aomorilog - 青森県市区町村議会議事録検索

1. 青森市議会 2016-06-28
   平成28年第２回定例会（第８号）　本文 2016-06-28

   
   取得元: 青森市議会公式サイト
   最終取得日: 2021-04-29
   ▼最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 　　午前10時45分開議 ◯議長（大矢保君）　これより本日の会議を開きます。 　本日の会議は「議事日程第８号」により会議を進めます。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 2 ◯議長（大矢保君）　この際、お諮りいたします。 　２番橋本尚美議員から、６月14日の一般質問における発言中、お手元に配付の発言部分について、会議規則第65条の規定により取り消ししたい旨の申し出がありました。 　この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、２番橋本尚美議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決しました。 　会議録から、発言の取り消し申し出の部分は削除いたします。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第１　議案第118号　青森市市税条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第２　議案第122号　青森市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について 4 ◯議長（大矢保君）　日程第１議案第118号「青森市市税条例等の一部を改正する条例の制定について」及び日程第２議案第122号「青森市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」の計２件を一括議題といたします。 　総務企画常任委員長の報告を求めます。17番中村節雄議員。 　　〔議員中村節雄君登壇〕 5 ◯17番（中村節雄君）　ただいまから総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。 　本委員会は６月16日に開催し、今期定例会において付託されました議案２件について審査いたしました。 　初めに、議案第118号「青森市市税条例等の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 　次に、議案第122号「青森市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
   　以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答等は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。 　以上をもって本委員会の報告を終わります。 6 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　両案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長（大矢保君）　20番村川みどり議員、何号に御異議がありますか。 9 ◯20番（村川みどり君）　議案第118号に異議があります。 10 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告中、議案第118号について御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議案第118号については、委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 11 ◯議長（大矢保君）　起立多数であります。よって、議案第118号については委員長報告のとおり可決と決しました。 　次に、ただいま決定されました案件を除く案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第３　議案第117号　青森市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制 　　　　　　　　　　　 定について 13 ◯議長（大矢保君）　日程第３議案第117号「青森市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定について」を議題といたします。 　文教経済常任委員長の報告を求めます。13番工藤健議員。 　　〔議員工藤健君登壇〕 14 ◯13番（工藤健君）　ただいまから文教経済常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。 　本委員会は６月16日に開催し、今期定例会において付託されました議案１件について審査いたしました。 　議案第117号「青森市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 　以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答等は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。 　以上をもって本委員会の報告を終わります。 15 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　これより討論に入ります。 　討論の通告がありますので、発言を許します。 　２番橋本尚美議員。 　　〔議員橋本尚美君登壇〕 17 ◯２番（橋本尚美君）　おはようございます。（「おはようございます」と呼ぶ者あり）２番、無所属、橋本尚美です。議案第117号「青森市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定について」、賛成の立場で討論します。 　国は、地方から都市圏への人口流出に歯どめをかけて東京一極集中を是正することを目的に、地方での安定した良質な雇用の確保のため、昨年８月、事務所、研修施設等の本社機能の移転・新増設を行う事業所に法人税の特例措置を講ずることとしました。国の改正を踏まえて、青森県は、本年３月に県条例の制定により、不動産取得税や事業所税等の減免支援で企業の地方拠点化の推進に取り組んでいます。これらの国、県の取り組みと連携して、同様の目的でこのたび本市が提案した条例は、３カ年、時限的に固定資産税を優遇するものです。減額した部分においては、標準税率を基本に、国の交付税で補填されます。この不均一課税については、県内で既にむつ市と鰺ヶ沢町が条例を制定し、八戸市、弘前市、佐井村、そして本市が今現在議会で審議中です。この他、県が本年４月に実施したアンケートによると、さらに25市町村が今後条例を制定予定、または検討中と回答しています。 　全国の自治体で条例制定が進んでいる状況の中で地域間競争に負けないよう、本市もこのタイミングで条例を制定すべきと考えます。青森市総合戦略の中で掲げている多様な進出形態に対応した戦略的な企業誘致をぜひとも実現して、首都圏から本市への新しい人の流れをつくり、移住・定住を支える仕事づくりの成果を出していただきたいと思います。これを契機に、地元の中小企業にとっても新たなビジネスチャンスの創出につながるような市の支援を一層充実させ、市全体の経済の発展と雇用の拡大を図っていただきたく存じます。 　議員皆様の御賛同をお願い申し上げまして、私の賛成討論を終わります。聞いてくださり、ありがとうございました。（拍手） 18 ◯議長（大矢保君）　これにて討論を終結いたします。 　これより採決いたします。 　本案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長（大矢保君）　御異議がありますので、起立により採決いたします。 　本案については、委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 20 ◯議長（大矢保君）　起立多数であります。よって、本案については委員長報告のとおり可決と決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第４　議案第120号　青森市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について 21 ◯議長（大矢保君）　日程第４議案第120号「青森市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 　都市建設常任委員長の報告を求めます。５番中田靖人議員。 　　〔議員中田靖人君登壇〕 22 ◯５番（中田靖人君）　ただいまから都市建設常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。 　本委員会は６月16日に開催し、今期定例会において付託されました議案１件について審査いたしました。 　議案第120号「青森市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 　以上が審査の経過と結果でありますが、議案に対する理事者からの説明等については、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。 　以上をもって本委員会の報告を終わります。 23 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　本案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、本案については委員長報告のとおり決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第５　議案第119号　青森市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の 　　　　　　　　　　　 一部を改正する条例の制定について 日程第６　議案第121号　青森市病院料金及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について 日程第７　諮問第13号　 下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について　～ 日程第18　諮問第24号　 下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について 26 ◯議長（大矢保君）　日程第５議案第119号「青森市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第18諮問第24号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」まで、計14件を一括議題といたします。 　民生環境常任委員長の報告を求めます。27番藤原浩平議員。 　　〔議員藤原浩平君登壇〕 27 ◯27番（藤原浩平君）　ただいまから民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。 　本委員会は６月16日に開催し、今期定例会において付託されました議案２件及び諮問12件について審査いたしました。 　初めに、議案第119号「青森市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 　次に、議案第121号「青森市病院料金及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 　次に、諮問第13号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第14号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第17号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第18号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第21号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第22号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第15号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第16号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第19号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第20号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第23号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」及び諮問第24号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」の計12件についてでありますが、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、各諮問については、いずれも全員異議なく、審査請求について棄却すべきであると答申すべきものと決しました。なお、答申書案の作成については正副委員長に一任され、その内容を確認するため、再度本委員会を開催することといたしました。 　次に、６月21日に開催した本委員会において、さきの本委員会において棄却すべきであると答申すべきものと決した諮問12件に対する答申書案について審査いたしました。 　諮問第13号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第14号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第17号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第18号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第21号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第22号「下水道使用料の督促処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第15号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第16号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第19号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第20号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」、諮問第23号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」及び諮問第24号「下水道使用料の徴収処分に対する審査請求に係る諮問について」の計12件についてでありますが、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、各諮問に対する答申書案については、いずれも全員異議なく、正副委員長のもとで作成した答申書案のとおり答申することに決しました。 　以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答等及び諮問に対する答申については、お手元に配付いたしております委員長報告書及び答申書案のとおりであります。 　以上をもって本委員会の報告を終わります。 28 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長（大矢保君）　20番村川みどり議員、何号に御異議がありますか。 31 ◯20番（村川みどり君）　議案第121号に異議があります。 32 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告中、議案第121号について御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議案第121号については、委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕
   33 ◯議長（大矢保君）　起立多数であります。よって、議案第121号については委員長報告のとおり可決と決しました。 　次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第19　議案第113号　専決処分の承認について（平成28年度青森市国民健康保険事業特別会計補正予 　　　　　　　　　　　 算（第１号））　～ 日程第22　議案第116号　平成28年度青森市介護保険事業特別会計補正予算（第１号） 35 ◯議長（大矢保君）　日程第19議案第113号「専決処分の承認について」から日程第22議案第116号「平成28年度青森市介護保険事業特別会計補正予算」まで、計４件を一括議題といたします。 　予算特別委員長の報告を求めます。26番丸野達夫議員。 　　〔議員丸野達夫君登壇〕 36 ◯26番（丸野達夫君）　ただいまから予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。 　まず６月16日、本会議終了後に開催された予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に軽米智雅子委員が選ばれましたので御報告いたします。 　次に、本委員会は６月20日及び６月21日に開催し、今期定例会において付託されました議案第113号「専決処分の承認について」から議案第116号「平成28年度青森市介護保険事業特別会計補正予算」までの計４件を一括議題として審査いたしました。 　また、採決については、初めに、議案第113号「専決処分の承認について」を諮ったところ、全員異議なく承認すべきものと決しました。 　次に、議案第114号「平成28年度青森市一般会計補正予算」から議案第116号「平成28年度青森市介護保険事業特別会計補正予算」までの計３件を一括して諮ったところ、議案第116号については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第116号を除く各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 　以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答等は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。 　以上をもって本委員会の報告を終わります。 37 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　これより討論に入ります。 　討論の通告がありますので、発言を許します。 　９番奈良岡隆議員。 　　〔議員奈良岡隆君登壇〕 39 ◯９番（奈良岡隆君）　新政無所属の会の奈良岡隆です。今定例会に提案されております議案第114号「平成28年度青森市一般会計補正予算（第２号）」から議案第116号「平成28年度青森市介護保険事業特別会計補正予算（第１号）」までに賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 　今定例会に提案されております補正予算の概要につきましては、定例会冒頭に市長から提案理由の説明があり、また、その内容につきましても、本会議及び予算特別委員会における質疑において、市長並びに理事者の皆様から御説明をいただいたところであります。 　一般会計補正予算案について、その内容に何点か触れますと、まず、青森市総合戦略関連事業として12事業が提案されております。移住・定住促進就職支援事業については、首都圏に住む本市移住希望者に対する職業紹介や、市内の若年者、子育て中の女性求職者・移住者を対象とした研修等の就職支援を行うものであり、少子・高齢化が進む中で貴重な人材を確保する取り組みとして高く評価するものであります。 　また、がんばる企業応援事業は、八戸市、弘前市、おいらせ町等との共催により、親日的な国民性を持ち、経済成長の著しいベトナムで商談会を行うための経費などが計上されており、海外で暮らす人々が青森市の魅力に触れる機会となるほか、青森産品のさらなる海外販路の拡大が期待できるものであります。 　外国人観光客誘客促進事業は、ベイエリアや中心市街地などにある公共施設にＷｉ－Ｆｉ環境を整備するものであり、本市を訪れる外国人観光客の満足度、利便性の向上を図り、さらなる誘客促進につながるものであり、東京オリンピックを４年後に控えたおもてなしの環境整備の一つとしても早急に実施すべきものと考えます。 　地域福祉計画推進事業については、ボランティアポイント制度及び地域福祉サポーター登録制度の検討や地域支え合い推進員の配置に要する経費を措置するものでありますが、地域福祉のあり方は市民生活に直結する重要課題であり、持続可能な地域福祉体制の構築という高い目標を目指して積極的に取り組んでいただきたいと思います。 　地域コミュニティ空き家活用支援事業及び地域コミュニティ活性化支援事業並びに協働のまちづくりネットワーク事業については、現状の地域課題を踏まえ、補助制度の創設等を行う内容であり、この制度の活用により、一層の地域コミュニティの活性化が図られるよう期待しております。 　次に、その他の事業として、小・中学校大規模改修事業は、アスベスト含有断熱材を使用している小・中学校の煙突の封じ込め工事に要する経費を措置するものであり、児童・生徒が安心して学校生活を送ることができるよう、万全の対策を要望するものであります。 　また、スポーツ・文化施設機能整備事業は、１つは、市民体育館、市民屋内プール、文化会館、市民美術展示館においてアスベスト含有断熱材を使用している煙突の封じ込め工事費を措置するものであり、また、１つには、屋内グラウンド（サンドーム）の主練習場の照明灯改修工事費を措置するものであり、市民が安全・安心にスポーツ施設や文化施設を利用できるよう、今後もしっかりと対応していただきたいと要望します。 　次に、国民健康保険事業特別会計繰出金についてですが、保険税率等の改定に伴い、被保険者への急激な負担増による影響を考慮し、臨時的に一般会計から繰り出し基準外の財政支援を行い、税率の抑制を図ったものであります。国民健康保険事業は、高齢化の進展や高度な医療の普及などにより保険給付費等が年々増加する一方で保険税収入が減少しており、極めて厳しい財政運営を強いられている状況にあります。平成27年度決算見通しにおいて国民健康保険事業財政調整基金の全額を取り崩してもなお財源不足が生じる状況にあったことから、平成28年５月23日付で財源不足分を平成28年度の歳入を繰り上げて充用する繰り上げ充用を行う内容の専決処分がなされ、議案第113号「専決処分の承認について（平成28年度青森市国民健康保険事業特別会計補正予算（第１号））」が今定例会に提出されているところであります。現状のまま何も対策を講じない場合は、今後も財源不足が拡大し、国民健康保険事業の運営に重大な支障を来すこととなります。 　このことから、不足する財源について、給付と負担の公平性の観点から保険税率等の改定が提案されましたが、被保険者への急激な負担増による影響を考慮し、一般会計から財政支援を行ったことは市民の生活を守る上でやむを得ないものと認識しているところでありますが、国民健康保険事業の健全かつ安定的な運営を図るためには、数年後の収支状況も見きわめながら適切な対応を行っていただくようお願いするものであります。 　これらの事業以外につきましても、本年度における緊急的な事業の実施に必要な経費を措置するものであり、いずれも重要なものであるとともに、歳入については本補正を実施するために必要な財源調整などを盛り込んだものであり、適切な対応であると考えます。 　次に、議案第115号「平成28年度青森市国民健康保険事業特別会計補正予算（第２号）」については、平成27年度決算見込み及び税率改正等を踏まえた平成28年度予算の調製を行うものであり、また、議案第116号「平成28年度青森市介護保険事業特別会計補正予算（第１号）」は、地域福祉計画推進のためのボランティアポイント制度の検討、地域支え合い推進員の配置に要する経費を措置するものであり、各会計における事業を円滑に実施するために必要なものであると考えます。 　最後に、今定例会では、アウガ及び関連する庁舎整備について活発な議論がなされたところでありますが、今回の補正予算案に計上している総合戦略関連事業も人口減少社会を踏まえた課題を克服するための重要な取り組みであると考えます。これらの取り組みを着実に進め、しっかりとした成果を上げていただくことを強く要望し、私の賛成討論といたします。 　議員各位の御理解と御賛同を賜りますよう、お願い申し上げる次第であります。御清聴まことにありがとうございました。 40 ◯議長（大矢保君）　これにて討論を終結いたします。 　これより採決いたします。 　各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長（大矢保君）　20番村川みどり議員、何号に御異議がありますか。 42 ◯20番（村川みどり君）　議案第116号に異議があります。 43 ◯議長（大矢保君）　ただいまの委員長報告中、議案第116号について御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議案第116号については、委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 44 ◯議長（大矢保君）　起立多数であります。よって、議案第116号については委員長報告のとおり可決と決しました。 　次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第23　雪対策について　～ 日程第25　議会広報広聴について 46 ◯議長（大矢保君）　日程第23「雪対策について」から日程第25「議会広報広聴について」まで、計３件を一括議題といたします。 　各案件については、各特別委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 47 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第26　議案第123号　財産区管理委員の選任について 49 ◯議長（大矢保君）　日程第26議案第123号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。 　提案理由の説明を求めます。鹿内市長。 　　〔市長鹿内博君登壇〕 50 ◯市長（鹿内博君）　おはようございます。（「おはようございます」と呼ぶ者あり）議案第123号について御説明申し上げます。 　平成26年第２回定例会において御同意をいただき選任いたしました新城財産区管理委員山口一男氏は、去る平成28年１月26日に死去されました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、川原田孝氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。 　また、平成24年第３回定例会において御同意をいただき選任いたしました大平財産区管理委員白取敏光氏は、去る平成28年１月10日に死去されました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、江刺家常夫氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。 　また、平成24年第２回定例会において議会の御同意をいただき選任いたしました清水、横内、桐沢、新城、野木、野内及び浪岡の各財産区管理委員14名の方々は、去る６月26日をもって任期が満了し、または来る８月13日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、桐沢財産区管理委員野澤敏男氏の後任には野澤茂氏が、浪岡財産区管理委員鳥羽強氏の後任には葛西丈信氏が、同じく浪岡財産区管理委員澤谷茂勝氏の後任には對馬忠志氏が、同じく浪岡財産区管理委員猪股栄太郎氏の後任には武田廣喜氏が適任と認められますので選任することとし、その他の方々については再任いたしたいと存じます。 　何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。 　なお、これらの方々の経歴については配付いたした資料のとおりであります。 51 ◯議長（大矢保君）　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 53 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議案第123号については、委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 　討論については通告がありませんでした。 55 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議案第123号については、これに同意することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第27　議員提出議案第11号　青森市中小企業振興基本条例の一部を改正する条例の制定について 57 ◯議長（大矢保君）　日程第27議員提出議案第11号「青森市中小企業振興基本条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 58 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第11号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。
   　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第11号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第28　議員提出議案第12号　安全・安心の医療・介護を求める意見書 62 ◯議長（大矢保君）　日程第28議員提出議案第12号「安全・安心の医療・介護を求める意見書」を議題といたします。 63 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第12号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第29　議員提出議案第13号　治安維持法犠牲者に対する国家賠償法の制定を求める意見書 67 ◯議長（大矢保君）　日程第29議員提出議案第13号「治安維持法犠牲者に対する国家賠償法の制定を求める意見書」を議題といたします。 68 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第13号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 69 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　これより討論に入ります。 　討論の通告がありますので、発言を許します。 　19番舘田瑠美子議員。 　　〔議員舘田瑠美子君登壇〕（拍手） 71 ◯19番（舘田瑠美子君）　日本共産党の舘田瑠美子です。議員提出議案第13号「治安維持法犠牲者に対する国家賠償法の制定を求める意見書」に賛成の立場で討論を行います。 　戦前、天皇制政治のもとで主権在民を主張し、侵略戦争に反対したために治安維持法で弾圧され、多くの国民が犠牲となりました。作家小林多喜二は、1933年２月20日に逮捕され、築地警察署で６時間余りで虐殺されました。1944年１月29日の検挙に始まる言論弾圧の横浜事件では、「中央公論」や「改造」の編集者らが検挙され、拷問によって４人が獄死しました。治安維持法が制定され、終戦で廃止されるまでの20年間に逮捕者は数十万人、虐殺、獄死などの命を落とした人は、わかっているだけでも1682人に上ります。警察拘留を含む検挙者は数百万人に達すると言われています。治安維持法は、日本がポツダム宣言を受諾したことにより、政治的自由への弾圧と人道に反する悪法として廃止されましたが、政府は犠牲者に対して謝罪も賠償も行っていません。 　日本弁護士連合会は、1993年10月、人権擁護大会において、治安維持法による弾圧は、国民の思想・信条・信仰の自由に対する侵害及び言論・表現・結社の自由に対する弾圧であるばかりでなく、日本国民全体をひたすら戦争に向かって進ましめる役割を担った。治安維持法犠牲者は、日本の軍国主義に抵抗し、戦争に反対した者として、日本国憲法の基本原則から言えば、その行為は高く評価されなければならないと述べて、憲法の国家賠償法の規定の目的と精神に照らしても、犠牲者に対する補償がなされなければならないと指摘しています。 　世界では、ドイツ、イタリア、アメリカ、カナダ、韓国、スペイン、イギリスなど主要な国々で、戦前、戦中の弾圧犠牲者への謝罪と賠償が進んでいます。 　治安維持法の制定からことしで91年になり、生存する犠牲者は40人を割っています。この人たちの存命中に、一日も早く政府による謝罪と補償を実現することは、人道上からいっても急務となっています。これまで、札幌市議会を初め、404議会が党派・思想・信条の違いを乗り越えて、国会賠償法制定を求める意見書を総理大臣と法務大臣宛てに届けています。 　当市議会においても採択できるよう、議員各位の御賛同を呼びかけまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。（拍手） 72 ◯議長（大矢保君）　これにて討論を終結いたします。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第13号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長（大矢保君）　御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議員提出議案第13号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 74 ◯議長（大矢保君）　起立少数であります。よって、本案は否決されました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 75 ◯議長（大矢保君）　日程第30に入る前に、ただいま市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。鹿内市長。 76 ◯市長（鹿内博君）　先ほど財産区管理委員の任期満了日について８月13日と申し上げましたが、正しくは７月13日でございますので、謹んでおわびをし、訂正させていただきます。大変申しわけございませんでした。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第30　議員提出議案第14号　過料事件通知を裁判所に送付することを求める決議 77 ◯議長（大矢保君）　日程第30議員提出議案第14号「過料事件通知を裁判所に送付することを求める決議」を議題といたします。 78 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第14号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第14号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長（大矢保君）　御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議員提出議案第14号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 82 ◯議長（大矢保君）　起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。（拍手） 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第31　議員提出議案第15号　次期介護保険制度改正における福祉用具・住宅改修の見直しに関する 　　　　　　　　　　　　　　　意見書 83 ◯議長（大矢保君）　日程第31議員提出議案第15号「次期介護保険制度改正における福祉用具・住宅改修の見直しに関する意見書」を議題といたします。 84 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第15号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第15号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 87 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第32　議員提出議案第16号　食品ロス削減に向けての取り組みを求める意見書 88 ◯議長（大矢保君）　日程第32議員提出議案第16号「食品ロス削減に向けての取り組みを求める意見書」を議題といたします。 89 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第16号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
   90 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第16号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第33　議員提出議案第17号　骨髄移植ドナーに対する支援の充実に関する意見書 93 ◯議長（大矢保君）　日程第33議員提出議案第17号「骨髄移植ドナーに対する支援の充実に関する意見書」を議題といたします。 94 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第17号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　討論については通告がありませんでした。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第17号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第34　議員提出議案第18号　拙速なＴＰＰの国会承認に反対し、徹底審議と情報公開を求める意見 　　　　　　　　　　　　　　　書 98 ◯議長（大矢保君）　日程第34議員提出議案第18号「拙速なＴＰＰの国会承認に反対し、徹底審議と情報公開を求める意見書」を議題といたします。 99 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第18号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　これより討論に入ります。 　討論の通告がありますので、発言を許します。 　21番斎藤憲雄議員。 　　〔議員斎藤憲雄君登壇〕（拍手） 102 ◯21番（斎藤憲雄君）　社民党の斎藤憲雄です。議員提出議案第18号「拙速なＴＰＰの国会承認に反対し、徹底審議と情報公開を求める意見書」案に賛成の立場から討論させていただきます。 　日本の農業は、長期にわたり、農業就業人口の減少や高齢化の進行、農業所得の大幅な減少、耕作放棄地が増加してまいりました。そうした中、ＴＰＰ交渉が合意され、その承認案と関連法案が衆議院において継続審査となりました。この国会審議の内容は、ＴＰＰ交渉において衆参農林水産委員会決議が守られたのか、農林水産業への影響額試算の根拠や食料自給率の問題等が明らかになっていないことなど不透明なものとなっております。さらに、日米閣僚協議の関連文書は、表題以外は黒塗りとなっており、秘密保持契約を理由に、国会、国民への説明責任を放棄しております。 　また、2014年６月に改訂された農林水産業・地域の活力創造プランのもとに農協法改正案や農業委員会法改正案、農地法改正案などなど、農政転換がされ、2014年の生産者米価の大幅な下落など、食料の安定、安全に対し大きな影響を与えております。 　このような国内状況にある中、ＴＰＰがもたらす問題としては、全ての農産物の８割が関税撤廃されるとし、７年後には残された関税の再協議が規定されており、最終的には全ての関税撤廃を求められております。また、食の安全という面から見ると、現在、日本とＥＵ諸国は遺伝子組み換え生物を使った食品への表示義務を課しておりますが、ＴＰＰではそれぞれの国が定めている遺伝子組み換え生物の混入を制限し、食品に表示義務を課している、いわゆるセーフガードを無力化できるＩＳＤＳ条項、つまりは投資企業が相手国を訴え、政策の変更を求める条項があります。これは、バイオメジャー企業を利することになり、食の安全を求める国の主権をないがしろにするものであります。 　さらに、ＴＰＰは、農林水産業のみならず、保険、医療、労働、環境、知的財産など国民生活にかかわるあらゆる分野にわたって自国の法的規定をＴＰＰ協定が規制することになり、はかり知れない影響を与えるものであります。そして、現在、アメリカ大統領選挙が行われておりますが、その候補者のいずれもがＴＰＰに反対しております。このことからも、我が国においてはＴＰＰの承認案や関連法案を強引に推し進めるのではなく、詳細な交渉経過等の情報公開と十分な検証を行い、国会において徹底した審議を求めるものであります。 　議員各位の御賛同をお願いし、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。（拍手） 103 ◯議長（大矢保君）　これにて討論を終結いたします。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第18号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長（大矢保君）　御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議員提出議案第18号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 105 ◯議長（大矢保君）　起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。（拍手） 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程第35　議員提出議案第19号　原発の運転停止を求める意見書 106 ◯議長（大矢保君）　日程第35議員提出議案第19号「原発の運転停止を求める意見書」を議題といたします。 107 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　ただいま議題となっております議員提出議案第19号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長（大矢保君）　御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。 　これより質疑に入ります。 　御質疑ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長（大矢保君）　質疑ないものと認めます。 　これより討論に入ります。 　討論の通告がありますので、発言を許します。 　28番仲谷良子議員。 　　〔議員仲谷良子君登壇〕（拍手） 110 ◯28番（仲谷良子君）　社民党の仲谷良子でございます。議員提出議案第19号「原発の運転停止を求める意見書」に賛成の立場で討論いたします。 　６月20日、原子力規制委員会は、運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発１・２号機について、60年までの運転延長を許可しました。福島第一原発で炉心溶融した１号機から３号機は、東京電力の全原発の中で最も古い３基で、炉心を冷やす装置が旧式だった１号機は、ほとんど冷却できなかったと報道されています。原発の40年ルールは、東京電力福島第一原発事故の犠牲と引きかえに手にした、安全を保つ改革の根幹だったはずです。原発は長く運転するほど初期投資の回収が進み、利益を生むから老朽原発を動かすのだと指摘されています。それは、危険と隣り合わせの、命を考えない電力会社のエゴにほかなりません。 　３.11後、福島の人たちは避難先を転々とし、５年たった今も10万人近くが避難を続けています。原発の大事故は長期に及ぶ避難生活であり、その間、関連死で亡くなったり、家族もばらばらに暮らさざるを得ない状況をつくり出しています。原発の再稼働に対し、ここ数年の世論調査では、反対が過半数をいつも超えています。それは、現実に起きた福島の惨状を多くの国民は忘れていないからです。 　青森県の東通原発で事故が起きた場合、半径30キロメートル圏内の５市町村約７万3000人の住民全てが避難するのに65時間、冬期だと自家用車で71時間かかると県は予測しています。地震大国の日本が東日本大震災のような災害に見舞われることは絶対ないと誰も断言はできません。東通村やむつ市から青森市や弘前市に向かって65時間もかけて避難してくることが想像できますでしょうか。 　函館市は、2014年４月、事故が起きれば住民が危険にさらされるという判断で、建設中の大間原発について、国と電源開発に対して差しとめを求める訴訟を起こしています。福島第一原発事故の原因は十分に究明されず、汚染水問題、さらに、東京ドーム18個分と言われる汚染土は、管理に170年もかかることが環境省非公開会合で表面化し、専門家から厳しく批判されています。 　昨年の夏、全ての原発は停止していましたが、猛暑が続いて電力は節電しなくても安定供給させていました。それは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入が太陽光発電では４年間で10倍近くに急増したことや風力発電の増加などが言われています。とりわけ太陽光発電は、電力供給の１割を担ったとも新聞報道されていました。今後は再生可能エネルギーを基幹電源にすることです。ドイツ、スペイン、イタリアは、既に電力の30％から50％以上を再生可能エネルギーで供給しています。福島第一原発事故が私たちに教えてくれたものは、るる述べてきたとおりであります。 　以上のことから、原発の再稼働を行わせないこと、そして、現在稼働している川内原発の運転を停止させることを求め、賛成討論といたします。 　議員の皆様の賛同を心からお願い申し上げます。（拍手） 111 ◯議長（大矢保君）　これにて討論を終結いたします。 　これより採決いたします。 　議員提出議案第19号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長（大矢保君）　御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議員提出議案第19号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 113 ◯議長（大矢保君）　起立少数であります。よって、本案は否決されました。 　この際、暫時休憩いたします。 　　午前11時49分休憩 　　　　　　　　　　────────────────────────── 　　午後２時29分開議 114 ◯副議長（竹山美虎君）　休憩前に引き続き会議を開きます。 　先ほど大矢保議長から議長を辞職したい旨の申し出がありました。 115 ◯副議長（竹山美虎君）　お諮りいたします。 　この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
   116 ◯副議長（竹山美虎君）　御異議なしと認めます。よって、議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 日程追加　議長の辞職許可 117 ◯副議長（竹山美虎君）　「議長の辞職の件」を議題といたします。 118 ◯副議長（竹山美虎君）　お諮りいたします。 　大矢保議長から申し出のとおり、議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 119 ◯副議長（竹山美虎君）　御異議がありますので、起立により採決いたします。 　大矢保議長から申し出のとおり、議長の辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 120 ◯副議長（竹山美虎君）　起立少数であります。よって、大矢保議長からの申し出のとおり、議長の辞職を許可することは否決されました。 　この際、暫時休憩いたします。 　　午後２時31分休憩 　　　　　　　　　　────────────────────────── 　　午後４時19分開議 121 ◯議長（大矢保君）　休憩前に引き続き会議を開きます。 　先ほど市長から、議案第124号「アウガ区分所有者集会における青森市の議決権の行使に関する条例の制定について」が提出されました。 122 ◯議長（大矢保君）　お諮りいたします。 　この際、本案を日程に追加し、議題としたいと思います。 　これに御異議ありませんか。 　　〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長（大矢保君）　御異議がありますので、起立により採決いたします。 　議案第124号を日程に追加し、議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔起立者なし〕 124 ◯議長（大矢保君）　起立している人はおりません。よって、本案を日程に追加し議題とすることは否決されました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 125 ◯議長（大矢保君）　以上で本日の日程は全部終了いたしました。 　　　　　　　　　　────────────────────────── 　閉　会 126 ◯議長（大矢保君）　これにて平成28年第２回青森市議会定例会を閉会いたします。 　　午後４時20分閉会 　　　　　　　　　　────────────────────────── TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...