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  1. 青森市議会 2005-06-03
    平成17年第1回定例会(第1号) 本文 2005-06-03


    取得元: 青森市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時開会 ◯議長間山勲君) これより平成17年第1回青森市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は「議事日程第1号」により会議を進めます。           ────────────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長間山勲君) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、3番福士秀雄議員及び54番前田保議員を指名いたします。           ────────────────────────── 日程第2 会期の決定 3 ◯議長間山勲君) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。 4 ◯議長間山勲君) お諮りをいたします。  今期定例会会期は、お手元に配付の会期予定表のとおり、本日から6月28日までの26日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月28日までの26日間と決定をいたしました。           ──────────────────────────  諸般の報告表彰状伝達 6 ◯議長間山勲君) この際、諸般の報告表彰状伝達を行います。  まず、平成17年度青森市議会議長会第1回定期総会及び第57回東北市議会議長会定期総会並びに第81回全国市議会議長会定期総会の関係の報告についてでありますが、その内容については、お手元に配付いたしております報告書のとおりでございます。
     次に、被表彰者の関係でありますが、第81回全国市議会議長会定期総会において、市議会議員として20年以上の長きにわたって市勢の発展に尽くされました功績により、木村巖議員特別表彰をされました。また、市議会議員として15年以上市政振興に努められた功績により、奈良祥孝議員藤原浩平議員渋谷勲議員中川勅使男議員奥谷進議員鳴海強議員小笠原正勝議員坪清美議員及び前田保議員の9名が表彰されました。受賞者に対し、心から敬意を表するとともにお祝いを申し上げます。  これより表彰状伝達を行います。 7 ◯議事調査課長嶋口幸造君) それでは、初めに全国市議会議長会から、市議会議員在職20年以上として特別表彰された議員です。  55番木村巖議員演壇の方へお進み願います。 8 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     木 村   巖 殿  あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市勢の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰をいたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 9 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、全国市議会議長会から、市議会議員在職15年以上として表彰された議員です。  1番奈良祥孝議員演壇の方へお進み願います。 10 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     奈 良 祥 孝 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 11 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、21番藤原浩平議員演壇の方へお進み願います。 12 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     藤 原 浩 平 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 13 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、39番渋谷勲議員演壇の方へお進み願います。 14 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     渋 谷   勲 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 15 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、40番中川勅使男議員演壇の方へお進み願います。 16 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     中 川 勅使男 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 17 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、42番奥谷進議員演壇の方へお進み願います。 18 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     奥 谷   進 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 19 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、46番鳴海強議員演壇の方へお進み願います。 20 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     鳴 海   強 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 21 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、47番小笠原正勝議員演壇の方へお進み願います。 22 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     小笠原 正 勝 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 23 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、49番坪清美議員演壇の方へお進み願います。 24 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     坪   清 美 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします    平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 25 ◯議事調査課長嶋口幸造君) 次に、54番前田保議員演壇の方へお進み願います。 26 ◯議長間山勲君)         表    彰    状                 青   森   市                     前 田   保 殿  あなたは市議会議員として15年市政振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします
       平成17年5月25日              全国市議会議長会                   会 長  国 松  誠                             (拍手) 27 ◯議長間山勲君) 以上をもって表彰状伝達を終わります。           ────────────────────────── 日程第3 議案第30号 平成17年度青森一般会計予算 ~ 日程第68 議案第95号 青森市と五所川原市との境界の一部変更について 日程第69 県知事提出議案第1号 青森高田財産議会設置条例案 ~ 日程第81 県知事提出議案第13号 青森本郷財産議会設置条例案 28 ◯議長間山勲君) 日程第3議案第30号「平成17年度青森一般会計予算」から日程第81県知事提出議案第13号「青森本郷財産議会設置条例案」まで、計79件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。佐々木市長。   〔市長佐々木誠造君登壇〕 29 ◯市長佐々木誠造君) 平成17年第1回定例会の開会に当たり、市政運営基本的事項について所信を明らかにし、あわせて提出議案の概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。  我が国は、旧来の中央集権的行政手法から地方の権限と責任を高めるいわゆる地方分権型社会への転換を目指し、地方分権一括法を契機に加速度的に移行してまいりました。また、この流れと時を同じく進展しております少子・高齢化のほか、国民の日常生活圏の拡大に伴う広域的な行政需要が増大したこと、さらに、国、地方を通じて極めて厳しい財政状況にある中で、より一層簡素で効率的な行財政運営が求められていることなどを背景として、基礎的自治体である市町村行財政基盤を強化する必要があることが課題とされておりました。  これら一連の課題解決のための有効な手段として、市町村の合併の特例に関する法律等による、いわゆる平成の大合併が推進され、従来の3200余の市町村数が、この5月には2300余りに、そして明年3月末には1800程度までに統合されるものと推計されるに至っております。  このような急激な社会構造や基幹的な諸制度の転換期にあって、政府は「構造改革経済財政中期展望-2004年度改定」において、改革なくして成長なし、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にとの方針のもと、個人や企業の挑戦する意欲と地方自主性を引き出すため、規制、金融、税制、歳出の4分野に加え、郵政民営化三位一体社会保障等構造改革を引き続き、スピード感を持って一体的かつ整合的に推進し、民間需要主導の持続的な経済成長を図ることとしております。  とりわけ、国から地方への改革の推進につきましては、三位一体改革の全体像にかかわる政府・与党協議会の合意を踏まえ、国庫補助負担金改革税源移譲地方交付税改革に取り組むとともに、国による関与、規制の見直しを進めることとされております。  また、地方の提案する権限移譲補助金改革民間資金誘導のための措置等各種制度改革を一括して活用できる地域再生法を施行させ、地域再生へのさまざまな主体の参加を促進し、あわせて成果主義に基づく評価の仕組みを導入するなどにより、知恵と工夫の競争による地域経済活性化を促進しているところでもあります。  このような時代の中にあって、私は、青森市が循環型で持続発展可能な都市であり続けるために、その足元を固めるべく3つの基本と4つの挑戦に果敢に取り組んでまいりたいと考えております。  具体的に申し上げますと、まず3つの基本1つ目は、率先して雪に取り組むことであります。今冬の記録的な豪雪は市民の皆様に大きな負担を求め、そして雪解けとともに都市基盤施設農業施設などへの被害が明らかになりました。雪対策は、大自然と共存しながら、たおやかな社会経済活動を送るためには避けて通ることのできない重い命題であります。そのためには、雪に強い街区の整備はもちろん、流雪溝下水道を使った雪処理の拡充、歩道融雪の拡大による冬期バリアフリーの推進、狭い道路を有効活用するくらしのみちゾーン整備除雪パトロールの拡充と間口雪対策の検討、そしてGPS端末を活用した除排雪作業の実施などに取り組んでまいります。  2つ目には、豊かな自然と環境を守り続けることであります。青森市の最大の魅力は、恵みの森、八甲田山連峰、県民の森梵珠山、恵みの海、陸奥湾といった広大な自然であります。このかけがえのない自然は、今を生きる私たちにとって将来世代からの借り物であり、良好な状態で将来世代へ引き継いでいかなければなりません。農業集落排水事業も含む下水道整備促進及び浜町埠頭への大型融雪処理施設整備による陸奥湾の保全を初め、森を再生し、おいしい水を供給し続け、またきれいな町並みや景観を保全、誘導し、今の時代を象徴する品格のある都市景観形成、そして準都市計画区域の設定による無秩序な開発の抑制などに取り組んでまいります。  3つ目には、健康で安心な暮らしを守ることであります。時代は、心や健康といった真の豊かさを求める時代へと移行いたしました。すべての世代の健康を守り、安心を獲得していかなければなりません。さらに、食の安全、安心はもとより、スローライフスローフードといった青森ならでは生活文化に磨きをかける意味においても、地産地消の推進とともに、食の生産者生産環境を守りはぐくんでいかなければなりません。そのためには、検診率の向上と地域ぐるみ元気づくりを進めるほか、暮らしの安心を支える安全で安心な食の地元供給を支援することなどに取り組んでまいります。  次は、4つの挑戦についてであります。  まず1つ目挑戦は、新幹線開業に向け受け皿をしっかりつくることであります。東北新幹線開業予定の2010年度までの残された時間は、わずかに5年であります。この間に新幹線開業の効果を最大限に受けとめることができる都市環境整備しておかなければなりません。新青森駅を核とした道路整備石江土地区画整理事業を精力的に進めるとともに、中心市街地へ誘客できるよう、現青森駅との連絡強化と現青森周辺地区魅力づくりをも進め、地域全体への波及効果が期待できるようなまちづくりを進めてまいります。過日、北海道新幹線が2015年度の開業に向けて着工されたところであり、函館までの開業をも見据えながら、ツインシティの函館市と連携し、青函ブランドの構築を目指してまいります。また、この機をとらえて雪に強い公共交通ネットワーク利便性を向上させるため、青森操車場跡地等への新駅の設置、さらに、津軽地域方面へのアクセス拠点となる浪岡駅周辺整備などに取り組んでまいります。  次に、2つ目挑戦は、県内トップ都市として産業と情報を集積させることであります。青森市は合併によって中核市へ移行することにより、行政権限財政環境において総合力を高めることが可能となります。また、東北新幹線開業によって知名度が上昇し、人と物と情報の吸引力を高め、ひいてはビジネスチャンスが拡大することとなります。これまで距離的、時間的制約により日の目を見なかったものに新たな光を当て、需要を喚起し、供給力を備えることが可能となります。そのため、中核工業団地大釈迦工業団地への企業立地を進めるとともに、まちなかの空きビルコールセンターなどのサービス産業の誘致、さらに、オープン系情報処理技術者の育成による関連産業への波及と雇用の拡大を目指してまいります。また、リンゴを初めとする1次産品をはぐくみ、物づくり支援による地場産業活性化などに取り組んでまいります。  次に、3つ目挑戦は、次代を担うたくましい人を育てることであります。子育てのしやすいまちへの取り組みは、少子化社会対策基本法に基づく国の基本施策としての少子化社会対策大綱を基底としつつ、全国の地方自治体が取り組んでいる重要課題であります。また、地域社会全体で子育てを支援する体制を構築することはもとより、次代を担う子どもたちにとって良好な環境の整備を進めていく必要があるものと考えております。そのため、子ども成長過程に応じた親業教育の充実、子育て支援のための子ども24時間110番の設置、本に親しむ子どもを育てる読み聞かせボランティア制度の拡充、スポーツ公園などの整備による健康と体力の向上、そして学区再編等による教育の質の向上などに取り組んでまいります。  最後に、4つ目挑戦は、市民と協働でまちづくりを進めることであります。私は、旧青森市長として在任していた間、市民の皆様とのパートナーシップによるまちづくり基本としながら、市民の皆様の声に耳を傾け、何を思い、何を願い、どんなまち暮らしをしていきたいのかということに十分に意を注いでまいりました。我が国の大きな時代の流れは、冒頭にも申し述べましたように、中央集権から地方分権の社会への移行、そして住民自治の拡充に紛れもなく向かっております。このような中で、ひとり行政のみならず、市民の皆様が参加して意見を寄せ合い、知恵と汗を出し合い、協働による住民自治の構築に取り組んでまいりたいと考えております。そのため、支え合う高齢者、障害者福祉システムの構築、最寄りの活動と憩いの場になる寄り合い所100カ所の実現、市役所の用事が簡単で早く済むワンストップサービス体制の整備、市民の皆様のチェックが行き届く開かれた行財政運営を目指した外部監査制度の導入などに取り組んでまいります。  以上のような時代認識と青森市としてのまちづくりにかける所信に基づき、平成17年度の予算の編成に当たりましたが、基本的には合併に当たって真剣に議論を重ねてまいりました青森浪岡21世紀まちづくり創造会議における各種行政制度の調整方針に基づくとともに、新市建設計画であります「青森浪岡21世紀まちづくりビジョン」で定めたまちづくり基本方針、5つの視点を基底とし、整理したものであります。  さて、平成17年度の我が国経済は、引き続き民間需要中心の緩やかな回復を続けると見込まれており、国内総生産は名目成長率で1.3%程度、実質成長率で1.6%程度になるものと試算されております。そして、これら経済財政運営と経済見通し等に基づき編成された平成17年度政府予算は、これまでの改革断行予算という基本路線を継続し、持続的な財政構造の構築と予算の質の向上を図るため、歳出改革を一層推進した結果、一般会計予算の規模は対前年度比で0.1%増の82兆1829億円となっております。  また、地方財政運営の指針となる地方財政対策では、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が回復傾向にある一方で、公債費が依然高水準であることや社会保障関係経費の自然増があることなどにより、大幅な財源不足が見込まれることから、地方財政計画の歳出について徹底した見直しを行うこととし、歳出総額の計画的な抑制が図られたところであります。  また、三位一体改革については、平成18年度までの改革の全体像に係る政府・与党協議会の合意等を踏まえ、国庫補助負担金については、平成17年度及び平成18年度において3兆円程度の廃止、縮減等の改革を行うとともに、税源移譲については、平成18年度までに所得税から個人住民税への本格的な移譲を実現することとし、また、地方交付税の改革については、地方の安定的な財政運営に必要な地方交付税、地方税などの一般財源の総額を確保することとされたところであります。  これらの結果、平成17年度の地方財政計画の規模は、対前年度比較において1.1%減の83兆7687億円程度と4年連続の減少となり、非常に厳しい内容となっております。  このように、本市財政を取り巻く環境が著しく変化し、厳しさを増している中ではありますが、拡大する地方の権限と責任に対応するためには、地方分権にふさわしい簡素で効率的な行財政システムの確立に向け、これまで以上に徹底した行財政改革を推進するとともに、歳出の見直しによる抑制と重点化を図り、持続可能な自治体経営に努める必要があります。  これらのことを踏まえながら、予算の編成に当たりましては、市町村建設計画「青森浪岡21世紀まちづくりビジョン」に掲げたまちづくり基本方針をもとに、「自治体経営システム」の各個別システムを活用しながら、最少の経費で最大の効果を上げるという財政運営の基本原則にのっとり、財源配分の重点化、効率化に意を用いたところであります。  平成17年度予算につきましては、市税収入の伸びが期待できない中にあって、地方交付税の合併に伴うスケールメリットによる増加や一般管理経費等の歳出の見直しを図り、財政の健全化に留意しつつ、喫緊に整備を要する都市機能の強化等に係る各種施策、地域産業の活性化施策、環境に配慮したまちづくり施策、総合的な福祉施策や芸術、文化の振興施策など、今必要とされる厳選された施策に加え、合併協議における行政制度の調整方針に基づく所要の経費、今冬の大雪及び融雪による災害関連経費等に重点的に財源配分し、市民福祉の向上を図ることといたしました。その結果、平成17年度一般会計予算規模は、1104億8700万円となったところであります。  なお、この予算総額には、4月1日の合併に伴う3月31日打ち切り決算による平成16年度精算分が含まれており、それを除いた実質的な平成17年度分としては、歳出規模で1020億1422万5000円となり、平成16年度の旧青森市、旧浪岡町の減税補てん債の借りかえ分を除いた予算と比較して17億9029万5000円、1.8%の増となっております。  また、特別会計では、1197億6979万6000円、平成16年度精算分を除いた1105億2353万5000円と平成16年度予算998億9万5000円と比較して107億2344万円、10.7%の増となっております。  企業会計では、270億1423万3000円、平成16年度予算268億483万6000円と比較して2億939万7000円、0.8%の増となった次第であります。  今後におきましても極めて厳しい財政運営が予想されるところでありますが、これまで以上に市民参加のまちづくりを進めるとともに、より強固なパートナーシップを築き、財政の健全性の確保に向け、行財政改革を積極的に推進し、最少の経費で最大の効果を上げるよう鋭意取り組んでまいる所存であります。  それでは、一般会計の歳入の主なるものについて御説明申し上げます。  市税につきましては、本年度の当初賦課調定額をもとに積算した結果、349億1448万余円を計上いたしました。このうち平成16年度精算分を除く17年度実質分は342億5384万余円となり、旧市町の前年度予算の合算額と比較して1億4080万余円、0.4%の増となっております。  地方譲与税につきましては、三位一体改革による国庫補助負担金の廃止に伴い税源移譲として行われる所得譲与税の増加等により、23億1662万余円を計上いたしました。  地方交付税につきましては、合併に伴うスケールメリットを考慮し算定した結果、17億円以上の増となる221億2189万余円を計上いたしました。  国庫支出金187億6892万余円及び県支出金59億7588万円につきましては、平成16年度精算分と本年度歳出との関連で計上いたしたものであります。  繰入金につきましては、収益事業であります競輪事業特別会計から1億5000万円を計上したほか、財政調整積立金から1億1532万余円、また、その他特定目的基金を関連する事業に活用するため、大井青少年育成事業基金等からの繰入金を計上いたしました。  また、市債につきましては、地方債計画をもとに事業の適債性や後年度の財政負担等を考慮し、148億5950万円を計上いたしました。このうち、平成16年度精算分を除く17年度実質分は102億9940万円となり、旧市町の前年度予算の合算額と比較して8億6730万円、7.8%の減となっております。  次に、歳出について、「青森浪岡21世紀まちづくりビジョン」に掲げたまちづくり基本方針である5つの視点に沿って御説明申し上げます。  初めに、拠点機能を高め、新たな交流を創造するまちづくりについてであります。  東北新幹線青森開業につきましては、今後とも1年でも早い開業に向け鋭意努力してまいりますが、新幹線効果を最大限享受できるまちづくりを推進するため、新青森駅周辺、現青森駅周辺、青森操車場跡地、そして浪岡駅周辺の4拠点整備を計画的に行い、ハード、ソフト両面においてしっかりとした受け皿づくりを進めることとしております。  なお、青森駅前第一地区市街地再開発につきましては、核となるシニア対応型分譲マンションに加え、店舗、福祉施設及びクリニックを併設するビルとして本年度竣工予定となっております。  空港対策につきましては、日本航空青森・東京線が今年3月から1日5往復と減便となったことを受け、これまで国や日本航空に早期復便を強く要望してまいったところでありますが、引き続き要望活動を行ってまいります。  港湾整備につきましては、海水利用融雪施設を備えた浜町緑地整備やベイブリッジの凍結防止事業など、計画的な港湾整備を促進してまいります。  次に、道路網の整備でありますが、道路新設改良事業及び都市計画街路事業、県施行都市計画事業につきましては、計画的に整備を促進するとともに、本年度から国土交通省のくらしのみちゾーンに登録された久須志千刈地区を対象に電力柱等の片側集約配置、側溝の機能回復等を行うこととし、道路空間を有効活用し、交通環境の向上と除排雪作業の効率化を図ります。  次に、豊かな自然を守りはぐくみ新たな生活環境を創造するまちづくりについてであります。  雪対策につきましては、これまでも市民の皆様と行政が一体となって取り組んでまいりましたが、今冬の豪雪を教訓としながら、市が行う除排雪対策事業、流雪溝整備事業などとともに、市民の皆様が行う雪処理への各種支援に取り組むことといたしております。  まず、より効率的な除排雪体制の確立のためにGPS車載器とインターネットを活用し、除排雪車両の運行状況をリアルタイムで把握するためのシステムの構築を図ってまいります。  また、流・融雪溝につきましては、桜川・筒井地区、佃地区及び浪岡地区の狐森線を整備するとともに、下水道事業特別会計において既設合流下水道管に融・流雪溝機能を付加する新たな雪処理施設について計画的に整備することとしております。  次に、環境に係る施策について御説明いたします。  閉鎖性水域であります陸奥湾の水質保全を図るため、引き続き下水道、排水路の整備に取り組むとともに、農業集落排水事業の推進や合併処理浄化槽の設置の促進を図りながら、生活環境の向上に努めてまいります。  なお、平成17年度末における下水道の普及率につきましては、青森地区で70.4%、浪岡地区で55.7%となるものと見込んでおります。  河川につきましては、牛館川と貴船川の継続的な改修整備を図るとともに、道路整備事業及び水路護岸整備事業につきましても計画的に進め、生活環境の向上に努めることといたしました。  廃棄物の処理、活用につきましては、缶類、ペットボトル、古紙類、ガラス瓶等の分別収集や有価資源物の回収に取り組んでいる団体に対する助成、電気式生ごみ処理機購入費の助成などにより、引き続きごみの再資源化と減量化に取り組むとともに、新たに環境問題への取り組みや環境保全活動推進に関する各種講座を開催し、各地域において環境学習の指導や環境保全活動等を推進していくことのできる人材を養成することとしております。  また、新ごみ処理施設の建設につきましては、具体的な整備計画の基礎となるべき廃棄物循環型社会基盤施設整備事業計画を策定することといたしました。  斎場につきましては、施設の老朽化に伴い、火葬炉、通風設備等について本年度から大規模な改修を行うこととしております。  防災対策につきましては、総合防災訓練の実施とともに、防災活動拠点施設として位置づけた市内各小学校への防災資機材の整備、物資の備蓄などを計画的に進め、また自主防災組織を結成した町会への防災資機材の支給や訓練費助成などを通じて、引き続き防災体制の強化を図ってまいります。  なお、中央消防署浪館分署につきましては、施設の老朽化と新たに拡大する市域への対応に伴う移転改築のため、本年度は用地取得及び地質調査、設計を行うこととしております。  次に、魅力ある地域資源を生かし、新たな活力ある産業を創造するまちづくりについてであります。  産業の振興についてでありますが、景気の低迷を強いられている厳しい経済情勢の中、地方の景気回復のためには、地域産業が活力を取り戻すことが極めて重要であり、これまでも旧市町においてさまざまな経営基盤の強化策を積極的に推進してまいりました。  本年度は、これまでも実施してまいりました中小企業振興対策、経営革新支援、商店街振興、企業誘致の強化策に加え、起業家精神に富み、多様で活力のある中小企業者の育成を図るための融資支援や優れたものづくりプランに対するコンサルティング、資金融資支援など新たな制度を創設し、地域産業の活性化を強力に推進してまいりたいと考えております。  また、バイオマス資源等を有効活用した新たな産業の創造を目指し、バイオマス等の賦存状況調査及びリサイクルを含めた総合的な活用計画を策定することとしております。  さらに、パサージュ広場につきましては、将来的に中心商店街で開業する商業者を育成する環境として再構築するため、債務負担行為の設定をいたしたものであります。  一方、依然として厳しい雇用情勢に対応するため、高校生を対象としたインターンシップの受け入れや新規高等学校卒業者の人材育成など、若年者の雇用機会の拡大、技術の継承、地域経済活性化と雇用の安定、維持を図ることとしております。  なお、本市の職業能力開発機能を担っております現在の青森共同高等職業訓練校の老朽化が著しいことから、施設、設備の刷新を図るため、旧西部体育館、旧新城幼稚園を活用し、改修することとしております。  次に、観光の振興についてでありますが、本市は豊かな自然、歴史と文化などの観光資源に恵まれ、多くの観光客に御来青いただいておりますが、新幹線の開業や合併による新たな地域連携によって、これまで以上に魅力的な観光資源を有することとなりますことから、従来にも増して関係団体との連携を強化するなど、さらなる誘客対策に努めてまいりたいと考えております。  この中で本年度は、旧市町において実施してまいりました国内外に向けた誘客事業の実施に加え、国外に向けては青森・ソウル定期航空路線の就航10周年を記念し、日韓国交正常化40周年記念事業として開催される日韓友情年2005に青森ねぶたを派遣することとしております。  また、地域の観光レクリエーション機能の向上を図るため、モヤヒルズにおいて市民の皆様のニーズの高いパークゴルフ場の整備及びゲレンデ改修を予定し、これに係る測量、設計を行うこととしております。  次に、農林水産業に係る振興施策について御説明いたします。  農林水産業を取り巻く情勢につきましては、国際化の進展に伴う外国産物の輸入増大と国内産物の価格の低迷、食生活の多様化及び産地間競争の激化など、一層の厳しさを増している状況にあります。  本市の農林業は、積雪寒冷地という厳しい条件のもと、リンゴや米などの食料や木材の生産、供給はもとより、自然や景観の保全などの多面的機能の維持を図り、安全、安心な農林産物を安定的に供給していくことが重要でありますことから、価格安定制度、制度資金融資などの経営体質の強化や用排水路、基幹農道などの農業生産基盤の整備、有機低農薬栽培などの付加価値の高い栽培手法の普及、研究などのほか、環境保全、循環型農業の促進を図り、農林業の持続的な発展を目指してまいります。  また、新たに稲わら対策として、稲わらふりーでんの開設及び稲わら収集団体への支援により、資源循環型農業を確立し、持続的発展が可能な環境負荷の少ない農業経営の展開を促進するとともに、今冬の豪雪による被災園、被災施設の早期復旧を図るため、補修用資材費、塗布剤購入費、苗木購入費、パイプハウス建てかえ用資材購入費の一部を助成することといたしました。  水産業の基盤整備につきましては、後潟漁港及び久栗坂漁港整備に加え、青森漁港の北防波堤の整備に着手してまいります。  次に、人と人とが支え合い新たなコミュニティ(地域社会)を創造するまちづくりについてであります。  地域コミュニティの活動につきましては、分別収集を初めとするさまざまな環境整備活動や地域コミュニティ施設として機能している地域市民館の運営費に対しまして助成してまいります。  あわせて、地域市民館建設事業補助金、地域コミュニティ活性化事業費補助金についても引き続き措置することとし、より一層のコミュニティ活動の促進を図るとともに、パートナーシップ花いっぱい事業につきましても、市民の皆様と行政とのパートナーシップのもと、引き続き街路樹升や公共空地における花いっぱい活動及び公園緑地の花壇づくりのための資材等を提供し、主体的な取り組みを支援することとしております。  健康増進につきましては、市民の皆様の健康づくりのため、健康増進事業、各種検診事業、予防接種事業などについて積極的に展開してまいりましたが、新たに浪岡総合保健福祉センターにおきましても元気体操を実施するなど、なお一層の事業推進を図ることといたしました。  また、乳幼児及び妊婦の定期的な健康診査により、疾病の予防及び早期発見、早期治療を促進してまいりましたが、新たな取り組みといたしまして、絵本の読み聞かせを通し、親子の触れ合いの大切さを伝えながら親子のきずなを深めることを目的とした心はぐくむブックスタート事業を実施することとしております。  さらには、これまでの健康づくり及び医療に関するデータを総合的に関連づけることにより、地域の実情に応じた訪問指導、健康教育を展開するとともに、地域独自の健康づくり活動につなげる取り組みを強化するほか、モデル事業として運動、栄養、生活習慣改善を目的に、各プログラムを総合的、集中的に支援することを内容とした個別健康支援プログラム事業を行うこととしております。  また、市の施設内で心停止状態となった人に対して、救急車の到着を待たず、その場で救命措置を施すことができるよう、庁舎、文化・福祉・コミュニティ施設、体育施設、全中学校に除細動器を設置することとしております。  次に、しあわせづくりについてでありますが、高齢者福祉につきましては、市内22カ所の地域型在宅介護支援センターにおきまして介護予防教室を充実することとしたほか、虐待や基本的生活習慣の欠如等問題を抱える自立高齢者を養護老人ホームへ短期宿泊させ、指導、支援を行う高齢者生活管理指導短期宿泊事業、福祉バス、声の訪問電話事業等の各事業を行うものであります。  児童・母子等福祉につきましては、これまで同様、より利用しやすい保育環境づくりの推進を図るため、特別保育事業の実施箇所の拡大等を図るとともに、保育料につきましては、第3子保育料軽減対策につきまして、県の負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられたものの、良好な保育環境を維持するために、市の負担割合は2分の1のまま維持することを含め、引き続き、本市独自の7項目の負担軽減対策や児童福祉法の改正に伴う小児慢性特定疾患児に対する日常生活用具の給付、また、つどいの広場や子ども支援センターの開設による子育てに関する相談や指導等の支援体制の強化など、子どもを安心して産み育てられる環境づくりを強力に推進してまいります。  また、新たに障害児タイムケア事業といたしまして、障害のある中高生等の放課後及び夏休み等の活動の場を確保するとともに、障害児の訓練及び家族の就労支援や負担軽減を図ることといたしました。  介護保険につきましては、引き続き、介護保険給付費準備基金を活用した低所得者層に対する保険料の減免制度と第1号被保険者全体の保険料の軽減措置をあわせて講じ、被保険者の負担軽減を図ってまいります。  次に、豊かな感性をはぐくみ新たな文化を創造するまちづくりについてであります。  まず、子どもの教育に係る施策について御説明いたします。  幼稚園就園奨励につきましては、第3子保育料軽減対策と同様、市の負担割合を2分の1のまま維持することとし、幼児教育に係る父母負担の軽減を図ることといたしたものであります。  小・中学校施設につきましては、次代を担う子どもたちへの良好な教育環境の提供のため、これまでも計画的な整備に努めてまいりましたが、本年度は継続して実施しております新城小学校校舎等改築に向けた実施設計及び新城中学校校舎等改築に向けた基本設計並びに浪岡南小学校及び浪岡北小学校のグラウンド及び照明器具の整備に係る設計を行うことといたしました。  また、本市の防災活動拠点施設となっております小学校における耐震診断事業につきましては、幸畑小学校の耐震補強及び改修工事を実施するとともに、原別小学校の耐震補強設計に加え、大野小学校の耐震診断を行うこととしております。  さらに、大規模改修につきましては、小柳小学校の暖房設備改修工事を実施いたします。  教育指導研修につきましては、引き続き、外国青年による語学指導及びコダーイ音楽教育講座等を実施するとともに、海外におけるホームステイ体験などを内容とした大井青少年育成事業基金活用事業につきましても継続して実施いたします。
     また、本年度から新たに子どもの読書活動が、言葉を学び、感性を磨き、表現力、創造力を高め、そして心豊かにするために極めて大切なものでありますことから、学校生活の中で子どもが一層読書を楽しみ、読書に親しむ機会とそのための環境づくりの一環として、市内すべての小・中学校への推薦図書の配付と読書感想文コンクールを柱とする心豊かな子ども読書活動推進事業を実施することといたしました。  なお、国内外の交流の推進につきましては、青森・平澤市教育・文化友好交流10周年記念事業として、韓国の文化等を広く市民の皆様に理解していただくための事業を開催するほか、これまで旧浪岡町で行ってまいりました鹿児島県上屋久町との中学生交換ホームステイを契機とした交流に加え、本年度はねぶたを派遣することといたしたものであります。  文化の振興につきましては、旧青森市で策定しております青森市文化ゾーン整備構想及び同整備計画に基づき、文化ゾーン内におけるにぎわいを創出するため、当該ゾーンの形成に寄与する文化芸術活動を奨励することを目的に、その活動を引き続き支援してまいりますとともに、国際芸術センター青森におきましても、引き続き、国内外から招聘するアーティストに滞在していただき、創作過程や作品を通じた市民の皆様との交流を図るアーティスト・イン・レジデンス事業を実施してまいることとし、その実施に当たりましては、市民の皆様にこれまで以上に関心を持っていただき、参加できるような事業展開を図ってまいります。  また、本年度より新たに文化芸術を鑑賞できる施設を自由にめぐるスタンプラリーの実施や、通常は公開されていない芸術作品及び貴重な資料を見学するアート・バスツアーの開催、さらには、市が所蔵している美術作品等を活用した展覧会や美術作品等を貸し出す市所蔵美術品活用事業を実施することにより、鑑賞機会の拡大に取り組んでまいることとしております。  さらに、本市における文化芸術の鑑賞、発表の拠点施設である文化会館につきまして機能向上を図るため、大ホール、楽屋、リハーサル室、2階ホワイエトイレ等の改修を行うこととし、本年度は基本・詳細設計を実施することとしております。  平安時代の史跡であります高屋敷館遺跡につきましては、本年度は一部発掘調査と環境整備としての盛り土工事を実施することとしております。  また、スポーツ拠点づくりとして、カーリングの高校生選手権大会及びジュニア育成事業を実施するほか、平成19年3月に開催予定の世界女子カーリング選手権大会に係る準備経費を見込んでおります。  次に、推進体制について御説明いたします。  新市としての新たな窓口業務や各種手続の方法について易しく解説するとともに、市が置かれている現状や課題及び取り組みなどを総合的に網羅したものとして市民ガイドブックを毎戸配布し、市民の皆様との情報共有の一助とすることとしております。  また、中核市移行の準備や新市の目指すべき姿を基本構想として定め、これを達成するための長期総合計画の策定に係る所要の経費を計上しております。  このほか、地域振興及び地域住民の連帯感醸成のためのソフト事業を実施するため、総額36億円の青森市地域振興基金を創設することとし、本年度から3カ年に分けて積み立てしていくこととしております。  以上が議案第30号平成17年度青森一般会計予算の概要であります。  次に、議案第31号から議案第43号まで、及び議案第78号の各特別会計予算につきましては、それぞれの会計の事業実施に係る経費等について措置いたしたものであります。  次に、議案第44号から議案第46号までの各企業会計予算でありますが、経営の健全性を基本としながら市民福祉の向上を図ることとして、その事業運営に努めることといたしております。  議案第47号から議案第77号までの各財産区特別会計予算につきましては、各財産区の財産管理費等を措置いたしたものであります。  次に、条例案について御説明申し上げます。  議案第79号青森市総合計画審議会条例の制定については、地方自治法第2条第4項の規定により、市が定めることとなる基本構想等について調査、審議するため、青森市総合計画審議会を設置しようとするものであります。  議案第80号青森市青少年問題協議会条例の制定については、青少年の指導、育成、保護及び矯正に関する総合的施策の樹立につき必要な重要事項を調査、審議するため、地方青少年問題協議会法に基づき青森市青少年問題協議会を設置しようとするものであり、議案第81号青森市小作料協議会条例の制定については、耕作者の経営の安定と農地の円滑な流動化を目的に小作料の標準額について調査、審議するため、青森市小作料協議会を設置しようとするものであり、議案第82号青森市生涯学習推進委員会条例の制定については、市の生涯学習活動の推進に関する事項を審議するため、青森市生涯学習推進委員会を設置しようとするものであり、議案第83号青森市スポーツ振興審議会条例の制定については、本市スポーツの振興に関する重要事項について調査、審議するため、スポーツ振興法に基づき青森市スポーツ振興審議会を設置しようとするものであります。  議案第84号青森市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定については、職員の任免、給与等の状況を公表することにより人事行政運営における公正性、透明性を確保するため、地方公務員法第58条の2の規定に基づき制定するものであります。  議案第85号青森市地域振興基金条例の制定については、先ほども御説明いたしましたとおり、地域住民の連帯の強化または地域振興等に資するため、合併特例事業債を財源とした基金を設置しようとするものであります。  議案第86号青森市財産区管理会設置条例の制定については、18の財産区に財産区管理会を設置しようとするものであり、議案第87号青森市自動車運送事業運営審議会条例の制定については、地方公営企業法の適用を受ける自動車運送事業の経営に関する重要事項を調査、審議するため、青森市自動車運送事業運営審議会を設置しようとするものであります。  議案第88号青森市で安全に安心して生活するための条例の一部を改正する条例の制定については、去る4月27日に新市の市民憲章を制定したことに伴い所要の改正をするものであります。  議案第89号青森市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部を改正する条例の制定については、当該制度は県と市町村が経費の2分の1ずつを負担の上実施するものでありますが、今般、県の実施要領の一部改正により入院時食事療養費に係る自己負担額が当該制度の対象外とされたため、所要の改正をしようとするものであり、議案第90号青森市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例の制定については、この制度も県と市町村が経費の2分の1ずつを負担の上実施するものでありますが、県の実施要領の一部改正により市町村民税非課税世帯を除き1割の自己負担を導入することとされ、また、一定以上の所得者については当該制度の対象外とされたため、改正しようとするものであり、議案第91号青森市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定については、この条例も県の実施要領の一部改正により入院時食事療養費に係る自己負担額が当該制度の対象外とされたため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第92号青森市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、患者サービスの充実と高度医療の推進を図るため市民病院に形成外科を新設するため、所要の改正をしようとするものであります。  議案第93号青森市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、関係政令の一部改正に伴い消防団員等の障害補償に係る障害等級の改定等をするため、改正しようとするものであり、議案第94号青森市消防団員退職報償金条例の一部を改正する条例の制定については、関係政令の一部改正に伴い消防団員の退職時に支給する退職報償金の額の一部を引き上げるため、改正しようとするものであります。  次に、議案第95号青森市と五所川原市との境界の一部変更については、青森県が実施する吉野田地区の土地改良事業による区画整理に伴い、12月1日から両市の境界を変更することを県知事に申請しようとするものであります。  最後に、県知事提出議案第1号青森高田財産議会設置条例案から県知事提出議案第13号青森本郷財産議会設置条例案までの各財産区議会設置条例案についてでありますが、合併前の条例を暫定的に施行させておりましたが、今般、13の財産区に議会を設置するため、地方自治法第295条の規定に基づき県知事より提案されるものであります。  以上をもちまして、上程いたしました議案の概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、議事の進行に伴い、私及び担当者からそれぞれ御説明いたしますので、慎重御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。           ────────────────────────── 日程第82 報告第7号 専決処分の報告について 日程第83 青市監報告第1号 定期監査報告 ~ 日程第86 青市監報告第4号 行政監査報告 30 ◯議長間山勲君) 日程第82報告第7号「専決処分の報告について」から日程第86青市監報告第4号「行政監査報告」までの計5件については、配付いたしております報告書のとおり報告がありました。           ────────────────────────── 31 ◯議長間山勲君) 以上で本日の日程は全部終了しました。           ──────────────────────────  休会について 32 ◯議長間山勲君) お諮りをいたします。  議案熟考のため、6月4日から6月9日までの6日間休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長間山勲君) 御異議なしと認めます。よって、6月4日から6月9日までの6日間休会することに決しました。  来る6月10日は午前10時会議を開きます。           ──────────────────────────  散 会 34 ◯議長間山勲君) 本日はこれにて散会をいたします。   午前11時8分散会 TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...