鹿角市議会 > 2017-06-01 >
平成29年第3回定例会(第3号 6月 1日)

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  1. 鹿角市議会 2017-06-01
    平成29年第3回定例会(第3号 6月 1日)


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    平成29年第3回定例会(第3号 6月 1日)     平成29年6月1日(木)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第50号      議案第51号      議案第52号      議案第53号      議案第54号
         議案第55号      29請願第 1号      29陳情第 3号   3 日程追加      議案の上程      発議第 4号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出について      議案第56号 平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)   4 日程追加      議員派遣の件   5 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  金 澤 大 輔 君     2番  栗 山 尚 記 君        3番  戸 田 芳 孝 君     4番  安 保 誠一郎 君        5番  浅 石 昌 敏 君     6番  舘 花 一 仁 君        7番  児 玉 悦 朗 君     8番  成 田 哲 男 君        9番  児 玉 政 明 君    10番  兎 澤 祐 一 君       11番  田 口   裕 君    12番  吉 村 ア イ 君       13番  倉 岡   誠 君    14番  宮 野 和 秀 君       15番  中 山 一 男 君    16番  田 中 孝 一 君       17番  田 村 富 男 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(1名)       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    理事        安 保 一 雄 君  総務部長      児 玉   晃 君    市民部長      海 沼   均 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      山 口 達 夫 君    教育部長      奈 良 義 博 君  総務部次長     佐 藤 康 司 君    建設部次長     中 村   修 君  総務部付次長待遇  田 中 政 幸 君    会計管理者     黒 澤 香 澄 君  教育次長      加 藤   卓 君    農業委員会事務局長 渡 部   勉 君  財政課長      大 里   豊 君    監査委員事務局長  佐 藤 千絵子 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      阿 部   薫 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主査        石木田   慎 君      午前10時00分 開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第3号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告を行います。  去る5月24日、全国市議会議長会第93回定期総会において、黒澤一夫君が、市議会議員として20年にわたり市政の発展に尽くされた功績により表彰されました。  また、田村富男前議長と倉岡 誠前副議長が、それぞれ4年にわたり市政の振興に努められた功績により表彰されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る5月12日及び22日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第50号から議案第55号までの議案6件及び請願1件、陳情1件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長成田哲男君。     (総務財政常任委員長 成田哲男君登壇) ○総務財政常任委員長成田哲男君) 私から、去る5月12日及び22日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案3件及び陳情1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第50号鹿角市個人情報保護条例の一部改正についてでありますが、本案は、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律が施行されることに伴い、個人情報の定義を整理する等のため条例を改正するものであり、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第51号鹿角市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項の規定により、個人番号を利用することができる事務を定める等のため、条例を改正するものです。  本案の審査に当たり、委員から、個人情報を利用する業務の拡大に伴い、個人情報を取り扱う職員がふえてきていると思われるが、マイナンバー取り扱い管理体制はどのようになっているものかただしております。  これに対し、個人情報を取り扱う職員がふえていることについて、1人の職員が複数の業務を兼任する場面もあるため、関与するものと思われる事務に関して、包含的に条例で定め、法令違反とならないように備えている。また、管理体制については、副市長をトップに情報管理に当たること。そして、業務ごと個人情報に関与する職員数や対象となる市民の規模、想定されるリスクやその対処方法を明示して国に報告しており、万全の態勢が備わっているものと考えているとの答弁がなされております。  さらに、委員から、個人情報を利用する業務の拡大に伴い、個人情報を取り扱う人がふえることで、情報漏えいのリスクが高まってくることが心配である。誰が管理して誰が責任を負うのかが曖昧なのではないかとただしております。  これに対し、個人情報取り扱いに当たっては、関与する職員を限定し生体認証を用いた管理を行っているほか、使用履歴などを確認することとしており、制限された環境での運用となっている。また、情報漏えいのリスクの備えは万全としながらも、窓口に来た市民を長く待たせることがないよう効率的な方法で、かつ責任の所在を明確に示せる方法で対応してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第53号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、9款消防費についてでありますが、条文第1条、歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれに1億6,396万8,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ177億8,112万2,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、歳入についてでありますが、17款2項2目1節まちづくり基金繰入金を財源とするプレミアム商品券発行支援事業について、前回、一昨年に発行したプレミアム商品券が完売となったものか、また経済効果はどのようなものであったかについてただしております。  これに対し、一昨年のプレミアム商品券は完売し、換金率は99.85%であった。また、消費喚起効果による経済効果については1.64倍と推計されるとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、9款消防費で消防団全17分団の分団旗を新調するとのことだが、同じく団員の士気にかかわるものとして、昨年度、消防団員の手当を見直したが、その状況はどうなっているのものかただしております。  これに対し、消防団の費用弁償、いわゆる出動手当について、訓練や警戒等に出動した場合の金額が一律1,900円から2,000円に、また災害等に出動した場合の金額が一律1,900円から2,500円にそれぞれ上がったものであるが、平成28年度の訓練等での出動は延べ4,319件で863万9,000円、また火災等への出動は延べ614件、153万5,000円で、平成27年度との比較では80万300円の増となっているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第53号中、当委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第3号免税軽油制度の継続を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択とすべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 成田哲男君降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長浅石昌敏君。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君登壇) ○教育民生常任委員長浅石昌敏君) 私から、去る5月12日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案3件及び請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第53号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から10款5項3目文化財保護費の花輪祭の屋台行事保存修理事業費補助金について、国の補助を受けて2年をかけて屋台1台を修繕するとのことだが、全屋台の修繕に20年近くかかることとなるものかただしております。  これに対し、本事業は、国庫補助を受けて実施することを前提としており、当初は7年計画で10台の屋台を修繕する計画であったが、国においては、昨年の熊本地震復興など今後の対応が示され、1台の修繕につき2カ年で実施したいとの意向から、これを受けての対応となるものである。したがって、当初7年計画であったものが、現状では倍の年数がかかると予想しているとの答弁がなされております。  委員からはさらに、各町内の屋台修繕の順番などはどのように決定するものかただしております。  これに対し、屋台修繕実施主体花輪ばやし祭典委員会となっており、祭典委員会において、修繕する順番などを適正に検討し決定しているものであるとの答弁がなされております。  次に、屋台修繕に関連し、花輪ばやし演奏者等後継者育成の取り組みについてただしております。  これに対し、祭典委員会において、三味線などの講習会を毎年度定期的に実施している。また、町内以外の参加者や女性の受け入れなども早くから取り組むなど、祭典委員会においても工夫をしながら育成を進めており、市としても講習会の周知などの部分で協力してまいりたいと考えているとの答弁がなされております。  次に、10款6項2目体育振興費スポーツ交流事業において、葛飾区交流推進事業の一環として、スペインのサッカークラブチームであるFCバルセロナサッカースクール葛飾校の児童の夏合宿が本市で行われることから、児童の送迎等にかかわる予算が計上されているが、葛飾区の子供たちと本市の子供たち交流事業などは計画されているものかただしております。  これに対し、サッカースクールであるため、サッカーに専念する形での合宿メニューとなっているものの、鹿角に来ていただくということもあり、本市の鹿角FCジュニア子供たちとの交流をメニューに入れていただいているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第53号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第54号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第55号平成29年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29請願第1号鹿角の産婦人科医療存続対策を求める請願につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定しております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君降壇)
    ○議長(宮野和秀君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長田中孝一君。     (産業建設常任委員長 田中孝一君登壇) ○産業建設常任委員長田中孝一君) 私から、去る5月12日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案2件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第52号湯の駅おおゆ条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、条例第3条に規定するカフェの運営先についてただしております。  これに対し、管理運営に関しては、施設全体の運営を含めて指定管理者にお願いしたいと考えているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、冬季はなかなか人が入らないと思われるので経営面で厳しくなるのではないかと思われるが、経営についてはどのような体制となるのかただしております。  これに対し、カフェだけでなく施設全体に対して地元の意見をいただきながら、大湯の魅力を最大限に出していくことをコンセプトにしている。また、隈研吾建築設計の設計であることから、建物の優位性も生かしながら、指定管理者に経営していただきたいと考えているとの答弁がなされております。  次に、委員からは、市場の市日以外の利活用とあわせ、第4条の利用時間について18時以降にイベント等で利用できないかただしております。  これに対し、市場は12区画あり、そのうち6区画が生鮮食品専用シャッター区画で、残りの6区画はオープンスペースとして設定している。これら区画については、市日会と協議を進めてきたもので、現在、五、六件が出店しているが、市場整備することにより出店者がふえてくるだろうとの見込みや、市日会からも声がけしていくとのお話をいただいている。生鮮食品専用の区画は市日以外の利活用は厳しいが、残りの6区画に関しては市日以外にも利用できるよう料金設定をしているため、自由に運用できると考えている。また、利用時間の延長に関しては、第5条の2の規定により、必要があると認めるときは、市長の承認を得て利用時間を変更することができるため、適宜対応してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、設計から用地買収、建設等までの総額は幾らになっているのかただしております。  これに対し、全体では、平成24年度からの基本構想から現在まで約10億円となっているとの答弁がなされております。  次に、第6条指定管理者業務範囲として、特産品の研究、開発に関する業務とあるが、市ではどのようにサポートしていくのかただしております。  これに対し、本施設には調理研究室を設けており、これまでに基本設計策定に当たり、地域の意見から地元の山菜など大湯の特徴を生かした特産品を開発する大湯ラボという機能を持たせたものである。また、ほかの道の駅等では、ご当地商品がいろいろあり、当然、大湯においても特徴のある商品を開発しなければならないと考えているが、市では、特産品開発への支援をしていることからも、それらの支援を有効に生かしながら進めていただきたいと考えているとの答弁がなされております。  次に、第12条の利用料金の減免等について、指定管理者は、市長の承認を得て定めた基準により、利用料金の減免または還付をすることができるとあるが、指定管理者の判断で臨機応変にできるものかただしております。  これに対し、重要な部分に関しては市長の承認が必要となるが、柔軟に対応していきたいとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、イベントゾーンにおいて、イベントあるいは通常時に出店する店舗の利用料金はどのように決定するものかただしております。  これに対し、イベントゾーン利用料金の上限額を参考に指定管理者において柔軟に料金設定していくものであるが、低く設定すると市の指定管理料の負担が大きくなるため、市と指定管理者において協議し、利用料金を決めていきたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第52号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第53号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中、歳出5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款1項3目農業振興費におけるそば検査体制整備事業補助金について、支援内容そば検査体制の現状についてただしております。  これに対し、支援内容は、ソバの検査に必要な器具購入に対し2分の1を支援するものである。  これまで、JAかづのにおいて主に検査をしていたが、飛躍的にソバの作付が伸びたことにより検査量が多くなり、さらに米の検査とも時期が重なることから、検査に時間を要し、再度乾燥が必要となるといった事例も生じている。  このような課題を解消するため、ソバを生産している6法人に属する10名が昨年度に自己負担で検査員の資格を取得した上で、6法人が共同で検査体制をとりたいとのことであり、市としても、平成21年度からそばの里プロジェクト事業を行ってきているが、検査器具の導入により、検査に係る諸課題の解決にもつながり、生産から検査の段階まで一貫した事業の体制が構築されるとの答弁がなされております。  次に、6款1項4目園芸振興費におけるかづの農業夢プラン応援事業費補助金について、1月の大雪で被害を受けた3経営体のビニールハウス4棟の復旧に対し支援するとのことであったが、市ではほかにも被害はなかったか、また被害を受けた農業施設は全てカバーできたのかただしております。  これに対し、1月12日から13日にかけて、八幡平地区に局所的な大雪の影響で被害に及んだものの、市内ではほかに被害はなかった。また、今回、被害を受けた農業用ハウスは、園芸施設であるので本事業の支援内容に合致していたことから、全てを支援できることとなるものであるとの答弁がなされております。  次に、6款2項2目林業振興費における新規狩猟免許取得者確保対策事業費補助金について、2名分の追加とあったが、今年度の鹿角市猟友会の会員数についてただしております。  これに対し、鹿角市猟友会の会員数は、今年度当初時点で54名であり、これまで制度創設以来、毎年2名ほどの免許取得者の実績があるが、高齢で退会される方もいるため、会員数は横ばいで推移しているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、報道等で若い猟友会会員はほかで勤務している方が多く、迅速な対応ができないため駆除業務に支障が出ているとのことだが、本市の現状はどうなのかただしております。  これに対し、本市においては、現状はそのような面での支障は出ていないが、今後、そのような状況になってきた場合、対策を講じなければならないと考えているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、猟友会の会員に関連して、勤務している方や高齢の方が多くなれば迅速な対応ができないおそれがあるので、消防職員や市職員に資格取得させる等の対応を検討できないかただしております。  これに対し、昨年、鳥獣被害防止対策協議会を設置し、鳥獣被害防止計画を策定した中で、今年度より特別公務員という形で出動となる鳥獣被害対策実施隊の設置について検討することにしている。また、猟友会の会員拡大についても、各方面の機会を通じてPRを図っていきたいとの答弁がなされております。  次に、7款2項3目観光施設費について、道の駅あんとらあに市所有の花輪ばやしの屋台を保管する格納庫を新設し、屋台の修理工事の作業場として一般の方も見学できるとのことだが、建設場所はどこを予定しているのかただしております。  これに対し、道の駅あんとらあ大駐車場の北東部に建設する考えだが、大駐車場はイベント時や祭りの際に必要な駐車場でもあるため、それらに影響のないスペースとしたいとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、大駐車場に入ってすぐの場所がいいと考えるが、建設場所については関係者と協議し、再度検討できないかただしております。  これに対し、建設場所の選定に当たっては、市と花輪ばやし祭典委員会、また道の駅を運営している株式会社かづ観光物産公社との3者で協議しており、大駐車場の入り口という意見もあったが、車の出入りから見学に危険を伴うため、安全に見学できる場所を選定したものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第53号中、当常任委員会の所管する補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 田中孝一君降壇) ○議長(宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託しました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第50号鹿角市個人情報保護条例の一部改正について及び議案第51号鹿角市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案に対して討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第50号及び議案第51号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第50号及び議案第51号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号湯の駅おおゆ条例の制定について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案に対して討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第52号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第52号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第53号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第53号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号平成29年度鹿角市国民健康事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第55号平成29年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第54号及び議案第55号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第54号及び議案第55号の2議案について原案のとおり可決されました。  次に、29請願第1号鹿角の産婦人科医療存続対策を求める請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29請願第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29請願第1号については採択と決します。  次に、29陳情第3号免税軽油制度の継続を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第3号について、委員長の報告のとおりに決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、29陳情第3号については採択と決します。  ここで暫時休憩いたします。     午前10時35分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時41分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま発議1件及び議案1件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議1件及び議案1件について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議1件及び議案1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、発議第4号について提案者の説明を求めます。児玉政明君。     (9番 児玉政明君登壇) ○9番(児玉政明君) 私から、発議第4号について提案理由をご説明申し上げます。  発議第4号免税軽油制度の継続を求める意見書の提出についてでありますが、免税軽油制度は平成30年3月末で廃止される予定ですが、本制度は、農業用機械や船舶、フォークリフトなどの作業用機械、またスキー場のゲレンデ整備車や降雪機など幅広い事業の燃料に使用される軽油が免税対象となっているもので、本制度が終了することになれば、スキー場産業などの観光産業のみならず、地域経済全体にも大きな影響が及ぶことが懸念されることから、平成30年4月以降も本制度を継続することを求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして提案説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第4号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (9番 児玉政明君降壇) ○議長(宮野和秀君) これより、討論を省略し、採決いたします。  発議第4号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第4号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 晃君) 追加提出議案の補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第56号です。  平成29年度鹿角市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億7,509万円を追加し、総額をそれぞれ185億5,621万2,000円とする。  第2項予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  平成29年6月1日提出。鹿角市長。  今回の補正ですが、東北自動車道緊急流入路整備事業負担金等の追加と本市の産業団地に誘致していた企業の進出が決定したことから、施設整備を支援する補助金等について、それぞれ追加するものです。  7ページ、8ページをお願いします。  2の歳入です。  14款2項4目農林水産業費県補助金の強い農業づくり推進事業費補助金7億4,670万円は、生産から流通までの総合的な強い農業づくりを推進するため、農畜産物の高品質、高付加価値化、低コスト化等の取り組みを支援するもので、本市に誘致する企業の施設整備費に対する補助金です。補助率は2分の1です。  17款2項1目財政調整基金繰入金1,439万円は今回の補正財源として、また2目まちづくり基金繰入金1,400万円は東北自動車道緊急流入路整備事業の財源として、それぞれ基金から繰り入れます。  次の9ページ、10ページをお願いします。  3歳出です。  2款1項7目企画費の東北自動車道緊急流入路整備事業1,441万6,000円は、東日本高速道路株式会社東北支社が実施する緊急流入路の整備工事において、地盤改良工事を実施することや工事単価等の上昇に伴い、負担金と関連する工事費を追加するものです。  なお、今回の補正により、東日本高速道路株式会社に市が支払う負担金は7,775万3,000円となります。  続いて、6款1項6目農業経営基盤強化促進対策費の強い農業づくり推進事業7億4,670万円は、国の補助金を活用して閉鎖型植物工場を整備する1法人に対して支援を行うものです。この工場では、LED照明によりリーフレタス等の農産物を工場内で生産します。なお、工場の操業開始は平成30年4月を予定しております。  次に、7款1項4目企業誘致対策費の産業団地整備事業1,397万4,000円は、産業団地への企業進出に伴い、市道からの進入路を整備するものです。  以上で議案第56号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第56号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第56号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第56号については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について、本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認め、よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件については、お手元に配付してあります議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より会議規則第104条の規定により、閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認め、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、平成29年第3回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る5月12日から本日までの21日間にわたりましたが、この間における議員各位及び市長初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、審査の過程で出されました議会の意見等を十分尊重され、効率的な行財政の運営に当たられるよう切望いたします。  以上で、平成29年第3回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前10時53分 閉会             平成29年 第3回鹿角市議会定例会                閉会中審査事件付託表                              (平成29年6月1日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │市総合計画の推進について                          │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、     │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  └──────┴──────────────────────────────────────┘        議  長   宮  野  和  秀        署名議員   戸  田  芳  孝        署名議員   安  保  誠 一 郎...