由利本荘市議会 2006-09-08 09月08日-03号
05年産米価格は過去最安値を更新し続け、全国米穀取引・価格形成センターの指標価格(全産地品種銘柄平均)は12月の入札でも60キログラム当たり1万5,145円でありました。作況指数は101でありましたが、過剰分は集荷円滑化対策や政府の備蓄米買い入れ等で隔離しており、需給は均衝しているはずであります。
05年産米価格は過去最安値を更新し続け、全国米穀取引・価格形成センターの指標価格(全産地品種銘柄平均)は12月の入札でも60キログラム当たり1万5,145円でありました。作況指数は101でありましたが、過剰分は集荷円滑化対策や政府の備蓄米買い入れ等で隔離しており、需給は均衝しているはずであります。
全国米穀取引・価格形成センターの11月25日の公表によりますと、今年度、県内産あきたこまちの平均落札価格は1万4,950円、前年同期に比べて5.7%減の896円を下回り、歯どめがかからない情勢であります。 また、来年度の生産目標数量、秋田県分は49万7,290トンで、前年比5,380トン減、面積に換算しますと約900ヘクタールとなる。
米価格形成センターの四月に行われた入札の平均落札価格は六十キロで一万五千三百六十八円と、二年続きの不作であるにもかかわらず米価が下落する事態が今も続いております。米が余っているから安値なのかというとそうでもありません。政府の需給見通しでもことし六月末の在庫量は民間も含めて二百六十六万トン、一日当たりの米消費量が二万四千トンですから十月二十日には在庫がゼロになる計算です。
これは田植え期以降の気温がおおむね高温であったため、出穂最盛期が平年より四日早い八月二日となったことや、出穂期以降の天候もおおむね良好に経過したことから、一部に倒伏や肥料切れ等が見られるものの「やや良」と発表されたところであり、稲作農家にとっては明るい出来秋が予想されておりますが、一方、価格に目を転じますと、去る八月二十九日に行われた自主流通米価格形成センターの第二回入札価格は、加重平均で前年同期に
昨年六月には、自主米価格形成センターでの入札価格の値幅制限が廃止になり、五月二十八日実施の十年産自主流通米の第十一回入札では、県産あきたこまちは一俵一万七千五百九十九円にまで下げてきており、まさに米の輸入自由化が米価の下落に拍車をかけてきております。こうした中で、国は昨年から新たな米政策として稲作経営安定対策が、いわゆる自主米価格の補てん対策として実施されました。
自主流通米の価格形成においては、価格形成センターとして法律に位置づけられ、米価決定における政治関与も排除するというねらいも感じられるところであります。第四点は、原理規制から規制の緩和、競争原理の導入を図ろうとするものであります。