鹿角市議会 2011-12-06 平成23年第6回定例会(第2号12月 6日)
市日も開かれ、農家や商人が食料品や衣類、日用雑貨等販売するための往来が盛んであったほか、不老倉鉱山から小坂鉱業所との間に索道が設置され、手前の来満鉱山からはトラック輸送が行われていたと記録されております。
市日も開かれ、農家や商人が食料品や衣類、日用雑貨等販売するための往来が盛んであったほか、不老倉鉱山から小坂鉱業所との間に索道が設置され、手前の来満鉱山からはトラック輸送が行われていたと記録されております。
商人の考えとして、現在地からの移転はまちに大きな影響があり、できれば現在地での建てかえをと願っておりました。まちの方々の陳情、委員会採決を本会議で逆転可決。しかしながら、数年後、土地代が高いからと当初から予定の現在地に計画どおりに決定いたしました。その間、いつの間にか反対の声はなくなりました。しかし、1日に2,000人前後の人の出入りがある病院の移転は大きな影響が予想されます。
現在、この町通りに面して多くの出店者、商人が営業をするようになってきました。反面、市場内の出店マスは空いている現象が起きております。定期市場の管理、運営面においても、少しでも鹿角市の目指す「共動」の理念がここでも理解され、実践されることを望むものでありますが、この状況は、まちの日、市場の運営支障が起こっていないものかどうか。
鹿角市の中心市街地である花輪地区は、尾去沢鉱山の繁栄を背景に、行政組織、商店街の集積、商人宿などが街道沿いに栄え、鹿角市の経済、文化などの活動の中心として、「まちの顔」の役割を果たしてきた。
また、市内観光イベント等につきましては、正月2日の大日堂舞楽を皮切りに、2月3日から4日の花っこ市、2日から3日の第2回毛馬内冬の商人まつり、10日から11日の大湯温泉雪祭りなど、冬期イベントが開催され、いずれも盛会裏に終了いたしております。
とりわけ観光イベントにつきましては、花っこ市、毛馬内商人祭り、大湯温泉雪祭り、毛馬内北の盆2000、古代縄文フェスティバル、だんぶり長者祭り、メルヘン鹿角フェスティバルなど四季を通じて開催されており、これらの観光イベントのほとんどは地域の方々みずからが企画、運営をしており、観光客の誘客はもちろんのこと、地域が一体となっての取り組みにより、地域の活性化にも大きく寄与しているものと考えております。
こうした背景から、元気な商店街を目指し、イベント実施による街のにぎわいを基本理念に昨年夏以降、鹿角市商工会及び十和田商工会との協議を重ね、これまで2月の「冬の商人まつり」、春を呼ぶ「花っこ市」、5月の「歩行者天国」の実施と、いずれも地元商店街関係者の熱意もあり所期の目的を達成したものと受けとめております。
また、「毛馬内商人まつり」が十和田地区の42歳厄払いにあわせて開催されております。イベントは2日間にわたり実施され、地区の40店舗が協賛した「まける市」、ヒップスキー、どんと焼、雪上綱引きなどが行われ、多数の市民でにぎわったと伺っております。
そういったことで金を出せばいいということではなくて、やはりでも効果ある施策としてイベントがあるよというふうなことで、花っこ市の問題とか、十和田の商工会の冬の商人(あきんど)祭りとか、そういった形で新たな取り組みをさせていただいておるというようなことで、これもひとつこれから今後続けていって対外的に認知していただけるように、地域に誘客が図れるように頑張っていきたいと、こう思っていますので。
花輪ばやしもそうですが、伝統は今のところ、その商人たち初め地域に住んで生活している人たちが中心で成り立っております。資金的にも人材的にでもあります。その町が廃れることによって、地域の文化そのものが破壊されるのではないかと危惧するものであります。例えば、どこか民家を買い上げ、改造するとかででもよいかと思います。