鹿角市議会 2000-12-12 平成12年第7回定例会(第3号12月12日)
しかしながら、国庫補助事業を活用して設置した施設なるがゆえの制約、家主である千代田生命保険相互会社に対する賃借料や株式会社東邦興産とのレストラン及びショップの運営業務委託契約にかかわるテナント料の金額の設定など管理運営経費等に課題を抱えているのも事実でございます。
しかしながら、国庫補助事業を活用して設置した施設なるがゆえの制約、家主である千代田生命保険相互会社に対する賃借料や株式会社東邦興産とのレストラン及びショップの運営業務委託契約にかかわるテナント料の金額の設定など管理運営経費等に課題を抱えているのも事実でございます。
次に、鹿角ピア、アンテナショップの経営状況についてでありますが、鹿角ピアのレストラン部門は、昨年の10月22日から、本市出身者が経営する株式会社「東邦興産」が経営を引き継ぎ、店名を「秋田鹿角屋」に変え、居酒屋風レストランとして再出発したところであります。
アンテナショップ鹿角ピアにつきましては、運営業務を委託契約した株式会社東邦興産が店内を一部改装し、店名を秋田鹿角屋として10月22日再オープンしましたが、オープニングセールの宣伝効果もあり、初日の利用者 378人で、3日間の利用者 1,176人と大盛況の利用状況にありました。その後も1日平均約 140人以上の利用客が続き、店舗内に移設した物産販売コーナーも好評と報告を受けております。
そのため、経営を受託する株式会社東邦興産では、関連の食材仕入れ会社を通じ、よい食材については系列店9店舗での使用も検討していくと前向きな姿勢にあることから、本市地域食材の消費拡大につながるものと期待しております。さらに、物産品の販売については民芸品の展示にも関心を示しており、物産品のPRを兼ねながら展示することとしており、販路拡大につながるものと期待しております。
それから、新しい会社の経営者でございますが、株式会社東邦興産代表取締役社長内堀修吾氏、51歳でございます。本社は東京都小平市美園町2の19の22番地。内堀氏は鹿角市八幡平谷内出身の方でございまして、ふるさと大使の経験者でもございます。現在資本金は 8,000万円でございまして、東邦グループ店舗としましては、都内に飲食店9店舗、さらにそれに物流等を供給します物流会社が関連会社3社ございます。