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  1. 青森市議会 2006-03-23
    平成18年第1回定例会(第7号) 本文 2006-03-23


    取得元: 青森市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時開議 ◯議長(間山勲君) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は「議事日程第7号」により会議を進めます。           ────────────────────────── 日程第1 請願第1号 政務調査費の透明度をたかめる請願(継続審査中のもの) ~ 日程第13 議案第122号 青森市国際交流ハウス指定管理者の指定について 2 ◯議長(間山勲君) 日程第1請願第1号「政務調査費の透明度をたかめる請願」から日程第13議案第122号「青森市国際交流ハウス指定管理者の指定について」まで、計13件を一括議題といたします。  総務企画常任委員長の報告を求めます。43番原田一紀議員。   〔議員原田一紀君登壇〕 3 ◯43番(原田一紀君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから、総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は3月13日に開催し、さきの定例会において閉会中の継続審査となりました請願1件及び今期定例会において本会議より付託されました議案12件について審査をいたしました。  初めに、継続審査中の請願第1号「政務調査費の透明度をたかめる請願」についてでありますが、本請願については、起立採決の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。  次に、議案第78号「青森市名誉市民条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第80号「青森市職員賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金支給条例の一部を改正する条例の制定について」の2件についてでありますが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第81号「青森市特別理事の設置及び給与等に関する条例及び青森市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第82号「青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」の2件についてでありますが、両案については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第83号「青森市常勤の特別職の職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第84号「青森市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第85号「青森市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第86号「青森市市税条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第87号「青森市雪のまち基金条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第100号「青森市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第121号「青森市交流会館の指定管理者の指定について」及び議案第122号「青森市国際交流ハウス指定管理者の指定について」の2件については、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 4 ◯議長(間山勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  13番工藤祥三議員。   〔議員工藤祥三君登壇〕(拍手) 6 ◯13番(工藤祥三君) 日本共産党の工藤祥三です。  ただいまの総務企画常任委員長の報告に対する反対討論を行います。  私は、委員長の報告にあった議案第81号、82号、84号、86号、100号及び「政務調査費の透明度をたかめる請願」の不採択について反対討論を行います。  議案第81号は新たに経営監を設けるものでありますが、財政が厳しいと言いながら、なぜ自治体経営監を設けなければならないのでしょうか。この経営監の報酬は何と74万7000円と高額であります。一般職の一番高い基本給は約53万6000円と伺いましたが、仮に50万円給料の部長クラスが経営監になるとすれば、単なる権力者のお手盛りと言わなくてはなりません。  私は予算特別委員会を傍聴いたしました。我が党の大沢研市議の質疑で職員のサービス残業に苦しむ訴えが紹介され、実態調査を求めました。そのとき総務部長は所属長の力量の問題という趣旨の答弁をし、サービス残業の実態調査は拒否いたしました。このように職員のサービス残業には目をつむり、その一方で高額な報酬の経営監を設けなければ行財政改革ができないのでしょうか。逆に、経営監を設けることによって総務部と企画財政部門及び職員全体の士気高揚に歯どめをかける結果につながると、私は思います。  収入役の報酬より高い、助役の報酬より少し安い。今、アカデミーのシステム問題で説明責任が問われており、まるでこれらの不信感を回避させるために、いわば責任者である助役を補佐するための経営監とも受けとめられるものであります。今あちこちの市町村で助役や収入役まで廃止するという動きがある中で、なるほどという、うならせる経営監設置の説得力がまるでありません。  議案第82号は手の込んだ巧みで複雑な給与の改正です。現業職員の給料は平成18年度4月に支給される給料と平成17年度3月31日に支給される給料と比較し、4月に引き下げられた分、その差額を補てんすることで現在の給料は保障されます。しかし、課長級以上の管理職については基本給を引き下げました。今までは手当の引き下げを中心に人件費の削減を行ってきたと思いますが、基本給の引き下げはボーナスや退職金にまではね返るという仕組みで、自治体労働者に対する今後の不安を駆り立てるものであります。そして、新採用職員に当たっては、まともに低賃金で雇用する仕組みになっています。幾ら人事院勧告に照らしたと言っても、国の公務員給与削減は伸びない景気と雇用不安の中で、民間と公務員との賃金を低い方へ低い方へと駆り立てているだけであり、安定した経済の確立に逆行します。小泉内閣の公務員と民間企業労働者を分断させる戦略にまともに乗っかるのが今回の給与の改正であり、これも職員の士気高揚にくぎを刺すものであります。  議案第84号の退職手当の改正ですが、一部は現業の退職金を保障するものですが、段階的に退職金を減らすものであります。退職金が少しでも多く欲しいのであれば早く仕事をやめなさいと言わんばかりの改正だと思っています。仮にサービス残業などで病気になり、体調が治癒するまで養生しようと思っても、どうせ退職金が減らされるならやめた方がいいと思う職員がふえるのではないでしょうか。それとも、そのことがねらいなのでしょうか。結局のところ職員のやる気をなくし、市民サービスの低下を招くものであります。  議案第86号の税金の前納報奨(償)金の段階的な廃止ですが、説明では、この報償金制度は東北6県の県庁所在地の自治体で廃止している、そして制度の目的は達しているということでした。何の説得力もありません。勝手にシステム開発失敗で2.7倍に膨れ上がった損失のために少しでも穴埋めしようと、前納報償金まで廃止するようにしか聞こえません。まるでスプーンで削ってダンプで捨てるという誤った税金の使い方であり、納税者へのささやかな恩恵まで奪うことは許されません。目的が達したというのであれば、収納率が著しく向上しているようになっているからですと、なぜ胸を張って明確に言えないのでしょうか。収納率100%にはほど遠い現状であります。それなのに勝手に目的が達したなどと言うのは全く当てはまりません。文句なしに反対です。  議案第100号は公営企業の管理者を統合するものです。水道と、油を使うバス事業と一緒に統合することはとてもなじめません。バス事業は赤字で水道事業からお金を借りて事業を賄っていると言われています。お金の貸し借りは会計が違うからごまかしができないとしても、例えば病院事業でも独立行政法人の方向性が打ち出されています。こうしたことを考えれば、公営企業の管理者の統合の行く末が、命をあずかる病院企業までもの管理者統合が危惧されるものであります。  最後は「政務調査費の透明度をたかめる請願」の不採択に対する討論であります。この間、総務企画常任委員会では、もっと研究を要するということで継続審査を続けてまいりました。継続審査に出された資料から言えることは、おおむね領収書等が公開の対象になってきているのが実態であります。条例では10年間の領収書の保存が義務づけられていますが、公開できないのであれば、その保存の義務づけは必要ありません。単なる市民から批判をかわすだけのポーズにすぎません。このようなポーズが市民から批判されているのであります。もし10年間の領収書等が保存されていなかったら、だれがどう責任をとるのでしょうか。場合によっては議長が責任をとるという結果にならないでしょうか。  政務調査費は公金であり、使途が秘密にされる根拠はどこにもありません。もし不採択にするというのであれば市民に対して説得力のある言い分が必要であります。今や市長の交際費も公表され、市議会議員だけが使途の詳細を公開できないというのであれば、議会だけが聖域ということにならないでしょうか。公金の使途は市民に明らかにすべきであり、委員長の不採択の報告に反対するものであります。(拍手) 7 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  まず、請願第1号については反対討論がありますので、起立により採決をいたします。  請願第1号については委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 8 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第81号についても反対討論がありますので、起立により採決をいたします。  議案第81号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 9 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第82号についても反対討論がありますので、起立により採決をいたします。  議案第82号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 10 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第84号についても反対討論がありますので、起立により採決をいたします。  議案第84号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 11 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第86号についても反対討論がありますので、起立により採決をいたします。  議案第86号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 12 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第100号についても反対討論がありますので、起立により採決をいたします。  議案第100号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 13 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第14 議案第74号 青森市青少年問題協議会条例を廃止する条例の制定について ~ 日程第38 議案第169号 青森市文化会館地下駐車場指定管理者の指定について 15 ◯議長(間山勲君) 日程第14議案第74号「青森市青少年問題協議会条例を廃止する条例の制定について」から日程第38議案第169号「青森市文化会館地下駐車場指定管理者の指定について」まで、計25件を一括議題といたします。  文化教育常任委員長の報告を求めます。24番村川節子議員。   〔議員村川節子君登壇〕 16 ◯24番(村川節子君) ただいまから、文化教育常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は3月13日に開会し、本会議より付託されました議案25件について審査いたしました。  初めに、議案第74号「青森市青少年問題協議会条例を廃止する条例の制定について」及び議案第75号「青森市青少年研修センター条例を廃止する条例の制定について」の2件についてでありますが、両案については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第79号「青森市表彰条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第88号「青森市立小学校条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第89号「青森市森林博物館条例の一部を改正する条例の制定について」の3件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第93号「青森市公民館条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第103号「青森市奨学金貸与条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第105号「青森市田代平少年の家の指定管理者の指定について」及び議案第123号「青森市青森駅前自転車等駐車場指定管理者の指定について」の3件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第124号「青森市古川市民センター指定管理者の指定について」及び議案第125号「青森市沖館市民センター指定管理者の指定について」の2件については、内容に関連のあることから一括議題として審査いたしましたが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第126号「青森市文化会館の指定管理者の指定について」、議案第127号「青森市民文化ホール指定管理者の指定について」、議案第128号「青森市合浦亭の指定管理者の指定について」、議案第129号「青森市民美術展示館指定管理者の指定について」、議案第130号「青森市民体育館指定管理者の指定について」、議案第131号「青森市民室内プール指定管理者の指定について」、議案第132号「青森市屋内グラウンド指定管理者の指定について」、議案第164号「青森市営野球場指定管理者の指定について」、議案第165号「青森市営庭球場の指定管理者の指定について」、議案第166号「青森市スポーツ会館指定管理者の指定について」、議案第167号「青森市スポーツ広場指定管理者の指定について」及び議案第169号「青森市文化会館地下駐車場指定管理者の指定について」の計12件については、内容に関連のあることから一括議題として審査いたしましたが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第133号「青森市森の広場の指定管理者の指定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第168号「青森市八甲通り路上駐車場指定管理者の指定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、可否同数となったことから、委員会条例第17条第1項の規定により、委員長は否決すべきものと採決いたしました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 17 ◯議長(間山勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決をいたします。  ただいまの各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長(間山勲君) 2番布施一夫議員、何号に御異議ありますか。 20 ◯2番(布施一夫君) 議案第74号、議案第75号、議案第93号の計3件に異議があります。 21 ◯議長(間山勲君) 45番大矢保議員、何号に御異議ありますか。 22 ◯45番(大矢保君) 委員長報告中、議案第168号に異議があります。 23 ◯議長(間山勲君) それでは、まず、ただいまの委員長報告中、議案第74号について御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第74号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 24 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第75号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第75号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 25 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第93号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第93号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 26 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第168号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。  議案第168号については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 27 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、議案第168号については可決と決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第39 議案第77号 青森市農業後継者奨学資金貸付条例を廃止する条例の制定について ~ 日程第75 議案第181号 字の区域の変更について 29 ◯議長(間山勲君) 日程第39議案第77号「青森市農業後継者奨学資金貸付条例を廃止する条例の制定について」から日程第75議案第181号「字の区域の変更について」まで、計37件を一括議題といたします。  産業交通常任委員長の報告を求めます。29番渋谷勲議員。   〔議員渋谷勲君登壇〕 30 ◯29番(渋谷勲君) ただいまから、産業交通常任委員会の審査の経過と結果について報告をいたします。  本委員会は3月13日に開催をし、本会議より付託されました議案37件について審査をいたしました。  初めに、議案第77号「青森市農業後継者奨学資金貸付条例を廃止する条例の制定について」は、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号「青森市商工業振興条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第95号「青森市職業能力開発資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について」の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号「青森市農業指導センター条例の一部を改正する条例の制定について」は、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第97号「青森市農村センター条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第102号「青森市営一般乗合自動車料金条例の一部を改正する条例の制定について」の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第134号「青森産業展示館の指定管理者の指定について」及び議案第135号「青森市はまなす会館の指定管理者の指定について」の2件については、内容に関連があることから一括議題として審査をいたしましたが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第136号「青森市西部工業団地多目的施設の指定管理者の指定について」は、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第137号「青森市ふれあい農園の指定管理者の指定について」、議案第138号「南北後潟館の指定管理者の指定について」及び議案第139号「野木ふるさと館の指定管理者の指定について」の計3件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第140号「牛館ふれあいセンターの指定管理者の指定について」、議案第141号「本郷農村センターの指定管理者の指定について」、議案第142号「女鹿沢農村センターの指定管理者の指定について」、議案第143号「銀農村センターの指定管理者の指定について」、議案第144号「増館農村センターの指定管理者の指定について」、議案第145号「五本松農村センターの指定管理者の指定について」、議案第146号「吉野田農村センターの指定管理者の指定について」、議案第147号「徳長農村センターの指定管理者の指定について」及び議案第148号「郷山前農村センターの指定管理者の指定について」の計9件については、内容に関連があることから一括議題として審査をいたしましたが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第149号「青森市八甲田憩いの牧場の指定管理者の指定について」、議案第150号「青森市営八甲田放牧地第一牧場の指定管理者の指定について」、議案第151号「青森市営八甲田放牧地第二牧場の指定管理者の指定について」、議案第152号「青森市営八甲田放牧地第三牧場の指定管理者の指定について」、議案第153号「青森市営八甲田放牧地育成牧場の指定管理者の指定について」及び議案第154号「青森市営柴森山放牧場の指定管理者の指定について」の計6件については、内容に関連があることから一括議題として審査をいたしましたが、議案第149号及び議案第154号の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決し、議案第150号から議案第153号までの計4件についても、いずれも起立採決の結果、可否同数となったことから、委員会条例第17条第1項の規定により、委員長は可決すべきものと採決をいたしました。  次に、議案第155号「浅虫温泉森林公園の指定管理者の指定について」、議案第156号「合子沢記念公園の指定管理者の指定について」、議案第157号「月見野森林公園の指定管理者の指定について」、議案第158号「郷山前農村公園の指定管理者の指定について」、議案第159号「杉沢農村公園の指定管理者の指定について」、議案第160号「本郷農村公園の指定管理者の指定について」、議案第161号「青森市浅虫海づり公園の指定管理者の指定について」、議案第162号「モヤヒルズの指定管理者の指定について」、議案第163号「ユーサ浅虫の指定管理者の指定について」及び議案第181号「字の区域の変更について」の計10件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 31 ◯議長(間山勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決をいたします。  ただいまの各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(間山勲君) 2番布施一夫議員、何号に御異議がありますか。 34 ◯2番(布施一夫君) 議案第77号、議案第96号、議案第136号、議案第150号から議案第154号まで、計8件に異議があります。 35 ◯議長(間山勲君) まず、ただいまの委員長報告中、議案第77号について御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第77号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 36 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第96号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第96号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 37 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第136号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第136号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 38 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第150号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第150号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 39 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第151号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第151号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 40 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第152号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第152号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 41 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第153号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第153号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 42 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第154号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第154号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 43 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第76 議案第72号 青森市屋外広告物条例の制定について ~ 日程第80 議案第171号 青森港旅客船ターミナルビルの指定管理者の指定について 45 ◯議長(間山勲君) 日程第76議案第72号「青森市屋外広告物条例の制定について」から日程第80議案第171号「青森港旅客船ターミナルビルの指定管理者の指定について」まで、計5件を一括議題といたします。  都市建設常任委員長の報告を求めます。37番、鳴海強議員。   〔議員鳴海強君登壇〕 46 ◯37番(鳴海強君) ただいまから、都市建設常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は3月13日に開催し、本会議より付託されました議案5件について審査をいたしました。  初めに、議案第72号「青森市屋外広告物条例の制定について」でありますが、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第92号「青森市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第101号「青森市の簡易水道事業等に地方公営企業法を適用する条例の一部を改正する条例の制定について」の2件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第170号「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の指定管理者の指定について」及び議案第171号「青森港旅客船ターミナルビルの指定管理者の指定について」の2件については、内容に関連があることから一括議題として審査をいたしましたが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 47 ◯議長(間山勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決をいたします。  ただいまの各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長(間山勲君) 2番布施一夫議員、何号に御異議ありますか。 50 ◯2番(布施一夫君) 議案第72号に異議があります。 51 ◯議長(間山勲君) ただいまの委員長報告中、議案第72号について御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第72号については委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 52 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第81 議案第71号 青森市障害程度区分判定等審査会の委員の定数等を定める条例の制定について            ~
    日程第114 議案第184号 青森市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 54 ◯議長(間山勲君) 日程第81議案第71号「青森市障害程度区分判定等審査会の委員の定数等を定める条例の制定について」から日程第114議案第184号「青森市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」まで、計34件を一括議題といたします。  民生環境常任委員長の報告を求めます。30番花田明仁議員。   〔議員花田明仁君登壇〕 55 ◯30番(花田明仁君) ただいまから、民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は3月13日に開催し、本会議より付託されました議案34件について審査いたしました。  初めに、議案第71号「青森市障害程度区分判定等審査会の委員の定数等を定める条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第73号「特別災害による被害者に対する介護保険料減免の特別措置に関する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第76号「青森市高齢者功労金条例を廃止する条例の制定について」、議案第90号「青森市児童福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第91号「青森市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」の計3件については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第98号「青森市立高等看護学院条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第99号「青森市公害防止条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第104号「市有財産の無償譲渡について」の2件については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第106号「青森市立後潟児童館の指定管理者の指定について」、議案第107号「青森市立戸山児童館の指定管理者の指定について」、議案第108号「青森市立野内児童館の指定管理者の指定について」、議案第109号「青森市立高田児童館の指定管理者の指定について」、議案第110号「青森市立安田児童館の指定管理者の指定について」、議案第111号「青森市立相野児童館の指定管理者の指定について」、議案第112号「青森市立平新田児童館の指定管理者の指定について」、議案第113号「青森市立三内児童館の指定管理者の指定について」及び議案第114号「青森市立奥内児童館の指定管理者の指定について」の計9件については、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第115号「青森市ふれあいの館の指定管理者の指定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第116号「青森市総合福祉センターの指定管理者の指定について」及び議案第117号「青森市福祉増進センターの指定管理者の指定について」の2件については、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第118号「青森市合浦デイサービスセンターの指定管理者の指定について」、議案第119号「青森市中央デイサービスセンターの指定管理者の指定について」及び議案第120号「青森市孫内保健福祉館の指定管理者の指定について」の計3件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第172号「下石川ふれあいセンターの指定管理者の指定について」、議案第173号「なごやかプラザ福田の指定管理者の指定について」、議案第174号「下町幸永会館の指定管理者の指定について」、議案第175号「浪岡茶屋町会館の指定管理者の指定について」及び議案第176号「増館健康センターの指定管理者の指定について」の計5件については、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第177号「東津軽郡平内町と青森市との間の障害者自立支援法第15条に規定する市町村審査会の事務の受託について」、議案第178号「東津軽郡今別町と青森市との間の障害者自立支援法第15条に規定する市町村審査会の事務の受託について」、議案第179号「東津軽郡外ヶ浜町と青森市との間の障害者自立支援法第15条に規定する市町村審査会の事務の受託について」及び議案第180号「東津軽郡蓬田村と青森市との間の障害者自立支援法第15条に規定する市町村審査会の事務の受託について」の計4件については、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、各案件については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第183号「青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第184号「青森市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」の2件については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 56 ◯議長(間山勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決をいたします。  ただいまの各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(間山勲君) 2番布施一夫議員、何号に御異議がありますか。 59 ◯2番(布施一夫君) 議案第71号、議案第76号、議案第90号、議案第91号、議案第99号、議案第104号、議案第177号から議案第180号、議案第183号、議案第184号の計12件に異議があります。 60 ◯議長(間山勲君) それでは、まず、ただいまの委員長報告中、議案第71号について御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第71号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 61 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第76号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第76号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 62 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第90号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第90号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 63 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第91号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第91号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 64 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第99号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第99号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 65 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第104号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第104号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 66 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第177号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第177号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 67 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第178号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第178号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 68 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第179号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第179号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 69 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第180号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第180号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 70 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第183号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第183号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 71 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第184号についても御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第184号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 72 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第115 議案第10号 平成18年度青森市一般会計予算 ~ 日程第176 議案第182号 平成17年度青森市一般会計補正予算(第8号) 74 ◯議長(間山勲君) 日程第115議案第10号「平成18年度青森市一般会計予算」から日程第176議案第182号「平成17年度青森市一般会計補正予算」まで、計62件を一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。32番奥谷進議員。   〔議員奥谷進君登壇〕 75 ◯32番(奥谷進君) ただいまから、予算特別委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、3月13日、本会議終了後に開催された予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に佐藤良隆委員が選ばれましたので、御報告をいたします。  次に、本委員会は3月15日、3月16日及び3月17日に開催し、本会議より付託されました議案第10号「平成18年度青森市一般会計補正予算」から議案第70号「平成17年度青森市特定基金特別会計補正予算」まで及び議案第182号「平成17年度青森市一般会計補正予算」の計62件を一括議題とし、一括審査いたしました。  また、採決の方法については、平成18年度各会計予算及び平成17年度各会計補正予算の2つに分けてそれぞれ一括して諮ったところ、まず、議案第10号「平成18年度青森市一般会計予算」から議案第57号「平成18年度青森市特定基金特別会計予算」までの計48件についてでありますが、議案第10号については起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第11号及び議案第21号、計2件について並びに議案第12号、議案第15号、議案第18号及び議案第23号から議案第25号までの計6件については、それぞれ一括による起立採決の結果、いずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第10号から議案第12号まで、議案第15号、議案第18号、議案第21号、議案第23号から議案第25号までを除く議案39件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第58号「平成17年度青森市一般会計補正予算」から議案第70号「平成17年度青森市特定基金特別会計補正予算」まで及び議案第182号「平成17年度青森市一般会計補正予算」の計14件についてでありますが、議案第59号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号から議案第70号までの計6件については、一括による起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第59号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号から議案第70号までを除く議案8件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。  ただいま委員長報告中の一括審査についての報告で、平成18年度一般会計予算と申し上げるべきところを、平成18年度一般会計補正予算と申し上げましたので、謹んでおわび申し上げます。訂正いたします。 76 ◯議長(間山勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。
     討論の通告がありますので、順次発言を許します。  36番大沢研議員。   〔議員大沢研君登壇〕(拍手) 78 ◯36番(大沢研君) 日本共産党の大沢研です。  ただいまの予算特別委員長の報告中、議案第10号から議案第12号まで、議案第15号、議案第18号、議案第21号、議案第23号から議案第25号まで、議案第59号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号から議案第70号までの計15件に反対の討論を行います。  今議会で何よりも驚いたのは、新情報システムの事業費が当初の21億5000万円から57億3000万円と2.7倍に膨れ上がったことです。しかも、一度請け負って失敗したソフトアカデミーあおもりに引き続き業務を委託するというのですから、あきれてしまいます。専門家からも同社の能力については疑問視する声が上がっています。佐々木市長が議会にも諮らず専決処分までして貸した3億7000万円は、恐らくソフトアカデミーが継続して請け負った事業費の中に上積みされているでしょう。そうなれば3億7000万円はどぶに捨てたも同然です。どこの世界に一度請け負って失敗した会社に上積みまでして業務を再度委託する人がいるでしょうか。佐々木市長の大失政と言わなければなりません。民間の会社なら社長辞任が当然です。何の反省もなく、コストを抑えようとチャレンジしていることは理解してほしいなどと記者会見で述べたそうですが、そんなことで許される問題ではありません。  さらに、合併前に青森市はソフトアカデミーと契約を交わしましたが、4月1日の稼働が間に合わず、04年度決算で事故繰越しで処理しました。しかし、3月31日で旧青森市も旧浪岡町も消滅してしまったのに、新青森市の予算にそのまま繰り越すことは法律に違反しています。これは債務を引き継ぐというものではなく、契約の有効、無効にかかわる問題であり、合併の不手際を露呈した重大な問題と言わなければなりません。  06年度予算では新幹線、合併特例債、中核市がメーンとなり、厳しい財政環境と言いながら大型公共事業が目立つものとなっています。その一方で市民の貧困と社会的格差が広がっているとき、市民の暮らしと福祉の予算が後退しています。合併の目玉として宣伝されてきた高齢者功労金の廃止は、たった1年だけ実施されただけで、浪岡地区の高齢者を失望させてしまいました。青森県保険医協会の調査で、介護保険の改悪により負担増で施設を退所したり、自己負担分を滞納している実態が明らかになりました。こうした高齢者に減免措置を実施しないばかりか、追い打ちをかけるように介護保険料を値上げして、さらに負担を押しつけようとしています。おまけに、旧青森市より安かった浪岡地区の介護保険料を高い方に統一してしまいました。重度心身障害者医療費助成制度の所得制限も大幅に切り下げられました。  青森市行財政改革プランが発表されました。小さな政府に対応して小さな役所を目指し、来年度から5年間で職員416人削減するというものです。私どもに寄せられたメールから、市役所のある職場では毎日帰宅するのが10時で残業手当は一定の枠内でしか支給されない、いわゆるサービス残業が行われていることが明らかになりました。市はこれを認めようとはしませんでしたが、サービス残業が行われているのは公然の秘密であります。労働基準法の模範であるべき市役所でサービス残業が行われていることは重大な問題です。そればかりか、今後416人も職員が削減されれば一層サービス残業がふえ、職員の健康と生活破壊につながります。ひいては市民サービスの低下につながることは間違いありません。  今議会は官から民への議案が盛りだくさんでした。指定管理者制度の実施では、これまでかかわってきた団体への指定はあえて反対しませんでした。しかし、市立保育所、学校給食など、本来自治体の重要な仕事とされてきたものまで民営化、民間委託し、しまいには市民課窓口業務まで民間委託しようとしているのですから重大です。残った仕事も民間並みの効率、民間ベースの採算基準で判断され、切り捨てられようとしています。まさに自治体の営利企業化と言わなければなりません。  小泉内閣の進める構造改革路線は、増税、社会保障の後退などにより、これまでの4年間と来年度から3年間で13兆円もの国民負担増を押しつけようとしています。もとより不況による倒産、リストラ、給与や年金の引き下げ、雇用不安定など所得減が連続している中で、一層国民の暮らしに追い打ちをかけています。こうしたときだからこそ地方自治体は、住民の福祉の増進を図るという本来の仕事をしっかり果たすべきではないでしょうか。  今冬の除排雪は、1万1000件を超える苦情の電話があったように、昨冬と同様にお粗末なものでした。全面委託方式が地域によって除排雪にばらつきがあることは、ここ何年来指摘され続けてきたことです。業者からも不満の声が上がっているこの方式は全面的に見直すべきではないでしょうか。幾らパトロールをふやしても、業者への適切な指導がなされなければ何もなりません。GPSを除雪車に設置しても解決するでしょうか。幹線を減らしたり、直営を廃止したり、市自体が手抜きしていることは許されません。直営を復活してどこへでも緊急に出動するなど、機動力を発揮できる体制をつくることが必要ではないでしょうか。高齢化に対応した高齢者世帯の間口除雪、屋根の雪おろしなど福祉対策も必要であります。除排雪体制の抜本的な見直しを求めるものであります。  合併してから1年が経過しました。初めての冬を迎えて浪岡地区の住民から、合併したらこんなにも除排雪が悪くなるのかと強い不満の声が出されています。高齢者や障害者の福祉乗車証は市営バスの路線沿線の住民以外は使えません。まさに宝の持ち腐れです。行政は公平でなければならないのに、どうして差別するのかと浪岡地区の高齢者から怒りの声が出されるのも当然です。合併前には弘南バスにも使えると説明したのは、合併を誘導するための手段だったのでしょうか。高齢者功労金も合併推進派のビラで大々的に宣伝されました。たった1年で廃止され、浪岡地区の住民はだまされてばかりであります。合併してしまえば、あとはどうにでもできると言わんばかりのやり方です。1市2制度だった介護保険料も高い方に合わせられようとしています。今後、負担は高い方に、サービスは低い方に合わせようとする前触れでしょうか。浪岡地区では、これまで合併に賛成してきた住民も、この合併に疑問を持ち始めています。  依然として雨漏りや赤さびの学校が放置されています。毎年小・中学校から出されている営繕要望のうち、営繕が終了したのは40%以下、何年も同じ要望を出さざるを得ない学校が多数あります。橋本小学校では教室などの雨漏りは23カ所、体育館の雨漏りも多数あり、何年も前から放置されたままです。間もなく入学式の時期ですが、新入生たちに、入学式の日、雨が降ったら傘を持ってきてくださいと、傘を差して入学式をやるつもりでしょうか。雨漏りのためトイレを使用中止にしたり、深刻なのは火災報知機が濡れ、漏電や誤報のおそれがある学校や、防火シャッターが使用不能になっているものまであります。新情報システムに惜しみもなく金をつぎ込むのに、子どもたちには雨漏りを我慢させるというのは、許されるものではありません。  市営住宅に関する計画は、いつも実行されないまま次の計画をつくる、まさに絵にかいたもちの典型です。何度もちをかいたら実行されるのでしょうか。その典型が幸畑第二団地の建てかえです。当初は平成12年から平成15年で建てかえが終了することになっていましたが、いまだにどう建てかえするのかさえ決まっていません。野木和団地を初め、多くの団地で入居者は湿気とカビに悩まされ続けています。青森市営住宅ストック総合活用計画では内断熱工法に問題があるとし、結露防止に有効であると思われる外断熱工法について検討すると書かれているのに、暖房の使い方、換気など入居者に責任を押しつける答弁が繰り返されました。計画に書かれてある内容にも責任を持たないのですから、あきれてしまいます。  官から民への一環で民間住宅の借り上げ方式が実施されました。土地を購入する経費が節約できると繰り返し説明してきました。ところが、浪岡駅前整備事業では、億単位で土地を購入してまで市営住宅を建てる計画が進行しているのはどうしてでしょうか。  もとより借り上げ住宅がよいと言うつもりはありません。はままち団地は玄関のドアの下からすき間風が吹き込んで寒いと入居者からの訴えがあったと質問したら、都市整備部長は気密性能に問題はないと答えました。質問の後、公営住宅課の職員が現場を見に行って、確かにすき間があいていましたと報告がありました。この住宅は有料駐車場の中に玄関があるため、救急車を呼んでも石油の配達を頼んでも100円払わなければなりません。民間の借り上げ住宅だからといって、安かろう悪かろうではたまったものではありません。直ちに改善を求めるものです。  最後に、青森公立大学の不正経理事件について元総務課長に対し損害賠償請求をするということですが、賠償能力があるのでしょうか。賠償能力がなければ、幾ら訴訟で判決が下っても実益はありません。本気で損害賠償を請求しようというのなら、県住宅公社の訴訟のように直接管理責任のあった元学長や元副学長、元事務局長などもあわせて追及すべきではないでしょうか。  以上申し上げて反対討論といたします。(拍手) 79 ◯議長(間山勲君) 次に、30番花田明仁議員。   〔議員花田明仁君登壇〕 80 ◯30番(花田明仁君) 新自民の花田明仁でございます。  今回提案されました議案第10号「平成18年度青森市一般会計予算」を初めとする平成18年度各会計、企業予算及び議案第58号「平成17年度青森市一般会計補正予算」を初めとする平成17年度各会計企業補正予算について、賛成の立場からその所見を述べさせていただきます。  国においては、2010年代初頭における基礎的財政収支の黒字化及びデフレの克服、民需主導の持続的経済成長を念頭に置きながら、平成18年度予算編成に当たっても、これまでの改革断行予算という基本路線を継続し、小さくて効率的な政府の実現に向け従来の歳出改革路線を堅持、強化し、三位一体改革を初め各種構造改革について順次予算に反映するという考え方のもと、制度、政策の抜本的見直しを含め歳出全般にわたる徹底的な見直しを行い、歳出改革を一層推進する厳しい内容となっております。  地方財政については、国の歳出予算と歩みを一にして見直すこととし、定員の純減や給与構造改革等による給与関係経費の抑制や地方単独事業費の抑制を図り、地方財政計画の規模の抑制と財源不足額の圧縮を図ることとし、また、三位一体の改革を着実に推進するため、安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源の総額を確保することを基本として、地方財政対策を講じることとした結果、平成18年度の地方財政計画の規模は対前年度比較において0.7%の減となり、5年連続の減少と非常に厳しい内容となっております。とりわけ平成16年度から実施されております三位一体の改革においては、特に地方交付税総額が大幅に抑制され、この3年間の本市における改革の影響額は46億円を超える大幅な減少となり、本市財政運営に極めて深刻な影響を及ぼしているものであり、我々議会サイドにおいても非常に危機感を抱いているものであります。  このように地方財政を取り巻く環境がますます厳しくなっている中で、今般策定されました新総合計画「ネクスト Aomori 推進プラン」前期基本計画に基づく新たなまちづくりのスタートに当たり、中核市への移行や東北新幹線新青森駅開業などを新たなチャンスとしてとらえるなど、施策の選択と重点化を行うとともに、これまで以上に徹底した行財政運営における改革を進めていく必要があります。  一方、本市の取り組みは、これまでの行政中心の公共サービスの拡大、提供から脱却し、小さな市役所を目指した経営体制の確立、持続可能な行財政運営構造の確立、市民視点に立った事務事業、市税負担の見直しという3つの柱から成る、今後5カ年間の行財政改革プラン・プログラムを策定し、その実現に向け全力で取り組むこととともに、このプラン、プログラムとの強力な連携のもと、中長期的な視点に立った財政計画をも策定し、新総合計画「ネクスト Aomori 推進プラン」前期基本計画の着実な推進並びにその基盤となる健全な財政運営を確保していくこととしております。このように継続的な改善を行いながら当初予算編成を行ったことは、自己決定、自己責任の地方分権時代を生き抜くため、現行の事務事業を徹底的に見直し、現状の人的、財政的供給力で対応できる行財政環境づくりに努めているものであり、評価できる内容となっております。  それでは、個別の施策について所見を申し上げさせていただきます。  初めに、都市・交通基盤分野「魅力ある都市空間に 人々が行き交うまち」の施策についてであります。  青森市民の悲願であります東北新幹線新青森駅開業につきましては、国において東北新幹線八戸・新青森間の整備事業費が新年度予算内示において前年度当初予算と同額の499億円と示され、新青森駅舎を含む軌道、電気など開業設備の工事実施計画が追加認可となるなど事業が着実に進展しており、市としても一日でも早い開業に向けて、県との連携を図りながら継続的に関係機関に働きかけを行うとともに、新青森駅周辺、現青森駅周辺、浪岡駅周辺を計画的に整備することとしており、新幹線効果を最大限享受できるまちづくりを推進するための受け皿づくりが着実に進むものと考えております。  また、これと同時に、佐々木市長が提唱するコンパクトシティ形成の象徴的な事業であります青森駅前第一地区市街地再開発ビルが本年1月26日にオープンしたことは大変喜ばしいことであり、中心市街地のさらなる活性化が期待されるものであります。  「雪に強い快適な居住環境」につきましては、本市は全国の県庁所在地の中で唯一、市内全域が特別豪雪地帯に指定されている国内外でも有数の多雪都市であり、これまでも利雪、親雪を含めた総合的な雪対策に市民と行政が一体となって取り組んでおりますが、特に累計降雪量1043センチ、最大積雪深178センチを記録した昨冬の豪雪が、交通渋滞を初め市民生活に深刻な影響を与えたことを教訓とし、引き続き恒久的な雪処理施設の整備を計画的に着実に進めることとしているとともに、除排雪や歩道除雪の強化の取り組みとして、GPS車載機とインターネットを活用した除排雪車両の運行状況をリアルタイムで把握するためのシステムを継続して整備するほか、本年9月をめどに雪処理基本計画の抜本的な見直しを図るなど、これまで以上に効率的な除排雪体制が確立され、冬期間も安全で快適な都市空間が確保されることと期待しております。  次に、自然・生活環境分野「四季折々に水と緑と共生する 安全で住みよいまち」の施策についてであります。  これまで重点的に整備してまいりました公共下水道事業及び農業集落排水事業の推進、合併処理浄化槽の設置支援などの環境施策に継続的に取り組むこととしており、閉鎖性水域であります陸奥湾のさらなる水質保全が図られるものと期待しております。  「持続可能な資源循環型社会」につきましては、ごみの減量化、資源化の推進を初め一般廃棄物、産業廃棄物の適正な処理に努め、特に産業廃棄物につきましては、中核市移行に伴う新たな業務となりますことから、市民の皆様との協力により適正な処理及び不法投棄の防止に努めていただきたいと思います。  また、「市民の生命や財産を守る危機管理」につきましては、災害対応に必要な設備、資機材や非常用食糧、毛布などの備蓄物資を整備し、救援救護体制の構築を図るほか、昨年度に引き続き浪館分署の庁舎整備を行うことにより、消防力の充実を図ることとしております。  次に、産業・雇用分野「恵み育む大地に 活力ある産業が躍動するまち」の施策についてであります。  「魅力的で競争力のある農林水産業」についてですが、市民の皆様の安全、安心、そして健康といった消費者ニーズに合致した付加価値の高い農業生産と、環境に配慮した農業への取り組みの支援体制の充実に努めるとともに、八甲田牛やカシスなど青森産品の流通、販路の拡大を図るため、新たに地産地消の推進事業を創設し、本市における地産地消、食育の推進を総合的に支援するほか、「おぼこい林檎」とネーミングした青森リンゴのブランド化に向けて、リンゴ生産者の育成、生産性と品質の向上、需要の拡大などに総合的に取り組むなど、合併による地域の特性を生かした事業が展開されており、その効果が期待されるものであります。  次に、「まちの元気をつくり出す商工業」についてですが、新たな企業、産業の育成及び経営体質の強化を図るため、引き続き起業者の資金需要に対応した支援を行うほか、新幹線新青森駅開業を見据え、現青森駅を中心とする中心市街地及び浪岡駅を中心とする中心商店街区において店舗の新築や増改築、または新たな魅力づくりを行うための事業や、経営基盤強化に取り組む中小企業者の事業活動を支援し、地域産業の振興を図るため、新たに中心市街地にぎわいプラス資金保証融資制度を創設することとしており、また、企画から販売に至るまでの各段階に応じての必要な支援を行い、新製品の開発や付加価値の向上などを促進するとともに、ものづくり企業に対して支援をすることとしており、新幹線開業の受け皿づくりとして産業の活性化の推進が期待されるものであります。  また、特色ある観光資源の充実を図るため、リンゴや豊かな自然など地域の特色を生かした新たな観光資源の確立と、ねぶた祭などの既存の観光資源の充実を図り、さらには2010年東北新幹線新青森駅開業を見据え、新幹線効果を最大限享受するために、ソフト面での受け入れ体制の整備に向け、関係団体との連携を強化するとともに首都圏を初めとした誘客の促進を図るなど、本市産業の活性化が期待されるものであります。  次に、「いきいきと働ける雇用・労働環境」についてですが、依然として新規高等学校卒業者の就職状況が厳しく、また就職後の離職率の高さが問題となっていることを踏まえ、就職後の職業意識の向上を図るための人材育成を支援するとともに、高等学校の進路指導者、事業主、団体、青森公共職業安定所などとの連携を一層強化することとしており、雇用の促進と定着化が図られるものと期待しております。  次に、地域・社会福祉分野「心ふれあい 笑顔と元気がみなぎるまち」の施策についてであります。  国民健康保険被保険者の満30歳から65歳未満の生活習慣病予備軍の方を対象とした個別健康支援プログラムを新たに作成し、運動、食生活の改善を行っていく事業を拡充することとされております。  また、利用しやすい医療体制として、急病センターについては休日に新たに薬剤師を配置するとともに、ゴールデンウイーク及び年末年始にはこれまでの内科、外科に加え小児科の3医師体制とすることとされ、また、救急体制の充実として浪岡消防署に高規格救急車を配備することで救護体制の充実が図られるものと考えております。  「すこやかな成長を支える子育て・子ども支援」につきましては、子どもの居場所づくりの推進、ゆとりある子育て支援の充実、安心して産み育てられる環境の充実を図るとともに、これまで同様、より利用しやすい保育環境づくりの推進を図るため、特別保育事業の実施箇所の拡充がなされております。  また、保育料につきましては、第3子保育料軽減対策として、県においては平成17年度から負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられ、さらに、平成18年度から3歳以上児につきましては負担割合が3分の1から6分の1に引き下げられたものの、市では負担割合を2分の1のまま維持し、引き続き本市独自の7項目の軽減対策を講ずることによる、子どもを産み育てる環境づくりの充実が図られております。  児童手当につきましては、国において平成18年度から支給の対象を、これまでの小学校第3学年修了前の児童から小学校修了前の児童へと拡大し、所得制限、限度額の緩和を図ることとされ、市も制度改正に対応し、子育ての経済的負担の軽減を図っております。  また、障害児タイムケア事業を本格的に実施することとし、障害のある中高生等の放課後及び夏休み等の活動の場を確保するとともに、家族の就労支援や負担軽減を図るなどとしており、特に子ども関連事業施策に重点を置かれた内容になっており、本市の子ども施策には非常に期待しているものであります。  次に、教育・文化分野「未来をひらく 豊かな人をはぐくむまち」についてであります。  本年度は継続して実施しております新城小学校校舎の改築工事に着手するとともに、新城中学校校舎等改築に向けた実施設計を実施するほか、本市の防災活動拠点施設であります原別小学校の耐震補強及び改修工事、大野小学校の耐震補強設計に加え、浪岡南小学校と浪岡北小学校のグラウンド及び照明器具の整備工事を行うこととしており、教育環境の充実が図られるものと考えております。  幼稚園就園事業におけるすくすく子育て支援費補助金については、保育料の第3子保育料軽減対策と同様、市の負担割合は2分の1のまま維持することとされております。  文化会館改修事業につきましては、設備機器類の機能向上を図るため合併特例債を活用し、大ホール、楽屋、リハーサル室、2階ホワイエ部分のトイレ等の改修を行うこととしており、これまで以上に多岐にわたる文化芸術の鑑賞、発表の場となるものと期待しております。  「だれもが親しめるスポーツ・レクリエーション」については、トリノオリンピックでのチーム青森の活躍がまだ記憶に新しいカーリング競技について、アジアでは初の開催となります世界女子カーリング選手権大会を平成19年3月17日から25日までの9日間の日程で開催するほか、浪岡地区におけるスポーツ活動の拠点施設であります浪岡体育館について、合併特例債を活用し、既存建物の解体及び建物の建設に着手することとしており、それぞれスポーツ、レクリエーション活動のさらなる充実が図られるものと期待しております。  このように、平成18年度の予算については施策の選択と重点化を基本に、真に市民の皆様の生命、財産にかかわるサービスや最低限度の生活確保にかかわるサービス等を最優先に予算配分し、さらには中長期的な視点から将来的な経済の活性化、雇用機会の増大に結びつく新幹線関連施設や少子化社会を踏まえた子ども関連施策への配慮、合併後のまちづくりに資する合併特例債活用事業等への予算配分に意を用いているほか、行財政改革プログラムに基づき財源の確保及びその配分の重点化、効率化に努めたものとなっており、大いに評価するとともに、今後においても本市自治体運営の生命線とも言える「自治体経営システム」のさらなるステップアップに向けた取り組みを期待しております。  さて、地方においては市町村合併を契機に地方分権への流れが急速に進む中にあって、地域みずからの持てる力を見詰め直し、その再編強化を図ることが求められるとともに、ますます高質化、多様化していく市民ニーズへは新たな観点からの対応が求められるなど、行政は従来の枠組みを超えた取り組みが必要となっており、不断の自己改革への努力が求められています。とりわけ基礎的自治体として住民に最も近い我々市町村にあっては、みずからが得られる資源を最大限活用し、地域に根差した特色あるまちづくりのために、これまで以上に継続的に変革していく必要があるものと考えます。  本年度においては中核市への移行も含め、新青森市の目指すべき姿を基本構想として定め、それを達成するための前期基本計画「ネクスト Aomori 推進プラン」を策定したところでありますが、本計画に基づき、今後本格化が予想される地域間、都市間競争の時代に打ち勝ち、魅力ある都市として持続的な発展が図られることを切に願うものであります。  なお、本定例会において複数の議員が取り上げた新情報システムにつきましては、これまでのホストマシン方式からオープンソース方式に移行するというチャレンジであり、このこと自体、厳しい財政状況をも含め、まさに時代を先取りする対応であると認識しております。しかしながら、たび重なるシステム稼働の延期と、事業費が大幅な増加になったことなどについては大変残念なことであり、私自身も心配している1人であります。願わくは、このことを払拭するためにも予定のスケジュールをこなし、可能な限り経費圧縮に努め、引き続き市民及び議会への説明責任をしっかり果たしながら、市民がその利益を得ることができるよう取り組んでいただきたいと思います。  最後になりますが、国、地方を問わず、ますます厳しさを増している現在の財政環境ではありますが、持続発展可能なまちづくりを進めるためには、これまで以上に健全財政の維持、確保のため行財政改革を積極的かつ計画的に推進していかなければなりません。今後、市長及び理事者の皆様のなお一層の御尽力をお願い申し上げて、私の賛成討論といたします。議員各位の御理解と御賛同を賜りますよう、お願い申し上げる次第であります。御清聴まことにありがとうございました。(拍手) 81 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  まず、議案第10号について反対討論がありますので、起立により採決をいたします。  議案第10号について、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 82 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第11号及び議案第21号の計2件についても反対討論がありますので、起立により一括採決いたします。  議案第11号及び議案第21号の計2件について、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 83 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第12号、議案第15号、議案第18号、議案第23号から議案第25号まで、議案第59号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号から議案第70号までの計12件についても反対討論がありますので、起立により一括採決をいたします。  議案第12号、議案第15号、議案第18号、議案第23号から議案第25号まで、議案第59号、議案第61号、議案第66号及び議案第68号から議案第70号までの計12件について、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 84 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については、委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第177 議案第185号 青森市病院料金及び手数料条例等の一部を改正する条例の制定について 86 ◯議長(間山勲君) 日程第177議案第185号「青森市病院料金及び手数料条例等の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。佐々木市長。   〔市長佐々木誠造君登壇〕 87 ◯市長(佐々木誠造君) 本日、追加提案いたしました議案について、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。  議案第185号青森市病院料金及び手数料条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、診療報酬が改定されたことに伴い、これに関係する条例の整備を図るものであります。  厚生労働大臣が定めることとされている診療報酬について、その体系の簡素化等を基本的考えに、診療報酬本体で1.36%の減、薬価等で1.8%の減、合計で3.16%の減等を内容とする改定が去る3月6日に告示され、本年4月1日から適用するとされたことに伴い、この告示を引用している条例の規定の整備をしようとするものであります。  よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。 88 ◯議長(間山勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。 90 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議案第185号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第185号については、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。  これより採決をいたします。  議案第185号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(間山勲君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議案第185号については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立
    93 ◯議長(間山勲君) 起立多数であります。よって、議案第185号については可決と決しました。           ────────────────────────── 日程第178 新幹線対策について ~ 日程第182 議会広報について 94 ◯議長(間山勲君) 日程第178「新幹線対策について」から日程第182「議会広報について」まで、計5件を一括議題といたします。  各案件については、各特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 95 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。           ────────────────────────── 日程第183 議案第186号 教育委員会委員の任命について 97 ◯議長(間山勲君) 日程第183議案第186号「教育委員会委員の任命について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。佐々木市長。   〔市長佐々木誠造君登壇〕 98 ◯市長(佐々木誠造君) 議案第186号について御説明申し上げます。  平成17年第2回臨時会において御同意をいただき、任命いたしました教育委員会委員工藤ケイ子氏は、来る5月19日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、西村惠美子氏が適任と認められますので、任命いたしたいと存じます。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、同氏の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。 99 ◯議長(間山勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。 101 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議案第186号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第186号については、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。 103 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議案第186号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程第184 議案第187号 財産区管理委員の選任について 105 ◯議長(間山勲君) 日程第184議案第187号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。佐々木市長。   〔市長佐々木誠造君登壇〕 106 ◯市長(佐々木誠造君) 議案第187号について御説明申し上げます。  平成14年第1回青森市議会定例会において御同意をいただき、選任いたしました大平財産区管理委員坂本雄治氏は、来る3月27日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任いたしたいと存じます。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、同氏の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。 107 ◯議長(間山勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。 109 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議案第187号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第187号については、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。 111 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議案第187号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程第185 議案第188号 人権擁護委員候補者の推薦について 113 ◯議長(間山勲君) 日程第185議案第188号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。佐々木市長。   〔市長佐々木誠造君登壇〕 114 ◯市長(佐々木誠造君) 議案第188号について御説明申し上げます。  平成14年第4回青森市議会定例会において御同意をいただき、推薦いたしました人権擁護委員落合武治氏、有馬勝衛氏、また、平成15年第1回浪岡町議会定例会において御同意をいただき、推薦いたしました中村鐵也氏、田中洋子氏は、来る6月30日をもってそれぞれ任期が満了となります。そこで、この4名の後任について慎重に検討した結果、落合武治氏、中村鐵也氏、田中洋子氏の3名の方々については再任とし、有馬勝衛氏の後任には中村有子氏が適任と認められますので、推薦いたしたいと存じます。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。  なお、これらの方々の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。 115 ◯議長(間山勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。 117 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議案第188号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第188号については、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。 119 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議案第188号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程第186 農業委員会委員の推薦 121 ◯議長(間山勲君) 日程第186「農業委員会委員の推薦」についてを議題といたします。  本件については選挙による農業委員が平成18年3月31日付で任期満了となり、議会推薦による農業委員についても同日付で任期満了となるため、あらかじめ推薦を必要とするものであります。 122 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  推薦の方法につきましては、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、推薦の方法は指名推選によることに決しました。 124 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  指名の方法については、議長において指名することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。  まず、5番奥瀬金蔵議員を指名いたしたいと思います。よって、地方自治法第117条の規定により、5番奥瀬金蔵議員の退席を求めます。   〔議員奥瀬金蔵君退場〕 126 ◯議長(間山勲君) 農業委員に5番奥瀬金蔵議員を指名いたします。 127 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議長において指名いたしました5番奥瀬金蔵議員を農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、農業委員に推薦することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名いたしました5番奥瀬金蔵議員を農業委員に推薦することに決しました。  奥瀬金蔵議員の入場を求めます。   〔議員奥瀬金蔵君入場〕 129 ◯議長(間山勲君) 次に、12番藤原浩平議員を指名いたしたいと思います。よって、地方自治法第117条の規定により、12番藤原浩平議員の退席を求めます。   〔議員藤原浩平君退場〕 130 ◯議長(間山勲君) 農業委員に12番藤原浩平議員を指名いたします。
    131 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議長において指名いたしました12番藤原浩平議員を農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、農業委員に推薦することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名いたしました12番藤原浩平議員を農業委員に推薦することに決しました。  12番藤原浩平議員の入場を求めます。   〔議員藤原浩平君入場〕 133 ◯議長(間山勲君) 次に、31番中川勅使男議員を指名いたしたいと思います。よって、地方自治法第117条の規定により、31番中川勅使男議員の退席を求めます。   〔議員中川勅使男君退場〕 134 ◯議長(間山勲君) 農業委員に31番中川勅使男議員を指名いたします。 135 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議長において指名いたしました31番中川勅使男議員を農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、農業委員に推薦することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名いたしました31番中川勅使男議員を農業委員に推薦することに決しました。  31番中川勅使男議員の入場を求めます。   〔議員中川勅使男君入場〕 137 ◯議長(間山勲君) 次に、38番小笠原正勝議員を指名いたしたいと思います。よって、地方自治法第117条の規定により、38番小笠原正勝議員の退席を求めます。   〔議員小笠原正勝君退場〕 138 ◯議長(間山勲君) 農業委員に38番小笠原正勝議員を指名いたします。 139 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議長において指名いたしました38番小笠原正勝議員を農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、農業委員に推薦することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名いたしました38番小笠原正勝議員を農業委員に推薦することに決しました。  38番小笠原正勝議員の入場を求めます。   〔議員小笠原正勝君入場〕           ────────────────────────── 日程第187 議員提出議案第2号 青森市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 141 ◯議長(間山勲君) 日程第187議員提出議案第2号「青森市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 142 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決をいたします。  議員提出議案第2号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号については可決と決しました。           ────────────────────────── 146 ◯議長(間山勲君) この際、暫時休憩をいたします。   午後0時16分休憩           ──────────────────────────   午後1時45分開議 147 ◯議長(間山勲君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。           ────────────────────────── 日程第188 常任委員会の所管事務継続審査について 148 ◯議長(間山勲君) 日程第188「常任委員会の所管事務継続審査について」を議題といたします。  本件については、委員会条例の一部改正に伴い、改めて総務企画、産業交通及び都市建設の各常任委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり審査終了まで閉会中の継続審査の申し出がありました。 149 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  本件については総務企画、産業交通及び都市建設の各常任委員長から申し出のとおり、審査終了まで閉会中の継続審査に付すことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、本件については総務企画、産業交通及び都市建設の各常任委員長から申し出のとおり、審査終了まで閉会中の継続審査に付すことに決しました。           ────────────────────────── 日程第189 議員提出議案第3号 道路財源の確保に関する意見書 151 ◯議長(間山勲君) 日程第189議員提出議案第3号「道路財源の確保に関する意見書」を議題といたします。 152 ◯議長(間山勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 154 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決をいたします。  議員提出議案第3号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 155 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号については可決と決しました。           ────────────────────────── 日程第190 議員提出議案第4号 在日米軍再編に関する意見書 156 ◯議長(間山勲君) 日程第190議員提出議案第4号「在日米軍再編に関する意見書」を議題といたします。 157 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第4号については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 158 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  12番藤原浩平議員。   〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手) 160 ◯12番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。  議員提出議案第4号「在日米軍再編に関する意見書」に賛成の立場から討論を行います。  昨年10月末の在日米軍再編に関する日米合意で、日米両国政府は、地球的規模で先制的軍事介入能力を強める米軍再編の一環として、日米同盟をさらに侵略的に強化しようとしています。日米が共通の戦略目標を持ち、司令部から基地使用、情報通信、演習に至るまで米軍と自衛隊を一体化させ、先制軍事介入に際して共同で作戦できるようにするのが日米両政府のねらいです。そのために東京横田基地における米軍と自衛隊の司令部機構の統合、共同統合運用調整所の設置、キャンプ座間への米陸軍新司令部の移転と陸上自衛隊中央即応集団司令部の設置、岩国基地への米空母艦載機の移転、沖縄海兵隊の新基地建設などが進められようとしています。  今、日米合意に盛り込まれた基地機能の強化案について、多くの自治体から反対の声が巻き起こり、米軍再編問題は大きな政治問題になっています。米軍厚木基地の艦載機部隊を米海兵隊岩国基地に移転することの賛否を問う岩国市の住民投票が3月12日に行われ、受け入れに反対が圧倒的多数になりました。米陸軍第一軍団司令部の移転が計画された神奈川県座間市や相模原市では、陸軍司令部の移転反対で市ぐるみの運動が繰り広げられています。  相模原市では11月13日、市民集会が開かれ、1700人の市民が参加し、反対運動を強化していくことを宣言しました。小川市長は戦車にひかれてでも移転に反対すると表明しました。座間市では11月18日、1500名を結集する市民集会が開かれ、星野市長はミサイルを打ち込まれてでも断固阻止すると決意を語りました。沖縄では日米両政府が合意した普天間代替新基地建設のキャンプ・シュワブ沿岸案に対し、これまで新基地を容認してきた稲嶺知事は現行案でなければ県外移転との見解を堅持し、沿岸案反対を繰り返し表明しています。この知事見解は沖縄各地の市町村長に影響を与え、島ぐるみの戦いになっています。  こうした自治体の怒りは相模原、座間、沖縄ばかりではありません。防衛庁が日米合意の再編案を説明した55の自治体のほとんどが受け入れを容認できないとの態度を表明しています。防衛施設庁は国会で、賛成を表明した知事は石原都知事だけだと答弁せざるを得ない状況に陥っています。  こうした背景には戦後60年にわたる基地の重圧に苦しんできた自治体と住民が、これ以上の基地増強反対、基地の永久化反対で一致していることがあります。同時に基地機能強化を自治体の意向を全く無視する強権的手法で押しつけようとしている日米合意に、その本質があることは明らかです。日米合意は、ミサイル防衛で新たな米軍のXバンドレーダーシステムの日本における最適な展開地が検討されるとしています。これを受けて日米両政府は航空自衛隊車力基地、つがる市を有力候補地に決め、米軍のミサイル防衛のための最前線基地にしようとしています。Xバンドレーダーは日本に向かうミサイルを迎撃する能力及び日本の国民保護や被害対処のための能力を支援するとし、日本防衛のためと日米両政府は説明しています。しかし、米ミサイル防衛庁のブックレットは、多目的の前方展開移動型Xバンドレーダーは、大陸間弾道ミサイルと中距離ミサイルの脅威から米国を防衛するという国家目標にかなうように開発され配備されると明記し、米国を防衛するための配備であることを強調しています。日本を守るというのは国民の目を欺くものではないでしょうか。  もともとブッシュ政権が進めるミサイル防衛計画は、敵の弾道ミサイル攻撃に対して防衛の盾をつくり、反撃の心配なく核兵器の使用を含む先制攻撃ができるようにするのが目的です。しかも、Xバンドレーダーは弾道ミサイルを探知するため他国の領域にも電波を放射するため、配備自体がアジア近隣諸国に脅威を与えるもので、地域の緊張を一層高めることにつながります。いずれにしろ、Xバンドレーダーの配備も自治体の頭越しに配備を前提に進められており、三沢基地に加え車力にXバンドレーダーが配備されるとなると、青森県は一層の危険を背負うことになります。このような事態は断じて認めることができません。  以上、在日米軍再編に関する意見書に対しての賛成討論といたします。(拍手) 161 ◯議長(間山勲君) 次に、25番三上武志議員。   〔議員三上武志君登壇〕(拍手) 162 ◯25番(三上武志君) 社会民主党・市民連合の三上でございます。
     本意見書に賛成の立場で討論に参加したいと思います。  現在、つがる市車力地区への米軍Xバンドレーダー配置について地元住民から反対の声が上がっています。この問題は、在日米軍再編協議が日米両政府によって行われ、昨年10月29日に中間合意がまとまり、本年3月末までに最終報告をまとめるという予定となっております。この在日米軍再編協議の目的は、アジアと日本の安全のためにという建前となっています。そして、3月3日に政府は正式に航空自衛隊車力分屯基地へのレーダー配備について地元つがる市と青森県に要請をしてまいりました。  この在日米軍再編については、04年6月の米国議会での国防次官の議会証言に、そのねらいが明確にあらわれています。その発言とは、米国の国防体制の包括的な見直しの時期であり、将来のために米軍を大転換するというものであり、このことから米国本国の国防を最優先し、同盟国の役割強化に主眼を置いていることがよくわかります。そのため、米国海軍の60%を大西洋から太平洋にシフトし直し、米陸軍第一軍団司令部を米国から座間基地に移転させ、横田基地の日米共同使用による極東アジア最大の戦闘基地へと基地機能を高めるなど、日本を米国本土防衛のための最大の盾としていることなど、在日米軍再編の意図があらわれています。  Xバンドレーダーには陸上型、海上型、移動型があり、車力地区への配備はトレーラー3台による移動型であります。このレーダー本体の表面積は約14平方メートルであり、電子機器、冷却装置の3体から成っており、総重量は89トンと言われています。そして、その探知能力は2000キロとも言われ、高周波のX帯を使用し、その識別能力は非常に高いと言われております。しかし、問題はレーダーが機能した際に出される異常なほどの電磁波にあり、人体や環境への影響が懸念されることであります。さらに、車力分屯基地には1979年にナイキミサイルが配備され、現在パトリオットミサイルが配備されていますが、2011年度以降、最新のミサイルを配備する方向にあることや、2008年度には、むつ市に国産の新型レーダー配備が計画されている。このことは、これまでの歴代知事が現状を超える基地機能の強化は容認しないと明言していることからも、明らかに県民への背信行為と言わざるを得ません。  そして、在日米軍の再編により、日本の自衛隊が日米共同作戦という名目で戦争に巻き込まれかねないことからも、集団的自衛権行使に当たり、明らかに憲法違反と言わざるを得ません。山口県岩国市では今月12日、アメリカ海軍厚木基地の空母艦載機受け入れの是非を問う住民投票を行い、約90%にも及ぶ反対の意思が表明されました。この住民の意思は国民の共通した思いでもあります。  したがって、在日米軍再編は国民の求める米軍基地の整理縮小に相反しており、自治体や地元住民を無視する合意は許されるものではありません。住民の生命、財産と基本的人権を守る立場からも「在日米軍再編に関する意見書」にぜひとも議員各位の皆様の御賛同をお願いして、私の賛成討論を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手) 163 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  議員提出議案第4号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 164 ◯議長(間山勲君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議員提出議案第4号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 165 ◯議長(間山勲君) 起立少数であります。よって、議員提出議案第4号は否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第191 議員提出議案第5号 六ヶ所再処理工場のアクティブ試験の中止を求める意見書 166 ◯議長(間山勲君) 日程第191議員提出議案第5号「六ヶ所再処理工場のアクティブ試験の中止を求める意見書」を議題といたします。 167 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第5号については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 168 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  26番斎藤憲雄議員。   〔議員斎藤憲雄君登壇〕(拍手) 170 ◯26番(斎藤憲雄君) 社会民主党・市民連合の斎藤憲雄です。  議員提出議案第5号「六ヶ所再処理工場のアクティブ試験の中止を求める意見書」に賛成の立場から討論をさせていただきます。  六ヶ所再処理工場は、一昨年12月から本年1月23日までウラン試験を実施、そして終了をいたしました。しかし、これまで冷却建屋の設計ミスや使用済み核燃料貯蔵プールからの漏水など、たび重なるトラブルでアクティブ試験の実施は延期され続けています。このアクティブ試験とはどのようなものか御紹介いたしますと、同工場の処理能力の50%、つまり、使用済み核燃料約430トンを使用し、プルトニウム4トンを抽出するというものであり、本格稼働と同内容のものであります。  そこで、同工場稼働の問題点を幾つか述べ、議員各位の御賛同をお願いするものであります。  その1つは、再処理工場から抽出されるプルトニウムは原爆に転用できないとされておりますが、科学的常識としては性能の悪い爆弾はつくれるし、米国、イギリス、インドなどの核保有国では軍事用プルトニウムではなく民生用原発からのプルトニウムを転用しているということもあります。そのために国際的には再処理工場は軍事工場として位置づけられていることであり、2つに、核保有国以外の国で再処理工場を稼働させようとしているのは日本のみであり、昨年5月に開催されたNPT核拡散防止条約再検討会議において、東アジアの使用済み核燃料すべてを六ヶ所再処理工場に集約し、国際管理しようとの話さえ出されています。したがって、本格稼働により世界各国からの使用済み核燃料が運び込まれる可能性すら浮上してくること。  3つに、同工場が容量いっぱいの使用済み核燃料を保有し、もし事故が起きた場合、原子力資料室の計算では半径73キロ以内に住む住民の100%が死亡、134キロメートル以内では50%が死亡、690キロメートル以内では急性障害が発生するという結果となっております。さらに、再処理工場から放射性物質であるクリプトン85が全量排出されることになっていますが、この除去技術を持っているにもかかわらず、多額の経費が必要ということから装置をつけないものであり、非常に安易な安全管理と言えること。  4つに、既に被害は出ていますが、第一次産業である農水産業への風評被害であります。本県の第一次産業での生産額は約2000億円と言われておりますが、もしアクティブ試験に入った場合、本県への経済的打撃は非常に大きなものとなってまいります。また、この再処理稼働問題は、きょうの新聞報道にもありますとおり、岩手、宮城両県の漁業関係者からの抗議も相次ぎ、その影響を危惧する声もまた高まっており、青森県のみの問題とはなっていません。このように、本格稼働とも言えるアクティブ試験を行うということは、青森県にとって何ら得るものはありません。  したがって、子々孫々まできれいな青森県を守るためにも、「六ヶ所再処理工場のアクティブ試験の中止を求める意見書」に議員各位の御賛同を強く求め、賛成討論といたします。ありがとうございます。(拍手) 171 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  議員提出議案第5号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 172 ◯議長(間山勲君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議員提出議案第5号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 173 ◯議長(間山勲君) 起立少数であります。よって、議員提出議案第5号は否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第192 議員提出議案第6号 小泉「医療改革」法案の撤回を求める意見書 174 ◯議長(間山勲君) 日程第192議員提出議案第6号「小泉『医療改革』法案の撤回を求める意見書」を議題といたします。 175 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 176 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 177 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  1番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手) 178 ◯1番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。  議員提出議案第6号「小泉『医療改革』法案の撤回を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。  政府が国会に提出した医療制度改革法案は、高齢者、重症患者への負担増と保険の使えない医療を大幅に拡大する内容となっています。ことし10月から70歳以上の現役並み所得者の窓口負担が現行の2割から3割へと引き上げられ、2008年4月からは70歳から74歳までのすべての人の窓口負担が1割から2割へと値上げされようとしています。入院では、ことし10月から療養病床に入院する70歳以上の食費と居住費が保険適用外になり、長期入院患者の入院費は月3万円もの値上げで9万円になります。2008年4月からは65歳から69歳にも拡大され、入院費は月13万円を超えてしまいます。高額療養費制度でも患者負担が増額され、人工透析の月額負担は一定所得以上の人は2倍の負担になり、重い病気で苦しんでいる人にさらに苦痛を押しつける非情なものです。その上、保険料の値上げと年金からの天引きも実施されます。  2008年4月から、家族に扶養されている人を含め、75歳以上のすべての人が新しい高齢者医療制度に組み込まれ、平均で年間6万円の医療保険料が介護保険と合わせて年金から天引きされるのです。保険料は厳しく取り立てながら窓口負担増で病院の敷居を高くする、これでは所得の少ない人は保険あって医療なしになってしまいます。  政府・与党は、これらの改悪を正当化するために高齢者と現役世代との公平と言っていますが、病気は公平にやってきません。病気にかかりやすく治療にも時間がかかる高齢者の負担は、現役世代より低く抑えることこそ公平と言えます。高齢者と現役世代を対立させ、お年寄りに肩身の狭い思いをさせて、必要な医療を受けられなくする卑劣なやり方であり、その上、病気の早期発見、早期治療を妨げて重症化させ、かえって医療費の増大を招き、医療費抑制にも役立たない最悪のやり方です。  政府の医療改悪のもう1つの特徴は、保険証1枚で病院にかかれる医療を、保険のきかない全額患者負担を大幅に拡大し、保険のきく医療とセットした保険外併用療養費制度を新たに導入したことです。これまで差額ベッド代など例外的にしか認めてこなかったものが、高度医療技術その他や生活療養などに拡大されれば、新しい医療技術や新薬を利用したり手厚い治療を受けられるのは、お金のある人だけになります。そうでない人は保険医療だけで我慢するという治療の格差、ひいては命の格差をつくり出してしまいます。  その上、政府、財界は、例えば外来受診1回当たり1000円という一定額までを保険の対象から外し、その分は全額自己負担にするという保険免責制度の導入も強く主張しています。これでは風邪などの軽い病気の治療は保険の対象外になってしまいます。保険証を持っていても重い病気は保険では間に合わないし、軽い病気には保険がきかないということになります。  今回の医療改革では診療報酬を過去最大の3.16%に引き下げます。政府の診療報酬の引き下げのねらいには、保険診療を貧弱にし保険外診療の導入を促すことにあります。保険診療だけで頑張る医療機関は経営困難に陥り、保険外の高額医療をやるほど利益が上がるということになり、持続可能な医療制度どころか命と健康を守る分野にまで営利優先を持ち込み、必要な医療はすべて保険で行うという公的医療制度を土台から破壊、解体するものです。  このような医療大改悪の背景には、自分たちの保険料負担を軽減させたいという日本の大企業、財界と、日本の医療を新たなもうけ口にしようとねらっているアメリカの保険会社や医療業界の強い要求があります。日本の企業の税金と社会保険料の負担はヨーロッパ諸国の6ないし8割程度にすぎません。企業の社会的責任も果たさずに国民に自己責任を強要するのは余りにも身勝手です。民間の医療保険に入れば安心というテレビコマーシャルを流し、保険外診療をふやし、窓口負担を重くして、公的保険だけでは安心できないというところに国民を追い立てて、アメリカ系保険会社などのもうけ口にねらっているのです。  日米財界の要求に言いなりになって、小泉流の官から民へ、小さな政府を医療の分野にまで持ち込んだらどうなるのか。アメリカの実態を見ればよくわかります。アメリカでは扶助を受ける貧困者と高齢者にしか公的医療制度はありません。貧困者と認定されず民間保険を購入できない人は無保険者になってしまいます。その数は4800万人、国民の17%に達すると言われています。保険がないために健康を害して死亡する人が毎年1万8000人、アメリカ経済に占める医療費は世界一高い水準で、日本の2倍であるにもかかわらず、平均寿命、新生児死亡率が世界で最悪レベルです。  格差社会と貧困の広がりが大問題になっているときに、人の命にまで格差を持ち込む「小泉『医療改革』法案の撤回を求める意見書」への議員各位の賛同を心から呼びかけまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 179 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  議員提出議案第6号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 180 ◯議長(間山勲君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議員提出議案第6号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 181 ◯議長(間山勲君) 起立少数であります。よって、議員提出議案第6号は否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第193 議員提出議案第7号 青森県の「医師需給計画」を策定し、それを実施するための施策を講じるよう要請する意見書 182 ◯議長(間山勲君) 日程第193議員提出議案第7号「青森県の『医師需給計画』を策定し、それを実施するための施策を講じるよう要請する意見書」を議題といたします。 183 ◯議長(間山勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 184 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 185 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  24番村川節子議員。   〔議員村川節子君登壇〕(拍手) 186 ◯24番(村川節子君) 日本共産党の村川節子です。  議員提出議案第7号「青森県の『医師需給計画』を策定し、それを実施するための施策を講じるよう要請する意見書」に賛成の立場から討論に参加いたします。  自治体病院はその地域に不足している医療に積極的に取り組むとともに、地域医療機関や行政機関との連携を図りながら公平、公正な医療を提供し、地域住民の健康の維持増進を図り、地域発展に貢献してきました。しかし、現在多くの自治体病院は慢性的な医師不足、恒常的な赤字経営に苦しみ、本来の役割を果たせず、病院機能を維持することさえ困難な状況になっています。中でも医師不足に関しては独立行政法人化に伴う大学による医師の引き揚げや医師の地域偏在化、診療科偏在などにより、地域医療を担う医師不足が深刻化しています。特に小児科や産婦人科については過酷な勤務条件、医療訴訟の多さなどの要因により医師希望者も減少しており、将来の展望すら見えません。
     昨年、十和田でも産婦人科医がいなくなったことや、八戸の労災病院でも来月から産科は休診するなど、東北地方の大学の医学部産婦人科に新規入局する若手医師は計8人にとどまり、うち弘前大学はゼロです。このことが日本産婦人科学会での調査で明らかになりました。産婦人科医の数も全国が人口10万人当たり8.0なのに青森は5.9、岩手が6.2、福島は7.3と、青森は特に医師が不足していることがわかります。  自治体病院は懸命の努力を続けていますが、自治体個々の努力では医師確保は極めて困難な状況にあります。ぜひ青森県として自治体病院の医師不足を解消するため短期的及び長期的な医師需給計画を策定し、それを実現するための施策を講ずることを要望するものです。皆さんの御賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 187 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  議員提出議案第7号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 188 ◯議長(間山勲君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議員提出議案第7号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 189 ◯議長(間山勲君) 起立少数であります。よって、議員提出議案第7号は否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第194 議員提出議案第8号 公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書 190 ◯議長(間山勲君) 日程第194議員提出議案第8号「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」を議題といたします。 191 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 192 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第8号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 193 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  1番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手) 194 ◯1番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。  議員提出議案第8号「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」に対する賛成討論を行います。  政府は、小さくて効率的な政府にすると言って、公共サービスの担い手を民間に開放して競争入札で決めるという市場化テスト法案を今国会に提出しました。市場化テストとは国や自治体の公務、公共サービスを官と民が対等な立場で競争入札を行い、価格と質の両面ですぐれた方が落札し、サービスを提供していく制度とされています。契約期間は3年程度とされて、サービスを行う受託者は入れかわることを想定しています。  市場化テストの対象業務は、国が行う業務のうち、行政処分を除いて施設の設置、運営、管理や研修、調査または研究などの業務が検討され、自治体関連でも戸籍や住民票などの窓口業務を対象としています。窓口業務の具体的な内容は、戸籍謄本や住民票の写し、納税証明書などの申請書の受け付け、受理、文書の交付などを行うものであり、個人情報の適正な取り扱いが確保されるのか心配です。  憲法25条は「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と定めています。また、地方自治法第1条2項には「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として」と明記されています。しかし、市場化テスト法案には競争という言葉は150回以上も出てくるのに、法の基本理念や国、自治体、民間業者の責務のどこを探しても福祉の増進が出てきません。命と健康、安全を守るという基準もありません。福祉や安全という基準も持たず、行政の関与もなくしていけば、民間企業の営利優先に歯どめをかけることはできません。  小泉内閣の規制改革・民間開放推進会議は、市場化テスト導入の目的が民間のビジネスチャンスの拡大にあると言っています。法案提出を前に実施された市場化テストの試行で、ハローワークの事業を落札した企業には人材派遣会社が選ばれました。正社員になりたいと職探しに訪れる大多数の若者たちの願いを受けとめるのではなく、不安定雇用の拡大を推進する事業に職業紹介を変質させる危険があります。国民年金保険料の徴収業務では、流通最大手のクレジット会社が100%出資している企業が受託しています。保険料を払えない人にカードで支払わせ、高利の借金を背負わせることになるのは火を見るより明らかではないでしょうか。  公共サービスの改革は、住民サービスの拡充を目指して行うべきものであって、コスト削減や財界、大企業のもうけのために行うべきではありません。民間事業者のコスト削減の対象は人件費であり、そのために専門的スタッフは雇用せず、短期契約の派遣労働者など安上がり雇用でサービスを行うことになり、サービスの質は二の次になりかねません。官から民へと行政の責任を放棄して公共サービスを営利企業に開放すれば、耐震偽装やライブドア事件のように社会の公正、公平や国民の安心、安全が脅かされます。  小泉内閣の決めた行政改革推進法案には、国家公務員は5年間で5%純減させ、地方公務員は4.6%純減させると明記しています。小泉首相も過去5年間、毎年500人程度削減してきたが、その6倍に当たる3000人以上を毎年減らしていくと説明しています。これまでとけた違いの公務員減らしです。国家公務員の定数管理を行っている総務省行政管理局の人口1000人当たりの公的部門における職員数の国際比較によると、日本が35.1人に対してドイツが58.4人、イギリスが73.0人、アメリカが80.6人、フランスが96.3人です。日本の国家公務員約61万5000人のうちの約4割は自衛官ですから、公務員の数から言えば日本は既に小さな政府であることは政府自身も認めているところです。また、国の一般会計に占める人件費を見ても、1985年度には14.7%を示していた総人件費は2005年度は9.6%に低下しています。諸外国と比べてみても、また総人件費から見ても、公務員数は決して多いわけではありません。  中小企業へ低過ぎる単価の押しつけや、サービス残業や派遣労働をめぐる無法に対し、行政は民間企業を指導する役割があります。行政から監視を受ける立場の営利企業に公共サービスを担わせたら、だれが利益優先の無法から住民の権利を守ってくれるでしょうか。市場化テストによる公共サービスの民間開放は、国民の税金を営利企業に流し込むシステムであるだけでなく、国、自治体の責任による無料のサービスを有料の商品へと変質させるものです。  今、経済的格差や地域間格差の拡大が顕著になっています。小さな政府によって雇用や医療、福祉などの暮らしを支える公務部門を削減、縮小すれば、格差が一層拡大することは必至です。画一的な公務員の純減はやめて、公共サービスの改善や水準維持のために必要な要員を確保することが必要です。  以上を申し上げまして、「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」に対する賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 195 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  議員提出議案第8号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 196 ◯議長(間山勲君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  議員提出議案第8号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 197 ◯議長(間山勲君) 起立少数であります。よって、議員提出議案第8号は否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第195 新電算情報システムに関する調査特別委員会設置の動議 198 ◯議長(間山勲君) 日程第195「新電算情報システムに関する調査特別委員会設置の動議」を議題といたします。 199 ◯議長(間山勲君) 提案理由の説明を求めます。6番海老名鉄芳議員。   〔議員海老名鉄芳君登壇〕(拍手) 200 ◯6番(海老名鉄芳君) 6番、海老名です。新電算情報システムに関する調査特別委員会の設置を求める提案理由を述べさせていただきます。  今回、私を初め、浪岡の議員が5名、提案者になっていただきました。私は浪岡の議員で、1期目でありますけれども、その折、浪岡の議会では3回このような形で特別委員会というのはありました。やはり通常、町民がいろんな形で知りたい、町民に情報提供を、議会、行政のあり方というものを十分、そういう形で浪岡の議会というのは伝えてきたと。今回提案者の方は良識のある浪岡の議会の委員長と、そういう形でなっていると思っております。  今回の提案理由としまして、多少経過の概要というものをあわせながら進めてまいりたいと思っております。  旧青森市と旧浪岡町は両市町を廃止し、平成17年4月1日、新設合併することとしました。両首長は合併を機に新住民記録システムを開発するとし、旧青森市が株式会社ソフトアカデミーあおもりとシステム開発契約を締結いたしました。この契約、ここから今回の一連の問題というのは始まったと思っております。  その契約年月日が平成16年12月28日であります。この日は仕事納めの日であります。何でこんなに急いで、こういう日に締結しなければならなかったのかと。そこも甚だ疑問に思っております。さらに、この2日前は浪岡町、当時合併を進めておりました加藤町長のリコールが成立した日でもありました。委託金額は3億7275万円、履行期限が平成17年3月31日までと。これに伴いまして、旧青森市は平成16年12月28日付で株式会社ソフトアカデミーに対して再委託の承認を与えております。再委託先は、私がわかっている範囲ですと、タタ・コンサルタンシー・サービシズ・ジャパン、富士通青森支店、株式会社青森共同計算センターと。これらの下請の選定等についても非常に不明な中で推移したと聞いております。  さらに、この変更契約の締結の問題であります。旧青森市は委託業務が履行期限内に完了することができなくなったとして、履行期限を平成17年5月30日まで延長する第1回目の変更契約を平成17年3月28日に締結いたしました。また、システム開発の経費、委託料全額を平成16年度から平成17年度へ全額事故繰越しをいたしております。  新青森市はさらに、移行してからもシステムは完成せず、履行期限を延長する変更契約を繰り返しているが、現段階において当初の契約が存続しているのか、破棄されているのか、非常にさきの議会でもグレーのゾーンで作業が進んでいると。何とも不思議なことに、そういう状況で今もシステムの開発が進んでいると、そういう状況であります。  さらに、この変更契約の中で2回目の──1回目もこれは、合併の時期の3月28日、大変大きな問題でありました。2回目の件は5月30日、これを8月31日に変更しているわけなんですけれども、その中に部分払い条項の追加というのを加えております。これによって1億6275万円ですか、それら等が支払われたわけなんですけれども、ここの時点で、やはりこの部分払い条項を追加したと。これらについても、なぜそういうことが行われたのかということを、やはりきっちり議会として検証する必要があるのではないかと思っております。3回目の契約が8月31日。10月31日には、ここで1回目のアウトと、こういうことになったと、私はそのように経過を承知しております。  さらに業務委託料の支払い、この問題であります。青森市はシステム開発が完了せず、続行中にもかかわらず、システム開発に係るコンサルティング業務が完了したとして、その確認検査を行い、委託料の一部を支払いしております。支払い日は平成17年6月9日、支払い金額1億6275万円、支出科目は委託料、予算区分は現年、事業区分は新住民記録システム事業で、以上の経過のもとに推移してきた中で、12月議会の前に3億7000万円、アカデミーに対する専決処分、これはちょうど議会の開会前でありました。これら等が行われまして、この青森市議会というのは理事者側から見て、また市民から見まして何なのかと、そう思わされました。  さらに、当初計画の2.7倍の事業の見直し。その結果等をいろいろ──これは市長の言葉であります。いろいろ勉強させていただいたが、最後は時間もお金も別としてちゃんとやる、それが私の責任のとり方であると、こういう説明にもならないことを話してきたのが今までの経過ではなかったかと思っております。  以上の経過のもと、問題点として、これらのことをやはり市民に知らしめる、きっちり解明、検証していかなければ、議会として市民に対する説明責任を果たせないのではないかと。私はそのように思っております。  問題点としまして、1点目は、やはり当初設定したシステムの開発期間が、通常6カ月以上は必要とされているにもかかわらず、わずか3カ月と非常に短い期間であったと。契約締結から1年3カ月経過──もうちょっと過ぎていますね──しているが、システムはいまだ完成しておらずと新聞報道にあります。議会には、そのマスコミの報道にあった後に10月末をめどに開発を続行すると。したがって、当初から無理な開発期間を設定した証明であると、そのように思っております。  また、開発期間が短いと。これは非常に経費に密接であると、そのように私は聞いております。それら等を考えた場合、短ければ大量の開発要員を投入しなければならない。さらに、今回のようにちょっとした、もうちょっと時間をかければできることもできなくなってしまう。それら等のいろんな問題点を今回発生させたと、そう思っております。  さらに、開発業務を受注したソフトアカデミーあおもりであります。ずばり、ソフトアカデミーあおもりは事業を統括する能力がまるっきりなかったのではないかと、そう思っております。同社は聞くところによりますと、市が主に出資している第三セクターであるが、受託業務をみずから開発するのでなく、あっせん実施することを主要な業務内容の1つとしている会社であると聞いております。すなわち、同社はシステム開発の統括をしながら、多くの下請の協力を得つつ開発を実施する義務があるのであるが、そのような統括能力を持った資格者がいるか甚だ疑問である。やはりこれら等につきましても、きっちり調べなければならないと思っております。市はこのシステムの開発に当たる主任技術者の資格審査等を行い、これに対して承認を与えていた。  4つ目であります。新住民記録システムの稼働おくれに伴い、旧青森市と旧浪岡町において運用されていた従前のシステムに改修を加え、現在システムを運用しております。したがって、新住民記録システムは大きな経費をかけて、かくも急いで発注し、開発を本当にしなければならなかったのかと。やはりこれら等につきましても原点に立ち帰って、もう1度検証する必要があると。ちなみに、弘前市の業務に関しては、データの運用形態が旧弘前市のシステムを基本にして非常にスムーズに稼働していると。そういう新聞報道を見ております。これら等につきましても、やはりもう1度原点に帰って確認するべきだと思っております。  以上のようにシステムの開発期間に無理があったと考えられること、受託者の技術や統括能力に疑問があること、その他の要因、これは旧青森市では、作業の進行におくれを生ぜざるを得ない要因が複合的に発生したためと称している。何かこれは浪岡の合併のことを言っていたんですよね──により、平成17年3月31日まで新システムを稼働できない見込みとなった、こう言っているんですけれども、まあ、全く本当にでたらめなことで、そのために合併4日前の平成17年3月28日に、履行期限を平成17年5月30日まで延長する変更契約を締結した。同時にシステム開発に係る予算、委託料3億7275万円、全額を平成17年度へ事故繰越しする措置をとった。この予算の事故繰越し及び変更契約の締結、これは次のような要因で違法な行為であると。  その理由をちょっと説明いたします。地方公共団体の予算、歳入歳出予算のほか継続費や債務負担行為をも含むは、議会の議決によって成立するが、その性質は地方公共団体の内部意思の決定にすぎず、予算それ自体が第三者との間に法律関係を生じさせるものでなく、これを議決した団体の消滅と同時にその効力を失うものである。新青森市は合併によって消滅した地方公共団体旧青森市の予算を事故繰越しという形で継承しているが、そもそも効力を失った予算を継承できるはずがないのであります。それが当然の理なのであります。  仮に、合併によって消滅した地方公共団体の予算を、その地域が新たに属した地方公共団体の予算として承継できるとすると、例えば年度の途中で合併した場合であっても暫定予算を調製する必要がないということになり、かつ、合併によって消滅した地方公共団体の収支を消滅の日をもって打ち切り、決算をする必要もないということになります。さらに、継続費や債務負担行為としての事業を、継続中の事案についても改めて予算として提案することを要しないということになってしまう。地方自治法施行令第5条第1項は、地方公共団体の廃置分合があった場合においては、その地域が新たに属した地方公共団体がその事務の承継をする旨規定しているが、予算は承継の対象とならないのであります。  したがって、合併によって消滅した旧青森市の予算を、新たに設置された青森市の予算として事故繰越しをし、委託料を支出した行為は予算に基づかない支出行為であり、違法な行為であります。なお、予算に基づいて第三者との間に有効に締結された契約は、前述のとおり、その地域が新たに属した地方公共団体がその事務を承継する。ただし、この場合であっても予算は承継されないのであるから、その地域が新たに属した地方公共団体において新たに予算を計上する必要がある。これら等一連の事務手続が適正であったのか、こういう形で行われてきたのか、それら等を検証し、責任の所在について合併上の瑕疵(告示問題)も含めて、やはり明らかにしなければならないと思っております。  次にであります。新住民記録システムの開発予算は平成16年度から平成17年度に事故繰越しの取り扱いがなされ、システム開発に係るコンサルティング業務が完了したとして確認検査が実施され、平成17年6月9日、委託料の一部1億6275万円が支払われております。しかし、システムはまだ完了しておらず、どのような業務をコンサルティング業務の範疇としているのか甚だ疑問であります。システムが完成していなければコンサルティング業務が完了しているとは言えないのではないかと思っております。部分払いは不当でないのか。やはりこれら等につきましても、はっきりとさせなければならないと、そのように思っております。システムを構想し、基本計画をつくり、それに基づきシステムを構築し稼働させる、こういった一連の業務を遂行するのがコンサルの業務ではないかと思っております。すなわちコンサルの業務、1億6275万円、システム構築の部分、システム開発データ移行等、これが2億1000万円、これら等の支払いが本当に成果品であったのか。それをやはりしっかりと私ども議会が解明して市民に知らしめると。今回のグレーなゾーンをなくすると。それが必要なのではないかと思っております。  ちなみに、今回のこのコンサル業務の成果品に対して、情報公開を求めた中で全部非公開になっております。また、担当の参事が検査をしております。これもまた異常なことではないかと思っております。それによって決裁がなされた。  さらに、このコンサルタントであります。株式会社アミークス、この宮野なる人物。やはりこういう方にもこういう場に出てきていただき、経緯、経過につきましてしっかりと説明していただく。私どもはそれを聞く義務があると思っております。  また、一連の下請業者の選定についても、そういう中でOEC、なぜ本当に撤退しなければならなかったのか。ここにもきっちり私どもは聞く義務があると思っております。そういうことをソフトアカデミー等もその中で、本来業務を果たせ得る能力があったのかということもこの中で解明していきたいと、そのように思っております。青森市とソフトアカデミーあおもりの間に交わされた新住民記録システムの開発契約が現在も存続中なのか、それとも契約が解除されたのか、非常にまだ、いまだもって、この3月議会を経過しましても、あいまいな部分があります。市の総務部長は同社とは現在事業を履行中であると受けとめていると答弁しておりますし、企画財政部長は契約は解除し予算残額は不用額にすると。平成17年10月31日という履行期限は既に経過しておりまして、契約が存続中なのか解除されたのか、先ほども申しましたけれども、非常にあいまいな中で次のステップに入っていると。やはりこれら等も、なぜそういうことをしなければならないのかと。それらにつきましても、やはりきっちり解明していかなければならないと思っております。  OECが撤退後、下請に入ったと言われる富士通は仮契約だと言われているが、どういう理由で仮契約なのか。これら等についても、いまだかつてはっきりした説明が議会になされておりません。やはりこれら等につきましても、その再委託の承認というものをなぜ3月議会、この中で行わないのかと。それら等につきましても、やはりはっきりさせていかなければならないと思っております。  ちなみに、私ども議会の権限のお話であります。地方自治法96条から100条の間に、私ども議会に課せられた権限と申しますか、義務と申しますか、それら等が網羅されております。提出された議案に対する議決権であります。選挙権であります。監督権であります。執行機関の事務に関する説明の請求権であります。地方公共団体の事務に関する調査権であります。監査委員に対する監査を求める権利であります。歳入歳出予算の増額修正を行う権利であります。やはり私ども議会というのは、このようなことをするために存在しているのであります。  次に、もう1つあるんですけれども、その中で、私ども議会が新住民記録システムの委託契約は解除したにもかかわらず、新たな委託契約についての説明もなく、事業の見直しのもと、十分な説明責任を果たさないまま事業の進め方、それも当初計画の2.7倍、こうなっております。(「どこでとめるんだ」と呼ぶ者あり)これら等のことを──まあ、いいでばな。ゆったどやればいいでばな。さっき、おめだぢのやったやづ、何ぼやったばして。だれ書いたがさわがんねんたものよ。よぐしゃべら、そったら口。十分な説明責任を果たさないままでの事業の進め方。それも当初計画の2.7倍。先ほど大沢研議員からも指摘がありました。これらの事柄を中心として市民から納得の得られるような、だれでも事柄の推移が理解を得られ、真に市民に信頼される市役所のために検証と解明を議会として行う。それが最も重要な行政課題ではないかと思っております。特別委員会の設置をそういう中で望むものであります。  議員各位の英断をもって賛成していただけることをお願いいたしまして、私の提案理由とさせていただきます。どうも大変長い間、ありがとうございました。(拍手) 201 ◯議長(間山勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 202 ◯議長(間山勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  2番布施一夫議員。   〔議員布施一夫君登壇〕(拍手) 203 ◯2番(布施一夫君) 日本共産党の布施一夫です。  「新電算情報システムに関する調査特別委員会設置の動議」に賛成の討論を行います。  旧浪岡町との合併を議決した平成16年10月の旧青森市議会臨時会では、オープン系システムに移行すれば21億5000万円で済み、現行のシステムを続ける場合に比べ12億円も節約できると答弁、説明があり、経費節減効果が強調されました。ところが、新情報システムの導入経費は当時説明された事業費の3倍近い57億3200万円にも膨れ上がり、マスコミでも問題視し、大きく報道されました。この問題で市長を初め理事者は、今定例会を通じて説明責任を果たしたと言えるでしょうか。答弁と説明を聞いて、同僚議員の皆さんは心から納得できたでしょうか。  一般質問、予算特別委員会ではこれまでと同じ答弁が繰り返され、新たな踏み込んだ説明はありませんでした。そして、数字の内訳を示すよう求めた質問に、理事者が資料がないと即答できなかったり、説明した数字が間違っていたりして答弁にまごつく場面も目につきました。ソフトアカデミーあおもりに払うことになる57億3200万円もの委託経費が果たして妥当な金額なのかどうか、疑問符がつきまといます。  業務に失敗し、市から3億7000万円もの融資を受けたソフトアカデミーあおもりへそのまま委託してよいのか。ソフトアカデミーあおもりは今後、市が払う57億3200万円の委託料の中から3億7000万円の貸し付けとその利息分を返済することになるのだから、多額のお金を同社にくれてやったのと同じではないか。当初の段階で当然見込むべき経費をなぜ見込まなかったのか。契約変更と事故繰越しは違法ではないのか。これらの問題と疑問についてしっかりと説明責任を果たすべきであります。  行財政改革プランで職員を416人も減らすことを打ち出し、受益者負担の見直しでサービスの有料化や利用料の引き上げをにおわせ、市民に痛みを押しつけながら新情報システムの経費が当初の何倍にも膨らむ。57億3200万円もの経費は新しいことにチャレンジした経費だと言われて、どうして市民が納得できるでしょうか。  調査特別委員会を設置し、一連の問題について調査解明を行うことは、市民の負託を受けた市議会の責任であります。先ほど心配だと言いながら賛成多数で予算を可決しましたが、行政と議会の関係、議会のあり方、すなわち青森市議会の存在意義が問われている問題でもあります。  同僚議員の皆さん、調査特別委員会を設置する動議にこぞって御賛同いただきますように呼びかけ、私の討論といたします。(拍手) 204 ◯議長(間山勲君) これにて討論を終結いたします。 205 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  本動議のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 206 ◯議長(間山勲君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  本動議については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立
    207 ◯議長(間山勲君) 起立少数であります。よって、本動議は否決と決しました。           ────────────────────────── 日程第196 議員派遣について 208 ◯議長(間山勲君) 日程第196「議員派遣について」を議題といたします。  本件については、地方自治法第100条及び会議規則第161条の規定に基づき、議案の審査等のため、議員を派遣しようとするものであります。 209 ◯議長(間山勲君) お諮りをいたします。  お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 210 ◯議長(間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。           ────────────────────────── 211 ◯議長(間山勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。           ──────────────────────────  閉 会 212 ◯議長(間山勲君) これにて平成18年第1回青森市議会定例会を閉会いたします。   午後3時9分閉会           ────────────────────────── TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...