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  1. 青森市議会 2010-03-24
    平成22年第1回定例会(第7号) 本文 2010-03-24


    取得元: 青森市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-07-21
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1  午前10時開議 ◯議長(渋谷勲君) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は「議事日程第7号」により会議を進めます。           ────────────────────────── 日程第1 議案第72号 組織・機構の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について ~ 日程第14 議案第96号 包括外部監査契約の締結について 2 ◯議長(渋谷勲君) 日程第1議案第72号「組織・機構の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」から日程第14議案第96号「包括外部監査契約の締結について」までの計14件を一括議題といたします。  総務企画常任委員長の報告を求めます。18番嶋田肇議員。   〔議員嶋田肇君登壇〕 3 ◯18番(嶋田肇君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は3月10日に開催し、今期定例会において付託されました議案14件について審査をいたしました。  初めに、議案第72号「組織・機構の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」、議案第74号「青森市職員の給与に関する条例及び青森市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第75号「青森市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第76号「青森市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、議案第83号「契約の締結について」、議案第84号「契約の締結について」及び議案第85号「契約の締結について」の計7件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第86号「財産の取得について」、議案第87号「財産の取得について」、議案第88号「財産の取得について」、議案第89号「財産の取得について」、議案第90号「財産の取得について」及び議案第91号「財産の取得について」の計6件については、内容に関連があることから一括議題として審査しましたが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号「包括外部監査契約の締結について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 4 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(渋谷勲君) 御質疑ないものと認めます。
     討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第15 請願第17号 市条例制定に関する請願(継続審査中のもの) 日程第16 議案第70号 青森市学校施設耐震化基金条例の制定について ~ 日程第20 議案第94号 公の施設の指定管理者の指定について(アップルヒル) 7 ◯議長(渋谷勲君) 日程第15請願第17号「市条例制定に関する請願」から日程第20議案第94号「公の施設の指定管理者の指定について」までの計6件を一括議題といたします。  文教経済常任委員長の報告を求めます。10番木下靖議員。   〔議員木下靖君登壇〕 8 ◯10番(木下靖君) ただいまから文教経済常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  初めに、本委員会は1月21日に開催し、さきの定例会において閉会中の継続審査すべきものと決した請願1件について審査いたしました。  請願第17号「市条例制定に関する請願」についてでありますが、本請願については、起立採決の結果、賛成多数をもって採択すべきものと決しました。  次に、本委員会は3月10日に開催し、今期定例会において付託されました議案5件について審査いたしました。  初めに、議案第70号「青森市学校施設耐震化基金条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第73号「青森市小作料協議会条例を廃止する条例の制定について」、議案第77号「青森市立中学校条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第82号「青森市文化観光交流施設条例の一部を改正する条例の制定について」の計3件についてでありますが、各案件については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号「公の施設の指定管理者の指定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 9 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(渋谷勲君) 1番村川みどり議員、何号に御異議がありますか。 12 ◯1番(村川みどり君) 議案第73号、議案第77号と議案第82号に異議があります。 13 ◯議長(渋谷勲君) まず、ただいまの委員長報告中、議案第73号について御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第73号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 14 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第73号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第77号についても御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第77号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 15 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第77号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第82号についても御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第82号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 16 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第82号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第21 陳情第9号 融・流雪溝の設置及び管理運営に関する条例の制定を求める陳情(継続審査中のもの) 日程第22 議案第71号 青森市浪岡地域交流施設条例の制定について ~ 日程第24 議案第95号 公の施設の指定管理者の指定について(青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸及び青森港旅客船ターミナルビル) 18 ◯議長(渋谷勲君) 日程第21陳情第9号「融・流雪溝の設置及び管理運営に関する条例の制定を求める陳情」から日程第24議案第95号「公の施設の指定管理者の指定について」までの計4件を一括議題といたします。  都市建設常任委員長の報告を求めます。26番小倉尚裕議員。   〔議員小倉尚裕君登壇〕 19 ◯26番(小倉尚裕君) ただいまから都市建設常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  初めに、本委員会は1月21日に開催し、さきの定例会において閉会中の継続審査すべきものと決した陳情1件について審査いたしました。  陳情第9号「融・流雪溝の設置及び管理運営に関する条例の制定を求める陳情」については、起立採決の結果、賛成者がなく不採択とすべきものと決しました。  次に、本委員会は3月10日に開催し、今期定例会において付託されました議案3件について審査いたしました。  議案第71号「青森市浪岡地域交流施設条例の制定について」、議案第81号「青森市市民とともに進める雪処理に関する条例及び青森市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第95号「公の施設の指定管理者の指定について」の3件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 20 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第25 陳情第6号 高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情(継続審査中のもの) 日程第26 陳情第7号 乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情(継続審査中のもの) 日程第27 議案第69号 青森市地球温暖化対策基金条例の制定について ~ 日程第32 議案第93号 公の施設の指定管理者の指定について(青森市立浪岡中央児童館等) 23 ◯議長(渋谷勲君) 日程第25陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」から日程第32議案第93号「公の施設の指定管理者の指定について」までの計8件を一括議題といたします。  民生環境常任委員長の報告を求めます。2番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕 24 ◯2番(舘田瑠美子君) ただいまから民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  初めに、さきの定例会において閉会中の継続審査と決した陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件についてでありますが、1月21日、2月18日に開催した本委員会では、内容に関連があることから一括議題として審査しましたが、両陳情については、いずれも全員異議なくさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。  次に、3月10日に開催した本委員において、さきの委員会において閉会中の継続審査すべきものと決した陳情2件及び今期定例会において付託されました議案6件について審査いたしました。  まず、陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件については、内容に関連があることから一括議題として審査しましたが、両陳情については、いずれも全員異議なくさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。  次に、議案第69号「青森市地球温暖化対策基金条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第78号「青森市児童福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第92号「財産の処分について」の計2件については、内容に関連があることから一括議題として審査しましたが、両案については、それぞれ起立採決の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第79号「青森市遺児入学祝金等支給条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第80号「青森市地域生活支援事業の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第93号「公の施設の指定管理者の指定について」でありますが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書及び閉会中の継続審査申出書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 25 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(渋谷勲君) 1番村川みどり議員、何号に御異議がありますか。 28 ◯1番(村川みどり君) 議案第78号と議案第79号及び議案第92号に異議があります。 29 ◯議長(渋谷勲君) まず、ただいまの委員長報告中、議案第78号について御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第78号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕
    30 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第78号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第79号についても御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第79号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 31 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第79号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第92号についても御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第92号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 32 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第92号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第33 議案第1号 専決処分の承認について(平成21年度青森市一般会計補正予算(第8号))            ~ 日程第100 議案第68号 平成21年度青森市安田財産区特別会計補正予算(第2号) 34 ◯議長(渋谷勲君) 日程第33議案第1号「専決処分の承認について」から日程第100議案第68号「平成21年度青森市安田財産区特別会計補正予算」まで、計68件を一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。13番大坂昭議員。   〔議員大坂昭君登壇〕 35 ◯13番(大坂昭君) ただいまから予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  まず3月10日、本会議終了後に開催された予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に丸野達夫委員が選ばれましたので、報告いたします。  次に、本委員会は3月12日及び3月15日並びに3月16日に開催し、今期定例会において付託されました議案第1号「専決処分の承認について」から議案68号「平成21年度青森市安田財産区特別会計補正予算」までの計68件について一括議題として審査いたしました。  また、採決については、初めに、議案第1号「専決処分の承認について」及び議案第2号「専決処分の承認について」の計2件を、次に、議案第56号「平成21年度青森市一般会計補正予算」から議案第68号「平成21年度青森市安田財産区特別会計補正予算」までの計13件を、最後に、議案第3号「平成22年度青森市一般会計予算」から議案第55号「平成22年度青森市大字野尻財産区特別会計予算」までの計53件をそれぞれ一括して諮ったところ、議案第1号及び議案第2号の計2件については、いずれも全員異議なく承認すべきものと決し、議案第56号から議案第68号までの計13件及び議案第3号から議案第55号までの計53件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 36 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  6番中村節雄議員。   〔議員中村節雄君登壇〕 38 ◯6番(中村節雄君) 市政会・無所属クラブの中村節雄でございます。  今回提案のありました議案第1号及び議案第2号の平成21年度補正予算に係る専決処分の承認について、議案第3号「平成22年度青森市一般会計予算」から議案第55号「平成22年度青森市大字野尻財産区特別会計予算」までの各会計予算案、そして議案第56号「平成21年度青森市一般会計補正予算」から議案第68号「平成21年度青森市安田財産区特別会計補正予算」までの各補正予算案について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  今回提案されております平成22年度当初予算案並びに去る2月5日付専決処分を含む平成21年度の各補正予算案は、本定例会の冒頭で鹿内市長から提案理由の説明があり、また、その内容については、予算特別委員会の質疑において詳細な説明をいただきました。  それでは、これらの予算案について所見を申し上げます。  我が国は、人口減少と超高齢化が史上類例のないスピードで進行しており、こうした状況の中、2008年秋の世界金融危機をきっかけに日本経済は危機的状況に陥りました。以降、国の累次の経済対策により最悪期は脱したものの、景気低迷が続き、依然として高い失業率や物価水準が下落傾向にあるなど、いまだ予断を許さない状況であります。また、地域経済については、公共事業による社会資本整備を中心とした成長モデルに限界が見え始め、人口減少と経済のグローバル化の影響もあって、地域を支える中小企業の経営悪化や商店街の空き店舗が拡大するなどその疲弊が顕著になってきております。雇用環境も依然低いレベルであり、高卒者、大卒者の地元への就職が難しい大変深刻な状況が続いております。本市においても、現下の厳しい経済情勢の影響から、財政運営の根幹をなす市税収入が減少し、その一方で、生活保護費などの義務的経費はますます増大しております。  しかし、このような中にあっても将来世代に責任の持てる財政基盤を維持しながら、少子・高齢化や国際化の進展など、社会の変化を十分に踏まえ、施策の選択と重点化を行い、高度化、多様化する市民ニーズに迅速かつ的確に対応できる行政運営を行っていくことが必要であります。本年12月には東北新幹線新青森駅の開業が予定されておりますが、この機会を本市発展の大きな契機ととらえ、これまでの行政運営を検証しつつ、新しい視点から施策、事業を展開していくことが求められていると思います。  市は、平成22年度の当初予算編成方針において、「市民と共につくる、市民のための市政」の実現を念頭に、施策、事業を構築するものとし、その上で、市長マニフェストに掲げる取り組みの推進に意を用いつつ、限りある財源を効果的、効率的に活用するため、選択と集中といった観点から、新幹線開業対策、子どもの幸せ支援、産業・雇用対策、市民の安全・安心・健康対策、廃棄物・地球温暖化対策、総合交通体系の整備及び中心市街地地域の活性化の7つの項目を重点分野として取り扱うことといたしました。このたび提案のありました平成22年度当初予算案は、この基本方針を踏まえ、市民一人一人が将来に夢と希望を持ち元気で幸せになれる市民中心のまちづくりを目指し、本市が有する恵まれた自然、芸術、文化、歴史、食材、人材等の資源を最大限に生かしながら、時代の変革と市民ニーズに対応するための各種施策を市民とともに推進していく内容とされております。その結果、一般会計の予算額としては1135億4600万円となっておりますが、実質的な予算規模では、対前年比1.7%増の約1133億2000万円となっております。  それでは、平成22年度の一般会計当初予算案に計上された事業のうち、重点分野の事業を中心として所見を申し上げたいと思います。  まず初めに、来年度最も重要な事業である新幹線開業対策についてであります。  市民が長年待ち望み、悲願でもありました東北新幹線新青森駅がいよいよ本年12月に開業となります。現在、新青森駅周辺の整備工事が順調に進んでおりますが、新幹線開業効果を最大限に生かすため、新青森駅の駅舎内に観光情報提供機能を整備するほか、新幹線からの二次交通の確保と公共交通の利便性向上に向け、観光シャトル・ルートバスの運行実験を実施するなど、受け入れ体制の強化を図る事業費が計上されております。また、青森駅周辺地区では、来年1月にオープン予定の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」において開館記念事業として(仮称)ねぶたサミットの開催が、浪岡駅周辺地区では、本年4月オープン予定の浪岡地域交流施設「あぴねす」のオープニングイベントや記念事業の実施が計画されております。  青森駅周辺地区のにぎわい創出に向けた事業では、平成22年度内を目途に青森駅を中心としたまちづくり基本計画を策定するとともに、観光資源の充実を図るため、定期的朝市の開催支援やねぶたを活用した魅力ある商店街づくりを推進するほか、観光ガイドによるまちなか散策コース「あおもり街てく」の案内が開始される予定でもあります。開業キャンペーンについては、「一路青森。」のテーマのもとに、ようこそ青森花いっぱい事業や(仮称)青森ねぶたお祭り広場など、関係団体と連携を図りながら各種イベントや記念事業を開催し、新幹線開業の機運醸成と積極的な誘客に取り組んでいくこととされております。これら自然、食、ねぶたなど、本市ならではの魅力を生かした取り組みや各種キャンペーンによる本市情報の積極的な発信などの市民が一丸となったおもてなしと受け入れ体制の整備は、来る東北新幹線新青森駅開業への準備が着実に進行していることを示すものとして、本市のさらなる発展を期待させる内容となっております。  次に、子どもの幸せ支援についてであります。  本市の次代を担う子どもたちの健やかな成長を支援し、地域社会の中で子どもみずからが成長、発達できる環境づくりのため、青森市子ども委員会において、小・中学生と高校生が中心となり、子ども宣言文の作成や子どもの権利条約の普及啓発に取り組む事業費が計上されております。また、子どもを安心して産み育てられる環境づくりとして、放課後児童会の開設箇所を3カ所、篠田第二、浜田第三、筒井南第二を増設するとともに、すべての放課後児童会において土曜日の開設が実施されるほか、新たな試みとして放課後児童会と放課後子ども教室の機能と役割をあわせ持つ子どもの居場所づくりを目指したモデル事業の実施が予定されております。さらに、中学校の給食に対する扶助費については、現行の2分の1から全額助成に引き上げるとともに、母子家庭の自立支援策として、教育講座の受講経費の一部を助成するなどの拡充が図られております。  これらの取り組みは、私たちの宝である子どもを社会全体で見守り、その成長を支援するために親、子ども、両面からの対策を講じるものであり、その成果として子どもたちが健やかに育ち、将来に夢と希望を持てるなど子どもの幸せが実現していくことが期待されるものであります。  次に、産業・雇用対策についてであります。  国のこれまでの経済、雇用対策により、国内景気は最悪期は脱したものの、本市における経済、雇用環境は依然として厳しい状況が続いております。本市経済の活力の回復を図り、地域の雇用維持につなげていくために、産業・雇用対策が今まさに喫緊の課題となっております。このため中小企業対策では、本市融資制度について融資枠や対象要件の拡大と融資利率の引き下げなどを図ることに加え、新商品開発や販路拡大等を図ろうとする事業者を支援するがんばる企業応援助成制度の創設や、企業再生に取り組む事業者を支援する新たな仕組みとして再出発支援事業に関する経費が計上されております。  また、新たな雇用対策としては、新規高卒未就職者を常用労働者として雇用した事業者に対し、雇用奨励金を交付することとする内容の事業費が措置されております。さらには、地場産業の振興対策として、リンゴ生産者や漁業従事者等の後継者対策の充実を図るほか、ナマコの安定供給に向け、ホタテガイ貝殻を利用した環境にも配慮した増殖場を造成することとされており、これらの一連の対策により、地域経済の活性化と関連産業の雇用維持が期待できるものであります。  次に、市民の安全・安心・健康対策につきましては、国の特別対策事業である乳がん検診及び子宮がん検診の無料クーポン券の交付を来年度も継続するとともに、通常の乳がん検診については、その対象年齢を40歳代から30歳代に引き下げることとし、その所要経費が措置されております。また、後期高齢者医療制度においては、1日人間ドック、脳ドックの受診費用の一部を助成することとされ、これらの事業により市民の健康がより一層増進されるものと期待しております。  また、高齢社会の進展に対応し、各地区における交流の場としてのこころの縁側づくり事業の開催地区が来年度からは11カ所に拡充することとなっており、このことは、ひとり暮らしの高齢者の孤立を防ぎ、お年寄りが住みなれた地域で生きがいを持って暮らしていくことに大きく寄与するものと考えます。  また、本市の自殺率が全国に比べて高いという状況を踏まえ、自殺予防に向けた啓発や相談、支援、人材育成などに積極的に取り組むこととしているほか、消費生活を取り巻く環境が複雑多様化し消費に関する被害や相談が増加する中、消費者対策として、被害の未然防止や事故等からの安全確保のため、消費生活相談員の増員とスキルアップが予定されております。自殺は社会全体の問題であり、心の問題を初め、多重債務等の経済的要因などさまざまな側面があります。この問題に対し、きめ細かく相談に乗りながら適切に対応をすることは、極めて大切なことであると思いますし、市民が安全・安心に暮らせる社会の実現に向けた市の取り組みに期待するものであります。  次に、廃棄物・地球温暖化対策についてであります。  私たちはこれまで科学技術等の進歩に伴い、今日の豊かで快適な暮らしを手に入れてまいりました。しかし、その反面、経済活動や日常生活を通じてCO2などの温室効果ガスを排出し続けてきたことにより、地球温暖化が進み、海面の上昇、気候変動に伴う集中豪雨による河川のはんらん、さらには、動植物の生態系の変化など、地球環境の変化が私たちの生活に大きな影響を及ぼしつつあります。市は、地球温暖化対策として、地域における温室効果ガスの排出抑制等に向けた総合的かつ計画的な施策を推進するための地球温暖化対策実行計画区域施策編を策定するほか、家庭の廃食用油の回収範囲と活用範囲を拡大し、バイオディーゼル燃料の利活用を推進していくこととしております。  また、ごみの減量化に向けては、町会などが実施する有価資源回収に対する支援を拡充するとともに、資源ごみであるその他のプラスチックの分別収集モデル地区を拡大するほか、家庭における生ごみの減量化に向けて、生ごみ処理機の購入助成制度を創設いたします。また、多量に一般廃棄物を排出する事業者への対策としては、減量化、資源化に関する計画書の提出を求め、指導助言を実施することとしております。これらの取り組みについては、行政だけではなく、市民、事業者が一体となって取り組むことにより効果が発揮できるものと考えますので、私も市民の一人として普及啓発に努めていきたいと考えております。  次に、総合交通体系の整備については、昨年10月に策定された青森市総合都市交通戦略に基づく取り組みを着実に推進するものとして、青い森鉄道の利用促進と域内交通の充実を図る野内地区の新駅整備事業費が計上されております。加えて、公共交通の利便性向上に向けて、観光シャトル・ルートバスのバスロケーションシステム導入実験及びICカードシステム導入可能性調査を実施することとしているほか、浪岡地区における生活交通の確保のためのコミュニティバス運行実験を継続するための経費が措置されております。この青森市総合都市交通戦略に基づく取り組みは、国や県、関係機関と連携を図りながら着実に推進することによって、市民の安全で円滑な交通が確保されていくものと期待しております。  本年12月の東北新幹線新青森駅開業という大きな交通環境の変化に適切に対応し、鉄道網と路線バス網の連携強化を図ることにより、乗り継ぎの利便性が向上し、新幹線駅からの二次交通が確保されていくものと思っております。また、これにあわせて自動車による円滑な交通アクセス環境の向上を図るための計画的な街路整備も必要になるものであり、石江土地区画整理事業などのさらなる推進を要望するものであります。  次に、中心市街地地域の活性化についてであります。  中心市街地の核的施設であるアウガについては、その運営を担う駅前再開発ビル株式会社の経営改善のため、アウガ経営戦略委員会により、再生計画の達成状況の分析、評価等を行い、経営健全化に取り組むということであります。また、地域の活性化策として、商店街が行うイベントへの助成を拡充するほか、地域特性を生かした住民主体のまちづくりを推進するため、特色ある地域計画の策定時に向けた調査研究事業費が計上されております。青森駅周辺地区は、本市が進めるコンパクトシティの形成を推進し、中心市街地の活性化を図る上で、今後も中心的な役割を担っていくエリアであると認識しておりますが、ことしは特に新幹線開業という千載一遇のチャンスの年であり、その開業効果を最大限享受するためには、迅速かつ大胆な取り組みが必要と考えます。是が非でも今後の大きな成果へとつながるよう、できる限りの努力をお願いするものであります。  そのほかに、ただいま申し上げました重点分野以外の取り組みとして、市は、市民自治によるまちづくりを推進するため、自治基本条例の制定に向けて専門的な検討を進める委員会を設置するほか、「広報あおもり」において政策形成過程をお知らせする政策広報を実施することとしており、このことにより、より一層市民に信頼される市民本位の開かれた市役所となるものと期待しております。  さらには、市民サービスの向上に向けて戸籍事務の電算化に着手するほか、市税をコンビニエンスストアで納付できる環境が整備されるものであり、これらの事業についても、市民のニーズに適切に対応した効果的な行政運営の取り組みとして大いに評価できるものと考えます。  続きまして、平成21年度の補正予算についても若干の意見を申し述べさせていただきます。  平成22年2月5日付で専決処分した平成21年度一般会計補正予算及び下水道事業会計補正予算については、国の平成21年度二次補正予算による緊急経済対策に呼応した公共施設の修繕等に関する経費の計上や未執行事業費の繰り越しが主な内容であり、切れ目のない財政措置により、景気の回復を確かなものとする上で時宜にかなうものとなっております。また、平成21年度の3月補正予算についても、国の経済危機対策の追加配分による事業の実施や土地開発公社の経営健全化のための貸付金の計上、また柳川庁舎買い取りのための財源としての公共施設整備基金への積み立て、国、県の経済対策に呼応した基金の造成のほか、それぞれ事業の執行見込みに基づいた予算の整理がなされており、適切な内容であると考えます。  冒頭でも申し上げましたが、地方が置かれている現在の厳しい財政環境の中、持続可能なまちづくりを進めるためには、現在取り組んでいる行財政改革を今後も継続することが必要であろうと考えます。市の財政環境は、歳入面では、財政運営の根幹をなす市税収入の伸びが期待できず、また、地方財源についても、地方交付税制度や国庫補助金などの大幅な見直しが予定されているようであります。一方歳出面では、義務的経費である扶助費等が高水準で増加し続けております。また、今後、新清掃工場の建設や学校改築に加え、新たに庁舎など公共施設の更新も想定されるなど大規模な行財政需要が見込まれます。このように、依然として厳しい環境の中では、かつてのような右肩上がりの行政サービス拡大が期待できないことはもとより、現在のサービス水準を維持していくことさえ困難な状況も予想され、今後も確実に見込まれる行財政需要に対応していくためには、苦しい財政運営が余儀なくされるであろうと思います。  このような環境の中、本議会に提案されております各予算案については、健全財政を維持、確保しつつ、本市と市民の未来を真剣に考え、将来にわたって市民が幸せを実感できるめり張りのある予算案となっており、大いに評価するものであります。鹿内市長にあっては、今後とも今に生きる私たちの世代はもちろんのこと、次の世代の人々にとっても、このたびの提案理由にもありました「夢と希望の 元気で 幸せ色の 市民のまち・青森」が実感できるよう、時代とともに変化する社会経済環境に的確に対応し、市民本位の市政の実現とともに、青森の町がより一層ステップアップできるような取り組みを期待しております。  最後になりますが、市長及び理事者の皆様におかれましては、今後ともなお一層の御尽力をお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げる次第であります。御清聴まことにありがとうございました。 39 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第101 新幹線対策について ~ 日程第104 議会広報について 41 ◯議長(渋谷勲君) 日程第101「新幹線対策について」から日程第104「議会広報について」まで、計4件を一括議題といたします。  各案件については、各特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 42 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。           ────────────────────────── 日程第105 議案第97号 教育委員会委員の任命について 44 ◯議長(渋谷勲君) 日程第105議案第97号「教育委員会委員の任命について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。鹿内市長。   〔市長鹿内博君登壇〕 45 ◯市長(鹿内博君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)議案第97号について御説明申し上げます。  平成18年第1回定例会において議会の御同意の上任命されました教育委員会員西村惠美子氏は、来る5月19日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任いたしたいと存じます。  何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、同氏の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。 46 ◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。 48 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第97号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。
    50 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第97号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程第106 議案第98号 財産区管理委員の選任について 52 ◯議長(渋谷勲君) 日程第106議案第98号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。鹿内市長。   〔市長鹿内博君登壇〕 53 ◯市長(鹿内博君) 議案第98号について御説明申し上げます。  平成18年第1回定例会において議会の御同意の上選任されました大平財産区管理委員坂本雄治氏は、来る3月27日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任いたしたいと存じます。  何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、同氏の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。 54 ◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。 56 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第98号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。 58 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第98号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程第107 議案第99号 人権擁護委員候補者の推薦について 60 ◯議長(渋谷勲君) 日程第107議案第99号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。鹿内市長。   〔市長鹿内博君登壇〕 61 ◯市長(鹿内博君) 議案第99号について御説明申し上げます。  平成19年第1回定例会において議会の御同意の上推薦されました人権擁護委員長谷川誠二氏、三上美紀子氏、岩谷みどり氏は、来る6月30日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、岩谷みどり氏の後任には木立洋子氏が適任と認められますので、推薦することとし、その他の方々については再任とし、それぞれ推薦いたしたいと存じます。  何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、これらの方々の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。  なお、ただいま長谷川誠二氏と申し上げましたが、正しくは羽賀誠二氏でございました。大変申しわけございません。おわびを申し上げ、訂正させていただきます。 62 ◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。 64 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第99号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。 66 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第99号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程第108 議員提出議案第1号 青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について 68 ◯議長(渋谷勲君) 日程第108議員提出議案第1号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。39番大矢保議員。   〔議員大矢保君登壇〕 69 ◯39番(大矢保君) 自民党会派の大矢でありますが、私から議員提出議案第1号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、提出者を代表いたしまして御説明申し上げます。  雇用情勢の悪化と長引く景気低迷のため、市税の伸び悩みや収益事業の売り上げの減により、財源の確保について非常に厳しい状況にあります。このような中、東北新幹線新青森駅開業対策や恒常的な雪対策など、また県都としての都市基盤整備や扶助費の伸び、市民需要を取り込んだ事業を実施していかなければならないなど、多額の財政需要を抱えているところであります。このため、行財政改革プログラムを策定し、職員定数の削減等による経費節減と効率的な財政運営に努めているものの、依然として厳しい財政環境にあるものと認識せざるを得ません。このような中、ますます高齢化、少子化する社会において、自己決定、自己責任の原則に基づき、最少の経費で最大の効果を上げるべき行政、議会、市民が一体となり変革への取り組みを始めなければならないのであります。  我々議会といたしましても、このような時代の中にあって市民の声を吸い上げ、課題を整理し、政策の立案に積極的に寄与し、行政のあり方を市民の立場でチェックするとともに、議会自体のあり方についても真摯に検討すべきであり、我々議員にはより一層の専門性と複雑な課題に対して的確な方向性を示す判断能力が求められており、これからの議員活動は、単に数が多ければよいというものではなくなってきております。  このような中で、44ある中核市の中には人口1万人に議員1人が妥当だとして削減しております。平成21年7月31日現在の資料では、中核市44市の中で38市、240人の減、減員比率は86.4%になっております。本市の人口は、本年2月28日現在30万5391人、議員1人当たり7448人で、中核市の中では最小であります。議員みずからがその役割をより一層認識し、資質の向上に努めることは、さらなる議会の活性化につながるものと認識しており、このことはとりもなおさず、多くの市民の声である議会のスリム化の実現にもこたえることになるものと思っております。  議員定数については、議会制度の根幹にかかわる問題であり、議員みずからがその責任に基づき議決機関としての意思を決定すべきものと考え、提案するに至ったものであります。  以上、提案に当たり趣旨を御説明申し上げましたが、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 70 ◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  22番斎藤憲雄議員。 71 ◯22番(斎藤憲雄君) 社民党会派の斎藤憲雄でございます。  ただいま大矢議員からの趣旨説明をお聞かせいただきました。その内容が、財源問題やあるいは1万人に議員1名、そして議会のスリム化等々が話されたわけでございますけれども、私からは、基本的な点から、まず1点のみ質問させていただきます。  その内容といたしましては、2000年4月に地方分権一括法が施行されまして、自治体は自治体のあり方、運営を自主的に主体的に決定し実行に移し、その結果に対して責任を持つこと、つまりは自治体は自己決定、自己責任の原則にのっとって運営されることとなり、その結果として、議会の役割も重くなっております。それとあわせまして、行政や議会に透明性もまた求められているものと思います。そのため、現在、本市においては、自治基本条例の策定作業に入ろうとしておりますし、この自治基本条例は、御存じのように、首長、議会、職員の義務と責務、さらには市民の責務について制定がなされます。このことからも、当然議会基本条例の策定も必要とされ、議員が市民の中に積極的に入っていくことが求められており、今後、議会のあり方や議員のあり方など十分な議論をしていかなくてはならない、そういった中で、議員定数条例の改正についてはいま一つ納得がいきません。  そこでまず、基本的な質問として1点のみ質問させていただきますけれども、地方分権と議会の役割についてお考えをお示しいただきたい。 72 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 73 ◯39番(大矢保君) 斎藤議員からの質問でありますけれども、お答えいたします。  確かに今総務省の方では、議員は少なくしてはいけないという方向性の中で今地方分権が進められているものと認識しております。それで、はっきり言って議員というのは、やはり原点は市民とともに歩かなければいけないということと、市の発展と、そしてまた市民の幸せのために議会があるということだけは十分に認識しておりますし、また、市民の声をこれから吸い上げていくというのは、ある程度、協議会、組織会もあるし、鹿内市長になってから100人委員会というのもあるだろうし、そういうものはやっぱり市民、行政、議会が一体となってやらなければいけない、そのような考えではいます。  以上でよろしいですか。 74 ◯議長(渋谷勲君) 22番斎藤憲雄議員。 75 ◯22番(斎藤憲雄君) もうちょっと期待した答弁を思っていたんですけれども、それではまず、今大矢議員からの市民の協働といいますか、議会のあり方あるいは議員のあり方については、認識は一致していると思います。  そこで、3点お伺いいたします。  まず1点目は、議員定数の問題については、議会改革の一つとして考えていくべきと思うんですけれども、この議会改革については、これまで何度かそれぞれの会派の考え方を持ち合わせながら議論がなされてきました。しかし、この議員定数については十分な議論がまだなされていない。そして、今後の議会のあり方や議員のあり方など、こういった部分についてもこれから十分な検討あるいは議論が必要だと思うんです。そういう意味では、議会改革の一つとしていま1度考える必要があるのではないかというこの点をまず1点です。  2点目についてでありますけれども、なぜ今の時期なのか、この点であります。確かに全体的な流れとしては、定数削減、あるいは財源が非常に厳しい、そういった中においては、やはり構造改革以降、まだ地方にも財源移譲もされていない、税源移譲もされていない中で、それぞれの自治体が財政的に非常に厳しい状況になっています。そういった中においても、本市においては、議会費の分では0.65%ですよね。そういった意味では、そんなに財源云々のみだけで議員定数の削減を話されるといった形にはなっていないとも思っています。私は少なくとも改選期から逆算して最低1年前には、その議員定数については決めておくべきものとも思っています。そういう点、なぜかといいますと、やはり新たに議員になろうとする人たちのことも考えますと、1年前の議員定数の決定というのがまず必要だろうということから、なぜ今の時期なのか、この点をお聞かせいただきたい。  3点目についてでありますけれども、今現在、自治基本条例の策定作業が進められております。これまで市長の姿勢として、100人委員会、あるいはなんでもトーク、こういったものを行いながら、市民の声を市政にいかにして反映させていくか、こういうふうに今市長部局のほうで積極的に市民の中に入っています。とすれば、議会が今市民の中にそういった形でまだ入っていないといったことを考えますと、先ほど申し上げましたとおり、自治基本条例と、そしてそれに伴う議会基本条例、これらの制定がこれから必要となってまいります。そして、議員がそれぞれ地域の中に入っていきながら市民の皆さんの声を聞く、そうしたときに、ただ単に、議員を減らせばそれでいいということではなく、多くの議員がそれぞれ地域に入って、議会あるいは市政の中に反映させていく、こういったものが今必要なのではないかと思っています。そういう点で、そういった市民の皆さんの中に入っていきながら、幅広く市民の声を聞きながら、この定数問題についても議論を進めていく必要があったのではないかということで、その点についてもお聞かせいただきたい。  以上です。 76 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 77 ◯39番(大矢保君) 財源が苦しい、なぜ今かということだと思いますけれども、私どもは10月に選挙を控えていることは知っています。私も市民の声を聞くと、やはり人数に対して多いんじゃないかというような意見も、要望も聞いています。それで、青森市は今30万5000人ちょっとですが、推計によると、もう平成26年度にははっきり言って30万人切るというような推計もされています。また、去年1年間、去年の2月からことしの2月を比べると、市民が2000人近く減少しているという現状を見たとき、地方分権一括法が制定されて、法定定数ではなくて、議会みずからが条例で決めなさいということにもなっております。それで、30万人切ったときには、条例定数は38人ということでありましたので、38人で提案するということと、それから選挙があって、若い人はどうのとしゃべりましたけれども、新人が大いに出場していただいて、斬新な気をこの議会に持ってきていただければ、私は活発な議会になるのではないかと、そのように思っていますので、その点をよろしくお願いします。  それから、市民の中に議会が入っていない、それは斎藤さん1人だけが感じていることかもわかりません。皆さんはそう感じていないかもわかりませんが、私の周りでは多いんだろうというような声が聞かれて、それは議会のスリム化に向かっていきますよと、38人を提案しますよというお知らせを市民には周知しております。  皆さん、反対の人は、財政が厳しいとかなんとかと、最少の経費で最大の効果を上げるということは一般質問等々で行っていますけれども、やはり財源については、議員を減らして何ぼ、何ぼというのは私は好きではありません、今の青森市は財政が厳しいのは確かでありますけれども、そのときにこそ、皆さんが、議員と市民と行政が一体となって最大の効果を上げていくというのが青森市にとっての将来の希望と夢であろうと私は思います。  それから、もう1つ、議会改革については、私も委員ではないので、最近はちょっと……、赤木議員、何か議運の中でやっていたら……。 78 ◯議長(渋谷勲君) 14番赤木長義議員。 79 ◯14番(赤木長義君) 大矢さんの御指名ですので。議会改革ということで、今の議会運営委員会においては、議会改革の勉強会をしておりました。その中で議会改革の定数については、38人にするとか、定数削減という項目も出ました。そのことについては、議運の委員長である間山委員長も、また議運のメンバーと、各派代表者会議でのお話だということで、まずそちらの方にげたを預けた状況になっております。ですから、議会運営委員会の段階でも議会改革という観点においては、定数削減ということについては出ておりますので、それはお話をさせていただきます。これについて決定する権限があったのは各派代表者会議ですので、そちらの方へ方向性はゆだねております。そういう状況であります。  以上です。 80 ◯議長(渋谷勲君) 22番斎藤憲雄議員。 81 ◯22番(斎藤憲雄君) 何かいまいち答弁になっていないといいますか、議会改革の一つとして定数問題について確かに項目としてのっている、それは赤木議員もおっしゃっておりますけれども、まだそういった点では、それぞれの会派が議運なりでその会派ごとの考え方が持ち寄られていないままで、十分な議論がなされていないということを私は言っているんですよ。ですから、そういった中で、この時期に議員定数の削減の部分が出てきていることはなぜなんですかということについては、十分なお答えがなされていない。  もう1つは、議会というのをどういうふうにして考えているかちょっとわかりませんけれども、私としては議会のあり方といいますか、議会の任務という部分については3つあると思っています。それは1つには、民意を反映する機能があること、そしてまた、民意調整機能、そして行政のチェック機関、この3つが議会の機能だとも思っています。こういった部分で考えていきますと、これから議員定数で、今は確かに単品でそれぞれ議論されているんですけれども、やはり議会のあり方という部分も含めて十分な議論がなされる必要があると思うんです。そして、私は議員定数削減とは、そういった部分について、単純にただ単に反対すると言っているんじゃなく、とにかく時間を置いて十分な議論をもっともっとすべきだということを言っているんですよ。その点について、やはりこういった時期、あるいは改選期が近い時期の中で、そしてその前段でどういう議論がされたのかほとんどされていない。こういった状態ではとてもじゃないけれども、納得ができないということを言っています。ですから、これからの議会のあり方、議員のあり方についていま1度御答弁をお願いしたいと思います。 82 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 83 ◯39番(大矢保君) 幾ら答弁しても見解の相違がありますので、納得いかないと思いますけれども、議会のあり方については、議員みずからが自主性、主体性を発揮していただいて、議員みずからの役割をより一層認識しながら資質の向上に努める。そしてまた、皆さんが議会の中で議論がまだ足りないということもありましたけれども、こういう内部のことに対しては余り細かく言いたくありませんが、斎藤議員も去年あたり視察したかもわかりませんけれども、尼崎市あたりは、条例定数が46人だけれども36人、47万人も人がいますよね。どういうのでやってきたのか、後で尼崎市の視察の感想を述べたいと思いますけれども。ですから、活性化を図るのは、やはり議員みずからが主体性を発揮していけば、市民と行政と、そして3者が一体となれるということを私は言いたいと思います。 84 ◯議長(渋谷勲君) 次に、11番藤原浩平議員。 85 ◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。  今提案理由の説明、そして斎藤議員との質疑、それから答弁を聞きましたけれども、全く答弁が抽象的で説明になっていないと思います。できるだけかみ合うように質問をしたいと思います。  確かに今の状況は、雇用情勢が、あるいは景気が低迷、大矢議員の言葉を使えば、財源確保が厳しい、高齢化、少子化、本当にどの点をとっても青森市民が大変厳しい状況に直面しているというのは共通の認識だと思います。ですから、こういう市民の声を本当にこの議会の中に持ち込んで、この状況をどう打開していくのか、その中で十分議論していくという場がこの議会だと私は思っていますよ。そういう点で具体的にお聞きをしますけれども、44の中核市を見ると、1万人に1人というのが大体議員の数になっているというお話もされました。そして、44市のうち38市が240人の議員を減少していると言って、青森市は2月28日現在30万5391人の人口だということもおっしゃいました。そして、これでいくと、議員1人当たり7448人になる、これは中核市の中で最も少ないというふうにたしかおっしゃいましたね。  そこで1つお尋ねします。盛岡市は平成22年2月現在ですけれども、人口が29万2404人で議員定数が42です。29万ですよ。そうすると、1人当たり6960人余りになるんです。青森市よりも小さいじゃないですか。提案の根拠が崩れると思いますが、見解を示してください。  それから、将来30万人を切ったときに、法定の上限数が38人だから38人にすると再質問に答弁されましたけれども、こういう理屈というのは、私は自民党さんとしても矛盾するのではないかと思うんです。というのは、ちょうど前回の市議選前の平成18年の第2回定例会で議員定数を41人に減らすという議員提案がありました。そのときに、提案理由を説明された自民党の小田桐金三議員は、提案理由の中で次のように述べています。これは会議録からの引用です。「本年10月から中核市という新たな都市形態に移行することを念頭に、その合理的な定数を想定すれば、全国36中核市の議員1人当たりの人口がおよそ1万人となっていることが1つの目安になるものの、現状では本市の類似都市の人口40万人未満の中核市17市の平均が40.6人であることから、41人の定数とするよう条例を改正すべきものと考え、提案するものであります」、こう言っています。この考え方はもう捨ててしまったということですか。お答えください。  それと、今度は30万人を切った場合には、上限が38人だから上限の定数でいくと、これで今の38人を根拠にすると言っていますけれども、前回の平成18年の定例会の提案理由と今回の提案の理由は大きく矛盾するものと考えますけれども、御答弁をお願いいたします。
     それから、1つ、大矢議員、最後に議会の議決機関という言葉を使いました。しかし、憲法に何て書いてあるか御存じですか。憲法には第93条、ここは地方公共団体の機関というくくりで第93条がありますけれども第1項「地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。」、第2項「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する。」、これで全部なんですけれども、第1項でわざわざ「法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。」と書いてあるんです。これは、議事というのは、平たく言うと、広辞苑あたりで見ても、会合して相談することを議事と辞典では書いています。機関というのは、その目的を達成する組織のことですよね。憲法では首長が公選制、選挙で選ばれるということは書いてありますけれども、わざわざ議会について、議員の公選に加えて、明文で議事機関としているということが非常に重要だと考えるわけですよ。つまり議員というのは、いろいろな背景を持って、直接選挙で選ばれて議会に出てきますけれども、要はその後、本当に十分な議論をする、討議をする、この場が議会なんだということを憲法が定めているわけです。決めればいいんだという話じゃないんです。議論することが重要だということを憲法が定めている。  そして、さきに言いましたけれども、青森市が直面している市民のさまざまな苦労をどうやって打開していくのか、そのための議論をする場所がここの議会だと思います。そのときに、これからも難問がもっともっと出てくるかもしれない、苦労が多いかもしれない、そういうときに、もっとさまざまの市民の声をここに持ち込んで、どうしたらいいのかという議論をする場がここなんです。その議員を、将来30万人を切ったら38人にするなどというそんな理屈で削っていいわけがないと思います。  お聞きしますけれども、大矢議員、この憲法が定めている議事機関だということの認識、あなたはどう思っていますか。  それから、こういう憲法を前提にして、十分議論しなければいけないというこの市議会の定数削減をするということが、民意の排除につながるのではないかと私は思いますが、その点での御答弁をお願いいたします。  まずそこまで。 86 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 87 ◯39番(大矢保君) 盛岡の例を出しましたけれども、それは何年の数字だかわかりませんけれども、盛岡は確かに去年の4月は29万8395人ですけれども、今合併して30万人を超えているという認識を私はしております。  それから、小田桐議員の提案理由の中で44人から41人と、ちょっと聞き逃しましたので、後でもう1回お知らせしていただければなと思います。  それから、38人にした理屈が矛盾しているのではないかということでありますけれども、はっきり言って議会の定数は条例で決めることですから、それはあれですが、幾ら数があっても、市民の声を聞くという、多ければ多いほどという、私はそういう認識はありません。ですから、一応中核市が1万人に1人といった形でやっていくのが私は以前から正しいと思っていますので、38人、それでも私ははっきり言って多いと思っていますけれども、私のシミュレーションの中では30万人切ったときにはまたそれを考えたいと思っていますので、この次もまたよろしくお願いしたいと思います。  それから、93条の中に議決機関とか、それから議事機関とかという言葉のあやだと私は思いますけれども、やはり市民の代表である議員の責務とか責任、そしてまた市民とともに歩んでいかなければいけない、そして市民の負託にこたえて市民を幸せにしなければいけない、そういうのを決定するのは、やっぱり行政であったり、議会であったり、そういうものだと私は思っています。ですから、やっぱり議会の中でもあらゆる角度から決定しなければいけないものは、決定しなければいけない、私はそのように考えていますので、後でまた法律を詳しく見ますけれども、議事というのはどういうものなのか、議決とはどういうものなのかというのは、後で藤原先輩から聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。 88 ◯議長(渋谷勲君) 11番藤原浩平議員。 89 ◯11番(藤原浩平君) 再質問しますけれども、まず盛岡の私が述べた数字は、盛岡のホームページからとったもので、これは平成22年2月現在です。それから、皆さんが持っているこの議員手帳があるでしょう。この中の数字も若干違いますけれども、ここに記載されているのは29万2383人となっています。ですから、青森市が最低だというのはうそですよ。一番少ないというのは違います。  それから、しゃべっているうちにどんどん矛盾が広がっていくような感じがしますが、せっかくお話ししたのに、もう1回話をしろというのもあれですけれども、ちょっと簡単に言いますと、平成18年のときの提案理由の説明は、人口当たり1万人というのが1つの目安になるものの、現状では、何の現状を指しているかわかりませんが、本市の類似都市の40万人以下の中核市、その当時17市あった、それの平均をとったら40.6人だと、だから41人にしましょうという提案だったんですよ。ですから、なぜ今類似都市の比較をしなかったのか、改めて聞きますよ。類似都市の比較をしてみればどういう数字が出てきたのか。まず類似都市との比較をして根拠としなかったのはなぜなのか、それをお答えください。  それから、大矢議員は1万人に1人というのが大変お好きなようですけれども、じゃ、30万人以下になって何で38人なんですか。そうなったら、29人とか、そんな数になってしまうじゃないですか。こんな状況をあたかも正しいことのように感じているというのは、本当に考え方を非常に疑わざるを得ないというか、1万人に1人だと言いながら、30万人を切ったときに38人というのはなぜなのか、これもお答えください。法定定数上限ぎりぎりでいいんだったら、現状もそういうふうに合わせるべきではないですか。その理屈だって同じことになるじゃないですか。答弁ください。  それから、議決機関、議事機関を言葉のあやというふうな、憲法が言葉のあやで書かれているとしたら、こんなに憲法を踏みつけるような発言はありませんよ。厳密に言葉を選んで書いているものでしょう。なぜ議決にしないで議事機関にしたのか、わざわざそう議会について書いている。首長については選挙で選ばれるとだけしか書いていないんですよ。ですから、議会というのは、青森市を第一義的に代表する機関なんですよ。それだけ重要だという意味ですよ。言葉のあやなんかでころころ中身を変えられるような話ではないですよ。だから、私が言いたいのは、それだけ重要な、確かに市長と議会と二元代表制をとっていますけれども、どちらかといえば、市を代表するのは議会なんだ、憲法ではそう書いているという話をしたんです。それだけ重要なところなんだと、このことを強調しているわけですよ。ですから、その辺のところはもう1度、後から教えるというわけにいきません。ここで物を決めるというんですから。御答弁をお願いします。 90 ◯議長(渋谷勲君) 39番大矢保議員。 91 ◯39番(大矢保君) 私は1万人に1人ということが大好きです。30万人切ったら29人にしなければいけないのかということはありますけれども、私の提案理由の説明の中にも、やっぱり議員としての身分もある程度保障しなければいけないということもありますし、また、私個人の頭の中には38人が一番今ベターな数字ではないかとあって、前回の小田桐議員の1万人に1人が目安ということは私は参考にしておりません。  それから、類似都市と比較しなかったというようなことがありましたけれども、類似都市はやっぱり類似都市ではあります。しかしながら、私たちが住んでいるこの青森市民をいかにして導かなければいけないという考えになれば、私は38人が妥当ではないかと思いますし、また、類似の都市を比較しなかったというのは、やはりその都市、都市のいろんな状況がありますので、今回は私は類似都市は、はっきり言って比較しなかったという理由であります。  それから、議決、議事という言葉が出ましたけれども、ちょっと私も勉強不足で、後で法律の方をしっかりとお勉強させていただきたいと思います。 92 ◯議長(渋谷勲君) 11番藤原浩平議員。 93 ◯11番(藤原浩平君) ほとんど答弁で破綻してしまったと思います。  類似都市の比較をしなかった、小田桐議員が前回、平成18年のときにやったのは参考にしなかったと、これじゃ、前回の根拠よりもまた根拠が薄れてしまいますよ。類似都市というのは、青森市と似たような都市、それはまず人口とかに求めるわけでしょう。ある意味では、面積も含めるかもしれません。そこで議員が何人いるのかということを足し算して、割り算したら、40.6人だったと、これは、賛同はしかねますけれども、比較の仕方としてはわかりますよ。数字の出し方としてはわかります。だったら、今回もなぜこの手法を採用しなかったのか。それぞれの都市で状況が違うからだと、類似都市以外の方がもっと違うでしょう。ちなみに現在中核市は41市あって、40万人以下の都市は21で、その議員定数を人口で割りますと、議員の数は1市平均40.28人ですよ。こういう数字が出てくるから38人と矛盾するので、計算したかもわかりませんけれども、あえてこの数字をこういう比較方法をしなかったんではないですか。答弁をお願いします。それだけ答えてください。 94 ◯議長(渋谷勲君) 39番大矢保議員。 95 ◯39番(大矢保君) 再々度の質問にお答えしたいと思いますけれども、私はなぜ比較しなかったのかと、自民党会派として一貫性がないのかなとありましたけれども、他市は他市なりにいろんな具体的な事情や客観的な理由があると私は思って、類似都市を比較しなかったのであります。前回で41名何がしが平均だということを言いましたけれども、やはり多いところは多いなりにやっていますけれども、当初述べました  市あたりは10人も減しているわけです。そういう他市との比較をして、どういうような事情があるのか、あるいはないのか、そういうのは私はまだ調べていませんけれども、いろんな具体的な、客観的な理由があって、そういうような10人も減らしたところもあるのではないかと思っています。  最後に一言言いますけれども、私は随分各会派を回りましたけれども、賛同を得られるようなお言葉をいただきながら提案したものですから、何とか最後は提案に対して御賛同を願いたいと思います。ありがとうございます。 96 ◯議長(渋谷勲君) これにて質疑を終結いたします。 97 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  21番大沢研議員。   〔議員大沢研君登壇〕(拍手) 99 ◯21番(大沢研君) 日本共産党の大沢研です。  議員提出議案第1号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」に反対の討論を行います。  市民にとって最も身近な問題が論議されているのが市議会です。それだけに市議会議員の重要な任務は、市民の声を市政に届け、市民の目線で市政を厳しくチェックすることではないでしょうか。そして、市民の願いを一つ一つ実現していくことではないでしょうか。市議会はさまざまな立場や思想、信条、利益を反映する多様な市民の代表で構成され、どんな少数意見でも議会で論議され、反映される必要があります。定数を減らすことは、行政への市民の意思の反映を確実に少なくし、行政に対する議会の批判、監視機能を弱めるもので、地方自治法に反するものと言わなければなりません。現に前回市議選前の定数削減で、旧浪岡町在住の議員がたったの2人になってしまい、旧浪岡町住民の意思が十分反映されなくなってしまいました。しかも、合併に当たって、定数を46名と定めたにもかかわらず、自民党の大矢議員は、定数46名は約束したが、46名で選挙をやるとは約束しなかったなどという詭弁を弄して定数削減を強行したのですから、許されません。  平成の合併後も地方財政の危機、不況などを理由に全国的に定数削減が行われています。しかし、地方財政の危機や不況をつくり上げたのは、構造改革路線を進め、三位一体改革によって地方交付税を大幅削減してきた自公政権ではありませんか。定数削減によって地方財政危機も不況も何とかなるとでも言うのでしょうか。理事者も行革に取り組んでいるのだから、議会も協力すべきと自民党の議員がよく言うことです。行政改革とは行政のむだをなくすことであり、そのむだをチェックする議員を減らすこととは矛盾するのではないでしょうか。  私ども日本共産党市議団は、こうした立場から市政を厳しくチェックし、むだ遣いをやめるようその都度提言してきました。先ほども述べたように、既に法定数を5名も削減しており、これ以上の削減を認めることは、将来にわたって限りなく定数削減を許すことになりかねません。市民の意思を議会から締め出し、議会の重大な役割である行政に対するチェック機能を弱体化させる議員定数削減に断固反対するものであります。  議員各位には、議会制民主主義を守る立場から、的確な判断を下していただきますようお願いして、反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 100 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  この際、暫時休憩いたします。   午前11時56分休憩           ──────────────────────────   午後1時1分開議 101 ◯議長(渋谷勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議員提出議案第1号について採決いたします。  本案の採決の方法については、39番大矢保議員ほか9人から記名投票によられたいとの要求と、25番花田明仁議員ほか7人から無記名投票によられたいとの要求が同時にあります。よって、いずれかの方法によるかを会議規則第71条第2項の規定により無記名投票をもって採決いたします。  まず、無記名投票によられたいとの要求について、無記名投票により採決いたします。  議場の閉鎖を命じます。   〔議場閉鎖〕 102 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの出席議員は、地方自治法第116条の規定により、表決権を有しない議長を除いて38人であります。  投票用紙を配付させます。   〔投票用紙を配付〕 103 ◯議長(渋谷勲君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(渋谷勲君) 配付漏れなしと認めます。 105 ◯議長(渋谷勲君) 投票箱を改めさせます。   〔投票箱を点検〕 106 ◯議長(渋谷勲君) 異状なしと認めます。 107 ◯議長(渋谷勲君) 念のため申し上げます。  会議規則第73条の規定により、無記名投票を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。ただし、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。  点呼を命じます。   〔点呼〕   〔各員投票〕 108 ◯議長(渋谷勲君) 投票漏れはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(渋谷勲君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。   〔議場開鎖〕 110 ◯議長(渋谷勲君) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に18番嶋田肇議員及び26番小倉尚裕議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。   〔投票点検〕 111 ◯議長(渋谷勲君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数38票。  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち賛成23票、反対15票であります。よって、採決の方法は無記名投票によられたいとの要求は可決と決しました。  これより議員提出議案第1号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」を採決いたします。  この採決は、無記名投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。   〔議場閉鎖〕 112 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの出席議員は、地方自治法第116条の規定により、表決権を有しない議長を除いて38人であります。  投票用紙を配付させます。   〔投票用紙を配付〕 113 ◯議長(渋谷勲君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(渋谷勲君) 配付漏れなしと認めます。 115 ◯議長(渋谷勲君) 投票箱を改めさせます。   〔投票箱を点検〕 116 ◯議長(渋谷勲君) 異状なしと認めます。 117 ◯議長(渋谷勲君) 念のため申し上げます。  会議規則第73条の規定により、本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。ただし、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。  点呼を命じます。   〔点呼〕   〔各員投票〕 118 ◯議長(渋谷勲君) 投票漏れはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(渋谷勲君) 投票漏れなしと認めます。
     投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。   〔議場開鎖〕 120 ◯議長(渋谷勲君) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に18番嶋田肇議員及び26番小倉尚裕議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。   〔投票点検〕 121 ◯議長(渋谷勲君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数38票。  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち賛成17票、反対21票。  以上のとおり反対が多数であります。よって、本案については否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第109 議員提出議案第2号 青森市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について ~ 日程第111 議員提出議案第4号 子ども読書活動を推進するための予算確保を求める意見書 122 ◯議長(渋谷勲君) 日程第109議員提出議案第2号「青森市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第111議員提出議案第4号「子ども読書活動を推進するための予算確保を求める意見書」までの計3件を一括議題といたします。 123 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第2号から議員提出議案第4号までの計3件については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第2号から議員提出議案第4号までの計3件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第112 議員提出議案第5号 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書 127 ◯議長(渋谷勲君) 日程第112議員提出議案第5号「永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書」を議題といたします。 128 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第5号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  1番村川みどり議員。   〔議員村川みどり君登壇〕(拍手) 131 ◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。  議員提出議案第5号「永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書」に反対の立場から討論を行います。  永住外国人への地方参政権付与の問題は、1995年の最高裁判決を契機に国政上の課題となりました。最高裁は、措置を講ずることは憲法上禁止されているものではなく、国の立法政策の問題であると判断を示しました。その後、運動が高まり、地方政治でも法制化を求める決議が相次いで出されています。国会では、98年秋、民主、公明共同案と日本共産党案が出されて以来、何度も法案が出され、質疑が行われてきましたが、成案には至らず、2004年以降、審議も中断している状況にあります。  日本共産党の案は、地方政治はすべての住民の要求にこたえるために、住民自身の参加によって進めるという観点から、永住外国人にも地方参政権を付与すべきだとしています。そのため、都道府県、市区町村の首長、議会議員についての選挙権だけでなく、被選挙権も含めて条例制定などの直接請求権、首長、議員リコールなどの住民投票権も認め、選挙活動の自由も保障することも明記しています。これが他党との案と大きく違うところです。一方他党案は、選挙権のみを認めるものです。さらに、朝鮮籍の除外事項や日本国民にも地方選挙権を認めている国の永住外国人だけに限る相互主義を加えるなど、新たな差別につながる規定が盛り込まれています。  ヨーロッパでは、すべての定住外国人か、特定の外国人かに違いはあるものの、ほとんどの国が地方参政権を認めています。OECD、経済協力開発機構加盟の30カ国で二重国籍も認めず、かつ外国人に地方参政権を付与していないのは日本だけとなっています。地方自治体の運営は、本来すべての住民の参加によって進めるのが憲法の保障する地方自治体の根本精神です。永住外国人を地方自治の担い手として迎え、日本国民とひとしく参加する政治を実現することは、日本の民主主義の成熟と発展につながるものと考えます。  以上申し上げ、反対討論といたします。ありがとうございました。(拍手) 132 ◯議長(渋谷勲君) 次に、18番嶋田肇議員。   〔議員嶋田肇君登壇〕(拍手) 133 ◯18番(嶋田肇君) 18番、自由民主党、熱血嶋田肇です。  自由民主党を代表して、議員提出議案「永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書」案に賛成の立場から討論を行います。  定住外国人の地方参政権の部分的許容説は、憲法学が専門の中央大学の長尾一紘教授が昭和63年にドイツの例を挙げて紹介したのが最初とされています。その長尾教授は、ことし1月28日に産経新聞に掲載されたインタビューで、過去の許容説を変更して、現在は禁止説の立場をとっている。変える決心がついたのは昨年末だと話し、理由として、1つ目は、参政権問題の大きな要因の一つである在日外国人をめぐる環境がここ10年で大きく変わった。韓国は在外選挙法案を成立させ、在日韓国人の本国での選挙権を保障した。また、日本に住民登録したままで韓国に居住申告すれば、韓国での投票権が持てる国内居住申告制度も設けた。現実の経験的要素が法解釈に影響を与える立法事実の原則からすると、在日韓国人をめぐる状況を根拠とすることは不合理になり、これを続行することは誤りだと判断したとし、2つ目として、理論的反省だ。法律の文献だけで問題を考えたのは失敗だった。政治思想史からすれば、近代国家、民主主義における国民とは、国家を守っていく精神、愛国心を持つものだ。選挙で問題になるのは、国家に対する忠誠としての愛国心だが、外国人にはこれがない。日本国憲法15条1項は、参政権を国民固有の権利としており、この点でも違憲だとしています。また、鳩山政権の動きについては、許容説の一番先端を行っているドイツでさえ、許容説はあくまでも市町村と郡に限られる。国と州の選挙の参政権はドイツ国民でなければ与えられない。一方鳩山首相は、地域主権論で国と地方を並列に置き、防衛と外交以外は地域に任せようとしている。最先端を行くドイツでさえ許していないことをやろうとするのは非常に危険だとも話しています。  長尾教授は、国家の解体に向かうような最大限に危険な法律だ。これを制定しようというのは単なる違憲問題では済まないとし、学説の紹介が参政権付与に根拠を与えたことはざんきにたえない。私の読みが浅かった。10年間でこれほど国際情勢が変わると思っていなかった。2月に論文を発表し、許容説が違憲であり、いかに危険なものであるか論ずるとしています。  長尾教授は、昭和63年に紹介した説の影響を受けたとされる最高裁第3小法廷が、平成7年2月に出した判決理由の判例拘束力のない傍論部分で、永住外国人に対し、地方レベルの参政権を法律をもって認めることは憲法上禁止されていないとの判断にかかわった園部逸夫元最高裁判事は、産経新聞のインタビューの中で、日本の最高裁は韓国のことを全く考えていないのかと言われても困る。そこは政治的配慮があった。判決でははっきりと在日韓国人だと書かなかったが、最高裁判決でそんなことを言うわけにはいかないからだ。ただ、そういう非常に限られた歴史的に人間の怨念のこもった部分、そこに光を当てなさいよということを判決理由で言った。たとえそうでも、別の地域に移住して、そこで選挙権を与えるかというと、それはとんでもない話だ。そこは本当に制限的にしておかなければならない。判決とは怖いもので、ひとり歩きではないが、勝手に人に動かされる。参政権付与法案の政府提出は賛成できない。これは国策であり、外交問題であり、国際問題でもある。最高裁大法廷で判決を見直すこともできる。それは時代が変わってきているからだ。判決が金科玉条で一切動かせないとは私たちは考えていない。そのとき、そのときの最高裁が、日本国民の風潮を十分考えて見直すことはできると話しています。  問題となっている判決理由の判例拘束力のない傍論部分において、永住外国人に対し、地方レベルの参政権を法律をもって認めることは憲法上禁止されていないとの判断は、公務員採用試験など憲法が出題される各種試験では、試験に出題される重要判例の扱いを受けており、日本国じゅうでひとり歩きしているとの印象をぬぐえません。ただ、この判決における主文、すなわち本筋の判断は、外国人には参政権はないとする解釈であることを強調しておきます。  平成16年に日本国籍を取得した首都大学東京人文科学研究科社会人類学分野教授の鄭大均氏は、ことし1月6日付読売新聞や中央公論本年1月号において、外国人参政権法案に反対する意見を展開し、その理由として、国内政治に対する外国政府からの干渉を高めるおそれがあるゆえに反対すべきであることなどを挙げています。鄭氏の具体的な記述を抜粋すると、外国人参政権法案は、今のところ地方参政権に限定されたもので、国民主権の根幹を揺るがすものではないという意見がある。しかし、国政と地方政治の境界は明瞭ではない。自衛隊や米軍基地や原発、あるいは竹島、尖閣諸島のような問題は、国家政策と緊密に結びつき、外国籍住民の投票行動が国の外交、安全保障政策と葛藤を引き起こす可能性は十分にある。そんな彼らに中国政府は無関心でいられるだろうか。恐らく韓国政府や北朝鮮がそうであったように、中国政府も中国人永住者を政治的に利用しようとすることがあるだろう。海外移住はかつては母国との離別を意味したが、最近では母国との文化的きずなのみならず、政治的きずなが維持されるという状況が世界的に見られる。日本列島は日本人だけのものではないと考える者は、日本国内にだけではなく、外にもいるのであるとして、もとは外国籍を持っていた人ならではの鋭い指摘を展開しています。  もう1つ看過できない事実を紹介します。鳩山首相は、平成8年6月にかつて朝日新聞が発行していた「論座」という雑誌の中で、「わがリベラル友愛革命」という論文を寄せ、おおむね次のように書いています。友愛革命の原点は、政治家にとってまさに政治家を捨てる覚悟にほかならない。何気なく私たちは日本は日本人の所有物だと考えている気がする。その暗黙の了解のもとに、各種政策が遂行されているように思われてならない。しかし、思い上がりも甚だしいと言うべきだろうと述べ、この後に、地方参政権を与えるべきだというようなことを書かれた上で、さらに続けて、総理は、私などはさらに一歩進めて、定住外国人に国政参政権を与えることも真剣に考えてもよいのではないかと思っている。行政や政治は、そこに住むあらゆる人々に運営されてしかるべきである。それができないのは、ひっきょう日本人が自分に自信がないことのあらわれであるとしています。この件について、昨年の11月5日に開かれた衆議院予算委員会で、我が党の稲田朋美委員が内容について質問したところ、鳩山総理は、撤回すると明言しないどころか、外国人参政権問題が我が国の危機管理上危惧されるとする稲田代議士の再三の追及にもかかわらず、全く事の本質を理解していない答弁を繰り返しています。報道では、同日の国民新党党首である亀井静香国務大臣が行った外国人参政権反対の答弁ばかりがクローズアップされたようですが、鳩山総理や民主党の小沢一郎幹事長のような外国人参政権を推進するという危険な思想を持った人がこの国の指導者となっていることについて、1人の日本国民として怒りに震えています。外国人参政権の付与に対する民主党政権の考え方に対して、この夏に行われる第22回参議院議員通常選挙において、日本国民足る有権者の良識が示されるものと期待しています。  さらに言えば、政治資金規正法22条の5は、何人も外国人から政治資金に関する寄附を受けてはならないと定めています。また、公職選挙法では外国人の選挙運動は禁止されています。これらは日本国民が主権者としてこの国について決めていくという憲法の精神と合致するもので、我が国の法において貫かなければならない基本的な事項です。法律の解釈は、この基本的な精神に立脚して行われるべきで、いたずらに文章の解釈をこねくり回すようなことは慎むべきです。  最後に、西暦607年、聖徳太子は遣隋使として派遣した小野妹子に託した隋の第2の皇帝、煬帝あての国書の冒頭に、日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。つつがなしやと書き記し、対等な外交を目指しました。民主党政権は、その気概を思い出し、韓国政府や韓国民団の不当な要求を断固拒否すべきです。鳩山総理や衆参両院は直ちに、日本国政府や国会は外国人参政権のごとき国を破壊するような法案は永久に国会に提出しないと内外に向かって表明しなければ、日本国民は枕を高くして眠ることはできません。  以上、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 134 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第5号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第5号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 135 ◯議長(渋谷勲君) 可否同数と認めます。よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。  本案については、議長は可決と裁決いたします。           ────────────────────────── 日程第113 議員提出議案第6号 民法改正の実現を求める意見書 136 ◯議長(渋谷勲君) 日程第113議員提出議案第6号「民法改正の実現を求める意見書」を議題といたします。 137 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第6号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 139 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第6号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第6号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 141 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第114 議員提出議案第7号 六ヶ所再処理工場の本格操業や高速増殖炉「もんじゅ」運転再開の                 中止並びにプルサーマル計画の中止を求める意見書 142 ◯議長(渋谷勲君) 日程第114議員提出議案第7号「六ヶ所再処理工場の本格操業や高速増殖炉『もんじゅ』運転再開の中止並びにプルサーマル計画の中止を求める意見書」を議題といたします。 143 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第7号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
     これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第7号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 146 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第7号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 147 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第115 議員提出議案第8号 後期高齢者医療制度を直ちに廃止し、もとの制度に戻すことを求め                 る意見書 148 ◯議長(渋谷勲君) 日程第115議員提出議案第8号「後期高齢者医療制度を直ちに廃止し、もとの制度に戻すことを求める意見書」を議題といたします。 149 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  1番村川みどり議員。   〔議員村川みどり君登壇〕(拍手) 152 ◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。  議員提出議案第8号「後期高齢者医療制度を直ちに廃止し、もとの制度に戻すことを求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。  後期高齢者医療制度は廃止と公約した民主党が政権に着いて半年が過ぎました。ところが、制度は今も残り、各地で保険料の値上げが予定されています。一体どうなっているのでしょうか。この制度は延命するほど害悪が広がります。保険料は2年ごとに改定され、高齢者の人口増や医療費の増加によって自動的に引き上がる仕組みです。国の社会保障予算を減らすため、高齢者を差別し、痛みを押しつける、こんな制度は廃止する以外ありません。  08年3月までの老人保健制度は、高齢者を国保や健保に加入させたまま、窓口負担を現役世代より軽くするための財政調整の仕組みです。後期高齢者医療制度を廃止して、老人保健制度に戻せば、保険料の際限ない値上げや別枠の診療報酬による差別医療はなくなります。保険料の年金天引きや保険証の取り上げの制裁もなくなります。高齢者が75歳になった途端に、家族の医療保険から切り離されることもなくなり、65歳から74歳の障害者も国保や健保に入ったまま低負担で医療が受けられます。  鳩山民主党政権は、昨年10月、4年かけて新制度をつくり、それまでは現行制度を維持する方針を打ち出しました。なぜ老人保健制度に戻さないのか、日本共産党の追及に、現場が混乱し、システム改修に2年かかると旧政権と同じ混乱論を持ち出しています。これまで長年混乱なく運営されてきた制度に戻すだけですし、むしろ高齢者を国保や健保から無理やり追い出し、日本国じゅうを混乱に陥れたのは後期高齢者医療制度の方です。システム改修に2年かかるという言い分も、後期高齢者医療制度のシステムを手がけたエンジニアは、もとの制度に戻すのは新しい制度を構築するよりも時間もリスクも少なくて済むと証言しているなど、現場から反論の声が上がっています。  制度廃止の先送りにより、4月から保険料の自動値上げの仕組みが発動します。当初、鳩山政権は、後期高齢者の人口増による保険料の上昇をとめるため、国庫補助を行うと自治体に通知していました。その後、政府は方針転換し、基金を取り崩すよう自治体に指示するだけで、国庫補助は行わないことになりました。後期高齢者医療制度を温存した上に、政権獲得後の公約までほごにし、制度の被害を拡大するのは、国民の願いを裏切る二重の後退です。  鳩山政権は、新制度をつくってから廃止といいますが、新制度として厚労省が提案したのは、65歳以上の高齢者を全員国民健康保険に加入させ、65歳以上と65歳未満と別会計にするというものです。現役で働いている本人も、子どもの扶養家族の人も、65歳になれば強制的に脱退させられ、国保に移されるものでは、後期高齢者医療制度で一番国民の怒りが集中した制度の根幹が全く変わらないものとなっています。新制度の名で形を変えた高齢者差別や給付制限、負担増の仕組みが導入されてしまったら本末転倒です。老人保健制度の復活は差別温存の根を断ち切り、窓口負担の無料化、保険料負担の軽減、国庫負担の増額など、抜本的改革に足を踏み出す第一歩となります。  現代版うば捨て山とも言われる悪法を速やかに廃止させるため、皆さんの御賛同をお願いし、賛成討論とします。ありがとうございました。(拍手) 153 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第8号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 154 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第8号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 155 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第116 議員提出議案第9号 生活保護の老齢加算復活を求める意見書 156 ◯議長(渋谷勲君) 日程第116議員提出議案第9号「生活保護の老齢加算復活を求める意見書」を議題といたします。 157 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第9号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 158 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  2番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手) 160 ◯2番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。  議員提出議案第9号「生活保護の老齢加算復活を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。  生活保護受給者のうち70歳以上の高齢者に加算されていた老齢加算は、「老齢者は咀嚼力が弱いため、他の年齢層に比し消化吸収がよく良質な食品を必要とするとともに、肉体的条件から暖房費、被服費、保健衛生費等に特別な配慮を必要とし、また、近隣、知人、親戚等への訪問や墓参などの社会的費用が他の年齢層に比し余分に必要となる」という理由で1960年から支給されていました。ところが、2003年6月に小泉内閣が社会保障給付を抑制するために、老齢加算の見直しを打ち出し、04年度から段階的に削減、06年度に全面的に廃止してしまいました。  老齢加算が廃止された結果、70歳以上の高齢者の月々の生活保護費は20%前後減らされ、生活は大変深刻となっています。一番先に切り詰めるのは食事代です。なるべく安いお店を探して買い物をしても、食事を3食から2食に減らした、いつもおなかは満腹にならない、腹いっぱい食べたいと思っているという高齢者の訴えに心が痛みます。電気代がかからないようにと夜は早く寝るとか、寒い日には暖房費を節約するため、家で毛布にくるまってじっとしているなど、まともな生活とは言えない、深刻な事態が広がっています。憲法や生活保護法が保障する最低限度の生活と言えないことは明らかです。  本来なら、70歳以上はもちろん、69歳以下も含めて低所得者の高齢者全体の生活水準を底上げすべきです。それなのに、厚生労働省が2003年度にまとめた生活保護制度のあり方についての中間のまとめなどでも、全体水準で比較すると70歳以上の方が消費支出が少ないなどと決めつけ、老齢加算廃止の根拠にしています。しかし、葬儀など特別な用があっても消費できないで我慢しているのが生保受給の高齢者の実態です。このように、老齢加算廃止は、対象の被保護世帯の暮らしを、最低生活をも割り込む水準に押しとどめるものにほかなりません。従来加算があった時代から保護基準とは最低生活費だと政府自身がうたっていたことからも明らかです。  生活保護法は、第9条で年齢や健康状態を初め、要保護者の実態から生じる必要の相違を考慮するという必要即応の原則があります。老齢加算廃止は、生活保護法第9条や憲法第25条の生存権理念に反するものであり、直ちに復活すべきです。  12月15日生存権裁判を支援する全国連絡会が開いた国会内での集会には、民主党の中根康浩、中野渡詔子各衆院議員も参加し、老齢、母子加算の復活に向けて決意を表明していますので、生活保護の老齢加算復活を求める意見書の採択に議員各位の賛同を呼びかけまして、賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 161 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第9号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 162 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第9号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 163 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第117 議員提出議案第10号 さらなる総合経済対策の策定を求める意見書 164 ◯議長(渋谷勲君) 日程第117議員提出議案第10号「さらなる総合経済対策の策定を求める意見書」を議題といたします。 165 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第10号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 166 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  21番大沢研議員。   〔議員大沢研君登壇〕(拍手) 168 ◯21番(大沢研君) 日本共産党の大沢研です。  議員提出議案第10号「さらなる総合経済対策の策定を求める意見書」に対する反対討論を行います。  この意見書は、総合的経済対策と言いながら、事業の創出や規制緩和の徹底など従来型の経済対策を主張しており、今の経済危機を乗り切る対策になっていません。しかも、グローバル戦略支援では、大企業の海外進出を展開しやすいように、FTA、自由貿易協定やEPA、経済連携協定交渉に取り組むというもので、大企業の利益をますます蓄積するだけで、これまでの日本経済を立て直す対策になっていません。歯どめのない輸入自由化こそ、日本農業を崩壊させてきた元凶であることは今やだれの目にも明らかであります。  今の経済危機のもとで、国民の暮らしは深刻さを増しています。失業、賃下げ、倒産など、どの指標をとっても史上最悪の数字が更新されています。こうした経済危機から国民の暮らしを守り、日本経済をまともな成長の軌道に乗せるにはどうしたらいいでしょうか。  今の深刻な不況、景気の問題を考えるとき、避けて通れないのは、長きにわたって日本経済の成長がとまっている、日本は成長しない国になっているということです。1997年から2007年までの10年間、日本はG7、先進7カ国の中でただ1国だけGDP、国民総生産が伸びていません。この低迷した経済状況に08年秋以降のリーマンショック、世界的な経済危機が襲いかかり、その結果、世界の中でも日本経済が最も深刻な打撃を受けました。日本の09年の実質経済成長率はマイナス5.3%と、これまた先進7カ国の中で落ち込みが最も激しくなっています。  派遣切りに象徴されるような大量解雇と失業で雇用不安が一気に増大しました。正社員でもボーナスや残業代のカットが大きな賃下げをもたらし、リストラや倒産による失業も深刻になりました。中小企業でも下請切りが大規模に起こり、仕事が全くないという悲痛な叫びが広がっています。かつて経験したことがない事態にも直面し、経済危機が深刻なだけに、リーマンショック以降にだけ目を向ける傾向がありますが、今日の危機の根底には、日本経済の長期にわたる低迷があることを認識する必要があります。だからこそ、当面の景気対策にとどまらない、日本経済の体質を変える、成長しない経済の構造を変える方向に進む抜本的な対策が求められています。  リーマンショック以前に戻すという発想での景気対策、経済対策では、幾ら財政出動し、税金を投入しても事態の改善すら望めません。日本経済全体の成長がとまっているもとでも、大企業の利益と内部留保がふえ続けています。特に2000年代に入ると、日本経済の低迷とは対照的に、大企業は利益を拡大し続け、03年から07年にかけて史上最高の利益を5年連続で更新しました。内部留保は97年から07年までの間に142兆円から229兆円に急増しています。その一方で、働く人々の雇用者報酬は、97年279兆円が09年253兆円と大きく減少しました。先進7カ国の中でただ1国だけ雇用者報酬が減ったのも日本だけであります。国民が貧しくなった国になってしまいました。この間、正規労働者の非正規労働者への置きかえ、リストラと賃下げ、下請中小企業の単価の買いたたきなどによって、国民から吸い上げたお金が過剰な内部留保として蓄積しているのです。  日本経済を立て直すためには、第1に、大企業に雇用への社会的責任を果たさせることです。そのためには、人間らしい労働のルールをつくることです。労働者派遣法の抜本的改正を行い、雇用は正社員が当たり前と言えるルールをつくり、働く貧困層と言われる人たちをなくしていくことが重要であります。もう1つは、雇用の7割を支えている中小企業の経営基盤の強化を図るために、大企業と中小企業の公正な取引のルールをつくることです。3つ目に、農林水産業を再生することであります。とりわけ米価が暴落し、農家の生計が成り立たなくなっている状況が全国どこにでもあります。鳩山政権は戸別所得補償をやると言っていますが、所得補償の水準が全国一律で余りにも低い、転作への補助金がなくなってしまう、輸入自由化と一体など問題点が噴出しています。米価は1俵1万8000円を国の責任で補償するという政策が求められているのではないでしょうか。最後に、自公政権がつくった後期高齢者医療制度の廃止や世界一高い医療費の窓口負担の引き下げなど、社会保障切り捨てによる傷跡を直ちに治すことであります。
     財源は十分あります。最大のむだ遣いである年間5兆円の軍事費の削減、大企業、大資産家向けの行き過ぎた減税をやめるだけで十分です。雇用、中小企業、農林水産業、社会保障、この4つの改革をしっかりやっていくことが、国民の暮らしを守り、日本経済を軌道に乗せる総合的な対策であります。  なお、意見書の記述に「平成21年1月に成立した第2次補正予算」とありますが、これは平成22年の誤りではないでしょうか。間違った内容の意見書を提出してよいのでしょうか。議員各位の常識ある判断を期待して、討論を終わります。(拍手) 169 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第10号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第10号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 170 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第118 議員提出議案第11号 介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書 171 ◯議長(渋谷勲君) 日程第118議員提出議案第11号「介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書」を議題といたします。 172 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第11号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 174 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第11号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 175 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第119 議員提出議案第12号 子ども手当の全額国庫負担を求める意見書 176 ◯議長(渋谷勲君) 日程第119議員提出議案第12号「子ども手当の全額国庫負担を求める意見書」を議題といたします。 177 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 178 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 179 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第12号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 180 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第120 議員提出議案第13号 若者の雇用創出と新卒者支援の充実を求める意見書 181 ◯議長(渋谷勲君) 日程第120議員提出議案第13号「若者の雇用創出と新卒者支援の充実を求める意見書」を議題といたします。 182 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第13号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 183 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 184 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第13号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 185 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第121 議員提出議案第14号 政治資金規正法の制裁強化を求める意見書 186 ◯議長(渋谷勲君) 日程第121議員提出議案第14号「政治資金規正法の制裁強化を求める意見書」を議題といたします。 187 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第14号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 188 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  2番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手) 190 ◯2番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。  議員提出議案第14号「政治資金規正法の制裁強化を求める意見書」に反対の立場から討論をいたします。  途切れることなく次々に明らかになる政治と金の黒い疑惑に、国民は怒り、あきれています。政治と金にまつわる疑惑が表ざたになるたびに、政治改革などと称して政治資金規正法改正が繰り返されてきました。現在まで13回もの改正が行われています。しかし、行われてきたのは、企業、団体献金そのものには何ら手をつけずに、受け取り手を多少制限したり、政治資金集めのパーティー券購入に上限を設けるなど、極めて部分的なことばかりでした。このため、法改正後も、法の抜け穴を悪用した不正事件は後を絶ちませんでした。  政治資金規正法で大事なことは、政治資金の収支を広く公開して、国民の不断の監視のもとに置くことと、企業、団体献金や政党助成金など政治資金の入りの問題をただすことです。政官財の癒着を初め、政治をゆがめてきた事件はしばしばそこから起こってきました。  民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体である陸山会の土地購入をめぐる事件で、国会議員を含む元秘書らが3人も逮捕、起訴されました。重機土木大手の水谷建設の幹部が、岩手県胆沢ダムの下請工事に絡んで、東京都内のホテルで逮捕された石川容疑者と大久保容疑者に5000万円ずつ渡したという関係者の証言があります。公共事業を通して税金を食いものにし、政治をゆがめてきた責任は重大です。  また、民主党の小林千代美衆院議員の陣営幹部が、北教組側から計1600万円の違法な選挙資金を受け取ったとして逮捕された政治資金規正法違反事件は、票も金も労組丸抱えで組合員に特定政党支持を押しつけてきた実態が浮かび上がっています。汚職、腐敗の温床となり、政治をゆがめる企業、団体献金を断ち切ることこそが必要ではないでしょうか。  これまで何度も政治資金規正法は改正されてきましたが、規制を強めても、政治と金をめぐる事件は繰り返されてきました。政治家一人一人が企業、団体から献金をもらわないことこそが最も有効な方法です。民主党は、さきの衆議院選挙のマニフェストで、企業、団体献金禁止法を制定すると約束し、政権交代が実現しました。それなのに、企業、団体献金をもらい続けていては、自民党と変わらず、これでは政権交代を熱望した国民の期待にも反するといって、企業、団体献金禁止の法制化を求めて、弁護士、学者の賛同者を募り、民主党に求めているグループもあります。  最後に、政治と金の問題をめぐる最も重要な問題である企業、団体献金や政党助成金など、政治資金の入りの問題をただすことが、国民の政治不信を払拭する上で不可欠であることを指摘し、反対討論といたします。(拍手) 191 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第14号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第14号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 192 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第122 議員提出議案第15号 児童虐待を防止するための親権制限を求める意見書 193 ◯議長(渋谷勲君) 日程第122議員提出議案第15号「児童虐待を防止するための親権制限を求める意見書」を議題といたします。 194 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第15号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 195 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    196 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第15号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 197 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第123 土木A等級業者28社がかかわった談合に関する100条委員会設置を求める動議 198 ◯議長(渋谷勲君) 日程第123「土木A等級業者28社がかかわった談合に関する100条委員会設置を求める動議」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。11番藤原浩平議員。   〔議員藤原浩平君登壇〕 199 ◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。  「土木A等級業者28社がかかわった談合に関する100条委員会設置を求める動議」について提案理由を説明します。  去る3月17日付で公正取引委員会は、青森市の発注する特定土木一式工事を受注できるA等級業者28社に対し排除措置命令書(案)を送付しました。それによると、同等級業者34社が、平成17年4月1日以降、いわゆる談合を行っていたことを認定し、独占禁止法第7条第2項第1号に該当するものであるとし、うち28社に排除措置を命令するとしています。  どのような状況下で談合が繰り返されていたのかについて、同命令書(案)を要約すると、A等級業者のうち、特定の業者の役員は、平成18年4月、3つのグループに分けた指名業者の組み合わせ案を元自治体経営監に提示し、これに従って入札参加者を指名するように要請した。要請を受けた元自治体経営監は、受注調整が行われていることを認識しながら、契約課に要請を受けた3つのグループの組み合わせにするよう指示し、平成18年4月以降、平成21年4月退職するまでの間、この3グループでの指名業者の組み合わせを維持させていた。指名業者が固定されていたため、予定受注者の決定が円滑となり、談合を行うことが容易になっていたとされています。  公正取引委員会の排除命令案が出された前例のない事件は、市民を驚かせ、市に対しての信頼を大きく傷つけました。また、業者間の問題だけにとどまらず、市が絡んで談合しやすい環境がつくられていたという事実認定については、官製談合の疑いが非常に強いものになっています。  この問題は、税金を使った公共事業を舞台にしたもので、あってはならない重大なものであります。議会として地方自治法第100条の規定にのっとった調査権を発動して、その実態を徹底して調査、解明し、再発防止の方策をつくり、市民に報告する義務があるものと考えます。  今後、この問題は公正取引委員会の手続の流れに沿って進められ、さまざまな状況が想定されますが、今議会で設置されれば、機敏に対処することができるものと考えます。したがって、ここにA等級土木業者28社にかかわった談合に関する100条委員会の設置を求めて提案するものであります。  以上で提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。 200 ◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 201 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  1番村川みどり議員。   〔議員村川みどり君登壇〕(拍手) 202 ◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。  「土木A等級業者28社がかかわった談合に関する100条委員会設置を求める動議」に賛成の立場で討論を行います。  青森市が発注した土木工事に談合の疑いがあるとして審査していた公正取引委員会が、3月17日、独占禁止法違反、不当な取引制限でA等級土木業者28社に排除措置命令の事前通知を行いました。その内容は、再発防止と課徴金の納付を求めるものとなっています。排除措置命令案では、業者の間で入札談合があったと認定し、その実態は、市側が業者の依頼を受けてA等級業者を3つのグループに分け、談合しやすい環境をつくったことが指摘されています。報道によると、公正取引委員会は、官製談合防止法を適用し、市に改善措置を求める方針を固めたとされています。  昨年6月23日、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで市内の業者や市役所に立入検査をしたことは、突然のことで市民は驚きましたが、今回の事前通知は、業者にしても、市民にしても、来るものが来たと改めて衝撃を受けています。  この問題は、今後どのような展開を見せるか予断できませんが、公正取引委員会の判断から、市も関与した疑いが非常に強いことがうかがわれます。青森市議会としても黙って成り行きを見守るわけにはいかない重大な問題ではないでしょうか。提案されている調査特別委員会は、議会として調査権の発動になります。  地方自治法第100条第1項は、普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができるとされており、この規定によって調査特別委員会が設置されると、議会として強い権限で調査できる伝家の宝刀とも言うべきものです。徹底した調査のもとで実態を解明し、再発防止に役立てることが今求められています。市民の負託を受けた議員として義務を果たすことが重要になっていると考えます。  議員各位の御賛同を心からお願いして、賛成討論といたします。(拍手) 203 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本動議のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 204 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  本動議のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 205 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本動議は否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第124 議員派遣について 206 ◯議長(渋谷勲君) 日程第124「議員派遣について」を議題といたします。 207 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  本件については、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 208 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。           ────────────────────────── 209 ◯議長(渋谷勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。           ──────────────────────────  閉 会 210 ◯議長(渋谷勲君) これにて平成22年第1回青森市議会定例会を閉会いたします。   午後2時48分閉会 TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...