鹿角市議会 > 2016-05-27 >
平成28年第4回定例会(第1号 5月27日)

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  1. 鹿角市議会 2016-05-27
    平成28年第4回定例会(第1号 5月27日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成28年第4回定例会(第1号 5月27日)     平成28年5月27日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      報告第2号から報告第4号まで       説明、質疑      議案第52号及び議案第55号まで       説明、採決      議案第56号       説明、質疑、討論、採決      議案第57号から議案第68号まで       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託  第6 議員派遣の件   散会
    ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      報告第 2号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 3号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市下水道事業特別会計)      報告第 4号 予算繰越計算書について(鹿角市上水道事業会計)      議案第52号 監査委員の選任について      議案第53号 監査委員の選任について      議案第54号 教育長の任命について      議案第55号 教育委員会委員の任命について      議案第56号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改             正について      議案第57号 字の区域の変更について      議案第58号 財産の取得について      議案第59号 市道路線の認定について      議案第60号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れの変更について      議案第61号 鹿角市公告式条例の一部改正について      議案第62号 鹿角市支所設置条例の一部改正について      議案第63号 鹿角市市民センター条例の一部改正について      議案第64号 鹿角市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める             条例の一部改正について      議案第65号 平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)      議案第66号 平成28年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1             号)      議案第67号 平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第68号 平成28年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号) ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)        1番  小 田   修 君     2番  児 玉 悦 朗 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  和井内 貞 光 君     6番  舘 花 一 仁 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  田 中 孝 一 君        9番  児 玉 政 明 君    10番  中 山 一 男 君       11番  浅 石 昌 敏 君    12番  吉 村 ア イ 君       13番  髙 杉 正 美 君    14番  兎 澤 祐 一 君       15番  黒 澤 一 夫 君    16番  田 村 富 男 君       17番  倉 岡   誠 君    18番  福 島 壽 榮 君       19番  宮 野 和 秀 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      安 保 一 雄 君  市民部長      児 玉   晃 君    健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君  産業部長      工 藤 裕 悦 君    建設部長      山 口 達 夫 君  教育部長      奈 良 義 博 君    総務部次長     田 口 善 浩 君  総務部付次長待遇  秋 元 英 俊 君    会計管理者     米 田 直 子 君  総務課長      佐 藤 康 司 君    財政課長      大 里   豊 君  監査委員事務局長  佐 藤 千絵子 君    農業委員会事務局長 渡 部   勉 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      阿 部   薫 君    副主幹       小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主査        石木田   慎 君      午前10時00分 開会 ○議長(田村富男君) ただいまより、平成28年第4回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(田村富男君) これより議長報告をいたします。  監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が提出されております。  次に、5月19日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、3月19日から5月26日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田村富男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により9番児玉政明君、10番中山一男君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(田村富男君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から6月21日までの26日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から6月21日までの26日間と決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(田村富男君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  初めに、去る5月21日と22日の両日、十和田大湯の熊取岱地内においてタケノコとりの入山者が相次いで熊に襲われ、2名の方がお亡くなりになる痛ましい事故が発生いたしましたが、被害に遭われました方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。  市では、現場付近の市道にバリケードを設置しながらメール配信などで立ち入りを控えるように注意喚起を行ったところでありますが、引き続き関係機関と連携して巡回パトロールやチラシ配布等行うなど対策を強化してまいります。  次に、このたびの住宅使用料不適切事務に関する件についてでありますが、大湯環状列石史跡管理業務で不適切な事務処理が判明して間もなく、市職員が公金を私的に使用する不祥事まで発生したことは市民の皆様の市及び市職員に対する信頼を失墜させるものであり、市政の責任者としてざんきにたえず、まことに遺憾であります。また、多くの方にご心配とご迷惑をおかけしたことに対し、心からおわびを申し上げます。  大湯環状列石史跡管理業務委託契約事務にかかわる住民監査請求については、5月2日付で監査の結果が公表され、結果的に市に損害が発生したとはいえないと判断されましたが、再び誤った設計積算や不適切な事務処理が行われることのないよう、職員に対する設計積算ルールの周知徹底や契約検査室によるサポート体制の強化に取り組んでおります。  市職員により住宅使用料が私的に使用された件につきましては、都市整備課市営住宅業務を担当していた20代の男性主事が平成25年度から平成27年度の3年間にわたり、住宅使用料を徴収していながら会計への入金処理を行わず、件数にして116件、金額にして合計142万5,780円を私的に費消していたほか、不正の発覚を免れるためデータの改ざんなどが行われていたもので、私的に費消された住宅使用料は、去る5月10日に全額弁済に至っております。  これについては、去る5月13日に関係職員の懲戒処分を行ったところでありますが、別途被害届の提出に関し、鹿角警察署と協議を行ってるところであり、改めて公務員倫理を徹底し、公金管理と内部統制について見直し、再発防止の仕組みを強化してまいります。  これら一連の不適切な事務処理に関しましては、市政運営の総括者としての責任を重く受けとめ、私自身も減給10分の1・2カ月に相当する給与減額を行うべく条例改正案を本定例会に提案いたしており、一日も早く市民の皆様の信頼を回復できるよう私が先頭に立って全力で取り組んでまいります。  それでは、平成28年第4回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、熊本地震への対応についてでありますが、去る5月11日の上京を機会に私がみずから熊本県東京事務所を訪問し、見舞金100万円の目録と花輪の小平自治会より託された義援金10万円を手渡してまいりました。  甚大な被害をもたらしたこのたびの大震災は、69人の命を奪い、今なお9,000人以上の方々が避難所での生活を強いられております。犠牲となられました方々のご冥福をお祈りし、被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げますとともに被災地の一日も早い復興を願うものであります。  次に、総務関係についてでありますが、第6次総合計画後期基本計画の推進につきましては、平成32年度の人口3万人台の確保に向け、平成28年度当初予算及び地方創生加速化交付金等の平成27年度3月補正予算により取り組みをスタートさせたところでありますが、私が自治会などにお伺いする地域ミーティングでの意見交換や政策研究所での調査研究活動を通じて積極的に取り組みを強化してまいります。  行政改革につきましては、平成28年度から32年度までの5年間を計画期間とする第9次鹿角市行政改革大綱取り組みをスタートさせておりますが、今大綱は総合計画及び後期基本計画を後押しするための行政経営方針として位置づけており、これまでの成果や社会環境の変化を踏まえながら、さらなる業務の効率化や行政サービスの最適化を図り、選択と集中による効果的な行政運営を行ってまいります。
     地域間交流の推進につきましては、これまで東京都葛飾区との交流拡大を検討してまいりましたが、このたび観光やスポーツ、教育、文化、災害対策などの分野で包括的に連携・協力していくため、今月31日に協定を締結する運びとなりました。これまでの四つ木地区との都市農村交流の実績をもとに葛飾区民との交流を、さらに積み重ね、地域の活性化につなげてまいりたいと考えており、協定に基づく具体的な連携事業に係る関連予算を本定例会に提案いたしております。  ふるさと鹿角応援寄附につきましては、制度開始の平成20年度から昨年度までに延べ256件・1億3,000万円を超えるご寄附をいただいておりますが、今年度から「鹿角ブランド」の露出度傾向やPRを図るツールとして寄附額に応じた返礼品を贈呈することとし、市の特産品のほか宿泊、体験メニューを含む44の特典を用意するなど、制度の拡充を図っております。  4月以降、既に130件を超える寄附の申し出をいただいておりますので、引き続き返礼品の拡充に努めながら、より多くの方々から本市の魅力を感じ、知っていただけるよう取り組んでまいります。  移住促進の取り組みにつきましては、昨年度の本市への移住者は7組15人で、20代から30代の家族連れや単身者が多く、移住プログラムやお試し住宅の取り組みが奏功したものと捉えております。今年度は新たに引っ越し支援制度移住者ウェルカム事業に取り組んでおり、既に3組9人の移住が実現しておりますが、このほかにも女性や起業家向けプログラムやお試し移住ツアーの展開を予定しておりますので、積極的なPRに努めながら移住の増加につなげてまいります。  次に、民生関係についてでありますが、八幡平市民センター改築工事につきましては、6月末の竣工を目指して順調に工事が進んでおり、八幡平支所とともに8月下旬のオープンを予定しております。今後も地域コミュニティの拠点として充実した施設運営を図り、地域活性化につなげてまいります。  子育て支援につきましては、若者世代の経済的不安の軽減を図るため、去る4月19日に市内3金融機関と協定を締結し、結婚・子育て支援特別資金返済支援制度の運用を開始しております。また、今年度から開始したファーストベビー祝い金については、4月25日に第1号となる申請を受理しており、引き続き各種子育て支援策を含めた制度周知に努めながら出生数の増加につなげてまいります。  災害時要援護者支援対策につきましては、このほど災害時要援護者名簿の更新作業が終了し、新しい名簿と避難支援マニュアル自治会長等に配付したところでありますが、災害時には自治会や自主防災組織などによる組織的な活動が肝要であることから、要援護者ごとの安否確認や避難方法を定める避難支援計画の取りまとめを支援しながら、地域内の支援体制を強化してまいります。  健康づくりの推進につきましては、平成26年度から開始した脳ドック助成に今年度も市内医療機関受け入れ可能数を上回る213人から申し込みをいただき、抽選により128人を決定しております。また、各種がん検診については、これまでの無料クーポン対象者に加え、今年度から胃がん検診の50歳代の受診料を無料としており、対象者への個別勧奨を積極的に行いながら受診率の向上に努めてまいります。  感染症予防対策につきましては、予防接種法に基づく乳幼児への定期予防接種に、10月からB型肝炎ワクチンが追加される予定であり、医療機関や対象者への周知に努めてまいります。  地域医療体制の充実につきましては、将来市内の医療機関で医師として働こうとする方に対し、無利子で修学資金を貸与しておりますが、今年度医学部への入学を果たした1名を含め、現在7名の方がこの制度を利用しております。今後も貸与者との関係強化に努め、医師として確実に従事いただけるよう関係機関と協議しながら取り組みを進めてまいります。  次に、農業関係についてでありますが、ことしは雪が少なく、4月以降の天候もおおむね良好に推移したことから、耕起、代かき等の作業も順調に進み、全体的に田植え作業は平年並みに進捗しております。また、枝豆、トマトなどの野菜や花き類の播種、定植作業や果樹の開花も順調に推移しており、今期も確実な収穫を得られるよう関係機関と連携してまいります。  4月に発生した暴風被害につきましては、水稲育苗用パイプハウスの被害など185件を数えており、被害額は2,465万円に上っております。市では、被害を受けた生産者が営農意欲を低下させることなく円滑な生産活動が行えるよう復旧支援に係る関連予算を本定例会に提案いたしております。  米の生産調整につきましては、現時点の集計で転作目標面積1,620ヘクタールに対し、計画面積が1,671ヘクタールとなっており、目標を達成できる見通しであります。  作付面積につきましては、主食用米が前年より47ヘクタール減少し、2,016ヘクタールとなる一方、飼料用米が16ヘクタール増加し、341ヘクタールとなっており、交付金制度でも有利な飼料用米を中心として主食用米からの転換が進んでいる状況にあります。今後も収益性の高い農業経営を確立するため、水田転換主力作物づくり強化事業などで野菜や花きの作付を促し、複合経営の一層の振興を図ってまいります。  鹿角市植樹祭につきましては、去る5月18日、大湯ストーンサークルを会場として市内児童生徒や関係者、一般参加の市民など約200人の参加を得て、苗木265本の植樹を行っております。  次に、観光関係についてでありますが、十和田八幡平国立公園については、十和田八甲田地域が80周年、八幡平地域が60周年とそれぞれ節目の年を迎えておりますが、去る5月22日には八幡平地域60周年の記念イベントの一環として八幡平山開きを開催いたしました。当日は環境省を初め秋田・岩手両県の行政機関や山岳会、多くの一般登山客の参加のもと、地元高校生によるファンファーレや子供たちによる八幡平への感謝と未来に向けた宣言が行われたほか、花輪ばやしの演奏、特産品の地酒などが振る舞われました。このほかにも「十和田八幡平8060」と銘打ち、十和田八幡平周遊スタンプラリー市内宿泊割引プランなどのキャンペーンもスタートしており、こうした十和田八幡平を核とした各施策の展開や情報発信などにより、さらなる誘客拡大に取り組んでまいります。  外国人観光客の誘客につきましては、これまでの誘客セールスが功を奏し、本市を訪れる外国人観光客は年々増加しており、特に台湾からの観光客が全体の8割以上を占めているなど、今後も需要の伸びが期待されております。市では、これを好機と捉え、8月下旬に予定される秋田県知事の台湾訪問に同行して私みずから本市の魅力をPRしながら、さらなる誘客につなげてまいりたいと考えており、関連予算を本定例会に提案いたしております。  大湯温泉地区観光拠点施設「(仮称)湯の駅おおゆ」整備事業につきましては、去る5月25日に工事請負業者と契約提携を行い、事業用地の造成工事に着手しており、引き続き平成30年度のオープンに向け、遅滞なく進めてまいります。  次に、商工関係についてでありますが、商店街の活性化につきましては、去る5月5日に花輪商店街子供フェアが開催され、各店舗の工夫を凝らした取り組みで例年以上のにぎわいとなりました。また、コモッセサポーター主催街歩きゲームやコモッセと連携したスタンプサービスによりコモッセと商店街の回遊が促されており、引き続き関係機関と連携しながら中心市街地のにぎわいを創出してまいります。  まちなかオフィス整備事業につきましては、年度内の供用開始に向け、改修工事の実施設計を進めておりますが、去る5月16日に建物売買に関する仮契約を締結し、本定例会に財産の取得案件を提案いたしております。  雇用状況につきましては、ハローワーク鹿角管内の3月末の有効求人倍率は1.34倍と依然として高い水準で推移しております。これには企業立地助成金による支援効果が徐々にあらわれてきたものと捉えており、事業の高度化に資する設備投資で新たに増産や雇用が期待される動きが見られるなど堅調に推移しております。  一方で労働力の確保が課題となっておりますが、高校生の地元就職はもとより、Aターン登録者の回帰等を含め、引き続き雇用関係団体等との連携を密にしながら市内企業の人材確保に取り組んでまいります。また、今年度も引き続き新規学卒者就職内定率100%の早期達成を目指し、管内事業所への求人票の早期提出などを働きかけてまいります。  地域経済の活性化につきましては、昨年度、発行総額3億6,000万円の「プレミアム商品券」と発行総額2,000万円の「かづの体験プレミアム旅行券」の発行支援事業取り組みましたが、換金率はいずれも99.85%で経済の波及効果は7億1,600万円でありました。また、「鹿角いいね!直売所」やアンテナショップ「あきた鹿角屋」のふるさと産品販売では、北限のももや地酒などに高い評価をいただいており、本市の知名度向上やイメージアップに大きく貢献いたしました。  次に、教育関係についてでありますが、文化の杜交流館コモッセにつきましては、3月末までの利用者で33万5,000人余りを数えており、当初の目標を大きく上回る結果となっております。2年目の今年度も文化交流の拠点として多くの市民に利用いただけるよう、1周年記念事業を初め季節ごとの館連携事業や市民参加型のイベント開催を予定しているほか、まちなか連携事業などさまざまな事業を展開しながら中心市街地にぎわい創出につなげてまいります。  去る5月25日に全市民を対象に開催されたチャレンジデー2016につきましては、参加率70%を目標として掲げ、自治会、保育園、学校、企業、各団体からも協力をいただき取り組みました。本市の対戦相手は岡山県赤磐市でありましたが、参加率61.0%という結果であり、本市はそれを上回る70.2%で勝利をおさめ、目標を達成することができました。また、参加率に応じて与えられるメダル認定でも4年連続金メダルを獲得することができました。  チャレンジデーへの参加は、日ごろの運動不足の解消や自身の健康管理の一助になること、また運動やスポーツに親しむきっかけづくりになればと思い、今回で4回目の参加となりましたが、市民が一体となり、地域のにぎわいの源となる活力が創出されたものと考えております。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、今回の一般会計補正予算は当初予算編成時に確定できなかった国・県補助事業定期人事異動に伴う人件費の調整のほか、暴風被害を受けた農業用施設等への復旧支援費などを計上しております。  その結果、補正額は2億9,207万4,000円の追加となり、補正後の予算総額は166億5,295万5,000円となりました。補正財源は事業に関連する国・県支出金などの特定財源のほか、財政調整基金等を充当しております。  特別会計については、3会計において定期人事異動に伴う人件費の調整を行ったほか、国民健康保険事業特別会計では新制度に対応するためのシステム改修委託料の追加を行っております。  本定例会には、報告案件3件、人事案件4件、字の区域変更案件1件、財産の取得案件1件、市道案件1件、特別会計への繰り入れ案件1件、条例案件5件、補正予算案件4件、合わせて20件のご審議をお願いいたしております。また、追加案件として補正予算案件1件の提案を予定しております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(田村富男君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(田村富男君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  初めに、報告第2号繰越明許費繰越計算書についてから報告第4号予算繰越計算書についてまでの3件について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案書の報告第2号をごらんいただきたいと思います。  繰越明許費繰越計算書について。  平成27年度鹿角市一般会計予算の繰越明許費について、繰越明許費に係る歳出予算の経費を別紙のとおり翌年度に繰り越したので地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  次のページをお開きいただきたいと思います。平成27年度鹿角市一般会計繰越明許費繰越計算書であります。  一般会計の繰り越しは30件、8億3,853万円です。いずれも事業が平成27年度から平成28年度に及ぶことからあらかじめ繰越明許費を設定したものであります。  国の平成27年度補正予算地方創生加速化交付金に関連して平成28年度予算から平成27年度予算に事業を前倒しして計上したものは15件あります。  その事業名でありますが、2款1項の移住促進事業、定住促進事業。6款1項の新規ブランド産品育成支援事業、新規就農者育成支援事業、アグリビジネス支援事業、農業構造改革推進事業。7款1項の企業創業支援事業、産業人材育成支援事業。7款2項の観光アクセス充実対象事業、十和田八幡平学び旅創生事業、観光宣伝推進事業、鹿角観光産業確立事業、外国人観光客誘客推進事業、鹿角コンベンション開催助成事業、ふれあいの森八幡平誘客促進事業であります。  このほかに同じく国の補正予算に関連したものは2款1項の出会い応援事業、電算管理費。2款4項の戸籍事務費。3款1項の臨時福祉給付金等給付事業。6款1項の集落営農経営発展支援事業の5件であります。国の補正の時期が年度末に近かったと、しかし年度内の事業ということで予算は27年度予算――失礼しました。27年度予算ということであったわけですが、28年度に事業が及ぶということであります。  そのほかの件でありますけれども、これも同じく国の補正予算関連ですが、事業主体が県ということで、県が事業を繰り越したことによりまして事業にかかわる市の負担金も翌年度に繰り越すことになったものが5件であります。  また、昨年度の豪雨による災害復旧にかかわるものが1件、その他の理由によるものが4件であります。  以上で、報告第2号の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 報告第3号をお開き願います。  報告第3号繰越明許費繰越計算書について。  平成27年度鹿角市下水道事業特別会計予算の繰越明許費について、繰り越し明許に係る歳出予算の経費を別紙のとおり翌年度に繰り越ししたので地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  次のページをお開き願います。繰越計算書の内容でありますが、県の事業計画策定業務委託において関係市町との調整に時間を要したことなどの理由による繰り越しに伴い、流域下水道事業費負担金481万6,000円を繰り越ししたものであり、財源は市債が460万円、一般財源が21万6,000円であります。  次に、報告第4号をお開き願います。  報告第4号予算繰越計算書について。  地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、平成27年度鹿角市上水道事業会計の繰越額の使用に関する計画について、別紙のとおり報告する。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  次のページをお開き願います。予算繰越書の内容でありますが、資本的支出の建設改良費の西道口地区水路整備工事及び県の事業であります地方街路交付金工事、県道横丁工区の繰り越しに伴い、各事業関連の水道管移設工事2件、869万7,000円を繰り越ししたもので、財源は補償費が350万1,000円、損益勘定留保資金が519万6,000円であります。  また、水道事業費用の営業費用は今回の配水管施設工事2件の繰り越しにかかわります給水管工事62万5,000円について事故繰り越ししたもので、財源は補償費が62万5,000円であります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。報告第2号から報告第4号までの3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本報告3件につきましては地方自治法施行令に定める報告事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りいたします。本日上程されます議案第52号から議案第56号までの5件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  議案第52号監査委員の選任ついてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第52号について提案理由をご説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、来る6月18日をもちまして二ツ森 要委員が任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、ご提案申し上げる次第であります。  二ツ森氏は平成20年3月に市役所を定年退職されましたが、昭和46年に旧花輪町に奉職以来、37年余り地方行政に携わられ、行政に精通しております。また、平成20年6月から鹿角市監査委員を務めていただいており、監査委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。  議案第52号について、原案に同意するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第52号については原案に同意することに決しました。  次に、議案第53号監査委員の選任ついてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第53号について提案理由をご説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、来る7月4日をもちまして中嶋勝凱委員が任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、ご提案申し上げる次第であります。  中嶋氏は昭和39年国税庁仙台国税局採用以来各地の税務署を経て平成14年に弘前税務署長を退官されましたが、平成15年には市内に税理士事務所を開かれております。また、平成16年から鹿角市監査委員を務めていただいており、会計事務に精通された方で監査委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。  議案第53号について、原案に同意するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第53号については原案に同意することに決しました。  暫時休憩します。     午前10時34分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時34分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第54号教育長の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第54号についてご説明申し上げます。  鹿角市教育長の任命でありますが、畠山義孝教育長が来る7月10日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、ご提案申し上げる次第であります。
     畠山氏は昭和55年に市役所に奉職以来、主に総務、企画、観光、教育部門に勤務され、先導的な施策の立案と遂行に能力を発揮されてこられました。行政全般に精通された方であり、鹿角市教育長として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。  議案第54号について、原案に同意するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第54号については原案に同意することに決しました。  暫時休憩します。     午前10時36分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時36分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、教育長より発言の申し出がありますので、この際これを許可いたします。教育長。 ○教育長(畠山義孝君) 教育長選任議案のご可決を受けまして私から一言ご挨拶を申し上げさせていただく機会を設けていただきましたことに対しまして議長並びに議員各位のご高配に衷心より御礼を申し上げる次第であります。  法律改正により、将来を見据えて教育委員会制度が新たな時代を迎えた今、現在の事務方の統括執行責任者という立場から名実ともに教育行政の最高責任者となる新教育長としての使命、責任をひしひしと感じているところであります。  これまでの本市教育行政のすぐれている点を、さらに伸ばし、課題とされている点や創意工夫が求められている点を、早期に検証し、改善することにより信頼される、そして誇れる市教育行政の推進役として市民との共動の理念のもとに、これまで以上の努力と精進を重ねる所存であります。  議員各位におかれましては、格別のご理解とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして私の挨拶とさせていただきます。 ○議長(田村富男君) 教育長の発言を終わります。  次に、議案第55号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第55号についてご説明申し上げます。  教育委員の任命についてでありますが、岩尾昌子委員が6月27日をもちまして任期満了となりますが、その後任として和田 学氏を任命いたしたく、ご提案申し上げる次第であります。  和田氏は芝浦工業大学を卒業された後、平成8年にYKKAP株式会社に入社され、主に商品開発部門で活躍された方でありますが、平成14年6月には葦名神社の宮司となられ、同年12月からは秋田県家庭教師協会に所属されております。高潔な人格とともに小学生から高校生まで幅広い子供たちとのかかわりにおいて受験や進学といった子供たちの現在を実感されておられ、年齢も若く、ご自身も3人のお子さんを持つ保護者であり、教育に関しての見識と熱意をもった方であります。  したがいまして、鹿角市教育委員会委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして提案の説明といたします。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。  議案第55号について、原案に同意するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第55号については原案に同意することに決しました。  次に、議案第56号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案第56号をごらんください。  特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について。  特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、平成28年6月から7月までにおける市長の給料月額を10分の1減額するため条例を改正するものであります。  次のページをお開きください。  内容の説明を申し上げますが、附則に一項を加えるものであります。  第12項として、平成28年6月1日から同年7月31日までの間における市長の給料月額は第3条の規定にかかわらず同条に規定する給料月額から当該給料月額に100分の10を乗じて得た額を減じて得た額とする。  附則として、この条例は平成28年6月1日から施行いたします。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第56号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第56号については原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第57号字の区域の変更についてから議案第60号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れの変更についてまでの4件を、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案第57号字の区域の変更について。  地方自治法第260条第1項の規定により別紙のとおり本市の区域内の字の区域を変更する。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、県が施工する道路改築事業に係る十和田大湯地内の国有林の一部所管がえに伴う登記のため、字の区域を変更するものであります。  次のページをごらんください。  字界変更調書でありますが、字界を変更する区域は、①といたしまして鹿角市十和田大湯字大湯ほか16国有林3045、林班え、こ、お1や小班の国道44から左回りに国道45までの点を順次結ぶ線及び国道45の点と国道44の点とを結ぶ線で囲まれる区域。各座標の位置は議案資料のほうに示しております。  それから、②といたしましては同じく国有林3045林班のこ1、こ3小班の同45から左回りに国道46までの点を順次結ぶ線及び国道46の点と同45の点とを結ぶ線で囲まれる区域であります。変更前の字の区域にそれぞれの点の座標を示しております。  変更後の字は、ともに鹿角市十和田大湯字白沢となります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 産業部長。 ○産業部長(工藤裕悦君) 議案第58号財産の取得について。  地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、下記のとおり財産を取得することについて議会の議決を求める。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  取得する財産は建物2棟で、参考資料の7ページから9ページに位置図、平面図を掲載しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  建物の表示ですが、鹿角市花輪字下花輪33番地2、構造は鉄骨づくり亜鉛メッキ鋼板ぶき2階建て、床面積は1階・2階合わせまして1,586.16平米、平成8年建てであります。  附属する建物としまして、同じく鹿角市花輪字下花輪43番地、木造亜鉛メッキ鋼板ぶき平屋建て32.17平米、同じく平成8年建てでございます。  取得価格は3,888万円であります。契約の相手方ですが、東京都千代田区外神田4丁目14番1号DOWAホールディングス株式会社代表取締役山田政雄氏でございます。  提案理由ですが、まちなか整備事業のため公共用施設として用いるため建物を取得するものでございます。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 議案第59号をお開き願います。  議案第59号市道路線の認定について。  道路法第8条第2項の規定により市道路線を別紙のとおり認定することについて議会の議決を求める。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路の新設に伴い市道路線に認定するものであります。次のページと議案資料10ページの位置図もあわせてごらんください。  認定路線は、その他の市道1路線であります。  整理番号2898、路線名は福士環状3号線、起点及び終点はそれぞれ花輪字福士110番地2から110番地4までの延長208.81メートルであります。  なお、これにつきましては、宅地分譲に伴います道路について寄附採納された道路であります。  次に、議案第60号をお開き願います。議案第60号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れの変更について。  鹿角市下水道事業特別会計は鹿角市公共下水道事業推進のため、平成28年度鹿角市一般会計からの繰入額「4億1,600万円以内」を「4億2,100万円以内」に変更する。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、公共福祉の増進のため鹿角市公共下水道事業の推進を図る上で平成28年度鹿角市一般会計からの繰入額を変更する必要があるため議会の議決を求めるものであります。  なお、これは定期人事異動に伴います職員1名の増員によるものであります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑を受けます。  初めに、議案第57号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第58号について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○12番(吉村アイ君) このDOWAホールディングスさんから買い取る物件ですけども、この取得価格に関して、20年たっているものに対して取得価格は適正であるかどうかということと、今後これを直してからどのくらい市とすれば使うかどうか。例えば20年使うためとか10年とか、今のところどのようになってるかお知らせください。 ○議長(田村富男君) 産業部長。 ○産業部長(工藤裕悦君) 建物の取得に当たりましては、昨年来この会社と協議を続けてまいりました。その予算、こちらで予算取りする段階ではどのような価格で売買いただけるかというのはまだはっきりした形では向こうから同意をいただいておりませんでした。  その中で2つの考え方がございまして、向こうのいわゆる帳簿価格っていいますか台帳価格から、いわゆる解体費用を差っ引いた金額で契約するのか、または鑑定評価に基づいた形で売買契約するのか、この2点で最終的には折り合いをつけましょうということで、まず内諾を得ておりました。予算時期には、それがまだはっきりしておりませんでしたので、予算上はですね、高いほうの金額、いわゆる台帳価格から解体費用を差っ引いた7,000万ほどの予算取りはしておりましたけれども、その後の交渉によりまして会社としましても鑑定評価に基づいた価格で売買いただけるということでしたので、今回3,800万という金額で売買が成立しましたので、適正な価格で売買できたものと考えております。  また、今後何年か使うのかということですが、いずれ使用が可能な期間はずっと使っていきたいと、このように考えております。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。
     次に、議案第59号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第60号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第61号鹿角市公告式条例の一部改正についてから議案第64号鹿角市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまでの4件を一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 議案第61号です。鹿角市公告式条例の一部改正について。  鹿角市公告式条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、八幡平支所掲示場の位置を変更するため条例を改正するものです。  次のページをお開きください。  八幡平市民センターの移転改築に伴い八幡平支所及び同掲示場も移転することから、別表の八幡平支所掲示場の所在地「字堂の上64番地1」を「字小豆沢碇114番地」に改めます。  施行の日は公布の日から起算して3月を越えない範囲において規則で定める日からとします。  議案第62号をお開きください。鹿角市支所設置条例の一部改正について。  鹿角市支所設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、八幡平支所の位置を変更するため条例を改正するものです。  次のページをお開きください。  前議案と同様の理由によりまして八幡平支所の位置を「字堂の上64番地1」から「字小豆沢碇114番地」に改めます。  施行の日は、こちらも公布の日から起算して3月を越えない範囲において規則で定める日といたします。  議案第62号の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(児玉 晃君) それでは、議案第63号をお願いします。  鹿角市市民センター条例の一部改正について。  鹿角市市民センター条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、八幡平市民センターの移転改築に伴い位置等を変更するため条例を改正するものです。  次のページをお願いします。改正条例案でありますが、議案資料のほうで説明したいと思いますので、議案資料の13ページをお開き願います。  今回の改正は八幡平市民センターの移転改築に伴い所要の整理を行うものです。  初めに、第2条の名称及び位置でありますが、八幡平市民センターの位置を現行の「字堂の上64番地1」から「字小豆沢碇114番地」に改めます。  次に、第3条の附属施設でありますが、第2項に規定する地区市民センター、体育館及び運動広場のうち、八幡平体育館については、新しい八幡平市民センターの一部施設として組み込み、体育場とすることから「八幡平体育館」の項を削るものです。  次に、第15条関係は利用料金を規定するものですが、次のページをお願いします。別表第1の表の区分欄のうち、体育場の括弧書きの中の十和田市民センターの次に「及び八幡平市民センター」を加えるものです。  なお、利用料金については、現行の八幡平体育館と新しい八幡平市民センター体育場は同様の利用料金体系となっており、現行と変更はございません。  議案書のほうに戻っていただきまして、附則でありますが、第1項では施行期日を条例の公布の日から起算して3月を越えない範囲内において規則で定める日から施行するものとし、第2項では準備行為については、この条例の施行の日前においても行うことができるとしております。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 議案第64号をお開き願います。  議案第64号鹿角市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について。  鹿角市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所について、職員配置に係る特例を設けるとともに設備の基準を規定する等のため条例を改正するものです。  次のページをお願いいたします。  一部改正案でございます。あわせて議案資料15ページからの新旧対照表もごらんください。  今回の一部改正ですが、家庭的保育事業等における保育士の確保が困難な状況に対処するため、国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が改正され、保育士配置要件が弾力化されたことから、これに対応するもので、あわせて建築基準法施行令が改正され、避難用設備の構造要件が合理化されたことにより関連する条例の一部改正を行うものです。  なお、現在のところ市内では家庭的保育事業所等を運営しているところはございません。  それでは、議案資料15ページからの新旧対照表で説明いたしますので、ごらん願います。例によって下線の部分が今回の改正部分です。  第28条は小規模保育事業所A型の設置基準を規定したものです。第7号イの表中、4階以上の階の避難用の1の条文中、次のページ16ページになりますけれども、建築基準法施行令の改正に伴うもので括弧内は省略した下線の部分、「外気に向かって開くことのできる窓若しくは排煙設備を有する付室」を「付室」に改め、同条第3項第2号、第3号及び第9号を同条第3項第3号、第4号及び第10号に改めます。  第29条第3項及び第31条第3項中「又は看護師」を「、看護師又は准看護師」に改めます。これは小規模保育事業所A型、定員6人から19人までのミニ保育所になりますが、及びB型の職員配置基準について、保育士とみなすことができる職員として新たに准看護師を加えるものであります。  17ページをお願いします。  第43条は事業所内保育事業の設備基準を規定したもので、第8号イの表中、これは18ページになりますけれども、避難用の1の条文中の改正につきましても、先ほどの第28条と同様建築基準法施行令の改正に伴う改正となります。  第44条第3項及び第47条第3項中「又は看護師」を「、看護師又は准看護師」に改正するのも先ほどの第29条及び第31条と同様、職員の配置基準の見直しによるもので、こちらは事業所内保育事業に係るものとなります。  19ページをお願いします。  附則に追加する第6条から第9条までの4条につきましては、保育士の配置要件の特例について規定したものです。小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所における職員配置に係る特例について、新たに規定するもので、第7条では幼稚園教諭や小学校教諭等の免許を持つ者を保育士とみなすことができるほか、第8条及び第9条では、みなし保育士の配置数の特例を規定しております。  議案に戻っていただきまして、附則としてこの条例は公布の日から施行いたします。  以上です。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑を受けます。  初めに、議案第61号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第62号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第63号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第64号について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○12番(吉村アイ君) この条例の一部改正によって、例えば現在、この法令を使って開所したいという方がいるかどうかお尋ねいたします。 ○議長(田村富男君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 先ほども申し上げましたが、現在のところ家庭的保育事業所等を運営しているところはございませんけれども、今後やりたいというところがあるかということですが、今のところそういった社会福祉法人等からの相談等もございませんので、当分はないものと考えております。  また、待機児童等も今のところおりませんので、新たに開設する必要性というか、それも少ないのかなと考えております。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第65号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)から議案第68号平成28年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの4件を一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(安保一雄君) 補正予算書の1ページをお開きください。  議案第65号平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)です。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億9,207万4,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ166億5,295万5,000円とする。  第2項において、第1表歳入歳出予算補正を定めております。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  9ページ・10ページをお開きください。2の歳入であります。  13款2項2目5節老人福祉費補助金の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金3,824万7,000円は高齢者の介護予防教室や見守り、安否確認など支援活動の拠点となる6自治会館の改修費用に対する補助金で、1カ所当たり850万円を上限に交付されます。  同じく地域介護・福祉空間整備推進交付金530万3,000円は支援活動の拠点整備に取り組む5自治会の備品購入に対する補助金で、1カ所当たり300万円を上限に交付されます。  14款2項2目5節児童福祉費補助金の地域子供の未来応援交付金222万6,000円は子どもの貧困対策に関する交付金で、補助率は4分の3です。  4目2節農業振興費補助金の6次産業化ネットワーク活動交付金3,229万6,000円は豚肉の加工販売施設等の整備に対する補助金で、補助率は10分の3以内であります。  同じく元気な中山間農業応援事業費補助金1,816万7,000円は日本短角種の繁殖用雌牛の購入と加工販売施設の整備に対する補助金で、補助率は2分の1です。  同じく産地パワーアップ事業費補助金1,446万5,000円は国のTPP関連政策大綱に対応し、経営体がリースにより農業用機械を導入する場合において導入費用に対する補助金で、補助率は2分の1であります。  同じく農業経営体育成支援事業費補助金517万2,000円は人・農地プランに位置づけられた経営体が融資を活用して農業用機械等を取得する場合において取得費用に対する補助金で、補助率は10分の3です。  4節農地費補助金の多面的機能支払交付金189万3,000円は用排水路等の補修・更新に新規に取り組む3組織に対する交付金で、補助率は国2分の1、県4分の1です。  17款2項1目1節財政調整交付金繰入金7,166万6,000円は今回の補正財源として、また2目1節まちづくり基金繰入金3,570万円は6次産業化ネットワーク活動交付金の財源として繰り入れます。  11ページ・12ページをお開きください。  6目1節企業立地促進基金繰入金1,303万円は企業立地助成金の財源として繰り入れます。  19款5項2目1節弁償金142万5,000円は住宅使用料の着服に係る弁償金で、今月10日に弁済を受けたものであります。  13ページ・14ページをお開きください。  3の歳出です。  今回の補正の人件費ですが、平成27年度末の定年退職者以外の退職者分の減額と人事異動に伴う調整、共済費の負担率の変更に伴う調整などを行っております。  15ページ・16ページをお開きください。
     2款1項6目財産管理費の市有財産整備費240万6,000円は今後も活用する車庫部分の――失礼いたしました。旧消防庁舎の関係ですが、今後も活用する車庫部分の耐震診断を実施するための委託料と4月17日の暴風等で被害があった施設2件の補修工事を追加いたします。  次に、13目諸費の諸費一般振替補てん金142万6,000円は歳入の弁償金を住宅使用料に補填するものであります。  17ページ・18ページをお開きください。  2項1目共動推進費の自治会等コミュニティ活性化支援事業500万円は財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業助成金を活用して2自治会の会館備品の整備に対して補助するものであります。補助率は10分の10、1団体当たりの交付金額は250万円です。  21ページ・22ページをお開きください。  3款1項1目社会福祉総務費の地域福祉活動支援事業454万3,000円は障がい者等の病院への移送サービスに使用している車両が老朽していることから、コミュニティ助成事業助成金を活用してリフト式福祉車両を購入するものです。補助率は10分の10です。  3目老人福祉費の地域介護・福祉空間整備等事業4,355万円は27年度国の補正予算により高齢者の介護予防教室や見守りなど支援活動の拠点を整備するため、6自治会館の改修と5自治会の備品購入を支援するものです。補助率は10分の10です。  23ページ・24ページをお開きください。  2項1目児童福祉総務費の子供の未来応援地域ネットワーク形成事業296万9,000円は、子どもの貧困対策についてアンケート調査や課題の整理、ニーズ推計などを行い、平成32年度までの計画を策定するものであります。  29ページ・30ページをお開きください。  6款1項4目園芸振興費の平成28年度暴風害農業経営等復旧・再開支援対策事業849万3,000円は、4月17日の暴風により被災した33経営体の農業用パイプハウス等の復旧に要する経費を市単独で支援するものであります。補助率は2分の1です。  31ページ・32ページをお開きください。  6目農業経営基盤強化促進対策費の農地集積促進事業1,963万7,000円、経営体育成支援事業費補助金については、人・農地プランに位置づけられた3経営体等の融資利活用により農業用機械等の取得費用を補助するものであります。補助率は10分の3です。  また、産地パワーアップ事業費補助金については、国のTPP関連政策大綱に対応し、1法人の農業用機械のリースによる導入費用を助成、支援します。補助率は2分の1です。  同じくアグリビジネス支援事業6,808万7,000円は6次産業化に向け、1法人の豚肉の自社カット方式導入、熟成肉の製造・販売施設の整備を支援するものです。補助率は国10分の3以内、市10分の2であります。  10目畜産振興費の鹿角牛生産振興対策事業2,262万8,000円は1法人と2農家の繁殖用雌牛の購入を支援するほか、1法人の加工販売施設の増築と設備導入を支援するものです。補助率は繁殖用雌牛購入については2分の1、施設整備等については県が2分の1、市4分の1であります。  33ページ・34ページをお開きください。  7款1項2目商工振興費の企業立地促進事業1,303万円は、事業の高度化に取り組む2事業所に対する企業立地助成金の追加であります。  2項2目観光振興費の観光宣伝推進事業90万1,000円は、葛飾区との交流を推進するため同区が開催を予定している物産展等に出展するための委託料等を追加するものです。  同じく外国人観光客誘客推進事業133万6,000円は、台湾において県及び他市町村と合同で観光PRと誘客活動等を実施するため、トップセールスに係る委託料等を追加するものであります。  35ページ・36ページをお開きください。  8款2項2目道路橋りょう維持費の道路橋りょう維持管理費7,129万9,000円は、舗装路面等の維持を図るため道路補修工事費等を追加します。  43ページ・44ページをお開きください。  10款6項2目体育振興費のスキーと駅伝のまちづくり事業180万円は、全国ジュニアサマーノルディックスキー大会のコンバインド競技において大会指定のローラースキーを購入するものであります。  45ページ・46ページをお開きください。  3目体育施設費の体育施設整備事業327万3,000円は、シーズン終了後の点検で補修が必要となった水晶山スキー場第一ペアリフト山頂監視室の補修工事費等を追加いたします。  13款1項2目分収造林費の川島分収造林事業665万4,000円は森林総合研究所との分収契約による造林事業において、当初計画していた施業区域の一部変更や伐り捨て間伐の追加に伴う委託料等の追加で、森林総合研究所からの事業受託収入10分の10で実施するものです。  以上で、一般会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(児玉 晃君) それでは、49ページをお開き願います。議案第66号です。  平成28年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ327万6,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ41億7,837万6,000円とする。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  それでは事項別明細により説明いたします。55・56ページをお願いします。  歳入ですが、3款2項国庫補助金の1目財政調整交付金は平成30年度からの国保改革に向けての準備のため、庁内システムの改修が必要であり、その費用について特別財政調整交付金が交付されるものです。  9款1項1目一般会計繰入金、その下の11款3項5目雑入の雇用保険料納付金は人件費の調整によるものです。  次の57・58ページをお願いします。  続いて歳出ですが、1款1項1目一般管理費は人事異動に伴う職員人件費の調整のほか、コード105のシステム改修業務委託料518万4,000円は歳入でも説明しました国保改革に向けてのシステム改修費用を追加するものです。  2項1目賦課徴収費は人件費の調整であります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 60ページ、議案第67号をお開きください。  平成28年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ301万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ43億1,582万9,000円とする。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  補正の詳細につきましては、事項別明細書により説明いたします。66・67ページをお開き願います。  歳入ですが、3款2項4目、5款2項2目の地域支援事業交付金、7款1項3目地域支援事業繰入金の追加は歳出の成年後見制度利用支援事業報酬助成扶助費の追加によるものでございます。  これ以外の減額及び追加は、いずれも人事異動に伴う人件費の調整によるものでございます。  70ページ・71ページをお願いします。  歳出ですが、1款1項1目一般管理費から次のページの上段、3款1項2目の一般介護予防事業費までは、いずれも定期人事異動に伴う人件費等の調整によるものでございます。  3款2項1目包括的支援事業費ですが、地域包括支援センター運営事業の成年後見制度利用支援事業報酬助成扶助費について、市長申し立て等による家庭裁判所が決定した成年後見人への報酬助成扶助費を新たに2名分追加するものでございます。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(山口達夫君) 75ページをお開き願います。  議案第68号  鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額にそれぞれ469万2,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ9億8,863万8,000円とする。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成28年5月27日提出。鹿角市長。  補正予算書の81ページ・82ページをお開き願います。  歳入でありますが、4款1項1目一般会計繰入金は定期人事異動に伴います人件費の増による増額補正によるものであります。  次に、83ページ・84ページをお開き願います。  歳出でありますが、1款1項1目の2節から4節は職員1名の増による人件費の調整で、7節賃金は事務補助員にかかわります手当の増によるものであります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑を受けます。  初めに、議案第65号について質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○12番(吉村アイ君) 済みません。議長、65号、全部でいいですね。 ○議長(田村富男君) はい。65号一つ、全部です。 ○12番(吉村アイ君) 23ページの3款民生費についてお尋ねいたします。  子どもの、13委託料の270万、子どもの未来応援地域ネットワーク形成事業のことなんですけども、これ先ほどの説明で貧困対策ということで、子どもの貧困対策事業で32年度までにアンケートとかいろいろ調査して、その計画を、32年度までの計画を立てるということなんですけども、これは今年度、28年度から32年までですかっていうことと、あとこのことはいろいろ奨学金のこととかいろいろなことが、このアンケートとか調査したことによって奨学金制度とかいろんなことにかかわってくると思うんですけども、この32年度までの調査をするのは大体どのくらいでこの調査をやるのか。その期間と、それから今年度からやるかどうかっていう、28年度から32年の5年間かどうか、そこのところをお尋ねいたします。 ○議長(田村富男君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) この計画策定ですけれども、アンケート調査等は今年度中に行いまして、計画策定も今年度中に策定いたします。期間を、開始が29年度からになると思いますが、29年度から32年度までというふうな予定で今のところ考えております。ですので、いろんなアンケート調査は年度内に業者のほうに委託しながら実施する予定でございます。 ○議長(田村富男君) 吉村アイ君。 ○12番(吉村アイ君) この問題は鹿角市では余り話は聞こえてきませんけども、全国的にこの貧困問題はいろいろ問題になってきてると思います。今1年をかけて計画を練ったり、あといろいろアンケートする、調査をするっていうことなんですけども、この1年の間にいろんな事例が出てくると思いますけども、そのことについてはどういうふうに対処するかお尋ねいたします。 ○議長(田村富男君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 計画策定中にそういう事案が出た場合にどうするかということでよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)それに関しましては、現在も子どもに限らず生活困窮者自立支援とかの関係で相談窓口を開設して相談に応じてますし、あと家庭相談員等が随時相談に応じておりますので、適宜適切に対応していきたいなと考えております。  この計画に関しましては、これまでどちらというと福祉部門だけだったものを、教育部門とかそういったところまでネットワークを広げて幅広く対応していくということが狙いとなっておりますので、そういった形でこれまでとちょっと違った対応をしていくということが狙いとなっております。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第66号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第67号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認めます。  次に、議案第68号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。     午前11時26分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時27分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(田村富男君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。
     議案第57号字の区域の変更についてから議案第68号平成28年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの議案12件及び請願1件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第6 議員派遣の件 ○議長(田村富男君) 次に、日程第6、議員派遣の件についてを議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  なお、明28日から6月8日までは議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時28分 散会             平成28年 第4回鹿角市議会定例会               議案及び請願・陳情付託表                             (平成28年5月27日提出) 1.常任委員会  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │議案第57号 字の区域の変更について                    │  │常任委員会 │議案第61号 鹿角市公告式条例の一部改正について              │  │      │議案第62号 鹿角市支所設置条例の一部改正について             │  │      │議案第65号 平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中        │  │      │       条文                             │  │      │       歳入全款                           │  │      │       歳出 1款議会費 2款1項総務管理費 5項選挙費       │  │      │          6項統計調査費 7項監査委員費 9款消防費       │  │      │          13款諸支出金                     │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │議案第63号 鹿角市市民センター条例の一部改正について           │  │常任委員会 │議案第64号 鹿角市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の│  │      │一部改正について                              │  │      │議案第65号 平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中        │  │      │       歳出 2款2項市民共動費 3項徴税費 4項戸籍住民基本台帳費 │  │      │          3款民生費 4款衛生費 7款1項3目消費者行政推進費  │  │      │          10款教育費                      │  │      │議案第66号 平成28年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) │  │      │議案第67号 平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   │  │      │28請願第1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるため│  │      │の、2017年度政府予算に係る意見書採択に関する請願            │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │議案第58号 財産の取得について                      │  │常任委員会 │議案第59号 市道路線の認定について                    │  │      │議案第60号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れの変更について       │  │      │議案第65号 平成28年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)中        │  │      │       歳出 5款労働費 6款農林水産業費 7款1項1目商工総務費  │  │      │          2目商工振興費 2項観光費 8款土木費         │  │      │議案第68号 平成28年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)    │  └──────┴──────────────────────────────────────┘ 2.委員会の開催日時及び場所  ┌────────────┬──────────────────┬─────────────┐  │委 員 会 名     │開  催  日  時        │場     所      │  ├────────────┼──────────────────┼─────────────┤  │総務財政常任委員会   │6月13日(月) 午前10時    │第2委員会室       │  │            │6月14日(火) 午前10時    │             │  │            │6月15日(水) 午前10時    │             │  ├────────────┼──────────────────┼─────────────┤  │教育民生常任委員会   │6月13日(月) 午前10時    │全員協議会室       │  │            │6月14日(火) 午前10時    │             │  │            │6月15日(水) 午前10時    │             │  ├────────────┼──────────────────┼─────────────┤  │産業建設常任委員会   │6月13日(月) 午前10時    │第3委員会室       │  │            │6月14日(火) 午前10時    │             │  │            │6月15日(水) 午前10時    │             │  └────────────┴──────────────────┴─────────────┘...