、選挙が近づくにつれ、市民の皆様と接する機会が多くなり、市民の望んでいるものの一つに議員数削減があるのだと我々は感じたのです。議員定数の問題は、市民からすれば一番わかりやすい議会改革だと見えるのかもしれません。それが正しいのか、我々にもわかりません。それは市民が決めることなのだと思います。議員としての心のありようが求められている今、一歩でも、少しでも前に進めていくことが大切だと考えます。理想論を語ることや人の揚げ足取りをすることなどに時間を費やすのではなく、市民の声に応える行動を着実にしていくことが必要だと思います。
よって、市民が議員は多いという多くの意見を聞いてしまった以上、我々は青森市議会において議員定数が少しでも進むのであればとの思いから、今議会に定数削減の立場で提案させていただきました。
以上で、議員各位の御理解をお願い申し上げ、私からの提案理由の説明を終わります。御清聴ありがとうございました。
65 ◯議長(
里村誠悦君) この際、暫時休憩いたします。
午前10時42分休憩
──────────────────────────
午前11時45分開議
66 ◯議長(
里村誠悦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議事を続行いたします。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次、発言を許します。
31番
赤木長義議員。
67 ◯31番(
赤木長義君) 議員提出議案第18号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、確認の意味で質疑を行います。
会派の代表であり、議会が合議体であることを十分に承知している渋谷議員にお伺いいたします。
今回の提案理由を伺いますと、青森市議選前を踏まえ、市民と接する中で、議会として定数を削減することによって身を切ることを市民に示すことが大切であるということで受けとめました。
そこで質問します。議案に賛成するということは、議員として身を切る改革に賛成するという認識でよろしいでしょうか。
68 ◯議長(
里村誠悦君) 答弁を求めます。32番渋谷勲議員。
69 ◯32番(渋谷勲君) 質問していただいてありがとうございました。私なりにこの人口──歯どめのかからない我が青森市、そして財政におかれましても、ここ数十年来、何十億という財政、つまり市民税が減額されているということについても、恐らくや議員各位の方々は十分御承知のとおりだと思います。ただ、ちょっと口幅ったい言い方になるかもわからないけれども、私は議員全員がこの削減に対して、削減できたらという思いと、先ほど来、提出された木戸議員の説明にもあるように、全国的に見れば、この削減はやむなしということで、我が同士の御支援をいただきながら、今回、削減に至ったわけでございます。
以上でございます。
70 ◯議長(
里村誠悦君) 31番
赤木長義議員。
71 ◯31番(
赤木長義君) 今回の「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」は、具体的には議員定数を35名から32名にするものでございます。内容的には、6月の第2回定例会で提出されたものと同じものと認識します。今回提案するに当たり、どのような形で反対された会派や反対された人たちを具体的に説得してきたのか、どのような努力をしたのかお知らせください。
72 ◯議長(
里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。
73 ◯25番(丸野達夫君) ただいまの赤木議員の質問に答えさせていただきます。
どのような形で反対された方に対して説得してきたかという御質問ですが、本来、この議案は、議員個人にかかわる大事な議案です。それぞれが今戦う中で、それぞれの市民の方々と直接向き合って感じたことをそのままこの議案に対して向けていけば、おのずと答えは出てくるものと私は思っておりますので、説得工作ということはしませんでした。
74 ◯議長(
里村誠悦君) 31番
赤木長義議員。
75 ◯31番(
赤木長義君) 説得しようとしなかったということが明らかになりました。その上で、もう一度確認の意味で聞きます。この提案を議決させるということは大事なことだと思いますが、なぜそれを説得することをされなかったのか、もう一度お示しください。
76 ◯議長(
里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。
77 ◯25番(丸野達夫君) なぜ説得しなかったのかという御質問ですが、そもそも赤木議員、先ほど質問されましたように、我々政治家として身を切る改革が必要だという思いでこの議案を提案させていただきました。それはおのおのがこの議案に対して身を切る必要があるのかないのか判断するべきことであり、人に説得されてするべきものではないと思ったからであります。
以上です。
78 ◯議長(
里村誠悦君) 次に、21番木下靖議員。
79 ◯21番(木下靖君) 21番、市民クラブ、木下靖です。議員提出議案第18号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、質疑を行います。
先ほど木戸議員から提案理由説明──と言っていいのか──がありました。その中身が余りにも曖昧で、何を根拠に提案してきたかというのが全くわかりませんでした。まず、その辺を明らかにしたいと思います。
まず1つ、提案理由説明の中で35名でなければ負託に応えられないという根拠もないというくだりがございました。それでは、なぜ今回の提案、32名になったのか、その根拠をお示しください。
もう1点、定数削減によって競争が激化することにより、議員の質が向上するというくだりもございました。なぜ競争が激化すると議員の質が向上するのか、その根拠をお示しください。
80 ◯議長(
里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。
81 ◯25番(丸野達夫君) なぜ定数を3削減にすればいいのかという根拠を示せということですが、木戸議員の提案理由の説明にもありましたとおり、何名がいいのかという根拠は全くございません。35名がいいという根拠も逆にないと我々は思っております。
では、反対する方々は、32名ではだめで、33名ならいいんですか、34名ならいいんですか、それとも議員報酬を削減して増員するのがいいんですか。何の反対の提案もしないで、ただ、我々に対して数的根拠を示せ、そういうのは余りにも無責任であります。やはり……(発言する者あり)根拠はないんですよ。それはわかっているじゃないですか。質問する人もわかっているじゃないですか。議員の定数というのはみずからが決めなければいけないんですよ。その数字が32名がいいのか悪いのかは、もう決をとって決めるしかないじゃないですか。35名が正しいと思うなら正しいと言えばいいじゃないですか。我々は32名が正しいと思ったんですよ。その根拠はないですよ。前回の選挙で、まさに41名から6名減しました。この効果は確実にあったと思います。なぜならば、きちんと議会費の削減につながったからです。では、6名削減して民主主義が停滞したかといえば、落ちた方には大変申しわけないですけれども、何ら停滞していませんよ。6名削減して青森市議会がおかしくなりましたか。何らなっていないですよ。だから、みずからが定数に対して正しいと思う数字を考えて提案すればいいんですよ。我々は32名が正しい姿だと思って今回提案したんです。それに対して根拠がありますかと聞かれても、ないじゃないですか。ないのはもう最初から認めているんですから。そのことに対して質疑されても答弁のしようがないですよ。
我々はこの選挙戦を通じて、議員数が多いという声を聞いたわけですよ。ならば、その市民の負託に応えて議員削減案を出すということは、非常に自然な流れであります。そのことに対して答弁する──ちょっと答えがないので、答弁しようがありませんので、そういう思いで提案した議案でございます。
82 ◯議長(
里村誠悦君) 21番木下靖議員。
83 ◯21番(木下靖君) 今の答弁というか、答弁でないんですけれども、そもそも根拠がないということは、この提案は何なんだという話ですよ。実際に32という数字を上げてきて、6月の提案の際はそれなりに根拠を示していましたよ。こういう算式のもとに32という数字を出してきたんだと。であれば、それこそ32がいいのか、35がいいのか、30がいいのか、28がいいのか、それは議会でみんなで議論して決めるべき話でしょう。それが議会基本条例に定めている議員間討議で決めるという、合議制の会議体だという根拠ですよ。それを全く無視して、個々の議員が考えればいいであれば、おかしいですよ。(「意見を言っている、議長」と呼ぶ者あり)あなたが根拠を言っていないからです。答弁していないからです。(「もう1問、議員の質」と呼ぶ者あり)
そうですね。競争激化によって議員の質が向上するということの根拠、それについてはお答えがないので、もう一度、そこはお尋ねします。
84 ◯議長(
里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。
85 ◯25番(丸野達夫君) 競争激化することで議員の質が向上できるなんて言っていませんよ。競争を激化することで、議員の質の向上が見込めるかもしれませんと言ったんですよね、木戸議員。(「はい」と呼ぶ者あり)
86 ◯議長(
里村誠悦君) 21番木下靖議員。
87 ◯21番(木下靖君) 提案理由説明が、私がさっき言った曖昧でわからないというのは、全てがそういうふうに感じられるとか、そうかもしれないとか、そんな提案理由説明ってないですよ。あげくの果てに32という数字の根拠もないと。提案理由説明をした議員がなぜ答弁しないのか、それも疑問です。前回の第2回定例会の質疑でもそうでした。提出者はみんな答弁できる立場にあるんですが、提案理由説明をした者が質疑に対して答えない。結構です。今の丸野議員の答弁で、今回の提案理由に根拠はないということがはっきりわかりましたので、これで終わります。
88 ◯議長(
里村誠悦君) 答弁を求めます。25番丸野達夫議員。
89 ◯25番(丸野達夫君) 質疑で終われませんので、答弁させていただきます。
我々は身を切る改革を市民に見せるためにこの議案を提案いたしました。どうかそのことを御理解いただいて、賛同賜りたいと思います。
以上であります。
90 ◯議長(
里村誠悦君) これにて質疑を終結いたします。
91 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第18号については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
92 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
10番天内慎也議員。
〔議員天内慎也君登壇〕(拍手)
93 ◯10番(天内慎也君) 日本共産党の天内慎也です。議員提出議案第18号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、反対の立場から討論を行います。
先ほど提案理由を聞いてきましたが、定数削減することに対して、するべきだという主張もありましたが、また、だからといって定数削減がよいとも言えないといった曖昧な内容であったと思いました。人口減少など地方は削減傾向にあるということが、あえて言うなら根拠ではないかと思いました。ですから、定数削減の根拠は薄いものと受けとめました。
今回の提案は、3議席削減し、32議席ですので、前回の市議選時と合わせて一気に9議席削減することになり、一般質問や予算・
決算特別委員会においての行政をチェックする機能、民意を反映していかなければならない議会の役割が大きく低下するものだと思います。人口が減っているから議員も減らすべきだという考え方もありましたが、合理的基準もなく、人口減少が進む一方で、市民ニーズは多様化し、逆に議員の仕事はふえているということを前議会のときにも認めていますので、だとすれば、定数削減はしないで、現状のまま市民のためにさらに負託に応えられるような活動をしなければならないと思います。
次に、浪岡地区からの意見も言いたいと思います。私自身、初当選させていただいた平成22年の市議選は、定数41で戦われ、私が40番目でやっとの思いで当選ができたので、浪岡地区から4つの議席を獲得することができました。4年後の平成26年の市議選は、定数41から6議席削減が強行され、35議席で戦われましたが、このときは36番目の次点で、あともう少しというところまででしたが、1議席減の浪岡は3議席となりました。6月議会で定数削減の問題が騒がれてからのこの4カ月の間、浪岡においては、保守、革新を問わず、浪岡住民の方々から多くの不安の声が寄せられました。32議席になれば、戦い方によっては浪岡は2議席しかとれなくなり、市の人口28万5000人の15分の1の1万8000人の浪岡の声が市政に届くのか、そういう心配をするというものです。
合併して13年がたち、今では青森地区の議員の方々も個人的、組織的なつながりがあり、浪岡との交流もふえてきたものと思います。同じ青森市として、人的交流を深めることには当然賛成です。しかし、地理的な要因として、山を越えた40分の距離が壁になり、そこに住んでいる住民感情や生活実態は、やはり浪岡に住んでいる者でしかわからないものもあります。そうした要因が、浪岡地区から一人でも多くの議席をという訴えにつながっているものだと思います。
そうした浪岡の声を訴えて、今回の定数削減に対する反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
94 ◯議長(
里村誠悦君) 次に、6番
舘山善也議員。
〔
議員舘山善也君登壇〕
95 ◯6番(
舘山善也君) 自民清風会、舘山善也です。議員提出議案第18号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
本議案の趣旨は、青森市議会議員定数を35名から32名とする3名の議員定数を削減する条例案です。議員定数の考え方には客観的根拠がないのが現状ですが、一定の考えは必要なものと各議員も共通するところだと考えます。
私の考えは、前議会でも述べましたが、本会議の議員数と常任委員会の委員数を偶数化することで、採決において可否同数がなくなり、それにより、議長並びに委員長は、公平、中立の立場において議事進行に努めることができることとなります。つけ加えますと、この考え方は、名古屋市での研修会で御教授いただいた全国市議会議長会法制参事で、明治大学政治経済学部講師、明治大学公共政策大学院講師の廣瀬和彦氏が提唱しているものとつけ加えさせていただきます。
また、先ほどの提案理由の説明にありました、我々は市民の声を確実に市政に反映することのみならず、より適正な判断を下すことを常に心がけなければならない立場にあるとありました。同趣旨の議案が平成30年第2回定例会にて否決され、その後の3カ月間、私は多くの市民の皆様から議員定数削減案に賛成する趣旨の御意見を多数いただきました。よって、市民の声として本案に賛同いたします。
議員各位にも同様に御賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
96 ◯議長(
里村誠悦君) 次に、31番
赤木長義議員。
〔
議員赤木長義君登壇〕
97 ◯31番(
赤木長義君) 31番、公明党の
赤木長義でございます。議員提出議案第18号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、賛成の立場から討論を行います。
本年の第2回青森市議会定例会において、青森市議会議員の定数を35人から32人にする条例案が提案され、
起立採決の結果、賛成15名、反対19名で否決となりました。主な否決理由は、拙速な提案である、議員定数を32人とする根拠が希薄であるといった内容でありましたが、今般、改めて議員定数を3名削減する条例案の提案がなされました。本日の討論では、これまでの議論を振り返り、所見を述べさせていただきたいと思っております。
さて、青森市の人口は、平成22年の国勢調査で30万人を割り込み、平成30年8月の推計人口では27万9000人となっており、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、今後、一段の減少が予想されています。なお、本市の有権者数は、選挙権年齢が18歳に引き下げられた平成28年7月の参議院選挙で、新たな有権者数約6000人が上乗せされたことによって約24万9000人となりましたが、その後に行われました平成28年11月の青森市長選との比較では約3000人減少しており、一定で推移していることではないという事実を確認していただきたいと思います。
小野寺市長は、このような人口減少社会を見据え、新たなまちづくりに向けてかじを切ることとし、現在、総合計画とその推進を支える行財政改革プラン及び財政プランについて、来年度からのスタートを目指し、現在、その改定を進めています。私は従来から、議会はその権能を果たすことができる最少の経費で運営をすべきであるとの立場であります。議会としても市と歩調を合わせ、新たなまちづくりのスタートに合わせて、議員定数削減という身を切る改革を断行すべきであると考えます。
さりとて、議員定数削減で二元代表制の一翼を担う議会の多様性が失われることがあってはなりませんが、今回の青森市議会議員選挙から新たに18歳及び19歳の若者が投票することにより、より幅広い層の意見が市政に反映されることになっており、少なくとも、これまで以上に少数意見や多様な意見が酌み取れることとなっております。加えて、今後、議員に求められる仕事は質的、量的に増加していくことは安易に予想できますが、議会改革の旗印として青森市が制定した議会基本条例の第3条で規定している議員の活動原則に基づき、不断の研さんに努め、自己の能力及び資質を高めるなど、議員力をアップさせることによって、市民の負託に応えていくべきであると考えます。
それでは、議員定数の根拠について所見を述べたいと思います。平成23年の青森市議会第1回定例会において定数削減が可決されました。定数は議会で可決に至るまでの議論の中で、各会派が当時の法定上限の38人をベースにさまざまな数値を主張されていたと承知しております。検討、議論を重ねた結果、妥当性のある数値として35人という定数で意思決定がなされたものと認識しております。すなわち、現在の議員定数である35人にも明確な根拠がなく、絶対視する必要性はないということは御理解いただけるものと思います。また、議員定数については、平成23年の地方自治法の改正により、議員定数の上限を撤廃し、市議会みずからが条例を決定することとされたことから、現在は法的な根拠はなく、当然にして、数式などにより自動的に算出する方法もないなど、客観的な根拠を持つことは非常に難しいものであるということも申し添えておきたいと思います。
このような中、議員定数の削減に当たっての根拠として、中核市と比較することは、同じ権能を持つ都市で実際に運用されているという点において、ある一定の合理性があるものと考えます。中核市は54都市あり、全国市議会議長会の市議会議員定数に関する調査結果(平成29年12月31日現在)によると、30万人未満の中核市は11都市あります。そのうち議員定数が35人以上は本市を含む3都市ですが、それ以外の8都市は34人以下であります。さらに、30万人を超える都市であっても、議員定数が34人以下の都市は6都市あります。これは、35人未満の定数であっても十分に中核市として議会の権能を果たすことができるという証左であり、定数削減の妥当性はあると思います。
続いて、人数の考え方について申し述べます。人数については、本市の市議会第2回定例会において、先ほど舘山議員からもお話がありましたが、常任委員会に着目しての説明がありましたが、私としては、市議会で議論を尽くすためには、付託案件の審議など、専門的かつ詳細に審議する常任委員会が十分に機能を果たす必要があることを考慮しなければならないと思います。そのことを踏まえるならば、常任委員会をベースに考えることは合理的な手法ではあると思います。
青森市議会では、行政分野ごとに4つの常任委員会が設置されておりますが、これまで支障なく運営されてきたこと、そしてその委員数についても、
都市建設常任委員会が8名で運営され、特段の課題もなかったことを考慮すれば、4つの委員会全て8名にしたとしても大きな支障を来すことはないと考えます。なお、人数については、これまでの青森市議会の例から見て、可否同数の場合における議長・委員長決裁が頻繁に発生することはないと思いますが、制度を設計する上では、議長の中立性に配慮し、偶数とすることには一定の意義があるものと考えます。念のため、中核市の議員定数の約7割が偶数となっていることも申し添えておきます。
議員定数につきましては、私は他の多くの中核市が人口1万人当たり議員1人の割合で対応していることを踏まえるならば、議会基本条例の趣旨にのっとり、さらなる削減に向けて検討していくべきとの立場でありますが、今般提案された32人という定数は、これまでるる述べてまいりましたように、ある一定の妥当性のある数字でありますことから、現時点ではよりベターな案ではないでしょうか。拙速であるとの御意見もありますが、本年の市議会第2回定例会での議論から4カ月程度が経過しており、何よりも市民の信頼を得るためには、議会みずからが率先して改革に取り組む強い覚悟と行動が必要であると申し上げ、「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」の賛成討論といたします。議員各位の賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。御清聴まことにありがとうございました。(拍手)
98 ◯議長(
里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第18号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第18号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
99 ◯議長(
里村誠悦君) 起立者を確認しますので、そのままお待ちください。
起立少数であります。よって、本案は否決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午後0時16分休憩
──────────────────────────
午後1時20分開議
100 ◯議長(
里村誠悦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────
日程第45 議員提出議案第19号 国による乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書
101 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第45議員提出議案第19号「国による乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書」を議題といたします。
102 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第19号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
103 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
104 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番
山脇智議員。
〔議員山脇智君登壇〕(拍手)
105 ◯1番(山脇智君) 日本共産党の山脇智です。議員提出議案第19号「国による乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書」に賛成の立場から討論します。
現在、全国全ての市町村で何らかの形で子どもの医療費に対する助成が行われています。しかし、自治体によって助成対象の子どもの対象年齢、入院・通院による差、親の所得制限の有無、一部負担金の有無、助成方法が現物給付か償還払いかなど、大きなばらつきがあるのが現状です。対象年齢だけ見ても、就学前までが助成対象の自治体もあれば、22歳の年度末まで助成対象となっている自治体もあります。
このように、地域間で子どもが受けられる医療費助成に大きな格差があるのが現状です。地域間の格差を解消するためには、子どもの医療費助成が国において制度化される必要があります。子どもの医療費は本来、国が負担するべきものであり、市町村は国にかわって医療費を助成してきたとも言えます。
既に4割を超える地方議会で国の制度創設を求める意見書が採択され、制度創設を望む声が高まっています。地方公共団体の施策を一層充実させ、子どもを安心して産み育てることのできる社会の実現を目指すには、地方制度を安定化させることが必要であり、そのためには国による支援が不可欠です。まずは乳幼児から医療費無料制度を実現するために、本意見書への皆さんの御賛同をお願いいたしまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
106 ◯議長(
里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第19号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
107 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第19号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
108 ◯議長(
里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第46 議員提出議案第20号 学校施設や通学路におけるブロック塀等の安全性確保を求める意見書
109 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第46議員提出議案第20号「学校施設や通学路におけるブロック塀等の安全性確保を求める意見書」を議題といたします。
110 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第20号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
111 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
112 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第20号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
113 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第20号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
114 ◯議長(
里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第47 議員提出議案第21号 キャッシュレス社会の実現を求める意見書
115 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第47議員提出議案第21号「キャッシュレス社会の実現を求める意見書」を議題といたします。
116 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第21号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
117 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
118 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
119 ◯議長(
里村誠悦君) 異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
120 ◯議長(
里村誠悦君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第48 議員提出議案第22号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書
121 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第48議員提出議案第22号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」を議題といたします。
122 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第22号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
123 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
124 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
125 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第49 議員提出議案第23号 水道施設の戦略的な老朽化対策を求める意見書
126 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第49議員提出議案第23号「水道施設の戦略的な老朽化対策を求める意見書」を議題といたします。
127 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第23号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
128 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
129 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
130 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
131 ◯議長(
里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第50 議員提出議案第24号 学校施設への冷房等空調設備の設置促進を求める意見書
132 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第50議員提出議案第24号「学校施設への冷房等空調設備の設置促進を求める意見書」を議題といたします。
133 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第24号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
134 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
135 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
11番藤田誠議員。
〔議員藤田誠君登壇〕(拍手)
136 ◯11番(藤田誠君) 11番、社民党の藤田誠です。議員提出議案第24号「学校施設への冷房等空調設備の設置促進を求める意見書」に賛成の立場で意見を述べます。
今さら地球温暖化をここで論じることはしませんが、ここにおられる議員の皆様も肌で感じられていると思います。ここ数年、青森でも30度を超える日が多くなってきました。また、全国的にも35度を超える気温が続くなど、明らかに気象異常です。熱中症により救急車で搬送された方が、平成29年、7414人、平成30年は9956人あったそうです。学校管理下においても、平成27年度、熱中症で小学生が348人、中学生が1869名、平成29年度の熱中症、小学生408名、中学生2038名。こうした異常な高温の中、本年7月17日、
愛知県豊田市の小学校1年生が校外学習後に熱中症で亡くなられました。国は、公立学校の施設整備に2018年度当初予算の3.5倍に当たる約2400億円を盛り込む方針を固めましたが、学校施設環境改善交付金は補助率原則3分の1で、資産形成のないリース契約には適用されず、設置後の維持管理費も自治体の負担が予想されることから、財政力のない自治体では設置に消極的になっています。子どもは大人に比べて体の汗による温度調整能力が低いとされ、気合いと根性では子どもたちを守れなくなってきました。
文部科学省が3年ごとに行っている公立学校施設の空調(冷房)設備の設置状況調査によれば、平成29年度の調査結果、3年前の29.9%から、今回41.7%と上昇、その他の幼稚園、高等学校、特別支援学校、それぞれ設置率は上昇していますが、調査内容を見ると、
県単位の自治体間の設置率に大きな違いがあります。小・中学校で比較すると、香川
県が92.3%、次に東京都の84.5%、滋賀
県、沖縄
県、神奈川
県と続きますが、四国4
県を比較すると、香川
県の92.3%に比べ、徳島
県37.7%、高知
県28.8%、愛媛
県13.2%と、四国の中でも大きな違いがあります。
国は、設置方針ばかりではなく、現実に自治体が設置に向けて取り組めるよう、自治体の負担軽減を求める議員提出議案第24号「学校施設への冷房等空調設備の設置促進を求める意見書」に対し、多くの議員の御賛同をいただけますよう心からお願い申し上げ、賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございます。(拍手)
137 ◯議長(
里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第24号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
138 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第51 議員提出議案第25号 主要農作物種子法の復活を求める意見書
139 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第51議員提出議案第25号「主要農作物種子法の復活を求める意見書」を議題といたします。
140 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第25号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
141 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
142 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
28番仲谷良子議員。
〔議員仲谷良子君登壇〕(拍手)
143 ◯28番(仲谷良子君) 社民党の仲谷良子でございます。議員提出議案第25号「主要農作物種子法の復活を求める意見書」に賛成の立場で討論をいたします。
1952年5月に制定された主要農作物種子法──以下、種子法と言います──は、米や麦、大豆といった主要作物について、優良な種子の安定的な生産と普及を国が果たすべき役割と定めている法律です。種子の生産自体は都道府県のJAや普及センターなどが担い、地域に合った良質な種子が農家に行き渡るように、種子法のもと、農業試験場の運営などに必要な予算は国が責任を持って担ってきました。しかし、政府は、国が管理する仕組みが民間の品種開発意欲を阻害しているからと審議時間、衆参合わせて12時間で2017年4月、種子法の廃止を決めました。その法律がそれまで果たしてきた役割も、廃止に伴う人々の暮らしへの影響も、そもそもそれがどんな法律なのかもほとんど知られていないままの廃止です。また、2017年に成立した農業競争力支援法には、戦略物資である種子・種苗については、国は国家戦略・知財戦略として民間活力を最大限に活用した開発・供給体制を構築すると書かれています。そのためには、地方公共団体中心のシステムである種子法が、民間の開発意欲を阻害していたというのです。
種子法廃止により、世界の種子の売り上げ約8割を占めているというモンサント社やデュポンなどの参入により、遺伝子組み換え品種が生み出されるなど、食の安心・安全が脅かされることが危惧され、消費者にとっても影響が大きいと思われます。国においては、食料主権の観点から、日本の種子を保全するため、積極的な施策をするよう次の事項を強く求めます。
1つ、食料主権と食の安全を守り、公共財としての多様な日本の種子を保全するために、主要農作物種子法の復活または同法の趣旨を盛り込んだ新たな立法を行うこと。2つ、参議院農林水産委員会の附帯決議に基づき、「都道府県での財源確保」、「種子の国外流出禁止」、「種子独占の弊害の防止」などに万全を期すこと。3つ、都道府県などが有する種苗生産の知見について民間企業への提供促進を規定した農業競争力強化支援法第8条第4項を削除すること。
以上を申し述べまして、賛成討論といたします。議員の皆様の御賛同を心からお願い申し上げます。(拍手)
144 ◯議長(
里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第25号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
145 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第25号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
146 ◯議長(
里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第52 議員提出議案第26号 水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書
147 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第52議員提出議案第26号「水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書」を議題といたします。
148 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第26号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
149 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
150 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
11番藤田誠議員。
〔議員藤田誠君登壇〕(拍手)
151 ◯11番(藤田誠君) 11番、社民党の藤田誠です。議員提出議案第26号「水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書」に賛成の立場で意見を述べます。
政府は、TPP、いわゆる環太平洋パートナーシップを推し進めるため、海外企業等が日本国内での事業展開ができるよう国内法を改正し、規制緩和を進めています。そのため、第196回通常国会で、この6月には指定管理者と公共施設等運営管理者を兼ねることができるとしたPFI法を改正、成立させ、国民生活のライフラインである水道法の改正案が提案されました。結果として、継続審議となりましたが、この法案を成立させることは、命の水を海外資本に売り渡すことになります。
この改正水道法は、前段で成立された改正PFI法のコンセッション方式、つまり施設を自治体が持ち、その運営権を期限つきで民間事業者に譲渡し、自治体は民間事業者から運営対価を受け取るというものです。事実上の水道事業権の売却にほかなりません。そして、日本国内には水道事業を運営する企業はなく、海外資本に委ねるしかないのであります。現にこの4月から浜松市でコンセッション方式を導入し、運営権をアメリカの企業が保有し、運営しています。そして今後の課題は、人口の減少や施設の老朽化による施設の更新などから、その経費をどのように捻出するかが大きな課題として浮上しています。例えば本市を例に挙げると、現在、給水原価が約1万8074円で、供給単価は1万9039円となっていますが、施設更新や現状の水質を保持するための経費を考えた場合、当然、給水原価にはね返りますし、そこには水道料金の値上げという結果につながります。
このコンセッション方式を導入している国々では、水道料金の値上げが相次ぎ、水道事業を公営に戻しているのも事実です。そのため、もしこの水道法が成立し、自治体がこぞってコンセッション方式を導入すれば、国民のライフラインである水が外国資本に乗っ取られることになります。特に世界196カ国のうち、水道水を生で飲める国は日本を含め15カ国にすぎません。
日本の水、命の水を守るため、海外資本に水を売り渡すわけにはいきません。そのために、水道民営化を推し進める水道法の成立には反対しなくてはならないものと思います。
議員提出議案第26号「水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書」に対し、多くの議員の御賛同をいただきますよう心からお願い申し上げ、賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
152 ◯議長(
里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
153 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
154 ◯議長(
里村誠悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程第53 議員提出議案第27号 被災者生活再建支援法の改正を求める意見書
155 ◯議長(
里村誠悦君) 日程第53議員提出議案第27号「被災者生活再建支援法の改正を求める意見書」を議題といたします。
156 ◯議長(
里村誠悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第27号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
157 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
158 ◯議長(
里村誠悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
28番仲谷良子議員。
〔議員仲谷良子君登壇〕(拍手)
159 ◯28番(仲谷良子君) 社民党の仲谷良子でございます。討論に入る前に、北海道での地震災害、西日本豪雨災害でお亡くなりになった方の御冥福をお祈りいたします。また、けがをされた皆様の一日も早い回復を御祈念申し上げます。
それでは、議員提出議案第27号「被災者生活再建支援法の改正を求める意見書」に賛成の立場で討論いたします。
日本列島に引きも切らず災害が押し寄せています。ことし7月の西日本豪雨は、17府県87市町村で約1万7000棟が全半壊し、被害の9割が広島、岡山、愛媛の3
県に集中、227人が亡くなられました。また、最大震度7が起きた北海道胆振東部地震で、震度7を記録した厚真町では36人の方が死亡されました。そしていまだ不自由な生活が続いています。
被災した住民の生活再建を後押しするために、被災者生活再建支援法があります。以下、支援法と言います。この法律は、阪神・淡路大震災をきっかけにつくられた法律で、1998年5月に成立し、適用が開始された1999年からことしで20年を迎えます。2004年、2007年に大幅な法改正があり、現行制度となっています。しかし、現状の制度を改善してほしいという声が多くあります。東日本大震災、2011年3月、関東・東北豪雨、2015年9月、熊本地震、2016年4月で甚大な被害が出た6
県の61市町村への新聞社のアンケートでは、改善すべきと8割が答えています。
現在の支援法は、都道府県ごと、あるいは市町村ごとに全壊被害の生じた住宅数が10棟に達すると適用されますが、満たないと適用外ということになります。全壊した場合は最大300万円ですが、新築する場合の負担は並み大抵のものではありません。大規模半壊は50万円、半壊は支給されません。半壊であっても住めるようになるまでの財源のことを考えると、半壊世帯にまで支援枠を拡大するよう求める市町村が多いこともうなずけます。
被災した住民の生活再建のために、国によるさらなる支援の拡充をするために、下記の事項を要望します。1つ、被災者生活再建支援法を改正し、被災者生活再建支援金のうち加算支援金の額を2倍に引き上げ、被災者生活再建支援金全体の最高額を300万円から500万円に引き上げること。2つ、被災自治体の負担を軽減するため、被災者生活再建支援法人に対する国庫補助率を2分の1から3分の2に引き上げること。都道府県の追加拠出に対し、過去と同等の地方財政措置──起債充当率100%、償還に対する交付税措置80%を講じること。3つ、支援金の支給対象となる世帯の範囲については、半壊世帯の全ての被災者及び局地的な災害の被災者の生活再建を支援する観点から、被災した世帯の実情に応じた対応を可能とすること。
以上を申し上げ、賛成討論といたします。議員の皆様の賛同を心からお願い申し上げます。(拍手)
160 ◯議長(
里村誠悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第27号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
161 ◯議長(
里村誠悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────
162 ◯議長(
里村誠悦君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
──────────────────────────
163 ◯議長(
里村誠悦君) 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君登壇〕
164 ◯市長(小野寺晃彦君) 本定例会も議員各位の慎重な御審議により、
一般会計決算を初め、企業会計決算、各会計補正予算、条例案など全議案について原案どおり御議決を賜り、厚く御礼を申し上げます。
さて、任期満了に伴う市議会議員選挙が来る10月28日に予定されているところであります。議員各位にとって本定例会が現任期中最後の定例会となると承知しております。ここにお集まりの議員各位におかれましては、平成26年11月の任期以降、2名の市長にわたり、青森市政について車の両輪として議論を交わしていただきました。とりわけ、今期を最後に勇退される皆様、長年にわたり市政の発展、地域の振興のため御尽力いただきましたことに対し、衷心より敬意を表し、感謝を申し上げる次第であります。
青森市は、ことし市制施行120周年の大きな節目にあり、10月9日火曜日、記念式典を開催させていただきます。また、現在、本市の将来を見据え、持続可能な都市づくりを目指し、青森市総合計画の改定を進めているところであります。
勇退される皆様も、立候補される皆様も、引き続き市政に対する御協力、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
最後に当たり、ここにお集まりの議員各位の今後ますますの御活躍をお祈り申し上げ、閉会に当たっての御挨拶といたします。ありがとうございました。
165 ◯議長(
里村誠悦君) 閉会に当たり、私からも一言御挨拶を申し上げます。
まず初めに、先般、北海道で発生した地震について申し述べさせていただきます。
平成30年9月6日午前3時7分に北海道胆振地方中東部で発生したマグニチュード6.7の地震によって、多くのとうとい人命が奪われ、貴重な財産が失われるなど、甚大な被害が発生いたしました。現在も自治体や自衛隊、さらにはボランティアによる復旧作業が続いており、不安な日々の中、避難所に身を寄せ、不自由な暮らしを強いられている方々が大勢おられます。ここに、被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げますとともに、犠牲となられた方々に対し、本市議会といたしまして、謹んで御冥福をお祈りいたします。
さて、本日をもちまして、議員各位並びに市長を初めとする理事者の皆様の御協力のもと、30日間にわたり市政にかかわる重要案件を審議してまいりました。平成30年第3回定例会も閉会を迎えようとしております。二元代表制の一翼を担う議会として、議員各位におかれましては、各般にわたり、終始熱心な御審議をいただき、厚くお礼を申し上げます。
私は、平成29年12月6日、議員各位の御推挙により、議長に就任させていただきました。身の引き締まる思いで就任の挨拶をしたことが、ついきのうのように思い出されているところでございます。顧みて、この10カ月の間、多くの課題に取り組み、議会の活性化と市勢発展のため、議長の職務に精励できましたのも、ひとえに議員各位並びに理事者の皆様、そして報道関係の皆様の御支援、御協力のたまものであると心より感謝を申し上げる次第であります。
さて、今議会は、私たち議員にとって任期最後の定例会となります。この4年間を振り返りますと、困難な課題こそ多かったものの、非常に充実した任期であり、あっという間に過ぎ去ったという感じがいたします。その中でも強く印象に残る出来事として、アウガを運営してきた青森駅前再開発ビル株式会社の特別清算の終結と、そのアウガに市役所の窓口機能が移転し、ワンストップの総合窓口として青森市役所駅前庁舎に生まれ変わったことが挙げられます。一方、本市議会といたしましては、平成25年2月に制定いたしました青森市議会基本条例の規定に基づき、市民の皆様と真摯に向き合い、開かれた議会を目指すため、より市民の皆様に身近でわかりやすくお届けできるように、あおもり市議会だよりを「ぎかいの森」としてリニューアル化したり、議会報告会を議員とカダる会と称し、ワールドカフェを導入して開催するなど積極的に取り組んでまいりました。
私ども議員は、この11月25日をもって任期満了となり、この議場において皆様と顔を合わせることは本日が最後となります。来月28日には、市議会議員選挙が行われ、市民の審判を受けることになりますが、立候補を予定されている方々におかれましては、再び市民から信託をいただいた暁には、この議場において笑顔で再会できますことを心から念願いたしております。
また、今期をもって勇退される議員の皆様におかれましては、本市並びに議会の発展のため、多大なる御尽力を賜りましたことに対し、改めて敬意を表するとともに、心からお礼を申し上げます。議員を勇退されましても、健康には十分留意され、引き続き市勢発展のため、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
また、小野寺市長におかれましては、市政を預かるリーダーとして、実現する市政に向け、一つ一つの課題に対し、今後とも迅速かつ果敢に取り組んでいただくことを切に願っております。
最後になりますが、議会を見守ってくださいました市民の皆様、報道関係の皆様に心から感謝を申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
──────────────────────────
閉 会
166 ◯議長(
里村誠悦君) これにて平成30年第3回青森市議会定例会を閉会いたします。
午後1時58分閉会
TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...