鹿角市議会 > 2017-09-22 >
平成29年第6回定例会(第4号 9月22日)

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  1. 鹿角市議会 2017-09-22
    平成29年第6回定例会(第4号 9月22日)


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    平成29年第6回定例会(第4号 9月22日)     平成29年9月22日(金)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第74号      議案第75号      議案第76号      議案第77号      議案第78号
         議案第79号      議案第80号      議案第81号      議案第82号      議案第83号      議案第84号      認定第 1号      29請願第 2号      29請願第 3号      29請願第 4号      29陳情第 5号   3 日程追加      議案の上程      発議第 5号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について      発議第 6号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める             意見書の提出について      発議第 7号 「全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出について   4 日程追加      議案の上程      報告第 6号 平成28年度鹿角市健全化判断比率について      報告第 7号 平成28年度鹿角市資金不足比率について      議案第85号 平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)      認定第 2号 平成28年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について      認定第 3号 平成28年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認             定について      認定第 4号 平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定             について      認定第 5号 平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて      認定第 6号 平成28年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて      認定第 7号 平成28年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認             定について      認定第 8号 平成28年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて      認定第 9号 平成28年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定につ             いて   5 日程追加      決算特別委員会の設置   6 日程追加      議員派遣の件について   7 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)        1番  戸 田 芳 孝 君     2番  金 澤 大 輔 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  舘 花 一 仁 君     6番  児 玉 悦 朗 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  中 山 一 男 君        9番  栗 山 尚 記 君    10番  児 玉 政 明 君       11番  吉 村 ア イ 君    12番  宮 野 和 秀 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  田 中 孝 一 君    16番  兎 澤 祐 一 君       17番  田 村 富 男 君    18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    代表監査委員    二ッ森   要 君  理事        安 保 一 雄 君    総務部長      児 玉   晃 君  市民部長      海 沼   均 君    健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君  産業部長      田 口 善 浩 君    建設部長      山 口 達 夫 君  教育部長      奈 良 義 博 君    総務部次長     佐 藤 康 司 君  建設部次長     中 村   修 君    総務部付次長待遇  田 中 政 幸 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    教育次長      加 藤   卓 君  農業委員会事務局長 渡 部   勉 君    財政課長      大 里   豊 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      阿 部   薫 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主査        石木田   慎 君     午前10時00分 開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第4号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(宮野和秀君) 日程第1、これより各常任委員会の審査報告を行います。  去る9月1日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第74号から議案第84号までの議案11件、認定1件及び請願3件、陳情1件について、それぞれの常任委員会の審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長成田哲男君。    (総務財政常任委員長 成田哲男君 登壇) ○総務財政常任委員長(成田哲男君) おはようございます。  私から、去る9月1日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案1件、請願1件及び陳情1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第82号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)中、条文、歳入全款、歳出2款1項総務管理費、9款消防費についてでありますが、条文第1条、歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれに1億8,222万6,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ188億6,347万1,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、歳入についてでありますが、16款1項3目1節交流推進寄附金について、葛飾区立よつぎ小学校PTAの有志からの寄附とのことだが、これは初めてのケースであるのか、それともこれまでの交流の中で以前からあったものであるのかについてただしております。  これに対し、現金の寄附については今回が初のケースであるとの答弁がなされております。  次に、17款2項の基金繰入金について、今回繰り入れしている基金があるが、基金の残高はどのようになっているものかただしております。  これに対し、1目の財政調整基金は、今回の補正により、現時点における今年度末の残高は約19億3,000万円の見込みであるが、今後交付税等の財源調整により残高が復元していく見込みである。また、6目の企業立地促進基金は、今回の補正により、今年度末の残高は約2億3,700万円となる見込みであると答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、2款1項7目の企画費のかづのシティプロモーション認定事業補助金に関連して、地域開発映画プロジェクト実行委員会の構成員についてただしております。  これに対し、本市のほか、構成団体として、ロケーションかづの、ホテルガーデンかわむら、かづの商工会、かづの観光物産公社十和田八幡平観光物産協会、かづのコミュニティFM、みんなで文化交流の杜をつくる会、ふとっぱらバンビーヌの8団体のほか、個人もメンバーに入っており、さらに引き続き実行委員会に加入する方を随時募集しているとの答弁がなされております。  さらに委員から、プロジェクトの対象映画のロケ予定地について、内容的にロケ地ツアーを組むには難しいと感じる場所となっており、鹿角の経済の活性化につながる要素がないように感じるが、これ以外の場所を組み込むように推薦するなどできないかただしております。  これに対し、ロケ地についてはまだ決定していないが、現在候補に上がっている場所については、撮影地をめぐるツアーなどに生かせると考えている。関係団体と一緒になり、映画のロケ地となったことを地域資源として残せるように活動していきたいとの答弁がなされております。  次に、2款1項8目の地域情報化推進対策費において、光ファイバーケーブル移設工事負担金を支出しているが、関連して市内の光ファイバーによるインターネットサービスの現在の利用可能エリアについてただしております。  これに対し、現在光インターネットサービスが利用できないエリアは、山根や十和田南駅周辺などの十和田地区の一部と草木地区や大湯地区の一部となっている。十和田地区については今年度の光通信網整備支援事業により利用が可能になるが、草木地区や大湯地区の一部の整備は、今年度の十和田地区の加入状況を見ながら、来年度以降の事業化を判断することになるとの答弁がなされております。  さらに委員から、光ファイバーケーブルはデリケートなものであり故障しやすいものではあるが、ケーブルの敷設に当たり工夫されていることなどはあるのかただしております。  これに対し、光ファイバーケーブルの耐用年数はおおむね30年程度といわれているが、雪の重みや倒木、近隣の火災などの影響を受けやすいため、ケーブルのメンテナンス・管理については、電柱を借りている東北電力やNTTに一任している。市では随時状況を伺い、確認しながら必要な費用を負担しているとの答弁がなされております。  委員からは、インターネットサービス網の構築に当たり、無線のスピードが上がってきていることから、高価な光ファイバーにこだわらず、技術的な進歩のバランスを考えて進めていただきたいとの意見が出されております。
     以上の審査により、議案第82号中、当委員会所管の補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29請願第3号地方財政の充実強化を求める意見書提出についての請願につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第5号全国森林環境税の創設に関する意見書提出を求める陳情につきましては、地球温暖化や環境の変化を防止するためには森林が大事であり、現在管理されていない民有林の調査を進め、管理していく必要があるといった意見や、趣旨はわかるが、今後消費税が10%になることも考えられ、新たな税の創設は増税感が出るので大変だ、などの意見が出されたが、採決の結果、採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 成田哲男君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、教育民生常任委員会の付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長浅石昌敏君。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 登壇) ○教育民生常任委員長(浅石昌敏君) 私から、去る9月1日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案7件及び請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第75号工事請負契約の締結について((新)鹿角市学校給食センター建設工事(建築工事))についてでありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第76号工事請負契約の締結について((新)鹿角市学校給食センター建設工事機械設備工事))についてでありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第77号工事請負契約の締結について((新)鹿角市学校給食センター建設工事厨房設備工事))についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、新学校給食センターの建設工事において、厨房設備工事のみを条件つき一般競争入札としている理由についてただしております。  これに対し、厨房設備工事は専門性が求められる工事であり、過去の厨房施設の施工請負実績や一定期間以上の工事経歴を有すること、また1級厨房設備施工技能士を有するなどの条件を付した上で、広く全国から業者を募るため一般競争入札としたものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第78号指定管理者の指定について(鹿角市歴史民俗資料館)についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、指定管理者の候補者から提出された事業計画等の概要において、館の管理・運営に対し人員は常時2名体制としているが、職員の雇用についてただしております。  これに対し、事業計画では職員3名を雇用し、常時2名体制をもって管理・運営を行うこととし、職員の雇用についてはハローワークを通じて広く募集し、地元雇用を行いたいとの提案がされているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第80号鹿角市福祉プラザ条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、一部改正案において第5章が削除されることとなるが、第6章が第5章へ繰り上がらないものかただしております。  これに対し、第5章については第4章と統合するため条文全てが削除となるものだが、一部改正であることから、改正をした痕跡を残すため、第5章についてはあえて削除という文言を残すこととしたもので、第6章は繰り上がらないものであるとの答弁がなされております。  次に、一部改正案の第17条において、高齢者センターが実施する高齢者支援事業を現行の8項目から4項目に整理しているが、改正後の具体的な事業の整理内容についてただしております。  これに対し、運動やレクリエーション、用具を使用した筋力向上トレーニングなどを第1号の介護予防の推進に関する事業に、生き活き学級の開催や調理実習、視察研修などを第2号の生きがいづくりに関する事業に、来館される高齢者の方の日常生活に関するさまざまな相談や見守り、また地域包括支援センターとの連絡調整などを第3号の日常生活等の相談支援に関する事業へ整理したものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第82号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)中、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、3款民生費、10款教育費についてありますが、当常任委員会所管の補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第83号平成29年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29請願第4号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を図るための、2018年度政府予算にかかわる意見書提出についての請願につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、教育民生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長田中孝一君。     (産業建設常任委員長 田中孝一君 登壇) ○産業建設常任委員長(田中孝一君) おはようございます。  私から、去る9月1日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案5件、認定1件、請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第74号市道路線の変更についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、この指導路線の変更は福士川河川改修に関連した道路であるが、道路幅が狭く崖が近いなど、また民家も少なく利用する方も限られるが、延伸する必要があるのかただしております。  これに対し、河川改修に伴い管理用道路が設置されているが、周辺の方々から通り抜けの要望が多く、市道として整備するため延長するものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第74号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第79号指定管理者の指定について(湯の駅おおゆ)でありますが、本案の審査に当たり、委員から、市日も含めた冬期間の施設の活用について、指定管理者の候補者とはどのような協議を行っているのかただしております。  これに対し、さきに行われた指定管理者選定委員会において、協同組合大湯温泉観光協会からの提案の中では、冬期間には既存の雪まつりのほか、イベント広場でのスキー教室やインバウンド旅行者への雪に触れ合う体験などを実施する計画であること、また山菜など加工品の販売や市日の開催も売りの一つであるので、これらにより冬期間の誘客と施設運営を進めていく計画であるとの答弁がなされております。  次に、人員の配置計画が支配人1名、事務員1名、調理人1名、パート2名ということであるが、今後人数をふやしていく予定があるのか。また、職員への利用者の安全確保や危機管理に対する研修等の計画はあるものかただしております。  これに対し、人員配置計画については同協会からの提案があった計画であり、市では施設の規模等から踏まえてこの人員数で適当であると判断しており、イベントや誘客の拡大が図られ、人員的に容易でない場合は適宜対応していくことで確認している。また、利用者の安全確保や危機管理研修については、近隣に避難所である大湯地区市民センターや大湯小学校があること、加えて道の駅の認定においても、防災への対応が必要となっていることから、避難誘導訓練等の実施を指示していくとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、温泉に関する温泉マイスターなどの特別な資格を有する人材の採用計画などはあるものかただしております。  これに対し、施設の設計管理をしている隈研吾建築都市設計事務所に、施設を管理していく上で、防災管理者や調理師などのほか、必要な資格等を確認しているところであり、温泉関係も含めて適宜協議していきたいとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、田子町と世紀越えトンネル建設促進の活動を展開しているが、その活動を本施設においても展開できるものか、また田子町と連携する方策は何か考えているものかただしております。  これに対し、田子町とはこれまで各イベント等で交流していることや、人的交流も多くあると感じているので、湯の駅のPRのほか、バイパス建設のPRにつなげていければと考えているとの答弁がなされております。  次に、本施設の指定管理料はどのぐらいと見積もっているのかただしております。  これに対し、指定管理料はゼロとしており、募集要項にも記載して公募している。このほか、イベント広場や樹木等の管理に別途1,000万円程度の経費を見込んでいるが、市で直接管理するか、あるいは指定管理者が管理するかは今後協議していくとの答弁がなされております。  次に、協会からの提案のあった収支計画はどのようになっているのかただしております。  これに対し、提案のあった収支予算計画の内容は収入、支出ともに約6,800万円で、差し引きで若干の繰越金が出る計画が提案されているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、市が指定管理者を指定することから、市の責任もあると思うため、市からきめ細かい指導や管理が必要と感じるので、事業がうまくいくよう管理していただきたいとの意見が出されております。  以上の審査により、議案第79号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第81号平成28年度鹿角市上水道事業剰余金処分についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、関連して今般の給水制限の問題について、昨年の段階で予見できたのではないのかと思うので、もっと早く対処していればこのような状況にならなかったのではと感じるが、これまでの一連の流れについてどう考えているのかただしております。  これに対し、昨年度においても配水池の流量が不足していることから一時断水し、流量調整を行うため、今年度予算に送水ポンプの改修工事を計上し、夏までに完成する予定であったが、設計の見直しにより発注がおくれてしまったことから間に合わなかったもので、今後は支障が出ないよう配水計画を立て対応していくとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案81号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第82号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)中、歳出6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款1項6目農業経営基盤強化促進対策費におけるミドル就農者経営確立支援資金について、今までの新規就農者支援は45歳未満が対象であったが、これを60歳まで拡大するとした理由についてただしております。  これに対し、これまで45歳未満の新規就農者は国の農業次世代人材投資事業で支援しており、本市でも現在18組20名が支援対象となっている。しかしながら、今後の農業人口、基幹的農業従事者の人数は減少になると見込まれ、いわゆる団塊の世代の方々の引退が見えてきている状況にある中で、基幹的農業従事者が急激に減っていく可能性が高い。また、45歳から60歳までの世代割合が少ないことから、県としてその年代の新規就農者もふやしていきたい思いもあり、本制度を立ち上げたと伺っているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、本事業の補助条件についてただしております。  これに対し、独立した経営であることのほかに幾つかの条件はあるものの、青年就農計画の認定もしくは認定農業者として市の認定を受けられる方が補助対象となるとの答弁がなされております。  次に、本事業の実施期間についてただしております。  これに対し、県から期間の詳細は示されていないが、一定の期間は継続するものと想定しているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、3年間は必ず就農していただける人を選んで成功していただき、桃を増産したり、少なくなっていると聞いているキュウリやトマト農家につなげるような方法で進めてもらいたいとの意見が出されております。  次に、6款2項2目林業振興費における新規狩猟免許取得者確保対策事業費補助金について、今年度の取得人数についてただしております。  これに対し、免許を取得するには、夏から秋にかけて開催される講習会や試験を受け、その後に手続を踏んで狩猟免許及びわな免許を取得することになるが、今年度に補助金を利用して免許取得する人数は、今回の補正で3名分を追加することで、銃とわなの両方の免許取得を目指している方が6名、わなの免許の取得を目指している方が3名であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第82号中、当常任委員会の所管する補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第84号平成29年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、認定第1号平成28年度鹿角市上水道事業会計決算認定についてでありますが、本会計の平成28年度の決算状況については、収益的収支は、総収益が5億8,315万4,783円で、対前年比0.4%の増、また総費用は5億2,895万8,240円で、対前年比3.2%の増となっております。  また、資本的収支においては、収入額1億3,417万6,097円に対し、支出額3億3,677万3,501円となっており、不足する2億259万7,404円については当年度消費税資本的収支調整額と過年度損益勘定留保資金でそれぞれ補填されております。以上が平成28年度本会計の決算概況であり、監査意見と照合しながら慎重に審査いたしております。  本案の審査に当たり、委員から、給水人口が減り給水量はふえているが、ここ数年の推移はどのような状況なのかただしております。  これに対し、平成27年度と平成28年度を比較すると、給水人口は減り給水量はふえている状況であるが、平成26年度、平成27年度を比較すると、給水人口は若干減り給水量はほぼ横ばいであり、ここ数年はそのような状況が続いているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、今般の十和田地区の給水制限は、給水量がふえていることが影響しているのかただしております。  これに対し、全体としても給水量はふえてきているが、特に十和田第2配水池のエリアの給水量がふえてきている状況にあるとの答弁がなされております。  次に、未収金の推移についてただしております。  これに対し、平成27年度と比較すると、件数は横ばいで金額は80万円程度減っている状況にあり、少しずつよくなっているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、水道料金が払えない場合の給水停止までの流れについてただしております。  これに対し、水道料金を納めない方に対しては、最初に督促状を発送し、次に催告書兼給水停止予告を発送する。それでも納めない場合は給水停止となるとの答弁がなされております。  以上の審査により、認定第1号につきましては、認定すべきものと決定いたしております。  次に、29請願第2号鹿角市版「働き方改革」の実現についてでありますが、国においても働き方改革を進めているところであり、請願者から提案いただいた取り組み内容は、国とは求めるものが違うことや検討事項もある内容であるので厳しいところもあるが、労働者確保の視点からこの改革を推し進めていくべきではないかなどの意見があり、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 田中孝一君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託しました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第74号市道路線の変更について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第74号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第74号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号工事請負契約の締結について((新)鹿角市学校給食センター建設工事(建築工事))から議案第77号工事請負契約の締結について((新)鹿角市学校給食センター建設工事厨房設備工事))までの3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
     議案第75号から議案第77号の3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第75号から議案第77号の3議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号指定管理者の指定について(鹿角市歴史民俗資料館)及び議案第79号指定管理者の指定について(湯の駅おおゆ)の2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第78号及び議案第79号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第78号及び議案第79号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号鹿角市福祉プラザ条例の一部改正について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第80号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第80号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号平成28年度鹿角市上水道事業剰余金処分について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第81号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第81号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第82号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第82号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号平成29年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第84号平成29年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)の2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第83号及び議案第84号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第83号及び議案第84号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、認定第1号平成28年度鹿角市上水道事業会計決算認定について、委員長の報告は認定であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  認定第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第1号は認定することに決しました。  次に、29請願第2号鹿角市版「働き方改革」の実現について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29請願第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29請願第2号については採択と決します。  次に、29請願第3号地方財政の充実強化を求める意見書提出についての請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29請願第3号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29請願第3号については採択と決します。  次に、29請願第4号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を図るための、2018年度政府予算にかかわる意見書提出についての請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29請願第4号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29請願第4号については採択と決します。  次に、29陳情第5号全国森林環境税の創設に関する意見書提出を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第5号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第5号については採択と決します。  暫時休憩いたします。     午前10時44分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時54分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま児玉政明君ほか5名の方々より発議3件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件を本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  提案者の説明を求めます。児玉政明君。     (10番 児玉政明君 登壇) ○10番(児玉政明君) 私から、発議第5号から発議第7号の3件について提案理由をご説明申し上げます。  初めに、発議第5号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてでありますが、2018年度の政府予算、地方財政の検討に当たっては、経済再生と財政再建の好循環を実現するため、歳入・歳出を的確に見積もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実、地方財政の確立を目指すことが必要であることから、地方財政の充実・強化を求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第6号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書の提出についてでありますが、子供たちの教育環境改善のため、計画的な教職員定数改善を推進すること及び教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担割合を2分の1に復元することを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第7号「全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出についてでありますが、山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や、安定した雇用の場の確保などの取り組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にもつながるものであり、そのための市町村の財源の強化は喫緊の課題であることから、森林・林業・山村対策の抜本的な強化を図るための「全国森林環境税」の早期導入を求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第5号から発議第7号までの発議3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (10番 児玉政明君 降壇) ○議長(宮野和秀君) これより、討論を省略し、採決いたします。
     発議第5号から発議第7号までの発議3件について、原案のとおり可決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第5号から発議第7号までの発議3件については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま報告2件、議案1件及び認定8件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました報告2件、議案1件及び認定8件について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、報告第6号平成28年度鹿角市健全化判断比率について及び報告第7号平成28年度鹿角市資金不足比率についての報告2件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 追加提出議案書をごらんいただきたいと思います。  報告第6号です。  平成28年度鹿角市健全化判断比率について。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成28年度鹿角市健全化判断比率を、別紙監査委員の意見をつけて報告する。  平成29年9月22日提出 鹿角市長。  次のページをお願いします。  平成28年度鹿角市健全化判断比率は、一般会計決算、連結決算ともに実質収支が黒字でありましたので、実質赤字比率と連結実質赤字比率は該当がなく、また実質公債費比率は7.9%、将来負担比率は32.5%となっております。  詳しくは議案資料により説明しますので、議案資料の1ページをお願いします。  財政の健全性の判断基準として、早期健全化基準と財政再生基準が設けられておりまして、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの指標のいずれかが表に示します早期健全化基準以上となった場合、財政健全化計画を策定し、財政の早期健全化を図ることになります。さらに、指標が悪化して財政再生基準以上となった場合は、財政再生計画を策定して、国等の関与を受けながら財政の再生を図ることになります。  次の2ページをお願いします。  初めに、(1)の実質赤字比率は、一般会計の実質収支額が黒字であることから、実質赤字比率は該当なしとなります。  (2)の連結実質赤字比率は、市の全ての会計の実質収支額の合計が黒字となりましたので、連結実質赤字比率も該当なしとなります。  4ページをお願いします。  (3)の実質公債費比率は、一般会計等の公債費と公営企業会計等の繰り出し金のうち公債費に充てた額、一部事務組合等への負担金のうち公債費に充てた額、また債務負担行為を設定している元利補給金等の合計額の標準財政規模に対する割合を示す指標で、3カ年の平均値です。実質公債費率は表の下の2行になります。平成28年度は平成26年度から28年度までの3カ年平均で7.9%になりまして、前年度と同率となっております。この比率の早期健全化基準は25%ですので、本市の財政は健全な状況にあります。  次の5ページをお願いします。  (4)の将来負担比率は、将来的に市が実質的に負担しなければならない額の標準財政規模に対する割合です。表の一番下になりますが、平成28年度は32.5%となり、前年比5.3ポイントの指標が改善しております。この比率の早期健全化基準は350%ですので、本市の財政は健全な状況にあります。  以上が報告第6号の説明です。  続きまして、議案書に戻りまして、報告第7号をお願いします。  平成28年度鹿角市資金不足比率についてです。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成28年度鹿角市資金不足比率を、別紙監査委員の意見をつけて報告する。  平成29年9月22日提出 鹿角市長。  次のページをお願いします。  資金不足比率は、公営企業会計の資金不足状況をあらわす指標ですが、本市の公営企業会計4会計はいずれも資金不足がないことから、資金不足比率は該当なしとなります。  以上で報告第7号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  報告第6号及び報告第7号の2件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  報告第6号及び報告第7号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。  次に、お諮りします。  議案第85号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  議案第85号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 補正予算書の1ページをお願いします。  議案第85号です。平成29年度鹿角市の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,493万8,000円を追加し、総額をそれぞれ190億2,840万9,000円とする。  第2項歳入歳出予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条地方債の追加は、第2表地方債補正による。  平成29年9月22日提出。鹿角市長。  今回の補正は、7月22日、23日の大雨と、8月22日の大雨により被災した農地及び農業用施設、公共土木施設の災害復旧費について、早期着工復旧を図るため予算の追加をお願いするものです。  4ページをお願いします。  第2表地方債補正の追加ですが、災害復旧事業に係る借り入れをするもので、3件4,940万円を追加します。  8ページ、9ページをお願いします。  2、歳入です。  11款1項1目農林水産業費分担金の農地災害復旧費分担金29万9,000円は、農地災害復旧事業費に係る受益者からの分担金です。  13款1項2目災害復旧費国庫負担金の公共土木施設災害復旧費負担金2,401万2,000円は、4河川の災害復旧工事費に対して交付されるもので、補助率は66.7%です。  14款2項9目災害復旧費補助金7,608万9,000円は、農地災害復旧工事費2カ所と農業用施設災害復旧工事費7カ所に対して交付されるもので、補助率は農地が50%、農業用施設が65%です。  17款2項1目財政調整基金繰入金1,513万8,000円は、補正財源として繰り入れるものです。  続いて12、13ページをお願いします。  3の歳出です。  11款1項1目農地災害復旧費の農地災害復旧事業440万4,000円は、2カ所の実施設計委託料及び災害復旧工事費です。  同じく2目農業用施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業1億1,938万4,000円は、7カ所の実施設計委託料及び災害復旧工事費です。  2項1目の公共土木施設災害復旧費の公共土木施設災害復旧事業4,115万円は、1河川の土砂等撤去委託料と、4河川の災害復旧工事費などです。  以上で、議案第85号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第85号について、原案のとおり可決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認め、よって、議案第85号については原案のとおり可決されました。  次に、認定第2号平成28年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号平成28年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの認定8件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。田村富男君。 ○17番(田村富男君) 議事進行についてでありますけれども、決算認定にかかわる提案理由の説明は、今後決算特別委員会で審議されることから、簡略にお願いしたいと思います。 ○議長(宮野和秀君) ただいま田村富男君から提案理由の説明は簡略にという発言がありますが、これを了といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、提案理由の説明は、簡略な説明で了といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。会計管理者。 ○会計管理者(黒澤香澄君) 私から、認定第2号平成28年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号平成28年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでご説明申し上げます。  簡略にというご発言をいただきましたので、そのように説明させていただきます。  各会計の決算の概要について、さきにお配りしてございます平成28年度一般会計特別会計決算概要資料によりご説明いたします。  初めに、資料の4ページをお開き願います。  認定第2号に係る一般会計の収支状況でございますが、歳入の決算額は183億291万6,441円で、これに対する歳出の決算額は179億7,194万3,382円であります。前年度に比較して歳入は0.14%の減、歳出は0.72%の増となっており、歳入歳出差引額は3億3,097万3,059円の黒字でございます。  ここから先は、端数を切り捨てた1,000円単位で申し上げます。  この歳入歳出差引額の中には、翌年度への繰り越し事業に伴う財源が2,562万9,000円含まれておりますので、これを差し引いた実質収支は3億534万4,000円の黒字であります。  また、前年度の実質収支額を差し引いたいわゆる単年度収支は6,474万4,000円の赤字となります。  財政調整基金への積立金1億8,684万9,000円を加算し、同基金からの積立金取崩額3億2,708万円を差し引いた実質単年度収支は2億497万5,000円の赤字となります。  次に、認定第3号から認定第9号までの特別会計についてご説明します。  決算概要資料では8ページから23ページにわたり各特別会計の決算状況をまとめてございますので、ご参照ください。  これらの特別会計決算の総額についてご説明いたします。  ページを戻っていただき、資料の2ページ、3ページをお開き願います。  特別会計の収入済額の総計は103億8,245万4,000円で、これに対する支出済額の総計は100億7,367万1,000円であります。前年度に比較して歳入は4.92%の減、歳出は4.7%の減となっており、歳入歳出差引額は3億878万3,000円の黒字でございます。
     各特別会計の差引額は、平成28年度末をもって廃止された簡易水道事業特別会計、大湯財産区特別会計がゼロ円のほかは、全て黒字となっております。  以上、平成28年度一般会計並びに特別会計の決算の概要について申し上げましたが、詳細につきましては、後日開催されます決算特別委員会におきまして事項別明細書及び主要事業執行実績報告書などの関係資料により各担当からご説明いたしますので、ご審議の上ご認定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  認定第2号から認定第9号までの認定8件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 決算特別委員会の設置 ○議長(宮野和秀君) 次に、ただいま提案がありました認定8件にかかわる審査のため、決算特別委員会の設置について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時17分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時18分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。認定第2号から認定第9号までの認定8件の審査のため、委員会条例第4条の規定により、委員9名をもって決算特別委員会を設置し、別紙付託表のとおり付託して審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時18分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時19分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま設置されました決算特別委員会の特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長により指名いたしたいと思います。  決算特別委員の委員名を、事務局長をして朗読させます。 ○事務局長(阿部 薫君) 私から朗読させていただきます。  決算特別委員ですが、2番金澤大輔議員、3番安保誠一郎議員、5番舘花一仁議員、6番児玉悦朗議員、9番栗山尚記議員、11番吉村アイ議員、14番倉岡 誠議員、15番田中孝一議員、16番兎澤祐一議員。  以上であります。 ○議長(宮野和秀君) お諮りいたします。ただいま朗読いたしました9名の方々を決算特別委員に選任することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました9名の方々を決算特別委員に選任することに決定いたしました。  この際、決算特別委員会の正副委員長互選のため、決算特別委員会を開催いたしますので、暫時休憩いたします。     午前11時21分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時33分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開催されました決算特別委員会において、委員長に児玉悦朗君、副委員長に栗山尚記君がそれぞれ互選されましたので、報告いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件について ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について本日の日程に追加し直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時34分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時35分 再開 ○議長(宮野和秀君) それでは、再開いたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件については、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。各常任委員長、議会運営委員長及び決算特別委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、平成29年第6回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る9月1日から本日までの22日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の意見等を十分尊重され、効率的な行財政運営に当たられますよう切望いたします。  以上で、平成29年第6回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時37分 閉会             平成29年 第6回鹿角市議会定例会               議案及び請願・陳情追加付託表                              (平成29年9月22日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │決算特別  │認定第2号 平成28年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について       │  │委員会   │認定第3号 平成28年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい│  │      │て                                     │  │      │認定第4号 平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について│  │      │認定第5号 平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について │  │      │認定第6号 平成28年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  │  │      │認定第7号 平成28年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい│  │      │て                                     │  │      │認定第8号 平成28年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について │  │      │認定第9号 平成28年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定について  │  └──────┴──────────────────────────────────────┘             平成29年 第6回鹿角市議会定例会                 閉会中審査事件付託表                              (平成29年9月22日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │市総合計画の推進について                          │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤
     │教育民生  │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、     │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │決算特別  │認定第2号 平成28年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について        │  │委員会   │認定第3号 平成28年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい │  │      │      て                               │  │      │認定第4号 平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について │  │      │認定第5号 平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  │  │      │認定第6号 平成28年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   │  │      │認定第7号 平成28年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい │  │      │      て                               │  │      │認定第8号 平成28年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  │  │      │認定第9号 平成28年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定について   │  └──────┴──────────────────────────────────────┘        議  長   宮  野  和  秀        署名議員   栗  山  尚  記        署名議員   児  玉  政  明...